JPH10142281A - 回路基板検査方法 - Google Patents

回路基板検査方法

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JPH10142281A
JPH10142281A JP8312997A JP31299796A JPH10142281A JP H10142281 A JPH10142281 A JP H10142281A JP 8312997 A JP8312997 A JP 8312997A JP 31299796 A JP31299796 A JP 31299796A JP H10142281 A JPH10142281 A JP H10142281A
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JP
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circuit
circuit board
pin
resistance value
probes
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JP8312997A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Kanai
敏彦 金井
Homare Shimodaira
誉 下平
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Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路部品の品違いに対する検出率を向上させ
ることが可能な回路基板検査方法を提供することを主目
的とする。 【解決手段】 良品の回路基板2上に形成されている複
数の回路パターンPにピンプローブ3をそれぞれ接触さ
せて各回路パターン相互間の抵抗値を測定すると共に、
各抵抗値を少なくとも2種類のしきい値に対して低抵抗
値グループまたは高抵抗値グループに分類して登録する
データ吸収工程(ステップ24)と、検査対象である同
種の回路基板2における回路パターンPの各々にピンプ
ローブ3をそれぞれ接触させて各回路パターン相互間の
抵抗値を測定すると共に、測定した各抵抗値が、データ
吸収工程において分類された各グループにそれぞれ正し
く属しているか否かを判定することにより回路基板の良
否を検査する回路パターン検査工程(ステップ25,2
6)とを少なくとも実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板やI
Cパッケージ、ハイブリッド用基板およびMCM(Mult
i Chip Module )などの回路基板における回路パターン
や搭載された回路部品の良否を検査する回路基板検査方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の回路基板検査方法としては、ピ
ンプローブ情報登録工程、ネット情報登録工程、データ
吸収工程、回路パターン検査工程および回路部品検査工
程を順次実行する方法が従来から知られている。この従
来の回路基板検査方法では、まず、ピンプローブ情報登
録工程において、回路基板上に搭載されている各回路部
品と、その各回路部品に電気的にそれぞれ接続されるピ
ンプローブのピン番号との対応関係を登録リストに登録
する。次いで、ネット情報登録工程において、1対のピ
ンプローブに電気的にそれぞれ接続される各回路部品の
素子パラメータや、その回路部品に起因して、その1対
のピンプローブにそれぞれ接触する回路パターン間がシ
ョート状態およびオープン状態のいずれに属するかを示
すショート/オープン情報を、その1対のピンプローブ
毎にそれぞれ対応させて登録リストに登録する。
【0003】次いで、データ吸収工程において、良品の
回路基板上に形成され互いに分離独立している複数の回
路パターンにそれぞれピンプローブを接触させて各回路
パターン相互間の抵抗値を測定した後、測定した抵抗値
を所定のしきい値に対して低抵抗値グループまたは高抵
抗値グループに分類して登録する。具体的には、例え
ば、しきい値を40Ωとした場合、回路パターン間の抵
抗値が40Ωを超える場合には、高抵抗値グループに分
類し、40Ω未満の場合には、低抵抗値グループに分類
する。
【0004】次に、回路パターン検査工程において、良
品の回路基板に代えて検査対象である同種の回路基板を
ピンプローブ上に載置した後、回路パターンの各々にピ
ンプローブをそれぞれ接触させた状態で各回路パターン
相互間の抵抗値を測定する。次に、測定した各抵抗値
が、データ吸収工程において分類された各グループにそ
れぞれ正しく属しているか否かを判定することにより回
路基板の良否を検査する。つまり、この工程では、2つ
の回路パターン間に接続されている抵抗やコンデンサお
よびコイルなどの回路部品全体での抵抗値が良品の回路
基板と同一のグループに属するか否かを判定する。
【0005】さらに、回路部品検査工程においては、1
対のピンプローブに電気的にそれぞれ接続される各回路
部品の素子パラメータや、その1対のピンプローブにそ
れぞれ接触する回路パターン間のショート/オープン状
態を測定すると共に、登録リストに登録されている素子
パラメータおよびショート/オープン情報と比較するこ
とにより回路基板の良否を検査する。これにより、この
工程では、回路部品の誤挿入や回路パターンの半田ブリ
ッジおよびエッチング不良の有無を検査することができ
る。
【0006】このように、従来の回路基板検査方法で
は、以上の各工程を実行することにより、回路基板の回
路パターンの半田ブリッジやエッチング不良、並びに回
路部品の品違い、部品不良および誤挿入の有無を検査す
ることができるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
回路基板検査方法には、以下の問題点がある。第1に、
従来の回路基板検査方法では、データ吸収工程および回
路パターン検査工程の両工程において、1つのしきい値
(40Ω)を基準として回路パターン間の抵抗値をそれ
ぞれ分類したり判定したりしている。このため、例え
ば、1対のピンプローブにそれぞれ接触する2つの回路
パターンに接続されている抵抗の抵抗値が、本来例えば
1MΩの場合には、データ吸収工程において高抵抗値グ
ループに分類される。一方、品違いで例えば2kΩの抵
抗が誤挿入されているときであっても、同じく高抵抗値
グループに分類される。したがって、回路パターン検査
工程においては、本来品違いと判定されるのが好ましい
にも拘わらず、品違い抵抗の抵抗値が40Ωのしきい値
を超える結果、高抵抗値グループに正しく属していると
判定されるために、品違いを発見することができない。
このように、従来の回路基板検査方法には、本来の抵抗
と同一のグループに属する範囲内で品違いされている場
合には、その品違いを検出することが困難であるという
問題点がある。
【0008】第2に、従来の回路基板検査方法では、回
路パターン検査工程と回路部品検査工程とが別個独立し
て行われている。つまり、回路パターン検査工程では、
回路パターン相互間の抵抗値が、データ吸収工程におい
て分類された各グループに正しく属しているか否かを判
定することにより回路基板の良否を検査する。一方、回
路部品検査工程では、パラメータ情報に基づいて回路部
品が正規な素子パラメータであるか否かを判定すると共
に、ショート/オープン情報に基づいて回路パターンが
正規なショート/オープン状態であるか否かを判定する
ことにより、回路基板の良否が検査されている。
【0009】具体的には、例えば、回路部品としてリレ
ーについて考察すると、1対のブレイク接点にそれぞれ
接続される回路パターン間のショート/オープンについ
ては、データ吸収工程において低抵抗値グループ(つま
りショート状態)に分類され、かつ登録リストに登録さ
れる。同時に、ネット情報登録工程においても、各端子
にそれぞれ接続される回路パターン間がショート状態で
あるとして登録リストに登録される。したがって、同一
のブレイク接点に対して、回路パターン検査工程および
回路部品検査工程の両工程において検査されることにな
る。この結果、そのブレイク接点が接点不良を起こした
ことに起因して回路パターン間がオープン状態になって
いる場合には、回路パターン検査工程と、回路部品検査
工程の両工程において不良と判定される。この結果、1
カ所の不良に対して、2つの不良が表示されるため、作
業者は、回路基板のどこに実装されている何の部品を修
理すべきかを直ちに判別することが困難であるという問
題点がある。
【0010】さらに、回路パターン検査工程と回路部品
検査工程とで重複した検査が行われている結果、1枚の
回路基板の検査に要する検査時間が長時間化していると
いう問題点もある。
【0011】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、回路部品の品違いに対する検出率を向上さ
せることが可能な回路基板検査方法を提供することを主
目的とし、不良個所の特定を容易にすると共に検査時間
の短縮化を図り得る回路基板検査方法を提供することを
他の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の回路基板検査方法は、良品の回路基板上に
形成され互いに分離独立している複数の回路パターンに
ピンプローブをそれぞれ接触させて各回路パターン相互
間の抵抗値を測定すると共に、その各抵抗値を少なくと
も2種類のしきい値に対して低抵抗値グループまたは高
抵抗値グループに分類して登録するデータ吸収工程と、
良品の回路基板に代えて検査対象である同種の回路基板
における回路パターンの各々にピンプローブをそれぞれ
接触させて各回路パターン相互間の抵抗値を測定すると
共に、測定した各抵抗値が、データ吸収工程において分
類された各グループにそれぞれ正しく属しているか否か
を判定することにより回路基板の良否を検査する回路パ
ターン検査工程とを少なくとも実行することを特徴とす
る。
【0013】この回路基板検査では、まず、データ吸収
工程において、各ピンプローブにそれぞれ接続される回
路パターン相互間の抵抗値を少なくとも2種類のしきい
値に対して低抵抗値グループまたは高抵抗値グループに
分類する。つまり、3つ以上の抵抗値のグループに分類
されることになる。次いで、良品の回路基板に代えて検
査対象である同種の回路基板をセットした後、回路パタ
ーン検査工程において、各ピンプローブにそれぞれ接触
する各回路パターン相互間の抵抗値を測定する。この
後、測定した抵抗値が、データ吸収工程において分類さ
れた各グループにそれぞれ正しく属しているか否かを判
定することにより回路基板の良否を検査する。この場
合、抵抗の品違いに対しては、3つ以上のグループのい
ずれかに正しく属している否かが判定されるため、より
きめ細やかな検査が行われる結果、品違いに対する検出
率を向上させることが可能となる。
【0014】請求項2記載の回路基板検査方法は、請求
項1記載の回路基板検査方法において、回路基板上に搭
載されている各回路部品と各回路部品に電気的にそれぞ
れ接続されるピンプローブのピン番号との対応関係を登
録リストに登録するピンプローブ情報登録工程と、1対
のピンプローブに電気的にそれぞれ接続される各回路部
品の素子パラメータを1対のピンプローブ毎にそれぞれ
対応させて登録リストに登録するパラメータ登録工程
と、1対のピンプローブにそれぞれ接触する回路パター
ン間が回路部品に起因してショート状態およびオープン
状態のいずれに属するかを示すショート/オープン情報
を1対のピンプローブ毎にそれぞれ対応させて登録リス
トに登録するショート/オープン情報登録工程と、1対
のピンプローブに電気的にそれぞれ接続される各回路部
品の素子パラメータを測定すると共に、測定した素子パ
ラメータとパラメータ登録工程において1対のピンプロ
ーブに対応させて登録した素子パラメータとを比較する
ことにより回路基板の良否を検査する回路部品検査工程
と、回路パターン検査工程において正しく属していない
と判定された回路パターンに接続されている回路部品
を、ピンプローブ情報登録工程およびショート/オープ
ン情報登録工程における両登録リストから検索して表示
する検索表示工程とをさらに実行することを特徴とす
る。この場合、回路部品の表示として、回路部品名や、
回路部品の回路基板上における実装位置などが含まれ
る。
【0015】この回路基板検査方法では、ショート/オ
ープン情報登録処理において、回路部品に起因する回路
パターン相互間のショート/オープン情報が登録リスト
に登録される。一方、回路部品検査工程では、各回路部
品にそれぞれ接続される回路パターン間のショート/オ
ープン状態を検査することなく、回路部品の抵抗値、静
電容量およびインダクタンスなどの素子パラメータを、
登録されている素子パラメータと比較する。したがっ
て、各回路パターン相互間のショート/オープン検査に
ついては、回路パターン検査工程においてのみ実行され
るため、回路パターン検査工程と回路部品検査工程とで
ショート/オープン検査が重複して実行されていた従来
の回路基板検査方法と比較して、検査時間の短縮が可能
となる。
【0016】さらに、回路パターン検査工程において、
特定の1対のピンプローブにそれぞれ接触する回路パタ
ーン間の抵抗値が低抵抗値グループまたは高抵抗値グル
ープに正しく属していないと判定された場合には、検索
表示工程において、その回路パターンにそれぞれ接続さ
れている回路部品が、ピンプローブ情報登録工程および
ショート/オープン情報登録工程において作成された両
登録リストから検索される。具体的には、例えば、リレ
ーのメーク接点を例に挙げて説明すると、メーク接点に
接続される回路パターン間の抵抗値は、データ吸収工程
において高抵抗値グループに分類されると共に、ショー
ト/オープン情報登録工程においてオープン状態として
登録されている。したがって、回路パターン検査工程に
おいて、本来オープン状態でなければならないにも拘わ
らずショート状態であると判定されたときは、回路パタ
ーンに接触するピンプローブに関するピンプローブ情報
およびショート/オープン情報に基づいて、そのリレー
のメーク接点を検索することができ、これにより、接点
不良、またはメーク接点に接続されている1対の回路パ
ターンに半田ブリッジやエッチング不良などが生じてい
ると判別することが可能となる。このように、この回路
基板検査方法では、回路パターン検査工程において不良
が検出された際には、具体的に、その不良部品を特定す
ることが可能となる。
【0017】請求項3記載の回路基板検査方法は、請求
項2記載の回路基板検査方法において、検索表示工程に
おいて回路パターンに接続されている回路部品を検索で
きなかったときは、回路部品の表示に代えて回路パター
ンに接触しているピンプローブのピン番号を表示するこ
とを特徴とする。
【0018】この回路基板検査方法では、回路パターン
検査工程において不良が検出された際に、ショート/オ
ープン情報に該当する回路部品がないときには、ピンプ
ローブのピン番号が表示される。したがって、作業者
は、そのピン番号のピンプローブに接触している回路パ
ターンに半田ブリッジやエッチング不良などがあるか否
かを調べることにより、不良個所を容易に特定すること
が可能となる。
【0019】請求項4記載の回路基板検査方法は、請求
項1から3のいずれかに記載の回路基板検査方法におい
て、指定した1つのピンプローブ以外の他のピンプロー
ブを共通接続した状態における任意の1つのピンプロー
ブ、および指定した1つのピンプローブにそれぞれ接触
している回路パターン間の抵抗値に基づいて、データ吸
収工程および回路パターン検査工程をそれぞれ行うこと
を特徴とする。
【0020】例えば、ピンプローブがn本ある場合に
は、そのn本のピンプローブについて1対のピンプロー
ブを組み合わせてデータ吸収工程および回路パターン検
査工程を行うとした場合、各工程では、(n・(n−
1)/2)回のデータ吸収および判定をそれぞれ行うこ
とになる。一方、この回路基板検査方法では、1対のピ
ンプローブの一方を除く他のすべてのピンプローブが共
通接続された状態でデータ吸収工程および回路パターン
検査工程を行うことにより、各工程では、それぞれn回
のデータ吸収および判定を行えばよいことになる。した
がって、データ吸収工程および回路パターン検査工程に
おける検査時間を短縮可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る回路基板検査方法を実行する回路基板検査装置
の実施の形態について説明する。
【0022】図1に示す回路基板検査装置1は、回路基
板2の一方の面に形成され互いに分離独立しているn本
の回路パターンP,P・・にそれぞれ接触させるための
n本のピンプローブ3,3,・・を備えている。各ピン
プローブ3は、その先端部が上方に向くように、その基
部が図外の基板支持台に固着されることにより、回路基
板2を支持可能に構成されている。また、各ピンプロー
ブ3の基部には、ケーブル4がそれぞれ接続されてお
り、これらのケーブル4は、後述する切替部17に接続
されている。
【0023】次に、回路基板検査装置1の電気的な構成
およびその機能について、同図を参照して説明する。
【0024】回路基板検査装置1は、CPU11、メモ
リ12、キーボード13およびCRT14を備えてい
る。なお、これらは、実際には、パーソナルコンピュー
タで構成されており、同図では、機能的な構成を示して
いる。CPU11は、後述するA/D変換部16によっ
て生成されるディジタルデータDD に基づいて回路部品
Bの抵抗値、静電容量およびインダクタンスなどの素子
パラメータを演算したり、各種工程を実行する際に各部
を制御したりする。メモリ12は、各ピンプローブ3に
接触する回路パターンPのパターン番号、その回路パタ
ーンPに接続される回路部品Bの素子パラメータや部品
番号、各回路パターンP,P相互間の抵抗値、および各
回路パターンPや回路部品Bのそれぞれの位置、平面形
状などを記憶する。この場合、これらの情報は、回路基
板の検査に先立って予めキーボード13や図外のマウス
から入力される。CRT14は、メモリ12に記憶され
ている各回路パターンPや回路部品Bの配置図、および
検査結果などを、CPU11の制御下で映し出す。
【0025】また、回路基板検査装置1は、計測ボード
15、A/D変換部16および切替部17を備えてい
る。計測ボード15は、信号生成部および測定部を内蔵
している。計測ボード15では、信号生成部が、測定用
信号としての定電圧交流信号や定電流直流信号を生成す
ると共に、CPU11から出力される測定制御信号S11
に従い、切替部17を介してピンプローブ3に測定用信
号Voを出力する。一方、測定部は、ピンプローブ3お
よび切替部17を介して入力される測定用信号Viの電
圧値または電流値を測定する。A/D変換部16は、計
測ボード15の測定部によって測定された測定値をディ
ジタルデータDD に変換する。この場合、A/D変換部
16は、順次入力される個々の測定値について変換を完
了した都度、CPU11に対して変換終了信号S12を出
力する。一方、CPU11は、変換終了信号S12が出力
される毎に、A/D変換部16にラッチされているディ
ジタルデータDD を読み取りに行く。切替部17は、C
PU11から出力される切替制御信号S13に従い、n本
のピンプローブ3から1対のピンプローブ3,3を選択
し、測定用信号Voを一方のピンプローブ3に出力する
と共に、他方のピンプローブ3を介して入力される測定
用信号Viを計測ボード15の測定部に出力する。
【0026】次に、回路基板検装置1における検査前処
理および検査処理について、図2,3を参照して説明す
る。
【0027】まず、図2に示すように、回路基板2の実
質的な検査である検査処理に先立ち、検査前処理が行わ
れる。この処理では、主として、ピンプローブ情報登録
工程(ステップ22)、パラメータ登録工程(ステップ
23)、ショート/オープン情報登録工程(ステップ2
4)およびデータ吸収工程(ステップ25)が実行され
る。まず、良品の回路基板2がピンプローブ3,3・・
上にセットされると(ステップ21)、作業者によっ
て、ピンプローブ情報登録工程(ステップ22)が行わ
れる。この工程では、回路基板2上に搭載されている各
回路部品Bと、その回路部品Bに電気的にそれぞれ接続
されるピンプローブ3のピン番号との対応関係が、登録
リストとしてメモリ12に記憶される。次いで、パラメ
ータ登録工程(ステップ23)が行われる。この工程で
は、1対のピンプローブ3,3に電気的に接続される各
回路部品Bの素子パラメータが、その1対のピンプロー
ブ3,3毎にそれぞれ対応させられて、メモリ12に記
憶される。次に、ショート/オープン情報登録工程(ス
テップ24)が行われる。この工程では、各1対のピン
プローブ3,3にそれぞれ接触する回路パターンP,P
間が回路部品Bに起因してショート状態またはオープン
状態のいずれの状態であるかが、登録リストとしてメモ
リ12に記憶される。なお、この工程の後に良品の回路
基板2をセットしてもよい。
【0028】次いで、CPU11によってデータ吸収工
程が実行される(ステップ25)。この工程では、良品
の回路基板2をピンプローブ3,3・・上にセットし
て、回路基板2の回路パターンPにピンプローブ3,3
・・をそれぞれ接触させた状態で、CPU11が、切替
制御信号S13を出力することにより1対のピンプローブ
3,3が指定される。なお、このデータ吸収工程および
後述する総当たりショート/オープンテスト(ステップ
32,33)において、切替部17は、指定された一方
のピンプローブ3以外の他のすべてのピンプローブ3.
3・・と、指定された他方のピンプローブ3とを共通接
続する。
【0029】次いで、計測ボード15が一方のピンプロ
ーブ3に測定用信号Voを出力すると共に、他方のピン
プローブ3を介して入力される測定用信号Viの電圧値
を計測する。次に、A/D変換部16が計測ボード15
から出力された電圧値をディジタルデータDD に変換す
る。CPU11は、ディジタルデータDD に基づいて、
1対のピンプローブ3,3が接触している両回路パター
ンP,P間の抵抗値を演算し、2種類のしきい値に対し
て低抵抗値グループまたは高抵抗値グループに分類して
メモリ12に記憶させる。ここで、しきい値は、特に限
定されないが、例えば、40Ωと4kΩの2種類が用い
られている。この結果、両回路パターンP,P間の抵抗
値は、40Ω未満、40Ω〜4kΩ未満および4kΩ以
上の3つにグループ化される。なお、このデータ吸収工
程においては、計測ボード15は、両回路パターンP,
P間に測定用信号Voを印加した後、直ちに電圧計測を
行う。この後、良品の回路基板2が取り外されることに
より検査前処理が終了し、検査対象の回路基板2を実際
に検査する検査処理を行うことが可能となる。(ステッ
プ27)。
【0030】検査処理では、図3に示すように、まず、
良品の回路基板2と同種の検査対象である回路基板2を
ピンプローブ3,3・・上にセットすると(ステップ3
1)、CPU11が、低抵抗値をしきい値とした総当た
りショート/オープンテストを実行する(ステップ3
2)。このテストでは、主として、回路パターンPの半
田ブリッジ、およびエッチング不良などによるパターン
切れを検出する。具体的には、回路基板2における回路
パターンP,P相互間の抵抗値を測定すると共に、測定
した抵抗値が、データ吸収工程において40Ω未満また
は40Ω以上の2つに分類された各グループにそれぞれ
正しく属しているか否かを判定することにより回路基板
Pの良否を検査する。なお、CPU11は、メモリ12
に記憶されている測定用プログラムに従い、他のプロー
ブ3,3間のすべてについてこのテストを繰り返し実行
する。この場合、テスト回数はn回となる。この総当た
りショート/オープンテストと後述する高抵抗値をしき
い値とした総当たりショート/オープンテスト(ステッ
プ33)とが本発明における回路パターン検査工程に相
当する。
【0031】次に、CPU11は、高抵抗値をしきい値
とした総当たりショート/オープンテストを実行する
(ステップ33)。このテストでは、異物混入による回
路パターンP,P間の絶縁不良や、回路部品Bの品違い
を検出する。具体的には、低抵抗値をしきい値とした総
当たりショート/オープンテスト(ステップ32)と同
様にして行われるが、各回路パターンP,P間の抵抗値
が、データ吸収工程において4kΩ未満または4kΩ以
上の2つに分類された各グループにそれぞれ正しく属し
ているか否かを判定することにより回路基板Pの良否を
検査する。より具体的には、例えば、1MΩの抵抗を2
kΩの抵抗に品違いして実装されている場合には、本来
的には、4kΩ以上のグループに属しているのが正常状
態であるが、このテストでは、4kΩ未満のグループに
属していると判別されるため、品違いを検出することが
できる。このように、低抵抗値および高抵抗値をしきい
値とした総当たりショート/オープンテスト(ステップ
32,33)をそれぞれ1回行うことにより、各ピンプ
ローブ3,3間の抵抗値がデータ吸収工程において3つ
に分類された各グループに正しく属しているか否かを確
実に判定することができる。なお、低抵抗値をしきい値
とした総当たりショート/オープンテスト(ステップ3
2)と、高抵抗値をしきい値とした総当たりショート/
オープンテスト(ステップ33)とを同時に並行して実
行することも可能である。
【0032】次に、CPU11は、コンポーネントテス
トを実行する(ステップ34)。このテストでは、1対
のピンプローブ3,3間に電気的にそれぞれ接続される
回路部品Bの素子パラメータを測定すると共に、測定し
た素子パラメータとパラメータ登録工程(ステップ2
3)において登録した素子パラメータとを比較すること
により回路基板Pの良否を検査する。なお、このテスト
では、計測ボード15は、測定用信号Vo出力した後、
例えばコンデンサが充電されるであろう所定時間を経過
した後に測定用信号Viを計測する。また、例えば、リ
レーやコネクタなどの回路部品Bに起因して回路パター
ンP,P間がショート状態またはオープン状態にさせら
れているか否かについてを検査することなく、回路部品
Bの素子パラメータが正常か否かについてのみ検査す
る。したがって、各回路パターンP,P間のショート/
オープン状態のテストについては、総当たりショート/
オープンテスト(ステップ32,33)においてのみ実
行されるため、従来の回路基板検査方法において、ショ
ート/オープン検査工程および回路部品検査工程の両工
程で重複して実行されていた場合と比較して、検査時間
の短縮が可能となる。
【0033】次いで、CPU11は、ICテスト(ステ
ップ35)を実行する。このテストでは、主として、I
C(集積回路)の品違い、向きの差し違いおよびIC不
良などが検査される。具体的には、CPU11は、ピン
プローブ3,3間の抵抗値を計測することによって、I
Cの入出力部に内蔵されている内蔵ダイオードの向きが
正規か否かを判定することにより検査する。なお、IC
テストとコンポーネントテストとが、本発明における回
路部品検査工程に相当する。
【0034】CPU11は、ステップ32からステップ
35までの4つの検査工程において不良が有ると判定し
ているか否かを判別する(ステップ36)。不良がない
と判定している場合には、CRT14に良品表示を行い
(ステップ37)、不良が有ると判定している場合に
は、検索表示工程を実行する(ステップ38)。この工
程では、CPU11は、総当たりショート/オープンテ
スト(ステップ32,33)において各グループに正し
く属していないと判定したときには、その1対のピンプ
ローブ3,3に電気的にそれぞれ接続されている回路部
品Bを、ピンプローブ情報登録工程(ステップ22)お
よびショート/オープン情報登録工程(ステップ24)
における両登録リストから検索し、該当する回路部品B
がある場合には、その部品番号と、その位置とをCRT
14に表示させる(ステップ39)。
【0035】具体的には、例えば、リレーのメーク接点
を例に挙げて説明すると、メーク接点に接触する回路パ
ターンP,P間の抵抗値は、データ吸収工程(ステップ
25)において4kΩ以上の高抵抗値グループに分類さ
れると共に、ショート/オープン情報登録工程(ステッ
プ24)においてオープン状態として登録されている。
したがって、総当たりショート/オープンテスト(ステ
ップ32,33)において、本来オープン状態でなけれ
ばならないにも拘わらずショート状態であるとそれぞれ
判定されたときは、そのピンプローブ3,3に関するピ
ンプローブ情報およびショート/オープン情報に基づい
て、そのリレーのメーク接点を検索することができる。
これにより、接点不良、またはメーク接点に接続されて
いる1対の回路パターン3,3に半田ブリッジやエッチ
ング不良などが生じていると判別することが可能とな
る。
【0036】なお、CPU11は、検索表示工程(ステ
ップ38)において回路部品Bを検索できなかったとき
は、回路部品Bの表示に代えて、その1対のピンプロー
ブ3,3のピン番号、および指定した一方のピンプロー
ブ3に接触する回路パターンPの位置を、不良表示と併
せてCRT14に表示させる(ステップ40)。これに
より、作業者は、そのピン番号のピンプローブ3に接触
している回路パターンPに半田ブリッジなどがあるか否
かを調べることにより、不良個所を容易に特定すること
ができる。
【0037】一方、CPU11は、検索表示工程(ステ
ップ38)において、コンポーネントテスト(ステップ
34)およびICテスト(ステップ35)に不良が生じ
ていると判別したときには、不良品の旨を表示すると共
に、該当する回路部品Bの部品番号およびその位置をC
RT14に表示する(ステップ39)。この後、検査対
象の回路基板2を取り外すことにより、この検査処理が
終了し、次の検査対象の回路基板2をセットしてから
(ステップ31)、以上の工程を繰り返す。
【0038】以上のように、本実施形態に係る回路基板
検査装置1によれば、2つのしきい値を用いてデータ吸
収工程(ステップ25)および総当たりショート/オー
プンテスト(ステップ32,33)を実行することによ
り、回路部品Bの品違いに対して、よりきめ細やかに検
査することができるため、品違いに対する検出率を向上
させることができる。また、ピンプローブ3,3間のシ
ョート/オープンテスト(抵抗値検査)については、コ
ンポーネントテスト(ステップ34)およびICテスト
(ステップ35)において実行することなく、総当たり
ショート/オープンテスト(ステップ32,33)にお
いてのみ行うため、従来の回路基板検査方法と比較して
検査時間を短縮することができる。
【0039】なお、本実施形態では、しきい値を2種類
用いているが、3種類以上用いてもよく、かかる場合に
は、品違いの検出率をさらに向上させることができる。
また、検査時間の短縮化のみを望む場合には、しきい値
を1種類のみ用いると共に、ピンプローブ3,3間のシ
ョート/オープンテストを、総当たりショート/オープ
ンテスト(ステップ32,33)においてのみ行うこと
により、従来の回路基板検査方法と比較して検査時間を
より短縮することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の回路基板
検査方法によれば、データ吸収工程において、各回路パ
ターン相互間の抵抗値を少なくとも2種類のしきい値に
対して低抵抗値グループまたは高抵抗値グループに分類
し、次いで、回路パターン検査工程において測定した各
回路パターン相互間の抵抗値が、データ吸収工程におい
て分類された各グループにそれぞれ正しく属しているか
否かを判定することにより回路基板の良否を検査するた
め、きめ細やかな検査を行うことができ、これにより、
品違いなどに対する検出率を向上させることができる。
【0041】また、請求項2記載の回路基板検査方法に
よれば、各回路パターン相互間のショート/オープン検
査については、回路パターン検査工程においてのみ実行
されるため、回路パターン検査工程と回路部品検査工程
とでショート/オープン検査が重複して実行されている
従来の回路基板検査方法と比較して、検査時間を短縮す
ることができる。さらに、回路パターン検査工程におい
て、特定の回路パターン間の抵抗値が低抵抗値グループ
または高抵抗値グループに正しく属していないと判定さ
れた場合には、検索表示工程において、その回路パター
ンにそれぞれ接触している回路部品が検索されるため、
不良個所の特定が容易になる。
【0042】さらに、請求項3記載の回路基板検査方法
によれば、検索表示工程において回路部品を検索できな
かったときは、回路部品の表示に代えてピンプローブの
ピン番号が表示されるため、作業者は、そのピン番号の
ピンプローブに接触している回路パターン間に半田ブリ
ッジなどがあるか否かを調べることにより、不良個所を
容易に特定することができる。
【0043】また、請求項4記載の回路基板検査方法に
よれば、指定した1つのピンプローブ以外の他のピンプ
ローブを共通接続した状態における他のピンプローブの
うちの任意の1つと指定した1つのピンプローブとにそ
れぞれ接触している回路パターン間の抵抗値に基づい
て、それぞれデータ吸収工程および回路パターン検査工
程が行われるため、データ吸収および判定の回数が低減
され、これにより、検査時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る回路基板検査装置の
電気回路図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る回路基板検査装置に
おける検査前処理のフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態に係る回路基板検査装置に
おける検査処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 回路基板検査装置 2 回路基板 3 ピンプローブ 11 CPU 12 メモリ B 回路部品 P 回路パターン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 良品の回路基板上に形成され互いに分離
    独立している複数の回路パターンにピンプローブをそれ
    ぞれ接触させて当該各回路パターン相互間の抵抗値を測
    定すると共に、当該各抵抗値を少なくとも2種類のしき
    い値に対して低抵抗値グループまたは高抵抗値グループ
    に分類して登録するデータ吸収工程と、 前記良品の回路基板に代えて検査対象である同種の回路
    基板における前記回路パターンの各々に前記ピンプロー
    ブをそれぞれ接触させて当該各回路パターン相互間の抵
    抗値を測定すると共に、当該測定した各抵抗値が、前記
    データ吸収工程において分類された前記各グループにそ
    れぞれ正しく属しているか否かを判定することにより当
    該回路基板の良否を検査する回路パターン検査工程とを
    少なくとも実行することを特徴とする回路基板検査方
    法。
  2. 【請求項2】 前記回路基板上に搭載されている各回路
    部品と当該各回路部品に電気的にそれぞれ接続されるピ
    ンプローブのピン番号との対応関係を登録リストに登録
    するピンプローブ情報登録工程と、 1対の前記ピンプローブに電気的にそれぞれ接続される
    前記各回路部品の素子パラメータを当該1対のピンプロ
    ーブ毎にそれぞれ対応させて登録リストに登録するパラ
    メータ登録工程と、 前記1対のピンプローブにそれぞれ接触する前記回路パ
    ターン間が前記回路部品に起因してショート状態および
    オープン状態のいずれに属するかを示すショート/オー
    プン情報を当該1対のピンプローブ毎にそれぞれ対応さ
    せて登録リストに登録するショート/オープン情報登録
    工程と、 前記1対のピンプローブに電気的にそれぞれ接続される
    前記各回路部品の素子パラメータを測定すると共に、当
    該測定した素子パラメータと前記パラメータ登録工程に
    おいて当該1対のピンプローブに対応させて登録した前
    記素子パラメータとを比較することにより当該回路基板
    の良否を検査する回路部品検査工程と、 前記回路パターン検査工程において正しく属していない
    と判定された前記回路パターンに接続されている前記回
    路部品を、前記ピンプローブ情報登録工程および前記シ
    ョート/オープン情報登録工程における前記両登録リス
    トから検索して表示する検索表示工程とをさらに実行す
    ることを特徴とする請求項1記載の回路基板検査方法。
  3. 【請求項3】 前記検索表示工程において前記回路パタ
    ーンに接続されている回路部品を検索できなかったとき
    は、前記回路部品の表示に代えて当該回路パターンに接
    触している前記ピンプローブのピン番号を表示すること
    を特徴とする請求項2記載の回路基板検査方法。
  4. 【請求項4】 指定した1つの前記ピンプローブ以外の
    他の前記ピンプローブを共通接続した状態における任意
    の1つの前記ピンプローブ、および前記指定した1つの
    ピンプローブにそれぞれ接触している前記回路パターン
    間の抵抗値に基づいて、前記データ吸収工程および前記
    回路パターン検査工程をそれぞれ行うことを特徴とする
    請求項1から3のいずれかに記載の回路基板検査方法。
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