JP3020151B2 - 圧縮空気のドレン処理方法およびドレン処理装置 - Google Patents

圧縮空気のドレン処理方法およびドレン処理装置

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JP3020151B2
JP3020151B2 JP10018297A JP1829798A JP3020151B2 JP 3020151 B2 JP3020151 B2 JP 3020151B2 JP 10018297 A JP10018297 A JP 10018297A JP 1829798 A JP1829798 A JP 1829798A JP 3020151 B2 JP3020151 B2 JP 3020151B2
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    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気圧縮機によっ
て作り出された圧縮空気のドレン処理方法およびドレン
処理装置に関するもので、いかにしたら、ドレンを効率
的で経済的に、更には、出来る限り完全に排出すること
が可能であるかを追求することを目的としたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、圧縮空気のドレン処理方法およ
びドレン処理装置の技術としては、以下に示す三つの技
術があった。
【0003】第一の技術としては、図5の、従来の空気
圧縮機と冷凍式エアードライヤーをパッケージにした図
に見られるように、圧縮機11によって作り出された圧
縮空気をエアータンク14に貯蔵することで発生したド
レンD1は、電磁式またはモータバルブ式の電気式ドレ
ントラップ40で排出し、エアータンク14から送られ
てきた圧縮空気を冷凍式エアードライヤー30で冷却す
ることによって発生したドレンD2は、フロート式また
はディスク式のオートドレントラップ50で別に排出し
ていた。
【0004】第二の技術としては、公開特許公報である
特開平5−141360に見られるように、エアードラ
イヤ一体形の空気圧縮機に於いて、空気圧縮機の圧縮空
気を冷却するアフタークーラ内で発生したドレンを、バ
イパス配管を通過し、直接、前記エアードライヤのオー
トドレントラップへ圧送するものであり、下記効果を狙
っている。 即ち、ドレン配管を用い空気圧縮機内で発
生したドレンを、エアードライヤへ持ち込まないため、
エアークーラの伝熱面積を小さくし、冷凍圧縮機の出力
を小さくし省エネ効果を図っている。 又、エアークー
ラ内のドレン持ち去り構造を簡略化し、圧縮空気の圧力
損失を低く抑えることもできるようになっている。
【0005】第三の技術としては、公開特許公報である
特開平5−231324に見られるように、圧縮機本体
により生成された圧縮空気をタンクに貯溜し、該タンク
からの圧縮空気を除湿器により除湿して供給する空気供
給装置において、前記タンクと前記除湿器とを連通する
管路を前記タンクの底部に接続しているものであり、タ
ンク内の圧縮空気と結露して底に溜まった水を一緒に除
湿器に送ることで、下記効果を狙っている。 即ち、タ
ンクの底部に接続された管路を介してタンクと除湿器と
を連通するため、タンク内で結露した水滴をタンク外へ
流出させ、除湿器で回収することができる。 従って、
ドレン弁を不要にすることができ、タンクの加工及び管
路接続を減らして製造工程の簡略化を図ることが出来
る。 しかも、ドレン弁の開閉操作を定期的に行う必要
もないので、ドレン弁の水抜き操作を忘れてタンク内壁
を腐食させてしまうことが無く、装置の信頼性を高める
ことが出来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧縮空気のドレン処理方法およびドレン処理装置は、以
下に示す課題があった。第一の技術には、ドレントラッ
プ40、50を、エアータンク14からのドレン配管イ
16と冷凍式エアードライヤー本体31からのドレン配
管ロ36の二個所に別々に配設しており、コスト的には
割高の装置であった。
【0007】第二の技術には、空気圧縮機の吐出管とエ
アードライヤの吸込管を連結する配管を三方とし、(チ
ーズにて分ける)一方をアフタークーラ内で発生したド
レンを送るためにエアードライヤのオートドレントラッ
プ配管に接続しているが、チーズを配設しただけで圧縮
空気とドレンを完全な状態に分離することは困難であっ
た。
【0008】第三の技術には、圧縮空気とタンクの底に
溜まった水をタンクの底から同時に除湿器に送り込み、
除湿器内で圧縮空気と水を分離した後で、水をオートド
レンで排出する技術が示されているが、タンク内で発生
した水も除湿器で冷却するために除湿器が余分な能力を
必要とし、更には、除湿器ではドレンが圧縮空気と共に
流出しないように、構造に配慮をはらう必要があった。
本発明はこのような課題を解決することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の機器1
0、30、・・・から発生した圧縮空気のドレン処理方
法において、ドレンを排出するドレン配管16、18、
36、・・・の全てを集合させて一つの電気式ドレント
ラップ40で排出し、圧縮空気を送る圧縮空気吐出配管
15内径の断面積を前記ドレン配管16、18、36、
・・・内径の断面積の三倍以上とし、更に、前記ドレン
配管16、18、36、・・・の途中に障害となるドレ
ン弁17、37、・・・を設けることで前記圧縮空気吐
出配管15側で圧縮空気が流れやすいようにしたことを
特徴とし、更に、前記ドレン配管16、18、36、・
・・の全個所を、ドレンが逆流しないようにしたことを
特徴とすることにより、上記課題を解決する。
【0010】また、圧縮機11からの圧縮空気をエアー
タンク14に貯蔵することと前記圧縮空気を圧縮空気吐
出配管15によって冷凍式エアードライヤー30に送り
込み冷却することによって発生するドレンD1、D2を
排出するための圧縮空気のドレン処理装置において、前
記エアータンク14のドレン排出口14bに接続したド
レン配管イ16またはドレン配管ハ18と、冷凍式エア
ードライヤー本体31のドレン排出口31cに接続した
ドレン配管ロ36と、前記ドレン配管16、18、3
6、・・・が共に接続した集合管41と、前記集合管4
1に接続した電気式ドレントラップ40を配設し、圧縮
空気吐出配管15で圧縮空気が流通しやすいように、圧
縮空気を送る前記圧縮空気吐出配管15、・・・内径
断面積を前記ドレン配管16、18、36、・・・内径
の断面積の三倍以上とし、更に、前記ドレン配管16、
18、36、・・・の途中に障害となるドレン弁17、
37、・・・を配設したことを特徴とし、更に、前記ド
レン配管ハ18は、前記エアータンク14上部に突出し
て貫通口14c周辺から圧縮空気が洩れないように密閉
された状態で貫通し、先端は前記エアータンク14内の
前記ドレンD1を吸引しやすいように前記エアータンク
14底部近くで開口したことを特徴とし、更に、前記ド
レン配管16、18、36、・・・全箇所に、逆止弁3
9、・・・を配設したことを特徴とすることにより、上
記課題を解決する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による、圧縮空気のドレン
処理方法およびドレン処理装置を図面と共に詳細に説明
する。図1は、本発明による空気圧縮機と冷凍式エアー
ドライヤーをパッゲージにした第一実施例の図であり、
図2は、本発明による空気圧縮機と冷凍式エアードライ
ヤーをパッケージにした第二実施例の図であり、図3
は、本発明による空気圧縮機と冷凍式エアードライヤー
をパッゲージにした第三実施例の図であり、図4は、本
発明による空気圧縮機と冷凍式エアードライヤーをパッ
ケージにした第四実施例の図である。
【0012】図1、図2、図3、図4から明らかなよう
に、1はパッケージであり、空気圧縮機10と冷凍式エ
アードライヤー30が収納され、空気圧縮機10で作り
出された圧縮空気は圧縮空気吐出配管15によって冷凍
式エアードライヤー30に送り込まれるようになってい
る。 但し、各図共に冷凍式エアードライヤー30は棚
1aの上に配置されているが、棚1aが無くてもこの場
所にこだわる必要も無いし、また、各種配管15、3
5、36・・・等を支柱として棚1aの代わりに使って
も良い。
【0013】ここで、空気圧縮機10は、圧縮機11と
モータ12とエアータンク14から構成されている。
この場合、モータ12が作動することによってベルトを
介して圧縮機11を回転させ、吸入口13から空気を吸
い込み、圧縮機11によって圧縮空気を作り、その圧縮
空気をエアータンク14に貯蔵するという構成になって
いる。 更に、エアータンク14内の圧縮空気を冷凍式
エアードライヤー30に送り出すための圧縮空気吐出配
管15は、エアータンク14の圧縮空気吐出口14aに
接続している。 また、このような構成の中で、圧縮空
気から結露したドレンD1が、エアータンク14の底に
溜まっている。
【0014】一方、冷凍式エアードライヤー30は、冷
凍式エアードライヤー本体31内にアキュムレータと圧
縮機と凝縮機から構成される冷媒循環装置32と冷媒配
管33が収納されており、アンモニアやフレオン・・・
等の冷媒が冷媒循環装置32と冷媒配管33の間を循環
することによって圧縮空気を冷却するような構造になっ
ている。 この場合、エアータンク14からの圧縮空気
吐出配管15は、冷凍式エアードライヤー本体31の圧
縮空気流入口31aに接続して圧縮空気が流入するよう
になっている。
【0015】尚、冷却され乾燥した圧縮空気は、冷凍式
エアードライヤー本体31の圧縮空気流出口31bに接
続した圧縮空気吐出配管35と圧縮空気吐出配管35の
途中に配設された弁38を通ってエアーシリンダーやエ
アーモータ・・・等の各種のアクチュエータに流れ出る
ようになっている。 また、このような構成の中で、圧
縮空気から結露したドレンD2が、冷凍式エアードライ
ヤー本体31の底に溜まっている。
【0016】更に、図1、図2、図3、図4に示してい
る全ての実施例は、エアータンク14・・・等から構成
されている空気圧縮機10と冷凍式エアードライヤー3
0の図しか示していないが、エアータンク14が圧縮機
11の直後に空気圧縮機10と一体になって配置されて
いるのではなくて冷凍式エアードライヤー30の後に別
に配置されている場合や、図には示していないが、アフ
タークーラが配設されている場合や、更には、そのほか
のドレンを発生する複数の機器を配設している場合・・
・等にも、以下に示す、各実施例は該当する。
【0017】(第一実施例)本発明による圧縮空気のド
レン処理方法および処理装置の第一実施例は、図1に見
られるように、空気圧縮機10を構成しているエアータ
ンク14下部のドレン排出口14bに接続したドレン配
管イ16と、冷凍式エアードライヤー30を構成してい
る冷凍式エアードライヤー本体31下部のドレン排出口
31cに接続したドレン配管ロ36と、ドレン配管1
6、36を共に接続している集合管41と、更に、集合
管41に接続している電気式ドレントラップ40を構成
することによって、一個の電気式ドレントラップ40を
ドレンの排出に共用していることを特徴としている。
【0018】この場合、空気圧縮機10の大きさを示し
ている0.4〜2.2Kwと3.7〜7.5Kwの能力
に合わせて、空気圧縮機10から圧縮空気を冷凍式エア
ードライヤー30に送る圧縮空気吐出配管15の呼び径
を3/8B〜1/2Bと3/4B〜1Bとし、更に、ド
レンを排出するドレン配管16、36内側の直径を6〜
8mmと8〜10mmにすることが、各配管の圧力損失
のバランスで一番理想的であり、次善の寸法としては、
圧縮空気を冷凍式エアードライヤー30に供給する圧縮
空気吐出配管15内径の断面積を、ドレンを排出するド
レン配管16、36内径の断面積の三倍以上にすると、
各配管の圧力損失の関係でかなり効果的である。
【0019】また、ドレンを排出するドレン配管16、
36の途中に、ドレン弁17、37を配設することもド
レン配管16、36側に圧力損失を与える意味からかな
り効果的である。
【0020】尚、既に前の部分に記している通り、図1
においては、ドレンを発生する機器としては、空気圧縮
機10と冷凍式エアードライヤー30しか示していない
が、場合によっては、エアータンク14が独立して冷凍
式エアードライヤー30の下流の部分に配置してあった
り、アフタークーラ(図示されていない)・・・等が配
置してあったりしている場合には、これらの各機器から
も別にドレンが発生することになるので、その場合に
は、これらの各機器にも別にドレン配管を配設してその
ドレン配管を集合管41に接続する構成も考えられる。
【0021】本発明による、圧縮空気のドレン処理方法
および処理装置の第一実施例は、前述したように構成さ
れており、以下に、その動作について説明する。
【0022】先ず、空気圧縮機10を構成しているモー
タ12を作動させると、ベルトの伝達によって圧縮機1
1も回転し、吸入口13から吸い込んだ空気を圧縮して
エアータンク14に圧縮空気を貯蔵する。 この、エア
ータンク14に圧縮空気を貯蔵する過程で、圧縮空気が
結露してエアータンク14の底にドレンとして溜まって
くる。
【0023】次に、圧縮空気吐出配管35の先端に装着
されているエアーシリンダ・・・等の各種のアクチュエ
ータが作動することによって圧縮空気が供給されると、
エアータンク14に貯蔵された圧縮空気が冷凍式エアー
ドライヤー30に送り込まれる。 この冷凍式エアード
ライヤー30においても圧縮空気が冷却される過程で、
圧縮空気が結露して冷凍式エアードライヤー本体31の
底にドレンとして溜まってくる。
【0024】ここで、冷却された圧縮空気は、乾燥した
圧縮空気になって圧縮空気流出口31bより圧縮空気吐
出配管35と圧縮空気吐出配管35の途中に配設された
弁38を通過して、エアシリンダーやエアモータ・・・
等の各種アクチュエータに送られる。
【0025】一方、エアータンク14の底に溜まったド
レンD1は、ドレン配管イ16とドレン弁イ17と集合
管41の付近を漂い、冷凍式エアードライヤー本体31
の底に溜まったドレンD2は、ドレン配管ロ36とドレ
ン弁ロ37と集合管41の付近を漂い、集合管41に接
続している電気式ドレントラップ40が、一定の間隔で
作動することによってこれらのドレンD1、D2を外部
に排出している。
【0026】但し、エアータンク14の底に近い位置に
水面を感知するセンサー(図示していない)を配設し、
ドレンD1がセンサーのレベルまで溜まったことを感知
すると電気式ドレントラップ40が作動するようにして
も良い。
【0027】(第二実施例)本発明による圧縮空気のド
レン処理方法および処理装置の第二実施例は、図2に見
られる通りであるが、第一実施例と異なる点は、冷凍式
エアードライヤー本体31からのドレン配管ロ36の途
中に逆止弁39を配設したことである。 この位置に逆
止弁39を配設することによって、ドレン配管イ16と
ドレン弁イ17と集合管41の付近を漂っている比較的
温度の高いドレンが、冷凍式エアードライヤー30の方
に逆流することを防いでおり、それによって冷凍式エア
ードライヤー30で無駄な冷却が行われるのを防止して
いる。
【0028】この場合、図示してはいないが、前記の他
に、この逆止弁39を必要に応じてドレン配管イ16に
だけ配設しても良いし、ドレン配管16、36の両方に
配設しても良い。 また、空気圧縮機10と冷凍式エア
ードライヤー30以外にドレンを発生する機器を構成し
ている場合にはその機器に接続しているドレン配管に逆
止弁を配設してもかまわない。尚、動作に関しては、逆
止弁39の位置でドレンが逆流しないことを除くと、第
一実施例と同じであるので、ここでは省略する。
【0029】(第三実施例)本発明による圧縮空気のド
レン処理方法および処理装置の第三実施例は、図3に見
られる通りであるが、第一実施例と異なる点は、ドレン
配管イ16の代わりに、エアータンク14上部に突出し
てエアータンク14の貫通口14c周辺から圧縮空気が
洩れないように密閉された状態で貫通し、先端はエアー
タンク14内のドレンD1を吸引しやすいようにエアー
タンク14底部近くで開口したドレン配管ハ18を構成
したことである。
【0030】この場合、貫通口14c周辺の密閉の方法
としては、エアータンク14とドレン配管ハ18を溶接
しても、その間にパッキンやOリング・・・等のシール
材を配設してもかまわない。 更に、ドレン配管ハ18
の途中にドレン弁イ17を配設している点については、
第一実施例と同じである。尚、動作に関しては、ドレン
D1を吸引するという違いはあるが、第一実施例とほぼ
同じであるので、ここでは省略する。
【0031】(第四実施例)本発明による圧縮空気のド
レン処理方法および処理装置の第四実施例は、図4に見
られる通りであるが、第一実施例と異なる点は、ドレン
配管イ16の代わりに、エアータンク14上部に突出し
てエアータンク14の貫通口14c周辺から圧縮空気が
洩れないように密閉された状態で貫通し、先端はエアー
タンク14内のドレンD1を吸引しやすいようにエアー
タンク14底部近くで開口したドレン配管ハ18を構成
したことと、逆止弁39をドレン配管ロ36の途中に配
設したことである。
【0032】尚、動作に関しては、逆止弁39の位置で
ドレンが逆流しないことと、ドレンD1を吸引するとい
う違いはあるが、第一実施例とほぼ同じであるので、こ
こでは省略する。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、下記の効果をもたらすことが出来るようになっ
た。第一に、全ての機器で発生したドレンを、人の意思
による手動でなく、自動的に且つ安いコストで排出する
ことが可能となっている。第二に、圧縮空気とドレンの
分離に関しては、従来の構造をそのまま流用するだけ
で、特に、新しい構成にしなくても、ほぼ完全な分離が
出来るようになっている。第三に、排出しようとするド
レンを、無駄な冷却をしてから排出するようなことは防
止出来ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気圧縮機と冷凍式エアードライ
ヤーをパッゲージにした第一実施例の図
【図2】本発明による空気圧縮機と冷凍式エアードライ
ヤーをパッケージにした第二実施例の図
【図3】本発明による空気圧縮機と冷凍式エアードライ
ヤーをパッゲージにした第三実施例の図
【図4】本発明による空気圧縮機と冷凍式エアードライ
ヤーをパッケージにした第四実施例の図
【図5】従来の空気圧縮機と冷凍式エアードライヤーを
パッケージにした図
【符号の説明】
1・・・・・パッケージ 1a・・・・棚 10・・・・空気圧縮機 11・・・・圧縮機 12・・・・モータ 13・・・・吸入口 14・・・・エアータンク 14a・・・圧縮空気吐出口 14b・・・ドレン排出口 14c・・・貫通口 15・・・・圧縮空気吐出配管 16・・・・ドレン配管イ 17・・・・ドレン弁イ 18・・・・ドレン配管ハ 30・・・・冷凍式エアードライヤー 31・・・・冷凍式エアードライヤー本体 31a・・・圧縮空気流入口 31b・・・圧縮空気流出口 31c・・・ドレン排出口 32・・・・冷媒循環装置 33・・・・冷媒配管 33a・・・フィン 35・・・・圧縮空気吐出配管 36・・・・ドレン配管ロ 37・・・・ドレン弁ロ 38・・・・弁 39・・・・逆止弁 40・・・・電気式ドレントラップ 41・・・・集合管 50・・・・オートドレントラップ D1・・・・ドレン D2・・・・ドレン

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器(10、30、・・・)から
    発生した圧縮空気のドレン処理方法において、ドレンを
    排出するドレン配管(16、18、36、・・・)の全
    てを集合させて一つの電気式ドレントラップ(40)で
    排出し、圧縮空気を送る圧縮空気吐出配管(15)内径
    の断面積を前記ドレン配管(16、18、36、・・
    ・)内径の断面積の三倍以上とし、更に、前記ドレン配
    管(16、18、36、・・・)の途中に障害となるド
    レン弁(17、37、・・・)を設けることで前記圧縮
    空気吐出配管(15)側で圧縮空気が流れやすいように
    したことを特徴とする圧縮空気のドレン処理方法。
  2. 【請求項2】 前記ドレン配管(16、18、36、・
    ・・)の全個所を、ドレンが逆流しないようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の圧縮空気のドレン処理方
    法。
  3. 【請求項3】 圧縮機(11)からの圧縮空気をエアー
    タンク(14)に貯蔵することと前記圧縮空気を圧縮空
    気吐出配管(15)によって冷凍式エアードライヤー
    (30)に送り込み冷却することによって発生するドレ
    ン(D1、D2)を排出するための圧縮空気のドレン処
    理装置において、前記エアータンク(14)のドレン排
    出口(14b)に接続したドレン配管イ(16)または
    ドレン配管ハ(18)と、冷凍式エアードライヤー本体
    (31)のドレン排出口(31c)に接続したドレン配
    管ロ(36)と、前記ドレン配管(16、18、36、
    ・・・)が共に接続した集合管(41)と、前記集合管
    (41)に接続した電気式ドレントラップ(40)を配
    設し、圧縮空気吐出配管(15)で圧縮空気が流通しや
    すいように、圧縮空気を送る前記圧縮空気吐出配管(1
    5、・・・)内径の断面積を前記ドレン配管(16、1
    8、36、・・・)内径の断面積の三倍以上とし、更
    に、前記ドレン配管(16、18、36、・・・)の途
    中に障害となるドレン弁(17、37、・・・)を配設
    したことを特徴とする圧縮空気のドレン処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ドレン配管ハ(18)は、前記エア
    ータンク(14)上部に突出して貫通口(14c)周辺
    から圧縮空気が洩れないように密閉された状態で貫通
    し、先端は前記エアータンク(14)内の前記ドレン
    (D1)を吸引しやすいように前記エアータンク(1
    4)底部近くで開口したことを特徴とする請求項3に記
    載の圧縮空気のドレン処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ドレン配管(16、18、36、・
    ・・)全箇所に、逆止弁(39、・・・)を配設したこ
    とを特徴とする請求項3または請求項4に記載の圧縮空
    気のドレン処理装置。
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