JPH0822044B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0822044B2
JPH0822044B2 JP61300801A JP30080186A JPH0822044B2 JP H0822044 B2 JPH0822044 B2 JP H0822044B2 JP 61300801 A JP61300801 A JP 61300801A JP 30080186 A JP30080186 A JP 30080186A JP H0822044 B2 JPH0822044 B2 JP H0822044B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は画像処理装置に関する。
〈従来の技術〉 近年、例えば規格が定められたスチルビデオフオーマ
ツトの様に、フイールド映像信号をフレーム映像信号と
が混在して記録されている媒体が用いられるようとして
いる。かかる媒体においてはフイールド映像信号は磁気
シート上の同心円トラツクの1トラツクに記録され、フ
イールド映像信号は該トラツクのうちの隣接する2トラ
ツクに記録がされる。
〈発明の解決しようとする問題点〉 従来の装置においては、上述の媒体映像信号が何トラ
ツク分に記録されているかを計数し、例えば全てのトラ
ツクが記録済である旨を表示する機能は用いられていた
が例えば使用者は映像信号が何画面分記録されているか
を知ることが出来なかった。
かかる問題点は上述のスチルビデオフオーマツトに限
らず、フイールド映像信号、フレーム映像信号が混在し
て入力され、該信号を処理する装置としては同様に発生
する問題点であった。
また更にフイールド映像信号、フレーム映像信号に限
らず、例えば情報が圧縮された映像信号、情報が圧縮さ
れていない映像信号が混在して入力され、該信号を処理
する装置としては同様に発生する問題点であった。
本発明はかかる問題点を解決することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上述の問題点を解決するために本発明は、第1の記録
モード又は第2の記録モードで記録され、互いに1枚当
たりのデータ量が異なる画像信号が記録された記録媒体
から各画像信号を消去する画像処理装置であって、前記
記録媒体に対する画像信号の記録、再生及び消去を行な
う記録再生消去手段と、消去モードを指定するモード指
定手段と、消去すべき画像を指定する消去指定手段と、
各種表示を行なう表示手段と、前記モード指定手段によ
って指定されたモードに応じて前記記録再生消去手段及
び表示手段を連動して制御する制御手段とを備え、前記
制御手段は、前記モード指定手段にて消去モードが設定
された際には、記録再生消去手段にて記録済の画像信号
を再生して前記いずれのモードで記録された画像である
かに係らず記録済画像枚数を前記表示手段にて表示し、
消去指定手段にて指定された画像信号を消去させること
を特徴とする信号処理装置、を提供するものである。
〈作用〉 本発明によれば、第1の記録モードで記録された画像
信号であるか第2の記録モードで記録された画像信号で
あるかを問わず、消去モードが指定された際には、先ず
記録済の画像枚数を正確に表示し、この表示に基づいて
消去画像の指定を行ない得る。
〈実施例〉 以下説明する本発明の実施例においては、スチルビデ
オフロツピーと呼ばれる磁気シートに映像信号を記録
し、消去を行うに際して、該磁気シートに何画面分の映
像信号が記録されているかを判別し、表示する機能をも
った記録再生装置が開示される。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図で
ある。
第1図において、1は予め映像信号の記録再生トラツ
ク及びトラツクピツチ、トラツクの位置が定められてい
る磁気シートであって該トラツクは円心円状に形成され
ており1つのトラツクに1フイールドの映像信号が記録
されフレーム映像信号の場合には隣接する2トラツクに
各々1フイールドの映像信号が記録されフレーム映像信
号となる。尚かかる磁気シート1は不図示のジヤケツト
に予め入れられており、該ジヤケツトには誤消去防止爪
が設けられており、予めかかる爪を折っておくことによ
りオーデイオカセツトと同じく消去動作が禁止される。
2は磁気シート1を定速回転させるためのDCモータ、3
−1、3−2は隣接している2トラツクをアクセスする
インライン型ヘツドであり、3−1が外周側、3−2が
内周側をアクセスする。4は磁気ヘツド3−1、3−2
を磁気シート1に形成されたトラツクにアクセスする様
に移動させる磁気ヘツド移動機構、5は磁気ヘツド移動
機構4により磁気ヘツド3−1が磁気シート1上の最内
周のトラツクをアクセスした際にオフからオンへ状態が
切り換わし、後述するマイクロコンピユータ(以下CPU
と称す)40にLレベルの信号を出力する最内周検出スイ
ツチ、6は磁気ヘツド3−1、3−2により検出される
信号を増幅するための再生アンプ、7は再生アンプ6か
らの出力信号の平均値を検出するレベル検出器、8はレ
ベル検出器7の出力が不図示の基準電圧源で設定された
しきい値より高いか否かを検出するコンパレータ、9は
再生アンプ6の出力信号を復調する復調回路、10は1/2
水平走査期間(以下1/2Hと称す)だけ復調回路9の出力
を遅延させる1/2H遅延回路、11は復調回路9の出力から
水平同期信号Hsync、垂直同期信号Vsync等の同期信号を
分離する同期信号分離回路、12は同期信号分離回路11か
ら分離される同期信号のタイミングに応じて再生アンプ
6の出力から所定のデータ信号を検出して該データ信号
復調するデータ復調器である。尚データ信号は該トラツ
クに記録されている情報がどのような情報例えば、フイ
ールド映像信号であるか、フレーム映像信号であるかを
判別するための信号及び使用者により設定される年月日
の信号、使用者によって自由に設定される11ケタの数字
を示す信号であってトラツクの同期信号が記録されてい
る部分と所定の関係を有する位置に映像信号より低い周
波数帯域に記録されている。ここで復調回路9とデータ
復調回路12が別個に設けられているのは以下の理由に依
る。即ち磁気シート1に記録されている映像信号はFM変
調されているが、映像信号以外のデータ信号はFM変調と
は異なるDPSK変調方式(Defferatial Phase Shft Keyin
g)が採られている。したがって上述の復調回路9はFM
復調回路でありデータ復調回路12はDPSK復調回路であ
る。
13は映像信号を再生して観察出来る様にするモニタ
ー、13′は映像信号をプリントするために接続されるプ
リンタである。尚プリンタ13′はスタート信号入力端子
の信号がHレベルになることにより動作開始し、動作中
はビジー信号出力端子をLレベルにする。またプリンタ
13′にはプリンタにメモリ装置が設けられているか否か
を示すE/F信号出力端子が設けられている。尚かかるE/F
信号はプリンタの動作中はHレベルとなるが、プリンタ
の動作が開始されてからエラーが生じた場合にはLレベ
ルとなる。14はデータ復調器12とは反対に後述のCPU40
から出力されるデータをDPSK変調する変調器であって映
像入力端子18から入力する映像信号から同期信号分離回
路17により分離されるHsyn,Vsyncに応じたタイミングで
変調されたデータを記録アンプ16の出力する。
15は映像信号入力端子18から入力する映像信号にFM変
調等の記録に必要な処理をして記録アンプ16に出力する
記録アンプである。19は基準信号発生器であり、該基準
信号発生器は磁気シート1を回転するための正確な基準
パルス(60Hz)及び消去用交播信号を発生する。
20は前述した磁気シート1上に設けられている磁性片
であって、後述する様にかかる磁性片20からの信号を利
用して基準信号発生器19の発生する基準信号に同期した
DCモータ2の回転制御が行われる。21は磁気シート1が
DCモータ2により回転される様に磁性片20からの信号を
検出するためのPGコイルである。
22はPGコイル21から出力される信号の波形整形を行う
波形整形回路であり、該波形整形回路22の出力は後述す
るCPU40及びモータ制御回路23に入力する。
23は前記DCモータ2の回転を制御する制御回路であっ
て、前記同期信号分離回路17からのVsync或は前記基準
信号発生器19の出力信号と、波形整形回路22の出力、即
ち磁気シート1上に設けられている磁性片からの信号と
の位相関係が所定の関係、例えば常に両者の位相が7Hず
れた状態になる様にDCモータ2の回転を制御する。ここ
で磁気ヘツド3−1,3−2により記録動作が行われる際
はSW1は同期信号分離回路17側に予め切り換えられてお
り、Vsyncと、波形整形回路22から入力する信号、即ち
磁気シート1上に設けられている磁性片20からの信号に
基づいてDCモータ2の回転が制御され、磁気ヘツド3−
1、3−2により再生動作が行われる際にはSW1は基準
信号発生器19側に切り換えられており、基準信号発生器
19からの基準信号と、波形整形回路22から入力する信号
即ち、磁気シート1上に設けられている磁性片20からの
信号に基づいてDCモータ2の回転が制御される。
23′は後述するCPU40からの信号に基づいてヘツド3
−1,3−2の位置を制御するためのステツプモータ24を
駆動するドライバーであり、ステツプモータ24は前記ヘ
ツド移動機構4を介してヘツド3−1,3−2を移動させ
る。
25′はCPU40からの信号により駆動される表示回路で
あり、表示素子としては後述する第3図に示す様に、ヘ
ツド3−1,3−2のアクセスしているトラツクのNO、ヘ
ツド3−1,3−2の送りスピードを表示する7セグメン
トの表示素子を2ケタ、再生モードである事を表示する
PB,LED、記録モードである事を表示するREC,LED、フレ
ームモードを表示するFRAME,LED、フイールドモードを
表示するFIELD.LED、インターバル再生状態は点灯し、
外部装置としてプリンタが接続された際にプリント動作
実行中には点滅を行うINT.LED、全トラツク消去スタン
バイ状態であることを表示するALL−BRASE ST−BY LED
から構成されている。
26はCPU40のプログラムが格納されるROM、27はCPU40
のデータが一時的に格納されるRAMである。28はCPU40に
よって駆動されるタイマー、29はCPU40の基準クロツク
を発生する水晶発振器である。尚、80は磁気シート1が
挿入されているか否かを検出するための検出スイツチを
構成するフオトカプラ81′,82′に接続されている検出
回路。
83,84及びSW6は、年,月,日等の信号、使用者によっ
て自由に設定される信号等のデータ信号(以下IDと呼
ぶ)をモニタ13及びプリンタ13′に表示するための回路
で83は、発生されるデータ文字のタイミングを調整する
ためのSW5を介して入力する映像信号のVsync及びHsync
を分離する、同期分離回路であり、17として示した同期
分離回路と同様の構成である。84は、同期分離回路83に
より分離されたVsync,Hsyncに同期してデータ信号に対
応する文字を発生させるための文字発生器である。モニ
ター13及びプリンタ13′にID信号を映像信号と重畳させ
て表示させる場合は、CPU40より制御信号が与えられSW6
がON状態となり同期信号とデータ信号が第1図にとし
て示した加算器で加えられ、モニタ13あるいはプリンタ
13′の特定の位置に表示される。詳しくは後述する。
85は、磁気シート1の任意のトラツク上の信号を消去
する為の消去信号発生器である。なお消去用の交流信号
は、基準信号発生器19より与えられる。
ここで、消去信号発生器85は、たとえば第29図に示す
ような一定振幅の期間T1と、それに続く減衰期間T2より
形成される減衰信号を発生し、記録アンプ16に接続され
る。
SW1はCPU40からの信号に基づいて駆動される制御回路
30からの信号により状態が切り換わるスイツチであり、
映像信号入力端子18から映像信号が入力されており、同
期信号分離回路17からHsyncが出力されている場合であ
って、かつCPUから記録モードであることを示す信号が
入力する際に、同期信号分離回路17とモータ制御回路23
とを接続し、同期信号分離回路17からHsyncが出力され
ない、あるいはCPU40から再生モードであることを示す
信号が入力されるか、あるいは消去モードの際に基準信
号発生器19とモータ制御回路23とを接続する。
SW2はCPU40からの信号に基づいて状態が切り換わるス
イツチであり、ヘツド3−1を記録アンプ16に接続する
状態と、再生アンプ6に接続する状態と、記録アンプ1
6、再生アンプ6のいずれにも接続しない中間状態とを
切り換える。
SW3はSW2と同様にCPU40からの信号に基づいて状態が
切り換わるスイツチであり、ヘツド3−2を記録アンプ
16に接続する状態と、再生アンプ6に接続する状態と、
記録アンプ16、再生アンプ6のいずれにも接続しない中
間状態とを切り換える。
SW4は磁気シート1から映像信号を再生する場合にお
いて、ヘツド3−1、3−2をともに用いてフレーム映
像信号を再生する場合には第1図において上側に切り換
えられる状態、すなわち復調回路9に接続される状態と
なり、ヘツド3−1のみを用いてフイールド映像信号を
再生する場合には第1図において上側に切り換えられる
状態と、下側に切り換えられる状態、即ち、復調回路9
に接続される状態と、I/2H遅延回路に接続される状態と
がフイールド毎に交互に切り換えられる様にCPU40によ
り駆動されるスイツチである。
SW5は記録時にはモニタ13を映像信号入力端子18に接
続し、再生時にはモニタ13をSW4に接続する様にCPU40に
駆動されるスイツチである。
ところで磁気シート1に記録あるいは該シート1から
再生される映像信号は前述の様に1フイールドのみのフ
イールド映像信号の場合と、2フイールドで対となって
構成されるフレーム映像信号の場合とがあるが、かかる
場合におけるSW2,SW3,SW4,SW5の状態の切り換えについ
て第2図を用いて説明する。
第2図はSW2,SW3,SW4,SW5の切り換え状態の組み合わ
せを示す図である。
フイールド再生においてはSW2はヘツド3−1を再生
アンプ6に接続し、SW3を中間状態、即ち、ヘツド3−
2を再生アンプ6にも記録アンプ16にも接続しない状態
とし、SW4は奇数フイールドでは復調回路9から直接モ
ニタ13へ信号を出力し、偶数フイールドでは1/2H遅延回
路10を介してモニタ13へ信号を出力する様にフイールド
毎に交互に切り換わり、スキュー歪の発生を防止する。
次にフレーム再生においてはSW2は奇数フイールドで
はヘツド3−1を再生アンプ6に接続し、偶数フイール
ドでは中間状態となり、SW3は奇数フイールドでは中間
状態となり、偶数フイールドではヘツド3−2を再生ア
ンプ6に接続する。したがってフレーム再生時にはヘツ
ド3−1,3−2のいずれかの信号がフイールド毎に交互
に再生アンプ6に出力される。
この場合SW4は第1図の上側に切り換わっており、復
調回路9からの信号が直接モニタ13に出力される。
尚上述のフイールド再生フレーム再生いずれの状態に
おいてもモニタ13はSW4に接続される様にSW5は駆動され
る。
次にフレーム記録においてはSW2はヘツド3−1を記
録アンプ16に接続し、SW3は中間状態となる。
したがってフレーム記録時にはヘツド3−1により記
録が行われる。
またフレーム記録においてはSW2は奇数フイールドで
はヘツド3−1を記録アンプ16に接続し、偶数フイール
ドでは中間状態となり、SW3は奇数フイールドでは中間
状態となり、偶数フイールドではヘツド3−2を記録ア
ンプ16に接続する。尚フレーム記録においてはヘツド3
−1、3−2の組み合わせを逆にすることも出来る。
またフイールド記録、フレーム記録の場合、いずれに
おいても記録時にはSW5はモニタ13を映像信号入力端子1
8に接続して記録されるべき映像信号をモニタ13にて観
察出来る様に切り換わる。またかかる場合にはSW4はど
のような状態であってもよい。
次に消去モード時について説明する。後述する消去ス
タンバイ状態においてはSW1は基準信号発生器側、SW5は
第1図において上側に接続されており、すなわち再生モ
ードと全く同じ状態となっている。この時、フイールド
消去、たとえば磁気ヘツド3−1が再生しているトラツ
クのみを消去する場合について述べる。この場合消去開
始と同時にSW2は記録アンプ側、SW3は中間状態になるよ
うCPU40より制御信号が送られ、さらに消去信号発生器8
5に、CPU40より消去信号トリガーパルスが送られ、ヘツ
ド3−1にのみ消去信号を流すようにする。
次にヘツド3−1,3−2がアクセスしているトラツク
を同時に消去するフレーム消去時について述べる。フレ
ーム消去時は、ヘツド3−1及び3−2に同時に消去信
号を流すため、SW2及びSW3は共に記録アンプ側になるよ
うにcpu40より制御信号を送る。そしてcpu40からのトリ
ガーパルスにより、消去信号が発生され、記録アンプを
介して両方のヘツドに消去信号が流れる。
また本実施例ではフイールド消去を行う場合にはヘツ
ド3−1による消去を行う様にしたが、ヘツド3−2を
用いてフイールド消去する場合にはSW2が中間状態、SW3
が記録アンプ側になる様に制御すればよい。
次に第1図に示したスイツチ51〜78について説明す
る。
かかる説明を行うに際して第3図乃至第4図に示す本
実施例の装置外観もともに説明する。
第3図は本実施例の装置の正面図、第4図は本実施例
の装置に用いられるリモートコントロール装置の正面図
である。
第1図に示したスイツチ51〜79及び72は第3図に示し
た装置に設けられているスイツチ群、第4図に示したリ
モートコントロール装置に設けられているスイツチ群、
第3図に示した装置、及び第4図に示したリモートコン
トロール装置のいずれにも設けられているスイツチ群に
分けられるが、同じ機能を有するスイツチについては第
1図乃至第4図において同じ符号を付す。尚、第3図に
示した装置に設けられているスイツチであって第1図に
おいては第4図に示したリモートコントロール装置にの
み設けられているスイツチはラインを介してCPU40に接
続されている様に便宜上示しているが、このような第4
図に示したリモートコントロール装置のみ設けられてい
るスイツチを操作することにより発生する信号は、該リ
モートコントロール装置にして赤外光に変換され、第3
図の装置に設けられたリモコン受光部45を介してかかる
装置のCPU40に入力する。
尚スイツチ51〜79,81,82,90の配置方法については本
実施例の他の種々の変形例が考えられ、本実施例に限定
されるものではない。
第1図乃至第4図において、41は電源スイツチ、42は
磁気シート1を挿入するためのスロツトで該スロツト42
に磁気シート1が挿入されている際にインジエクトボタ
ン43がオンされると自動的に開いて磁気シート1はイン
ジエクトされる。43は前記インジエクトボタン、44A,44
Bは各々前述のPB.LED、REC.LED、45は第4図に示したリ
モートコントロール装置からの信号を受けるリモコン受
光部、46はインターバル再生が実行される際に点灯する
インターバルモード表示LED、48はフイールド再生もし
くは記録、フレーム再生もしくは記録かのいずれが設定
されているかを表示する表示LED、25は前述の2桁の7
セグメントLED、50A,50B,50Cは各々後述のプログラム再
生設定スイツチ58、インターバル時間設定スイツチ57、
プログラムトラツク設定スイツチ62の操作状態を表示す
るLEDである。
51は記録モードを設定し、かつ記録モードにおいてヘ
ツドがアクセスしているトラツクが記録済か未記録であ
るかを確認するためのRECモードスイツチであり、該ス
イツチがオンされた際にヘツドがアクセスしているトラ
ツクが記録済の場合(フイールド記録時にはヘツド3−
1がアクセスしているトラツクが記録済の場合、フレー
ム記録時にはヘツド3−1,3−2のアクセスしているト
ラツクのどちらかが記録済の場合)にはREC.LEDが点滅
表示し、ヘツドのアクセスしているトラツクが記録不可
能である事を示し、記録済でない場合、また制御回路30
により映像信号が入力されないことが判別された場合に
はREC.LEDが点灯し、記録可能であることを示す。
52は記録動作を行わせるタイミングを決定するRECス
イツチでありRECモード設定スイツチ51により記録モー
ドが設定されている場合であって、該スイツチ51がオン
した際には磁気シート1に記録が行われる。更に後述す
るトラツク送りスピード設定スイツチ56により予め連続
記録が設定されている場合には該スイツチ51がオンして
いる期間は自動的にヘツド3−1,3−2がシフトしなが
ら連続記録が行われる。
53は再生モードを設定するためのPBモード設定スイツ
チであり、該スイツチ53がオンされた際には再生モード
である事を示すPB.LEDが点灯する。
54はトラツクUPスイツチであり、該スイツチ54を操作
することによりドライバー23′を制御しステツプモータ
24を回転させ、ヘツド移動機構4によってヘツド3−1,
3−2を移動させる事によりヘツド3−1,3−2をシフト
し、該ヘツドがアクセスしているトラツクをより内周方
向に変える。また後述するフイールド/フレーム設定ス
イツチ59によりフレームで記録した場合には2トラツク
づつ進む。再生が設定されている際にはトラツクUPスイ
ツチ54がオンされるとヘツド3−1,3−2が2トラツク
づつシフトされて、7セグメントLED25にも1トラツク
づつシフトされたトラツクナンバーではなく2トラツク
づつシフトされた1トラツクナンバーが表示され、フイ
ールド記録もしくは再生が設定されている際にはトラツ
クUPスイツチ54がオンされるとヘツド3−1,3−2が1
トラツクづつ内周方向へシフトされて、7セグメントLE
D25にも1トラツクづつシフトされたシフトナンバーが
表示される。
また記録モードが設定されている場合であって、トラ
ツクUPスイツチ54の操作によりヘツド3−1,3−2がシ
フトされた際に、該ヘツド3−1,3−2のアクセスした
トラツクが記録済の場合にはREC.RED44Bが点滅表示を行
う。55はトラツクUPスイツチ54とは反対にヘツド3−1,
3−2のアクセスしているをより外周方向に変えるため
のトラツクDOWNスイツチである。
該スイツチ55もトラツクUPスイツチ54と同様にフレー
ム再生が設定されている場合に、該スイツチ55を操作し
た際であって1トラツク外周のトラツク及び2トラック
外周のトラツクがフレーム記録されていた場合には7セ
グメントLED25に1トラツクづつシフトされたトラツク
ナンバーではなく2トラツクづつシフトされたトラツク
ナンバーが表示され、フイールド記録もしくは再生が設
定されている場合に該スイツチ55を操作した際には1ト
ラツクづつシフトされたトラツクナンバーが表示され
る。
また前述したトラツクUPスイツチ54において説明した
のと同様に予め記録モードが設定されている場合であっ
て、トラツクDOWNスイツチ55の操作によりヘツド3−1,
3−2がシフトされた際にアクセスしたトラツクが記録
済の場合にはREC.LED44Bが点滅表示を行う。
56は記録、再生を行うに際してかかる動作をヘツドシ
フトしながら自動的連続的に行うか、単発的に行うかを
切り換え、更に連続的に行う場合には1秒間に何回かか
る動作を行うかを示すトラツク送りスピードを設定する
ためのトラツク送りスピード設定スイツチである。
該スイツチ56を一度押し込みオンすると、7セグメン
トLED25にはトラツクナンバーの代わりにトラツク送り
スピードが表示され、かかる状態において第1図に示し
たタイマ28による所定時間時計以内に再びトラツク送り
スピード設定スイツチ56がオンにされると、該スイツチ
56がオンされる毎に7セグメントLED25は例えば1秒間
に2画面の連続記録もしくは再生を行うことを示す 1秒間に5画面の連続記録もしくは再生を行うことを示
1秒間に10画面の連続記録もしくは再生を行うことを示
単発的に記録もしくは再生を行うことを示す をサイクリツクに表示する。また該スイツチ56をオンし
てからオフすることによって7セグメントLED25にトラ
ツクナンバーの代わりにトラツク送りスピードが表示さ
れてからスイツチ56が再びオンされずにタイマー28によ
る所定時間の計時が完了した際には該LED25はトラツク
送りスピードを表示している状態から通常のトラツクナ
ンバーの表示をしている状態に復帰する。
またかかるスイツチ56によりトラツク送りスピードが
変更されるに際して、予めフイールド/フレーム設定ス
イツチ59及びRECモード設定スイツチ51によりフレーム
映像記録が設定されている際には1秒間に10画面の連続
記録は設定されない。
57はインターバル時間設定スイツチである。即ち連続
再生ではあるが再生インターバル時間が比較的長いイン
ターバル再生を行う場合もしくは後述するプログラムト
ラツク設定スイツチ58によりプログラム再生が設定され
ている場合におけるトラツク送りインターバル時間を設
定する為のインターバル時間設定スイツチであり、該ス
イツチがオンされてから10秒以内に63〜72に示す10キー
スイツチによってインターバル時間を設定する。
尚、該インターバル時間設定スイツチ57がオンとなっ
てから10キースイツチ62〜72以外のスイツチがオンされ
た際にはインターバル時間設定は自動的に解除される。
58は再生トラツクの順序を予めプログラム設定し、イン
ターバル時間設定スイツチ57によって設定されたインタ
ーバル時間間隔で連続的に再生動作を行うプログラム再
生モードを設定する為のプログラム再生設定スイツチで
ある。
再生トラツクの順序指定はまず該スイツチ58をオンす
ることによってプログラム再生モードを設定し、次いで
トラツクUPスイツチ54、トラツクDOWNスイツチ55の操作
によってヘツド3−1,3−2のアクセスしているトラツ
クを変化させ所望のトラツクの映像を再生してモニタ13
により確認しながら後述するプログラムトラツク設定ス
イツチ62をオンすることによってモニタ13で確認してい
るトラツクのナンバーを記憶させることによって行う。
59は前述のフイールド/フレーム設定スイツチであり、
該スイツチをオンする毎にフイールド記録もしくは再生
モードが、フレーム記録もしくは再生モードが交互に切
り換わる。
尚RECモード設定スイツチ51及びトラツク送りスピー
ド設定スイツチ56により予め1秒間に10画面の連続記録
モードが設定されている場合に、フイールド/フレーム
設定スイツチ59によりフレーム記録が選択された際には
トラツク送りスピードは1秒間に5画面の連続記録モー
ドに自動的に変更される。
即ちフイールド記録に比してフレーム記録の際には1
度に2トラツク分ヘツド3−1,3−2をシフトさせなけ
ばならない為1秒間に10画面の記録の際には1秒間に20
トラツクのヘツドシフトが必要となるが、即ち映像信号
を記録する時間を考慮に入れると4/60秒間に2トラツク
分のヘツドシフトを行わなければならないが、かかる高
速のヘツドシフトは難かしい為本実施例においては1秒
間に10画面分のフレーム連続記録は禁止されている。
60はインターバル連続再生、あるいはプログラム再生
を行わせるためのスタートスイツチであり、該スタート
スイツチがオンされるとインターバル再生が設定されて
いる際には第1トラツクから順次記録済トラツクの再生
がインターバル時間設定スイツチ57、テンキースイツチ
63〜72により設定されたインターバル時間に応じてイン
ターバル再生が開始されプログラム再生が設定されてい
る際にはプログラム再生が開始される。61はスタートス
イツチ60により開始された再生動作を停止させるストツ
プスイツチであり、該スイツチ61がプログラム再生途中
にオンされた際にはその時再生しているトラツクを再生
したままプログラムに再生を停止する。
62は前述のプログラムトラツク設定スイツチである。
73は記録モード時のID設定の開始、再び再生モード時
においてIDの内容を表示をするかしないかを切り換える
ためのスイツチである。即ち記録モードにおいて該スイ
ツチ73をオンすることによってIDの設定モードとなり、
再生モードにおいて該スイツチ73をオンすることによっ
てIDの内容の表示を行うかもしくは行わないかの切り換
えを行わせることが出来る。74,75,76は夫々スイツチ73
によってIDの設定モードとなった際においてIDとして年
を設定する場合にオンするスイツチ、月を設定する場合
にオンするスイツチ、日を設定する場合にオンするスイ
ツチである。尚第1図においては便宜上スイツチ74,75,
76及び前述のスイツチ57,58,62は夫々独立したスイツチ
として示したが本実施例においては第4図のリモートコ
ントロール装置に示す様にスイツチ74,75,76は夫々スイ
ツチ58,57,62に兼用されている。即ちスイツチ57による
インターバル時間設定スイツチ58によるプログラム設
定、スイツチ62によるプログラムトラツク設定の動作を
IDの年,月,日の設定とは独立に行われるものであるた
め本実施例においてはスイツチを兼用することによって
スイツチ部材数を減らし操作性、信頼性を向上させてい
る。
尚スイツチの兼用に際しては他の組み合わせも種々考
えられる。
77は磁気シート1に記録されている情報を消去させる
に際して一旦、装置を消去スタンバイ状態とするための
消去スタンバイスイツチ、78は消去スタンバイスイツチ
77により設定された消去スタンバイ状態において消去動
作を実行させるための消去スイツチである。79は全トラ
ツクを消去するモードを設定する全トラツク消去スタン
バイスイツチである。
シート1上に記録されている情報を消去させるに際し
ては初めにスイツチ77をオンすることによって消去スタ
ンバイ状態を設定する。かかる状態では自動的に再生モ
ードとなっているため、消去スタンバイ状態即ち消去を
実行する前に消去しようとするトラツクに記録されてい
る映像をモニタ13があるいはプリンタ13′で確認するこ
とが出来る。またスタンバイ状態で10キースイツチ63〜
72を操作することにより消去するべき範囲が指定出来
る。次いで消去スイツチ78をオンすることによってヘツ
ド3−1,3−2の少なくとも一方が記録アンプ16に接続
されとともに消去信号発生器85から発生した第32図消去
信号によりトラツクに記録されている情報が消去され
る。また全トラツク消去スタンバイスタンバイ79をオン
してから消去スイツチ78をオンすれば全トラツクが自動
的に消去される。
81は消去開始トラツクNo設定スイツチ、82は消去終了
トラツクNo設定スイツチであり、消去スタンバイスイツ
チ77をオンした状態で、連続消去を開始すべきトラツク
と連続消去を終了すべきトラツクを設定するために用い
られるスイツチである。
90はフイールド記録された映像信号、フレーム記録さ
れた映像信号を夫々一単位として計数し、計数結果を7
セグメントLED25表示するための残り記録枚数確認スイ
ツチである。
次に第5図乃至第20図,第23図,第25〜第27図,第29
図,第30図のフローチヤートを用いて本発明の実施例の
動作について説明する。
まず、第3図に示す電源スイツチ41が押し込まれると
第1図に示す装置の電源がオンして、回路各部に電力が
供給され動作が開始される。
♯1: すると第5図において後述するレジスタSが“0"
にリセツトされ、PBモードフラグがセツトされ、トラツ
ク送りスピードが毎秒2画面、インターバルタイムが3
秒に初期設定される。したがって電源がオンされた際に
は予め連続再生モードが自動的に設定される。
♯2: 磁気シート1を有するジヤツケツトが押入されて
いるか否かをフオトカプラ81′,82′により検出する。
ジヤケツトが押入されている際にはフローは♯3へ分岐
し、押入されない際には♯3を飛び越して♯4へ分岐す
る。
♯3: ♯2において磁気シート1を有するジヤツケツト
が押入されている際にはDCモータ3を駆動する。
♯4: 第1図に示したスイツチ5がオンされているか否
かを検出することによってヘツド3−1が第50トラツク
にアクセスしているか否かを検出し、第50トラツクにヘ
ツドがアクセスしている際にはフローは♯6へ分岐し、
第50トラツクにヘツド3−1がアクセスしていない際に
はフローは♯5へ分岐し、第1図に示したステツプモー
タ24を駆動してヘツド3−1が第50トラツクをアクセス
する様に♯4、♯5のループをくり返す。
♯6: 第50トラツクにヘツド3−1、がアクセスした際
にはフローはこのステツプに至り、このステツプにおい
てメモリー(RAM27)をアクセスするためのレジスタN
を50にセツトする。
♯7: このステツプにおいてDCモータ2が駆動している
か否かを検出する。前述の磁気シート1を有するジヤケ
ツトが挿入されている際には♯3を実行することにより
DCモータ2が駆動しているのでフローはこのステツプ♯
8へ進み、フイールドフラグをセツトする。ジヤケツト
が挿入されていない際には前述の♯3を介さずにフロー
が進むためDCモータ2が駆動していない。したがってジ
ヤケツトが挿入されるか否かを検出するためフローは♯
2戻る。
♯8: ♯7においてDCモータ4が駆動している際にはフ
イールドフラブをセツトする。したがって第3図に示し
たフイールドモードを示すLED44Aが点灯し、フイールド
であることを示す表示が行われる。即ち本実施例におい
ては電源が投入されかつジヤケツトが挿入されるとフイ
ールドモードが自動的に設定される。
♯9: 第1図に示したレベル検出回路7の出力を検出し
て、ヘツド3−1がアクセスしているトラツクが記録済
トラツクか否かを判別する。ここで、ヘツド3−1がア
クセスしているトラツクが記録済であるためレベル検出
回路7の出力がHレベルとなる際にはフローは♯10へ進
み、レベル検出回路7の出力がLレベルとなる際にはフ
ローは♯16へ進む。
ここではまず♯16について説明する。
♯16: メモリーのN番地に“0000"をセツトする。ここ
で“0000"は該メモリーの番地に対応するトラツクが未
記録であることを示す。
次いで♯10以下のフローについて説明する。
♯10: ♯9においてレベル検出回路7の出力がHレベ
ルの際には該トラツクに記録されている信号を再生し、
データ復調器12からID信号を取り込む。
♯11: 該ID信号の内容を検出して該トラツクに記録さ
れている映像信号がフイールド映像信号かフレーム映像
信号かを判別する。ここでフイールド映像信号である場
合にはフローは♯15へ進み、フレーム映像信号である場
合にはフローは♯12へ進む。
♯12: このステツプではヘツド3−1がアクセスして
いるトラツクの映像信号がフレーム映像信号の内側のト
ラツクであるか、外側のトラツクであるか判別する。内
側のトラツクである場合にはフローは♯14へ進み、外側
のトラツクである場合にはフローは♯13へ進む。
♯13: ヘツド3−1がアクセスしているトラツクの映
像信号がフレーム映像信号の外側のトラツクの場合には
メモリーのN番地を“0011"にセツトする。尚♯1から
このステツプに初めて進んだ場合には♯6においてNは
50にセツトされている。
♯14: フレーム映像信号の内側トラツクの場合にはメ
モリーのN番地を“0010"にセツする。
♯17: ここでヘツド3−1が第1トラツクまでシフト
されN=1であることが検出された際にはフローは♯20
へ進み、N=1でない場合にはフローは♯18へ進む。
♯18: ♯17においてN=1でないことが検出された際
には1トラツク分ヘツド3−1を外周側へシフトさせ
る。
♯19: ♯18においてヘツド3−1を外周側へシフトさ
れた際にはNから減算してNとする。
♯20: ♯17においてN=1が検出された場合即ち、ヘ
ツド3−1が最外周に設けられている第1トラツクをア
クセスして記録の有無がメモリーにセツトされた際には
ここでメモリーのN番地、即ちメモリーの第1番地のデ
ータを読み“0011"であった場合具体的には第1トラツ
クがフレーム映像信号を構成する2トラツクの外側のト
ラツクであった場合には♯21へフローは進み、そうでな
い場合にはフローは♯23へ進む。
♯21: ♯20において第1トラツクがフレーム映像信号
を構成するトラツクの外側のトラツクであったことが検
出された場合には、このステツプにフローが進む。この
ステツプにおいてはメモリーのN+1番地、即ちメモリ
ーの第2番地のデータを読み“0010"であった場合、具
体的には第2トラツクがフレーム映像信号を構成する2
トラツクの内側トラツクであった場合には♯22へ進む。
♯22: 第1トラツク、第2トラツクの2トラツクでフ
レーム映像信号が記録されている際にフローはこのステ
ツプに移る。したがって♯8でセツトされたフイールド
フラグをクリアして、フイールドモードがフレームモー
ドに変化させる。したがって第3図に示したフイールド
フレーム表示LED48はフレームモードであることを示すL
EDが点灯する。
♯23,♯24:前述のメモリーの番地を示すレジスタNを第
1図、第3図に示す2ケタの7セグメントLED25に表示
させる。
この表示によりヘツド3−1のアクセスしているトラツ
クのナンバーが使用者が認識することが出来る。
このフローが終了した際に次にAに示すフローにジヤン
プする。以下第6図に示したフローチヤートについて説
明する。
♯A−1:RECモード設定スイツチ51がオンされているか
を検出し、該スイツチ51がオンされている際にはフロー
はサブルーチンを呼び出し記録モードを設定し、オン
されていない際には♯A−2に進む。
♯A−2:RECスイツチ57がオンされているかを検出し該
スイツチ52がオンされている際にはサブルーチンを呼
び出し、オンされていない際には♯A−3に進む。
♯A−3:PBモード設定スイツチ53がオンされているかを
検出し、該スイツチ53がオンされている際にはサブルー
チンを呼び出し、オンされていない際には♯A−4に
進む。
♯A−4:トラツクUPスイツチ54がオンされた際にはフロ
ーはサブルーチンを呼びだし、オンされていない際に
は♯A−5へ進む。
♯A−5:トラツクDOWNスイツチ55がオンされた際にはフ
ローはサブルーチンを呼び出しオンされていない際に
は♯A−6へ進む。
♯A−6:トラツク送りスピード設定スイツチ56がオンさ
れた際にはフローはサブルーチンを呼び出しオンされ
ていない際には♯A−7へ進む。
♯A−7:インターバル時間設定スイツチ57がオンされて
いる際にはサブルーチンを呼び出しオンされていない
際には♯A−8へ進む。
♯A−8:プログラム設定スイツチ58がオンされている際
にはサブルーチンを呼び出しオンされていない際には
♯A−9へ進む。
♯A−9:プログラムトラツク設定スイツチ62がオンされ
ている際にはサブルーチンを呼び出しオンされていな
い際には♯A−10へ進む。
♯A−10:フイールドフレーム設定スイツチ59がオンさ
れている際にはサブルーチンを呼び出しオンされてい
ない際には♯A−12へ進む。
♯A−11:スタートスイツチ60がオンされている際には
サブルーチンを呼び出しオンされていない際には♯A
−12へ進む。
♯A−12:ストツプスイツチ61がオンされていない際に
はサブルーチンを呼び出しオンされていない際には♯
A−13へ進む。
♯A−13:ジヤケツト検出スイツチ(第1図の検出回路8
0に相当する)によりジヤケツトがないことが検出され
た際には♯2へジャンプし、あることが検出された際に
は♯A−14へ進む。
♯A−14:プログラム再生モードフラグ及びプログラム
再生実行中フラグをクリアする。
♯A−15:10キースイツチ63〜72のいずれかがオンされ
ている際にはサブルーチンを呼び出し、オンされてい
る際には♯A−16へ進む。
♯A−16;IDスイツチ73がオンされている際にはサブル
ーチンを呼び出し、オンされている際には♯A−17へ
進む。
♯A−17:年設定スイツチ74がオンされている際には、
サブルーチンを呼び出し、オンされている際には♯A
−18へ進む。
♯A−18:月設定スイツチ75がオンされている際にはサ
ブルーチンを呼び出し、オンされている際には♯A−
19へ進む。
♯A−19:日設定スイツチ76がオンされている際にはサ
ブルーチンを呼び出し、オンされている際には♯A−
20へ進む。
♯A−20:消去スタンバイスイツチ77がオンされている
際には第27図に示すサブルーチンV′あるいは第30図に
示すサブルーチンV″を呼び出し、オンされている際に
は♯A−21へ進む。
♯A−21:全トラツク消去スタンバイスイツチ79がオン
されている際にはサブルーチンW′を呼び出し、オンさ
れている際にはサブルーチンW′を呼び出し、オンされ
ている際には♯A−13へ進む。
以上説明した様に第5図に示すフローを実行してヘツ
ド3−1を磁気シートの第1トラツクにアクセスさせた
後には第6図に示すに示すフローにジヤケツトし、第
1図、第3図、第4図、に示した各スイツチの状態を検
出しながら各スイツチの状態が切り換わるまでに示す
フローをくり返し実行し、操作されたスイツチに応じた
サブルーチンを呼び出すことになる。
ここでトラツク設定送りスピードスイツチ56がオンさ
れた場合に呼び出されるサブルーチンについて第7図
を用いて説明する。
第7図はトラツク設定送りスピードを変更させるスイ
ツチ56がオンされた際に実行されるサブルーチンを示す
フローチヤートである。
♯F−1,♯F−2:メモリーよりトラツク送りスピードの
設定値を読み出し、該設定値が不図示のトラツクナンバ
ー表示用バツフアにセツトされる。
したがって第3図に示した2ケタの7セングメントLED2
5にトラツク送りスピードが表示される。初めてこのス
テツプにフローが来た場合には♯1において毎秒2画面
のトラツク送りスピードが設定されているので が表示される。
♯F−3:トラツク送りスピード設定スイツチ56がオンで
ある際にはフローは♯F−3をくり返し、該スチツチ56
がオフされた際にはフローは♯F−4へ移る。
前述した様にトラツク送りスピード設定スイツチ56が
一度オンすることにより第3図に示した2ケタの7セン
グメントLED25においてはトラツクナンバーの表示から
トラツク送りスピードの表示への切換えが行われ、次い
で、再び該スイツチ56をオンすることによってトラツク
送りスピードが切り換わる様に構成されている。♯F−
3は上述の様にスイツチ56が一度オンされて一旦オフと
なってから再びオンされる際に初めてトラツク送りスピ
ード切り換わる様に設けられている。
♯F−4,♯F−5,♯F−6,♯F−7:これらのステツプは
トラツク送りスピード設定スイツチ56がオンされ、第3
図に示した2ケタの7セグメントLED25の表示がトラツ
クナンバーの表示からトラツク送りスピードの表示へ切
り換ってから所定時間(2秒間)の間に該スイツチ56あ
るいは他のスイツチがオンされなかった際にはトラツク
送りスピードの設定を中止するために設けられているス
テツプである。
タイマー1の計時が開始されてから所定時間(2秒間)
の間にトラツク送りスピード設定スイツチ56がオンされ
た際には♯F−7から♯F−10へフローが進みタイマー
1の計時が完了した際あるいは他のスイツチがオンされ
た際には♯F−6から♯F−8へフローが進む。
♯F−8;タイマー1の計数値をクリアする。
♯F−9;♯F−1とは逆に第3図に示した2ケタの7セ
グメントLED25の表示を再びトラツクナンバーの表示に
復帰させる。
♯F−10:タイマー1の計数値をクリアする。
♯F−11:トラツク送りスピードの設定値がシングル
(一度記録あるいは再生されたらフイールドモードでは
1トラツク分ヘツドシフトさせ、フレームモードでは2
トラツク分ヘツドシフトさせて停止する)であるか否か
を検出し、シングルの場合には♯F−12へ、シングルで
ない場合には♯F−13へフローは進む。
尚、前述した様に電源スイツチ41がオンとなってからフ
ローがこのステツプに到る場合には♯1において予めト
ラツク送りスピードとして毎秒2画面が設定されてい
る。
♯F−12:トラツク送りスピード設定値がシングルの場
合には設定値を毎秒2画面に変更して♯F−1に戻り、
変更されたトラツク送りスピードを表示して前述の♯F
−3〜♯F−7を実行する。
♯F−13:トラツク送りスピード設定値が毎秒2画面で
あるかを検出し、毎秒2画面の場合には♯F−14へ、毎
秒2画面でない場合には♯F−15へフローは進む。
♯F−14:トラツク送りスピード設定値を毎秒5画面に
変更して♯F−1に戻り、変更されたトラツク送りスピ
ードを表示して前述の♯F−3〜♯F−7を実行する。
♯F−15:トラツク送りスピード設定値が毎秒5画面で
あるかを検出し、毎秒5画面の場合には♯F−16へ、毎
秒5画面でない場合、即ち毎秒10画面が設定されている
場合には♯F−17へフローは進む。
♯F−16:PBモードフラグがセツトされているか否かを
判別する。PBモードフラグがセツトされている場合即ち
再生モードが設定されている場合には♯F−18へPBモー
ドフラグがリセツトされている場合、即ち記録モードが
設定されている場合には♯F−19へフローは進む。
♯F−17:トラツク送りスピード設定値をシングルに変
更して♯F−1に戻り、変更されたトラツク送りスピー
ドを表示して前述の♯F−3〜♯F−7を実行する。
♯F−18:再生モードにおいては磁気シート1のトラツ
クに記録されている映像信号がフイールド映像信号であ
ってもフレーム映像信号であっても、連続トラツク送り
時はフイールド再生を行う。したがって、かかる場合に
はトラツク送りスピード設定値を毎秒10画面に変更し
て、フローは♯F−1に戻る。
♯F−19:フイールドフラグがセツトされているか否か
を検出し、フイールドフラグがセツトされている場合、
即ち記録モードで毎秒5画面のトラツク送りが設定さ
れ、かつフイールドモードの場合には♯F−18へフロー
は分岐する。
またフイールドフラグがセツトされていない場合、即ち
記録モードで毎秒5画面のトラツク送りスピード設定値
が設定され、かつフレームモードの場合には♯F−17へ
フローは進み、トラツク送りスピード設定値をシングル
に変更する。
したがって上述したサブルーチンにおいては、トラ
ツク送りスピード設定スイツチ56がオンされた際には第
3図に示した2ケタの7セグメントLED25にトラツク送
りスピードの表示がなされ、所定時間(2秒間)内の該
スイツチ56を再びオンさせることによってトラツク送り
スピードが変更される。
また、かかる変更範囲はフレーム記録モードの際には
シングル、毎秒2画面、毎秒5画面の3通りでありフレ
ーム記録モード以外の際はシングル、毎秒2画面、毎秒
5画面、10画面の4通りとなっている。
かかる変更範囲は第1図に示したヘツド3−1,3−2
の移動機構等のトラツクシフト能力に関係するものであ
って、トラツクシフト能力に応じて予め適切な範囲に設
定されるものである。
次に第8図を用いて第6図に示したサブルーチンを
実行中に、トラツクUPスイツチ54,トラツクDOWNスイツ
チ55がオンされた際に呼び出されるサブルーチン,
について説明する。まずトラツクUPスイツチ54がオンさ
れた際に呼び出されるフローについて説明する。
♯D−1:フローがそのスイツチに到った際に、ヘツド3
−1がアクセスしているトラツクが最内周トラツクであ
るか否かをレジスタNが50であるか否かを検出すること
によって判別する。
その結果、Nが50でない場合には♯D−2へ、Nが50で
ある場合には後述する♯D−34へフローは進む。
♯D−2:PBモードフラグがセツトされているか否かを判
別する。PBモードフラグがセツトされている際、即ち再
生モードの際には♯D−8へPBモードフラグがセツトさ
れていない際即ち記録モードの際には♯D−3へフロー
は進む。
♯D−3:メモリのN+1番地が“0000"即ち第N+1ト
ラツクが未記録であるか否かを検出し、未記録の場合に
は♯D−4へ記録済の場合には♯D−7へフローは分岐
する。
♯D−4:第N+1トラツクが未記録であったことが♯D
−3で判別された場合にはこのステツプでフイールドフ
ラグがセツトされているか否かを判別してセツトされて
いる際には♯D−6へ、セツトされていなければ♯D−
5へフローは進む。
♯D−5:♯D−4においてフイールドフラグがセツトさ
れておらず、フレームモードであったことを判別された
際にはこのステツプに到る。このステツプにおいては、
メモリーの第N+2番目の内容が“0000"であるか否か
を検出し、“0000"であった際即ち、第N+2トラツク
が未記録であった場合には♯D−6へ、“0000"でなか
った際、即ち第N+2トラツクが記録済であった場合に
は♯D−7へフローは進む。
♯D−3〜♯D−5のステツップを実行することによ
りフレームモードの際には連続した2トラツクが両方と
も未記録であった場合に♯D−6へ、連続した2トラッ
クのうち少なくとも一方が記録済であった場合には♯D
−7へフローは進む。
♯D−6:フイールドモードの際にはヘツド3−1のアク
セスしているトラツク、フレームモードの際にはヘツド
3−1のアクセスしているトラツク及び、該トラツクよ
も1トラツク内周側のヘツド3−2のアクセスしている
トラツクが未記録の場合即ち記録可能な場合にフローは
このステツプに到り、第3図に示したREC LED44Bが点灯
する。
♯D−7:♯D−6とは反対にヘツド3−1,3−2がアク
セスして記録しようとするトラツクが既に記録済であっ
た場合には第3図に示したREC LED44Bをプリンク(点
滅)させることによって、記録不能であることを使用者
に認識させる様に警告表示を行う。
♯D−8:♯D−2においてPBモードフラグがセツトされ
ている場合にはフローはこのステツプに到り、フイール
ドフラグをセツトする。
このステツプの意味について♯D−9,♯D−10,♯D=1
3において説明する。
♯D−9:メモリ−のN番地が“0011"即ち♯13で説明し
た様にヘツド3−1がアクセスしているトラツクがフレ
ーム映像信号を構成する2トラツクのうち外周側のトラ
ツクであるか否かを検出し、該2トラツクの外周側のト
ラツクである場合には♯D−10へ、外周側のトラツクで
なければ♯D−13へフローは進む。
♯D−10:メモリーのN+1番地が“0010"即ち、ヘツド
3−2がアクセスしているトラツクがフレーム映像信号
を構成する2トラツクのうち内周側のトラツクであるか
否かを検出し、該2トラツクの内周側のトラツクである
場合には♯D−11へ、外周側のトラツクでなければ♯D
−13へフローは進む。
即ちフレーム映像信号を構成する2トラツクのうち内
周側のトラツクが消去、または消去後に新たな映像信号
が記憶された場合にはヘツド3−1がアクセスしている
トラツクがフレーム映像信号を構成する2トラツクのう
ち外周側のトラツクであってもヘツド3−2がアクセス
しているトラツクが該2のうち内周側のトラツクでない
ことが起こる。したがって、この場合のヘツド3−1,3
−2を内周側にシフトさせるに際しては1トラツクのみ
シフトさせて、消去もしくは消去後に新たに映像信号が
記録されたトラツクを再生する必要がある。
ところがかかる場合においてヘツド3−1,3−2を1ト
ラツクのみ内周側にシフトされた状態では該ヘツド3−
1,3−2がアクセスしているトラツクにフレーム映像信
号が記憶されているとは限らず、夫々全く別のフイール
ド映像信号が記憶されている場合もある。この場合フイ
ールドフラグがリセツトされていると2つの別個のフイ
ールド映像信号がフレーム映像信号として再生されてし
まうという問題点が生じる。したがって前述の♯D−8
のステツプを設けることによって本実施例では、ヘツド
を内周側にシフトさせるに際しては該ステツプにおいて
予めフイールドフラグをセツトすることによってフイー
ルドモードを設定して上述の場合においても全く別のフ
イールド映像信号がフレーム映像信号として再生させる
という問題点を解消することが出来る。
♯D−11:このステツプにおいてはレジスタNが49であ
るか否かを検出してNが49である場合には♯D−13へ、
Nが49でない場合には♯D−12へフローが分岐する。
♯D−12:ヘツド3−1、3−2がアクセスしている2
つのトラツクにフレーム映像信号が記録されている際
に、このステツプにフローが至る。かかる記録がされて
いる場合トラツクUPスイツチがオンされた際にはこのス
テツプで1トラツク分だけヘツド3−1、3−2をシフ
トさせる様にドライバー23を駆動させ、次いで♯D−13
において更に1トラツクヘツド3−1,3−2をシフトさ
せる。また前述している通りヘツド3−1,3−2をシフ
トさせる毎にNは1づつ更新される。
♯D−13;♯D−12と同様にヘツド3−1、3−2を1
トラツク分シフトさせる。
♯D−14;♯23と同様にNを第3図に示す2ケタの7セ
グメントLED25に表示させる。本実施例ではかかるステ
ツプを♯D−12、♯D−13よりも後のフローに設けてい
るのでヘツド3−1、3−2のアクセスしているトラツ
クにフレーム映像信号が記録されている際にはLED25に
表示されるトラツクナンバーは2づつ更新し、フイール
ド映像信号が記録されている際にはLED25に表示されて
いるトラツクナンバーは1づつ更新することになり、磁
気シート1上にフイールド映像信号、フレーム映像信号
のどちらが記録されているかを表示することが出来る。
また♯D−12と♯D−13との間にもこのステツプを設け
た場合にはヘツド3−1,3−2のアクセスしている2つ
のトラツクにフレーム映像信号が記録されている場合で
あってもトラツクUPスイツチ54をオンするとLED25に表
示されるトラツクナンバーが1づつ更新することにな
る。
♯D−15;PBモードフラグがセツトされているか否かを
判定する。セツトされている場合には♯D−16へ、セツ
トされていない場合には♯D−19へフローは分岐する。
セツトされている場合は♯D−15−1に分岐する。
♯D−15−1;ここでCPU40は、第1図中のデータ復調器1
2から出力される再生ID信号をRAM27に取り込む。フロー
は♯D−15−2に進む。
♯D−15−2;ここで、IDが映像信号に重畳されてモニタ
ーされているモードであるか否かを判別する。かかるモ
ードの詳細については第20図を用いて説明する。このモ
ードである場合には、♯D−15−3に進み、そうでない
場合は♯D−15−4に進む。
♯D−15−3;このステツプにフローが至る場合はIDを映
像信号に重畳してモニターするモードであるのでCPUはR
AM27より再生ID信号を読み出し、文字発生器40を制御す
ることにより文字パターンを発生させ、モニター上で再
生映像信号に重畳する。フローは♯D−15−4に進む。
つまり、この時点はモニター上には現在アクセスしてい
るトラツクに記録されていたID DATA信号がモニター上
に表示されることになる。
♯D−15−4;自動トラツク送りフラグがセツトされてい
ない場合には♯D−20ヘ、されている際には♯D−16に
フローは分岐する。
♯D−16;、メモリーのN番地が“0011"ヘツド3−1が
アクセスしているトラツクがフレーム映像信号が記録さ
れているトラツクのうち外周側へトラツクであるか否か
を判定する。ここでNとは前述において繰り返す様にヘ
ツド3−1、3−2を既に移動した後にヘツド3−1が
アクセスしているトラツクのナンバーに対応している。
ここでメモリーのN番地に内容が“0011"である場合に
はフローは♯D−17へ“0011"でない場合には♯D−19
へフローは分岐する。
♯D−17;メモリのN+1番地の内容が“0010"、即ちヘ
ツドー3−1のアクセスしているトラツクがフレーム映
像信号の記録されている2つのトラツクの内側トラツク
であるかを判定する。
ここでメモリーのN+1番地が“0010"である場合に
はフローは♯D−18へ、“0010"でない場合には♯D−1
9へ分岐する。
♯D−18;♯D−16、♯D−17を介してこのステツプに
フローが至る場合にはヘツド3−1、3−2移動した後
にアクセスしている2つのトラツクにフレーム映像信号
が記録されているので♯D−8においてセツトされたフ
イールドフラグをクリアして、フレーム再生モードとす
る。尚、自動トラツク送りフラグがセツトされている場
合に限ってこのステツプは実行される。(自動トラツク
送りフラグがセツトされていない場合には♯D−15−4
から♯D−20へフローは分岐するため♯D−8において
フイールドフラグがセツトされたままとなるのでフイー
ルド再生が行われる。) ♯D−19:このステツプにおいては自動トラツク送りフ
ラグがセツトされているか否かを判定し、セツトされて
いる際には♯D−20に、セツトされている際にはこのサ
ブルーチンから戻る(RTS)。
自動トラツク送りフラグは後述するサブルーチンで
セツトされているフラグであり、自動的にトラツクを送
りながら再生をくり返すプログラムを実行している途中
にサブルーチンまたは後述するを呼び出す際に該ル
ーチン、から抜け出すために設けられている。
♯D−20;メモリーからトラツク送りスピード設定値を
取り込む。
♯D−21;トラツクの送りスピード設定値がシングルで
あるか否かを判定し、シングルの場合には♯D−34に、
シングルでない場合には♯D−22にフローは分岐する。
♯D−22;トラツクの送りスピード設定値が毎秒2画面
であるか否かを判定し、毎秒2画面の場合には♯D−23
に、毎秒2画面でない場合には♯D−24にフローは分岐
する。
♯D−23;CPU40内にあるWAIT TIMERレジスタを28に設定
する。
♯D−24:トラツク送りスピーど設定値が毎秒5画面で
あるか否かを判定し、毎秒5画面の場合には♯D−25
へ、毎秒5画面でない場合には♯D−26へフローは分岐
する。
♯D−25;WAIT TIMERレジスタを10に設定する。
♯D−26;トラツク送りスピード設定値として毎秒10画
面が設定されている場合にはこのステツプにフローが至
り、WAIT TIMERレジスタを4に設定する。
尚、♯D−23、♯D−25、♯D−26にて設定されるWAIT
TIMERレジスタはトラツク送りスピードを制御するため
に用いられており後述する♯D−31、♯D−32において
DCモータ2により磁気シート1が1回転する毎に減算さ
れる。
♯D−27;REC実行フラグがセツトされているか否かを判
定しセツトされている際には♯D−28に、セツトされて
いない際には♯D−31にフローは分岐する。ここでREC
実行フラグはサブルーチンにおいてセツトされるフラ
グであり、自動的にトラツクを送りながら記録を繰り返
すプログラムを実行している途中にサブルーチンが呼
び出された際に設定されるWAIT TIMERレジスタから♯D
−29、♯D−30において2あるいは5を減算する事によ
って記録に必要な時間に相当する時間をかせぐ為に設け
られている。即ち記録モードにおいては磁気シート1の
回転状態をPGコイル21から検出して記録すべき信号を磁
気シート上の所定の位置から記録する為のタイミングを
決定する為、及び磁気シート1に信号を記録するために
設けられている。
♯D−28;この3つのステツプによりフイールド ♯D−29 フラグがセツトされているか否かを判 ♯D−30 別し、セツトされている際にはWAIT TIMERレジスタから
2を減算し、セツトされていない際にはWAIT TIMERレジ
スタから5を減算する。ここでトラツク送りスピードと
して毎秒10画面が設定されている場合にはWAIT TIMERレ
ジスタは4に設定されるが、かかる設定はフイールドモ
ードの場合のみに可能であるため、この場合にWAIT TIM
ERレジスタから5が減算されることはない。
♯D−31;第1図に示した基準信号発生器19からのパル
スがあるか否かを検出し、パルスがある場合には♯D−
32へ、分岐しない場合には♯−D−31のフローをくり返
す。
♯D−32;WAIT TIMERレジスタの内容から1を減算す
る。
♯D−33;WAIT TIMERレジスタの内容が0になったか否
かを判定し、0の場合には♯D−34に、0でない場合に
は♯D−31に分岐する。
♯D−32〜♯D−33のステツプにおいてはトラツク送
りスピードを制御するためのタイマーをWAIT TIMERレジ
スタと基準信号発生器19とした。したがってWAIT TIMER
レジスタの内容をPGコイル21の出力を波形整形する波形
整形回路22の出口に応じて減算してタイマーを構成する
方法に比して、安定したより正確な時計動作を行うこと
が出来る。すなわちPGコイル21の出力は磁気シート1の
回転ムラ等の原因により誤差を含む可能性があるが基準
信号発生器19の出力にはかかる誤差は実質的にない。ま
た、インターバル記録を行う場合には電力消費節減のた
めインターバル時間中はDCモータ2の回転を止めること
が望ましい。かかる動作を行う場合波形整形回路22の出
力に応じてWAIT TIMERレジスタを減算する方法では、イ
ンターバル時間を計時することが出来ないが、本実施例
の方法に依ればかかる動作を行う場合であっても安定し
た経時動作を行うことが出来る。
♯D−34;REC実行中フラグがセツトされているか否かを
判定し、セツトされている際には該サブルーチンを呼
んだもとのプログラムの戻り(RTS)セツトされていな
い際には♯D−35へ分岐する。
♯D−35:トラツクUPスイツチ54がオンとなっているか
否かを判定してオンになっている際には更にヘツド3−
1、3−2がアクセスしているトラツクを内周側へシフ
トするために♯D−1に、オフとなっている際には♯D
−36にフローは分岐する。
♯D−36;トラツクDOWNスイツチ55がオンとなっている
か否かを判定してオンとなっている際にはヘツド3−
1、3−2がアクセスしているトラツクを外周側にシフ
トするためのサブルーチンの♯E−1に、オフとなっ
ている際には♯D−37に分岐する。
♯D−37;PBモードフラグがSETされている場合♯D−38
へ、そうでない場合、該サブルーチンを呼んだプログ
ラムへ戻る。
♯D−38;D−6,17,18と同様してフレー ♯D−39 ム記録された映像信号の場合にはフレー ♯D−40 ム再生とするためにフイールドフラグ をクリアする。その後該サブルーチン を呼んだポリグラムへ戻る。
上述した例においては、PBモード時♯D−12を通過す
る場合とそうでない場合いずれであっても♯D−23,25,
26においてWAIT TIMERに設定する数値を変化させていな
いために1トラツク送りを実行する時間分だけ♯D−12
を通過してきた場合には、トラツク送りのスピードが遅
れてしまうことになるが、これを合わせるためには、♯
D−27において、♯D−12を通過した場合には1トラツ
ク分のヘツド送りに要する時間をWAIT TIMERから引いて
やれば全く問題なくトラツク送りスピードを合わせるこ
とができる。
次にトラツクDOWNスイツチ55がオンされた際に実行さ
れるサブルーチンについて説明する。
サブルーチンの各ステツプ♯E−1〜♯E−13は夫
々サブルーチンの各ステツプ♯D−1〜♯D−13と同
様のステツプであるので詳細な説明を省略する。
但し、サブルーチンはトラツクDOWNスイツチ55がオ
ンされた際にヘツド3−1、3−2がアクセスしている
トラツクを外周側にシフトさせるため例えば♯E−1に
おいてはN=1であるかを検出し、♯E−9においては
メモリー(N−1)電池が“0010"即ち第(N−1)ト
ラツクがフレーム映像信号を構成する2トラツクの内側
のトラツクであるか否かを検出し、♯E−10においては
メモリー(N−2)番地が“0011"即ち第(N−2)ト
ラツクがフレーム映像信号を構成する2トラツクの外側
のトラツクであるか否かを検出し、また、♯E−11では
N=2であるか否かを検出し、♯E−12、♯E−13では
1トラツク分ヘツド3−1、3−2を外周側にシフトさ
せる。
次に第9図を用いてフイールド/フレーム切換スイツ
チ59,RECモード設定スイツチ51がオンされた際に呼び出
されるサブルーチン、について説明する。
♯J−;第6図に示した♯A−10においてフイールド/
フレーム切換スイツチ59がオンされたことが検出された
際にこのステツプにフローが進み、このステツプにおい
てはフイールドフラグがセツトされている場合には♯J
−2へ、セツトされていない際には♯J−4にフローは
分岐する。
♯J−2;♯J−1においてフイールドフラグがセツトさ
れている際にはこのステツプでフイールドフラグはクリ
アされる。
♯J−3;PBモードフラグがセツトされているか否かを判
定してセツトされている際には♯J−8へ、セツトされ
ていない際には♯J−5へフローは分岐する。
♯J−4;♯J−1でフイールドフラグがセツトされてい
ないことが検出された際にはこのステツプにおいてフイ
ールドフラグがセツトされる。
PBモードがセツトされていない状態即ち記録モードで
ある場合であって♯J−2においてフイールドフラグが
クリアされた場合にはフレーム記録モードとなり、サブ
ルーチン,,において説明した様に毎秒10画面の
連続記録は出来ない。したがってサブルーチンにおい
てフイールドモードからフレームモードに切り換えるに
際してはトラツク送りスピードとして毎秒10画面のトラ
ツク送りスピードが設定されている場合には、かかる切
り換えを禁止する必要がある。
したがって本実施例に依れば次に説明する。♯J−
6、♯J−7により毎秒10画面のトラツク送りスピード
が設定されている際にはかかるトラツク送りスピード設
定値を自動的に毎秒5画面のトラツク送りに変更する。
♯J−5;トラツク送りスピード設定値をCPU40に取り込
む。
♯J−6;♯J−5において取り込まれたトラツク送りス
ピード設定値が毎秒10画面である場合には♯J−7へ、
毎秒10画面でない場合には♯J−8にフローは分岐す
る。
♯J−7;トラツク送りスピード設定値を毎秒5画面に変
更する。
♯J−8;フイールド/フレーム設定スイツチ51がオンさ
れつづけると、このステツプをくり返し、オンからオフ
になった際にはじめて第6図の♯A−1に示すステツプ
に戻る。
次にRECモード設定スイツチ51がオンされた際に呼び
出されるサブルーチンについて説明する。
♯B−1;第6図に示した♯A−1においてRECモード設
定スイツチ51がオンされたことが検出されるとこのステ
ツプにフローが分岐し、第3図に示したPB、LED44Aが消
灯し、PBモードフラグはクリアされる。
♯B−2:この5つのステツプは、第8図に示した ♯B−3 夫々♯D−3〜♯D−7と同様であるた ♯B−4 め説明を省略する。
♯B−5 ♯B−6 ♯B−5−1;このステツプはCPU40は文字発生器84の文
字発生を一旦停止させる様に制御する。
♯B−5−2;IDの設定モードであるか否かを判別し、設
定モードである場合には♯B−5−3へ進み、そうでな
い場合には♯B−6′に進む。
♯B−5−3;CPU40はRAM27より設定されたIDを読み出
し、文字発生器84を制御して文字パターンを発生させ
る。従ってモニタ13には映像信号入力端子18から入力す
る映像信号に重畳してIDが表示される事になる。次でフ
ローは♯B−6′へ進む。
♯B−6′;RECモード設定スイツチ51がオンされつづけ
ている間はこのステツプをくり返し、該スイツチがオフ
された際には♯B−7にフローは分岐する。
♯B−7:RECモード設定スイツチ51がオフされた際には
このステツプにおいてフイールドフラグがセツトされて
いるかを判別し、フイールドフラグがセツトされている
際には第6図の♯A−1に示すステツプにフローは戻
り、フイールドフラグがセツトされていない際にはサブ
ルーチンの♯J−5にジヤンプし、♯J−6〜♯J−
8を実行することによりトラツク送りスピード設定値が
毎秒10画面の際には毎秒5画面に自動的に補正される。
したがって、RECモード設定スイツチ51によってRECモー
ドが設定されかつフレームモードである場合にはトラツ
ク送りスピード設定値が最高毎秒5画面に制限される。
次に第10図を用いてPBモード設定スイツチ53がオンさ
れた際に呼び出されるサブルーチンについて説明す
る。
♯C−1;第6図に示した♯A−3においてPBモード設定
スイツチ53がオンされたことが検出されると、このステ
ツプにフローが分岐しREC LEDがOFFされ一旦フイールド
フラグがセツトされる。即ちヘツド3−1、3−2のア
クセスしている2つのトラツクに別々のフイールド映像
信号が記録されており、PBモードフラグがクリアされフ
イールドフラグがリセツトされているフレーム記録モー
ドが設定されている場合に、PBモード設定スイツチ53が
オンしたことを検出してヘツド3−1、3−2がアクセ
スしているトラツクを直ちに再生すると別個のフイール
ド映像信号がインターレースして再生されてしまうこと
を防止するために、このステツプでは一旦フイールドフ
ラグがセツトされる。
♯C−2;メモリーの番地が、“0011"即ちヘツド3−1
のアクセスしているトラツクがフレーム映像信号が記録
されている2つのトラツクのうち外周側であるか検出
し、“0011"である際には♯C−3へ“0011"でない際に
は♯C−5へフローは分岐する。
♯C−3;メモリN+1番地が“0010"即ちヘツド3−2
のアクセスしているトラツクがフレーム映像信号が記録
されている2つのトラツクのうち内周側であるかを検出
し、“0010"である際には♯C−4へ“0010"でない際に
は♯C−5へフローは分岐する。
♯C−4;♯C−2、♯C−3においてヘツド3−1,3−
2がアクセスしている2つのトラツクにフレーム映像信
号が記録されていることが検出された際にはフローはこ
のステツプに至り、フイールドフラグがクリアされてフ
レームモードが設定される。
♯C−5;第3図に示したPB、LED44Aが点灯し、PBモード
フラグがセツトされ再生動作が開始される。
♯C−5−1;このステツプではCPU40は文字発生器84の
文字発生を一旦停止させる様に制御する。またCPU40は
データ復調器12により復調されたID DATAをRAM27に格納
する。
♯B−5−2;IDの表示モードであるか否かを判別し、表
示モードである場合には♯C−5−3へ進み、そうでな
い場合には♯C−6′に進む。
♯C−5−3;CPU40はRAM27よりデータ復調器12により復
調されたIDを読み出し、文字発生器84を制御して文字パ
ターンを発生させる。したがってモニタ13には磁気シー
トから再生された映像信号に重畳してIDが表示されるこ
とになる。次いでフローは♯C−6に進む。
♯C−6;PBモード設定スイツチ53がオンされつづけてい
る場合にはこのステツプをくり返し、オフされた際には
第6図に示した♯A−14を介して♯A−1に戻る。
次に第11図を用いてインターバル時間設定スイツチ57
がオンされた際に呼び出されるサブルーチンについて
説明する。まずかかるサブルーチン♯G−0において
はタイマーT′が0に初期化されるとともに7セグメン
トLED25にインターバル時間Tiが表示される。
♯G−1;第6図♯A−7においてインターバル時間設定
スイツチ57がオンになったことが検出された際にはタイ
マーT′が0に初期化されて次いでこのステツプにフロ
ーは到り、更に10キースイツチ63〜72がオンされた際に
は♯G−2へ、10キースイツチ63〜72がオンされない際
には♯G−3へフローは分岐する。
♯G−2;インターバル時間Tiを10キースイツチ63−72に
より設定されたインターバル時間Tiに変更する。
♯G−3;10キースイツチ63〜72以外のスイツチがオンさ
れているか否かを判定し、オンされている際には♯G−
4へオンされていないは♯G−5へ分岐する。
♯G−4;インターバル時間設定スイツチ57がオンされて
いるか否かを検出し、オンされている際には♯G−1に
オンされていない際には第6図に示した♯A−1にフロ
ーは分岐する。
♯G−5;前述のT′を1だけ増加させる。1秒毎に♯G
−6へフローは移る。ただしT′は1秒毎に1だけ増加
させられるタイマであり、1秒たっていない場合加算は
行なわれないものである。
♯G−6;T′が10であるか否かを判定し、T′が10の場
合には第6図に示した♯A−1に、T′が10でない場合
には♯G−1へ分岐して、前述の♯G−1、♯G−3、
♯G−5及び♯G−6のループをくり返しT′が10とな
った際に♯A−1に戻る。
したがって前述のサブルーチンにおいてはインター
バル時間設定スイツチ57がオンされてから10秒以内に他
のスイツチがオンされない際には第6図に示した♯A−
1に戻りインターバル時間設定は解除される。サブルー
チンを実行している間勿論インターバル時間Tiが2ケ
タの7セグメントLED25に表示されているが♯G−6に
おいて♯A−1に戻る際にかかるインターバル時間Tiの
表示は停止する またかかるサブルーチンにおいてインターバル時間
Tiが“0"に設定されると再生動作としてサブルーチン
において説明する様な例えばプリンタに接続する際に動
作を行わせる外部トリガモードが設定される。
次に第12図を用いてRECスイツチがオンした際に呼び
出されるサブルーチンについて説明する。
♯N−1;第6図♯A−2においてRECスイツチ52がオン
されたことが検出された際にはこのステツプにフローが
到り、PBモードフラグがクリアされているか否かを検出
し、クリアされていない際には再生モードであるため第
6図に示す♯A−14へフローは戻り(RTS)クリアされ
ている際には♯N−2にフローは分岐する。従ってREC
モードが設定されていなければRECスイツチ52をオンし
ても記録は行われない。
♯N−2;メモリーのN番地が“0000"であるか即ちヘツ
ド3−1のアクセスしているトラツクが未記録であるか
否かを判別して未記録でない場合には第6図に示す♯A
−14へフローは戻り、未記録であった場合には♯N−3
にフローは分岐する。
♯N−3;フイールドフラグがセツトされるかを判別して
セツトされている際には♯N−5、セツトされていない
際には♯N−4にフローは分岐する。
♯N−4;このステツプにはフレーム記録モードが設定さ
れている際に移ることになるが、メモリーのN+1番地
が“0000"であるか、即ちヘツド3−2のアクセスして
いるトラツクが未記録であるか否かを判別して未記録で
ない場合には第6図に示す♯A−14へフローは戻る。ま
たかかる場合には予めREC、LED44Bは点滅している。
またかかるトラツクが未記録であった場合には♯N−6
にフローは分岐する。
♯N−5;磁気シート1上の1つのトラツクに1フイール
ド分の映像信号がヘツド3−1によって記録がされる。
この時第1図に示したSW6がオフされ文字発生器84の出
力がモニタに出力されなくなる。またメモリーN番地に
0001が設定される。
♯N−6;このステツプにフローが到る場合にはフレーム
記録モードが設定されているので磁気シート1上の2つ
のトラツクに夫々1フイールド分の映像信号がヘツド3
−1、3−2によって記録される。メモリーN番地に00
11、N+1番地に0010が設定され♯N−5と同様にSW6
がオフされる。次いでステツプモータ24を駆動してヘツ
ド3−1、3−2を1トラツク分内周側にシフトさせ
る。
尚♯N−5,♯N−6を実行する場合SW2〜SW5は第2図
において説明した様に駆動される。また♯N−6におい
て記録が実行される際にはCPU40によりRAM27から設定さ
れているIDが読み出され、これをデータ変調器14に出力
することによりデータ変調器14からDPSK信号に変調され
たIDが記録アンプ16に入力され、ここで映像信号に重畳
されてID記録が行なわれる。ただしIDの表示モードが後
述する第20図c)の場合にはデータが設定されていたと
してもIDの記録は行なわれない。ただし、フレームの内
側トラツクか、外側トラツクかフイールド記録かを示す
DATAは単に映像信号と共に記録されるものである。ま
た、第20図a)b)の表示モードであっても♯N−5,♯
N−6を実行することによって記録実行中はSW6がオフ
されているためにモニタ上にID DATA信号の表示は現わ
れなくなる。
♯N−7;REC実行中フラグをセツトするとともに第1図S
W6がオンされる。
♯N−1〜♯N−7を実行することによって、設定さ
れたIDが文字発生器84より発生させられて映像信号に重
畳されて、モニターに出力されている時には、REC実行
中に限り発生させられている文字信号が第1図SW6によ
りオフされることになり、文字が消えることになる。♯
N−7において再びSW6がオンされるために再びID DATA
の表示が行なわれる。
♯N−8;サブルーチンを呼び出し、ヘツド3−1が第
50トラツク以外をアクセスしている場合には♯D−1、
♯D−2から♯D−3にはフローは移る。次いで♯D−
3から♯D−14を実行して1トラツク分内周側にヘツド
3−1、3−2を移動させる。フレーム記録モードであ
れば♯N−6にて予め1トラツク分内周側にヘツド3−
1、3−2が移動されているので、フレーム記録モード
であってもヘツド3−1は♯D−14において記録したト
ラツクの隣りのトラツクをアクセスする。又ヘツド3−
1、3−2によって記録されるトラツクが記録済の場合
には第3図に示したREC、LED44Bは点滅表示して使用者
に警告表示を行う。次いでフローは♯D−15から♯D−
19へ分岐し、♯D−19を介して♯D−20〜♯D−34に示
すフローを実行する。即ちトラツク送りスピードの設定
値がシングルであった場合には♯D−21から♯D−34に
フローは分岐し、予め♯N−7においてセツトされてい
るREC実行フラグに従って♯N−9に戻る。毎秒2画
面、5画面が設定されている場合には♯D−28にて記録
を行うのに必要な時間だけWAIT TIMERレジスタを減算
し、WAIT TIMERレジスタをダウンカウントしてWAIT TIM
ERレジスタ0になった際にフローは♯D−33から♯D−
34を介して前述と同様に♯N−7においてセツトされて
いるREC実行フラグに従って♯N−9に戻る。♯N−9;R
EC実行中フラグをクリアする。
♯N−10;かかるステツプは♯D−20と同様のステツプ
でありメモリーよりトラツク送りスピードの設定値を取
り込む。
♯N−11;トラツク送りスピードの設定値がシングルで
ある場合には♯N−12へシングルでない場合には第6図
に示す♯A−14に戻る。
♯N−12;トラツク送りスピードがシングルで設定され
ている際にはRECスイツチ52がオンされている限りこの
ステツプをくり返して再びサブルーチンが実行されて
記録が行われない様に制御する。
トラツク送りスピードがシングル以外に設定されてお
り更にRECスイツチ52がオンされている際には♯N−11
から♯A−14を介して♯A−1、♯A−2からサブルー
チンを呼び出し前述のフローが実行されRECスイツチ5
2がオンしている限り設定されたトラツク送りスピード
で記録が連続して行われる。RECスイツチ52がオフされ
ればフローは♯A−14、♯A−1、♯A−2に進むが♯
A−2にてサブルーチンが呼び出すことはなく連続記
録は終了する。
次に第13図を用いてプログラム設定スイツチ58がオン
された際に呼び出されるサブルーチンについて説明す
る。
♯H−1;第6図♯A−8においてプログラム設定スイツ
チ58がオンされたことが検出された際にはこのステツプ
に到り、PBモードフラグがセツトされているか否かを判
別し、セツトされている際には♯H−2に、セツトされ
ていない際には第6図に示す♯A−1に戻る(RTS)。
このステツプは記録モードにおいてはプログラム設定を
禁止するため設けられている。即ち本実施例においては
プログラム設定を行うに際しては予め再生モードを選択
させることによって、磁気シート1に記録された映像を
例えばモニターで確認しながらプログラムの設定が行わ
れる様に構成されている。
またプログラム設定スイツチ58がオンされた際に自動的
にPBモードフラグをセツトすることによってかかる再生
モードへの動作を自動的に行うことが出来る。この場合
サブルーチンに示したステツプと同様のステツプを、
すなわち♯H−1に示したステツプの代わりとしてサブ
ルーチンを呼び出すCALLCを設ければよい。
♯H−2;プログラムが格納されている第14図に示すプロ
グラムトラツクメモリーにおいてプログラム再生実行
時、次に再生するトラツクナンバーが記憶されているア
ドレスを示すIレジスタを0にする。
♯H−3;プログラム再生モードであることを示すプログ
ラム再生モードフラグをセツトして♯A−1に戻る。
次にサブルーチンによりプログラム再生モードが設
定されてからプログラムトラツク設定スイツチ62がオン
された際に呼び出されるサブルーチンについて第15図
を用いて説明する。
♯H−1;プログラム再生モードフラグがセツトされてい
るかを判定してセツトされている際には♯I−2へ、セ
ツトされていない際には♯A−1へフローは分岐する。
したがってプログラム設定スイツチ58によりプログラム
再生モードが設定されていない際にはプログラムトラツ
ク設定スイツチ62をオンしてもプログラム設定動作は行
われない。
♯I−2;前述のプログラムトラツクメモリーのプログラ
ムが格納されている先頭アドレスを示すレジスタS(♯
Iにおいて電源オン時にS=0としてイニシヤルセツト
されている)の内容と同じ内容をレジスタMに書き込
む。
♯I−3;レジスタMに格納されたアドレスのプログラム
トラツクメモリーのデータを該アドレスよりも1だけ大
きいアドレスに格納する。換言すればプログラムトラツ
クメモリーに記憶されているトラツクナンバーを示すデ
ータを該データが格納されているアドレスよりも1だけ
大きいアドレスに格納する。
♯I−4;レジスタIにレジスタMの内容に1を加えた値
を書き込む。
♯I−5;レジスタMの内容から1を減じる。
♯I−6;レジスタMの内容が0か否かを判定し、0の場
合には♯I−7へ、0でない場合には♯I−3へフロー
は分岐する。
♯I−3〜♯I−6のフローをくり返し、レジスタM
の内容が0になった際にはプログラムトラツクメモリー
の各アドレスに記憶されているデータは全て1だけ大き
いアドレスに転送される。したがってかかるフローをく
り返し実行して♯I−6から♯I−7にフローが分岐し
た際にはプログラムトラツクメモリのアドレス1にはデ
ータが格納されていない状態となる。
♯I−7;ヘツド3−1がアクセスしているトラツクのナ
ンバーがプログラムトラツクメモリーのアドレス1に格
納される。したがってプログラムトラツク設定スイツチ
62をオンすることによりヘツド3−1がアクセスして再
生されている映像の記録されているトラツクのナンバー
がプログラムされることになる。
♯I−8;レジスタSの内容に1を加える。このステツプ
を実行することによって常にレジスタSには♯I−3〜
♯I−6のフローを実行して移動したプログラムトラツ
クメモリのデータが格納されている先頭アドレス(最も
大きいアドレス)が格納されることになる。
♯I−9;プログラムトラツク設定スイツチ62がオンされ
ている場合はこのステツプをくり返し、オフとなった際
には♯A−1に戻る。
使用者が更にプログラム設定を続けて行う場合にはト
ラツクUPスイツチ54、あるいはトラツクDOWNスイツチ55
をオンさせることによってヘツド3−1、3−2のアク
セスしているトラツクを変更し、所望のトラツクが再生
されたところで再生映像を確認しながらプログラム設定
スイツチ62をオンすることによりプログラム設定を行う
ことが出来る。
尚プログラム設定スイツチ62がオンされる毎に第14図
に示したプログラムトラツクメモリーの各アドレスに格
納されているデータは1づつ大きいアドレスに格納され
ていくことになる。またプログラム設定中はレジスタ
S、レジスタIとも全く同じ内容となっている。
次にプログラム設定スイツチ58、プログラムトラツク
設定スイツチ62をオンすることによって設定されるプロ
グラムを再生するプログラム再生、及びヘツド3−1の
アクセスしているトラツクから順に記録済のトラツクを
順次設定されたインターバル時間で再生するインターバ
ル再生を行う際に実行されるプログラムについて第16図
乃至第18図を用いて説明する。
まずスタートスイツチ60をオンされた際に呼出される
サブルーチンについて第16図を用いて説明する。
♯K−1;第6図♯A−11においてスタートスイツチ60が
オンされたことが検出された際にはこのステツプにフロ
ーが到り、PBモードフラグがセツトされているか否かが
検出されPBモードフラグがセツトされていない際には♯
A−1に、PBモードフラグがセツトされている際には♯
K−2にフローが分岐する。したがって本実施例では予
め再生モードが設定されていない場合にはインターバル
再生、プログラム再生を行うことが出来ないため記録モ
ードの際に誤ってスタートスイツチ60をオンしてもイン
ターバル再生、プログラム再生が開始されてしまうこと
を防止することが出来る。また♯K−1の代わりにサブ
ルーチンに示したステツプと同様のステツプを設けれ
ば予め再生モードを設定しなくてもスタートスイツチ60
をオンするだけで直ちにインターバル再生プログラム再
生が開始する様に出来る。
♯K−1′;インターバル再生中であることを示すINT,
LEDを点灯させる。
♯K−2;プログラム再生モードフラグがセツトされてい
るか否かを判別しセツトされている際には♯K−3へセ
ツトされていない際には♯K−4へフローが分岐する。
ここではプログラム再生モードフラグがセツトされてい
ない。即ちインターバル再生が行われる場合のフローに
ついて説明する。
♯K−4;メモリーのN番地が“0000"即ちヘツド3−1
のアクセスしているトラツクが未記録であるか否かを判
別し、未記録であれば♯K−6未記録でなければ♯K−
5へフローは分岐する。ここではまず、ヘツド3−1の
アクセスしているトラツクが未記録であるとして♯K−
6以下のフローについて説明する。
尚以下に説明する本実施例に依ればインターバル再生は
ヘツド3−1がアクセスしているトラツクが第49あるい
は第50トラツク以外の場合には該トラツクからヘツド3
−1がアクセスしているトラツクが第49あるいは第50ト
ラツクの際には第1トラツクから順次記録済のトラツク
のみが再生されることになるが、♯K−2と♯K−4と
の間にヘツド3−1を第1トラツクをアクセスする様に
ステツプモータ24を駆動するステツプを挿入すれば常に
第1トラツクから順次記録済のトラツクのみが再生され
る。従ってヘツド3−1が第1トラツクをアクセスして
おらず別のトラツクをアクセスしている際に第1トラツ
クから順次自動的にインターバル再生を行って検索を行
うためには効果が際めて高い。
♯K−6;インターバル再生中であることを示す自動トラ
ツク送りフラグをセツトする。
♯K−7;フイールドフラグがセツトされているか否かを
判別し、セツトされている際には♯K−8へセツトされ
ている際には♯K−9へフローは分岐する。
♯K−8;ヘツド3−1がアクセスしているトラツクが最
内周トラツクであるか否かをNが50であるか否かを検出
することによって判別し、50であることが検出された際
には♯K−10へ、50であることが検出されなかった際に
は♯K−11へフローは分岐する。
♯K−9;ヘツド3−1がアクセスしているトラツクが最
内周より1だけ外側のトラツクであるか否かをNが49で
あるか否かを検出することによって判別し、49が検出さ
れた際には♯K−10へ48であることが検出されなかった
際には♯K−11へフローは分岐する。
♯K−10;このステツプにおいてサブルーチンを実行
することにより設定されるインターバル時間Tiが“0"で
あるか否かを判別する。後述する様にインターバル時間
Tiが“0"である場合とは外部トリガ信号に応じて予め設
定されているプログラムでヘツド3−1をシフトさせる
モードであってかかるモードのためにインターバル時間
Tiが“0"に設定されている際には♯K−26においてINT
LEDを消灯させ、トラツクNoの表示を消灯し、ジヤケツ
トをイジェクトした後にフローば♯A−1に、“0"に設
定されていない際には♯K−12へフローは分岐する。
♯K−11;サブルーチンを呼び出し、♯D−1〜♯D
−18に示すフローが実行される。サブルーチンにおい
てサブルーチンが呼び出される際にはPBモードフラグ
がセツトされているのでフローは♯D−2から♯D−9
に分岐し、♯K−4にてヘツド3−1がアクセスしたト
ラツクかフレーム外周側かつこのトラツクよりも1トラ
ツク内周のトラツクがフレーム映像信号を記録する2ト
ラツクの内周側のトラツクでありかつヘツド3−1が第
49トラツクをアクセスしていないと判別された際にはヘ
ツド3−1、3−2が♯D−12、♯D−13により2トラ
ツク分周側にシフトされ判別されない際には♯D−13に
より1トラツク分のみヘツド3−1、3−2が内周側に
シフトされる。またヘツド3−1、3−2のアクセスし
ているトラツクにフレーム映像信号が記録されていれば
フイールドフラグがクリアされフローは♯D−19から♯
K−14へ移る。
♯K−12;サブルーチンを呼び出し♯E−1〜♯E−1
3および♯D−14〜♯D−19に示すフローが実行され、
♯K−4にてヘツド3−1がアクセスしたトラツクに隣
する外周側のトラツクと、もう1トラツク分外周側のト
ラツクの2トラツクにフイールド映像信号が記録されて
いる場合にはヘツド3−1、3−2が♯E−12、♯E−
13により2トラツク分外周側にシフトされ、それ以外の
場合には♯E−13により1トラツクのみ外周側にシフト
される。
また♯K−11と同じく3−1、3−2のアクセスしてい
るトラツクにフレーム映像信号が記録されていればフイ
ールドフラグはクリアされフローは、♯D−19か♯K−
13へ移る。
♯K−13;ヘツド3−1がアクセスしているトラツクが
最外周トラツクであるか否かをレジスタNの内容が1で
あるか否かをレジスタNの内容が1であるか否かを検出
することによって判別し、1であることが検出された際
には♯K−14へ、1であることが検出されなかった際に
は♯K−12へフローは分岐する。したがって♯K−8ま
たは♯K−9において♯K−12へフローが分岐した分岐
した場合即ちヘツド3−1が第49トラツクまたは第50の
トラツクをアクセスしている際には♯K−12、♯K−13
のステツプをくり返すことによってヘツド3−1は第1
トラツクをアクセスする様に制御される。
♯K−14;自動トラツク送りフラグをクリアする。以上
説明した様に♯K−4〜♯K−14のフローを実行し、♯
K−4から♯K−5へフローが分岐した際にはヘツド3
−1は映像信号が記録されているトラツクをアクセスす
ることになり、映像信号が記録されていないトラツクは
実質上再生されずにスキップされる。
更に♯K−4〜♯K−14のフローを実行することによ
り♯K−4から♯K−5へフローが分岐した際にヘツド
3−1、3−2のアクセスしている2つのトラツクにフ
レーム映像信号が記録されている場合には♯D−18にお
いてフイールドフラグがクリアされているので、フレー
ム再生モードが自動的に設定される。またヘツド3−
1、3−2のアクセスしているトラツクにフイールド映
像信号が記録されている際にはフイールド再生モードが
自動的に設定される。したがってインターバル再生時に
は映像信号の記録方法に応じて最も適切な再生モードが
自動的に設定される。
♯K−5;メモリーからサブルーチンにおいて設定され
たインターバル時間TiがCPU40のレジスタT′に取り込
まれる。
♯K−15;♯K−10と同様にインターバル時間Tiが“0"
であるか検出して“0"の場合には♯K−17へ、“0"でな
い場合には♯K−16へフローは分岐する。ここでは外周
トリガモードが設定されていないものとして♯K−16以
下の説明を行う。
♯K−16;タイマー1の計時動作を開始し、♯K−18へ
進む。
♯K−18;タイマー1が1秒間計時したか否かを検出
し、計時されている際には♯K−19へ、計時途中の際に
は♯K−20へフローは分岐する。
♯K−20;ストツプスイツチ61がオンされているかを検
出しオンされている際には♯K−25を介してINT LEDを
消灯して♯A−1に、オンされていない際には♯K−21
へフローは分岐する。ここでフローが♯A−1に分岐し
た際には再び♯A−1から♯A−12のステツプが実行さ
れるためストツプスイツチ61が通常の状態でオンされた
際にはフローは♯A−12からサブルーチンを呼び出す
ことになる。以下サブルーチンについて第17図を用い
て説明する。
♯M−1;プログラム再生モードフラグがセツトされてい
るか否かを検出してセツトされていなければ♯A−14
へ、セツトされていれば♯M−2へフローは分岐する。
♯M−2;プログラム再生実行フラグがセツトされている
か否かを検出してセツトされていれば♯M−3へ、セツ
トされていなければ♯M−4へフローは分岐する。
♯M−3;レジスタ1の内容をレジスタSの内容と同じに
する。
♯M−4;レジスタSを0として次いで♯M−3を実行す
る。
かかるサブルーチンについてはプログラム再生モー
ド時に詳述する。以下♯K−21以降について詳述する。
♯K−21;トラツクUPスイツチ54がオンであるかを検出
し、オンであることが検出された際にはサブルーチン
を呼び出しヘツド3−1、3−2が内周側にシフトさ
れ、オンであることが検出されない際には♯K−22にフ
ローは分岐する。
♯K−22;トラツクDOWNスイツチ55がオンであるかを検
出し、オンであることが検出された際にはサブルーチン
を呼び出し、ヘツド3−1、3−2が外周側にシフト
され、オンであることが検出されない際には♯K−18に
フローは分岐する。
♯K−19;T′から1減算する。
♯K−23;T′が“0"の際には♯K−24に、T′が“0"で
ない際には♯K−16にフローは分岐する。
したがって上述の♯K−15〜♯K−23を実行すること
によりインターバル再生中においてトラツクUPスイツチ
54、トラツクDOWNスイツチ55をオンすることによって再
生しているトラツクに隣接しているトラツクに記録され
ている映像を再生することが出来る。またその場合には
スイツチ54、あるいはスイツチ55をオンしつづけること
によってサブルーチンにおいて設定されたトラツク送
りスピードに従って再生しているトラツクを自動的に順
次更新させることが出来、インターバル再生中に数画面
前の映像を簡単に再生することも出来る。
また、トラツクUPスイツチ54、トラツクDOWNスイツチ
55をオンすることによって再生しているトラツクに隣接
しているトラツクに記録されている映像を再生するに際
して本実施例においてはスイツチ54,55をオンする前に
おいて再生しているトラツクのインターバル時間Tiの残
余時間の再生が行われた際にはフローは♯K−23から♯
K−24に移り新たなトラツクの再生に更新されるが、第
16図において点線に示した様に、♯K−5にフローをジ
ヤンプさせれば、インターバル時間T′をリセツトして
スイツチ54,55によって更新された映像を確実に一定時
間観察出来る様に構成することも出来る。
♯K−24;インターバル時間T′が終了して再生するト
ラツクを更新するに際してプログラム再生モードがセツ
トされているか否かを検出し、セツトされている際には
♯K−3へ、セツトされていない際には♯K−6へフロ
ーは分岐する。
次に♯K−2においてプログラム再生モードフラグがセ
ツトされている際に分岐するルーチンについて第18図
を用いて説明する。
♯O−1;レジスタSの内容が“0"であるか否かを検出し
て“0"が検出された際には♯A−1へ“0"でないことが
検出された際には♯O−2へフローは分岐する。前述の
通りレジスタSにはプログラムトラツクメモリーのプロ
グラムの設定されている先頭のアドレスが格納されてお
り、レジスタSの内容が“0"であることはプログラムト
ラツクメモリーに何もプログラムが格納されていない場
合を示しているから“0"の際には第6図のAに戻る。
♯O−2;レジスタ1の内容が“0"であるか否かを検出し
て“0"が検出された際には♯O−3へ、“0"でないこと
が検出された際には♯O−3へフローは分岐する。
前述の通りレジスタIにはプログラム再生実行時、次
に再生するトラツクナンバーが格納されているトラツク
メモリーのアドレスが格納されており、プログラム再生
を実行するに際して後述の♯O−14にも示される様に1
ステツププログラム再生を実行する毎に1だけ減算され
る。したがってかかる♯O−2にフローが分岐し、かつ
レジスタIが“0"と検出されるのはプログラムが設定さ
れレジスタSが“0"ではなく、かつプログラム用の再生
のステツプを一通り実行してしまったことを示してい
る。換言すればプログラム再生が一通り実行された際に
は♯O−3へ、プログラム再生が一通り実行される途中
において♯O−5へフローが分岐することになる。
♯O−3;サブルーチンで設定されたインターバル時間
Tiをとり込み該インターバル時間Tiをとり込み該インタ
ーバル時間Ti“0"であるかを検出し“0"であれば♯O−
15を実行、即ちINTLEDを消灯し、トラツクNo表示を消灯
してジヤケツトをイジェクトした後フローはルーチン
から♯A−1に戻って、プログラム再生動作を終了す
る。したがってインターバル時間を“0"とすることによ
って設定される外部トリガモードにおいてはプログラム
再生が一通り実行されるとプログラム再生動作は中止さ
れる。
またインターバル時間Tiが“0"以外に設定されている
際の通常のプログラム再生時には♯O−4へフローは移
る。
♯O−4;レジスタIにレジスタSの内容を書き込む。再
びプログラム動作が開始される。
♯O−5;レジスタIに設定されているプログラムトラツ
クメモリーのアドレスのデータ(I)(プログラムトラ
ツクメモリーのレジスタIに設定されるアドレスに書き
込まれているデータをIにカッコをつけて示す)を読み
出す。
♯O−6;現在ヘツド3−1がアクセスしているトラツク
ナンバーを示すNからデータ(I)を減算して“0"より
も小さくなければ♯O−7へ、小さければ♯O−8にフ
ローは分岐する。
♯O−7;フイールドフラグをセツトする。かかるセツト
は♯D−8と同じくフレームモードでヘツド送りを禁止
するためである。
♯O−8;ヘツド3−1、3−2を外周方向に1トラツク
分シフトする。
♯O−9:ヘツド3−1がアクセスしているトラツクナン
バーを示すNからデータ(I)が等しいかを検出し、等
しければ♯O−10へ等しくなければ即ちトラツクナンバ
ーを示すNよりもデータ(I)の方は大きい場合には♯
O−11へフローは分岐する。
♯O−10;ヘツド3−1、3−2を内周方向に1トラツ
ク分シフトする。
♯O−11;♯D−16、♯D−17、♯D−18と同様 ♯O−12 のステツプであり、かかるステツプに ♯O−13 より記録された映像信号がフレーム映 像信号かフイールド映像信号かに応じ て自動的にフレーム再生、フイールド 再生が行われる。
尚♯O−6〜♯O−10をくり返すことによりヘツド3−
1がプログラムトラツクメモリーにプログラムされてい
るトラツクをアクセスする様に制御される。
♯O−14;レジスタIから1減算する。
♯O−15;プログラム再生実行中フラグがセツトセツト
される。このステツプにより♯K−24にてプログラム再
生モードフラグがセットされているかを判別することに
よってフローを分岐させることが出来る。次いでフロー
は♯K−5へジャンプする。
したがって♯K−3においてルーチンに分岐される
とまず再生プログラムが実際に設定されるか否かが判別
され、更に外部トリガモードが設定されているか否かが
判別されて、外部トリガモードが設定されている際には
プログラムが一通りしか実行されず、それ以外ではプロ
グラム再生がくり返し行われる。
また次に、外部トリガモードが設定される際のフロー
について説明する。外部トリガモードが設定されている
際には♯K−15から♯K−15′−1へフローは分岐す
る。
♯K−15′−1;ここでプリントフラグがSETされている
か否かを判別する。
SETされている場合には♯K−15′−3に進み、SETされ
ていない場合は♯K−15′−2に進む。
♯K−15′−2;ここで、プリントトラツクNoのバツフア
ーNPにFFをSETし、同一トラツクの連続プリント枚数を
計数するためのバツフアPVに0をSETする。(イニシヤ
ライズ) ♯K−15′−3;ここで、現在のヘツドのアクセスしてい
るトラツクNoのバツフアNとNPが等しいか否かを判別す
る。等しい場合には♯K−15′−4へ、等しくない場合
は♯K−15′−5へフローは進む。尚、プリント動作が
始まればバツフアNPには♯K−15′−5においてNがセ
ツトされているため♯K−15′−4へフローは進む。
♯K−15′−4;ここで、PVに1を加える。したがって、
プリント動作が開始されればバツフアPVにプリント枚数
が計数される。♯K−17へ進む。
♯K−15′−5;ここでNPには、現在のヘツド3−1のア
クセスしているトラツクナンバーNを入力し、PVに0を
SETする。♯K−17′へ進む。
♯K−17′;ここでプリントビジー信号がHレベルか否
かを判別する。Hレベルである場合は♯K−17′−1に
進む。Hレベルでない場合は♯K−21′−1に進む。尚
Hレベルである場合とはプリンターが接続されていない
か、もしくはプリンターが異常の場合である。
♯K−17′−1;ここで、E/F信号が、Hレベルか否かを
判別する。
E/F信号とは、この場合外部接続されているプリンター
から入力される信号であり、プリントビジー信号がLレ
ベルにある時、プリンターがフレームメモリーもしくは
フイールドメモリーを有しているか否かの判別信号とし
て有効な信号となる。すなわち第16−3図3)a)に示
した信号、即ちE/F信号がHレベルの時にはメモリー付
プリンター、Lレベルの時にはメモリなしプリンターと
予め決められている。したがってかかる信号のレベルを
判別すればプリンターの種類が判別される。ここで、H
レベルの時に♯K−17′−3へ、Lレベルの時♯K−1
7′−2へフローは分岐する。
♯K−17′−2;UPフラグをSETする。これは接続されて
いるプリンターにメモリが設けられている場合を示す。
次いでフローは♯K−18′に進む。
♯K−17′−3;UPフラグをクリアする。これは接続され
ているプリンターにメモリーが設けられていない場合を
示す。♯K−17′−3′に進む。
♯K−17′−3′;PVが11以上か否かを判別する。すな
わち同一プリント枚数が11枚以上か否かを判別する。
♯K−18′;プリントスタート信号を出力する。第16−
3図に1)として示すプリントスタート信号の立上がり
がプリンターに対してプリントスタートのトリガ信号と
なる。
♯K−19;ここでT0:150msecWAITする。(T0は第16−3
図に示し、かつT0<150msec) ♯K−20;プリントビジー信号のレベルを判別する。プ
リントビジーがレベルの場合はプリンターがプリント動
作に入ったことを示し、Hレベルの場合はプリント動作
に入らなかったことを示す。Lレベル時は♯K−20′−
1、Hレベル時は♯K−21′−1に進む。
♯K−20′−1;UPフラグがSETされているか否かを判別
する。
SETされている場合は♯K−20−2に、SETされていない
場合は♯K−20′−3に進む。
♯K−20′−2;ここでUPフラグがSETされていたことに
より、プリンターはメモリー付であり、かつ、プリント
ビジーがHに変化したことにより、プリントがスター
ト、即ちメモリーへの映像信号のフリーズが変化したこ
とが示される。すなわちプリンターがプリントビジー信
号を出力するタイミングはメモリーへのフリーズが完了
してから(フリーズには前述の150msecあれば充分であ
る)と定められている。ここでは磁気シート1を回転さ
せているモータ2を停止し、JACKETとヘツドを離すため
の機構を用いる。つまり、これはヘツドが上昇するか、
磁気シートが下降するか、あるいは本実施例においては
ヘツド3−1,3−2を映像記録トラツク以外の位置にヘ
ツド移動機構4により移動させるものでもよい。
その後♯K−20′−3に進む。
♯K−20′−3;プリントフラグをSETする。次いでINTLE
Dを点滅させプリント動作中であることを表示する。♯
K−20′−4に進む。
♯K−20′−4;プリントビジー信号がHレベルである時
♯K−21′へ、Lレベルである時♯K−21′−2へ進
む。
♯K−21′;STOPスイツチがONされいるか否かを判別す
る。ONされていなければ♯K−20′−1に分岐し、ONさ
れていれば♯K−21′−6に進む。
♯K−21′−1;♯K−20′においてピリントピジー信号
がLレベルでなかった場合にここに至る。これはプリン
ターが、プリントスタート信号を避けて、プリント動作
に入らなかったことを示す場合である。ここでプリント
フラグがSETされているか否かを判別する。SETされてい
る場合はプリントビジーが一度Hレベルに変化したこと
を示し(♯K−18′、♯K−19′、♯K−20′において
プリンタが動作を開始した場合には、♯K−20−3でプ
リントフラグがセツトされる)これはプリンターが動作
したことを示す。SETされていない場合はプリンターを
動作しなかった事を示す。SETされている場合♯K−2
1′−4へSETされていない場合♯K−21′−7に進む。
♯K−21′−2;ここでE/F信号がHレベルであるか否か
を判別する。
ここでE/F信号の働きについて説明する。
E/F信号は、プリンタービジー信号がHレベルにある
時、即ちプリント動作が行われない場合にはプリンター
にメモリーがあるか否かを示す信号であることは説明し
た通りであるが、プリンタビジー信号がLレベルにある
時にLレベルからHレベルに変化した後T1時間には、プ
リンター側でエラーが生じたか否かの判別信号として機
能する。つまりプリントビジー信号がLレベルにある
時、プリンター側でエラーが生ずるとE/F信号はLレベ
ルに変化する。そしてプリンター側ではプリントビジー
をLレベルからHレベルに変化させるが、この変化を本
装置が読みとるとその時のE/F信号のレベルを本装置がT
1時間内に判別することによりプリンタが正常に動作し
たかプリンタがエラーを発生してプリント動作が完全に
行なわれなかったかを判別する。つまり、プリンタビジ
ー信号がLレベルからHレベルに変化したことが検出さ
れてから(♯K−20′−4)T1時間以内に、E/F信号の
レベルを判別し(♯K−21′−2)、Hレベルである時
には正常にプリントが行なわれたとして♯K−21′−3
に進み、次いで♯K−24′へフローが進むことによって
プリント動作をくり返す。一方♯K−21′−2において
E/F信号がLレベルであると検出された場合にはプリン
タ側で、インクぎれ、プリント用紙ぎれなどのエラーが
生じ、プリントが正常に行なわれなかったとして、連続
プリントを中止するために♯K−21′−4に進む。
♯K−21′−3;ここでジヤケツトとヘツドを接触させ、
MOTORを回転させる。またプリントスタート信号をHレ
ベルにする。このタイミングはT1より遅いものとする。
次いで第16−11図が♯K−24へフローは進む。
♯K−21′−4;このステツプではジヤケツトをインジエ
クトしてしまう。次いでトラツクNoの表示が表示装置2
5′にて行われる。
♯K−21′−5;プリントフラグをクリアする。
♯K−21′−6;このステツプはプリント途中でSTOPSWを
ONした場合に実行されるがジヤケツトとヘツドを正常な
位置にSETし、モータ2を回転させる。即ちメモリ付プ
リンタの場合には♯K−20′−2においてモータ2が停
止しているがストツプスイツチ61がオンされたら通常の
磁気シート1からの再生を行うためにモータ2を回転さ
せる。
♯K−21′−7;のフローにもどる。
以上説明したようにプリンタとのインターフエイスにお
いてプリントビジー、プリントスタート、E/F信号を用
いることにより、自動的に連続プリントが行なわれるわ
けである。このときE/F信号によってプリンタがメモリ
ーを有しているか否かをプリントスタート信号を出力す
る前に判別し、プリンタにメモリーが付いている場合に
は♯K−20′−2においてプリンタが動作した後、すな
わちメモリーに映像信号をフリーズした後には、モータ
2の動作を停止させ、ヘツド3−1,3−2とシート1の
接触を解除し、シートのダメージを軽減している。
また、プリンタにメモリーがない場合には、前述のE/
F信号はHレベルであって、♯K−17′−3′において
同一プリント枚数が10枚を越えている場合には♯K−2
1′−3に分岐し、次のプリントトラツクへ移動させ
る。すなわち、10枚を越えて同一トラツクをプリントで
きないようにしてある。これは磁気シートにダメージを
与えないためには重要なことである。しかしメモリーを
有しているプリンターの場合はこの限りではなく、本実
施例においても10枚を越えての同一プリントが可能とな
っている。
また、♯K−21′−1においてプリントフラグがセツ
トされているか否かを判別しているが、これによりプリ
ンターがプリントを1枚でもプリント動作をしたのか否
かの判別が行なわれ、プリントが行なわれた場合には♯
K−21′−4に進み、ジヤケツトがインジエクトされ、
そうでない場合に♯K−21′−7に進む。
これにより1枚目のプリントがされない場合にはプリ
ントモードを中止して♯K−21′−7に進み、のフロ
ーにもどる。
これに対して1枚目のプリントが既に行なわれ自動プ
リントを行なっている途中でプリントスタートを受け
て、プリントビジーがLレベルにならない場合、つまり
プリント動作に入らない場合にはプリンタ側に何らかの
異常があったとしてジヤケツトをインジエクトし、ジヤ
ケツトの再生を中止してしまう。ただし、1枚もプリン
トを行なわなかった場合には、インジエクトはされず、
プリントモードを中止することになる。即ち例えばプリ
ンタを接続した場合であってもプリンタの電源がオンし
ていない場合も有るので、かかる場合にはジヤケツトの
インジエクトを行なうと故障と判断される惧れがある。
したがって、かかる動作の必要がない。また、♯K−2
1′−4におけるインジエクト時にはトラツクNoのLEDに
トラツクNoを表示したので異常がおこったトラツクNoを
確認できる。正常に全てのプリントが終了した場合には
トラツクNoLEDを消して、インジエクトするようにすれ
ばレラー発生時と正常時の判別が容易で、はなはだ使い
やすいものになる。
また上述の♯K−17′〜♯K−21′−7を実行するの
に際して外部装置として接続されているプリンタがビジ
ーである場合には前述の様にフローは♯A−1に戻り、
再び他のストツプがオンされるまで第16図に示したフロ
ーをくり返す。第16図に示したフローをくり返している
際に再びスタートスイツチ60がオンされれば前述のフロ
ーをくり返し、再び♯K−17′を実行することになる。
また外部装置としてプリンタが接続されていない際に
は♯K−17′において第1図に示したプリンタ13′のビ
ジー信号出力端子からの信号が入力する端子がオープン
となってHレベルとなる。したがって外部トリガモード
が設定されているにもかかわらずプリンタ等の機器が接
続されていない場合にはヘツド3−1,3−2のアクセス
しているトラツクが再生されつづけて、再生しているト
ラツクは更新されない。
また外部装置としてプリンタが接続されており、かつ
該プリンタがピジーではなく、♯K−17′から♯K−1
8′にフローが進んだ場合においてプリントスタート信
号を♯K−18′でプリンタに送ってから♯K−19′に示
す150mspc待機した後にプリンタ動作が開始されてお
り、プリンタがビジーとなった場合にはプリンタの動作
が終了するか、ストツプスイツチ61がオンされるまで♯
K−20′−1,20′−2,20′−3,♯K−21′をくり返し、
プリンタの動作が終了した際にはフローは♯K−20′−
4から♯K−21′−2,♯K21′−3を介して♯K−24に
分岐し、プログラム再生モードフラグがセツトされてい
るかを検出することによってプログラム再生が設定され
ているかを判別する。ここでプログラム再生が設定され
ている場合にはフローは前述の♯K−3へ分岐し、プロ
グラム再生が設定されていない場合には♯K−6へ分岐
する。またストツプスイツチ60がオンされた場合には前
述のフローの説明の通りである。
またプログラム再生が設定されている際において外部
トリガモードが選択された場合には♯O−3において説
明した通りプログラム再生が一通り実行されるとプログ
ラム再生動作は中止される。
また本実施例に依れば外部トリガモードが選択されて
いた場合であり、かつプログラム再生が設定されていな
い場合であっても♯K−10を設けているためヘツド3−
1,3−2のアクセスしているトラツクから最終トラツク
まで再生が順次一通り行われると再生動作は中止する。
したがって、外部トリガモードの際にはプログラム再
生が設定されている場合であっても、いない場合であっ
ても一通りの再生が行われた後に再生動作が中止するた
め外部トリガを行う機器としてプリンタを用いた場合に
は一通りのプリントのみが行われる。
反対に外部トリガモード以外の際にはプログラム再生
が設定されている場合であっても、いない場合であって
も予め決められた順序での再生が一通り行われた後には
再び最初から再生動作が行われる。したがってかかる再
生装置をが外部トリガモード以外で用いる場合には、予
め決められた順序での再生がくり返し行われるためにい
わゆるエンドレス再生を行うことが出来る。
また本実施例における外部トリガ機器としてはプリン
タを示したが例えば電送機能を有する装置であってもよ
いし、再生された信号を処理する装置であれば他の装置
であってもよい。
次にIDを設定する場合について説明する。
のフローにおいて10キースイツチ63〜72がオンされる
と第19図に示すサブルーチンにフローは分岐する。
♯R−1;PBモードフラグがSETされていれば♯R−10に
分岐してのフローチヤートに戻る。したがって記録モ
ード以外では10キーをオンしてもこのサブルーチンでは
実質的に何も実行されない。PBモードフラグがセツトさ
れていなければ即ち記録モードであればフローは♯R−
1より♯R−2に分岐する。
♯R−2;ここでID設定モードすなわち、映像信号にIDを
重畳して、モニターしているモードであるかどうかを判
別する。尚、かかるモードの設定方法については第20図
を用いて詳述する。このモードになっていない場合は♯
R−10に分岐して第6図に示したフローチヤートの♯A
−1に戻る。また、このモードになっている場合には、
♯R−3に分岐する。
♯R−3;ここで設定されたIDをモニタ上のどの位置に表
示するかを示すセツト位置をメモリーするためのRAM27
のレジスタPからセツト位置をCPU40が読み込み、10キ
ースイツチ63〜72のうちオンされたスイツチに対応した
データがRAM27の該セツト位置に対応したアドレスに書
き込まれる。次いでCPU40は読み込んだセツト位置に応
じたモニタB上に前記データを表示する様に文字発生器
84を制御する。
♯R−4;ここで、10キースイツチ63〜72が一度オフされ
るまで待期するオされていたスイツチがオフされれば♯
R−5にフローは進む。
♯R−5;ここでIDのうち年月日以外のデータの設定位置
は第21図にも示す様に0〜10までの11ポイントであるた
めに、ここでレジスタPが10に等しい場合は♯R−6に
分岐し、そうでない場合は♯R−7に分岐する。
♯R−6;ここでレジスタPには0が設定され、DATAの設
定位置が初期化される。
♯R−7;ここではレジスタPの値に1加算されDATA設定
位置が次の設定位置に移動する。
♯R−7−1;レジスタPに記憶されている位置のデータ
がプリンクする(点滅する) ♯R−8;このステツプにおいて、10キースイツチ63〜72
がオンされているかどうかを判別し、オンされている場
合には♯R−3に分岐して、上述したようなフローに従
って10キースイツチにより設定されたIDがモーター13上
に表示される。オンされていない場合には♯R−9に分
岐する。
♯R−9;ここで、10キースイツチ63〜72以外のスイツチ
がオンされているかどうかを判別し、オンされていない
場合はR−8に分岐する。オンされている場合には♯R
−11に分岐する。
♯R−9−1;モニタ上に表示されているIDのブリンクを
停止する。フローは♯R−10に進む。
♯R−11;ここではIDの設定位置のレジスタPに0を設
定し、IDの設定位置を初期化し♯R−9−1に進む。
♯R−10;のフローに戻る。
以上説明したようにPBモードフラグがセツトされてお
らずかつ、ID設定モードつまり設定されたIDがモニター
できるモードにあるときには、10キースイツチ63〜72を
オンするごとに、そのスイツチに対応したデータがCPU4
0により文字発生器84を制御してレジスタPにより定め
られた位置に発生させられる。
次に、IDスイツチ73について説明する。
スイツチ73をオンするとに示すフローより第20図に
示すサブルーチンがコールされる。ここでサブルーチ
ンについて説明する。
♯Q−1;ここでPBモードフラグがセツトされているか否
かを判別しセツトされている場合には♯Q−2に、そう
でない場合には♯Q−7に分岐する。
♯Q−2;ここで、ID表示モードであるか否か、つまり、
IDが、モニター上に、映像信号に重畳されて出力される
モードであるか否かを判別する。ID表示モードである場
合には♯Q−4に、そうでない場合には♯Q−3に分岐
する。
♯Q−3;ここで、CPU40は文字発生器84を制御して、該
発生器84より出力されているIDの表示を停止させる。こ
こより♯Q−6にフローは進む。
♯Q−4;ここで、CPU40はRAM27より、再生されたIDをCP
U40に取り込み、フローは♯Q−5に進む。
♯Q−5;ここでCPU40は再生されたIDに基づいて、文字
発生器84を制御し、再生IDを文字パターンとして第21図
(a)に示す様に文字発生器84より出力させる。次いで
フローは♯Q−6に進む。
♯Q−6;ここで、スイツチ73がオンされている場合は待
期し、オフとなった場合には、フローは次に進み、の
フローに戻ることになる。
♯Q−7;PBモードフラグがセツトされておらず記録モー
ドの際にはIDモードであるか否かを判別する。つまり、
IDが文字発生器84により文字パターンとして映像信号に
重畳されて出力されているモードである場合には♯Q−
9にフローは進む。そうでない場合には♯Q−8にフロ
ーは進む。
♯Q−8;ここで、“ID"という文字が文字発生器84によ
り出力されているモードか否かを判別しそうである場合
には♯Q−10に、そうでない場合には♯Q−11にフロー
は進む。
♯Q−9;このステツプではCPU40は文字発生器84を制御
してIDの表示を停止し、“ID"という2文字のパターン
を第21図(b)に示す様に文字発生器84により発生さ
せ、“ID"文字表示モードにする。次いでフローは♯Q
−6に進む。即ちID設定モードの際にIDスイツチ73をオ
ンにすると、“ID"文字表示モードが設定される。
♯Q−10;このステツプではCPU40は文字発生器84を制御
して、第21図(c)に示す様に全ての文字パターンの表
示を停止する。次いでフローは♯Q−6に進む。
♯Q−11;このステツプにフローが至る場合はID設定モ
ードでもなく“ID"文字表示モードでもない。即ちIDの
モニタ表示を停止するモードとなっているためCPU40はR
AM27より、設定されたIDを取り込み文字発生器84を制御
し、設定されたIDを文字パターンとして第21図(a)に
示す様に文字発生器84より出力させる。即ちこのステツ
プによってID設定モードが設定される。次いでフローは
♯Q−6に進む。
以上説明したようにIDスイツチ73をオンする毎にIDの
表示形式が書きかえられることになる。つまり、再生モ
ードである場合には、IDスイツチ73をオンする毎に再生
ID DATAが映像信号に重畳されてモニターされるID表示
モードと、再生ID DATAを出力しないID非表示モードが
くり返されることになる。即ち具体的には第21図(a)
に示すID表示モード(c)に示すID非表示モードとのく
り返しが行われることになる。また記録モードである場
合には設定するIDを全て表示するID設定モードと、“I
D"文字だけを表示する“ID"文字表示モードと、モニタ
上にIDを表示しないモードとがIDスイツチ73をオンする
毎にくり返し切り換わることになる。即ち具体的には第
21図(a),(b),(c)に示すモードがくり返し切
り換わることになる。以下記録モードにおけるIDの表示
について更に述べる。記録モードにおける第21図
(a),(b)に示すモードにおいて映像信号の記録を
実行した場合第12図♯N−5,♯N−6において映像信号
とともにIDが、DPSに変調されて更に映像信号と周波数
多重されて記録されることになる。また第20図(c)の
モードにおいて映像信号の記録を実行した場合にはIDデ
ータの記録は行なわれない。ただしフレームの内側か外
側か、フイールド記録かを示すDATAは常に映像信号と共
にきろくされる。
即ち本実施例においてIDスイツチを押す回数により記
録モード時、再生モード時いずれの場合にもモニタ13の
IDに関する表示を切り換えることが出来る。
また本実施例においてはIDを映像信号とともに記録す
る記録モードにおいて第21図(a)に示す表示を行うID
設定モードと、第21図(b)に示す表示を行う“ID"文
字表示モードとを有しているが、かかる2つの表示モー
ドを設けた理由について説明する。即ち、IDとしては年
月日と11けたの数字とが設定可能であるが、第21図
(a)に示す様にIDの情報の全てを表示させようとする
とモニタ13の画面上のかなりの面積を占めることになり
映像の観察の邪魔になることがあるという問題点がある
ため第21図(b)に示す様な表示モードを設けてかかる
問題点を解消している。
次に、再生モードにおいて、再生されたIDの表示方法
について説明する。即ち記録モードにおいて第21図
(a),(b)に示すモードがIDスイツチ73により設定
されている際に映像信号とともに記録されたIDを再生す
る場合の表示方法について説明する。再生モード時にお
いては、新しいトラツクにヘツドを移動させた時にはか
かるトラツクに記録されているIDがモニタ13上に再生さ
れることになる。これは第1図に示したデータ復調器12
により再生されたIDが復調され、この出力をCPU40が読
み取り、更に文字発生器84を駆動することにより行なわ
れる。ここでCPU40が読み取ったIDはCPU40によりRAM27
に保持されることになる。かかるIDの表示については第
21図(a)を用いて説明したが、本実施例においてはRA
M27に保持された文字の表示モードとして次のI),II)
に示す2つのモードを有している。
I)IDのデータとして年月日のみが設定されており、他
のデータについては何も設定されずに記憶されたIDを再
生した際に表示する第1の表示モード。
II)ID DATAとして年月日と他の数字データがともに設
定され記録されたIDを再生した際の第2の表示モード。
I)におけるIDの表示を第22図(a)に示す。
II)におけるIDの表示を第22図(b)に示す。
すなわちI)に対する表示は年月日のみをモニタ上の
右下すみに表示し、II)に対しては年月日と他のデータ
をモニタ上の右下すみに表示する。したがってIDの情報
の表示は常にモニタの画面の右下すみに行われ、映像信
号に対して邪魔になることが出来るだけ防止出来る。ま
た本実施例においては画面右下すみに表示を行う様にし
たが、画面のすみであればどこでもよい。
この動作を実行させるためには、第1図のデータ復調
器12の出力信号をCPU40で読み取った後、年・月・日以
外のデータがすべて設定されていないことを確認した後
文字を発生させればよい。つまり、上記I),II)の場
合とで、文字の発生位置を異なる様にCPU40は文字発生
器84を制御する。
また、年月日以外のデータに対して、本装置が記録し
た場合のDATAでないことが判明された場合にも第22図
(b)に示す表示を行なう。
これはよく知られたチエツクコードをID DATAとして
記録しておくことにより判別ができるものである。
次にIDとして年月日の設定を行なう場合について説明
する。のフローにおいて、年設定スイツチ74がオンさ
れるとフローは第23図に示したサブルーチンに飛ぶこ
とになる。
♯S−1;ここでPBモードフラグがセツトされている場合
はフローは♯S−14に進み、のフローに戻る。セツト
されていない場合は♯S−2に進む。
♯S−2;ここでID設定モード、すなわち映像信号にIDデ
ータを重畳してモニタあるいはプリンタに出力するモー
ドであるかどうかを判別する。このモードになっていな
い場合には♯S−14に進み、のフローに戻る。このモ
ードになっている場合には、♯S−3に進む。
♯S−3;ここで、モニタ13上の年設定位置の10位ケタの
数字がブリンクする年設定位置の10位ケタの数字のブリ
ンクとは第24図(a)のに示す位置の文字かブリンク
することを意味する。これは、CPU40が文字発生器84を
制御して、この位置の文字を発生させたり、発生させな
い様にすることによって実行される。これは、よく知ら
れている割り込み処理により行なわれている。次いでフ
ローは♯S−4に進む。
♯S−4;ここでスイツチ74がオフされるまで待期する。
スイツチ74がオフされと、フローは♯S−5に進む。
♯S−5;ここで10キースイツチ63〜72がオンされている
か否かを判別する。10キースイツチがオンされている場
合にはフローは♯S−6に進む。そうでない場合は♯S
−12に進む。
♯S−6;ここでCPU40は10キースイツチによる入力デー
タをRAM27に書き込み、年設定位置である第24図(a)
にとして示す位置に、文字発生器84を制御することに
よっ文字パターンを発生させる。次いでフローは♯S−
7に進む。
♯S−7;年設定位置の1位ケタ目の数字をブリンクさせ
る。これは第24図に示す位置の文字がブリンクするこ
とを意味する。ブリンクはCPU40が文字発生器84を制御
することにより実行される。フローは♯S−8に進む。
♯S−8;ここで10キースイツチがオフされるまで待期す
る。10キースイツチがオフされるとフローは♯S−9に
進む。
♯S−9;ここで10キースイツチがオンされているか否か
を判別する。オンされている場合にはフローは♯S−10
に、そうでない場合には♯S−13に進む。
♯S−10;10キースイツチがオンされた場合にはCPU40
は、10キースイツチにより入力されたデータをRAM27に
書き込み、年設定位置の1位ケタ目である第24図(a)
のに示す位置に、文字発生器84を制御して文字パター
ンを発生させる。次いでフローは♯S−11に進む。
♯S−11;年設定位置における文字のブリンクをCPU40が
文字発生器84を制御することにより停止させる。これに
より使用者は年設定が終了したことを知ることが出来
る。フローは♯S−14に進む。
♯S−12;♯S−5において10キースイツチがオンされ
ていない場合には10キー以外のスイツチがオンされてい
るか否かを判別する。オンされていない場合にはフロー
は♯S−5に分岐することになり♯S−5,♯S−12のス
テツプをくり返し、10キー以外のスイツチがオンされて
いる場合は♯S−11に進む。
♯S−13;ここで10キー以外のスイツチがオンされてい
るか否かを判別する。オンされていない場合にはフロー
は♯S−9に分岐し、オンされている場合には♯S−11
に分岐する。したがって10キー以外のスイツチがオンさ
れるまでは♯S−9,♯S−13のステツプをくり返すこと
によって年設定位置における文字のブリンクは続き、使
用者に10キースイツチによる年設定を促す。
♯S−14;PBモードフラグがセツトされている場合、ID
設定モードの場合、♯S−11によってブリンクが停止し
た場合にはこのステツプによりフローはに戻る。
以上説明したように、年設定ステツプ74をオンするこ
とによりまず年設定位置の10位ケタ目である数字がブリ
ンクを開始し、データの設定される位置を操作者に伝え
る。ここで10キースイツチにより数字を入力することに
よりブリンクしている位置に入力したデータが文字パタ
ーンとして文字発生器84により発生させられるととも
に、CPUはRAM27にそのデータを保持する。10位ケタ目の
設定が終了すると次は1ケタ目の数字がブリンクを開始
し、同時にしてこの位置にDATAの設定が行なわれる。こ
こで、1ケタ目の設定が完了すると年の設定モードは終
了しに示すフローに戻ることになるが、このままに
示すフローに進んで、月の設定モードに入るようにして
もよい。
次に、第25図に示すようにサブルーチンを参照しな
がら月のDATAの設定について詳細に述べる。
のフローにおいて、スイツチ75がオンされると、サ
ブルーチンが呼び出され、月DATAの設定モードとな
る。
♯T−1;ここでPBモードフラグがセットされている場合
フローは♯T−16に進みのフローに戻る。PBモードフ
ラグがセツトされていない場合にはフローは♯T−2に
進む。
♯T−2;ここでID設定モードすなわち映像信号にIDデー
タを重畳してモニタあるいはプリンタに出力するモード
であるかどうかを判別する。このモードになっていない
場合には♯T−16に進み、のフローに戻る。このモー
ドになっている場合には♯T−3に進む。
♯T−3;ここで、モニタ上の月設定位置の10位ケタの数
字をブリンクさせる。月設定位置の10位ケタの数字のブ
リンクとは第24図(a)のに示す位置の文字がブリン
クすることを意味する。これはCPU40が文字発生器84を
制御することによって、文字を発生させたり発生しない
様にさせたりすることによって実行される。次いでフロ
ーは♯T−4に進む。
♯T−4;ここで月設定スイツチ75が、オフされるまで待
期する。スイツチ75がオフされるとフローは♯T−5に
進む。
♯T−5;ここで、10キースイツチ63〜72がオンされてい
るか否かを判別する。10キースイツチがオンされている
場合にはフローは♯T−6に進み、そうでない場合には
♯T−13に進む。
♯T−6;ここで、10キースイツチにより入力されたデー
タが2以上であるか否かを判別する。2以上である場合
にはフローは♯T−14に進み、そうでない場合には♯T
−7に進む。即ち月設定の場合、初めに入力された数字
が“1"もしくは“0"の場合のみ1位ケタの数字を受け付
ける様にするためこのステツプで設定された数字に応じ
てフローを分岐させる。
♯T−7;ここでCPU40は入力データをRAM27に書き込むと
ともに文字発生器84を制御して文字パターンを第24図
(a)のに示す位置、すなわち♯T−3においてブリ
ンクさせた位置に発生させる。フローは♯T−8に進
む。
♯T−8;ここで、月設定位置の1位ケタの数字をブリン
クさせる。これは第24図(a)のの示す位置の文字が
ブリンクすることを意味する。フローは♯T−9に進
む。
♯T−9;ここで10キースイツチがオフされるまで待期す
る。10キースイツチがオフされるとフローは♯T−10に
進む。
♯T−10;ここで10キースイツチがオンされているか否
かを判別する。オンされている場合にはフローが♯T−
11に、そうでない場合は♯T−15に進む。
♯T−11;ここで、CPU40は♯T−5もしくは♯T−10に
おいて10キースイツチにより入力されたデータをRAM27
に書き込み、月設定位置の1位ケタである第24図に示
す位置に文字発生器84を制御して文字パターンを発生さ
せ次いでフローは♯T−12へ進む。尚♯T−14からこの
ステツプに分岐した場合には♯T−14,♯T−11を実行
することにより、♯T−5において10キースイツチによ
り入力されたデータが1位ケタに表示され10位ケタには
“0"が表示される。
♯T−12;月設定位置のデータのブリンクを停止し、月
設定が終了したことを表示する。フローは♯T−16に進
む。
♯T−13;このステツプには♯T−5において10キース
イツチがオンされない場合に分岐する。ここで10キー以
外のスイツチがオンされているか否かを判別する。オン
されていない場合には♯T−5に分岐し、オンされてい
る場合には♯T−12に分岐する。すなわち10キースイツ
チあるいはその他のスイツチがオンされるまでは♯T−
5,♯T−13のフローをくり返し、10キースイツチがオン
された場合にはフローは♯T−6へ10キースイツチ以外
がオンされた場合にはフローは♯T−12へ分岐する。
♯T−14;このステツプには♯T−6において入力デー
タが“2"以上であったことが判別された際に分岐する。
ここで、CPU40はRAM27にデータ“0"を書き込み、月設定
位置の10位ケタに文字発生器84を制御して文字パターン
“0"を発生させる。フローは♯T−11へ進む。
♯T−15;ここで10キー以外のスイツチがオンされてい
るか否かを判別する。オンされていない場合には♯T−
10に分岐し、オンされている場合には♯T−12に分岐す
る。
♯T−16;のフローに戻る。
以上説明したように、スイツチ75をONすることによっ
てまず月の設定位置における10位ケタがブリンクするこ
とにより10キースイツチで入力するデータを設定すべき
位置がまず示されることになる。ここで2以上のデータ
が入力された場合には、自動的に10位ケタには“0"が設
定され1位ケタ入力データが設定されることになる。も
ちろん1以下の入力があった場合には10位ケタに入力さ
れブリンクする位置が1位ケタに移動し、次に10キーで
入力したデータは1位ケタに設定されることはいうまで
もない。したがって本実施例に依れば月の設定に際して
は10位ケタに2以上が設定されることがないということ
を利用して簡便な月設定を行わせる様にすることが出来
る。
また、♯T−3において、ここでは10位ケタだけをブ
リンクさせることとしたが、ここで、10位ケタと1位ケ
タと共にブリンクさせてもよい。
さらに次の1位ケタの設定が完了するとこの例では
のフローに戻ることになるがこのまま第26図に示すサブ
ルーチンに進んで日の設定モードに入るようにしても
よい。
次に第26図を参照しながら日のデータ設定について詳
述する。のフローにおいてスイツチ76がオンされると
日データの設定モードが呼び出されフローはに飛ぶ。
♯U−1;ここでPBモードフラグがセツトされている場合
フローは♯U−16に進み、のフローに戻る。PBモード
フラグがセツトされていない場合には♯U−2に進む。
♯U−2;ここでIDデータのSETモード、すなわち映像信
号にIDデータを重畳してモニタあるいはプリンタに出力
するモードであるかどうかを判別する。このモードにな
っていない場合には♯U−16に進み、のフローに戻
る。このモードになっている場合には、♯U−3に進
む。
♯U−3;ここで、モニタ上の日設定位置の10位ケタの数
字をブリンクさせる月設定位置の10位ケタの数字のブリ
ンクとは第24図(a)のに示す位置の文字がブリンク
することを意味する。これは、CPU40が文字発生器84を
制御することによって、文字を発生させたり、発生しな
い様にさせたりすることによって実行される。次いで、
フローは♯U−4に進む。
♯U−4;ここで、日設定スイツチ76がオフされるまで待
期する。スイツチ76がオフされると、フローは♯U−5
に進む。
♯U−5;ここで10キースイツチ63〜72がオンされている
か否かを判別する。10キースイツチがオンされている場
合にはフローは♯U−6に進み、そうでない場合は♯U
−13に進む。
♯U−6;ここで10キースイツチにより入力データが4以
上であるか否かを判別する。4以上である場合にはフロ
ーは♯U−14に進み、そうでない場合には♯U−7に進
む。即ち月設定の場合、初めて入力された数字が“3",
“2",“1",“0"の場合のみ1位ケタの数字を受け付ける
様にするためこのステツプで設定された数字に応じてフ
ローを分岐させる。
♯U−7;ここでCPU40は入力データをRAM27に書き込むと
ともに文字発生器84を制御して文字パターンを第21図
(a)のに示す位置、すなわち♯U−3において、ブ
リンクさせた位置に発生させる。フローは♯U−8に進
む。
♯U−8;ここで日設定位置の1位ケタの数字をブリンク
させる。これは第24図(a)のに示す位置の文字がブ
リンクすることを意味する。フローは♯U−9に進む。
♯U−9;ここで10キースイツチがオフされるまで待期す
る。10キースイツチがオフされるとフローは♯U−10に
進む。
♯U−10;ここで10キースイツチがオンされているか否
かを判別する。オンされている場合にはフローは♯U−
11に、そうでない場合は♯U−15に進む。
♯U−11;ここでCPU40は♯U−5もしくは♯U−10にお
いて10キースイツチにより入力されたデータをRAM27に
書き込み、日設定位置の1位ケタである第24図に示す
位置に文字発生器84を制御して文字パターンを発生さ
せ、次いでフローは♯U−12に進む。尚、♯U−14から
このステツプに分岐した場合には♯U−14,♯U−11を
実行することにより、♯U−5において10キーステツプ
により入力されたデータガ1位ケタに表示され10位ケタ
には“0"が表示される。
♯U−12;日設定位置のデータのブリンクを停止し、日
設定が終了したことを表示する。フローは♯U−16に進
む。
♯U−13;このステツプには♯U−5において10キース
イツチがオンされていない場合に分岐する。ここで10キ
ー以外のスイツチがオンされているか否かを判別する。
オンされていない場合には♯U−5に分岐し、オンされ
ている場合には♯U−12に分岐する。即ち10キースイツ
チあるいはその他のスイツチがオンされるまでは♯U−
5,♯U−13のフローをくり返し、10キースイツチがオン
された場合にはフローは♯T−6へ、10キースイツチ以
外がオンされた場合にはフローは♯U−12へ分岐する。
♯U−14;このステツプには♯U−6において入力デー
タが“4"以上であったことが判別された際に分岐する。
ここで、CPU40は、RAM27にデータ“0"を書き込み、月設
定位置の10位ケタに、文字発生器84を制御いて文字パタ
ーン“0"を発生させる。フローは♯U−11に進む。
♯U−15;ここで10キー以外のスイツチがオンされてい
るか否かを判別する。オンされていない場合には♯U−
10に分岐し、オンされている場合には♯U−12に分岐す
る。
♯U−16;のフローに戻る。
以上説明したように、スイツチ76をオンすることによ
ってまず日の設定位置における10位ケタがブリンクする
ことにより、10キースイツチで入力するデータを設定す
べき位置がまず示されることになる。ここで4以上のデ
ータが入力された場合には、自動的に10位ケタには“0"
が設定され1位ケタに入力データが設定されることにな
る。もちろん3以下の入力があった場合には10位ケタに
入力され次にブリンクする位置が1位ケタに移動し、次
に10キーで入力したデータは1位ケタに設定されること
はいうまでもない。したがって本実施例に依れば日の設
定に際しては10位ケタに4以上が設定されることがない
ということを利用して簡便な目設定を行わせる様にする
ことが出来る。
また、♯U−3において、ここでは10位ケタだけをブ
リンクさせることとしたが、ここで10位ケタと1位ケタ
と共にブリンクさせてもよい。
以上説明した本実施例においては設定位置を示すため
に表示をブリンクしていたが、他の方法例えば輝度を変
えるかあるいは色を変えるか等の方法により設定位置を
示す様にしてもよい。
次に消去のシーケンスについて説明する。消去を行う
場合には第1図に示した消去実行スイツチ78、消去スタ
ンバイスイツチ77を用いる。すなわち消去を実行する場
合には予めスイツチ77により消去のスタンバイ状態とし
ておき、次いでスイツチ78の消去実行スイツチをオンし
た際に初めて消去が実行されることになる。また、消去
には、連続的に複数トラツクを消去するモードと、単一
のトラツクのみを消去するモードとがある。以下、第27
図に示す′のフローチヤートに基づいて、上記の動作
について詳述する。第1図のAのフローチヤートにおい
て、スイツチ77がオンされるとフローはサブルーチン
′をコールし♯V−1に進む。以下説明を続ける。
消去スタンバイスイツチ77がオンされるとフローは第
27図に示す♯V′−1に進む。
♯V′−1;ここで再生モードを設定するためにサブルー
チンCを呼び出す。これに依りまず再生モードが前述の
様に設定される。また消去の開始トラツクNoのバツフア
ー(ES)に“50"が、消去の終了トラツクNoのバツフア
ー(EE)に“1"が設定され、さらに消去トラツクNoバツ
フアー(E)に“FF"が設定される。
♯V′−2;ここで、トラツクNoの表示用の7セグメント
LED25を2Hzのタイミングで点滅させ消去モードが設定さ
れたことを操作者に知らせる。
♯V′−3;ここで消去スイツチ78がオンされたか否かを
判別する。オンされている場合は♯V′−10へ、オンさ
れていない場合は♯V′−4へフローは進む。
♯V′−4;ここで10キースイツチがオンされているか否
かを判別する。オンされている場合は♯V′−4−1
へ、オンされていない場合は♯V′−5へフローは進
む。
♯V′−4−1;♯V′−4において、10キースイツチが
オンされている場合このフローに至る。ここでは消去ト
ラツクNoのバツフアー(E)にオンされたKEYに示され
る数値が1の位に設定される。この時第28図に示す様に
10キースイツチがオンされる前に1の位に設定されてい
た数値はEの10の位に移動し、10の位に設定されていた
値は消滅する。ただしここで“F"の数値は0とおきかえ
られる。またバツフアーEの値がトラツクNo表示LED25
に表示される。フローは♯V′−4−2へ進む。
♯V′−4−2;ここで10キースイツチがオフされるまで
待期する。10キースイツチがオフにされるとフローは♯
V′−5へ進む。
♯V′−5;ここで、消去の開始トラツクNoの設定スイツ
チ81(START TRACK SW)がONされているか否かを判別す
る。ONされている場合♯V′−6へ、ONされていない場
合は♯V′−7へフローは進む。
♯V′−6;ここで、消去開始トラツクNoのバツフアーES
には、消去トラツクNoのバツフアーEに設定されている
値がSETされる。フローは♯V′−7へ進む。
♯V′−7;ここで、消去終了トラツクNo.の設定スイツ
チ82(STOP TRACK SW)がオンされているか否かを判別
する。オンされている場合♯V′−8へ、オンされてい
ない場合は♯V′−9へ進む。
♯V′−8;ここで、消去終了トラツクNoのバツフアーEE
には消去トラツクNoのバツフアーEに設定されている値
がSETされる。次いでフローは♯V′−9へ進む。
♯V′−9;ここで、消去スイツチ78、消去開始トラツク
設定スイツチ81(START TRACK SW)、消去終了トラツク
設定スイツチ82(STOP TRACK SW)、10キースイツチ以
外のスイツチがオンされているか否かを判別する。オン
されている場合は♯V′−30へフローは進み消去モード
を終了するが、オンされていない場合は♯V′−3へフ
ローは進む。
次に、♯V′−3におい消去スイツチ78をオンした場
合に進む。♯V′−10以後のフローについて説明する。
♯V′−10;ここで、あらかじめ磁気シートのケースに
取り付けられている誤消去の防止爪が付いているか否か
を判別する。この爪がある場合は♯V′−11へ進み、な
い場合は、誤消去防止の対策が磁気シート自体にされて
いると判断しフローは♯V′−30へ進み消去モードを終
了する。
♯V′−11;ここで、消去トラツクNoバツフアーEの値
が“FF"であるか否かを判別する。FFであるときは、♯
V′−22へフローは進む。
すなわちバツフアーEEの値がFFであるとは消去モード
を設定した後、10キースイツチを一度もオンすることな
く、すなわち♯V′−4−1、♯V′−4−2のフロー
を通過しなかった場合であり、この場合には後述するよ
うに現在アクセスしているトラツクの映像信号のみが消
去されることになる。またこの場合にはフイールド再生
されている場合はフイールド消去、フレーム再生されて
いる場合はフレーム消去されることになる。
バツフアEの値がFFでない場合はフローは♯V′−12
へ進む。
♯V′−12;ここで、バツフアーESの値が0と等しいか
否かを判別する。すなわち、10キースイツチと消去開始
トラツク設定スイツチ81によりバツフアーESに“0"の値
が設定されたか否かの判別を行う。バツフアESの値が
“0"と等しい場合には♯V′−30へ進み、消去モードを
終了する。“0"と等しくない場合には♯V′−13へ進
む。
♯V′−13;ここで、バツフアーESの値が50を越えてい
るか否かを判別する。バツフアーESの値が50を越えて設
定されている場合にはフローは♯V′−30へ進み、そう
でない場合フローは♯V′−14へ進む。
♯V′−14;ここで、ESの値が“FF"と等しいか否かを判
別する。つまり、10キースイツチと消去開始トラツク設
定スイツチ81によりバツフアーESに値が設定されたか否
かの判別を行う。バツフアーESの値かFFと等しい場合に
フローは♯V′−30へ進み、そうでない場合フローは♯
V′−15に進む。
♯V′−15;ここで、バツフアーEEの値が“FF"と等しい
か否かを判別する。すなわち10キースイツチと消去終了
トラツク設定スイツチ82によりバツフアEEに値が設定さ
れたか否かの判別を行う。バツフアーEEの値が“FF"と
等しい場合には♯V′−30へフローは進み、消去モード
を終了する。“FF"と等しくない場合には♯V′−16へ
進む。
すなわち、♯V′−11から♯V′−15に示すフローに
よって、消去モードにおいて、10キースイツチによりES
又はEEに値を設定した場合には消去の開始トラツクNoが
0でない値に、また消去の終了トラツクNoが50を越えな
い値に設定された場合に限り♯V′−16へフローは進む
が、そうでない場合には♯V′−30へフローは進み後述
する連続消去は行われない。
♯V′−16;ここではバツフアEEとESの大小を比較す
る。すなわち消去の開始トラツクNoの方が消去の終了ト
ラツクNoよりも大きい場合にはフローは♯V′−30へ進
み連続消去は行われない。そうでない場合に限り♯V′
−17へフローは進み、連続消去が行われるわけである。
以上により♯V′−11から♯V′−16のフローにより
10キースイツチをオンすることにより連続消去モードが
設定される、と換言することができる。つまり、10キー
スイツチを1度もオンすることなく消去スイツチ78をオ
ンした場合には、バツフアーEの値は♯V′−1で設定
された値“FF"となっているため♯V′−11においてフ
ローは♯V′−22へ進み、単一の映像の消去動作が実行
されるわけであるが、バツフアーEEの値が“FF"でない
場合、つまり10キースイツチを一度でもオンした場合に
は♯V′−12へフローは進み、♯V′−12より♯V′−
16のフローによって消去の開始トラツクNo、消去の終了
トラツクNoが大小関係を含めて両方正しく設定さえたこ
とを確認して♯V′−17へフローを進め、連続消去が以
後に示すフローにより実行されることになる。つまり、
♯V′−14、♯V′−15、♯V′−16において、消去の
開始トラツクが設定されていない場合、消去の終了トラ
ツクが設定せていない場合、さらに消去開始トラツクNo
の方が消去終了トラツクNoよりも大きな値となっている
場合には、消去は実行されず、フローは♯V′−30へ進
み消去モードを終了する。
♯V′−17;ここで、フイールドフラグがSETされ、フイ
ールドモードとなる。♯V′−18へフローは進む。
♯V′−18;ここで、消去開始トラツクNo.のバツフアー
(ES)が現在アクセスしているトラツクNo.のバツフア
ーNよりも大きいか否かを判別する。大きい場合にフロ
ーは♯V′−20へ進み、そうでない場合は♯V′−19へ
フローは進む。
♯V′−19;1トラツク内周側へヘツドを移動させる。N
の値に1を加算して♯V′−18へ分岐する。
♯V′−20;ここで、消去開始トラツクNo.のバツフアー
(ES)と現在アクセスしているトラツクNo(N)が等し
いかを判別する。等しい場合には♯V′−22へフローは
進み、等しくない場合に♯V′−20へフローは進む。
♯V′−21;ここで、1トラツク外周側にヘツドを移動
させる。Nの値を1減算してフローは♯V′−19へ進
む。
以上、説明した♯V′−18より♯V′−21のフローの
動作についてまとめると、これは消去の開始トラツクNo
として設定されたバツフアーESの値で示されるトラツク
番地にヘツドをアクセスするフローを示したものであ
る。以下、かかるアクセスが終了した後に実行される♯
V′−22以下のフローについて説明する。
♯V′−22;♯V′−20において、消去開始トラツクNo
ESとアクセスしているトラツク番地Nの値が等しくなる
とここにフローが至り、ここではトラツクNo表示用LED2
5を5Hzのタイミングで点滅させると同時に、トラツクNo
Nの値をLEDに表示させる。フローは♯V′−23へ進
む。
♯V′−23;ここで、第3図に示す消去信号を発生させ
る。
♯V′−24;ここで、消去が終了するまで待期する。消
去が終了すると♯V′−25へフローは進む。
♯V′−25;ここで、バツフアーEEに設定されている値
が“FF"と等しいか否か、すなわち連続消去モードでは
ないのか否かを判別する。“FF"と等しい場合にフロー
は♯V′−30へ進み、そうでない場合にはフローは♯
V′−26へ進む。
♯V′−26;ここで、消去終了トラツクNoのバツフアーE
Eと現在アクセスしているトラツクNOのバツフアーNと
が等しいか否かを判別する。等しい場合にフローは♯
V′−30へ進み、そうでない場合♯V′−27へフローは
進む。
♯V′−27;ここで、Nの値が50に等しいか否かを判別
する。等しい場合には♯V′−30へフローは進み、消去
モードが解除され、そうでない場合は♯V′−28へフロ
ーは進む。
♯V′−28;1トラツク内周側へヘツド3−1,3−2を移
動させる。Nに1を加算する。フローは♯V′−29へ進
む。
♯V′−29;ここで、ストツプスイツチ61がオンされて
いるか否かを判別する。ONされている場合にフローは♯
V′−30へ進み、そうでない場合は♯V′−22へフロー
は進み、上述の動作をくり返す。
すなわち♯V′−22より♯V′−29に示すフローによっ
て、消去が連続的に1トラツクずつ、ヘツド内周方向に
移動させながら実行されるわけである。ただし、50トラ
ツクの消去が終了すると(♯V′−27)連続消去は中止
される。
♯V′−30;ここで、トラツクNo表示用LED25の点滅から
STOPされ、トラツクNo が表示されたままとなる。つま
りこれで消去モードが解除されたことが示される。フロ
ーは♯V′−31へ移動する。
♯V′−31;ここで、消去スタンバイスイツチ77がオン
されているか否かを判別し、オンされている場合にはこ
こで待期する。オフされていれば♯V′−32へフローは
進む。
♯V′−32;のフローに戻る。
以上説明したように、本実施例では消去の実行に先だ
って消去モード設定スイツチ77をオンにすることにより
消去モードが設定され、♯V−1においてサブルーチン
がコールされ、再生モードになると共に、トラツクNo
の表示用LED25が2Hzのタイミングで点滅を開始し、消去
モードが設定されたことを操作者に知らしめる。また、
消去モードが設定ている状態において、10キースイツチ
をオンにすることにより連続消去モードが設定される。
10キースイツチをオンにすることなく消去スイツチ78を
オンした場合には、連続消去モードとはならず、その時
ヘツドがアクセスしているトラツクのみが消去されるこ
とになる。なお、この場合には、フレーム再生されてい
ればフレームモードでの消去が行われ、フイールド再生
されていればフイールドモードでの消去が行われる。ま
た、10キースイツチをONにすることにより、連続消去モ
ードを設定した場合には、消去の開始トラツクNoのバツ
フアー(ES)、および消去の終了トラツクNoのバツフア
ー(EE)が共に正しく設定されている場合のみ、設定さ
れたトラツクを連続的にESに示されるトラツクよりEEに
示されるトラツクまでをヘツドを移動させながら1トラ
ツクずつ消去が移動的に実行されるわけである。なお、
ここに示すフローにおいてはEEとして50を越えた数値が
設定された場合であっても他の条件があっても他の条件
が合っていれば、EEとしては50トラツクを設定された場
合と同様にして消去を実行させているか、♯V′−13と
♯V′−14において、EEが50より大きいか否かの判別ル
ーチンを追加し、50より大きい場合には♯V′−30へ分
岐して、消去モードを終了させ、50以下である場合には
♯V′−14へ進むようにすればバツフアーEEに50を越え
た値が設定された場合には消去を実行させないことも容
易に実現できる。また♯V′−29において、ストツプス
イツチ61がオンされたか否かを判別し、オンされている
場合は♯V′−30へ分岐し、そうでない場合♯V′−22
へ分岐するようにしているため、連続消去の実行中であ
ってもストツプスイツチ61により消去を中断させること
ができる。
なお、♯V′−28より♯V′−29の間に、一定時間の
WAIT時間を設定することにより、次に消去されるトラツ
クの再生映像信号を上記で定めた一定時間(WAIT時間)
だけ、モニターに確認することが可能であり、このよう
にすれば連続消去中であっても、消去したくない映像信
号が連続消去のトラツク範囲に含まれたいた場合、スト
ツプスイツチ61をオンにすることにより♯V′−29消去
を中断できるため、誤消去の可能性はほとんどなくな
る。
さらに、ここに示したフローでは♯V′−1において
サブルーチンを呼び出して再生モードを設定して、連
続消去中であってもトラツクが移動された直後において
は再生信号の確認がモニターで行えるようにしている
か、♯V′−1において、再生モードを設定せずに、即
ちサブルーチンを呼び出すステツプを省けば再生モー
ドでない場合、つまりRECモードの場合であっても以下
のフローに示した動作は、何の故障もなく実行される。
ただし、この場合には消去が実行される前に再生映像信
号の確認は行えない。
ただし、RECモードが設定されて連続消去が実行され
た場合に限り、連続消去の終了後、連続消去の開始トラ
ツク位置にヘツドをアクセスさせることは、消去後の動
作を考えるとはなはだ有効である。この場合のフローを
第29図のに示す。に示すフローはVに示すフローの
♯V′−1におけるサブルーチンを呼び出す部分を省
略したものに♯W−33,♯W−34を追加するこにより成
り立っていっるが、ここでは主要な部分のみを示す。
♯W−33に至るのは♯V′−26、♯V′−27のフロー
からであり、これは連続消去が全て終了した場合であ
る。
♯W−33;ここで、PBモードフラグがSETされているか否
かを判別する。SETされている場合フローは♯V−30へ
進み、これはVに示したフローと同一である。PBモード
フラグがSETされていない場合フローは♯W−34へ進
む。
♯W−34;ここで、消去開始トラツクNoのバツフアーES
と現在アクセスしているトラツクNoのバツフアーNの値
が等しいか否かを判別する。等しい場合には♯V′−30
へフローは進み、等しくない場合には♯W−35へ進む。
♯W−35;ここで、ヘツドを外周方向に1トラツク分移
動させNから1減算する。フローは♯W−34へ進む。
すなわちPBモードフラグがSETされていない状態で連
続消去が実行された場合には♯W−34、♯W−35をくり
返すことにより、連続消去が開始されたトラツク番地に
ヘツドがアクセスされることになる。
本実施例に依れば連続消去の実行トラツク範囲の設定
方法として、消去開始トラツクNoと消去終了トラツクNo
を設定するものとしたため、連続消去の消去範囲の設定
が容易になった。
また更に本実施例に依れば設定された消去開始トラツ
クNoと、消去終了トラツクNoの設定値が共に適当な値で
ある場合に限り、連続消去が実行されるため、誤消去が
なされる確率が減少させることが出来る。
第27図のフローチヤートにおいては連続消去を行うに
際して、連続消去の開始位置と終了位置の両者を設定す
ることによって行ったが、次にフイールド記録された画
面、フレーム記録された画面を夫々一画面として計数
し、トラツク数ではなく画面の枚数を予め設定してから
設定された枚数だけ連続消去を行う様に制御する消去装
置のフローチヤートについて第30図を用いて説明する。
かかる場合には残り記録枚数確認スイツチ90が用いら
れる。
消去モードスタンバイスイツチ77がONされるとフロー
はV″に移動する。
♯V″−1;まずPBモードが設定される。ここで、消去映
像数バツフアーEにFFからSETされる。またトラツクNo
表示LEDが2Hzのタイミングで点滅し、消去モードが設定
されたことを操作者に確認させる。
♯V″−2;ここでイレーズスイツチ78がオンされたか
否かを判別する。オンされている場合は♯V″−6へ、
オンされていない場合は♯V″−3へ進む。
♯V″−3;ここで、記録枚数確認スイツチ90がオンされ
ているか否かを判別する。オンされている場合には♯
V″−3−1へ、オンされていない場合には♯V″−4
へ進む。
♯V″−4;ここで10キースイツチがオンされているか否
かを判別する。オンされている場合は♯V″−4−1
へ、オンされていない場合は♯V″−5へフローは進
む。
♯V″−5;ここで、スイツチ78,90,10キー以外のスイツ
チがオンされたか否かを判別する。オンされた場合には
♯V″−23へ、オンされなかった場合は♯V″−2へ分
岐する。
次に♯V″−3より♯V″−3−1へ分岐した場合、
すなわち記録枚数確認スイツチ90をオンした場合につい
て説明する。
♯V″−3−1;ここで、メモリー(RAM27)内のバツフ
アーV(記録枚数)に0を、N′にNを設定する。した
がってN′にはレジスタNの値、即ちヘツドがアクセス
しているトラツク番号が代入される。
♯V″−3−2;メモリーのN′番地を参照し0011がセツ
トされているか否か、すなわちトラツク番号がN′であ
るトラツクがフレーム記録の外周側か否かを判別する。
0011である場合に♯V″−3−3へ、そうでない場合♯
V″−3−5へ分岐する。
♯V″−3−3;ここで、メモリ−N′+1番地を参照
し、該番地に0010がセツトされているか否か、すなわち
トラツク番号がN′+1であるトラツクがフレーム記録
内周側か否かを判別する。0010の場合には♯V″−3−
4へ進み、そうでない場合♯V″−3−5へ進む。
♯V″−3−4;ここで、バツフアーN′に1が加算され
る。
♯V″−3−5;ここで、バツフアーVに1が加算されバ
ツフアN′に1が加算される。すなわちバツフアーV
が、記録されている映像の枚数を表わすことになる。本
実施例ではフイールド映像信号は1トラツクで1枚、フ
レーム映像信号は2トラツク分で1枚と計数されること
になる。
♯V″−3−6;ここで、N′の値が51と等しいか否かを
判別する。51と等しい場合には♯V″−3−7へ進み、
そうでない場合♯V″−3−2へフローは分岐する。
すなわち♯V″−3−2から♯V″−3−6までのフ
ローをくり返すことにより、。現在アクセスしているト
ラツク番号Nより最終トラツク番地50トラツクまでに何
枚の映像信号が記録されているかがバツフアーVに計数
されていくことになる。
♯V″−3−7;ここで、トラツクNoを表示しているLED2
5にバツフアーVに計数された値を表示する。
♯V″−3−8;SW90がONされている間ここに待期する。
オフされると♯V″−4に分岐する。
♯V″−4;ここで、10キースイツチがオンされているか
否かを判別する。オンされている場合はフローは♯V″
−4−1へ、そうでない場合♯V″−5へ分岐する。
♯V″−5;ここで、スイツチ78,90,10キースイツチ以外
のスイツチがオンされているか否かを判別する。オンさ
れている場合には消去モードを終了するために♯V″−
23へ分岐し、オンされていない場合♯V″−2へフロー
は分岐する。
次に♯V″−4において10キースイツチがONされてい
た時に分岐する♯V″−4−1について説明する。
♯V″−4−1;ここで10キースイツチのうちオンされた
スイツチに対応する数値が、消去映像数バツフアーEの
1の位に設定される。その前に1の位に設定されていた
数値は10の位に移動され、10の位に設定されていた数値
は消滅する。かかる数値は第28図に示す様にトラツクX1
0を表示するLED25のバツフアEの値が表示される。
♯V″−4−2;10キースイツチがオンされている間はこ
こに待期する。オフされると♯V″−5に進む。
このようにして消去映像数バツフアEには、消去した
い映像信号の数(枚数)が設定され、これが7セグメン
トLED25に表示されることになる。次に♯V″−6から
のフローについて説明する。
♯V″−6;♯V″−2において消去スイツチ78をオンす
ることによりここに至る。ここではジヤケツトに設けら
れている誤消去防止爪の有無を判別し、この爪がある場
合には♯V″−7へ進み、ない場合には消去モードを中
止するために♯V″−23へ分岐する。
♯V″−7;ここでバツフアEの値が0であるか否かを判
別する。0である場合には消去モードを中止するために
♯V″−23へ分岐する。0でない場合♯V″−8へ分岐
する。
♯V″−8;ここでメモリーN番地の値が0011であるか否
か、すなわちフレーム記録の外周トラツクであるか否か
を判別する。そうである場合には♯V″−9へ進み、そ
うでない場合♯V″−11へ進む。
♯V″−9;ここでメモリーN+1番地の値が0011である
か否か、すなわちフレーム記録の内周トラツクであるか
否かを判別する。そうである場合には♯V″−10へ進
み、そうでない場合♯V″−11へ進む。
♯V″−10;ここでフイールドフラグがクリアされ、フ
レームモードが設定される。♯V″−12へ進む。
♯V″−11;ここでフイールドフラグがセツトされ、フ
イールドモードが設定される。♯V″−12へ進む。
すなわち♯V″−8,9,10,11を実行することにより、
記録されている映像信号がフイールドモードかフレーム
モードであるかの判別が行われるわけである。
♯V″−12;ここで、トラツクのNoの表示するLED25の点
滅が5(Hz)にかわり、消去が実行されていることを示
す。またこの時トラツクNoバツフアーNに格納されてい
る値、即ちヘツド3−1のアクセスしているトラツク番
号がLED25に表示される。次いで♯V″−13へ進む。
♯V″−13;ここで第32図に示す消去信号が発生させら
れる。
♯V″−14;ここで消去が終了するまで待期する。消去
が終了すると♯V″−15へ進む。
♯V″−15;ここでバツフアーEがFFか否かを判別す
る。FFの場合、即ち消去すべき映像信号の枚数が設定さ
れていない場合には♯V″−23へ進む。消去すべき映像
信号の枚数が設定されている場合は♯V″−16へ進む。
♯V″−16;ここでバツフアーEの値を1減算する。
♯V″−17;バツフアーEの値が0より大きいか否かを
判別する。大きい場合には♯V″−18へ進み、そうでな
い場合には♯V″−23へ進む。
♯V″−18;ストツプスイツチ61がオンされたか否かを
判別する。オンされていた場合♯V″−23へ分岐し、消
去モードを中止する。そうでない場合は♯V″−19へフ
ローは進む。
♯V″−19;ここで、フイールドフラグがセツトされて
いるか否か、すなわちフイールドモードで消去された
か、フレームモードで消去されたかを判別する。フイー
ルドフラグがセツトされている場合には♯V″−21へ分
岐し、そうでない場合に♯V″−20へ進む。
♯V″−20;ここでレジスタNに1加算され1トラツク
内周方向へヘツドを移動する。♯V″−21へ進む。
♯V″−21;ここでレジスタNが50以上であるか否かを
判断する。そうである場合には♯V″−23へ分岐し、消
去モードを終了する。そうでない場合には♯V″−22へ
分岐する。
♯V″−22;ここでレジスタNに1が加算され、ヘツド1
0−1,10−2が1トラツク分内周側へ移動される。これ
により♯V″−8に進む。
すなわち♯V″−8より♯V″−22をくり返すことに
より連続的に消去が行なわれ、消去映像がバツフアーE
に設定された枚数に等しくなるかあるいは50トラツクま
で消去を終了するか、ストツプスイツチ61がオンされる
まで続けられる。
♯V″−23;ここでヘツド10−1のアクセスしているト
ラツクのNoを表示するLED25の点滅がSTOPされ、LED25に
はヘツド10−1のアクセスしているトラツクNoが表示さ
れる。ここで消去モードが解除されることになる。♯
V″−24へ進む。
♯V″−24;ここで消去スタンバイスイツチ77がオンさ
れているか否かを判別する。オンされている場合にはこ
こで待期し、オフされると♯V″−25へ分岐する。
♯V″−25;のフローに戻る。
以上説明したように第30図に示す本実施例のフローチ
ヤートに依れば、消去スタンバイスイツチ77がオンされ
ると♯V″−1においてPBモードが設定され消去モード
が設定される。ここで、記録枚数確認スイツチ90をオン
することにより、現在アクセスしているトラツクより内
周側に、何枚分の映像信号が記録されているかを示す値
をバツフアーVに計数し、これをLED25に表示させ、操
作者に確認させる。これを確認して操作者は何枚分の映
像信号を消去させるかを10キースイツチを閉じてバツフ
アーEに設定し、その後消去スイツチ78をオンすると設
定された枚数だけ消去が行われることになる。ここでは
♯V″−3−2より♯V″−3−6においてメモリーの
値が0000、すなわちあきトラツクの場合も1枚と計数
し、♯V″−8より♯V″−12においてもあきトラツク
をフイールド映像として消去しているが空きトラツクを
Vに計数せずに、また消去実行時にもあきトラツクを飛
ばして行なってもよい。
また、消去スタンバイモード設定スイツチ77により消
去スタンバイモードが設定されると消去スイツチ78、10
キースイツチ記録枚数確認スイツチ90以外のスイツチを
オンにした場合にはこのスタンバイモードを中止し、
のフローに戻るようにしているため、誤消去を起こす可
能性はほとんどない。また、連続消去が実行されている
時であっても、♯V″−18においてストツプスイツチ61
をオンすることにより消去動作を中止できるため誤消去
を防止できる。また、消去を行う前に♯V″−1におい
てサブルーチンをコールして再生モードで消去を実行
しているため、消去が実行される前に、映像信号の確認
が行える。かかる確認のときに何らかの事情で使用者が
消去動作を停止させたい場合には♯V″−22と♯V″−
8の間で一定時間WAITし、その後ストツプスイツチ61が
オンされているか否かを判別し、オンされている場合は
♯V″−23へ進み、それ以外は♯V″−8へ進むように
すれば、容易に行えるものである。
以上説明した本発明の実施例においては連続して消去
を実行させる際、消去される映像信号の数の指定を10キ
ースイツチにより行い、またフイールド映像信号、フレ
ーム映像信号を夫々区別することなく1枚の映像信号と
して計数し、また現在アクセスしているトラツクより内
周側に何枚の映像信号があるかを確認できるため操作者
はフイールド、フレームを意識することなく、消去映像
の数を設定できることになり、はなはだ使い易いものに
なった。
次に全トラツク消去スタンバイスイツチ79がオンされ
た際に実行されるサブルーチンW′について第31図を用
いて説明する。
全トラツク消去スタンバイスイツチ79をオンするとフ
ローは第31図に示すW′のフローに移る。
♯W′−1;ここで、消去モードが設定されたことを示す
ためにトラツクNo表示用LED25が2HzのタイミングでON,O
FFをくり返す。
♯W′−2;全トラツク消去モードが設定されたことを示
すために全トラツク消去LEDが点灯する。
♯W′−3;ここで消去スイツチ78がONされているか否か
を判別する。ONされている場合は♯W′−5に、ONされ
ていない場合は♯W′−4にフローは進む。
♯W′−4;ここでスイツチ78以外のスイツチがオンされ
ているか否かを判別する。オンされている場合は♯W′
−24へ、オンされていない場合は♯W′−3にフローは
進む。
♯W′−5;♯W′−3において消去スイツチ78がオンさ
れるとここに至る。ここでは全トラツクの消去を行うた
めに、ヘツドを第1トラツクへ移動させトラツクNoバツ
フアーNに1を設定し、NをトラツクNo表示LEDに表示
させる。フローは♯W′−6に進む。
♯W′−6;ここでPBモードフラグがSETされているか否
かを判別する。PBモードフラグがセツトされている場合
には♯W′−7へ、SETされていない場合には♯W′−1
0へフローは進む。
♯W′−7;ここでメモリーN番地が0011か否か、すなわ
ちフレーム記録の外周側であるか否かを判別する。0011
である場合には♯W′−8に、そうでない場合には♯
W′−9へ進む。
♯W′−8;ここでメモリーN+1番地が0010であるか否
かを判別する。0010である場合に♯W′−10へ進み、そ
うでない場合には♯W′−9へ進む。
♯W′−9;ここでフイールドフラグがセツトされる。次
いで♯W′−11へ進む。
♯W′−10;ここでフイールドフラグがクリアされる。
次いでフローは♯W′−11へ進む。
つまり♯W′−6〜♯W′−10のフローによって予め
記録モードが設定されている場合には、フイールドフラ
グはクリアーされ、予め再生モードが設定されている場
合には、記録されている映像信号の種類を判別すること
によってフイールドフラグはセツトあるいはクリアされ
る。すなわち以下に説明するように、記録モードにおい
てはフレームモードで消去が実行され、再生モードにお
いては記録されている映像信号が、フレーム記録されて
いる場合はフレームで、フイールド記録されている場合
にはフイールドモードでの消去が実行されることにな
る。
♯W′−11;ここで7セグメントLED25が5Hzのタイミン
グでオン,オフをくり返し、全トラツク消去が実行され
ていることを示す。また、ここで消去信号が発生させら
れる。
♯W′−12;ここで消去が終了するまで待期する。
♯W′−13;ここではフイールドフラグがセツトされて
いるか否かによって分岐先が分れる。セツトされている
場合は♯W′−16へ、セツトされていない場合は♯W′
−14へ進む。
♯W′−14;ここでヘツド3−1のアクセスしているト
ラツクNo Nが49以上であるか否かを判別する。ここにフ
ローが至るのはフレームモードで消去が行われた場合に
限られるので、Nが49以上であるということは、全トラ
ツクの消去が終了したことと判断される。その場合には
フローは♯W′−23へ進む。Nが49より小さい場合に
は、♯W′−15へフローは進む。
♯W′−15;ここでNに1を加算し、1トラツク分内周
方向にヘツド3−1,3−2を移動させる。
♯W′−16;ここではヘツド3−1のアクセスしている
トラツクNo即ちバツフアーNが50以上であるか否かを判
別する。50以上である場合には、全トラツクの消去が終
了したと判断され、フローは♯W′−23は進む。そうで
ない場合は♯W′−17へ進む。
♯W′−17;ここでNに1が加算され1トラツク分、ヘ
ツド3−1,3−2は内周側に移動される。Nが7セグメ
ントしたが25に表示される。フローは♯W′−18へ移動
する。
♯W′−18;ストツプスイツチ61がオンされたか否かを
判別する。オンされている場合、全トラツク消去の実行
を中止するために♯W′−24へフローは進む。オンされ
ていない場合には♯W′−19へ進む。
♯W′−19;ここでRECモード設定スイツチ51がオンされ
たか否かを判別する。オンされた場合は♯W′−21へフ
ローは進む。オンされていない場合は♯W′−20へフロ
ーは進む。
♯W′−20;ここでPBモード設定スイツチ53がオンされ
たか否かを判別する。オンされた場合♯W′−22へ、オ
ンされなかった場合は♯W′−6へフローは進み、以上
のフローをくり返し行う。
♯W′−21;ここではサブルーチンが呼び出され、REC
モードが設定される。フローは♯W′−27へ進む。
♯W′−22;ここではサブルーチンが呼びだされPBモ
ードが設定される。フローは♯W′−27へ進む。
♯W′−23;ここに至る場合は全トラツクの消去が完了
した場合であり、ここでは第1トラツクへヘツドを移動
させる。したがって、次に記録を行う場合には非常に使
い易いという効果がある。またNに1をセツトしを、N
を7セグメントLED25に表示させる。次に♯W′−24へ
フローは進む。
♯W′−24;ここで全トラツク消去モードが解除され
る。すなわち全トラツク消去LEDが消灯し、7セグメン
トLED25の点滅が停止する。
♯W′−25;ここで全トラツク消去スタンバイスイツチ
がオンされているか否かを判別する。オンされている場
合はここで待期し、オフされると♯W′−26へフローは
進む。
♯W′−26;メインののフローに戻る。
♯W′−27;このステツプではPBモードフラグがセツト
されているか否かを判別し、セツトされておらず、REC
モードが設定していれば♯V′−10へフローは分岐す
る。
以上の様にして全トラツク消去が実行されるわけであ
る。全トラツクレーズのモードが設定されると、消去ス
イツチ78以外のスイツチがオンされた場合は、フローは
♯W′−4から♯W′−24へ分岐し、このモードを中止
し、メインに戻るようにしている。また、全トラツク消
去中においても♯W′−19,♯W′−20,♯W′−21,♯
W′−22においてRECモードの設定とPBモードの設定を
可能としているため、全トラツクイレーズ実行中に、RE
Cモードを設定し記録スタンバイとして、入力映像信号
のモニターを行うことが可能であり、またPBモードにお
いては、消去が実行される前にその映像信号の確認が行
えるわけである。かかる確認は♯W′−17と♯W′−18
との間において、一定時間のWAIT TIMEを認定すれば確
実となる。さらに、RECモードが設定されている場合に
は♯W′−27から♯W′−10ヘフローは分岐し、フイー
ルドフラグがクリアされるため、常にフレームモードで
の消去、すなわち隣接する2トラツク分が同時に消去さ
れることになり、PBモードにおいては♯W′−27から♯
W′−6〜♯W′−10を実行することによってフレーム
記録されたものはフレームモードで、フイールドモード
で記録されたものはフイールドモードでの消去が実行さ
れるため、全トラツク消去に要する時間は短縮されてい
る。なお、全トラツク消去の実行途中であってもストツ
プスイツチ61をオンすることにより、中止が可能となっ
ているためPBモードにおいては消去したくない映像信号
があった場合にも対応できる。
なお、全トラツク消去が完了した場合には♯W′−23
において第1トラツクへヘツドをSETし、次の操作にそ
なえることは、はなはだ有効なことである。
以上説明した様に本実施例に依れば、全トラツク消去
モードを設定した際には、再生モードとすることなく連
続トラツク消去が実行できるため、連続消去中であって
も入力映像信号のモニターが可能となった。
また、再生モードとしない全トラツクモードの場合に
おいては、隣接する2トラツクを同時に消去しているた
め、消去時間が短縮された。
また本実施例においては全トラツク消去モードにおい
て全トラツクの消去終了後にはヘツドを最外周トラツク
である第1トラツクに移動させているので、次に新たな
記録を行うに際して極めて都合が良いという効果を奏す
る。
また本実施例において全トラツク消去モードの際には
最外周トラツクから最内周トラツクに向ってヘツドを移
動させながら順次消去を行ったが、逆に最内周トラツク
から最外周トラツクに向ってヘツドを移動させながら順
次消去を行う様にしてもよいのは勿論である。かかる場
合には♯W′−5において第50トラツクにヘツドを送る
様になし、♯W′−15,♯W′−17においてN=N−1
とし、1トラック分ヘツドを外周側に移動させる様にな
し、♯W′−14においてN≦2であるか否かを判別し♯
W′−16においてN≦1であるか否かを判別する際にす
ればよい。
かかる場合には♯W′−23省略することが出来るので
極めて効果が大きい。
上述の実施例においては記録媒体として磁気シート1
としたが、光記録媒体であってもよい。光磁気記録媒体
や他の記録媒体を用いるようにしてもよい。記録手段と
しては記録媒体に応じた手段、例えば光デイスクの場合
には光学的なヘツドを用いればよい。
以上説明した、本発明の実施例においては、情報が間
引かれた第1の映像信号であるか、間引かれていない第
2の映像信号であるかを判別する手段として、記録媒体
である磁気シートの夫々のトラツクに記録さた映像信号
がフイールド映像信号であるかフレーム映像信号である
かを判別する手段とした。即ち実施例に即して説明する
とかかる判別する手段を第1図,第4図に示す記録枚数
確認スイツチ90の操作に応じて第30図に示す♯V″−3
−1〜♯V″−3−3を実行するCPU40により構成し
た。
本発明においては上述の実施例に限らず、水平方向が
間引かれた映像信号、水平方向が間引かれていない映像
信号であるかを判別する手段であってもよいのは勿論、
情報圧縮した映像信号であるか、情報圧縮されていない
映像信号であるかを判別する手段としてもよい。
また前述した判別手段により判別された第1,第2の映
像信号をともに一単位として計数する計数手段として♯
V″−3−4〜♯V″−3−6を実行してバツフアVに
1フイールド、1フレーム夫々の映像信号を一単位とし
て計数する即ち記録枚数を計数するCPU40としたが本発
明においては計数方法はどのようなものであってもよい
のは勿論である。
また本実施例においては消去を行う際して記録枚数の
計数を行ったが、再生時において行ってもよいのは勿
論、記録時に行ってもよいのは勿論である。
本発明によれば、第1の記録モードで記録された画像
信号であるか第2の記録モードで記録された画像信号で
あるかを問わず、消去モードが指定された際には、先ず
記録済の画像枚数を正確に表示し、この表示に基づいて
消去画像の指定を行ない得るため、操作者は上記各モー
ドを意識することなく消去操作を行なうことができ、操
作性を極めて向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図、第
2図は第1図に示したSW2〜SW5の切換状態の組み合せを
示す図、第3図は本実施例の装置の正面図、第4図は該
装置とともに用いられるリモートコントロール装置の正
面図、第5図〜第15図,第16−1図〜第16−3図,第17
図〜第20図,第23図,第25図〜第27図,第29図〜第31図
は第1図に示したCPU40のフローチヤート、第21図,第2
2図,第24図はモニタに表示されるI・D信号を説明す
るための図、第28図は第27図のフローを説明するための
図、第32図は第1図に示した消去信号発生器85から発生
される信号を説明するための図である。 1……磁気シート 3−1,3−2……ヘツド 40……CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−277280(JP,A) 特開 昭59−70374(JP,A) 特開 昭59−43676(JP,A) 実開 昭53−155323(JP,U) 実開 昭63−99356(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の記録モード又は第2の記録モードで
    記録され、互いに1枚当たりのデータ量が異なる画像信
    号が記録された記録媒体から各画像信号を消去する画像
    処理装置であって、 前記記録媒体に対する画像信号の記録、再生及び消去を
    行なう記録再生消去手段と、 消去モードを指定するモード指定手段と、 消去すべき画像を指定する消去指定手段と、 各種表示を行なう表示手段と、 前記モード指定手段によって指定されたモードに応じて
    前記記録再生消去手段及び表示手段を連動して制御する
    制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記モード指定手段にて消去モードが
    設定された際には、記録再生消去手段にて記録済の画像
    信号を再生して前記いずれのモードで記録された画像で
    あるかに係らず記録済画像枚数を前記表示手段にて表示
    し、消去指定手段にて指定された画像信号を消去させる
    ことを特徴とする信号処理装置。
JP61300801A 1986-12-16 1986-12-16 画像処理装置 Expired - Lifetime JPH0822044B2 (ja)

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