JPH087384B2 - 拡大プリント作成方法 - Google Patents

拡大プリント作成方法

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JPH087384B2
JPH087384B2 JP62282515A JP28251587A JPH087384B2 JP H087384 B2 JPH087384 B2 JP H087384B2 JP 62282515 A JP62282515 A JP 62282515A JP 28251587 A JP28251587 A JP 28251587A JP H087384 B2 JPH087384 B2 JP H087384B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/393Enlarging or reducing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオプリンタを用いて拡大プリントを作成
する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
ビデオ画像をハードコピーするビデオプリンタには、
CRTビデオプリンタ,レーザープリンタ,インクジェッ
トプリンタ等が知られている。これらのビデオプリンタ
は、入力された1コマの画像を電気的に画像処理(色,
階調,サイズ変更)してから、プリント部に送って記録
媒体に記録し、ハードコピーとして出力するようになっ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、原画例えばカラーネガフイルムからポスタ
ーや映画の看板等を作成しようとすると、拡大倍率が極
めて高いビデオプリンタが必要となる。このようなビデ
オプリンタを作製するとなると、装置がかなり大型とな
り、また製造コストもかなりかかることになる。更に、
市販されている記録媒体、例えばCRTビデオプリンタに
用いられているカラーペーパーは、そのサイズに制約が
あるため、拡大倍率も自ずと制約されることになる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされ
たものであり、拡大プリントを安価にしかも簡単に作成
することができるようにした拡大プリント作成方法を提
供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、入力した原画の
画像データをメモリに記憶させ、この原画をマトリック
ス状に分割し、分割された各エリアの画像データに対し
て拡大処理を施し、これら各エリアの画像データをプリ
ント部に送り、プリント部でロール状の記録媒体に、隣
合うエリアの画像の境界がほぼ一致するように各エリア
の画像を行又は列方向に並べてプリントし、これを行又
は列単位で切り離して長尺ハードコピーを作成し、得ら
れた複数の長尺ハードコピーを原画に対応するように配
列して、1枚の拡大プリントを作成するようにしたもの
である。
〔作用〕
本発明においては、原画をマトリックスに分割して、
各エリアを拡大プリントし、得られたハードコピーを原
画に対応するように配列するから、簡単に超拡大プリン
トを作製することができる。記録媒体として、ロールを
使用する場合には、同じ行又は列に属している各エリア
を連続した状態で拡大プリントしてから、行又は列毎に
切り離し、長尺状のハードコピーを作成する。こうする
と、展示や保管に際して取扱が容易となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
〔実施例〕
本発明を実施するCRTビデオプリンタの一例を示す第
4図において、カラー原画(カラーネガフイルム,カラ
ーポジフイルム等)に対向してカラーテレビカメラ(以
下、カラーTVカメラという)2が配置されており、カラ
ー原画1を撮像して赤色,緑色,青色画像に対応する画
像信号を順次出力する。このカラーTVカメラ2には、A/
D変換器3が接続されており、各色の画像信号を順次デ
ジタル変換してからセレクタ4に送る。また、画像入力
部としては、カラーTVカメラ2の他に、フロッピーディ
スク再生機6と、VTR再生機8とが設けられている。こ
のフロッピーディスク再生機6からの再生信号は、デコ
ーダ7でR,G,B信号に分離されてからセレクタ4に入力
される。また、VTR再生機8からの再生信号もデコーダ
9でR,G,B信号に分離されてからセレクタ4に入力され
る。このセレクタ4は、複数の画像入力手段の中から所
望のものを選択し、入力された画像データをフレームメ
モリ11に取り込む。なお、カラーTVカメラ2の代わり
に、カラースキャナーを使用することもできる。
前記フレームメモリ11は、セレクタ4からのR,G,Bの
各画像データをそれぞれ記憶する3つのメモリ部で構成
される。CPU10は、フレームメモリ11をキーボード13の
英数字キー13aで指定した任意のエリア数、例えば10×1
0個等に分割する。フレームメモリ11は、CPU10からの指
令信号を受け、画像信号の書込み動作を行うとともに、
分割された各エリア毎にアドレスを指定して読出し動作
を行う。
前記フレームメモリ11から読み出した画像データは画
像処理部14に送られる。この画像処理部14は、拡大処理
部16と階調・色補正処理部17とで構成される。この拡大
処理部16は、フレームメモリ11からエリア毎に送られて
くる画像データを電気的な補間を行いながら拡大処理す
る。これは、1画素をそのまま拡大した場合には、拡大
プリントの画像がモザイク状になってしまい、解像度が
低くなってしまうことを防ぐためである。また階調・色
補正処理部17は、階調補正処理を行うとともに、カラー
ペーパーの分光感度と、カラーTVカメラ2の撮像部の分
光透過率の違いを補正する。
画像処理された画像信号は、モニタ部とプリント部と
に送られる。このモニタ部は、D/A変換器18,ドライバ19
およびカラーモニタ20から構成され、このカラーモニタ
20によりプリントすべき画像の仕上がりがモニタされ
る。
前記プリント部は、ポジ・ネガ反転回路22,D/A変換器
23,セレクタ24,ドライバ25および白黒CRT26で構成され
る。この白黒CRT26は、セレクタ24で選択的に取り出さ
れた3色のビデオ信号に対応して、赤色,緑色,青色画
像(正確には赤色,緑色,青色画像のネガ像)を白黒で
表した画像を順次に表示する。このCRT26に対向して感
光材料、例えばカラーペーパー29が配置されており、白
黒CRT26に表示された画像は焼付レンズ30によってカラ
ーペーパー29に結像される。結像レンズ30の光路31に
は、赤色(R),緑色(G),青色(B)の各色分解フ
イルタ32,33,34が配置されている。フイルタ駆動部36
は、ビデオ信号を焼き付ける場合に、各色フイルタ32〜
34を光路31に順次挿入して、加色法順次露光を行う。シ
ャッタ37は、シャッタ制御部38でその開閉時間が制御さ
れるものであり、ビデオ画像を焼き付けるときに、各色
に対して1回、全部で3回開閉する。
ロール状に巻かれたカラーペーパー29は、一対の引出
しローラ40で間欠的に引き出され、マスク41の背後に形
成された露光位置にセットされ、各エリアが連続した状
態で拡大プリントされる。そして、1行分のエリアがプ
リントされると、カッター駆動部42は、カッター43を駆
動してカラーペーパー29を切り離す。この切り離された
カラーペーパー29は、送りローラ44で現像処理部45へ送
られる。この現像処理部45では、カラーペーパー29を各
処理槽に通して、写真現像処理してトレイ46に排出す
る。なお、カッター47は、1コマ毎に切り離すためのも
のである。
前記キーボード13には、英数字キー13aの他に、階調
及び色補正を行うためのキー13b,画像入力を指示するた
めのキー13c,プリントを開始させるためのキー13dとが
設けられている。
次に、上記構成のCRTビデオプリンタの作用につい
て、第1図のフローチャートを参照して説明する。最
初、キーボード13の英数字キー13aを操作して、縦,横
のエリア数を設定する。このエリア数を設定すると、拡
大倍率が決定される。次に、入力キー13cを操作する
と、カラーTVカメラ2は、カラー原画1の撮像を開始
し、カラー原画1の赤色,緑色,青色画像に対応する画
像信号を出力してこれをA/D変換器3に送る。このA/D変
換器3は、デジタル変換した画像データをセレクタ4に
送る。このセレクタ4は、カラーTVカメラ2からの画像
データを取り出してフレームメモリ11に送る。なお、フ
ロッピーディスク(図示せず)に記憶されている画像を
入力する場合、またはビデオテープに記録されている画
像を入力する場合は、フロッピーディスク再生機7また
はVTR再生機8を駆動することにより再生信号がセレク
タ4に送られる。
フレームメモリ11は、セレクタ4から送られた画像デ
ータを色毎に分離して記憶する。モニタ時には、フレー
ムメモリ11から画像データが繰り返して読み出されて画
像処理部14に送られる。このモニタ時には、拡大処理部
16は画像の拡大を行うことなく、そのまま画像データを
階調・色補正処理部17に送る。この階調・色補正処理部
17において、画像データは標準的な画像階調補正と色補
正とが行われてからモニタ部に送られ、ドライバ19を介
してカラーモニタ20に表示される。
前記カラーモニタ20を観察して、階調又は色補正が必
要な場合には、キーボード13のキー13bを操作して、階
調変換用データ又は色補正用データを変更する。この変
更されたデータにより、階調補正又は色補正された画像
がカラーモニタ20に表示される。仕上がりが良好でない
場合には、キーボード13を操作して、階調又は色補正を
再度行えばよい。また、テスト焼きをする場合には、拡
大を行わずに露光することで、ペーパーロスを少なくす
ることができる。
仕上がりが良好であると認められる場合には、プリン
トキー13dを操作すれば、第1行目に属している各エリ
アの画像データが列の番号順に読み出される。まず、第
1行第1列のエリア1aのアドレスが指定され、このエリ
ア1aの画像データがフレームメモリ11から読み出され
る。なお、原画1に点線を描いて各エリアを示してある
が、この点線は実際には存在しない仮想線である。
前記フレームメモリ11から読み出された画像データは
画像処理部14に送られ、その拡大処理部16で電気的な補
間を行なわれてサイズが拡大される。この拡大処理後
に、階調・色補正処理部17に送られ、ここてモニタ時に
設定したデータで階調処理と色補正とが行われる。
画像処理された画像データは、プリント部のポジ・ネ
ガ反転回路22に送られてネガ像に変換される。このネガ
像に変換された画像データは、デジタル変換されてから
セレクタ24に送られ、ここで例えば赤色画像信号が選択
的に取り出されてドライバ25に送られる。このドライバ
25は、赤色画像のネガ像を輝度で示した白黒画像を白黒
CRT26に表示する。白黒CRT26が発光している間にシャッ
タ37が開口すると、白黒CRT26の画像は赤色フイルタ32
で赤色画像に変換されてから、焼付レンズ30によってカ
ラーペーパー29に結像される。
赤色画像の露光時に、シャッタ37が閉じられ、その間
に赤色フイルタ32が退避し、代わって緑色フイルタ33が
挿入される。これとともに白黒CRT26には、緑色画像が
白黒で表示される。この直後にシャッタ37が開くため
に、白黒CRT26に表示された白黒画像が緑色フイルタ33
で緑色画像に変換され、カラーペーパー29に露光され
る。同様にして白黒CRT26に表示された青色画像がカラ
ーペーパー29に露光される。この三色面順時露光によ
り、カラー原画1のエリア1aが第5図に示すエリア50a
として拡大プリントされる。
カラー原画1のエリア1aの拡大プリントが終了する
と、次に、第1行第2列のエリア1bの画像データがフレ
ームメモリ11から読み出され、前述した手順により、エ
リア50bとしてカラーペーパー50に拡大プリントされ
る。この際に、エリア50aとの境界が生じないように連
続した状態でプリントされる。この際に、エリアの境界
部分に濃度勾配がつくように、エリアの周囲を電気的に
画像処理すれば、エリアの境界を目立たなくすることが
できる。
以上の手順が繰り返し行われてカラー原画1の第1行
目に属している各エリアがカラーペーパー29に拡大プリ
ントされる。このプリント後に、カッター駆動部42はカ
ッター43を駆動してカラーペーパー29を切り離す。この
切り離されたカラーペーパー29は、送りローラ44で現像
処理部45へ送られ、ここで各処理槽を通過されて写真現
像処理を施された後、トレイ46に排出される。
第1行目のプリントが終了すると、次に第2行目に属
している各エリアが順次拡大プリントされる。そして、
全てのエリアのプリントが終了すると、カッター43によ
って切り離されて写真現像処理される。このようにして
各行毎に纏めた10枚の長尺状のプリント写真50〜59が作
成される。
前記10枚の長尺状のプリント写真50〜59は、第5図に
示すように、カラー原画1の位置に対応するように配列
され、例えば展示パネル等に貼着して1枚の超拡大プリ
ント写真60を構成する。ここで、点線は各エリアを示す
ものであり、実際には存在しない仮想線である。この実
施例では、1行が10エリア(コマ)であり、かつ10行あ
るから、通常のプリントのように1コマを一回でプリン
トするものに比べて、拡大率が百倍となる。また、光学
的に引き伸ばす方法では、カラー原画の粒状性が目立っ
て画質が著しく劣化するが、この実施例では電気的な補
間を行いながら拡大するため、画質の劣化を防ぐことが
できる。
前述した実施例では、行毎に拡大プリントしている
が、これを列毎であってもよい。第2図のフローチャー
トは、列毎にプリントする実施例を示すものである。こ
の場合には、第6図に示すように、長尺状をした10枚の
プリント写真70〜79が作成され、これらのプリント写真
70〜79をカラー原画1の画像に対応するように配列して
超拡大プリント写真80を構成する。なお、この場合は、
各エリアの画像を90度回転させて白黒CRT26に表示すれ
ばよい。
第3図は各エリア毎に切断した実施例を示すものであ
る。この場合には、カッター47を作動させて現像済みカ
ラーペーパー29を1コマ毎に切断する。これらの各コマ
は、第7図に示すように、カラー原画上の位置に対応す
るように配置され、1枚の超拡大プリント写真90を構成
する。なお、配置を容易にするために、各コマの裏面に
位置を示す記号、例えば、1−1,1−2,2−1等を付して
おくと便利である。
上記実施例においては、CRTビデオプリンタを使用し
てハードコピーを作成しているが、その他のプリンタ例
えばインクジェットプリンタ等を使用してもよい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明の拡大プリント作
成方法では、入力した原画の画像データをマトリックス
状に分割し、この各エリアの画像データを拡大処理して
からハードコピーに変換し、得られたハードコピーを原
画に対応するように配列して、1枚の拡大プリントを作
成するようにしたから、従来のビデオプリンタを使用し
て拡大プリントを作成することができる。したがって、
特別なプリンタを使用することなく、拡大プリントを簡
単に作成することができ、しかもプリントコストを大幅
に低下することができる。また、縦と横のエリア数を変
えることで、自由に拡大率を設定することができる。更
に、電気的に補間を行いながら画像データを拡大処理す
るから、拡大率を大きく設定しても、解像度が高くて鮮
明な拡大プリントを作成することができる。また、隣合
うエリアの画像の境界がほぼ一致するように各エリアの
画像をロール状の記録媒体に行又は列方向に並べてプリ
ントしたから、一般に用いられるロール状の記録媒体を
用いて拡大率の高い拡大プリントを簡単に作成すること
ができる。
また、各エリアの画像を行又は列方向に並べてプリン
トし、これを行又は列単位で切離して、行又は列単位の
長尺ハードコピーを作成したから、これらを列又は行方
向に揃えるだけで拡大プリントの展示を簡単に行うこと
ができる。また、巻き取ることにより保管が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、行毎に切断した拡大プリント写真を作成する
手順を示すフローチャートである。 第2図は、列毎に切断した拡大プリント写真を作成する
手順を示すフローチャートである。 第3図は、各エリア毎に切断した拡大プリント写真を作
成する手順を示すフローチャートである。 第4図は、本発明を実施するCRTビデオプリンタの概略
図である。 第5図は、第1図のフローチャートで作成された拡大プ
リント写真の一例である。 第6図は、第2図のフローチャートで作成された拡大プ
リント写真の一例である。 第7図は、第3図のフローチャートで作成された拡大プ
リント写真の一例である。 1……カラー原画、1a,1b……エリア 2……カラーVTカメラ 11……フレームメモリ 14……画像処理部、16……拡大処理部 17……階調・色補正処理部 26……白黒CRT 43,47……カッター 60,80,90……拡大プリント写真。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力した原画の画像データをメモリに記憶
    させてから、この原画をマトリックス状に分割し、分割
    した各エリアの画像データに対してそれぞれ拡大処理を
    施し、これら各エリアの画像データをプリント部に送
    り、プリント部でロール状の記録媒体に、隣合うエリア
    の画像の境界がほぼ一致するように各エリアの画像を行
    又は列方向に並べてプリントし、これを行又は列単位で
    切り離して長尺ハードコピーを作成し、得られた複数の
    長尺ハードコピーを原画に対応するように配列して、1
    枚の拡大プリントを作成することを特徴とする拡大プリ
    ント作成方法。
JP62282515A 1987-11-09 1987-11-09 拡大プリント作成方法 Expired - Lifetime JPH087384B2 (ja)

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