JPH0874437A - ユニットバスにおける天井構造 - Google Patents
ユニットバスにおける天井構造Info
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- JPH0874437A JPH0874437A JP6242195A JP24219594A JPH0874437A JP H0874437 A JPH0874437 A JP H0874437A JP 6242195 A JP6242195 A JP 6242195A JP 24219594 A JP24219594 A JP 24219594A JP H0874437 A JPH0874437 A JP H0874437A
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- ceiling
- unit
- panels
- panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の単位天井パネルにより形成される天井
パネルを備えたユニットバスにおいて、これら単位天井
パネルを容易に接続できて構造的強度を確保することが
できる。 【構成】 複数の単位天井パネル16,17からなる天
井パネル15を有するユニットバスにおいて、前記単位
天井パネル16,17の接続は、同単位天井パネルに形
成したフランジ部18と重合接続し、かつその両端部
が、同天井パネル15を接続支持する壁パネル12,1
3,14に支持される補強部材21により接続する構成
とした。
パネルを備えたユニットバスにおいて、これら単位天井
パネルを容易に接続できて構造的強度を確保することが
できる。 【構成】 複数の単位天井パネル16,17からなる天
井パネル15を有するユニットバスにおいて、前記単位
天井パネル16,17の接続は、同単位天井パネルに形
成したフランジ部18と重合接続し、かつその両端部
が、同天井パネル15を接続支持する壁パネル12,1
3,14に支持される補強部材21により接続する構成
とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建造物に内装される
ユニットバスに係り、詳しくはユニットバスの複数枚の
単位天井パネルからなる天井構造に関する。
ユニットバスに係り、詳しくはユニットバスの複数枚の
単位天井パネルからなる天井構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のユニットバス1において
は、図8および図9に示すように、建造物のフロアに設
置される防水パン(図示せず)の四周縁に例えばタイル
等を貼着した壁パネル2,3および出入口上部パネル4
が立設され、これら各パネル2,3,4の上部には天井
パネル5が取付けられており、この天井パネル5は輸
送、搬入、組立て時の作業負荷を軽減するため、例えば
図9に示すように、石膏ボード6を貼着した単位天井パ
ネル5a,5bに2分割に形成して接続する構成が採用
され、この接続は例えば一方の単位天井パネル5bに開
設された天井点検口5cよりなされていた。
は、図8および図9に示すように、建造物のフロアに設
置される防水パン(図示せず)の四周縁に例えばタイル
等を貼着した壁パネル2,3および出入口上部パネル4
が立設され、これら各パネル2,3,4の上部には天井
パネル5が取付けられており、この天井パネル5は輸
送、搬入、組立て時の作業負荷を軽減するため、例えば
図9に示すように、石膏ボード6を貼着した単位天井パ
ネル5a,5bに2分割に形成して接続する構成が採用
され、この接続は例えば一方の単位天井パネル5bに開
設された天井点検口5cよりなされていた。
【0003】また、この単位天井パネル5a,5bの接
続部には図9に示すように立上がり状にフランジ部7
a,7bが対設して設けられ、このフランジ部7a,7
bには対応して所定の間隔で長孔8が貫設され、この単
位天井パネル5a,5bの接続は壁パネル2,3および
出入口上部パネル4の上部に載置状に取付けた状態で重
合状に突き合わされ、天井点検口5cより作業員が天井
内部へ乗り出す状態でフランジ部7a,7bの両側に補
強板9を添設して長孔8よりボルト・ナットの締結部材
10により接続する構成のものであった。
続部には図9に示すように立上がり状にフランジ部7
a,7bが対設して設けられ、このフランジ部7a,7
bには対応して所定の間隔で長孔8が貫設され、この単
位天井パネル5a,5bの接続は壁パネル2,3および
出入口上部パネル4の上部に載置状に取付けた状態で重
合状に突き合わされ、天井点検口5cより作業員が天井
内部へ乗り出す状態でフランジ部7a,7bの両側に補
強板9を添設して長孔8よりボルト・ナットの締結部材
10により接続する構成のものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この単
位天井パネル5a,5bの接続は、同天井パネル5と建
造物の天井部との間隔が狭く、作業者の人体を中心とす
る腕の長さの範囲に制約されて、人体を天井内部へ乗り
出すことが不可能なため、フランジ部7a,7bの両端
側が接続できず、天井パネル5の強度を維持できないと
いう問題点があった。
位天井パネル5a,5bの接続は、同天井パネル5と建
造物の天井部との間隔が狭く、作業者の人体を中心とす
る腕の長さの範囲に制約されて、人体を天井内部へ乗り
出すことが不可能なため、フランジ部7a,7bの両端
側が接続できず、天井パネル5の強度を維持できないと
いう問題点があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、複数の単位天井パネルにより形成され
る天井パネルを備えたユニットバスにおいて、これら単
位天井パネルを容易に接続できて構造的強度を確保する
ことのできるユニットバスの天井構造を提供することを
目的とするものである。
なされたもので、複数の単位天井パネルにより形成され
る天井パネルを備えたユニットバスにおいて、これら単
位天井パネルを容易に接続できて構造的強度を確保する
ことのできるユニットバスの天井構造を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、複数の単位天井パネルからなる天井パ
ネルを有するユニットバスにおいて、前記単位天井パネ
ルの接続は、同単位天井パネルに形成したフランジ部と
重合接続し、かつその両端部が同天井パネルを接続支持
する壁パネルに支持される補強部材により接続する構成
としたことであり、また、前記補強部材の左右端に前記
フランジ部の左右端部を挾持可能とする挾持部材を付設
する構成としたことであり、さらには、前記天井パネル
がドーム形状で、かつ前記補強部材が略門型形状である
ユニットバスにおける天井構造である。
を解決するため、複数の単位天井パネルからなる天井パ
ネルを有するユニットバスにおいて、前記単位天井パネ
ルの接続は、同単位天井パネルに形成したフランジ部と
重合接続し、かつその両端部が同天井パネルを接続支持
する壁パネルに支持される補強部材により接続する構成
としたことであり、また、前記補強部材の左右端に前記
フランジ部の左右端部を挾持可能とする挾持部材を付設
する構成としたことであり、さらには、前記天井パネル
がドーム形状で、かつ前記補強部材が略門型形状である
ユニットバスにおける天井構造である。
【0007】
【作用】上記構成としたことにより、単位天井パネルの
接続部を補強接続するとともに、同接続部に掛かる荷重
を天井パネルを支持する壁パネル側に負担するように機
能して天井パネルの変形を防止する。
接続部を補強接続するとともに、同接続部に掛かる荷重
を天井パネルを支持する壁パネル側に負担するように機
能して天井パネルの変形を防止する。
【0008】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1はユニットバス11の天井部を示すも
ので、同ユニットバス11は従来と同様に、建造物のフ
ロアに設置される防水パン(図示せず)の四周縁に例え
ばタイル等を貼着した壁パネル12,13および出入口
上部パネル14が立設され、これら各パネル12,1
3,14の上部には天井パネル15が取付けられてお
り、この天井パネル15は合成樹脂材からなるもので、
この天井パネル15は単位天井パネル16,17の2部
材に分割形成されるとともに、この単位天井パネル1
6,17を補強接続する補強部材21,29とより構成
されている。この天井パネル15は建造物天井部側との
空間部を利用して上方へ膨出するドーム状に形成され
て、浴室内の天井高さを高くして浴室内観を向上するよ
うに形成されたもので、両単位パネル16,17は天板
部16a,17aと三方の縁部16b,17bが形成さ
れ、この三方の縁部16b,17bには壁パネル12,
13および出入口上部パネル14の上端に載置連結する
略断面かぎ形状の取付支持縁16c,17cが形成され
ている。
説明すると、図1はユニットバス11の天井部を示すも
ので、同ユニットバス11は従来と同様に、建造物のフ
ロアに設置される防水パン(図示せず)の四周縁に例え
ばタイル等を貼着した壁パネル12,13および出入口
上部パネル14が立設され、これら各パネル12,1
3,14の上部には天井パネル15が取付けられてお
り、この天井パネル15は合成樹脂材からなるもので、
この天井パネル15は単位天井パネル16,17の2部
材に分割形成されるとともに、この単位天井パネル1
6,17を補強接続する補強部材21,29とより構成
されている。この天井パネル15は建造物天井部側との
空間部を利用して上方へ膨出するドーム状に形成され
て、浴室内の天井高さを高くして浴室内観を向上するよ
うに形成されたもので、両単位パネル16,17は天板
部16a,17aと三方の縁部16b,17bが形成さ
れ、この三方の縁部16b,17bには壁パネル12,
13および出入口上部パネル14の上端に載置連結する
略断面かぎ形状の取付支持縁16c,17cが形成され
ている。
【0009】また、図2に示すように、この両単位パネ
ル16,17の接続部側の縁部には天板部16a,17
a、縁部16b,17bおよび取付支持縁16c,17
cに倣って所定の高さで立ち上がるフランジ部18がそ
れぞれ形成され、両フランジ部18には対応して長孔1
9が所定の間隔で貫設されている。また、この両フラン
ジ部18の両端、すなわち、左右の取付支持縁16c,
17c側にはその取付支持縁16c,17cより若干高
い受け縁16d,17dがそれぞれ形成されている。
ル16,17の接続部側の縁部には天板部16a,17
a、縁部16b,17bおよび取付支持縁16c,17
cに倣って所定の高さで立ち上がるフランジ部18がそ
れぞれ形成され、両フランジ部18には対応して長孔1
9が所定の間隔で貫設されている。また、この両フラン
ジ部18の両端、すなわち、左右の取付支持縁16c,
17c側にはその取付支持縁16c,17cより若干高
い受け縁16d,17dがそれぞれ形成されている。
【0010】このように形成された単位天井パネル1
6,17は補強部材21,29により補強接続されるも
ので、この補強部材21は図3に示すように、鋼板材か
らなるもので断面略L形状に形成され、単位パネル1
6,17に形成されたフランジ部18の天井部16a,
17a側の水平部18aに沿って取付けられる水平補強
部22と、同水平補強部22の端部は左右の取付支持縁
16c,17cに臨まれる長さに形成され、その左右端
部は下方に折曲されて左右の取付支持縁16c,17c
に当接支持される脚部23が形成されて、同補強部材2
1は略門型形状に形成されている。また、この水平補強
部22にはフランジ部18の水平部18に貫設された長
孔19と対応して複数の長孔24が貫設されている。ま
た、左右の脚部23には2枚のフランジ部18を挾着可
能に挾持部材25が取付けられている。
6,17は補強部材21,29により補強接続されるも
ので、この補強部材21は図3に示すように、鋼板材か
らなるもので断面略L形状に形成され、単位パネル1
6,17に形成されたフランジ部18の天井部16a,
17a側の水平部18aに沿って取付けられる水平補強
部22と、同水平補強部22の端部は左右の取付支持縁
16c,17cに臨まれる長さに形成され、その左右端
部は下方に折曲されて左右の取付支持縁16c,17c
に当接支持される脚部23が形成されて、同補強部材2
1は略門型形状に形成されている。また、この水平補強
部22にはフランジ部18の水平部18に貫設された長
孔19と対応して複数の長孔24が貫設されている。ま
た、左右の脚部23には2枚のフランジ部18を挾着可
能に挾持部材25が取付けられている。
【0011】この挾持部材25は例えばステンレス鋼板
あるいはばね鋼板等からなるもので、脚部23に取付け
られる取付片26と同端部よりかぎ形状に折曲形成され
る挾持片27とにより略Z形状に形成され、同挾持片2
7の先端側には所定の角度でガイド片28が形成されて
いる。このように形成された挾持部材25は脚部23の
所定の位置に取付片26を介して溶着手段等により止着
され、この止着された状態で挾持片27と脚部23との
間隔は単位パネル16,17の2枚のフランジ部18を
挾着可能な間隔に設けられている。なお、この挾持部材
25は別体に形成して例示したが、脚部23を切起し状
にして形成する構成としても良い。
あるいはばね鋼板等からなるもので、脚部23に取付け
られる取付片26と同端部よりかぎ形状に折曲形成され
る挾持片27とにより略Z形状に形成され、同挾持片2
7の先端側には所定の角度でガイド片28が形成されて
いる。このように形成された挾持部材25は脚部23の
所定の位置に取付片26を介して溶着手段等により止着
され、この止着された状態で挾持片27と脚部23との
間隔は単位パネル16,17の2枚のフランジ部18を
挾着可能な間隔に設けられている。なお、この挾持部材
25は別体に形成して例示したが、脚部23を切起し状
にして形成する構成としても良い。
【0012】また、補強部材29は、単位パネル16側
のフランジ部18の水平部18aに沿って取付けられる
もので、同水平部18aに添設する所定長さの帯状に形
成されるとともに、同補強部材29にはフランジ部18
の水平部18aに貫設した長孔19とほぼ整合する長孔
30が貫設されている。
のフランジ部18の水平部18aに沿って取付けられる
もので、同水平部18aに添設する所定長さの帯状に形
成されるとともに、同補強部材29にはフランジ部18
の水平部18aに貫設した長孔19とほぼ整合する長孔
30が貫設されている。
【0013】次に、上記のように分離形成された単位天
井パネル16,17の接続について説明する。壁パネル
12,13および出入口上部パネル14の上部に取付け
られた単位パネル16,17は、相互のフランジ部18
は重合状に突き合わせされて相互の長孔19はほぼ整合
された状態にある。この相互のフランジ部18を接続す
るには、作業員は例えば単位パネル17の天井部17a
に開設された天井点検口31より人体上部を乗り出す。
この状態で特にこの天井パネル15は上方へ膨出するド
ーム状に形成したものであるから、例えば作業者の上体
の乗り出しは制約され左右の腕を出すことができる範囲
に止まるとした場合、天井部16a,17aの位置より
下位にある取付支持縁16c,17c側の接続が極めて
困難となるものであるが、門型形状の補強部材21を介
装することにより接続が可能となる。すなわち、この門
型形状の補強部材21の左右の脚部23には挾持部材2
5が取付けられていることから、この左右の脚部23を
重合当接したフランジ部18の左右、すなわち、左右の
取付支持縁16c,17cに向けてその水平補強部22
をフランジ部18の水平部18aに沿うように上方より
押し下げて行くと、脚部23と同脚部23に取付けられ
た挾持片27との間に、重合された取付支持縁16c,
17c部分のフランジ部18をガイド片28に案内させ
て挾持することができる。
井パネル16,17の接続について説明する。壁パネル
12,13および出入口上部パネル14の上部に取付け
られた単位パネル16,17は、相互のフランジ部18
は重合状に突き合わせされて相互の長孔19はほぼ整合
された状態にある。この相互のフランジ部18を接続す
るには、作業員は例えば単位パネル17の天井部17a
に開設された天井点検口31より人体上部を乗り出す。
この状態で特にこの天井パネル15は上方へ膨出するド
ーム状に形成したものであるから、例えば作業者の上体
の乗り出しは制約され左右の腕を出すことができる範囲
に止まるとした場合、天井部16a,17aの位置より
下位にある取付支持縁16c,17c側の接続が極めて
困難となるものであるが、門型形状の補強部材21を介
装することにより接続が可能となる。すなわち、この門
型形状の補強部材21の左右の脚部23には挾持部材2
5が取付けられていることから、この左右の脚部23を
重合当接したフランジ部18の左右、すなわち、左右の
取付支持縁16c,17cに向けてその水平補強部22
をフランジ部18の水平部18aに沿うように上方より
押し下げて行くと、脚部23と同脚部23に取付けられ
た挾持片27との間に、重合された取付支持縁16c,
17c部分のフランジ部18をガイド片28に案内させ
て挾持することができる。
【0014】図5に示すように、この左右の脚部23と
各挾持片27とにより左右の取付支持縁16c,17c
部分のフランジ部18を挾持した状態で、左右の脚部2
3は左右の取付支持縁16c,17cに当接立脚される
とともに、水平補強部22は図4に示すように、単位パ
ネル17のフランジ部18の水平部18a側に重合状に
当接されて同水平補強部22の長孔24はフランジ部1
8の長孔19とほぼ整合された状態となる。この状態で
単位パネル16側にフランジ部18の水平部18aに補
助部材29を添設して、その長孔30をフランジ部18
の長孔19と整合することにより補強部材21の長孔2
4と整合され、これら複数に長孔19,24,30が整
合された状態で、各長孔19,24,30にボルト・ナ
ットによる締結部材32が装着され締結される。また、
最長寸法の作業位置にある左右の長孔hにおいては、図
2に示すように、短尺でタップ孔33aを有する当て部
材33と略L形状で同長孔hと整合する長孔h1 を有す
る当て部材34とがフランジ部18の長孔hの両側に当
接整合されて締結部材32により締め付け固定される。
このように連結された相互のフランジ部18,18は略
門型形状の補強部材21により支持されている。
各挾持片27とにより左右の取付支持縁16c,17c
部分のフランジ部18を挾持した状態で、左右の脚部2
3は左右の取付支持縁16c,17cに当接立脚される
とともに、水平補強部22は図4に示すように、単位パ
ネル17のフランジ部18の水平部18a側に重合状に
当接されて同水平補強部22の長孔24はフランジ部1
8の長孔19とほぼ整合された状態となる。この状態で
単位パネル16側にフランジ部18の水平部18aに補
助部材29を添設して、その長孔30をフランジ部18
の長孔19と整合することにより補強部材21の長孔2
4と整合され、これら複数に長孔19,24,30が整
合された状態で、各長孔19,24,30にボルト・ナ
ットによる締結部材32が装着され締結される。また、
最長寸法の作業位置にある左右の長孔hにおいては、図
2に示すように、短尺でタップ孔33aを有する当て部
材33と略L形状で同長孔hと整合する長孔h1 を有す
る当て部材34とがフランジ部18の長孔hの両側に当
接整合されて締結部材32により締め付け固定される。
このように連結された相互のフランジ部18,18は略
門型形状の補強部材21により支持されている。
【0015】このように設けられたユニットバス11に
おいて、その上部に取付けられるドーム形状の天井パネ
ル15を2部材の単位天井パネル16,17で形成し、
その接続部のフランジ部18を接続するにあたり、この
天井部16a,17aを跨ぎ状に水平補強部22と左右
の脚部23とからなる略門型形状の補強部材21を設
け、この左右の脚部23にはフランジ部18の両端部を
挾着可能とする挾持部材25を設け、かつ水平補強部2
2をフランジ部の水平部18aに重合締結する構成とし
たものである。したがって、この略門型形状の補強部材
21を採用することにより天井点検口31から手の届か
なかったフランジ部18の両端部分を脚部23と挾持部
材25とにより挾着して容易に接続することができると
ともに、同補強部材21の水平補強部22は手の届く範
囲でフランジ部18の水平部18aに重合して締結する
ので、単位天井パネル16,17の接続を極めて省力的
に行うことができて、作業工数を低減することができ
る。
おいて、その上部に取付けられるドーム形状の天井パネ
ル15を2部材の単位天井パネル16,17で形成し、
その接続部のフランジ部18を接続するにあたり、この
天井部16a,17aを跨ぎ状に水平補強部22と左右
の脚部23とからなる略門型形状の補強部材21を設
け、この左右の脚部23にはフランジ部18の両端部を
挾着可能とする挾持部材25を設け、かつ水平補強部2
2をフランジ部の水平部18aに重合締結する構成とし
たものである。したがって、この略門型形状の補強部材
21を採用することにより天井点検口31から手の届か
なかったフランジ部18の両端部分を脚部23と挾持部
材25とにより挾着して容易に接続することができると
ともに、同補強部材21の水平補強部22は手の届く範
囲でフランジ部18の水平部18aに重合して締結する
ので、単位天井パネル16,17の接続を極めて省力的
に行うことができて、作業工数を低減することができ
る。
【0016】また、この略門型形状の補強部材21の水
平補強部22によりフランジ部18は接続補強されると
ともに、左右両側の脚部23は取付支持縁16c,17
cに当接立脚され、すなわち、この取付支持縁16c,
17cは壁パネル12,13および出入口上部パネル1
4側に取付け支持されているので、この天井パネル15
の接続フランジ部18に掛かる荷重はこの補強部材21
を介してパネル12,13,14へ負担され、接続部の
変形等を防止することができる。
平補強部22によりフランジ部18は接続補強されると
ともに、左右両側の脚部23は取付支持縁16c,17
cに当接立脚され、すなわち、この取付支持縁16c,
17cは壁パネル12,13および出入口上部パネル1
4側に取付け支持されているので、この天井パネル15
の接続フランジ部18に掛かる荷重はこの補強部材21
を介してパネル12,13,14へ負担され、接続部の
変形等を防止することができる。
【0017】なお、上記実施例においてはドーム形状の
天井パネル15を例示したものであるが、従来のユニッ
トバス1のフラット状の天井パネル5にも適用し得るも
ので、図7に示すように、フラット状の天井パネル5の
場合には板状の補強部材35が使用される。この補強部
材35は、補強板36と、この補強板36の左右に取付
けられる挾持部材37とより形成されている。
天井パネル15を例示したものであるが、従来のユニッ
トバス1のフラット状の天井パネル5にも適用し得るも
ので、図7に示すように、フラット状の天井パネル5の
場合には板状の補強部材35が使用される。この補強部
材35は、補強板36と、この補強板36の左右に取付
けられる挾持部材37とより形成されている。
【0018】この補強板36は例えば単位天井パネル5
a,5bの接続部に形成したフランジ部7a,7bの高
さより高い例えば2倍程度の幅寸法で、その長さは接続
部の左右端の単位天井パネル5a,5bの壁パネル2,
3および出入口上部パネル4の上端部に取付けられる取
付支持縁5d間に横架される長さに形成されている。ま
た、この補強板36の下縁側にはフランジ部7a,7b
に貫設した長孔8と整合する長孔36aが貫設されてい
る。このように形成された補強板36の左右の端部より
の所定位置には挾持部材37が取付けられている。
a,5bの接続部に形成したフランジ部7a,7bの高
さより高い例えば2倍程度の幅寸法で、その長さは接続
部の左右端の単位天井パネル5a,5bの壁パネル2,
3および出入口上部パネル4の上端部に取付けられる取
付支持縁5d間に横架される長さに形成されている。ま
た、この補強板36の下縁側にはフランジ部7a,7b
に貫設した長孔8と整合する長孔36aが貫設されてい
る。このように形成された補強板36の左右の端部より
の所定位置には挾持部材37が取付けられている。
【0019】この挾持部材37は上記した挾持部材25
と同様に例えばステンレス鋼板あるいはばね鋼板等から
なるもので、この挾持部材37は、補強板36に取付け
られる取付片38と、同端部よりかぎ形状に折曲形成さ
れる挾持片39とにより略Z形状に形成され、同挾持片
39の先端側には所定の角度でガイド片40が形成され
ている。このように形成された挾持部材37は補強板3
6の左右端部よりの所定の位置に取付片38を介して溶
着手段等により止着され、この止着された状態で挾持片
39と補強板36との間隔は2枚のフランジ部7a,7
bを挾着可能な間隔に設けられている。なお、この挾持
部材37は別体に形成して例示したが、補強板36を切
起し状にして形成する構成としても良い。したがって、
この補強部材35を採用することにより、フラット状の
単位天井パネル5a,5bの接続において、同接続部の
フランジ部7a,7bの手の届かない両端部分は挾持部
材37により挾持され、同端部は接続されるとともに、
同補強板36の左右の端部は取付支持縁5dに支持され
る。すなわち、この取付支持縁5dは壁パネル2,3お
よび出入口上部パネル4側に取付け支持されているの
で、この天井パネル5の接続フランジ部7a,7bに掛
かる荷重はこの補強部材35を介してパネル2,3,4
へ負担され、接続部の変形等を防止することができて上
記実施例と同等の作用効果を奏するものである。
と同様に例えばステンレス鋼板あるいはばね鋼板等から
なるもので、この挾持部材37は、補強板36に取付け
られる取付片38と、同端部よりかぎ形状に折曲形成さ
れる挾持片39とにより略Z形状に形成され、同挾持片
39の先端側には所定の角度でガイド片40が形成され
ている。このように形成された挾持部材37は補強板3
6の左右端部よりの所定の位置に取付片38を介して溶
着手段等により止着され、この止着された状態で挾持片
39と補強板36との間隔は2枚のフランジ部7a,7
bを挾着可能な間隔に設けられている。なお、この挾持
部材37は別体に形成して例示したが、補強板36を切
起し状にして形成する構成としても良い。したがって、
この補強部材35を採用することにより、フラット状の
単位天井パネル5a,5bの接続において、同接続部の
フランジ部7a,7bの手の届かない両端部分は挾持部
材37により挾持され、同端部は接続されるとともに、
同補強板36の左右の端部は取付支持縁5dに支持され
る。すなわち、この取付支持縁5dは壁パネル2,3お
よび出入口上部パネル4側に取付け支持されているの
で、この天井パネル5の接続フランジ部7a,7bに掛
かる荷重はこの補強部材35を介してパネル2,3,4
へ負担され、接続部の変形等を防止することができて上
記実施例と同等の作用効果を奏するものである。
【0020】なお、上記各実施例において例示した補強
部材21,35において、その左右に挾持部材25,3
7を取付けて例示したが、これに限定するものではな
く、天井パネル5,15の強度を確保するのみの構成で
はこれを省略する構成とすることもできる。
部材21,35において、その左右に挾持部材25,3
7を取付けて例示したが、これに限定するものではな
く、天井パネル5,15の強度を確保するのみの構成で
はこれを省略する構成とすることもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したもので
あるから、複数の単位天井パネルで形成した天井パネル
を、その接続部のフランジ部を接続するにあたり、この
フランジ部の両端部を挾着可能とする挾持部材を取付け
た補強部材を設け、かつ同補強部材をフランジ部に重合
締結する構成としたものである。したがって、この補強
部材を採用することにより天井点検口から手の届かなか
ったフランジ部の両端部分を挾持部材により挾着して容
易に接続することができるとともに、同補強部材の手の
届く範囲でフランジ部に重合して締結するので、単位天
井パネルの接続を極めて省力的に行うことができて、作
業工数を低減することができる。また、この補強部材に
よりフランジ部は補強接続されるとともに、補強部材の
左右両側は取付支持縁に当接支持され、この取付支持縁
は壁パネルおよび出入口上部パネル側に取付け支持され
ているので、この天井パネルの接続フランジ部に掛かる
荷重はこの補強部材を介してパネルへ負担され、接続部
の変形等を防止することができる。
あるから、複数の単位天井パネルで形成した天井パネル
を、その接続部のフランジ部を接続するにあたり、この
フランジ部の両端部を挾着可能とする挾持部材を取付け
た補強部材を設け、かつ同補強部材をフランジ部に重合
締結する構成としたものである。したがって、この補強
部材を採用することにより天井点検口から手の届かなか
ったフランジ部の両端部分を挾持部材により挾着して容
易に接続することができるとともに、同補強部材の手の
届く範囲でフランジ部に重合して締結するので、単位天
井パネルの接続を極めて省力的に行うことができて、作
業工数を低減することができる。また、この補強部材に
よりフランジ部は補強接続されるとともに、補強部材の
左右両側は取付支持縁に当接支持され、この取付支持縁
は壁パネルおよび出入口上部パネル側に取付け支持され
ているので、この天井パネルの接続フランジ部に掛かる
荷重はこの補強部材を介してパネルへ負担され、接続部
の変形等を防止することができる。
【図1】ドーム状の天井パネルを有するユニットバスの
天井側の斜視図である。
天井側の斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】略門型形状の補強部材の斜視図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】図1のB−B線断面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】フラット状の天井パネルを有するユニットバス
の天井側の斜視図である。
の天井側の斜視図である。
【図8】従来のユニットバスのフラット状の天井パネル
の接続の説明図である。
の接続の説明図である。
【図9】図8の接続部の断面図である。
1,11 ユニットバス 2,3,12,13 壁パネル 5,15 天井パネル 5a,5b,16,17 単位天井パネル 7a,7b,18 フランジ部 21,35 補強部材 25,37 挾持部材
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の単位天井パネルからなる天井パネ
ルを有するユニットバスにおいて、前記単位天井パネル
の接続は、同単位天井パネルに形成したフランジ部と重
合接続し、かつその両端部が同天井パネルを接続支持す
る壁パネルに支持される補強部材により接続する構成と
したユニットバスにおける天井構造。 - 【請求項2】 前記補強部材の左右端に前記フランジ部
の左右端部を挾持可能とする挾持部材を付設する構成と
した請求項1のユニットバスにおける天井構造。 - 【請求項3】 前記天井パネルがドーム形状で、かつ前
記補強部材が略門型形状である請求項1のユニットバス
における天井構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6242195A JPH0874437A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | ユニットバスにおける天井構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6242195A JPH0874437A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | ユニットバスにおける天井構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0874437A true JPH0874437A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=17085703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6242195A Pending JPH0874437A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | ユニットバスにおける天井構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0874437A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002356950A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラスチック製天井材 |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP6242195A patent/JPH0874437A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002356950A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラスチック製天井材 |
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