JPH08799Y2 - 冷却装置のドレン水排出部 - Google Patents

冷却装置のドレン水排出部

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Publication number
JPH08799Y2
JPH08799Y2 JP1991064385U JP6438591U JPH08799Y2 JP H08799 Y2 JPH08799 Y2 JP H08799Y2 JP 1991064385 U JP1991064385 U JP 1991064385U JP 6438591 U JP6438591 U JP 6438591U JP H08799 Y2 JPH08799 Y2 JP H08799Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
recess
casing
drain
cooling device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991064385U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH058994U (ja
Inventor
寿美夫 柴田
和史 末広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Filing date
Publication date
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Patch Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば配電盤、制御盤等
の盤に取り付けられた冷却装置のドレン水排出部に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の冷却装置は、ドレンパン
に溜まったドレン水をパイプによりケーシングの外に直
接排出するとともに、ケーシング壁面、配管等に付着す
る結露によってケーシングの底面に溜まった水の排水処
理は底面に排水孔を設けて行っていた。このため2系統
の水の処理が必要となり、装置が複雑となるとともに、
タンク等に受けるような場合にはその受入口を大きくし
なければならない等の問題もあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記のような
従来の問題点を解消して、ドレンパンに溜まったドレン
水とケーシングの底面に溜まった水とを一括して処理で
きるようにした冷却装置のドレン水排出部を提供するた
めに完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、ドレンパ
ンから垂下させたパイプの先端を、ケーシングの底面の
凹部に透設した孔に挿通してパイプの先端部外周面を孔
に保持させるとともに、このパイプの凹部に臨む位置ま
たは凹部自体に排水口を設けたことを特徴とする冷却装
置のドレン水排出部により解決できる。
【0005】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において、1は冷却装置のケーシン
グ、2は該ケーシング1の内部に取り付けた空気冷却用
の蒸発器であり、該蒸発器2の底部にはドレンパン3が
設けられている。4はドレンパン3の底部から垂下させ
たパイプであり、その先端を前記ケーシング1の底面1
aの凹部5に透設した孔6に挿通し、該パイプの先端部
の外周面を前記孔に保持させるとともに、ケーシング1
の下側に臨ませている。
【0006】ケーシング1の内部で凝結しこのような凹
部5に流入した水を外部に排出するため、このパイプ4
の凹部5に臨む位置または凹部5自体に、排水口7が形
成されている。図1〜図3に示す第1の実施例において
は、凹部5は逆円錐台形とし、排水口7を逆円錐台形の
凹部5の底面より上部に位置する部分のパイプ4を切欠
して形成している。また図4および図5に示す第2の実
施例にあっては、凹部5は前記第1の実施例と同じく逆
円錐台形であるが、排水口7を凹部5の底面に形成して
いる。図6および図7に示す第3の実施例にあっては、
排水口7を凹部5に透設したパイプ4挿通用の孔6と連
通させず、孔6の外側に抜き加工して形成している。図
8および図9に示す第4の実施例にあっては、凹部5は
逆円錐形であり、排水口7を凹部5に透設したパイプ4
挿通用の孔6と連通させて凹部5の円錐面に形成してい
る。
【0007】図1に示される8はパイプ4および排水口
7から排出された水を回収するための容器であり、容器
8はその口部9を前記凹部5の下方に臨ませて、ケーシ
ング1の下端に取り付けた容器取付台10に収納されて
いる。
【0008】
【作用】実施例の盤用の冷却装置は、空気吸入口11か
ら空気冷却室12に導入した空気を蒸発器2により冷却
したうえファン13により冷却空気吹出口14から排出
して冷却を行うもので、冷却の際に該蒸発器2に発生す
るドレン水は蒸発器2の底部に設けたドレンパン3に流
下したうえ、その底部から垂下したパイプ4によりケー
シング1外に直接排水されるものである。
【0009】そして本考案においては、パイプ4の先端
をケーシング1の底面1aに形成した内壁や配管等に付
着した結露が流入する凹部5に挿通してあり、該凹部5
に臨む位置のパイプ4または凹部5の少なくとも一方に
排水口7を設けてあるので、ドレン水はパイプ4の先端
から凹部5の下方に排出されるとともに、凹部5に流入
したケーシング1の内部の凝結水は排水口7から凹部5
の下方に同様に排出される。このため、ケーシング1の
内部の凝結水および前記ドレン水は同一箇所よりケーシ
ング1外に排出されることとなる。特に第1の実施例の
ように排水口7をパイプ4側に形成すれば、1本のパイ
プ内に全ての水を集めることができ、好都合である。
【0010】このように、本考案によれば排出された水
を一括して処理することができ、実施例のようにケーシ
ング1の下端に取り付けた容器取付台10に容器8を収
納して該容器8の口部9を前記凹部5の下方に臨ませて
おけば、水は口部9から容器8内に一括して流れること
となり、該容器8の口部を大きくしたり複数にしなくて
もよいこととなる。また、本考案においては、パイプ4
の先端部の外周面を孔6の孔縁に保持させているので、
パイプ4が長尺なものであってもパイプ4が孔6から離
脱する虞がなく、またパイプ4内を流下してきた水がケ
ーシング1の内部に飛散することもない。
【0011】
【考案の効果】本考案は以上の説明から明らかなよう
に、ドレン水排出用のパイプと結露を集める凹部と結露
排出用の排水口とを合理的に組み合わせることにより、
蒸発器により発生するドレン水とケーシングの壁面、配
管等に付着した結露を同一箇所より一括処理できるもの
で、構造を簡略化できる利点がある。また、パイプの先
端部の外周面を孔の孔縁に保持させているので、パイプ
が孔から離脱する虞がないうえ、パイプ内を流下してき
た水がケーシング内に飛散することもない。よって本考
案は従来の問題点を解決した冷却装置のドレン水排出部
として、その実用的価値は極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す一部切欠側面図。
【図2】本考案の第1の実施例の要部を示す斜視図。
【図3】本考案の第1の実施例の要部を示す断面図。
【図4】本考案の第2の実施例の要部を示す斜視図。
【図5】本考案の第2の実施例の要部を示す断面図。
【図6】本考案の第3の実施例の要部を示す斜視図。
【図7】本考案の第3の実施例の要部を示す断面図。
【図8】本考案の第4の実施例の要部を示す斜視図。
【図9】本考案の第4の実施例の要部を示す断面図。
【符号の説明】
1 ケーシング 1a 底面 3 ドレンパン 4 パイプ 5 凹部 6 孔 7 排水口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレンパン(3) から垂下させたパイプ
    (4) の先端を、ケーシング(1) の底面(1a)の凹部(5) に
    透設した孔(6) に挿通してパイプ(4) の先端部外周面を
    孔(6) に保持させるとともに、このパイプ(4) の凹部
    (5) に臨む位置または凹部(5) 自体に排水口(7) を設け
    たことを特徴とする冷却装置のドレン水排出部。
JP1991064385U 1991-07-18 1991-07-18 冷却装置のドレン水排出部 Expired - Lifetime JPH08799Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH058994U JPH058994U (ja) 1993-02-05
JPH08799Y2 true JPH08799Y2 (ja) 1996-01-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55109387U (ja) * 1979-01-24 1980-07-31
JPS6214704U (ja) * 1985-07-10 1987-01-29

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JPH058994U (ja) 1993-02-05

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Effective date: 19960628