JPH0876112A - 反射シート - Google Patents

反射シート

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JPH0876112A
JPH0876112A JP6295083A JP29508394A JPH0876112A JP H0876112 A JPH0876112 A JP H0876112A JP 6295083 A JP6295083 A JP 6295083A JP 29508394 A JP29508394 A JP 29508394A JP H0876112 A JPH0876112 A JP H0876112A
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JP
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film
reflectance
polymer film
silver
thin film
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Application number
JP6295083A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kawamoto
悟志 川本
Shin Fukuda
福田  伸
Nobuhiro Fukuda
信弘 福田
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 透明高分子フィルム10の一方の面上に銀を
含む高反射層20を形成した、反射率が90%以上であ
り、かつ、拡散反射率が25%乃至85%である反射シ
ート。 【効果】 反射型の液晶表示装置において、好適に用い
られる、高い反射率と適度な拡散反射率を有する反射シ
ートを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OA機器などに使用さ
れる反射シートに関するものであり、特に反射型の液晶
表示装置に用いられる反射シートに関する。
【0002】
【従来の技術】現在の液晶表示装置の主流はバックライ
ト型の液晶表示装置であり、これらの表示装置の裏面に
用いられている反射シートには、主に拡散反射率が90
%以上の白色顔料入り樹脂シートが用いられている。し
かしながら、バックライト型の液晶表示装置では、蛍光
管を点灯するために消費電力が大きいという問題があ
る。よって今後普及することが期待されている小型の携
帯情報機器においては、消費電力の少ない反射型の液晶
表示装置に期待が寄せられている。
【0003】本発明者らは、図4に示すような反射型の
液晶表示装置の反射シートについて、輝度と、視野角の
観点より検討した。その結果、現在一般的に使用されて
いる反射面にアルミを用いた反射シートまたは反射板で
は十分な輝度が得られていない事が分かった。そこで、
白色顔料入り樹脂シート及び銀反射シートについて試験
したところ、白色顔料入り樹脂シートでは、視野角は十
分であったが輝度が不足するという問題があった。また
銀反射シートでは、視野が狭く、また、外光の写り込み
があるという問題があることを見出した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高い反射率
を有し、且つ、制御された拡散反射率を有する反射シー
トを提供するためになされたものであり、反射型の液晶
装置において、視野角と輝度のバランスを従来より高次
元で達成するものである。すなわち、本発明は、反射率
を90%以上に保ちながら、拡散反射率を25〜85%
有する反射シートを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するため手段】本発明者らは、かかる問題
を解決するために、鋭意研究を重ねた結果、透明高分子
フィルム内に添加剤を加えることにより、もしくは、一
主面に凹凸処理を加えること等により適度な曇価と光線
透過率を制御せしめたうえ、平坦なフィルム面に銀薄膜
層を形成することにより、反射型液晶用反射シートに好
適に用いる事が可能である反射シートを見いだし本発明
に到達した。
【0006】すなわち、本発明は、(1)透明高分子フ
ィルムの一方の主面上に少なくとも銀薄膜層が形成され
たシートであって、該銀薄膜層が形成されていない主面
から測定される反射率が90%以上であり、かつ、拡散
反射率が25%乃至85%である反射シートであり、ま
たは、(2)透明高分子フィルムの、光線透過率が75
%以上であり、かつ、曇価が10%乃至70%である
(1)記載の反射シートであり、または、(3)透明高
分子フィルムが白色顔料系の添加剤を含有している
(1)記載の反射シートであり、または、(4)透明高
分子フィルムの一主面が凹凸加工されている(1)記載
の反射シートであり、または、(5)平坦なフィルム面
に銀薄膜層が形成された(1)または(4)記載の反射
シートであり、または、(6)透明高分子フィルムのレ
ターデーション値が100nm以下である(1)記載の
反射シートであり、または(7)(1)〜(6)の何れ
かに記載の反射シートからなる反射型液晶用反射シー
ト、に関するものである。
【0007】ここで反射率とは、正反射率と拡散反射率
の和である。反射率は例えば日立自記分光光度計U−3
400形により、150φの積分球を用いて測定する。
また拡散反射率は、上記測定法において、正反射光をラ
イトトラップにて除き、測定できる。これらは当業者が
一般的に用いる測定方法である。
【0008】本発明のもっとも簡単な反射シートの例を
図1に示す。透明高分子フィルム10の一方の主面上
に、銀薄膜層20が形成されている。本発明における透
明高分子フィルムの材料は、ポリエチレン、ポリスチレ
ン、ポリエステル、ポリエーテルスルホン、ポリカーボ
ネート等が使用できるが、必ずしもこれらに限定される
わけではなく、透明であり、ある程度ガラス転移温度が
高いものであれば使用できる。
【0009】なお、偏光を制御して表示を行うSTN液
晶、TN液晶表示装置等においては、上記条件に加え
て、光学等方性が重要であり、この際には、三酢酸セル
ロース系樹脂、ポリアリレート系樹脂、ポリエーテルス
ルホン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリカーボネイト
系樹脂等の光学異方性の小さいフィルムが用いられる。
光学異方性が大きい透明光分子フィルムを用いた反射シ
ートでは、かかる液晶表示装置に組み込んだ際に着色が
観察され、また文字部分のコントラストが小さくなる欠
点が生じる。このため、使用できる透明光分子フィルム
のレターデーション値の限度は、100nm以下であ
り、より好ましくは60nm以下であり、更により好ま
しくは30nm以下である。このレターデーション値
(R)はフィルムの厚み(d)とフィルムの複屈折率
(フィルム面内における任意の方向の屈折率n1と、n1
に直交する方向の屈折率n2の差)の積で表される。
【0010】透明高分子フィルムの厚みには限定的な値
はないが、25〜150μm程度のものが好ましく用い
られる。使用する高分子フィルムの光学特性は、波長5
50nmの光線透過率が75%以上であり、かつ、曇価
が10%〜70%の範囲であることが好ましい。より好
ましくは、波長500〜700nmの範囲の光に対し
て、光線透過率が75%以上であり、曇価が10%〜7
0%である。光線透過率が75%よりも低いと、反射シ
ートとした時の反射率が所望の値に達しなくなる。ま
た、曇価が低すぎると、十分な拡散反射率が得られず、
一方、曇価が大きすぎる場合には拡散反射率が大きくな
りすぎる。
【0011】上記光学特性は、高分子フィルム内に適当
な添加剤を加えることにより制御することができる。添
加剤としては、アルミナ、チタニア(チタン白)、酸化
鉛(鉛白)、酸化亜鉛(亜鉛華)、炭酸カルシウム、炭
酸バリウム、硫酸バリウム、チタン酸カリウム、珪酸ソ
ーダ等のいわゆる白色顔料系の粒状物、針状物等を挙げ
ることができる。これら顔料の寸法は100nm乃至1
0μmの範囲であるが、添加量は上記の光学特性を満た
すように適当に選択する。例えば、0.1及至2重量%
の範囲で制御された高分子フィルムを用いることが好ま
しい。
【0012】また、高分子フィルムの一主面上に凹凸加
工を施すことにより上記光学特性を得ることもできる。
高分子フィルム上の凹凸は、凹凸を形成したロール等に
加熱溶融した高分子フィルムを押しつけることにより得
られるし、適当な有機溶媒や薬品等により高分子フィル
ム表面を処理することによっても得られる。また、サン
ドブラストにより得ることもできる。これらの処理は銀
薄膜層を形成する前に施してもよいし、銀薄膜層を形成
した後に施してもよい。凹凸処理を施した高分子フィル
ムはフィルムメーカーより、直接入手することもでき
る。例えばポリエステルフィルムを例に上げれば、帝人
(株)より入手が可能であり、SMタイプはポリエステ
ルフィルム面にサンドブラスト加工を行ったものであ
り、HPEまたはCIEタイプはポリエステルフィルム
面にエンボス加工を施したものである。
【0013】凹凸処理を施したフィルムを用いる場合に
は、銀薄膜層を平坦なフィルム面に形成する事が好まし
い。凹凸処理を施した面に銀薄膜層を形成した場合と、
平坦なフィルム面に銀薄膜を形成した場合を比べると、
平坦な面に銀薄膜を形成した場合の方が反射率が高い。
ここで平坦なフィルム面とは、表面粗さにより定義する
事ができ、表面粗さが1.0μm以下のフィルム面であ
り、より好ましくは表面荒さが0.5μm以下のフィル
ム面であり、更に好ましくは表面荒さが0.2μm以下
のフィルム面である。表面粗さは、Ra(中心線平均粗
さ)と、Rmax(最大高さ)、Rz(十点平均粗さ)
の算術平均値とした。これらの測定は、JIS B06
01に従い、触針粗さ計にて行う。なお、銀の耐光性を
向上させるために、高分子フィルムが紫外線を吸収する
特性を有することが好ましいことは、当業者が理解する
ところである。
【0014】銀薄膜の形成法は、湿式法および乾式法が
ある。湿式法とはメッキ法の総称であり、溶液から銀を
析出させて膜を形成する方法である。具体例を挙げると
すれば、銀鏡反応等がある。一方、乾式法とは、真空成
膜法の総称であり、具体的に例示するとすれば、抵抗加
熱式真空蒸着法、電子ビーム加熱式真空蒸着法、イオン
プレーティング法、イオンビームアシスト真空蒸着法、
スパッタ法等がある。とりわけ、本発明には連続的に成
膜するロールツロール方式が可能な真空成膜法が好まし
く用いられる。
【0015】真空蒸着法では銀の原材料を電子ビーム、
抵抗加熱、誘導加熱等で溶融させ、蒸気圧を上昇させ、
好ましくは0.1mTorr(約0.01Pa)以下で
基材表面に蒸着させる。この際に、アルゴン等のガスを
0.1mTorr(約0.01Pa)以上導入させ、高
周波もしくは直流のグロー放電を起こしてもよい。スパ
ッタ法では、DCマグネトロンスパッタ法、rfマグネ
トロンスパッタ法、イオンビームスパッタ法、ECRス
パッタ法、コンベンショナルrfスパッタ法、コンベン
ショナルDCスパッタ法等を使用し得る。スパッタ法に
おいては、原材料は銀の板状のターゲットを用いればよ
く、スパッタガスには、ヘリウム、ネオン、アルゴン、
クリプトン、キセノン等を使用し得るが、好ましくはア
ルゴンが用いられる。ガスの純度は、99%以上が好ま
しいが、より好ましくは99.5%以上である。
【0016】以上のごとくして形成される銀薄膜層の厚
さは、70nm〜300nmが好ましく、より好ましく
は100nm〜200nmである。これより薄いと、銀
の膜厚が十分でないために、透過する光が存在し、反射
率が十分でなくなる。一方、膜厚をこれよりさらに厚く
しても、それ以上反射率は上昇せず、飽和傾向を示す上
に、銀層の高分子フィルムに対する密着性が低下するの
で好ましくない。膜厚の測定は、触針粗さ計、繰り返し
反射干渉計、マイクロバランス、水晶振動子法等がある
が、水晶振動子法では成膜中に膜厚が測定可能なので所
望の膜厚を得るのに適している。また、前もって成膜の
条件を定めておき、試料基材上に成膜を行い、成膜時間
と膜厚の関係を調べた上で、成膜時間により膜を制御す
る方法もある。
【0017】銀薄膜層には、性能に害を及ぼさない程度
の、金、銅、ニッケル、鉄、コバルト、タングステン、
モリブデン、タンタル、クロム、インジュウム、マンガ
ン、チタン等の金属不純物が含まれてもよい。銀薄膜層
を形成した後、銀薄膜層の保護やフィルムの滑り性の向
上の目的のため、図2に示すように、インコネル、クロ
ム、ニッケル、チタン、アルミニウム、モリブデン、タ
ングステン等の単金属もしくは合金の金属層30を10
nm〜30nm程度積層した形態の反射シートとするこ
とも有効であることは、当業者が理解しうるところであ
ろう。銀薄膜層を透明高分子フィルム上に設ける際に、
高分子フィルム表面に、コロナ放電処理、グロー放電処
理、表面化学処理、粗面化処理等を行うことは、銀薄膜
層と高分子フィルムの密着性を向上させる手段として当
業者が用いる常套手段であろう。
【0018】かくして作製された反射シートの反射率
は、好ましくは90%以上であり、より好ましくは92
%以上であり、更により好ましくは94%以上であっ
て、かつ拡散反射率は、好ましくは25及至85%であ
り、より好ましくは25及至80%であり、更により好
ましくは30及至80%である。これらの反射シートを
反射型液晶装置に使用する場合、使用する液晶装置にお
いて差はあるが、拡散反射率が25%より小さいと、視
野が狭くなり、また、外界の写り込みが顕著化し使用で
きなくなる。また拡散反射率が85%を越えると、輝度
の低下が大きく使用できにくくなる。
【0019】本発明の反射シートは、図1のごとく単独
で使用してもかまわないし、また、図3に示すように、
別の高分子フィルムや適当な成形物に接着した反射シー
トとして使用しても良い。なお、成形物に接着して使用
する場合、銀を形成した主面の銀層の面、もしくは、銀
層面に形成された他種の金属の面(図2)に接着層もし
くは粘着層が設けられていることが、利用上有効であ
る。
【0020】さらに、接着剤、もしくは、粘着剤に剥離
容易な状態にて付着させられた保護用のシートを設ける
ことも使用上好ましい形態とみなせる。該保護用シート
としては、紙製、または、高分子製のシートが用いられ
る。この場合、使用時には保護用シートを剥離してもよ
いし、剥離せずにそのままも使用してもよい。用いる保
護用シートと、接着剤、もしくは、粘着剤の薄膜層との
接着には、容易な剥離を保証するために必要の応じて微
量の離形剤を分布介在させる。該保護用シートには、本
発明の反射体を所望の形状に裁断する場合の便宜ため
に、方眼状の案内線を印刷することもできる。
【0021】図4に本発明にかかる反射シートの反射型
液晶装置への実施形態の一例を示す。図4は反射型液晶
パネルの概略図であり、本発明とは特に関連の深くない
部分、例えば、透明導電層、配向膜等は簡略化され、表
示されてない。上面から入射した光は偏光フィルム6
0、透明基板70、液晶80、透明基板70、偏光フィ
ルム60を通過した後に、最下面に位置する本発明にか
かる反射シートに反射されて戻る。反射シート100の
直前で偏光フィルム60を通過した光は、反射シート1
00で反射され、再び偏光フィルム60を通過するので
あるが、この際に、反射シート100において偏光状態
が変化すると、再び偏光フィルム60を通過する際に透
過光量が低下する。本発明にかかる反射シートは、90
%以上の光を反射し、必要な視野角と均一な輝度を実現
するとともに、かかる光の偏光状態の変化を最小限とす
るので、その結果としてこれまでよりも高い輝度と視野
角を得る事ができる。
【0022】
【実施例】以下実施例を用いて本発明について説明す
る。尚、反射シートの評価は以下の方法で行った。台の
上に反射シートを置き、法線に対して約30°の角度で
2個の白色電球を設置し反射シートを照らした。次に反
射シートから30cmの位置に輝度計をセットし、0°
〜60°における輝度値を測定した。この値を、白色顔
料入り樹脂シートの値と比較した。ここで、液晶分野で
は0.1%の向上も重要であり、本発明における2〜2
0%に及ぶ輝度の向上は非常に大きなものである。
【0023】〔実施例1〕帝人(株)製テトロンフィル
ムF7(ポリエステルフィルム、厚さ36μm、全光線
透過率=84.9%、曇価=13.0%)に、DCマグ
ネトロンスパッタ法で、純度99.9%の銀をターゲッ
トとし、純度99.5%のアルゴンをスパッタガスとし
て、銀を膜厚100nmになるように形成した。そのフ
ィルムをスパッタ装置から取り出すことなく、インコネ
ル625をさらに銀薄膜層上に10nm厚に積層した。
得られた試料の反射率と拡散反射率を高分子フィルム側
から分光光度計(日立U−3400)で測定したとこ
ろ、反射率=93.2%、拡散反射率=25.4%の反
射シートを得た。この反射シートの輝度を評価したとこ
ろ、白色顔料入り樹脂シートを100とすると、102
であった。
【0024】〔実施例2〕帝人(株)製テトロンフィル
ムU4(ポリエステルフィルム、厚さ25μm、全光線
透過率=75.5%、曇価=67.0%)に、rfマグ
ネトロンスパッタ法で、純度99.9%の銀をターゲッ
トとし、純度99.5%のアルゴンをスパッタガスとし
て、銀を膜厚150nmになるように形成した。そのフ
ィルムをスパッタ装置から取り出すことなく、タングス
テンをさらに銀薄膜層上に10nm厚に積層した。得ら
れた試料の反射率と拡散反射率を高分子フィルム側から
分光光度計(日立U−3400)で測定したところ、反
射率=92.4%、拡散反射率=83.3%の反射シー
トを得た。この反射シートの輝度を評価したところ、白
色顔料入り樹脂シートを100とすると、102であっ
た。
【0025】〔実施例3〕ユニチカ(株)製片面マット
処理ポリエステルフィルム50CNS(厚さ25μm、
全光線透過率=81.8%、曇価=69.3%)の平滑
面に、DCマグネトロンスパッタ法で、純度99.9%
の銀をターゲットとし、純度99.5%のアルゴンをス
パッタガスとして、銀を膜厚80nmになるように形成
した。そのフィルムをスパッタ装置から取り出すことな
く、タングステンをさらに銀薄膜層上に10nm厚に積
層した。得れた試料の反射率と拡散反射率を高分子フィ
ルム側から分光光度計(日立U−3400)で測定した
ところ、反射率=90.2%、拡散反射率=78.7%
の反射シートを得た。この反射シートの輝度を評価した
ところ、白色顔料入り樹脂シートを100とすると、1
10であった。
【0026】〔実施例4〕ユニチカ(株)製片面マット
処理ポリエステルフィルム600PS(厚さ31μm、
全光線透過率=81.0%、曇価=54.7%)の平滑
面に、電子ビーム式真空蒸着法で、純度99.9%の銀
を蒸着した。水晶式膜厚モニターで銀層の膜厚を測定し
たところ200nmであった。得れた試料の反射率と拡
散反射率を高分子フィルム側から分光光度計(日立U−
3400)で測定したところ、反射率=90.8%、拡
散反射率=62.6%の反射シートを得た。この反射シ
ートの輝度を評価したところ、白色顔料入り樹脂シート
を100とすると、120であった。
【0027】〔実施例5〕帝人(株)製テトロンフィル
ムSM(片面凹凸化処理、厚さ25μm、全光線透過率
=83.0%、曇価=60.1%)の平滑面に、DCマ
グネトロンスパッタ法で、純度99.9%の銀をターゲ
ットとして、純度99.5%のクリプトンをスパッタガ
スとして、銀を膜厚100nmになるように形成した。
そのフィルムをスパッタ装置から取り出すことなく、モ
リブデンをさらに銀薄膜層上に10nm厚に積層した。
得られた試料の反射率と拡散反射率を高分子フィルム側
から分光光度計(日立U−3400)で測定したとこ
ろ、反射率=90.6%、拡散反射率=71.7%の反
射シートを得た。この反射シートの輝度を評価したとこ
ろ、白色顔料入り樹脂シートを100とすると、115
であった。
【0028】〔実施例6〕白色顔料としてアルミナを樹
脂に対して0.2%混入した白色顔料入りポリエステル
フィルム(厚さ25μm、全光線透過率=82.7%、
曇価=15.3%)に、DCマグネトロンスパッタ法
で、純度99.9%の銀をターゲットとし、純度99.
5%のアルゴンをスパッタガスとして、銀を膜厚80n
mになるように形成した。そのフィルムをスパッタ装置
から取り出すことなく、インコネル750をさらに銀薄
膜層上に10nm厚に積層した。得られた試料の反射率
と拡散反射率を高分子フィルム側から分光光度計(日立
U−3400)で測定したところ、反射率=91.8
%、拡散反射率=27.7%の反射シートを得た。この
反射シートの輝度を評価したところ、白色顔料入り樹脂
シートを100とすると、104であった。
【0029】〔実施例7〕レターデーション値が76n
mである富士写真フィルム(株)製フジタックフィルム
(三酢酸セルロースフィルム)の片面にサンドブラスト
により凹凸処理を行った。この高分子フィルム(厚さ3
8μm、全光線透過率=84.6%、曇価=70.0
%)に、DCマグネトロンスパッタ法で、純度99.9
%の銀をターゲットとし、純度99.5%のアルゴンを
スパッタガスとして、銀を膜厚150nmになるように
形成した。そのフィルムをスパッタ装置から取り出すこ
となく、インコネル625をさらに銀薄膜層上に10n
m厚に積層した。得られた試料の反射率と拡散反射率を
高分子フィルム側から分光光度計(日立U−3400)
で測定したところ、反射率=91.6%、拡散反射率=
84.7%の反射シートを得た。この反射シートの輝度
を評価したところ、白色顔料入り樹脂シートを100と
すると、102であった。
【0030】〔実施例8〕レターデーション値が76n
mである富士写真フィルム(株)製フジタックフィルム
(三酢酸セルロースフィルム)のクリヤータイプ(厚さ
38μm、全光線透過率=88.5%、曇価=1.3
%)に、rfマグネトロンスパッタ法で、純度99.9
%の銀をターゲットとし、純度99.5%のアルゴンを
スパッタガスとして、銀を膜厚150nmになるように
形成した。そのフィルムをスパッタ装置から取り出すこ
となく、タングステンをさらに銀薄膜層上に10nm厚
に積層した。得られた試料の反射率と拡散反射率を高分
子フィルム側から分光光度計(日立U−3400)で測
定したところ、反射率=95.8%、拡散反射率=2.
35%の反射シートを得た。更にこのフィルムの高分子
フィルム面を有機溶媒たるシクロヘキサノンにより処理
し、凹凸加工を施したところ、反射率=91.9%、拡
散反射率=58.5%の反射シートを得た。この反射シ
ートの輝度を評価したところ、白色顔料入り樹脂シート
を100とすると、116であった。
【0031】〔実施例9〕レターデーション値が50n
mである三井東圧化学(株)製TALPA1000(ポ
リエーテルスルホンフィルム)の片面にサンドブラスト
により凹凸処理を行った。この高分子フィルム(厚さ5
0μm、全光線透過率=81.7%、曇価=61.1
%)に、DCマグネトロンスパッタ法で、純度99.9
%の銀をターゲットとし、純度99.5%のアルゴンを
スパッタガスとして、銀を膜厚150nmになるように
形成した。そのフィルムをスパッタ装置から取り出すこ
となく、インコネル625をさらに銀薄膜層上に10n
m厚に積層した。得られた試料の反射率と拡散反射率を
高分子フィルム側から分光光度計(日立U−3400)
で測定したところ、反射率=91.4%、拡散反射率=
73.0%の反射シートを得た。この反射シートの輝度
を評価したところ、白色顔料入り樹脂シートを100と
すると、112であった。
【0032】〔実施例10〕白色顔料として酸化チタン
を樹脂に対して0.1%混入した、レターデーション値
が50nmであるポリエーテルスルホンフィルム(厚さ
50μm、全光線透過率=83.2%、曇価=42.1
%)に、rfマグネトロンスパッタ法で、純度99.9
%の銀をターゲットとし、純度99.5%のアルゴンを
スパッタガスとして、銀を膜厚150nmになるように
形成した。そのフィルムをスパッタ装置から取り出すこ
となく、タングステンをさらに銀薄膜層上に10nm厚
に積層した。得られた試料の反射率と拡散反射率を高分
子フィルム側から分光光度計(日立U−3400)で測
定したところ、反射率=92.7%、拡散反射率=5
8.7%の反射シートを得た。この反射シートの輝度を
評価したところ、白色顔料入り樹脂シートを100とす
ると、120であった。
【0033】〔比較例1〕アルミ反射シート(反射率=
87.0%、拡散反射率=79.3%)の輝度を評価し
たところ、白色顔料入り樹脂シートを100とすると、
93であった。
【0034】〔比較例2〕アルミ反射シート(反射率=
85.6%、拡散反射率=67.6%)の輝度を評価し
たところ、白色顔料入り樹脂シートを100とすると、
96であった。
【0035】〔比較例3〕アルミ反射シート(反射率=
85.7%、拡散反射率=65.7%)の輝度を評価し
たところ、白色顔料入り樹脂シートを100とすると、
95であった。比較例1〜3に示した様に、反射率が本
発明で規定する90%より小さい場合、輝度が大きく低
下し、本発明の目的を達成できない。
【0036】〔比較例4〕帝人(株)製テトロンフィル
ムS6(厚さ25μm、全光線透過率=84.7%、曇
価=9.8%)に、rfマグネトロンスパッタ法で、純
度99.9%の銀をターゲットとし、純度99.5%の
アルゴンをスパッタガスとして、銀を膜厚150nmに
なるように形成した。そのフィルムをスパッタ装置から
取り出すことなく、タングステンをさらに銀薄膜層上に
10nm厚に積層した。得られた試料の反射率と拡散反
射率を高分子フィルム側から分光光度計(日立U−34
00)で測定したところ、反射率=92.8%、拡散反
射率=23.6%の反射シートを得た。この反射シート
の輝度を評価したところ、白色顔料入り樹脂シートを1
00とすると、91であった。この様に、曇価が10%
より小さい透明高分子フィルムを用いた場合、目的とす
る拡散反射率が得られない。また、拡散反射率が本発明
で規定する値よりも小さい場合、十分な視野角が得られ
ず、全体として輝度が低下し、本発明の目的を達成する
事ができない。
【0037】〔比較例5〕ポリエステルフィルム(厚さ
50μm、全光線透過率=75.3%、曇価=71.2
%)に、rfマグネトロンスパッタ法で、純度99.9
%の銀をターゲットとし、純度99.5%のアルゴンを
スパッタガスとして、銀を膜厚150nmになるように
形成した。そのフィルムをスパッタ装置から取り出すこ
となく、タングステンをさらに銀薄膜層上に10nm厚
に積層した。得られた試料の反射率と拡散反射率を高分
子フィルム側から分光光度計(日立U−3400)で測
定したところ、反射率=90.3%、拡散反射率=8
6.3%の反射シートを得た。この反射シートの輝度を
評価したところ、白色顔料入り樹脂シートを100とす
ると、98であった。この様に、曇価が70%より大き
い透明高分子フィルムを用いた場合、目的とする拡散反
射率が得られない。また、拡散反射率が本発明で規定す
る値よりも大きい場合、輝度が低下し、本発明の目的を
達成する事ができない。
【0038】〔比較例6〕ポリエステルフィルム(厚さ
75μm、全光線透過率=74.5%、曇価=65.5
%)に、rfマグネトロンスパッタ法で、純度99.9
%の銀をターゲットとし、純度99.5%のアルゴンを
スパッタガスとして、銀を膜厚150nmになるように
形成した。そのフィルムをスパッタ装置から取り出すこ
となく、タングステンをさらに銀薄膜層上に10nm厚
に積層した。得られた試料の反射率と拡散反射率を高分
子フィルム側から分光光度計(日立U−3400)で測
定したところ、反射率=87.6%、拡散反射率=6
5.3%の反射シートを得た。この反射シートの輝度を
評価したところ、白色顔料入り樹脂シートを100とす
ると、94であった。この様に、全光線透過率が75%
より小さい透明高分子フィルムを用いた場合、目的とす
る反射率が得られない。また、反射率が本発明で規定す
る値よりも小さい場合、輝度が低下し、本発明の目的を
達成する事ができない。
【0039】〔比較例7〕ユニチカ(株)製片面マット
処理ポリエステルフィルム600PS(厚さ31μm、
全光線透過率=81.0%、曇価=54.7%)のマッ
ト処理面(表面粗さ=2.5μm)に、電子ビーム式真
空蒸着法で、純度99.9%の銀を蒸着した。水晶式膜
厚モニターで銀層の膜厚を測定したところ200nmで
あった。得られた試料の反射率と拡散反射率を高分子フ
ィルム側から分光光度計(日立U−3400)で測定し
たところ、反射率=77.7%、拡散反射率=52.1
%の反射シートを得た。この反射シートの輝度を評価し
たところ、白色顔料入り樹脂シートを100とすると、
71であった。この様に、フィルムの凹凸加工面に銀薄
膜層が形成された場合、反射率が著しく低下し、本発明
の目的を達成する事ができない。
【0040】〔比較例8〕帝人(株)製テトロンフィル
ムSM(片面凹凸化処理、厚さ25μm、全光線透過率
=83.0%、曇価=60.1%)の凹凸面(表面粗さ
=2.7μm)に、DCマグネトロンスパッタ法で、純
度99.9%の銀をターゲットとして、純度99.5%
のクリプトンをスパッタガスとして、銀を膜厚100n
mになるように形成した。そのフィルムをスパッタ装置
から取り出すことなく、モリブデンをさらに銀薄膜層上
に10nm厚に積層した。得られた試料の反射率と拡散
反射率を高分子フィルム側から分光光度計(日立U−3
400)で測定したところ、反射率=79.0%、拡散
反射率=61.9%の反射シートを得た。この反射シー
トの輝度を評価したところ、白色顔料入り樹脂シートを
100とすると、80であった。この様に、フィルムの
凹凸加工面に銀薄膜層が形成された場合、反射率が著し
く低下し、本発明の目的を達成する事ができない。
【0041】
【発明の効果】TN型液晶、STN型液晶、ゲスト・ホ
スト型液晶、高分子分散型液晶等を用いた反射型表示装
置の反射シートに好適に用いることができる反射体を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反射シートの構造断面図
【図2】本発明の反射シートの構造断面図
【図3】本発明の反射シートの構造断面図
【図4】反射型液晶表示装置概略図
【符号の説明】
10 透明高分子フィルム 20 銀薄膜層 30 金属層 40 接着層または粘着層 50 高分子フィルムまたは高分子シート 60 偏光フィルム 70 透明基板 80 液晶 90 シーラント 100 反射シート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明高分子フィルムの一方の主面上に少
    なくとも銀薄膜層が形成されたシートであって、該銀薄
    膜層が形成されていない主面から測定される反射率が9
    0%以上であり、かつ、拡散反射率が25%乃至85%
    である反射シート。
  2. 【請求項2】 透明高分子フィルムの、光線透過率が7
    5%以上であり、かつ、曇価が10%乃至70%である
    請求項1記載の反射シート。
  3. 【請求項3】 透明高分子フィルムが白色顔料系の添加
    剤を含有している請求項1記載の反射シート。
  4. 【請求項4】 透明高分子フィルムの一主面が凹凸加工
    されている請求項1記載の反射シート。
  5. 【請求項5】 平坦なフィルム面に銀薄膜層が形成され
    た請求項1または請求項4記載の反射シート。
  6. 【請求項6】 透明高分子フィルムのレターデーション
    値が100nm以下である請求項1記載の反射シート。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載の反射シー
    トからなる反射型液晶用反射シート。
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