JPH0878354A - 集積回路におけるコンタクト及びその製造方法 - Google Patents

集積回路におけるコンタクト及びその製造方法

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JPH0878354A
JPH0878354A JP7193742A JP19374295A JPH0878354A JP H0878354 A JPH0878354 A JP H0878354A JP 7193742 A JP7193742 A JP 7193742A JP 19374295 A JP19374295 A JP 19374295A JP H0878354 A JPH0878354 A JP H0878354A
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JP
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layer
opening
conductive structure
dielectric layer
conductive
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JP7193742A
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English (en)
Inventor
Tsiu C Chan
シー. チャン ツィウ
Kuei-Wu Huang
フアン クエイ−ウ
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STMicroelectronics lnc USA
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SGS Thomson Microelectronics Inc
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Publication date
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/71Manufacture of specific parts of devices defined in group H01L21/70
    • H01L21/768Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics
    • H01L21/76801Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the dielectrics, e.g. smoothing
    • H01L21/76802Applying interconnections to be used for carrying current between separate components within a device comprising conductors and dielectrics characterised by the formation and the after-treatment of the dielectrics, e.g. smoothing by forming openings in dielectrics

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 半導体集積回路のコンタクト開口を形成する
改良方法とその方法で製造された集積回路を提供する。 【解決手段】 Si基板10上の一部にポリSi導電性
構成体を形成し、部分的に構成体上に薄い適合性誘電体
層38を形成する。誘電体層38上に高いエッチ選択性
を有するポリSi厚膜40を形成する。該ポリSi厚膜
をパターン形成しかつエッチングして、実質的に該導電
性構成体上にポリSi積層体を形成する。次に薄い誘電
体層38及び積層体の上に誘電体層46を形成し、積層
体は誘電体層に対して高いエッチ選択性を有している。
誘電体層をエッチバックして積層体の上表面を露出さ
せ、次に積層体をエッチングして誘電体層46内にコン
タクト開口48,50を形成し、積層体エッチング工程
中にエッチストッパーとなる誘電体薄層38を露出させ
る。薄層を開口内でエッチしポリSi層54を露出さ
せ、下側の導電性構成体と接触し導体を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略、半導体集積
回路及びその製造方法に関するものであって、更に詳細
には、集積回路における改良したコンタクト及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集積回路の特徴寸法及び装置寸法が小さ
くなるにしたがい、相互接続層間の相対的な整合が極め
て重要となる。不整合が発生すると装置の機能性に対し
て著しく影響を与える場合がある。ある最小公差を超え
ての不整合は装置を部分的に又は全体的に動作不能なも
のとさせる場合がある。
【0003】マスキングステップ期間中に多少の不整合
が発生したとしても相互接続層間のコンタクトを適切に
形成することを確保するために、コンタクト及びその他
の導電性特徴部の周りに余分の空間が通常設計上設けら
れている。この余分の空間はエンクロージャ即ち包囲体
として既知であり且つ公知の「犬の骨」構造を発生させ
る。0.5乃至1.0ミクロン特徴寸法の場合に、典型
的に、包囲体寸法は、高々、10分の数ミクロンであ
る。
【0004】包囲体条件は装置が継続して小型化するこ
とと一致しているものではない。包囲体は装置の機能性
に関係したものではなく、主に、フォトリソグラフィの
整合能力における制限に起因するものであり、且つ不整
合エラーによって装置に問題を発生させることがないこ
とを確保するために使用されるものである。最小の特徴
及び装置寸法を有する装置を設計する場合には、包囲体
条件を最小とすることは装置の全体的な寸法に著しい影
響を与える場合がある。
【0005】自己整合技術は当該技術分野において通常
公知であり、且つそれを使用することによって包囲体条
件を最小とすることに貢献することが知られている。然
しながら、自己整合技術を使用することは現在使用され
ている装置の構成によって幾分制限されている。
【0006】従来のMOSFET装置は、典型的に、チ
ャンネル領域の上側に設けられており且つそれからゲー
ト酸化膜によって分離されているゲート電極を有してい
る。ソース領域とドレイン領域とを形成するために、ゲ
ート電極及びそれと関連するチャンネルの両側における
基板の中に導電性領域を形成する。然しながら、ソース
領域及びドレイン領域のために必要とされる面積の大部
分は、設計レイアウト、及び、例えば、種々のコンタク
トマスクを整合するために必要とされるフォトリソグラ
フィステップ及び整合公差の関数である。
【0007】従来、最初にゲート電極を形成し、次いで
ソース領域及びドレイン領域を形成し、次いで基板上に
層間酸化膜層を付着形成することによってMOSトラン
ジスタが製造されている。次いで、層間酸化膜を貫通し
てコンタクト孔をパターン形成すると共に刻設して下側
に存在するソース領域及びドレイン領域を露出させる。
コンタクト孔をパターン形成するために別個のマスクが
必要である。この別個のマスクステップは、更に、整合
ステップを必要とし、その場合に、マスクがゲート電極
の端部、即ちチャンネル領域の端部と整合される。コン
タクトの端部の最小位置がゲート電極の端部からどれほ
ど離れているかを決定する予め定められた整合公差が存
在している。例えば、整合公差が1ミクロンであった場
合には、コンタクトの片側におけるコンタクト壁はゲー
ト電極の端部から1ミクロンの位置に配接され、且つ該
コンタクトの反対側は、例えば別の導電性コンタクト又
は相互接続線等のその反対側における最も近い構成体の
端部から1ミクロンの位置にある。この例においては、
該整合公差によって、2ミクロン+コンタクトの幅の寸
法を有するソース及びドレインを発生する。従って、全
体的な幅は整合公差と、導電性相互接続体の幅と、隣接
する構成体からの最小分離距離とによって画定される。
従って、かなりの量の表面積が主にマスク整合のために
使用され、高密度の集積回路を設計する場合に表面積が
著しく喪失することとなる。
【0008】MOS装置が例えばCMOS装置等の相補
的形態で使用される場合には、整合公差を考慮に入れる
ために必要とされる付加的な空間がますます問題とな
る。この空間条件は、CMOS装置は、機能的に等価な
PチャンネルFET装置よりも本来的により大きな基板
及び表面積を必要とする事実に起因するものである。
【0009】この寸法上の欠点は、N及びPチャンネル
トランジスタがPウエルの形成に関して適切に位置され
ることを確保するためにCMOS製造手順における整合
及び処理上のゆとりのために必要とされる基板表面積の
量に直接的に関係している。更に、N及びPチャンネル
トランジスタを下側にチャンネルストップ領域を具備す
るフィールド酸化物層で互いに分離することが必要であ
る。公知の如く、これらのチャンネルストップは、隣接
するトランジスタの間での寄生チャンネル又は接合リー
クが発生することを防止するために必要である。典型的
に、チャンネルストップは、各トランジスタを取囲んで
基板内に形成される高度にドープされた領域であり、且
つ、実質的に基板表面反転スレッシュホールド電圧を増
加させることによって寄生チャンネルが形成されること
を効果的に阻止する。又、チャンネルストップは、必然
的に短絡の発生を防止するために隣接して配設されるソ
ース領域及びドレイン領域とは反対の導電型である。然
しながら、このことは、高度にドープされ、従って低い
逆ブレークダウン電圧のPN整合を形成することとな
る。勿論、チャンネルストップの従来の技術を使用する
ことによって、この寄生チャンネルが形成されることを
防止し且つ適宜の分離を与えるために隣接したトランジ
スタが分離されねばならない最小距離が存在している。
【0010】コンタクトと近くの活性区域及び装置との
間の距離を最小とする一方設計基準に適ったコンタクト
開口を有するプレーナ型集積回路を提供することが望ま
しい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、スケールし
た半導体装置に対し活性区域とデバイスとの間に改良し
たコンタクト開口を形成する方法を提供することを目的
とする。本発明の別の目的とするところは、活性区域へ
のコンタクトに対し最小のコンタクト包囲体を設けるこ
とである。本発明の更に別の目的とするところは、接合
リークが最小であり且つ装置の一体性が維持されるコン
タクト開口を製造する方法を提供することである。本発
明の更に別の目的とするところは、爾後のステップにお
ける被覆問題を最小とするためにウエハ表面の平坦性を
改善する方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体装置構
成体のコンタクト開口を製造する方法及びその場合に製
造される半導体装置構成体内に組込むことが可能であ
る。本方法は、第1実施例においては、集積回路の一部
の上に第1導電性構成体を形成することを包含してい
る。好適にはドープしていない酸化物層からなる薄い誘
電体を第1導電性構成上体に少なくとも部分的に形成す
る。該薄い誘電体層に対して比較的高いエッチ選択性を
有する厚い膜を該薄い誘電体層上に形成する。この厚い
膜をパターン形成し且つエッチングして該第1導電性構
成体上に積層体を形成する。該薄い誘電体層及び積層体
上に絶縁層を形成し、尚該積層体は該絶縁層に対して比
較的高いエッチ選択性を有している。該絶縁層をエッチ
ングして該積層体の上表面を露出させる。次いで、該積
層体を等方的又は異方的にエッチングし、該絶縁層内に
開口を形成し且つ該開口内に該薄い誘電体層を露出させ
る。次いで、該薄い誘電体層を該開口内においてエッチ
ングし、その下側に存在する第1導電性構成体を露出さ
せる。
【0013】別の実施例では、設計基準を充足し且つ適
切なる電気的分離を確保するためにコンタクト開口の端
部から最小距離離隔させて第2導電性構成体を設ける。
この第2導電性構成体は、好適には酸化物層からなるキ
ャッピング即ち冠着層によって取囲まれており、第2導
電性構成体の端部と開口内のコンタクトの端部との間の
最小距離が条件に適うものであることを確保している。
この薄い誘電体層及び冠着層はデバイス間において所要
の距離を維持し、従ってコンタクト開口の何らかの不整
合を吸収している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に説明する処理ステップ及び
構成は、集積回路を製造するための完全な処理の流れを
構成するものではない。本発明は、当該技術分野におい
て現在使用している集積回路製造技術に関連して実施す
ることが可能なものであり、従って本発明の重要な特徴
をよりよく理解するものについて重点的に説明する。製
造過程における集積回路の一部の断面を示した添付の図
面は縮尺通りに描いたものではなく、本発明の重要な特
徴をよりよく示すために適宜拡縮して示してある。
【0015】次に、図1乃至7を参照して、本発明の好
適実施例について詳細に説明する。図1は部分的に製造
された集積回路の一部を断面で概略的に示してある。本
明細書に説明する実施例によれば、本発明は設計基準を
充足するコンタクト開口を製造する技術に関連してい
る。何故ならば、このようなコンタクトは、通常、上述
した如く、間隔に対する設計基準及び不整合に対して最
も敏感なものだからである。更に、本発明は表面全体の
平坦性を向上させる技術に関連している。図1は隣接す
る活性区域内に分離構成体及びデバイスを形成すべき表
面を有するウエハの一部を示している。図1に示した如
く、集積回路はシリコン基板10上に形成すべきもので
ある。勿論、本発明は、例えば、メタリゼーションとポ
リシリコンとの間のコンタクト等のその他のコンタクト
を製造する場合にも適用可能なものであることに留意す
べきである。
【0016】シリコン基板は、分離及び活性デバイスを
形成すべきウエハにおける位置に依存してP型又はN型
にドープしたシリコンとすることが可能である。図1の
構成では、シリコン基板10が設けられており、その表
面内及びその上に活性領域及びデバイスを分離するため
のフィールド酸化膜領域12が設けられている。基板の
表面上及び表面内及びフィールド酸化膜領域12の上側
に位置させて種々の活性デバイス(装置)を形成するこ
とが可能である。特定の適用例においては、第1ポリシ
リコン層18から形成されたゲート電極12がゲート酸
化膜16の上側に位置して示されている。当該技術分野
において公知の如く、典型的に、ゲート電極14は側壁
酸化物スペーサ20と、軽度にドープしたドレイン領域
22,24と、ソース及びドレイン即ち拡散領域26,
28とを有している。更に、第1ポリシリコン層から、
当該技術分野において公知の如く、側壁酸化物スペーサ
32,24を有する相互接続体30を形成することが可
能である。相互接続体30は、典型的に、少なくとも部
分的にフィールド酸化膜領域12の上側に存在してい
る。
【0017】拡散即ち活性領域28は基板10の導電型
と反対の導電型に形成されている。例えば、基板10は
軽度にドープしたP型シリコンとすることが可能であ
り、且つ拡散領域28は高度にドープしたN型シリコン
とすることが可能である。勿論、上述した如く、その他
の構成(同一又は反対の導電型の選択)を使用すること
も可能であり、例えば、基板10はCMOSプロセスに
おけるウエル又はタブ領域とすることが可能であり、そ
の中に拡散即ち活性領域28を形成することが可能であ
る。図1の実施例においては、拡散領域28は、従来の
態様で形成されたフィールド酸化膜領域12によって取
囲まれている。この実施例においては、拡散領域28
は、サブミクロンの特徴寸法を有する最近の集積回路に
おいて行なわれているように、例えば0.15ミクロン
の程度の比較的浅いものである。そうであるから、拡散
領域28は、ドーパントをイオン注入し、次いで接合を
形成するための高温アニールを行なうことによって形成
することが可能である。一方、このイオン注入は、爾後
の層を形成する前に行なうことが可能であり、所望によ
り、プロセスの後の方でドライブインアニールを行なう
ことが可能である。
【0018】本発明においては、拡散領域28と、フィ
ールド酸化膜領域12と、例えばゲート電極14及び相
互接続体30等のその他の既に形成したデバイスの上側
に位置してウエハ表面上に薄い適合性誘電体層38を付
着形成する。層38は、CVDによって約500乃至1
500Åの深さに例えば250乃至700℃の間の低い
温度で付着形成させることが好適なドープしていない酸
化物層とすることが可能である。この適合性誘電体層3
8の上に厚い膜40を付着形成する。厚い膜40は、好
適には、下側に存在する適合性誘電体層38に対して比
較的高いエッチ選択性を有するポリシリコン又はその他
の物質である。説明の便宜上、厚い膜40はポリシリコ
ン層40として言及し、且つ、好適には、約10,00
0乃至15,000Åの厚さへ付着形成させる。
【0019】次に図2を参照すると、ポリシリコン層4
0をパターン形成し且つエッチングしてポリシリコン積
層体42,44を形成する。これらのポリシリコン積層
体は、例えば相互接続体30及びソース/ドレイン即ち
拡散領域28等の下側に存在する領域に対してコンタク
トを形成すべき箇所に形成する。
【0020】図3を参照すると、薄い適合性誘電体層3
8の上及びポリシリコン積層体42,44の上に誘電体
層46を形成する。誘電体層46は、好適には、ポリシ
リコン積層体42,44及び適合性誘電体層38に対し
て比較的高いエッチ選択性を有するボロン燐シリゲート
ガラス(BPSG)又はその他の誘電体物質である。誘
電体層46は、例えば、ポリシリコン積層体が拡散領域
28及び相互接続体30等の領域の上に位置されている
箇所等のコンタクトを設けることが所望される箇所を除
いて、上側に存在する導電性構成体を全ての位置から電
気的に分離するために形成される。誘電体層46は、好
適には、約10,000乃至15,000Åの厚さを有
している。
【0021】図4を参照すると、誘電体層46をエッチ
ングしてポリシリコン積層体42,44の上表面を露出
させる。BPSGが誘電体層46として使用される場合
には、約50:1のポリシリコン積層体に対するBPS
Gのエッチレートでのウエットエッチプロセスを使用す
ることにより、ポリシリコン積層体の上表面に到達する
まで誘電体層46をエッチバックすることが可能であ
り、又積層体が完全に露出されることを確保するために
ポリシリコン積層体の上表面の下側へBPSG層をエッ
チングすることが可能である。同様の結果を達成するた
めにその他の物質、エッチ比及びエッチング物質を使用
することが可能であり、例えば、誘電体層46の化学的
/機械的研磨を行なうことにより比較的平坦なエッチバ
ックとすることが可能であり、ポリシリコン積層体4
2,44の上表面を露出させることが可能である。別法
としては、BPSG層の上にスピン・オン・ガラスを形
成し、且つポリシリコン積層体の上表面が露出されるま
で1:1のエッチ比でスピン・オン・ガラス及びBPS
Gを部分的にエッチングすることによって複合誘電体層
46を形成することが可能である。上述したような当該
技術分野において公知の種々のエッチバック技術を使用
して、構成体を部分的に平坦化させ且つ積層体の上表面
を露出させるという所望の結果を達成することが可能で
ある。
【0022】図5を参照すると、ポリシリコン積層体4
2,44を等方性又は異方性エッチングによって選択的
にエッチングする。使用されるエッチング物質が誘電体
層46に対するエッチレートより高いエッチレートで積
層体に使用されているポリシリコン又はその他の物質を
エッチングする。従って、ポリシリコン積層体が形成さ
れている箇所、この実施例においては、拡散領域28及
び相互接続体30上方の箇所において誘電体層46を貫
通してコンタクト開口48及び50が形成される。薄い
適合性誘電体層38は、ポリシリコン積層体エッチング
ステップ期間中にエッチストップとして作用し、下側に
存在する活性区域及びデバイスがエッチング除去される
ことを防止する。更に、適合性誘電体層38はコンタク
ト開口の端部と隣りのデバイスとの間の距離を維持すべ
く貢献し、従って、別の実施例を参照して以下に詳細に
説明するように、デバイス間に所要の距離を維持し且つ
デバイスの一体性を確保する。
【0023】次いで、薄い適合性誘電体層38をコンタ
クト開口48,50からエッチング除去し、コンタクト
開口内の活性領域又はデバイスを露出させる。適合性誘
電体層38は、好適には、異方性エッチングによって除
去され、コンタクト開口の垂直寸法即ち幅を維持する。
誘電体層46のエッチバックに加えて、ポリシリコン積
層体のエッチング前又は後に誘電体層即ちBPSGをリ
フロー即ち再流動させ、誘電体層の平坦性を向上させる
ことが可能である。
【0024】図6を参照すると、ポリシリコン積層体が
パターン形成されて、下側に存在する活性デバイス又は
領域の幅よりも小さな幅が形成されており、本実施例に
おいては、約4000Åの幅が形成されている。従っ
て、活性領域及びデバイス上のポリシリコン積層体の幾
分かの不整合を吸収することが可能である。本実施例に
おいては、開口50が拡散領域28上においてフィール
ド酸化膜領域12へ向かって不整合となっている状態が
示されている。このような不整合が活性領域において発
生すると、適合性誘電体層38がコンタクト開口50か
ら除去される場合に位置52においてフィールド酸化膜
領域12の一部が除去される場合があり、上側に存在す
る導体とソース/ドレイン領域28との間のコンタクト
区域を減少させる可能性がある。更に、フィールド酸化
膜内への侵入も接合リーク問題を増大させる可能性があ
る。積層体も相互接続体上方で不整合となる場合があ
り、その場合には、側壁酸化物スペーサのうちの1つの
上方を開放状態とさせるか又は相互接続線及び両方の側
壁酸化物スペーサの上方を開放状態とさせる場合があ
る。これらの問題に対処するために、誘電体層46の上
及び開口48及び50内に薄いポリシリコン層54を付
着形成させることが可能である。ポリシリコン層54
は、好適には、下側に存在する活性領域又はデバイスへ
の相互接続体を形成するために後に導電性物質で開口を
充填することを可能とするような厚さへ付着形成し、例
えば、開口が約4000Åである場合には、ポリシリコ
ン層50は約1000Åの厚さへ付着形成させることが
可能である。次いで、不整合が発生した場合に接合リー
クを防止するために、ポリシリコン層54をドープする
ことが可能である。ポリシリコン層54は、例えば、イ
オン注入又はその他の適宜の方法によって、拡散領域2
4と同様のドーパントでドープする。例えば、ソース/
ドレイン領域28が前に例えば砒素等のN+ドーパント
でドープされている場合には、ポリシリコン層54は例
えば燐等のN+ドーパントでドープすることが可能であ
る。ポリシリコン層54をドープすると、ドーパント
が、ドーパント濃度及びエネルギレベルに基づいて所定
の深さ56へ基板内へ拡散する。ドープされた領域56
は接合領域を回復させることに貢献し且つ接合リークを
防止する。
【0025】図7を参照すると、当該技術分野において
公知の如く、導電層をポリシリコン層54の上に形成
し、パターン形成すると共にエッチングして、活性区域
及びデバイスへの導電性コンタクト58,60を形成す
る。ポリシリコン層54は、典型的には、導電性コンタ
クトと同時にパターン形成され且つエッチングされる。
コンタクト58,60は、典型的には、アルミウム、タ
ングステン又はその他の適宜のコンタクト物質とするこ
とが可能である。本発明は、不整合又は過大な寸法とな
ったコンタクト開口を吸収即ち許容するコンタクト開口
を与え且つ接合露出部を回復させることによってデバイ
スの一体性を確保している。更に、厚い膜及びポリシリ
コン積層体はより平坦な構成を与える。
【0026】次に、図8乃至12を参照して、本発明の
別の実施例について詳細に説明する。図8は部分的に製
造された集積回路の一部を断面図で概略示している。本
発明のこの別の実施例も、設計基準を充足するが、更
に、上述したような間隔に関する設計基準及び敏感な不
整合問題を吸収即ち許容することの可能なコンタクト開
口の製造技術に関連している。図8は、分離構成体及び
隣接する活性区域内にデバイスを形成すべき表面を有す
るウエハの一部を示している。図8に示した如く、集積
回路はシリコン基板70の上に形成する。この別の実施
例もその他のコンタクトを形成する場合に適用可能であ
ることは勿論である。
【0027】上述した実施例に関連して説明したよう
に、シリコン基板は、分離構成体及び活性デバイスを形
成すべきウエハにおける位置に依存してP又はN型でド
ープしたシリコンとすることが可能である。図8の構成
は、シリコン基板70を有しており、その表面内及び表
面の上方に活性領域及びデバイスを分離するためのフィ
ールド酸化膜領域72が設けられている。基板及びその
上側に存在するフィールド酸化膜領域12の表面上及び
表面内に種々の活性デバイスを形成することが可能であ
る。特定の適用例においては、基板及びフィールド酸化
膜領域上にゲート酸化膜層74を形成する。当該技術分
野において公知の如く、ゲート酸化膜層上にドープした
ポリシリコン又はポリサイド層76を形成する。ポリシ
リコン層76の上に酸化物等のドープしていない誘電体
層78を形成する。
【0028】図9を参照すると、これら3つの層74,
76,78をパターン形成し且つエッチングして、当該
技術分野において公知の如く、相互接続体80及びゲー
ト電極88を形成する。上述した如く、典型的に、ゲー
ト電極88はゲート酸化膜90と、ドープしたポリシリ
コン層92と、側壁酸化物スペーサ96と、軽度にドー
プしたドレイン領域97と、ソース及びドレイン即ち拡
散領域98とを有している。更に、本実施例において
は、ゲート電極88はドープしていない酸化膜層78か
ら形成したキャッピング即ち冠着層94を有している。
更に、第1ポリシリコン層から当該技術分野において公
知の如く、ドープしたポリシリコン層82及び側壁酸化
物スペーサ84を有する相互接続体80を形成すること
が可能である。又、本実施例においては、ドープしてい
ない酸化膜層78から形成したキャッピング即ち冠着層
86が示されている。相互接続体80は、典型的に、少
なくとも部分的にフィールド酸化膜領域72の上側に存
在している。キャッピング(冠着)層86,94は、好
適には、約1500乃至2000Åの厚さを有してい
る。
【0029】好適実施例に関して説明したのと同様な処
理ステップが行なわれる。即ち、薄い適合性誘電体層1
00をウエハ表面上に付着形成し、拡散領域98、フィ
ールド酸化膜領域72、及びその他の既に形成した例え
ばゲート電極88及び相互接続体80等のデバイスの上
側に位置させる。適合性誘電体層100は、好適には、
約500乃至1500Åの厚さに付着形成した酸化物層
である。後に詳述する如く、適合性誘電体層100がキ
ャッピング(冠着)層86,94の厚さよりも小さな厚
さを有することが重要である。厚い膜102を適合性誘
電体層100に付着形成する。この厚い膜102も好適
にはポリシリコン又は下側に存在する適合性誘電体層1
00よりも比較的高いエッチ選択性を有するその他の物
質であって、好適には、約10,000乃至15,00
0Åの厚さに付着形成する。
【0030】次に、図10を参照すると、本別の実施例
の説明の便宜上、ソース/ドレイン即ち拡散領域98へ
のコンタクトのみが示されている。その他の活性領域乃
至はデバイスへのコンタクトも当然本発明の技術的範囲
中に含まれるものである。ポリシリコン層102をパタ
ーン形成し、且つエッチングしてポリシリコン積層体1
04を形成する。誘電体層106を薄い適合性誘電体層
100の上及びポリシリコン積層体104の上に形成す
る。上述した如く、誘電体層106は、好適には、ボロ
ン燐シリゲートガラス(BPSG)又はポリリシコン積
層体104及び適合性誘電体層100に対して比較的高
いエッチ選択性を有するその他の誘電体物質である。誘
電体層106は、コンタクトを設けることが所望される
箇所を除いて、上側に存在する導電性構成体を全ての位
置から電気的に分離させる。
【0031】図11を参照すると、誘電体層106をエ
ッチングしてポリシリコン積層体104の上表面を露出
させる。上述したような当該技術分野において公知の種
々のエッチバック技術を使用して所望の結果を達成する
ことが可能である。
【0032】図12を参照すると、ポリシリコン積層体
104を等方性又は異方性エッチングによってエッチン
グし、誘電体層106を貫通するコンタクト開口107
を形成する。本実施例においては、ポリシリコン積層体
は、ソース/ドレイン領域98上において反対の方向へ
不整合状態となっており、ゲート電極88の上側に部分
的に整合されている。薄い適合性誘電体層100もコン
タクト開口107からエッチングされてコンタクト開口
内に活性区域98を露出させている。適合性誘電体層1
00は、好適には、異方性エッチングによって除去さ
れ、コンタクト開口の垂直方向の寸法即ち幅を維持す
る。ゲート電極の不整合が1つの方向において発生し且
つコンタクト開口が反対方向に不整合状態となる場合に
は、累積的なエラーが発生する。このエラーはゲート電
極の端部と活性区域の端部との間に付加的な空間を与え
ることによって吸収せねばならない。不整合が発生する
と、キャッピング(冠着)層94又は側壁酸化物スペー
サ96の一部が、適合性誘電体層100が開口107内
においてエッチングされるのと同時に除去される場合が
ある。
【0033】本実施例においては、コンタクト開口10
7の不整合があると、ゲート電極88の端部109とコ
ンタクト開口107の端部111との間のコンタクト空
間(間隔)を減少させる場合がある。本実施例において
は、このコンタクト開口の不整合のために、側壁スペー
サ96上の開口即ちこれらの活性区域の間の距離が減少
されて、ゲートに対するメタルコンタクト空間(間隔)
に対する設計基準が装置の一体性を確保するために許容
可能なものでなくなる場合がある。従って、キャッピン
グ(冠着)層94の厚さは、デバイスの一体性を維持す
るためにデバイス間に所要の距離が与えることを確保す
る。然しながら、キャッピング(冠着)層94の厚さは
適合性誘電体層100の厚さよりも大きく、且つ適合性
誘電体層100が過剰にエッチングされた場合に、設計
基準が充足されることを確保するために充分なキャッピ
ング(冠着)層が尚且つ存在するものでなければならな
い。本実施例においては、キャッピング(冠着)層は約
1500乃至2000Åであり、一方適合性誘電体層は
約1000乃至1500Åである。
【0034】好適実施例における如く、ポリシリコン層
108を誘電体層106の上及び開口107内に約10
00Åの厚さへ付着形成させることが可能である。次い
で、ポリシリコン層106をドーピングして接合リーク
を防止することに貢献することが可能である。ポリシリ
コン層108がドープされると、ドーパントは基板内に
ある所定の深さ110拡散する。ドープ領域110は接
合領域を回復させ且つ接合リークを防止する。次いで、
ポリシリコン層108の上に導電層を形成し、当該技術
において公知の如くポリシリコン層108と共にパター
ン形成し且つエッチングして活性区域98への導電性コ
ンタクト112を形成する。
【0035】前述したキャッピング(冠着)層を付加す
ることによって、コンタクトを開口させることは、自己
整合型のものとなり、従ってコンタクト開口は今やゲー
トに対して自己整合されている。この自己整合型プロセ
スは、従来の「犬の骨」構造即ちより大きな包囲体が必
要とされることを取除くことが可能であり、その際に集
積回路上のデバイス密度を増加させている。このプロセ
スは、「犬の骨」構造を取除き且つ必要とされる設計基
準を最小とするためにその他の層に対して使用すること
も可能である。上述した如く、本発明の自己整合型特徴
に加えて、一体性即ち信頼性の高い接合を有するより平
坦な構成を得ることが可能である。
【0036】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ限定
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に基づく半導体集積回路を
製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図2】 本発明の一実施例に基づく半導体集積回路を
製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図3】 本発明の一実施例に基づく半導体集積回路を
製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図4】 本発明の一実施例に基づく半導体集積回路を
製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図5】 本発明の一実施例に基づく半導体集積回路を
製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図6】 本発明の一実施例に基づく半導体集積回路を
製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図7】 本発明の一実施例に基づく半導体集積回路を
製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図8】 本発明の別の実施例に基づく半導体集積回路
を製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図9】 本発明の別の実施例に基づく半導体集積回路
を製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図10】 本発明の別の実施例に基づく半導体集積回
路を製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図11】 本発明の別の実施例に基づく半導体集積回
路を製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【図12】 本発明の別の実施例に基づく半導体集積回
路を製造する一段階における状態を示した概略断面図。
【符号の説明】
10 シリコン基板 12 フィールド酸化膜領域 14 ゲート電極 16 ゲート酸化膜 18 第1ポリシリコン層 20 側壁酸化物スペーサ 22,24 軽度にドープしたドレイン領域 26,28 ソース/ドレイン(拡散領域) 30 相互接続体 40 ポリシリコン層 42,44 ポリシリコン積層体 46 誘電体層 48,50 コンタクト開口 54 ポリシリコン層 56 ドープ領域 58,60 導電性コンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クエイ−ウ フアン アメリカ合衆国, テキサス 75063, アービング, ウエスト バレイ ランチ パークウエイ 9825, ナンバー 1220

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクト開口の製造方法において、 第1本体の一部の上に第1導電性構成体を形成し、 前記第1導電性構成体の上に薄い誘電体層を形成し、 前記薄い誘電体層に対して比較的高いエッチ選択性を有
    する厚い膜を形成し、 前記厚い膜をパターン形成すると共にエッチングして前
    記第1導電性構成体の上に少なくとも部分的に積層体を
    形成し、 前記薄い誘電体層及び積層体の上に絶縁層を形成し、そ
    の場合に前記積層体は前記絶縁層に対して比較的高いエ
    ッチ選択性を有しており、 前記絶縁層をエッチングして前記積層体の上表面を露出
    させ、 前記積層体をエッチングして前記絶縁層に開口を形成し
    て前記開口内に前記薄い誘電体層を露出させ、 前記開口内の前記露出された薄い絶縁層をエッチングし
    てその下側に存在する第1導電性構成体を露出させる、
    上記各ステップを有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1導電性構成
    体が相互接続線を有しており、且つ前記第1本体がフィ
    ールド酸化物領域であることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記薄い誘電体層が
    ドープしていない酸化物を有することを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記ドープしていな
    い酸化物層が約1000乃至1500Åの厚さに付着形
    成されることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記厚い膜がポリシ
    リコンを有することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記厚い膜を約1
    0,000乃至15,000Åの厚さに付着形成させる
    ことを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、前記絶縁層がボロン
    燐シリゲートガラス(BPSG)を有することを特徴と
    する方法。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記第1導電性構成
    体上の前記積層体が約4000Åの幅を有するようにパ
    ターン形成されることを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記絶縁層をエッチ
    ングする前に前記絶縁層をリフローさせることを特徴と
    する方法。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記絶縁層をエッ
    チングして前記積層体の上表面を露出させた後に前記絶
    縁層をリフローさせることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項1において、前記積層体をエッ
    チング除去し前記開口内に前記薄い誘電体層を露出させ
    た後に前記絶縁層をリフローさせることを特徴とする方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項1において、前記積層体のエッ
    チングが等方性エッチングであることを特徴とする方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項1において、前記積層体のエッ
    チングが異方性エッチングであることを特徴とする方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項1において、前記積層体のエッ
    チングが化学的/機械的研磨を有することを特徴とする
    方法。
  15. 【請求項15】 請求項1において、前記薄い誘電体層
    のエッチングが異方性エッチングであることを特徴とす
    る方法。
  16. 【請求項16】 請求項1において、前記積層体のエッ
    チングを行なう場合に、 エッチングの前に前記絶縁層の上にスピン・オン・ガラ
    スを形成し、 前記積層体の上表面が露出されるまでほぼ1:1エッチ
    比で前記スピン・オン・ガラス及び絶縁層をエッチング
    する、ことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項1において、前記第1導電性構
    成体がフィールド酸化膜領域に隣接したソース/ドレイ
    ン領域であり、且つ前記第1本体が基板であることを特
    徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記ソース/ド
    レイン領域に隣接しており且つ前記開口内の前記フィー
    ルド酸化膜領域の一部が、前記薄い誘電体層が前記開口
    内においてエッチングされる場合に、エッチングされる
    ことを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 請求項1において、前記開口内及び前
    記絶縁層の上に導電性コンタクトを形成することを特徴
    とする方法。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記導電性コン
    タクトを形成する場合に、 前記絶縁層上及び前記開口内に薄いポリシリコン層を形
    成し、 前記薄いポリシリコン層をドープし、その場合に前記薄
    いポリシリコン層をドーピングする場合に前記ポリシリ
    コン層の下側に存在する所定の領域もドープし、 前記薄いポリシリコン層の上に導体を形成する、ことを
    特徴とする方法。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記薄いポリシ
    リコン層を約1000Åの厚さに付着形成させることを
    特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 自己整合型コンタクト開口の製造方法
    において、 第1導電性構成体を取囲む絶縁性冠着層を具備する第1
    本体上に第1導電性構成体を形成し、 前記第1導電性構成体に隣接して第2導電性構成体を形
    成し、 前記第1及び第2導電性構成体の上に薄い誘電体層を形
    成し、その場合に前記薄い誘電体層は前記冠着層の厚さ
    より薄い厚さを有しており、 ドープしていない酸化物層に対して比較的高いエッチ選
    択性を有する厚い膜を形成し、 前記厚い膜をパターン形成すると共にエッチングして前
    記第2導電性構成体上に少なくとも部分的に積層体を形
    成し、 前記薄い誘電体層及び積層体の上に絶縁層を形成し、尚
    前記積層体は前記絶縁層に対して比較的高いエッチ選択
    性を有しており、 前記絶縁層をエッチングして前記積層体の上表面を露出
    させ、 前記積層体をエッチングして前記絶縁層に開口を形成し
    前記開口内において前記薄い誘電体層を露出させ、 前記開口内において前記露出された薄い誘電体層をエッ
    チングしてその下側に存在する第2導電性構成体を露出
    させ、その場合に前記冠着層の一部が前記第1導電性構
    成体の上に残存し、 前記第2導電性構成体と接触する導電性コンタクトを前
    記開口内に形成し、その場合に前記第1導電性構成体が
    前記冠着層によって前記開口内の前記導電性コンタクト
    から電気的に分離されている、ことを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 請求項22において、前記第1導電性
    構成体を形成する場合に、 前記第1本体上にゲート酸化膜層を形成し、 前記ゲート酸化膜層の上にドープしたポリシリコン層を
    形成し、 前記ドープしたポリシリコン層の上に冠着層を形成し、 前記冠着層、ドープしたポリシリコン層及びゲート酸化
    膜層をパターン形成すると共にエッチングしてゲート電
    極を形成する、ことを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項22において、前記冠着層が約
    1500乃至2000Åの厚さに形成された第1のドー
    プされていない酸化膜層であることを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項22において、前記第2導電性
    構成体がソース/ドレイン領域であることを特徴とする
    方法。
  26. 【請求項26】 請求項22において、前記薄い誘電体
    層が約1000乃至1500Åの厚さに付着形成された
    第2のドープされていない酸化膜層であることを特徴と
    する方法。
  27. 【請求項27】 請求項22において、前記開口内及び
    前記絶縁層の上に導電性コンタクトを形成することを特
    徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項27において、前記導電性コン
    タクトを形成する場合に、 前記絶縁層上及び前記開口内に薄いポリシリコン層を形
    成し、 前記薄いポリシリコン層をドープし、 前記薄いポリシリコン層の上に導体を形成する、ことを
    特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 請求項28において、前記薄いポリシ
    リコン層をドープする場合に、前記薄いポリシリコン層
    の下側に存在する前記第2導電性構成体もドープするこ
    とを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 請求項28において、前記薄いポリシ
    リコン層を約1000Åの厚さに付着形成させることを
    特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 半導体集積回路の一部を構成する構成
    体において、 第1本体の一部の上に第1導電性構成体が設けられてお
    り、 前記第1導電性構成体の上表面を少なくとも部分的に露
    出する貫通して設けられた開口を有する薄い誘電体層が
    前記第1導電性構成体の一部の上に設けられており、 前記第1導電性構成体を露出する貫通して設けられた開
    口を有する実質的に平坦な絶縁層が前記薄い誘電体層の
    上に設けられており、 前記第1導電性構成体と電気的に接触する導電性コンタ
    クトが前記開口内に設けられている、ことを特徴とする
    構成体。
  32. 【請求項32】 請求項31において、前記開口が約4
    000Åの幅を有することを特徴とする構成体。
  33. 【請求項33】 請求項31において、前記第1導電性
    構成体がポリシリコン相互接続線を有することを特徴と
    する構成体。
  34. 【請求項34】 請求項31において、前記第1導電性
    構成体がフィールド酸化膜領域に隣接したソース/ドレ
    イン領域を有することを特徴とする方法。
  35. 【請求項35】 請求項34において、前記フィールド
    酸化膜領域が前記ソース/ドレイン領域及び前記開口に
    隣接して減少されたバードビークを有することを特徴と
    する構成体。
  36. 【請求項36】 請求項31において、前記薄い誘電体
    層がドープしていない酸化物を有することを特徴とする
    構成体。
  37. 【請求項37】 請求項36において、前記ドープして
    いない酸化物層が約500乃至1500Åの厚さを有す
    ることを特徴とする構成体。
  38. 【請求項38】 請求項31において、前記平坦な絶縁
    層がBPSGを有することを特徴とする構成体。
  39. 【請求項39】 請求項31において、前記導電性コン
    タクトが、前記絶縁層の一部の上及び前記開口内におい
    て薄いドープしたポリシリコン層と、前記ドープしたポ
    リシリコン層の上に設けた導体とを有することを特徴と
    する構成体。
  40. 【請求項40】 請求項39において、前記ドープした
    ポリシリコン層の下側で前記第1導電性構成体内に高度
    にドープした領域が設けられていることを特徴とする構
    成体。
  41. 【請求項41】 半導体集積回路の一部の自己整合型コ
    ンタクト開口において、 第1導電性構成体を取囲む絶縁性冠着層を有する第1本
    体上に第1導電性構成体が設けられており、 前記第1導電性構成体に隣接し且つ前記第1本体の一部
    の中に第2導電性構成体が設けられており、 前記第2導電性構成体の上表面を少なくとも部分的に露
    出する貫通して設けられた開口を有する薄い誘電体層が
    前記第1及び第2導電性構成体の上に設けられており、
    尚前記薄い誘電体層は前記冠着層の厚さよりも薄い厚さ
    を有しており、 前記第2導電性構成体を露出する貫通して設けられた開
    口を有する絶縁層が前記薄い誘電体層の上に設けられて
    おり、 前記第2導電性構成体と接触する導電性コンタクトが前
    記開口内に設けられており、尚前記第1導電性構成体は
    前記冠着層によって前記開口内の導電性コンタクトから
    電気的に分離されている、ことを特徴とするコンタクト
    開口。
  42. 【請求項42】 請求項41において、前記薄い誘電体
    層がドープしていない酸化物を有することを特徴とする
    コンタクト開口。
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