JPH0882657A - 集積回路装置の試験装置およびその試験方法 - Google Patents
集積回路装置の試験装置およびその試験方法Info
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- JPH0882657A JPH0882657A JP6218852A JP21885294A JPH0882657A JP H0882657 A JPH0882657 A JP H0882657A JP 6218852 A JP6218852 A JP 6218852A JP 21885294 A JP21885294 A JP 21885294A JP H0882657 A JPH0882657 A JP H0882657A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プローブと試験対象であるデバイスのパッド
との接触状態を容易かつ確実に検出可能な集積回路装置
の試験装置およびその試験方法を提供する。 【構成】 導電性電極1a〜1cからなる第1のダミー
用パッド部1と、互いに抵抗値の異なる抵抗2a〜2c
からなる第1の抵抗部2と、導電性電極3a〜3cから
なる第2のダミー用パッド部3と、互いに抵抗値の異な
る抵抗4a〜4cからなる第2の抵抗部4と、第1の抵
抗部2と第2の抵抗部4とを接続する接続部5からな
り、第1のダミー用パッド部1と第2のダミー用パッド
部3にプローブを接触させ、このプローブ間の抵抗値に
よりパッドとプローブの接触状態の良否判定を行なう。
との接触状態を容易かつ確実に検出可能な集積回路装置
の試験装置およびその試験方法を提供する。 【構成】 導電性電極1a〜1cからなる第1のダミー
用パッド部1と、互いに抵抗値の異なる抵抗2a〜2c
からなる第1の抵抗部2と、導電性電極3a〜3cから
なる第2のダミー用パッド部3と、互いに抵抗値の異な
る抵抗4a〜4cからなる第2の抵抗部4と、第1の抵
抗部2と第2の抵抗部4とを接続する接続部5からな
り、第1のダミー用パッド部1と第2のダミー用パッド
部3にプローブを接触させ、このプローブ間の抵抗値に
よりパッドとプローブの接触状態の良否判定を行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積回路装置の電気的
特性を評価する際等にプローブと集積回路装置のパッド
との接触状態を検出する集積回路装置の試験装置および
その試験方法に関するものである。
特性を評価する際等にプローブと集積回路装置のパッド
との接触状態を検出する集積回路装置の試験装置および
その試験方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、TEG(Test Element Group)
等を用いて集積回路装置の電気的特性を評価する場合、
その集積回路装置のパッド間にプローブを接触させて試
験を行なっている。このとき、パッドに付いたプローブ
の跡を目視することにより、その接触位置や押圧等の接
触状態が適当か否かを判断していた。
等を用いて集積回路装置の電気的特性を評価する場合、
その集積回路装置のパッド間にプローブを接触させて試
験を行なっている。このとき、パッドに付いたプローブ
の跡を目視することにより、その接触位置や押圧等の接
触状態が適当か否かを判断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のように、パ
ッドとプローブの接触状態を目視にて判断するのでは精
度が悪く、パッドとプローブの接触不良等が発生し易
い。
ッドとプローブの接触状態を目視にて判断するのでは精
度が悪く、パッドとプローブの接触不良等が発生し易
い。
【0004】本発明は、パッドとプローブの接触状態を
容易かつ確実に知ることのできる集積回路装置の試験装
置およびその試験方法を提供することを目的としてい
る。
容易かつ確実に知ることのできる集積回路装置の試験装
置およびその試験方法を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の導電性
電極からなる第1のパッド部と、一端が上記第1のパッ
ド部の各導電性電極にそれぞれ接続した互いに抵抗値の
異なる複数の抵抗からなる第1の抵抗部と、複数の導電
性電極からなる第2のパッド部と、一端が上記第2のパ
ッド部の各導電性電極にそれぞれ接続した互いに抵抗値
の異なる複数の抵抗からなる第2の抵抗部と、上記第1
の抵抗部の各抵抗の他端と上記第2の抵抗部の各抵抗の
他端とを接続する接続部とを設けることにより、上記課
題を解決するものである。
電極からなる第1のパッド部と、一端が上記第1のパッ
ド部の各導電性電極にそれぞれ接続した互いに抵抗値の
異なる複数の抵抗からなる第1の抵抗部と、複数の導電
性電極からなる第2のパッド部と、一端が上記第2のパ
ッド部の各導電性電極にそれぞれ接続した互いに抵抗値
の異なる複数の抵抗からなる第2の抵抗部と、上記第1
の抵抗部の各抵抗の他端と上記第2の抵抗部の各抵抗の
他端とを接続する接続部とを設けることにより、上記課
題を解決するものである。
【0006】なお、上記第1のパッド部および上記第2
のパッド部は、1つの導電性電極と、この導電性電極を
取り囲むように配設した1つ以上の導電性電極とからな
ることが好ましい。
のパッド部は、1つの導電性電極と、この導電性電極を
取り囲むように配設した1つ以上の導電性電極とからな
ることが好ましい。
【0007】また、本発明は、複数の導電性電極からな
る第1のパッド部と、一端が上記第1のパッド部の各導
電性電極にそれぞれ接続した互いに抵抗値の異なる複数
の抵抗からなる第11の抵抗部と、複数の導電性電極か
らなる第2のパッド部と、一端が上記第2のパッド部の
各導電性電極にそれぞれ接続した互いに抵抗値の異なる
複数の抵抗からなる第2の抵抗部と、上記第1の抵抗の
他端と上記第2の抵抗の他端とを接続する接続部とを有
する集積回路装置の試験装置に対し、上記第1のパッド
部と上記第2のパッド部のそれぞれにプローブを接触さ
せ、上記第1のパッド部と上記第2のパッド部との間の
抵抗値を測定し、この測定された抵抗値に基づいて上記
第1のパッド部および上記第2のパッド部と上記プロー
ブとの接触状態を検出するようにして、上記課題を解決
するものである。
る第1のパッド部と、一端が上記第1のパッド部の各導
電性電極にそれぞれ接続した互いに抵抗値の異なる複数
の抵抗からなる第11の抵抗部と、複数の導電性電極か
らなる第2のパッド部と、一端が上記第2のパッド部の
各導電性電極にそれぞれ接続した互いに抵抗値の異なる
複数の抵抗からなる第2の抵抗部と、上記第1の抵抗の
他端と上記第2の抵抗の他端とを接続する接続部とを有
する集積回路装置の試験装置に対し、上記第1のパッド
部と上記第2のパッド部のそれぞれにプローブを接触さ
せ、上記第1のパッド部と上記第2のパッド部との間の
抵抗値を測定し、この測定された抵抗値に基づいて上記
第1のパッド部および上記第2のパッド部と上記プロー
ブとの接触状態を検出するようにして、上記課題を解決
するものである。
【0008】なお、上記第1のパッド部および上記第2
のパッド部と上記プローブとの接触状態は、上記第1の
パッド部および上記第2のパッド部に対する上記プロー
ブの接触位置および押圧であることが望ましい。
のパッド部と上記プローブとの接触状態は、上記第1の
パッド部および上記第2のパッド部に対する上記プロー
ブの接触位置および押圧であることが望ましい。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0010】図1において、1は導電性電極1a,1b
および1cからなる第1のダミー用パッド部で、導電性
電極1a〜1cはそれぞれ互いに非接触状態で、導電性
電極1aを取り囲むように導電性電極1bを配設し、さ
らに導電性電極1bを取り囲むように導電性電極1cを
配設してある。2は一端が第1のダミー用パッド部1の
各導電性電極1a〜1cにそれぞれ接続した互いに抵抗
値の異なる抵抗2a,2bおよび2cからなる第1の抵
抗部である。本例では、抵抗2aの抵抗値を100Ω、
抵抗2bの抵抗値を200Ω、抵抗2cの抵抗値を40
0Ωとする。3は導電性電極3a,3bおよび3cから
なる第2のダミー用パッド部で、導電性電極3a〜3c
はそれぞれ互いに非接触状態で、導電性電極3aを取り
囲むように導電性電極3bを配設し、さらに導電性電極
3bを取り囲むように導電性電極3cを配設してある。
4は一端が第2のダミー用パッド部3の各導電性電極3
a〜3cにそれぞれ接続した互いに抵抗値の異なる抵抗
4a,4bおよび4cからなる第2の抵抗部である。本
例では、抵抗4aの抵抗値を100Ω、抵抗4bの抵抗
値を200Ω、抵抗4cの抵抗値を400Ωとする。5
は第1の抵抗部2の各抵抗2a〜2cの他端と第2の抵
抗部4の各抵抗4a〜4cの他端とを接続するアルミ等
からなる接続部である。6a,6b,…および7a,7
b,…は試験対象であるデバイスの試験用パッドであ
り、パッド6a,6b,…はパッド7a,7b,…とそ
れぞれ対応している。第1のダミー用パッド部1の中心
と第2のダミー用パッド部3の中心との間隔は、上記各
試験用パッドのうち対応しているパッドの各中心の間隔
と等しく配設してある。なお、上記各要素は半導体ウェ
ハ上のTEG部に形成されている。
および1cからなる第1のダミー用パッド部で、導電性
電極1a〜1cはそれぞれ互いに非接触状態で、導電性
電極1aを取り囲むように導電性電極1bを配設し、さ
らに導電性電極1bを取り囲むように導電性電極1cを
配設してある。2は一端が第1のダミー用パッド部1の
各導電性電極1a〜1cにそれぞれ接続した互いに抵抗
値の異なる抵抗2a,2bおよび2cからなる第1の抵
抗部である。本例では、抵抗2aの抵抗値を100Ω、
抵抗2bの抵抗値を200Ω、抵抗2cの抵抗値を40
0Ωとする。3は導電性電極3a,3bおよび3cから
なる第2のダミー用パッド部で、導電性電極3a〜3c
はそれぞれ互いに非接触状態で、導電性電極3aを取り
囲むように導電性電極3bを配設し、さらに導電性電極
3bを取り囲むように導電性電極3cを配設してある。
4は一端が第2のダミー用パッド部3の各導電性電極3
a〜3cにそれぞれ接続した互いに抵抗値の異なる抵抗
4a,4bおよび4cからなる第2の抵抗部である。本
例では、抵抗4aの抵抗値を100Ω、抵抗4bの抵抗
値を200Ω、抵抗4cの抵抗値を400Ωとする。5
は第1の抵抗部2の各抵抗2a〜2cの他端と第2の抵
抗部4の各抵抗4a〜4cの他端とを接続するアルミ等
からなる接続部である。6a,6b,…および7a,7
b,…は試験対象であるデバイスの試験用パッドであ
り、パッド6a,6b,…はパッド7a,7b,…とそ
れぞれ対応している。第1のダミー用パッド部1の中心
と第2のダミー用パッド部3の中心との間隔は、上記各
試験用パッドのうち対応しているパッドの各中心の間隔
と等しく配設してある。なお、上記各要素は半導体ウェ
ハ上のTEG部に形成されている。
【0011】第1のダミー用パッド部1と第2のダミー
用パッド部3にそれぞれプローブ(図示せず。)を接触
させて、そのパッド間の抵抗値を測定し、その抵抗値に
基づいてパッドとプローブとの接触状態を検出する。各
プローブは抵抗値測定手段(図示せず。)に接続してあ
る。
用パッド部3にそれぞれプローブ(図示せず。)を接触
させて、そのパッド間の抵抗値を測定し、その抵抗値に
基づいてパッドとプローブとの接触状態を検出する。各
プローブは抵抗値測定手段(図示せず。)に接続してあ
る。
【0012】つぎに、図2のフローチャートに沿って試
験方法について説明する。
験方法について説明する。
【0013】まず、各プローブを何にも接触していない
オープン状態にして、短絡しているか否かのチェックを
行なう(ステップA)。
オープン状態にして、短絡しているか否かのチェックを
行なう(ステップA)。
【0014】ステップAにて短絡していないと判定すれ
ば、つぎに、第1のダミー用パッド部1と第2のダミー
用パッド部3に上記各プローブをそれぞれ手動にて接触
させ、パッド間の抵抗値を測定する(ステップB)。
ば、つぎに、第1のダミー用パッド部1と第2のダミー
用パッド部3に上記各プローブをそれぞれ手動にて接触
させ、パッド間の抵抗値を測定する(ステップB)。
【0015】図3にプローブと第1のダミー用パッド部
1および第2のダミー用パッド部3との接触状態および
各接触状態におけるパッド間の抵抗値を示す。
1および第2のダミー用パッド部3との接触状態および
各接触状態におけるパッド間の抵抗値を示す。
【0016】例えば、第1のダミー用パッド部1では導
電性電極1aにのみプローブが接触し、第2のダミー用
パッド部3では導電性電極3aにのみプローブが接触し
ている場合は、プローブ間で抵抗2aと抵抗4aが直列
接続した状態となり、プローブ間の抵抗値は200Ωと
なる。
電性電極1aにのみプローブが接触し、第2のダミー用
パッド部3では導電性電極3aにのみプローブが接触し
ている場合は、プローブ間で抵抗2aと抵抗4aが直列
接続した状態となり、プローブ間の抵抗値は200Ωと
なる。
【0017】また、プローブの押圧が強すぎた場合等、
1つのプローブが複数の導電性電極に接触してしまう場
合がある。例えば、第1のダミー用パッド部1では導電
性電極1aにのみプローブが接触し、第2のダミー用パ
ッド部3では導電性電極3aと3bにプローブが接触し
た場合は、プローブ間に抵抗4aと抵抗4bとの並列接
続に抵抗2aが直列に接続した状態となり、プローブ間
の抵抗値は167Ωとなる。
1つのプローブが複数の導電性電極に接触してしまう場
合がある。例えば、第1のダミー用パッド部1では導電
性電極1aにのみプローブが接触し、第2のダミー用パ
ッド部3では導電性電極3aと3bにプローブが接触し
た場合は、プローブ間に抵抗4aと抵抗4bとの並列接
続に抵抗2aが直列に接続した状態となり、プローブ間
の抵抗値は167Ωとなる。
【0018】このように、プローブと第1のダミー用パ
ッド部1および第2のダミー用パッド部3との接触状態
により、プローブ間の抵抗値がそれぞれ異なるようにな
っている。
ッド部1および第2のダミー用パッド部3との接触状態
により、プローブ間の抵抗値がそれぞれ異なるようにな
っている。
【0019】つぎに、ステップBにおいて測定した抵抗
値が120Ω以上450Ω以下か否かを判定する(ステ
ップC)。
値が120Ω以上450Ω以下か否かを判定する(ステ
ップC)。
【0020】ここで抵抗値が120Ω以上450Ω以下
の範囲内であれば、プローブとパッドとの接触状態が良
であると判定する。
の範囲内であれば、プローブとパッドとの接触状態が良
であると判定する。
【0021】一方、抵抗値が120Ω以上450Ω以下
の範囲外であれば、プローブとパッドとの接触状態が不
良であると判定する。具体的には、抵抗値が450Ω以
上の場合は主として接触位置の不良に起因し、120Ω
以下の場合は主としてプローブの押圧が大きいことに起
因する。すなわち、図3に示したように、第1のダミー
用パッド部1においてプローブが導電性電極1cのみに
接触している状態、または第2のダミー用パッド部3に
おいてプローブが導電性電極3cのみに接触している状
態のように、プローブがダミー用パッド部の一番外側の
導電性電極にのみ接触している状態ではパッド間の抵抗
値が450Ω以上となり、プローブの押圧が強すぎて、
プローブが第1のダミー用パッド部1の導電性電極1a
〜1cのすべて、および第2のダミー用パッド部3の導
電性電極3a〜3cのすべてに接触している状態では抵
抗値が120Ω以下となる。
の範囲外であれば、プローブとパッドとの接触状態が不
良であると判定する。具体的には、抵抗値が450Ω以
上の場合は主として接触位置の不良に起因し、120Ω
以下の場合は主としてプローブの押圧が大きいことに起
因する。すなわち、図3に示したように、第1のダミー
用パッド部1においてプローブが導電性電極1cのみに
接触している状態、または第2のダミー用パッド部3に
おいてプローブが導電性電極3cのみに接触している状
態のように、プローブがダミー用パッド部の一番外側の
導電性電極にのみ接触している状態ではパッド間の抵抗
値が450Ω以上となり、プローブの押圧が強すぎて、
プローブが第1のダミー用パッド部1の導電性電極1a
〜1cのすべて、および第2のダミー用パッド部3の導
電性電極3a〜3cのすべてに接触している状態では抵
抗値が120Ω以下となる。
【0022】ステップCにおいてプローブとパッドとの
接触状態が不良であると判定した場合は測定を停止し、
プローブの位置,押圧等を調整して(ステップD)、再
度、上記ダミー用パッド部を用いてパッド間の抵抗値を
測定する(ステップB)。
接触状態が不良であると判定した場合は測定を停止し、
プローブの位置,押圧等を調整して(ステップD)、再
度、上記ダミー用パッド部を用いてパッド間の抵抗値を
測定する(ステップB)。
【0023】ステップCにおいてプローブとパッドとの
接触状態が良であると判定した場合は、つぎに、上記半
導体ウェハを搭載したステージ(図示せず。)を移動さ
せ、試験対象であるデバイスの試験用パッドとプローブ
とを接触させて上記デバイスの電気的特性等の試験を行
なう(ステップE)。
接触状態が良であると判定した場合は、つぎに、上記半
導体ウェハを搭載したステージ(図示せず。)を移動さ
せ、試験対象であるデバイスの試験用パッドとプローブ
とを接触させて上記デバイスの電気的特性等の試験を行
なう(ステップE)。
【0024】上記接触状態が良の場合はプローブの接触
位置が上記ダミー用パッド部の中心寄りで、プローブの
押圧も適当であるということである。上記各ダミー用パ
ッド部の中心の間隔と上記試験用パッドの各パッドの中
心の間隔とは等しいので、上記ダミー用パッド部におい
てプローブの接触状態が良ければ、上記試験用パッドに
おいてもプローブとパッドの接触状態は良となる。
位置が上記ダミー用パッド部の中心寄りで、プローブの
押圧も適当であるということである。上記各ダミー用パ
ッド部の中心の間隔と上記試験用パッドの各パッドの中
心の間隔とは等しいので、上記ダミー用パッド部におい
てプローブの接触状態が良ければ、上記試験用パッドに
おいてもプローブとパッドの接触状態は良となる。
【0025】上記試験が終了したら、上記試験用パッド
とプローブとの接触を解除し、上記ステージを移動さ
せ、上記ダミー用パッド部とプローブとを接触可能な状
態とし、ステップBおよびCと同様に、上記ダミー用パ
ッドとプローブとをそれぞれ手動にて接触させ、そのパ
ッド間の抵抗値を測定し(ステップF)、プローブとパ
ッドとの接触状態の良否判定を行なう(ステップG)。
とプローブとの接触を解除し、上記ステージを移動さ
せ、上記ダミー用パッド部とプローブとを接触可能な状
態とし、ステップBおよびCと同様に、上記ダミー用パ
ッドとプローブとをそれぞれ手動にて接触させ、そのパ
ッド間の抵抗値を測定し(ステップF)、プローブとパ
ッドとの接触状態の良否判定を行なう(ステップG)。
【0026】ここで、接触状態が不良であると判定した
場合は測定を停止し、上記の場合と同様に、プローブの
位置,押圧等を調整して(ステップD)、上記ダミー用
パッド部を用いてパッド間の抵抗値を測定する(ステッ
プB)。
場合は測定を停止し、上記の場合と同様に、プローブの
位置,押圧等を調整して(ステップD)、上記ダミー用
パッド部を用いてパッド間の抵抗値を測定する(ステッ
プB)。
【0027】ステップGにおいて接触状態が良であると
判定した場合は、次の試験対象であるデバイスの有無を
判定する(ステップH)。
判定した場合は、次の試験対象であるデバイスの有無を
判定する(ステップH)。
【0028】次の試験対象であるデバイスが有る場合に
は、ステップE〜Gを繰り返し、無い場合には試験動作
を終了する。
は、ステップE〜Gを繰り返し、無い場合には試験動作
を終了する。
【0029】以上のようにして、パッドとプローブとの
接触状態の良否を判定してから、試験対象であるデバイ
スの電気的特性等の試験を行なう。
接触状態の良否を判定してから、試験対象であるデバイ
スの電気的特性等の試験を行なう。
【0030】なお、上記実施例では、1つの試験対象で
あるデバイスの試験が終了するごとに、ダミー用パッド
を用いてパッドとプローブの接触状態の良否判定を行な
うようにしたが、これに限らず、一度パッドとプローブ
の接触状態が良であると判定した後は、パッド6aと7
a、パッド6bと7b、……というように、試験対象で
ある複数のデバイスを連続して試験するようにしてもよ
い。すなわち、上記実施例におけるステップFおよびG
を省略し、1つのデバイスの試験が終了したらステージ
を移動させて、次の試験対象であるデバイスのパッドと
プローブとを接触可能な状態とし、次のデバイスの試験
を行なうようにしてもよい。
あるデバイスの試験が終了するごとに、ダミー用パッド
を用いてパッドとプローブの接触状態の良否判定を行な
うようにしたが、これに限らず、一度パッドとプローブ
の接触状態が良であると判定した後は、パッド6aと7
a、パッド6bと7b、……というように、試験対象で
ある複数のデバイスを連続して試験するようにしてもよ
い。すなわち、上記実施例におけるステップFおよびG
を省略し、1つのデバイスの試験が終了したらステージ
を移動させて、次の試験対象であるデバイスのパッドと
プローブとを接触可能な状態とし、次のデバイスの試験
を行なうようにしてもよい。
【0031】また、上記実施例では、抵抗2aおよび4
aの抵抗値を100Ω、抵抗2bおよび4bの抵抗値を
200Ω、抵抗2cおよび4cの抵抗値を400Ωとし
たが、各抵抗値はこれに限らず、第1のダミー用パッド
部1の各導電性電極と第2のダミー用パッド部3の各導
電性電極の各組合せによって、それぞれ抵抗値が異なる
ような値であればよい。
aの抵抗値を100Ω、抵抗2bおよび4bの抵抗値を
200Ω、抵抗2cおよび4cの抵抗値を400Ωとし
たが、各抵抗値はこれに限らず、第1のダミー用パッド
部1の各導電性電極と第2のダミー用パッド部3の各導
電性電極の各組合せによって、それぞれ抵抗値が異なる
ような値であればよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、デバイスの電気的特性
を評価する際に、そのデバイスのパッドとプローブとの
接触状態を予め容易かつ確実に測定することができるの
で、測定時の接触不良等の不都合がなくなり、誤測定等
を防止することができる。
を評価する際に、そのデバイスのパッドとプローブとの
接触状態を予め容易かつ確実に測定することができるの
で、測定時の接触不良等の不都合がなくなり、誤測定等
を防止することができる。
【図1】本発明装置の一実施例を示した説明図
【図2】本発明装置におけるパッドとプローブとの接触
状態およびその抵抗値の一例を示した説明図
状態およびその抵抗値の一例を示した説明図
【図3】本発明方法の一実施例を説明するためのフロー
チャート
チャート
1 第1のダミー用パッド部 1a〜1c 導電性電極 2 第1の抵抗部 3 第2のダミー用パッド部 3a〜3c 導電性電極 4 第2の抵抗部 5 接続部
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の導電性電極からなる第1のパッド
部と、 一端が上記第1のパッド部の各導電性電極にそれぞれ接
続した互いに抵抗値の異なる複数の抵抗からなる第1の
抵抗部と、 複数の導電性電極からなる第2のパッド部と、 一端が上記第2のパッド部の各導電性電極にそれぞれ接
続した互いに抵抗値の異なる複数の抵抗からなる第2の
抵抗部と、 上記第1の抵抗部の各抵抗の他端と上記第2の抵抗部の
各抵抗の他端とを接続する接続部と、 を具備することを特徴とする集積回路装置の試験装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の集積回路装置の試験装
置において、上記第1のパッド部および上記第2のパッ
ド部は、1つの導電性電極と、この導電性電極を取り囲
むように配設した1つ以上の導電性電極とからなること
を特徴とする集積回路装置の試験装置。 - 【請求項3】 複数の導電性電極からなる第1のパッド
部と、一端が上記第1のパッド部の各導電性電極にそれ
ぞれ接続した互いに抵抗値の異なる複数の抵抗からなる
第1の抵抗部と、複数の導電性電極からなる第2のパッ
ド部と、一端が上記第2のパッド部の各導電性電極にそ
れぞれ接続した互いに抵抗値の異なる複数の抵抗からな
る第2の抵抗部と、上記第1の抵抗部の各抵抗の他端と
上記第2の抵抗部の各抵抗の他端とを接続する接続部と
を有する集積回路装置の試験装置に対し、 上記第1のパッド部と上記第2のパッド部のそれぞれに
プローブを接触させ、上記第1のパッド部と上記第2の
パッド部との間の抵抗値を測定し、この測定された抵抗
値に基づいて上記第1のパッド部および上記第2のパッ
ド部と上記プローブとの接触状態を検出することを特徴
とする集積回路装置の試験方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の集積回路装置の試験方
法において、上記第1のパッド部および上記第2のパッ
ド部と上記プローブとの接触状態は、上記第1のパッド
部および上記第2のパッド部に対する上記プローブの接
触位置および/または押圧であることを特徴とする集積
回路装置の試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6218852A JP2952641B2 (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 集積回路装置の試験装置およびその試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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