JPH0748846B2 - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH0748846B2
JPH0748846B2 JP61203245A JP20324586A JPH0748846B2 JP H0748846 B2 JPH0748846 B2 JP H0748846B2 JP 61203245 A JP61203245 A JP 61203245A JP 20324586 A JP20324586 A JP 20324586A JP H0748846 B2 JPH0748846 B2 JP H0748846B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、スキャン機能を有する情報再生装置に関す
る。
背景技術 記録ディスクには、CAV(定角速度)ディスクとCLV(定
線速度)ディスクとが存在する。CAVディスクの場合に
は半径方向におけるいずれの位置に形成された一周分の
トラックにも一定量の情報すなわち例えば1フレーム分
のビデオ情報が記録されており、各フレーム間の境界に
位置する垂直同期信号に対応する情報が記録されている
部分は半径方向に伸長する直線上に配列される如く存在
する。従って、CAVディスクにおいてはジャンプ動作直
後において再生ビデオ信号の同期信号の周期に乱れが生
じず、静止画再生等の特殊な再生を良好に行なうことが
できる。
ところが、CLVディスクの場合には半径方向における位
置によって一周分のトラックに記録されている情報量が
異なり、最内周のトラックには例えば1フレーム分のビ
デオ情報が記録されかつ最外周のトラックには例えば3
フレーム分のビデオ情報が記録されている。このため、
CLVディスクではジャンプ動作直後に得られるビデオ信
号の同期信号の周期に乱れが生じる。そこで、1フレー
ム或いは1フィールド分のビデオ信号を記録し得る記録
容量のビデオメモリを設け、再生ビデオ信号に同期した
クロックによりビデオ信号をディジタル信号に変換し、
これをビデオメモリの所定位置に書込み、外部の安定し
たクロックにより読出すようにした情報再生装置が提案
されている。
かかる情報再生装置において、ピックアップの情報検出
点のトラック飛越し移動動作(ジャンプ動作)と、プレ
イ動作とを交互に行なういわゆるスキャンによって高速
再生が行なえるようにすることが可能である。このと
き、ピックアップを担持するスライダの記録ディスクの
半径方向における位置を制御するスライダサーボをオフ
にしてスライダを強制的に移送することによってトラッ
ク飛越し移動動作を行なうことが考えられる。この場
合、ピックアップに内臓されているトラッキングアクチ
ュエータの偏倚量が徐々に大となってアクチュエータが
可動範囲の限界近傍になったときトラッキングアクチュ
エータの保護のためにトラッキッグサーボループをオー
プンにする保護手段が作動してトラッキングアクチュエ
ータが可動範囲の中間点に戻る。
このトラッキングアクチュエータの動作によって情報検
出点がトラックを飛越し移動する。このトラック飛越し
移動に同期してビデオメモリの記憶内容の書換えを行な
うことによりトラック飛越し移動による画像の乱れのな
い高速再生が行なわれるが、次のような問題が生じる。
すなわち、ビデオメモリから読出したビデオ信号は、書
込み以前の信号に比べてそのサンプリング周期に負うと
ころの再現可能な周波数の限界を有しており、高解像化
という点においては、メモリに記憶させない方が好まし
いということである。
発明の概要 本発明の目的は、ビデオメモリを有する情報再生装置に
おいて画像乱れのない高速スキャンが行なえかつ通常再
生時には高解像度の画像が得られ情報再生装置を提供す
ることである。
本発明による情報再生装置は、垂直同期信号を含んだビ
デオ信号が記録されているCLVディスクから記録情報を
読み取り読取信号を得るピックアップと、前記読取信号
を復調して復調ビデオ信号を得る復調手段とを備えた情
報再生装置であって、スキャン指令に応じて前記ピック
アップを前記CLVディスクの半径方向に移送するスライ
ダと、前記スキャン指令に応じて前記ピックアップのト
ラッキングサーボループのオン・オフを繰り返し実行す
るトラッキング制御手段と、前記トラッキングサーボル
ープがオンとなった時点から所定時間経過した後に、前
記復調ビデオ信号中から前記垂直同期信号の検出を行う
同期信号検出手段と、前記垂直同期信号の検出に応じて
前記復調手段から得られた少なくとも1フィールド分の
復調ビデオ信号を書き込みこれを順次読み出すビデオメ
モリと、前記スキャン指令が発令されていない場合は前
記復調ビデオ信号を再生ビデオ信号として出力する一
方、前記スキャン指令が発令された場合は前記ビデオメ
モリから読み出された信号を前記再生ビデオ信号として
出力する切換スイッチとを有する構成となっている。
実 施 例 以下、本発明の実施例につき添付図面を参照して詳細に
説明する。
第1図において、スピンドルモータ1によって回転駆動
されるディスク2の記録情報が光学式ピックアップ3に
より読取られる。ピックアップ3には、レーザダイオー
ド、対物レンズ、フォーカスアクチュエータ、トラッキ
ングアクチュエータ、フォトディテクタ等が内蔵されて
いる。ピックアップ3の出力は、RFアンプ4に供給され
ると同時にフォーカスサーボ回路(図示せず)及びトラ
ッキングサーボ回路52に供給される。これらフォーカス
サーボ回路及びトラッキングサーボ回路によってピック
アップ3内のフォーカスアクチュエータ及びトラッキン
グアクチュエータが駆動され、ピックアップ3内のレー
ザダイオードから発せられたレーザ光がディスク2の記
録面上に収束して情報検出用光スポット(情報検出点)
が形成されかつこの光スポットがディスク2の記録面上
に形成されているトラック上に位置するようにディスク
2の半径方向における光スポットの位置制御がなされ
る。尚、トラッキングサーボ回路52は、トラッキングオ
ープン指令信号aによってトラッキングサーボループを
オープンにして情報検出用光スポットの位置制御を停止
するように構成されている。
また、ピックアップ3内のトラッキングアクチュエータ
を駆動するためのコイルに供給されたコイル電流は、電
流検出回路5に供給される。この電流検出回路5からコ
イル電流に応じた電流検出信号が出力されてスライダサ
ーボ回路6に供給される。スライダサーボ回路6におい
ては電流検出信号の増幅及び位相補償がなされる。この
スライダサーボ回路6の出力は、モータ駆動回路7を経
してスライダモータ8の駆動信号となる。このスライダ
モータ8によって、ピックアップ3を搭載しかつディス
ク半径方向に移動自在なスライダ9が駆動され、ピック
アップ3内のトラッキングアクチュエータが可動範囲の
中間点に位置するように制御される。尚、スライダサー
ボ回路6は、強制送り指令信号bによってスライダ6を
ディスク2の半径方向に強制的に移動させるように構成
されている。
一方、RFアンプ4から出力されるRF信号は、BPF(バン
ドパスフィルタ)10及び11に供給されて左右両チャンネ
ルのオーディオFM信号が抽出分離される。これら2つの
チャンネルのオーディオFM信号は、それぞれFM復調器12
及び13に供給されて2つのチャンネルのオーディオ信号
が再生される。これら2つのチャンネルのオーディオ信
号は、ディエンファシス回路14及び15に供給されて記録
時に強調された成分が元のレベルに戻される。これらデ
ィエンファシス回路14及び15から出力されたオーディオ
信号がオーディオ出力端子16及び17に供給されている。
また、RFアンプ4から出力されるRF信号は、BPF18に供
給されてビデオFM信号が抽出分離される。このビデオFM
信号は、リミッタ19によって振幅が制限されたのちFM復
調器20に供給されてビデオ信号が再生される。このビデ
オ信号は、LPF(ローパスフィルタ)21を介してドロッ
プアウト補償用の切替スイッチ22の一方の入力端子に供
給される。切替スイッチ22の他方の入力端子には1H(水
平同期期間)ディレイライン23によって遅延されたビデ
オ信号が供給されている。この切替スイッチ22にはドロ
ップアウト検出回路50から出力されるドラップアウト検
出信号が制御信号として供給される。ドロップアウト検
出回路50にはHPF(ハイパスフィルタ)51によって抽出
分離されたRF信号の高域成分が供給されている。ドロッ
プアウト検出回路50は、例えばRF信号の高域成分のゼロ
クロス点によってドロップアウトを検出してドロップア
ウト検出信号を発生するように構成されている。このド
ロップアウト検出信号によって切替スイッチ22の信号切
替が制御され、ドロップアウト発生時には1Hディレイラ
イン23から出力される1H前のビデオ信号が切替スイッチ
22から選択的に出力されてドロップアウトの補償がなさ
れる。
切替スイッチ22から出力されたビデオ信号は、CCD(Cha
rge Coupled Device)24に供給される。CCD24にはVCO
(電圧制御型発振器)25から出力されるクロックが供給
されている。CCD24において、クロックの周波数に応じ
た時間だけビデオ信号が遅延される。このCCD24から出
力されたビデオ信号は、分離回路26に供給される。分離
回路26は、ビデオ信号から水平同期信号h及び垂直同期
信号v並びにフィリップスコード等の制御データcを分
離するように構成されている。この分離回路26から出力
された水平同期信号hは、スピンドルサーボ回路27に供
給される。スピンドルサーボ回路27において、水平同期
信号hは基準信号発生回路28からの所定周波数の基準信
号と位相比較されて両信号間の位相差に応じたスピンド
ルエラー信号が生成される。このスピンドルエラー信号
は、モータ駆動回路29に供給されてスピンドルモータ1
の回転速度が制御される。また、それと同時に水平同期
信号hと基準信号間の位相差に応じた制御信号が生成さ
れてVCO25の制御入力端子に供給される。そうすると、V
CO25の発振周波数が水平同期信号hと基準信号間の位相
差に応じたものとなり、CCD24の信号遅延時間が当該位
相差に応じて変化して時間軸誤差の除去がなされる。
CCD24によって時間軸誤差の除去がなされたビデオ信号
は、切替スイッチ30の一方の入力端子に供給されると同
時にLPF31を介してA/D(アナログ/ディジタル)変換器
32に供給される。A/D変換器32において、所定同期でビ
デオ信号のサンプリングがなされ、得られたサンプル値
がディジタルデータに順次変換される。このA/D変換器3
2の出力データは、ビデオメモリとしてのRAM33に供給さ
れる。RAM33のアドレス制御及びモード制御はメモリ制
御回路34によって行なわれている。メモリ制御回路34
は、基準信号発生回路28からクロックによってRAM33の
各番地に書込まれているデータが順次読出されかつライ
トイネーブル信号wに応答してRAM33の各番地の内容の
書換えがなされるように制御する構成となっている。RA
M33から読出されたデータは、D/A変換器35に供給されて
アナログ信号に変換される。このD/A変換器25の出力
は、LPF36を介してシンクインサート回路37に供給され
て同期信号が付加され、ビデオ信号が再生される。シン
クインサート回路37から出力されるビデオ信号は、切替
スイッチ30の他方の入力端子に供給される。切替スイッ
チ30にはシステムコントローラ40から切替制御用の制御
信号dが供給されている。この切替スイッチ30からRAM3
3を経たビデオ信号及びCCD24から直接切替スイッチ30に
供給されたビデオ信号のうちの一方が選択的に文字挿入
回路41に供給される。文字挿入回路41は、システムコン
トローラ40から送出されたデータによって示された文字
に対応するビデオ信号を切替スイッチ30からのビデオ信
号と合成する構成となっている。この文字挿入回路41か
ら出力されたビデオ信号がビデオ出力端子42に供給され
る。
システムコントローラ40は、プロセッサ、ROM、RAM、プ
ログラマブルタイマ等からなるマイクロコンピュータで
形成されている。このシステムコントローラ40には分離
回路26からの同期信号及び制御データ、操作キー48のキ
ー操作に応じたデータ、ローディング機構からのローデ
ィング検出信号、ディスク検出信号等が入力される。シ
ステムコントローラ40において、プロセッサはROMに予
め格納されているプログラムに従って入力された信号を
処理し、スライダサーボ回路6、スピンドルサーボ回路
27、切替スイッチ30、メモリ制御回路34、文字挿入回路
41、レーザダイオード駆動する駆動回路43、ジャンプ指
令に応答してトラッキングアクチュエータを駆動するト
ラックジャンプ駆動回路44、ディスクローディング機構
のモータ45を駆動するモータ駆動回路46、表示回路47、
トラッキングサーボ回路52等の各部を制御する。また、
システムコントローラ40の電源端子にはダイオードDを
介して電源Vccが供給されている。このシステムコント
ーラ40の電源端子と接地間にはコンデンサCが接続され
ている。これらダイオードD及びコンデンサCにおって
バックアップ回路49が形成されており、電源オフ時にお
いてもシステムコントローラ40には電源が供給される。
以上の構成において、システムコントローラ40における
プロセッサの動作を第2図のフローチャートを参照して
説明する。
メインルーチン等の実行中にプレイキー等の操作によっ
てプレイ動作指令が発せられると、プロセッサはステッ
プS1に移行してディスク2に記録されているビデオ信号
及びオーディオ信号が再生されてビデオ出力端子42及び
オーディオ出力端子16,17に供給されるように各部を制
御する。また、このときプロセッサはライトイネーブル
信号wの送出を開始してディスク2から得られたビデオ
信号がRAM33に書込まれるようにする。次いで、プロセ
ッサはステップS2に移行してクイックスキャン指令が発
せられたか否かを判定する。ステップS2においてクイッ
クスキャン指令が発せられていないと判定されたとき
は、プロセッサは再びステップS1に移行する。ステップ
S2においてクイックスキャン指令が発せられたと判定さ
れたときは、プロセッサはステップS3に移行して垂直同
期信号vが分離回路26から出力されているか否かを判定
する。ステップS3において垂直同期信号vが出力されて
ないと判定されたときは、プロセッサはステップS3の実
行を繰返して行ない、垂直同期信号vが出力されている
と判定されたときのみステップS4に移行する。ステップ
S4においてプロセッサは、ライトイネーブル信号wの送
出を停止してRAM33へのビデオ信号の書込みが行なわれ
ないようにし、かつ切替えスイッチ30の切替制御を行な
ってRAMから読出されたビデオ信号が選択的に出力端子4
2に供給されるようにする。
次いで、プロセッサはステップS5に移行してスライダサ
ーボ回路6への強制送り指令信号bの送出を開始する。
次いで、プロセッサはステップS6に移行してシステムコ
ントローラ40内のプログラマブルタイマの計時時間が48
msとなるようにこのプログラマブルタイマを初期設定し
て計時動作をスタートさせる。次いで、プロセッサはス
テップS7に移行してトラッキングサーボループを10ms間
だけオープンにする。次いで、プロセッサはステップS8
に移行してステップS6においてスタートさせたタイマ以
外のプログラマブルタイマの計時時間を5msに設定して
このプログラマブルタイマをスタートさせる。次いで、
プロセッサはステップS9に移行して5msタイマの計時動
作が終了したか否かの判定を繰返して行ない、5msタイ
マの計時動作が終了したときのみステップS10に移行す
る。
ステップS10において、プロセッサは垂直同期信号vが
分離回路26から出力されているか否かを判定する。ステ
ップS10において垂直同期信号vが出力されてないと判
定されたときは、プロセッサはステップS10の実行を繰
返して行ない、垂直同期信号vが出力されていると判定
されたときのみステップS11に移行する。
ステップS11において、プロセッサはライトイネーブル
信号の送出を垂直同期信号vが再び出力されるまで行な
ってRAM33に1フィールド分のビデオ信号が書込まれる
ようにする。次いで、プロセッサはステップS12に移行
してクイックスキャン指令が継続して発せられているか
否かを判定する。ステップS12においてクイックスキャ
ン指令が発せられていると判定されたときは、プロセッ
サはステップS13に移行して48msタイマの計時動作が終
了しているか否かの判定を繰返して行ない、48msタイマ
の計時動作が終了したと判定されたときのみステップS6
に移行する。
ステップS12においてクイックスキャン指令が発せられ
てないと判定されたときは、プロセッサはステップS14
に移行してスライダサーボ回路6への強制送り指令信号
bの送出を停止する。次いで、プロセッサはステップS1
5に移行して垂直同期信号vが分離回路26から出力され
ているか否かを判定する。ステップS15において垂直同
期信号vが出力されてないと判定されたときは、プロセ
ッサはステップS15の実行を繰返して行ない、垂直同期
信号vが出力されていると判定されたときのみステップ
S16に移行する。ステップS16において、プロセッサはデ
ィスク2に記録されているビデオ信号及びオーディオ信
号が再生されてビデオ出力端子42及びオーディオ出力端
子16,17に供給されるように各部を制御し、ステップS1
に移行する直前に実行していたルーチンの実行を再開す
る。
以上の動作によって働く作用を第3図を参照して説明す
る。第3図(A)は、トラッキングオープン指令信号a
の波形図、同図(B)は、スライダサーボ回路6に送出
される強制送り指令信号bの波形図、同図(C)は、切
替スイッチ30に供給される切替制御信号dの波形図、同
図(D)は、分離回路26から出力される垂直同期信号v
の波形図、同図(E)は、ライトイネーブル信号wの波
形図である。クイックスキャン指令が発せられると、垂
直同期信号vの発生に同期してライトイネーブル信号w
の送出が停止されRAM33の記憶内容の書換えが停止され
る。また、それと同期に制御信号dが高レベルとなって
切替スイッチ30からRAM33に書込まれているビデオ信号
が選択的に出力され始める。こののち、強制送り指令信
号bの送出が開始されてスライダ9が強制的に駆動され
始める。この強制送り指令信号bの送出はクイックスキ
ャン指令が消滅するまで継続して行なわれる。
クイックスキャン指令が存在する間すなわちスライダ9
が強制的に駆動されている間、トラッキングオープン指
令信号aが48msの周期で10ms間に亘って出力される。
スライダ9の強制的な移動によってピックアップ3内の
トラッキングアクチュエータの偏倚量が増大する。そし
て、トラッキングオープン指令信号aによってトラッキ
ングサーボループがオープンになったときトラッキング
アクチュエータが可動範囲の中間点に戻って偏倚量が0
になり、情報検出用の光スポットがディスク2のトラッ
クを飛越し移動する。
こののち、トラッキングオープン指令信号aが消滅して
トラッキングサーボループが閉成されてからトラッキン
グサーボがロックインするのに要する時間である5ms、
すなわちトラッキングサーボがオン状態となってからロ
ックインするまでに要すると予測される予測時間として
の5msが経過するとステップS10による垂直同期信号vの
検出が開始される。ステップS10によって垂直同期信号
vが検出されたときこの垂直同期信号vの消滅時から次
の垂直同期信号の発生時までの期間に亘ってライトイネ
ーブル信号wが送出され1フィールド分のビデオ信号が
RAM33に書込まれてRAM33の記憶内容の書換えがなされ
る。
従って、RAM33の記憶内容は48msの周期で行なわれる情
報検出用光スポットのトラック飛越し移動動作の後にデ
ィスクから得られる1フィールド分のビデオ信号によっ
て書換えられることとなる。このRAM33から読出された
ビデオ信号がビデオ出力端子42に選択的に供給されて画
面の乱れがないスキャンと高解像度の通常再生が行なわ
れることとなる。
発明の効果 以上詳述した如く本発明による情報再生装置において
は、トラック飛越し移動動作を所定周期で起動させてビ
デオメモリの記憶情報を繰返して読出して再生情報とし
て出力し、プレイ動作中においてトラック飛越し移動動
作の終了時から所定時間経過後に前記記録ディスクから
得られた情報中の少くとも1フィールド分のビデオ情報
によってビデオメモリの記憶内容の書換えを行なうと同
時にビデオメモリから読取った情報を再生情報として出
力するので、ビデオメモリの記憶内容の書換えがほぼ所
定周期で行なわれかつプレイ動作及びトラック飛越し移
動動作中のいずれにおいてもビデオメモリから読出され
た情報が再生情報として出力され、スキャン時以外の通
常再生時においてはCCD24の出力信号をメモリを介さず
に出力することにより、高解像度再生と画面乱れのない
高速スキャンができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による情報再生装置を示すブロック
図、第2図は、第1図の装置の動作を示すフローチャー
ト、第3図は、第1図の装置の各部の信号波形を示す波
形図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直同期信号を含んだビデオ信号が記録さ
    れているCLVディスクから記録情報を読み取り読取信号
    を得るピックアップと、前記読取信号を復調して復調ビ
    デオ信号を得る復調手段とを備えた情報再生装置であっ
    て、 スキャン指令に応じて前記ピックアップを前記CLVディ
    スクの半径方向に移送するスライダと、 前記スキャン指令に応じて前記ピックアップのトラッキ
    ングサーボループのオン・オフを繰り返し実行するトラ
    ッキング制御手段と、 スタート命令に応じて計時動作を開始して得られた計時
    時間がタイマ設定時間を経過した時に計時動作を終了す
    るタイマと、 前記トラッキングサーボがオン状態となってからロック
    インするまでに要する予測時間を前記タイマ設定時間と
    して設定するタイマ時間設定手段と、 前記トラッキングサーボループがオフ状態からオン状態
    へと切り替わった時点にて前記スタート命令を発生する
    タイマ制御手段と、 前記タイマの計時動作の終了に応じて前記復調ビデオ信
    号中から前記垂直同期信号の検出を行う同期信号検出手
    段と、 前記垂直同期信号の検出に応じて前記復調手段から得ら
    れた少なくとも1フィールド分の復調ビデオ信号を書き
    込みこれを順次読み出すビデオメモリと、 前記ビデオメモリから読み出された信号を前記再生ビデ
    オ信号として出力する手段とを有することを特徴とする
    情報再生装置。
JP61203245A 1986-08-19 1986-08-29 情報再生装置 Expired - Lifetime JPH0748846B2 (ja)

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