JPH0712224B2 - ビデオプリンタ - Google Patents

ビデオプリンタ

Info

Publication number
JPH0712224B2
JPH0712224B2 JP62239577A JP23957787A JPH0712224B2 JP H0712224 B2 JPH0712224 B2 JP H0712224B2 JP 62239577 A JP62239577 A JP 62239577A JP 23957787 A JP23957787 A JP 23957787A JP H0712224 B2 JPH0712224 B2 JP H0712224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
video
image
correction
video signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62239577A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6481574A (en
Inventor
和生 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP62239577A priority Critical patent/JPH0712224B2/ja
Publication of JPS6481574A publication Critical patent/JPS6481574A/ja
Publication of JPH0712224B2 publication Critical patent/JPH0712224B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ画像をハードコピーするビデオプリン
タに関し、更に詳しくは、1コマのハードコピーの他
に、複数のコマを1画面に嵌込み合成した画像もハード
コピーするビデオプリンタに関するものである。
〔従来の技術〕
ビデオ画像をハードコピーするビデオプリンタには、CR
Tビデオプリンタ,レーザープリンタ,熱転写プリンタ
等が知られている。このビデオプリンタには、ビデオテ
ープヤビデオフロッピィから再生したビデオ信号や、テ
レビカメラで撮影したリアルタイムのビデオ信号等が入
力される。この1コマ分ずつ入力されたビデオ信号は、
A/D変換器を介して一旦フレームメモリに記憶される。
このフレームメモリから読み出したビデオ信号は、画像
処理部に送られて標準的な色補正及び階調補正が施され
て、カラーモニタに仕上り状態がシミュレート表示され
る。このカラーモニタを観察して画像処理が適切でない
と判断した場合は、色補正量または階調補正量を修正
し、再度シミュレート表示する。そして、仕上りが良好
であると認められる場合は、CRTビデオプリンタにあっ
ては、CRTにネガ像を表示して感光材料に焼き付けてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、このようなビデオプリンタにおいては、撮影
した全てのコマ、あるいは主要なシーンを抜き出した複
数のコマが1目で分かるようなインデックスシートを作
成することが望まれており、このため複数のコマを1画
面に嵌込み合成したマルチフリーズ画像をハードコピー
し、インデックスシート等として利用することが試みら
れている。
しかし、従来のビデオプリンタでは、各コマの画像合成
後に、色補正や階調補正を行っているため、各シーンの
ビデオ信号がばらついていると、全てのシーンの仕上り
をそろえることができないという問題があった。
本発明は、各コマ毎に画像処理してから嵌込み合成する
ことにより、仕上りを揃えることができるようにしたビ
デオプリンタを提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために本発明は、入力された1コ
マのビデオ信号を記憶する第1のメモリと、この第1メ
モリから読み出されたビデオ信号を信号変換して色補正
及び階調補正を行なう画像処理部と、この画像処理部の
信号変換の演算係数を変更して色補正及び階調補正の補
正量の制御を行なう補正量制御手段と、前記画像処理部
から出力されたビデオ信号をモニタ画像に変換して、ハ
ードコピーの仕上りをシミュレート表示するカラーモニ
タと、ハードコピーの仕上り確認後に第1メモリからビ
デオ信号を間引いて読み出して画像処理部へ送る間引き
手段と、この間引き手段で間引いたビデオ信号を画像処
理部で信号変換して色補正及び階調補正を行う際に、前
記仕上り確認時に決定した色補正及び階調補正の補正量
に対応した信号変換の演算係数を前記補正量制御手段に
設定する手段と、設定された信号変換の演算係数に基づ
き画像処理部で信号変換されたビデオ信号を所定のエリ
アに書き込んで複数のコマを嵌込み合成したマルチフリ
ーズ画像を形成する第2のメモリと、嵌込み合成後に第
2のメモリからマルチフリーズ画像のビデオ信号を取り
出してハードコピーする手段とをビデオプリンタに設け
たものである。
〔作用〕
入力されたビデオ信号は一旦第1のメモリに記憶され
る。この第1メモリに記憶されたビデオ信号は、そのま
ま又は間引いて読み出され、画像処理部に送られ、ここ
で色補正及び階調補正される。この画像処理されたビデ
オ信号を基にカラーモニタに仕上り画像をシミュレート
する。このモニタ表示を観察しながら補正が必要と判断
した場合に、画像処理部の補正量の変更を行う。
1コマのビデオ画像をそのままハードコピーする場合に
は、カラーモニタで仕上りが良好と認められたときの補
正量で画像処理したビデオ信号を取り出してハードコピ
ーする。
マルチフリーズ画像をハードコピーするときには、第1
メモリに記憶されたビデオ信号を間引いて読み出し、こ
のビデオ信号をモニタで仕上りが良好であると認められ
たときの補正量で画像処理してから第2のメモリの所定
のエリアに書き込むことで画像合成する。この第2のメ
モリに所定コマ数を嵌込み合成してからマルチフリーズ
画像のビデオ信号を取り出してハードコピーする。
以下、CRTビデオプリンタに本発明を用いた例につい
て、図面を参照しながら説明する。
〔実施例〕
本発明のCRTビデオプリンタの概略を示す第1図におい
て、画像入力部としてビデオフロッピィ再生機(以下、
VF再生機という)1が設けられている。VF再生機1に
は、記録済みのビデオフロッピィが装填され、このビデ
オフロッピィに記録された例えばカラーの画像を再生す
る。この再生されたカラー画像は、NTSC信号であるた
め、デコーダ2で赤色ビデオ信号R,緑色ビデオ信号G,青
色ビデオ信号Bに分離する。この三色のビデオ信号は、
約4.5MHzの帯域幅を持っており、並列に接続された第1
ローパスフイルタ3及び第2ローパスフイルタ4(以
下、それぞれ第1LPF,第2LPFという)にそれぞれ送られ
る。第1LPF3は、ビデオ信号の帯域幅4.5MHzとほぼ同じ
帯域を有し、入力されたビデオ信号をそのまま通過させ
る。第2LPF4は、マルチフリーズ画像の作成のために設
けられており、遮断周波数を約3MHzに設定している。第
1LPF3または第2LPF4から出力された3色のビデオ信号
は、CPU5で切換えが制御される第1セレクタ6で選択的
に取り出されてA/D変換器7に送られる。このA/D変換器
7は、入力されたアナログのビデオ信号を、12MHzに設
定されたサンプリング周波数でサンプリングし、これを
量子化してデジタル信号として出力する。
前記A/D変換器7でデジタル化されたビデオ信号は、フ
レームメモリ8に送られる。フレームメモリ8は、R,G,
Bをそれぞれ独立に1フレームずつ記憶する3つのメモ
リ部で合成されており、それぞれは例えば640×480画素
分の情報記録容量を持っており、CPU5で制御されるフレ
ームメモリコントローラ9からのアドレス信号およびR/
Wコントロール指令信号に従って書込み,読み出し動作
を行う。1コマのプリント時またはモニタ時には、フレ
ームメモリ8からビデオ信号がそのまま読み出されて画
像処理部10に送られるが、マルチフリーズ画像の作成時
には、ビデオ信号を間引いて読み出すことによりサイズ
縮小してから画像処理部10に送られる。例えば4×4コ
マを嵌込み合成したマルチフリーズ画像を作成する場合
には、後述するようにフレームメモリ8からビデオ信号
をX及びY方向に1/2ずつ間引きしながら読み出してサ
イズ縮小する。
画像処理部10は、3行3列のマトリックス演算を行なう
色補正部10aと、階調補正用ルックアップテーブルメモ
リ(以下、LUTという)10bから構成される。この色補正
部10aは、マトリックス係数に入力データを掛けたもの
をテーブルデータとして記憶し、各色に対して3個ず
つ、合計9個の部分からなるLUTと、このLUTの出力を色
毎に加算する3個の加算器とからなり、マトリックス演
算を行うことにより、プリントされるカラーペーパーの
分光感度と、後述する三色面順次露光用色フイルタの分
光特性との違いを補正する。また、キーボード11の色補
正キー11aを操作することにより、色補正部10bのテーブ
ルデータを変更することができる。すなわち、ROM12に
は、3行3列のマトリックス演算式の係数が記憶されて
おり、この中から所望の係数を選択し、この係数に入力
信号を乗算して9個のテーブルデータを作成し、これを
各LUTに書き込むことにより色補正量が修正される。
色補正された三色のビデオ信号は、色毎に設けられた階
調補正用LUT10bに送られる。この階調補正用LUT10bは、
入力信号を変換することにより、例えば非直線的に増幅
して階調特性を補正する。階調補正量を修正する場合に
は、キーボード11の階調補正キー11bを操作して修正量
を入力すると、CPU5はROM12に記憶されている基準テー
ブルデータをシフトし、これを階調補正用LUT10bに書き
込む。
このような画像処理が施された三色のビデオ信号は、第
2セレクタ13,第3セレクタ14へ送られるが、マルチプ
リントモードを選択した場合は、フレームメモリ15の所
定のエリアに書き込んで嵌込み合成する。このフレーム
メモリ15は、R,G,Bを独立に記憶する3つのメモリ部で
構成されており、それぞれの画素数は、フレームメモリ
8の画素数の例えば4倍である1280×960画素となって
いる。
第2セレクタ13は、CPU5で切換えが制御され、フレーム
メモリ15または画像処理部10から送られてくる3色のビ
デオ信号を選択的に取り出してモニタ系に送る。このモ
ニタ系は、D/A変換器16,ドライバ17及びカラーモニタ18
で構成され、このカラーモニタ18は、1コマのカラーポ
ジ像またはマルチフリーズ画像を表示する。
第3セレクタ14は、CPU5で切換えが制御され、フレーム
メモリ15または画像処理部10から送られてくる3色のビ
デオ信号を選択的に取り出してプリント系に送る。この
プリント系は、ネガ・ポジ反転回路21,D/A変換器22,第
4セレクタ23,ドライバ24,白黒のCRT25からなる。このC
RT25は、第4セレクタ23で選択的に取り出された各色の
ビデオ信号に対応して、赤色,緑色,青色画像(正確に
は赤色,緑色,青色画像のネガ像)を白黒で表した画像
を順次に表示する。このCRT25に対向して感光材料、例
えばカラーペーパー26が配置されており、CRT25に表示
された画像は焼付レンズ27によってカラーペーパー26に
結像される。焼付レンズ27の光路28には、赤色(R),
緑色(G),青色(B)の各色分解フイルタ29,30,31が
配置されている。フイルタ駆動部32は、ビデオ画像を焼
き付ける場合に、各色フイルタ29〜31を光路28に順次挿
入して、加色法面順次露光を行う。シャッタ33は、シャ
ッタ制御部34でその開閉が制御されるものであり、ビデ
オ画像を焼き付けるときに、各色に対して1回、全部で
3回開閉する。
ロール状に巻かれたカラーペーパー26は、一対の引出し
ローラ36で間欠的に引き出され、マスク37の背後に形成
された露光位置にセットされる。この露光位置におい
て、所定コマ数だけ露光されるとカラーペーパー26はカ
ッター38で短尺状に切り離され、送りローラ39で現像処
理部41へ送られる。現像処理部41では、カラーペーパー
26を各処理槽に通して写真処理し、最後にカッター42で
1コマずつに切断してからトレイ43に排出する。
なお、キーボード11は、色補正キー11a,階調補正キー11
bの他に、1コマプリントモードを開始するためのSPMキ
ー11c,マルチプリントモードを開始するためのMPMキー1
1d,マルチプリントモードにおけるビデオ画像の検定を
終了させるための検定終了キー11e,プリント開始を指令
するためのプリントキー11fを備えており、必要な命令
をCPU5に入力する。CPU5はプログラムにしたがって、VF
再生機1,第1セレクタ6,第2セレクタ13,第3セレクタ1
4,第4セレクタ23,フレームメモリコントローラ9,画像
処理部10等をシーケンス制御する。
次に、上記構成のビデオプリンタの作用について、第2
図及び第3図を参照して説明する。SPMキー11aをONして
1コマのビデオ画像をそのままハードコピーすることを
指令すると、CPU5は1コマプリントモードを開始し、VF
再生機1を作動させてビデオ画像の再生を開始させる。
このVF再生機1から出力された1コマ分のNTSC信号は、
デコーダ2で三色のビデオ信号に分離される。この三色
のビデオ信号は、第1LPF3と第2LPFに入力されて帯域制
限される。第1セレクタ6は、第1LPF3を通過したビデ
オ信号のみを選択的に取り出してA/D変換器7に送る。
A/D変換器7は、ビデオ信号に対してサンプリングとデ
ジタル変換を行ってから、これをフレームメモリ8へ送
る。フレームメモリ8に1コマ分のビデオ信号が書き込
まれると、フレームメモリコントローラ9からの指令で
一定の周期でビデオ信号が繰り返して読み出され、画像
処理部10へ送られる。画像処理部10では色補正部10aで
マトリックス演算が行われ標準的な色補正が施された
後、階調補正用LUT10bで標準的な階調補正が施される。
画像処理部10からの出力は第2セレクタ13を介してモニ
タ系に送られ、D/A変換器16,ドライバ17を経て、カラー
モニタ18にプリントすべきビデオ画像を表示する。
このカラーモニタ18を観察して、色補正及び階調補正が
適正であるかどうか判定する。もし色補正が適当でない
と認められる場合には、色補正キー11aを操作して、所
望の係数データを持ったチャンネルを選択する。このチ
ャンネルが選択されると、新しい係数データを用いて9
個のテーブルデータを作成し、これを色補正部10aのLUT
に書き込む。この更新されたテーブルデータでビデオ画
像が色補正されてカラーモニタ18に表示される。
階調補正が適当でないと認められる場合には、階調補正
キー11bを操作する。この階調補正キー11bが操作される
と、その色のテーブルデータがシフトされ、このシフト
したテーブルデータが階調補正用LUT10bに書き込まれ
る。なお、この階調補正は色毎に行われるため、カラー
バランスの補正も行うことができる。また、各色のテー
ブルデータを同じようにシフトすれば濃度補正を行なう
こともできる。もちろん、D/A変換器16,22のゲインを調
節することにより濃度補正を行なうことができるもので
ある。階調補正用LUT10bは、新たなテーブルデータで階
調補正を行うから、カラーモニタ18には修正されたカラ
ー画像が表示される。仕上りがまだ良好でないと認めら
れる場合には、カラーモニタ18を観察しながら、前述し
たように色補正量及び階調補正量を修正する動作を繰り
返す。
カラーモニタ18を観察して、仕上りプリントが良好であ
ると認めた場合には、カラー原画の検定を終了し、キー
ボード11のプリントキー11fをONしてプリント指令をCPU
5に入力する。このCPU5は、プリント系を動作させて1
コマのビデオ画像をハードコピーに変換する。すなわ
ち、フレームメモリ8から読み出されて色補正処理及び
階調補正処理されたビデオ信号が、第3セレクタ14を介
してネガ・ポジ反転回路21,D/A変換器22,および第4セ
レクタ23に入力される。第4セレクタ23は、最初に例え
ば赤色のビデオ信号を取り出し、ドライバ24を介して白
黒のCRT25に送り、赤色の画像信号の輝度に変換した白
黒画像をCRT25に表示させる。このCRT25が発光している
間に、赤色フイルタ29が光路28に挿入されるから、CRT2
5の画像は赤色画像に変換される。この状態でカラーペ
ーパー26の赤色感度に応じて定めた露光時間だけシャッ
タ33を開き、この間で赤色画像をカラーペーパー26に焼
き付ける。
赤色画像の露光後に、シャッタ33が閉じられ、その間に
赤色フイルタ29が退避し、代わって緑色フイルタ30が挿
入される。これとともにCRT25には、緑色画像が白黒で
表示される。この直後に、シャッタ33が開くために、CR
T25に表示された白黒画像が緑色フイルタ30で緑色画像
に変換され、カラーペーパー26に露光される。同様にし
てCRT25に表示された青色画像がカラーペーパー26に露
光される。この三色面順次露光方式により、ビデオフロ
ッピィに記録されたカラー写真像が色補正,階調補正が
施された状態でカラーペーパー26に焼き付けられる。こ
の三色面順次露光の終了後に、画像処理部10において色
補正部10aのLUTと階調補正用LUT10bとに標準のテーブル
データが書き込まれる。このプリント終了後に、VF再生
機1は再度作動して次のコマのビデオ画像を読み出し、
前述した手順でカラーペーパー26に焼き付ける。そし
て、一定コマ数が焼き付けられると、カッター38が作動
して露光済みの部分を短尺状に切り離す。この切り離さ
れた短尺状のカラーペーパー26は、現像処理部41で写真
処理された後、カッター42で1コマずつに分離されて第
4図で示したような写真44としてトレイ43に排出され
る。
次に、キーボード11のMPMキー11dをONしてマルチフリー
ズ画像のハードコピーを指令すると、CPU5はマルチプリ
ントモードを開始し、フレームメモリ15の記憶を全てク
リアした後、VF再生機1を作動させて1コマ分のビデオ
画像を再生する。このVF再生機1から出力されたNTSC信
号は、デコーダ2で三色のビデオ信号に分離され、第1
セレクタ6で、第2LPF4を通過したビデオ信号のみが取
り出されてA/D変換器7に送られる。A/D変換器7は、サ
ンプリングとデジタル変換を行ってフレームメモリ8へ
送る。
フレームメモリ8に記憶された三色のビデオ信号は、1
コマプリントモードのときと同様に標準的な色補正と標
準的な階調補正を施される。この後、カラーモニタ18に
プリントすべきビデオ画像を表示する。このカラーモニ
タ18を観察して、もし色補正が適当でないと認められる
場合には色補正キー11aを、また階調補正が適当でない
と認められる場合には階調補正キー11bを操作し、これ
らの操作より前記のように更新されたテーブルデータで
ビデオ画像を色補正または階調補正してカラーモニタ18
に表示する。
このモニタ表示を観察しながら、色補正量及び階調補正
量を修正する動作を繰り返して行い、その結果仕上りプ
リントが良好であると認められるようになった場合に
は、キーボード11の検定終了キー11eを操作し、1コマ
分のカラー原画の検定を終了する。CPU5は、フレームメ
モリ8からビデオ信号をX及びY方向にそれぞれ1/2ず
つ間引いて読み出し、サイズを縮小する。この間引いて
読み出したビデオ信号は、カラー原画の検定で選択され
た色補正量または階調補正量で色及び階調補正された後
に、フレームメモリ15の所定エリアに書き込まれる。
フレームメモリ15にサイズ縮小された各コマのビデオ信
号が書き込まれると、画像処理部10では色補正部10aのL
UTのテーブルデータ及び階調補正用LUT10bのテーブルデ
ータが標準のデータに書き換えられる。これとともに、
フレームメモリ15に記憶されたビデオ信号を読み出すこ
とによって、この書込みによって合成されたマルチフリ
ーズ画像がカラーモニタ18に一定時間表示される。
このようにして、嵌込みコマ数が所定の16コマに達する
までVF再生機1から1コマずつビデオ画像を読み出し、
上述のようにカラー画像検定を行ってゆく。そして、嵌
込みコマ数が16コマに達した場合、または16コマに達し
なくても、VF再生機1の再生が完了した場合は、その時
点でCPU5は、フレームメモリ15に記憶されたビデオ信号
を読出し、これをプリント系に伝送する。この読み出さ
れたビデオ信号は、上述の1コマのビデオ画像のプリン
トと同様に、CRT25で三色画像が順次表示され、三色面
順次露光によってカラーペーパー26に焼き付けられる。
したがって、ビデオフロッピィに記録されているカラー
ネガ像が1コマずつ色補正,階調補正された状態で嵌め
込まれたマルチフリーズ画像をカラーペーパー26に焼き
付けることができ、この焼付後に現像すると、各コマの
仕上りが揃った状態で第5図に示すようなマルチフリー
ズ写真45が作成される。なお、第5図では、16コマのマ
ルチフリーズ画像をプリントしているが、例えば14コマ
分のビデオ信号をフレームメモリ15に嵌め込んだときに
VF再生機1の再生が完了した場合は、第4列目の2コマ
分が白地となったマルチフリーズ写真となる。
なお、上記実施例では、1コマプリントモードとマルチ
プリントモードのどちらかを選択的に動作させるように
しているが、VF再生機1で再生したカラーのビデオ画像
を1コマずつ検定した後、そのまま1コマのビデオ画像
として焼き付ける前または後に、フレームメモリ8から
の読出し、色及び階調補正処理、フレームメモリ15への
書込み動作を行ってゆき、フレームメモリ15に16コマ分
のサイズ縮小されたビデオ信号が書き込まれた時点で、
マルチフリーズ画像をハードコピーするようにしてよ
い。
また、上記実施例におけるマルチプリントモードでは、
最初にフレームメモリ8から間引かずに読み出したビデ
オ信号を用いてカラー原画の検定を行い、次にフレーム
メモリ8から間引いて読み出したビデオ信号に画像処理
及びフレームメモリ15への書込み行うようにしている
が、フレームメモリ8より間引いて読み出したビデオ信
号を用いて仕上り検定を行い、画像処理されたビデオ信
号を順次フレームメモリ15に書き込んでもよい。
さらに、本発明はネガフイルムからインデックスプリン
トを作成する場合にも利用することができる。この場合
は、TVカメラを使用してネガフイルムを撮像することに
より、簡単にインデックスプリントを作成することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明のビデオプリンタ
は、第1のメモリに記憶したビデオ信号を間引いて読み
出し、画像処理を施してから第2のメモリの所定のエリ
アに記憶してゆくようにしたから、原画の画像を嵌込み
合成したマルチフリーズ画像を簡単に感光材料に焼き付
けることができる。
また、ハードコピーの仕上り確認後に第1メモリからビ
デオ信号を間引いて読み出して画像処理部へ送り、この
間引いたビデオ信号を、画像処理部で信号変換して色補
正及び階調補正を行う際に、前記仕上り確認時に決定し
た色補正及び階調補正の補正量に対応した信号変換の演
算係数を補正量制御手段に設定し、この設定された信号
変換の演算係数に基づき画像処理部で信号変換されたビ
デオ信号を第2のメモリの所定のエリアに書き込んで複
数のコマを嵌込み合成したマルチフリーズ画像を形成し
たから、複数の画像の仕上りを揃えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のビデオプリンタの一例を示す概略図で
ある。 第2図は1コマプリントモードを示すフローチャートの
一例である。 第3図はマルチプリントモードを示すフローチャートの
一例である。 第4図は1コマのビデオ画像をそのまま焼き付けた写真
の一例である。 第5図は合成したビデオ画像が焼き付けられたマルチフ
リーズ写真の一例である。 8,15……フレームメモリ 10……画像処理部 10a……色補正部 10b……階調補正用LUT 11……キーボード 11a……色補正キー 11b……階調補正キー 11c……SPMキー 11d……MPMキー 11e……検定終了キー 11f……プリントキー 45……嵌込み合成写真。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ画像をハードコピーするビデオプリ
    ンタにおいて、 入力された1コマのビデオ信号を記憶する第1のメモリ
    と、 この第1メモリから読み出されたビデオ信号を信号変換
    して色補正及び階調補正を行なう画像処理部と、 この画像処理部の信号変換の演算係数を変更して色補正
    及び階調補正の補正量の制御を行なう補正量制御手段
    と、 前記画像処理部から出力されたビデオ信号をモニタ画像
    に変換して、ハードコピーの仕上りをシミュレート表示
    するカラーモニタと、 ハードコピーの仕上り確認後に第1メモリからビデオ信
    号を間引いて読み出して画像処理部へ送る間引き手段
    と、 この間引き手段で間引いたビデオ信号を画像処理部で信
    号変換して色補正及び階調補正を行う際に、前記仕上り
    確認時に決定した色補正及び階調補正の補正量に対応し
    た信号変換の演算係数を前記補正量制御手段に設定する
    手段と、 設定された信号変換の演算係数に基づき画像処理部で信
    号変換されたビデオ信号を所定のエリアに書き込んで複
    数のコマを嵌込み合成したマルチフリーズ画像を形成す
    る第2のメモリと、 嵌込み合成後に第2のメモリからマルチフリーズ画像の
    ビデオ信号を取り出してハードコピーする手段とを備え
    たことを特徴とするビデオプリンタ。
  2. 【請求項2】前記間引き手段は、シミュレート表示に際
    しても第1メモリからビデオ信号を間引いて読み出すこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のビデオプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】前記画像処理部は、マトリックス演算を行
    なう色補正部と階調補正部とからなることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載のビデオプリン
    タ。
JP62239577A 1987-09-24 1987-09-24 ビデオプリンタ Expired - Lifetime JPH0712224B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62239577A JPH0712224B2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 ビデオプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62239577A JPH0712224B2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 ビデオプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6481574A JPS6481574A (en) 1989-03-27
JPH0712224B2 true JPH0712224B2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=17046859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62239577A Expired - Lifetime JPH0712224B2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 ビデオプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712224B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323584A (ja) * 1989-06-20 1991-01-31 Shinko Electric Co Ltd 画像データ記憶回路
US5319474A (en) * 1991-01-31 1994-06-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Overlapping device of a color video printer
JP2010130510A (ja) 2008-11-28 2010-06-10 Brother Ind Ltd 印刷装置及びプログラム
JP5343739B2 (ja) 2009-07-02 2013-11-13 ブラザー工業株式会社 出力装置及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163975A (ja) * 1983-03-08 1984-09-17 Canon Inc カラ−プロセツシングシステム
JPS616979A (ja) * 1984-06-21 1986-01-13 Ricoh Co Ltd カラ−画像読取装置
JPS6222182A (ja) * 1985-07-22 1987-01-30 Canon Inc 画像情報処理装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163975A (ja) * 1983-03-08 1984-09-17 Canon Inc カラ−プロセツシングシステム
JPS616979A (ja) * 1984-06-21 1986-01-13 Ricoh Co Ltd カラ−画像読取装置
JPS6222182A (ja) * 1985-07-22 1987-01-30 Canon Inc 画像情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6481574A (en) 1989-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4965662A (en) Video printer for making video image hard copies
US4920423A (en) Video printer
US4794460A (en) Apparatus for recording image exactly corresponding to one displayed on video monitor
US5042078A (en) Method of effecting gradation and color correction of a composite image
JPS62141530A (ja) カラ−ネガ検定装置
JPH0415931B2 (ja)
JPS62293889A (ja) 写真焼付条件検定装置
JPH11220687A (ja) 画像処理方法および装置
JPH087384B2 (ja) 拡大プリント作成方法
JP2509624B2 (ja) カラ−スライドのプリント方法
JPS6038915B2 (ja) テレビジヨン画像製版装置
JPH0712224B2 (ja) ビデオプリンタ
US5053879A (en) Method and device for determining shading correction data, and for effecting shading correction in video printer
JP2806521B2 (ja) ビデオプリンタ
JP2604750B2 (ja) カラー写真焼付装置
JP2520936B2 (ja) Crt画像焼付け方法
JPH0743762B2 (ja) 合成画像の階調・色補正装置
JPH0196634A (ja) インデックス写真焼付方法
JPH0823660B2 (ja) 合成画像の色補正方法
JPH11275362A (ja) デジタル画像を線形に変換する方法及びコンピュータプログラム製品
JPH0695748B2 (ja) 画像記録装置
JPS59155840A (ja) ビデオ画像の製版装置
JP3052265B2 (ja) 写真焼付方法及び装置
JPH0521475B2 (ja)
JP2871682B2 (ja) 画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080208

Year of fee payment: 13