JPS59155840A - ビデオ画像の製版装置 - Google Patents

ビデオ画像の製版装置

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JPS59155840A
JPS59155840A JP58029764A JP2976483A JPS59155840A JP S59155840 A JPS59155840 A JP S59155840A JP 58029764 A JP58029764 A JP 58029764A JP 2976483 A JP2976483 A JP 2976483A JP S59155840 A JPS59155840 A JP S59155840A
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JP
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signal
video
image
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color
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JP58029764A
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English (en)
Inventor
Katsuya Goto
後藤 勝弥
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ビデオテープなどに記録したテレビジョン
信号等の連続映像信号から任意に選択される画面より、
高品質画像のカラーフィルム、色分解版を作成するビデ
オ製版装置に関する。
近年のビデオ技術の著しい発達と普及、印刷物の多様化
に伴う出版動向の変化により、ビデオテープに記録され
ている連続映像情報から所定の画面を写真や印刷原稿等
に利用可能となれば、多くのメリットが得られる情勢に
なっている6すなわち、これまでのカメラマンがスチー
ルカメラを用いてフィルム撮影する方法と比較して、速
報性。
シャッタチャンス、シャ・ンタ音、フラッシュライト、
低輝度等の制約から解放されると同時に、種々のニーズ
展開が期待できる。例えば、ビデオテープ等に記録され
ている映像情報から直接写真や印刷用製版材料を作成し
たり、映画フィルムからテレシネ装置によってNTSC
信号又はRGB信号を作成し、これから直接印刷用製版
材料を作成できるようになる等、従来法に比較して低コ
ストで出版化等が可能となる。
ところが、従来ビデオテープに記録されている映像情報
を印刷原稿として使用する場合は、ビデオテープを再生
装置にセットし、連続映像をスローあるいはストップ再
生等でブラウン管上に表示し、その画面を観察しながら
所望の映像をスチールカメラで撮影する方法でフィルム
原稿を作成後、そのフィルム原稿よりカラースキャナ等
の製版装置で色分解板を作成している。従って、印刷原
稿の良否はテレビ画像の解像度に依存してしまう。とこ
ろで、我国のカラーテレビジ甘ン放送はNTSC:方式
と呼ばれ、テレビ画像の大小にかかわらず走査線数52
5木で1画面を形成している。そのため、lフレームの
画像品質は、解像力等で一般カラーフイルムと比較して
極めて悪い。更に、連続ビデオ映像から所定の画面を選
択してスチールカメラで撮影する方式では、画像の質を
よくするためにカラーブラウン管の色温度、 RGB蛍
光体の発色特性及び濃度域とカラーフィルムの色温度。
発色特性及び濃度域との不整合から、カメラの前面に特
殊な色温度変換フィルタを挿入すると共に、カラーモニ
タの色相及びコントラスト等の調轄を必要とする問題が
ある。しかしながら、これらの補正だけでは必うずしも
満足する色調が得られるとは限らない。
また、テレビ走査線本数は解像性の良否に大きく影響す
る上、カラーブラウン管上に映し出された映像を正確に
焦点を合せてカメラ撮影すると、この走査線がフィルム
上に横縞として顕著に記録される。このフィルム上に記
録された走査線は製版工程でモアレを生じさせる原因に
なるため、走査線を消去する撮影技術が要求される。例
えば、動yの少ない連続映像から所望の映像を得るには
通常、再生あるいはスロー再生しながら数フレーム分を
1枚のフィルム上に露光することで走査線を消去してい
るが、完全には消去しきれないため若干撮影焦点をずら
している。しかしながら、この方法では所望する画面を
正確に撮影するのが難しくなり、画面がポケてしまう欠
点がある。そのため、動きの大きい?g続映像から所望
の映像を得るには、ストップ再生する必要が生じる。通
常374インチVTRでは、ストップ再生の場合lフィ
ール:′:゛の映像信号しか再生されず、ブラウン管−
トに映し出された映像は垂直解像力が半分になり、前者
の場合に比べて更に難しい走査線消去の撮影技術が要求
される。このような場合、一般的にカラーフィルムの解
像力は50本/mm前後であることから、カラーフィル
ムの解像力限界を逆利用した撮影方法を採っている。す
なわち、ブラウン管上の所望映像を、走査線が判別でき
ないまでに縮小撮影することで走査線を消去している。
従って、本来画像品質が悪いビデオ映像を極小サイズで
カラーフィルムに撮影するため、最終印刷サイズはへ〇
判からA7判くらいが限界となり、それ以上のサイズで
は商品的価値は期待できない。また、小サイズのカラー
をページレイアウト、拡大製版することにより作業性は
著しく悪くなる。
」−述した問題点を解消するために種々の技術が提案さ
れている。例えば、惜開閉55−74545号広報にお
いては、フレームメモリ装置、メモリからの信号をスキ
ャナの走査速度に同期して順次読出す手段と、 NTS
C信号をRGB信号に変換する手段と、RGB信5号を
Y(黄)9M(マゼンタ)、C(シアン) 、BK(墨
)信号に変換しスキャナに供給する手段とを全てオンラ
インで構成するテレビジョン画像製版装置が開示きれて
いる。しかしながら、この装置は上述した問題点をかな
り有効に解消できるが、装置構成が全てオンラインのた
め、所望する画面を得るためにビデオテープレコーダの
スロー再生、ストップ再生等を繰返しているとビデオテ
ープレコーダの寿命が縮まり、更にビデオテープレコー
ダの再生ヘッドによる摩擦で貴重な得意先のビデオテー
プを傷めることになる。そのうえ、この装)ηはその構
成を全てオンラインにしているため、ビデオテープ編集
作業と信号変換処理作業を独立して実行できず、作業性
や効率の点で問題がある。またこの装置においては、画
像のジッタやドロップアウトを電気的に補正するタイム
ベースコレクタ、装置と同期のあっていない映像信号の
同期を合せるフレームシンクロナイザ等の必要性につい
ては述べられていないため、画像の品位の面でも問題が
ある。
よって、この発明の目的は、上述した不具合を解決する
と共に、低品位画質のテレビ映像信号から製版印刷に適
した高品質の画質を得るビデオ画像の製版装置を提供す
ることにある。
この発明は、テレビジョン信号等の連続映像信号から任
意の画面を選択し種々の処理を行なった後、高品質画像
のカラーフィルム、色分解版を作成するビデオ画像の製
版装置に関し、 a)原ビデオテ〜ブに記録された連続
映像信号を画質劣化されることなく、タイムコードと一
緒にマスクビデオテープに再録画した後、マスクビデオ
テープから所望の画面選択時に当該選択画面に対応する
タイムコードを紙テープ等の記録媒体に記録するビデオ
テープ編集部と、b)このビデオテープ編集部とはオフ
ラインに構成され、記録媒体及びマスタビデオテープの
情報より、選択画面を自動的に抽出する自動選択再生部
と、ビデオ映像信号の時間的ずれ補正と、非同期な映像
信号の同期を合せる処理を行なう画質向」二処理部と、
画像の高品質化に適した輝度1色値号の分離によりRG
B信号に変換し、RGBの各信号を独立して調整するこ
とができ、かつバランスを崩すことなく色及び階調の修
正処理を加える修正部と、RGB信号をディジタル化し
そのRGBの各ディジタル画像情報をフレームメモリに
記録した後、奇数フィールドの走査線情報及び偶数フィ
ールドの走査線情報を順次呼出し、その間の情報を2次
元的内挿によって補間する内挿部とを有する画像信号変
換処理部と、C)この信号変換処理部で画像品質改善処
理された各RGB信号を、カラーフィルムを作成するカ
ラーフィルム作成装置、高品位の色分解版を作成するカ
ラースキャナに出力する出力部とを設けたものである。
以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明のビデオテープ編集部の一実施例を示
すブロック図である。現在、得意先から提供されるビデ
オテープは、%インチ幅u−maticビデオカセット
テープや坏インチ幅のβ1aX及びVHS方式などの民
生用ビデオカセットテープが−・般的であり、提供され
たオリジナルカセットテープを%インチ用ビデオテープ
レコーダや展インチ用ビデオテープレコーダにセット後
、モニタ画面を観察しながら自動電子編集ユニットのス
ロー再生、ストップ再生つまみの操作を繰返し、使用す
る画面を選択することも可能である。ところが、実際の
連続映像の中から、得意先の所望する画面を正確に逆折
することはがなり難しい操作となる。特に、シャッタチ
ャンス的な一画面をとらえるために、ビデオテープレコ
ーダのスロー再生。
ストンプ再生等を繰返しているとビデオテープレコーダ
の寿命が縮まり、更にビデオチープレコータの再生へ・
ンドによる摩擦で貴重な得意先のビデオテープを傷める
ことにもなる。
かかる問題点を解決するため、この発明では第1図に示
すように、得意先から提供された%イン子局インチ幅の
ビデオカセットテープ1を、九インチ用ビデオテープレ
コーダ又は最インチ用ビデオチープレコータ2にセット
後、フレームシンクロナイザ100及びタイムレコード
ジェネレータ・リーダ4を介して、1インチヘリカルス
キャン型ヒデオテープレコーダ5に予めセットされた1
インチ幅ビデオテープ8に再録画する。そして、この1
インチ幅ビデオテープ8は、映像情報を記録する映像ト
ラック及び音声情報を記録する音声トランク以外に、タ
イムコードを記録するタイムコードトラックを有してい
る。タイムコードジェネレータ・リーダ4を介して1イ
ンチ幅ビデオテープ8に再録画することで、タイムコー
ドジェネレータ・リーダ4から発生するタイムコードは
、1インチビデオテープ−1−にlフレームの映像情報
に対応して連続的に記録される。このタイムコードを用
いて、得意先が印刷に使用したい画面を指定できるため
、画面抽出を正確かつ短時間に行なし・イ1)る。また
、再録画時には自動電子編集ユニット3で%インチ及び
1インチへすカルスキャン型ビデオチープレコータの1
耳生停止)−制御を行なっており°、ijT録画状況は
ビデオスイッチャ6を経由してディスプレイモニタ7で
観察できる。そのため、(1L意先から提供された%イ
ンチ幅ビデオテープを全部再録画する必要がなければ、
ディスプレイモこタフで画像を見ながら必要部分のみの
再録画も++f能である。
以上のようにして再録画された1インチ1幅ビデオテー
プ8は、1インチへすカルスキャン型ビデオテープレコ
ーダ5で−B巻戻された後に再生される。再生は、自動
電子編集ユニット3のスローVl生、ストップ再生つま
みの操作により行ない、その映像情報はビデオスイ・ン
チャ6を経由してディスプレイモニタ7で観察可能であ
る。このディスプレイモニタ7は、Y/C分離分離−コ
ータ蔵しており、高解像度ブラウン管を用いているので
、通常のモニタに比べて良好な画質を得ることができる
。従って、再録画の画像をディスプレイモニタ7−ヒに
再生しながら、得意先からの印刷使用画面指示書あるい
は得意先の立会いのもと+、随時所望の画面を選び出す
と同詩に、画面選択指示操作卓lOのフレーム指定スイ
ッチを押すことで、タイムコートジェネレータ・リーダ
4で読取られた選択画面のタイムコードが、タイムコー
ド読出部9のメモリ部に登録される。このようにして、
再録画された1インチ幅ビデオテープ8の必要画面の総
てに対するフレーム登録が完了した後、画面選択指示操
作卓10のフレーム登録完了スインチを押す。これによ
り、タイムコード読出部9から登録済タイムコード情報
が順次読出され、コード化されたうえ、紙テープパンチ
ャ11より紙テープ12に出力される。なお、この部分
のシ゛叉テム制御は、マイクロコンピュータにより管理
されている。
また、■インチヘリカルレスキャン型ビデオテープレコ
ーダ5は、得意先から提供されたビデオカセットテープ
の画像品質を極力劣化させないで再録画するためでもあ
るが、コストを下げる必要がある場合には、再収録時に
おける多少の画質低下を許すならば、%インチのビデオ
テープレコーダや高画質用局インチビデオテープレコー
ダを選定しても良い。ただし、この場合%インチ幅や坏
イノチ幅のビデオカセットテープにはタイムコードトラ
ックがないため、音声トラックを代用することになる。
さらに、この実施例では再録時に1インチビデオテープ
を使用したが、これはビデオディスクに変更可能であり
、また、タイムコードを記録した紙テープも磁気テープ
、磁気ディスク、フロッピーディスク等に変更可能であ
る。
第2図はこの発明の信号変換処理部及び出力部の−例を
示すプロ・ンク図であり、この信号変換処理部において
は、前述の再録画した1インチ幅ビデオテープ8及び所
望する画面に対応してタイムコート情報が記録された紙
テープ12から、所望画面を自動検索して抽出し、さら
にジッタ補正1階調修正、走査線補間等の画質改善処理
を行なう。
なお、この発明では、前述のビデオテープ編集部と画質
改善処理を行なう信号変換処理部とはオフライン構成を
とっている。このオフライン構成により、ビデオテープ
編集作業と信号変換処理作業とが独立して作業できるた
め、作業性の向上と共に、効率の良いシステムの活用が
期待できる。
第2図において、まず再録画済み1インチ幅ビデオテー
プ8及び所望する画面に対応したタイムコード情報が記
録された紙テープ12を、それぞれ1インチl\リカル
スキャン型ビデオテープレコーダ21及び紙テープリー
ダ24にセットする。次に。
操作東25に位置するフレーム抽出7インチを押すこと
によって 紙テープ12の情報が1フレ一ム分フレーム
検索部23に読込まれると共に、1インチヘリカルスキ
ャン型ビデオテープレコーダ21にセットされた再録画
済1インチ幅ビデオテープの再生が開始される。再生開
始と同時に、予め各フレームに対応して記録されたタイ
ムコード情報が111n & タイムコードリーダ22
で読取られ、7L/ −IA検索部23に入力され、先
に紙テープ12がら紙テープリーダ24を介して読込ま
れたフレームコードと比較される。そして、タイムコー
ドリーダ22がらの情報と、紙テープ12から読込んだ
フレーム検索部23の情報が一致したとき、フレーム検
索部23がら該当する画像信号のフリーズ命令FLがフ
レームシンクロナイザ101に対して出力され、所望の
1画面分情報がフレームシンクロナイザ101 カ内i
するフレームメモリに記録される。同時に、フレーム検
索部23から1インチへすカルスキャン型ビデオテープ
レコーダ21に対して再生停止信号が出力され、このチ
ープレコータ21を停止Fさせる。なお、タイムコード
リーダ22がらの情報と、紙テープ12から読込んだフ
レーム検索部23の情報とが一致するまでの間、ビデオ
テープの再生画像信号vsはフレームシンクロナイザ1
01内のタイムベースコレクタを介して伝送される。ま
た、この内容はディスプレイモニタ29で観察でき、タ
イムベースコレクタは信号変換処理部における画質改善
処理の一部となっている。タイムベースコレクタは通常
ジッタと呼ばれるビデオ映像信号VSの時間的なずれを
補正するためのものである。
次に、以−ヒ述べたこの発明における画質改善法につい
て図を用いて説明すると、第3図はこの発明の画質改善
の機能をも有するフレームシンクロナイザ101の構城
を示すブロック図である。上述したように映像信号VS
はAD変換器57によりディジタル化され、フレームメ
モリ51を介してディジタル的なタイムベースコレクタ
50により画像の品位を向上させた後、同期信号SYに
合せてDA変換器58によりアナログ信号化され出力す
る。
以下その具体的な実施例について説明する。第4図は第
3図の更に詳細な構成を示すものであり、再生されたテ
レビジョン信号vSはAD変換器57によってディジタ
ル信号に変換され、書込み及び読出しを切替える切替器
55を書込み側にしてフレームメモリ51に1フレ一ム
分だけ書込ませる。AD変換するときのサンプリング周
波数は、同期及びカラーサブキャリヤ分離器52により
同期信号及びカラーサブキャリヤ信号を分離し、クロッ
クパルス発生器53により発生したもので、同期信号S
Yに同期した通常のカラーサブキャリヤ信号の3倍の周
波数である。このクロックパルスを書込パルス発生器5
4に加えて書込パルスを作り、フレームメモリ51に書
込めばジッタの有無に関係なく指定番地に書込むことが
できる。次に切替器55を読出し側に切替え、読出パル
ス発生器56を介してビデオ製版装置の同期信号及びカ
ラーサブキャリヤSYより、書込パルスと同様な読出パ
ルスを作ってフレームメモリ51に記録されているデー
タを1フレ一ム分だけ読出すと共に、同期信号SYに対
応しDA変換器58でアナログ化して出力すれば、書込
みにおけるジッタの有無には関係なく、全くジッタのな
いビデオ製版装置の同期信号に同期してテレビジョン信
号VSAを得ることができる。また、この型のタイムベ
ースコレクタは容易にドロップアウト補償できる特徴が
ある。その一つ′を士フレーム相関を利用するもので、
第4図のフレームメモリ51とは別にフレームメモリを
準備してlフレーム前のデータを記録しておき、ドロッ
プアウトが生じたときはその期間だけフレームメモリに
記録されている1フレーム前のデータと入替えるのであ
る。他の方法は、各画素間の相関性を利用するもので、
ドロップアウトを生じた画素の周辺画素データより、適
当な内挿法、例えば1木前の走査線のデータをそのまま
採用する方法、前後の走査線の平均値をとる方法、更に
多数の画素のデータから内挿計算を行なう方法のいずれ
かを4選択し、この結果求めたデータをもって入替える
ものである。このようなフレームシンクロナイザ101
を用いることにより、映像信号vSの入力側と、出力さ
れる映像信号VSAとの間にはフレーム毎に入出力され
る関係があるので、入出力間で同期をとって読出す必要
もなくなる。
この処理を終った画像信号VSAは、第2図中のRGB
デコータ30に送られ、NTSC信号からRGB信号に
変換される。このデコーダ30はディスプレイモニタ2
9に内蔵されているものと同様に、くシ形フィルタによ
ってY/C分等を行なっているので、前述したように解
像度1色調とも優れた画像信号を得ることができる。デ
コーダ30でRGB信号に分離されて信号は、階調修正
部31を介してRGBディスプレイモニタ35で観察で
きる。階調修正部31には修正器及び表示器32が接続
されており、RGB信号のぞれぞれに対して手動操作に
よりコントラスト修正1階調の平行移動、ライト部ある
いはシャドウ部の階調等の調整が可能になっており、修
正結果はRGBディスプレイモニタ35にに随時表示さ
れる。なお、フレームメモリ51にフリーズされている
静[1−画像信号は、階調修正前の状態でディスプレイ
モこ夕29にも表示されているため、階調修正を加えた
結果を表示しているRGBディスプレイモニタ35と比
較しながら、必要に応じた階調修正が加えられる。また
、修i1F、器及び表示器32より静止画像に対して力
〜ツル信号を挿入することによって、RGBディスプレ
イモニタ35上に表示されている静IF画像の任意の点
でのビデオレベルを、ビデオ白信号規準値0,7vに対
する比較値で、修正器及び表示器32の表示部に数値表
示することができる。さらに、必要に応じてRGB信号
に対して階調性IFを加えた状況や、修正器及び表示器
32の階調修正用つまみのセット位置情報をプリンタ3
3よりプリント出力34でさるようになっている。また
、ビデオテープを使用せず、RGBカメラの各RGB出
力を利用する場合は、各出力を直接階調修止部31に入
力することで1丁能となる。必要に応じて修正が加えら
れたRGEI静+に一画像信号は、修正が完了すると操
作卓25の修正完了指示スイッチを押すことで、リアル
タイムJAD変換器36を介して1走査線ドア65画素
のディジタル信号に変換され、RGB各信号に対応する
フレームメ半り37に記録されて、1画面のRGB記録
が終了する。もし、予めRGBビデオ情報がディジタル
化されているならば、そのディジタルデータを使用して
フレームメモリ37に直接入力することが可能である。
次に、フレームメモリ37に記録されているRGBの修
正済み静止画像情報は、各々の信号に対応する走査線補
間部38へ1ライン分ずつ転送される。
なお、フレームメモリ37においては偶数フィールド及
び奇数フィールド情報がそれぞれ別のアドレスに記憶さ
れ、静止画像lフレームを構成しているため、走査線補
間部38へ転送される1走査線分の信号は、奇数フィー
ルド及び偶数フィールドの走査線が番号の若い順序に交
互に読出される。ここで、走査方式が飛越方式から順次
方式に切替えられ、この切替えによって飛越方式の欠点
′であるベアリングを防ぎ、画質の低下を未然に防止す
ることができる。走査線補間部38へ転送する走査線の
信号本数は、テレビ走査線本数525木よりブランキン
グ期間に相当する走査線数を引いた484本分の信号で
ある。走査線補間部38は内挿計算を行ない、走査線数
を484本から約4倍の1924木に増やし、露光のと
き走i線の1部が重なり合うにして各別の線として認識
できないようにする。また、内挿効果によって解像力も
増加することができる。この発明における内挿計算は新
しく画素を設定しようとする点、すなわち内挿点を周辺
の画素の′8q−率を考慮して決定するもので、ニアレ
スI・ネイ/へ一法、ハイリニヤ方、キュービックコン
ボリューション法をスイッチの切替えによって選択でき
るように構成されている。ニアレストネイパー法は隣接
した画素のデータをそのまま内挿点の画素データとする
もので、2値化された画像に適し、バイリニヤ法は走査
線間のデータが直線的に変化するものとして内挿点の画
素データを決めるもので、中間調の多い画像に適し、キ
ュービックコンボリューション法は内挿点の周辺16画
素のデータの相関性から内挿点の画素データを決めるも
ので、いずれの画像に対しても適している。この内挿計
算は、1画面当り約150万個の画素に対して内挿画素
1画素当り16回の乗算と加算を行なう必要があるので
、コンピュータのソフトウェア処理では演算速度が遅く
時間がかかり過ぎる。そのため、この発明では走査線補
間部38をハード素子をもって構成し、次段の出力部に
リアルタイムでデータを出力し、極めて高速なフィルム
作成を可能にしている。
信1:8i変換処理部の走査線補間部38でRGB同時
に走査線補間演算された画像情報は、出力部へ供給され
、カラーフィルムあるいはカラースキャナの露光部に衣
料けられたフィルムのどちらか一方か両方に出力される
。また、この発明では編集機能を持たせて出力するレイ
アウトスキャナシステムとのインタフェースを介して、
より高度な製版出力と自動化をtFf能としている。す
なわち、カラーフィルムに出力する場合は、走査線補間
部38で走査線補間演算された画像情報はカラーフィル
ム作成装置用インタフェース39を介して、カラーフィ
ルム作成装置40の高解像度ブラウン管に送られ、RG
B各色を可視域の威光波長エネルギーを持つ白黒画像で
順次表示する。高解像度ブラウン管の前面には、I’i
GBの各情報を持った白黒画像に対応するフィルタを介
してカラーフィルムが配置されている。稈フィルタは各
白黒画像信号と同期して切換えられ、順次カラーフィル
ムードに露光される。
露光が完了すると、カラーフィルムは次の選択抽出され
た画面の露光を可能にするため、自動的に髄]送りされ
る。なお、カラーフィルムには6X7cm判のロールフ
ィルムを使用し、画像サイズは標へ6で51X68mm
が得られ、従来のカラーブラウン管撮影方式で得られる
画像サイズより面積比で約8倍と大きい上、画像品質も
極めて良い。また、カラースキャナ42からフィルム出
力する場合には、走査線補間部38で内挿計算された画
像情報は、カラースキャナインタフェース41を介して
カラースキャナー42の回転速度に同期したクロック信
号により転送される。転送情報はアナログ信号としてカ
ラースキャナ42のカラーコンピュータ部のRGB信号
信号部幅部力された後、カラースキャナの信号処理系を
介してカラー印刷色のY、M、C,BK倍信号変換され
、露光部に巻付けられたフィルム上にY。
M、C,BKの連続調の分解版として出力される。なお
、各4版の分解版サイズは走査線補間数とカラースキャ
ナの霧光線数に依存するため、約3.2×4.3 am
、約8.4 X 8.8cm、約9’、7 X 12.
3cm又は約13.8X 18.4cmの4サイズが選
定できる。さらに、この発明においては、カラースキャ
ナ42の出力をレイアウトスキャナシステム43に供給
し、編集機能を持たすことも可能である。
第5図はレイアウトスキャナシステム43の一実施例の
構成を示すブロック図であり、入力装置81はカラー原
稿、文字原稿等の情報をスキャニング方式でピックアッ
プするもので、この発明では第2図中のカラースキャナ
42を使用している。供給されたアナログ画像情報はA
D変換器でディジタル変換され、−ケデイジタルコンピ
ュータ82を経由して外部記憶装置84に記録される。
外部記憶装置84としては、記憶容量の大きい磁気ディ
スク装置(約300Mバイト)が1個あるいは複数個使
用される。画像処理編集装置83にはキーボード、ディ
ジタイザ、モニタディスプレイが付属しており、これら
を使用して版下台紙のページレイアウト情報を入力する
。このページレイアウト情報も、一旦デイジタルコンピ
ュータ82を経由して前述の磁気ディスク装置、あるい
は別の磁気ディスク装置に記録される。ページメイクア
ンプをする場合は、画像処理編集装置83のキーボード
から命令を人力して、ページレイアウト情報をディスプ
レイに呼出す。さらに、キー・ボードから命令を人力し
画像情報を磁気ディスク装置から呼出し、指定されたト
リミング位置に移動させる。次に、マスクに関する命令
を入力すると、トリミングサイズ以外の画像情報は画面
−ヒから消去され、必要画像情報だけが残る。もしも調
子的に不満であれば、修正に関する命令でレタッチング
も可能である。ページメイ°クアップ時に必要な命令や
機能には、上述の絵柄の移動、マスキング、修正以外の
切抜き、絵柄の重なり処理、平網・網ふせ等がある。オ
ペレータによる−通りのページメイクアップ処理ガ終r
すると、これらの画像情報はデブジタルコンピュータ8
2を経由して所定の磁気ディスク装置へ記録される。こ
のページメイクアフブ処理後の情報は、必要とするとき
に出力装置85からフィルム化して得られる。
以1−詳細に説明したところから明らかなように、この
発明によれば、従来のようにカラーブラウン管1−に連
続ビデオ映像を表示し、所望する画面を選定し更にスチ
ールカメラで撮影する方式と比較して、極めて正確に画
面選択抽出ができる。
そのヒ、タイムベースコレクタによるビデオ映像信号の
時間的なずれの補正、RGB信号階調の修正。
走査方式の変換、2次元内挿処理により走査線の本数の
増加を行なうことで走査線を消去し、また、解像力を増
強する等、各種の画質向上処置を実施した後、カラーフ
ィルム、カラースキャナから分解版を得る方式であるか
ら、従来方式のような色調、解像力、テレビ走査線等画
像品質上の問題は一切解決かされる。また、ビデオテー
プ編集部と1lT11質改善処理を行なう信号変換処理
部とはオフライン構成を採用しているため、各々の作業
が独立して作業でき、作業効率の良い運用ができる。さ
らに、出力部でフイアウトスキャナシステムを導入して
いるので 製版で[程の主要な作業である写真処理、マ
スク作成等の合成準備1合成等労働集約的な要素の多い
手作業部門が自動処理可能になる等の効果ができる。さ
らに又、フレームシンクロナイザを用いていることによ
り、装置と同期の合っていない映像信号にしても確実に
その同期をとることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のビデオテープ編集部の一実施例を示
すブロック図、第2図はこの発明の信号変換処理部と出
力部の一実施例を示すブロック図、第3図はこの発明に
用いるフレームシンクロナイザ構成を示すブロック図、
第4図はその詳細を示すブロック図、第5図はレイアウ
トスキャナシステムの一実施例を示すブロック図である
。 ■・・・374インチビデオテープ、4・・・タイムコ
ードジェネレータ、リーグ、8・・・1インチビデオチ
ー7’、12・・・紙テープ、26・・・タイムベース
コレクタ、31・・・階調修正部、37・・・フレーム
メモリ、38・・・走査線補間部、40・・・カラーフ
ィルム作成装置、42・・・カラースキャナシステム0
.43・・・レイアウトスキャナシステム、100,1
01・・・フレームシンクロナイザ。 出願代理人   安 形 雄 三

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 テレビジョン信号等の連続映像信号から任意の画
    面を選択して種々の処理を行なった後、高品質画像のカ
    ラーフィルム、色分解版を作成するビデオ画像の製版装
    置において、 a)原ビデオテープに記録された連続映像信号を画質劣
    化されることなく、タイムコードと一緒にマスタビデオ
    テープに再録画した後、前記マスクビデオテープから所
    望の画面選択時に当該選択画面に対応するタイムコード
    を紙テープ等の記録媒体に記録するビデオテープ編集部
    と、b)このビデオテープ編集部とはオフラインに構成
    され、前記記録媒体及びマスタビデオテープの情報より
    、前記選択画面を自動的に抽出丈る自動選択再生部と、
    ビデオ映像信号の時間的ずれ補正を行なうために所望の
    1画面をディジタル化し、そのディジタル画像情報をフ
    レームメモリに記録し、テレビジョン同期に合せて同一
    画面をアナログ化しながら出力する画質向−ヒ処理部と
    、画像の高品位化に適して輝度1魚信号の分離によりR
    GB信号に変換し、RGBの各信号を独ケして調整する
    ことができ、かつバランスを崩すことなく色及び階調の
    修正処理を加える修正部と、RGB信号をディジタル化
    し、そのRGBの各ディジタル画像情報をフレームメモ
    リに記録した後に、奇数フィールドの走査線情報及び偶
    数フイIルドの走査線情報を順次呼出し、その間の情報
    を2次元的内挿によって補間する内挿分とを有する画像
    信号変換処理部と、C)この信号変換処理部で画像品質
    改善処理された各RGB信号を、カラーフィルムを作成
    するカラーフィルム作成装置、高品位に色分解板を作成
    するカラースキャナに出力する出力部と、を具えたこと
    を特徴とするビデオ画像の製版装置。 2、 高品位のカラーフィルム又は印刷用色分解版を作
    成するために、前記画像信号変換処理部に画像のジッタ
    やドロップアウトを電気的に補正するディジタル式タイ
    ムベースコレクタを設けた特許請求の範囲第1項に記載
    のビデオ画像の製版装置。 3、 前記製版装置に非同期な映像信号をディジタル化
    してフレームメモリに記録し、アナログ化しながら前記
    製版装置と同期させるフレームシンクロナイザを設けた
    特許請求の範囲第1項に記載のビデオ画像の製版装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61114687A (ja) * 1984-11-09 1986-06-02 Hitachi Ltd ビデオプリンタ
JPS6216694A (ja) * 1985-07-16 1987-01-24 Fuji Photo Film Co Ltd 画像ハ−ドコピ−作成装置
JPS6258797A (ja) * 1985-09-06 1987-03-14 Sharp Corp ビデオプリンタ−

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