JP2016137007A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原画像と減弱画像とを交互に切り替えて表示する際の読影精度及び読影効率を向上させる画像表示装置を提供する。
【解決手段】医用画像の原画像50と、原画像50から特定の正常組織としての骨組織を減弱させたBS画像60と、を交互に切り替えて表示する画像表示装置において、原画像50又はBS画像60が表示された状態で表示中の画像に対して所定の画像処理を行うよう操作部から操作が行われた場合に、表示中の画像に対して所定の画像処理を行うとともに、表示中の画像に対応するBS画像60又は原画像50に対しても所定の画像処理を行う。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像表示装置及び画像表示方法に関する。
近年、医療の分野では、CR(Computed Radiography)、DR(Digital Radiography)、CT(Computed Tomography)等、医用画像のデジタル化が進んでいる。医用画像内において骨組織と病変とが重なっていると、病変を見落とす可能性があるため、医用画像に対して骨組織を減弱させるBone Suppression処理(骨減弱処理)を施す技術が開発されている(特許文献1参照)。
また、骨組織に限らず、医用画像から特定の正常組織を減弱させる処理も行われている。特定の正常組織として、骨組織以外に、例えば、心臓、大動脈、肺動脈、血管、気管支、横隔膜等が減弱される。医用画像の原画像と、特定の正常組織を減弱させた減弱画像と、を比較することにより、原画像では正常組織に隠れて見落とすおそれがあった病変を発見しやすくなる。
また、特定の正常組織を含む原画像と、特定の正常組織が減弱(除去)された減弱画像と、を交互に切り替えて表示させることで、2次元撮影の画像でありながら、時間的な動きが加わり、コントラストが低くて見づらい異常陰影(病変)が浮かび上がるように見える効果が生じる。これは、人間の視覚効果(仮現運動)を利用したものであり、異常陰影を効果的に印象づけることができる。このように、原画像と減弱画像とを切り替えて表示させることで、原画像のみの読影や減弱画像のみの読影より、効果的で見落としが少ない読影を行うことができる。
特表2012−523889号公報
しかしながら、上記従来技術において、原画像と減弱画像との切り替え表示を効果的に行うためには、2枚の画像間で特定の正常組織の有無以外の違いがないことが望ましい。例えば、原画像と減弱画像の一方の画像に対して階調変換の変更、白黒反転、回転等の画像処理を施した場合に、画像処理後の一方の画像と、他方の画像と、がユーザーが閲覧上同一と認識することが難しくなってしまうと、病変が浮き出て見える効果が得られないおそれがあった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、原画像と減弱画像とを交互に切り替えて表示する際の読影精度及び読影効率を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、医用画像の原画像と、当該原画像から特定の正常組織を減弱させた減弱画像と、を交互に切り替えて表示する表示手段と、ユーザーによる操作を受け付ける操作手段と、前記表示手段に前記原画像又は前記減弱画像が表示された状態で当該表示中の画像に対して所定の画像処理を行うよう前記操作手段から操作が行われた場合に、当該表示中の画像に対して前記所定の画像処理を行うとともに、当該表示中の画像に対応する前記減弱画像又は前記原画像に対しても前記所定の画像処理を行う制御手段と、を備える画像表示装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置において、前記所定の画像処理には、階調変更、白黒反転、回転、左右反転、拡大、縮小、パンニング、部分拡大処理、アノテーションの付加、オーバーレイの付加、又は、マルチ周波数処理が含まれる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像表示装置において、前記制御手段は、所定の時間間隔で、前記表示手段に表示される前記原画像と前記減弱画像とを切り替える。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像表示装置において、前記制御手段は、ユーザーによる前記操作手段からの切り替えを指示するための操作に基づいて、前記表示手段に表示される前記原画像と前記減弱画像とを切り替える。
請求項5に記載の発明は、医用画像の原画像と、当該原画像から特定の正常組織を減弱させた減弱画像と、を交互に切り替えて表示する表示手段と、ユーザーによる操作を受け付ける操作手段と、制御手段と、を備える画像表示装置における画像表示方法であって、前記制御手段により、前記表示手段に前記原画像又は前記減弱画像が表示された状態で当該表示中の画像に対して所定の画像処理を行うよう前記操作手段から操作が行われた場合に、当該表示中の画像に対して前記所定の画像処理を行うとともに、当該表示中の画像に対応する前記減弱画像又は前記原画像に対しても前記所定の画像処理を行う工程を含む。
本発明によれば、原画像と減弱画像とを交互に切り替えて表示する際の読影精度及び読影効率を向上させることができる。
医用画像システムのシステム構成図である。 画像表示装置の機能的構成を示すブロック図である。 DICOMデータのデータ構造の例を示す。 データベースのデータ構成を示す。 画像受信処理を示すフローチャートである。 画像表示処理を示すフローチャートである。 画像表示処理を示すフローチャートである。 原画像と骨組織を減弱させた減弱画像との切り替え表示例である。 原画像及び骨組織を減弱させた減弱画像に対して、処理対象となる画像操作領域を指定した場合の切り替え表示例である。 原画像及び骨組織を減弱させた減弱画像の画像操作領域に対して、拡大及び回転を施した場合の切り替え表示例である。
以下、本発明に係る画像表示装置の実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1に、医用画像システム100のシステム構成を示す。図1に示すように、医用画像システム100は、モダリティー10と、画像処理装置20と、画像表示装置30と、がLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されて構成されている。通信ネットワークNは、DICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格が適用されている。
なお、通信形態は、DICOM規格に則るのが一般的であるが、画像通信が可能なFTP(File Transfer Protocol)、ソケット通信あるいはプライベートな通信規約に従うことも可能である。
モダリティー10は、患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して医用画像を生成する。モダリティー10は、例えば、CR、DR、CT、MR(Magnetic Resonance)、PET−CT、US(超音波装置)等によって構成される。モダリティー10は、DICOM規格に則って、患者情報、検査情報等の付帯情報を医用画像の画像ファイルのヘッダーに書き込むことにより、医用画像に付帯情報を付帯させる。モダリティー10は、撮影によって得られた医用画像(原画像)の画像データを、画像処理装置20と、画像表示装置30と、に対してそれぞれ送信する。
画像処理装置20は、モダリティー10から取得した医用画像の原画像の画像データから特定の正常組織を減弱させた減弱画像の画像データを生成する。特定の正常組織を減弱させる方法としては、種々の方法を用いることができ、特に限定されない。本実施の形態では、特定の正常組織として、鎖骨、肋骨等の骨組織を認識し、認識した骨組織を減弱させる(除去する)Bone Suppression処理(BS処理)を例にして説明する。具体的には、画像処理装置20は、医用画像の原画像の画像データから鎖骨、肋骨等の骨組織を認識し、骨組織の濃度信号を推定し、その濃度信号のみを減弱させることで、骨組織を減弱させた減弱画像(以下、BS画像という。)の画像データを生成する。なお、減弱対象となる特定の正常組織は、画像の中で最も視覚的な影響が強い(最も目立つ)臓器・組織であることが望ましく、骨組織の他、心臓、大動脈・肺動脈等の血管系、気管・気管支系、横隔膜、縦隔等であってもよい。
なお、減弱画像には、原画像から鎖骨・肋骨・心臓等、複数の特定の正常組織を減弱させた画像も含まれる。また、減弱画像には、デュアルエネルギーサブトラクション(DES)において骨部のみが取り出された骨画像のように、原画像から軟部組織を全て減弱させた画像も含まれる。
特定の正常組織を減弱させる方法(アルゴリズム)として、例えば、以下の方法が用いられる。
(1)解剖学的知識を利用して肋骨等の骨組織を認識し、認識した骨組織を減弱又は除去するアルゴリズム(例えば、米国特許出願公開第2014/0079309号明細書参照)
原画像と減弱画像とは、一部の正常組織の有無だけが異なり、他の像構造物に変化はないため、視覚特性の効果を得やすい。
また、骨組織の代わりに、心嚢、大動脈、横隔膜、血管、気管、気管支等を認識して、認識した組織を除去することとしてもよい。
(2)ニューラルネットワークを利用したBS処理(例えば、米国特許第8204292号明細書参照)
デュアルエネルギーサブトラクション(DES)により得られた原画像と軟部組織画像をニューラルネットワークに学習させ、学習結果を用いて骨組織を減弱させた画像を生成する。
デュアルエネルギーサブトラクションでは、X線発生装置においてエネルギーを変えて2回撮影を行うことで、カルシウムが主成分の骨組織と、空気の組織、水や肉の組織のX線吸収量の違いを画像処理により画像化することにより、骨画像と軟部組織画像を作成する。これにより異常陰影(骨よりX線吸収量が低く、水や肉よりX線吸収量が高い)の認識がしやすくなる。
画像表示装置30は、モダリティー10及び画像処理装置20から取得した医用画像の画像データに基づいて医用画像を表示させ、当該医用画像の読影を行うための装置であって、一般的なPC(Personal Computer)等から構成される。
図2は、画像表示装置30の機能的構成を示すブロック図である。画像表示装置30は、制御部31、操作部32、表示部33、通信部34、記憶部35、データベース(以下、DBという。)36、表示メモリー37等を備える。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像表示装置30の各部の動作を集中制御する。
制御部31は、画像データ管理部41、画像表示制御部42として機能する。画像データ管理部41は、医用画像の画像データを管理する。画像表示制御部42は、表示部33における読影画面の表示処理を制御する。
操作部32は、カーソルキー、数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成される。操作部32は、ユーザーによる操作を受け付け、キーボードに対するキー操作やマウス操作に基づく操作信号を制御部31に出力する。
表示部33は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部31から入力される表示データに基づいて各種画面を表示する。
通信部34は、外部装置との間でデータの送受信を行うインターフェースである。
記憶部35は、ハードディスク等により構成され、各種データを記憶する。具体的に、記憶部35には、複数の医用画像の画像データが記憶されている。複数の医用画像には、原画像と、当該原画像から特定の正常組織としての骨組織を減弱させたBS画像と、が含まれる。
医用画像の画像データは、DICOM規格に則ったものであり、画像データに関する付帯情報がヘッダーに書き込まれている。付帯情報には、患者情報、検査情報、シリーズ情報、アクイジッション情報、画像情報が含まれる。
本実施の形態では、医用画像の画像データをDICOM規格に則ったものとして説明するが、データとしては、画像データの実データ(RAWデータ含む)とその付帯情報を関連付けて制御する場合等にも、本発明を適用可能である。
図3に、DICOMデータのデータ構造の例を示す。例えば、ある患者に対して「単純X線撮影」、「造影X線撮影」等の検査が行われた結果、得られた画像データが記憶部35に記憶される。ここでは、検査「単純X線撮影」、シリーズ「胸部単純」、アクイジッション「撮影1回目」の画像「正面1」に対して、「正面BS画像」が対応付けられている。
胸部単純X線撮影は、人体において最も一般的な撮影であるが、胸部単純X線画像から読み取られる情報量は多く、読影が難しい。胸部単純X線画像は、鎖骨・肋骨、背骨(椎骨を含む。)、血管、気管、気管支、心臓(心嚢)、大動脈、横隔膜等の正常組織が重なり合って構成されており、そこから異常陰影(病変)を検出する必要がある。
DB36は、記憶部35に記憶されている原画像及びBS画像の画像データを管理するためのデータベースである。
図4に、DB36のデータ構成を示す。DB36では、1枚の医用画像(原画像又はBS画像)につき1レコードが生成される。DB36には、1レコード毎に、患者ID、患者名、生年月日、性別、検査、検査日付、モダリティー、方向等が対応付けられて格納されている。対情報については、対となる画像が存在する場合に、情報が追加される。
「患者ID」、「患者名」、「生年月日」、「性別」フィールドには、それぞれ、患者の識別情報、患者の氏名、患者の生年月日、患者の性別が格納される。「患者ID」、「患者名」、「生年月日」、「性別」フィールドにおいて、空欄の部分は、上の行と同じ内容である。
「検査」、「検査日付」フィールドには、それぞれ、検査の種類、検査が行われた日付が格納される。「検査」フィールドにおいて、空欄の部分は、上の行と同じ内容である。
「モダリティー」、「方向」フィールドには、それぞれ、画像が撮影されたモダリティーの種類、撮影方向が格納される。
「対情報」フィールドには、原画像とBS画像との対応関係を示す情報が格納される。具体的には、原画像の場合には「org」、BS画像の場合には「BS」が格納され、対となっている画像同士に同一の数字が付される。図4の例では、「1org」と「1BS」とが対となる原画像とBS画像であり、「2org」と「2BS」とが対となる原画像とBS画像である。すなわち、「対情報」が「1BS」である画像データは、「対情報」が「1org」である原画像の画像データから骨組織を減弱させたBS画像の画像データである。
表示メモリー37には、表示部33に表示される原画像の画像データ、BS画像の画像データ等が記憶される。
画像データ管理部41は、通信部34を介して、モダリティー10から医用画像の原画像の画像データを取得する。医用画像は、単純X線画像、X線CT画像、MRやPET−CTにより生成された画像、3次元画像等であってもよい。画像データ管理部41は、取得した原画像の画像データを記憶部35に記憶させるとともに、原画像の画像データの付帯情報から得られた情報をDB36に登録する。
画像データ管理部41は、通信部34を介して、画像処理装置20からBS画像の画像データを取得する。画像データ管理部41は、取得したBS画像の画像データを記憶部35に記憶させるとともに、BS画像の画像データの付帯情報から得られた情報をDB36に登録する。
画像データ管理部41は、原画像の画像データの付帯情報と、BS画像の画像データの付帯情報と、に基づいて、BS画像に対応する原画像を特定する。画像データ管理部41は、対となる画像(原画像及びBS画像)について、DB36の「対情報」フィールドに対応関係を示す情報を登録する。
画像データ管理部41は、画像を検索する際に、DB36の「対情報」に基づいて、切り替え表示の対象となる原画像とBS画像(対となる画像)の画像データを認識する。
画像表示制御部42は、医用画像の原画像と、当該原画像から骨組織を減弱させたBS画像と、を交互に切り替えて、表示部33に表示させる。画像表示制御部42は、所定の時間間隔で、表示部33に表示される原画像とBS画像とを切り替える。
所定の時間間隔として、例えば、0.1〜3秒の時間間隔を用いることができ、1秒前後が好ましい。また、最初は画像を切り替える時間間隔を長く設定し、10秒程度経過した後に徐々に間隔を短くすることとしてもよい。また、原画像とBS画像との切り替え表示を、操作部32からの操作によって停止させることも可能とする。
原画像とBS画像とを交互に切り替えて表示すると、人間の視覚効果(仮現運動)により、原画像とBS画像との差分による画像の変化のみが印象づけられ、骨組織と重なっていた異常陰影(病変)が浮かび上がるように見える効果が生じる。
仮現運動とは、静止画像の切り替えによって、刺激が単に提示されたり、消失したりするだけで見掛け上生じる運動である。
また、病変等で肋骨等の骨組織が明瞭に写らず、病変の濃度コントラストが付きづらい場合に、正常組織の認識を誤ることがあるが、原画像とBS画像とを切り替えて表示することにより、正常組織を把握しやすくなり、正常組織の認識ミスに対するリスクを回避することができる。また、正常な臓器・組織とは異なり、不定な位置に出てくるため減弱させることができない肋軟骨・ボーンアイランド等が残った場合に、ノジュール等の病変と間違えて読影してしまうことがあるが、切り替え表示を行うことで、非定常的な組織を認識しやすくなり、誤診を回避することができる。
原画像とBS画像との切り替え表示を最も効果的に行うためには、原画像とBS画像との間で画像処理を同期させ、どちらの画像にも同様の画像処理(拡大、白黒反転、階調変更等)を実施することが重要である。
画像表示制御部42は、表示部33に原画像又はBS画像が表示された状態で当該表示中の画像に対して所定の画像処理を行うよう操作部32から操作が行われた場合に、当該表示中の画像に対して所定の画像処理を行うとともに、当該表示中の画像に対応するBS画像又は原画像に対しても所定の画像処理を行う。すなわち、画像表示制御部42は、表示中の画像に対して所定の画像処理を行うための指示があった場合に、対の画像(原画像に対するBS画像、BS画像に対する原画像)に対しても同様の処理をバックグラウンドで行っておき、直ぐに切り替え処理を可能にしておく。
所定の画像処理には、画像装飾型の画像処理(階調変更、白黒反転、回転、左右反転、拡大、縮小、パンニング、部分拡大処理等)、アノテーションの付加、オーバーレイの付加、マルチ周波数処理等が含まれる。これらの処理の制御パラメーターを同一にして、原画像とBS画像の双方に全く同様の処理がかかるようにする。
階調変更は、画像の明るさを調整するための階調変換を変更する処理であり、ROI(Region Of Interest)内の階調変換の変更、ヒストグラムによる処理等が含まれる。
白黒反転は、画像の濃度の白黒を反転させる処理である。
回転は、画像を回転させる処理であり、回転の中心となる点、回転角度により指示される。
左右反転は、画像を左右方向に反転させる処理である。
拡大・縮小は、画像を拡大又は縮小させる処理であり、拡大・縮小の中心となる点、拡大率・縮小率により指示される。
パンニングは、画像上の一部を表示領域として、画像内の表示領域を移動させる処理である。
部分拡大処理(拡大鏡処理)は、全体画像を表示させつつ、指定された画像上の一部の領域を拡大させる処理、すなわち、一部の領域を拡大鏡を通して見たように表示させる処理である。
アノテーションの付加は、画像上に線、マーク、文字等のアノテーションを付加する処理である。
オーバーレイの付加は、画像上に重ねて表示される線や図形、文字等を付加する処理である。オーバーレイの例として、距離測定、面積測定、心胸郭比測定等の画像計測に用いる補助線や計測結果等が挙げられる。
マルチ周波数処理は、ハイパスフィルター、ローパスフィルターを用いて、複数の周波数帯域毎に鮮鋭度や粒状度を調整する処理である。
以上、原画像とBS画像の両方に対して行う画像処理の例を挙げたが、これらの例に限定されるものではない。また、各画像処理のうち少なくとも一つ以上の画像処理についてのみ、原画像とBS画像のいずれか一方に対して指示された処理を他方にも行うこととしてもよい。ただし、原画像とBS画像の切り替え表示の視覚効果を上げるためには、全ての画像処理について、原画像とBS画像の両方に対して行うことが望ましい。
次に、画像表示装置30における動作について説明する。
図5は、画像表示装置30において実行される画像受信処理を示すフローチャートである。
まず、画像データ管理部41は、通信部34を介して、モダリティー10から原画像の画像データを受信したか否かを判断する(ステップS1)。
モダリティー10から原画像の画像データを受信した場合には(ステップS1;YES)、画像データ管理部41は、受信した原画像の画像データを記憶部35に保存するとともに(ステップS2)、原画像の情報をDB36に登録する(ステップS3)。具体的には、画像データ管理部41は、原画像の画像データの付帯情報に基づいて、原画像に対する患者ID、患者名、生年月日、性別、検査、検査日付、モダリティー、方向等をDB36に追加する。
ステップS1において、モダリティー10から原画像の画像データを受信しない場合(ステップS1;NO)、又は、ステップS3の後、画像データ管理部41は、通信部34を介して、画像処理装置20からBS画像の画像データを受信したか否かを判断する(ステップS4)。
画像処理装置20からBS画像の画像データを受信した場合には(ステップS4;YES)、画像データ管理部41は、受信したBS画像の画像データを記憶部35に保存するとともに(ステップS5)、BS画像の情報をDB36に登録する(ステップS6)。具体的には、画像データ管理部41は、BS画像の画像データの付帯情報に基づいて、BS画像に対する患者ID、患者名、生年月日、性別、検査、検査日付、モダリティー、方向等をDB36に追加する。
次に、画像データ管理部41は、DB36のBS画像及びこのBS画像に対応する原画像のレコードに対して、対情報を登録する(ステップS7)。具体的には、画像データ管理部41は、DB36において、BS画像のレコードの「対情報」フィールドに「数字+BS」を格納し、原画像のレコードの「対情報」フィールドに「数字+org」を格納する。「BS」及び「org」と組み合わせる数字として、対となっている画像同士に同一の数字が付される(図4参照)。この対情報により、原画像とBS画像とが対応付けられる。
ステップS4において、画像処理装置20からBS画像の画像データを受信しない場合(ステップS4;NO)、又は、ステップS7の後、画像受信処理が終了する。
画像受信処理は、画像データ管理部41によって繰り返し実行される。
図6及び図7は、画像表示装置30において実行される画像表示処理を示すフローチャートである。
まず、画像表示制御部42は、検索画面を表示部33に表示させる。そして、画像表示制御部42は、ユーザーによる操作部32からの操作により、患者名、患者ID等の検索条件を受け付け、この検索条件を含む画像検索指示を画像データ管理部41に出力する(ステップS11)。
画像データ管理部41は、画像検索指示に基づいて、DB36において、検索条件に該当する検査を検索する(ステップS12)。
次に、画像データ管理部41は、DB36を検索した結果を取得し、DB検索結果を画像表示制御部42に出力する(ステップS13)。
画像表示制御部42は、DB検索結果に基づいて、表示部33に検査リストを表示させる(ステップS14)。
次に、画像表示制御部42は、ユーザーによる操作部32からの操作により、検査の選択を受け付け、選択された検査を示す情報を画像データ管理部41に出力する(ステップS15)。
画像データ管理部41は、選択された検査を示す情報に基づいて、DB36を参照し、選択された検査に該当する画像データを特定する(ステップS16)。
次に、画像データ管理部41は、特定された画像データの対情報をDB36から取得するとともに、記憶部35に記憶されている特定された画像データを読み出し(ステップS17)、画像データと対情報とを画像表示制御部42に出力する。例えば、図3に示す検査「単純X線撮影」が選択された場合、枠Dで囲まれた「正面1」、「側面」、「正面2(再撮)」、「正面3(拡大)」の原画像の画像データ、及び、「正面1」と対になっている「正面BS画像」の画像データとともに、「正面1」と「正面BS画像」との対応関係を示す情報が画像データ管理部41から画像表示制御部42に出力される。
画像表示制御部42は、画像データと対情報とを表示メモリー37に保存する(ステップS18)。
次に、画像表示制御部42は、取得された画像データに基づいて、表示部33に画像を表示させる(ステップS19)。表示部33には、設定により、検査に含まれる全ての画像が表示されてもよいし、検査に含まれる画像が1枚ずつ切り替え可能に表示されてもよい。また、原画像とBS画像とが対で存在する場合に、原画像のみが表示されることとしてもよい。
次に、図7に移行し、ユーザーによる操作部32からの操作により、原画像が選択されると(ステップS20)、画像表示制御部42は、表示メモリー37内の選択された原画像の画像データに基づいて、原画像を表示部33に表示させる(ステップS21)。なお、原画像の表示に際し、画像表示制御部42は、原画像の画像データに対して予め設定されている画像処理(ユーザーの操作によらず、自動的に施される画像処理)を行うとともに、バックグラウンドで(表示メモリー37上で)、BS画像の画像データに対しても同様の画像処理を行う。
次に、画像表示制御部42は、ユーザーによる操作部32からの操作により、所定の画像処理を行う旨の指示があったか否かを判断する(ステップS22)。
所定の画像処理を行う旨の指示があった場合には(ステップS22;YES)、画像表示制御部42は、ステップS20において選択された原画像の画像データと、当該原画像に対応するBS画像の画像データと、に対して所定の画像処理を行う(ステップS23)。すなわち、画像表示制御部42は、現在表示部33に表示されている原画像の画像データに対して、指示された画像処理を行うだけでなく、表示メモリー37上で、表示中の原画像に対応するBS画像の画像データに対しても、指示された画像処理を行う。
ステップS22において、所定の画像処理を行う旨の指示がない場合(ステップS22;NO)、又は、ステップS23の後、画像表示制御部42は、ユーザーによる操作部32からの操作により、読影を終了する旨の指示があったか否かを判断する(ステップS24)。
読影を終了する旨の指示がない場合には(ステップS24;NO)、画像表示制御部42は、画像を切り替えるタイミングであるか否かを判断する(ステップS25)。具体的には、画像表示制御部42は、原画像の表示が開始されてから予め定められた時間が経過したか否かを判断し、予め定められた時間が経過している場合には、画像を切り替えるタイミングであると判断し、予め定められた時間が経過していない場合には、画像を切り替えるタイミングでないと判断する。
画像を切り替える時間間隔としては、操作部32からの操作により、ユーザー(医師)が予め原画像とBS画像とを切り替える速度(時間間隔)を設定しておく。例えば、マウスホイールを回す速度に応じて切り替え速度を設定することとしてもよい。
画像を切り替えるタイミングでない場合には(ステップS25;NO)、ステップS22に戻り、処理が繰り返される。
ステップS25において、画像を切り替えるタイミングである場合には(ステップS25;YES)、画像表示制御部42は、表示メモリー37内の表示中の原画像に対応するBS画像の画像データに基づいて、BS画像を表示部33に表示させる(ステップS26)。ステップS23において、原画像の画像データに対する画像処理の指示に伴い、BS画像の画像データに対しても指示された画像処理が行われている場合には、処理済みのBS画像が表示される。
次に、画像表示制御部42は、ユーザーによる操作部32からの操作により、所定の画像処理を行う旨の指示があったか否かを判断する(ステップS27)。
所定の画像処理を行う旨の指示があった場合には(ステップS27;YES)、画像表示制御部42は、ステップS20において選択された原画像に対応するBS画像の画像データと、ステップS20において選択された原画像の画像データと、に対して所定の画像処理を行う(ステップS28)。すなわち、画像表示制御部42は、現在表示部33に表示されているBS画像の画像データに対して、指示された画像処理を行うだけでなく、表示メモリー37上で、表示中のBS画像に対応する原画像の画像データに対しても、指示された画像処理を行う。
ステップS27において、所定の画像処理を行う旨の指示がない場合(ステップS27;NO)、又は、ステップS28の後、画像表示制御部42は、ユーザーによる操作部32からの操作により、読影を終了する旨の指示があったか否かを判断する(ステップS29)。
読影を終了する旨の指示がない場合には(ステップS29;NO)、画像表示制御部42は、画像を切り替えるタイミングであるか否かを判断する(ステップS30)。具体的には、画像表示制御部42は、BS画像の表示が開始されてから予め定められた時間が経過したか否かを判断し、予め定められた時間が経過している場合には、画像を切り替えるタイミングであると判断し、予め定められた時間が経過していない場合には、画像を切り替えるタイミングでないと判断する。
画像を切り替えるタイミングでない場合には(ステップS30;NO)、ステップS27に戻り、処理が繰り返される。
ステップS30において、画像を切り替えるタイミングである場合には(ステップS30;YES)、画像表示制御部42は、表示メモリー37内の表示中のBS画像に対応する原画像の画像データに基づいて、原画像を表示部33に表示させる(ステップS21)。ステップS28において、BS画像の画像データに対する画像処理の指示に伴い、原画像の画像データに対しても指示された画像処理が行われている場合には、処理済みの原画像が表示される。
ステップS24において、読影を終了する旨の指示があった場合(ステップS24;YES)、又は、ステップS29において、読影を終了する旨の指示があった場合には(ステップS29;YES)、画像表示処理が終了する。
図8に、原画像50とBS画像60との切り替え表示例を示す。ここでは、原画像50として、胸部単純X線画像を用いている。原画像50とBS画像60とは、所定の時間間隔で、表示部33の同じ位置に交互に切り替えて表示される。原画像50が表示される時間と、BS画像60が表示される時間と、は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
図9は、図8に示した原画像50及びBS画像60に対して、処理対象となる画像操作領域51,61を指定した場合の切り替え表示例である。原画像50又はBS画像60のいずれか一方に対して画像操作領域が指定されると、他方の画像に対しても、バックグラウンドで(表示メモリー37上で)、画像内の同じ領域が指定された状態となる。画像が切り替えられた場合には、画像操作領域を示す枠が付加された状態で他方の画像が表示される。
図10は、図9に示した原画像50及びBS画像60の画像操作領域51,61に対して、拡大(指定された座標を中心に2倍拡大)及び90度回転(反時計回り)を施した画像52,62の切り替え表示例である。原画像50又はBS画像60のいずれか一方に対して画像操作領域の2倍拡大及び90度回転が指示されると、他方の画像に対しても、バックグラウンドで(表示メモリー37上で)、画像操作領域が2倍に拡大され、同じ向きに同じ角度だけ回転された画像が生成される。画像が切り替えられた場合には、同じ領域の拡大画像であって、同じ向きに同じ角度だけ回転された他方の画像が表示される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、原画像とBS画像とに対して、同一の画像処理を行うことにより、原画像とBS画像とを交互に切り替えて表示する際の読影精度及び読影効率を向上させることができる。例えば、減弱対象の正常組織(骨組織)以外は、階調を変更する処理、濃度を反転する処理、画像を回転させる処理、特定の部分を拡大する処理等を同じ条件で2画像に施すことができるので、原画像とBS画像の間で、骨組織の有無以外で異なる領域(異常陰影)を検出しやすくなり、淡い濃度の病変の陰影を認識することが容易になる。
画像の切り替えにより画像間の差分を際立たせる視覚的効果を得るためには、人が2枚の画像(原画像とBS画像)をほとんど同一の画像であると認識することが重要である。したがって、処理によって画像が大きく変わってしまう白黒反転、回転、左右反転、拡大、縮小については、特に効果的である。階調変更についても、変更の度合いが大きい場合には、2枚の画像のうち一方のみに階調変更を行うと、2枚の画像を別の画像であると認識してしまうため、本発明のように共通の処理を施すことで、画像間の差分を視認しやすくなる。
また、所定の時間間隔で原画像とBS画像とを切り替えて表示することで、仮現運動効果(視覚的に情報を回復する効果)により、コントラストが低い病変が見やすくなり、読影精度及び読影効率を向上させることができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る画像表示装置の例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、原画像とBS画像(減弱画像)とを所定の時間間隔で切り替える場合について説明したが、ユーザーによる操作部32からの切り替えを指示するための操作に基づいて、表示部33に表示される原画像と減弱画像とを切り替えることとしてもよい。例えば、マウスホイールを回す操作に応じて、手動で原画像と減弱画像とを切り替え可能とする。この場合、ユーザー毎に読影観察時にユーザーが希望する最適なタイミングで原画像と減弱画像とを切り替えることができる。
また、上記実施の形態では、画像表示装置30において、モダリティー10から原画像の画像データを受信し、画像処理装置20からBS画像(減弱画像)の画像データを受信する場合について説明したが、原画像の画像データと減弱画像の画像データは、同じ機器(例えば、画像処理装置20)から受信してもよい。また、原画像の画像データと減弱画像の画像データを同じ機器から受信する場合に、原画像の画像データと減弱画像の画像データを同一のタイミングで受信してもよいし、別々のタイミングで受信してもよい。
また、画像サーバー等の画像保管装置に保存されている画像データを原画像として扱うこともできる。例えば、画像サーバーから画像処理装置20及び画像表示装置30に原画像の画像データを送信してもよいし、画像処理装置20及び画像表示装置30がインテリジェントに能動受信を行う能動受信部を具備し、画像サーバーに対して処理対象となる原画像の画像データの検索要求を行い、画像サーバーから原画像の画像データを取得することとしてもよい(DICOM Q/R機能等で実現)。
また、画像表示装置30が、予め原画像の画像データ及び減弱画像の画像データが保存されている画像サーバーから原画像の画像データ及び減弱画像の画像データを取得することとしてもよい。
また、画像サーバーがモダリティー10から受信した原画像の画像データと、画像処理装置20から受信した減弱画像の画像データと、を保存・管理し、画像サーバーから画像表示装置30に原画像の画像データと減弱画像の画像データを送信してもよい。
また、画像表示装置30が必要な減弱画像の画像データを取得するために、画像サーバーに対し、画像処理装置20への画像転送を指示し、画像処理装置20から減弱画像の画像データを取得することとしてもよい。この際、画像処理装置20は、画像サーバーから原画像の画像データが入力されると、減弱画像の画像データを画像表示装置30に自動的に送信する。あるいは、画像表示装置30が能動的に画像処理装置20から減弱画像の画像データを取得することとしてもよい。
また、画像表示装置30がモダリティー10又は画像サーバーから原画像の画像データを受信した後、外部の画像処理装置に原画像の画像データを送信し、画像処理装置にて生成された減弱画像の画像データを取得することとしてもよい。また、画像表示装置30が装置内部に原画像の画像データから減弱画像の画像データを生成する画像処理部を備えることとしてもよい。
10 モダリティー
20 画像処理装置
30 画像表示装置
31 制御部
32 操作部
33 表示部
34 通信部
35 記憶部
36 DB
37 表示メモリー
41 画像データ管理部
42 画像表示制御部
100 医用画像システム
N 通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 医用画像の原画像と、当該原画像から特定の正常組織を減弱させた減弱画像と、を交互に切り替えて表示する表示手段と、
    ユーザーによる操作を受け付ける操作手段と、
    前記表示手段に前記原画像又は前記減弱画像が表示された状態で当該表示中の画像に対して所定の画像処理を行うよう前記操作手段から操作が行われた場合に、当該表示中の画像に対して前記所定の画像処理を行うとともに、当該表示中の画像に対応する前記減弱画像又は前記原画像に対しても前記所定の画像処理を行う制御手段と、
    を備える画像表示装置。
  2. 前記所定の画像処理には、階調変更、白黒反転、回転、左右反転、拡大、縮小、パンニング、部分拡大処理、アノテーションの付加、オーバーレイの付加、又は、マルチ周波数処理が含まれる請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記制御手段は、所定の時間間隔で、前記表示手段に表示される前記原画像と前記減弱画像とを切り替える請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 前記制御手段は、ユーザーによる前記操作手段からの切り替えを指示するための操作に基づいて、前記表示手段に表示される前記原画像と前記減弱画像とを切り替える請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  5. 医用画像の原画像と、当該原画像から特定の正常組織を減弱させた減弱画像と、を交互に切り替えて表示する表示手段と、ユーザーによる操作を受け付ける操作手段と、制御手段と、を備える画像表示装置における画像表示方法であって、
    前記制御手段により、前記表示手段に前記原画像又は前記減弱画像が表示された状態で当該表示中の画像に対して所定の画像処理を行うよう前記操作手段から操作が行われた場合に、当該表示中の画像に対して前記所定の画像処理を行うとともに、当該表示中の画像に対応する前記減弱画像又は前記原画像に対しても前記所定の画像処理を行う工程を含む画像表示方法。
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