JPH0618137Y2 - ドレン排出装置 - Google Patents

ドレン排出装置

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JPH0618137Y2
JPH0618137Y2 JP5326087U JP5326087U JPH0618137Y2 JP H0618137 Y2 JPH0618137 Y2 JP H0618137Y2 JP 5326087 U JP5326087 U JP 5326087U JP 5326087 U JP5326087 U JP 5326087U JP H0618137 Y2 JPH0618137 Y2 JP H0618137Y2
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JP
Japan
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drain
air
pressure
pipe
auto
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JP5326087U
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JPS63160497U (ja
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宣夫 三木
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Orion Machinery Co Ltd
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Orion Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は空気中の水分を除去する機能を備える空気処理
装置におけるドレン排出装置の改良に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
一般に、エアドライヤやエアコンプレッサ等の空気処理
装置には空気中の水分を結露させて除去する機能を備
え、また、除去したドレンを外部へ排出するドレン排出
装置を備えている。
ところで、この種のドレン排出装置はオートドレントラ
ップを含む排水通路を有し、通常この排水通路内には通
路を仕切る格好でストレーナを配設している。このた
め、当該ストレーナの存在、或は排水通路の内径が比較
的細い等の要因によってエアが排水通路内に停滞するい
わゆるエアロック現象を生じ、この結果、ドレンが排水
通路に滞留してオートドレントラップから外部へ排出さ
れない不具合を生じる。
従来、このような不具合を解消する一つの手段として、
ストレーナの前後における排水通路を連通させ、ストレ
ーナの存在によるエアの停滞を防止する均圧管が知られ
ている。しかし、この手法は消極的であって、あまり効
果を期待できない問題がある。
一方、排水通路にバルブを付設して排水通路内部から微
少のエアを外部へ逃がし、これにより排水通路のエアロ
ックを積極的に解除する手段(特開昭56−90190
号公報参照)も知られているが、エアの逃げによるラン
ニングコストの上昇と騒音の発生を伴う問題を生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記従来技術に存在する諸問題を解決したドレ
ン排出装置の提供を目的とするもので、以下に示す装置
1によって達成される。
即ち、本考案は空気中の水分を除去する機能を備える空
気処理装置2のドレン排出装置1を構成するに際して、
特に、空気処理装置2のドレンケース33とオートドレ
ンラップ5を耐圧ホース35により連通接続し、耐圧ホ
ース35の前側にエアロックを解除するに必要な圧力流
体(エア)Wを供給可能なオリフィス40を有する整合
管39を配設してドレンケース33側とオートドレント
ラップ5側を仕切るとともに、耐圧ホース35の内部に
キャピラリチューブ38を収容し、このキャピラリチュ
ーブ38の後端をドレンケース33内の底部に臨ませ、
かつ前端をオートドレントラップ5側に面する整合管3
9のオリフィス40近傍に臨ませてなることを特徴とす
る。
〔作用〕
次に、本考案の作用について説明する。
本考案に係るドレン排出装置1によれば、耐圧ホース3
5の前側に配設した整合管39のドレンケース33側は
高圧、オートドレントラップ5側は低圧となるため、当
該圧力差により、オリフィス40からオートドレントラ
ップ5側に圧力流体(エア)Wが噴出する。この結果、
オリフィス40近傍に臨ませたキャピラリチューブ38
の前端付近には負圧が生じる。
一方、ドレンケース33の内圧により、キャピラリチュ
ーブ38内にはドレンが吸上げられるとともに、負圧に
より吸引され、キャピラリチューブ38の前端から噴出
する。
よって、空気処理装置2のドレンはオートドレントラッ
プ5側にスムースかつ確実に導かれるとともに、同時に
エアロックが破壊される。なお、圧力流体Wの供給量は
エアロックの解除に要する微少量で足りるため、排水通
路Rの内圧を変化させる等の弊害は生じない。
〔実施例〕
以下に本考案に係る好適な実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
第1図は本考案に係るドレン排出装置の一部縦断正面
図、第2図は同装置を備えるエアドライヤ及びエアコン
プレッサの内部構造図、第3図は同エアドライヤ及びエ
アコンプレッサの系統図である。
まず、本考案を明確にするため第2図及び第3図を参照
して空気処理装置であるエアドライヤ4及びエアコンプ
レッサ3の概略構成について説明する。なお、理解を容
易にするため第2図と第3図において同一部分には同一
符号を付した。
3はエアコンプレッサである。このエアコンプレッサ3
は吸込フィルタ13を通して外気が吸入され、吸入され
た外気はスクリュ圧縮機14によって圧縮される。圧縮
エアは油回収器15を介してアフタクーラ16へ供給さ
れ、圧縮エア中の結露した水分はドレンセパレータ17
によって分離され、ドレンケース33に収容されるとと
もに、水分の除去された圧縮エアは空気配管11へ供給
される。なお、エアコンプレッサ3において、18は油
クーラ、19は空冷用ファンである。
一方、4はエアドライヤであり、通常エアコンプレッサ
3の近傍に併置する。エアコンプレッサ3からの圧縮エ
アは空気配管11を介して当該エアドライヤ4のアフタ
クーラ20に供給される。このアフタクーラ20によっ
て圧縮エアは冷却され、さらに熱交換器21へ供給され
る。熱交換器21は再熱器と冷凍器で構成し、アフタク
ーラ20からの圧縮エアはさらに当該再熱器で冷却され
るとともに、冷凍器で冷却される。この結果、結露した
圧縮エア中の水分はドレンとして排水管7へ排出され
る。一方、冷凍器で冷却された圧縮エアは再熱器によっ
て温められ、空気配管12を介して工場のクリーンルー
ム等に送られる。なお、エアドライヤ4において、22
は凝縮器、23はコンプレッサであり、上記熱交換器2
1の冷凍器を冷却する冷凍サイクル24を構成してい
る。
次に、本考案に係るドレン排出装置1について第1図を
参照して具体的に説明する。
前記エアドライヤ4に設けた排水管7は比較的硬質のパ
イプ部材で形成した既設のものであり、この排水管7の
先端にはT字管30の水平分岐部30aを接続する。ま
た、鉛直合流部30bの下端にはオートドレントラップ
5を接続するとともに、他方の水平分岐部30cにはエ
アコンプレッサ3からの排水管6の前端を接続する。
一方、エアコンプレッサ3におけるドレンセパレータ1
7の下端には横T字管32を介してドレンケース33を
接続し、このドレンケース33にドレンセパレータ17
から注入されるドレンを収容するとともに、横T字管3
2の水平流出部32aに排水管6の後端を接続する。
排水管6は大径の耐圧ホース35をニップル36及び3
7を介してT字管30及び横T字管32へ接続する。一
方、当該耐圧ホース35の内部には減圧作用を呈するキ
ャピラリチューブ38を挿通し、後端を前記ドレンケー
ス33内の底部に臨ませ、かつ前端を前後の径が異なる
整合管39を介して前記T字管30に連通させる。ま
た、キャピラリチューブ38の前端位置には耐圧ホース
35内とT字管30内を連通する小径のオリフィス40
を設けてエジェクタ部を構成する。
ところで、排水管6の内圧と排水管7の内圧を比較した
場合、排水管6の方が相対的に内圧が高い。これは、前
段におけるエアコンプレッサ3に比べ、後段におけるエ
アドライヤ4が配管抵抗等によって圧力損失を生じるた
めであり、通常のエアコンプレッサとエアドライヤを使
用した場合の当該圧力差は0.3kg/cm2程度となる。した
がって、排水管6の内圧は排水管7(排水通路R)の内
圧より当該圧力差だけ高くなり、圧力流体供給手段Sを
構成することができる。
よって、排水管6の内圧と排水管7の圧力差によりオリ
フィス40からT字管30内にエアWが噴出し、この結
果、キャピラリチューブ38の先端付近に生じる負圧並
びにドレンケース33内とT字管30内の差圧によって
キャピラリチューブ38内をドレンが吸上げられ、キャ
ピラリチューブ38の前端からT字管30内に噴出す
る。なお、このエア及びドレンの噴出量は前記のように
エアロックを解除するに必要な量であり、微少量で足り
る。
このように、構成すれば、比較的内圧差が小さく、ま
た、ドレンケース33が低い場合であっても、エアコン
プレッサ3側のドレンをオートドレントラップ5へスム
ースかつ確実に導くことができる。
なお、オートドレントラップ5は内部にフロート5aを
有し、同トラップ5内にドレンが所定量溜まったときに
浮力によりフロート5aが浮上し、底部の排水孔5bが
開くことによりドレンを外部へ排出する。
ところで、このように構成すればエアコンプレッサ3側
のオートドレントラップを省略しエアドライヤ4側のオ
ートドレントラップ5と共用できる。この結果、ドレン
排出装置1の部品コストを半減できるとともに、装置の
設置スペースも大幅に減少させることができ、排水設備
の簡素化を図ることができる。また、既存のエアコンプ
レッサ等をそのまま利用できる利点がある。
以上、実施例について詳細に説明したが、本考案はこの
ような実施例に限定されるものではない。例えば、空気
処理装置としてエアドライヤを例示したが、空気中の水
分を除去する機能を備える任意の空気処理装置に適用で
きる。また、圧力流体供給手段としてエアコンプレッサ
の排水通路内のドレン及びエアを利用したが、ドレンを
含まない圧力エアのみでもよい。その他、細部の構成、
形状、配列、数量、素材等において、本考案の要旨を逸
脱しない範囲で任意に変更実施できる。
〔考案の効果〕
このように、本考案に係るドレン排出装置は、空気処理
装置のドレンケースとオートドレントラップを耐圧ホー
スにより連通接続し、耐圧ホースの前側にエアロックを
解除するに必要な圧力流体を供給可能なオリフィスを有
する整合管を配設してドレンケース側とオートドレント
ラップ側を仕切るとともに、耐圧ホースの内部にキャピ
ラリチューブを収容し、このキャピラリチューブの後端
をドレンケース内の底部に臨ませ、かつ前端をオートド
レントラップ側に面する整合管のオリフィス近傍に臨ま
せてなるため、次のような顕著な効果を奏する。
排水通路に圧力流体を積極的に供給してエアロックを
破壊するため、ランニングコストの上昇及び騒音の発生
を伴うことなく、確実にエアロック現象に伴う弊害を防
止でき、エアドライヤ等の空気処理装置の処理品質向上
を達成できる。
最適な実施形態によって圧力の高い他の装置における
ドレンを圧力流体として利用すれば、オートドレントラ
ップを共用でき、以てコスト低減、設置スペースの減
少、排水設備の簡素化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案に係るドレン排出装置の一部縦断正面
図、 第2図:同ドレン排出装置を備えるエアドライヤ及びエ
アコンプレッサの内部構造図、 第3図:同エアドライヤ及びエアコンプレッの系統図、 尚図面中、 1:ドレン排出装置、2:空気処理装置 5:オートドレントラップ 33:ドレンケース、35:耐圧ホース 38:キャピラリーチューブ 39:整合管、40:オリフィス W:圧力流体(エア)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気中の水分を除去する機能を備える空気
    処理装置のドレン排出装置において、空気処理装置のド
    レンケースとオートドレントラップを耐圧ホースにより
    連通接続し、耐圧ホースの前側にエアロックを解除する
    に必要な圧力流体を供給可能なオリフィスを有する整合
    管を配設してドレンケース側とオートドレントラップ側
    を仕切るとともに、耐圧ホースの内部にキャピラリチュ
    ーブを収容し、このキャピラリチューブの後端をドレン
    ケース内の底部に臨ませ、かつ前端をオートドレントラ
    ップ側に面する整合管のオリフィス近傍に臨ませてなる
    ことを特徴とするドレン排出装置。
JP5326087U 1987-04-08 1987-04-08 ドレン排出装置 Expired - Lifetime JPH0618137Y2 (ja)

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JP5326087U JPH0618137Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08 ドレン排出装置

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Publication Number Publication Date
JPS63160497U JPS63160497U (ja) 1988-10-20
JPH0618137Y2 true JPH0618137Y2 (ja) 1994-05-11

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