JPH0580870B2 - - Google Patents

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JPH0580870B2
JPH0580870B2 JP59234950A JP23495084A JPH0580870B2 JP H0580870 B2 JPH0580870 B2 JP H0580870B2 JP 59234950 A JP59234950 A JP 59234950A JP 23495084 A JP23495084 A JP 23495084A JP H0580870 B2 JPH0580870 B2 JP H0580870B2
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signal
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color
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JP59234950A
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Satoru Yoshida
Yasunori Kobori
Katsunori Ooki
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はビデオ信号のプリント装置に係り、特
にプリントされるビデオ信号の恒久的な保存及び
複数ビデオ信号から選択してプリントするのに好
適なビデオプリンタに関する。
〔発明の背景〕
従来のビデオプリンタは特開昭56−64884号に
記載されているように多数の方法が開発されてい
る。これらはいずれも1フレーム分の映像情報を
瞬時に記憶できる半導体によるフレームメモリを
有している。この方式ではテレビの連続動画の1
画面を瞬時(1/30秒)に記憶できるという長所を
もつ半面、フレームメモリには多数のRAM
(Random Access Memory)を必要とするため
コストが非常に高価なものとなり、またRAMは
電気的に情報を記憶しているため一度電源が遮断
されるかあるいは記憶内容が更新されると先に記
憶された情報は消去されてしまうという短所をも
つ。
さらにテレビ画像等の動画の一画面をプリント
する場合においては、プリント中に新たなプリン
ト希望画像が現れる状態に対しては全く配慮はな
されていない。1個のフレームメモリに画像を記
録しこれを読み出しながらプリントしているので
プリント中においてはプリント中の画像を消去し
て新たな希望画像を記憶するか、あるいはプリン
トが完了するまでプリント中の画像を保持し、こ
のため次の異なる希望画像をタイミングよく記録
できないという不都合があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、電源遮断時にも記憶情報を保
持し、さらに恒久的保存を可能とすると共に、従
来技術では未解決のフレームメモリのコストの低
減をはかり、さらにプリント中にも次の画像が記
録できる手段を有するビデオプリンタを提供する
ことにある。
〔発明の概要〕
本発明は、複数のフレーム画像信号を記録でき
るデイスク状記録担体に、画像信号を記録再生す
る記録再生手段と、1色分の画像信号を記憶する
フレームメモリとを設け、1色のプリント毎に、
必要な色信号の情報を記録再生手段からフレーム
メモリに転送し、フレームメモリに記憶された色
信号の情報を基に1色のプリントを行ない、必要
な色数だけこの転送・プリントを繰り返すことに
よりフルカラーのプリントを行なうものである。
このように、1色のプリント毎に必要な色信号
の情報のみをフレームメモリに記録してメモリ容
量を1色分の容量にまで減らすと共に、フレーム
メモリに情報を記録する時にのみ上記磁気記録再
生手段を動作するような構成とし、磁気記録再生
手段の動作時間を必要最小限に短くして長寿命化
をはかり、さらにプリント中にも別のフレーム信
号の記録を可能とし、また、記録情報の転送タイ
ミングは全て同期信号に一致させ、プリントタイ
ミングを紙送り手段のタイミングに一致させた。
〔発明の実施例〕
以下本発明の一実施例の第1図により説明す
る。同図において、1は前段信号記憶手段、2は
後段信号記憶手段、3はプリント実現手段であ
る。前段信号記憶手段1は、記録再生スイツチ
4、磁気ヘツド5、磁気シートデイスク6、デイ
スクモータ7、磁気シートデイスクコントローラ
8、再生アンプ9及びデコーダ10、色信号選択
スイツチ11より構成される。後段信号記憶手段
2は、アナログ/デイジタル変換器(以下A/D
変換器と略す)12、フレームメモリ13、ライ
ンメモリ14、メモリコントローラ15より構成
され、プリント実現手段3は信号変換手段16、
印字ヘツドアセンブリ17より構成される。
次に全体の動作を説明する。まず入力されたビ
デオ信号は記録指令信号(図示せず)により、記
録再生スイツチ4を介して記録再生ヘツド5によ
り磁気シートデイスク6上に1フレーム分の信号
が記録される。このときの記録に要する時間は1
フレーム時間に等しく、テレビジヨン信号の形式
により定まる。NTSC方式では33msである。
記録完了後、磁気シートデイスク6及びデイス
クモータ7はプリント指令信号が来るまでその回
転を停止する。プリント指令信号により記録再生
スイツチ4は再生側(4b)へ接続され、磁気シ
ートデイスク6及びデイスクモータ7は回転を始
め、磁気ヘツド5は磁気シートデイスク6上に記
録されたビデオ信号を再生する。磁気シートデイ
スク6及びデイスクモータ7はその動作を磁気シ
ートデイスクコントローラ8によつて制御され
る。デコーダ10においては、再生されたビデオ
信号より赤色信号R、緑色信号G及び青色信号B
の3色の原色信号を得ると共に同期信号を分離す
る。3色の原色信号は色信号選択スイツチ11に
よりプリントされる1色の色信号のみが選択され
て後段信号記憶手段2へ出力される。
後段信号記憶手段2では、選択された色信号は
A/D変換器12によつて逐次デイジタル情報に
変換され、フレームメモリ13に書込まれる。フ
レームメモリ13への情報の書込みが完了すると
磁気シートデイスク6及びデイスクモータ7は回
転を停止し、フレームメモリ13は記憶されたプ
リント情報を出力する。ラインメモリ14では各
ラインのプリントに必要な情報が保持され、プリ
ント実現手段3へプリント情報を出力する。フレ
ームメモリ13及びラインメモリ14に情報を書
込むタイミング、順序、アドレスの指定等は全て
メモリコントローラ15によつて制御される。詳
細については後述する。
プリント実現手段3において、信号変換手段1
6では、ラインメモリ14より出力されるプリン
ト情報は中間調の濃度レベルのプリントが可能な
パルス信号に変換され、印字ヘツドアセンブリ1
7に印加されて入力パルス幅に従つた諧調濃度で
プリントされる。
プリントのシステムについてはインクジエツト
方式、感熱方式などがあり、文献「電子技術」第
25巻第12号p18〜p256に報告されているように、
インクを直接紙に吹きつけてプリントする方式、
あるいはインク紙を感熱ヘツドで暖め、着色媒体
を紙に付着させる方式などがある。
フルカラーのプリントは3種類の異なる色(た
とえば赤、緑、青)を重ね合わせることによるフ
ルカラーの色調を実現している。そのため同一プ
リント紙上へはプリントする色の順序(たとえば
赤、緑、青)に従いプリント動作は3回繰り返さ
れる。(詳細は後述する) 前段信号記憶手段1の構成・動作について、第
2図から第5図を用いて詳細に説明する。
第2図は第1図における前段信号記憶手段1の
詳細構成図であり、同一機能を有するものは同一
符号をつけてある。
18は垂直同期信号分離手段、コントローラ8
は記録指令信号発生部19、再生指定発生部2
0、フレームメモリ書込み指令発生部21、磁気
ヘツドコントローラ22より構成される。一般に
は記録すべき信号と記録された信号の確認用とし
てビデオモニタ23が必要であり、さらにこのモ
ニタの入力切換用としてモニタスイツチ24も設
けられている。25は色指定カウンタで、色信号
選択スイツチ11を制御する。26はビデオ信号
入力端、27はフリーズ指令入力端、28はプリ
ント指令入力端、29はフレームメモリ書込み指
令出力端、30は選択された色信号の出力端、3
1は分離された再生同期信号の出力端である。
ここでフリーズ指令とは、連続動画の一画面を
抽出する指令であり、本実施例では1フレーム分
の信号を磁気シートデイスク6に記録させる指令
である。
さて、第3図aのようにフリーズ指令信号がパ
ルス状に入力されると記録指令発生部19は待機
状態から動作状態へ入り(第3図b)、デイスク
モータ7が回転を始めた後に来る垂直同期信号
(第3図c)(以下VDと略す)を待つ。VDが入
力されると記録指令信号19aは状態反転し、第
3図dのように“L”レベルから“H”レベルへ
変化する。同時に、記録再生スイツチ4は再生側
接点4bより記録側接点4aに切換えられ、ビデ
オ信号は記録再生ヘツド5により磁気シートデイ
スク6上に記録される。記録開始後1フレームの
信号(2フイールドと等価)が記録されると第3
図dのように記録指令信号は再び“L”レベルに
戻り、磁気シートデイスク6及びデイスクモータ
7は回転を停止する。
磁気シートデイスク6は複数のトラツクを有す
るので、複数のフレーム信号を記録することが可
能である。磁気ヘツドコントローラ22は、磁気
ヘツドが、プリントを希望するフレーム信号が記
録されているトラツクを誤まることなく再生でき
るように設けられている。
次に第4図eのようにプリント指令信号がパル
ス状に入力端28に入力されると再生指令発生部
20は待機状態から動作状態へ移行し、第4図f
のように再生指令信号20aは“L”レベルから
“H”レベルへ変化する。同時に磁気シートデイ
スク6及びデイスクモータ7は回転を始め、フレ
ーム信号が再生される。フレームメモリ書込み指
令発生部21は、再生指令信号が発せられ、モー
タの回転が正常状態になつたときこれを検知し、
フレームメモリ13に対してフレームメモリ書込
み指令信号29を出力する。この信号は第4図g
に示されるように“L”レベルから“H”レベル
に変化し、色信号選択スイツチ11によつて選択
された色信号の1フレーム分の情報がフレームメ
モリ13に書込まれる。書込みが完了すると、書
込み完了パルス(図示せず)が発せられ、再生指
令信号20a及びフレームメモリ書込み指令信号
29は共に“L”レベルに変化し、磁気シートデ
イスク6及びデイスクモータ7は回転を停止す
る。1色のプリント動作が終わると再び再生指令
が発せられ、同様の動作をくり返す。3回同じ動
作をして1枚の画像のプリントが完了する。
第4図において時間T1は、再生モードにおい
てデイスクモータ7が回転し始めてから正常な回
転状態に達するのに要する時間であり、本実施例
の場合、T1の値はおよそ1秒である。時間T2
フレームメモリ13に1フレーム分の情報を書き
込むのに要する時間であり、これは1フレーム時
間33msに等しい。ゆえに、フレームメモリ13
に1色分のフレーム信号情報を書込むために必要
な磁気シートデイスク6の再生時間T0(T0=T1
+T2)はおよそ1秒となる。つまり、1枚のプ
リント画を得るためには、合わせて3秒間再生す
ればよい。
プリント指定信号が入力端28に入力されると
磁気シートデイスク6に記録されたビデオ信号が
再生され、デコーダ10により3色の色信号が得
られる。これらの色信号は色信号選択スイツチ1
1によりプリントする色信号のみが出力されフレ
ームメモリ13に書込まれる。色の選択は色指定
カウンタ25によつて行われる。色指定カウンタ
25は、プリント指令信号28の入力によつてリ
セツトされ、再生指令信号20aをトリガ入力と
してカウントする。カウント数を色信号選択スイ
ツチ11に与えることにより、プリントする順序
(たとえば赤、緑、青の順)に従つてプリントす
る色信号が選択される。
次にプリント中における磁気シートデイスク
6、プリンタのプリント動作及びフレームメモリ
13の記憶内容の関係を第5図を用いて説明す
る。同図において、磁気シートデイスク動作状態
bは“H”レベルで再生状態、“L”レベルで停
止状態を表し、プリンタ動作状態cは“H”レベ
ルでプリント動作状態、“L”レベルで待機状態
を表すものとする。
プリント指令信号が入力されると(同図a)、
磁気シートデイスク6は同図bのように回転し始
めてビデオ信号を再生する。再生ビデオ信号から
最初にプリントされる色信号(たとえば赤色信号
R)が選ばれてフレームメモリ13に書込まれ
る。書込みが終了すると磁気シートデイスク6は
回転を停止する。フレームメモリ13への書込み
完了と共にプリンタはフレームメモリに書込まれ
た情報に従つて最初の色をプリントする(第5図
c、“L”レベルより“H”レベルに変化)。最初
の1色のプリントが完了するまでフレームメモリ
13にはその色情報が保持される(第5図d)。
プリントが完了すると、停止していた磁気シート
デイスク6は再び回転を始め、次にプリントする
色信号が選択されてフレームメモリ13に書込ま
れる。書込み完了と同時に磁気シートデイスク6
は回転を停止し、次の色信号がプリントされる。
フレームメモリには1色のプリント完了までの色
信号情報が保持される。最後の色信号(たとえば
青色)についても同様の動作が繰り返されて、1
つの画面のプリントを完了する。
次にプリント動作中に次の新たな希望画像を記
録する動作について説明する。各色プリント中は
磁気シートデイスク6及びデイスクモータは停止
状態にあるので、空きトラツクがあればこの期間
中に別トラツクに異なるフレーム信号を記録する
ことは可能である。この場合の動作を第2図と第
6図を用いて説明する。第6図において磁気シー
トデイスク動作状態cは、“H”レベルで動作状
態を表し、“L”レベルは停止状態を表すものと
する。動作状態で“W”は記録状態を“R”は再
生状態を示す。第6図においてプリンタ動作状態
dは、“H”レベルでプリント動作状態を、“L”
レベルで待機状態を表す。
第5図に示したプリント動作中に第6図bのよ
うにフリーズ指令信号が入力されると、前述のよ
うに記録指令信号が発せられ、磁気シートデイス
ク6は回転を始める。このとき記録再生スイツチ
4は再生側接点4bより記録側接点4aに切換え
られる。磁気ヘツドコントローラ22は、プリン
ト中の信号が記録されているトラツクのアドレス
を記憶しつつ、信号が記録されていない空きトラ
ツクを検出して磁気ヘツド5を空きトラツク上に
移動させ、希望信号を空きトラツク上に記録する
(第6図c、(3)の状態)。記録完了後、記録再生ス
イツチ4は記録側接点4aより再生側接点4bに
切換られ、磁気ヘツド5は磁気ヘツドコントロー
ラに記憶されているトラツクアドレス情報に従
い、もとのトラツク上に戻されて回転を停止す
る。(第6図c、(4)の状態)その後再び第5図と
同様にプリント動作を維持する。
また垂直同期信号分離手段18は一般にTVや
VTR等で使用されているもので十分である。磁
気シートデイスク6及びデイスクモータ7の回転
数は1フイールド/回転あるいは1フレーム/回
転でも良い。モニタスイツチ24は自動でも手動
でも本発明には影響しない。
次に後段信号記憶手段2の構成及び動作を第7
図より第11図を用いて詳細に説明する。第7図
において第1図と同一機能を有するものは同一符
号をつけてある。メモリコントローラ15は、フ
レームメモリ書込み/読み出し信号発生手段40
(以下W/R信号発生手段と略す)、ラインメモリ
W/R信号発生手段41、入力同期信号切換スイ
ツチ42、プリント動作タイミング用同期信号発
生手段43、A/Dサンプリングクロツク発生手
段44、垂直同期信号分離手段45、水平同期信
号分離手段46、フレーム同期信号発生手段4
7、垂直カウンタ48、水平カウンタ49、プリ
ント位置カウンタ50より構成される。51は選
択された色信号の入力端、52はフレームメモリ
書込み時の同期信号入力端、53はフレームメモ
リ書込み指令信号入力端、54はプリント情報出
力端、55は1色プリント終了パルス出力端であ
る。
分離された水平同期信号は垂直カウンタ48の
トリガ入力端子Tと水平カウンタ49のリセツト
端子Rに接続され、分離された垂直同期信号より
得られたフレーム同期信号は垂直カウンタ48の
リセツト端子Rとプリント位置カウンタ50のト
リガ入力端子Tに接続されている。また、フレー
ムメモリ13のアドレス信号は垂直カウンタ4
8、水平カウンタ49より与えられ、ラインメモ
リカウンタ14のアドレス信号は垂直カウンタ4
8より与えられている。
さて動作を説明すると、フレームメモリ書込み
指令信号が53に入力されると同期信号切換スイ
ツチ42は再生同期信号入力端42aに切換えら
れ、同時にプリント位置カウンタ50はリセツト
される。プリント位置カウンタ50はフレーム同
期信号をカウントし、そのカウント数NFはプリ
ント位置を定めている。
フレームメモリW/R信号発生手段40は、第
8図に示されるように、フレームメモリ書込み指
令信号が“L”レベルから“H”レベルに変化す
ると書込信号発生待機状態となり、垂直同期信号
の入力と共に“H”レベルの書込み状態の信号を
発生する。W/R信号が“H”レベルの期間中、
A/D変換器12によりデイジタル化された1色
分のプリント情報がフレームメモリ13に書込ま
れる。この書込みに要する時間は1フレーム時間
に等しく33msである。A/D変換器12で使用
されるサンプリングクロツクは、サンプリングク
ロツク発生手段44で発生している。このクロツ
クは水平同期信号(以下HDと略す)に完全に同
期しており、その周波数は水平方向のきざみ(解
像度)を決定し、一般に約10MHzに設定される。
1色分のプリント情報の書込みが完了すると、
W/R信号は“H”レベルから“L”レベルへ変
化し、フレームメモリ13は読み出し状態とな
る。このとき磁気シートデイスク6及びデイスク
モータ7は回転を停止する。フレームメモリ13
よりの情報の読み出し及びプリント動作のタイミ
ングはすべて同期信号を基準として行われるた
め、同期信号切換スイツチ42は同期信号入力側
42aより、同期信号発生手段側42bに切換え
られ、同期信号発生手段43で得られる同期信号
により動作のタイミングを決めている。
垂直カウンタ48はフレーム同期信号によりリ
セツトされ、水平同期信号HDの数をカウントし
ている。このカウント数NVは第9図に示すテレ
ビ信号走査線の模式図において垂直方向の位置lV
を定めている。水平カウンタ49はHDによりリ
セツトされ、サンプリングクロツクをカウントし
ている。このカウント数NHは第9図において水
平方向の位置lHを定めている。同図において実線
の走査線は奇数フイールド、破線の走査線は偶数
フイールドを示し、左端には水平同期信号HD、
上端には垂直同期信号VDが存在する。
フレームメモリ13が読出し状態になると、ラ
インメモリ14はプリントする順序に従つて1ラ
イン分のプリント情報を記憶し、プリント実現手
段3へ出力する。プリンタのプリント順序は第1
0図における縦方向のラインを1ラインとし、
HDの直後から順次右方向へ1ラインずつプリン
トし、右端までプリントして一色のプリントを完
了する。
ラインメモリ14の書込み/読出しの制御はラ
インメモリ用W/R信号発生手段41によつて行
われ、書込みタイミングはプリント位置カウンタ
50のカウント数NFによつて定められる。この
NFの値は1フレーム期間中は一定である。1ラ
インのプリント時間は1フレーム時間33msに等
しいため、ラインメモリ14が書込み状態となる
タイミングは1フレーム期間中はHDに対して一
定であり、各HDからの遅延時間tFにより定めら
れる。さらに詳しく第10図を用いて説明する。
プリント位置カウンタ50の値がNFのとき、
プリンタは(NF−1)ライン目をプリント中な
ので、ラインメモリ14が読み出し状態のときは
(NF−1)ライン目のプリント情報を出力し、書
込み状態の時はNFライン目のプリント情報を記
憶する。サンプリングクロツクの周期をt0時間と
すると、水平カウンタ49のカウント数NHがNH
=HFとなつたとき、すなわち各HDよりの遅延時
間がtF=t0×NFとなつたとき、ラインメモリW/
R信号発生手段41は第10図bに示されるよう
に“H”レベルの書込み状態の信号を発生し、ラ
インメモリ14にはNFライン目のプリント情報
が書込まれる。ラインメモリ14のアドレスは前
述のように垂直カウンタ48によつて与えられ
る。情報の書込みが終わり、読み出し状態になる
と次段のプリント実現手段3へラインメモリ14
の情報は転送されプリントされる。
各ラインのプリントはフレーム同期である。プ
リントタイミングを図11を用いて説明する。同
図でプリンタの動作状態を“H”レベルでプリン
ト中、“L”レベルで待機状態を表すものとする。
VD(a)より合成されたフレーム同期信号bが発生
するとプリンタは動作状態となり、プリント情報
に従つた階調濃度でプリントを開始する。1ライ
ンのプリントが完了するとプリンタは待機状態へ
変化し、次のフレーム同期信号の入力を待つ。次
のフレーム同期信号が入力されるとプリンタは再
びプリント状態となり、以下同様の動作を繰り返
す。
全てのラインのプリントが終了するとプリント
完了パルスが出力され、次の色について同様の動
作が繰り返される。
従来のフレームメモリシステムでは、カラープ
リントを実現するために赤色信号、青色信号、緑
色信号を同時に記憶する必要性のため、多数の半
導体メモリを必要とし、そのコストは非常に高価
なものとなつていた。これに対して従来のフレー
ムメモリシステムに加えて磁気記録再生手段を併
用することにより、フレームメモリは1色のプリ
ント毎に必要な色信号の情報のみを記憶するだけ
でよいので必要なメモリ容量は3分の1に減少さ
せることが可能となり、コストの低減化が可能と
なつた。また磁気記録再生手段はフレームメモリ
に情報を記録する時にのみ動作する構成とし、動
作時間を必要最小限に短くし、磁気シートデイス
クの長寿命化をはかつている。1色のプリント情
報をフレームメモリに書込むのに必要な動作時間
は前述のようにおよそ1秒である。ゆえに、一枚
のプリント画像を得るために必要な動作時間は3
秒である。
これに対して、磁気記録再生媒体手段のみの構
成では、プリント動作中は磁気記録再生媒体手段
は連続して動作させる必要がある。1ラインのプ
リントに要する時間は33ms、プリントするライ
ン数は本実施例では約640ライン。ゆえに3色プ
リントを終えるのに要する時間は33ms×640×
3=64秒。1枚のカラープリント画を得るために
は約1分間連続して動作し続ける必要がある。本
発明によると、磁気記録再生媒体手段は約3秒の
動作でよく、約20倍の長寿命化をはかることがで
きる。また磁気記録再生媒体手段よりフレームメ
モリに情報を書き込むことにより、磁気記録再生
媒体手段の30Hz以下の回転ムラによるプリント画
のゆがみを防止する効果もあわせてもつ。
プリント動作中は磁気記録再生媒体手段は動作
を停止しており、また磁気シートデイスクは複数
のトラツクを有している。そのため、前述のよう
にプリント動作中にも新たな希望画像を磁気シー
トデイスクに記録し、保存をすることができる。
また磁気シートデイスクに記録された情報は電気
的にではなく磁気的に情報を記憶しているため、
電源が遮断されても消去されることなく記憶情報
の保存が可能である。
本発明の初段信号記憶手段の実施例として磁気
記録再生手段を例にあげて説明を行なつたがこれ
を光学的記録再生手段に置き換えても第1図の構
成は全く同じである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来の半導体メモリによるフ
レームメモリに加えて、磁気的に情報を記憶する
手段を有する磁気記録再生手段の併用により電源
遮断時だけでなく恒久的に記憶情報の保存が可能
となり、またフレームメモリの必要メモリ容量を
従来の3分の1まで減らせ、かつ高価なA/D変
換器を1個に減らすことができるのでフレームメ
モリのコストの低減化、低消費電力化が可能であ
る。さらに、磁気シートデイスクは複数のトラツ
クを有するので、従来の半導体メモリでは不可能
であつたプリント中に次の異なるプリント希望画
像を記録することができる。また、磁気記録再生
手段の動作時間を必要最小限に短くして、回転む
らのプリント画に対する悪影響を防止している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2
図は第1図中の前段信号記憶手段の一実施例の構
成図、第3図・第4図・第5図・第6図は第2図
の動作説明用要部波形図、第7図は第1図中の後
段信号記憶手段の一実施例を示す構成図、第8
図・第10図・第11図は第7図の動作説明用要
部波形図、第9図は第7図の説明用模式図であ
る。 1……前段信号記憶手段、2……後段信号記憶
手段、3……プリント実現手段、6……磁気シー
トデイスク、8……磁気シートデイスクコントロ
ーラ、12……A/D変換器、13……フレーム
メモリ、14……ラインメモリ、15……メモリ
コントローラ、16……信号変換手段、17……
印字ヘツドアセンブリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の映像信号を記録再生する記録再生手段
    と、該記録再生手段から読み出した前記映像信号
    を3色の色信号に分解するための色分解手段で色
    分解し、A/D変換手段を経由させてフレームメ
    モリに格納して画像のプリントを行なうビデオプ
    リンタにおいて、 前記記録再生手段と前記色分解手段の間に設け
    られ、 前記記録再生手段に前記映像信号を供給して記
    録、または前記記録再生手段からの再生信号を前
    記色分解手段に供給するための記録再生選択手段
    と、 前記色分解手段の3色の信号から1色を選択す
    る色信号選択手段と、 前記色信号選択手段からの1色のみの出力信号
    をA/D変換するA/D変換手段と、 前記A/D変換手段の出力信号を記憶するため
    の1色分の容量を備えたフレームメモリと、 1色毎に再生信号を前記記録再生手段から読み
    出し、前記フレームメモリに格納して3色の色信
    号を順次プリントさせするための制御手段とを備
    え、 前記制御手段が前記記録再生手段を3回再生動
    作させる事によつて1画像のプリントを得るよう
    に構成させた事を特徴とするビデオプリンタ。 2 前記フレームメモリに1色分の出力信号を格
    納させる場合にのみ、前記記録再生手段に再生動
    作を行わせるように構成させた事を特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載によるビデオプリンタ。 3 前記記録再生手段が再生信号を出力し、画像
    をプリントしている間に、前記記録再生選択手段
    から映像信号の記録選択がなされた場合、前記記
    録再生手段の任意の記録領域に次の映像信号を記
    録させるように構成させた事を特徴とする特許請
    求の範囲第1項または第2項記載によるビデオプ
    リンタ。
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