JPH0670867B2 - 記録ディスク情報再生装置における表示装置 - Google Patents

記録ディスク情報再生装置における表示装置

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JPH0670867B2
JPH0670867B2 JP59241987A JP24198784A JPH0670867B2 JP H0670867 B2 JPH0670867 B2 JP H0670867B2 JP 59241987 A JP59241987 A JP 59241987A JP 24198784 A JP24198784 A JP 24198784A JP H0670867 B2 JPH0670867 B2 JP H0670867B2
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disc
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circuit
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/10Indicating arrangements; Warning arrangements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark

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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、記録ディスク情報再生装置における表示装置
に関する。
背景技術 記録ディスクとしては、オーディオ信号が所定ディジタ
ル変調処理されかつパルス列化されて記録されたディジ
タルオーディオディスク、いわゆるコンパクトディスク
(以下CDと略称する)や、ビデオ信号及びオーディオ信
号がそれぞれ周波数変調されて記録さけたビデオディス
ク(以下LDと略称する)が知られており、更に近時、ビ
デオ信号とオーディオ信号の各FM変調信号にオーディオ
信号を所定ディジタル変調方式によりディジタル化しパ
ルス列信号としたものを重畳して記録する方式(特願昭
58−45780号明細書参照)によるビデオディスク(以下L
DDと略称する)が開発されている。
かかる記録方式においては、オーディオ信号は2チャン
ネル化されており、2.3MHz及び2.8MHzのオーディオキャ
リヤがそれぞれ2つのオーディオチャンネル信号によっ
てFM変調されている。また、ビデオ信号はシンクチップ
が7.6MHz、ペデスタルレベルが8.1MHz、ホワイトピーク
が9.3MHzとなるように周波数変換されている。そして、
オーディオ信号は更にPCM(Pulse Code Modulation)等
の変調方式によりディジタル化されてパルス列信号に変
換されている。
このパルス列信号は、例えばEFM(Eight to Fouteen Mo
dulation)方式によって記録に適した信号となってお
り、周波数スペクトラムは3T〜11Tの幅を有するパルス
列の周波数成分となる。ここに、TはPCM信号のビット
周期を示しており、3Tのパルスは約720KHz、最大幅の11
Tパルスは約200KHzとなっている。このようなパルス列
信号がビデオメインキャリアに対して約1/10以下のレ
ベルにて重畳され、ゼロクロス点近傍にてスライス増幅
されてパルス幅変調された信号となって記録信号とされ
る。
以上の記録方式によってビデオ信号及びオーディオ信号
が記録された記録ディスクから得られるRF(高周波)信
号の周波数スペクトラムは第1図に示す如くなる。第1
図において、Aで示す成分がディジタル化されたオーデ
ィオ信号成分、Bで示す成分がオーディオFM信号成分、
Cで示す成分がビデオFM成分における色情報成分、Dで
示す成分がビデオFM信号における輝度情報成分である。
ディジタル化されたオーディオ信号のダイナミックレン
ジは約90dB若しくはそれ以上とすることができるので、
FM変調方式によるオーディオ信号の記録再生に比して著
しく音質改善が図れることになるのである。
ところで、ビデオディスク(LD,LDD)とコンパクトディ
スク(CD)とを単一の再生装置で再生できれば、経済性
や使い勝手の上で非常に有利であり、かつ極めて便利で
ある。このような再生装置を開発するに当っては、装置
内に取り込まれているディスクがビデオディスクである
かコンパクトディスクであるかを、ユーザがディスクを
装置内から取り出さなくても容易にかつ確実に判別でき
ることが望まれる。
発明の概要 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、専用の表
示部を設けなくても、回路構成簡単かつ低コストにてデ
ィスクの種類を容易にかつ確実に表示できる記録ディス
ク情報再生装置における表示装置を提供することを目的
とする。
本発明による記録ディスク情報再生装置における表示装
置は、再生するディスクの種類を判別するディスク判別
手段と、ビデオ情報を表示する表示手段と、前記ディス
ク判別手段の判別結果に基づいて所定期間前記表示手段
の画面を異なる2つの色のいずれか一方の色にすべく制
御する表示制御手段とを備え、前記表示手段の画面の色
によってディスクの種類を表示することを特徴としてい
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第2図は、本発明による記録ディスク情報再生装置の一
実施例を示すブロック図である。かかる再生装置はCD,L
D及びLDDを再生出来るいわゆるコンパチブルプレーヤで
ある。このプレーヤには、ビデオディスク(LD,LDD)と
ディジタルオーディオディスク(CD)とでは再生回転数
が異なるので、LD,LDD回転駆動用スピンドルモータ1と
DC回転駆動用スピンドルモータ2とが備えられている。
これらスピンドルモータ1,2は再生するディスクの種類
に応じて選択され、例えばモータ3を駆動源とする切換
機構4により切り換えられる。
再生するディスク5のディスクサイズを検出するため
に、例えば3個の検知センサ6,7及び8がディスク半径
方向においてディスクサイズに対応して設けられてい
る。ディスクサイズは、CDの場合外径が約5インチ(12
cm)であり、ビデオディスク(LD,LDD)の場合は外径が
8インチ及び12インチの2種類となっている。3個の検
知センサ6,7及び8の各出力は波形整形回路9で波形整
形された後ディスク判別回路10に供給される。検知セン
サとしては、例えば光学的センサが用いられるが、これ
に限定されるものではない。
ディスク判別回路10では、検知センサ6,7及び8の検知
出力に基づいて、再生するディスクがCD、LDD及びLDの
3種類のディスクのうちいずれであるかの判別が行なわ
れる。このディスク判別回路10の具体的な回路構成を第
3図に示す。本図において、CDの場合、ディスクサイズ
が最小(12cm)と決まっており、最内周の検知センサ6
の検知出力及びインバータ79,80を経た検知センサ7,8の
反転出力を3入力とするANDゲート回路78の出力がCD判
別情報となる。すなわち、検知センサ6がオンで、他の
検知センサ7,8がオフのときCDと判別されるのである。
ビデオディスクの場合には、ディスクサイズが8インチ
と12インチであるので検知センサ7又は8の検知出力は
ORゲート回路69を介してANDゲート回路70,71の各一入力
となる。また、後述するフレーム同期検出回路21からフ
レーム同期信号が検出されたときに発生されるフレーム
同期検出信号がANDゲー回路71の他入力になると共に、
インバータ72で反転されてANDゲート回路70の他入力と
もなる。そして検知センサ7又は8の検知出力発生時で
あってフレーム同期検出信号が入力されたときANDゲー
ト回路71からLDD判別情報が出力され、該フレーム同期
検出信号が入力されないときにはANDゲート回路70からL
D判別情報が出力される。これら判別情報はディスクの
種類を表示するインジケータ11の駆動に、又後述する各
種スイッチの切換信号として用いられる。
ディスク5から記録情報を読み取るためのピックアップ
12はディスク5の半径方向において移動自在に設けられ
たスライダーベース(図示せず)により担持されてお
り、当該スライダーベースはスライダーモータ、減速ギ
ヤ等からなる駆動機構(図示せず)によって駆動され
る。ピックアップ12により記録ディスク5から読み取ら
れた読取り情報は、RFアンプ13を経てディジタル情報復
調系14、アナログオーディオ復調系15及びビデオ復調系
16にそれぞれ供給される。RFアンプ13は約5KHz〜14MHz
の広い帯域を有し、単一のアンプで再生PCMオーディオ
信号、再生FMオーディオ信号及び再生ビデオ信号の増幅
が可能となっている。
ディジタル情報復調系14において、再生ディスクの種類
に応じて切り変わる切換スイッチ17が設けられており、
このスイッチ17は先述したディスク判別回路10からのデ
ィスク情報に基づいてLDDの場合にはa側に、CDの場合
にはB側に切り変わる。すなわち、LDD再生時とCD再生
時とで、再生ディジタル信号の信号処理系が切り換えら
れるのである。CD再生時には、再生RF出力はPCMオーデ
ィオ情報であり、このPCMオーディオ情報は、イコライ
ザ18で周波数特性の特に高域を補償するMTF(Modulatio
n Trantfar Function)補償が施される。
一方、LDDの場合には、FMオーディオ情報およびFMビデ
オ情報と共に再生RF信号に含まれるPCMオーディオ情報
がLPF(ローパスフィルタ)19で抽出され、ディ・エン
ファシス回路20に供給される。PCMオーディオ情報は例
えばEFM信号であるが、記録時において、ディジタル信
号をそのままFM変調されたビデオ信号に重畳したので
は、ディジタル信号成分がFMビデオ信号の低域成分に妨
害されることになるので、低域成分がブーストされて記
録されている。従って、再生時においては、記録時にブ
ーストされた低域成分を逆に、ディ・エンファシス回路
20により落す補償がなされているのである。これによ
り、記録時及び再生時に低周波ノイズに対してディジタ
ル信号のS/Nを向上できることになるのである。
なお、切換スイッチ17を用いて信号処理系の切換えを行
なう代りに、各信号処理系の回路への供給電源をON/OF
Fするようにしても同様の効果が得られる。
切換スイッチ17を経た再生EFM信号は、フレーム同期検
出回路21を介してEFM復調回路22に供給されると共に再
生クロック抽出回路23にも供給され、この再生クロック
抽出回路23で抽出された再生クロックによってEFM復調
回路22にてPCMディジタル信号に復調される。この復調
信号はRAM(ランダムアクセスメモリ)等のメモリ24へ
メモリコントローラ25の制御によって書き込まれるが、
このときメモリコントローラ25は再生クロックの分周器
26による分周出力である書込みクロックに同期して書込
みを行なう。
メモリ24からの記憶情報の読出しは、PLL(フェイズロ
ックドループ)回路におけるVCO(電圧制御発振器)27
の発振出力を分周器28により分周することによって得ら
れる読出しクロックに同期してなされるようになってい
る。当該PLL回路は、先述したVCO27、再生クロックの分
周器29による分周出力とVCO27の発振出力の分周器27に
よる分周出力とを2入力とする位相比較器(P/C)3
1、この比較出力を入力とするLPF(ローパスフィルタ)
32及びこのLPF32の出力電圧と基準電圧Vref1とを択一的
にVCO27に供給する切換スイッチ33とによって構成され
ている。
当該PLL回路において、切換スイッチ33は先述したディ
スク判別回路10の判別結果に基づいてLDD再生時にはa
側にあってLPF32の出力電圧を、CD再生時にはb側に切
り変わって基準電圧Vref1をVCO27に供給する。これによ
り、LDD再生時にはメモリ24から記憶情報を読み出すた
めの読出しクロックはPLL回路によって再生クロックと
位相同期することになり、CD再生時には後述するレープ
スイッチ59がオン(閉成)することによって位相比較器
31の出力がLPF77を通してCD回転駆動用スピンドルモー
タ2を駆動することで、再生クロックがバイアスが固定
状態にあるVCO27により得られる固定クロックに位相同
期することになる。
こうして読み出されたディジル信号はD/A(ディジタ
ル/アナログ)変換器34によってアナログオーディオ信
号に変換され、LPF35L,35Rを介して左右の再生オーディ
オ出力となる。
メモリ24内の使用状況はメモリコントローラ25によって
常時監視され、当該コントローラ25からはメモリ24がオ
ーバーフローした場合又は空白(データがない)になっ
た場合、これら状態を示す情報を電圧発生器36に供給す
る。LDD再生時には、この電圧発生器36は、メモリコン
トローラ25からのメモリ24の使用状況を示す情報に応じ
て、メモリ24がオーバーフローした場合には正の制御電
圧を、又空白になった場合には負の制御電圧をそれぞれ
発生し、LPF32の出力電圧に重畳し切換スイッチ33を介
してVCO27に供給することにより、読出しクロックの周
波数を制御する。
このように、メモリ24の格納データの量を常時監視し、
メモリ24の容量と処理能力に対して過不足が生じた時に
は、正又は負の制御電圧を発生してPLL回路にその対処
を要求することにより、メモリ24を常に正常状態に維持
することが出来るのである。
アナログオーディオ復調器15において、再生RF信号中か
ら2.3MHz及び2.8MHzのオーディオキャリヤ成分のみを通
過させるBPF(バンドパスフィルタ)37L,37Rの出力は、
FM復調器38L,38RにおいてFM復調され、ディ・エンファ
シス回路39L,39Rを介して左右の再生オーディオ出力と
なる。
ビデオ復調系16において、再生RF信号はBPF&ノッチ回
路40でビデオ情報のみが抽出される。このBPF&ノッチ
回路40では、LDD再生時に再生RF信号に含まれるEFM成分
及び2.3MHz、2.8MHzのオーディオキャリヤ成分を積極的
に除去するようになっている。この抽出情報はリミッタ
回路41を介してFM復調器42に供給されFM復調される。こ
の復調出力はLPF43を介してドロップアウト補償器(DO
C)44に供給され、当該補償器44においてドロップアウ
ト補償がなされる。このドロップアウト補償器44は、例
えば、HPF(ハイパスフィルタ)45を介して供給される
再生RF信号に基づいてドロップアウトを検出するドロッ
プアウトセンサ(DOS)46の検出出力によってオフとさ
れるアナログスイッチと、このスイッチ出力端と基準電
位点との間に設けられたホールドコンデンサとによって
構成されている。従って、ドロップアウト発生時には、
ドロップアウトセンサ46の出力の発生直前のLPF43の出
力のレベルがホールドされて次段回路へ送出され、ドロ
ップアウト補償が行なわれるのである。このドロップア
ウト補償器44の出力がビデオ出力となる。
ドロップアウト補償器44の出力は水平同期分離回路47に
も供給され、水平同期信号が分離出力される。この水平
同期信号は位相比較器48,49に供給され、基準信号発生
器50から出力される基準信号との位相差が検出される。
位相比較器48の出力は加算器51の−入力となり、又位相
比較器49の出力はイコライザアンプ52を介して当該加算
器51の他入力となっている。加算器51の出力はイコライ
ザアンプ53及びドライバー54を介してLDD,LD回転駆動用
のスピンドルモータ1を駆動する。これがスピンドルサ
ーボ系である。またイコライザアンプ52の出力はループ
スイッチ55、切換スイッチ56及びドライバー57を介し
て、ピックアップ12に内臓されたアクチュエータ(図示
せず)を駆動する。このアクチュエータの駆動により、
情報読取用の光スポットがディスクの記録トラック接線
方向に偏倚されるようになっている。これがタンジェン
シャルサーボ系である。なお、アクチュエータとして
は、回動することによって情報読取用の光スポットをデ
ィスクの記録トラック接線方向に偏倚させタンジェンシ
ャルミラーであっても良く、又レンズを光軸に対して直
角な方向に変位させることによって情報読取用の光スポ
ットをディスクの記録トラック接線方向に偏倚させる構
成のものでも良い。
ループスイッチ55は、上記スピンドルサーボ系のロック
が略完了したときスピンドルロック検出回路58から出力
されるスピンドルロック信号に応答してオン(閉成)状
態となる。すなわち、再生開始時において、先ず位相比
較器48の出力によりスピンドルモータ1が駆動されて時
間軸の粗調整(スピンドルサーボ)が行なわれ、これに
よってスピンドルサーボのロックが略完了すると、ルー
プスイッチ55がオンとなり、位相比較器49の出力によっ
てアクチュエータが駆動されて時間軸の微調整(タンジ
ェンシャルサーボ)が行なわれるのである。これによれ
ば、スピンドルサーボ系によって除きえない残留ジッタ
成分をタンジェンシャルサーボ系で除去できるのであ
る。
しかしながら、タンジェンシャルサーボ系でも、残留ジ
ッタの高域成分に関しては、アクチュエータ駆動機構等
の機械系が十分に追従できないので、ジッタを完全に除
去することはできない。そこで、先述したディジタル情
報復調系14において、読出しクロックを生成するPLL回
路のLPF32のカットオフ周波数を上記タンジェンシャル
サーボループの帯域の最大周波数より低く設定して残留
ジッタの高域成分をカットすることにより、残留ジッタ
成分を除去できることになる。より好ましくは、LPF32
のカットオフ周波数をディスクの偏心周波数(LDDの場
合、30〜8Hz)より低く設定することにより、ディスク
偏心に起因するジッタをも完全に除去できることにな
る。
なお、スピンドルサーボ及びタンジェンシャルサーボを
水平同期信号に基づいて行なったが、再生FMビデオ信号
中に含まれる3.58MHzの色副搬送波に基づいて行なうよ
うにしても同様の効果が得られる。
以上は、ビデオディスク(LDD,LD)の再生時におけるサ
ーボ系であるが、CDの再生時には、先述したディジタル
情報復調系14における位相比較器31の出力に基づいてス
ピンドルサーボが行なわれる。すなわち、位相比較器31
の出力はCD再生時にオン(閉成)状態となるループスイ
ッチ59及びドライバー60を介してCD回転駆動用のスピン
ドルモータ2を駆動する。従来、CD再生時には、先述し
たタンジェンシャルサーボは行なわれていなかったが、
スピンドルモータ2は時間軸エラー信号である位相比較
器31の出力信号の高域成分には十分に追従できないの
で、本実施例では、HPF61により取り出された時間軸エ
ラー信号の高域成分が、切換スイッチ56及びドライバー
57を介してピックアップ12内のアクチュエータを駆動す
るサーボ、すなわちタンジェンシャルサーボをも採用し
ている。切換スイッチ56は、ディスク判別回路10の判別
結果に基づいてLDD,LDの再生時にはa側、CD再生時には
b側に切り変わる。
なお、CD再生時のタンジェンシャルサーボは、再生クロ
ック抽出回路23で抽出された再生クロックの分周出力に
基づいて行なうようにしたが、フレーム同期検出回路21
で検出されたフレーム同期信号の分周出力に基づいて行
なうようにしても、フレーム同期信号と再生クロックと
は同期関係にあるので同様の効果が得られる。
スピンドルロック検出回路58の出力はインバータ62で反
転されて、スピンドルサーボ系がロック状態にないこと
を示すスピンドルアンロック信号としてORゲート回路63
の一入力となる。ORゲート回路63の他入力としては、ス
キャン、サーチ、ジャンプ等のランダムアクセス命令時
に発生されるランダムアクセス情報信号が供給される。
ORゲート回路63には更に、ディスク判別回路10から出力
されるLDD情報も入力される。ORゲート回路63の出力は
制御指令回路64を介して再生クロック抽出回路23に供給
される。
再生クロック抽出回路23の具体的な回路構成を第4図に
示す。本図において、再生EFM信号は位相比較器65にお
いてVCO(電圧制御発振器)66の発振出力との位相差が
検出され、その位相差信号はLPF67及び切換スイッチ68
を介してVCO66に供給される。以上により、再生クロッ
クを生成するPLL回路が構成されている。
切換スイッチ68は通常はa側にあってLPF67の出力をVCO
66に供給するが、先述した制御指令回路64から指令信号
が出力されたときには、この指令信号に応答してb側に
切り変って所定の基準電圧Vref2をVCO66に供給する。す
なわち、スピンドルサーボがロック状態にないとき或は
スキャン、サーチ、ジャンプ等のランダムアクセス命令
により情報読取用光スポットがトラック飛び動作をする
ときには、VCO66に基準電圧Vref2を印加してその発振周
波数を再生クロック周波数に近い値に固定しておくこと
により、スピンドルサーボがロックした後或はランダム
アクセス命令が解除された後の再生クロックのロックン
インを早めることが出来るのである。
再び第2図において、オーディオ出力部には、アナログ
オーディオ出力系の左右一対の出力端子73L,73Rと、デ
ィジタルオーディオ出力系の左右一対の出力端子74L,74
Rとが設けられている。出力端子73L,73Rにはアナログオ
ーディオ復調系14からのオーディオ出力が供給される。
このオーディオ出力はLD再生時には切換スイッチ75を介
して出力端子74L,74Rにも供給される。切換スイッチ75
は、例えばLD再生時を通常状態としてa側にあり、LDD,
CD再生時にはディスク判別回路10からのディスク判別情
報に基づいてb側に切り変る。そしてディジタル情報復
調系14からのオーディオ出力は左右のモード切換スイッ
チ76L,76R及び切換スイッチ75を介して出力端子74L,74R
に供給される。
その結果、LD再生時には、出力端子73L,73R及び出力端
子74L,74Rから通常のオーディオ信号が出力され、LDD,C
D再生時には、出力端子74L,74Rから高音質のオーディオ
信号が出力され、LDD再生時には更に出力端子73L,73Rか
らも通常のオーディオ信号が出力されることになる。
モード切換スイッチ76L,76Rはディジタルオーディオ系
のオーディオ信号の出力モードをアナログ段階で切り換
えるために設けられたものである。すなわち、ディジタ
ルオーディオ復調系14からオーディオ出力がステレオフ
ォニックの場合上述した出力モードで良いのであるが、
例えば音声多重の場合には、L(左)チャンネルが日本
語、R(右)チャンネルが外国語となっており、互に独
立して作動するモード切換スイッチ76L,76Rによって、
出力端子74L,74Rから出力される音声が日本語及び外国
語、日本語のみ並びに外国語のみの3つの出力モードに
切り換えることができるのである。モード切換スイッチ
76L,76Rの駆動は、図示せぬ操作部からの制御情報に応
じて別々に行なわれる。
モード切換スイッチ76L,76Rとしては各々独立に作動す
るリレーが用いられている。通常、信号の切換えには、
1個の可動接点及び2個の固定接点を有するリレーで十
分であるが、本実施例では、更に1個の可動接点及び2
個の固定接点を余分に有するリレーが用いられている。
すなわち、Lチャンネル側のリレー76Lを例として説明
するならば、互いに連動する2組の可動接点s11,s
21と、この2組の可動接点s11,s21に対して一対づつ設
けられた2組の固定接点s12,13、s22,23とからなり、2
組の固定接点のうち最も離間した2つの、固定接点s12,
s23が2つの信号(左右のオーディオ信号)の入力端と
なり、一方の可動接点s11が出力端となっている。これ
によれば、左右の信号ライン間に2つのギャップが存在
するので、左右の信号間のクロストークを確実に防止出
来ることになる。接点を更に増やしギャップを多く設け
ることにより、クロストークをより確実に防止出来るこ
とは勿論である。
EFM復調回路22で復調された復調ディジタル信号には、
トータル時間、残量時間、トラック数等のデータが含ま
れ、例えばユーザーズビットのQチャンネルに挿入され
ている。一方、FM復調回路42で復調された復調ビデオ信
号にも、例えば垂直帰線消去期間内に各種データが挿入
されている。
第5図において、復調ディジタル信号に含まれるデータ
は、第1の抽出手段であるデータ抽出回路81にてデータ
区間検出回路82からの検出出力に同期して抽出され、選
択スイッチ83の一入力となる。一方、復調ディジタル信
号に含まれるデータ(Q情報)は第2の抽出手段である
Q情報分離回路90で分離され、選択スイッチ83の他入力
となる。選択スイッチ83で選択されたデータはキャラク
タジェネレータ84に供給される。
同期分離回路85は、復調ビデオ信号に含まれる水平・垂
直同期信号を分離し、切換スイッチ86の一入力とする。
基準同期信号発生回路87は、上記水平・垂直同期信号に
相当する同期信号を発生し、切換スイッチ86の他入力及
び加算器91の一入力とすると共に、タイミング信号発生
回路92にも供給する。加算器91の出力は切換スイッチ88
の一入力となる。切換スイッチ88の他入力としては、復
調ビデオ信号が供給される。選択スイッチ83及び切換ス
イッチ86はいずれも、LD再生時にはa側、CD再生時には
ディスク判別回路10からのCD判別信号に応答してb側に
切り変わる。切換スイッチ88は通常(LD再生時を含
む。)a側にあり、ORゲート回路93を介して供給される
上記CD判別信号若しくはスケルチ信号に応答してb側に
切り変わる。
キャラクタジェネレータ84は、LD再生時には同期分離回
路85からの水平・垂直同期信号に同期して、又CD再生時
には基準同期信号発生回路87からの同期信号に同期し
て、選択スイッチ83から出力されるデータを文字(記号
を含む)情報に変換する。すなわち、LD再生とCD再生と
にキャラクタジェネレータ84を兼用した構成となってい
る。キャラクタジェネレータ84の出力は加算器89に供給
される。加算器89はキャラクタジェネレータ84からの文
字情報に水平・垂直同期信号を付加してビデオ出力とす
る。
かかる構成によれば、CD再生時にそのQ情報をビデオ情
報を表示するためのブラウン管(図示せず)に表示で
き、ブラウン管を有効に利用できることになる。また、
キャラクタジェネレータ84がCD再生とLD再生とに共用さ
れているので、回路構成を簡略化できると共に低コスト
にて実現できることになる。
基準同期信号発生回路87は更に、カラーバースト信号に
相当する3.58MHzの信号もを発生し、位相シフト回路94
及びゲート回路95の各入力とすると共に、選択スイッチ
96の一入力とする。位相シフト回路94は入力信号の位相
を180゜だけシフトし、その出力を選択スイッチ96の他
入力とする。選択スイッチ96の出力はゲート回路97の入
力となる。ゲート回路95,97には、タイミング信号発生
回路92で発生されるタイミング信号がゲートパルスとし
て印加される。タイミング信号発生回路92は、基準同期
信号発生回路87から供給される水平・垂直同期信号に基
づいて、第6図に示す如く、複合カラー映像信号(A)
のフロントポーチ期間(a)及び水平走査期間(b)に
対応したゲートパルス(B)及び(C)をそれぞれ発生
する。ゲート回路95,97の各出力は加算器98で加算さ
れ、先述した加算器91の他入力となる。選択スイッチ96
は、LD再生時にはa側、CD再生時にはディスク判別回路
10からのCD判別信号に応答してb側に切り変わる。
ここで、ディスク再生開始時には、スケルチ信号が発生
されて一定のミューティング期間が設けられるが、この
スケルチ信号はORゲート回路93を介して切換スイッチ88
にも供給され、ミューティング期間の間スイッチ88をb
側に切り換える。一方、再生するディスクの種類はディ
スク判別回路10で判別され、再生するディスクがCDの場
合には、CD判別信号が発生され選択スイッチ96に供給さ
れるので、選択スイッチ96はb側に切り変わる。これに
より、基準同期信号発生回路87から出力される3.58MHz
の信号に対し位相シフト回路94で180゜位相シフトされ
た3.58MHzの信号がゲートパルス(C)の発生期間ゲー
ト回路97を通過し、また基準同期信号発生回路87から出
力される3.58MHzの信号がそのままゲートパルス(B)
の発生期間ゲート回路95を通過し、加算器98を経て加算
器91で基準同期信号発生回路87から出力される水平・垂
直同期信号が付加されてビデオ出力となる。その結果、
複合カラー映像信号(A)のフロントポーチ期間(a)
及び水平走査期間(b)に重畳された3.58MHzの信号が
互いに逆相となるので、ミューティング期間だけブラウ
ン管の画面の色が青色となる。
一方、再生するディスクがLDの場合には、選択スイッチ
96がa側にあり、基準同期信号発生回路87から出力され
る3.58MHzの信号がそのままゲートパルス(B)及び
(C)の発生期間ゲート回路95及び97を通過し、加算器
91で水平・垂直同期信号が付加されてビデオ出力とな
る。その結果、複合カラー映像信号(A)のフロントポ
ーチ期間(a)及び水平走査期間(b)に重畳された3.
58MHzの信号が互いに同相になるのでミューティング期
間だけブラウン管の画面の色が緑色となる。すなわち、
プレーヤ内に取り込まれているディスクの種類をブラウ
ン管の画面の色を変えることによって表示できるのであ
り、本発明に係るコンパチブルプレーヤのようにいわゆ
るスロットインタイプの場合、取り込まれているディス
クの種類を外部から識別できないので、特に有用とな
る。
なお、図には示していないが、ディスク5に対するピッ
クアップ12のディスク面に垂直な方向における位置を制
御するフォーカスサーボ系や、ピックアップ12のディス
ク半径方向における位置を制御するトラッキングサーボ
系も当然設けられており、これらサーボ系においても、
ビデオディスク(LDD,LD)再生時とディジタルオーディ
オディスク(CD)再生時とでエラー信号の信号処理系を
切り換えるようにするのが好ましく、再生するディスク
の種類に拘らず良好なサーボを行なうことが出来る。
また、CD又はLDDに記録されるディジタル信号は、オー
ディオ情報を含むものの他、ディジタル化した画像情報
或いはコンピュータ制御用のコントロール情報等のもの
も含むものである。
発明の効果 以上説明したように、本発明による記録ディスク情報再
生装置における表示装置によれば、ブラウン管の画面の
色を変えることによって装置内に取り込まれているディ
スクの種類を表示するようにしたので、専用の表示部の
みならずモニタの画面にディスクの種類が表示されるこ
とになってユーザにディスクの種類を容易にかつ確実に
認識させて誤操作を防止することができることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオ信号及びオーディオ信号をそれぞれ周波
数変調処理した信号とアナログ信号をPCM変調してパル
ス化した信号とを重畳して記録されてなる記録ディスク
から得られたRF信号の周波数スペクトラムを示す図、第
2図は本発明による記録ディスク情報再生装置の一実施
例を示すブロック図、第3図は第2図におけるディスク
判別回路の具体的な回路構成を示すブロック図、第4図
は第2図における再生クロック抽出回路の具体的な回路
構成を示すブロック図、第5図は文字情報発生部及び表
示制御部を示すブロック図、第6図は複合カラー映像信
号(A)に対するゲートパルス(B)及び(C)の発生
タイミングを示す波形図である。 主要部分の符号の説明 1……LD,LDD用スピンドルモータ 2……CD用スピンドルモータ 5……記録ディスク 10……ディスク判別回路 12……ピックアップ 14……ディジタル情報復調系 15……アナログオーディオ復調系 16……ビデオ復調系 22……EFM復調回路 23……再生クロック抽出回路 25……メモリコントローラ 27,66……電圧制御発振器 37,48,49,66……位相比較器 38,42……FM復調器 44……ドロップアウト補償器 52,53……イコライザアンプ 76L,76R……モード切換スイッチ 84……キャラクタジェネレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号及びオーディオ信号がそれぞれ
    所定変調されて記録された第1の記録ディスクと、所定
    情報が所定ディジタル変調処理されかつパルス列化され
    て記録された第2の記録ディスクとを少なくとも演奏可
    能な記録ディスク情報再生装置における表示装置であっ
    て、演奏するディスクの種類を判別するディスク判別手
    段と、ビデオ情報を表示する表示手段と、前記ディスク
    判別手段の判別結果に基づいて前記表示手段の画面を予
    め定めた互いに異なる複数の色のなかから選択したいず
    れか一の色にすべく制御する表示制御手段とを備え、前
    記表示手段の画面の色によってディスクの種類を表示す
    ることを特徴とする記録ディスク情報再生装置における
    表示装置。
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