JPH08746Y2 - 変流器 - Google Patents

変流器

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Publication number
JPH08746Y2
JPH08746Y2 JP1990025859U JP2585990U JPH08746Y2 JP H08746 Y2 JPH08746 Y2 JP H08746Y2 JP 1990025859 U JP1990025859 U JP 1990025859U JP 2585990 U JP2585990 U JP 2585990U JP H08746 Y2 JPH08746 Y2 JP H08746Y2
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JP
Japan
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protective case
current transformer
case body
locking
tongue plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990025859U
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English (en)
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JPH03116021U (ja
Inventor
安彦 大久保
章 福家
守夫 町田
一郎 有信
弘之 柿迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電気・電子回路素子としての変流器に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来回路素子としての変流器はその支持脚により所定
の回路基板等に固定されて使用されている。第4図はこ
の従来の変流器を示す正面図および側面図で、図におい
て(1)は図示していない二次巻線を巻回されたコアケ
ース入りの鉄心を内部に収納し,樹脂で固定した保護ケ
ース本体,(2)は保護ケース本体(1)の中央に設け
られた一次導体貫通穴,(3)は保護ケース(1)の支
持脚部,(4)は支持脚部(3)にて保護ケース本体
(1)を固定するためのビス等を通す取付用穴である。
また,支持脚部(3)と保護ケース(1)とは一般に一
体構造となつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来変流器は以上のように所定の回路基板等に固定し
て使用されているが,近年回路基板等に固定せずに使用
することも必要となり支持脚部の有・無両方のタイプの
変流器を提供しなくてはならないという問題が発生して
いる。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので,回路基板等への固定型,非固定型いずれの
場合でも使用できる構造を備えた変流器を得ることを目
的とする。
また保護ケース本体と支持脚が容易に着脱可能で安価
な変流器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る変流器は、鉄心をコアケースに収納
し、このコアケースの上に巻線を施し、さらにこれを保
護するための保護ケースに入れ、これに樹脂を注型固化
した変流器であり、上記保護ケースの本体と支持部材と
を、上記保護ケースの本体に設けた係止舌状板と上記支
持部材に設けた係合用係止座との係合及び回転動作によ
り着脱可能に係止するものである。
〔作用〕
この考案における変流器はその保護ケース本体への支
持脚部の取付け,または非取付けの要求に応じて支持脚
部を保護ケース本体に係止または非係止の状態で使用で
きる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例による変流器を示す正面
図,平面図および側面図であり,図において(5)は変
流器の回路基板等への支持脚で,以下に詳説する係止機
構により保護ケース本体(1)に係合されている。この
保護ケース本体(1)内には従来と同様に図示しない二
次巻線を巻回させたコアケース入りの鉄心が樹脂により
固定されている。第2図,第3図は上記係止機構を拡大
図示したもので,保護ケース本体(1)側の構成を第2
図に示し,保護ケース本体(1)に係止される支持脚部
側を第3図に示す。
ここで第2図において(6)は上記保護ケース本体
(1)の下部においてその円周方向に長手寸法を有し,
支持脚(5)を着脱自在に係止する係止舌状板で,顎部
(7)により突出して設けられている。(8)は係止舌
状板(6)で係止される支持脚(5)の取付時回転を防
止する突起である。
また第3図において(9)は支持脚(5)の中央部分
で上記舌状板(6)の長手方向の寸法以上の長さの直径
で座ぐりされ,かつ中央部には,その幅方向の長さを上
記舌状板(6)の長方向以上とし,円周方向は係止舌状
板(6)の幅以上とした舌状板通過穴(10)が穿かれた
係合用係止座である。(11)は支持脚(5)に設けられ
た回転止脚で,上記保護ケース本体(1)に設けられた
突起(8)と対向する位置で,かつ係合用係止座(9)
の両側に平行して設けられている。(12)はこの回転止
脚(11)に設けられた回転止凹切欠きで,上記突起
(8)の幅以上の長さを有している。
次にこの考案の一実施例による変流器の使用方法につ
いて説明する。すなわち,支持脚を保護ケース本体と分
離した変流器を,回路基板等に固定しないで使用する場
合,そのまま支持脚を取付けず使用すればよい。
また,支持脚を保護ケース本体に係合することにより変
流器を回路基板等に固定する場合は次のように行なう。
まず,支持脚(5)の係止座(9)を保護ケース本体
(1)側に向け,かつ舌状板通過穴(10)の長手方向と
保護ケース本体(1)の係合舌状板(6)の長手方向と
が同一方向となるように保護ケース本体(1)と支持脚
(5)を直角に置き,係止舌状板(6)を舌状板通過穴
(10)に貫通させてから90°回転させ,係止舌状板
(6)に係合用係止座(9)を狹挿係合させる。また同
時に支持脚(5)はその弾性反りを利用して回転止脚
(11)に設けてある回転止凹切欠(12)の両側の壁を越
えて保護ケース本体(1)の下側にある突起(8)に回
転止凹切欠(12)を嵌合噛み合わせ,保護ケース本体
(1)と支持脚(5)とは完全にかつ容易に係止され
る。
また保護ケース本体(1)と支持脚(5)の係止を解
除するには支持脚(5)と保護ケース本体(1)が直角
の位置となるように回転させた後,係止舌状板(6)を
舌状板通過穴(10)から引き抜けばよく,追加部品なし
で容易に着脱することができ,さらに保護ケース本体等
の加工を樹脂等を用いた成形加工で行なう場合,一体の
金型で充分であり,経済的である。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば電気・電子回路用素子
として回路基板等に固定が必要な場合には支持脚を保護
ケース本体に取付けた状態とし,不必要な場合は外した
状態とすることにより,両方の状態いずれにも容易に対
応でき,またいずれの場合も追加部品が必要でないた
め,ケース等の加工用の金型が1組で済み,経済性が高
いという効果がある。さらに着脱作業が容易となり、具
体的にはドライバー等の工具類が不要で、小型のもので
あれば片手で着脱作業を行うことを可能としたという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による変流器を示し,第2
図および第3図は係合状態解除後の保護ケース本体側お
よび支持脚側の拡大図を示す。第4図は従来の一体型の
変流器を示す。 図において(1)は保護ケース本体,(4)は取付用
穴,(5)は支持脚,(6)は係止舌状板,(7)は顎
部,(8)は突起,(9)は係合用係止座,(10)は舌
状板通過穴,(11)は回転止脚,(12)は回転止凹切欠
きを示し,各図中同一符号は同一または相当部品を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 有信 一郎 広島県福山市緑町1番8号 三菱電機株式 会社福山製作所内 (72)考案者 柿迫 弘之 広島県福山市緑町1番8号 三菱電機株式 会社福山製作所内 (56)参考文献 実開 昭62−122325(JP,U) 実開 昭55−58027(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄心をコアケースに収納し、このコアケー
    スの上に巻線を施し、さらにこれを保護するための保護
    ケースに入れ、これに樹脂を注型固化した変流器におい
    て、上記保護ケースの本体と支持部材とを、上記保護ケ
    ースの本体に設けた係止舌状板と上記支持部材に設けた
    係合用係止座との係合及び回転動作により着脱可能に係
    止することを特徴とする変流器。
JP1990025859U 1990-03-14 1990-03-14 変流器 Expired - Lifetime JPH08746Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990025859U JPH08746Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 変流器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990025859U JPH08746Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 変流器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03116021U JPH03116021U (ja) 1991-12-02
JPH08746Y2 true JPH08746Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=31528779

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JP1990025859U Expired - Lifetime JPH08746Y2 (ja) 1990-03-14 1990-03-14 変流器

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Families Citing this family (3)

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JP4895767B2 (ja) * 2006-11-15 2012-03-14 株式会社アルテ 注射器のルアーロック型筒先
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JPS5558027U (ja) * 1978-10-13 1980-04-19
JPH0334903Y2 (ja) * 1986-01-24 1991-07-24

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JPH03116021U (ja) 1991-12-02

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