JP5316773B2 - 用紙積載装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、上位装置から排紙される用紙が大量に積載可能で、かつ昇降可能なシフトトレイが搭載された用紙積載装置、および用紙積載部を具備する画像形成装置に関するものである。
従来、昇降可能なシフトトレイが搭載された用紙積載装置において、特許文献1,2に記載されているように、排紙される用紙の量に応じてシフトトレイを昇降させることにより、シフトトレイ上に用紙を良好かつ適正に積載させる構成のものがある。
特許文献1には、用紙積載装置においてシフトトレイ上に積載された用紙を適正に揃えるための機構として、用紙の積載高さに応じてシフトトレイが下降する構成のものが記載されている。
また、特許文献2には、シフトトレイの昇降に合わせて、用紙後端と接するエンドフェンスを可動にすることにより、積載状態の乱れ,汚れなどの不具合の発生を防ぐようにした構成のものが記載されている。
特許文献1に記載の構成では、用紙の積載高さを検知する部材を設けているが、その高さを検知する部材が棒状のものであり、しかも中央に1箇所設置されているのみであるため、検知が不安定であり、さらに用紙のカールの状態による検知のばらつきが大きいという課題がある。
本発明の目的は、前記従来技術の課題を解決し、安定性があり、多様な用紙幅方向のカール状態にも対応して用紙の積載高さを検知することができる用紙積載装置、および用紙積載部を具備する画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、上位装置から排紙される用紙を受けて搬送する搬送手段と、前記搬送手段から搬送される用紙を複数積載することができ、かつ水平に保持され昇降可能なシフトトレイとを備え、前記シフトトレイ上に用紙が一定量積載されたとき、前記シフトトレイが一定量下降する構成の用紙積載装置であって、前記シフトトレイ上に積載された用紙幅方向後端側に接触して用紙の積載高さを検知する紙面検知手段と、該紙面検知手段により前記積載高さが予め設定されている高さまで上がったことが検知されたときに前記シフトトレイを下降させるトレイ駆動手段と、前記シフトトレイが過剰に上昇した場合、前記シフトトレイの動作を停止させるための安全スイッチを押下する安全スイッチ押下部材とを備え、前記紙面検知手段の動作を受けて前記安全スイッチ押下部材が動作するように、前記紙面検知手段と前記安全スイッチ押下部材とがそれぞれ独立した軸に設けられていることを特徴とし、この構成によって、シフトトレイに積載される用紙積載高さを検知する紙面検知部材と、シフトトレイが過剰に上昇したことを検知する安全スイッチ押下部材とによって、シフトトレイの状況判断が適正に行われ制動されるため、昇降可能なシフトトレイへの用紙の積載がバランスよく安定して行われる。しかも、紙面検知手段の動作を受けて安全スイッチ押下部材が動作するように、紙面検知手段と安全スイッチ押下部材とがそれぞれ独立した軸に設けられていることによって、安全スイッチの作動が確実かつ容易に行われる
請求項に記載の発明は、請求項1記載の用紙積載装置において、シフトトレイ上における用紙の有無を検知する手段により、安全スイッチを作動可能にしたことを特徴とし、この構成によって、用紙検知の構成を簡素化することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1または2記載の用紙積載装置において、紙面検知手段の軸は、安全スイッチ押下部材の軸よりもシフトトレイの設置位置側に設けられていることを特徴とし、この構成によって、シフトトレイに対して紙面検知手段を構成する腕部材などを短くすることができるため、高さ検知の誤差を少なくできる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3いずれか1項記載の用紙積載装置において、紙面検知手段は、シフトトレイに積載された用紙の後端を規制するエンドフェンスに設けられていることを特徴とし、この構成によって、エンドフェンスに押し当てられて揃えられた用紙の高さをそのまま認識することができ、用紙の後端、すなわち用紙排紙口により近い場所で高さを認識することができるので、排紙口での用紙詰まりが起こりにくく用紙高さに応じて正確にシフトトレイを下降することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜4いずれか1項記載の用紙積載装置において、紙面検知手段は、シフトトレイに排出された用紙の幅方向後端側における中央部とその両側との3箇所に設けられていることを特徴とし、この構成によって、幅方向における多様な用紙のカールに対応して用紙高さを検知することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜いずれか1項記載の用紙積載装置において、イニシャル動作時にシフトトレイが上昇し、該シフトトレイあるいは該シフトトレイに積載された用紙が紙面検知手段を一定量押し上げたときに、トレイ駆動手段がシフトトレイを一定量下降して停止させることを特徴とし、この構成によって、シフトトレイを一定量下降して停止して待機させることによって、次の動作を定位置から開始することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜6いずれか1項記載の用紙積載装置において、安全スイッチ押下部材の軸に負荷を加えるトーションスプリングを設けたことを特徴とし、この構成によって、用紙により過剰に押し上げ力が加わっても、安全スイッチを押してしまうことを防ぐことができる。
請求項に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成後に排紙される用紙を受ける用紙積載部とを備えた画像形成装置において、前記用紙積載部として請求項1〜いずれか1項記載の用紙後処理装置を、画像形成装置本体の外部にまたは内部に組み込んで設置したことを特徴とする。
本発明によれば、昇降可能なシフトトレイに積載される用紙積載高さを検知する紙面検知部材と、シフトトレイが過剰に上昇したことを検知する安全スイッチ押下部材とによって、シフトトレイの状況判断が適正に行われ制動されるため、昇降可能なシフトトレイへの用紙の積載がバランスよく安定して行われる。
本発明の用紙後処理装置の実施形態である用紙積載装置の全体構成を示す概略構成図 本実施形態におけるシフト搬送機構部分を示す斜視図 本実施形態における先端揃え機構部分を示す斜視図 本実施形態におけるジョガー機構部分を示す正面図 本実施形態におけるジョガー機構部分を示す斜視図 本実施形態における紙面検知機構の全体を示す斜視図 本実施形態における紙面検知機構において用紙が紙面フィラーの下に挿入するときの状態を示す斜視図 本実施形態における紙面検知機構においてエンドフェンスとシフトトレイと脚と紙面フィラーの関係を示す斜視図
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の用紙後処理装置の実施形態である用紙積載装置の全体構成を示す概略構成図であり、100は用紙積載装置本体であって、図において用紙積載装置本体100の右側に設置される画像形成装置(図示せず)から排出されるシート(用紙)を矢印A方向から導入する。
画像形成装置の構成としては、用紙に画像形成を行う画像形成部と、画像形成後の用紙を排紙する排紙部とを内蔵した公知のものを使用することができる。
図1において、101はプルーフトレイ、102はシートが積載されるシフトトレイ、103はシフトトレイ102を昇降させるエレベータ、104はタイミングベルト、105はタイミングプーリ、106はウォームギヤ、107はトレイ昇降モータであって、タイミングベルト104とタイミングプーリ105とウォームギヤ106とトレイ昇降モータ107とにより昇降手段が構成されている。
また、108は、用紙積載装置本体100の内部に設けられた空間120におけるシフトトレイ102の移動領域の下方に配設され、シフトトレイ102を受けて、シフトトレイ102に積載された用紙を、シフトトレイ102と共に搬出する台車である。台車108の下部には、本例では4箇所に全方向に移動可能なキャスタ190が設けられている。
また、110はシフトトレイ102へシートを排出する排紙ローラ111に連動して反時計方向に回転するパドル、112はシフトトレイ102上に積載された用紙を検知するための紙面フィラー、113は排紙ローラ111に対して弾性手段(図示せず)によって付勢された従動ローラ、114は前記画像形成装置から排出された用紙を内部へ搬送する搬送手段としての入口ローラである。
本用紙積載装置は、プルーフ排紙モード、ストレート排紙モードおよびシフト排紙モードの動作モードを選択することができる。また、用紙積載装置は、制御手段としてのCPU(中央演算処理ユニット)を搭載しており、図示しない画像形成装置と通信を行い、用紙積載装置における各部の動作が制御される。
プルーフ排紙モードは、用紙搬送路L1を通して、プルーフトレイ101上に用紙を導いてスタックする動作モードである。ストレート排紙モードは、用紙搬送路L2を通して、本用紙積載装置の後段に備えられた他の用紙積載装置などの後処理装置に導く動作モードである。シフト排紙モードは、用紙搬送路L3を通して、シフトトレイ102上に用紙を排出してスタックする動作モードである。
シフトトレイ102は、昇降可能なエレベータ103上に載置されている。エレベータ103の四隅は、計4本のタイミングベルト104によって吊られており、それぞれのタイミングベルト104は、対応する4つのタイミングプーリ105に巻き付けられている。それらのタイミングプーリ105は、ウォームギヤ106と複数のギヤから構成されるギヤ列によって連係されており、トレイ昇降モータ107の駆動力によって同期的に回転されることによって、シフトトレイ102と共にエレベータ103を昇降させる。
このように、動力伝達系統がウォームギヤ106を介しているため、シフトトレイ102を一定位置に保つことができる。エレベータ103が最下位置まで下降したときに、シフトトレイ102を台車108上に載せることにより、そのシフトトレイ102と共に、このシフトトレイ102上に積載された用紙を、台車108によって用紙積載装置本体100外部へ搬出することができる。
パドル110は、用紙搬送路L3中の排紙ローラ111に連動して反時計方向に回転し、シフトトレイ102上に排出される用紙の後端部を叩いて下方に押し付ける。また、シフトトレイ102上に積載された用紙は紙面フィラー112を押し上げる。この紙面フィラー112の動きに基づいて、光学式の紙面センサS3がシフトトレイ102上における用紙の積載高さを検出する。
紙面センサS3がONとなっているときは、トレイ昇降モータ107によってシフトトレイ102を下降させ、紙面センサS3がOFFとなってから、トレイ昇降モータ107を停止させる。したがって、シフトトレイ102上にスタックされた用紙によって、紙面センサS3がONとなるごとに、シフトトレイ102が所定距離ずつ下降することになる。
S1は、用紙搬入口に設けられて、用紙の通過を検出するための用紙搬送パスセンサ(以下、「入口センサ」という)である。また、S2は、用紙搬送路L3中における用紙の通過を検出するための用紙搬送パスセンサ(以下、「排紙センサ」という)である。
また、排紙ローラ111には、スプリングなどの弾性手段によって付勢された従動ローラ113が圧接されており、これらのローラ111,113の間に用紙がニップされる。入口センサS1と排紙センサS2により搬入してくる用紙を管理し、入口ローラ114と排紙ローラ111とにより、前記画像形成装置から搬入されてくる用紙をシフトトレイ102に排出する。
シフトトレイ102には積載された用紙の幅方向を揃えるジョガー210が設けられ、シフトトレイ102における排紙ローラ111側には、排紙された用紙後端を揃えるエンドフェンス64が設けられ、さらに、シフトトレイ102におけるエンドフェンス64との対向側には用紙のストッパ71が設けられている。
次に、本実施形態のシフトトレイにおける用紙検知に関する構成について説明する。
図2は本実施形態におけるシフト搬送機構部分を示す斜視図である。
シフト搬送機構部50は、排紙ローラ111と従動ローラ113を、図2の矢印方向(矢印G1は用紙積載装置本体100の手前側、矢印G2は用紙積載装置本体100の奥側)に所定量移動させることによって、シフトトレイ102上における用紙の排出位置を手前側または奥側にシフトする構成となっている。
排紙ローラ111と従動ローラ113とは、矢印方向に移動するホルダ51,52、および、それらを連結する軸53,54に連結されている。排紙ローラ111は、矢印G1,G2方向の移動位置の如何に拘わらずモータ55によって回転される。
すなわち、排紙ローラ111に取り付けられた従動ギヤ56は、排紙ローラ111の前記矢印方向の移動位置に拘わらず、ステッピングモータ55により回転される駆動ギヤ60に対して、ギヤ57,58およびベルト59を介して連結している。
ホルダ51にはラックギヤ61が設けられており、ラックギヤ61はピニオン62を介してシフトモータ63に連結されている。排紙ローラ111と従動ローラ113とは、図2に示す位置を中心位置として、矢印G1,G2方向に所定量ずつスライドされる。
また、排紙ローラ111と従動ローラ113のホームポジションは、中心位置に設定されており、光学式のホームポジションセンサS4により検知される。ホームポジションを基準としてパルスモータ63を所定量回転させることによって、排紙ローラ111と従動ローラ113がシフト位置に移動される。
排紙ローラ111と従動ローラ113における用紙排出方向の下流側近傍には、排紙された用紙の後端部(排出方向上流側)を揃えるためのエンドフェンス64が設けられている。
図3は本実施形態における先端揃え機構部分を示す斜視図である。
先端揃え機構70は、シフトトレイ102上に排出される用紙の先端部(排出方向下流側)を揃えるための機構であり、矢印H方向に位置調整可能なストッパ71を備えている。ストッパ71はスライダ72に取り付けられており、スライダ72は、図3に示すように、矢印H方向に延在するシャフト73にスライド可能にガイドされる。
スライダ72は、プーリ74,75の間に掛け渡されたベルト76に連結されている。そして、モータ77によってベルト76が移動されることにより、スライダ72がストッパ71と共に矢印H方向に移動して位置が調整される。スライダ72には遮蔽板78が設けられ、ストッパ71がホームポジションに移動したときに、遮蔽板78が光学式のホームポジションセンサS5によって検出される。
図4は本実施形態におけるジョガー機構部分を示す正面図、図5は同ジョガー機構部分を示す斜視図である。
ジョガー機構部200は、対向する一対のジョガー210(210F,210R)の用紙幅方向(用紙排出方向と水平かつ直交する方向)の移動を制御するステッピングモータ201,202と、上下方向移動を制御するステッピングモータ203と、ステッピングモータ203のギヤに噛合するギヤ204と、ギヤ204が取り付けられた回転軸205と、回転軸に平行な駆動軸206と、駆動軸206に連結されたジョガー210F,210Rのスライダ207F、207Rと、スライダ207F,207Rを検出するセンサS6F,S6Rと、回転軸205の回転状態を示すギヤ204に備えられたフィラー208と、そのフィラー208を検出するセンサS7とから構成されている。
ジョガー210F、210Rは、両者間が広狭になるように、また、これらを上下するように動作する。センサS7にてフィラー208を検出する状態がホームポジションであり、このときジョガー210F,210Rは下がった状態になる。
ジョガー210F,210Rは板状体からなり、揃え部211F,211Rがジョガー210F,210Rの最下部に位置している。揃え部211F,211Rにおける対向面は前記シフト方向Gと直交する平坦面からなる。
このように揃え部211F,211Rを、互いの対向面がシフト方向Gと直交する平坦面にて構成したことにより、ジョガー210F、210Rをシフト方向Gに移動することによって、トレイ102上に積載された用紙の端面に対して揃え部211F,211Rを確実に接離させて、用紙束を揃えることができる。
ジョガー210F,210Rは、スライダ207F,207Rに根元を挟み込み押さえ付けるように設けられており、スライダ207F,207Rの位置によってジョガー210F,210Rが所定状態以上には垂れ下がらず、上方向には可動がフリーな構成になっている。
ジョガー210F,210Rは、排紙ローラ111から排出される用紙を受け入れることができる所定の対向間隔をあけた受け入れ位置で待機している。そして、用紙が排紙コロ111より排出されシフトトレイ102上に積載されるごとに、ジョガー210F,210Rは、受け入れ位置から対向間隔を狭める動作をして、用紙の端面位置まで移動した後、対向間隔を広げる動作をして受け入れ位置に復帰する。この一連の揃え動作を行うことにより用紙の端面を揃える。
また、排紙ローラ111は、排出される用紙ごとに矢印G1方向のシフト動作を繰り返しながら、用紙束を構成する所定枚数の排出を終了した後、矢印G2方向にシフト動作(矢印G1方向のシフト動作と同じ距離)を繰り返し、順次、次用紙束を積載していく。シフト方向切り換えの際、ジョガー210F,210Rが退避回転位置に移動することにより揃え部材退避状態となり、この退避状態においてジョガー210F,210Rはシフト動作を行う。
例えば、排紙ローラ111が一方のジョガー210F側にシフトする場合、他方のジョガー210Rはシフトトレイ102上に積載された用紙の奥側面かつ前の「部」の用紙束上に当接する位置に配置されることとなる。一方のメインジョガー210Fはシフトトレイ102上に積載されている用紙手前側面に位置し、上下位置としてはホームポジションに位置している。排紙ローラ111のシフト動作が逆方向になるごとに回転軸205を、該回転軸205に取り付けられたアーム209F,209Rがジョガー210F,210Rの根元を下に押し付ける方向に回転させることにより退避位置へ移動させる。
シフト動作が発生するごとに反対側のジョガーを前の「部」の用紙束上に当接させる(乗せる)ようにし、排出された用紙束を揃えていく。
図6〜図8は本実施形態における紙面検知機構の各構成を示す斜視図である。
図6は紙面検知機構の全体図である。紙面検知機構80は、エンドフェンス64の内部に設置されており、軸88に紙面検知手段である紙面フィラー112が設けられ、軸89に安全スイッチ押下部材である安全スイッチ押下レバー86が設けられている。
紙面フィラー112が上がって軸88が回転すると、センサフィラー83が紙面センサS3を遮断し、シフトトレイ102が一定量下降する。また、紙面フィラー112が過剰に上がってしまった場合、軸88に設けられているレバー82が安全スイッチ押下レバー86を押下し、安全スイッチ85がONすることによってシフトトレイ102の動作が停止する。
さらに、軸89には脚87が設けられており、シフトトレイ102に用紙が積載されていないとき、あるいは用紙の積載量が少量のときに、シフトトレイ102が脚87を直接押し上げることによって軸88が回転する。これにより安全スイッチ押下レバー86によって安全スイッチ85がONしてシフトトレイ102の動作が停止する。
また、軸89には、該軸89を反時計方向に付勢するトーションスプリング90が設置されており、用紙が揃えられる際に紙面フィラー112が用紙によって過剰に押し上げられてしまい安全スイッチ85がONしてしまうことを防止している。
なお、紙面フィラー112は、シフトトレイ102に排出される用紙の幅方向後端側において、本例では中央部とその両側との3箇所に設けているが、そのうち両端2つの紙面フィラー112は中央部のものよりも角ばった部分(エッジ)が用紙に接触しない形状になっている。
図7は用紙Pが紙面フィラー112の下に挿入するときの状態を示す図である。シフトトレイ102に排出された用紙PはD方向に押されてエンドフェンス64に突き当てられて揃えられ、3つの紙面フィラー112の下に潜り込む。このことによって紙面フィラー112は、用紙積載量に伴い上昇し、紙面センサS3が遮断されるまで上昇すると、この検知に基づきシフトトレイ102が下がる。
図8はフェンス64とトレイ102と脚87と紙面フィラー112の関係を示す図である。シフトトレイ102に積載されている用紙が少量の場合は、シフトトレイ102が過剰に上昇したときに紙面フィラー112が上がり、安全スイッチ85がONする前にエンドフェンス64に接触してしまうので、その前にシフトトレイ102が腕87を押すことによって、安全スイッチ85がONされる構成になっている。イニシャル動作時には、シフトトレイ102が上昇して紙面フィラー112が押し上げられ、紙面フィラー112が紙面センサS3を遮断すると、シフトトレイ102は一定量下降し、定位置で待機することになる。
なお、前記実施形態では、画像形成装置の外部に、画像形成装置とは独立した用紙積載装置を設置して、画像形成装置から排出される用紙を受ける構成例を説明したが、用紙後処理部として前記構成の用紙積載装置を、画像形成装置の内部構成に組み込むようにして設置することも考えられる。
本発明は、複写機,プリンタ,ファクシミリ装置の画像形成装置、あるいは、それらの複合機に連結される用紙後処理装置、または前記画像形成装置内の用紙積載部に組み込まれる用紙後処理装置に適用され、特に、昇降可能なシフトトレイに多量な用紙(用紙)を積載する用紙積載装置に実施して有効である。
100 用紙積載装置本体
102 シフトトレイ
103 エレベータ
111 排紙ローラ
112 紙面フィラー
64 エンドフェンス
80 紙面検知機構
82 レバー
83 センサフィラー
86 安全スイッチ押下レバー
87 脚
88,89 軸
90 トーションスプリング
S3 紙面センサ
特許第4091789号公報 特開2008−94612号公報

Claims (8)

  1. 上位装置から排紙される用紙を受けて搬送する搬送手段と、前記搬送手段から搬送される用紙を複数積載することができ、かつ水平に保持され昇降可能なシフトトレイとを備え、前記シフトトレイ上に用紙が一定量積載されたとき、前記シフトトレイが一定量下降する構成の用紙積載装置であって、前記シフトトレイ上に積載された用紙幅方向後端側に接触して用紙の積載高さを検知する紙面検知手段と、該紙面検知手段により前記積載高さが予め設定されている高さまで上がったことが検知されたときに前記シフトトレイを下降させるトレイ駆動手段と、前記シフトトレイが過剰に上昇した場合、前記シフトトレイの動作を停止させるための安全スイッチを押下する安全スイッチ押下部材とを備え、前記紙面検知手段の動作を受けて前記安全スイッチ押下部材が動作するように、前記紙面検知手段と前記安全スイッチ押下部材とがそれぞれ独立した軸に設けられていることを特徴とする用紙積載装置。
  2. 前記シフトトレイ上における用紙の有無を検知する手段により、前記安全スイッチを作動可能にしたことを特徴とする請求項1記載の用紙積載装置。
  3. 前記紙面検知手段の前記軸は、前記安全スイッチ押下部材の前記軸よりも前記シフトトレイの設置位置側に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の用紙積載装置。
  4. 前記紙面検知手段は、前記シフトトレイに積載された用紙の後端を規制するエンドフェンスに設けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の用紙積載装置。
  5. 前記紙面検知手段は、前記シフトトレイに排出された用紙の幅方向後端側における中央部とその両側との3箇所に設けられていることを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載の用紙積載装置。
  6. イニシャル動作時に前記シフトトレイが上昇し、該シフトトレイあるいは該シフトトレイに積載された用紙が前記紙面検知手段を一定量押し上げたときに、前記トレイ駆動手段が前記シフトトレイを一定量下降して停止させることを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載の用紙積載装置。
  7. 前記安全スイッチ押下部材の前記軸に負荷を加えるトーションスプリングを設けたことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の用紙積載装置。
  8. 用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成後に排紙される用紙を受ける用紙積載部とを備えた画像形成装置において、前記用紙積載部として請求項1〜7いずれか1項記載の用紙後処理装置を、画像形成装置本体の外部にまたは内部に組み込んで設置したことを特徴とする画像形成装置。
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