JPH0874932A - ブッシュ型防振装置 - Google Patents
ブッシュ型防振装置Info
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- JPH0874932A JPH0874932A JP20776294A JP20776294A JPH0874932A JP H0874932 A JPH0874932 A JP H0874932A JP 20776294 A JP20776294 A JP 20776294A JP 20776294 A JP20776294 A JP 20776294A JP H0874932 A JPH0874932 A JP H0874932A
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上下方向及び前後方向のバネ特性を柔らかく
して、車両の騒音を減少し、また乗り心地性能を向上す
ると共に、左右方向及びこじり方向のバネ特性を硬くし
て、操縦安定性能を向上する防振装置を提供する。 【構成】 剛な内筒部材の外周面の左右に、該内筒部材
の径方向外方に弾性体と金属板とを交互に重設して積層
体を形成し、該積層体を所定量に圧縮して剛な外筒部材
内に嵌装し、該外筒部材の内部が前記積層体と積層体の
積層方向の上下に位置する空隙とから構成される防振装
置
して、車両の騒音を減少し、また乗り心地性能を向上す
ると共に、左右方向及びこじり方向のバネ特性を硬くし
て、操縦安定性能を向上する防振装置を提供する。 【構成】 剛な内筒部材の外周面の左右に、該内筒部材
の径方向外方に弾性体と金属板とを交互に重設して積層
体を形成し、該積層体を所定量に圧縮して剛な外筒部材
内に嵌装し、該外筒部材の内部が前記積層体と積層体の
積層方向の上下に位置する空隙とから構成される防振装
置
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、独立懸架装置のトレ−
リングア−ムに使用されるア−ムブッシュや各種のリン
ク機構に使用されるリンクブッシュの改良に関する。
リングア−ムに使用されるア−ムブッシュや各種のリン
ク機構に使用されるリンクブッシュの改良に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、図6に示す様に乗用車前輪の懸
架装置には、車両のタイヤを支持する例えばトレ−リン
グア−ムと車体との間に、このトレ−リングア−ムを弾
性的に支持するためのブッシュが配置されている。
架装置には、車両のタイヤを支持する例えばトレ−リン
グア−ムと車体との間に、このトレ−リングア−ムを弾
性的に支持するためのブッシュが配置されている。
【0003】すなわち、図6に示す様に、両端部にそれ
ぞれ車輪112を有したアクスルビ−ム114に一対の
トレ−リングア−ム116の先端側がそれぞれ固着され
る。そして、これら一対のトレ−リングア−ム116
に、それぞれ車体(図示せず)の前後方向Xに対してそ
の軸方向がほぼ直角となるように、ア−ムブッシュ11
8が固定されている。そして、これらのア−ムブッシュ
118は、通常内筒及び外筒間にゴム弾性体を中実に介
在固着させて構成している。
ぞれ車輪112を有したアクスルビ−ム114に一対の
トレ−リングア−ム116の先端側がそれぞれ固着され
る。そして、これら一対のトレ−リングア−ム116
に、それぞれ車体(図示せず)の前後方向Xに対してそ
の軸方向がほぼ直角となるように、ア−ムブッシュ11
8が固定されている。そして、これらのア−ムブッシュ
118は、通常内筒及び外筒間にゴム弾性体を中実に介
在固着させて構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらのア−ムブッシ
ュ118には、車両走行中路面から車輪を介して種々の
方向の振動が伝達される。上下方向(図上Z方向)の振
動に対しては、この振動が車体内に伝達されるとロ−ド
ノイズとして騒音となるので、前記ア−ムブッシュ11
8の上下方向のバネ定数を低く抑えることが要求され
る。また、路面の小突起や継ぎ目を通過時に発生する前
後方向の振動に対しては、この振動が車体内に伝達され
ると所謂ハ−シュネスとして乗り心地を低下させるの
で、前記ア−ムブッシュは前後方向のバネ定数が低くま
た内部損失が大きくて振動減衰能力が高いことが要求さ
れる。更に、車両が曲線路を走行中に発生する遠心力に
対抗してタイヤの接地部に発生する左右方向(図上Y方
向)の摩擦力と、該摩擦力と接地面に働く前後方向(図
上X方向)の推進力との合力に基づくこじり力(ブッシ
ュ内筒軸に直角方向即ちZ方向を回転軸として、内筒ま
たは外筒に対し外筒または内筒を旋回させる力)がブッ
シュに入力される場合には、車両の操舵応答性を高める
ために、前記ア−ムブッシュ118は左右方向の高いバ
ネ定数と高いこじりバネ定数が要求される。
ュ118には、車両走行中路面から車輪を介して種々の
方向の振動が伝達される。上下方向(図上Z方向)の振
動に対しては、この振動が車体内に伝達されるとロ−ド
ノイズとして騒音となるので、前記ア−ムブッシュ11
8の上下方向のバネ定数を低く抑えることが要求され
る。また、路面の小突起や継ぎ目を通過時に発生する前
後方向の振動に対しては、この振動が車体内に伝達され
ると所謂ハ−シュネスとして乗り心地を低下させるの
で、前記ア−ムブッシュは前後方向のバネ定数が低くま
た内部損失が大きくて振動減衰能力が高いことが要求さ
れる。更に、車両が曲線路を走行中に発生する遠心力に
対抗してタイヤの接地部に発生する左右方向(図上Y方
向)の摩擦力と、該摩擦力と接地面に働く前後方向(図
上X方向)の推進力との合力に基づくこじり力(ブッシ
ュ内筒軸に直角方向即ちZ方向を回転軸として、内筒ま
たは外筒に対し外筒または内筒を旋回させる力)がブッ
シュに入力される場合には、車両の操舵応答性を高める
ために、前記ア−ムブッシュ118は左右方向の高いバ
ネ定数と高いこじりバネ定数が要求される。
【0005】しかるに、図6に示した従来のア−ムブッ
シュ118においては、前後方向の振動入力に対してブ
ッシュ内の弾性体(通常ゴム)の圧縮剛性が高い為に、
一般に前後方向のバネ定数が高く、しかもこの方向のバ
ネ定数を低くしようとすると同時に左右方向や前記こじ
り方向のバネ定数の低下を招くために、上述した上下、
前後、左右の3方向のバネ定数に対する要求を同時に満
足するものを得ることが困難であった。更に、この点に
関して過去に種々改良提案が試みられて来たが、性能上
または製造上で満足すべきものが得られておらず実用化
されていないのが現状である。
シュ118においては、前後方向の振動入力に対してブ
ッシュ内の弾性体(通常ゴム)の圧縮剛性が高い為に、
一般に前後方向のバネ定数が高く、しかもこの方向のバ
ネ定数を低くしようとすると同時に左右方向や前記こじ
り方向のバネ定数の低下を招くために、上述した上下、
前後、左右の3方向のバネ定数に対する要求を同時に満
足するものを得ることが困難であった。更に、この点に
関して過去に種々改良提案が試みられて来たが、性能上
または製造上で満足すべきものが得られておらず実用化
されていないのが現状である。
【0006】上記の実情を鑑みて、本発明の目的は、軸
方向及び軸に直角の一方向のバネ特性を柔らかく出来る
と共に、前記一方向に対し直角の他方向及び前記こじり
方向のバネ特性を硬く出来る防振装置を提供して、車両
の騒音を低減し乗心地性能と操縦安定性能を向上するこ
とが目的である。
方向及び軸に直角の一方向のバネ特性を柔らかく出来る
と共に、前記一方向に対し直角の他方向及び前記こじり
方向のバネ特性を硬く出来る防振装置を提供して、車両
の騒音を低減し乗心地性能と操縦安定性能を向上するこ
とが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のブッシュ型防振装置においては、特許請求
項1に記載の如く、剛な内筒部材の外周面の左右相対位
置に、該内筒の径方向外方に弾性体と金属板とを交互に
重設して積層体を形成し、該積層体の両端から前記内筒
部材の軸心に向かって該積層体を圧縮して、該積層体を
剛な外筒部材の内部に圧入し、前記外筒部材の内部が前
記積層体部分と該積層体に隣接する空隙部分とで構成さ
れることを特徴としている。
に、本発明のブッシュ型防振装置においては、特許請求
項1に記載の如く、剛な内筒部材の外周面の左右相対位
置に、該内筒の径方向外方に弾性体と金属板とを交互に
重設して積層体を形成し、該積層体の両端から前記内筒
部材の軸心に向かって該積層体を圧縮して、該積層体を
剛な外筒部材の内部に圧入し、前記外筒部材の内部が前
記積層体部分と該積層体に隣接する空隙部分とで構成さ
れることを特徴としている。
【0008】また、前記積層体が万一前後方向に大入力
の剪断変形を受けて積層体の左右端部がその固定位置か
ら移動し外筒部材から抜離するのを阻止するために、特
許請求項2に記載の如く、特許請求項1に記載のブッシ
ュ型防振装置において、前記外筒部材の両端縁が、前記
積層体の軸方向外端部に沿って軸心方向に湾曲されてい
るとしている。
の剪断変形を受けて積層体の左右端部がその固定位置か
ら移動し外筒部材から抜離するのを阻止するために、特
許請求項2に記載の如く、特許請求項1に記載のブッシ
ュ型防振装置において、前記外筒部材の両端縁が、前記
積層体の軸方向外端部に沿って軸心方向に湾曲されてい
るとしている。
【0009】さらに、車両の乗り心地性能を左右する上
下、及び前後方向のバネ特性と操縦安定性能を左右する
左右方向のバネ特性の差を十分に取るために、特許請求
項3に記載の如く、特許請求項1及び特許請求項2に記
載のブッシュ型防振装置おいて、前記積層体の左右端か
ら前記内筒部材の軸心に向かう該積層体の圧縮量が20
%以上であるとしている。
下、及び前後方向のバネ特性と操縦安定性能を左右する
左右方向のバネ特性の差を十分に取るために、特許請求
項3に記載の如く、特許請求項1及び特許請求項2に記
載のブッシュ型防振装置おいて、前記積層体の左右端か
ら前記内筒部材の軸心に向かう該積層体の圧縮量が20
%以上であるとしている。
【0010】
【作用】本発明になる筒状ブッシュでは、剛な内筒部材
の外周面の左右相対位置に、該内筒の径方向外方に沿っ
て弾性体と金属板とが交互に重設されて積層体が形成さ
れ、この積層体が予めその積層方向の左右端から前記内
筒部材の軸心に向かって所定量圧縮されて、剛な外筒部
材内に嵌装されている。この予備圧縮により、積層体は
その左右端部の金属板と外筒部材の内面との間の摩擦力
が高まり外筒部材内面の所定位置に十分に固定される。
の外周面の左右相対位置に、該内筒の径方向外方に沿っ
て弾性体と金属板とが交互に重設されて積層体が形成さ
れ、この積層体が予めその積層方向の左右端から前記内
筒部材の軸心に向かって所定量圧縮されて、剛な外筒部
材内に嵌装されている。この予備圧縮により、積層体は
その左右端部の金属板と外筒部材の内面との間の摩擦力
が高まり外筒部材内面の所定位置に十分に固定される。
【0011】また、前記予備圧縮の圧縮量は、積層体が
圧入される前の積層方向の長さl1に対する積層体が嵌
装される外筒部材の内径l2 との比率として定義され、
この比率を20%以上としているので、下記する軸方向
と軸方向に直角の一方向及び該一方向に直交する他方向
とのバネ特性の差を有効にとることができる。
圧入される前の積層方向の長さl1に対する積層体が嵌
装される外筒部材の内径l2 との比率として定義され、
この比率を20%以上としているので、下記する軸方向
と軸方向に直角の一方向及び該一方向に直交する他方向
とのバネ特性の差を有効にとることができる。
【0012】また、前記外筒部材内面と前記内筒部材外
表面との間の間隔内で弾性体(一般にゴム)と金属板と
が交互に重ねられて積層にされると各層のゴムの厚さ
が、この様に積層にしないで前記間隔内全幅にゴムブロ
ックのみを嵌装した場合に比べて薄くなる。この形状効
果によって、所謂ゴムの形状率(受圧面積÷自由表面
積)が大きくなりゴムの剛性が高くなる。このような特
性の積層体に前記予備圧縮を付与することで、外筒部材
内に圧入されたゴムが積層方向、即ち前記内筒の軸方向
に直角となる一方向に圧縮された場合(図5上(3))
は、その圧縮剛性は極めて高くなる。
表面との間の間隔内で弾性体(一般にゴム)と金属板と
が交互に重ねられて積層にされると各層のゴムの厚さ
が、この様に積層にしないで前記間隔内全幅にゴムブロ
ックのみを嵌装した場合に比べて薄くなる。この形状効
果によって、所謂ゴムの形状率(受圧面積÷自由表面
積)が大きくなりゴムの剛性が高くなる。このような特
性の積層体に前記予備圧縮を付与することで、外筒部材
内に圧入されたゴムが積層方向、即ち前記内筒の軸方向
に直角となる一方向に圧縮された場合(図5上(3))
は、その圧縮剛性は極めて高くなる。
【0013】一方、図5の如く、外筒部材即ち前記積層
体の積層方向の左右端を、内筒部材に対して、前記積層
方向に直角方向、即ち前記一方向に直交する他方向に変
位させる剪断変形を付与した場合(図5上(1))で
は、圧縮剛性に対し剪断剛性が小さいというゴム本来の
特性に加えて、該積層体の積層方向と直角方向の幅が積
層方向の幅に比べかなり狭く設定されていることと、予
備圧縮されて蓄えられたゴム内部の寸度的余裕によって
剪断変形を容易にさせるので前記他方向の剛性は小さく
設定される。
体の積層方向の左右端を、内筒部材に対して、前記積層
方向に直角方向、即ち前記一方向に直交する他方向に変
位させる剪断変形を付与した場合(図5上(1))で
は、圧縮剛性に対し剪断剛性が小さいというゴム本来の
特性に加えて、該積層体の積層方向と直角方向の幅が積
層方向の幅に比べかなり狭く設定されていることと、予
備圧縮されて蓄えられたゴム内部の寸度的余裕によって
剪断変形を容易にさせるので前記他方向の剛性は小さく
設定される。
【0014】更にまた、外筒部材即ち前記積層体の前記
左右端を、図5の如く、内筒部材に対して、内筒軸の軸
方向に移動させる剪断変形を付与した場合(図5上
(2))では、前記一方向に直交する他方向に剪断変形
させた場合と同様に、ゴム本来の前記特性に加えて、予
備圧縮されて蓄えられたゴム内部の寸度的余裕によって
剪断変形を容易にさせることからここで問題とする前記
軸方向の剛性は小さく設定される。
左右端を、図5の如く、内筒部材に対して、内筒軸の軸
方向に移動させる剪断変形を付与した場合(図5上
(2))では、前記一方向に直交する他方向に剪断変形
させた場合と同様に、ゴム本来の前記特性に加えて、予
備圧縮されて蓄えられたゴム内部の寸度的余裕によって
剪断変形を容易にさせることからここで問題とする前記
軸方向の剛性は小さく設定される。
【0015】そして、上述の作用を備えた本発明のブッ
シュ型防振装置を、その軸方向を車両の前後方向とし、
積層方向を車両の左右方向に、さらに、車両の上下方向
に積層方向と直角方向に配置されている前記空隙を位置
させて懸架装置に取り付けることによって、車両のロ−
ドノイズ(騒音)や乗り心地を左右する懸架装置の前
後、上下方向のバネ定数を低く設定すると共に、車両の
操縦安定性を左右する懸架装置の左右方向及び前記旋回
方向の剛性を高く設定することが可能となる。
シュ型防振装置を、その軸方向を車両の前後方向とし、
積層方向を車両の左右方向に、さらに、車両の上下方向
に積層方向と直角方向に配置されている前記空隙を位置
させて懸架装置に取り付けることによって、車両のロ−
ドノイズ(騒音)や乗り心地を左右する懸架装置の前
後、上下方向のバネ定数を低く設定すると共に、車両の
操縦安定性を左右する懸架装置の左右方向及び前記旋回
方向の剛性を高く設定することが可能となる。
【0016】
【実施例】図1乃至図4により本発明の実施例を説明す
る。図1(a)は、外筒部材に圧入される前の積層体2
を示しており、円筒状の金属製の内筒部材3の外周面の
左右に、該円筒部材3の径方向外方に弾性体たるゴムブ
ロック4と金属板5とが交互に3層積層されて加硫加工
により相互に接着されている。
る。図1(a)は、外筒部材に圧入される前の積層体2
を示しており、円筒状の金属製の内筒部材3の外周面の
左右に、該円筒部材3の径方向外方に弾性体たるゴムブ
ロック4と金属板5とが交互に3層積層されて加硫加工
により相互に接着されている。
【0017】積層体2の積層方向の長さ(即ち厚さ)l
1 は外筒部材6の内径l2 の1.2倍の長さに設定して
いる。積層体2の積層方向に直角方向の幅について説明
する。積層される各層のゴムブロック4の断面は梯形状
となっており、内筒側の幅bg1が狭く金属板側の幅bg2
が広くなっている。しかも1層目、2層目、3層目と外
層になるほど前記梯形断面が大きくなり従ってゴムブロ
ック4の幅bgiの値及び金属板5の幅bmiも内層より外
層において大きくなる。そして、円筒部材3に直接接着
される最内層のゴムブロック4の幅bg1は円筒状の内筒
部材3の直径と略同一とされている。
1 は外筒部材6の内径l2 の1.2倍の長さに設定して
いる。積層体2の積層方向に直角方向の幅について説明
する。積層される各層のゴムブロック4の断面は梯形状
となっており、内筒側の幅bg1が狭く金属板側の幅bg2
が広くなっている。しかも1層目、2層目、3層目と外
層になるほど前記梯形断面が大きくなり従ってゴムブロ
ック4の幅bgiの値及び金属板5の幅bmiも内層より外
層において大きくなる。そして、円筒部材3に直接接着
される最内層のゴムブロック4の幅bg1は円筒状の内筒
部材3の直径と略同一とされている。
【0018】また、ゴムブロック4と積層される3枚の
金属板5の各々は、積層体2が圧入される外筒部材6の
円弧と同心の円弧状形状を持っており、最外層の金属板
5の外表面の円弧は外筒部材6の内面の円弧と同一とさ
れている。
金属板5の各々は、積層体2が圧入される外筒部材6の
円弧と同心の円弧状形状を持っており、最外層の金属板
5の外表面の円弧は外筒部材6の内面の円弧と同一とさ
れている。
【0019】上記の様に構成された積層体2が、積層方
向即ち前記内円筒の軸方向に直角となる一方向に圧縮さ
れて、図1(b)に示されるように、前記内径の外筒部
材6の内部に圧入されると、積層体2は20%に圧縮さ
れる。そして、前記の如く、最外層の金属板5はその幅
が広く、外筒部材6と同一の円弧形状をしているので金
属板5の外表面が外筒部材6の内面に密接に接触して両
面の間の摩擦力によって外筒部材6の直径線と積層体2
の中央線(図1(a)上c−c線)が一致した状態にお
いて、積層体2が外筒部材6によって挟持されて防振装
置1となる。
向即ち前記内円筒の軸方向に直角となる一方向に圧縮さ
れて、図1(b)に示されるように、前記内径の外筒部
材6の内部に圧入されると、積層体2は20%に圧縮さ
れる。そして、前記の如く、最外層の金属板5はその幅
が広く、外筒部材6と同一の円弧形状をしているので金
属板5の外表面が外筒部材6の内面に密接に接触して両
面の間の摩擦力によって外筒部材6の直径線と積層体2
の中央線(図1(a)上c−c線)が一致した状態にお
いて、積層体2が外筒部材6によって挟持されて防振装
置1となる。
【0020】また、この様に、弾性体と金属板とを交互
に重ねて加硫接着して積層体とすることによって、該積
層体が大きな圧縮を受けた場合に、積層体内の弾性体の
過大な変形が抑制されて積層体に挫屈が発生するのが防
止される。
に重ねて加硫接着して積層体とすることによって、該積
層体が大きな圧縮を受けた場合に、積層体内の弾性体の
過大な変形が抑制されて積層体に挫屈が発生するのが防
止される。
【0021】さらに、外筒部材6の両端部は、前記防振
装置1の軸方向の半断面図である図1(c)に示される
如く、積層体2または外筒部材6が軸方向に外力を受け
た場合に積層体2が外筒部材6から抜け外れない様に、
軸芯方向に折り曲げられて最外層の金属板5の上にかし
められている。
装置1の軸方向の半断面図である図1(c)に示される
如く、積層体2または外筒部材6が軸方向に外力を受け
た場合に積層体2が外筒部材6から抜け外れない様に、
軸芯方向に折り曲げられて最外層の金属板5の上にかし
められている。
【0022】次に、上記の如く構成された実施例1の防
振装置1は、図2に示す様に、車両の前後方向に内筒部
材3の軸方向を合わせて、さらに前記積層体2の上下面
と外筒部材6の内面とに囲まれて生じた積層体上下の空
隙7を車両の上下方向に位置するようにして、懸架装置
のトレ−リングア−ム8の先端に設けられたボルトに前
記円筒部材3を嵌挿して該トレ−リングア−ム8に取り
つけられる。他方で、車体から突設されたリング状のブ
ラケット9に外筒部材6を嵌装して車体側と連結され
る。
振装置1は、図2に示す様に、車両の前後方向に内筒部
材3の軸方向を合わせて、さらに前記積層体2の上下面
と外筒部材6の内面とに囲まれて生じた積層体上下の空
隙7を車両の上下方向に位置するようにして、懸架装置
のトレ−リングア−ム8の先端に設けられたボルトに前
記円筒部材3を嵌挿して該トレ−リングア−ム8に取り
つけられる。他方で、車体から突設されたリング状のブ
ラケット9に外筒部材6を嵌装して車体側と連結され
る。
【0023】本発明の防振装置は前記の様に構成され、
上記の如く車両に装着されるので、車両走行中に路面か
らタイヤ及びトレ−リングア−ムを通して伝達される車
両の前後方向の入力に対しては、防振装置の積層体は図
5に(2)として示される内筒軸の軸方向の剪断変形と
なって柔軟なバネ特性が発揮される。また、路面から車
体の上下方向に振動を受けて、タイヤ、トレ−リングア
−ムを介して防振装置に上下方向の入力が伝達される
と、前記積層体は図5に(1)として示される積層方向
に直角方向、即ち前記一方向に直交する他方向の剪断変
形となって矢張り柔軟なバネ特性が発揮される。更に車
両が曲線路を走行しタイヤ踏面の左右方向の摩擦力を受
けて防振装置に車体の左右方向から入力を受けると、防
振装置の積層体には図5に(3)として示される積層方
向、即ち前記内円筒の軸方向に直角となる一方向の圧縮
変形、または円筒軸に直角の他方向を回転軸として内筒
または外筒が旋回するこじり変形となって剛な硬いバネ
特性が発揮される。
上記の如く車両に装着されるので、車両走行中に路面か
らタイヤ及びトレ−リングア−ムを通して伝達される車
両の前後方向の入力に対しては、防振装置の積層体は図
5に(2)として示される内筒軸の軸方向の剪断変形と
なって柔軟なバネ特性が発揮される。また、路面から車
体の上下方向に振動を受けて、タイヤ、トレ−リングア
−ムを介して防振装置に上下方向の入力が伝達される
と、前記積層体は図5に(1)として示される積層方向
に直角方向、即ち前記一方向に直交する他方向の剪断変
形となって矢張り柔軟なバネ特性が発揮される。更に車
両が曲線路を走行しタイヤ踏面の左右方向の摩擦力を受
けて防振装置に車体の左右方向から入力を受けると、防
振装置の積層体には図5に(3)として示される積層方
向、即ち前記内円筒の軸方向に直角となる一方向の圧縮
変形、または円筒軸に直角の他方向を回転軸として内筒
または外筒が旋回するこじり変形となって剛な硬いバネ
特性が発揮される。
【0024】従って、前後、上下、の柔らかいバネ特性
によって、車両の乗り心地性能が向上しロ−ドノイズ
(騒音)が低減する。また同時に、左右方向の剛なバネ
特性によって操縦安定性能が向上する。
によって、車両の乗り心地性能が向上しロ−ドノイズ
(騒音)が低減する。また同時に、左右方向の剛なバネ
特性によって操縦安定性能が向上する。
【0025】次に、本発明の実施例2について説明す
る。前記実施例1では、内筒部材及び外筒部材共円形断
面としたが、防振装置をよりコンパクトにして防振装置
が占めるスペ−スを省略するために、図3に示される如
く、外筒、内筒部材共に角型としたものである。
る。前記実施例1では、内筒部材及び外筒部材共円形断
面としたが、防振装置をよりコンパクトにして防振装置
が占めるスペ−スを省略するために、図3に示される如
く、外筒、内筒部材共に角型としたものである。
【0026】内部に円形の取り付け円穴を設けた角柱状
の内筒部材10の左右に3層の平板状のゴムブロック1
1及び金属板12が積層されて互いに加硫接着されて積
層体13が構成される。この積層体13は25%に圧縮
されて角型の外筒部材14の内部に圧入される。しかる
後に、該外筒部材14の左右両端に設けられたかしめ板
15によって最外層の前記金属板12を外筒部材14の
両端からかしめて前記積層体13を外筒部材14の内部
に固定して防振装置16としている。
の内筒部材10の左右に3層の平板状のゴムブロック1
1及び金属板12が積層されて互いに加硫接着されて積
層体13が構成される。この積層体13は25%に圧縮
されて角型の外筒部材14の内部に圧入される。しかる
後に、該外筒部材14の左右両端に設けられたかしめ板
15によって最外層の前記金属板12を外筒部材14の
両端からかしめて前記積層体13を外筒部材14の内部
に固定して防振装置16としている。
【0027】実施例2の防振装置では、上記の様に実施
例1と本質的に同質の構成となっているので、実施例1
と同一の要領において車両に取り付けられることによっ
て、実施例1と同様のバネ特性が得えられ、実施例1と
同等の車両性能の向上が得られる。
例1と本質的に同質の構成となっているので、実施例1
と同一の要領において車両に取り付けられることによっ
て、実施例1と同様のバネ特性が得えられ、実施例1と
同等の車両性能の向上が得られる。
【0028】更に、図4に基づいて、実施例3を説明す
る。実施例3は実施例1の変形例であって図4に示され
る如く、積層体17の左右の最外層に在る一対の金属板
が、積層方向に直角方向に延設されかつそれぞれが半円
弧状の中円筒18、18`とされており、しかも該中円
筒18、18`の外表面の円弧が外筒部材6の内面の円
弧と同一に設定されている。この中円筒18、18`が
外筒部材6に装着される際、突き合わされて一つの円筒
に形成される。従って、この様にして延設された積層体
左右の中円筒18、18`の両端末の間隔dが、積層体
17が外筒部材内に圧入される時の圧縮量を規定するた
めに、圧縮量を正確に設定することができる。このと
き、積層体17が外筒部材6に圧入される前の積層方向
の長さ(即ち厚さ)l1 と外筒部材6の内径l2 との差
が前記間隔dであるので、前記圧縮量(%)は(d/l
2 )×100となる。
る。実施例3は実施例1の変形例であって図4に示され
る如く、積層体17の左右の最外層に在る一対の金属板
が、積層方向に直角方向に延設されかつそれぞれが半円
弧状の中円筒18、18`とされており、しかも該中円
筒18、18`の外表面の円弧が外筒部材6の内面の円
弧と同一に設定されている。この中円筒18、18`が
外筒部材6に装着される際、突き合わされて一つの円筒
に形成される。従って、この様にして延設された積層体
左右の中円筒18、18`の両端末の間隔dが、積層体
17が外筒部材内に圧入される時の圧縮量を規定するた
めに、圧縮量を正確に設定することができる。このと
き、積層体17が外筒部材6に圧入される前の積層方向
の長さ(即ち厚さ)l1 と外筒部材6の内径l2 との差
が前記間隔dであるので、前記圧縮量(%)は(d/l
2 )×100となる。
【0029】本実施例3の場合は、中円筒があるものの
防振装置の構成は実施例1と本質的に同一であるので、
実施例1と同様にして車両の懸架装置に取り付けられる
時には、実施例1と同等の効果が得られる。
防振装置の構成は実施例1と本質的に同一であるので、
実施例1と同様にして車両の懸架装置に取り付けられる
時には、実施例1と同等の効果が得られる。
【0030】尚、本発明になる防振装置は、上記各実施
例では、車両の懸架装置のトレ−リングア−ムに装着さ
れる場合で説明したが、本発明の主旨からして前後、上
下方向で柔らかいバネ特性を必要とし、左右方向で硬い
バネ特性を必要とするような装置に本実施例に限定され
ることなく本発明の防振装置の適用が可能である。
例では、車両の懸架装置のトレ−リングア−ムに装着さ
れる場合で説明したが、本発明の主旨からして前後、上
下方向で柔らかいバネ特性を必要とし、左右方向で硬い
バネ特性を必要とするような装置に本実施例に限定され
ることなく本発明の防振装置の適用が可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明によって、内筒の軸方向に直角と
なる一方向に対しては高い剛性を持ち、軸方向、及び前
記一方向に直交する他方向に対しては低い剛性を持ち、
しかも前記他方向を回転軸とする所謂こじり変形に対し
ても剛性の高い特性を兼ね備えた従来より懇望されてい
た優れた防振装置を提供することが出来る。また、本発
明の防振装置を、車両の懸架装置例えば前輪懸架装置の
トレ−リングア−ムに取り付けることによって、上下方
向及び前後方向のバネ特性を柔らかなものとして車両の
騒音を低減し、また乗り心地性能を向上すると共に、左
右方向及びこじり方向のバネ特性を硬くして操縦安定性
能を頗る向上することが可能となる。
なる一方向に対しては高い剛性を持ち、軸方向、及び前
記一方向に直交する他方向に対しては低い剛性を持ち、
しかも前記他方向を回転軸とする所謂こじり変形に対し
ても剛性の高い特性を兼ね備えた従来より懇望されてい
た優れた防振装置を提供することが出来る。また、本発
明の防振装置を、車両の懸架装置例えば前輪懸架装置の
トレ−リングア−ムに取り付けることによって、上下方
向及び前後方向のバネ特性を柔らかなものとして車両の
騒音を低減し、また乗り心地性能を向上すると共に、左
右方向及びこじり方向のバネ特性を硬くして操縦安定性
能を頗る向上することが可能となる。
【図1】(a)本発明に係る実施例1の積層体の横断面
図である。 (b)本発明に係る実施例1の防振装置の横断面図であ
る。 (c)本発明に係る実施例1の防振装置の軸方向の横断
面図である。
図である。 (b)本発明に係る実施例1の防振装置の横断面図であ
る。 (c)本発明に係る実施例1の防振装置の軸方向の横断
面図である。
【図2】本発明に係る防振装置を車両の懸架装置に取り
付けた状態を示す図である。
付けた状態を示す図である。
【図3】本発明に係る実施例2の防振装置の斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る実施例3の積層体と防振装置の横
断面図である。
断面図である。
【図5】防振装置の変形方向を示す斜視図である。
【図6】従来の防振装置が車両の懸架装置に取り付けら
れている状態を示す図である。
れている状態を示す図である。
1 防振装置 2 積層体 3 円筒部材 4 弾性体 5 金属板 6 外筒部材 7 空隙 8 トレ−リングア−ム 9 ブラケット 10 内筒部材 11 ゴムブロック 12 金属板 13 積層体 14 外筒部材 15 かしめ板 16 防振装置 17 積層体 18、18`中円筒 112 車輪 114 アクスルビ−ム 116 トレ−リングア−ム 118 ア−ムブッシュ
Claims (3)
- 【請求項1】 剛な内筒部材の外周面の左右相対位置
に、該内筒の径方向外方に弾性体と金属板とを交互に重
設して積層体を形成し、該積層体の両端から前記内筒部
材の軸心に向かって該積層体を圧縮して、該積層体を剛
な外筒部材の内部に圧入し、前記外筒部材の内部が前記
積層体部分と該積層体に隣接する空隙部分とで構成され
ることを特徴とするブッシュ型防振装置。 - 【請求項2】 特許請求項1に記載のブッシュ型防振装
置おいて、前記外筒部材の両端縁が、前記積層体の軸方
向外端部に沿って軸心方向に湾曲されているブッシュ型
防振装置 - 【請求項3】 特許請求項1及び特許請求項2に記載の
ブッシュ型防振装置おいて、前記積層体の左右端から前
記内筒部材の軸心に向かう該積層体の圧縮量が20%以
上であるブッシュ型防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20776294A JPH0874932A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | ブッシュ型防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20776294A JPH0874932A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | ブッシュ型防振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0874932A true JPH0874932A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16545132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20776294A Pending JPH0874932A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | ブッシュ型防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0874932A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004322867A (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-18 | Bridgestone Corp | 軸箱支持ゴム |
JP2007237825A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Sei Hybrid Kk | 鉄道車両用のリンクおよびその製造方法 |
KR100790674B1 (ko) * | 2004-03-20 | 2008-01-02 | 그로츠-베케르트 카게 | 부조로 세공된 터프팅 니들 |
CN102829115A (zh) * | 2012-08-28 | 2012-12-19 | 中国航空工业集团公司北京航空材料研究院 | 一种汽车悬架减振橡胶弹簧 |
WO2019151131A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置用サスペンション構造 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP20776294A patent/JPH0874932A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004322867A (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-18 | Bridgestone Corp | 軸箱支持ゴム |
KR100790674B1 (ko) * | 2004-03-20 | 2008-01-02 | 그로츠-베케르트 카게 | 부조로 세공된 터프팅 니들 |
JP2007237825A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Sei Hybrid Kk | 鉄道車両用のリンクおよびその製造方法 |
CN102829115A (zh) * | 2012-08-28 | 2012-12-19 | 中国航空工业集团公司北京航空材料研究院 | 一种汽车悬架减振橡胶弹簧 |
WO2019151131A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置用サスペンション構造 |
JP2019130979A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | Ntn株式会社 | インホイールモータ駆動装置用サスペンション構造 |
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