JPH087929B2 - ディスク記録情報再生装置における最終画像再生方式 - Google Patents

ディスク記録情報再生装置における最終画像再生方式

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JPH087929B2
JPH087929B2 JP20324486A JP20324486A JPH087929B2 JP H087929 B2 JPH087929 B2 JP H087929B2 JP 20324486 A JP20324486 A JP 20324486A JP 20324486 A JP20324486 A JP 20324486A JP H087929 B2 JPH087929 B2 JP H087929B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ディスク記録情報再生装置における最終画
像再生方式に関し、特にビデオディスクの記録情報を再
生する装置における最終画像再生方式に関する。
背景技術 ビデオディスクの片面の演奏時間は最大1時間であ
り、ビデオディスクの演奏中にユーザがこのビデオディ
スクから得られた映画等の観賞を中断せざるを得なくな
る場合が少なくない。かかる場合において、後に続きを
観賞したい場合にはディスクプレーヤの早送り(スキャ
ン)動作すなわちプレイ動作とトラックジャンプ動作と
を交互に行なう動作によって最後に見た画面を探し出す
ことが考えられるが、そうとすると繁雑な操作が必要と
なって好ましくないのである。
発明の概要 本発明の目的は、簡単な操作によって中断時の画面か
ら再生を開始することができるディスク記録情報再生装
置における最終画像再生方式を提供することである。
本発明によるディスク記録情報再生装置における最終
画像再生方式は、情報記録ディスクにおける記録位置を
示すアドレス情報と共に前記ディスクに記録されたビデ
オ情報を再生するディスク記録情報再生装置における最
終画像再生方式であって、再生動作中に発せられたラス
トメモリのアクセス指令に応答して前記再生動作の起動
時からの経過時間を検知して前記経過時間が所定時間以
下であるか否かを判定する第1行程と、前記第1行程に
おいて前記経過時間が前記所定時間以下でないと判定さ
れた場合は再生中のビデオ情報片の前記ディスクにおけ
る記録位置を示す前記アドレス情報を前記ラストメモリ
に記憶する第2行程と、前記第1行程において前記経過
時間が前記所定時間以下であると判定された場合は前記
ラストメモリに記憶されている前記アドレス情報に応じ
た記録位置から再生動作を開始する第3行程とを有する
ことを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例につき添付図面を参照して詳細
に説明する。
第1図において、スピンドルモータ1によって回転駆
動されるディスク2の記録情報が光学式ピックアップ3
により読取られる。ピックアップ3には、レーザダイオ
ード、対物レンズ、フォーカスアクチュエータ、トラッ
キングアクチュエータ、フォトディテクタ等が内蔵され
ている。ピックアップ3の出力は、RFアンプ4に供給さ
れると同時にフォーカスサーボ回路(図示せず)及びト
ラッキングサーボ回路(図示せず)に供給される。これ
らフォーカスサーボ回路及びトラッキングサーボ回路に
よってピックアップ3内のフォーカスアクチュエータ及
びトラッキングアクチュエータが駆動され、ピックアッ
プ3内のレーザダイオードから発せられたレーザ光がデ
ィスク2の記録面上に収束して情報検出用光スポットが
形成されかつこの光スポットがディスク2の記録面上に
形成されているトラック上に位置するようにディスク2
の半径方向における光スポットの位置制御がなされる。
また、ピックアップ3内のトラッキングアクチュエー
タを駆動するためのコイルに供給されたコイル電流は、
電流検出回路5に供給される。この電流検出回路5から
コイル電流に応じた電流検出信号が出力されてスライダ
サーボ回路6に供給される。スライダサーボ回路6にお
いては電流検出信号の増幅及び位相補償がなされる。こ
のスライダサーボ回路6の出力は、モータ駆動回路7を
経てスライダモータ8の駆動信号となる。このスライダ
モータ8によって、ピックアップ3を搭載しかつディス
ク半径方向に移動自在なスライダ9が駆動され、ピック
アップ3内のトラッキングアクチュエータが可動範囲の
中間点に位置するように制御される。
一方、RFアンプ4から出力されるRF信号は、BPF(バ
ンドパスフィルタ)10及び11に供給されて左右両チャン
ネルのオーディオFM信号が抽出分離される。これら2つ
のチャンネルのオーディオFM信号は、それぞれFM復調器
12及び13に供給されて2つのチャンネルのオーディオ信
号が再生される。これら2つのチャンネルのオーディオ
信号は、ディエンファシス回路14及び15に供給されて記
録時に強調された成分が元のレベルに戻される。これら
ディエンファシス回路14及び15から出力されたオーディ
オ信号がオーディオ出力端子16及び17に供給されてい
る。
また、RFアンプ4から出力されるRF信号は、BPF18に
供給されてビデオFM信号が抽出分離される。このビデオ
FM信号は、リミッタ19によって振幅が制限されたのちFM
復調器20に供給されてビデオ信号が再生される。このビ
デオ信号は、LPF(ローパスフィルタ)21を介してドロ
ップアウト補償用の切替スイッチ22の一方の入力端子に
供給される。切替スイッチ22の他方の入力端子には1H
(水平同期期間)ディレイライン23によって遅延された
ビデオ信号が供給されている。この切替スイッチ22には
ドロップアウト検出回路50から出力されるドロップアウ
ト検出信号が制御信号として供給される。ドロップアウ
ト検出回路50にはHPF(ハイパスフィルタ)51によって
抽出分離されたRF信号の高域成分が供給されている。ド
ロップアウト検出回路50は、例えばRF信号の高域成分の
ゼロクロス点によってドロップアウトを検出してドロッ
プアウト検出信号を発生するように構成されている。こ
のドロップアウト検出信号によって切替スイッチ22の信
号切替が制御され、ドロップアウト発生時には1Hディレ
イライン23から出力される1H前のビデオ信号が切替スイ
ッチ22から選択的に出力されてドロップアウトの補償が
なされる。
切替スイッチ22から出力されたビデオ信号は、CCD(C
harge Coupled Device)24に供給される。CCD24にはVCO
(電圧制御型発振器)25から出力されるクロックが供給
されている。CCD24において、クロックの周波数に応じ
た時間だけビデオ信号が遅延される。このCCD24から出
力されたビデオ信号は、分離回路26に供給される。分離
回路26は、ビデオ信号から水平同期信号h及び垂直同期
信号v並びにフィリップスコード等の制御データcを分
離するように構成されている。この分離回路26から出力
された水平同期信号hは、スピンドルサーボ回路27に供
給される。スピンドルサーボ回路27において、水平同期
信号hは基準信号発生回路28からの所定周波数の基準信
号と位相比較されて両信号間の位相差に応じたスピンド
ルエラー信号が生成される。このスピンドルエラー信号
は、モータ駆動回路29に供給されてスピンドルモータ1
の回転速度が制御される。また、それと同時に水平同期
信号hと基準信号間の位相差に応じた制御信号が生成さ
れてVCO25の制御入力端子に供給される。そうすると、V
CO25の発振周波数が水平同期信号hと基準信号間の位相
差に応じたものとなり、CCD24の信号遅延時間が当該位
相差に応じて変化して時間軸誤差の除去がなされる。
CCD24によって時間軸誤差の除去がなされたビデオ信
号は、切替スイッチ30の一方の入力端子に供給されると
同時にLPF31を介してA/D(アナログ/ディジタル)変換
器32に供給される。A/D変換器32において、所定周期で
ビデオ信号のサンプリングがなされ、得られたサンプル
値がディジタルデータに順次変換される。このA/D変換
器32の出力データは、ビデオメモリとしてのRAM33に供
給される。RAM33のアドレス制御及びモード制御はメモ
リ制御回路34によって行なわれている。メモリ制御回路
34は、基準信号発生回路28からのクロックによってRAM3
3の各番地に書込まれているデータが順次読出されかつ
ライトネーブル信号wに応答してRAM33の各番地の内容
の書換えがなされるように制御する構成となっている。
RAM33がら読出されたデータは、D/A変換器35に供給され
てアナログ信号に変換される。このD/A変換器35の出力
は、LPF36を介してシンクインサート回路37に供給され
て同期信号が付加され、ビデオ信号が再生される。シン
クインサート回路37から出力されるビデオ信号は、切替
スイッチ30の他方の入力端子に供給される。切替スイッ
チ30にはシステムコントローラ40から切替制御用の制御
信号が供給されている。この切替スイッチ30からRAM33
を経たビデオ信号及びCCD24から直接切替スイッチ30に
供給されたビデオ信号のうちの一方が選択的に文字挿入
回路41に供給される。文字挿入回路41は、システムコン
トローラ40から送出されたデータによって示された文字
に対応するビデオ信号を切替スイッチ30からのビデオ信
号と合成する構成となっている。この文字挿入回路41か
ら出力されたビデオ信号がビデオ出力端子42に供給され
る。
システムコントローラ40は、プロセッサ、ROM、RAM等
からなるマイクロコンピュータで形成されている。この
システムコントローラ40には分離回路26からの同期信号
及び制御データ、操作キー48のキー操作に応じたデー
タ、ローディング機構からのローディング検出信号、デ
ィスク検出信号等が入力される。システムコントローラ
40において、プロセッサはROMに予め格納されているプ
ログラムに従って入力された信号を処理し、スライダサ
ーボ回路6、スピンドルサーボ回路27、切替スイッチ3
0、メモリ制御回路34、文字挿入回路41、レーザダイオ
ードを駆動する駆動回路43、ジャンプ指令に応答してト
ラッキングアクチュエータを駆動するトラックジャンプ
駆動回路44、ディスクローディング機構のモータ45を駆
動するモータ駆動回路46、表示回路47等の各部を制御す
る。また、システムコントローラ40の電源端子にはダイ
オードDを介して電源Vccが供給されている。このシス
テムコントローラ40の電源端子と接地間にはコンデンサ
Cが接続されている。これらダイオードD及びコンデン
サCによってバックアップ回路49が形成されており、電
源オフ時においてもシステムコントローラ40には電源が
供給される。
以上の構成において、システムコントローラ40におけ
るプロセッサの動作を第2図及び第3図のフローチャー
トを参照して説明する。
電源が投入されると、プロセッサはステップS1に移行
してシステムコントローラ40内のRAMの所定番地の内容
を読出して得たデータのビットパターンと所定のビット
パターンとの比較によってメモリチェックを行なう。次
いで、プロセッサはステップS2に移行してステップS1に
おける比較結果によってシステムコントローラ40内のRA
Mの記憶内容に異常があるか否かを判定する。ステップS
2においてシステムコントローラ40内のRAMの記憶内容に
異常があると判定されたときは、プロセッサはステップ
S3に移行してメモリ正常フラグをクリヤし、各部の初期
設定等を行なう他のルーチンの実行を開始する。ステッ
プS2においてシステムコントローラ40内のRAMの記憶内
容に異常がないと判定されたときは、プロセッサはステ
ップS4に移行してメモリ正常フラグをセットし、他のル
ーチンの実行を開始する。
メインルーチン或いはプレイ動作を制御するサブルー
チンの実行中に操作部48のキー操作がなされると、プロ
セッサはステップS5に移行して後述するラストメモリを
アクセスするためのラストメモリキーの操作による指令
が発せられたか否かを判定する。ステップS5において指
令が発せられてないと判定されたときは、プロセッサは
ステップS5に移行する直前に実行していたルーチンの実
行を再開する。ステップS5において指令が発せられてい
ると判定されたときは、プロセッサはステップS6に移行
してプレイ動作が行なわれているか否かを判定する。
ステップS6においてプレイ動作が行なわれていない判
定されたときは、プロセッサはステップS7に移行してモ
ータ駆動回路46にローディング指令を送出してディスク
ローディング機構(図示せず)のディスク装着動作を起
動させる。次いで、プロセッサはステップS8に移行して
ディスク検出信号bによりディスクの有無を判定する。
ステップS8においてディスクが存在しないと判定された
ときは、プロセッサはステップS5に移行する直前に実行
していたルーチンの実行を再開する。ステップS8におい
てディスクが存在すると判定されたときは、プロセッサ
はステップS9に移行して駆動回路43に点灯指令を送出し
てピックアップ3内のレーザダイオードからレーザ光が
発せられるようにする。次いで、プロセッサはステップ
S10に移行してスピンドルサーボ回路27、フォーカスサ
ーボ回路(図示せず)、トラッキングサーボ回路(図示
せず)、スライダサーボ回路6に起動指令を送出してデ
ィスク2の記録情報の読取りが行なえるようにする。次
いで、プロセッサはステップS11に移行して装着された
ディスクのサイズ、記録方式(CAV/CLV)、記録面(サ
イドA/サイドB)等の物理的属性を検出して当該物理的
属性を示すデータをシステムコントローラ40内のRAMの
今回値メモリと称する番地の記憶エリアに格納する。次
いで、プロセッサはステップS12に移行してメモリ正常
フラグがセットされているか否かを判定する。ステップ
S12においてメモリ正常フラグがセットされていないと
判定されたときは、プロセッサはステップS13に移行し
て読取り動作を停止させたのちステップS5に移行する直
前に実行していたルーチンの実行を再開する。ステップ
S12においてメモリ正常フラグがセットされていると判
定されたときは、プロセッサはステップS14に移行して
今回値メモリ及びシステムコントローラ40内のRAMのラ
ストメモリと称するエリヤにそれぞれ格納されているデ
ィスクの物理的属性を示すデータの比較を行なって現在
装着されているディスクの物理的属性が前回演奏された
ディスクの物理的属性と一致するか否かを判定する。ス
テップS14においてディスクの物理的属性が一致しない
と判定されたときは、プロセッサはステップS13に移行
する。ステップS14においてディスクの物理的属性が一
致すると判定されたときは、プロセッサはステップS15
に移行してラストメモリに書込まれているディスク上の
アドレスがディスク2のリードアウト領域の記録位置を
示すディスクアドレスと一致するか否かを判定する。ス
テップS15においてラストメモリに書込まれているディ
スクアドレスがリードアウト領域のディスクアドレスと
一致すると判定されたときは、プロセッサはステップS1
3に移行する。ステップS15においてラストメモリに書込
まれているディスクのアドレスがリードアウト領域のデ
ィスクアドレスと一致しないと判定されたときは、プロ
セッサはステップS20に移行して装着されたディスクに
対しラストメモリに書込まれている当該ディスクアドレ
スをサーチする。次いで、プロセッサはステップS21に
移行してサーチしたディスクアドレスからプレイ動作を
開始させ、ステップS5に移行する直前に実行していたル
ーチンの実行を再開する。
ステップS6においてプレイ動作が行なわれていると判
定されたときは、プロセッサはステップS16に移行して
そのプレイ動作が開始されてから所定時間が経過してい
るか否かを判定する。ステップS16においてプレイ動作
が開始されてから所定時間か経過していないと判定され
たときは、プロセッサはステップS17に移行してメモリ
正常フラグがセットされているか否かを判定する。ステ
ップS17においてメモリ正常フラグがセットされていな
いと判定されたときは、プロセッサはステップS5に移行
する直前に実行していたルーチンの実行を再開する。ス
テップS17においてメモリ正常フラグがセットされてい
ると判定されたときは、プロセッサはステップ18に移行
して今回値メモリ及びラストメモリにそれぞれ格納され
ているディスクの物理的属性を示すデータの比較を行な
って現在演奏されているディスクの物理的属性が前回演
奏されたディスクの物理的属性と一致するか否かを判定
する。ステップS18においてディスクの物理的属性が一
致しないと判定されたときは、プロセッサはステップS5
に移行する直前に実行していたルーチンの実行を再開す
る。ステップS18においてディスクの物理的属性が一致
すると判定されたときは、プロセッサはステップS19に
移行してラストメモリに書込まれているディスクアドレ
スがリードアウト領域のディスクアドレスと一致するか
否かを判定する。ステップS19においてラストメモリに
書込まれているディスクアドレスがリードアウト領域の
デイスクアドレスと一致すると判定されたときは、プロ
セッサはステップS5に移行する直前に実行していたルー
チンの実行を再開する。ステップS19においてラストメ
モリに書込まれているディスクアドレスがリードアウト
領域のディスクアドレスと一致しないと判定されたとき
は、プロセッサはステップS20に移行する。
ステップS16においてプレイ動作が開始されてから所
定時間が経過していると判定されたときは、プロセッサ
はステップS31に移行して現在演奏中のディスクの物理
的属性を示すデータをラストメモリのエリヤ内の前回値
メモリと称する番地の記憶エリアに転送する。次いで、
プロセッサはステップS32に移行して現在再生中の情報
片のディスクにおける記録位置を示すディスクアドレス
のデータをラストメモリのエリヤ内のディスクアドレス
記憶領域に転送する。次いで、プロセッサはステップS3
3に移行してシステムコントローラ40内のRAMの所定番地
に所定のビットパターンを有するデータを書込む。次い
で、プロセッサはステップS34に移行して再生動作を停
止させたのちステップS5に移行する直前に実行していた
ルーチンの実行を再開する。
以上の動作におけるステップS31乃至S34によって、プ
レイ動作の起動時から所定時間以上経過して映画等の観
賞を中断する必要が生じた場合にラストメモリキーを操
作すれば、中断時の場面の画像(ビデオ情報片)が記録
されているディスクのアドレスを示すデータ及び物理的
属性がラストメモリに書込まれる。こののち、電源をオ
フにしてもシステムコントローラ40にはバックアップ回
路49によって電源が供給されるので、ラストメモリに書
込まれたデータはそのまま記憶保持される。
一方、ラストメモリキーの操作がなくとも、ラストメ
モリの書き込みを行う態様も考えられる。例えば、ユー
ザがプレイ動作中に電源を強制的にオフとした時やディ
スクの記録情報を最後まで再生した後に電源をオフとし
た時、つまり電源のオフ時に連動してラストメモリのア
スセス指令を発し、ラストメモリの書き込みを行うよう
にしても良い。ディスク記録情報を最後まで再生した後
に、かかる態様のように電源をオフにしたり、或いはス
テップS31〜S34を経るべくラストメモリキーを操作した
場合に、ディスクのリードアウト領域のデイスクアドレ
スがラストメモリに書き込まれるように構成することに
より、本実施例のステップS15及びS19の処理と適合す
る。すなわち、ステップS15及びS19の処理は、ステップ
S20においてサーチすべきディスクアドレス(ラストア
ドレス)がディスクの記録エリアの末端(リードアウト
領域のディスクアドレス)であったならば、当該サーチ
を含む再生処理を終了しており、当該ラストアドレス以
降に再生すべきビデオ情報が記録されていない場合の対
処をなすためのものである。
ユーザが観賞を中断した映画等の続きを観賞するため
に電源をオンにするとステップS1乃至S4によってシステ
ムコントローラ40内のRAMの記憶内容に異常がないかど
うかが判定される。若し、システムコントローラ40内の
RAMの記憶内容に異常があると判定されたときは、メモ
リ正常フラグがクリヤされてラストメモリの記憶データ
が用いられないようになる。
電源投入後、ユーザがラストメモリキーを操作する
と、ステップS5乃至S15及びステップS21によって、ディ
スクが自動的に装着され、装着されたディスクの物理的
属性が演奏が中断されたディスクの物理的属性と一致す
る場合に限り中断時の画像が記録されているディスクの
アドレスがサーチされて当該アドレスからプレイ動作が
開始される。
このように、ラストメモリキーは、起動から所定時間
を経過したプレイ動作中における中断時の最終画像を指
すデータを保存するための指令と、プレイ動作していな
い状態において、その保存されたデータに基づき中断時
の最終画像からプレイ動作を開始するための指令を兼ね
ており、単一のキーで2種類の指令操作を担い得るの
で、操作キー48における省スペース化が図られる。
また、プレイ動作が開始されてから所定時間以内にユ
ーザがラストメモリキーを操作した場合は、ステップS1
6乃至S21によって同様に中断時の画像が記録されている
ディスクのアドレスがサーチされて当該アドレスからプ
レイ動作が再起動される。これにより、上述の如くラス
トメモリキーを使って中断時の画像から再生を開始させ
ることができるにも拘らず、ユーザが、誤ってプレイ指
令キーによりディスクの例えば先頭アドレスからプレイ
動作を開始させた場合でも、そのプレイ動作の起動時か
ら所定時間内であれば、ラストメモリキーを操作するこ
とにより、ラストメモリの内容は更新されることなく中
断時の画像から再生し直すことができるのである。他
方、プレイ指令キーによるプレイ動作の開始から所定時
間が過ぎた場合は、ユーザが中断時の画像からのプレイ
動作を要求しておらず、相当な時間の連続した画像の再
生を再生装置に行わしめているものとみなし、この場合
のラストメモリキーの操作は、該連続した画像再生の中
断とその中断時の画像を指すデータの保存を行う(ステ
ップS31〜S34)ための指令を担うようにしているのであ
る。
発明の効果 以上詳述した如く本発明によるデイスク記録情報再生
装置における最終画像再生方式は、再生動作中に発せら
れたラストメモリのアクセス指令に応答して再生動作の
起動時からの経過時間を検知し、検知した経過時間が所
定時間以下でないときは再生中のビデオ情報片が記録さ
れているディスク記録位置を示すアドレス情報をメモリ
に記憶し、検知した経過時間が所定時間以下のときはラ
ストメモリに記憶されているディスクのアドレス情報に
応じた記録位置から再生動作を開始するので、ラストメ
モリキー等の単一のキーを操作するだけの簡単な操作に
よって、しかも不具合なく中断時の画像から再生を開始
することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による方式を採用したディスク記録情
報再生装置を示すブロック図、第2図は、第1図の装置
の電源投入直後における動作を示すフローチャート、第
3図は、第1図の装置のラストメモリキー操作後におけ
る動作を示すフローチャートである。 主要部分の符号の説明 2……ディスク 3……ピックアップ 4……RFアンプ 6……スライダサーボ回路 12,13……復調回路 20……復調器 27……スピンドルサーボ回路 40……システムコントローラ 42……ビデオ出力端子 44……トラックジャンプ駆動回路 45……ディスクローディング機構のモータ 48……操作キー 49……バックアップ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録ディスクにおける記録位置を示す
    アドレス情報と共に前記ディスクに記録されたビデオ情
    報を再生するディスク記録情報再生装置における最終画
    像再生方式であって、 再生動作中に発せられたラストメモリのアクセス指令に
    応答して前記再生動作の起動時からの経過時間を検知し
    て前記経過時間が所定時間以下であるか否かを判定する
    第1行程と、前記第1行程において前記経過時間が前記
    所定時間以下でないと判定された場合は再生中のビデオ
    情報片の前記ディスクにおける記録位置を示す前記アド
    レス情報を前記ラストメモリに記憶する第2行程と、前
    記第1行程において前記経過時間が前記所定時間以下で
    あると判定された場合は前記ラストメモリに記憶されて
    いる前記アドレス情報に応じた記録位置から再生動作を
    開始する第3行程とを有することを特徴とするディスク
    記録情報再生装置における最終画像再生方式。
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