JPH0879654A - Us音声多重回路におけるステレオ誤判別防止回路 - Google Patents

Us音声多重回路におけるステレオ誤判別防止回路

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JPH0879654A
JPH0879654A JP6210310A JP21031094A JPH0879654A JP H0879654 A JPH0879654 A JP H0879654A JP 6210310 A JP6210310 A JP 6210310A JP 21031094 A JP21031094 A JP 21031094A JP H0879654 A JPH0879654 A JP H0879654A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
stereo
signal
pilot detection
pilot
Prior art date
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Pending
Application number
JP6210310A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Iso
勝博 磯
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源ON時、チャンネル切替え時のステレオ
信号誤判別が防止できるUS音声多重回路におけるステ
レオ誤判別防止回路の提供を目的とする。 【構成】 ユーザが電源ONもしくはチャンネル切替え
の操作を行った場合には、この操作の際にマイクロコン
ピュータ13から出力されるディフィート信号に基づい
て、スイッチング回路14がステレオPILOT検出回
路9への入力を遮断してステレオPILOT検出回路9
の動作を停止させるとともに、放電回路15がステレオ
PILOT検出回路9内のPILOT検出フィルタが検
出した検出電圧を放電させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機で
使用されるUS仕様のUS音声多重回路におけるステレ
オ誤判別防止回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音声多重回路におけるステレオ誤
判別防止装置としては、例えば、特開平2−25047
6号公報に、その技術が開示されている。しかし、この
ステレオ誤判別防止装置には、ステレオパイロット検出
(以下、パイロットは、PILOTのように記載する)
のプルインレンジとホールドレンジとのヒステリシスに
よるステレオPILOT信号の判別時の誤動作防止に関
する技術については開示されていない。
【0003】一方、US(米国)音声多重信号の周波数
帯域は、図3に示すような分布になっている。このUS
音声多重信号に対する従来のUS音声多重復調回路で
は、ステレオ信号においては、復調された(L−R)信
号のSN比を、dbx社開発の帯域、圧縮伸長回路によ
り構成されたdbxノイズリダクション回路によって、
良化させるシステムとなっている。
【0004】以上のように構成された従来のUS音声多
重復調回路について、その動作を以下に説明する。図2
は従来のUS音声多重復調回路の構成図である。図2に
おいて、まず主音声LPF回路1によって、入力信号で
ある音声コンポジット信号から3fH 以下の信号を検出
する(ここで、fH =15.734KHzである)。
【0005】次に、(L+R)LPF回路(fH ・LP
F回路)2にて、(L+R)信号のみを検出し、(L−
R)HPF回路(fH ・HPF回路)3にて、(L−
R)信号のみを検出する。また、ステレオPILOT検
出回路(fH ・BPF回路)9にてステレオPILOT
信号のみを検出し、ステレオ信号の判別を行うと共に、
ステレオ信号受信時に、ステレオPLL回路10にて、
位相をロックしAGC回路にて振幅調整した後、PIL
OTキャンセル信号を作り出す。
【0006】(L+R)信号については(L+R)復調
回路4において、また(L−R)信号については(L−
R)復調回路5において、ステレオPLL回路10から
出力されたPILOTキャンセル信号を用いて、それぞ
れの信号内に含まれているPILOT信号を除去すると
ともに、(L+R)信号に対してはFM復調を行い、
(L−R)信号に対してはAM復調を行い、これらによ
って復調された各信号を増巾する。
【0007】その後、(L+R)信号はデエンファシス
回路6にてデエンファシスを行い、(L−R)信号はd
bxノイズリダクション回路7にて振幅伸長を行う。こ
の後、(L+R)信号および(L−R)信号はマトリク
ス回路8に入力する。
【0008】11は音声モードを選局する選局回路で、
ユーザがモノラル、ステレオあるいは第二音声のいずれ
かを選局することとなり、マイクロコンピュータ13か
らの選局信号に応じて、マトリクス回路8を制御し、モ
ノラルの場合は(L+R)信号を出力し、ステレオの場
合は、(L+R)信号と(L−R)信号とで演算を行
い、L信号およびR信号に分離してそれぞれを別々に出
力し、SAPの場合は第二音声を出力させるようにして
いる。
【0009】13はテレビジョン受信機において種々の
選局機能をコントロールするマイクロコンピュータであ
り、ユーザのMUTE機能あるいは電源のON/OFF
時およびチャンネル切替えやTV/VIDEO切替えな
どによって、ディフィート信号を出力する。また、MU
TE回路12は、マイクロコンピュータ13から出力さ
れたディフィート信号により、音声出力回路の出力にて
ボツ音などが出ないよう音声ディフィートをかけるよう
に動作する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のUS音声多重復調回路では、PILOT信号
の周波数そのものが、テレビセットの水平偏向周波数と
同一であるがために、電源ON時にセット内に発生する
強力な水平偏向パルスを、音声多重復調回路の復調IC
がPILOT信号として検出してしまい、以降、テレビ
セット受像時において、水平偏向回路からの漏れ込み信
号がステレオPILOT検出回路9に入り込むことによ
って、ホールドレンジ内に保持さたり、もしくは、ステ
レオ放送の有る信号から無い信号に切り替えても、ステ
レオPILOT検出回路9のPILOT検出フィルタの
時定数が長い場合、ホールドレンジが十分有るため、電
源ON時と同様に、水平偏向回路からの漏れ込み信号に
よりPILOT検出した状態のままとなる。
【0011】このため、音声多重復調回路の復調ICに
おけるステレオPILOT検出回路9のプルインレンジ
に比べホールドレンジが大きい場合、電源ON時および
チャンネル切替え時(特に、ステレオ放送を行っている
チャンネルからステレオ放送を行っていないチャンネル
への切り替え時)に、ステレオ信号が送られてない信号
の受信時にステレオ信号有りと判別してしまうことがあ
り、モノラル信号をステレオ復調することになり、その
ため異常な音声を出力してしまうという問題点を有して
いた。
【0012】本発明は、上記問題点を解決するもので、
電源ON時およびチャンネル切替え時のステレオ信号誤
判別を防止することができ、入力信号に対して正常な復
調動作を行わせることができるUS音声多重回路におけ
るステレオ誤判別防止回路を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のUS音声多重回路におけるステレオ誤判別
防止回路は、テレビジョン受信機のマイクロコンピュー
タが音声モードの選局機能を制御して、受信した音声多
重信号とこの音声多重信号からステレオPILOT検出
回路が検出したステレオPILOT信号とに基づいて、
ステレオ信号あるいは第2音声を復調する音声多重受信
装置において、前記テレビジョン受信機での電源ONお
よびチャンネル切替えの操作に応じて、前記マイクロコ
ンピュータから出力されるディフィート信号に基づい
て、前記ステレオPILOT検出回路への信号入力を遮
断するスイッチング回路と、前記ディフィート信号に基
づいて、前記ステレオPILOT検出回路内のPILO
T検出フィルタが検出した検出電圧を放電する放電回路
とを備え、前記スイッチング回路を、前記電源ONおよ
びチャンネル切替えの操作の際に、前記遮断によって、
前記ステレオPILOT検出回路の動作を停止させるよ
う構成し、前記放電回路を、前記電源ONおよびチャン
ネル切替えの操作の際に、前記放電によって、前記PI
LOT検出フィルタの検出電圧をゼロ電位にするよう構
成する。
【0014】
【作用】上記の構成によると、ユーザが電源ONもしく
はチャンネル切替えの操作を行った場合には、この操作
の際にマイクロコンピュータから出力されるディフィー
ト信号に基づいて、スイッチング回路がステレオPIL
OT検出回路への入力を遮断するとともに、放電回路が
ステレオPILOT検出回路内のPILOT検出フィル
タが検出した検出電圧を放電する。
【0015】このようにして、電源ON時およびチャン
ネル切替え時に、ステレオPILOT検出回路の動作を
停止させるとともに、PILOT検出フィルタのPIL
OT検出電圧をなくしてゼロ電位にする。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例のUS音声多重回路
におけるステレオ誤判別防止回路を図面を参照しながら
説明する。
【0017】図1は本実施例のUS音声多重回路におけ
るステレオ誤判別防止回路の構成図を示すものである。
図1において、14は、マイクロコンピュータ13から
出力されたディフィート信号により、ステレオPILO
T検出回路9への入力信号をON/OFFするスイッチ
ング回路である。15は、ステレオPILOT検出回路
9内のPILOT検出フィルタの検出コンデンサに蓄え
られたPILOT検出電圧を放電する放電回路である。
なお、上記以外の構成要素は図2に示す従来例と同様で
あるので、ここでの説明は省略する。
【0018】以上のように構成されたUS音声多重回路
におけるステレオ誤判別防止回路について、その動作を
以下に説明する。なお、図2に示した従来例と同様の作
用をなすものについては、説明を省略する。
【0019】ユーザによって電源ONあるいはチャンネ
ル切替えの操作が行われた場合、この際にマイクロコン
ピュータ13から出力されたディフィート信号を使用
し、このディフィート信号によって、音声多重回路の音
声復調ICにおける音声出力をディフィートすると同時
に、ステレオPILOT検出回路9への信号入力をスイ
ッチング回路14で遮断する。さらに、放電回路15に
より、ステレオPILOT検出回路9内のPILOT検
出フィルタの検出コンデンサに蓄えられたPILOT検
出電圧を放電する。
【0020】このようにして、電源ON時およびチャン
ネル切替え時に、ステレオPILOT検出回路9の動作
を停止させるとともに、PILOT検出フィルタのPI
LOT検出電圧をなくしてゼロ電位にする。
【0021】以上の動作により、電源ON時およびチャ
ンネル切替え時のステレオ信号誤判別を防止することが
できる。その結果、US音声多重復調回路が入力信号に
対して正常な復調動作を行うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユーザが
電源ONもしくはチャンネル切替えの操作を行った場合
には、この操作の際にマイクロコンピュータから出力さ
れるディフィート信号に基づいて、スイッチング回路は
ステレオPILOT検出回路への入力を遮断するととも
に、放電回路はステレオPILOT検出回路内のPIL
OT検出フィルタが検出した検出電圧を放電することが
できる。
【0023】このようにして、電源ON時およびチャン
ネル切替え時に、ステレオPILOT検出回路の動作を
停止させるとともに、PILOT検出フィルタのPIL
OT検出電圧をなくしてゼロ電位にすることができる。
【0024】そのため、電源ON時およびチャンネル切
替え時のステレオ信号誤判別を防止することができる。
その結果、US音声多重復調回路が入力信号に対して正
常な復調動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のステレオ誤判別防止回路の
構成図
【図2】従来のUS音声多重復調回路の構成図
【図3】US音声多重信号の周波数分布図
【符号の説明】
14 スイッチング回路 15 放電回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受信機のマイクロコンピュ
    ータが音声モードの選局機能を制御して、受信した音声
    多重信号とこの音声多重信号からステレオPILOT検
    出回路が検出したステレオPILOT信号とに基づい
    て、ステレオ信号あるいは第2音声を復調する音声多重
    受信装置において、前記テレビジョン受信機での電源O
    Nおよびチャンネル切替えの操作に応じて、前記マイク
    ロコンピュータから出力されるディフィート信号に基づ
    いて、前記ステレオPILOT検出回路への信号入力を
    遮断するスイッチング回路と、前記ディフィート信号に
    基づいて、前記ステレオPILOT検出回路内のPIL
    OT検出フィルタが検出した検出電圧を放電する放電回
    路とを備え、前記スイッチング回路を、前記電源ONお
    よびチャンネル切替えの操作の際に、前記遮断によっ
    て、前記ステレオPILOT検出回路の動作を停止させ
    るよう構成し、前記放電回路を、前記電源ONおよびチ
    ャンネル切替えの操作の際に、前記放電によって、前記
    PILOT検出フィルタの検出電圧をゼロ電位にするよ
    う構成したUS音声多重回路におけるステレオ誤判別防
    止回路。
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