JPH0881109A - 印刷機の排紙装置 - Google Patents

印刷機の排紙装置

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JPH0881109A
JPH0881109A JP22046194A JP22046194A JPH0881109A JP H0881109 A JPH0881109 A JP H0881109A JP 22046194 A JP22046194 A JP 22046194A JP 22046194 A JP22046194 A JP 22046194A JP H0881109 A JPH0881109 A JP H0881109A
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JP
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paper
paper discharge
printing
discharge device
machine
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JP22046194A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hanzawa
博 半澤
Masakazu Miyata
昌和 宮田
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Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
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Publication date
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Publication of JPH0881109A publication Critical patent/JPH0881109A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/20Belts
    • B65H2404/23Belts with auxiliary handling means
    • B65H2404/232Blade, plate, finger
    • B65H2404/2321Blade, plate, finger on two opposite belts or set of belts, i.e. having active handling section cooperating with and facing to each other

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オペレータの監視なしに用紙の満杯/紙詰ま
りを検知して機械の作動を自動的に禁止する。 【構成】 印刷機が始動すると、印刷物は1枚づつ排紙
装置に送り込まれ、搬送センサのオンからオフへの変化
毎に移送モータが駆動して所定量づつ移送される。移送
モータはダウンセンサのオフからオンへの変化毎に停止
し、移送モータの作動カウント値が所定値以上になる
と、満杯センサの状態チェックを行う。正常な収納状態
では、満杯センサが一瞬オンしてオフになるが、満杯セ
ンサがオンして時間T2 が経過する間にオフしなけれ
ば、満杯又は紙詰まりと判断して印刷機を停止し、満杯
LEDを点灯する。移送モータが停止した後に所定値以
上のカウント値を示し、時間T3 が経過する間に満杯セ
ンサがオンしなければ、移送手段間の紙詰まりと判断し
てエラー表示し、印刷機を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷部にて印刷され
た用紙を整然と積み重ねて収納する印刷機の排紙装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近来、オフィスで使用される事務用輪転
式孔版印刷機にあっては、電子化による自動化が進み、
また技術の進歩により機械の信頼性が一段と向上してき
た。
【0003】図9は本出願人による輪転式孔版印刷機の
排紙装置を示している。同図において、印刷物Wは図の
紙面に垂直な方向に沿って印刷機から排出され、進入経
路Eから進入してくる。進入経路Eの近傍には、印刷物
Wを一枚づつ受け入れて保持する保持手段300が設け
られている。
【0004】保持手段300は、印刷物Wの両側縁部に
近接して設けられた少なくとも一対のベルト機構を有す
る。各ベルト機構は、上下のプーリ301,302とこ
れに掛け回されたベルト303から構成され、各ベルト
303には、印刷物Wの両側縁部を保持する保持部30
4がベルト303の移動方向について等間隔となるよう
に設けられている。
【0005】図中矢印方向へ回動する保持手段300の
保持部304の内、受取態勢にある最上段の保持部30
4が、排出されてきた印刷物Wを保持する。印刷物が排
出される度に、保持手段300のベルト機構が駆動され
て保持部304に保持された印刷物を順次下方に移動さ
せ、最上段の保持部304が次の印刷物を受け入れてい
く。保持手段300の回動により、保持部304の各段
に保持された複数枚の印刷物Wは1枚づつ下方へ落下
し、保持手段300によって保持されている間に、印刷
物Wのインキの一次乾燥に必要な時間が経過する。そし
て、印刷物Wは裏移りが生じることなく下方のトレイ3
05内に順次積み重なって収納される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記装置を
含む従来の印刷機は、収納手段であるトレイ305内に
積載収納された印刷物の状態等を検出するための手段を
何も備えていなかった。そのため、オペレータはトレイ
305内に印刷物Wが一杯になっていないか、図示のよ
うに印刷物Wが斜めに落下して正しく収納されずジャム
していないか等、排紙状態を監視するなど絶えず注意を
払っていなければならなかった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、オペレータの監視を必要とせずに用紙
の満杯/紙詰まり/紙残りを検知して機械の作動を自動
的に禁止することができる印刷機の排紙装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による請求項1の印刷機の排紙装置は、印刷
部にて印刷処理された用紙を印刷部の外へ送る搬送手段
と、該搬送手段により送られた用紙を積載して収納する
収納手段と、該収納手段の予め決められた位置に用紙が
存在するか否かを検出する満杯検出手段と、該満杯検出
手段により用紙が所定時間継続して検出されたときに機
械の作動を禁止する制御手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0009】請求項2の印刷機の排紙装置は、印刷部に
て印刷処理された用紙を印刷部の外へ送る搬送手段と、
該搬送手段により搬送された用紙を受入れ側にて一枚づ
つ受け入れて保持するとともに、前記用紙を受け入れる
毎に一定量作動して前記受け入れた用紙を送り出し側へ
移送し且つ所定量作動後に前記用紙を前記送り出し側か
ら送り出す移送手段と、該移送手段の送り出し側から送
り出された用紙を収納する収納手段と、該収納手段の予
め決められた位置に用紙が存在するか否かを検出する満
杯検出手段と、前記移送手段の作動を検出する検出手段
と、前記移送手段が所定量作動したことを前記検出手段
が検出してから所定時間が経過するまでに前記満杯検出
手段が用紙を検出しないときに機械の作動を禁止する制
御手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】また請求項3の如く、請求項2における前
記制御手段は、前記満杯検出手段により用紙が所定時間
継続して検出されたときに機械の作動を禁止してもよ
い。さらに請求項4の如く、前記印刷部にて印刷した用
紙の枚数を計数する計数手段を設け、該計数手段による
計数値が所定の値に達するまでは制御手段による前記機
械の作動禁止制御を不能にしてもよい。
【0011】なお、印刷部にて印刷した用紙の枚数を計
数する方法としては、印刷中の印刷ドラムの回転数を印
刷した用紙の枚数として計数する方法や、印刷部から送
り出された印刷物を直接センサで検出してその検出回数
を印刷した用紙の枚数として計数する方法、排紙装置に
送り込まれた印刷物を印刷した用紙の枚数として計数す
る方法、移送手段の移送動作の回数を印刷した用紙の枚
数として計数する方法のいずれでもよい。
【0012】また、移送手段としては、図3に示した構
成のほか、水平または斜めに配置した無端の搬送コンベ
アや、印刷物を摺動させるための摺動面を備えた滑り台
のようなシュータ、あるいは用紙の縁を保持するための
保持部を軸の外周に螺旋状に形成した数本の回転軸から
なる構成であってもよい。
【0013】
【作用】印刷部にて印刷処理された用紙は搬送手段によ
って印刷部の外へ送られる。この用紙は、移送手段の受
入れ側にて一枚づつ受け入れ保持され、用紙を受け入れ
る毎に一定量作動して送り出し側へ移送される。そし
て、用紙は所定量作動後に送り出し側から収納手段に収
納される。上記の動作において、制御手段は、用紙の存
在を検知する満杯検出手段により用紙が所定時間継続し
て検出されたとき、移送手段が所定量作動したことを検
出してから所定時間が経過するまでに満杯検出手段が用
紙を検出しないときに機械の作動を自動的に禁止する。
計数手段は印刷部にて印刷した用紙の数を計数する。制
御手段は、計数手段による計数値が所定の値に達するま
で前記機械の作動禁止制御を不能にする。これにより、
排紙装置は計数手段の計数値が所定の値に達するまでの
間だけ用紙を途切れることなく印刷部より取り込み、そ
の後、満杯/紙詰まり/紙残りを検知したときに機械の
作動を自動的に禁止する。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る印刷機の排紙装置の一実
施例を図面を参照して説明する。図1は排紙装置1を印
刷機2と接続した状態の外観を示す斜視図、図2は排紙
装置1の外観を示す斜視図、図3は排紙装置1の内部機
構の斜視図、図4は図3と逆方向から見た排紙装置1の
内部機構の一部を省略した斜視図、図5は本排紙装置の
排紙トレイを示す斜視図、図6は本排紙装置の一部を省
略した断面図である。
【0015】この排紙装置1は、図3乃び図4に示した
内部機構が、図2に示すように筐体3で覆われた構成と
なっている。筐体3は箱形の壁部4と、壁部4の上側を
覆う蓋部5からなる。壁部4の前面側には開口4bがあ
り、この開口4bから収納手段としての排紙トレイ40
が出し入れできるようになっている。
【0016】排紙装置1の給紙口に設けられた搬送路6
は、印刷機2の排紙口2aに接続されている。搬送路6
は、印刷中は搬送モータM1によって駆動される搬送用
の複数の無端ベルト7を有する。印刷機2で印刷した印
刷物(用紙)Wは、無端ベルト7に乗って排紙装置1内
に送り込まれる。搬送路6には、無端ベルト7上に印刷
物Wが有るときはオン、無いときはオフの信号を発生す
る搬送センサ14が設けられている。
【0017】排紙装置1のフレームは、底部の水平な基
板1aと、本装置1への印刷物Wの進入方向に対し直行
する垂直な側板1b,1cと、側板1b,1cを支える
複数の支持体1d等で構成される。排紙装置1の側板1
bの外面側には、互いに逆ねじのねじ部9a,9bを有
する紙幅調整軸9,9が上下二箇所に水平に且つ回転可
能に支持されている。側板1bの外面には、一対の紙幅
調整板10,10が設けられている。紙幅調整板10は
縦方向に長い矩形の基板であり、一次保持手段23の回
転軸20及び二次保持手段24の回転軸21,22の一
端を支持している。そして、この紙幅調整板10には雌
ねじ部を有するナット部10a,10bが設けられてお
り、これらナット部10a,10bに前記紙幅調整軸の
ネジ部9a,9bが螺合している。
【0018】図4に示すように、側板1bに対向する側
板1cの外面側には、互いに逆ねじのねじ部11a,1
1bを有する紙幅調整軸11,11が上下二箇所に水平
に且つ回転可能に支持されている。側板1cの外面に
は、一対の紙幅調整板12,12が設けられている。紙
幅調整板12は縦方向に長い矩形の基板であり、一次保
持手段23の回転軸20及び二次保持手段24の回転軸
21,22の他端を支持している。そして、この紙幅調
整板12には雌ねじ部を有するナット部12a,12b
が設けられており、これらナット部12a,12bに前
記紙幅調整軸のねじ部11a,11bが螺合している。
【0019】図4に示すように、4本の紙幅調整軸9,
9,11,11はタイミングベルト13を介して互いに
連動している。図3に示す幅モータM4が、駆動ギアを
介してこのタイミングベルト13を駆動する。
【0020】幅モータM4は、パルスモータで構成さ
れ、パルス信号により紙幅調整軸9,9,11,11の
回転方向と回転角度を制御している。パルス信号のパル
ス数は、紙幅調整板10,12の移動量を決めるもの
で、印刷機2からのフェンス幅のポテンショ入力による
幅信号で与えられる。そして、幅モータM4がパルス制
御されて紙幅調整軸9,9,11,11が回転すると、
紙幅調整板10,12が相互に逆方向へ対称に移動し、
一次保持手段23と二次保持手段24の間隔が印刷物W
の幅に対応して調整される。
【0021】図3に示すように、フレームの側板1bに
は、紙幅調整板10のホームポジションを検出する幅ホ
ームセンサ15と、限界位置を検出する幅リミットセン
サ16が設けられている。フレームの側板1bにおい
て、ホームポジションは、取り込み可能な印刷物Wの最
大幅より外側に位置し、限界位置は、取り込み可能な印
刷物Wの最小幅より内側に位置している。これらのセン
サ15,16は、幅モータM4によって移動する紙幅調
整板10の下端部に設けられた検出板10cを検知して
信号を発生する。
【0022】図3に示すように、一次保持手段23は、
印刷機2から排出される印刷物Wの両側縁部にそれぞれ
近接する2か所の位置に、それぞれ一基づつ配置されて
いる。一次保持手段23は、円柱状の胴部に平板状の保
持部23aを90度間隔で放射状に設けてなる。
【0023】一次保持手段23の下方には二次保持手段
24としてのベルト搬送機構が左右2基づつ、合計4基
設けられている。各二次保持手段24は、回転軸21に
設けられた上プーリ25と、回転軸22に設けられた下
プーリ26と、上下両プーリ25,26に上下方向に掛
け回された回動体としての無端状のベルト27とを有し
ている。
【0024】二次保持手段24のベルト27には、矩形
の舌片状の保持部24aがベルト27の移動方向につい
て等間隔となるように複数設けられている。印刷物Wの
両側縁部は左右の二次保持手段24の保持部24aによ
って保持される。印刷物Wはベルト27の駆動に伴って
下方に搬送される間に一次乾燥される。
【0025】図3に示すように、側板1bから突出した
回転軸21の端部には歯車29とウオームホイール30
が設けられている。側板1bから突出した回転軸20の
端部には歯車31が設けられている。回転軸21の歯車
29と回転軸20の歯車31は中間歯車32を介して連
動するようになっている。
【0026】図3に示すように、側板1bには、ウオー
ム歯車33a,33aを有するウオーム軸33が回転自
在に設けられている。ウオーム歯車33a,33aは、
回転軸21,21のウオームホイール30,30にそれ
ぞれかみ合っている。図3及び図4に示すように、ウオ
ーム軸33はタイミングベルト34を介して移送モータ
M2によって駆動される。移送モータM2が駆動されれ
ば、図3において左側の回転軸21は時計方向へ、また
右側の回転軸21は反時計方向へそれぞれ同期して回転
する。
【0027】ここで、回転軸21と回転軸20とは歯車
29,31,32を介して連動し、両者の角速度比は、
回転軸21が「1」に対して回転軸20は「2」に設定
され、回転軸21が1回転する間に回転軸20が2回転
する構成とされている。
【0028】図3に示すように、フレームの側板1bに
は、移送モータM2の回転角度を検出するためのダウン
センサ35が設けられている。このダウンセンサ35
は、一次保持手段23の保持部23aが所定の紙受け位
置に有るか否かを検出するもので、回転軸20の端部に
設けられた回転板36には、保持部23aの配置角度
(90度)毎にスリット37が形成されており、所定の
紙受け位置に対応するスリット37部分でオンの信号を
出力し、その他の部分ではオフの信号を出力して回転軸
20の回転数を検出している。尚、回転軸20と連動す
る回転軸21の回転数は、二次保持手段24の駆動量即
ち、保持部24aの下降量を示すことになる。
【0029】次に、印刷物の収納手段としての排紙トレ
イ40について説明する。排紙装置1の略上半分に設け
られた一次及び二次保持手段23,24の下方は印刷物
Wの積載収納部分であり、図2に示すように、印刷物W
を収納する排紙トレイ40が開口4bより水平方向に抜
き差し可能に配置されている。この排紙トレイ40は、
二次保持手段24により一定時間以上一枚づつ離して保
持されインキが乾燥した後に落下してくる印刷物Wを積
載収納している。
【0030】図5に示すように、前記排紙トレイ40は
基体として箱部41を有する。箱部41は、底壁部42
と左右の側壁部43,43と後壁部44とを有し、三方
が壁部で覆われ、その上面側と前面側が開放されてい
る。側壁部43には取扱いの便宜のために操作フランジ
43aが設けられている。操作フランジ43aを手で掴
めば、前記排紙装置1の下部に対して排紙トレイ40を
開口4bから出し入れする作業が容易に行える。
【0031】図4に示すように、排紙トレイ40が出し
入れされる開口4b内の側板1bには、排紙トレイ40
を所定の位置にセットするためのストッパ17が設けら
れている。排紙トレイ40は、ストッパ17に操作フラ
ンジ43aが当接した位置でセットされ、その位置より
奥には行かないようになっている。開口4b内の底面奥
部には、排紙トレイ40の有無を検出するトレイ有無ス
イッチ18が設けられている。トレイ有無スイッチ18
は、操作フランジ43aがストッパ17に当接して排紙
トレイ40が所定の位置にセットされたときに、排紙ト
レイ40が有る旨の信号を発生している。また、操作フ
ランジ43aがストッパ17に当接していないときに
は、排紙トレイ40が無い旨の信号を発生している。
【0032】箱部41の底壁部42には、左右方向に延
びる案内溝45が形成されている。案内溝45には、一
対の細長い板状のフェンス幅調整板46,47が挿入さ
れている。一方のフェンス幅調整板46の外方の一端部
は、操作用のつまみ46aとして案内溝45の開口から
箱部41の側壁部43側に突出している。後壁部44に
近い底壁部42の底面の中央には、回動自在にピニオン
48が軸支されている。各フェンス幅調整板46,47
の内方の他端部にはそれぞれラックが形成されており、
前記ピニオン48に互いに反対側からかみ合っている。
【0033】底壁部42の上には、印刷物Wの両側縁を
案内する一対の側部フェンス49,49が、それぞれ左
右の側壁部43,43と平行に設置されている。各側部
フェンス49は、それぞれピン50を介して前記各フェ
ンス幅調整板46,47に連結されている。ピン50
は、左右方向に沿って底壁部42に設けられた図示しな
い案内溝を挿通している。そして、フェンス幅調整板4
6のつまみ46aを掴んで左右方向に出し入れすれば、
このフェンス幅調整板46と他方のフェンス幅調整板4
7はピニオン48を介して連動し、互いに反対方向に移
動する。従って、これらフェンス幅調整板46,47に
連結された一対の側部フェンス49,49は、左右方向
に沿って近接し又は離れるので、収納すべき印刷物Wの
幅に応じて一対の側部フェンス49,49の間隔を任意
に設定することができる。
【0034】箱部41の底壁部42の上には、一基の前
部フェンス51が設けられている。前部フェンス51
は、印刷物Wの前端縁を案内するフェンス板52と、箱
部41内に載置される印刷物Wの底面の少なくとも一部
に接触する底板53とを有している。フェンス板52と
底板53は一体に構成され、直角に交わっている。
【0035】前部フェンス51は、レール54に沿って
前後に移動することにより、排紙トレイ40に収納する
印刷物Wの前後方向の大きさに合致した位置に設定する
ことができる。
【0036】図5に示すように、排紙トレイ40の壁部
に覆われていない他の一方に対向する壁部である後壁部
44には、後述する満杯センサ222の光軸L(図6参
照)が通る孔220が貫通形成されている。孔220は
フェンス板51の面を外した所定高さ位置に形成され、
その高さは例えば排紙トレイ40の収納限界枚数である
印刷物Wの最大高さよりやや低い位置に設定されてい
る。
【0037】図6に示すように、排紙装置1の本体機枠
221には、満杯センサ222としての発光器223と
受光器224が孔220を挟んで設けられている。この
満杯センサ222は、光軸L上に印刷物Wが存在するか
否かを検出するもので、排紙トレイ40内に印刷物Wが
無いとき、発光器223の放った光が孔220を通過し
て受光器224に到達するようになっている。そして、
受光器224は、発光器223の放った光を受光したと
きは用紙無しの信号(オフ信号)を発信し、発光器22
3の放った光を受光しないときは用紙有りの信号(オン
信号)を発信している。
【0038】図3,図4及び図6に示すように、排紙装
置1のフレームの側板1bには、排紙装置1の前後方向
に移動自在な突き当て体70が設けられている。突き当
て体70と対向する側板1cには、上下に伸びる位置決
め板38が設けられている。位置決め板38の表面は、
排紙トレイ40の後壁部44の面上に位置している。
【0039】無端ベルト7に乗って本装置1内に送り込
まれた印刷物Wは、突き当て体70に突き当たると、後
部が下がり搬送路6への乗り上げが防止されて先端位置
が規制された後、一次保持手段23の上に乗る。
【0040】突き当て体70の背面側には、左右一対の
アーム72が上下に二組設けられている。上下各組のア
ーム72の先端には、L字形のリンク73の一端部がそ
れぞれ軸74をもって回動自在に連結されている。該リ
ンク73の他端部は、軸75をもってフレームの側板1
b側に回動自在に連結されている。
【0041】前記上下の各リンク73にはそれぞれ扇状
歯車76が固設されている。各扇状歯車76にはそれぞ
れ歯車77がかみ合っている。各歯車77はタイミング
ベルト78を介して駆動歯車79に連動している。駆動
歯車79は、フレームの側板1bに設けられた突き当て
モータM3に駆動される。そして、突き当てモータM3
が駆動すると、突き当て体70はリンク機構としてのリ
ンク73に拘束されて平行移動される。
【0042】突き当て体70の下部には、突き当てスイ
ッチ80が設けられている。突き当て装置70が前進
し、排紙トレイ40に設けられた前部フェンス51のフ
ェンス板52に接触検知手段としての突き当てスイッチ
80が接触すると、突き当てモータM3の駆動が停止さ
れる。
【0043】そして、予め、印刷物Wの前後方向の長さ
に対応して排紙トレイ40の前部フェンス51を移動さ
せておくと、突き当て体70は、位置決め板38との間
隔が印刷物Wの前後方向の長さに一致するように前部フ
ェンス51の直上位置まで移動される。
【0044】突き当てスイッチ80がフェンス板52に
接触している状態から排紙トレイ40を取り出そうとす
ると、排紙トレイ40の側壁43が突き当てスイッチ8
0や突き当て体70に衝突して破損する危険性がある。
これを回避するため突き当て体70は、排紙装置1の停
止時には排紙トレイ40から離れたホームポジションに
戻る構成となっている。このホームポジションは、図4
及び図6に示すようにフレームの側板1bの内側の所定
位置に設けられた突き当てホームセンサ81によって検
出される。突き当て体70がホームポジションに位置し
ている状態では、突き当て体70の下端に設けられた検
出板71aが突き当てホームセンサ81を作動させ、突
き当てホームセンサ81の出力信号によって突き当てモ
ータM3の駆動が停止される。
【0045】図6に示すように、フレームの側板1bに
はトレイロックソレノイド100が設けられている。リ
ンク101は軸102によって回動できるように支持さ
れている。トレイロックソレノイド100の可動部とリ
ンク101はピン連結されている。トレイロックソレノ
イド100が作動して鉄心が引き込まれると、リンク1
01が軸102を支点にして図6中反時計方向に回動
し、前記排紙トレイ40の本装置に対する着脱経路内に
リンク101の先端が進入する。排紙トレイ40は固定
され、装置1外に取り出せなくなる。
【0046】次に、図7は上記排紙装置1の主要部分の
電気的構成を示す制御手段のブロック図である。制御手
段200は、ワンチップマイコンよりなり、CPU20
1、ROM202、RAM203、通信回路204、出
力ポート205、入力ポート206を有する。
【0047】通信回路204は、I/F回路207を介
して印刷機2のI/F部に接続されている。入力ポート
206には、搬送センサ14、ダウンセンサ35、満杯
センサ222のほかにも、幅ホームセンサ15、幅リミ
ットスイッチ16、トレイ有無スイッチ18、突き当て
スイッチ80、突き当てホームセンサ81からの検出信
号が入力している。なお、印刷機2は、製版装置及び印
刷装置を備えた一体型の孔版印刷機であり、製版動作の
シーケンスの終期には印刷装置が所定枚数試し刷り動作
されてから自動停止し、その後は作業者による次の印刷
スタート等の指示を待つ待機状態となる公知のものであ
る。印刷終了信号は、印刷機2で設定された枚数の印刷
物が印刷されたとき、印刷停止操作が行われたときに出
力される。
【0048】制御手段200は、タイマ設定時間をT1
として搬送センサ14がオン信号を出力してからの時間
を計測する第1タイマ225、タイマ設定時間をT2 と
して満杯センサ222がオン信号を出力してからの時間
を計測する第2タイマ226、タイマ設定時間をT3 と
して移送モータM2が駆動してからの時間を計測する第
3タイマ227、ダウンセンサ35がオフからオンに変
化する回数をカウントするカウンタ228を備えてお
り、このカウント値と各タイマ225,226,227
による計時信号はCPU201に取り込まれる。
【0049】制御手段200は、満杯センサ222、搬
送センサ14、ダウンセンサ35からの各検出信号、各
タイマ225,226,227からの計時信号、カウン
タ228からのカウント値に基づいて後述する排紙トレ
イ40の満杯状態および紙詰まりを監視して機械の作動
・停止を制御する。
【0050】また、制御手段200は、LED駆動回路
210を介して排紙トレイ40における印刷物Wの収納
が満杯状態の旨を示す満杯LED232の他、紙詰まり
有りを示すLED等の各種表示制御を、排紙装置1の蓋
部5に設けられた操作・表示パネル110に行う。さら
に、制御手段200は、モータ駆動回路211を介して
移送モータM2をはじめ、各モータ(搬送モータM1、
突き当てモータM3、幅モータM4)を駆動制御する。
このように、制御手段200では、本排紙装置1の排紙
制御を統括している。
【0051】次に、上記のように構成される排紙装置の
動作について、図8のフローチャートを参照して説明す
る。図8は本装置の主要部分に係わる動作のフローを示
し、P1,P2…Pnは、ステップの番号を示してい
る。
【0052】まず、印刷機2のスタートスイッチが押さ
れると、印刷機2は、排紙トレイ40がセットされてい
れば始動し、排紙トレイ40がセットされていなければ
始動しない。この排紙トレイ40がセットされているか
否かはトレイ有無スイッチ18の状態によって判断され
る。
【0053】印刷機2が始動すると(P1)、印刷機2
の印刷部にて印刷された印刷物Wが搬送手段6のベルト
7により排紙装置1内に送り込まれる。その際、搬送セ
ンサ14がその上方を前記印刷物Wが通過したことを検
知してオンすると(P2−Yes)、第1タイマ225
は時間T1 の計測を開始する(P3)。
【0054】この第1タイマ225による計測が開始さ
れてから、搬送センサ14がオフせず(P4−No)、
時間T1 を経過すると(P5−Yes)、搬送途中で異
常(紙詰まり)が生じたと判断してエラー表示する(P
6)と共に印刷機2が停止される。
【0055】これに対し、第1タイマ225による計測
の開始後、搬送センサ14がオフすると(P4−Ye
s)、第1タイマ225の計測した時間がリセットされ
る(P7)。続いて、移送モータM2が一定角度回動し
(P8)、第3タイマ227が時間T3 の計測を開始し
て(P9)、一次保持手段23および二次保持手段24
とからなる移送手段を作動する。
【0056】そして、排紙装置1内に送り込まれた印刷
物Wは、先ず一次保持手段23の保持部23aの上に乗
り、その印刷物Wは、次に排紙装置1内に送り込まれる
印刷物Wが搬送センサ14により検出されて移送手段が
作動することにより、一次保持手段23の保持部23a
から二次保持手段24の保持部24aの上に移される。
上記の動作において、移送モータM2はダウンセンサ3
5がオフからオンに変わることにより停止される(P1
0,11,12)。
【0057】ダウンセンサ35がオフからオンに変化し
た回数は、その値が移送手段である一次保持手段23及
び二次保持手段24の各保持部23a,24aに用紙を
1枚づつ保持したとき移送手段に保持できる印刷物Wの
最大枚数に相当する値(例えば実施例では「37」に設
定されている)になるまでカウンタ228によりカウン
トされる(P13,14)。
【0058】そして、P12で移送モータM2が停止し
たとき、カウンタ228のカウント値が「37」と一致
していれば(P13−Yes)、満杯センサ222の状
態をチェックする(P15)が、一致していなければ満
杯センサ222の状態チェックは行わない。即ち移送手
段の各保持部23a,24aに印刷物Wがない状態から
印刷を開始したときは、最初に印刷された一枚目の印刷
物Wが移送手段から排出トレイ40に移送されるまでは
満杯センサ222の状態をチェックしない。
【0059】印刷物Wが排紙トレイ40に正常に収納さ
れる状態では、印刷物Wが移送手段における二次保持手
段24の保持部24aから排紙トレイ40に向かって落
下し、発光器223の光軸Lを横切ると、満杯センサ2
22は一瞬の間オンとなり(P15−Yes)、第3タ
イマ227の計測した時間がリセットされ(P16)、
第2タイマ226による時間T2 の計測が開始してから
(P17)、満杯センサ222がオフとなり(P18−
Yes)、第2タイマ226の計測した時間がリセット
され(P19)、P2に戻る。
【0060】これに対し、第2タイマ226による計測
が開始されてから満杯センサ222がオフせず(P18
−No)オンのままで、時間T2 が経過すると(P20
−Yes)、排紙トレイ40が満杯になったか又は排紙
トレイ40において紙詰まりが発生したと判断して印刷
機2を停止し(P21)、満杯LED232が点灯して
(P22)「トレイを確認して下さい」とのエラーメッ
セージが表示窓に表示される。
【0061】満杯センサ222がオンせず(P15−N
o)、移送モータM2が駆動してから時間T3 を経過す
ると(P23−Yes)、移送手段(一次保持手段2
3,二次保持手段24)間の移送中で紙詰まりが生じた
と判断してエラー表示がなされ(P24)、印刷機2は
停止される。
【0062】なお、上記の動作において、排紙トレイ4
0が満杯と判断されたときには、排紙トレイ40を引き
出して印刷物Wを取り除き、また紙詰まりと判断された
ときには、排紙トレイ40を引き出して詰まった印刷物
Wを正しく収納した後、再度排紙トレイ40をセットす
る。そして、トレイ有無スイッチ18よりトレイ有りの
信号が入力し、満杯センサ222よりオフ信号が入力さ
れると、制御手段200が機械の作動停止を解除する。
また、搬送・移送中の紙詰まりと判断された場合には、
オペレータが詰まった印刷物Wを除去した後、例えば操
作・表示パネル110にジャムを解除するためのスイッ
チを設け、このスイッチが操作されたときに制御手段2
00が機械の作動停止を解除する。
【0063】上記実施例では、印刷機2から1枚づつ送
られてくる印刷物Wが搬送センサ14により検知され、
搬送センサ14の信号のタイミングで第1タイマ225
が時間を計測し、タイマ設定時間T1 を計測するまでの
間に搬送センサ14がオフしなければ、搬送途中におけ
る紙詰まりと判断して機械の作動が停止する。
【0064】また、カウンタ228が所定値になり、満
杯センサ222の信号のタイミングで第2タイマ226
が時間を計測し、タイマ設定時間T2 を計測するまでの
間に満杯センサ222がオフしなければ、排紙トレイ4
0が満杯あるいは紙詰まりと判断して機械の作動が停止
する。
【0065】さらに、移送モータM2の駆動のタイミン
グで第3タイマ227が時間を計測し、カウンタ228
が所定値であるにも係わらず、タイマ設定時間T3 を計
測するまでの間に満杯センサ222がオンしなければ、
移送手段である一次保持手段23及び二次保持手段24
間が紙詰まりと判断して機械の作動が停止する。
【0066】従って、このような排紙装置によれば、オ
ペレータは給紙台にセットした用紙の印刷が終わるまで
用紙の排紙状態を監視する必要がなく、排紙トレイ40
の満杯/紙詰まり及び搬送・移送中における紙詰まりを
自動的に検知することができ、オペレータにかかる負担
を軽減して能率的な排紙制御を行うことができる。ま
た、用紙の排紙状態を監視する必要がないことから、排
紙装置全体がカバーで覆われて内部が目視できない構成
であっても、一人のオペレータが同時に複数の印刷機を
操作することができる。しかも、紙詰まりが生じたとき
には印刷機2を自動停止させて被害を最小限に止めるこ
とができる。
【0067】次に、排紙装置の他の実施例について説明
する。この実施例では、図7のブロック図の一点鎖線で
示すように、印刷開始から排紙装置1内に送り込まれた
印刷物Wの数を搬送センサ14又は満杯センサ222の
オン/オフの回数によりカウントするためのカウンタ2
30と、そのカウント値を排紙トレイ40の収納限界枚
数に相当する基準値と比較する比較器231との構成を
制御手段200に付加し、排紙装置1の満杯/紙詰まり
を検知して機械の制御を行うものである。
【0068】上記構成において、カウンタ230のカウ
ント値が基準値に達していないにも係わらず、満杯セン
サ222がオンしてから第2タイマ226の計時が時間
T2を経過する間にオフとならない場合は、CPU20
1が排紙トレイ40内で紙詰まりが発生したと判断して
印刷機2を停止する。また、カウンタ230のカウント
値が基準値に達しているとき、満杯センサ222がオン
してから第2タイマ226の計時が時間T2 経過しても
オフとならない場合は、排紙トレイ40内に印刷物Wが
満杯されたと判断して印刷機2の作動を禁止して停止す
る。この際、それぞれの判断結果、すなわち紙詰まり、
収納満杯の旨は表示窓に表示される。
【0069】ところで、上記動作において、カウンタ2
30のカウント値が基準値に達していない場合には、上
記印刷機2を停止する制御を不能にしてもよい。この場
合、比較器231の基準値を所望の値(実施例では3
7)に設定すれば、設定枚数の印刷物Wが排紙装置に取
り込まれるまでの間または二次保持手段24のビン数分
の印刷物Wが移送されるまでの間は少なくとも印刷機2
が停止せずに作動するので、排紙装置1は所定枚数の印
刷物Wを途切れることなく印刷機2より取り込むことが
でき、排紙トレイ40に印刷物Wが収納される状態から
満杯/紙詰まり/紙残りを検知して機械の作動を禁止す
ることができる。
【0070】なお、用紙の厚さ等の情報を入力すること
により排紙トレイ40の収納限界枚数をCPU201に
より演算して前記基準値を補正できるような構成にして
もよい。
【0071】ところで、上述した図8のフローチャート
では、満杯センサ222のオン/オフの検出を、移送モ
ータM2が停止した後のP13後に行うようになってい
るが、P15乃至P24のフローを、P1乃至P8のフ
ローの処理とは関係なく独立したフローとして並列に処
理するようにしてもよい。この場合には、カウンタ22
8のカウント値に関係なく、印刷機2の停止中に排紙ト
レイ40を交換した場合にも排紙トレイ40内における
印刷物Wが満杯か否かの収納状態を検出できる。
【0072】また、本発明は、図示した排紙装置に限ら
ず、一般の輪転式孔版印刷機に標準装備された排紙装置
(排紙台)の満杯/紙詰まり/紙残りの検知に適用して
もよい。
【0073】
【発明の効果】本発明の請求項1の印刷機の排紙装置に
よれば、収納手段内の用紙の満杯状態を検知して機械の
作動を自動的に停止させるので、オペレータは給紙台に
セットした用紙の印刷が終わるまで、用紙の排紙状態を
監視する必要がなく、オペレータの負担を軽減して能率
的な排紙制御を行うことができる。しかも、排紙装置全
体がカバーで覆われているものであっても、一人のオペ
レータが同時に複数の印刷機を操作することができる。
【0074】請求項2の印刷機の排紙装置によれば、排
紙装置内部の移送中の紙詰まりを検知して印刷機を自動
停止させるので、紙詰まりによる被害を最小限に止める
ことができる。
【0075】請求項3の印刷機の排紙装置によれば、排
紙装置内部での満杯/紙詰まり/紙残りとして、収納手
段の満杯/紙詰まり/紙残りと搬送・移送中の紙詰まり
とを検知して機械の作動を自動的に停止させることがで
きるので、上記の効果に加え、より精密で能率的な排紙
制御を行うことができる。
【0076】請求項4の印刷機の排紙装置によれば、計
数値が所定値に達するまでの間は機械が停止することな
く作動するので、印刷部から取り込んだ用紙を直ちにト
レイに収納せず、当該用紙をその後に所定枚数の用紙が
保持部に取り込んでからトレイに収納させる移送手段を
備えた排紙装置において、印刷の始めから終りまで用紙
を途切れることなく印刷部より取り込むことができ、そ
の後、満杯/紙詰まり/紙残りを検知したときに機械の
作動を禁止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本排紙装置を印刷機と接続した状態の外観斜視
図。
【図2】本排紙装置の外観を示す斜視図。
【図3】本排紙装置の内部機構の斜視図。
【図4】機構の一部を省略して図3と逆の方向から見た
本排紙装置の内部機構の斜視図。
【図5】本排紙装置の排紙トレイを示す斜視図。
【図6】本排紙装置の一部を省略した断面図。
【図7】本排紙装置の制御回路のブロック図
【図8】本排紙装置のメインフローチャート。
【図9】本出願人の提案による比較例としての排紙装置
を示す図。
【符号の説明】
1…排紙装置、2…印刷機、6…搬送路、14…搬送セ
ンサ、23…一次保持手段、23a…保持部、24…二
次保持手段、24a…保持部、35…ダウンセンサ、4
0…排紙トレイ、200…制御手段、222…満杯セン
サ、225…第1タイマ、226…第2タイマ、227
…第3タイマ、228,230…カウンタ、231…比
較器、M1…搬送モータ、M2…移送モータ、W…印刷
物。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 31/30 // B65H 39/11 P

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷部にて印刷処理された用紙を印刷部
    の外へ送る搬送手段と、 該搬送手段により送られた用紙を積載して収納する収納
    手段と、 該収納手段の予め決められた位置に用紙が存在するか否
    かを検出する満杯検出手段と、 該満杯検出手段により用紙が所定時間継続して検出され
    たときに機械の作動を禁止する制御手段とを備えたこと
    を特徴とする印刷機の排紙装置。
  2. 【請求項2】 印刷部にて印刷処理された用紙を印刷部
    の外へ送る搬送手段と、 該搬送手段により搬送された用紙を受入れ側にて一枚づ
    つ受け入れて保持するとともに、前記用紙を受け入れる
    毎に一定量作動して前記受け入れた用紙を送り出し側へ
    移送し且つ所定量作動後に前記用紙を前記送り出し側か
    ら送り出す移送手段と、 該移送手段の送り出し側から送り出された用紙を収納す
    る収納手段と、 該収納手段の予め決められた位置に用紙が存在するか否
    かを検出する満杯検出手段と、 前記移送手段の作動を検出する検出手段と、 前記移送手段が所定量作動したことを前記検出手段が検
    出してから所定時間が経過するまでに前記満杯検出手段
    が用紙を検出しないときに機械の作動を禁止する制御手
    段とを備えたことを特徴とする印刷機の排紙装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記満杯検出手段によ
    り用紙が所定時間継続して検出されたときにも機械の作
    動を禁止する請求項2記載の印刷機の排紙装置。
  4. 【請求項4】 印刷部にて印刷した用紙の枚数を計数す
    る計数手段を設け、該計数手段による計数値が所定の値
    に達するまでは制御手段による前記機械の作動禁止制御
    を不能にした請求項2又は3に記載の印刷機の排紙装
    置。
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