JP2887074B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2887074B2
JP2887074B2 JP6137411A JP13741194A JP2887074B2 JP 2887074 B2 JP2887074 B2 JP 2887074B2 JP 6137411 A JP6137411 A JP 6137411A JP 13741194 A JP13741194 A JP 13741194A JP 2887074 B2 JP2887074 B2 JP 2887074B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は記録媒体に記録された情
報信号を再生するための再生装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から記録媒体より情報を再生して外
部に出力する再生装置としては、例えば該再生装置に接
続されたプリンタ装置に再生された画像情報を供給する
装置が知られていた。 【0003】 【発明の解決しようとする課題】従来の画像を画面単位
で再生する再生装置においては外部装置のバッファメモ
リの容量が一定で有るとの前提で再生を行っており、例
えばかかるバッファメモリの容量が異なったプリンタを
接続した際にはかかるいプリンタのバッファメモリの容
量をを充分に生かしたプリント処理を行うことが出来な
かった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するためになされたものであり、外部装置のバッフ
ァメモリの容量に応じ、画面単位の再生を効率的に行う
ことが出来、プリント中画像の供給動作を誤って中断す
るという誤動作の発生を低減した再生装置を提供するこ
とを目的とする。 【0005】上述の目的を達成するために、本願発明
は、記憶媒体に記憶された画像情報の再生を画面単位で
行い、該画像情報を接続された外部装置へ供給する再生
手段(実施例では図1の再生ヘッド3−1、3−2及び
6、9、10等の再生用回路に相当する)、前記外部装
置のバッファメモリが、画面単位の容量を有しているか
に対応する情報を該外部装置との通信によって受信する
受信手段(同じく図33のK−17−1において判別さ
れるE/F信号をプリンタから受信する端子)、該受信
手段により受信された情報に応じ、前記再生供給手段に
よる前記外部装置への画像情報の供給期間を前記画面単
位に制御する制御手段(同じく図33においてK−21
`−3等を実行するCPU40)とを有することを特徴
とする。 【0006】 【0007】 【実施例】以下図面を用いて本発明を詳述するが、以下
に説明される本発明の実施例においては円盤状の記録媒
体、具体的には円盤状の磁気シートに静止画映像信号を
記録、あるいは記録された静止画映像信号を再生する記
録再生装置が説明される。 【0008】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。 【0009】図1において、1は予め映像信号の記録再
生トラック及びトラックピッチ、トラックの位置が定め
られている磁気シートであって該トラックは同心円状に
形成されており1つのトラックに1フィールドの映像信
号が記録されフレーム映像信号の場合には隣接する2ト
ラックに各々1フィールドの映像信号が記録されフレー
ム映像信号となる。尚かかる磁気シート1は不図示のジ
ャケットに予め入れられており、該ジャケットには誤消
去防止爪が設けられており、予めかかる爪を折っておく
ことによりオ−デイオカセットと同じく消去動作が禁止
される。2は磁気シ−ト1を定速回転させるためのDC
モ−タ、3−1、3−2は隣接している2トラックをア
クセスするインライン型ヘッドであり、3−1が外周
側、3−2が内周側をアクセスする。4は磁気ヘッド3
−1、3−2を磁気シ−トに形成されたトラックにアク
セスする様に移動させる磁気ヘッド移動機構、5は磁気
ヘッド移動機構4により磁気ヘッド3−1が磁気シ−ト
1上の最内周のトラックをアクセスした際にオフからオ
ンへ状態が切り換わり、後述するマイクロコンピュ−タ
(以下CPUと称す)40にLレベルの信号を出力する
最内周検出スイッチ、6は磁気ヘッド3−1、3−2に
より検出される信号を増幅するための再生アンプ、7は
再生アンプ6からの出力信号の平均値を検出するレベル
検出器、8はレベル検出器7の出力が不図示の基準電圧
源で設定されたしきい値より高いか否かを検出するコン
パレータ、9は再生アンプ6の出力信号を復調する復調
回路、10は1/2水平走査期間(以下1/2Hと称
す)だけ復調回路9の出力を遅延させる1/2H遅延回
路、11は復調回路9の出力から水平同期信号Hsyn
c、垂直同期信号Vsync等の同期信号を分離する同
期信号分離回路、12は同期信号分離回路11から分離
される同期信号のタイミングに応じて再生アンプ6の出
力から所定のデータ信号を検出して該データ信号復調す
るデータ復調器である。尚データ信号は該トラックに記
録されている情報がどのような情報例えば、フィールド
映像信号であるか、フレーム映像信号であるかを判別す
るための信号及び使用者により設定される年月日の信
号、使用者によって自由に設定される11ケタの数字を
示す信号であってトラックの同期信号が記録されている
部分と所定の関係を有する位置に映像信号より低い周波
数帯域に記録されている。ここで復調回路9とデータ復
調回路12が別個に設けられているのは以下の理由に依
る。即ち磁気シート1に記録されている映像信号はFM
変調されているが、映像信号以外のデータ信号はFM変
調とは異なるDPSK変調方式(Defferatia
l Phase Shft Keying)が採られて
いる。したがって上述の復調回路9はFM復調回路であ
りデータ復調回路12はDPSK復調回路である。 【0010】13は映像信号を再生して観察出来る様に
するモニター、13′は映像信号をプリントするために
接続されるプリンタである。尚プリンタ13′はスター
ト信号入力端子の信号がHレベルになることにより動作
開始し、動作中はビジー信号出力端子をLレベルにす
る。またプリンタ13′にはプリンタにメモリ装置が設
けられているか否かを示すE/F信号出力端子が設けら
れている。尚かかるE/F信号はプリンタの動作中はH
レベルとなるが、プリンタの動作が開始されてからエラ
ーが生じた場合にはLレベルとなる。14はデータ復調
器12とは反対に後述のCPU40から出力されるデー
タをDPSK変調する変調器であって映像入力端子18
から入力する映像信号から同期信号分離回路17により
分離されるHsyn、Vsyncに応じたタイミングで
変調されたデータを記録アンプ16に出力する。 【0011】15は映像信号入力端子18から入力する
映像信号にFM変調等の記録に必要な処理をして記録ア
ンプ16に出力する記録アンプである。19は基準信号
発生器であり、該基準信号発生器は磁気シート1を回転
するための正確な基準パルス(60Hz)及び消去用交
播信号を発生する。 【0012】20は前述した磁気シート1上に設けられ
ている磁性片であって、後述する様にかかる磁性片20
からの信号を利用して基準信号発生器19の発生する基
準信号に同期したDCモータ2の回転制御が行われる。
21は磁気シート1がDCモータ2により回転される際
に磁性片20からの信号を検出するためのPGコイルで
ある。 【0013】22はPGコイル21から出力される信号
の波形整形を行う波形整形回路であり、該波形整形回路
22の出力は後述するCPU40及びモータ制御回路2
3に入力する。 【0014】23は前記DCモータ2の回転を制御する
制御回路であって、前記同期信号分離回路17からのV
sync或は前記基準信号発生器19の出力信号と、波
形整形回路22の出力、即ち磁気シート1上に設けられ
ている磁性片からの信号との位相関係が所定の関係、例
えば常に両者の位相が7Hずれた状態になる様にDCモ
−タ2の回転を制御する。ここで磁気ヘッド3−1、3
−2により記録動作が行われる際はSW1は同期信号分
離回路17側に予め切り換えられており、Vsync
と、波形整形回路22から入力する信号、即ち磁気シ−
ト1上に設けられている磁性片20からの信号に基づい
てDCモ−タ2の回転が制御され、磁気ヘッド3−1、
3−2により再生動作が行われる際にはSW1は基準信
号発生器19側に切り換えられており、基準信号発生器
19からの基準信号と、波形整形回路22から入力する
信号即ち、磁気シ−ト1上に設けられている磁性片20
からの信号に基づいてDCモ−タ2の回転が制御され
る。 【0015】23′は後述するCPU40からの信号に
基づいてヘッド3−1、3−2の位置を制御するための
ステップモ−タ24を駆動するドライバ−であり、ステ
ップモ−タ24は前記ヘッド移動機構4を介してヘッド
3−1、3−2を移動させる。 【0016】25′はCPU40からの信号により駆動
される表示回路であり、表示素子としては後述する図3
に示す様に、ヘッド3−1、3−2のアクセスしている
トラックのNO、ヘッド3−1、3−2の送りスピ−ド
を表示する7セグメントの表示素子を2ケタ、再生モ−
ドである事を表示するPB.LED、記録モ−ドである
事を表示するREC.LEDフレ−ムモ−ドを表示する
FRAME.LEDフィ−ルドモ−ドを表示するFIE
LD.LED、インタ−バル再生状態は点灯し、外部装
置としてプリンタが接続された際にプリント動作実行中
には点滅を行うINT.LEDから構成されている。 【0017】26はCPU40のプログラムが格納され
るROM、27はCPU40のデータが一時的に格納さ
れるRAMである。28はCPU40によって駆動され
るタイマー、29はCPU40の基準クロックを発生す
る水晶発振器である。尚、80は磁気シート1が挿入さ
れているか否かを検出するための検出スイッチを構成す
るフォトカプラ81、82に接続されている検出回路。 【0018】83、84及びSW6は、年、月、日等の
信号、使用者によって自由に設定される信号等のデータ
信号(以下IDと呼ぶ)をモニタ13及びプリンタ1
3′に表示するための回路で83は、発生されるデータ
文字のタイミングを調整するためのSW5を介して入力
する映像信号のVsync及びHsyncを分離する、
同期分離回路であり、17として示した同期分離回路と
同様の構成である。84は同期分離回路83により分離
されたVsync、Hsyncに同期してデータ信号に
対応する文字を発生させるための文字発生器である。モ
ニター13及びプリンタ13′にID信号を映像信号と
重畳させて表示させる場合は、CPU40より制御信号
が与えられSW6がON状態となり同期信号とデータ信
号が図1に+として示した加算器で加えられ、モニタ1
3あるいはプリンタ13′の特定の位置に表示される。
詳しくは後述する。 【0019】85は磁気シート1の任意のトラック上の
信号を消去する為の消去信号発生器である。なお消去用
の交流信号は、基準信号発生器19より与えられる。 【0020】ここで、消去信号発生器85は、たとえば
図29に示すような一定振幅の期間T1と、それに続く
減衰期間T2より形成される減衰信号を発生し、記録ア
ンプ16に接続される。 【0021】SW1はCPU40からの信号に基づいて
駆動される制御回路30からの信号により状態が切り換
わるスイッチであり、映像信号入力端子18から映像信
号が入力されており、同期信号分離回路17からHsy
ncが出力されている場合であって、かつCPUから記
録モードであることを示す信号が入力する際に、同期信
号分離回路17とモータ制御回路23とを接続し、同期
信号分離回路17からHsyncが出力されない、ある
いはCPU40から再生モードであることを示す信号が
入力されるか、あるいは消去モードの際に基準信号発生
器19とモータ制御回路23とを接続する。 【0022】SW2はCPU40からの信号に基づいて
状態が切り換わるスイッチであり、ヘッド3−1を記録
アンプ16に接続する状態と、再生アンプ6に接続する
状態と、記録アンプ16、再生アンプ6のいずれにも接
続しない中間状態とを切り換える。 【0023】SW3はSW2と同様にCPU40からの
信号に基づいて状態が切り換わるスイッチであり、ヘッ
ド3−2を記録アンプ16に接続する状態と、再生アン
プ6に接続する状態と、記録アンプ16、再生アンプ6
のいずれにも接続しない中間状態とを切り換える。 【0024】SW4は磁気シート1から映像信号を再生
する場合において、ヘッド3ー1、3−2をともに用い
てフレーム映像信号を再生する場合には図1において上
側に切り換えられる状態、すなわち復調回路9に接続さ
れる状態となり、ヘッド3ー1のみを用いてフィールド
映像信号を再生する場合には図1において上側に切り換
えられる状態と、下側に切り換えられる状態、即ち、復
調回路9に接続される状態と、1/2H遅延回路に接続
される状態とがフィールド毎に交互に切り換えられる様
にCPU40により駆動されるスイッチである。 【0025】SW5は記録時にはモニタ13を映像信号
入力端子18に接続し、再生時にはモニタ13をSW4
に接続する様にCPU40に駆動されるスイッチであ
る。 【0026】ところで磁気シート1に記録あるいは該シ
ート1から再生される映像信号は前述のように1フィー
ルドのみのフィールド映像信号の場合と、2フィールド
で対となって構成されるフレーム映像信号の場合とがあ
るが、かかる場合におけるSW2、SW3、SW4、S
W5の状態の切り換えについて図2を用いて説明する。 【0027】図2はSW2、SW3、SW4、SW5の
切り換え状態の組み合わせを示す図である。 【0028】フィ−ルド再生においてはSW2はヘッド
3−1を再生アンプ6に接続し、SW3を中間状態、即
ち、ヘッド3−2を再生アンプ6にも記録アンプ16に
も接続しない状態とし、SW4は奇数フィ−ルドでは復
調回路9から直接モニタ13へ信号を出力し、偶数フィ
−ルドでは1/2H遅延回路10を介してモニタ13へ
信号を出力する様にフィールド毎に交互に切り換わり、
スキュー歪の発生を防止する。 【0029】次にフレ−ム再生においてはSW2は奇数
フィ−ルドではヘッド3−1を再生アンプ6に接続し、
偶数フィ−ルドでは中間状態となり、SW3は奇数フィ
−ルドでは中間状態となり、偶数フィ−ルドではヘッド
3−2を再生アンプ6に接続する。したがってフレ−ム
再生時にはヘッド3−1、3−2のいずれかの信号がフ
ィ−ルド毎に交互に再生アンプ6に出力される。 【0030】この場合SW4は図1の上側に切り換わっ
ており、復調回路9からの信号が直接モニタ13に出力
される。 【0031】尚上述のフィ−ルド再生フレ−ム再生いず
れの状態においてもモニタ13はSW4に接続される様
にSW5は駆動される。 【0032】次にフィールド記録においてはSW2はヘ
ッド3−1を記録アンプ16に接続し、SW3は中間状
態となる。 【0033】したがってフィ−ルド記録時にはヘッド3
−1により記録が行われる。 【0034】またフレーム記録においてはSW2は奇数
フィ−ルドではヘッド3−1を記録アンプ16に接続
し、偶数フィールドでは中間状態となり、SW3は奇数
フィ−ルドでは中間状態となり、偶数フィ−ルドではヘ
ッド3−2を記録アンプ16に接続する。尚フレーム記
録においてはヘッド3−1、3−2の組み合わせを逆に
することも出来る。 【0035】またフィ−ルド記録、フレーム記録の場
合、いずれにおいても記録時にはSW5はモニタ13を
映像信号入力端子18に接続して記録されるべき映像信
号をモニタ13にて観察出来る様に切り換わる。またか
かる場合にはSW4はどのような状態であってもよい。 【0036】次に消去モード時について説明する。後述
する消去スタンバイ状態においてはSW1は基準信号発
生器側、SW5は図1において上側に接続されており、
すなわち再生モードと全く同じ状態となっている。この
時、フィ−ルド消去、たとえば磁気ヘッド3−1が発生
しているトラックのみを消去する場合について述べる。
この場合消去開始と同時にSW2は記録アンプ側、SW
3は中間状態になるようCPU40より制御信号が送ら
れ、さらに消去信号発生器85に、CPU40より消去
信号トリガーパルスが送られ、ヘッド3−1にのみ消去
信号を流すようにする。 【0037】次にヘッド3−1、3−2がアクセスして
いるトラックを同時に消去するフレーム消去時について
述べる。フレーム消去時は、ヘッド3−1及び3−2に
同時に消去信号を流すため、SW2及びSW3は共に記
録アンプ側になるようにCPU40より制御信号を送
る。そしてCPU40からのトリガーパルスにより、消
去信号が発生され、記録アンプを介して両方のヘッドに
消去信号が流れる。 【0038】また本実施例ではフィ−ルド消去を行う場
合にはヘッド3−1による消去を行う様にしたが、ヘッ
ド3−2を用いてフィ−ルド消去する場合にはSW2が
中間状態、SW3が記録アンプ側になる様に制御すれば
よい。 【0039】次に図1に示したスイッチ51〜78につ
いて説明する。 【0040】かかる説明を行うに際して図3乃至図4に
示す本実施例の装置外観もともに説明する。 【0041】図3は本実施例の装置の正面図、図4は本
実施例の装置に用いられるリモートコントロール装置の
正面図である。 【0042】図1に示したスイッチ51〜79及び72
は図3に示した装置に設けられているスイッチ群、図4
に示したリモートコントロール装置に設けられているス
イッチ群、図3に示した装置、及び図4に示したリモー
トコントロール装置のいずれかにも設けられているスイ
ッチ群に分けられるが、同じ機能を有するスイッチにつ
いては図1乃至図4において同じ符号を付す。尚、図3
に示した装置に設けられているスイッチであって図1に
おいては図4に示したリモートコントロール装置にのみ
設けられているスイッチはラインを介してCPU40に
接続されている様に便宜上示しているが、このような図
4に示したリモートコントロール装置のみ設けられてい
るスイッチを操作することにより発生する信号は、該リ
モートコントロール装置にて赤外光に変換され、図3の
装置に設けられたリモコン受光部45を介してかかる装
置のCUP40に入力する。 【0043】尚スイッチ51〜79の配置方法について
は本実施例の他の種々の変形例が考えられ、本実施例に
限定されるものではない。 【0044】図1乃至図4において、41は電源スイッ
チ、42は磁気シート1を挿入するためのスロツトで該
スロツト42に磁気シート1が挿入されている際にイン
ジェクトボタン43がオンされると自動的に開いて磁気
シート1はインジェクトされる。43は前記インジェク
トボタン、44A、44Bは各々前述のPB.LED、
REC.LED、45は図4に示したリモートコントロ
ール装置からの信号を受けるリモコン受光部、46はイ
ンターバル再生が実行される際に点灯するインターバル
モード表示LED、48はフィ−ルド再生もしくは記
録、フレーム再生もしくは記録かのいずれが設定されて
いるかを表示する表示LED、25は前述の2桁の7セ
グメントLED、50A、50B、50Cは各々後述の
プログラム再生設定スイッチ58、インターバル時間設
定スイッチ57、プログラムトラック設定スイッチ62
の操作状態を表示するLEDである。 【0045】51は記録モードを設定し、かつ記録モー
ドにおいてヘッドがアクセスしているトラックが記録済
か未記録であるかを確認するためのRECモードスイッ
チであり、該スイッチがオンされた際にヘッドがアクセ
スしているトラックが記録済の場合、(フィ−ルド記録
時にはヘッド3−1がアクセスしているトラックが記録
済の場合、フレーム記録時にはヘッド3−1、3−2の
アクセスしているトラックのどちらかが記録済の場合)
にはREC.LEDが点滅表示し、ヘッドのアクセスし
ているトラックが記録不可能である事を示し、記録済で
ない場合、また制御回路30により映像信号が入力され
ないことが判別された場合にはREC.LEDが点灯
し、記録可能であることを示す。 【0046】52は記録動作を行わせるタイミングを決
定するRECスイッチでありRECモード設定スイッチ
51により記録モードが設定されている場合であって、
該スイッチ51がオンした際には磁気シート1に記録が
行われる。更に後述するトラック送りスピード設定スイ
ッチ56により予め連続記録が設定されている場合には
該スイッチ51がオンしている期間は自動的にヘッド3
−1、3−2がシフトしながら連続記録が行われる。 【0047】53は再生モードを設定するためのPBモ
ード設定スイッチであり、該スイッチ53がオンされた
際には再生モードである事を示すPB.LEDが点灯す
る。 【0048】54はトラックUPスイッチであり、該ス
イッチ54を操作することによりドライバー23′を制
御しステツプモータ24を回転させ、ヘッド移動機構4
によってヘッド3−1、3−2を移動させる事によりヘ
ッド3−1、3−2をシフトし、該ヘッドがアクセスし
ているトラックをより内周方向に変える。また後述する
フィ−ルド/フレーム設定スイッチ59によりフレーム
で記録した場合には2トラックずつ進む。再生が設定さ
れている際にはトラックUPスイッチ54がオンされる
とヘッド3−1、3−2が2トラックづつシフトされ
て、7セグメントLED25にも1トラックづつシフト
されたトラックナンバーではなく2トラツグづつシフト
された1トラックナンバーが表示され、フィ−ルド記録
もしくは再生が設定されている際にはトラックUPスイ
ッチ54がオンされるとヘッド3−1、3−2が1トラ
ックづつ内周方向へシフトされて、7セグメントLED
25にも1トラックづつシフトされたシフトナンバーが
表示される。 【0049】また記録モードが設定されている場合であ
って、トラックUPスイッチ54の操作によりヘッド3
−1、3−2がシフトされた際に、該ヘッド3−1、3
−2のアクセスしたトラックが記録済の場合にはRE
C.RED44Bが点減表示を行う。55はトラックU
Pスイッチ54とは反対にヘッド3−1、3−2のアク
セスしているのをより外周方向に変えるためのトラック
DOWNスイッチである。 【0050】該スイッチ55もトラックUPスイッチ5
4と同様にフレーム再生が設定されている場合に、該ス
イッチ55を操作した際であって1トラック外周のトラ
ック及び2トラック外周のトラックがフレーム記録され
ていた場合には7セングメントLED25に1トラック
づつシフトされたトラックナンバーではなく2トラック
づつシフトされたトラックナンバーが表示され、フィ−
ルド記録もしくは再生が設定されている場合に該スイッ
チ55を操作した際には1トラックづつシフトされたト
ラックナンバーが表示される。 【0051】また前述したトラックUPスイッチ54に
おいて説明したのと同様に予め記録モードが設定されて
いる場合であって、トラックDOWNスイッチ55の操
作によりヘッド3−1、3−2がシフトされた際にアク
セスしたトラックが記録済の場合にはREC.LED4
4Bが点滅表示を行う。 【0052】56は記録、再生を行うに際してかかる動
作をヘッドシフトしながら自動的連続的に行うか、単発
的に行うかを切り換え、更に連続的に行う場合には1秒
間に何回かかる動作を行うかを示すトラック送りスピー
ドを設定するためのトラック送りスピード設定スイッチ
である。 【0053】該スイッチ56を一度押し込みオンする
と、7セングメントLED25にはトラックナンバーの
代わりにトラック送りスピードが表示され、かかる状態
において図1に示したタイマ28による所定時間時計以
内に再びトラック送りスピード設定スイッチ56がオン
されると、該スイッチ56がオンされる毎に7セングメ
ントLED25は例えば1秒間に2画面の連続記録もし
くは再生を行うことを示す 【0054】 【外1】 1秒間に5画面の連続記録もしくは再生を行うことを示
す 【0055】 【外2】 1秒間に10画面の連続記録もしくは再生を行うことを
示す 【0056】 【外3】 単発的に記録もしくは再生を行うことを示す 【0057】 【外4】 をサイクリックに表示する。また該スイッチ56をオン
してからオフすることによって7セングメントLED2
5にトラックナンバーの代わりにトラック送りスピード
が表示されてからスイッチ56が再びオンされずにタイ
マー28による所定時間の時計が完了した際には該LE
D25はトラック送りスピードを表示している状態から
通常のトラックナンバーの表示をしている状態に復帰す
る。 【0058】またかかるスイッチ56によりトラック送
りスピードが変更されるに際して、予めフィ−ルド/フ
レーム設定スイッチ59及びRECモード設定スイッチ
51によりフレーム映像記録が設定されている際には1
秒間に10画面の連続記録は設定されない。 【0059】57はインターバル時間設定スイッチであ
る。即ち連続再生ではあるが再生インターバル時間が比
較的長いインターバル再生を行う場合もしくは後述する
プログラムトラック設定スイッチ58によりプログラム
再生が設定されている場合におけるトラック送りのイン
ターバル時間を設定する為のインターバル時間設定スイ
ッチであり、該スイッチがオンされてから10秒以内に
63〜72に示す10キースイッチによってインターバ
ル時間を設定する。 【0060】尚、該インターバル時間設定スイッチ57
がオンとなってから10キースイッチ62〜72以外の
スイッチがオンされた際にはインターバル時間設定は自
動的に解除される。58は再生トラックの順序を予めプ
ログラム設定し、インターバル時間設定スイッチ57に
よって設定されたインターバル時間間隔で連続的に再生
動作を行うプログラム再生モードを設定する為のプログ
ラム再生設定スイッチである。 【0061】再生トラックの順序指定はまず該スイッチ
58をオンすることによってプログラム再生モードを設
定し、次いでトラックUPスイッチ54、トラックDO
WNスイッチ55の操作によってヘッド3−1、3−2
のアクセスしているトラックを変化させ所望のトラック
の映像を再生してモニタ13により確認しながら後述す
るプログラムトラック設定スイッチ62をオンすること
によってモニタ13で確認しているトラックのナンハー
を記憶させることによって行う。59は前述のフィ−ル
ド/フレーム設定スイッチであり、該スイッチをオンす
る毎にフィ−ルド記録もしくは再生モードが、フレーム
記録もしくは再生モードが交互に切り換わる。 【0062】尚RECモード設定スイッチ51及びトラ
ック送りスピード設定スイッチ56により予め1秒間に
10画面の連続記録モードが設定されている場合に、フ
ィ−ルド/フレーム設定スイッチ59によりフレーム記
録が選択された際にはトラック送りスピードは1秒間に
5画面の連続記録モードに自動的に変更される。 【0063】即ちフィ−ルド記録に比してフレーム記録
の際には1度に2トラック分ヘッド3−1、3−2をシ
フトさせなければならない為1秒間に10画面の記録の
際には1秒間に20トラックのヘッドシフトが必要とな
るが、即ち映像信号を記録する時間を考慮に入れると4
/60秒間に2トラック分のヘッドシフトを行わなけれ
ばならないが、かかる高速のヘッドシフトは難しい為本
実施例においては1秒間に10画面分のフレーム連続記
録は禁止されている。 【0064】60はインターバル連続再生、あるいはプ
ログラム再生を行わせるためのスタートスイッチであ
り、該スタートスイッチがオンされるとインターバル再
生が設定されている際には第1トラックから順次記録済
トラックの再生がインターバル時間設定スイッチ57、
テンキースイッチ63〜72により設定されたインター
バル時間に応じてインターバル再生か開始されプログラ
ム再生が設定されている際にはプログラム再生が開始さ
れる。61はスタートスイッチ60により開始された再
生動作を停止させるストツプスイッチであり、該スイッ
チ61がプログラム再生途中にオンされた際にはその時
再生しているトラックを再生したままプログラムに再生
を停止する。 【0065】62は前述のプログラムトラック設定スイ
ッチである。 【0066】73は記録モード時のID設定の開始、及
び再生モード時においてIDの内容の表示をするかしな
いかを切り換えるためのスイッチである。即ち記録モー
ドにおいて該スイッチ73をオンすることによってID
の設定モードとなり、再生モードにおいて該スイッチ7
3をオンすることによってIDの内容の表示を行うかも
しくは行わないかの切り換えを行わせることが出来る。
74、75、76は夫々スイッチ73によってIDの設
定モードとなった際においてIDとして年を設定する場
合にオンするスイッチ、月を設定する場合にオンするス
イッチ、日を設定する場合にオンするスイッチである。
尚図1においては便宜上スイッチ74、75、76及び
前述のスイッチ57、58、62は夫々独立したスイッ
チとして示したが本実施例においては図4のリモートコ
ントロール装置に示す様にスイッチ74、75、76は
夫々スイッチ58、57、62に兼用されている。即ち
スイッチ57によるインターバル時間設定スイッチ58
によるプログラム設定、スイッチ62によるプログラム
トラック設定の動作をIDの年、月、日の設定とは独立
に行われるものであるため本実施例においてはスイッチ
を兼用することによってスイッチ部材数を減らし操作
性、信頼性を向上させている。 【0067】尚スイッチの兼用に際しては他の組み合わ
せも種々考えられる。 【0068】77は磁気シート1に記録されている情報
を消去させるに際して一旦、装置を消去スタンバイ状態
とするための消去スタンバイスイッチ、78は消去スタ
ンバイスイッチ77により設定された消去スタンバイ状
態において消去動作を実行させるための消去スイッチで
ある。79は全トラックを消去するモードを設定する全
トラック消去スタンバイスイッチである。 【0069】シート1上に記録されている情報を消去さ
せるに際しては初めにスイッチ77をオンすることによ
って消去スタンバイ状態を設定する。かかる状態では自
動的に再生モードとなっているため、消去スタンバイ状
態即ち消去を実行する前に消去しようとするトラックに
記録されている映像をモニタ13があるいはプリンタ1
3′で確認することが出来る。またスタンバイ状態で1
0キースイッチ63〜72を操作することにより連続的
に消去するべきトラック数が指定出来る。次いで消去ス
イッチ78をオンすることによってヘッド3−1、3−
2の少なくとも一方が記録アンプ16に接続されるとと
もに消去信号発生器85から発生した図32消去信号に
よりトラックに記録されている情報が消去される。また
全トラック消去スタンバイスイッチ79をオンしてから
消去スイッチ78をオンすれば全トラックが自動的に消
去される。 【0070】次に図5乃至図20、図23、図25〜図
27、図33のフローチャートを用いて本発明の実施例
の動作について説明する。 【0071】まず、図3に示す電源スイッチ41が押し
込まれると図1に示す装置の電源がオンして、回路各部
に電力が供給され動作が開始される。 【0072】#1:すると図5において後述するレジス
タSが“0”にリセットされ、PBモードフラグがセッ
トされ、トラック送りスピードが毎秒2画面、インター
バルタイムが3秒に初期設定される。したがって電源が
オンされた際には予め連続再生モードが自動的に設定さ
れる。 【0073】#2:磁気シート1を有するジャケットが
挿入されているか否かを検出する。ジャケットが挿入さ
れている際にはフローは#3へ分岐し、挿入されない際
には#3を飛び越して#4へ分岐する。 【0074】#3:#2において磁気シート1を有する
ジャケットが挿入されている際にはDCモータ3を駆動
する。 【0075】#4:図1に示したスイッチ5がオンされ
ているか否かを検出することによってヘッド3−1が第
50トラックにアクセスしているか否かを検出し、第5
0トラックにヘッドがアクセスしている際にはフローは
#6へ分岐し、第50トラックにヘッド3−1がアクセ
スしていない際にはフローは#5へ分岐し、図1に示し
たステップモータ24を駆動してヘッド3−1が第50
トラックをアクセスする様に#4、#5のループをくり
返す。 【0076】#6:第50トラックにヘッド3−1が、
アクセスした際にはフローはこのステップに至り、この
ステップにおいてメモリー(RAM27)をアクセスす
るためのレジスタNを50にセットする。 【0077】#7:このステップにおいてDCモータ2
が駆動しているか否かを検出する。前述の磁気シート1
を有するジャケットが挿入されている際には#3を実行
することによりDCモータ2が駆動しているのでフロー
はこのステップ#8へ進み、フィールドフラグをセット
する。ジャケットが挿入されていない際には前述の#3
を介さずにフローが進むためDCモータ2が駆動してい
ない。したがってジャケットが挿入されるか否かを検出
するためフローは#2に戻る。 【0078】#8:#7においてDCモータ4が駆動し
てるい際にはフィールドフラグをセットする。したがっ
て図3に示したフィールドモードを示すLED44Aが
点灯し、フィールドであることを示す表示が行われる。
即ち本実施例においては電源が投入されかつジャケット
が挿入されるとフィールドモードが自動的に設定され
る。 【0079】#9:図1に示したレベル検出回路7の出
力を検出して、ヘッド3−1がアクセスしているトラッ
クが記録済トラックか否かを判別する。ここで、ヘッド
3−1がアクセスしているトラックが記録済であるため
レベル検出回路7の出力がHレベルとなる際にはフロー
は#10へ進み、レベル検出回路7の出力がLレベルと
なる際にはフローは#16へ進む。 【0080】ここではまず#16について説明する。 【0081】#16:メモリーのN番地に“0000”
をセットする。ここで“0000”は該メモリーの番地
に対応するトラックが未記録であることを示す。 【0082】次いで#10以下のフローについて説明す
る。 【0083】#10:#9においてレベル検出回路7の
出力がHレベルの際には該トラックに記録されている信
号を再生し、データ復調器12からID信号を取り込
む。 【0084】#11:該ID信号の内容を検出して該ト
ラックに記録されている映像信号がフィールド映像信号
かフレーム映像信号かを判別する。ここでフィールド映
像信号である場合にはフローは#15へ進み、フレーム
映像信号である場合にはフローは#12へ進む。 【0085】#12:このステップではヘッド3−1が
アクセスしているトラックの映像信号がフレーム映像信
号の内側のトラックであるか、外側のトラックであるか
判別する。内側のトラックである場合にはフローは#1
4へ進み、外側のトラックである場合にはフローは#1
3へ進む。 【0086】#13:ヘッド3−1がアクセスしている
トラックの映像信号がフレーム映像信号の外側のトラッ
クの場合にはメモリーのN番地を“0011”にセット
する。尚#1からこのステップに初めて進んだ場合には
#6においてNは50にセットされている。 【0087】#14:フレーム映像信号の内側トラック
の場合にはメモリーのN番地を“0010”にセットす
る。 【0088】#17:ここでヘッド3−1が第1トラッ
クまでシフトされN=1であることが検出された際には
フローは#20へ進み、N=1でない場合にはフローは
#18へ進む。 【0089】#18:#17においてN=1でないこと
が検出された際には1トラック分ヘッド3−1を外周側
へシフトさせる。 【0090】#19:#18においてヘッド3−1を外
周側へシフトされた際にはNから減算してNとする。 【0091】#20:#17においてN=1が検出され
た場合即ち、ヘッド3−1が最外周に設けられている第
1トラックをアクセスして記録の有無がメモリーにセッ
トされた際にはここでメモリーのN番地、即ちメモリー
の第1番地のデータを読み“0011”であった場合、
具体的には第1トラックがフレーム映像信号を構成する
2トラックの外側のトラックであった場合には#21へ
フローは進み、そうでない場合にはフローは#23へ進
む。 【0092】#21:#20において第1トラックがフ
レーム映像信号を構成するトラックの外側のトラックで
あったことが検出された場合には、このステップにフロ
ーが進む。このステップにおいてはメモリーのN+1番
地、即ちメモリーの第2番地のデータを読み“001
0”であった場合、具体的には第2トラックがフレーム
映像信号を構成する2トラックの内側トラックであった
場合には#22へ進む。 【0093】#22:第1トラック、第2トラックの2
トラックでフレーム映像信号が記録されている際にフロ
ーはこのステップに移る。したがって#8でセットされ
たフィールドフラグをクリアして、フィールドモードが
フレームモードに変化させる。したがって図3に示した
フィールドフレーム表示LED48はフレームモードで
あることを示すLEDが点灯する。 【0094】#23、#24:前述のメモリーの番地を
示すレジスタNを図1、図3に示す2ケタの7セグメン
トLED25に表示させる。 【0095】この表示によりヘッド3−1のアクセスし
ているトラックのナンバーが使用者が認識することが出
来る。 【0096】このフローが終了した際に次にAに示すフ
ローにジャンプする。以下図6に示したフローチャート
について説明する。 【0097】#A−1:RECモード設定スイッチ51
がオンされているかを検出し、該スイッチ51がオンさ
れている際にはフローはサブルーチンBを呼び出し記録
モードを設定し、オンされていない際には#A−2に進
む。 【0098】#A−2:RECスイッチ57がオンされ
てるかを検出し該スイッチ52がオンされている際には
サブルーチンNを呼び出し、オンされていない際には#
A−3に進む。 【0099】#A−3:PBモード設定スイッチ53が
オンされているかを検出し、該スイッチ53がオンされ
ている際にはサブルーチンCを呼び出し、オンされてい
ない際には#A−4に進む。 【0100】#A−4:トラックUPスイッチ54がオ
ンされた際にはフローはサブルーチンDを呼び出し、オ
ンされていない際には#A−5へ進む。 【0101】#A−5:トラックDOWNスイッチ55
がオンされた際にはフローはサブルーチンEを呼び出し
オンされていない際には#A−6へ進む。 【0102】#A−6:トラック送りスピード設定スイ
ッチ56がオンされた際にはフローはサブルーチンFを
呼び出しオンされていない際には#A−7へ進む。 【0103】#A−7:インターバル時間設定スイッチ
57がオンされている際にはサブルーチンGを呼び出し
オンされていない際には#A−8へ進む。 【0104】#A−8:プログラム設定スイッチ58が
オンされている際にはサブルーチンHを呼び出しオンさ
れていない際には#A−9へ進む。 【0105】#A−9:プログラムトラック設定スイッ
チ62がオンされている際にはサブルーチンIを呼び出
しオンされていない際には#A−10へ進む。 【0106】#A−10:フィールドフレーム設定スイ
ッチ59がオンされている際にはサブルーチンJを呼び
出しオンされていない際には#A−11へ進む。 【0107】#A−11:スタートスイッチ60がオン
されている際にはサブルーチンKを呼び出しオンされて
いない際には#A−12へ進む。 【0108】#A−12:ストップスイッチ61がオン
されていない際にはサブルーチンMを呼び出しオンされ
ていない際には#A−13へ進む。 【0109】#A−13:ジャケット検出スイッチ(図
1の検出回路80に相当する)によりジャケットがない
ことが検出された際には#2へジャンプし、あることが
検出された際には#A−14へ進む。 【0110】#A−14:プログラム再生モードフラグ
及びプログラム再生実行中フラグをクリアする。 【0111】#A−15:10キースイッチ63〜72
のいずれかがオンされている際にはサブルーチンRを呼
び出し、オンされている際には#A−16へ進む。 【0112】#A−16:IDスイッチ73がオンされ
ている際にはサブルーチンQを呼び出し、オンされてい
る際には#A−17へ進む。 【0113】#A−17:年設定スイッチ74がオンさ
れている際にはサブルーチンSを呼び出し、オンされて
いる際には#A−18へ進む。 【0114】#A−18:月設定スイッチ75がオンさ
れている際にはサブルーチンTを呼び出し、オンされて
いる際には#A−19へ進む。 【0115】#A−19:日設定スイッチ76がオンさ
れている際にはサブルーチンUを呼び出し、オンされて
いる際には#A−20へ進む。 【0116】#A−20:消去スタンバイスイッチ77
がオンされている際にはサブルーチンVを呼び出し、オ
ンされている際には#A−21へ進む。 【0117】#A−21:全トラック消去スタンバイス
イッチ79がオンされている際にはサブルーチンWを呼
び出し、オンされている際には#A−13へ進む。 【0118】以上説明した様に図5に示すフローを実行
してヘッド3−1を磁気シートの第1トラックにアクセ
スさせた後には図6に示すAに示すフローにジャンプ
し、図1、図3、図4に示した各スイッチの状態を検出
しながら各スイッチの状態が切り換わるまでAに示すフ
ローをくり返し実行し、操作されたスイッチに応じたサ
ブルーチンを呼び出すことになる。 【0119】ここでトラック設定送りスピードスイッチ
56がオンされた場合に呼び出されるサブルーチンFに
ついて図7を用いて説明する。 【0120】図7はトラック設定送りスピードを変更さ
せるスイッチ56がオンされた際に実行されるサブルー
チンを示すフローチャートである。 【0121】#F−1、#F−2:メモリーよりトラッ
ク送りスピードの設定値を読み出し、該設定値が不図示
のトラックナンバー表示用バッファにセットされる。 【0122】したがって図3に示した2ケタの7セング
メントLED25にトラック送りスピードが表示され
る。初めてこのステップにフローが来た場合には#1に
おいて毎秒2画面のトラック送りスピードが設定されて
いるので 【0123】 【外5】 が表示される。 【0124】#F−3:トラック送りスピード設定スイ
ッチ56がオンである際にはフローは#F−3をくり返
し、該スイッチ56がオフされた際にはフローは#F−
4へ移る。 【0125】前述した様にトラック送りスピード設定ス
イッチ56が一度オンすることにより図3に示した2ケ
タの7セグメントLED25においてはトラックナンバ
ーの表示からトラック送りスピードの表示への切換えが
行われ、次いで、再び該スイッチ56をオンすることに
よってトラック送りスピードが切り換わる様に構成され
ている。#F−3は上述の様にスイッチ56が一度オン
され一旦オフとなってから再びオンされる際に初めてト
ラック送りスピードが切り換わる様に設けられている。 【0126】#F−4、#F−5、#F−6、#F−
7:これらのステップはトラック送りスピード設定スイ
ッチ56がオンされ、図3に示した2ケタの7セグメン
トLED25の表示がトラックナンバーの表示からトラ
ック送りスピードの表示へ切り換わってから所定時間
(2秒間)の間に該スイッチ56あるいは他のスイッチ
がオンされなかった際にはトラック送りスピードの設定
を中止するために設けられているステップである。 【0127】タイマー1の時計が開始されてから所定時
間(2秒間)の間にトラック送りスピード設定スイッチ
56がオンされた際には#F−7から#F−10へフロ
ーが進みタイマー1の計時が完了した際あるいは他のス
イッチがオンされた際には#F−6から#F−8へフロ
ーが進む。 【0128】#F−8:タイマー1の計数値をクリアす
る。 【0129】#F−9:#F−1とは逆に図3に示した
2ケタの7セグメントLED25の表示を再びトラック
ナンバーの表示に復帰させる。 【0130】#F−10:タイマー1の計数値をクリア
する。 【0131】#F−11:トラック送りスピードの設定
値がシングル(一度記録あるいは再生されたらフィール
ドモードでは1トラック分ヘッドシフトさせ、フレーム
モードでは2トラック分ヘッドシフトさせて停止する)
であるか否かを検出し、シングルの場合には#F−12
へ、シングルでない場合には#F−13へフローは進
む。 【0132】尚、前述した様に電源スイッチ41がオン
となってからフローがこのステップに到る場合には#1
において予めトラック送りスピードとして毎秒2画面が
設定されている。 【0133】#F−12:トラック送りスピード設定値
がシングルの場合には設定値を毎秒2画面に変更して#
F−1に戻り、変更されたトラック送りスピードを表示
して前述の#F−3〜#F−7を実行する。 【0134】#F−13:トラック送りスピード設定値
が毎秒2画面であるかを検出し、毎秒2画面の場合には
#F−14へ、毎秒2画面でない場合には#F−15へ
フローは進む。 【0135】#F−14:トラック送りスピード設定値
を毎秒5画面に変更して#F−1に戻り、変更されたト
ラック送りスピードを表示して前述の#F−3〜#F−
7を実行する。 【0136】#F−15:トラック送りスピード設定値
が毎秒5画面であるかを検出し、毎秒5画面の場合には
#F−16へ、毎秒5画面でない場合、即ち毎秒10画
面が設定されている場合には#F−17へフローは進
む。 【0137】#F−16:PBモードフラグがセットさ
れているか否かを判別する。PBモードフラグがセット
されている場合、即ち再生モードが設定されている場合
には#F−18へPBモードフラグがリセットされてい
る場合、即ち記録モードが設定されている場合には#F
−19へフローは進む。 【0138】#F−17:トラック送りスピード設定値
をシングルに変更して#F−1に戻り、変更されたトラ
ック送りスピードを表示して前述の#F−3〜#F−7
を実行する。 【0139】#F−18:再生モードにおいては磁気シ
ート1のトラックに記録されている映像信号がフィール
ド映像信号であってもフレーム映像信号であっても、連
続トラック送り時はフィールド再生を行う。したがっ
て、かかる場合にはトラック送りスピード設定値を毎秒
10画面に変更して、フローは#F−1に戻る。 【0140】#F−19:フィールドフラグがセットさ
れているか否かを検出し、フィールドフラグがセットさ
れている場合、即ち記録モードで毎秒5画面のトラック
送りが設定され、かつフィールドモードの場合には#F
−18へフローは分岐する。 【0141】またフィールドフラグがセットされていな
い場合、即ち記録モードで毎秒5画面のトラック送りス
ピード設定値が設定され、かつフレームモードの場合に
は#F−17へフローは進み、トラック送りスピード設
定値をシングルに変更する。 【0142】したがって上述したサブルーチンFにおい
ては、トラック送りスピード設定スイッチ56がオンさ
れた際には図3に示した2ケタの7セグメントLED2
5にトラック送りスピードの表示がなされ、所定時間
(2秒間)内に該スイッチ56を再びオンさせることに
よってトラック送りスピードが変更される。 【0143】また、かかる変更範囲はフレーム記録モー
ドの際にはシングル、毎秒2画面、毎秒5画面の3通り
でありフレーム記録モード以外の際はシングル、毎秒2
画面、毎秒5画面、毎秒10画面の4通りとなってい
る。 【0144】かかる変更範囲は図1に示したヘッド3−
1、3−2の移動機構等のトラックシフト能力に関係す
るものであって、トラックシフト能力に応じて予め適切
な範囲に設定されるものである。 【0145】次に図8を用いて図6に示したサブルーチ
ンAを実行中に、トラックUPスイッチ54、トラック
DOWNスイッチ55がオンされた際に呼び出されるサ
ブルーチンD、Eについて説明する。まずトラックUP
スイッチ54がオンされた際に呼び出されるフローにつ
いて説明する。 【0146】#D−1:フローがこのステップに到った
際に、ヘッド3−1がアクセスしているトラックが最内
周トラックがあるか否かをレジスタNが50であるか否
かを検出することによって判別する。 【0147】その結果、Nが50でない場合には#D−
2へ、Nが50である場合には後述する#D−34へフ
ローは進む。 【0148】#D−2:PBモードフラグがセットされ
ているか否かを判別する。PBモードフラグがセットさ
れている際、即ち再生モードの際には#D−8へPBモ
ードフラグがセットされていない際即ち記録モードの際
には#D−3へフローは進む。 【0149】#D−3:メモリのN+1番地が“000
0”即ち第N+1トラックが未記録であるか否かを検出
し、未記録の場合には#D−4へ記録済の場合には#D
−7へフローは分岐する。 【0150】#D−4:第N+1トラックが未記録であ
ったことが#D−3で判別された場合にはこのステップ
でフィールドフラグがセットされているか否かを判別し
てセットされている際には#D−6へ、セットされてい
なければ#D−5へフローは進む。 【0151】#D−5:#D−4においてフィールドフ
ラグがセットされておらず、フレームモードであったこ
とが判別された際にはこのステップに到る。このステッ
プにおいてはメモリーの第N+2番目の内容が“000
0”であるか否かを検出し、“0000”であった際即
ち、第N+2トラックが未記録であった場合には#D−
6へ、“0000”でなかった際、即ち第N+2トラッ
クが記録済であった場合には#D−7へフローは進む。 【0152】#D−3〜#D−5のステップを実行する
ことによりフレームモードの際には連続した2トラック
が両方とも未記録であった場合に#D−6へ、連続した
2トラックのうち少なくとも一方が記録済であった場合
には#D−7へフローは進む。 【0153】#D−6:フィールドモードの際にはヘッ
ド3−1のアクセスしているトラック、フレームモード
の際にはヘッド3−1のアクセスしているトラック及
び、該トラックよりも1トラック内周側のヘッド3−2
のアクセスしているトラックが未記録の場合、即ち可能
な場合にはフローはこのステップに到り、図3に示した
REC LED44Bが点灯する。 【0154】#D−7:#D−6とは反対にヘッド3−
1、3−2がアクセスして記録しようとするトラックが
既に記録済であった際には図3に示したREC LED
44Bをブリンク(点滅)させることによって、記録不
能であることを使用者に認識させる様に警告表示を行
う。 【0155】#D−8:#D−2においてPBモードフ
ラグがセットされている場合にはフローはこのステップ
に到り、フィールドフラグをセットする。 【0156】このステップの意味については#D−9、
#D−10、#D−13において説明する。 【0157】#D−9:メモリーN番地が“0011”
即ち#13で説明した様にヘッド3−1がアクセスして
いるトラックがフレーム映像信号を構成する2トラック
のうち外周側のトラックであるか否かを検出し、該2ト
ラックの外周側のトラックである場合には#D−10
へ、外周側のトラックでなければ#D−13へフローは
進む。 【0158】#D−10:メモリーのN+1番地が“0
010”即ち、ヘッド3−2がアクセスしているトラッ
クがフレーム映像信号を構成する2トラックのうち内周
側のトラックであるか否かを検出し、該2トラックの内
周側のトラックである場合には#D−11へ、外周側の
トラックでなければ#D−13へフローは進む。 【0159】即ちフレーム映像信号を構成する2トラッ
クのうち内周側のトラックが消去、または消去後に新た
な映像信号が記録された場合にはヘッド3−1がアクセ
スしているトラックがフレーム映像信号を構成する2ト
ラックのうち外周側のトラックであってもヘッド3−2
がアクセスしているトラックが該2トラックのうち内周
側のトラックでないことが起こる。したがって、この場
合にヘッド3−1、3−2を内周側にシフトさせるに際
しては1トラックのみシフトさせて、消去もしくは消去
後に新たに映像信号が記録されたトラックを再生する必
要がある。 【0160】ところがかかる場合においてヘッド3−
1、3−2を1トラックのみ内周側にシフトされた状態
では該ヘッド3−1、3−2がアクセスしているトラッ
クにフレーム映像信号が記録されているとは限らず、夫
々全く別のフィールド映像信号が記録されている場合も
ある。この場合フィールドフラグがリセットされている
と2つの別個のフィールド映像信号がフレーム映像信号
として再生されてしまうという問題点が生じる。したが
って前述の#D−8のステップを設けることによって本
実施例では、ヘッドを内周側にシフトさせるに際しては
該ステップにおいて予めフィールドフラグをセットする
ことによってフィールドモードを設定して上述の場合に
おいても全く別のフィールド映像信号がフレーム映像信
号として再生させるという問題点を解消することが出来
る。 【0161】#D−11:このステップにおいてはレジ
スタNが49であるか否かを検出してNが49である場
合には#D−13へ、Nが49てない場合には#D−1
2へフローが分岐する。 【0162】#D−12:ヘッド3−1、3−2がアク
セスしている2つのトラックにフレーム映像信号が記録
されている際に、このステップにフローが至る。かかる
記録がされている場合トラックUPスイッチがオンされ
た際にはこのステップで1トラック分だけヘッド3−
1、3−2をシフトさせる様にドライバー23を駆動さ
せ、次いで#D−13において更に1トラックヘッド3
−1、3−2をシフトさせる。また前述している通りヘ
ッド3−1、3−2をシフトさせる毎にNは1づつ更新
される。 【0163】#D−13:#D−12と同様にヘッド3
−1、3−2を1トラック分シフトさせる。 【0164】#D−14:#23と同様にNを図3に示
す2ケタの7セグメントLED25に表示させる。本実
施例ではかかるステップを#D−12、#D−13より
も後のフローに設けているのでヘッド3−1、3−2の
アクセスしているトラックにフレーム映像信号が記録さ
れている際にはLED25に表示されるトラックナンバ
ーは2づつ更新し、フィールド映像信号が記録されてい
る際にはLED25に表示されているトラックナンバー
は1づつ更新することになり、磁気シート1上にフィー
ルド映像信号、フレーム映像信号のどちらが記録されて
いるかを表示することが出来る。 【0165】また#D−12と#D−13との間にもこ
のステップを設けた場合にはヘッド3−1、3−2のア
クセスしている2つのトラックにフレーム映像信号が記
録されている場合であってもトラックUPスイッチ54
をオンするとLED25に表示されるトラックナンバー
が1づつ更新することになる。 【0166】#D−15:PBモードフラグがセットさ
れているか否か判定する。セットされている場合には#
D−16へ、セットされていない場合には#D−19へ
フローは分岐する。セットされている場合は#D−15
−1に分岐する。 【0167】#D−15−1:ここでCPU40は、図
1中のデータ復調器12から出力される再生ID信号を
RAM27に取り込む。フローは#D−15−2に進
む。 【0168】#D−15−2:ここで、IDが映像信号
に重畳されてモニターされているモードであるか否かを
判別する。かかるモードの詳細については図20を用い
て説明する。このモードである場合には、#D−15−
3に進み、そうでない場合は#D−15−4に進む。 【0169】#D−15−3:このステップにフローが
至る場合はIDを映像信号に重畳してモニターするモー
ドであるのでCPUはRAM27より再生ID信号を読
み出し、文字発生器40を制御することにより文字パタ
ーンを発生させ、モニター上で再生映像信号に重畳す
る。フローは#D−15−4に進む。つまり、この時点
はモニター上には現在アクセスしているトラックに記録
されていたID DATA信号がモニター上に表示され
ることになる。 【0170】#D−15−4:自動トラック送りフラグ
がセットされていない場合には#D−20へ、されてい
る際には#D−16にフローは分岐する。 【0171】#D−16:メモリーのN番地が“001
1”ヘッド3−1がアクセスしているトラックがフレー
ム映像信号が記録されているトラックのうち外周側へト
ラックであるか否かを判定する。ここでNとは前述にお
いて繰り返す様にヘッド3−1、3−2を既に移動した
後にヘッド3−1がアクセスしてるいトラックのナンバ
ーに対応している。ここでメモリーのN番地に内容が
“0011”である場合にはフローは#D−17へ“0
011”でない場合には#D−19へフローは分岐す
る。 【0172】#D−17:メモリーのN+1番地の内容
が“0010”、即ちヘッド3−1のアクセスしている
トラックがフレーム映像信号の記録されている2つのト
ラックの内側トラックであるかを判定する。 【0173】ここでメモリーのN+1番地が“001
0”である場合にはフローは#D−18へ、“001
0”でない場合には#D−19へ分岐する。 【0174】#D−18:#D−16、#D−17を介
してこのステップにフローが至る場合にはヘッド3−
1、3−2が移動した後にアクセスしている2つのトラ
ックにフレーム映像信号が記録されているので#D−8
においてセットされたフィールドフラグをクリアして、
フレーム再生モードとする。尚、自動トラック送りフラ
グがセットされている場合に限ってこのステップは実行
される(自動トラック送りフラグがセットされていない
場合には#D−15−4から#D−20へフローは分岐
するため#D−8においてフィールドフラグがセットさ
れたままとなるのでフィールド再生が行われる。)。 【0175】#D−19:このステップにおいては自動
トラック送りフラグがセットされているか否かを判定
し、セットされている際には#D−20に、セットされ
ている際にはこのサブルーチンから戻る(RTS)。 【0176】自動トラック送りフラグは後述するサブル
ーチンKでセットされているフラグであり、自動的にト
ラックを送りながら再生をくり返すプログラムを実行し
ている途中にサブルーチンDまたは後述するEを呼び出
す際に該ルーチンD、Eから抜け出すために設けられて
いる。 【0177】#D−20:メモリーからトラック送りス
ピード設定値を取り込む。 【0178】#D−21:トラックの送りスピード設定
値がシングルであるか否かを判定し、シングルの場合に
は#D−34に、シングルでない場合には#D−22に
フローは分岐する。 【0179】#D−22:トラックの送りスピード設定
値が毎秒2画面であるか否かを判定し、毎秒2画面の場
合には#D−23に、毎秒2画面でない場合には#D−
24にフローは分岐する。 【0180】#D−23:CPU40内にあるWAIT
TIMERレジスタを28に設定する。 【0181】#D−24:トラック送りスピード設定値
が毎秒5画面であるか否かを判定し、毎秒5画面の場合
には#D−25へ、毎秒5画面でない場合には#D−2
6へフローは分岐する。 【0182】#D−25:WAIT TIMERレジス
タを10に設定する。 【0183】#D−26:トラック送りスピード設定値
として毎秒10画面が設定されている場合にはこのステ
ップにフローが至り、WAIT TIMERレジスタを
4に設定する。 【0184】尚、#D−23、#D−25、#D−26
にて設定されるWAIT TIMERレジスタはトラッ
ク送りスピードを制御するために用いられており後述す
る#D−31、#D−32においてDCモータ2により
磁気シート1が回転する毎に減算される。 【0185】#D−27:REC実行フラグがセットさ
れているか否かを判定しセットされている際には#D−
28に、セットされていない際には#D−31にフロー
は分岐する。ここでREC実行フラグはサブルーチンN
においてセットされるフラグであり、自動的にトラック
を送りながら記録をくり返すプログラムを実行している
途中にサブルーチンDが呼び出された際に設定されるW
AIT TIMERレジスタから#D−29、#D−3
0において2あるいは5を減算する事によって記録に必
要な時間に相当する時間をかせぐ為に設けられている。
即ち記録モードにおいては磁気シート1の回転状態をP
Gコイル21から検出して記録すべき信号を磁気シート
上の所定の位置から記録する為のタイミングを決定する
為、及び磁気シート1に信号を記録するために設けられ
ている。 【0186】#D−28、#D−29、#D−30:こ
の3つのステップによりフィールドフラグがセットされ
ているか否かを判別し、セットされている際にはWAI
TTIMERレジスタから2を減算し、セットされてい
ない際にはWAIT TIMERレジスタから5を減算
する。ここでトラック送りスピードとして毎秒10画面
が設定されている場合にはWAIT TIMERレジス
タは4に設定されるが、かかる設定はフィールドモード
の場合のみに可能であるため、この場合にWAIT T
IMERレジスタから5が減算されることはない。 【0187】#D−31:図1に示した基準信号発生器
19からのパルスがあるか否かを検出し、パルスがある
場合には#D−32へ、分岐しない場合には#D−31
のフローをくり返す。 【0188】#D−32:WAIT TIMERレジス
タの内容から1を減算する。 【0189】#D−33:WAIT TIMERレジス
タの内容が0になったか否かを判定し、0の場合には#
D−34に、0でない場合には#D−31に分岐する。 【0190】#D−32〜#D−33のステップにおい
てはトラック送りスピードを制御するためのタイマーを
WAIT TIMERレジスタと基準信号発生器19と
した。したがってWAIT TIMERレジスタの内容
をPGコイル21の出力を波形整形する波形整形回路2
2の出口に応じて減算してタイマーを構成する方法に比
して、安定したより正確な時計動作を行うことが出来
る。即ちPGコイル21の出力は磁気シート1の回転ム
ラ等の原因により誤差を含む可能性があるが基準信号発
生器19の出力にはかかる誤差は実質的にない。また、
インターバル記録を行う場合には電力消費節減のためイ
ンターバル時間中はDCモータ2の回転を止めることが
望ましい。かかる動作を行う場合波形形成回路22の出
力に応じてWAIT TIMERレジスタを減算する方
法では、インターバル時間を経時することが出来ない
が、本実施例の方法に依ればかかる動作を行う場合であ
っても安定した計時動作を行うことが出来る。 【0191】#D−34:REC実行中フラグがセット
されているか否かを判定し、セットされている際には該
サブルーチンDを呼んだもとのプログラムの戻り(RT
S)セットされていない際には#D−35へ分岐する。 【0192】#D−35:トラックUPスイッチ54が
オンとなっているか否かを判定してオンになっている際
には更にヘッド3−1、3−2がアクセスしているトラ
ックを内周側へシフトするために#D−1に、オフとな
っている際には#D−36にフローは分岐する。 【0193】#D−36:トラックDOWNスイッチ5
5がオンとなっているか否かを判定してオンとなってい
る際にはヘッド3−1、3−2がアクセスしているトラ
ックを外周側にシフトするためにサブルーチンEの#E
−1に、オフとなっている際には#D−37に分岐す
る。 【0194】#D−37:PBモードフラグがSETさ
れている場合#D−38へ、そうでない場合、該サブル
ーチンDを呼んだプログラムへ戻る。 【0195】#D−38、#D−39、#D−40:D
−6、17、18と同様にしてフレーム記録された映像
信号の場合にはフレーム再生とするためにフィールドフ
ラグをクリアする。その後該サブルーチンDを呼んだポ
ログラムへ戻る。 【0196】上述した例においては、PBモード時#D
−12を通過する場合とそうでない場合いずれであって
も#D−23、25、26においてWAIT TIME
Rに設定する数値を変化させていないために1トラック
送りを実行する時間分だけ#D−12を通過してきた場
合には、トラック送りのスピードが遅れてしまうことに
なるが、これを合わせるためには、#D−27におい
て、#D−12を通過した場合には1トラック分のヘッ
ド送りに要する時間をWAIT TIMERから引いて
やれば全く問題なくトラック送りスピードを合わせるこ
とができる。 【0197】次にトラックDOWNスイッチ55がオン
された際に実行されるサブルーチンEについて説明す
る。 【0198】サブルーチンEの各ステップ#E−1〜#
E−13は夫々サブルーチンDの各ステップ#D−1〜
#D−13と同様のステップであるので詳細な説明を省
略する。 【0199】但し、サブルーチンEはトラックDOWN
スイッチ55がオンされた際にヘッド3−1、3−2が
アクセスしているトラックを外周側にシフトさせるため
例えば#E−1においてはN=1であるかを検出し、#
E−9においてはメモリー(N−1)電池が“001
0”即ち第(N−1)トラックがフレーム映像信号を構
成する2トラックの内側のトラックであるか否かを検出
し、#E−10においてはメモリー(N−2)番地が
“0011”即ち第(N−2)トラックがフレーム映像
信号を構成する2トラックの外側のトラックであるか否
かを検出し、また、#E−11ではN=2であるか否か
を検出し、#E−12、#E−13では1トラック分ヘ
ッド3−1、3−2を外周側にシフトさせる。 【0200】次に図9を用いてフィールド/フレーム切
換スイッチ59、RECモード設定スイッチ51がオン
された際に呼び出されるサブルーチンJ、Bについて説
明する。 【0201】#J−1:図6に示した#A−10におい
てフィールド/フレーム切換スイッチ59がオンされた
ことが検出された際にこのステップにフローが進み、こ
のステップにおいてはフィールドフラグがセットされて
いる場合には#J−2へ、セットされていない際には#
J−4にフローは分岐する。 【0202】#J−2:#J−1においてフィールドフ
ラグがセットされている際にはこのステップでフィール
ドフラグはクリアされる。 【0203】#J−3:PBモードがセットされている
か否かを判定してセットされている際には#J−8へ、
セットされていない際には#J−5へフローは分岐す
る。 【0204】#J−4:#J−1でフィールドフラグが
セットされていないことが検出された際にはこのステッ
プにおいてフィールドフラグがセットされる。 【0205】PBモードがセットされていない状態即ち
記録モードである場合であって#J−2においてフィー
ルドフラグがクリアされた場合にはフレーム記録モード
となり、サブルーチンD、E、Fにおいて説明した様に
毎秒10画面の連続記録は出来ない。したがってサブル
ーチンJにおいてフィールドモードからフレームモード
に切り換えるに際してはトラック送りスピードとして毎
秒10画面のトラック送りスピードが設定されている場
合には、かかる切り換えを禁止する必要がある。 【0206】したがって本実施例に依れば次に説明する
#J−6、#J−7により毎秒10画面のトラック送り
スピードが設定されている際にはかかるトラック送りス
ピード設定値を自動的に毎秒5画面のトラック送りに変
更する。 【0207】#J−5:トラック送りスピード設定値を
CPU40に取り込む。 【0208】#J−6:#J−5において取り込まれた
トラック送りスピード設定値が毎秒10画面である場合
には#J−7へ、毎秒10画面でない場合には#J−8
にフローは分岐する。 【0209】#J−7:トラック送りスピード設定値を
毎秒5画面に変更する。 【0210】#J−8:フィールド/フレーム設定スイ
ッチ51がオンされつづけると、このステップをくり返
し、オンからオフになった際にはじめて図6の#A−1
に示すステップに戻る。 【0211】次にRECモード設定スイッチ51がオン
された際に呼び出されるサブルーチンBについて説明す
る。 【0212】#B−1:図6に示した#A−1において
RECモード設定スイッチ51がオンされたことが検出
されるとこのステップにフローが分岐し、図3に示した
PB、LED44Aが消灯し、PBモードフラグはクリ
アされる。 【0213】#B−2、#B−3、#B−4、#B−
5、#B−6:この5つのステップは、図8に示した夫
々#D−3〜#D−7と同様であるため説明を省略す
る。 【0214】#B−5−1:このステップはCPU40
は文字発生器84の文字発生を一旦停止させる様に制御
する。 【0215】#B−5−2:IDの設定モードであるか
否かを判別し、設定モードである場合には#B−5−3
へ進み、そうでない場合には#B−6′に進む。 【0216】#B−5−3:CPU40はRAM27よ
り設定されたIDを読み出し、文字発生器84を制御し
て文字パターンを発生させる。したがってモニタ13に
は映像信号入力端子18から入力する映像信号に重畳し
てIDが表示される事になる。次でフローは#B−6′
に進む。 【0217】#B−6′:RECモード設定スイッチ5
1がオンされつづけている間はこのステップをくり返
し、該スイッチがオフされた際には#B−7にフローは
分岐する。 【0218】#B−7:RECモード設定スイッチ51
がオフされた際にはこのステップにおいてフィールドフ
ラグがセットされているかを判別し、フィールドフラグ
がセットされている際には図6の#A−1に示すステッ
プにフローは戻り、フィールドフラグがセットされてい
ない際にはサブルーチンJの#J−5にジャンプし、#
J−6〜#J−8を実行することによりトラック送りス
ピード設定値が毎秒10画面の際には毎秒5画面に自動
的に補正される。したがって、RECモード設定スイッ
チ51によってRECモードが設定されかつフレームモ
ードである場合にはトラック送りスピード設定値が最高
毎秒5画面に制限される。 【0219】次に図10を用いてPBモード設定スイッ
チ53がオンされた際に呼び出されるサブルーチンCに
ついて説明する。 【0220】#C−1:図6に示した#A−3において
PBモード設定スイッチ53がオンされたことが検出さ
れると、このステップにフローが分岐しREC LED
がOFFされ一旦フィールドフラグがセットされる。即
ち3−1、3−2のアクセスしている2つのトラックに
別々のフィールド映像信号が記録されており、PBモー
ドフラグがクリアされフィールドフラグがリセットされ
ているフレーム記録モードが設定されている場合に、P
Bモード設定スイッチ53がオンしたことを検出してヘ
ッド3−1、3−2がアクセスしているトラックを直ち
に再生すると別個のフィールド映像信号がインターレー
スして再生されてしまうことを防止するために、このス
テップでは一旦フィールドフラグがセットされる。 【0221】#C−2:メモリーの番地が“0011”
即ちヘッド3−1のアクセスしているトラックがフレー
ム映像信号が記録されている2つのトラックのうち外周
側であるかを検出し、“0011”である際には#C−
3へ“0011”である際には#C−3へ“0011”
でない際には#C−5へフローは分岐する。 【0222】#C−3:メモリN+1番地が“001
0”即ちヘッド3−2のアクセスしているトラックがフ
レーム映像信号が記録されている2つのトラックのうち
内周側であるかを検出し、“0010”である際には#
C−4へ“0010”でない際には#C−5へフローは
分岐する。 【0223】#C−4:#C−2、#C−3においてヘ
ッド3−1、3−2がアクセスしている2つのトラック
にフレーム映像信号が記録されていることが検出された
際にはフローはこのステップに至り、フィールドフラグ
がクリアされてフレームモードが設定される。 【0224】#C−5:図3に示したPB、LED44
Aが点灯し、PBモードフラグがセットされ再生動作が
開始される。 【0225】#C−5−1:このステップではCPU4
0は文字発生器84の文字発生を一旦停止させる様に制
御する。またCPU40はデータ復調器12により復調
されたID DATAをRAM27に格納する。 【0226】#B−5−2:IDの表示モードであるか
否かを判別し、表示モードである場合には#C−5−3
へ進み、そうでない場合には#C−6′に進む。 【0227】#C−5−3:CPU40はRAM27よ
りデータ復調器12により復調されたIDを読み出し、
文字発生器84を制御して文字パターンを発生させる。
したがってモニタ13には磁気シートから再生された映
像信号に重畳してIDが表示されることになる。次いで
フローは#C−6に進む。 【0228】#C−6:PBモード設定スイッチ53が
オンされつづけている場合にはこのステップをくり返
し、オフされた際には図6に示した#A−14を介して
#A−1に戻る。 【0229】次に図11を用いてインターバル時間設定
スイッチ57がオンされた際に呼び出されるサブルーチ
ンGについて説明する。まずかかるサブルーチンGの#
G−0においてはタイマーT′が0に初期化されるとと
もに7セグメントLED25にインターバル時間Tiが
表示される。 【0230】#G−1:図6#A−7においてインター
バル時間設定スイッチ57がオンになったことが検出さ
れた際にはタイマーT′が0に初期化されて次いでこの
ステップにフローは到り、更に10キースイッチ63〜
72がオンされた際には#G−2へ、10キースイッチ
63〜72がオンされない際には#G−3へフローは分
岐する。 【0231】#G−2:インターバル時間Tiを10キ
ースイッチ63〜72により設定されたインターバル時
間Tiに変更する。 【0232】#G−3:10キースイッチ63〜72以
外のスイッチがオンされているか否かを判定し、オンさ
れている際には#G−4へオンされていない際には#G
−5へ分岐する。 【0233】#G−4:インターバル時間設定スイッチ
57がオンされているか否かを検出し、オンされている
際には#G−1にオンされていない際には図6に示した
#A−1にフローは分岐する。 【0234】#G−5:前述のT′を1だけ増加させ
る。1秒毎に#G−6へフローは移る。 【0235】ただしT′は1秒毎に1だけ増加させられ
るタイマであり、1秒たっていない場合加算は行われな
いものである。 【0236】#G−6:T′が10であるか否かを判定
し、T′が10の場合には図6に示した#A−1に、
T′が10でない場合には#G−1へ分岐して、前述の
#G−1、#G−3、#G−5及び#G−6のループを
くり返しT′が10となった際に#A−1に戻る。 【0237】したがって前述のサブルーチンGにおいて
はインターバル時間設定スイッチ57がオンされてから
10秒以内に他のスイッチがオンされない際には図6に
示した#A−1に戻りインターバル時間設定は解除され
る。サブルーチンGを実行している間勿論インターバル
時間Tiが2ケタの7セグメントLED25に表示され
ているが#G−6において#A−1に戻る際にかかるイ
ンターバル時間Tiの表示は停止する。 【0238】またかかるサブルーチンGにおいてインタ
ーバル時間Tiが“0”に設定されると再生動作として
サブルーチンKにおいて説明する様な例えばプリンタに
接続する際に動作を行わせる外部トリガモードが設定さ
れる。 【0239】次に図12を用いてRECスイッチがオン
した際に呼び出されるサブルーチンNについて説明す
る。 【0240】#N−1:図6#A−2においてRECス
イッチ52がオンされたことが検出された際にはこのス
テップにフローが到り、PBモードフラグがクリアされ
ているか否かを検出し、クリアされていない際には再生
モードであるため図6に示す#A−14へフローは戻り
(RTS)クリアされている際には#N−2にフローは
分岐される。したがってRECモードが設定されていな
ければRECスイッチ52をオンしても記録は行われな
い。 【0241】#N−2:メモリーのN番地が“000
0”であるか即ちヘッド3−1のアクセスしているトラ
ックが未記録であるか否かを判別して未記録でない場合
には図6に示す#A−14へフローは戻り、未記録であ
った場合には#N−3にフローは分岐する。 【0242】#N−3:フィールドフラグがセットされ
るかを判別してセットされている際には#N−5、セッ
トされていない際には#N−4にフローは分岐する。 【0243】#N−4:このステップにはフレーム記録
モードが設定されている際に移ることになるがメモリー
のN+1番地が“0000”であるか、即ちヘッド3−
2のアクセスしてるいトラックが未記録であるか否かを
判別して未記録でない場合には図6に示す#A−14へ
フローは戻る。またかかる場合には予めREC、LED
44Bは点滅している。 【0244】またかかるトラックが未記録であった場合
には#N−6にフローは分岐する。 【0245】#N−5:磁気シート1上の1つのトラッ
クに1フィールド分の映像信号がヘッド3−1によって
記録がされる。この時図1に示したSW6がオフされ文
字発生器84の出力がモニタに出力されなくなる。また
メモリーN番地に0001が設定される。 【0246】#N−6:このステップにフローが到る場
合にはフレーム記録モードが設定されているので磁気シ
ート1上の2つのトラックに夫々1フィールド分の映像
信号がヘッド3−1、3−2によって記録される。メモ
リーN番地に0011、N+1番地に0010が設定さ
れ#N−5と同様にSW6がオフされる。次いでステッ
プモータ24を駆動してヘッド3−1、3−2を1トラ
ック分内周側にシフトさせる。 【0247】尚#N−5、#N−6を実行する場合SW
2〜SW5は図2において説明した様に駆動される。ま
た#N−6において記録が実行される際にはCPU40
によりRAM27から設定されているIDが読み出さ
れ、これをデータ変調器14に出力することによりデー
タ変調器14からDPSK信号に変調されたIDが記録
アンプ16に入力され、ここで映像信号に重畳されてI
D記録が行われる。ただしIDの表示モードが後述する
図20(c)の場合にはデータが設定されいてたとして
もIDの記録は行われない。ただし、フレームの内側ト
ラックか、外側トラックかフィールド記録かを示すDA
TAは単に映像信号と共に記録されるものである。また
図20(a)、(b)の表示モードであっても#N−
5、#N−6を実行することによって記録実行中はSW
6がオフされているためにモニタ上にID DATA信
号の表示は現れなくなる。 【0248】#N−7:REC実行中フラグをセットす
るとともに図1SW6がオンされる。 【0249】#N−1〜#N−7を実行することによっ
て、設定されたIDが文字発生器84より発生させられ
て映像信号に重畳されて、モニターに出力されている時
には、REC実行中に限り発生させられている文字信号
が図1SW6によりオフされることになり、文字が消え
ることになる。#N−7において再びSW6がオンされ
るために再びID DATAの表示が行われる。 【0250】#N−8:サブルーチンDを呼び出し、ヘ
ッド3−1が第50トラック以外をアクセスしている場
合には#D−1、#D−2から#D−3にフローは移
る。次いで#D−3から#D−14を実行して1トラッ
ク分内周側にヘッド3−1、3−2を移動させる。フレ
ーム記録モードであれば#N−6にて予め1トラック分
内周側にヘッド3−1、3−2が移動されているので、
フレーム記録モードであってもヘッド3−1は#D−1
4において記録したトラックの隣りのトラックをアクセ
スする。又ヘッド3−1、3−2によって記録されるト
ラックが記録済の場合には図3に示したREC、LED
44Bは点滅表示して使用者に警告表示を行う。次いで
フローは#D−15から#D−19へ分岐し、#D−1
9を介して#D−20〜#D−34に示すフローを実行
する。即ちトラック送りスピードの設定値がシングルで
あった場合には#D−21から#D−34にフローは分
岐し、予め#N−7においてセットされているREC実
行フラグにしたがって#N−9に戻る。 【0251】毎秒2画面、5画面が設定されている場合
には#D−28にて記録を行うのに必要な時間だけWA
IT TIMERレジスタを減算し、WAIT TIM
ERレジスタをダウンカウントしてWAIT TIME
Rレジスタが0になった際にフローは#D−33から#
D−34を介して前述と同様に#N−7においてセット
されているREC実行フラグにしたがって#N−9に戻
る。 【0252】#N−9:REC実行中フラグをクリアす
る。 【0253】#N−10:かかるステップは#D−20
と同様のステップでありメモリーよりトラック送りスピ
ードの設定値を取り込む。 【0254】#N−11:トラック送りスピードの設定
値がシングルである場合には#N−12へシングルでな
い場合には図6に示す#A−14に戻る。 【0255】#N−12:トラック送りスピードがシン
グルで設定されている際にはRECスイッチ52がオン
されている限りこのステップをくり返して再びサブルー
チンNが実行されて記録が行われない様に制御する。 【0256】トラック送りスピードがシングル以外に設
定されており更にRECスイッチ52がオンされている
際には#N−11から#A−14を介して#A−1、#
A−2からサブルーチンNを呼び出し前述のフローが実
行されRECスイッチ52がオンしている限り設定され
たトラック送りスピードで記録が連続して行われる。R
ECスイッチ52がオフされればフローは#A−14、
#A−1、#A−2に進むが#A−2にてサブルーチン
Nを呼び出すことはなく連続記録は終了する。 【0257】次に図13を用いてプログラム設定スイッ
チ58がオンされた際に呼び出されるサブルーチンHに
ついて説明する。 【0258】#H−1:図6#A−8においてプログラ
ム設定スイッチ58がオンされたことが検出された際に
はこのステップに到り、PBモードフラグがセットされ
ているか否かを判別し、セットされている際には#H−
2に、セットされていない際には図6に示す#A−1に
戻る(RTS)。このステップは記録モードにおいては
プログラム設定を禁止するため設けられている。即ち本
実施例においてはプログラム設定を行うに際しては予め
再生モードを選択させることによって、磁気シート1に
記録された映像を例えばモニターで確認しながらプログ
ラムの設定が行われる様に構成されている。 【0259】またプログラム設定スイッチ58がオンさ
れた際に自動的にPBモードフラグをセットすることに
よってかかる再生モードへの動作を自動的に行うことが
出来る。この場合サブルーチンCに示したステップと同
様のステップを、即ち#H−1に示したステップの代わ
りとしてサブルーチンCを呼び出すCALLCを設けれ
ばよい。 【0260】#H−2:プログラムが格納されている図
14に示すプログラムトラックメモリーにおいてプログ
ラム再生実行時、次に再生するトラックナンバーが記憶
されているアドレスを示すIレジスタを0にする。 【0261】#H−3:プログラム再生モードであるこ
とを示すプログラム再生モードフラグをセットして#A
−1に戻る。 【0262】次にサブルーチンHによりプログラム再生
モードが設定されてからプログラムトラック設定スイッ
チ62がオンされた際に呼び出されるサブルーチンIに
ついて図15を用いて説明する。 【0263】#I−1:プログラム再生モードフラグが
セットされているかを判定してセットされている際には
#I−2へ、セットされていない際には#A−1へフロ
ーは分岐する。したがってプログラム設定スイッチ58
によりプログラム再生モードが設定されていない際には
プログラムトラック設定スイッチ62をオンしてもプロ
グラム設定動作は行われない。 【0264】#I−2:前述のプログラムトラックメモ
リーのプログラムが格納されている先頭アドレスを示す
レジスタS(#1において電源オン時にS=0としてイ
ニシャルセットされている)の内容と同じ内容をレジス
タMに書き込む。 【0265】#I−3:レジスタMに格納されたアドレ
スのプログラムトラックメモリーのデータを該アドレス
よりも1だけ大きいアドレスに格納する。換言すればプ
ログラムトラックメモリーに記憶されているトラックナ
ンバーを示すデータを該データが格納されているアドレ
スよりも1だけ大きいアドレスに格納する。 【0266】#I−4:レジスタIにレジスタMの内容
に1を加えた値を書き込む。 【0267】#I−5:レジスタMの内容から1を減じ
る。 【0268】#I−6:レジスタMの内容が0か否かを
判定し、0の場合は#I−7へ、0でない場合には#I
−3へフローは分岐する。 【0269】#I−3〜#I−6のフローをくり返し、
レジスタMの内容が0になった際にはプログラムトラッ
クメモリーの各アドレスに記憶されているデータは全て
1だけ大きいアドレスに転送される。したがってかかる
フローをくり返し実行して#I−6から#I−7にフロ
ーが分岐した際にはプログラムトラックメモリのアドレ
ス1にはデータが格納されていない状態となる。 【0270】#I−7:ヘッド3−1がアクセスしてい
るトラックのナンバーがプログラムトラックメモリーの
アドレス1に格納される。したがってプログラムトラッ
ク設定スイッチ62をオンすることによりヘッド3−1
がアクセスして再生されている映像の記録されているト
ラックのナンバーがプログラムされることになる。 【0271】#I−8:レジスタSの内容に1を加え
る。このステップを実行することによって常にレジスタ
Sには#I−3〜#I−6のフローを実行して移動した
プログラムトラックメモリのデータが格納されている先
頭アドレス(最も大きいアドレス)が格納されることに
なる。 【0272】#1−9:プログラムトラック設定スイッ
チ62がオンされている場合はこのステップをくり返
し、オフとなった際には#A−1に戻る。 【0273】使用者が更にプログラム設定を続けて行う
場合にはトラックUPスイッチ54、あるいはトラック
DOWNスイッチ55をオンさせることによってヘッド
3−1、3−2のアクセスしているトラックを変更し、
所望のトラックが再生されたところで再生映像を確認し
ながらプログラム設定スイッチ62をオンすることによ
りプログラム設定を行うことが出来る。 【0274】尚プログラム設定スイッチ62がオンされ
る毎に図14に示したプログラムトラックメモリーの各
アドレスに格納されているデータは1づつ大きいアドレ
スに格納されていくことになる。またプログラム設定中
はレジスタS、レジスタIとも全く同じ内容となってい
る。 【0275】次にプログラム設定スイッチ58、プログ
ラムトラック設定スイッチ62をオンすることによって
設定されるプログラムを再生するプログラム再生、及び
ヘッド3−1のアクセスしているトラックから順に記録
済のトラックを順次設定されたインターバル時間で再生
するインターバル再生を行う際に実行されるプログラム
について図16乃至図18及び図33、図34を用いて
説明する。 【0276】まずスタートスイッチ60をオンされた際
に呼び出されるサブルーチンKについて図16を用いて
説明する。 【0277】#K−1:図6#A−11においてスター
トスイッチ60がオンされたことが検出された際にはこ
のステップにフローが到り、PBモードフラグがセット
されているか否かが検出されPBモードフラグがセット
されていない際には#A−1に、PBモードフラグがセ
ットされている際には#K−2にフローが分岐する。し
たがって本実施例では予め再生モードが設定されていな
い場合にはインターバル再生、プログラム再生を行うこ
とが出来ないため記録モードの際に誤ってスタートスイ
ッチ60をオンしてもインターバル再生、プログラム再
生が開始されてしまうことを防止することが出来る。ま
た#K−1の代わりにサブルーチンCに示したステップ
と同様のステップを設ければ予め再生モードを設定しな
くてもスタートスイッチ60をオンするだけで直ちにイ
ンターバル再生プログラム再生が開始する様に出来る。 【0278】#K−1′:インターバル再生中であるこ
とを示すINT、LEDを点灯させる。 【0279】#K−2:プログラム再生モードフラグが
セットされているか否かを判別しセットされている際に
は#K−3へセットされていない際には#K−4へフロ
ーが分岐する。ここではプログラム再生モードフラグが
セットされていない、即ちインターバル再生が行われる
場合のフローについて説明する。 【0280】#K−4:メモリーのN番地が“000
0”、即ちヘッド3−1のアクセスしているトラックが
未記録であるか否かを判別し、未記録であれば#K−6
未記録でなければ#K−5へフローは分岐する。ここで
はまず、ヘッド3−1のアクセスしているトラックが未
記録であるとして#K−6以下のフローについて説明す
る。 【0281】尚以下に説明する本実施例に依ればインタ
ーバル再生はヘッド3−1がアクセスしているトラック
が第49あるいは第50トラック以外の場合には該トラ
ックからヘッド3−1がアクセスしているトラックが第
49あるいは第50トラックの際には第1トラックから
順次記録済のトラックのみが再生されることになるが、
#K−2と#K−4との間にヘッド3−1を第1トラッ
クをアクセスする様にステップモータ24を駆動するス
テップを挿入すれば常に第1トラックから順次記録済の
トラックのみが再生される。従ってヘッド3−1が第1
トラックをアクセスしておらず別のトラックをアクセス
している際に第1トラックから順次自動的にインターバ
ル再生を行って検索を行うためには効果が際めて高い。 【0282】#K−6:インターバル再生中であること
を示す自動トラック送りフラグをセットする。 【0283】#K−7:フィ−ルドフラグがセットされ
ているか否かを判別し、セットされている際には#K−
8へセットされている際には#K−9へフローは分岐す
る。 【0284】#K−8:ヘッド3−1がアクセスしてい
るトラックが最内周トラックであるか否かをNが50で
あるか否かを検出することによって判別し、50である
ことが検出された際には#K−10へ、50であること
が検出されなかった際には#K−11へフローは分岐す
る。 【0285】#K−9:ヘッド3−1がアクセスしてい
るトラックが最内周より1だけ外側のトラックであるか
否かをNが49であるか否かを検出することによって判
別し、49が検出された際には#K−10へ48である
ことが検出されなかった際には#K−11へフローは分
岐する。 【0286】#K−10:このステップにおいてはサブ
ルーチンGを実行することにより設定されるインターバ
ル時間Tiが“0”であるか否かを判別する。後述する
様にインターバル時間Tiが“0”である場合とは外部
トリガ信号に応じて予め設定されているプログラムでヘ
ッド3−1をシフトさせるモードであってかかるモード
のためにインターバル時間Tiが“0”に設定されてい
る際には#K−26においてINT LEDを消灯さ
せ、トラックNoの表示を消灯し、ジャケットをイジェ
クトした後にフローは#A−1に、“0”に設定されて
いない際には#K−12へフローは分岐する。 【0287】#K−11:サブルーチンDを呼び出し、
#D−1〜#D−18に示すフローが実行される。サブ
ルーチンKにおいてサブルーチンDが呼び出される際に
はPBモードフラグがセットされているのでフローは#
D−2から#D−9に分岐し、#K−4にてヘッド3−
1がアクセスしたトラックかフレーム外周側かつこのト
ラックよりも1トラック内周のトラックがフレーム映像
信号を記録する2トラックの内周側のトラックでありか
つヘッド3−1が第49トラックをアクセスしていない
と判別された際にはヘッド3−1、3−2が#D−1
2、#D−13により2トラック分内周側にシフトされ
判別されない際には#D−13により1トラック分のみ
ヘッド3−1、3−2が内周側にシフトされる。またヘ
ッド3−1、3−2のアクセスしているトラックにフレ
ーム映像信号が記録されていればフィールドフラグがク
リアされフローは#D−19から#K−14へ移る。 【0288】#K−12:サブルーチンEを呼び出し#
E−1〜#E−13及び#D−14〜#D−19に示す
フローが実行され、#K−4にてヘッド3−1がアクセ
スしたトラックに隣する外周側のトラックと、もう1ト
ラック分外周側のトラックの2トラックにフレーム映像
信号が記録されている場合にはヘッド3−1、3−2が
#E−12、#E−13により2トラック分外周側にシ
フトされ、それ以外の場合には#E−13により1トラ
ックのみ外周側にシフトされる。 【0289】また#K−11と同じく3−1、3−2の
アクセスしているトラックにフレーム映像信号が記録さ
れていればフィールドフラグはクリアされフローは、#
D−19から#K−13へ移る。 【0290】#K−13:ヘッド3−1がアクセスして
いるトラックが最外周トラックであるか否かをレジスタ
Nの内容が1であるか否かを検出することによって判別
し、1であることが検出された際には#K−14へ、1
であることが検出されなかった際には#K−12へフロ
ーは分岐する。したがって#K−8または#K−9にお
いて#K−12へフローが分岐した場合即ちヘッド3−
1が第49トラックまたは第50トラックをアクセスし
ている際には#K−12、#K−13のステップをくり
返すことによってヘッド3−1は第1トラックをアクセ
スする様に制御される。 【0291】#K−14:自動トラック送りフラグをク
リアする。 【0292】以上説明した様に#K−4〜#K−14の
フローを実行し、#K−4から#K−5へフローが分岐
した際にはヘッド3−1は映像信号が記録されているト
ラックをアクセスすることになり、映像信号が記録され
ていないトラックは実質上再生されずにスキップされ
る。 【0293】更に#K−4〜#K−14のフローを実行
することにより#K−4から#K−5へフローが分岐し
た際にヘッド3−1、3−2のアクセスしている2つの
トラックにフレーム映像信号が記録されている場合には
#D−18においてフィールドフラグがクリアされてい
るので、フレーム再生モードが自動的に設定される。ま
たヘッド3−1、3−2のアクセスしているトラックに
フィールド映像信号が記録されている際にはフィールド
再生モードが自動的に設定される。したがってインター
バル再生時には映像信号の記録方法に応じて最も適切な
再生モードが自動的に設定される。 【0294】#K−5:メモリーからサブルーチンGに
おいて設定されたインターバル時間TiがCPU40の
レジスタT′に取り込まれる。 【0295】#K−15:#K−10と同様にインター
バル時間Tiが“0”であるかを検出して“0”の場合
には#K−17へ、“0”でない場合には#K−16へ
フローは分岐する。ここでは外部トリガモードが設定さ
れていないものとして#K−16以下の説明を行う。 【0296】#K−16:タイマー1の計時動作を開始
し、#K−18へ進む。 【0297】#K−18:タイマー1が1秒間計時した
か否かを検出し、計時されている際には#K−19へ、
計時途中の際には#K−20へフローは分岐する。 【0298】#K−20:ストップスイッチ61がオン
されているかを検出しオンされている際には#K−25
を介してINT LEDを消灯して#A−1に、オンさ
れていない際には#K−21へフローは分岐する。ここ
でフローが#A−1に分岐した際には再び#A−1から
#A−12のステップが実行されるためストップスイッ
チ61が通常の状態でオンされた際にはフローは#A−
12からサブルーチンMを呼び出すことになる。以下サ
ブルーチンMについて図17を用いて説明する。 【0299】#M−1:プログラム再生モードフラグが
セットされているか否かを検出してセットされていなけ
れば#A−14へ、セットされていれば#M−2へフロ
ーは分岐する。 【0300】#M−2:プログラム再生実行フラグがセ
ットされているか否かを検出してセットされていれば#
M−3へ、セットされていなければ#M−4へフローは
分岐する。 【0301】#M−3:レジスタIの内容をレジスタS
の内容と同じにする。 【0302】#M−4:レジスタSを0として次いで#
M−3を実行する。 【0303】かかるサブルーチンMについてはプログラ
ム再生モード時に更に詳述する。以下#K−21以降に
ついて詳述する。 【0304】#K−21:トラックUPスイッチ54が
オンであるかを検出し、オンであることが検出された際
にはサブルーチンDを呼び出しヘッド3−1、3−2が
内周側にシフトされ、オンであることが検出されない際
には#K−22にフローは分岐する。 【0305】#K−22:トラックDOWNスイッチ5
5がオンであるかを検出し、オンであることが検出され
た際にはサブルーチンEを呼び出し、ヘッド3−1、3
−2が外周側にシフトされ、オンであることが検出され
ない際には#K−18にフローは分岐する。 【0306】#K−19:T′から1減算する。 【0307】#K−23:T′が“0”の際には#K−
24に、T′が“0”でない際には#K−16にフロー
は分岐する。 【0308】したがって上述の#K−15〜#K−23
を実行することによりインターバル再生中においてトラ
ックUPスイッチ54、トラックDOWNスイッチ55
をオンすることによって再生しているトラックに隣接し
ているトラックに記録されている映像を再生することが
できる。またその場合にはスイッチ54、あるいはスイ
ッチ55をオンしつづけることによってサブルーチンF
において設定されたトラック送りスピードに従って再生
しているトラックを自動的に順次更新させることが出
来、インターバル再生中に数画面前の映像を簡単に再生
することも出来る。 【0309】また、トラックUPスイッチ54、トラッ
クDOWNスイッチ55をオンすることによって再生し
ているトラックに隣接しているトラックに記録されてい
る映像を再生するに際して本実施例においてはスイッチ
54、55をオンする前において再生しているトラック
のインターバル時間Tiの残余時間の再生が行われた際
にはフローは#K−23から#K−24に移り新たなト
ラックの再生に更新されるが、図16において点線に示
した様に、#K−5にフローをジャンプさせれば、イン
ターバル時間T′をリセットしてスイッチ54、55に
よって更新された映像を確実に一定時間観察出来る様に
構成することも出来る。 【0310】#K−24:インターバル時間T′が終了
して再生するトラックを更新するに際してプログラム再
生モードがセットされているか否かを検出し、セットさ
れている際には#K−3へ、セットされていない際には
#K−6へフローは分岐する。 【0311】次に#K−2においてプログラム再生モー
ドフラグがセットされている際に分岐するルーチンOに
ついて図18を用いて説明する。 【0312】#O−1:レジスタSの内容が“0”であ
るか否かを検出して“0”が検出された際には#A−1
へ“0”でないことが検出された際には#O−2へフロ
ーは分岐する。前述の通りレジスタSにはプログラムト
ラックメモリーのプログラムの設定されている先頭のア
ドレスが格納されておりレジスタSの内容が“0”であ
ることはプログラムトラックメモリーに何もプログラム
が格納されていない場合を示しているから“0”の際に
は図6のAに戻る。 【0313】#O−2:レジスタIの内容が“0”であ
るか否かを検出して“0”が検出された際には#O−3
へ、“0”でないことが検出された際には#O−3へフ
ローは分岐する。 【0314】前述の通りレジスタIにはプログラム再生
実行時、次に再生するトラックナンバーが格納されてい
るトラックメモリーのアドレスが格納されており、プロ
グラム再生を実行するに際して後述の#O−14にも示
される様に1ステッププログラム再生を実行する毎に1
だけ減算される。したがってかかる#O−2にフローが
分岐し、かつレジスタIが“0”と検出されるのはプロ
グラムが設定されレジスタSが“0”ではなく、かつプ
ログラム再生のステップを一通り実行してしまったこと
を示している。換言すればプログラム再生が一通り実行
された際には#O−3へ、プログラム再生が一通り実行
される途中においては#O−5へフローが分岐すること
になる。 【0315】#O−3:サブルーチンGで設定されたイ
ンターバル時間Tiをとり込み該インターバル時間Ti
が“0”であるかを検出し“0”であれば#O−15を
実行、即ちINT LEDを消灯し、トラックNo表示
を消灯してジャケットをイジェクトした後フローはルー
チンOから#A−1に戻って、プログラム再生動作を終
了する。 【0316】したがってインターバル時間を“0”とす
ることによって設定される外部トリガモードにおいては
プログラム再生が一通り実行されるとプログラム再生動
作は中止される。 【0317】またインターバル時間Tiが“0”以外に
設定されている際の通常のプログラム再生時には#O−
4へフローは移る。 【0318】#O−4:レジスタIにレジスタSの内容
を書き込む。 【0319】再びプログラム動作が開始される。 【0320】#O−5:レジスタIに設定されているプ
ログラムトラックメモリーのアドレスのデータ(I)
(プログラムトラックメモリーのレジスタIに設定され
るアドレスに書き込まれているデータをIにカッコをつ
けて示す)を読み出す。 【0321】#O−6:現在ヘッド3−1がアクセスし
ているトラックナンバーを示すNからデータ(I)を減
算して“0”よりも小さくなければ#O−7へ、小さけ
れば#O−8にフローは分岐する。 【0322】#O−7:フィールドフラグをセットす
る。かかるセットは#D−8と同じくフレームモードで
ヘッド送りを禁止するためである。 【0323】#O−8:ヘッド3−1、3−2を外周方
向に1トラック分シフトする。 【0324】#O−9:ヘッド3−1がアクセスしてい
るトラックナンバーを示すNからデータ(I)が等しい
かを検出し、等しければ#O−10へ等しくなければ即
ちトラックナンバーを示すNよりもデータ(I)の方が
大きい場合には#O−11へフローは分岐する。 【0325】#O−10:ヘッド3−1、3−2を内周
方向に1トラック分シフトする。 【0326】#O−11、#O−12、#O−13:#
D−16、#D−17、#D−18と同様のステップで
あり、かかるステップにより記録された映像信号がフレ
ーム映像信号かフィールド映像信号かに応じて自動的に
フレーム再生、フィールド再生が行われる。 【0327】尚#O−6〜#O−10をくり返すことに
よりヘッド3−1がプログラムトラックメモリーにプロ
グラムされているトラックをアクセスする様に制御され
る。 【0328】#O−14:レジスタIから1減算する。 【0329】#O−15:プログラム再生実行中フラグ
がセットされる。このステップにより#K−24にてプ
ログラム再生モードフラグがセットされているかを判別
することによってフローを分岐させることが出来る。次
いでフローは#K−5へジャンプする。 【0330】したがって#K−3においてルーチンOに
分岐されるとまず再生プログラムが実際に設定されるか
否かが判別され、更に外部トリガモードが設定されてい
るか否かが判別されて、外部トリガモードが設定されて
いる際にはプログラムが一通りしか実行されず、それ以
外ではプログラム再生がくり返し行われる。 【0331】また次に、外部トリガモードが設定される
際のフローについて説明する。外部トリガモードが設定
されている際には図33に示すように#K−15から#
K−15′−1へフローは分岐する。 【0332】#K−15′−1:ここでプリントフラグ
がSETされているか否かを判別する。 【0333】SETされている場合には#K−15′−
3に進み、SETされていない場合は#K−15′−2
に進む。 【0334】#K−15′−2:ここで、プリントトラ
ックNOのバッファNPにFFをSETし、同一トラッ
クの連続プリント枚数を計数するためのバッファPVに
0をSETする。(イニシャライズ) #K−15′−3:ここで、現在のヘッドのアクセスし
ているトラックNOのバッファNとNPが等しいか否か
を判別する。等しい場合には#K−15′−4へ、等し
くない場合は#K−15′−5へフローは進む。 【0335】尚、プリント動作が始まればバッファNP
には#K−15′−5においてNがセットされているた
め#K−15′−4へフローは進む。 【0336】#K−15′−4:ここで、PVに1を加
える。したがって、プリント動作が開始されればバッフ
ァPVにプリント枚数が計数される。#K−17へ進
む。 【0337】#K−15′−5:ここでNPには、現在
のヘッド3−1のアクセスしているトラックナンバーN
を入力し、PVに0をSETする。#K−17′へ進
む。 【0338】#K−17′:ここでプリントビジー信号
がHレベルか否かを判別する。Hレベルである場合は#
K−17′−1に進む。Hレベルでない場合は#K−2
1′−1に進む。尚Hレベルである場合とはプリンター
が接続されていないか、もしくはプリンターが異常の場
合である。 【0339】#K−17′−1:ここで、E/F信号
が、Hレベルか否かを判別する。 【0340】E/F信号とは、この場合外部接続されて
いるプリンターから入力される信号であり、プリントビ
ジー信号がLレベルにある時、プリンターがフレームメ
モリーもしくはフィールドメモリーを有しているか否か
の判別信号として有効な信号となる。即ち図34(a)
に示した信号、即ちE/F信号がHレベルの時にはメモ
リー付プリンター、Lレベルの時にはメモリーなしプリ
ンターと予め決められている。したがってかかる信号の
レベルを判別すればプリンターの種類が判別される。こ
こで、Hレベルの時に#K−17′−3へ、Lレベルの
時#K−17′−2へフローは分岐する。 【0341】#K−17′−2:UPフラグをSETす
る。これは接続されているプリンターにメモリが設けら
れている場合を示す。次いでフローは#K−18′に進
む。 【0342】#K−17′−3:UPフラグをクリアす
る。これは接続されているプリンターにメモリーが設け
られていない場合を示す。#K−17′−3′に進む。 【0343】#K−17′−3′:PVが11以上か否
かを判別する。すなわち同一プリント枚数が11枚以上
か否かを判別する。 【0344】#K−18′:プリントスタート信号を出
力する。図34に1)として示すプリントスタート信号
の立上がりがプリンターに対してプリントスタートのト
リガ信号となる。 【0345】#K−19:ここでTo:150msec
WAITする。(Toは図34に示し、かつTo<15
0msec) #K−20:プリントビジー信号のレベルを判別する。
プリントビジーがレベルの場合はプリンターがプリント
動作に入ったことを示し、Hレベルの場合はプリント動
作に入らなかったことを示す。Lレベル時は#K−2
0′−1、Hレベル時は#K−21′−1に進む。 【0346】#K−20′−1:UPフラグがSETさ
れているか否かを判別する。 【0347】SETされている場合は#K−20−2
に、SETされていない場合は#K−20′−3に進
む。 【0348】#K−20′−2:ここでUPフラグがS
ETされていたことにより、プリンターはメモリー付で
あり、かつ、プリントビジーがHに変化したことによ
り、プリントがスタート、即ちメモリーへの映像信号の
フリーズが完了したことが示される。即ちプリンターが
プリントビジー信号を出力するタイミングはメモリーへ
のフリーズが完了してから(フリーズには前述の150
msecあれば充分である)と定められている。ここで
は磁気シート1を回転させているモータ2を停止し、J
ACKETとヘッドを離すための機構を用いる。つま
り、これはヘッドが上昇するか、磁気シートが下降する
か、あるいは本実施例においてはヘッド3−1、3−2
を映像記録トラック以外の位置にヘッド移動機構4によ
り移動させるものでもよい。 【0349】その後#K−20′−3に進む。 【0350】#K−20′−3:プリントフラグをSE
Tする。次いでINT LEDを点滅させプリント動作
中であることを表示する。#K−20′−4に進む。 【0351】#K−20′−4:プリントビジー信号が
Hレベルである時#K−21′へ、Lレベルである時#
K−21′−2へ進む。 【0352】#K−21′:STOPスイッチがONさ
れているか否かを判別する。ONされていなければ#K
−20′−1に分岐し、ONされていれば#K−21′
−6に進む。 【0353】#K−21′−1:#K−20′において
プリントビジー信号がLレベルでなかった場合にここに
至る。これはプリンターが、プリントスタート信号を避
けて、プリント動作に入らなかったことを示す場合であ
る。ここでプリントフラグがSETされているか否かを
判別する。SETされている場合はプリントビジーが一
度Hレベルに変化したことを示し(#K−18′、#K
−19′、#K−20′においてプリンタが動作を開始
した場合には、#K−20−3でプリントフラグがセッ
トされる)これはプリンターが動作したことを示す。S
ETされていない場合はプリンターを動作しなかった事
を示す。SETされている場合#K−21′−4へSE
Tされていない場合#K−21′−7に進む。 【0354】#K−21′−2:ここでE/F信号がH
レベルであるか否かを判別する。 【0355】ここでE/F信号の働きについて説明す
る。 【0356】E/F信号は、プリンタビジー信号がHレ
ベルにある時、即ちプリント動作が行われない場合には
プリンタにメモリーがあるか否かを示す信号であること
は説明した通りであるが、プリンタビジー信号がLレベ
ルにある時にLレベルからHレベルに変化した後T1時
間には、プリンタ側でエラーが生じたか否かの判別信号
として機能する。つまりプリントビジー信号がLレベル
にある時、プリンター側でエラーが生ずるとE/F信号
はLレベルに変化する。そしてプリンター側ではプリン
トビジーをLレベルからHレベルに変化させるが、この
変化を本装置が読みとるとその時のE/F信号のレベル
を本装置がT1時間内に判別することによりプリンタが
正常に動作したかプリンタがエラーを発生してプリント
動作が完全に行われなかったかを判別する。つまり、プ
リンタビジー信号がLレベルからHレベルに変化したこ
とが検出されてから(#K−20′−4)T1時間以内
に、E/F信号のレベルを判別し(#K−21′−
2)、Hレベルであるときには正常にプリントが行われ
たとして#K−21′−3に進み、次いで#K−24′
へフローが進むことによってプリント動作をくり返す。
一方#K−21′−2においてE/F信号がLレベルで
あると検出された場合にはプリンタ側で、インクぎれ、
プリント用紙ぎれなどのエラーが生じ、プリントが正常
に行われなかったとして、連続プリントを中止するため
に#K−21′−4に進む。 【0357】#K−21′−3:ここでジャケットとヘ
ッドを接触させ、MOTORを回転させる。またプリン
トスタート信号をHレベルにする。このタイミングはT
1より遅いものとする。次いで図16が#K−24へフ
ローは進む。 【0358】#K−21′−4:このステップではジャ
ケットをインジェクトしてしまう。次いでトラックNO
の表示が表示装置25′にて行われる。 【0359】#K−21′−5:プリントフラグをクリ
アする。 【0360】#K−21′−6:このステップはプリン
ト途中でSTOPSWをONした場合に実行されるがジ
ャケットとヘッドを正常な位置にSETし、モータ2を
回転させる。即ちメモリ付プリンタの場合には#K−2
0′−2においてモータ2が停止しているがストップス
イッチ61がオンされたら通常の磁気シート1からの再
生を行うためにモータ2を回転させる。 【0361】#K−21′−7:Aのフローにもどる。 【0362】以上説明したようにプリンタとのインター
フェイスにおいてプリントビジー、プリントスタート、
E/F信号を用いることにより、自動的に連続プリント
が行われるわけである。このときE/F信号によって、
プリンタがメモリーを有しているか否かをプリントスタ
ート信号を出力する前に判別し、プリンタにメモリーが
付いている場合には#K−20′−2においてプリンタ
が動作した後、すなわちメモリーに映像信号をフリーズ
した後には、モータ2の動作を停止させ、ヘッド3−
1、3−2とシート1の接触を解除し、シートのダメー
ジを軽減している。 【0363】また、プリンタにメモリーがない場合に
は、前述のE/F信号はHレベルであって、#K−1
7′−3′において同一プリント枚数が10枚を越えて
いる場合には#K−21′−3に分岐し、次のプリント
トラックへ移動させる。即ち、10枚を越えて同一トラ
ックをプリントできないようにしてある。これは磁気シ
ートにダメージを与えないためには重要なことである。
しかしメモリーを有しているプリンターの場合はこの限
りではなく、本実施例においても10枚を越えての同一
プリントが可能となっている。 【0364】また、#K−21′−1においてプリント
フラグがセットされているか否かを判別しているが、こ
れによりプリンターがプリントを1枚でもプリント動作
をしたのか否かの判別が行われ、プリントが行われた場
合には#K−21′−4に進み、ジャケットがインクジ
ェットされ、そうでない場合に#K−21′−7に進
む。 【0365】これにより1枚目のプリントがされない場
合にはプリントモードを中止して#K−21′−7に進
み、Aのフローにもどる。 【0366】これに対して1枚目のプリントが既に行わ
れ自動プリントを行っている途中でプリントスタートを
受けて、プリントビジーがLレベルにならない場合、つ
まりプリント動作に入らない場合にはプリンタ側に何ら
かの異常があったとしてジャケットをインジェクトし、
ジャケットの再生を中止してしまう。ただし、1枚もプ
リントを行わなかった場合には、インジェクトはされ
ず、プリントモードを中止することになる。即ち例えば
プリンタを接続した場合であってもプリンタの電源がオ
ンしていない場合も有るので、かかる場合にはジャケッ
トのインジェクトを行うと故障と判断される惧れがあ
る。したがって、かかる動作の必要がない。また、#K
−21′−4におけるインジェクト時にはトラックNo
のLEDにトラックNoを表示したので異常がおこった
トラックNoを確認できる。正常に全てのプリントが終
了した場合にはトラックNo LEDを消して、インジ
ェクトするようにすればエラー発生時と正常時の判別が
容易で、はなはだ使いやすいものになる。 【0367】また上述の#K−17′〜#K−21′−
7を実行するに際して外部装置として接続されているプ
リンタがビジーである場合には前述の様にフローは#A
−1に戻り、再び他のスイッチがオンされるまで図33
に示したフローをくり返す。図33に示したフローをく
り返している際に再びスタートスイッチ60がオンされ
れば前述のフローをくり返し、再び#K−17′を実行
することになる。 【0368】また外部装置としてプリンタが接続されて
いない際には#K−17′において図1に示したプリン
タ13′のビジー信号出力端子からの信号が入力する端
子がオープンとなってHレベルとなる。従って外部トリ
ガモードが設定されているにもかかわらずプリンタ等の
機器が接続されていない場合にはヘッド3−1、3−2
のアクセスしているトラックが再生されつづけて、再生
しているトラックは更新されない。 【0369】また外部装置としてプリンタが接続されて
おり、かつ該プリンタがビジーではなく、#K−17′
から#K−18′にフローが進んだ場合においてプリン
トスタート信号を#K−18′でプリンタに送ってから
#K−19′に示す150mspc待機した後にプリン
タ動作が開始されており、プリンタがビジーとなった場
合にはプリンタの動作が終了するか、ストップスイッチ
61がオンされるまで#K−20′−1、20′−2、
20′−3、#K−21′をくり返し、プリンタの動作
が終了した際にはフローは#K−20′−4から#K−
21′−2、#K−21′−3を介して#K−24に分
岐し、プログラム再生モードフラグがセットされている
かを検出することによってプログラム再生が設定されて
いるかを判別する。ここでプログラム再生が設定されて
いる場合にはフローは前述の#K−3へ分岐し、プログ
ラム再生が設定されていない場合には#K−6へ分岐す
る。またストップスイッチ60がオンされた場合には前
述のフローの説明の通りである。 【0370】またプログラム再生が設定されている際に
おいて外部トリガモードが選択された場合には#O−3
において説明した通りプログラム再生が一通り実行され
るとプログラム再生動作は中止される。 【0371】また本実施例に依れば外部トリガモードが
選択されていた場合であり、かつプログラム再生が設定
されていない場合であっても#K−10を設けているた
めヘッド3−1、3−2のアクセスしているトラックか
ら最終トラックまで再生が順次一通り行われると再生動
作は中止する。 【0372】従って、外部トリガモードの際にはプログ
ラム再生が設定されている場合であっても、いない場合
であっても一通りの再生が行われた後に再生動作が中止
するため外部トリガを行う機器としてプリンタを用いた
場合には一通りのプリントのみが行われる。 【0373】反対に外部トリガモード以外の際にはプロ
グラム再生が設定されている場合であっても、いない場
合であっても予め決められた順序での再生が一通り行わ
れた後には再び最初から再生動作が行われる。従ってか
かる再生装置を外部トリガモード以外で用いる場合に
は、予め決められた順序での再生がくり返し行われるた
めにいわゆるエンドレス再生を行うことが出来る。 【0374】また本実施例における外部トリガ機器とし
てはプリンタを示したが例えば電送機能を有する装置で
あってもよいし、再生された信号を処理する装置であれ
ば他の装置であってもよい。 【0375】次にIDを設定する場合について説明す
る。 【0376】Aのフローにおいて10キースイッチ63
〜72がオンされると図19に示すサブルーチンRにフ
ローは分岐する。 【0377】#R−1:PBモードフラグがSETされ
ていれば#R−10に分岐してAのフローチャートに戻
る。従って記録モード以外では10キーをオンしてもこ
のサブルーチンでは実質的に何も実行されない。PBモ
ードフラグがセットされていなければ即ち記録モードで
あればフローは#R−1より#R−2に分岐する。 【0378】#R−2:ここでID設定モード即ち、映
像信号にIDを重畳して、モニターしているモードであ
るかどうかを判別する。尚、かかるモードの設定方法に
ついては図20を用いて詳述する。このモードになって
いない場合は#R−10に分岐して図6に示したフロー
チャートの#A−1に戻る。また、このモードに成って
いる場合には、#R−3に分岐する。 【0379】#R−3:ここで設定されたIDをモニタ
上のどの位置に表示するかを示すセット位置をメモリー
するためのRAM27のレジスタPからセット位置をC
PU40が読み込み、10キースイッチ63〜72のう
ちオンされたスイッチに対応したデータがRAM27の
該セット位置に対応したアドレスに書き込まれる。次い
でCPU40は読み込んだセット位置に応じたモニター
B上に前記データを表示する様に文字発生器84を制御
する。 【0380】#R−4:ここで、10キースイッチ63
〜72が一度オフされるまで待期するオンされていたス
イッチがオフされれば#R−5にフローは進む。 【0381】#R−5:ここでIDのうち年月日以外の
データの設定位置は図21にも示す様に0〜0までの1
1ポイントであるために、ここでレジスタPが10に等
しい場合は#R−6に分岐し、そうでない場合は#R−
7に分岐する。 【0382】#R−6:ここでレジスタPには0が設定
され、DATAの設定位置が初期化される。 【0383】#R−7:ここではレジスタPの値に1加
算されDATA設定位置が次の設定位置に移動する。 【0384】#R−7−1:レジスタPに記憶されてい
る位置のデータがブリンクする(点滅する)。 【0385】#R−8:このステップにおいて、10キ
ースイッチ63〜72がオンされているかどうかを判別
し、オンされている場合には#R−3に分岐して、上述
したようなフローに従って10キースイッチにより設定
されたIDがモータ13上に表示される。オンされてい
ない場合には#R−9に分岐する。 【0386】#R−9:ここで、10キースイッチ63
〜72以外のスイッチがオンされているかどうかを判別
し、オンされていない場合はR−8に分岐する。オンさ
れている場合には#R−11に分岐する。 【0387】#R−9−1:モニタ上に表示されている
IDのブリンクを停止する。フローは#R−10に進
む。 【0388】#R−11:ここではIDの設定位置のレ
ジスタPにOを設定し、IDの設定位置を初期化し#R
−9−1に進む。 【0389】#R−10:Aのフローに戻る。 【0390】以上説明したようにPBモードフラグがセ
ットされておらずかつ、ID設定モードつまり設定され
たIDがモニターできるモードにあるときには、10キ
ースイッチ63〜72をオンするごとに、そのスイッチ
に対応したデーがCPU40により文字発生器84を制
御してレジスタPにより定められた位置に発生させられ
る。 【0391】次に、IDスイッチ73について説明す
る。 【0392】スイッチ73をオンするとAに示すフロー
より図20に示すサブルーチンQがコールされる。ここ
でサブルーチンQについて説明する。 【0393】#Q−1:ここでPBモードフラグがセッ
トされているか否かを判別しセットされている場合には
#Q−2に、そうでない場合には#Q−7に分岐する。 【0394】#Q−2:ここで、ID表示モードである
か否か、つまり、IDが、モニター上に、映像信号に重
畳されて出力されるモードであるか否かを判別する。I
D表示モードである場合には#Q−4に、そうでない場
合には#Q−3に分岐する。 【0395】#Q−3:ここで、CPU40は文字発生
器84を制御して、該発生器84より出力されているI
Dの表示を停止させる。ここより#Q−6にフローは進
む。 【0396】#Q−4:ここで、CPU40はRAM2
7より、再生されたIDをCPU40に取り込み、フロ
ーは#Q−5に進む。 【0397】#Q−5:ここでCPU40は再生された
IDに基づいて、文字発生器84を制御し、再生IDを
文字パターンとして図21(a)に示す様に文字発生器
84より出力させる。次いでフローは#Q−6に進む。 【0398】#Q−6:ここで、スイッチ73がオンさ
れている場合は待期し、オフとなった場合には、フロー
は次に進み、Aのフローに戻ることになる。 【0399】#Q−7:PBモードフラグがセットされ
ておらず記録モードの際にはID設定モードであるか否
かを判別する。つまり、IDが文字発生器84により文
字パターンとして映像信号に重畳されて出力されている
モードである場合には#Q−9にフローは進む。そうで
ない場合に#Q−8にフローは進む。 【0400】#Q−8:ここで“ID”という文字が文
字発生器84により出力されているモードか否かを判別
しそうである場合には#Q−10に、そうでない場合に
は#Q−11にフローは進む。 【0401】#Q−9:このステップではCPU40は
文字発生器84を制御してIDの表示を停止し、“I
D”という2文字のパターンを図21(b)に示す様に
文字発生器84により発生させ、“ID”文字表示モー
ドにする。次いでフローは#Q−6に進む。即ちID設
定モードの際にIDスイッチ73をオンにすると、“I
D”文字表示モードが設定される。 【0402】#Q−10:このステップではCPU40
は文字発生器84を制御して、図21(c)に示す様に
全ての文字パターンの表示を停止する。次いでフローは
#Q−6に進む。 【0403】#Q−11:このステップにフローが至る
場合はID設定モードでもなく“ID”文字表示モード
でもない、即ちIDのモニタ表示を停止するモードとな
っているためCPU40はRAM27より、設定された
IDを取り込み文字発生器84を制御し、設定されたI
Dを文字パターンとして図21(a)に示す様に文字発
生器84より出力させる。即ちこのステップによってI
D設定モードが設定される。次いでフローは#Q−6に
進む。 【0404】以上説明したようにIDスイッチ73をオ
ンする毎にIDの表示形式が書きかえられることにな
る。つまり、再生モードである場合には、IDスイッチ
73をオンする毎に再生ID DATAが映像信号に重
畳されてモニターされるID表示モードと、再生ID
DATAを出力しないID非表示モードがくり返される
ことになる。即ち具体的には図21(a)に示すID表
示モード(c)に示すID非表示モードとのくり返しが
行われることになる。また記録モードである場合には設
定するIDを全て表示するID設定モードと、“ID”
文字だけを表示する。“ID”文字表示モードと、モニ
タ上にIDを表示しないモードとがIDスイッチ73を
オンする毎にくり返し切り換わることになる。即ち具体
的には図21(a)、(b)、(c)に示すモードがく
り返し切り換わることになる。以下記録モードにおける
IDの表示について更に述べる。記録モードにおける図
21(a)、(b)に示すモードにおいて映像信号の記
録を実行した場合図12#N−5、#N−6において映
像信号とともにIDが、DPSに変調されて更に映像信
号と周波数多重されて記録されることになる。また図2
0(c)のモードにおいて映像信号の記録を実行した場
合にはIDデータの記録は行なわれない。ただしフレー
ムの内側か外側か、フィ−ルド記録かを示すDATAは
常に映像信号と共に記録される。 【0405】即ち本実施例においてはIDスイッチを押
す回数により記録モード時、再生モード時いずれの場合
にもモニタ13のIDに関する表示を切り換えることが
出来る。 【0406】また本実施例においてはIDを映像信号と
ともに記録する記録モードにおいて図21(a)に示す
表示を行うID設定モードと、図21(b)に示す表示
を行う“ID”文字表示モードとを有しているが、かか
る2つの表示モードを設けた理由について説明する。即
ち、IDとしては年月日と11けたの数字とが設定可能
であるが、図21(a)に示す様にIDの情報の全てを
表示させようとするとモニタ13の画面上のかなりの面
積を占めることになり、映像の観察の邪魔になることが
あるという問題点があるため図21(b)に示す様な表
示モードを設けてかかる問題点を解消している。 【0407】次に、再生モードにおいて、再生されたI
Dの表示方法について説明する。即ち記録モードにおい
て図21(a)、(b)に示すモードがIDスイッチ7
3により設定されている際に映像信号とともに記録され
たIDを再生する場合の表示方法について説明する。再
生モード時においては、新しいトラックにヘッドを移動
させた時にはかかるトラックに記録されているIDがモ
ニタ13上に再生されることになる。これは図1に示し
たデータ復調器12により再生されたIDが復調され、
この出力をCPU40が読み取り、更に文字発生器84
を駆動することにより行われる。ここでCPU40が読
み取ったIDはCPU40によりRAM27に保持され
ることになる。かかるIDの表示については図21
(a)を用いて説明したが、本実施例においてはRAM
27に保持された文字の表示モードとして次のI)、I
I)に示す2つのモードを有している。 I) IDのデータとして年月日のみが設定されてお
り、他のデータについては何も設定されずに記録された
IDを再生した際に表示する第1の表示モード。 II) ID DATAとして年月日と他の数字データ
がともに設定され記録されたIDを再生した際の第2の
表示モード。 I)におけるIDの表示を図22(a)に示す。II)
におけるIDの表示を図22(b)に示す。 【0408】すなわちI)に対する表示は年月日のみを
モニタ上の右下すみに表示し、II)に対しては年月日
と他のデータをモニタ上の右下すみに表示する。したが
ってIDの情報の表示は常にモニタの画面の右下すみに
行われ、映像信号に対して邪魔になることが出来るだけ
防止出来る。また本実施例においては画面右下すみに表
示を行う様にしたが、画面のすみであればどこでもよ
い。 【0409】この動作を実行させるためには、図1のデ
ータ復調器12の出力信号をCPU40で読み取った
後、年・月・日以外のデータがすべて設定されていない
ことを確認した後文字を発生させればよい。つまり、上
記I)、II)の場合とで文字の発生位置を異なる様に
CPU40は文字発生器84を制御する。 【0410】また、年月日以外のデータに対して、本装
置が記録した場合のDATAでないことが判別された場
合にも図22(b)に示す表示を行なう。 【0411】これはよく知られたチェックコードをID
DATAとして記録しておくことにより判別ができる
ものである。 【0412】次にIDとして年月日の設定を行なう場合
について説明する。Aのフローにおいて、年設定スイッ
チ74がオンされるとフローは図23に示したサブルー
チンSに飛ぶことになる。 【0413】#S−1:ここでPBモードフラグがセッ
トされている場合はフローは#S−14に進み、Aのフ
ローに戻る。セットされていない場合は#S−2に進
む。 【0414】#S−2:ここでID設定モード、すなわ
ち映像信号にIDデータを重畳してモニタあるいはプリ
ンタに出力するモードであるかどうかを判別する。この
モードになっていない場合には#S−14に進み、Aの
フローに戻る。このモードになっている場合には、#S
−3に進む。 【0415】#S−3:ここで、モニタ13上の年設定
位置の10位ケタの数字がブリンクする年設定位置の1
0位ケタの数字のブリンクとは図24(a)の“1”に
示す位置の文字かブリンクすることを意味する、これ
は、CPU40が文字発生器84を制御して、この位置
の文字を発生させたり、発生させない様にすることによ
って実行される。これは、よく知られている割り込み処
理により行なわれている。次いでフローは#S−4に進
む。 【0416】#S−4:ここでスイッチ74がオフされ
るまで待期する。スイッチ74がオフされると、フロー
は#S−5に進む。 【0417】#S−5:ここで10キースイッチ63〜
72がオンされているか否かを判別する。10キースイ
ッチがオンされている場合にはフローは#S−6に進
む。そうでない場合は#S−12に進む。 【0418】#S−6:ここでCPU40は10キース
イッチによる入力データをRAM27に書き込み、年設
定位置である図24(a)に“1”として示す位置に、
文字発生器84を制御することによって文字パターンを
発生させる。次いでフローは#S−7に進む。 【0419】#S−7:年設定位置の1位ケタ目の数字
をブリンクさせる。これは図24“2”に示す位置の文
字がブリンクすることを意味する。ブリンクはCPU4
0が文字発生器84を制御することにより実行される。
フローは#S−8に進む。 【0420】#S−8:ここで10キースイッチがオフ
されるまで待期する。10キースイッチがオフされると
フローは#S−9に進む。 【0421】#S−9:ここで10キースイッチがオン
されているか否かを判別する。オンされている場合には
フローは#S−10に、そうでない場合は#S−13に
進む。 【0422】#S−10:10キースイッチがオンされ
た場合にはCPU40は、10キースイッチにより入力
されたデータをRAM27に書き込み、年設定位置の1
位ケタ目である図24(a)の“2”に示す位置に、文
字発生器84を制御して文字パターンを発生させる。次
いでフローは#S−11に進む。 【0423】#S−11:年設定位置における文字のブ
リンクをCPU40が文字発生器84を制御することに
より停止させる。これにより使用者は年設定が終了した
事を知ることが出来る。フローは#S−14に進む。 【0424】#S−12:#S−5において10キース
イッチがオンされていない場合には10キー以外のスイ
ッチがオンされているか否かを判別する。オンされてい
ない場合にはフローは#S−5に分岐することになり#
S−5,#S−12のステップをくり返し、10キー以
外のスイッチがオンされている場合は#S−11に進
む。 【0425】#S−13:ここで10キー以外のスイッ
チがオンされているか否かを判別する。オンされていな
い場合にはフローは#S−9に分岐し、オンされている
場合には#S−11に分岐する。したがって10キー以
外のスイッチがオンされるまでは#S−9,#S−13
のステップをくり返すことによって年設定位置における
文字のブリンクは続き、使用者に10キースイッチによ
る年設定を促す。 【0426】#S−14:PBモードフラグがセットさ
れている場合、ID設定モードの場合、#S−11によ
ってブリンクが停止した場合にはこのステップによりフ
ローはAに戻る。 【0427】以上説明したように、年設定スイッチ74
をオンすることによりまず年設定位置の10位ケタ目で
ある数字がブリンクを開始し、データの設定される位置
を操作者に伝える。ここで10キースイッチにより数字
を入力することによりブリンクしている位置に入力した
データが文字パターンとして文字発生器84により発生
させられるとともに、CPUはRAM27にそのデータ
を保持する。10位ケタ目の設定が終了すると次は1ケ
タ目の位置の数字がブリンクを開始し、同様にしてこの
位置にDATAの設定が行なわれる。ここで、1ケタ目
の設定が完了すると年の設定モードは終了しAに示すフ
ローに戻ることになるが、このままTに示すフローに進
んで、月の設定モードに入るようにしてもよい。 【0428】次に、図25に示すサブルーチンTを参照
しながら月のDATAの設定について詳細に述べる。 【0429】Aのフローにおいて、スイッチ75がオン
されると、サブルーチンTが呼び出され、月DATAの
設定モードとなる。 【0430】#T−1:ここでPBモードフラグがセッ
トされている場合フローは#T−16に進みAのフロー
に戻る。PBモードフラグがセットされていない場合に
はフローは#T−2に進む。 【0431】#T−2:ここでID設定モードすなわち
映像信号にIDデータを重畳してモニタあるいはプリン
タに出力するモードであるかどうかを判別する。このモ
ードになっていない場合には#T−16に進み、Aのフ
ローに戻る。このモードになっている場合には#T−3
に進む。 【0432】#T−3:ここで、モニタ上の月設定位置
の10位ケタの数字をブリンクさせる。月設定位置の1
0位ケタの数字のブリンクとは図24(a)の“3”に
示す位置の文字がブリンクすることを意味する。これは
CPU40が文字発生器84を制御することによって、
文字を発生させたり発生しない様にさせたりすることに
よって実行される。次いでフローは#T−4に進む。 【0433】#T−4:ここで月設定スイッチ75が、
オフされるまで待期する。スイッチ75がオフされると
フローは#T−5に進む。 【0434】#T−5:ここで、10キースイッチ63
〜72がオンされているか否かを判別する。10キース
イッチがオンされている場合にはフローは#T−6に進
み、そうでない場合には#T−13に進む。 【0435】#T−6:ここで、10キースイッチによ
り入力されたデータが2以上であるか否かを判別する。
2以上である場合にはフローは#T−14に進み、そう
でない場合には#T−7に進む。即ち月設定の場合、初
めに入力された数字が“1”もしくは“0”の場合のみ
1位ケタの数字を受け付ける様にするためこのステップ
で設定された数字に応じてフローを分岐させる。 【0436】#T−7:ここでCPU40は入力データ
をRAM27に書き込むとともに文字発生器84を制御
して文字パターンを図24(a)の“3”に示す位置、
すなわち#T−3においてブリンクさせた位置に発生さ
せる。フローは#T−8に進む。 【0437】#T−8:ここで、月設定位置の1位ケタ
の数字をブリンクさせる。これは図24(a)の“4”
の示す位置の文字がブリンクすることを意味する。フロ
ーは#T−9に進む。 【0438】#T−9:ここで10キースイッチがオフ
されるまで待期する。10キースイッチがオフされると
フローは#T−10に進む。 【0439】#T−10:ここで10キースイッチがオ
ンされているか否かを判別する。オンされている場合に
はフローが#T−11に、そうでない場合は#T−15
に進む。 【0440】#T−11:ここで、CPU40は#T−
5もしくは#T−10において10キースイッチにより
入力されたデータをRAM27に書き込み、月設定位置
の1位ケタである図24“4“に示す位置に文字発生器
84を制御して文字パターンを発生させ次いでフローは
#T−12へ進む。尚#T−14からこのステップに分
岐した場合には#T−14、#T−11を実行すること
により、#T−5において10キースイッチにより入力
されたデータが1位ケタに表示され10位ケタには
“0”が表示される。 【0441】#T−12:月設定位置のデータのブリン
クを停止し、月設定が終了したことを表示する。フロー
は#T−16に進む。 【0442】#T−13:このステップには#T−5に
おいて10キースイッチがオンされない場合に分岐す
る。ここで10キー以外のスイッチがオンされているか
否かを判別する。オンされていない場合には#T−5に
分岐し、オンされている場合には#T−12に分岐す
る。すなわち10キースイッチあるいはその他のスイッ
チがオンされるまでは#T−5、#T−13のフローを
くり返し、10キースイッチがオンされた場合にはフロ
ーは#T−6へ10キースイッチ以外がオンされた場合
にはフローは#T−12へ分岐する。 【0443】#T−14:このステップには#T−6に
おいて入力データが“2”以上であったことが判別され
た際に分岐する。ここで、CPU40はRAM27にデ
ータ“0”を書き込み、月設定位置の10位ケタに文字
発生器84を制御して文字パターン“0”を発生させ
る。フローは#T−11へ進む。 【0444】#T−15:ここで10キー以外のスイッ
チがオンされているか否かを判別する。オンされていな
い場合には#T−10に分岐し、オンされている場合に
は#T−12に分岐する。 【0445】#T−16:Aのフローに戻る。 【0446】以上説明したように、スイッチ75をON
することによってまず月の設定位置における10位ケタ
がブリンクすることにより10キースイッチで入力する
データを設定すべき位置がまず示されることになる。こ
こで2以上のデータが入力された場合には、自動的に1
0位ケタには“0”が設定され1位ケタに入力データが
設定されることになる。もちろん1以下の入力があった
場合には10位ケタに入力され次にブリンクする位置が
1位ケタに移動し、次に10キーで入力したデータは1
位ケタに設定されることはいうまでもない。したがって
本実施例に依れば月の設定に際しては10位ケタに2以
上が設定されることがないということを利用して簡便な
月設定を行わせる様にすることが出来る。 【0447】また、#T−3において、ここでは10位
ケタだけをブリンクさせることとしたが、ここで10位
ケタと1位ケタと共にブリンクさせてもよい。 【0448】さらに次の1位ケタの設定が完了するとこ
の例ではAのフローに戻ることになるがこのまま図26
に示すサブルートチンUに進んで日の設定モードに入る
ようにしてもよい。 【0449】次に図26を参照しながら日のデータ設定
について詳述する。Aのフローにおいてスイッチ76が
オンされると日のデータの設定モードが呼び出されフロ
ーはUに飛ぶ。 【0450】#U−1:ここでPBモードフラグがセッ
トされている場合フローは#U−16に進み、Aのフロ
ーに戻る。PBモードフラグがセットされていない場合
には#U−2に進む。 【0451】#U−2:ここでIDデータのSETモー
ド、すなわち映像信号にIDデータを重畳してモニタあ
るいはプリンタに出力するモードであるかどうかを判別
する。このモードになっていない場合には#U−16に
進み、Aのフローに戻る。このモードになっている場合
には、#U−3に進む。 【0452】#U−3:ここで、モニタ上の日設定位置
の10位ケタの数字をブリンクさせる月設定位置の10
位ケタの数字のブリンクとは図24(a)の“5”に示
す位置の文字がブリンクすることを意味する。これは、
CPU40が文字発生器84を制御することによって、
文字を発生させたり、発生しない様にさせたりすること
によって実行される。次いで、フローは#U−4に進
む。 【0453】#U−4:ここで、日設定スイッチ76が
オフされるまで待期する。スイッチ76がオフされる
と、フローは#U−5に進む。 【0454】#U−5:ここで10キースイッチ63〜
72がオンされているか否かを判別する。10キースイ
ッチがオンされている場合にはフローは#U−6に進
み、そうでない場合は#U−13に進む。 【0455】#U−6:ここで10キースイッチにより
入力データが4以上であるか否かを判別する。4以上で
ある場合にはフローは#U−14に進み、そうでない場
合には#U−7に進む。即ち月設定の場合、初めに入力
された数字が“3”、“2”、“1”、“0”の場合の
み1位ケタの数字を受け付ける様にするためこのステッ
プで設定された数字に応じてフローを分岐させる。 【0456】#U−7:ここでCPU40は入力データ
をRAM27に書き込むとともに文字発生器84を制御
して文字パターンを図21(a)の“5”に示す位置、
すなわち#U−3において、ブリンクさせた位置に発生
される。フローは#U−8に進む。 【0457】#U−8:ここで日設定位置の1位ケタの
数字をブリンクさせる。これは図24(a)の“6”に
示す位置の文字がブリンクすることを意味する。フロー
は#U−9に進む。 【0458】#U−9:ここで10キースイッチがオフ
されるまで待期する。10キースイッチがオフされると
フローは#U−10に進む。 【0459】#U−10:ここで10キースイッチがオ
ンされているか否かを判別する。オンされている場合に
はフローは#U−11に、そうでない場合は#U−15
に進む。 【0460】#U−11:ここで、CPU40は#U−
5もしくは#U−10において10キースイッチにより
入力されたデータをRAM27に書き込み、日設定位置
の1位ケタである図24“6“に示す位置に文字発生器
84を制御して文字パターンを発生させ、次いでフロー
は#U−12へ進む。尚、#U−14からこのステップ
に分岐した場合には#U−14、#U−11を実行する
ことにより、#U−5において10キースイッチにより
入力されたデータが1位ケタに表示され10位ケタには
“0”が表示される。 【0461】#U−12:日設定位置のデータのブリン
クを停止し、日設定が終了したことを表示する。フロー
は#U−16に進む。 【0462】#U−13:このステップには#U−5に
おいて10キースイッチがオンされていない場合に分岐
する。ここで10キー以外のスイッチがオンされている
か否かを判別する。オンされていない場合には#U−5
に分岐し、オンされている場合には#U−12に分岐す
る。すなわち10キースイッチあるいはその他のスイッ
チがオンされるまでは#U−5、#U−13のフローを
くり返し、10キースイッチがオンされた場合にはフロ
ーは#T−6へ10キースイッチ以外がオンされた場合
にはフローは#U−12へ分岐する。 【0463】#U−14:このステップには#U−6に
おいて入力データが“4”以上であったことが判別され
た際に分岐する。ここで、CPU40はRAM27にデ
ータ“0”を書き込み、月設定位置の10位ケタに、文
字発生器84を制御して文字パターン“0”を発生させ
る。フローは#U−11へ進む。 【0464】#U−15:ここで10キー以外のスイッ
チがオンされているか否かを判別する。オンされていな
い場合には#U−10に分岐し、オンされている場合に
は#U−12に分岐する。 【0465】#U−16:Aのフローに戻る。 【0466】以上説明したように、スイッチ76をオン
することによってまず日の設定位置における10位ケタ
がブリンクすることにより、10キースイッチで入力す
るデータを設定すべき位置がまず示されることになる。
ここで4以上のデータが入力された場合には、自動的に
10位ケタには“0”が設定され1位ケタに入力データ
が設定されることになる。もちろん3以下の入力があっ
た場合には10位ケタに入力され次にブリンクする位置
が1位ケタに移動し、次に10キーで入力したデータは
1位ケタに設定されることはいうまでもない。したがっ
て本実施例に依れば日の設定に際しては10位ケタに4
以上が設定されることがないということを利用して簡便
な日設定を行わせる様にすることが出来る。 【0467】また、#U−3において、ここでは10位
ケタだけをブリンクさせることとしたが、ここで10位
ケタと1位ケタと共にブリンクさせてもよい。 【0468】以上説明した本実施例においては設定位置
を示すために表示をブリンクしていたが、他の方法例え
ば輝度を変えるかあるいは色を変えるか等の方法により
設定位置を示す様にしてもよい。 【0469】次に消去のシーケンスについて説明する。
消去を行う場合には図1に示した消去実行スイッチ7
8、消去スタンバイスイッチ77を用いる。すなわち消
去を実行する場合には予めスイッチ77により消去のス
タンバイ状態としておき、次いでスイッチ78の消去実
行スイッチをオンした際に初めて消去が実行されること
になる。また、消去には、連続的に複数トラックを消去
するモードと、単一のトラックのみを消去するモードと
がある。以下、図27に示すVのフローチャートに基づ
いて、上記の動作について詳述する。図1のAのフロー
チャートにおいて、スイッチ77がオンされるとフロー
はサブルーチンVをコールし#V−1に進む。ここで、
消去のスタンバイ状態が設定されるわけであるが、この
時、消去トラック数を記憶するためのバッファメモリー
Eには“FF”が設定される。また、トラックナンバー
表示を行なっている2桁の7セグメントLED25にお
いてヘッド3−1のアクセスしているトラックナンバー
が、約2Hzの周期で、点灯、非点灯をくり返す点滅動
作を行なう。つまり、トラックナンバー表示LEDの点
滅(2Hz周期)によって、操作者は消去のスタンバイ
モードが設定されたことを確認できる。 【0470】即ち、消去のスタンバイ状態であることを
表示するために専用の表示素子を用いる方法に比して本
実施例の方法に依ればかかる専用の表示素子を用いる必
要がないばかりかトラックナンバーを表示する表示器の
表示形態をかえることにより、かかる消去のスタンバイ
状態の表示を行う様にしたので消去しようとしているト
ラックナンバーが認識し易くなる。また本実施例では7
セグメントLED25の表示を点滅させることにより消
去のスタンバイ状態を表示する様にしたが、表示素子は
他の液晶等を用いてもよいのは勿論であり、点滅させる
他に表示の色、輝度をかえたり、あるいは表示文字の形
態を変えたという様に種々の方法が可能である。 【0471】またトラックナンバーを表示する表示器以
外の別の情報、例えば空きトラック数を表示する表示器
が設けられている場合にはかかる表示器の表示形態を前
述の様に変えることによって消去のスタンバイ状態であ
ることを表示する様にしてもよい。 【0472】次にフローは#V−2に進む。 【0473】#V−2:ここでPBモードフラグが設定
されているか否かを判別し、設定されている場合には#
V−4にフローは進み、そうでない場合にスイッチ77
がオフとなったことを確認してからフローは#V−3に
進む。 【0474】#V−3:ここで前述した再生モードを設
定するためのサブルーチンCが呼び出され、再生モード
が設定され、フローは#V−4に進む、したがって消去
スタンバイスイッチ77がオンされると#V−2、#V
−3を実行することにより必ず再生モードとなり消去の
スタンバイ状態が設定される。 【0475】#V−4:ここでスイッチ78、即ち消去
実行スイッチがオンされているか否かを判別する。オン
されている場合には#V−4−1にそうでない場合には
#V−15にフローは進む。 【0476】#V−4−1:ここで磁気シート1の不図
示のケースにあらかじめ用意されている、爪の有無を判
別するスイッチによりこのステップの分岐先が決定され
る。つまり、この爪は誤消去防止爪の機能を有し、これ
が折りとられている場合には、消去を行なわない様に予
め約束されている。したがって誤消去防止が設定されて
いる場合はフローは#V−18に進む。設定されていな
い場合にはフローは#V−5に進む。 【0477】#V−5:このステップでは消去トラック
数を記憶するためのバッファメモリーE(以下Eと示
す)に設定されている値が“0”であるか否かを判別す
る。尚バッファメモリーEは#V−1において予め“F
F”に設定されているが後述する#V−15において設
定値をかえることも可能である。ここでバッファメモリ
ーEに設定されている値が“0”である場合にはフロー
は#V−18に、そうでない場合には#V−5−1にフ
ローは進む。次に#V−5−1の説明を行う。 【0478】#V−5−1:このステップではバッファ
メモリーEに設定されている値が“FF”であるか否か
を判別する。“FF”である場合には、フローは#V−
6に進み、“FF”でない場合には#V−5−2に進
む。 【0479】#V−5−2:フィールドフラグをSET
し、フィルード再生モードが設定される。フローは#V
−6に進む。 【0480】#V−6:ここで、トラックナンバー表示
を行う7セグメントLED25の点滅が#V−1にて設
定された2Hzから5Hzの早い周期に切り換わる。ま
た連続トラック消去を行う場合には後述の#V−17に
おいてヘッド3−1のアクセスしているトラックナンバ
ーの代りに設定されたトラック数を7セグメントLED
25により表示する様にしているが、かかる場合であっ
ても#V−6を実行することによって7セグメントLE
D25にトラックナンバーを表示する様に自動的に切り
換えが行われる。したがって連続トラック消去時におい
て現在どのトラックが消去されているかを使用者は確認
することが出来る。 【0481】#V−7:ここでCPU40が消去信号発
生器85を制御して、消去信号を発生させ、消去が実行
される。尚、消去を実行する際には図1に示すスイッチ
2、スイッチ3を制御してヘッド3−1、3−2の少な
くとも一方を記録アンプに接続される。ここで、フィー
ルドフラグがセットされている場合、つまりフィールド
再生モードの場合には、再生している図1に示すヘッド
3−1にのみ消去電流が流れ、1トラック分が消去され
るが、フィールドフラグがクリアされている場合つまり
フレーム再生が選択されていた場合には、図1に示すヘ
ッド3−1、3−2の両方に同時に消去電流が流れ1フ
レーム分のトラック、言いかえれば隣接する2トラック
分の映像信号の消去が実行される。尚、本実施例におい
てはフレームモードでの消去が実行されるのは#V−5
−1より#V−5−2を経由せずに#V−6にフローが
進んだ場合に限られている。つまり#V−5−1におい
てバッファメモリーEの値が“FF”に設定されている
場合、即ち後述する連続消去モードを選択しなかった場
合である。 【0482】#V−8:ここで消去が終了するまで待期
する。消去が終了した場合には#V−8−1にフローは
進む。 【0483】#V−8−1:ここでEが“FF”と等し
いか否かを判別する。“FF”と等しい場合には単一消
去モードであるため、フローは#V−18に進み、そう
でない場合には連続トラック消去が設定されているため
#V−9に進む。 【0484】#V−9:ここでバッファメモリーEの値
が1減算される。フローは#V−10に進む。 【0485】#V−10:このステップでバツファメモ
リーEの値が0よりも大きいか否かを判別する。即ち連
続トラック消去が設定されている際における消去すべき
トラック数を検出して、0より大きい場合にはフローは
#V−11に進む、そうでない場合には連続トラック消
去が終了したものとして#V−18に進む。 【0486】#V−11:このステップにおいてストッ
プスイッチ61がオンされているか否かを判別する。オ
ンされている場合にはフローは#V−18に分岐し、オ
ンされていない場合には#V−12に進む。即ち後述す
る連続消去モードが選択され、これを実行している時に
ストップスイッチ61の操作をすれば連続消去を中断さ
せることが出来る。次いでフローは#V−12に進む。 【0487】#V−12:このステップでトラックナン
バーのバッファメモリーのNが50以上であるか否かつ
まりヘッド3−1のアクセスしているトラックが最終ト
ラックであるか否かを判別する。そうである場合にはフ
ローは#V−18に進み消去動作を終了させ、そうでな
い場合には#V−13に進む。 【0488】#V−13:このステップを実行すること
によりヘッド3−1、3−2がアクセスしているトラッ
ク位置が、内周側に1トラック分だけ移動する。またヘ
ッド3−1、3−2の移動とともにトラックナンバーの
メモリーのNにN+1が設定される。次いでフローは#
V−5−2に分岐する。したがって連続トラック消去の
際にはストップスイッチ61がオンされるか、あるいは
最内周のトラックが消去されるまでは#V−5−2〜#
V−13のフローをバッファメモリーEの値が0となる
まで即ち設定されたトラック数の消去が完了するまでく
り返す。 【0489】次に上述の様に実行される連続消去モード
を設定するための#V−15以降のフローについて説明
する。 【0490】#V−15:図1において63〜72に示
す10キースイッチのいずれかがオンされているか否か
を判別し、オンされている場合は#V−16にオンされ
ていない場合は#V−15−1にフローは進む。 【0491】#V−16:このステップにおいては連続
トラック消去モードが設定されることになる。つまり1
0キースイッチ63〜72により入力した数が連続消去
が実行されるトラック数となる。消去トラック数バッフ
ァーEにはオンされた10キーの数値が1の位に設定さ
れる。次いでフローは#V−17に進む。 【0492】#V−17:このステップにおいて7セグ
メントLED25に、Eの値が表示される。この様子を
図28を参照して説明する。#V−15において、最初
にオンした10キースイッチの値がEの1の位に設定
(#V−16)されるとともに、このステップにおいて
図25(a)に示すように、LED25の1の位に表示
されることになる。ここで、図22(a)の表示に至る
前にはトラックNo.が表示器に表示されておりこれが
点滅している。また、Eに設定されているFは“0”と
表示される。なお、表示器に表示される数値は#V−1
において2Hzの点滅動作がくり返し行われているまま
であるので、図25(a)に示す 【0493】 【外6】 という表示が点滅することになる。次いでフローは#V
−17−1に進む。 【0494】#V−17−1:ここで、10キースイッ
チがオフされるまで待期する。オフされるとフローは#
V−15−1に進む。 【0495】#V−15−1:ここで消去スタンバイス
イッチ77がオンされているか否かを判別する。オンさ
れている場合にはフローは#V−18に進みオンされて
いない場合には#V−15−2に進む。即ち消去スタン
バイスイッチ77をオンすることによって#V−1にお
いて設定した消去スタンバイ状態は再び該スイッチ77
をオンすることによって#V−18以降のステップによ
り自動的に解除される。したがって解除用のスイッチを
専用に設ける必要がない。 【0496】#V−15−2:ここで、スイッチ78お
よび10キー以外のスイッチがオンされているか否かを
判別する。オンされている場合にはフローは#V−18
に分岐し、オンされていない場合には#V−4に分岐す
る。即ち消去スタンバイ状態は10キー以外のスイッチ
をオンすることによっても#V−18以降のステップに
より自動的に解除される。したがって解除用のスイッチ
を専用に設ける必要がない。したがってわざわざ別のス
イッチを設ける必要はない。上述の#V−15−1、#
V15−2のステップをNOでぬけた場合には、#V−
4以降の前述したステップをくり返すことになるが既に
7セグメントLED25が図25に示す 【0497】 【外7】 を表示している際に#V−4以降のステップを実行する
際の動作について説明する。 【0498】#V−15において10キースイッチがオ
ンされた場合#V−16において該スイッチにより入力
された数値がバッファメモリーEの1位に設定され、そ
れまで1位に設定されていた数はバッファメモリーEの
10位に移動し、10位に設定されていた数は消滅す
る。 【0499】ここで例えば10キースイッチのうちの
“5”のキーがオンされた場合には#V−16、#V−
17を実行することにより7セグメントLED25には
図28(b)に示す表示が行われる。勿論この場合のバ
ッファメモリEに設定されている値は15である。次い
で同様に10キースイッチにより“2”が入力されると
図25(c)に示す表示が行われる。以上の表示例は、
消去スタンバイ状態において10キースイッチのうち
1、5、2を順にONした場合のLED25によって行
われる表示を示している。また、表示されている数値が
そのままEに設定されている値と一致している。つま
り、10キースイッチにより“2”以上の数値が設定さ
れた場合、これが、連続消去モードの選択と等しく、ま
た、設定された数値が連続消去が実行されるトラック数
となる。この様子は前述のフローの説明において#V−
10においてバッファメモリーEの値が0より大きい場
合には、フローが#V−11に進み、そうでない場合は
#V−18に分岐しトラックナンバーNが50より小さ
い場合には、#V−13においてトラックをUPして#
V−5−2に分岐し、#V−6以降のステップを実行す
ることにより連続消去が行われるわけである。つまり、
#V−11において、ストップスイッチ61がオンされ
なければ、Eの値が0に等しくなるか、又は最内周トラ
ックである50番トラックが消去されるまで、消去が連
続的に行われることになる。次いで以上説明したステッ
プを実行した後に実行する#V−18〜#V−20につ
いて説明する。 【0500】#V−18:ここで、7セグメントLED
25の点滅をストップし、トラックNo.Nを表示器に
表示させる。次いでフローは#V−19に到る。つま
り、このステップ消去のスタンバイ状態が解除されるこ
とになる。 【0501】#V−19:ここでスイッチ77がオンさ
れている場合には、待期し、オフされた場合に#V−2
0に進む。 【0502】#V−20:ここでフローは図6のAに示
すフローに戻る。 【0503】以上説明したように、消去を実行する場合
に本実施例においては消去を1回だけ行なうモードと連
続的に行なうモード、特に予め連続して消去を行うトラ
ック数を指定してから消去を行うモードとを有している
が、10キースイッチにより消去トラック数を設定しな
かった場合の消去については#V−5−1においてEの
値が予め“FF”と設定されているために、#V−5−
2を経由せずに#V−6に移る。したがって、消去のス
タンバイ状態において、フィールドフラグがクリアされ
ている場合には、フレームモードでの消去つまり2トラ
ック分の消去が行なわれ、フィールドフラグがSETさ
れている場合にはフィールドモードでのつまり1トラッ
ク分の消去が、実行されることになる。換言すればフレ
ームモードで再生されていた場合には、再生に使用され
ている2トラック分をフィールドモードで再生されてい
た場合には、その再生トラック1トラック分を消去する
ことになる。ただし、10キースイッチにより消去トラ
ック数が設定されれば#V−5−2を経由するため常に
フィールドモードでの消去が実行される。ただし、10
キースイッチより“0”が設定された場合には、#V−
5において、#V−18に分岐するために消去は実行さ
れない。また、“1”が設定された場合には#V−5−
2でフィールドフラグがSETされるため、それまで、
フレーム再生していた場合であってもフレーム画を構成
する2トラックのうちの外周トラックのみが1トラック
分消去されることになる。 【0504】したがってフレーム画を構成する2トラッ
クの一方のトラックに記録された信号だけを消去する様
に出来る。 【0505】また、連続トラック消去を行う場合には一
般的に消去を行ったトラックに新たな例えば映像信号等
の情報を記録することが多くの場合前提となるものであ
る。上述の実施例においては連続トラック消去が完了し
た際にはヘッド3−1は最後に消去したトラック上に位
置しているため新たな情報の記録を行うに際しては使用
者がトラックUPスイッチ54トラックDOWNスイッ
チ55を操作して消去を開始したトラック上にヘッド3
−1がアクセスする様にすることが必要となる。 【0506】そこで次には連続トラック消去を実行し、
これが完了した場合に、連続消去を開始したトラックに
自動的にヘッド3−1をアクセスさせるという操作性の
うえではなはだ有効な機能を実現するためのフローを図
29に示す。図29に示すフローは図27に示す#V−
18、#V−19の各ステップの間に挿入されるフロー
である。 【0507】まず、サブルーチンVを実行するに際して
#V−1においてその時アクセスしているトラックナン
バーNをメモリーN′に記憶させておく。そして、前述
したフローに従って消去が実行され#V−18に至った
後、図29に示すフローが実行される。即ち#V−18
−1においてその時にヘッド3−1がアクセスしている
トラックのナンバーが#V−1においてメモリーN′に
記憶されているトラックのナンバーと一致しているかを
判別し、一致していない場合には#V−18−2、#V
−18−3を実行し、ヘッド3−1が1トラック分外周
のトラックをアクセスする様に制御されるとともにNに
N−1を設定し、7セグメントLED25にメモリーN
の表示が行われる。次いでフローは#V−18−1へ戻
り、ヘッド3−1がアクセスしているトラックのナンバ
ーがメモリN′に記憶されているトラックのナンバーと
一致するまで#V−18−2、#V18−3をくり返
し、ヘッド3−1が消去を開始したトラックをアクセス
すると#V18−1から#V−19にフローは分岐し、
前述した#V−19以降のステップが実行される。した
がって図29に示すフローを実行することによって消去
終了時にはヘッド3−1が自動的に消去を開始したトラ
ックをアクセスするので次の記録に際して消去を開始し
た位置を手動で捜す操作を省略することが出来る。 【0508】また、連続消去を行なう時に、消去される
映像を一定時間再生し、これを操作者に確認させ更にス
トップスイッチ61がオンされているか否かを判別した
うえでそのトラックの消去実行動作に入ることは誤消去
を防止するうえではなはだ有効である。 【0509】この機能を実現するためには図27に示し
たサブルーチンVの#V−13において1トラックU
P、NにN+1を実行した後#V−7を実行するまでの
間望ましくは#V−6の直後のステップにおいて例えば
1秒程度の遅延のためのステップを設け、更にこの遅延
の間にストップスイッチ61がオンされたか否かを判別
し、オンされていなければ#V−7へ、オンされれば#
V−18に分岐するステップを設ければよい。 【0510】このようなステップを設けることにより消
去される映像信号を確認できるため消去したくない映像
が再生された場合にはストップスイッチ61をオンする
ことにより連続消去を中断できる。よって誤消去を行な
う確率は飛躍的に少なくなる。 【0511】また、連続消去を行なう場合、上述した実
施例においてはサブルーチンVにおいて#V5−1から
#V5−2へフローが分岐して、#V5−2を実行する
ことによってすべてフィールドモードで1トラック分づ
つを順に消去しているが連続消去の実行時間を短縮する
ために、フレームモードで2つのヘッドに同時に消去信
号を流すことにより連続トラック消去の際には少なくと
も1回は2トラック分づつ消去することは有効である。
この場合の実施例について以下に述べる。 【0512】まず、図30において図30(a)に示す
フローは図27に示す#V−6、#V−7のステップの
間に挿入されるステップであり、図30(b)に示すフ
ローは#V−11、#V−12のステップの間に挿入さ
れるステップである。次にかかるフローについて説明す
る。 【0513】図27に示すサブルーチンVを#V−6ま
で実行した後に該#V−6に続いて#V−6−1が実行
される。このステップでは消去トラックバッファーEが
2以上であるか否か即ち連続トラック消去か否かがを判
別される。ここで2以上であった場合には、フローは#
V6−2に進み、そうでない場合は#V−7に進む。#
V−6−2において、EにE−1を設定し、フィールド
フラグをクリアする。フローは#V−7に至る。ここで
図27に示す#V−7において消去信号が発生させられ
るが、この場合フィールドフラグがセットされている場
合には、ヘッド3−1、3−2の一方のヘッド、つまり
フィールド再生を行なっている場合のヘッドに消去信号
が供給されフィールドフラグがクリアされている場合に
はヘッド3−1、3−2両方に同時に消去信号が供給さ
れることになる。消去が終了してから#Vー8〜#V−
11を前述の通り実行し、連続消去動作が完了していな
い場合にはフローは#V−11より#V−11−1に至
り、フィールドフラグがSETされているか否かを判別
する。連続トラック消去が設定されておらず、フィール
ドフラグがセットされている場合にはフローは#V−1
2に進み、上述したフローに従う。また#V−11−1
において連続トラック消去が設定されており、フィール
ドフラグがセットされていない場合には、前述した通り
#V−7において2トラック分の消去が行なわれている
ことにより、#V−11−2にフローが至り、NにN+
1が設定され1トラック内周側にヘッド3−1、3−2
が移動する。その後フローは#V−13に至り、上述し
たフローに従い、更に1トラック内周側にヘッドが移動
する。 【0514】以上のようにすれば、連続消去を実行する
際、連続消去の残りトラック数が1になるまで消去はフ
レームモードで行なわれることになり連続消去の実行ス
ピードを速くすることができる。ただし、この場合、消
去実行前に消去される映像を確認する場合には、#V−
6に続いて、フィールドフラグがSETされている時に
は一定時間図1のヘッド3−1、3−2をそれぞれ選択
してヘッド3−1によるフィールド再生、3−2による
フィールド再生を行うようにすることが必要である。ま
た#V−2、#V−3のステップを省略して、PBモー
ド、RECモードとを切り換えることにより特に、連続
消去の実行時に消去される再生映像を確認するモードと
確認しないモードとを選択する様にしてもよい。つま
り、連続消去を行なう場合に消去される映像を確認しな
いモードを選択し、図30(a)、(b)に示すフロー
を図27に示したフローに追加した場合には連続消去の
時間は最短となる、これは全トラックの消去を行なう場
合などにははなはだ有効な手段となる。 【0515】次に全トラック消去スタンバイスイッチ7
9がオンされた際に実行されるサブルーチンWについて
図31を用いて説明する。 【0516】#W−1:7セグメントLED25に全ト
ラック消去スタンバイ状態である事を示す 【0517】 【外8】 (ALL−ERASE)を2Hzで点滅させる。 【0518】#W−2:PBモードフラグがセットされ
ているか否かを判別し、セットされていなければ#W−
3へされていれば#W−4へフローは分岐する。 【0519】#W−3−1:PBモードフラグをクリア
して磁気シート1の再生を禁止する。 【0520】#W−3−2:スイッチ79がオフになっ
たことを検出して#W−4に進む。 【0521】#W−4:消去スイッチ78がオンか否か
を判別し、オンであれば#W−9へ、オンでなければ#
W−5へフローは分岐する。 【0522】#W−5:全トラック消去スタンバイスイ
ッチ79がオンされたか否かを判別する。オンであれば
#W−7へ、オンでなければ#W−6へフローは分岐す
る。 【0523】#W−6:スイッチ79以外のスイッチが
オンされたか否かを判別する。オンであれば#W−7
へ、オンでなければ#W−4へフローは分岐する。 【0524】#W−7:LED25の点滅を停止させ、
LED25にNすなわちヘッド3−1のアクセスしてい
るトラックナンバーを表示させる。 【0525】#W−8スイッチ79がオフされるまで待
期してオフされた場合にはAに戻る。 【0526】#W−9:#W−4において消去スイッチ
78がオンされた際にはフローはこのステップに分岐す
る。このステップでは不図示の誤消去防止爪があるか否
かを判別する、あれば#W−10へ、なければ#W−7
へフローは分岐する。 【0527】#W−10:Nが“1”すなわちヘッド3
−1のアクセスしているトラックナンバーが“1”であ
るか否かを判別し、“1”であれば#W−12へ“1”
でなければ#W−11へフローは分岐する。 【0528】#W−11:ヘッド3−1、3−2を1ト
ラック分の外周側に移動させ、更にNから1を減算して
フローは#W−10へ戻る。したがって#W−10、#
W−11をくり返し実行することによってヘッド3−1
のアクセスしているトラックのナンバーが1となった際
に初めてフローは#W−12へ分岐する。 【0529】#W−12:LED25にNを点滅表示
(5Hz)させる。これにより使用者は全トラック消去
の際にどのトラックまで消去が行われたかを知ることが
出来る。 【0530】#W−13:フィールドフラグをクリアし
てフレームモードが設定される。したがってヘッド3−
1、3−2をともに用いてトラックの消去が行われる。 【0531】#W−14:この両2ステップは#V−
7、#V−8、#W−15と同じである。 【0532】#W−16:ヘッド3−1、3−2がとも
に用いられてヘッドを移動させることなく2トラックの
消去が行われるため、このステップにおいては2トラッ
ク分ヘッドを外周側に移動させ、更にNに2を加算す
る。 【0533】#W−17:Nが50であるか否かを判別
し、50である場合には#W−7へ、50でなければ#
W−12へフローは分岐し、全トラックの消去が完了す
るまで#W−12〜#W−17のステップがくり返され
る。 【0534】以上説明した様に全トラック消去スタンバ
イスイッチをオンした後に消去スイッチをオンすること
によって実行される全トラック消去モードにおいては消
去を行う前にPBモードフラグをクリアして、消去され
る映像を確認しない様にし、また、磁気ヘッド3−1、
3−2の両方を用いて2トラックづつ消去を行う様にし
たので1トラックづつ消去を行う方法に比して全トラッ
クの消去に要する時間は極めて短く済む。更に全トラッ
クの消去の際には予めヘッドをトラックの端部(本実施
例では最外周)に移動させてから反対側の端部に向けて
全トラックを順に消去しているので全トラックの消去を
行おうとする場合にどの位置にヘッド3−1がアクセス
していても確実に全トラックの消去を行うことが出来
る。 【0535】更に消去中はヘッド3−1のアクセスして
いるトラックのナンバーをLED25にて表示している
ので使用者はどの程度消去動作が行われつつあるかを認
識することが出来る。 【0536】上述の実施例においては記録媒体として磁
気シート1としたが、光記録媒体であってもよい。光磁
気記録媒体や他の記録媒体を用いるようにしてもよい。
記録手段としては記録媒体に応じた手段、例えば光ディ
スクの場合には光学的なヘッドを用いればよい。 【0537】本実施例においては外部装置の再生された
情報が既に送られている際の異常を判別する判別手段と
して図33の#K−21′−2のステップとし、該手段
により異常が判別された際に於ける前記媒体の再生状態
を表示する表示手段として表示装置25′及び図33の
#K−21′−4のステップとした。 【0538】 【発明の効果】本発明によれば外部装置のバッファメモ
リが画面単位の容量を有しているかに対応する情報を該
外部装置との通信によって受信し、受信された情報に応
じて記憶媒体に記憶された画像情報の再生を行う再生手
段から画像情報を供給する期間を画面単位で制御してい
るので、外部装置のバッファメモリの容量に応じ、画面
単位の再生を効率的に行うことが出来、プリント中画像
の供給動作を誤って中断するという誤動作の発生を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。 【図2】図1に示したSW2〜SW5の切換状態の組み
合わせを示す図である。 【図3】本実施例の装置の正面図である。 【図4】該装置とともに用いられるリモートコントロー
ル装置の正面図である。 【図5】図1に示したCPU40のフローチャートであ
る。 【図6】図1に示したCPU40のフローチャートであ
る。 【図7】図1に示したCPU40のフローチャートであ
る。 【図8】図1に示したCPU40のフローチャートであ
る。 【図9】図1に示したCPU40のフローチャートであ
る。 【図10】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図11】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図12】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図13】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図14】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図15】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図16】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図17】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図18】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図19】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図20】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図21】モニタに表示されるI・D信号を説明するた
めの図である。 【図22】モニタに表示されるI・D信号を説明するた
めの図である。 【図23】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図24】モニタに表示されるI・D信号を説明するた
めの図である。 【図25】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図26】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図27】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図28】図27のフローを説明するための図である。 【図29】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図30】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図31】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図32】図1に示した消去信号発生器85から発生さ
れる信号を説明するための図である。 【図33】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。 【図34】図1に示したCPU40のフローチャートで
ある。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−56844(JP,A) 特開 昭61−114687(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/781

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.記憶媒体に記憶された画像情報の再生を画面単位で
    行い、該画像情報を接続された外部装置へ供給する再生
    供給手段、 前記外部装置のバッファメモリが、画面単位の容量を有
    しているかに対応する情報を該外部装置との通信によっ
    て受信する受信手段、 該受信手段により受信された情報に応じ、前記再生供給
    手段による前記外部装置への画像情報の供給期間を前記
    画面単位に制御する制御手段とを有することを特徴とす
    る再生装置。
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