JPH0876741A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH0876741A
JPH0876741A JP6209769A JP20976994A JPH0876741A JP H0876741 A JPH0876741 A JP H0876741A JP 6209769 A JP6209769 A JP 6209769A JP 20976994 A JP20976994 A JP 20976994A JP H0876741 A JPH0876741 A JP H0876741A
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JP6209769A
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English (en)
Inventor
Akiko Yanagida
亜紀子 柳田
Fumio Shimada
文生 島田
Hisashi Yonekawa
久 米川
Atsushi Kido
淳 木戸
Hitoshi Yoshimura
仁 吉村
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】時系列的な放射線画像を見やすい形で提示する
ことにより、診断精度,診断効率を向上させる。 【構成】同じ被検者の同じ部位を異なる時期に撮影した
複数の時系列画像のデータを記憶しておく一方、前記時
系列処理画像間の差分をとって経時変化部分が強調され
た経時差分画像を得る。そして、前記記憶されている時
系列画像の中の最新の画像を原画像として表示すると共
に、前記経時差分画像を別の表示画面に同時に表示し、
前記原画像と経時差分画像とを同時に読影できるように
する。これにより、経時差分画像上で検知した経時変化
部分を、直ちに原画像上で確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像表示装置に関し、特
に、複数の医療用放射線画像に基づく診断に好適な画像
の表示技術に関する。
【0002】
【従来の技術】X線画像のような放射線画像は、病気診
断用などに多く用いられており、このX線画像を得るた
めに、被写体を透過したX線を蛍光体層(蛍光スクリー
ン)に照射し、これにより可視光を生じさせてこの可視
光を通常の写真と同様に銀塩を使用したフィルムに照射
して現像した、所謂、放射線写真が従来から多く利用さ
れている。
【0003】そして、前記放射線写真の観察に基づく診
断においては、例えば同一被検者について異なる時刻に
取得された複数のフィルムを、シャウカステン(フィル
ム観察器)等の観察装置上に並べ、医師がそれらの画像
(時系列画像)を相互に見比べて、自己の経験知識に基
づいて経時変化部分を認識することにより診断に利用す
る場合があった。
【0004】上記のように、時系列的な画像を互いに比
較参照する手法は、新たに発生した病変を発見したり、
既に知られている病変の進行又は改善の様子を知る上で
重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような比較読影を行っても重要な経時変化が見落とされ
る場合があった。例えば胸部放射線画像には、骨,血
管,気管支などの正常構造が複雑に絡み合って存在して
おり、病変の陰影がこれら正常構造の陰影にカモフラー
ジュされて見つけにくい場合がある。また、2枚の放射
線写真は、撮影時のX線露光量のばらつきなどにより、
濃度や階調がかなり異なる仕上がりになっていることも
多く、正確な比較の障害となっている。
【0006】更に、上記のようなフィルム画像の比較読
影では、目的のフィルムをフィルム保管庫等から選び出
して読影室に運びシャウカステンに掛ける作業がその都
度必要で、効率が悪いという問題もあった。また、従来
では、比較読影により経時変化部分が検出された場合で
も、その正確な位置や範囲又は変化の程度を認識するに
は、複数のフィルムの互いに対応する領域を観察と知識
とに基づいて選択し、それらの領域をかわるがわる見比
べて判断しなければならないので、診断効率が悪いとい
う問題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなさたものであ
り、画像の時系列的な変化部分を見やすい形で読影者に
提示することにより、診断精度及び診断効率を向上させ
ることを目的とする。また、注目する画像領域と、それ
に対応する時系列画像又は時系列画像を用いた画像処理
によって得られた時系列処理画像(例えば差分画像)を
対比しやすい形で提示することにより、経時変化に関す
る診断に適した情報を与え、診断精度及び診断効率を向
上させることを目的とする。
【0008】更に、比較読影させたい画像が多数ある場
合であっても、これら多数の画像を対比しやすい形でか
つ簡便に読影者に提供できるようにし、診断精度及び診
断効率を向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1の発明
にかかる画像表示装置は、記憶装置に格納された共通の
被写体部分をそれぞれ含む複数の画像を画像読み出し手
段によって読み出し、この画像読み出し手段によって前
記記憶装置から読み出された少なくとも2画像を、画像
表示手段によって同一表示画面上又は異なる表示画面上
に同時に表示する構成とした。
【0010】請求項2の発明にかかる画像表示装置で
は、前記共通の被写体部分をそれぞれ含む複数の画像
を、複数の時系列的な原画像群であるか、或いは、少な
くとも1枚の前記原画像と該原画像に対応する時系列処
理画像とを含む画像群とする。請求項3の発明にかかる
画像表示装置は、記憶装置に格納された共通の被写体部
分をそれぞれ含む複数の画像を画像読み出し手段によっ
て読み出す一方、画像処理手段が、前記記憶装置から読
み出された複数の画像の中の少なくとも2画像を用いて
画像処理を行って処理画像を生成する。そして、画像表
示手段は、前記画像読み出し手段によって前記記憶装置
から読み出された複数の原画像と前記画像処理手段で生
成された処理画像とを含んでなる複数の画像の中の少な
くとも2画像を、同一表示画面上又は異なる表示画面上
に同時に表示する。
【0011】請求項4の発明にかかる画像表示装置で
は、前記請求項2の発明において、前記共通の被写体部
分をそれぞれ含む複数の画像が、複数の時系列的な原画
像群であり、前記処理画像が時系列処理画像である構成
とした。請求項5の発明にかかる画像表示装置では、前
記画像表示手段により表示される画像のうち少なくとも
1画像が、画素数の減少処理によって縮小表示される構
成とした。
【0012】請求項6の発明にかかる画像表示装置で
は、前記画像表示手段により表示される画像のうちの少
なくとも1枚の原画像の縮小率に比較して他の画像(例
えば時系列処理画像)の縮小率を相対的に大きくする構
成とした。請求項7の発明にかかる画像表示装置では、
前記画像表示手段が、表示される画像のうちで最も画素
数の大きい画像の画素数と同等又はそれ以上の解像度を
有する表示画面を有する構成とした。
【0013】請求項8の発明にかかる画像表示装置で
は、前記画像表示手段が、解像度が相互に異なる複数の
表示画面を有し、表示される画像のうちの少なくとも1
枚の原画像を解像度の相対的に高い表示画面に表示し、
時系列処理画像を解像度の相対的に低い表示画面に表示
する構成とした。一方、請求項9の発明にかかる画像表
示装置は、記憶装置に格納された共通の被写体部分をそ
れぞれ含む複数の画像を画像読み出し手段によって読み
出し、前記読み出された複数の画像を画像表示手段によ
って同一表示画面上又は異なる表示画面上に同時に表示
する。更に、基準領域設定手段が、前記複数画像のうち
の1枚の基準画像上で基準領域を設定する一方、参照領
域設定手段が、前記複数画像のうちの前記基準画像以外
の少なくとも1枚の参照画像上で前記基準領域に対応す
る参照領域を設定する。
【0014】請求項10の発明にかかる画像表示装置で
は、前記共通の被写体部分をそれぞれ含む複数の画像
を、複数の時系列的な画像群とする。請求項11の発明に
かかる画像表示装置では、前記共通の被写体部分をそれ
ぞれ含む複数の画像を、少なくとも1枚の原画像と該原
画像に対応する時系列処理画像とを含む画像群とする。
【0015】請求項12の発明にかかる画像表示装置で
は、前記参照領域設定手段が、前記基準領域の座標と前
記基準画像及び参照画像における共通の被写体部分の画
像データとに基づいて、前記参照領域の座標を決定する
座標決定手段を含んで構成されるものとした。請求項13
の発明にかかる画像表示装置では、前記参照領域設定手
段が、前記基準画像と参照画像との間における被写体部
分の位置合わせ情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段
から読み出した位置合わせ情報と前記基準領域の座標と
に基づいて参照領域の座標を決定する座標決定手段と、
を含んで構成されるものとした。
【0016】請求項14の発明にかかる画像表示装置で
は、前記参照領域設定手段が、前記基準画像及び参照画
像における共通の被写体部分の画像データに基づいて位
置合わせ情報を算出する位置合わせ情報算出手段と、該
位置合わせ情報算出手段で算出された位置合わせ情報と
前記基準領域の座標とに基づいて前記参照領域の座標を
決定する座標決定手段と、を含んで構成されるものとし
た。
【0017】請求項15の発明にかかる画像表示装置で
は、前記画像表示手段が、前記基準領域と参照領域との
少なくとも一方についてその位置を示す図形を画像に重
ねて表示する構成とした。請求項16の発明にかかる画像
表示装置では、前記画像表示手段が、前記基準領域と参
照領域との少なくとも一方に含まれる部分画像を選択的
に拡大して表示する拡大画像表示手段を有するものとし
た。
【0018】請求項17の発明にかかる画像表示装置で
は、前記画像表示手段が、前記基準領域及び参照領域を
示す図形又は前記基準領域及び参照領域の拡大画像を前
記表示画面に対してスクロールするスクロール表示手段
と、前記基準領域のスクロールに同期して前記参照領域
のスクロールを行い、かつ、前記参照領域のスクロール
が前記基準領域のスクロールに対応するように前記参照
領域のスクロール方向及びスクロール量を制御するスク
ロール制御手段と、を含んで構成されるものとした。
【0019】一方、請求項18の発明にかかる画像表示装
置は、記憶装置に格納された共通の被写体部分をそれぞ
れ含む複数の画像を画像読み出し手段によって読み出す
一方、該読み出された複数の画像を、画像表示手段によ
って交互に切り替えて同一表示画面上の同一位置に表示
する構成とした。請求項19の発明にかかる画像表示装置
では、前記画像表示手段が、所定の時間間隔毎に画像を
切り替えて表示する構成とした。
【0020】請求項20の発明にかかる画像表示装置で
は、前記画像表示手段が、複数の画像を撮影時期に基づ
いた順番で切り替え表示する構成とした。請求項21の発
明にかかる画像表示装置では、前記画像表示手段が、3
枚以上の複数画像を交互に切り替えて表示する場合に、
前記複数画像の中の1枚の基準画像を、他の複数画像の
切り替え表示の間毎に表示させる構成とした。
【0021】請求項22の発明にかかる画像表示装置で
は、前記画像表示手段が、画像の一部から表示画像の切
り替えを開始し、表示画像を徐々に次の画像に切り替え
る構成とした。請求項23の発明にかかる画像表示装置で
は、前記画像読み出し手段で読み出された複数の画像を
用いて画像処理を行い新たな画像を生成する画像処理手
段を備え、前記画像表示手段が、前記画像読み出し手段
で読み出された画像と共に前記画像処理手段で生成され
た画像を交互に切り替えて表示する構成とした。
【0022】請求項24の発明にかかる画像表示装置で
は、前記画像処理手段が、前記画像読み出し手段で読み
出された複数画像の中の基準画像との差異を補正する処
理を他の画像に対して行う構成とした。請求項25の発明
にかかる画像表示装置では、前記画像処理手段が、前記
画像読み出し手段で読み出された複数画像の中の2つの
画像間において差分処理を行う構成とした。
【0023】
【作用】請求項1の発明にかかる画像表示装置による
と、予め記憶装置に記憶されている共通の被写体部分を
それぞれ含む複数の画像が読み出され、この読み出され
た少なくとも2画像を、同一表示画面上又は異なる表示
画面上に同時に表示することで、共通の被写体部分をそ
れぞれ含む複数の画像間における比較読影を容易にする
と共に、画像読影のために必要とされる作業を簡略化す
る。
【0024】ここで、画像とは、例えば被写体である人
体に一回の放射線照射を行って得られる被写体の放射線
透過量に対応した画素値の濃淡により形成された画像を
意味する。請求項2の発明にかかる画像表示装置では、
複数の時系列的な原画像間における比較読影、又は、原
画像と該原画像に対応する時系列処理画像との間におけ
る比較読影が容易になる。
【0025】請求項3の発明にかかる画像表示装置で
は、記憶装置には共通の被写体部分をそれぞれ含む複数
の画像が記憶されており、かかる記憶装置から読み出し
た複数の画像を用いて画像処理を行って処理画像が生成
される。そして、請求項1の構成と同様にして、読み出
し画像と処理画像とを同時に並べて表示する。請求項4
の発明にかかる画像表示装置では、複数の時系列的な原
画像を用いた画像処理によって時系列処理画像が生成さ
れ、原画像と時系列処理画像との対比が容易に行える。
【0026】請求項5の発明にかかる画像表示装置で
は、表示画像のうちの少なくとも1画像を縮小表示し
て、特に、同一表示画面上に複数の画像を同時に表示さ
せるときに、比較読影が容易な形での表示が行えるよう
にした。請求項6の発明にかかる画像表示装置では、同
時表示される複数画像においてその縮小率に差を付け
て、例えば基準となる画像は比較的大きく表示して読影
性を確保する一方、参考程度とする画像(例えば時系列
処理画像又は過去の時系列画像)については、比較的小
さく表示して表示画面を有効利用できるようにした。
【0027】請求項7の発明にかかる画像表示装置で
は、表示される画像のうちで最も画素数の大きい画像の
画素数と同等又はそれ以上の解像度を有する表示画面を
備えることで、特に基準となる画像(例えば時系列画像
のうちの最新画像)については記憶されている画素デー
タを全て用いて表示できるようにし、表示による画質の
劣化を抑制できるようにした。
【0028】請求項8の発明にかかる画像表示装置で
は、解像度が相互に異なる複数の表示画面を有して構成
される場合に、例えば医療診断用として基準となる原画
像(時系列画像のうちの最新画像)については、解像度
の高い方の表示画面に表示し、診断に参考とする時系列
処理画像等については解像度の低い方の表示画面に表示
し、原画像の読影に基づく診断性能の確保を図ると共
に、表示手段の解像度を必要最小限としてコスト低減を
図る。
【0029】一方、請求項9の発明にかかる画像表示装
置では、共通の被写体部分をそれぞれ含む複数の画像を
読み出す画像読み出してこれを同一表示画面上又は異な
る表示画面上に同時に表示するが、ここで、基準となる
べき画像上で基準領域を設定すると、かかる基準領域に
対応する領域が参照画像上で参照領域として設定され
る。これにより、基準画像上での関心領域(例えば医療
診断における病変部分)と、これと比較すべき参照画像
上での領域とを対比しやすい形で提示できる。
【0030】請求項10の発明にかかる画像表示装置で
は、前記共通の被写体部分をそれぞれ含む複数の画像を
複数の時系列的な画像群として、時系列画像間において
基準領域と参照領域とが設定される構成とした。請求項
11の発明にかかる画像表示装置では、少なくとも1枚の
原画像と該原画像に対応する時系列処理画像とを含む画
像群を対象として、原画像と時系列処理画像との間で基
準領域と参照領域とが設定される構成とした。
【0031】請求項12の発明にかかる画像表示装置で
は、被写体のどの部分が基準領域として設定されたかを
画像データと基準領域の座標とに基づいて特定し、以
て、共通する被写体部分を含む参照画像上で前記基準領
域と同じ被写体部分を示す参照領域を設定する構成とし
た。請求項13の発明にかかる画像表示装置では、基準画
像と参照画像との共通の被写体を位置合わせするための
情報を予め記憶しておき、基準画像上で基準領域として
設定された領域が参照画像上ではどの程度の位置ずれが
あるかを知って、基準領域に対応する参照領域を設定す
る構成とした。
【0032】請求項14の発明にかかる画像表示装置で
は、前記位置合わせ情報を予め記憶しておくのではな
く、参照領域を設定するために基準画像及び参照画像の
画像データに基づいて算出させる構成とし、該算出され
た位置合わせ情報を用いて基準領域に対応する参照領域
を設定する。請求項15の発明にかかる画像表示装置で
は、設定された基準領域と、該基準領域に対応する領域
として設定された参照領域との少なくとも一方につい
て、その位置を示す図形を画像に重ねて表示し、基準画
像或いは参照画像の全体において関心領域を目視確認で
きるようにした。
【0033】請求項16の発明にかかる画像表示装置で
は、基準領域と参照領域との少なくとも一方に含まれる
部分画像を選択的に拡大して表示し、設定した関心領域
のみを拡大して読影できる構成とした。請求項17の発明
にかかる画像表示装置では、基準領域をスクロールする
と、これに同期して同じように参照領域がスクロールさ
れる構成とした。これにより、例えば基準領域をスクロ
ールさせて関心領域を検索するときに、これに同期して
参照領域がスクロールされるから、基準領域と参照領域
との比較を行わせながら基準領域のスクロールが行え、
真の関心領域の特定を容易に行え、また、関心領域の周
囲の状態を容易に比較読影できる。
【0034】請求項18の発明にかかる画像表示装置で
は、共通の被写体部分を含む複数の画像を同時に表示す
るのではなく、交互に切り替えて同一画面上の同一部分
に表示させることで、複数の画像間の対比、詳しくは、
同一被写体部分の画像毎の変化の観察を視線移動の必要
なく行える構成とした。請求項19の発明にかかる画像表
示装置では、前記画像の切り替え表示を、所定の時間間
隔毎に行われる構成とし、所定の時間だけ1つの画像を
表示すると、自動的に別の画像に表示画面が切り換わる
ものとした。
【0035】請求項20の発明にかかる画像表示装置で
は、複数の画像を撮影時期に基づいた順番で切り替える
ものとし、撮影時期の古いものから新しいものへ、或い
は、新しいものから遡って古いものへ、時系列的な被写
体の変化を観察できるようにした。請求項21の発明にか
かる画像表示装置では、基準画像以外の画像が表示され
ると必ず基準画像が次に切り替え表示され、該基準画像
の表示の後で更に別の基準画像ではない画像が表示され
るものとし、常に基準画像を前後に挟んで画像を読影
し、基準画像以外の画像全てについて基準画像との対比
を容易に行える構成とした。
【0036】請求項22の発明にかかる画像表示装置で
は、画像の一部から表示画像の切り替えを開始し、表示
画像を徐々に次の画像に切り替える構成とすることで、
画像間の対比をより一層容易に行えるようにしたもので
あり、特に、画像間で変化の大きい部分から切り替えを
開始させるようにすれば、画像間での被写体変化の様子
を読影しやすくなる。
【0037】請求項23の発明にかかる画像表示装置で
は、記憶装置から読み出された複数の画像を用いて画像
処理を行って新たな画像を生成し、読み出した画像と共
に前記生成された画像を交互に切り替えて表示し、記憶
装置に記憶されていた原画像と画像処理が施された画像
との対比を行えるようにした。請求項24の発明にかかる
画像表示装置では、前記画像処理として、記憶装置から
読み出された複数画像の中の基準画像との差異を補正す
る処理を他の画像に対して行い、被写体の変化に無関係
な形状,濃度,階調などを同条件にして画像間の対比が
容易に行えるようにした。
【0038】請求項25の発明にかかる画像表示装置で
は、前記画像処理として、記憶装置から読み出された複
数画像の中の2つの画像間において差分処理を行って、
画像間における差異を抽出し、原画像と差分が抽出され
た画像との対比が、これらの画像の切り替え表示によっ
て行える構成とした。
【0039】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。本発明に
かかる画像表示装置の一実施例のシステム構成を示す図
1において、画像記憶部1(記憶装置)は、医療診断用
として撮影された人体の放射線画像のデータを複数格納
するものであり、光磁気ディスク等から構成される。
【0040】前記放射線画像データは、放射線画像を記
録した銀塩フィルムに、レーザ・蛍光灯などの光源から
の光を照射して、銀塩フィルムの透過光を得て、かかる
透過光を光電変換して得たもの、或いは、被写体を透過
した放射線を蛍光体に吸収せしめ、その後、この蛍光体
を例えば光又は熱エネルギーで励起することによりこの
蛍光体が上記吸収により蓄積している放射線エネルギー
を蛍光として放射せしめ、この蛍光を光電変換して得た
ものであっても良い。
【0041】また、前記画像記憶部1とは別に、画像情
報記憶部2が設けられており、この画像情報記憶部2に
は、画像記憶部1に記憶されている各画像についての各
種情報として、例えば撮影日時,撮影部位,撮影条件,
画像処理条件,被検者等についての情報、更に、同じ被
検者の同じ部位を撮影した画像間における位置合わせ処
理の情報や異常陰影の検出結果などが記憶されている。
【0042】尚、前記位置合わせ情報とは、共通の被写
体部分を含む複数の画像において、その共通の被写体の
位置を相対的に合わせるように、それらの複数の画像の
うちの少なくとも1つの画像を座標変換する処理のため
の情報であり、撮影時における被写体のポジショニング
やX線入射方向の差異に起因する相対的な位置ずれを前
記位置合わせ情報に基づいた座標変換によって修正し
て、複数の画像の同じ解剖学的構造に対応する画像部分
を重ね合わせることを可能とする。
【0043】そして、前記画像記憶部1に記憶された画
像データと前記画像情報記憶部2に記憶された各種の付
随的な情報とは、画像管理部3によって照合されて読み
出されるようになっている。但し、画像情報記憶部2を
省略し、画像データと各画像に対応する各種情報とを対
にして画像記憶部1に記憶させる構成であっても良い。
【0044】前記画像記憶部1及び画像情報記憶部2の
記憶データは、操作卓4によって読み出し画像を任意に
選択することで、前記画像管理部3(画像読み出し手
段)によって随時読み出されるようになっており、読み
出された画像データは、必要に応じて画像処理部5(画
像処理手段)における画像処理を経た後、放射線画像の
読影を行わせるべく、CRTからなる画像表示部6に表
示される。
【0045】従って、放射線フィルムをシャウカステン
を用いて読影を行う場合に行われるような目的フィルム
を探し出し、これをシャウカステンに掛けるといった作
業が必要でなく、効率の良い読影作業が可能である。本
実施例のシステムでは、それぞれに画像表示部6を有す
る2つの画像表示ユニットA,B(画像表示手段)が設
けられており、各画像表示ユニットA,Bには、それぞ
れ画像表示部6の他に、画像メモリ7,表示制御部8が
設けられている。
【0046】前記画像記憶部1から読み出された画像デ
ータは、一旦画像表示ユニットAの画像メモリ7aに記
憶され、画像表示ユニットBをも用いて画像を表示させ
る場合には、転送制御部9によって制御されて前記画像
メモリ7aから画像メモリ7bに画像データが転送され
る構成としてある。即ち、2つの表示ユニットA,Bを
備える構成としたことで、少なくとも異なる2画像を同
時に表示することを可能としており、表示ユニットを3
つ以上備える構成であっても良い。
【0047】転送制御部9は、操作卓4を介して行われ
る表示フォーマットの指示に従って画像データの転送を
行うが、前記表示フォーマットの指示は、画像表示ユニ
ットAの表示制御部8aにも送られた後、前記転送制御
部9によって制御されて他方の表示制御部8bにも指示
されるようになっている。そして、表示制御部8では、
指定された表示フォーマットに従って画像を表示すべ
く、画像表示部6に出力する画像データの加工を行う。
【0048】前記画像データの加工には、画像を指定さ
れた表示サイズに適合させるための拡大,縮小処理や、
画像の階調を表示装置の輝度特性に適合させるためのウ
ィンドウ処理などの階調変換も含まれる。尚、前記拡大
縮小処理や階調変換等は、画像が画像メモリに転送され
る以前に画像処理部5において施されるような構成とし
ても良い。
【0049】ところで、例えば定期検診などによって定
期的に放射線撮影を行っている被検者については、被検
者毎の経時的な画像系列(以下、時系列画像という)が
でき上がる。そして、このようにして異なる時期に撮影
された同一被検者の同一部分(例えば胸部)の複数の放
射線画像間で差分処理(時系列処理)を行うことによ
り、変化のない正常構造陰影を打ち消して被検者の経時
変化を選択的に強調することができ、前記差分画像(時
系列処理画像)を原画像と共に表示することで、新たに
発生した病変や病状の変化した病変の見落としを防ぐこ
とができる。
【0050】そこで、本実施例では、前記時系列画像
(原画像)について予め前記差分処理を行ってかかる差
分画像(時系列処理画像)を原画像と共に記憶部1に記
憶させておくか、或いは、複数の時系列画像(原画像)
を記憶部1から読み出し、これらに基づいて画像処理部
5(時系列処理手段)において前記差分画像(時系列処
理画像)を新たに生成し、原画像と共に前記時系列処理
画像を提示することで、重要な経時変化の見落としがな
いようにしてある。
【0051】前記差分処理は、例えば図2のフローチャ
ートに示すようにして行われる。まず、2つの時系列画
像(1),(2)それぞれ(S1,S2)について前処
理(S3,S4))を行う。前記前処理は、差分処理の
演算を簡略化するための画像の縮小処理であり、例えば
画素の間引きや平均化処理が行われる。尚、時系列画像
に付する番号は、最も新しいものについて(1)を付
け、以下、古くなるに従って番号が増えるものとする。
【0052】前処理が終了すると、撮影時の被写体のポ
ジショニングやX線入射方向の差異に起因する画像間で
の被写体部分の相対的な位置ずれを合わせるための位置
合わせ処理が行われる(S5)。前記位置合わせ処理
は、特公昭61−14553 号公報, 特開昭63−278183号公
報,特開平1−70236 号公報等に開示されるような公知
の種々の方法を用いて行うことができる。
【0053】具体的には、例えば2つの画像間で相互に
対応する部分の位置ずれを線形近似により求め、該求め
られた位置ずれ量から2画像間の非線形な位置ずれの補
正関数を求めて行われる。また、外部入力されたパラメ
ータに基づいて大まかな位置合わせを行った後、対応す
る領域毎に相互相関法によりずれ量を算出して歪み補正
を行う構成であっても良い。
【0054】前記位置合わせの情報は、例えば平行移動
量,平行移動量と回転量との組み合わせ,多項式の次数
(多項式変換の場合),全ての画素に対するX方向の移
動量とY方向の移動量との組み合わせ,代表画素に対す
るX方向の移動量とY方向の移動量との組み合わせとし
て与えられる。位置合わせ処理が終了すると、2つの時
系列画像の対応する画素間で画像データの差分をとる差
分処理(S6)を実行し、差分画像が得られると、続い
て階調処理などの後処理(S7)を施して最終的に、時
系列画像に基づいて得られた差分画像(時系列処理画像
の1種としての経時差分画像)が設定される(S8)。
【0055】尚、図3のフローチャートに示すように位
置合わせ処理(S5)の直前(又は直後)に、画像全体
の濃度・階調を標準的な濃度・階調特性に合わせる濃度
・階調補正処理(S5’)を行わせるようにしても良
い。具体的には、米国特許5224177 号に開示されるよう
な濃度・階調補正処理を用いることができる。また、画
像を複数の小領域に分割し、対応する小領域内の画素値
の統計値が等しくなるように一方の画像の画素値を補正
する方法を用いても良い。前記統計量としては、平均
値,分散値等が用いられる。
【0056】ここで、経時差分画像と原画像とのいずれ
か一方を記憶部1から選択的に読み出して前記2つの画
像のいずれか一方のみを画像表示部6に表示させたり、
又は、画像処理部5で経時差分画像を生成させたときに
かかる経時差分画像のみを表示させる構成であると、経
時差分画像において観察された経時変化部分を原画像上
で直ちに確認することができず、診断精度,診断効率が
悪い。
【0057】そこで、本実施例では、前記時系列処理画
像(経時差分画像)と原画像(時系列画像)とを同一表
示画面上又は異なる表示画面上に同時に表示する構成と
して、時系列処理画像と原画像との対比を容易にし、以
て、時系列処理画像において観察された経時変化部分を
原画像上で直ちに確認することができるようにした。具
体的には、例えば図4に示すように、画像表示ユニット
Aの画像表示部6aには、原画像(1)(時系列画像の
中の最新の画像)をその表示画面に表示させる一方、前
記画像表示部6aに並べて配設される他方のユニットB
の画像表示部6bには、時系列処理画像(経時差分画
像)をその表示画面に表示させ、同時に原画像と時系列
処理画像とを異なる表示画面上に表示させて見比べるこ
とができるようにしている。これにより、時系列処理画
像(経時差分画像)に基づいて経時変化部分が観察され
ると、隣に表示されている原画像上でその部分を直ちに
確認できる。ここで、時系列処理画像は、経時変化が生
じている部分の発見のために表示させるものであり、時
系列処理画像によって経時変化の有無及びその位置を概
略読影し、かかる読影結果に基づいて経時変化が生じて
いるものと予測される原画像の部分を詳細に読影するこ
とで診断が行われることになる。
【0058】従って、原画像を表示させる画像表示部6
aの解像度は、原画像の画素数相当か或いはそれ以上と
して、原画像を劣化なく表示させることが望ましいが、
時系列処理画像については経時変化部分の有無及びその
位置を概略的に知るために表示させるものであるため、
原画像を表示させる表示画面に要求されるような高解像
度が必要ではない。そこで、原画像を表示させるものと
して予め設定された画像表示部6aの解像度は、原画像
の画素数相当か或いはそれ以上とするが、時系列処理画
像(又は/及び過去の時系列画像)を表示させるものと
して予め設定された画像表示部6bについては画像表示
部6aよりも解像度の低いもの、或いは、画像表示部6
aよりも画面サイズの小さいものを用いても良い。
【0059】画像表示部6aが高解像度を有するもので
あれば、画像の精細な表示が可能になると共に、同一画
面に複数の縮小画像を並べて表示しても画質の損失が小
さい。また、比較的低解像度の表示画面に時系列処理画
像を表示させることで、細かな正常構造物の陰影に影響
されることなく、経時変化部分を検知できる。更に、画
像表示部6bに不必要に過剰な解像度を要求しないこと
で、コスト低減を図れる。
【0060】具体的には、画像表示部6aとしてCRT
を用いることが、階調表現性能の点から好ましく、更
に、医療用高精細CRTとして知られている走査線1000
本系以上のCRTを用いることがより好ましい。画像表
示部6bとしては、CRT,プラズマディスプレイ,液
晶ディスプレイなどを用いることが好ましい。ところ
で、表示の形態としては、図5〜図8に示すように、画
像表示部6a側の同一表示画面上に原画像と時系列処理
画像とを同時に表示させる構成であっても良い。
【0061】図5及び図6に示す例は、原画像及び時系
列処理画像の両方を同じサイズに縮小して同一の表示画
面上に表示するものであり、図5に示す例では、画像表
示部6aの表示画面上で原画像と時系列処理画像とを左
右方向に並べて表示し、図6に示す例では、縦長の表示
画面に対して上側に原画像を、下側に時系列処理画像を
表示させている。
【0062】また、図7及び図8に示す例では、原画像
に対して時系列処理画像の縮小率を相対的により大きく
し、画像表示部6aの同一表示画面上に並べて同時に表
示するものであり、図7に示す例では、画像サイズ(縮
小率)の異なる2つの画像を左右方向に並べて表示し、
図8に示す例では、縦長の表示画面の上側に原画像を表
示し、縮小率の大きな時系列処理画像を前記原画像の下
側にその一部が原画像の上に重なるように表示してい
る。
【0063】時系列画像については、細かな陰影の読影
は必要でなく、かえって経時変化部分の検知の妨げにな
る場合もあるので、上記のようにより大きな縮小率で縮
小表示しても問題はなく、また、縮小率を大きくするこ
とで経時変化部分の観察に不要な細かな陰影が潰れて経
時変化部分の検知が容易となる。更に、図9に示す例で
は、原画像(時系列画像)を最新のもの(1)のみでは
なく、時系列処理画像を求めたときに用いた2つの原画
像(1),(2)の双方を同時に表示する構成としてあ
る。即ち、図9に示す例では、画像表示部6aには最新
の原画像(1)のみを縮小することなく表示させる一
方、画像表示部6bには、前回に撮影された原画像
(2)と2つの原画像(1),(2)を用いて生成され
た時系列処理画像(経時差分画像)とをそれぞれ縮小し
て上下方向に並べて表示させている。
【0064】また、図10に示す例では、最新の原画像に
ついては、図9に示す例と同様に画像表示部6aに縮小
することなく表示させるが、画像表示部6bに異なる2
つの時系列画像の組み合わせに基づいて生成された2つ
の時系列処理画像を上下に並べて縮小表示させている。
前記画像表示部6bに表示される2つの時系列処理画像
のうちの上側の画像は、最新の原画像(1)と前回の原
画像(2)との差分画像であり、下側の画像は、最新の
原画像(1)と前々回の原画像(3)との差分画像であ
り、これら2つの時系列処理画像の表示によって、前回
撮影時から最新撮影時の間における被写体の経時的な変
化と共に、前々回から最新の撮影時の変化における被写
体の経時的な変化をも提示することが可能である。
【0065】また、図10に示す例において、画像表示部
6bに、2つの時系列処理画像と共に、原画像(2)及
び/又は原画像(3)を縮小表示させる構成としても良
い。一方、図11に示す例では、画像表示部6aには原画
像(1)のみを縮小することなく表示させ、画像表示部
6aには、最新の原画像(1)と前回の原画像(2)と
の差分処理によって生成した時系列処理画像(経時差分
画像)として、処理条件の異なる2つの画像を上下に並
べて縮小表示させてある。
【0066】前記処理条件としては、例えば、一方を通
常の差分画像とし、他方については前記差分画像を白黒
反転した画像とすることができ、かかる表示によって経
時変化部分が黒と白との両方で表されて、時系列処理画
像に基づく経時変化部分の検知が一層容易となる。ま
た、差分処理の前に行われる濃度・階調補正処理におけ
る標準濃度,標準階調を異ならせた2つの時系列処理画
像を並べて同時に表示させる構成であっても良く、この
場合も、単独の時系列処理画像を表示させる場合に比べ
経時変化部分の検知が容易になる。
【0067】尚、図9〜図11に示すような表示内容を、
画像表示部6aの表示画面のみを用いて例えば図12〜図
14に示すように行わせる構成であっても良く、また、逆
に、画像表示ユニット(画像表示部6)を3つ設け、各
画像表示部6の表示画面に図9〜図11にそれぞれ示され
る3つの画像を個別に表示させる構成であっても良い。
【0068】上記図5〜図14に示すように、画像を縮小
表示させる構成であれば、高速な画像表示が可能である
と共に、最新の原画像に基づく診断の参考となるべき複
数の画像を、多くの表示画面を用いることなく同時に表
示することができる。また、縮小表示により、画像同士
の表示位置を近づけることができるので、視線移動が少
なく観察が容易である。
【0069】縮小表示のための画素数の減少処理として
は、間引き処理又は平均化間引き処理を用いることがで
きる。また、縮小率が整数でない場合には、直線補間な
どの補間縮小処理を用いても良い。上記実施例におい
て、例えば複数の時系列画像のうちから選択した2つの
画像をそれぞれ画像表示部6a,6bに同時に表示させ
る構成とすることも可能であり、かかる2つの時系列画
像の表示画面の観察に基づいて選択的に時系列処理画像
の読み出し又は生成を行わせる構成としても良い。
【0070】ところで、上記実施例では、時系列画像
(原画像)及び時系列処理画像(経時差分画像)を同一
表示画面又は相互に異なる表示画面上に同時に表示させ
ることで、画像間の対比が容易に行える構成となってい
るが、時系列画像と時系列処理画像とを見比べて経時変
化部分の正確な位置や範囲又は変化の程度を認識するに
は、表示された複数の画像から相互に対応する小さな領
域を経験と知識とに基づいて選択し、それらの小さな領
域をかわるがわる見比べて判断しなければならない。
【0071】そこで、以下に示す実施例では、経時変化
部分の対比をより行いやすい形で表示させることができ
るようにして、診断精度及び診断効率の向上を図る。即
ち、操作卓4(基準領域設定手段)等の操作によって表
示画面上の画像における任意の領域を座標指定できるよ
うになっており、例えば、2つの時系列画像(原画像)
を各表示部6a,6bに同時に表示させた場合に、最新
の時系列画像(基準画像)上での関心領域を基準領域と
して設定すると、過去の画像(参照画像)上で前記設定
された関心領域と同じ被写体部分に対応する領域が参照
領域として自動的に設定され(参照領域設定手段)、前
記基準領域と参照領域とを示す窓枠状の図形表示が、図
15に示すように、表示画面上の画像に重ねて表示される
ようにしてある。
【0072】前記基準領域の設定は、操作卓4に設けら
れたマウス等のポインティングデバイスを用いて指定す
るようにしても良いし、操作卓4に設けられたキーボー
ドを用いて座標入力しても良い。また、各表示部にタッ
チパネルが設けられていて、表示画像上の任意の点に直
接触れることにより指定できるような構成にしても良
い。
【0073】かかる構成によれば、経時変化を認識した
い関心領域があるときに、基準画像上でその領域(基準
領域)を指定することで、参照画像上での比較観察領域
が参照領域として窓枠で囲まれて表示されるから、対比
はそれぞれの窓枠内の画像のみに注目すれば良く、画像
間での経時変化の程度等を効率良く検知できる。尚、過
去の画像を基準画像として基準領域を設定し、最新の画
像上で前記基準領域と対比すべき参照領域を設定させる
構成であっても良い。また、時系列処理画像と原画像と
のいずれか一方を基準画像とし他方を参照画像として、
上記同様に基準領域,参照領域の設定を行わせても良
い。
【0074】また、基準領域は前述のように操作卓4に
よる任意の設定を行わせても良いが、例えば経時変化部
分が強調されることになる時系列処理画像(経時差分画
像)と原画像とを表示させる場合には、前記時系列処理
画像から経時変化の部分を検出し、該検出部分を含む領
域を基準領域として自動設定させる一方(基準領域設定
手段)、原画像上で前記基準領域に対応する参照領域を
設定して(参照領域設定手段)、これら基準領域,参照
領域を識別できる図形を時系列処理画像及び原画像上に
重ねて表示させる構成としても良い。
【0075】更に、過去に自動検知又は医師による診断
により異常陰影部として検知された領域を記憶させてお
き、かかる記憶データに基づいて基準領域の初期設定を
行わせる構成としても良い。かかる構成によると、経時
変化部分の自動検出結果に基づいて最新の原画像上で注
目すべき領域が設定され、然も、かかる領域が図形の重
ね表示によって明確に示されるから、経時変化の確認が
一層簡便に行える。
【0076】ここで、基準領域と参照領域とが設定され
ると、画像間の対比は専ら前記領域内の画像について行
われることになるから、基準領域と参照領域との少なく
とも一方について表示画面上に設定された領域のみを拡
大表示させる(拡大画像表示手段)ことができるように
すると良い(図15参照)。上記のように注目すべき領域
が拡大表示されれば、経時変化の詳細な観察が可能にな
る。
【0077】更に、基準領域を示す図形又は拡大表示さ
れた基準領域の画像を表示画面に対して操作卓4の操作
によって上下左右にスクロールできるようにすると共に
(スクロール表示手段)、かかる基準領域のスクロール
量,方向に対応して、参照領域を示す図形又は拡大表示
された参照領域の画像を、基準領域のスクロールに同期
してスクロールさせる構成とすることが好ましい(スク
ロール制御手段)。
【0078】この場合には、基準画像上において、経時
変化が観察された領域又は関心領域のみならず、周辺領
域の詳細な観察が容易に行えるようになる。また、かか
る基準画像でのスクロールに同期して参照領域のスクロ
ールも行われるから、周辺領域の対比観察が容易に行え
る。ところで、基準画像上の基準領域に対応する参照領
域を参照画像上で設定するときに、基準画像上における
被写体位置と参照画像上での被写体位置とがずれている
場合には、基準領域の座標位置をそのまま参照領域の座
標位置としても、同じ被写体部分を参照領域とすること
はできない。従って、基準領域の座標位置と共に、共通
する被写体部分の画像データを用いて、基準領域に含ま
れる被写体部分と同じ部分が参照領域として設定される
ようにする必要がある。
【0079】具体的には、基準画像及び参照画像上にお
いて、共通の被写体内の主な構造の位置を検出し、前記
主な構造内の代表的な1点を座標原点と考えて設定した
相対座標値を用いることにより、簡易的な位置合わせを
行うことができる。例えば、胸部画像において、特開昭
62−77353 号公報に開示されるような方法を用いて、脊
椎線のx座標と肺野上端のy座標を、基準画像及び参照
画像のそれぞれについて決定し、それらを原点とした相
対x,y座標を用いるようにすれば、基準領域の相対座
標位置をそのまま参照領域の相対座標位置としても、胸
郭内の構造については概略同じ被写体部分が選ばれるこ
とになる。
【0080】更に、精度の高い方法としては、差分画像
を求める場合のように、高精細な位置合わせの処理を行
う。前記参照領域の設定のための位置合わせ情報は、前
述のように、例えば平行移動量,平行移動量と回転量と
の組み合わせ,多項式の次数(多項式変換の場合),全
ての画素に対するX方向の移動量とY方向の移動量との
組み合わせ,代表画素に対するX方向の移動量とY方向
の移動量との組み合わせとして与えられる。
【0081】ここで、基準領域が設定された際に、基準
画像及び参照画像の共通の被写体部分の画像データを用
いて基準領域付近の部分画像に関する位置合わせ情報を
発生し、かかる位置合わせ情報と基準領域の座標とに基
づいて参照領域の座標を設定させることができる(座標
決定手段)。また、予め算出された位置合わせ情報を画
像データに対応させて画像情報記憶部2(記憶手段)に
記憶させておき、前記位置合わせ情報のうちの少なくと
も一部(基準領域として指定された領域付近の情報)を
読み出して用いる構成としても良い。
【0082】更に、画像表示とは無関係に、基準画像及
び参照画像における共通の被写体部分の画像データを用
いて位置合わせ情報を算出しておき(位置合わせ情報算
出手段)、それを画像情報記憶部2に記憶させておい
て、必要に応じてその少なくとも一部を読み出して用い
る構成でも良い。位置合わせ情報と基準領域の座標に基
づく参照領域の座標設定(座標決定手段)は、例えば基
準領域の中心点の座標と前記位置合わせ情報とに基づい
て参照領域の中心点の座標を決定し、該決定した点を中
心に基準領域と等しい大きさの領域を選んで行われる。
【0083】また、基準領域を囲む多角形(図15に示す
例では四角形)の頂点の座標と前記位置合わせ情報とに
基づいて参照領域を囲む多角形の頂点の座標を決定する
こともできる。更に、位置合わせ情報に基づいて座標変
換した参照画像を予め記憶しておき、基準領域と同一の
座標位置の領域を参照領域とすることもできる。
【0084】ところで、上記実施例では、時系列画像や
時系列処理画像を同一表示画面上又は異なる表示画面上
に同時に表示することで、これらの画像の比較読影によ
る経時変化の検知を容易とし、以て、診断効率,診断精
度を向上させる構成としたが、例えば比較したい同一被
写体の画像が3枚以上ある場合などでは、複数の画像を
同一表示面上の同一位置に切り替えて表示する方が、読
影に好都合な場合がある。
【0085】そこで、本実施例では、同一被写体の複数
画像について、前述のような同時表示モードの他に、同
一被写体の複数画像を同一表示面上の同一位置に切り替
えて表示するモードを備えている。前記切り替え表示モ
ートでは、例えば上記のような複数の時系列画像又は該
時系列画像と時系列処理画像との組み合わせを読影対象
とする場合に、これら複数の画像が、画像表示部6aの
同一位置に順次切り替え表示される。
【0086】前記切り替えの間隔は、予め設定された一
定時間であっても良いが、任意に切り替え時間を変更で
きるようにすることが好ましく、また、切り替えタイミ
ングをその都度医師等が操作卓4を介して指示する構成
とすることもでき、更に、一定時間で切り替えを行わせ
る場合であっても、画像切り替えの一時停止を任意に行
えるようにすると良い。
【0087】また、表示される画像の順番は、任意に指
定できるようにしても良いが、それぞれの画像に対応し
て記憶されている撮影日時の情報に基づいて撮影順に従
って自動的に表示順が決定される構成とすることもでき
る。このように撮影順に画像が切り替え表示されれば、
被写体の経時的な変化の様子を的確に捉えることが可能
となる。
【0088】更に、例えば上記のように時系列画像と時
系列処理画像とからなる複数の画像を切り替え表示する
場合には、前記複数画像の中で基準となる画像(例えば
最新の時系列画像又は時系列処理画像)を、他の複数画
像の切り替え表示の間毎に表示させる構成とすることも
できる。即ち、基準画像を1枚置きに表示する構成と
し、基準画像以外の画像の直前及び直後には必ず基準画
像が表示され、基準画像以外の各画像について基準画像
との比較が容易に行える構成とする。
【0089】また、画像の切り替えは、画像全体を一時
に切り替えるのではなく、例えば時系列処理画像(経時
差分画像)から経時変化の大きい部分を検出し、該経時
変化部分から切り替えを開始して切り替え領域を周囲に
拡大していく構成としたり、例えば医師が異常陰影のあ
るものとしてポインティングデバイスで指定した部分又
は過去に異常陰影部分として指定された部分を画像切り
替えの開始点として、切り替え領域を前記開始点から周
囲に徐々に拡大させる構成とすることができる。このよ
うに、関心領域から画像の切り替えを開始して複数画像
を切り替え表示させる構成とすれば、関心領域の画像間
での変化を捉えやすくなる。
【0090】また、前記時系列処理画像は、予め記憶部
1に記憶されたものであっても良い、前述のように、記
憶された時系列画像を用いて新たに生成させる構成であ
っても良い(画像処理手段)。更に、複数の画像を切り
替え表示させる場合に、画像毎に濃度,階調特性のばら
つきがあったり、撮影時の被写体のポジショニングやX
線の入射方向の差異による画像間での被写体の位置ずれ
があったり、また、個々の画像毎に個別に拡大,縮小処
理や回転などの画像処理が行われていて被写体形状が異
なっていると、複数画像を同時に見比べることができな
いため、これらの被写体とは無関係な画像間の差異に影
響されて本来の被写体の読影精度を悪化させる可能性が
高い。
【0091】従って、画像を同一表示画面上の同一位置
に切り替え表示させるに当たっては、前記被写体とは無
関係な画像間の差異を補正する処理を行ってから切り替
え表示を行わせる構成とすることが好ましい。具体的に
は、例えば最新の撮影画像や複数画像の中で他の画像と
の差異が最も少ない画像を、同一被写体の複数画像の中
の基準画像と特定し、この基準画像に合わせるように他
の画像データを補正処理(階調,濃度補正、位置合わせ
補正、拡大,縮小補正等)する。
【0092】尚、前記補正処理された画像をあらためて
記憶部1に記憶させても良いし、補正処理の条件を画像
に対応させて画像情報記憶部2に記憶させても良い。本
発明において、同時表示又は切り替え表示させる同一被
写体の複数画像としては、同一の被写体を異なる撮影時
期に撮影した時系列画像又は該時系列画像を用いて生成
された時系列処理画像の他、同一の被写体を同時期に異
なるX線エネルギーの下に撮影した複数の画像、また、
それらの画像間差分処理によって生成されたエネルギー
差分画像であっても良い。エネルギー差分処理として
は、特開昭60−222034号公報に開示される処理を用いる
ことができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように請求項1及び2の発
明にかかる画像表示装置によると、共通の被写体部分を
それぞれ含む複数の画像を、同一表示画面上又は異なる
表示画面上に同時に表示することで、複数の時系列的な
画像間での、或いは、原画像と時系列処理画像との間で
の比較読影が容易になり、かつ、画像読影のために必要
とされる作業を簡略化することができるという効果があ
る。
【0094】請求項3及び4の発明にかかる画像表示装
置によると、共通の被写体部分をそれぞれ含む複数の画
像から処理画像を生成して、この処理画像と原画像とを
同時に表示させるので、処理画像と原画像との対比が行
えるようになり、特に、時系列画像を画像処理して時系
列処理画像を生成する構成とすれば、時系列画像のみの
情報しか記憶されていない場合であっても、経時変化部
分の見逃し防止に役立つ時系列画像を原画像と共に提示
できるという効果がある。
【0095】請求項5の発明にかかる画像表示装置によ
ると、表示画像のうちの少なくとも1画像を縮小表示す
ることで、同一表示画面上に複数の画像を同時に表示さ
せることが可能となるという効果がある。請求項6の発
明にかかる画像表示装置によると、同時表示される複数
画像においてその縮小率に差を付けて、例えば基準とな
る画像は比較的大きく表示して読影性を確保する一方、
参考程度とする画像(例えば時系列処理画像又は過去の
時系列画像)については比較的小さく表示して表示画面
を有効利用できるという効果がある。
【0096】請求項7の発明にかかる画像表示装置によ
ると、表示される画像のうちで最も画素数の大きい画像
の画素数と同等又はそれ以上の解像度を有する表示画面
を備えることで、特に読影の基準となる画像について劣
化なく表示することが可能となり、診断精度を維持でき
るという効果がある。請求項8の発明にかかる画像表示
装置によると、例えば医療診断用として基準となる原画
像(時系列画像のうちの最新の画像)については、解像
度の高い方の表示画面に表示し、診断に参考とする時系
列処理画像については解像度の低い方の表示画面に表示
することで、原画像の読影に基づく診断性能の確保を図
りつつ、表示手段の解像度を必要最小限としてコスト低
減を図ることができるという効果がある。
【0097】請求項9〜11の発明にかかる画像表示装置
によると、同時表示される複数の画像である基準画像と
参照画像とにおいて、基準画像上で基準領域を設定する
と、これに対応する参照画像上での領域が参照領域とし
て設定され、かかる設定に基づいて画像間において異な
る部分の比較をより容易に行えるように提示できるとい
う効果があり、特に、時系列画像間或いは原画像と時系
列処理画像との間で経時変化部分の比較を容易に行え
る。
【0098】請求項12〜14の発明にかかる画像表示装置
によると、基準画像と参照画像との間で被写体の位置ず
れがあっても、基準領域に対応する参照領域を精度良く
設定することができるという効果がある。請求項15の発
明にかかる画像表示装置によると、基準領域と参照領域
との少なくとも一方について、その位置を示す図形を画
像に重ねて表示することで、画像全体の中で基準領域又
は参照領域のみを関心領域として中心的に読影できると
いう効果がある。
【0099】請求項16の発明にかかる画像表示装置によ
ると、基準領域と参照領域との少なくとも一方に含まれ
る部分画像を選択的に拡大して表示するので、設定した
関心領域のみを拡大して読影できるという効果がある。
請求項17の発明にかかる画像表示装置によると、基準領
域をスクロールできると共に、該スクロールに同期して
参照領域もスクロールされるから、基準領域と参照領域
との比較を行わせながら基準領域のスクロールが行え、
以て、真の関心領域の特定を容易に行え、また、関心領
域の周囲の状態を容易に比較読影できるという効果があ
る。
【0100】請求項18の発明にかかる画像表示装置によ
ると、共通の被写体部分を含む複数の画像を交互に切り
替えて同一画面上の同一部分に表示させることで、複数
の画像間の対比、詳しくは、同一被写体部分の画像毎の
変化の観察を視線移動の必要なく行えるという効果があ
る。請求項19の発明にかかる画像表示装置によると、画
像の表示の切り替えが所定時間毎に行われ、所定の時間
間隔毎に観察対象の画像が次々に同一表示画面上の同一
部分に表示されて、複数の画像の対比が行えるという効
果がある。
【0101】請求項20の発明にかかる画像表示装置によ
ると、複数の画像を撮影時期に基づいた順番で切り替え
表示するので、撮影時期の古いものから新しいものへ、
或いは、新しいものから遡って古いものへ、時系列的な
被写体の変化を観察できるという効果がある。請求項21
の発明にかかる画像表示装置によると、基準画像以外の
画像が表示されると必ず基準画像が次に切り替え表示さ
れるので、常に基準画像を前後に挟んで画像を読影する
ことができ、基準画像以外の画像全てについて基準画像
との対比を容易に行えるという効果がある。
【0102】請求項22の発明にかかる画像表示装置によ
ると、画像の一部から表示画像の切り替えを開始し、表
示画像を徐々に次の画像に切り替える構成としたので、
例えば画像間で変化の大きい部分や異常陰影部分から切
り替えを開始させるようにすれば、画像間での被写体変
化の様子を読影しやすくなるという効果がある。請求項
23の発明にかかる画像表示装置によると、記憶装置から
読み出された複数の画像を用いて画像処理を行って新た
な画像を生成し、読み出した画像と共に前記生成された
画像を交互に切り替えて表示するので、記憶装置に記憶
されていた原画像とこれらの原画像を用いて画像処理が
施された画像との対比を行えるという効果がある。
【0103】請求項24の発明にかかる画像表示装置によ
ると、記憶装置から読み出された複数画像の中の基準画
像との差異を補正する処理を他の画像に対して行うの
で、被写体の変化に無関係な形状,濃度,階調などを同
条件にして複数画像を切り替え表示させることが可能と
なり、被写体の変化を容易に捉えることができるという
効果がある。
【0104】請求項25の発明にかかる画像表示装置によ
ると、記憶装置から読み出された複数画像の中の2つの
画像間において差分処理を行って、該差分処理画像と原
画像とを切り替え表示するので、前記差分処理画像によ
って画像間における差異(例えば被写体の経時変化)を
参照しつつ原画像の読影を行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図。
【図2】実施例における差分処理の様子を示すフローチ
ャート。
【図3】実施例における差分処理の様子を示すフローチ
ャート。
【図4】原画像と時系列処理画像との表示形態の例を示
す図。
【図5】原画像と時系列処理画像との表示形態の例を示
す図。
【図6】原画像と時系列処理画像との表示形態の例を示
す図。
【図7】原画像と時系列処理画像との表示形態の例を示
す図。
【図8】原画像と時系列処理画像との表示形態の例を示
す図。
【図9】原画像と時系列処理画像との表示形態の例を示
す図。
【図10】原画像と時系列処理画像との表示形態の例を示
す図。
【図11】原画像と時系列処理画像との表示形態の例を示
す図。
【図12】原画像を含む3画像を1画面に表示する形態の
例を示す図。
【図13】原画像を含む3画像を1画面に表示する形態の
例を示す図。
【図14】原画像を含む3画像を1画面に表示する形態の
例を示す図。
【図15】基準画像上の基準領域と参照画像上の参照領域
例を示す図。
【符号の説明】
1 画像記憶部 2 画像情報記憶部 3 画像管理部 4 操作卓 5 画像処理部 6a,6b 画像表示部 7a,7b 画像メモリ 8a,8b 表示制御部 9 転送制御部 A,B 画像表示ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/00 V 9377−5H (72)発明者 木戸 淳 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内 (72)発明者 吉村 仁 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記憶装置に格納された共通の被写体部分を
    それぞれ含む複数の画像を読み出す画像読み出し手段
    と、 該画像読み出し手段で読み出された複数の画像の中の少
    なくとも2画像を、同一表示画面又は異なる表示画面上
    に同時に表示する画像表示手段と、 を有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記共通の被写体部分をそれぞれ含む複数
    の画像が、複数の時系列的な原画像群であるか、或い
    は、少なくとも1枚の前記原画像と該原画像に対応する
    時系列処理画像とを含む画像群であることを特徴とする
    請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】記憶装置に格納された共通の被写体部分を
    それぞれ含む複数の画像を読み出す画像読み出し手段
    と、 該画像読み出し手段で読み出された複数の画像の中の少
    なくとも2画像を用いて画像処理を行って処理画像を生
    成する画像処理手段と、 前記画像読み出し手段で読み出された複数の画像と前記
    画像処理手段で生成された処理画像とを含んでなる複数
    の画像の中の少なくとも2画像を、同一表示画面上又は
    異なる表示画面上に同時に表示する画像表示手段と、 を有することを特徴とする画像表示装置。
  4. 【請求項4】前記共通の被写体部分をそれぞれ含む複数
    の画像が、複数の時系列的な原画像群であり、前記処理
    画像が時系列処理画像であることを特徴とする請求項3
    記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】前記画像表示手段により表示される画像の
    うち少なくとも1画像が、画素数の減少処理によって縮
    小表示されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    1つに記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】前記画像表示手段により表示される画像の
    うちの少なくとも1枚の原画像の縮小率に比較して他の
    画像の縮小率を相対的に大きくしたことを特徴とする請
    求項5記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】前記画像表示手段が、表示される画像のう
    ちで最も画素数の大きい画像の画素数と同等又はそれ以
    上の解像度を有する表示画面を有することを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか1つに記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】前記画像表示手段が、解像度が相互に異な
    る複数の表示画面を有し、表示される画像のうちの少な
    くとも1枚の原画像を解像度の相対的に高い表示画面に
    表示し、時系列処理画像を解像度の相対的に低い表示画
    面に表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    1つに記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】記憶装置に格納された共通の被写体部分を
    それぞれ含む複数の画像を読み出す画像読み出し手段
    と、 該画像読み出し手段で読み出された複数の画像を同一表
    示画面上又は異なる表示画面上に同時に表示する画像表
    示手段と、 前記複数画像のうちの1枚の基準画像上で基準領域を設
    定する基準領域設定手段と、 前記複数画像のうちの前記基準画像以外の少なくとも1
    枚の参照画像上で前記基準領域に対応する参照領域を設
    定する参照領域設定手段と、 を有することを特徴とする画像表示装置。
  10. 【請求項10】前記共通の被写体部分をそれぞれ含む複数
    の画像が、複数の時系列的な画像群であることを特徴と
    する請求項9記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】前記共通の被写体部分をそれぞれ含む複数
    の画像が、少なくとも1枚の原画像と該原画像に対応す
    る時系列処理画像とを含む画像群であることを特徴とす
    る請求項9記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】前記参照領域設定手段が、前記基準領域の
    座標と前記基準画像及び参照画像における共通の被写体
    部分の画像データとに基づいて、前記参照領域の座標を
    決定する座標決定手段を含んで構成されることを特徴と
    する請求項9〜11のいずれか1つに記載の画像表示装
    置。
  13. 【請求項13】前記参照領域設定手段が、前記基準画像と
    参照画像との間における被写体部分の位置合わせ情報を
    記憶する記憶手段と、該記憶手段から読み出した位置合
    わせ情報と前記基準領域の座標とに基づいて参照領域の
    座標を決定する座標決定手段と、を含んで構成されるこ
    とを特徴とする請求項9〜11のいずれか1つに記載の画
    像表示装置。
  14. 【請求項14】前記参照領域設定手段が、前記基準画像及
    び参照画像における共通の被写体部分の画像データに基
    づいて位置合わせ情報を算出する位置合わせ情報算出手
    段と、該位置合わせ情報算出手段で算出された位置合わ
    せ情報と前記基準領域の座標とに基づいて前記参照領域
    の座標を決定する座標決定手段と、を含んで構成される
    ことを特徴とする請求項9〜11のいずれか1つに記載の
    画像表示装置。
  15. 【請求項15】前記画像表示手段が、前記基準領域と参照
    領域との少なくとも一方についてその位置を示す図形を
    画像に重ねて表示することを特徴とする請求項9〜14の
    いずれか1つに記載の画像表示装置。
  16. 【請求項16】前記画像表示手段が、前記基準領域と参照
    領域との少なくとも一方に含まれる部分画像を選択的に
    拡大して表示する拡大画像表示手段を有することを特徴
    とする請求項9〜14のいずれか1つに記載の画像表示装
    置。
  17. 【請求項17】前記画像表示手段が、前記基準領域及び参
    照領域を示す図形又は前記基準領域及び参照領域の拡大
    画像を前記表示画面に対してスクロールするスクロール
    表示手段と、前記基準領域のスクロールに同期して前記
    参照領域のスクロールを行い、かつ、前記参照領域のス
    クロールが前記基準領域のスクロールに対応するように
    前記参照領域のスクロール方向及びスクロール量を制御
    するスクロール制御手段と、を含んで構成されることを
    特徴とする請求項15又は16に記載の画像表示装置。
  18. 【請求項18】記憶装置に格納された共通の被写体部分を
    それぞれ含む複数の画像を読み出す画像読み出し手段
    と、 該画像読み出し手段で読み出された複数の画像を交互に
    切り替えて同一表示画面上の同一位置に表示する画像表
    示手段と、 を含んで構成されることを特徴とする画像表示装置。
  19. 【請求項19】前記画像表示手段が、所定の時間間隔毎に
    画像を切り替えて表示することを特徴とする請求項18記
    載の画像表示装置。
  20. 【請求項20】前記画像表示手段が、複数の画像を撮影時
    期に基づいた順番で切り替え表示することを特徴とする
    請求項18又は19に記載の画像表示装置。
  21. 【請求項21】前記画像表示手段が、3枚以上の複数画像
    を交互に切り替えて表示する場合に、前記複数画像の中
    の1枚の基準画像を、他の複数画像の切り替え表示の間
    毎に表示させることを特徴とする請求項18又は19に記載
    の画像表示装置。
  22. 【請求項22】前記画像表示手段が、画像の一部から表示
    画像の切り替えを開始し、表示画像を徐々に次の画像に
    切り替えることを特徴とする請求項18〜21のいずれか1
    つに記載の画像表示装置。
  23. 【請求項23】前記画像読み出し手段で読み出された複数
    の画像を用いて画像処理を行い新たな画像を生成する画
    像処理手段を備え、前記画像表示手段が、前記画像読み
    出し手段で読み出された画像と共に前記画像処理手段で
    生成された画像を交互に切り替えて表示することを特徴
    とする請求項18〜22のいずれか1つに記載の画像表示装
    置。
  24. 【請求項24】前記画像処理手段が、前記画像読み出し手
    段で読み出された複数画像の中の基準画像との差異を補
    正する処理を他の画像に対して行うことを特徴とする請
    求項23記載の画像表示装置。
  25. 【請求項25】前記画像処理手段が、前記画像読み出し手
    段で読み出された複数画像の中の2つの画像間において
    差分処理を行うことを特徴とする請求項23記載の画像表
    示装置。
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