JPH09203548A - ダクト用換気扇 - Google Patents

ダクト用換気扇

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Publication number
JPH09203548A
JPH09203548A JP1254196A JP1254196A JPH09203548A JP H09203548 A JPH09203548 A JP H09203548A JP 1254196 A JP1254196 A JP 1254196A JP 1254196 A JP1254196 A JP 1254196A JP H09203548 A JPH09203548 A JP H09203548A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weir
drain hole
duct
drain
ventilation fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP1254196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Tagashira
修二 田頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP1254196A priority Critical patent/JPH09203548A/ja
Publication of JPH09203548A publication Critical patent/JPH09203548A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体内部に付着する塵やほこり等の不純物が
ドレン孔や排水用パイプに侵入して詰まり、結露水が排
水できなくなってしまうのを防止することのできるダク
ト用換気扇を提供することを目的とする。 【解決手段】 本体10の下面開口部2を覆う受け皿状
で、下部に排水用パイプ11を接続するドレン孔12を
有したドレンパン13に、ドレン孔12を囲む堰15を
設けることによって、ドレンパン13の底面を伝ってド
レン孔12側へ流れてくる不純物17と結露水18は堰
15で堰止められて滞留し、不純物17は堰15の前方
に沈殿しながら溜まり、結露水18のみが堰15の上端
部から溢れ出ながらドレン孔12に流入していき、排水
用パイプ11を通して排水されることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井裏に設置さ
れ、吐出用ダクトおよび吸込用ダクトを接続して室内を
換気するダクト用換気扇に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダクト用換気扇の一例について図
4を参照しながら説明する。
【0003】図に示すように、天井裏101に設置さ
れ、下面に開口部102を有し、一側面に吐出用ダクト
103を連通接続する吐出用アダプター104を具備す
る吐出用開口部105を、かつ他側面に吸込用ダクト1
06を連通接続する吸込用アダプター107を具備する
吸込用開口部108を設けた箱状で、内部には送風機1
09を設けた本体110と、この本体110の下面開口
部102に合致して閉鎖し、最下部に排水用パイプ11
1を接続するドレン孔112を設けたドレンパン113
とからなり、吸込用ダクト106の端部が室内114
に、吐出用ダクト103の端部が室外(図示せず)に連
通するように配管されていた。
【0004】上記構成において、送風機109を運転す
ると、室内114の汚れた空気は、吸込用ダクト106
を通して吸込用開口部108から本体110内部に吸い
込まれて行き、吐出用開口部105から吐出用ダクト1
03を通して室外へ排出される。
【0005】一方、冬期等で室内114が暖房されて室
内気の温度が天井裏101の温度より高い場合等には、
排気される暖かい室内気が冷たい本体110の内壁面等
に接触することによって結露したり、あるいは、設置さ
れる室内114が浴室等で、排気される室内気が高湿度
になる場合にも、多量の結露水115が本体110内部
に発生するが、この結露水115は、ドレンパン113
内部へ流れ落ちながら、ドレンパン113の底面を伝っ
てドレン孔112へ流下して行き、ドレン孔112から
排水用パイプ111を通して排水されるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のダク
ト用換気扇では、本体110内部で発生する結露水11
5が、ドレンパン113の底面を伝ってドレン孔112
へ直接流れ込むようになっていることから、汚れた室内
気が本体110内部を通して排出される際に本体110
の内壁面等に付着する塵やほこり等の不純物116が、
結露水115に押し流されるようにして狭いドレン孔1
12、および排水用パイプ111を通して結露水115
とともに排出されることとなり、これらの不純物116
がドレン孔112や排水用パイプ111内部に詰まり、
結露水115が排水できなくなってしまうという課題が
あった。
【0007】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、本体内部に付着する塵やほこり等の不純
物がドレン孔や排水用パイプに侵入して詰まり、結露水
が排水できなくなってしまうのを防止することのできる
ダクト用換気扇を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のダクト用換気扇
においては、本体の下面開口部を覆う受け皿状で、下部
に排水用パイプを接続するドレン孔を有したドレンパン
に、ドレン孔を囲む堰を設けたものである。
【0009】この本発明によれば、本体内部に付着する
塵やほこり等の不純物がドレン孔や排水用パイプに侵入
して詰まり、結露水が排水できなくなってしまうのを防
止することのできるダクト用換気扇を提供することがで
きる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、下面に開口部を有した箱状で、側壁には吸込用ダク
トと接続される吸込用アダプターの設けられる吸込用開
口部、および吐出用ダクトと接続される吐出用アダプタ
ーの設けられる吐出用開口部を形成し、内部に送風機を
設けた本体と、この本体の下面開口部を覆う受け皿状
で、下部に排水用パイプを接続するドレン孔を有したド
レンパンとを備え、前記ドレンパンにドレン孔を囲む堰
を設けたものであり、ドレンパンの底面を伝ってドレン
孔側へ流れてくる不純物と結露水は堰で堰止められて滞
留する。そして、不純物は堰の前方に沈殿しながら溜ま
り、結露水のみが堰の上端部から溢れ出ながらドレン孔
に流入していき、排水用パイプを通して排水されること
となり、不純物がドレン孔や排水用パイプに侵入して詰
まるのを阻止することができることとなる。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図3を参照にしながら説明する。 (実施の形態1)図1および図2に示すように、天井裏
1に設置され、下面に開口部2を有し、一側面に吐出用
ダクト3を連通接続する吐出用アダプター4を具備する
吐出用開口部5を、かつ他側面に吸込用ダクト6を連通
接続する吸込用アダプター7を具備する吸込用開口部8
を設けた箱状で、内部には送風機9を設けた本体10
と、この本体10の下面開口部2を下方から覆う受け皿
状で、最下部に排水用パイプ11を接続するドレン孔1
2を設けたドレンパン13とから構成され、ドレン孔1
2を囲む堰15をドレンパン13と一体に形成する。
【0012】上記構成において、送風機9を運転し室内
16の汚れた室内気を排出するうちに、本体10の内部
に付着する塵やほこり等の不純物17は、天井裏1と室
内16との温度差等によって発生する結露水18に押し
流されるようにして、結露水18とともにドレンパン1
3の底面を伝ってドレン孔12側へ流下して行き、堰1
5で堰止められて滞留する。そして、不純物17は堰1
5の前方に沈殿しながら溜まり、結露水18のみが堰1
5の上端部から溢れ出ながらドレン孔12に流入してい
き、排水用パイプ11を通して排水されることとなる。
【0013】このように本発明の実施の形態1のダクト
用換気扇によれば、本体10内部に付着する塵やほこり
等の不純物17は、結露水18とともにドレン孔12側
へ流れて行くものの、ドレン孔12の周囲に設けた堰1
5によってドレン孔12へ流入するのを阻止されること
となり、したがって、不純物17がドレン孔12や排水
用パイプ11に侵入して詰まり、結露水18が排水でき
なくなってしまうのを防止することができる。
【0014】また、堰15がドレンパン13に一体形成
されているので、不純物17がドレン孔12や排水用パ
イプ11に詰まるのを、部品点数を増やすことなく安価
に防止することができる。
【0015】(実施の形態2)図3に示すように、吸水
性多孔材からなる堰15Aをドレン孔12を囲むように
ドレンパン13Aに設ける。
【0016】上記構成において、ドレンパン13Aの底
面を伝ってドレン孔12側へ流下してくる不純物17と
結露水18は堰15Aで堰止められて滞留する。そし
て、不純物17は堰15Aの前方に沈殿しながら溜ま
り、結露水18のみが堰15Aを透過、あるいは堰15
Aの上端部から溢れ出ながらドレン孔12に流入してい
き、排水用パイプ11を通して排水されることとなる。
【0017】このように本発明の実施の形態2のダクト
用換気扇によれば、堰15Aが吸水性多孔材で形成され
ているので、堰15Aの高さを高くして不純物17の収
納量を増やしても、堰15Aの前方に多量の結露水18
が溜まったままとなってドレンパン13を劣化させた
り、結露水18が腐って異臭等が発生するのを防止する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように、
本体の下面開口部を覆う受け皿状で、下部に排水用パイ
プを接続するドレン孔を有したドレンパンに、前記ドレ
ン孔を囲む堰を設けることによって、結露水とともにド
レンパンの底面を伝ってドレン孔側へ流れてくる塵やほ
こり等の不純物がドレン孔や排水用パイプに侵入して詰
まり、結露水が排水できなくなってしまうのを防止する
ことのできるダクト用換気扇を提供することができる。
【0019】また、堰をドレンパンに一体形成すること
によって、不純物がドレン孔や排水用パイプに詰まるの
を、部品点数を増やすことなく安価に防止することがで
きる。
【0020】また、堰を吸水性多孔材で形成することに
よって、堰の高さを高くして堰の前方に溜まる不純物の
収納量を増やしても、堰の前方に多量の結露水が溜まっ
たままとなってドレンパンを劣化させたり、結露水が腐
って異臭等が発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のダクト用換気扇を示す
断面図
【図2】同実施の形態1のダクト用換気扇のドレンパン
を示す斜視図
【図3】同実施の形態2のダクト用換気扇を示す断面図
【図4】従来のダクト用換気扇を示す断面図
【符号の説明】
2 開口部 3 吐出用ダクト 4 吐出用アダプター 5 吐出用開口部 6 吸込用ダクト 7 吸込用アダプター 8 吸込用開口部 9 送風機 10 本体 11 排水用パイプ 12 ドレン孔 13 ドレンパン 13A ドレンパン 15 堰 15A 堰

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に開口部を有した箱状で、側壁には
    吸込用ダクトと接続される吸込用アダプターの設けられ
    る吸込用開口部、および吐出用ダクトと接続される吐出
    用アダプターの設けられる吐出用開口部を形成し、内部
    に送風機を設けた本体と、この本体の下面開口部を覆う
    受け皿状で、下部に排水用パイプを接続するドレン孔を
    有したドレンパンとを備え、前記ドレンパンにドレン孔
    を囲む堰を設けたダクト用換気扇。
  2. 【請求項2】 堰をドレンパンに一体形成した請求項1
    記載のダクト用換気扇。
  3. 【請求項3】 堰を吸水性多孔材で形成した請求項1記
    載のダクト用換気扇。
JP1254196A 1996-01-29 1996-01-29 ダクト用換気扇 Pending JPH09203548A (ja)

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JP (1) JPH09203548A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011127822A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Panasonic Corp 消音ボックス付送風機
KR101457466B1 (ko) * 2014-04-28 2014-11-07 김진열 난방 배관장치

Cited By (2)

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JP2011127822A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Panasonic Corp 消音ボックス付送風機
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