JPH0643298Y2 - 付属構築物の屋根取り付け構造 - Google Patents

付属構築物の屋根取り付け構造

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JPH0643298Y2
JPH0643298Y2 JP11328489U JP11328489U JPH0643298Y2 JP H0643298 Y2 JPH0643298 Y2 JP H0643298Y2 JP 11328489 U JP11328489 U JP 11328489U JP 11328489 U JP11328489 U JP 11328489U JP H0643298 Y2 JPH0643298 Y2 JP H0643298Y2
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Japan
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panel
roof
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JP11328489U
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安則 西野
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はパネル工法で施工される建物において玄関ポー
チのような付属構築物の屋根を取り付ける構造に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、この種のパネル工法で施工される建物に付属構築
物として玄関ポーチを設けるものとしては本出願人が出
願した特開昭1-275830号に開示されるものがある。かか
る従来例では玄関ポーチの屋根の軒先を支持する軒梁3
は第5図に示すように本体建物1の一階の外壁パネル2
をL字状に接続する部分に接合金物A′を設け、この接
合金物A′に軒梁3の端面を支持している。また軒梁3
の上に屋根支持金物B′を載置し、この上に玄関ポーチ
の屋根パネルを載置して支持している。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記のように軒梁3を取り付けると、軒梁3
の端面が一階の外壁パネルをL字状に連結する部分に対
応する位置にしか軒梁3を取り付けることができなく、
軒梁3の取り付ける位置が限定されてしまうという問題
があり、また玄関ポーチの屋根パネルを支持するのに軒
梁3上に屋根支持金物B′のような部材を必要とすると
いう問題があった。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは付属構築物の軒梁を取り付ける
位置が外壁パネルに拘束されなく、また軒梁を取り付け
る接合金具で付属構築物の屋根も支持できる付属構築物
の屋根取り付け構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案付属構築物の屋根取り付
け構造は、本体建物1の一階の外壁パネル2の上端に沿
って胴差4を載設し、接合金物Aの本体5より側方に突
設した胴差連結片6を胴差4に連結し、上記外壁パネル
2と直交するように配置した付属構築物7の軒梁3の端
面を外壁パネル1の上部外面に対向させ、接合金物Aの
本体5より下方に垂下した軒梁連結片8を軒梁3の端面
に連結し、接合金物Aの本体5の上部に付属構築物7の
屋根勾配に応じたパネル取り付け片9を設けてこのパネ
ル取り付け片9に屋根パネル10を載せて連結した。
[作用] 接合金物Aにて一階の外壁パネル2上の胴差4に吊り下
げて軒梁3を取り付けることができて軒梁3を取り付け
る位置が外壁パネル2に拘束されない。接合金物Aの本
体5の上部に設けたパネル取り付け片9に屋根パネル10
を載設して取り付けることができて従来のように余分な
部材を要せず部品点数を少なくできる。
[実施例] 接合金物Aは第3図に示すように箱状の本体5と胴差連
結片6と軒梁連結片8とで構成されている。胴差連結片
6は本体5に対して側方に連出してあり、軒梁連結片8
は本体5から下方に垂下してあり、本体5の上面には付
属構築物7の屋根勾配に応じた勾配を有するパネル取り
付け片9を設けてある。
本体建物1は例えば二階建ての建物であり、第4図に示
すようにこの本体建物1に直交するように平屋建物11を
設けてあり、この本体建物1と平屋建物11との間の入隅
部に玄関ポーチとなる付属構築物7が施工される。第1
図、第2図に示すように本体建物1の一階の外壁パネル
2の上端上には胴差4が載置されて固定され、この胴差
4の上に二階の外壁パネル2の下端が載置されて取り付
けられている。胴差4の長手方向の適所には取り付けプ
レート12を設けてあり、接合金物Aの胴差連結片6を取
り付けプレート12に重ねてねじ具14にて取り付けてあ
る。軒梁3は上記外壁パネル2に直交するように配置し
て軒梁3の端面を外壁パネル2の上部外面に対向させて
あり、接合金物Aの軒梁連結片8を軒梁3の端面に連結
してある。この軒梁3の接合金物Aに接合する方と反対
の端部はポーチ柱(図示せず)に連結してある。この軒
梁3と直交するように他の軒梁35をポーチ柱と平屋建物
11との間に架設してある。この軒梁35をポーチ柱や平屋
建物11に連結する構成は特願昭63-103505号に開示され
るものと同じである。付属構築物7の屋根パネル10は上
記接合金物Aのパネル取り付け片9に載置されて屋根パ
ネル10がパネル取り付け片9に取り付けられる。
[考案の効果] 本考案は叙述の如く本体建物の一階の外壁パネルの上端
に沿って胴差を載設し、接合金物の本体より側方に突設
した胴差連結片を胴差に連結し、上記外壁パネルと直交
するように配置した付属構築物の軒梁の端面を外壁パネ
ルの上部外面に対向させ、接合金物の本体より下方に垂
下した軒梁連結片を軒梁の端面に連結しているので、接
合金物にて胴差に軒梁を取り付けることができるもので
あって、従来のように軒梁を取り付ける位置が外壁パネ
ルに拘束されず、軒梁を任意の位置に取り付けてバリエ
ーションに富んだ施工ができるものであり、しかも接合
金物の本体の上部に付属構築物の屋根勾配に応じたパネ
ル取り付け片を設けてこのパネル取り付け片に屋根パネ
ルを載せて連結しているので、軒梁を取り付けるための
接合金物にて屋根パネルも取り付けることができて部品
点数を従来に比べて少なくして施工性を向上できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案の一実施例の平面図及び断
面図、第2図は同上の要部の斜視図、第3図は同上の接
合金物の斜視図、第4図は同上の建物を説明する概略平
面図、第5図は従来例を示す斜視図であって、Aは接合
金物、1は本体建物、2は外壁パネル、3は軒梁、4は
胴差、5は本体、6は胴差連結片、7は付属構築物、8
は軒梁連結片、9はパネル取り付け片、10は屋根パネル
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体建物の一階の外壁パネルの上端に沿っ
    て胴差を載設し、接合金物の本体より側方に突設した胴
    差連結片を胴差に連結し、上記外壁パネルと直交するよ
    うに配置した付属構築物の軒梁の端面を外壁パネルの上
    部外面に対向させ、接合金物の本体より下方に垂下した
    軒梁連結片を軒梁の端面に連結し、接合金物の本体の上
    部に付属構築物の屋根勾配に応じたパネル取り付け片を
    設けてこのパネル取り付け片に屋根パネルを載せて連結
    して成る付属構築物の屋根取り付け構造。
JP11328489U 1989-09-27 1989-09-27 付属構築物の屋根取り付け構造 Expired - Lifetime JPH0643298Y2 (ja)

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JPH0354418U JPH0354418U (ja) 1991-05-27
JPH0643298Y2 true JPH0643298Y2 (ja) 1994-11-09

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