JP4528322B2 - 画像表示装置、画像表示方法、および画像表示プログラム - Google Patents

画像表示装置、画像表示方法、および画像表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、被写体を撮影した医用画像を表示する画像表示装置、画像表示方法、および画像表示プログラムに関する。
医療の分野においては、放射線等を使って被験者の体内を撮影した医用画像を、被験者の病状の診断等に利用することが広く行われている。医用画像を診断に利用することにより、被験者に外的なダメージを与えることなく、被験者の病状の進行状態などを把握することができ、治療方針の決定などに必要な情報を手軽に得ることができる。
また、近年では、放射線を使ってデジタルの医用画像を得るCR(Computed Radiography)装置や、放射線を使って被験者の断層像を得るCT装置(Computerized Tomography)、および強磁場を使って被験者の断層像を得るMRI装置(Magnetic Resonance Imaging)などが広く用いられてきており、従来のX線フィルム等を使った医用画像に替えて、デジタルの医用画像が一般的に利用されてきている。医用画像のデジタル化によって、被験者の医用画像をデジタル化されたカルテなどと一緒にまとめて管理し、それらをネットワークを介して複数の病院等で共有することができ、診療部門や病院が変わっても、それまでの病歴が示された医用画像やカルテを流用することができる。
ここで、通常は、検査時に撮影された医用画像は、カルテなど一緒に被検体ごとにまとめて保存されていることが一般的であり、実際の診断時には、異なる時期に撮影された複数の医用画像をモニタ上に並べて表示する比較読影が行われる。この比較読影は、病巣の大きさの変化などを容易に確認することができ、病状や治療の効果を診断するのに大変有用な方法の1つである。
また、特許文献1には、複数の医用画像をモニタ上に並べて表示するとともに、それらの医用画像上で注目箇所を指定すると、その注目箇所を中心として所定の大きさの注目領域を切り出してモニタ上に拡大表示する技術について記載されている。この特許文献1に記載された技術によると、病巣と思われる箇所を指定すると、その指定した箇所の画像部分が自動的に拡大表示されるため、病巣の大きさなどをより比較しやすくなる。
特開2006−014928号公報
しかし、特許文献1に記載された技術では、大きい病巣が注目領域から食み出してしまい、病巣の形状や大きさを認識しにくくなってしまう恐れがある。このような場合、ユーザが手動で注目領域を設定しなおす必要があり、多くの医用画像上で、逐一、注目領域を手動で設定していくのは、大変な手間と時間が掛かってしまうという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑み、医用画像上の、病巣と思われる病変領域を自動的に適切な大きさで切り出して表示することができる画像表示装置および画像表示プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の画像表示装置は、被写体を撮影した複数の医用画像それぞれに対して画像上の箇所を設定する箇所設定部と、
複数の医用画像それぞれの、箇所設定部で設定された箇所に写っている各像が共通サイズの表示領域内にいずれも表示可能となるように、その各像のサイズに合わせて共通サイズを決定するサイズ決定部と、
共通サイズの表示領域に上記像を表示する表示部とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像表示装置では、複数の医用画像それぞれに対して箇所が設定されると、それらの箇所に写っている各像がいずれも表示領域内に表示可能となる共通サイズが決定され、その共通サイズの表示領域内に像が表示される。このため、複数の医用画像上で、逐一、病巣等の像全体が含まれる領域を設定する手間を省き、容易に像全体を像のサイズに合った表示領域内に表示することができる。
また、本発明の画像表示装置において、上記表示部が、複数の医用画像それぞれに写っている各像を、互いに並んだ複数の表示領域それぞれに表示するものであることが好ましい。
複数の医用画像それぞれに写っている各像が並べて表示されることによって、病巣などの大きさや形状の変化を比較しやすくなる。
また、本発明の画像表示装置において、上記箇所設定部は、複数の医用画像のうちの一部の医用画像について画像上の箇所を操作に応じて設定するとともに、複数の医用画像のうち、上記箇所を設定された医用画像とは別の医用画像については、その箇所に相当する箇所を設定するものであることが好適である。
本発明の好適な画像表示装置によると、複数の医用画像それぞれに対して、逐一、病巣等の箇所を手動で設定する手間を省くことができる。
また、本発明の画像表示装置において、上記複数の医用画像は、同一被写体について異なる時期に撮影されたものであることが好ましい。
この好ましい画像表示装置によると、被検体の病巣の大きさの変化などを容易に認識することができる。
また、本発明の画像表示装置において、上記医用画像が、被写体内で所定方向に並んだ複数の切断位置それぞれにおける複数の断面画像からなる断面画像群を構成する断面画像であって、複数の医用画像は、別々の断面画像群に属して互いに切断位置が共通した複数の断面画像であり、
上記サイズ決定部が、断面画像群中の複数の断面画像に亘って連なっている、上記箇所に写っている像を含んだ一連の像群を構成する各像のサイズに合わせて、別々の断面画像群に属する各像群を構成する各像が共通サイズの表示領域内にいずれも表示可能となるように共通サイズを決定するものであり、
上記表示部が、像群を構成する像を共通サイズの表示領域に表示し、所定操作を受けて、その表示した像に替えて、像群に属する他の像を表示するものであることが好ましい。
表示領域内に表示する像を操作に応じて変更することによって、ユーザは、様々な切断位置における像を容易に確認することができ、病巣等の立体的な形状や大きさなどを認識することができる。また、複数の断面画像に亘って連なっている一連の像群を構成する全ての像が表示領域内に表示可能な共通サイズが決定されることによって、表示領域に表示する像を切り替えても、病巣等の縁が欠けていない、診断に有用な画像を常に表示することができる。
また、上記目的を達成する本発明の画像表示プログラムは、コンピュータ内で実行され、コンピュータ上に、
被写体を撮影した複数の医用画像それぞれに対して画像上の箇所を設定する箇所設定部と、
複数の医用画像それぞれの、箇所設定部で設定された箇所に写っている各像が共通サイズの表示領域内にいずれも表示可能となるように、その各像のサイズに合わせて共通サイズを決定するサイズ決定部と、
共通サイズの表示領域に前記像を表示する表示部とを構築することを特徴とする。
本発明の画像表示プログラムによると、像全体を像のサイズに合った表示領域内に表示する画像表示装置を構築することができる。
尚、画像表示プログラムについては、ここではそれらの基本形態のみを示すのにとどめるが、これは単に重複を避けるためであり、本発明にいうサイズ計測プログラムには、上記の基本形態のみではなく、前述した画像表示装置に対応する各種の形態が含まれる。
さらに、本発明の画像表示プログラムがコンピュータシステム上に構築する箇所設定部などといった要素は、1つの要素が1つのプログラム部品によって構築されるものであってもよく、複数の要素が1つのプログラム部品によって構築されるものであってもよい。また、これらの要素は、そのような作用を自分自身で実行するものとして構築されてもよく、あるいはコンピュータシステムに組み込まれている他のプログラムやプログラム部品に指示を与えて実行するものとして構築されてもよい。
本発明によれば、病巣と思われる病変領域を適切な大きさで切り出して拡大表示することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された医療診断システムの概略構成図である。
図1に示す医療診断システムは、被検体の体内を撮影して医用画像を生成する画像生成装置10と、医用画像やカルテなどを保存する管理サーバ20と、医用画像を表示する診断装置30とで構成されており、画像生成装置10と管理サーバ20、および管理サーバ20と診断装置30は、ネットワーク回線を介して接続されている。
この医療診断システムでは、初診の被検体に対して、各被検体を識別するための識別番号が割り当てられ、その識別番号と、被検体の氏名や年齢や病歴などが示されたカルテとが対応付けられて管理サーバ20に登録される。
画像生成装置10には、被検体に放射線を照射し、被検体を透過してきた放射線を読み取ってデジタルの医用画像を生成するCR装置11や、強磁場と電波とを使って被検体の断層画像を生成するMRI装置12や、放射線を使って被検体の断層画像を生成するCT装置(図示しない)や、超音波のエコーを読み取って医用画像を生成する超音波装置(図示しない)などが含まれる。画像生成装置10で生成された医用画像は、その医用画像の被検体である被検体を識別する識別番号とともに管理サーバ20に送られる。
管理サーバ20は、画像生成装置10から医用画像と識別番号とが送られてくると、その医用画像を識別番号と対応付けて記憶する。すなわち、管理サーバ20には、識別番号と、その識別番号が割り当てられた被検体のカルテと、被検体の医用画像とが対応付けられて登録される。
診断装置30は、外観構成上、本体装置31、その本体装置31からの指示に応じて表示画面32a上に画像を表示する画像表示装置32、本体装置31に、キー操作に応じた各種の情報を入力するキーボード33、および、表示画面32a上の任意の位置を指定することにより、その位置に表示された、例えばアイコン等に応じた指示を入力するマウス34を備えている。
ユーザが診断装置30のマウス34等を使って被検体の氏名や識別番号などを入力すると、その入力内容が管理サーバ20に伝えられる。管理サーバ20は、診断装置30から伝えられた被検体の氏名や識別番号と対応付けられた医用画像とカルテを診断装置30に向けて送る。診断装置30では、表示画面32a上に、管理サーバ20から送られてきた医用画像が表示される。診断装置30の表示画面32a上に表示された医用画像を確認することにより、ユーザは、被検体に外的なダメージを与えることなく、被検体の病状を診断することができる。
ユーザは、診断装置30の表示画面32aに表示された医用画像を見て被検体の病状を診断し、マウス34やキーボード33を使ってカルテを編集する。編集後のカルテは、管理サーバ20に送られ、管理サーバ20に記憶されているカルテが診断装置30から送られてきた新たなカルテに更新される。
図1に示す医療診断システムは、基本的には以上のように構成されている。
ここで、医療診断システムにおける本発明の一実施形態としての特徴は、診断装置30で実行される処理内容にある。以下、診断装置30について詳しく説明する。
図2は、診断装置30のハードウェア構成図である。
診断装置30の本体装置31の内部には、図2に示すように、各種プログラムを実行するCPU301、ハードディスク装置303に格納されたプログラムが読み出されCPU301での実行のために展開される主メモリ302、各種プログラムやデータ等が保存されたハードディスク装置303、FD41が装填され、そのFD41をアクセスするFDドライブ304、CD−ROM42をアクセスするCD−ROMドライブ305、管理サーバ20から画像データ等を受け取り、管理サーバ20に各種指示データを送るI/Oインタフェース306が内蔵されており、これらの各種要素と、さらに図1にも示す画像表示装置32、キーボード33、マウス34は、バス307を介して相互に接続されている。
ここで、CD−ROM42には、診断装置30内に本発明の画像表示装置の一実施形態を構築するための、本発明の画像表示プログラムの一実施形態である医用画像表示プログラム100(図3参照)が記憶されている。
図3は、CD−ROM42を示す概念図である。
図3に示すように、CD−ROM42に記憶された医用画像表示プログラム100は、画像取得部110、注目箇所指定部120、注目箇所設定部130、計測部140、画像切出部150、切断位置切替部160、および画像表示部170で構成されている。
CD−ROM42は、診断装置30のCD−ROMドライブ305に装填され、CD−ROM42に記憶された医用画像表示プログラム100が診断装置30にアップロードされてハードディスク装置303に記憶される。そして、この医用画像表示プログラム100が起動されて実行されることにより、診断装置30内に本発明の画像表示装置の一実施形態である医用画像表示装置200(図4参照)が構築される。
尚、上記では、医用画像表示プログラム100を記憶する記憶媒体としてCD−ROM42が例示されているが、医用画像表示プログラム100を記憶する記憶媒体はCD−ROMに限られるものではなく、それ以外の光ディスク、MO、FD、磁気テープなどの記憶媒体であってもよい。また、医用画像表示プログラム100は、記憶媒体を介さずに、I/Oインタフェース306を介して直接に診断装置30に供給されるものであってもよい。
医用画像表示プログラム100の各部の詳細については、医用画像表示装置200の各部の作用と一緒に説明する。
図4は、医用画像表示装置200の機能ブロック図である。
医用画像表示装置200は、画像取得部210と、注目箇所指定部220と、注目箇所設定部230と、計測部240と、画像切出部250と、画像表示部270とを有している。
医用画像表示装置200を構成する、画像取得部210と、注目箇所指定部220と、注目箇所設定部230と、計測部240と、画像切出部250と、切断位置切替部260と、画像表示部270は、図3の医用画像表示プログラム100を構成する、画像取得部110、注目箇所指定部120、注目箇所設定部130、計測部140、画像切出部150、切断位置切替部160、および画像表示部170にそれぞれ対応する。
図4の各要素は、コンピュータのハードウェアとそのコンピュータで実行されるOSやアプリケーションプログラムとの組合せで構成されているのに対し、図3に示す医用画像表示プログラム100の各要素はそれらのうちのアプリケーションプログラムのみにより構成されている点が異なる。
図5は、図4に示す医用画像表示装置200において、管理サーバ20から医用画像を取得し、その取得した医用画像を表示するまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。
以下、図5のフローチャートに従って、図4に示す医用画像表示装置200の各要素の動作について説明することによって、図3に示す医用画像表示プログラム100の各要素も併せて説明する。
ユーザが図1に示すマウス34やキーボード33を使って、診断を行う被検体の氏名や識別番号を入力すると、その入力内容が図2のI/Oインタフェース306を介して管理サーバ20に伝えられる。管理サーバ20では、診断装置30から伝えられた氏名や識別番号と対応付けられた医用画像とカルテが診断装置30に向けて送られる。
管理サーバ20から送られてきた医用画像は、図4に示す画像取得部210で取得される(図5のステップS1)。
図6は、管理サーバ20から送られてくる医用画像のイメージを示す図である。
図1に示すMRI装置12では、被検体Pを検査台上の所定位置に頭を合わせて寝かせた状態で、被検体Pを胸から足の付け根までが含まれる撮影範囲内で所定間隔(スライス幅)ごとに切断したときの各断面が撮影される。この例では、相互に異なる時期に、同じスライス幅が設定されたMRI装置12を使って同じ被検体Pが2度撮影され、それら各撮影において、複数の断面画像で構成される断面画像群310,320が生成されて、管理サーバ20に記憶されている。この例においては、断面画像群310,320は、同じスライス幅が設定された状態で撮影されているため、同じスライス番号が付された断面画像同士は、撮影範囲内の同じ切断位置が撮影されたものであり、スライス番号iにおける切断位置をXiと表わし、その切断位置Xiの断面画像を310_Xi,320_Xiと表現して説明する。画像取得部210では、これら2回分の断面画像群310,320が取得され、取得された断面画像群310,320が画像表示部270、および注目箇所設定部230に伝えられる。
画像表示部270は、画像取得部210から伝えられた断面画像群310,320が含まれた断面画像表示画面410(図7参照)を図1に示す表示画面32a上に表示する。画像表示部270は、本発明にいう表示部の一例に相当する。
図7は、断面画像表示画面の一例を示す図である。
図7に示す断面画像表示画面410には、断面画像群310,320を構成する断面画像のうち、撮影範囲の端に相当する切断位置X0における断面画像310_X0,320_X0が表示されており、さらに、それら断面画像310_X0,320_X0の切断位置や、撮影日や、被検体名などが表示されている。
2つの断面画像310_X0,320_X0は、相互に異なる時期に、同じ被写体の同じ切断位置の断面が撮影された画像であり、それらを見比べることによって、病巣などの変化を確認することができるが、病巣の増減が小さい場合には、これらを見比べるだけでは変化が分かりにくいという問題がある。
本実施形態の医用画像表示装置200では、まず、2つの断面画像310_X0,320_X0のうちの一方の断面画像上で注目箇所P1が設定される(図5のステップS2)。図7の例では、ユーザが図1に示すマウス34を使って左側の断面画像310_X0上で注目点をクリックすると、図4に示す注目箇所指定部220から注目箇所設定部230に、クリックされた注目点の位置が伝えられる。
注目箇所設定部230は、断面画像310_X0,320_X0のうちの、注目点が指定された断面画像については、その指定された注目点を注目箇所P1と決定し、注目点が指定されなかった断面画像については、他方の断面画像に対して決定された注目箇所と同じ箇所を注目箇所P2に決定する。図7の例では、左側の断面画像310_X0上の病変箇所がクリックされることにより、その病変箇所が注目箇所P1と決定され、右側の断面画像320_X0上の、注目箇所P1に対応する箇所が注目箇所P2と決定される。さらに、断面画像群310を構成する複数の断面画像上の、注目箇所P1と同じ位置が注目箇所P1と決定され、断面画像群320を構成する複数の断面画像上の、注目箇所P2と同じ位置が注目箇所P2と決定される。注目箇所指定部220と注目箇所設定部230とを合わせたものは、本発明にいう箇所設定部の一例に相当する。決定された注目箇所P1,P2の位置と、断面画像群310,320は、計測部240に伝えられる。
計測部240では、断面画像310_X0,320_X0上の、注目箇所P1,P2を含む病変像S1,S2が抽出され、それら病変像S1,S2それぞれの長径と短径とが計測される(図5のステップS3)。
注目箇所P1,P2を含む病変像S1,S2を抽出し、それらの長径と短径を計測する方法について、簡単に説明する。
近年、様々なシーンで撮影された複数のサンプル画像それぞれに対して、画素値の最大値、最小値、平均値、中間値などといった多数種類の画像的特徴量を算出して、各シーンとその画像的特徴との対応をコンピュータで学習させるマシンラーニングが広く利用されている。このマシンラーニングを用いると、人間では扱いきれない数の特徴量を用いることができるとともに、人間の推測力では思いもつかないような相関関係が見つかって、精度の高い判別が実現することが知られている。本実施形態の計測部240には、予め、断面画像中の、予め腫瘍等と分かっている標準的な病変像における画像的特徴が記憶されており、マシンラーニングを利用して病変像の探索が行われる。
計測部240では、まず、各断面画像310_X0,320_X0中の、注目箇所P1,P2を取り囲む注目領域R1,R2が決定される。この注目領域R1,R2の大きさは、一般的な腫瘍等が確実に含まれる経験的な値として予め用意されている。
続いて、各注目領域R1,R2に含まれる各画素の画像的特徴が分析され、各注目領域R1,R2内の画素のうち、予め保存されている病変部分の画像的特徴と合致する画素が探索される。
さらに、病変部分の画像的特徴と合致した画素に対し、各画素が病変像の輪郭を構成する画素であるか否かが評価され、注目領域R1,R2の中から、注目箇所P1,P2を含み、病変部分であると予測される病変像S1,S2の輪郭が抽出される。
病変像S1,S2の輪郭が抽出されると、各病変像S1,S2の長径と短径とが計測される。
上述した、注目箇所P1,P2の指定を受けて、その注目箇所を含む病変像S1,S2の輪郭を抽出し、さらに病変像S1,S2の長径および短径を計測する一連の処理は、ワンクリック計測として考案されている技術である。
計測部240では、断面画像310_X0,320_X0と同様に、断面画像群310,320それぞれを構成する他の断面画像についても同様に、病変像の長径および短径の計測が実行される。長径および短径が計測される過程の中で抽出された病変像S1,S2は、断面画像群310,320とともに画像切出部250に伝えられる。
画像切出部250では、断面画像310_X0,320_X0中から、抽出された病変像S1,S2全体を含む画像部分を切り出した切出画像が生成される(図5のステップS4)。
図8は、切出画像を生成する方法を示す概念図である。
画像切出部250では、まず、病変像S1,S2それぞれを内包する最小内包長方形A1,A2が算出される。
続いて、算出された最小内包長方形A1,A2それぞれの中心点C1,C2が算出されるとともに、最小内包長方形A1,A2それぞれの、横方向の長さx1,x2および縦方向の長さy1,y2が算出される。
最小内包長方形A1,A2それぞれの中心点と大きさとが算出されると、断面画像310_X0,320_X0から、注目箇所P1,P2を含む画像部分が切り出される。最小内包長方形A1,A2それぞれの横方向の長さx1,x2のうちの長い方の長さをLx(図8では、Lx=x2)、最小内包長方形A1,A2それぞれの縦方向の長さy1,y2のうちの長い方の長さをLy(図8では、Ly=y1)、所定の余裕幅をh(例えば、5画素程度)として、断面画像310_X0,320_X0から、中心点C1,C2を中心として、横方向の長さが(Lx+h)、縦方向の長さが(Ly+h)の長方形内の画像部分が切り出されて、切出画像510_X0,520_X0が生成される。計測部240と画像切出部250とを合わせたものは、本発明にいうサイズ決定部の一例に相当する。
生成された切出画像510_X0,520_X0は、画像表示部270に伝えられる。
画像表示部270は、画像切出部250から伝えられた切出画像510_X0,520_X0を、図7に示す断面画像表示画面410上の、予めサイズが決められている切出画像表示領域内に、その切出画像表示領域のサイズと同じサイズに拡大して並べて表示する(図5のステップS5)。
図9は、切出画像510_X0,520_X0が表示された断面画像表示画面410の一例を示す図である。
図9に示す断面画像表示画面410には、画像切出部250で生成された切出画像510_X0,520_X0が並べて拡大表示されており、断面画像310_X0,320_X0上の、切出画像510_X0,520_X0が切り出された切出領域R_1,R_2には、枠が表示されている。
このように、本実施形態によると、ユーザは1つの断面画像310_X0上で病巣と思われる注目箇所を指定するだけで、他方の断面画像320_X0上でも指定箇所と同じ位置が注目箇所として設定され、断面画像310_X0,320_X0それぞれの、注目箇所を含む病変像全体が、その病変像の大きさに応じた大きさで切り出されて拡大表示される。このため、複数回の検査結果をまとめて比較する場合であっても、多数の医用画像上で、逐一、注目領域を設定する手間や時間を省いて、容易に診断に有用な画像を得ることができる。
また、図9に示す表示の状態で、ユーザがマウス34のホイールを回すと、図4に示す切断位置切替部260から画像切出部250に切断位置の切り替えが指示される。
画像切出部250では、現時点で表示されている断面画像310_X0,320_X0それぞれの切断位置X0から、ホイールの回転量に応じた距離だけ、ホイールの回転方向に応じた方向に離れた切断位置Xnの断面画像310_Xn,320_Xnにおける切出画像510_Xn,520_Xnが生成されるとともに、生成された切出画像510_Xn,520_Xnと断面画像310_Xn,320_Xnが画像表示部270に伝えられる。画像表示部270では、断面画像310_Xn,320_Xnおよび切出画像510_Xn,520_Xnが断面画像表示画面410上に表示される。ユーザの指示によって切断位置を切り替えて表示することによって、様々な切断位置で病巣を確認することができ、病巣の形や大きさ等を立体的に把握することができる。
以上のように、本実施形態によると、医用画像中の、病巣と考えられる病変部分を、外周部の欠けなどを回避して容易に拡大表示することができる。
以上で、本発明の第1実施形態の説明を終了し、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、図4に示す第1実施形態と同様の構成を有しているため、図4および図8を第2実施形態の説明でも流用し、第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
本実施形態の計測部240では、3次元ワンクリック計測が実行されることによって、まず、各断面画像群310,320ごとに、Z軸方向に並んだ複数の断面画像それぞれに対して設定された注目箇所P1,P2全体を取り囲む3次元的な注目領域R1,R2が決定される。この注目領域R1,R2の大きさも、一般的な腫瘍等が確実に含まれる経験的な値として予め用意されている。
続いて、注目領域R1,R2内に含まれる各断面画像に対して、注目箇所P1,P2を含む病変像S1,S2が抽出されることにより、注目領域R1,R2それぞれに含まれる複数の断面画像上の病変像S1,S2がZ軸方向に連なった病変像群S1´,S2´が抽出される。
画像切出部250では、病変像群S1´,S2´それぞれを構成する複数の病変像S1,S2のいずれもが含まれる切出領域の共通サイズが算出され、その切出領域で病変像S1,S2が切り出された切出画像が生成される。
ここでは、図8を3次元の領域を示す図であるとして説明する。
画像切出部250では、まず、3次元の病変像群S1´,S2´全体を内包する最小内包直方体A1,A2が算出される。
続いて、最小内包直方体A1,A2内に含まれる断面画像上で、算出された最小内包直方体A1,A2の断面に相当する長方形領域の中心点C1,C2が算出されるとともに、最小内包直方体A1,A2の、X軸方向の長さx1,x2およびY軸方向の長さy1,y2が算出される。
最小内包直方体A1,A2それぞれの横方向の長さx1,x2のうちの長い方の長さをLx(図8では、Lx=x2)、最小内包直方体A1,A2それぞれの縦方向の長さy1,y2のうちの長い方の長さをLy(図8では、Ly=y1)、所定の余裕幅をh(例えば、5画素程度)として、断面画像群310,320を構成する各断面画像上で、中心点C1,C2を中心として、横方向の長さが(Lx+h)、縦方向の長さが(Ly+h)の長方形の領域が切り出されて、切出画像群510,520が生成される。
生成された切出画像群510,520は、画像表示部270に伝えられる。
画像表示部270は、画像切出部250から伝えられた切出画像群510,520のうち、現在、表示されている切断位置X0に対応する切断画像510_X0,520_X0を、図7に示す断面画像表示画面410上の断面画像310_X0,320_X0の近傍に並べて拡大表示する。
ユーザがマウス34のホイールを回すと、現在の切断位置X0からホイールの回転量に応じた距離だけ離れた切断位置Xnの断面画像310_Xn,320_Xn、および切出画像510_Xn,520_Xnが断面画像表示画面410上に表示される。
このように、3次元ワンクリック計測を利用して3次元の病変像群S1´,S2´を抽出し、病変像群S1´,S2´それぞれを構成する複数の病変像S1,S2のいずれもが含まれる切出領域の共通サイズが決定されて、その共通サイズの切出画像が生成されることによって、切断位置を切り替えても病変部分の縁が欠けていない診断に有用な切出画像を素早く確実に表示することができる。
ここで、上記では、2セットの断面画像群に含まれる断面画像を表示する例について説明したが,本発明にいう画像表示部は、3セット以上の断面画像群に含まれる断面画像を表示するものであってもよい。
また、上記では、断面画像上で注目点を指定する例について説明したが、本発明にいう箇所設定部は、例えば、断面画像中の注目領域を指定するものであってもよい。
また、上記では、断面画像上でユーザが病巣と推測される注目箇所を手動で指定する例について説明したが、本発明にいう箇所設定部は、例えば、断面画像中の、サンプル画像と似ている画像パターンを有する画像部分を画像処理によって検索し、その検索された画像部分を注目箇所として設定するものであってもよい。
また、本発明の画像表示装置は、過去に撮影された断面画像上で病変部分の位置を保存しておき、新たな断面画像のセットが得られた場合に、過去の病変部分のリストを表示して、ユーザによって選択された病変部分の位置を取得して今回の注目箇所として設定するものであってもよい。
また、本発明の画像表示装置は、例えば、右肺野や左肺野上の注目箇所が指定された場合、それら右肺野および左肺野の中心点を注目箇所として設定してもよい。
また、上記では、本発明の画像表示装置を診断装置に適用する例について説明したが、本発明の画像表示装置は、管理サーバなどに適用してもよい。
本発明の一実施形態が適用された医療診断システムの概略構成図である。 診断装置のハードウェア構成図である。 CD−ROMを示す概念図である。 医用画像表示装置の機能ブロック図である。 管理サーバから医用画像を取得し、その取得した医用画像を表示するまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。 管理サーバから送られてくる医用画像のイメージを示す図である。 断面画像表示画面の一例を示す図である。 切出画像を生成する方法を示す概念図である。 切出画像が表示された断面画像表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 画像生成装置
11 CR装置
12 MRI装置
20 管理サーバ
30 診断装置
31 本体装置
32 画像表示装置
33 キーボード
34 マウス
301 CPU
302 主メモリ
303 ハードディスク装置
304 FDドライブ
305 CD−ROMドライブ
306 I/Oインタフェース
100 医用画像表示プログラム
110 画像取得部
120 注目箇所指定部
130 注目箇所設定部
140 計測部
150 画像切出部
160 切断位置切替部
170 画像表示部
200 医用画像表示装置
210 画像取得部
220 注目箇所指定部
230 注目箇所設定部
240 計測部
250 画像切出部
260 切断位置切替部
270 画像表示部

Claims (10)

  1. 同一被写体について異なる時期に撮影された複数の医用画像のうちの一部の医用画像について画像上の箇所を操作に応じて設定するとともに、該複数の医用画像のうち、該箇所を設定された医用画像とは別の医用画像については、該箇所に相当する箇所を設定する箇所設定部と、
    前記複数の医用画像それぞれの、前記箇所設定部で設定された箇所から抽出した抽出像が共通サイズの表示領域内にいずれも表示可能となるように、各抽出像のサイズに合わせて該共通サイズを決定するサイズ決定部と、
    前記共通サイズの表示領域に前記抽出像を表示する表示部とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記表示部が、前記複数の医用画像それぞれの前記抽出像を、互いに並んだ複数の表示領域それぞれに表示するものであることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記医用画像が、前記被写体内で所定方向に並んだ複数の切断位置それぞれにおける複数の断面画像からなる断面画像群を構成する断面画像であって、前記複数の医用画像は、別々の断面画像群に属して互いに切断位置が共通した複数の断面画像であり、
    前記サイズ決定部が、前記断面画像群中の複数の断面画像に亘って連なっている、前記箇所から抽出した抽出像を含んだ一連の抽出像群を構成する各抽出像のサイズに合わせて、前記別々の断面画像群に属する該一連の抽出像群を構成する各抽出像が前記共通サイズの表示領域内にいずれも表示可能となるように該共通サイズを決定するものであり、
    前記表示部が、前記一連の抽出像群を構成する各抽出像を前記共通サイズの表示領域に表示し、所定操作を受けて、その表示した抽出像に替えて、該一連の抽出像群に属する他の抽出像を表示するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示装置。
  4. 同一被写体について異なる時期に撮影された複数の医用画像のうちの一部の医用画像について画像上の箇所を操作に応じて設定するとともに、該複数の医用画像のうち、該箇所を設定された医用画像とは別の医用画像については、該箇所に相当する箇所を設定する箇所設定過程と、
    前記複数の医用画像それぞれの、前記箇所設定部で設定された箇所から抽出した抽出像が共通サイズの表示領域内にいずれも表示可能となるように、各抽出像のサイズに合わせて該共通サイズを決定するサイズ決定過程と、
    前記共通サイズの表示領域に前記抽出像を表示する表示過程とを備えたことを特徴とする画像表示方法。
  5. コンピュータ内で実行され、該コンピュータ上に、
    同一被写体について異なる時期に撮影された複数の医用画像のうちの一部の医用画像について画像上の箇所を操作に応じて設定するとともに、該複数の医用画像のうち、該箇所を設定された医用画像とは別の医用画像については、該箇所に相当する箇所を設定する箇所設定部と、
    前記複数の医用画像それぞれの、前記箇所設定部で設定された箇所から抽出した抽出像が共通サイズの表示領域内にいずれも表示可能となるように、各抽出像のサイズに合わせて該共通サイズを決定するサイズ決定部と、
    前記共通サイズの表示領域に前記抽出像を表示する表示部とを構築することを特徴とする画像表示プログラム。
  6. 被写体内で所定方向に並んだ複数の切断位置それぞれにおける複数の断面画像からなる断面画像群を構成する断面画像であって、別々の断面画像群に属して互いに切断位置が共通した複数の断面画像それぞれに対して画像上の箇所を設定する箇所設定部と、
    前記断面画像群中の複数の断面画像に亘って連なっている、前記箇所から抽出した抽出像を含んだ一連の抽出像群を構成する各抽出像のサイズに合わせて、前記別々の断面画像群に属する該一連の抽出像群を構成する各抽出像が共通サイズの表示領域内にいずれも表示可能となるように該共通サイズを決定するサイズ決定部と、
    前記一連の抽出像群を構成する各抽出像を前記共通サイズの表示領域に表示する表示部とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  7. 前記箇所設定部は、前記断面画像中で、サンプル画像に類似した像が写っている箇所を検索し、該断面画像に対し、検索で見つかった箇所を設定するものであることを特徴とする請求項6記載の画像表示装置。
  8. 前記箇所設定部で設定されたことのある箇所を記憶しておく記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている箇所を表示する過去箇所表示部とを備え、
    前記箇所設定部は、前記断面画像に対して、前記過去表示部で表示された箇所のうちから選択された箇所を設定するものであることを特徴とする請求項6記載の画像表示装置。
  9. 被写体内で所定方向に並んだ複数の切断位置それぞれにおける複数の断面画像からなる断面画像群を構成する断面画像であって、別々の断面画像群に属して互いに切断位置が共通した複数の断面画像それぞれに対して画像上の箇所を設定する箇所設定過程と、
    前記断面画像群中の複数の断面画像に亘って連なっている、前記箇所から抽出した抽出像を含んだ一連の抽出像群を構成する各抽出像のサイズに合わせて、前記別々の断面画像群に属する該一連の抽出像群を構成する各抽出像が共通サイズの表示領域内にいずれも表示可能となるように該共通サイズを決定するサイズ決定過程と、
    前記一連の抽出像群を構成する各抽出像を前記共通サイズの表示領域に表示する表示過程とを備えたことを特徴とする画像表示方法。
  10. コンピュータ内で実行され、該コンピュータ上に、
    被写体内で所定方向に並んだ複数の切断位置それぞれにおける複数の断面画像からなる断面画像群を構成する断面画像であって、別々の断面画像群に属して互いに切断位置が共通した複数の断面画像それぞれに対して画像上の箇所を設定する箇所設定部と、
    前記断面画像群中の複数の断面画像に亘って連なっている、前記箇所から抽出した抽出像を含んだ一連の抽出像群を構成する各抽出像のサイズに合わせて、前記別々の断面画像群に属する該一連の抽出像群を構成する各抽出像が共通サイズの表示領域内にいずれも表示可能となるように該共通サイズを決定するサイズ決定部と、
    前記一連の抽出像群を構成する各抽出像を前記共通サイズの表示領域に表示する表示部とを構築することを特徴とする画像表示プログラム。
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