JPH07193553A - 隣接チャネル障害の検出回路装置 - Google Patents
隣接チャネル障害の検出回路装置Info
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Abstract
はディジタル回路により有利には集積回路技術で実現す
る。さらに隣接チャネル障害の主観的に感知される影響
を減少する。 【構成】 直流電圧成分に依存して及び60kHzより
大きいスペクトル成分に依存して、隣接チャネル障害を
表す信号(隣接チャネル障害信号)を導出する
Description
ス信号が存在するステレオラジオ受信機の中の隣接チャ
ネル障害の検出回路装置に関する。さらに本発明は、隣
接チャネル障害の主観的に感知される影響を減少する手
段に関する。
の場合に高周波入力段及び中間周波レベルの範囲内で不
十分なろ波に起因してそれぞれの受信チャネルの中で障
害が発生することがある。
ような障害を検出することにあり、これを有利にはディ
ジタル回路により有利には集積回路技術で実現する。さ
らに本発明は隣接チャネル障害の主観的に感知される影
響を減少する手段を提供することである。。
は本発明回路装置では、直流電圧成分に依存して及び6
0kHzより大きいスペクトル成分に依存して、隣接チ
ャネル障害を表す信号(隣接チャネル障害信号)を導出
することにより行われる。
基準を使用することにより本発明の回路装置では、隣接
チャネル障害と、同様にステレオマルチプレクス信号の
中の高域周波数のスペクトル成分に影響する別の種類の
障害とを区別することが可能である。このような障害に
は、例えば多重路受信又は点火ノイズがある。
して別の信号も導出できるにもかかわらず、隣接チャネ
ル障害が存在するかしないかのみを表す2進信号の導出
は、多くの場合にさらに信号処理する上で有利である。
施例では、第1の補助信号を、ステレオマルチプレクス
信号の直流成分が第1の基準値より大きい場合に導出
し、第2の補助信号を、60kHzより大きいスペクト
ル成分の振幅が第2の基準値より大きい場合に形成し、
第1の補助信号及び第2の補助信号をAND論理結合し
て隣接チャネル障害信号を形成する。
の補助信号を、ステレオマルチプレクス信号を低域フィ
ルタによりろ波し及び整流し、次いで整流した信号を第
1の基準値と比較することにより導出し、高域フィルタ
でろ波されたステレオマルチプレクス信号を整流し低域
フィルタでろ波し、低域フィルタでろ波された信号を第
2の基準値と比較することから成る。
的に感知される影響を減少することは、オーディオ信号
を例えば10dB〜20dB減衰することにより実現で
きる。しかし、障害の影響を減少する有利な1つの方法
は、隣接チャネル障害信号を、隣接チャネル障害が存在
する場合には一方の方向で積分し隣接チャネル障害が存
在しない場合には反対の方向で積分する積分器に供給可
能であり、積分器の出力信号が、ステレオマルチプレク
ス信号から得られたオーディオ信号の減衰量を、反対の
方向での積分の際に減衰量が増加するように制御するこ
とから成る。
持続時間が考慮されており、有利である。この場合、積
分器の時定数が、一方の方向において反対の方向に比し
て小さいか、又は積分器の時定数が、一方の方向で零で
あると有利である。過度の減衰を回避するために、積分
器の出力信号を制限器を介して導く。
例は、受信品質を表す別の信号を導出する際に隣接チャ
ネル障害信号をこれらの受信品質信号に重畳し、これに
より形成された信号を次いで制限する。
に説明する。
り示されている。本発明の回路装置は、異なる方法で実
現できる。例えば図示のブロックは個々に又は群毎に、
適切な回路例えば集積回路により実現できる。集積度が
非常に高い場合、受信機のディジタル信号処理全体を1
つの集積回路の中で実現でき、この場合、信号処理ステ
ップ例えばフィルタリング又は非線形重み付けは、演算
により実行される。集積回路の中で、本発明の回路装置
を有する受信機を実現するためにディジタル信号プロセ
ッサ及びその他のディジタル回路例えばシフトレジス
タ、フリップフロップ等を一緒に集積することも可能で
ある。
共和国特許出願第4311933.6号明細書に記載の
ように送信機サーチ操作のためのストップ信号を導出す
るための外に、第1の補助信号SKUを導出するために
も用いられる。入力側1に、先行のディジタル信号処理
において有利であることが分かった228kHzの標本
化周波数を有するステレオマルチプレクス信号MPXが
供給される。第1の補助信号SKUを形成するためには
大幅により小さい標本化周波数で十分であるので、ステ
レオマルチプレクス信号MPXは低域フィルタ2を介し
て分周係数24の標本化周波数分周器回路3に供給され
る。
力された信号は、別の低域フィルタ4に供給され、この
低域フィルタ4の遮断周波数は非常に低く、従ってその
出力側からは直流電圧成分のみが出力され、この直流電
圧成分は、絶対値形成器5において絶対値を形成され
る。この絶対値は比較器6で、定数信号発生器7から供
給された(最大振幅を基準として)例えば0.07の定
数信号C1と比較される。直流電圧成分の絶対値が、C
1より小さいと、比較器6の出力側x≧yから論理値1
が出力され、論理値1はAND回路8の1つの入力側に
供給される。
都度の受信信号の電界強度に相応する信号FSTが供給
される。この信号FSTは、低域フィルタ10でろ波さ
れ、比較器11で定数C2と比較される。電界強度が、
定数C2により前もって定められている値より大きい
と、比較器11の出力側x≧yから論理値1が出力さ
れ、論理値1もAND回路8に供給される。双方の条件
が満足されると、送信機サーチ操作ストップ信号SLS
はAND回路8の出力側12からも論理値1が出力され
る。
として定数信号C3が供給される別の比較器13が設け
られている。絶対値形成器5から供給された直流電圧成
分の値が定数信号C3の値以上である場合、出力側14
から出力される第1の補助信号SKUは論理値1をと
る。
理して4つのチャネルのためのオーディオ信号を形成す
るまでの回路装置を示す。入力側43にFM復調器から
ディジタルステレオマルチプレクス信号MPX1が供給
され、別の入力側44はAM復調器から信号AM1を受
取る。実際的に実施されている実施例では信号MPX1
の標本化周波数は456kHzであり、これは、ラジオ
データ信号(57kHz)の搬送波の整数倍である。
り多数の演算を必要とする。図示のラジオ受信機では、
その都度の信号の帯域幅に整合されているできるだけ小
さい標本化周波数で動作することに努力が払われてい
る。従って信号MPX1は標本化周波数1/2分周器4
5で分周され、このためには信号MPX1は、その前に
低域フィルタ46でろ波される必要がある。しかし、通
過領域の大部分にわたり直線形の周波数特性を有し、標
本化周波数の1/2の領域内では急峻な下降を有するそ
れ自体は必要な低域フィルタ46は、非常にコスト高で
あり、緩慢な下降を有する低域フィルタが使用される。
しかし、反対の周波数特性を有する補償フィルタ47
が、これにより発生する誤差を補償する。
MPX2は、自動障害抑圧回路48に供給される。この
ような回路は短いパルス状の障害を抑圧し、ASUとの
略称で知られている。回路48の出力信号MPX3はス
テレオデコーダ49に供給され、ステレオデコーダ49
は、2つのオーディオ信号L1及びR1(左及び右)を
発生し、これらの信号は、分周係数5の標本化周波数分
周器50に供給される。これにより発生するオーディオ
信号L2,R2は、制御可能な減衰量を有する回路51
を介して信号LFM及びRFMとしてソース切換えスイ
ッチ52に供給される。図示されていない方法でソース
切換えスイッチ52に、例えばCDプレーヤ又はテープ
レコーダから別のオーディオ信号を供給できる。
信号L,Rとしてオーディオプロセッサ53に供給さ
れ、オーディオプロセッサ53を用いて音量、フェー
ダ、バランス、高域周波数特性及び低域周波数特性のエ
ンファシス又はデエンファシスが行われる。オーディオ
プロセッサ53は、4つの出力側54,55,56,5
7を有し、それぞれの出力側から出力される信号LF,
LR,RF及びRRは、4つのスピーカのための図示さ
れていないそれぞれ1つの出力段に供給される。
2は、交通無線通信信号及び/又はラジオデータ信号の
ためのデコーダ58に供給される。さらに信号MPX2
は、回路59により送信機サーチ操作ストップ信号SL
S及び第1の補助信号のために必要とされる。この回路
の実施例は図1に関連して説明した。
及びステレオデコーダ49から信号を受取る。制御装置
60は、回路42,ソース切換えスイッチ52及びオー
ディオプロセッサ53に信号を供給する。例えば操作及
び表示装置等との制御装置60の接続等は、図2に示さ
れていない。
オマルチプレクス信号の60kHzより高い成分から成
る信号が必要である。この信号は、信号MPX1及びM
PX2が供給される回路41で形成される。回路41の
実施例はドイツ連邦共和国特許出願第4309518.
6号明細書に、図2及び図3のブロック回路図のその他
の詳細と一緒に詳しく説明されている。
するために用いられる回路42(図2)の詳細を示す。
入力側61に、図示されていない振幅復調器の出力信号
AM1が供給される。出力信号AM1は、電界強度の尺
度に用いられる。456kHzの標本化周波数を有する
信号AM1はまず初めに、低域フィルタ62でろ波され
る。低域フィルタ62はくし形フィルタ65と共働し
て、後続の分周係数2の標本化周波数分周器63及び後
続の分周係数24の標本化周波数分周器64で高域周波
数のスペクトル成分が直流成分に入り込んで、直流成分
を許容されないように変質することを阻止する。別の低
域フィルタ(くし形フィルタ)65が、標本化周波数分
周器63と64との間に設けられている。
電界強度信号は、2つの低域フィルタ66,67で、異
なる時定数により平均化される。切換えスイッチ68
は、信号DD2に依存して低域フィルタ66,67の出
力信号のうちの1つの出力信号を信号AMCとしてさら
に伝送する。この信号AMCは発生雑音曲線の形で発生
雑音減衰量AFEを形成するために重み付けされる。さら
に、小さい時定数の電界強度信号すなわち低域フィルタ
66の出力側から出力される”急速な”電界強度信号F
ST16は、電界強度が低下した際にステレオチャネル
セパレーションDを低減するために用いられる。信号A
FE及びFST16をさらに処理することは、本出願人の
ドイツ連邦共和国特許出願第4309518.6号明細
書に説明されている。
ルタ検出器70、対称性検出器71及び論理回路網72
が用いられ、論理回路網72の出力信号DD1はパルス
幅弁別器73を介して導かれる。図4に詳細に示されて
いる高域フィルタ検出器70に入力側74及び標本化周
波数分周器75を介して、ステレオマルチプレクス信号
の60kHzより高いがしかしすでにベースバンドの中
にシフトされている成分を含む信号MPX5が供給され
る。
補助信号BHDが、60kHzより高いスペクトル成分
が存在する場合に論理値1にセットされる。この第2の
補助信号BHDは、入力側95に供給された第1の補助
信号SKUと一緒にNAND回路96に供給され、これ
により、隣接チャネルに障害が発生した場合に論理値0
をとる隣接チャネル障害信号DD3が形成される。この
隣接チャネル障害信号DD3は、積分器81の入力側に
供給される。
HDは、60kHzより高い信号成分の振幅が閾値より
大きい場合に論理値1をとる。これは、どのような種類
の障害すなわち多重路障害でない障害にでもすばやく応
動する基本的な利点を有する。しかし極端な場合、障害
が通報されたが、しかし受信機の出力側の低周波信号の
中にはまだ可聴障害が発生していないことがある。それ
にもかかわらずこの場合、障害のマスキングのために設
けられている手法が導入される。
するために、搬送波周波数のステレオ差信号の対称性の
評価が行われる。この対策に重要なことは、障害のない
信号は、両側波帯変調に起因して搬送波に対して対称で
なければならず、他方でこの場合には直接に有効信号が
観察されることにある。従って非対称性が検出される
と、低周波信号の中にも可聴障害が存在することが推測
できる。入力側76〜79を介して対称性検出器71に
ステレオデコーダ(図2)から、実質的に搬送波周波数
のステレオ差信号と補助搬送波に直交する基準搬送波と
の積を表す信号が供給される。対称性検出器の出力信号
ASDは、非対称性が存在する場合には論理値1をと
る。
うちの1つの信号を信号DD2として使用するだけで有
利である。しかし、図示の実施例では2つの検出器7
0,71が設けられ、出力信号AHD及びASDは論理
回路72を介して導かれる。これは一方では、搬送波周
波のステレオ差信号が送信される純粋なモノーラル放送
では別の補助信号DD2の導出が、高域フィルタ検出器
70により行われる利点を有する。同様に、別の信号D
D2の導出は、ヨーロッパ規格からずれているステレオ
信号伝送方式例えば米国のFMX方式でも可能である。
Dを論理結合して信号DD1を形成する際の論理結合の
選択又は形式を可能にする。信号DD1は、パルス幅弁
別器73を介して導かれ、パルス幅弁別器73は出力信
号DD2が、設定可能な最低持続時間にわたり入力信号
DD1がアクティブであると初めて障害を指示する。す
でに説明したように信号DD2は、電界強度信号が形成
される際に大きい時定数と小さい時定数との間で切換わ
る。さらに信号DD2は、図5に実施例が示されている
2つの非対称形積分器80,81のためのトリガ信号と
して用いられる。
1及びAT2は、トリガの瞬間に論理値0又は0と1と
の間のプリセットされた論理値に跳躍し、DD2及びD
D3が0に位置し次いで設定可能な時定数で線形で最大
値に上昇する間はその論理値のままである。信号AT1
は、重み付け器82で重み付けされた電界強度信号WF
2と一緒に乗算器83に供給される。これにより、低周
波信号の中の障害のマスキングを、ステレオチャネルセ
パレーションを低減して行う信号が形成される。この信
号は、別の乗算器84で、入力側85に供給された信号
FMOと乗算される。信号FMOは、ステレオチャネル
セパレーションを強制的に高めするために設けられてい
る。出力側86からは信号Dが出力されてステレオデコ
ーダに供給される。
号AFEと一緒に、別の乗算器87に供給され、これによ
り、制限器97及び標本化周波数変換器98及び99を
介して信号AFE_AMUが出力され、信号AFE_A
MUは出力側88から出力され、低周波信号の減衰が最
大でも、制限器により定められた値だけ生ずる。
電界強度情報が必要とされる。このために図3の回路装
置は、電界強度を表す信号が出力される別の出力側8
9,90,91を有する。信号FST16は正確に16
bitである。従って多くの目的のために圧縮特性曲線
器92を用いて、8のビット幅を有する電界強度信号F
ST8が発生される。
を検出するためには十分に迅速であるが、しかし、図3
との関連で説明したフィルタにより及び場合に応じて振
幅復調に起因してある程度の時間遅れを有することは不
可避である。入力側93を介して、図示されていないマ
イクロ制御器から信号VFSTが供給される。この信号
及び信号FST16から比較器94を用いて信号DFS
Tが発生され、信号DFSTのその都度の論理値(0又
は1)は、信号VFSTと信号FST16とのどちらが
より大きいかに依存する。これにより、出力側89から
出力される信号DFSTは、電界強度の変化方向を示
す。
いて詳細に説明する。図4の高域フィルタ検出器の入力
側100に信号MPX5が供給され、信号MPXは絶対
値形成器101を通過した後に低域フィルタ102を用
いて平均化される。平均信号が閾値HDSを越えると、
減算器103及び正負の符号検出器104,105から
成る比較器の出力信号は論理値1をとる。出力側106
から出力される信号AHDは、減算器103の出力信号
の正負の符号が正の場合には論理値1をとる。別の比較
器が、別の減算器107及び別の正負の符号検出器10
8,109により形成されている。出力側110から出
力される第2の補助信号BHDは、高域周波のスペクト
ル成分が基準値HDTを越えると論理値1をとる。
実施例が、図5に示されている。この場合、入力側11
1及び112を介してそれぞれ信号DD2又はDD3が
供給される2つの積分器が設けられている。それぞれの
積分器は、1つの加算器113,114と、2つのフォ
ーマット変換器115,116および119,120
と、乗算器117,118と、1つの標本化周期だけ遅
延する遅延回路121,122とから成る。入力側12
3,124に積分定数AST2及びAST5が供給され
る。隣接チャネル障害の発生開始時には信号DD3は論
理値0に切換わる。これにより、隣接チャネル障害信号
DD3のための積分器は、論理値0にセットされる。こ
の初期値を積分器は、隣接チャネル障害が存在する間す
なわちDD3=0である間は保持する。
論理値1をとり、これにより積分器は、定数AST5を
積分して論理値1を形成する。同様に信号DD2も処理
される。双方の積分器の出力信号は、それぞれの乗算器
125,126でそれぞれ1つの定数AST3,AST
6と乗算され、それぞれの加算器127,128でそれ
ぞれ1つの別の定数AST4,AST7を加算される。
これにより得られる信号は、乗算器129で互いに乗算
され、出力側130から信号AMUとして出力される。
出するブロック回路図である。
オ受信機のブロック回路図である。
ック回路図である。
ロック回路図である。
ィオ信号の減衰量を制御する制御信号を形成する回路装
置のブロック回路図である。
号 R1,2 右側オーディオ信号 RF 信号 RR 信号 SKU 第1の補助信号 SLS 送信機サーチ走行ストップ信号 VFST 信号 WF2 電界強度信号
Claims (9)
- 【請求項1】 ステレオマルチプレクス信号が存在する
ステレオラジオ受信機の中の隣接チャネル障害の検出回
路装置において、 直流電圧成分に依存して及び60kHzより大きいスペ
クトル成分に依存して、隣接チャネル障害を表す信号
(隣接チャネル障害信号)を導出することを特徴とする
隣接チャネル障害の検出回路装置。 - 【請求項2】 第1の補助信号(SKU)を、ステレオ
マルチプレクス信号の直流成分が第1の基準値(C3)
より大きい場合に導出し、第2の補助信号(BHD)
を、60kHzより大きいスペクトル成分の振幅が第2
の基準値(HDT)より大きい場合に形成し、前記第1
の補助信号及び前記第2の補助信号をAND論理結合し
て隣接チャネル障害信号(DD3)を形成することを特
徴とする請求項1に記載の隣接チャネル障害の検出回路
装置。 - 【請求項3】 第1の補助信号(SKU)を、ステレオ
マルチプレクス信号を低域フィルタによりろ波し及び整
流し、次いで整流した信号を第1の基準値(C3)と比
較することにより導出することを特徴とする請求項2に
記載の隣接チャネル障害の検出回路装置。 - 【請求項4】 高域フィルタでろ波されたステレオマル
チプレクス信号を整流し低域フィルタでろ波し、低域フ
ィルタでろ波された信号を第2の基準値(HDT)と比
較することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の
隣接チャネル障害の検出回路装置。 - 【請求項5】 隣接チャネル障害信号(DD3)を、隣
接チャネル障害が存在する場合には1つの方向で積分し
隣接チャネル障害が存在しない場合には反対の方向で積
分する積分器(81;114,116,118,12
0,122)に供給可能であり、前記積分器(81;1
14,116,118,120,122)の出力信号
が、ステレオマルチプレクス信号から得られたオーディ
オ信号の減衰量を、反対の方向での積分の際に減衰量が
増加するように制御することを特徴とする請求項1から
請求項4のうちのいずれか1つの請求項に記載の隣接チ
ャネル障害の検出回路装置。 - 【請求項6】 積分器(81;114,116,11
8,120,122)の時定数が、一方の方向において
反対の方向に比して小さいことを特徴とする請求項5に
記載の隣接チャネル障害の検出回路装置。 - 【請求項7】 積分器(81;114,116,11
8,120,122)の時定数が、一方の方向で零であ
ることを特徴とする請求項6に記載の隣接チャネル障害
の検出回路装置。 - 【請求項8】 積分器(81;114,116,11
8,120,122)の出力信号を制限器(97)を介
して導くことを特徴とする請求項5から請求項7のうち
のいずれか1つの請求項に記載の隣接チャネル障害の検
出回路装置。 - 【請求項9】 受信品質を表す別の信号(DD2)を導
出する際に隣接チャネル障害信号(DD3)を前記信号
(DD2)に重畳し、これにより形成された信号を次い
で制限することを特徴とする請求項8に記載の隣接チャ
ネル障害の検出回路装置。
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