JP3016482B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP3016482B2
JP3016482B2 JP61116982A JP11698286A JP3016482B2 JP 3016482 B2 JP3016482 B2 JP 3016482B2 JP 61116982 A JP61116982 A JP 61116982A JP 11698286 A JP11698286 A JP 11698286A JP 3016482 B2 JP3016482 B2 JP 3016482B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は記録媒体に記録された情報を再生する再生装
置に関する。 <従来の技術> 従来、記録媒体から情報を再生して外部に出力する再
生装置としては例えば該再生装置に接続されたプリント
装置に再生された画像情報を送る装置が知られている。
かかる装置においては例えば接続されたプリント装置が
既に別のプリント動作を行っていたり、何らかの不具合
によりプリント動作が不能である旨の表示は行われてい
た。 〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、かかる再生装置においては電源の入れ
忘れや一旦再生が行なわれてから接続されたプリント装
置等の外部装置の動作が異常、例えば紙詰まりになった
り、インク切れになった場合には記録媒体に記録された
情報のどこまでの処理、例えばプリント動作がどこまで
行なわれたかを知ることができず、その後の復旧を行な
う上で不都合であった。 〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記問題点を解決するために、記録媒体に
格納された複数画面の画像情報の再生を行い、該画像情
報を各画面毎に処理する外部装置に送る再生装置であっ
て、前記画像情報の再生を行なう再生手段と、前記外部
装置における異常を検出する検出手段と、 各種表示を行なう表示手段と、前記検出手段の検出出力
に応じて所定の動作制御を行なう制御手段とを備え、前
記制御手段は、前記再生手段及び表示手段に対して、異
常が検出された際における前記外部装置の動作状態に応
じて異なる動作を行なわせるように制御することを特徴
とする再生装置、を提供するものである。 〈作用〉 上述の発明によれば、外部装置における異常の発生し
た時点での動作状態に応じて適当な動作を行なわせるこ
とができ、これによって復旧をし易くなる。 <実施例> 以下図面を用いて本発明を詳述するが、以下に説明さ
れる本発明の実施例においては円盤状の記録媒体、具体
的には円盤状の磁気シートに静止画映像信号を記録、あ
るいは記録された静止画映像信号を再生する記録再生装
置が説明される。 第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図で
ある。 第1図において、1は予め映像信号の記録再生トラツ
ク及びトラツクピツチ、トラツクの位置が定められてい
る磁気シートであって該トラツクは同心円状に形成され
ており1つのトラツクに1フイールドの映像信号が記録
されフレーム映像信号の場合には隣接する2トラツクに
各々1フイールドの映像信号が記録されフレーム映像信
号となる。尚かかる磁気シート1は不図示のジヤケツト
に予め入れられており、該ジヤケツトには誤消去防止爪
が設けられており、予めかかる爪を折っておくことによ
りオーデイオカセツトと同じく消去動作が禁止される。
2は磁気シート1を定速回転させるためのDCモータ、3
−1,3−2は隣接している2トラツクをアクセスするイ
ンライン型ヘツドであり、3−1が外周側、3−2が内
周側をアクセスする。4は磁気ヘツド3−1,3−2を磁
気シート1に形成されたトラツクにアクセスする様に移
動させる磁気ヘツド移動機構、5は磁気ヘツド移動機構
4により磁気ヘツド3−1が磁気シート1上の最内周の
トラツクをアクセスした際にオフからオンへ状態が切り
換わり、後述するマイクロコンピユータ(以下CPUと称
す)40にLレベルの信号を出力する最内周検出スイツ
チ、6は磁気ヘツド3−1,3−2により検出される信号
を増幅するための再生アンプ、7は再生アンプ6からの
出力信号の平均値を検出するレベル検出器、8はレベル
検出器7の出力が不図示の基準電圧源で設定されたしき
い値より高いか否かを検出するコンパレータ、9は再生
アンプ6の出力信号を復調する復調回路、10は1/2水平
走査期間(以下1/2Hと称す)だけ復調回路9の出力を遅
延させる1/2H遅延回路、11は復調回路9の出力から水平
同期信号Hsync、垂直同期信号Vsync等の同期信号を分離
する同期信号分離回路、12は同期信号分離回路11から分
離される同期信号のタイミングに応じて再生アンプ6の
出力から所定のデータ信号を検出して該データ信号復調
するデータ復調器である。尚データ信号は該トラツクに
記録されている情報がどのような情報例えば、フイール
ド映像信号であるか、フレーム映像信号であるかを判別
するための信号及び使用者により設定される年月日の信
号、使用者によって自由に設定される11ケタの数字を示
す信号であってトラツクの同期信号が記録されている部
分と所定の関係を有する位置に映像信号より低い周波数
帯域に記録されている。ここで復調回路9とデータ復調
回路12が別個に設けられているのは以下の理由に依る。
即ち磁気シート1に記録されている映像信号はFM変調さ
れてされているが、映像信号以外のデータ信号はFM変調
とは異なるDPSK変調方式(Defferatial Phase Shft
Keying)が採られている。したがって上述の復調回路9
はFM復調回路でありデータ復調回路12はDPSK復調回路で
ある。 13は映像信号を再生して観察出来る様にするモニタ
ー、13′は映像信号をプリントするために接続されるプ
リンタである。尚プリンタ13′はスタート信号入力端子
の信号がHレベルになることにより動作開始し、動作中
はビジー信号出力端子をLレベルにする。またプリンタ
13′にはプリンタにメモリ装置が設けられているか否か
を示すE/F信号出力端子が設けられている。尚かかるE/F
信号はプリンタの動作中はHレベルとなるが、プリンタ
の動作が開始されてからエラーが生じた場合にはLレベ
ルとなる。14はデータ復調器12とは反対に後述のCPU40
から出力されるデータDPSK変調する変調器であって映像
入力端子18から入力する映像信号から同期信号分離回路
17により分離されるHsyn,Vsyncに応じたタイミングで変
調されたデータを記録アンプ16に出力する。 15は映像信号入力端子18から入力する映像信号にFM変
調等の記録に必要な処理をして記録アンプ16に出力する
記録アンプである。19は基準信号発生器であり、該基準
信号発生器は磁気シート1を回転するための正確な基準
パルス(60Hz)及び消去用交播信号を発生する。 20は前述した磁気シート1上に設けられている磁性片
であって、後述する様にかかる磁性片20からの信号を利
用して基準信号発生器19の発生する基準信号に同期した
DCモータ2の回転制御が行われる。21は磁気シート1が
DCモータ2により回転される際に磁性片20からの信号を
検出するためのPGコイルである。 22はPGコイル21から出力される信号の波形整形を行う
波形整形回路であり、該波形整形回路22の出力は後述す
るCPU40及びモータ制御回路23に入力する。 23は前記DCモータ2の回転を制御する制御回路であっ
て、前記同期信号分離回路17からのVsync或は前記基準
信号発生器19の出力信号と、波形整形回路22の出力、即
ち磁気シート1上に設けられている磁性片からの信号と
の位相関係が所定の関係、例えば常に両者の位相が7Hず
れた状態になる様にDCモータ2の回転を制御する。ここ
で磁気ヘツド3−1,3−2により記録動作が行われる際
はSW1は同期信号分離回路17側に予め切り換えられてお
り、Vsyncと、波形整形回路22から入力する信号、即ち
磁気シート1上に設けられている磁性片20からの信号に
基づいてDCモータ2の回転が制御され、磁気ヘツド3−
1,3−2により再生動作が行われる際にはSW1は基準信号
発生器19側に切り換えられており、基準信号発生器19か
らの基準信号と、波形整形回路22から入力する信号即
ち、磁気シート1上に設けられている磁性片20からの信
号に基づいてDCモータ2の回転が制御される。 23′は後述するCPU40からの信号に基づいてヘツド3
−1,3−2の位置を制御するためのステツプモータ24を
駆動するドライバーであり、ステツプモータ24は前記ヘ
ツド移動機構4を介してヘツド3−1,3−2を移動させ
る。 25′はCPU40からの信号により駆動される表示回路で
あり、表示素子としては後述する第3図に示す様に、ヘ
ツド3−1,3−2のアクセスしているトラツクのNO、ヘ
ツド3−1,3−2の送りスピードを表示する7セグメン
トの表示素子を2ケタ、再生モードである事を表示する
PB.LED、記録モードである事を表示するREC.LEDフレー
ムモードを表示するFRAME.LEDフィールドモードを表示
するFIELD.LED、インターバル再生状態は点灯し、外部
装置としてプリンタが接続された際にプリント動作実行
中には点滅を行うINT.LEDから構成されている。 26はCPU40のプログラムが格納されるROM、27はCPU40
のデータが一時的に格納されるRAMである。28はCPU40に
よって駆動されるタイマー、29はCPU40の基準クロツク
を発生する水晶発振器である。尚、80は磁気シート1が
挿入されているか否かを検出するための検出スイツチを
構成するフオトカプラ81,82に接続されている検出回
路。 83,84及びSW6は、年,月,日等の信号、使用者によっ
て自由に設定される信号等のデータ信号(以下IDと呼
ぶ)をモニタ13及びプリンタ13′に表示するための回路
で83は、発生されるデータ文字のタイミングを調整する
ためのSW5を介して入力する映像信号のVsync及びHsync
を分離する、同期分離回路であり、17として示した同期
分離回路と同様の構成である。84は、同期分離回路83に
より分離されたVsync,Hsyncに同期してデータ信号に対
応する文字を発生させるための文字発生器である。モニ
ター13及びプリンタ13′にID信号を映像信号と重畳させ
て表示させる場合は、cpu40より制御信号が与えられSW6
がON状態となり同期信号とデータ信号が第1図にとし
て示した加算器で加えられ、モニタ13あるいはプリンタ
13′の特定の位置に表示される。詳しくは後述する。 85は、磁気シート1の任意のトラツク上の信号を消去
する為の消去信号発生器である。なお消去用の交流信号
は、基準信号発生器19より与えられる。 ここで、消去信号発生器85は、たとえば第29図に示す
ような一定振幅の期間T1と、それに続く減衰期間T2より
形成される減衰信号を発生し、記録アンプ16に接続され
る。 SW1はCPU40からの信号に基づいて駆動される制御回路
30からの信号により状態が切り換わるスイツチであり、
映像信号入力端子18から映像信号が入力されており、同
期信号分離回路17からHsyncが出力されている場合であ
って、かつCPUから記録モードであることを示す信号が
入力する際に、同期信号分離回路17とモータ制御回路23
とを接続し、同期信号分離回路17からHsyncが出力され
ない、あるいはCPU40から再生モードであることを示す
信号が入力されるか、あるいは消去モードの際に基準信
号発生器19とモータ制御回路23とを接続する。 SW2はCPU40からの信号に基づいて状態が切り換わるス
イツチであり、ヘツド3−1を記録アンプ16に接続する
状態と、再生アンプ6に接続する状態と、記録アンプ1
6、再生アンプ6のいずれにも接続しない中間状態とを
切り換える。 SW3はSW2と同様にCPU40からの信号に基づいて状態が
入り変わるスイツチであり、ヘツド3−2を記録アンプ
16に接続する状態と、再生アンプ6に接続する状態と、
記録アンプ16、再生アンプ6のいずれにも接続しない中
間状態とを切り換える。 SW4は磁気シート1から映像信号を再生する場合にお
いて、ヘツド3−1,3−2をともに用いてフレーム映像
信号を再生する場合には第1図において上側に切り換え
られる状態、すなわち復調回路9に接続される状態とな
り、ヘツド3−1のみを用いてフイールド映像信号を再
生する場合には第1図において上側に切り換えられる状
態と、下側に切り換えられる状態、即ち、復調回路9に
接続される状態と、1/2H遅延回路に接続される状態とが
フイールド毎に交互に切り換えられる様にCPU40により
駆動されるスイツチである。 SW5は記録時にはモニタ13を映像信号入力端子18に接
続し、再生時にはモニタ13をSW4に接続する様にCPU40に
駆動されるスイツチである。 ところで磁気シート1に記録あるいは該シート1から
再生される映像信号は前述の様に1フイールドのみのフ
イールド映像信号の場合と、2フイールドで対となって
構成されるフレーム映像信号の場合とがあるが、かかる
場合におけるSW2,SW3,SW4,SW5の状態の切り換えについ
て第2図を用いて説明する。 第2図はSW2,SW3,SW4,SW5の切り換え状態の組み合わ
せを示す図である。 フイールド再生においてはSW2はヘツド3−1を再生
アンプ6に接続し、SW3を中間状態、即ち、ヘツド3−
2を再生アンプ6にも記録アンプ16にも接続しない状態
とし、SW4は奇数フイールドでは復調回路9から直接モ
ニタ13へ信号を出力し、偶数フイールドでは1/2H遅延回
路10を介してモニタ13へ信号を出力する様にフイールド
毎に交互に切り換わり、スキユー歪の発生を防止する。 次にフレーム再生においてはSW2は奇数フイールドで
はヘツド3−1を再生アンプ6に接続し、偶数フイール
ドでは中間状態となり、SW3は奇数フイールドでは中間
状態となり、偶数フイールドではヘツド3−2を再生ア
ンプ6に接続する。したがってフレーム再生時にはヘツ
ド3−1,3−2のいずれかの信号がフイールド毎に交互
に再生アンプ6に出力される。 この場合SW4は第1図の上側に切り換わっており、復
調回路9からの信号が直接モニタ13に出力される。 尚上述のフイールド再生フレーム再生いずれの状態に
おいてもモニタ13はSW4に接続される様にSW5は駆動され
る。 次にフイールド記録においてはSW2はヘツド3−1を
記録アンプ16に接続し、SW3は中間状態となる。 したがってフイールド記録時にはヘツド3−1により
記録が行われる。 またフレーム記録においてはSW2は奇数フイールドで
はヘツド3−1を記録アンプ16に接続し、偶数フイール
ドでは中間状態となり、SW3は奇数フイールドでは中間
状態となり、偶数フイールドではヘツド3−2を記録ア
ンプ16に接続する。尚フレーム記録においてはヘツド3
−1,3−2の組み合わせを逆にすることも出来る。 またフイールド記録、フレーム記録の場合、いずれに
おいても記録時にはSW5はモニタ13を映像信号入力端子1
8に接続して記録されるべき映像信号モニタ13にて観察
出来る様に切り換わる。またかかる場合にはSW4はどの
ような状態であってもよい。 次に消去モード時について説明する。後述する消去ス
タンバイ状態においてはSW1は基準信号発生器側、SW5は
第1図において上側に接続されており、すなわち再生モ
ードと全く同じ状態となっている。この時、フイールド
消去、たとえば磁気ヘツド3−1が再生しているトラツ
クのみを消去する場合について述べる。この場合消去開
始と同時にSW2は記録アンプ側、SW3は中間状態になるよ
うcpu40より制御信号が送られ、さらに消去信号発生器8
5に、cpu40より消去信号トリガーパルスが送られ、ヘツ
ド3−1にのみ消去信号を流すようにする。 次にヘツド3−1,3−2がアクセスしているトラツク
を同時に消去するフレーム消去時について述べる。フレ
ーム消去時は、ヘツド3−1及び3−2に同時に消去信
号を流すため、SW2及びSW3は共に記録アンプ側になるよ
うにcpu40より制御信号を送る。そしてcpu40からのトリ
ガーパルスにより、消去信号が発生され、記録アンプを
介して両方のヘツドに消去信号が流れる。 また本実施例ではフイールド消去を行う場合にはヘツ
ド3−1による消去を行う様にしたが、ヘツド3−2を
用いてフイールド消去する場合にはSW2が中間状態、SW3
が記録アンプ側になる様に制御すればよい。 次に第1図に示したスイツチ51〜78について説明す
る。 かかる説明を行うに際して第3図乃至第4図に示す本
実施例の装置外観もともに説明する。 第3図は本実施例の装置の正面図、第4図は本実施例
の装置に用いられるリモートコントロール装置の正面図
である。 第1図に示したスイツチ51〜79及び72は第3図に示し
た装置に設けられているスイツチ群、第4図に示したリ
モートコントロール装置に設けられているスイツチ群、
第3図に示した装置、及び第4図に示したリモートコン
トロール装置のいずれにも設けられているスイツチ群に
分けられるが、同じ機能を有するスイツチについては第
1図乃至第4図において同じ符号を付す。尚、第3図に
示した装置に設けられているスイツチであって第1図に
おいては第4図に示したリモートコントロール装置にの
み設けられているスイツチはラインを介してCPU40に接
続されている様に便宜上示しているが、このような第4
図に示したリモートコントロール装置のみ設けられてい
るスイツチを操作することにより発生する信号は、該リ
モートコントロール装置にて赤外光に変換され、第3図
の装置に設けられたリモコン受光部45を介してかかる装
置のCPU40に入力する。 尚スイツチ51〜79の配置方法については本実施例の他
の種々の変形例が考えられ、本実施例に限定されるもの
ではない。 第1図乃至第4図において、41は電源スイツチ、42は
磁気シート1を挿入するためのスロツトで該スロツト42
に磁気シート1が挿入されている際にインジエクトボタ
ン43がオンされると自動的に開いて磁気シート1はイン
ジエクトされる。43は前記インジエクトボタン、44A,44
Bは各々前述のPB.LED、REC.LED、45は第4図に示したリ
モートコントロール装置からの信号を受けるリモコン受
光部、46はインターバル再生が実行される際に点灯する
インターバルモード表示LED、48はフイールド再生もし
くは記録、フレーム再生もしくは記録かのいずれが設定
されているかを表示する表示LED、25は前述の2桁の7
セグメントLED、50A,50B,50Cは各々後述のプログラム再
生設定スイツチ58、インターバル時間設定スイツチ57、
プログラムトラツク設定スイツチ62の操作状態を表示す
るLEDである。 51は記録モードを設定し、かつ記録モードにおいてヘ
ツドがアクセスしているトラツクが記録済か未記録であ
るかを確認するためのRECモードスイツチであり、該ス
イツチがオンされた際にヘツドがアクセスしているトラ
ツクが記録済の場合、(フイールド記録時にはヘツド3
−1がアクセスしているトラツクが記録済の場合、フレ
ーム記録時にはヘツド3−1,3−2のアクセスしている
トラツクのどちらかが記録済の場合)にはREC.LEDが点
滅表示し、ヘツドのアクセスしているトラツクが記録不
可能である事を示し、記録済でない場合、また制御回路
30により映像信号が入力されないことが判別された場合
にはREC.LEDが点灯し、記録可能であることを示す。 52は記録動作を行わせるタイミングを決定するRECス
イツチでありRECモード設定スイツチ51により記録モー
ドが設定されている場合であって、該スイツチ51がオン
した際には磁気シート1に記録が行われる。更に後述す
るトラツク送りスピード設定スイツチ56により予め連続
記録が設定されている場合には該スイツチ51がオンして
いる期間は自動的にヘツド3−1,3−2がシフトしなが
ら連続記録が行われる。 53は再生モードを設定するためのPBモード設定スイツ
チであり、該スイツチ53がオンされた際には再生モード
である事を示すPB.LEDが点灯する。 54はトラツクUPスイツチであり、該スイツチ54を操作
することによりドライバー23′を制御しステツプモータ
24を回転させ、ヘツド移動機構4によってヘツド3−1,
3−2を移動させる事によりヘツド3−1,3−2をシフト
し、該ヘツドがアクセスしているトラツクをより内周方
向に変える。また後述するフイールド/フレーム設定ス
イツチ59によりフレームで記録した場合には2トラツク
づつ進む。再生が設定されている際にはトラツクUPスイ
ツチ54がオンされるとヘツド3−1,3−2が2トラツク
づつシフトされて、7セグメントLED25にも1トラツク
づつシフトされたトラツクナンバーではなく2トラツク
づつシフトされた1トラツクナンバーが表示され、フイ
ールド記録もしくは再生が設定されている際にはトラツ
クUPスイツチ54がオンされるとヘツド3−1,3−2が1
トラツクづつ内周方向へシフトされて、7セグメントLD
E25にも1トラツクづつシフトされたシフトナンバーが
表示される。 また記録モードが設定されている場合であって、トラ
ツクUPスイツチ54の操作によりヘツド3−1,3−2がシ
フトされた際に、該ヘツド3−1,3−2のアクセスした
トラツクが記録済の場合にはREC.RED44Bが点減表示を行
う。55はトラツクUPスイツチ54とは反対にヘツド3−1,
3−2のアクセスしているをより外周方向に変えるため
のトラツクDOWNスイツチである。 該スイツチ55もトラツクUPスイツチ54と同様にフレー
ム再生が設定されている場合に、該スイツチ55を操作し
た際であって1トラツク外周のトラツク及び2トラツク
外周のトラツクがフレーム記録されていた場合にはの7
セングメントLED25に1トラツクづつシフトされたトラ
ツクナンバーではなく2トラツクづつシフトされたトラ
ツクナンバーが表示され、フイールド記録もしくは再生
が設定されている場合に該スイツチ55を操作した際には
1トラツクづつシフトされたトラツクナンバーが表示さ
れる。 また前述したトラツクUPスイツチ54において説明した
のと同様に予め記録モードが設定されている場合であっ
て、トラツクDOWNスイツチ55の操作によりヘツド3−1,
3−2がシフトされた際にアクセスしたトラツクが記録
済の場合にはREC.LED44Bが点滅表示を行う。 56は記録、再生を行うに際してかかる動作をヘツドシ
フトしながら自動的連続的に行うか、単発的に行うかを
切り換え、更に連続的に行う場合には1秒間に何回かか
る動作を行うかを示すトラツク送りスピードを設定する
ためのトラツク送りスピード設定スイツチである。 該スイツチ56を一度押し込みオンすると、7セングメ
ントLED25にはトラツクナンバーの代わりにトラツク送
りスピードが表示され、かかる状態において第1図に示
したタイマ28による所定時間時計以内に再びトラツク送
りスピード設定スイツチ56がオンされると、該スイツチ
56がオンされる毎に7セングメントLED25は例えば1秒
間に2画面の連続記録もしくは再生を行うことを示す 、1秒間に5画面の連続記録もしくは再生を行うことを
示す 、1秒間に10画面の連続記録もしくは再生を行うことを
示す 、単発的に記録もしくは再生を行うことを示す をサイクリツクに表示する。また該スイツチ56をオンし
てからオフすることによって7セングメントLED25にト
ラツクナンバーの代わりにトラツク送りスピードが表示
されてからスイツチ56が再びオンされずにタイマー28に
よる所定時間の計時が完了した際には該LED25はトラツ
ク送りスピードを表示している状態から通常のトラツク
ナンバーの表示をしている状態に復帰する。 またかかるスイツチ56によりトラツク送りスピードが
変更されるに際して、予めフイールド/フレーム設定ス
イツチ59及びRECモード設定スイツチ52によりフレーム
映像記録が設定されている際には1秒間に10画面の連続
記録は設定されない。 57はインターバル時間設定スイツチである。即ち連続
再生ではあるが再生インターバル時間が比較的長いイン
ターバル再生を行う場合もしくは後述するプログラムト
ラツク設定スイツチ58によりプログラム再生が設定され
ている場合におけるトラツク送りのインターバル時間を
設定する為のインターバル時間設定スイツチであり、該
スイツチがオンされてから10秒以内に63〜72に示す10キ
ースイツチによってインターバル時間を設定する。 尚、該インターバル時間設定スイツチ57がオンとなっ
てから10キースイツチ62〜72以外のスイツチがオンされ
た際にはインターバル時間設定は自動的に解除される。
58は再生トラツクの順序を予めプログラム設定し、イン
ターバル時間設定スイツチ57によって設定されたインタ
ーバル時間間隔で連続的に再生動作を行うプログラム再
生モードを設定する為のプログラム再生設定スイツチで
ある。 再生トラツクの順序指定はまず該スイツチ58をオンす
ることによってプログラム再生モードを設定し、次いで
トラツクUPスイツチ54、トラツクDOWNスイツチ55の操作
によってヘツド3−1,3−2のアクセスしているトラツ
クを変化させ所望のトラツクの映像を再生してモニタ13
により確認しながら後述するプログラムトラツク設定ス
イツチ62をオンすることによってモニタ13で確認してい
るトラツクのナンバーを記憶させることによって行う。
59は前述のフイールド/フレーム設定スイツチであり、
該スイツチをオンする毎にフイールド記録もしくは再生
モードが、フレーム記録もしくは再生モードが交互に切
り換わる。 尚RECモード設定スイツチ51及びトラツク送りスピー
ド設定スイツチ56により予め1秒間に10画面の連続記録
モードが設定されている場合に、フイールド/フレーム
設定スイツチ59によりフレーム記録が選択された際には
トラツク送りスピードは1秒間に5画面の連続記録モー
ドに自動的に変更される。 即ちフイールド記録に比してフレーム記録の際には1
度に2トラツク分ヘツド3−1,3−2をシフトさせなけ
ればならない為1秒間に10画面の記録の際には1秒間に
20トラツクのヘツドシフトが必要となるが、即ち映像信
号を記録する時間を考慮に入れると4/60秒間に2トラツ
ク分のヘツドシフトを行わなければならないが、かかる
高速のヘツドシフトは難かしい為本実施例においては1
秒間に10画面分のフレーム連続記録は禁止されている。 60はインターバル連続再生、あるいはプログラム再生
を行わせるためのスタートスイツチであり、該スタート
スイツチがオンされるとインターバル再生が設定されて
いる際には第1トラツクから順次記録済トラツクの再生
がインターバル時間設定スイツチ57、テンキースイツチ
63〜72により設定されたインターバル時間に応じてイン
ターバル再生が開始されプログラム再生が設定されてい
る際にはプログラム再生が開始される。61はスタートス
イツチ60により開始された再生動作の停止させるストツ
プスイツチであり、該スイツチ61がプログラム再生途中
にオンされた際にはその時再生しているトラツクを再生
したままプログラムに再生を停止する。 62は前述のプログラムトラツク設定スイツチである。 73は記録モード時のID設定の開始、及び再生モード時
においてIDの内容の表示をするかしないかを切り換える
ためのスイツチである。即ち記録モードにおいて該スイ
ツチ73をオンすることによってIDの設定モードとなり、
再生モードにおいて該スイツチ73をオンすることによっ
てIDの内容の表示を行うかもしくは行わないかの切り換
えを行わせることが出来る。74,75,76は夫々スイツチ73
によってIDの設定モードとなった際においてIDとして年
を設定する場合にオンするスイツチ、月を設定する場合
にオンするスイツチ、日を設定する場合にオンするスイ
ツチである。尚第1図においては便宜上スイツチ74,75,
76及び前述のスイツチ57,58,62は夫々独立したスイツチ
として示したが本実施例においては第4図のリモートコ
ントロール装置に示す様にスイツチ74,75,76は夫々スイ
ツチ58,57,62に兼用されている。即ちスイツチ57による
インターバル時間設定スイツチ58によるプログラム設
定、スイツチ62によるプログラムトラツク設定の動作を
IDの年,月,日の設定とは独立に行われるものであるた
め本実施例においてはスイツチを兼用することによって
スイツチ部材数を減らし操作性、信頼性を向上させてい
る。 尚スイツチの兼用に際しては他の組み合わせも種々考
えられる。 77は磁気シート1に記録されている情報を消去させる
に際して一旦、装置を消去スタンバイ状態とするための
消去スタンバイスイツチ、78は消去スタンバイスイツチ
77により設定された消去スタンバイ状態において消去動
作を実行させるための消去スイツチである。79は全トラ
ツクを消去するモードを設定する全トラツク消去スタン
バイスイツチである。 シート1上に記録されている情報を消去させるに際し
ては初めにスイツチ77をオンすることによって消去スタ
ンバイ状態を設定する。かかる状態では自動的に再生モ
ードとなっているため、消去スタンバイ状態即ち消去を
実行する前に消去しようとするトラツクに記録されてい
る映像をモニタ13があるいはプリンタ13′で確認するこ
とが出来る。またスタンバイ状態で10キースイツチ63〜
72を操作することにより連続的に消去するべきトラツク
数が指定出来る。次いで消去スイツチ78をオンすること
によってヘツド3−1,3−2の少なくとも一方が記録ア
ンプ16に接続されるとともに消去信号発生器85から発生
した第32図消去信号によりトラツクに記録されている情
報が消去される。また全トラツク消去スタンバイスイツ
チ79をオンしてから消去スイツチ78をオンすれば全トラ
ツクが自動的に消去される。 次に第5図乃至第20図,第23図,第25〜第27図のフロ
ーチヤートを用いて本発明の実施例の動作について説明
する。 まず、第3図に示す電源スイツチ41が押し込まれると
第1図に示す装置の電源がオンして、回路各部に電力が
供給され動作が開始される。 #1:すると第5図において後述するレジスタSが“0"に
リセツトされ、PBモードフラグがセツトされ、トラツク
送りスピードが毎秒2画面、インターバルタイムが3秒
に初期設定される。したがって電源がオンされた際には
予め連続再生モードが自動的に設定される。 #2:磁気シート1を有するジヤツケツトが押入されてい
るか否かを検出する。ジヤケツトが押入されている際に
はフローは#3へ分岐し、押入されない際には#3を飛
び越して#4へ分岐する。 #3:#2において磁気シート1を有するジヤツケツトが
押入されている際にはDCモータ3を駆動する。 #4:第1図に示したスイツチ5がオンされているか否か
を検出することによってヘツド3−2が第50トラツクに
アクセスしているか否かを検出し、第50トラツクにヘツ
ドがアクセスしている際にはフローは#6へ分岐し、第
50トラツクにヘツド3−1がアクセスしていない際には
フローは#5へ分岐し、第1図に示したステツプモータ
24を駆動してヘツド3−1が第50トラツクをアクセスす
る様に#4、#5のループをくり返す。 #6:第50トラツクにヘツド3−1、がアクセスした際に
はフローはこのステツプに至り、このステツプにおいて
メモリー(RAM27)をアクセスするためのレジスタNを5
0にセツトする。 #7:このステツプにおいてDCモータ2が駆動しているか
否かを検出する。前述の磁気シート1を有するジヤケツ
トが挿入されている際には#3を実行することによりDC
モータ2が駆動しているのでフローはこのステツプ#8
へ進み、フイールドフラグをセツトする。ジヤケツトが
挿入されていない際には前述の#3を介さずにフローが
進むためDCモータ2が駆動していない。したがってジヤ
ケツトが挿入されるか否かを検出するためフローは#2
戻る。 #8:#7においてDCモータ4が駆動している際にはフイ
ールドフラグをセツトする。したがって第3図に示した
フイールドモードを示すLED44Aが点灯し、フイールドで
あることを示す表示が行われる。即ち本実施例において
は電源が投入されかつジヤケツトが挿入されるとフイー
ルドモードが自動的に設定される。 #9:第1図に示したレベル検出回路7の出力を検出し
て、ヘツド3−1がアクセスしているトラツクが記録済
トラツクがか否かを判別する。ここで、ヘツド3−1が
アクセスしているトラツクが記録済であるためレベル検
出回路7の出力がHレベルとなる際にはフローは#10へ
進み、レベル検出回路7の出力がLレベルとなる際には
フローは#16へ進む。 ここではまず#16について説明する。 #16:メモリーのN番地に“0000"をセツトする。ここで
“0000"は該メモリーの番地に対応するトラツクが未記
録であることを示す。 次いで#10以下のフローについて説明する。 #10:#9においてレベル検出回路7の出力がHレベル
の際には該トラツクに記録されている信号を再生し、デ
ータ復調器12からID信号を取り込む。 #11:該ID信号の内容を検出して該トラツクに記録され
ている映像信号をフイールド映像信号かフレーム映像信
号かを判別する。ここでフイールド映像信号である場合
にはフローは#15へ進み、フレーム映像信号である場合
にはフローは#12へ進む。 #12:このステツプではヘツド3−1がアクセスしてい
るトラツクの映像信号がフレーム映像信号の内側のトラ
ツクであるか、外側のトラツクであるか判別する。内側
のトラツクである場合にはフローは#14へ進み、外側の
トラツクである場合にはフローは#13へ進む。 #13:ヘツド3−1がアクセスしているトラツクの映像
信号がフレーム映像信号の外側のトラツクの場合にはメ
モリーのN番地を“0011"にセツトする。尚#1からこ
のステツプに初めて進んだ場合には#6においてNは50
にセツトされている。 #14:フレーム映像信号の内側トラツクの場合にはメモ
リーのN番地を“0010"にセツトする。 #17:ここでヘツド3−1が第1トラツクまでシフトさ
れN=1であることが検出された際にはフローは#20へ
進み、N=1でない場合にはフローは#18へ進む。 #18:#17においてN=1でないことが検出された際に
は1トラツク分ヘツド3−1を外周側へシフトさせる。 #19:#18においてヘツド3−1を外周側へシフトされ
た際にはNから減算してNとする。 #20:#17においてN=1が検出された場合即ち、ヘツ
ド3−1が最外周に設けられている第1トラツクをアク
セスして記録の有無がメモリーにセツトされた際にはこ
こでメモリーのN番地、即ちメモリーの第1番地のデー
タを読み“0011"であった場合具体的には第1トラツク
がフレーム映像信号を構成する2トラツクの外側のトラ
ツクであった場合には#21へフローは進み、そうでない
場合にはフローは#23へ進む。 #21:#20において第1トラツクがフレーム映像信号を
構成するトラツクの外側のトラツクであったことが検出
された場合には、このステツプにフローが進む。このス
テツプにおいてはメモリーのN+1番地、即ちメモリー
の第2番地のデータを読み“0010"であった場合、具体
的には第2トラツクがフレーム映像信号を構成する2ト
ラツクの内側トラツクであった場合には#22へ進む。 #22:第1トラツク、第2トラツクの2トラツクでフレ
ーム映像信号が記録されている際にフローはこのステツ
プに移る。したがって#8でセツトされたフイールドフ
ラグをクリアして、フイールドモードがフレームモード
に変化させる。したがって第3図に示したフイールドフ
レーム表示LED48はフレームモードであることを示すLED
が点灯する。 #23,#24:前述のメモリーの番地を示すレジスタNを第
1図、第3図に示す2ケタの7セグメントLED25に表示
させる。 この表示によりヘツド3−1のアクセスしているトラ
ツクのナンバーが使用者が認識することが出来る。 このフローが終了した際に次にAに示すフローにジヤ
ンプする。以下第6図に示したフローチヤートについて
説明する。 #A−1 :RECモード設定スイツチ51がオンされているか
を検出し、該スイツチ51がオンされている際にはフロー
はサブルーチンを呼び出し記録モードを設定し、オン
されていない際には#A−2に進む。 #A−2 :RECスイツチ57がオンされているかを検出し該
スイツチ52がオンされている際にはサブルーチンを呼
び出し、オンされていない際には#A−3に進む。 #A−3 :PBモード設定スイツチ53がオンされているか
を検出し、該スイツチ53がオンされている際にはサブル
ーチンを呼び出し、オンされていない際には#A−4
に進む。 #A−4 :トラツクUPスイツチ54がオンされた際にはフ
ローはサブルーチンを呼びだし、オンされていない際
には#A−5へ進む。 #A−5 :トラツクDOWNスイツチ55がオンされた際には
フローはサブルーチンを呼び出しオンされていない際
には#A−6へ進む。 #A−6 :トラツク送りスピード設定スイツチ56がオン
された際にはフローはサブルーチンを呼び出しオンさ
れていない際には#A−7へ進む。 #A−7 :インターバル時間設定スイツチ57がオンされ
ている際にはサブルーチンを呼び出しオンされていな
い際には#A−8へ進む。 #A−8 :プログラム設定スイツチ58がオンされている
際にはサブルーチンを呼び出しオンされていない際に
は#A−9へ進む。 #A−9 :プログラムトラツク設定スイツチ62がオンさ
れている際にはサブルーチンを呼び出しオンされてい
ない際には#A−10へ進む。 #A−10;フイールドフレーム設定スイツチ59がオンさ
れている際にはサブルーチンを呼び出しオンされてい
ない際には#A−11へ進む。 #A−11:スタートスイツチ60がオンされている際には
サブルーチンを呼び出しオンされていない際には#A
−12へ進む。 #A−12:ストツプスイツチ61がオンされていない際に
はサブルーチンを呼び出しオンされていない際には#
A−13へ進む。 #A−13:ジヤケツト検出スイツチ(第1図の検出回路8
0に相当する)によりジヤケツトがないことが検出され
た際には#2へジヤンプし、あることが検出さてた際に
は#A−14へ進む。 #A−14:プラグロム再生モードフラグ及びプログラム
再生実行中フラグをクリアする。 #A−15:10キースイツチ63〜72のいずれかがオンされ
ている際にはサブルーチンを呼び出し、オンされてい
る際には#A−16へ進む。 #A−16;IDスイツチ73がオンされている際にはサブル
ーチンを呼び出し、オンされている際には#A−17へ
進む。 #A−17:年設定スイツチ74がオンされている際にはサ
ブルーチンを呼び出し、オンされている際には#A−
18へ進む。 #A−18:月設定スイツチ75がオンされている際にはサ
ブルーチンを呼び出し、オンされている際には#A−
19へ進む。 #A−19:日設定スイツチ76がオンされている際にはサ
ブルーチンを呼び出し、オンされている際には#A−
20へ進む。 #A−20:消去スタンバイスイツチ77がオンされている
際にはサブルーチンを呼び出し、オンされている際に
は#A−21へ進む。 #A−21:全トラツク消去スタンバイスイツチ79がオン
されている際にはサブルーチンを呼び出し、オンされ
ている際には#A−13へ進む。 以上説明した様に第5図に示すフローを実行してヘツ
ド3−1を磁気シートの第1トラツクにアクセスさせた
後には第6図に示すに示すフローにジヤンプし、第1
図、第3図、第4図、に示した各スイツチの状態を検出
しながら各スイツチの状態が切り換わるまでに示すフ
ローをくり返し実行し、操作されたスイツチに応じたサ
ブルーチンを呼び出すことになる。 ここでトラツク設定送りスピードスイツチ56がオンさ
れた場合に呼び出されるサブルーチンについて第7図
を用いて説明する。 第7図はトラツク設定送りスピードを変更させるスイ
ツチ56がオンされた際に実行されるサブルーチンを示す
フローチヤートである。 #F−1,#F−2:メモリーよりトラツク送りスピードの
設定値を読み出し、該設定値が不図示のトラツクナンバ
ー表示用バツフアにセツトされる。 したがって第3図に示した2ケタの7セングメントLE
D25にトラツク送りスピードが表示される。初めてこの
ステツプにフローが来た場合には#1において毎秒2画
面のトラツク送りスピードが設定されているので が表示される。 #F−3 :トラツク送りスピード設定スイツチ56がオン
である際にはフローは#F−3をくり返し、該スイツチ
56がオフされた際にはフローは#F−4へ移る。 前述した様にトラツク送りスピード設定スイツチ56が
一度オンすることにより第3図に示した2ケタの7セン
グメントLDE25においてはトラツクナンバーの表示から
トラツク送りスピードの表示への切換えが行われ、次い
で、再び該スイツチ56をオンすることによってトラツク
送りスピードが切り換わる様に構成されている。#F−
3は上述の様にスイツチ56が一度オンされ一旦オフとな
ってから再びオンされる際に初めてトラツク送りスピー
ドが切り換わる様に設けられている。 #F−4,#F−5,#F−6,#F−7:これらのステツプは
トラツク送りスピード設定スイツチ56がオンされ、第3
図に示した2ケタの7セグメントLED25の表示がトラツ
クナンバーの表示からトラツク送りスピードの表示へ切
り換ってから所定時間(2秒間)の間に該スイツチ56あ
るいは他のスイツチがオンされなかった際にはトラツク
送りスピードの設定を中止するために設けられているス
テツプである。 タイマー1の計時が開始されてから所定時間(2秒
間)の間にトラツク送りスピード設定スイツチ56がオン
された際には#F−7から#F−10へフローが進みタイ
マー1の計時が完了した際あるいは他のスイツチがオン
された際には#F−6から#F−8へフローが進む。 #F−8 ;タイマー1の計数値をクリアする。 #F−9 ;#F−1とは逆に第3図に示した2ケタの7
セグメントLED25の表示を再びトラツクナンバーの表示
に復帰させる。 #F−10:タイマー1の計数値をクリアする。 #F−11:トラツク送りスピードの設定値がシングル
(一度記録あるいは再生されたらフイールドモードでは
1トラツク分ヘツドシフトさせ、フレームモードでは2
トラツク分ヘツドシフトさせて停止する)であるか否か
を検出し、シングルの場合には#F−12へ、シングルで
ない場合には#F−13へフローは進む。 尚、前述した様に電源スイツチ41がオンとなってから
フローがこのステツプに到る場合には#1において予め
トラツク送りスピードとして毎秒2画面が設定されてい
る。 #F−12:トラツク送りスピード設定値がシングルの場
合には設定値を毎秒2画面に変更して#F−1に戻り、
変更されたトラツク送りスピードを表示して前述の#F
−3〜#F−7を実行する。 #F−13:トラツク送りスピード設定値が毎秒2画面で
あるかを検出し、毎秒2画面の場合には#F−14へ、毎
秒2画面でない場合には#F−15へフローは進む。 #F−14:トラツク送りスピード設定値を毎秒5画面に
変更して#F−1に戻り、変更されたトラツク送りスピ
ードを表示して前述の#F−3〜#F−7を実行する。 #F−15:トラツク送りスピード設定値が毎秒5画面で
あるかを検出し、毎秒5画面の場合には#F−16へ、毎
秒5画面でない場合、即ち毎秒10画面が設定されている
場合には#F−17へフローは進む。 #F−16:PBモードフラグがセツトされているか否かを
判別する。PBモードフラグがセツトされている場合即ち
再生モードが設定されている場合には#F−18へPBモー
ドフラグがリセツトされている場合、即ち記録モードが
設定されている場合には#F−19へフローは進む。 #F−17:トラツク送りスピード設定値をシングルに変
更して#F−1に戻り、変更されたトラツク送りスピー
ドを表示して前述の#F−3〜#F−7を実行する。 #F−18:再生モードにおいては磁気シート1のトラツ
クに記録されている映像信号がフイールド映像信号であ
ってもフレーム映像信号であっても、連続トラツク送り
時はフイールド再生を行う。したがって、かかる場合に
はトラツク送りスピード設定値を毎秒10画面に変更し
て,フローは#F−1に戻る。 #F−19:フイールドフラグがセツトされているか否か
を検出し、フイールドフラグがセツトされている場合、
即ち記録モードで毎秒5画面のトラツク送りが設定さ
れ、かつフイールドモードの場合には#F−18へフロー
は分岐する。 またフイールドフラグがセツトされていない場合、即
ち記録モードで毎秒5画面のトラツク送りスピード設定
値が設定され、かつフレームモードの場合には#F−17
へフローは進み、トラツク送りスピード設定値をシング
ルに変更する。 したがって上述したサブルーチンにおいては、トラ
ツク送りスピード設定スイツチ56がオンされた際には第
3図に示した2ケタの7セグメントLED25にトラツク送
りスピードの表示がなされ、所定時間(2秒間)内に該
スイツチ56を再びオンさせることによってトラツク送り
スピードが変更される。 また、かかる変更範囲はフレーム記録モードの際には
シングル、毎秒2画面、毎秒5画面の3通りでありフレ
ーム記録モード以外の際はシングル、毎秒2画面、毎秒
5画面、毎秒10画面の4通りとなっている。 かかる変更範囲は第1図に示したヘツド3−1,3−2
の移動機構等のトラツクシフト能力に関係するものであ
って、トラツクシフト能力に応じて予め適切な範囲に設
定されるものである。 次に第8図を用いて第6図に示したサブルーチンを
実行中に、トラツクUPスイツチ54,トラツクDOWNスイツ
チ55がオンされた際に呼び出されるサブルーチン,
について説明する。まずトラツクUPスイツチ54がオンさ
れた際に呼び出されるフローについて説明する。 #D−1 :フローがこのステツプに到った際に、ヘツド
3−1がアクセスしているトラツクが最内周トラツクで
あるか否かをレジスタNが50であるか否かを検出するこ
とによって判別する。 その結果、Nが50でない場合には#D−2へ、Nが50
である場合には後述する#D−34へフローは進む。 #D−2 :PBモードフラグがセツトされているか否かを
判別する。PBモードフラグがセツトされている際、即ち
再生モードの際には#D−8へPBモードフラグがセツト
されていない際即ち記録モードの際には#D−3へフロ
ーは進む。 #D−3 :メモリーのN+1番地が“0000"即ち第N+1
トラツクが未記録であるか否かを検出し、未記録の場合
には#D−4へ記録済の場合には#D−7へフローは分
岐する。 #D−4 :第N+1トラツクが未記録であったことが#
D−3で判別された場合にはこのステツプでフイールド
フラグがセツトされているか否かを判別してセツトされ
ている際には#D−6へ、セットされていなければ#D
−5へフローは進む。 #D−5 :#D−4においてフイールドフラグがセツト
されておらず、フレームモードであったことが判別され
た際にはこのステツプに到る。このステツプにおいては
メモリーの第N+2番目の内容が“0000"であるか否か
を検出し、“0000"であった際即ち、第N+2トラツク
が未記録であった場合には#D−6へ、“0000"でなか
った際、即ち第N+2トラツクが記録済であった場合に
は#D−7フローは進む。 #D−3〜#D−5のステツップを実行することによ
りフレームモードの際には連続した2トラツクが両方と
も未記録であった場合に#D−6へ、連続した2トラツ
クのうち少なくとも一方が記録済であった場合には#D
−7へフローは進む。 #D−6 :フイールドモードの際にはヘツド3−1のア
クセスしているトラツク、フレームモードの際にはヘツ
ド3−1のアクセスしているトラツク及び、該トラツク
よりも1トラツク内周側のヘツド3−2のアクセスして
いるトラツクが未記録の場合即ち記録可能な場合にフロ
ーはこのステツプに到り、第3図に示したRECLED44Bが
点灯する。 #D−7 :#D−6とは反対にヘツド3−1,3−2がアク
セスして記録しようとするトラツクが既に記録済であっ
た際には第3図に示したREC LED44Bをブリンク(点
滅)させることによって、記録不能であることを使用者
に認識させる様に警告表示を行う。 #D−8 :#D−2においてPBモードフラグがセツトさ
れている場合にはフローはこのステツプに到り、フイー
ルドフラグをセツトする。 このステツプの意味については#D−9,#D−10,#
D=13において説明する。 #D−9 :メモリーのN番地が“0011"即ち#13で説明し
た様にヘツド3−1がアクセスしているトラツクがフレ
ーム映像信号を構成する2トラツクのうち外周側のトラ
ツクであるか否かを検出し、該2トラツクの外周側のト
ラツクである場合には#D−10へ、外周側のトラツクで
なければ#D−13へフローは進む。 #D−10:メモリーのN+1番地が“0010"即ち、ヘツド
3−2がアクセスしているトラツクがフレームの映像信
号を構成する2トラツクのうち内周側のトラツクである
か否かを検出し、該2トラツクの内周側のトラツクであ
る場合には#D−11へ、外周側のトラツクでなければ#
D−13へフローは進む。 即ちフレーム映像信号を構成する2トラツクのうち
内周側のトラツクが消去、または消去後に新たな映像信
号が記録された場合にはヘツド3−1がアクセスしてい
るトラツクがフレーム映像信号を構成する2トラツクの
うち外周側のトラツクであってもヘツド3−2がアクセ
スしているトラツクが該2トラツクのうち内周側のトラ
ツクでないことが起こる。したがって、この場合にヘツ
ド3−1,3−2を内周側にシフトさせるに際しては1ト
ラツクのみシフトさせて、消去もしくは消去後に新たに
映像信号が記録されたトラツクを再生する必要がある。 ところがかかる場合においてヘツド3−1,3−2を1
トラツクのみ内周側にシフトされた状態では該ヘツド3
−1,3−2がアクセスしているトラツクにフレーム映像
信号が記録されているとは限らず、夫々全く別のフイー
ルド映像信号が記録されている場合もある。この場合フ
イールドフラグがリセツトされていると2つの別個のフ
イールド映像信号がフレーム映像信号として再生されて
しまうという問題点が生じる。したがって前述の#D−
8のステツプを設けることによって本実施例では、ヘツ
ドを内周側にシフトさせるに際しては該ステツプにおい
て予めフイールドフラグをセツトすることによってフイ
ールドモードを設定して上述の場合においても全く別の
フイールド映像信号がフレーム映像信号として再生させ
るという問題点を解消することが出来る。 #D−11;このステツプにおいてはレジスタNが49であ
るか否かを検出してNが49である場合には#D−13へ、
Nが49でない場合には#D−12へフローが分岐する。 #D−12;ヘツド3−1、3−2がアクセスしている2
つのトラツクにフレーム映像信号が記録されている際
に、このステツプにフローが至る。かかる記録がされて
いる場合トラツクUPスイツチがオンされた際にはこのス
テツプで1トラツク分だけヘツド3−1、3−2をシフ
トさせる様にドライバー23を駆動させ、次いで#D−13
において更に1トラツクヘツド3−1,3−2をシフトさ
せる。また前述している通りヘツド3−1,3−2をシフ
トさせる毎にNは1づつ更新される。 #D−13;#D−12と同様にヘツド3−1、3−2を1
トラツク分シフトさせる。 #D−14;#23と同様にNを第3図に示す2ケタの7セ
グメントLED25に表示させる。本実施例ではかかるステ
ツプを#D−12、#D−13よりも後のフローに設けてい
るのでヘツド3−1、3−2のアクセスしているトラツ
クにフレーム映像信号が記録されている際にはLED25に
表示されるトラツクナンバーは2づつ更新し、フイール
ド映像信号が記録されている際にはLED25に表示されて
いるトラツクナンバーは1づつ更新することになり、磁
気シート1上にフイールド映像信号、フレーム映像信号
のどちらが記録されているかを表示することが出来る。 また#D−12と#D−13との間にもこのステツプを設
けた場合にはヘツド3−1、3−2のアクセスしている
2つのトラツクにフレーム映像信号が記録されている場
合であってもトラツクUPスイツチ54をオンするとLED25
に表示されるトラツクナンバーが1づつ更新することに
なる。 #D−15;PBモードフラグがセツトされているか否か判
定する。セツトされている場合には#D−16へ、セツト
されていない場合には#D−19へフローは分岐する。セ
ツトされている場合は#D−15−1に分岐する。 #D−15−1;ここでCPU40は、第1図中のデータ復調器1
2から出力される再生ID信号をRAM27に取り込む。フロー
は#D−15−2に進む。 #D−15−2;ここで、IDが映像信号に重畳されてモニタ
ーされているモードであるか否かを判別する。かかるモ
ードの詳細については第20図を用いて説明する。このモ
ードである場合には、#D−15−3に進み、そうでない
場合は#D−15−4に進む。 #D−15−3;このステツプにフローが至る場合はIDを映
像信号に重畳してモニターするモードであるのでCPUはR
AM27より再生ID信号を読み出し、文字発生器40を制御す
ることにより文字パターンを再生させ、モニター上で再
生映像信号に重畳する。フローは#D−15−4に進む。
つまり、この時点はモニター上には現在アクセスしてい
るトラツクに記録されていたID DATA信号がモニター上
に表示されることになる。 #D−15−4;自動トラツク送りフラグがセツトされてい
ない場合には#D−20へ、されている際には#D−16に
フローは分岐する。 #D−16;メモリーのN番地が“0011"ヘツド3−1がア
クセスしているトラツクがフレーム映像信号が記録され
ているトラツクのうち外周側へトラツクであるか否かを
判定する。ここでNとは前述において繰り返す様にヘツ
ド3−1、3−2を既に移動した後にヘツド3−1がア
クセスしているトラツクのナンバーに対応している。こ
こでメモリーのN番地に内容が“0011"である場合には
フローは#D−17へ“0011"でない場合には#D−19へ
フローは分岐する。 #D−17;メモリーのN+1番地の内容が“0010"、即ち
ヘツド−3−1のアクセスしているトラツクがフレーム
映像信号の記録されている2つのトラツクの内側トラツ
クであるかを判定する。 ここでメモリーのN+1番地が“0010"である場合に
はフローは#D−18へ、“0010"でない場合には#D−1
9へ分岐する。 #D−18;#D−16、#D−17を介してこのステツプに
フローが至る場合にはヘツド3−1、3−2が移動した
後にアクセスしている2つのトラツクにフレーム映像信
号が記録されているので#D−8においてセツトされた
フイールドフラグをクリアして、フレーム再生モードと
する。尚、自動トラツク送りフラグがセツトされている
場合に限ってこのステツプは実行される。(自動トラツ
ク送りフラグがセツトされていない場合には#D−15−
4から#D−20へフローは分岐するため#D−8におい
てフイールドフラグがセツトされたままとなるのでフイ
ールド再生が行われる。) #D−19;このステツプにおいては自動トラツク送りフ
ラグがセツトされているか否かを判定し、セツトされて
いる際には#D−20に、セツトされている際にはこのサ
ブルーチンから戻る(RTS)。 自動トラツク送りフラグは後述するサブルーチンで
セツトされているフラグであり、自動的にはトラツクを
送りながら再生をくり返すプログラムを実行している途
中にサブルーチンまたは後述するを呼び出す際に該
ルーチン、から抜け出すために設けられている。 #D−20;メモリーからトラツク送りスピード設定値を
取り込む。 #D−21;トラツクの送りスピード設定値がシングルで
あるか否かを判定し、シングルの場合には#D−34に、
シングルでない場合には#D−22にフローは分岐する。 #D−22;トラツクの送りスピード設定値が毎秒2画面
であるか否かを判定し、毎秒2画面の場合には#D−23
に、毎秒2画面でない場合には#D−24にフローは分岐
する。 #D−23;CPU40内にあるWAIT TIMERレジスタを28に設
定する。 #D−24;トラツク送りスピード設定値が毎秒5画面で
あるか否かを判定し、毎秒5画面の場合には#D−25
へ、毎秒5画面でない場合には#D−26へフローは分岐
する。 #D−25;WAIT TIMERレジスタを10に設定する。 #D−26;トラツク送りスピード設定値として毎秒10画
面が設定されている場合にはこのステツプにフローが至
り、WAIT TIMERレジスタを4に設定する。 尚、#D−23、#D−25、#D−26にて設定されるWA
IT TIMERレジスタはトラツク送りスピードを制御する
ために用いられており後述する#D−31、#D−32にお
いてDCモータ2により磁気シート1が1回転する毎に減
算される。 #D−27;REC実行フラグがセツトされているか否かを判
定しセツトされている際には#D−28に、セツトされて
いない際には#D−31にフローは分岐する。ここでREC
実行フラグはサブルーチンにおいてセツトされるフラ
グであり、自動的にトラツクを送りながら記録を繰り返
すプログラムを実行している途中にサブルーチンが呼
び出された際に設定されるWAIT TIMERレジスタから#
D−29、#D−30において2あるいは5は減算する事に
よって記録に必要な時間に相当する時間をかせぐ為に設
けられている。即ち記録モードにおいては磁気シート1
の回転状態をPGコイル21から検出して記録すべき信号を
磁気シート上の所定の位置から記録する為のタイミング
を決定する為、及び磁気シート1に信号を記録するため
に設けられている。 #D−28 #D−29 #D−30;この3つのステツプによりフイールドフラグ
がセツトされているか否かを判別し、セツトされている
際にはWAIT TIMERレジスタから2を減算し、セツトされ
ていない際にはWAIT TIMERレジスタから5を減算する。
ここでトラツク送りスピードとして毎秒10画面が設定さ
れている場合にはWAIT TIMERレジスタは4に設定される
が、かかる設定はフイールドモードの場合のみに可能で
あるため、この場合にWAIT TIMERレジスタから5が減算
されることはない。 #D−31;第1図に示した基準信号発生器19からのパル
スがあるか否かを検出し、パルスがある場合には#D−
32へ、分岐しない場合には#D−31のフローをくり返
す。 #D−32;WAIT TIMERレジスタの内容から1を減算す
る。 #D−33;WAIT TIMERレジスタの内容が0になったか否
かを判定し、0の場合には#D−34に、0でない場合に
は#D−31に分岐する。 #D−32〜#D−33のステツプにおいてはトラツク送
りスピードを制御するためのタイマーをWAIT TIMERレジ
スタと基準信号発生器19とした。したがってWAIT TIME
Rレジスタの内容をPGコイル21の出力を波形整形する波
形整形回路22の出口に応じて減算してタイマーを構成す
る方法に比して、安定したより正確な時計動作を行うこ
とが出来る。すなわちPGコイル21の出力は磁気シート1
の回転ムラ等の原因により誤差を含む可能性があるが基
準信号発生器19の出力にはかかる誤差は実質的にない。
また、インターバル記録を行う場合には電力消費節減の
ためインターバル時間中はDCモータ2の回転を止めるこ
とが望ましい。かかる動作を行う場合波形整形回路22の
出力に応じてWAIT TIMERレジスタを減算する方法で
は、インターバル時間を経時することが出来ないが、本
実施例の方法に依ればかかる動作を行う場合であっても
安定した計時動作を行うことが出来る。 #D−34;REC実行中のフラグがセツトされているか否か
を判定し、セツトされている際には該サブルーチンを
呼んだもとのプログラムの戻り(RTS)セツトされてい
ない際には#D−35へ分岐する。 #D−35;トラツクUPスイツチ54がオンとなっているか
否かを判定してオンになっている際には更にヘツド3−
1、3−2がアクセスしているトラツクを内周側へシフ
トするために#D−1に、オフとなっている際には#D
−36にフローは分岐する。 #D−36;トラツクDOWNスイツチ55がオンとなっている
か否かを判定してオンとなっている際にはヘツド3−
1、3−2がアクセスしているトラツクを外周側にシフ
トするためにサブルーチンの#E−1に、オフとなっ
ている際には#D−37に分岐する。 #D−37;PBモードフラグがSETされている場合#D−38
へ、そうでない場合、該サブルーチンを呼んだプログ
ラムへ戻る。 #D−38 #D−39 #D−40;D−6,17,18と同様にしてフレーム記録された
映像信号の場合にはフレーム再生とするためにフイール
ドフラグをクリアする。その後該サブルーチンを呼ん
だポログラムへ戻る。 上述した例においては、PBモード時#D−12を通過す
る場合とそうでない場合いずれであっても#D−23,25,
26においてWAIT TIMERに設定する数値を変化させてい
ないために1トラツク送りを実行する時間分だけ#D−
12を通過してきた場合には、トラツク送りのスピードが
遅れてしまうことになるが、これを合せるためには、#
D−27において、#D−12を通過した場合には1トラツ
ク分のヘツド送りに要する時間をWATE TIMERから引いて
やれば全く問題なくトラツク送りスピードを合せること
ができる。 次にトラツクDOWNスイツチ55がオンされた際に実行さ
れるサブルーチンについて説明する。 サブルーチンの各ステツプ#E−1〜#E−13は夫
々サブルーチンの各ステツプ#D−1〜#D−13と同
様のステツプであるので詳細な説明を省略する。 但し、サブルーチンはトラツクDOWNスイツチ55がオ
ンされた際にヘツド3−1、3−2がアクセスしている
トラツクを外周側にシフトさせるため例えば#E−1に
おいてはN=1であるかを検出し、#E−9においては
メモリー(N−1)電池が“0010"即ち第(N−1)ト
ラツクがフレーム映像信号を構成する2トラツクの内側
のトラツクであるか否かを検出し、#E−10においては
メモリー(N−2)番地が“0011"即ち第(N−2)ト
ラツクがフレーム映像信号を構成する2トラツクの外側
のトラツクであるか否かを検出し、また、#E−11では
N=2であるか否かを検出し、#E−12、#E−13では
1トラツク分ヘツド3−1、3−2を外周側にシフトさ
せる。 次に第9図を用いてフイールド/フレーム切換スイツ
チ59、RECモード設定スイツチ51がオンされた際に呼び
出されるサブルーチン、について説明する。 #J−1; 第6図に示した#A−10においてフイールド
/フレーム切換スイツチ59がオンされたことが検出され
た際にこのステツプにフローが進み、このステツプにお
いてはフイールドフラグがセツトされている場合には#
J−2へ、セツトされていない際には#J−4にフロー
は分岐する。 #J−2; #J−1においてフイールドフラグがセツト
されている際にはこのステツプでフイールドフラグはク
リアされる。 #J−3; PBモードフラグがセツトされているか否かを
判定してセツトされている際には#J−8へ、セツトさ
れていない際には#J−5へフローは分岐する。 #J−4; #J−1でフイールドフラグがセツトされて
いないことが検出された際にはこのステツプにおいてフ
イールドフラグがセツトされる。 PBモードがセツトされていない状態即ち記録モードで
ある場合であって#J−2においてフイールドフラグが
クリアされた場合にはフレーム記録モードとなり、サブ
ルーチン,,において説明した様に毎秒10画面の
連続記録は出来ない。したがってサブルーチンにおい
てフイールドモードからフレームモードに切り換えるに
際してはトラツク送りスピードとして毎秒10画面のトラ
ツク送りスピードが設定されている場合には、かかる切
り換えを禁止する必要がある。 したがって本実施例に依れば次に説明する#J−6、
#J−7により毎秒10画面のトラツク送りスピードが設
定されている際にはかかるトラツク送りスピード設定値
を自動的に毎秒5画面のトラツク送りに変更する。 #J−5; トラツク送りスピード設定値をCPU40に取り
込む。 #J−6; #J−5において取り込まれたトラツク送り
スピード設定値が毎秒10画面である場合には#J−7
へ、毎秒10画面でない場合には#J−8にフローは分岐
する。 #J−7; トラツク送りスピード設定値を毎秒5画面に
変更する。 #J−8; フイールド/フレーム設定スイツチ51がオン
されつづけると、このステツプをくり返し、オンからオ
フになった際にはじめて第6図の#A−1に示すステツ
プに戻る。 次にRECモード設定スイツチ51がオンされた際に呼び
出されるサブルーチンについて説明する。 #B−1;第6図に示した#A−1においてRECモード設
定スイツチ51がオンされたことが検出されるとこのステ
ツプにフローが分岐し、第3図に示しPB、LED44Aが消灯
し、PBモードフラグはクリアされる。 #B−2 #B−3 #B−4 #B−5 #B−6;この5つのステツプは、第8図に示した夫々#
D−3〜#D−7と同様であるため説明を省略する。 #B−5−1;このステツプはCPU40は文字発生器84の文
字発生を一旦停止させる様に制御する。 #B−5−2;IDの設定モードであるか否かを判別し、設
定モードである場合には#B−5−3へ進み、そうでな
い場合には#B−6′に進む。 #B−5−3;CPU40はRAM27より設定されたIDを読み出
し、文字発生器84を制御して文字パターンを発生させ
る。従ってモニタ13には映像信号入力端子18から入力す
る映像信号に重畳してIDが表示される事になる。次でフ
ローは#B−6′に進む。 #B−6′;RECモード設定スイツチ51がオンされつづけ
ている間はこのステツプをくり返し、該スイツチがオフ
された際には#B−7にフローは分岐する。 #B−7;RECモード設定スイツチ51がオフされた際には
このステツプにおいてフイールドフラグがセツトされて
いるかを判別し、フイールドフラグがセツトされている
際には第6図の#A−1に示すステツプにフローは戻
り、フイールドフラグがセツトされていない際にはサブ
ルーチンの#J−5にジヤンプし、#J−6〜#J−
8を実行することによりトラツク送りスピード設定値が
毎秒10画面の際には毎秒5画面に自動的に補正される。
したがって、RECモード設定スイツチ51によってRECモー
ドが設定されかつフレームモードである場合にはトラツ
ク送りスピード設定値が最高毎秒5画面に制限される。 次に第10図を用いてPBモード設定スイツチ53がオンさ
れた際に呼び出されるサブルーチンについて説明す
る。 #C−1;第6図に示した#A−3においてPBモード設定
スイツチ53がオンされたことが検出されると、このステ
ツプにフローが分岐しREC LEDがOFFされ一旦フイール
ドフラグがセツトされる。即ちヘツド3−1、3−2の
アクセスしている2つのトラツクに別々のフイールド映
像信号が記録されており、PBモードフラグがクリアされ
フイールドフラグがリセツトされているフレーム記録モ
ードが設定されている場合に、PBモード設定スイツチ53
がオンしたことを検出してヘツド3−1、3−2がアク
セスしているトラツクを直ちに再生すると別個のフイー
ルド映像信号がインターレースして再生されてしまうこ
とを防止するために、このステツプでは一旦フイールド
フラグがセツトされる。 #C−2;メモリーの番地が“0011"即ちヘツド3−1の
アクセスしているトラツクがフレーム映像信号が記録さ
れている2つのトラツクのうち外周側であるかを検出
し、“0011"である際には#C−3へ“0011"でない際に
は#C−5へフローは分岐する。 #C−3;メモリN+1番地が“0010"即ちヘツド3−2
のアクセスしているトラツクがフレーム映像信号が記録
されている2つのトラツクのうち内周側であるかを検出
し、“0010"である際には#C−4へ“0010"でない際に
は#C−5へフローは分岐する。 #C−4;#C−2、#C−3においてヘツド3−1、3
−2がアクセスしている2つのトラツクにフレーム映像
信号が記録されていることが検出された際にはフローは
このステツプに至り、フイールドフラグがクリアされて
フレームモードが設定される。 #C−5;第3図に示したPB、LED44Aが点灯し、PBモード
フラグがセツトされ再生動作が開始される。 #C−5−1;このステツプではCPU40は文字発生器84の
文字発生を一旦停止させる様に制御する。またCPU40は
データ復調器12により復調されたID DATAをRAM27に格
納する。 #B−5−2;IDの表示モードであるか否かを判別し、表
示モードである場合には#C−5−3へ進み、そうでな
い場合には#C−6′に進む。 #C−5−3;CPU40はRAM27よりデータ復調器12により復
調されたIDを読み出し、文字発生器84を制御して文字パ
ターンを発生させる。したがってモニタ13には磁気シー
トから再生された映像信号に重畳してIDが表示されるこ
とになる。次いでフローは#C−6に進む。 #C−6;PBモード設定スイツチ53がオンされつづけてい
る場合にはこのステツプをくり返し、オフされた際には
第6図に示した#A−14を介して#A−1に戻る。 次に第11図を用いてインターバル時間設定スイツチ57
がオンされた際に呼び出されるサブルーチンについて
説明する。まずかかるサブルーチン#G−0において
はタイマーT′が0に初期化されるとともに7セグンメ
ントLED25にインターバル時間Tiが表示される。 #G−1;第6図#A−7においてインターバル時間設定
スイツチ57がオンになったことが検出された際にはタイ
マーT′が0に初期化されて次いでこのステツプにフロ
ーは到り、更に10キースイツチ63〜72がオンされた際に
は#G−2へ、10キースイツチ63〜72がオンされない際
には#G−3へフローは分岐する。 #G−2;インターバル時間Tiを10キースイツチ63〜72に
より設定されたインターバル時間Tiに変更する。 #G−3;10キースイツチ63〜72以外のスイツチがオンさ
れているか否かを判定し、オンされている際には#G−
4へオンされていない際には#G−5へ分岐する。 #G−4;インターバル時間設定スイツチ57がオンされて
いるか否かを検出し、オンされている際には#G−1に
オンされていない際には第6図に示した#A−1にフロ
ーは分岐する。 #G−5;前述のT′を1だけ増加させる。1秒毎に#G
−6へフローは移る。 ただしT′は1秒毎に1だけ増加させられるタイマで
あり、1秒たっていない場合加算は行なわれないもので
ある。 #G−6;T′が10であるか否かを判定し、T′が10の場
合には第6図に示した#A−1に、T′が10でない場合
には#G−1へ分岐して、前述の#G−1、#G−3、
#G−5及び#G−6のループをくり返しT′が10とな
った際に#A−1に戻る。 したがって前述のサブルーチンにおいてはインター
バル時間設定スイツチ57がオンされてから10秒以内に他
のスイツチがオンされない際には第6図に示した#A−
1に戻りインターバル時間設定は解除される。サブルー
チンを実行している間勿論インターバル時間Tiが2ケ
タの7セグメントLED25に表示されているが#G−6に
おいて#A−1に戻る際にかかるインターバル時間Tiの
表示は停止する。 またかかるサブルーチンにおいてインターバル時間
Tiが“0"に設定されると再生動作としてサブルーチン
において説明する様な例えばプリンタに接続する際に動
作を行わせる外部トリガモードが設定される。 次に第12図を用いてRECスイツチがオンした際に呼び
出されるサブルーチンについて説明する。 #N−1;第6図#A−2においてRECスイツチ52がオン
されたことが検出された際にはこのステツプにフローが
到り、PBモードフラグがクリアされているか否かを検出
し、クリアされていない際には再生モードであるため第
6図に示す#A−14へフローは戻り(RTS)クリアされ
ている際には#N−2にフローは分岐する。従ってREC
モードが設定されていなければRECスイツチ52をオンし
ても記録は行われない。 #N−2;メモリーのN番地が“0000"であるか即ちヘツ
ド3−1のアクセスしているトラツクが未記録であるか
否かを判別して未記録でない場合には第6図に示す#A
−14へフローは戻り、未記録であった場合には#N−3
にフローは分岐する。 #N−3;フイールドフラグがセツトされるかを判別して
セツトされている際には#N−5、セツトされていない
際には#N−4にフローは分岐する。 #N−4;このステツプにはフレーム記録モードが設定さ
れている際に移ることになるがメモリーのN+1番地が
“0000"であるか、即ちヘツド3−2のアクセスしてい
るトラツクが未記録であるか否かを判別して未記録でな
い場合には第6図に示す#A−14へフローは戻る。また
かかる場合には予めREC、LED44Bは点滅している。 またかかるトラツクが未記録であった場合には#N−
6にフローは分岐する。 #N−5;磁気シート1上の1つのトラツクに1フイール
ド分の映像信号がヘツド3−1によって記録がされる。
この時第1図に示したSW6がオフされ文字発生器84の出
力がモニタに出力されなくなる。またメモリーN番地に
0001が設定される。 #N−6;このステツプにフローが到る場合にはフレーム
記録モードが設定されているので磁気シート1上の2つ
のトラツクに夫々1フイールド分の映像信号がヘツド3
−1、3−2によって記録される。メモリーN番地に00
11、N+1番地に0010が設定され#N−5と同様にSW6
がオフされる。次いでステツプモータ24を駆動してヘツ
ド3−1、3−2を1トラツク分内周側にシフトさせ
る。 尚#N−5,#N−6を実行する場合SW2〜SW5は第2図
において説明した様に駆動される。また#N−6におい
て記録が実行される際にはCPU40によりRAM27から設定さ
れているIDが読み出され、これをデータ変調器14に出力
することによりデータ変調器14からDPSK信号に変調され
たIDが記録アンプ16に入力され、ここで映像信号に重畳
されてID記録が行なわれる。ただしIDの表示モードが後
述する第20図c)の場合にはデータが設定されていたと
してもIDの記録は行なわれない。ただし、フレームの内
側トラツクが、外側トラツクかフイールド記録かを示す
DATAは単に映像信号と共に記録されるものである。また
第20図a)b)の表示モードであっても#N−5,#N−
6を実行することによって記録実行中SW6がオフされて
いるためにモニタ上にID DATA信号の表示は現われなく
なる。 #N−7;REC実行中フラグをセツトするとともに第1図S
W6がオンされる。 #N−1〜#N−7を実行することによって、設定さ
れたIDが文字発生器84より発生させられて映像信号に重
畳されて、モニターに出力されている時には、REC実行
中に限り発生させられている文字信号が第1図SW6によ
りオフされることになり、文字が消えることになる。#
N−7において再びSW6がオンされるために再びID DAT
Aの表示が行なわれる。 #N−8;サブルーチンを呼び出し、ヘツド3−1が第
50トラツク以外をアクセスしている場合には#D−1、
#D−2から#D−3にフローは移る。次いで#D−3
から#D−14を実行して1トラツク分内周側にヘツド3
−1、3−2を移動させる。フレーム記録モードであれ
ば#N−6にて予め1トラツク分内周側にヘツド3−
1、3−2が移動されているので、フレーム記録モード
であってもヘツド3−1は#D−14において記録したト
ラツクの隣りのトラツクをアクセスする。又ヘツド3−
1、3−2によって記録されるトラツクが記録済の場合
には第3図に示したREC、LED44Bは点滅表示して使用者
に警告表示を行う。次いでフローは#D−15から#D−
19へ分岐し、#D−19を介して#D−20〜#D−34に示
すフローを実行する。即ちトラツク送りスピードの設定
値がシングルであった場合には#D−21から#D−34に
フローは分岐し、予め#N−7においてセツトされてい
るREC実行フラグに従って#N−9に戻る。 毎秒2画面、5画面が設定されている場合には#D−
28にて記録を行うのに必要な時間だけWAIT TIMERレジ
スタの減算し、WAIT TIMERレジスタをダウンカウント
してWAIT TIMERレジスタが0になった際にフローは#D
−33から#D−34を介して前述と同様に#N−7におい
てセツトされているREC実行フラグに従って#N−9に
戻る。 #N−9;REC実行中フラグをクリアする。 #N−10;かかるステツプは#D−20と同様のステツプ
でありメモリーよりトラツク送りスピードの設定値を取
り込む。 #N−11;トラツク送りスピードの設定値がシングルで
ある場合には#N−12へシングルでない場合には第6図
に示す#A−14に戻る。 #N−12;トラツク送りスピードがシングルで設定され
ている際にはRECスイツチ52がオンされている限りのス
テーツプをくり返して再びサプルーチンが実行されて
記録が行われない様に制御する。 トラツク送りスピードがシングル以外に設定されてお
り更にRECスイツチ52がオンされている際には#N−11
から#A−14を介して#A−1、#A−2からサブルー
チンを呼び出し前述のフローが実行されRECスイツチ5
2がオンしている限り設定されたトラツク送りスピード
で記録が連続して行われる。RECスイツチ52がオフされ
ればフローは#A−14、#A−1、#A−2に進むが#
A−2にてサブルーチンを呼び出すことはなく連続記
録は終了する。 次に第13図を用いてプログラム設定スイツチ58がオン
された際に呼び出されるサブルーチンについて説明す
る。 #H−1;第6図#A−8においてプログラム設定スイツ
チ58がオンされたことが検出された際にはこのステツプ
に到り、PBモードフラグがセツトされているか否かを判
別し、セツトされている際には#H−2に、セツトされ
ていない際には第6図に示す#A−1に戻る(RTS)。
このステツプは記録モードにおいてはプログラム設定を
禁止するため設けられている。即ち本実施例においては
プログラム設定を行うに際しては予め再生モードを選択
させることによって、磁気シート1に記録された映像を
例えばモニターで確認しながらプログラムの設定が行わ
れる様に構成されている。 またプログラム設定スイツチ58がオンされた際に自動
的にPBモードフラグをセツトすることによってかかる再
生モードへの動作を自動的に行うことが出来る。この場
合サブルーチンに示したステツプと同様のステツプ
を、すなわち#H−1に示したステツプの代わりとして
サブルーチンを呼び出すCALLCを設ければよい。 #H−2;プログラムが格納されている第14図に示すプロ
グラムトラツクメモリーにおいてプログラム再生実行
時、次に再生するトラツクナンバーが記憶されているア
ドレスを示すIレジスタを0にする。 #H−3;プログラム再生モードであることを示すプログ
ラム再生モードフラグをセツトして#A−1に戻る。 次にサブルーチンによりプログラム再生モードが設
定されてからプログラムトラツク設定スイツチ62がオン
された際に呼び出されるサブルーチンについて第15図
を用いて説明する。 #I−1;プログラム再生モードフラグがセツトされてい
るかを判定してセツトされている際には#I−2へ、セ
ツトされていない際には#A−1へフローは分岐する。
したがってプログラム設定スイツチ58によりプログラム
再生モードが設定されていない際にはプログラムトラツ
ク設定スイツチ62をオンしてもプログラム設定動作は行
われない。 #I−2;前述のプログラムトラツクメモリーのプログラ
ムが格納されている先頭アドレスを示すレジスタS(#
1において電源オン時にS=0としてイニシヤルセツト
されている)の内容と同じ内容をレジスタMに書き込
む。 #I−3;レジスタMに格納されたアドレスのプログラム
トラツクメモリーのデータを該アドレスよりも1だけ大
きいアドレスに格納する。換言すればプログラムトラツ
クメモリーに記憶されているトラツクナンバーを示すデ
ータを該データが格納されているアドレスよりも1だけ
大きいアドレスに格納する。 #I−4;レジスタIにレジスタMの内容に1を加えた値
を書き込む。 #I−5;レジスタMの内容から1を減じる。 #I−6;レジスタMの内容が0か否かを判定し、0の場
合には#I−7へ、0でない場合には#I−3へフロー
は分岐する。 #I−3〜#I−6のフローをくり返し、レジスタM
の内容が0になった際にはプログラムトラツクメモリー
の各アドレスに記憶されているデータは全て1だけ大き
いアドレスに転送される。したがってかかるフローをく
り返し実行して#I−6から#I−7にフローが分岐し
た際にはプログラムトラツクメモリのアドレス1にはデ
ータが格納されていない状態となる。 #I−7;ヘツド3−1がアクセスしているトラツクのナ
ンバーがプログラムトラツクメモリーのアドレス1に格
納される。したがってプログラムトラツク設定スイツチ
62をオンすることによりヘツド3−1がアクセスして再
生されている映像の記録されているトラツクのナンバー
がプログラムされることになる。 #I−8;レジスタSの内容に1を加える。このステツプ
を実行することによって常にレジスタSには#I−3〜
#I−6のフローを実行して移動したプログラムトラツ
クメモリのデータが格納されている先頭アドレス(最も
大きいアドレス)が格納されることになる。 #I−9;プログラムトラツク設定スイツチ62がオンされ
ている場合はこのステツプをくり返し、オフとなった際
には#A−1に戻る。 使用者が更にプログラム設定を続けて行う場合にはト
ラツクUPスイツチ54、あるいはトラツクDOWNスイツチ55
をオンさせることによってヘツド3−1、3−2のアク
セスしているトラツクを変更し、所望のトラツクが再生
されたところで再生映像を確認しながらプログラム設定
スイツチ62をオンすることによりプログラム設定を行う
ことが出来る。 尚プログラム設定スイツチ62がオンされる毎に第14図
に示したプログラムトラツクメモリーの各アドレスに格
納されているデータは1づつ大きいアドレスに格納され
ていくことになる。またプログラム設定中はレジスタ
S、レジスタIとも全く同じ内容となっている。 次にプログラム設定スイツチ58、プログラムトラツク
設定スイツチ62をオンすることによって設定されるプロ
グラムを再生するプログラム再生、及びヘツド3−1の
アクセスしているトラツクから順に記録済のトラツクを
順次設定されたインターバル時間で再生するインターバ
ル再生を行う際に実行されるプログラムについて第16図
乃至第18図を用いて説明する。 まずスタートスイツチ60をオンされた際に呼び出され
るサブルーチンについて第16図を用いて説明する。 #K−1 ;第6図#A−11においてスタートスイツチ
60がオンされたことが検出された際にはこのステツプに
フローが到り、PBモードフラグがセツトされているか否
かが検出されPBモードフラグがセツトされていない際に
は#A−1に、PBモードフラグがセツトされている際に
は#K−2にフローが分岐する。したがって本実施例で
は予め再生モードが設定されていない場合にはインター
バル再生、プログラム再生を行うことが出来ないため記
録モードの際に誤ってスタートスイツチ60をオンしても
インターバル再生、プログラム再生が開始されてしまう
ことを防止することが出来る。また#K−1の代わりに
サブルーチンに示したステツプと同様のステツプを設
ければ予め再生モードを設定しなくてもスタートスイツ
チ60をオンするだけで直ちにインターバル再生プログラ
ム再生が開始する様に出来る。 #K−1′;インターバル再生中であることを示すINT,
LEDを点灯させる。 #K−2 ;プログラム再生モードフラグがセツトされ
ているか否かを判別しセツトされている際には#K−3
へセツトされていない際には#K−4へフローが分岐す
る。ここではプログラム再生モードフラグがセツトされ
ていない、即ちインターバル再生が行われる場合のフロ
ーについて説明する。 #K−4 ;メモリーのN番地が“0000"、即ちヘツド
3−1のアクセスしているトラツクが未記録であるか否
かを判別し、未記録であれば#K−6未記録でなければ
#K−5へフローは分岐する。ここではまず、ヘツド3
−1のアクセスしているトラツクが未記録であるとして
#K−6以下のフローについて説明する。 尚以下に説明する本実施例に依ればインターバル再生
はヘツド3−1がアクセスしているトラツクが第49ある
いは第50トラツク以外の場合には該トラツクからヘツド
3−1がアクセスしているトラツクが第49あるいは第50
トラツクの際には第1トラツクから順次記録済のトラツ
クのみが再生されることになるが、#K−2と#K−4
との間にヘツド3−1を第1トラツクをアクセスする様
にステツプモータ24を駆動するステツプを挿入すれば常
に第1トラツクから順次記録済のトラツクのみが再生さ
れる。従ってヘツド3−1が第1トラツクをアクセスし
ておらず別のトラツクをアクセスしている際に第1トラ
ツクから順次自動的にインターバル再生を行って検索を
行うためには効果が極めて高い。 #K−6 ;インターバル再生中であることを示す自動
トラツク送りフラグをセツトする。 #K−7 ;フイールドフラグがセツトされているか否
かを判別し、セツトされている際には#K−8へセツト
されている際には#K−9へフローは分岐する。 #K−8 ;ヘツド3−1がアクセスしているトラツク
が最内周トラツクであるか否かをNが50であるか否かを
検出することによって判別し、50であることが検出され
た際には#K−10へ、50であることが検出されなかった
際には#K−11へフローは分岐する。 #K−9 ;ヘツド3−1がアクセスしているトラツク
が最内周より1だけ外側のトラツクであるか否かをNが
49であるか否かを検出することによって判別し、49が検
出された最には#K−10へ48であることが検出されなか
った際には#K−11へフローは分岐する。 #K−10 ;このステツプにおいてはサブルーチンを
実行することにより設定されるインターバル時間Tiが
“0"であるか否かを判別する。後述する様にインターバ
ル時間Tiが“0"である場合とは外部トリガ信号に応じて
予め設定されているプログラムでヘツド3−1をシフト
させるモードであってかかるモードのためにインターバ
ル時間Tiが“0"に設定されている際には#K−26におい
てINT LEDを消灯させ、トラツクNoの表示を消灯し、ジ
ヤケツトをイジェクトした後にフローは#A−1に、
“0"に設定されていない際には#K−12へフローは分岐
する。 #K−11 ;サブルーチンを呼び出し、#D−1〜#
D−18に示すフローが実行される。サブルーチンにお
いてサブルーチンが呼び出される際にはPBモードフラ
グがセツトされているのでフローは#D−2から#D−
9に分岐し、#K−4にてヘツド3−1がアクセスした
トラツクかフレーム外周側かつこのトラツクよりも1ト
ラツク内周のトラツクがフレーム映像信号を記録する2
トラツクの内周側のトラツクでありかつヘツド3−1が
第49トラツクをアクセスしていないと判別された際には
ヘツド3−1、3−2が#D−12、#D−13により2ト
ラツク分内周側にシフトされ判別されない際には#D−
13により1トラツク分のみヘツド3−1、3−2が内周
側にシフトされる。またヘツド3−1、3−2のアクセ
スしているトラツクにフレーム映像信号が記録されてい
ればフイールドフラグがクリアされフローは#D−19か
ら#K−14へ移る。 #K−12 ;サブルーチンを呼び出し#E−1〜#E
−13および#D−14〜#D−19に示すフローが実行さ
れ、#K−4にてヘツド3−1がアクセスしたトラツク
に隣する外周側のトラツクと、もう1トラツク分外周側
のトラツクの2トラツクにフレーム映像信号が記録され
ている場合にはヘツド3−1、3−2が#E−12、#E
−13により2トラツク分外周側にシフトされ、それ以外
の場合には#E−13により1トラツクのみ外周側にシフ
トされる。 また#K−11と同じく3−1、3−2のアクセスして
いるトラツクにフレーム映像信号が記録されていればフ
イールドフラグはクリアされフローは、#D−19から#
K−13へ移る。 #K−13 ;ヘツド3−1がアクセスしているトラツク
が最外周トラツクであるか否かをレジスタNの内容が1
であるか否かを検出することによって判別し、1である
ことが検出された際には#K−14へ、1であることが検
出されなかった際には#K−12へフローは分岐する。し
たがって#K−8または#K−9において#K−12へフ
ローが分岐した場合即ちヘツド3−1が第49トラツクま
たは第50トラツクをアクセスしている際には#K−12、
#K−13のステツプをくり返すことによってヘツド3−
1は第1トラツクをアクセスする様に制御される。 #K−14 ;自動トラツク送りフラグをクリアする。 以上説明した様に#K−4〜#K−14のフローを実行
し、#K−4から#K−5へフローが分岐した際にはヘ
ツド3−1は映像信号が記録されているトラツクをアク
セスすることになり、映像信号が記録されていないトラ
ツクは実質上再生されずにスキップされる。 更に#K−4〜#K−14のフローを実行することによ
り#K−4から#K−5へフローが分岐した際にヘツド
3−1、3−2のアクセスしている2つのトラツクにフ
レーム映像信号が記録されている場合には#D−18にお
いてフイールドフラグがクリアされているので、フレー
ム再生モードが自動的に設定される。またヘツド3−
1、3−2のアクセスしているトラツクにフイールド映
像信号が記録されている際にはフイールド再生モードが
自動的に設定される。したがってインターバル再生時に
は映像信号の記録方法に応じて最も適切な再生モードが
自動的に設定される。 #K−5;メモリーからサブルーチンにおいて設定され
たインターバル時間TiがCPU40のレジスタT′に取り込
まれる。 #K−15;#K−10と同様にインターバル時間Tiが“0"
であるかを検出して“0"の場合には#K−17へ、“0"で
ない場合には#K−16へフローは分岐する。ここでは外
部トリガモードが設定されていないものとして#K−16
以下の説明を行う。 #K−16;タイマー1は計時動作を開始し、#K−18へ
進む。 #K−18;タイマー1が1秒間計時したか否かを検出
し、計時されている際には#−19へ、計時途中の際には
#K−20へフローは分岐する。 #K−20;ストツプスイツチ61がオンされているかを検
出しオンされている際には#K−25を介してINT LEDを
消灯して#A−1に、オンされていない際には#K−21
へフローは分岐する。ここでフローが#A−1に分岐し
た際には再び#A−1から#A−12のステツプが実行さ
れるためストツプスイツチ61が通常の状態でオンされた
際にはフローは#A−12からサブルーチンを呼び出す
ことになる。以下サブルーチンについて第17図を用い
て説明する。 #M−1;プログラム再生モードフラグがセツトされてい
るか否かを検出してセツトされていなければ#A−14
へ、セツトされていれば#M−2へフローは分岐する。 #M−2;プログラム再生実行フラグがセツトされている
か否かを検出してセツトされていれば#M−3へ、セツ
トされていなければ#M−4へフローは分岐する。 #M−3;レジスタIの内容をレジスタSの内容と同じに
する。 #M−4;レジスタSを0として次いで#M−3を実行す
る。 かかるサブルーチンについてはプログラム再生モー
ド時に更に詳述する。以下#K−21以降について詳述す
る。 #K−21;トラツクUPスイツチ54がオンであるかを検出
し、オンであることが検出された際にはサブルーチン
を呼び出しヘツド3−1、3−2が内周側にシフトさ
れ、オンであることが検出されない際には#K−22にフ
ローは分岐する。 #K−22;トラツクDOWNスイツチ55がオンであるかを検
出し、オンであることが検出された際にはサブルーチン
を呼び出し、ヘツド3−1、3−2が外周側にシフト
され、オンであることが検出されない際には#K−18に
フローは分岐する。 #K−19;T′から1減算する。 #K−23;T′が“0"の際には#K−24に、T′が“0"で
ない際には#K−16にフローは分岐する。 したがって上述の#K−15〜#K−23を実行すること
によりインターバル再生中においてトラツクUPスイツチ
54、トラツクDOWNスイツチ55をオンすることによって再
生しているトラツクに隣接しているトラツクに記録され
ている映像を再生ることが出来る。またその場合にはス
イツチ54、あるいはスイツチ55をオンしつづけることに
よってサブルーチンにおいて設定されたトラツク送り
スピードに従って再生しているトラツクを自動的に順次
更新させることが出来、インターバル再生中に数画面前
の映像を簡単に再生することも出来る。 また、トラツクUPスイツチ54、トラツクDOWNスイツチ
55をオンすることによって再生しているトラツクに隣接
しているトラツクに記録されている映像を再生するに際
して本実施例においてはスイツチ54,55をオンする前に
おいて再生しているトラツクにインターバル時間Tiの残
金時間の再生が行われた際にはフローは#K−23から#
K−24に移り新たなトラツクの再生に更新されるが、第
16図において点線に示した際に、#K−5にフローをジ
ヤンプさせれば、インターバル時間T′をリセツトして
スイツチ54,55によって更新された映像を確実に一定時
間観察出来る様に構成することも出来る。 #K−24;インターバル時間T′が終了して再生するト
ラツクを更新するに際してプログラム再生モードがセツ
トされているか否かを検出し、セツトされている際には
#K−3へ、セツトされていない際には#K−6へフロ
ーは分岐する。 次に#K−2においてプログラム再生モードフラグが
セツトされている際に分岐するルーチンについて第18
図を用いて説明する。 #O−1 ;レジスタSの内容が“0"であるか否かを検出
して“0"が検出された際には#A−1へ“0"でないこと
が検出された際には#O−2へフローは分岐する。前述
の通りレジスタSにはプログラムトラツクメモリーのプ
ログラムの設定されている先頭のアドレスが格納されて
おりレジスタSの内容が“0"であることはプログラムト
ラツクメモリーに何もプログラムが格納されていない場
合を示しているから“0"の際には第6図のAに戻る。 #O−2 ;レジスタIの内容が“0"であるか否かを検出
して“0"が検出された際には#O−3へ、“0"でないこ
とが検出された際には#O−3へフローは分岐する。前
述の通りレジスタIにはプログラム再生実行時、次に再
生するトラツクナンバーが格納されているトラツクメモ
リーのアドレスが格納されており、プログラム再生を実
行するに際して後述の#O−14にも示される様に1ステ
ツププログラム再生を実行する毎に1だけ減算される。
したがってかかる#O−2にフローが分岐し、かつレジ
スタIが“0"と検出されるのはプログラムが設定されレ
ジスタSが“0"ではなく、かつプログラム再生のステツ
プを一通り実行してしまったことを示している。換言す
ればプログラム再生が一通り実行された際には#O−3
へ、プログラム再生が一通り実行される途中においては
#O−5へフローが分岐することになる。 #O−3 ;サブルーチンで設定されたインターバル時
間Tiをとり込み該インターバル時間Tiが“0"であるかを
検出し“0"であれば#0−15を実行、即ちINTLEDを消灯
し、トラツクNo表示を消灯してジヤケツトをイジェクト
した後フローはルーチンから#A−1に戻って、プロ
グラム再生動作を終了する。したがってインターバル時
間を“0"とすることによって設定される外部トリガモー
ドにおいてはプログラム再生が一通り実行されるとプロ
グラム再生動作は中止される。 またインターバル時間Tiが“0"以外に設定されている
際の通常のプログラム再生時には#O−4へフローは移
る。 #O−4 ;レジスタIにレジスタSの内容を書き込む。 再びプログラム動作が開始される。 #O−5 ;レジスタIに設定されているプログラムトラ
ツクメモリーのアドレスのデータ(I)(プログラムト
ラツクメモリーのレジスタIに設定されるアドレスに書
き込まれているデータをIにカッコをつけて示す)を読
み出す。 #O−6 ;現在ヘツド3−1がアクセスしているトラツ
クナンバーを示すNからデータ(I)を減算して“0"よ
りも小さくなければ#O−7へ、小さければ#O−8に
フローは分岐する。 #O−7 ;フイールドフラグをセツトする。かかるセツ
トは#D−8と同じくフレームモードでヘツド送りを禁
止するためである。 #O−8 ;ヘツド3−1、3−2を外周方向に1トラツ
ク分シフトする。 #O−9 ;ヘツド3−1がアクセスしているトラツクナ
ンバーを示すNからデータ(I)が等しいかを検出し、
等しければ#O−10へ等しくなければ即ちトラツクナン
バーを示すNよりもデータ(I)の方が大きい場合には
#O−11へフローは分岐する。 #O−10;ヘツド3−1、3−2を内周方向に1トラツ
ク分シフトする。 #O−11 #O−12 #O−13;#D−16、#D−17、#D−18と同様のステ
ツプであり、かかるステツプにより記録された映像信号
がフレーム映像信号かフイールド映像信号かに応じて自
動的にフレーム再生、フイールド再生が行われる。 尚#O−6〜#O−10をくり返すことによりヘツド3
−1がプログラムトラツクメモリーにプログラムされて
いるトラツクをアクセスする様に制御される。 #O−14;レジスタIから1減算する。 #O−15;プログラム再生実行中フラグがセツトされ
る。このステツプにより#K−24にてプログラム再生モ
ードフラグがセツトされているかを判別することによっ
てフローを分岐させることが出来る。次いでフローは#
K−5へジヤンプする。 したがって#K−3においてルーチンに分岐される
とまず再生プログマムが実際に設定されるか否かが判別
され、更に外部トリガモードが設定されているか否かが
判別されて、外部トリガモードが設定されている際には
プログラムが一通りしか実行されず、それ以外ではプロ
グラム再生がくり返し行われる。 また次に、外部トリガーモードが設定される際のフロ
ーについて説明する。外部トリガモードが設定されてい
る際には#K−15から#K−15′−1へフローは分岐す
る。 #K−15′−1;ここでプリントフラグがSETされている
か否かを判別する。 SETされている場合には#K−15′−3に進み、SETさ
れていない場合は#K−15′−2に進む。 #K−15′−2;ここで、プンリントトラツクNOのバツフ
アーNPにFFをSETし、同一トラツクの連続プリント枚数
を計数するためのバツフアPVに0をSETする。(イニシ
ヤライズ) #K−15′−3;ここで、現在のヘツドのアクセスしてい
るトラツクNOのバツフアNとNPが等しいか否かを判別す
る。等しい場合には#K−15′−4へ、等しくない場合
は#K−15′−5へフローは進む。 尚、プリント動作が始まればバツフアNPには#K−1
5′−5においてNがセツトされているため#K−15′
−4へフローは進む。 #K−15′−4;ここで、PVに1を加える。したがって、
プリント動作が開始されればハツフアPVにプリント枚数
が計数される。#K−17へ進む。 #K−15′−5;ここでNPには、現在のヘツド3−1のア
クセスしているトラツクナンバーNを入力し、PVに0を
SETする。#K−17′へ進む。 #K−17′;ここでプリントビジー信号がLレベルか否
かを判別する。Lレベルである場合は#K−17′−1に
進む。Hレベルでない場合は#K−21′−1に進む。尚
Lレベルである場合とはプリンターが接続されていない
か、もしくはプリンターが異常の場合である。 #K−17′−1;ここでE/F信号が、Hレベルか否かを判
別する。 E/F信号とは、この場合外部接続されているプリンタ
ーから入力される信号であり、プリントビジー信号がH
レベルにある時、プリンターがフレームメモリーもしく
はフイールドメモリーを有しているか否かの判別信号と
して有効な信号となる。すなわち第16−3図3)a)に
示した信号、即ちE/F信号がLレベルの時にはメモリー
付プリンター、Hレベルの時にはメモリーなしプリンタ
ーと予め決められている。したがってかかる信号のレベ
ルを判別すればプリンターの種類が判別される。ここ
で、Hレベルの時に#K−17′−3へ、Lレベルの時#
K−17′−2へフローは分岐する。 #K−17′−2;UPフラグをSETする。これは接続されて
いるプリンターにメモリが設けられている場合を示す。
次いでフローは#K−18′に進む。 #K−17′−3;UPフラグをクリアする。これは接続され
ているプリンターにメモリーが設けられていない場合を
示す。#K−17′−3′に進む。 #K−17′−3′;PVが11以上か否かを判別する。すな
わち同一プリント枚数が11枚以上か否かを判別する。 #K−18′;プリントスタート信号を出力する。第16−
3図に1)として示すプリントスタート信号の立上がり
がプリンターに対してプリントスタートのトリガ信号と
なる。 #K−19′;ここでT0:150msecWAITする。(T0は第16−
3図に示し、かつT0<150msec) #K−20′;プリントビジー信号のレベルを判別する。
プリントビジーがLレベルの場合はプリンターがプリン
ト動作に入ったことを示し、Hレベルの場合はプリント
動作に入らなかったことを示す。Lレベル時は#K−2
0′−1、Hレベル時は#K−21′−1に進む。 #K−20′−1;UPフラグがSETされているか否かを判別
する。 SETされている場合は#K−20′−2に、SETされてい
ない場合は#K−20′−3に進む。 #K−20′−2;ここでUPフラグがSETされていたことに
より、プリンターはメモリー付であり、かつ、プリント
ビジーがHレベルに変化したことにより、プリントがス
タート、即ちメモリーへの映像信号のフリーズが完了し
たことが示される。すなわちプリンターがプリントビジ
ー信号を出力するタイミングはメモリーへのフリーズが
完了してから(フリーズには前述の150msecあれば充分
である)と定められている。ここでは磁気シート1を回
転させているモータ2を停止し、JACKETとヘツドを離す
ための機構を用いる。つまり、これはヘツドが上昇する
か、磁気シートが下降するか、あるいは本実施例におい
てはヘツド3−1,3−2を映像記録トラツク以外の位置
にヘツド移動機構4により移動させるものでもよい。 その後#K−20′−3に進む。 #K−20′−3;プリントフラグをSETする。次いでINTLE
Dを点滅させプリント動作中であることを表示する。#
K−20′−4に進む。 #K−20′−4;プリントビジー信号がHレベルである時
#K−21′へ、Lレベルである時#K−21′−2へ進
む。 #K−21′;STOPスイツチがONされている否かを判別す
る。ONされていなければ#K−20′−1に分岐し、ONさ
れていれば#K−21′−6に進む。 #K−21′−1;#K−20′においてプリントビジー信号
がLレベルでなかった場合にここに至る。これはプリン
ターが、プリントスタート信号を避けて、プリント動作
に入らなかったことを示す場合である。ここでプリント
フラグがSETされているか否かを判別する。SETされてい
る場合はプリントビジーが一度Lレベルに変化したこと
を示し(#K−18′、#K−19′、#K−20′において
プリンタが動作を開始した場合には、#K−20−3でプ
リントフラグがセツトされる)これはプリンターが動作
したことを示す。SETされていない場合はプリンターを
動作しなかたった事を示す。SETされている場合#K−2
1′−4へSETされていない場合#K−21′−7に進む。 #K−21′−2;ここでE/F信号がHレベルであるか否か
を判別する。 ここでE/F信号の働きについて説明する。 E/F信号は、プリンタービジー信号がHレベルにある
時、即ちプリント動作が行われない場合にはプリンター
にメモリーがあるか否かを示す信号であることは説明し
た通りであるが、プリンタビジー信号がLレベルにある
時にLレベルからHレベルに変化した後T1時間には、プ
リンター側でエラーが生じたか否かの判別信号として機
能する。つまりプリントビジー信号がLレベルにある
時、プリンター側でエラーが生ずるとE/F信号はLレベ
ルに変化する。そしてプリンター側ではプリントビジー
をLレベルからHレベルに変化させるが、この変化を本
装置が読みとるとその時のE/F信号のレベルを本装置がT
1時間内に判別することによりプリンタが正常に動作し
たかプリンタがエラーを発生してプリント動作が完全に
行なわれなかったかを判別する。つまり、プリンタビジ
ー信号がLレベルからHレベルに変化したことが検出さ
れてから(#K−20′−4)T1時間以内に、E/F信号の
レベルを判別し(#K−21′−2)、Hレベルである時
には正常にプリントが行なわれたとして#K−21′−3
に進み、次いで#K−24′へフローが進むことによって
プリント動作をくり返す。一方#K−21′−2において
E/F信号がLレベルであると検出された場合にはプリン
タ側で、インクぎれ、プリント用紙ぎれなどのエラーが
生じ、プリントが正常に行なわれなかったとして、連続
プリントを中止するために#K−21′−4に進む。 #K−21′−3;ここでジヤケツトとヘツドを接触させ、
MOTORを回転させる。またプリントスタート信号をHレ
ベルにする。このタイミングはT1より遅いものとする。
次いで第16−1図の#K−24へフローは進む。 #K−21′−4;このステツプではジヤケツトをイジエク
トしてしまう。次いでトラツクNOの表示が表示装置25′
にて行われる。 #K−21′−5;プリントフラグをクリアする。 #K−21′−6;このステツプはプリント途中でSTOPSWを
ONした場合に実行されるがジヤケツトとヘツドを正常な
位置にSETし、モータ2を回転させる。即ちメモリ付プ
リンタの場合には#K−20′−2においてモータ2が停
止しているがストツプスイツチ61がオンされたら通常の
磁気シート1からの再生を行うためにモータ2を回転さ
せる。 #K−21′−7;にもどる。 以上説明したようにプリンタとインターフエイスにお
いてプリントビジー、プリントスタート、E/F信号を用
いることにより、自動的に連続プリントが行なわれるわ
けである。このときE/F信号によって、プリンタがメモ
リーを有しているか否かをプリントスタート信号を出力
する前に判別し、プリンタにメモリーが付いている場合
には#K−20′−2においてプリンタが動作した後、す
なわちメモリーに映像信号をフリーズした後には、モー
タ2の動作を停止させ、ヘツド3−1,3−2とシート1
の接触を解除し、シートのダメージを軽減している。 また、プリンタにメモリーがない場合には、前述のE/
F信号はHレベルであって、#K−17′−3′において
同一プリント枚数が10枚を越えている場合には#K−2
1′−3に分岐し、次のプリントトラツクへ移動させ
る。すなわち、10枚を越えて同一トラツクをプリントで
きないようにしてある。これは磁気シートにダメージを
与えないためには重要なことである。しかしメモリーを
有しているプリンターの場合はこの限りではなく、本実
施例においても10枚を越えての同一プリントが可能とな
っている。 また、#K−21′−1においてプリントフラグがセツ
トされているか否かを判別しているが、これによりプリ
ンターがプリントを1枚でもプリント動作をしたのか否
かの判別が行なわれ、プリントが行なわれた場合には#
K−21′−4に進み、ジヤケツトがイジェクトされ、そ
うでない場合に#K−21′−7に進む。 これにより1枚目のプリントがされない場合にはプリ
ントモードを中止して#K−21′−7に進み、のフロ
ーにもどる。 これに対して1枚目のプリントが既に行なわれ自動プ
リントを行なっている途中でプリントスタートを受け
て、プリントビジーがLレベルにならない場合、つまり
プリント動作に入らない場合にはプリンタ側に何らかの
異常があったとしてジヤケツトをイジエクトし、ジヤケ
ツトの再生を中止してしまう。ただし、1枚もプリント
を行なわなかった場合には、イジェクトはされず、プリ
ントモードを中止することになる。即ち例えばプリンタ
を接続した場合であってもプリンタの電源がオンしてい
ない場合も有るので、かかる場合にはジヤケツトのイジ
ェクトを行なうと故障と判断される惧れがある。したが
って、かかる動作の必要がない。また、#K−21′−4
におけるイジェクト時にはトラツクNoのLEDにトラツクN
oを表示したので異常がおこったトラツクNoを確認でき
る。正常に全てのプリントが終了した場合にはトラツク
No LEDを消して、イジェクトするようにすればエラー発
生時と正常時の判別が容易で、はなはだ使いやすいもの
になる。 また上述の#K−17′〜#K−21′−7を実行するに
際して外部装置として接続されているプリンタがビジー
である場合には前述の様にフローは#A−1に戻り、再
び他のスイツチがオンされるまで第16図に示したフロー
をくり返す。第16図に示したフローをくり返している際
に再びスタートスイツチ60がオンされれば前述のフロー
をくり返し、再び#K−17′を実行することになる。 また外部装置としてプリンタが接続されていない際に
は#K−17′において第1図に示したプリンタ13′のビ
ジー信号出力端子からの信号が入力する端子がオープン
となってLレベルとなる。したがって外部トリガモード
が設定されているにもかかわらずプリンタ等の機器が接
続されていない場合にはヘツド3−1,3−2のアクセス
しているトラツクが再生されつづけて、再生しているト
ラツクは更新されない。 また外部装置としてプリンタが接続されており、かつ
該プリンタがビジーではなく、#K−17′から#K−1
8′にフローが進んだ場合においてプリントスタート信
号を#K−18′でプリンタに送ってから#K−19′に示
す150mspc待機した後にプリンタ動作が開始されてお
り、プリンタがビジーとなった場合にはプリンタの動作
が終了するか、ストツプスイツチ61がオンされるまで#
K−20′−1,20′−2,20′−3,#K−21′をくり返し、
プリンタの動作が終了した際にはフローは#K−20′−
4から#K−21′−2,#K21′−3を介して#K−24に
分岐し、プログラム再生モードフラグがセツトされてい
るかを検出することによってプログラム再生が設定され
ているかを判別する。ここでプログラム再生が設定され
ている場合にはフローは前述の#K−3へ分岐し、プロ
グラム再生が設定されていない場合には#K−6へ分岐
する。またストツプスイツチ60がオンされた場合には前
述のフローの説明の通りである。 またプログラム再生が設定されている際において外部
トリガモードが選択された場合には#O−3において説
明した通りプログラム再生が一通り実行されるとプログ
ラム再生動作は中止される。 また本実施例に依れば外部トリガモードが選択されて
いた場合であり、かつプログラム再生が設定されていな
い場合であっても#K−10を設けているためヘツド3−
1,3−2のアクセスしているトラツクから最終トラツク
まで再生が順次一通り行われると再生動作は中止する。 したがって、外部トリガモードの際にはプログラム再
生が設定されている場合であっても、いない場合であっ
ても一通りの再生が行われた後に再生動作が中止するた
め外部トリガを行う機器としてプリンタを用いた場合に
は一通りのプリントのみが行われる。 反対に外部トリガモード以外の際にはプログラム再生
が設定されている場合であっても、いない場合であって
も予め決められた順序での再生が一通り行われた後には
再び最初から再生動作が行われる。したがってかかる再
生装置を外部トリガモード以外で用いる場合には、予め
決められた順序での再生がくり返し行われるためにいわ
ゆるエンドレス再生を行うことが出来る。 また本実施例における外部トリガ機器としてはプリン
タを示したが例えば電送機能を有する装置であってもよ
いし、再生された信号を処理する装置であれば他の装置
であってもよい。 次にIDを設定する場合について説明する。 のフローにおいて10キースイツチ63〜72がオンされ
ると第19図に示すサブルーチンにフローは分岐する。 #R−1 ;PBモードフラグがSETされていれば#R−10に
分岐してのフローチヤートに戻る。したがって記録モ
ード以外では10キーをオンしてもこのサブルーチンでは
実質的に何も実行されない。PBモードフラグがセツトさ
れていなければ即ち記録モードであればフローは#R−
1より#R−2に分岐する。 #R−2 ;ここでID設定モードすなわち、映像信号にID
を重畳して、モニターしているモードであるかどうかを
判別する。尚、かかるモードの設定方法については第20
図を用いて詳述する。このモードになっていない場合は
#R−10に分岐して第6図に示したフローチヤートの#
A−1に戻る。また、このモードになっている場合に
は、#R−3に分岐する。 #R−3 ;ここで設定されたIDをモニタ上のどの位置に
表示するかを示すセツト位置をメモリーするためのRAM2
7のレジスタPからセツト位置をCPU40が読み込み、10キ
ースイツチ63〜72のうちオンされたスイツチに対応した
データがRAM27の該セツト位置に対応したアドレスに書
き込まれる。次いでCPU40は読み込んだセツト位置に応
じたモニタB上に前記データを表示する様に文字発生器
84を制御する。 #R−4 ;ここで、10キースイツチ63〜72が一度オフさ
れるまで待期すオンされていたスイツチがオフされれば
#R−5にフローは進む。 #R−5 ;ここでIDのうち年月日以外のデータの設定位
置は第21図にも示す様に0〜10までの11ポイントである
ために、ここでレジスタPが10に等しい場合は#R−6
に分岐し、そうでない場合は#R−7に分岐する。 #R−6 ;ここでレジスタPには0が設定され、DATAの
設定位置が初期化される。 #R−7 ;ここではレジスタPの値に1加算されDATA設
定位置が次の設定位置に移動する。 #R−7−1;レジスタPに記憶されている位置のデータ
がプリンクする(点滅する)。 #R−8 ;このステツプにおいて、10キースイツチ63〜7
2がオンされているかどうかを判別し、オンされている
場合には#R−3に分岐して、上述したようなフローに
従って10キースイツチにより設定されたIDモーター13上
に表示される。オンされていない場合には#R−9に分
岐する。 #R−9 ;ここで、10キースイツチ63〜72以外のスイツ
チがオンされているかどうかを判別し、オンされていな
い場合はR−8に分岐する。オンされている場合には#
R−11に分岐する。 #R−9−1;モニタ上に表示されているIDのブリンクを
停止する。フローは#R−10に進む。 #R−11;ここではIDの設定位置のレジスタPにOを設
定し、IDの設定位置を初期化し#R−9−1に進む。 #R−10;のフローに戻る。 以上説明したようにPBモードフラグがセツトされてお
らずかつ、ID設定モードつまり設定されたIDがモニター
できるモードにあるときには、10キースイツチ63〜72を
オンするごとに、そのスイツチに対応したデータがCPU4
0により文字発生器84を制御してレジスタPにより定め
られた位置に発生させられる。 次に、IDスイツチ73について説明する。 スイツチ73をオンするとに示すフローより第20図に
示すサブルーチンがコールされる。ここでサブルーチ
ンについて説明する。 #Q−1 ;ここでPBモードフラグがセツトされているか
否かを判別しセツトされている場合には#Q−2に、そ
うでない場合には#Q−7に分岐する。 #Q−2 ;ここで、ID表示モードであるか否か、つま
り、IDが、モニター上に、映像信号に重畳されて出力さ
れるモードであるか否かを判別する。ID表示モードであ
る場合には#Q−4に、そうでない場合には#Q−3に
分岐する。 #Q−3 ;ここで、CPU40は文字発生器84を制御して、該
発生器84より出力されているIDの表示を停止させる。こ
こより#Q−6にフローは進む。 #Q−4 ;ここで、CPU40はRAM27より、再生されたIDをC
PU40に取り込み、フローは#Q−5に進む。 #Q−5 ;ここでCPU40は再生されたIDに基づいて、文字
発生器84を制御し、再生IDを文字パターンとして第21図
(a)に示す様に文字発生器84より出力させる。次いで
フローは#Q−6に進む。 #Q−6 ;ここで、スイツチ73がオンされている場合は
待期し、オフとなった場合には、フローは次に進み、
のフローに戻ることになる。 #Q−7 ;PBモードフラグがセツトされておらず記録モ
ードの際にはID設定モードであるか否かを判別する。つ
まり、IDが文字発生器84により文字パターンとして映像
信号に重畳されて出力されているモードである場合には
#Q−9にフローは進む。そうでない場合に#Q−8に
フローは進む。 #Q−8 ;ここで“ID"という文字が文字発生器84により
出力されているモードが否かを判別しそうである場合に
は#Q−10に、そうでない場合には#Q−11にフローは
進む。 #Q−9 ;このステツプではCPU40は文字発生器84を制御
してIDの表示を停止し、“ID"という2文字のパターン
を第21図(b)に示す様に文字発生器84により発生さ
せ、“ID"文字表示モードにする。次いでフローは#Q
−6に進む。即ちID設定モードの際にIDスイツチ73をオ
ンにすると“ID"文字表示モードが設定される。 #Q−10;このステツプではCPU40は文字発生器84を制御
して、第21図(c)に示す様に全ての文字パターンの表
示を停止する。次いでフローは#Q−6に進む。 #Q−11;このステツプにフローが至る場合はID設定モ
ードでもなく“ID"文字表示モードでもない、即ちIDの
モニタ表示を停止するモードとなっているためCPU40はR
AM27より、設定されたIDを取り込み文字発生器84を制御
し、設定されたIDを文字パターンとして第21図(a)に
示す様に文字発生器84より出力させる。即ちこのステツ
プによってID設定モードが設定される。次いでフローは
#Q−6に進む。 以上説明したようにIDスイツチ73をオンする毎にIDの
表示形式が書きかえられることになる。つまり、再生モ
ードである場合には、IDスイツチ73をオンする毎に再生
ID DATAが映像信号に重畳されてモニターされるID表示
モードと、再生ID DATAを出力しないID非表示モードが
くり返されることになる。即ち具体的には第21図(a)
に示すID表示モード(c)に示すID非表示モードとのく
り返しが行われることになる。また記録モードである場
合には設定するIDを全て表示するID設定モードと、“I
D"文字だけを表示する“ID"文字表示モードと、モニタ
上にIDを表示しないモードとがIDスイツチ73をオンする
毎にくり返し切り換わることになる。即ち具体的には第
21図(a),(b),(c)に示すモードがくり返し切
り換わることになる。以下記録モードにおけるIDの表示
について更に述べる。記録モードにおける第21図
(a),(b)に示すモードにおいて映像信号の記録を
実行した場合第12図#N−5,#N−6において映像信号
とともにIDが、DPSに変調されて更に映像信号と周波数
多重されて記録されることになる。また第20図(c)の
モードにおいて映像信号の記録を実行した場合にはIDデ
ータの記録は行なわれない。ただしフレームの内側か外
側か、フイールド記録かを示すDATAは常に映像信号と共
にきろくされる。 即ち本実施例においてはIDスイツチを押す回数により
記録モード時、再生モード時いずれの場合にもモニタ13
のIDに関する表示を切り換えることが出来る。 また本実施例においてはIDを映像信号とともに記録す
る記録モードにおいて第21図(a)に示す表示を行うID
設定モードと、第21図(b)に示す表示を行う“ID"文
字表示モードとを有しているが、かかる2つの表示モー
ドを設けた理由について説明する。即ち、IDとしては年
月日と11けたの数字とが設定可能であるが、第21図
(a)に示す様にIDの情報の全てを表示させようとする
とモニタ13の画面上のかなりの面積を占めることになり
映像の観察の邪魔になることがあるという問題点がある
ため第21図(b)に示す様な表示モードを設けてかかる
問題点を解消している。 次に、再生モードにおいて、再生されたIDの表示方法
について説明する。即ち記録モードにおいて第21図
(a),(b)に示すモードがIDスイツチ73により設定
されている際に映像信号とともに記録されたIDを再生す
る場合の表示方法について説明する。再生モード時にお
いては、新しいトラツクにヘツドを移動させた時にはか
かるトラツクに記録されているIDがモニタ13上に再生さ
れることになる。これは第1図に示したデータ復調器12
により再生されたIDが復調され、この出力をCPU40が読
み取り、更に文字発生器84を駆動することにより行なわ
れる。ここでCPU40が読み取ったIDはCPU40によりRAM27
に保持されることになる。かかるIDの表示については第
21図(a)を用いて説明したが、本実施例においてはRA
M27に保持された文字の表示モードとして次のI),II)
に示す2つのモードを有している。 I) IDのデータとして年月日のみが設定されており、
他のデータについては何も設定されずに記録されたIDを
再生した際に表示する第1の表示モード。 II) ID DATAとして年月日と他の数字データがともに
設定され記録されたIDを再生した際の第2の表示モー
ド。 I)におけるIDの表示を第22図(a)に示す。 II)におけるIDの表示を第22図(b)に示す。 すなわちI)に対する表示は年月日のみをモニタ上の
右下すみに表示し、II)に対しては年月日と他のデータ
をモニタ上の右下すみに表示する。したがってIDの情報
の表示は常にモニタの画面の右下すみに行われ、映像信
号に対して邪魔になることが出来るだけ防止出来る。ま
た本実施例においては画面右下すみに表示を行う様にし
たが、画面のすみであればどこでもよい。 この動作を実行させるためには、第1図のデータ復調
器12の出力信号をCPU40で読み取った後、年・月・日以
外のデータがすべて設定されていないことを確認した後
文字を発生させればよい。つまり、上記I),II)の場
合とで、文字の発生位置を異なる様にCPU40は文字発生
器84を制御する。 また、年月日以外のデータに対して、本装置が記録し
た場合のDATAでないことが判別された場合にも第22図
(b)に示す表示を行なう。 これはよく知られたチエツクコードをID DATAとして
記録しておくことにより判別ができるものである。 次にIDとして年月日の設定を行なう場合について説明
する。のフローにおいて、年設定スイツチ74がオンさ
れるとフローは第23図に示したサブルーチンに飛ぶこ
とになる。 #S−1;ここでPBモートフラグがセツトされている場合
はフローは#S−14に進み、のフローに戻る。セツト
されていない場合は#S−2に進む。 #S−2;ここでID設定モード、すなわち映像信号にIDデ
ータを重畳してモニタあるいはプリンタに出力するモー
ドであるかどうかを判別する。このモードになっていな
い場合には#S−14に進み、のフローに戻る。このモ
ードになっている場合には、#S−3に進む。 #S−3;ここで、モニタ13上の年設定位置の10位ケタの
数字がブリンクする年設定位置の10位ケタの数字のブリ
ンクとは第24図(a)のに示す位置の文字かブリンク
することを意味する、これは、CPU40が文字発生器84を
制御して、この位置の文字を発生させたり、発生させな
い様にすることによって実行される。これは、よく知ら
れている割り込み処理により行なわれている。次いでフ
ローは#S−4に進む。 #S−4;ここでスイツチ74がオフされるまで待期する。
スイツチ74がオフされると、フローは#S−5に進む。 #S−5;ここで10キースイツチ63〜72がオンされている
か否かを判別する。10キースイツチがオンされている場
合にはフローは#S−6に進む。そうでない場合は#S
−12に進む。 #S−6;ここでCPU40は10キースイツチによる入力デー
タをRAM27に書き込み、年設定位置である第24図(a)
にとして示す位置に、文字発生器84を制御することに
よって文字パターンを発生させる。次いでフローは#S
−7に進む。 #S−7;年設定位置の1位ケタ目の数字をブリンクさせ
る。これは第24図に示す位置の文字がブリンクするこ
とを意味する。ブリンクはCPU40が文字発生器84を制御
することにより実行される。フローは#S−8に進む。 #S−8;ここで10キースイツチがオフされるまで待期す
る。10キースイツチがオフされるとフローは#S−9に
進む。 #S−9;ここで10キースイツチがオンされているか否か
を判別する。オンされている場合にはフローは#S−10
に、そうでない場合は#S−13に進む。 #S−10;10キースイツチがオンされた場合にはCPU40
は、10キースイツチにより入力されたデータをRAM27に
書き込み、年設定位置の1位ケタ目である第24図(a)
のに示す位置に、文字発生器84を制御して文字パター
ンを発生させる。次いでフローは#S−11に進む。 #S−11;年設定位置における文字のブリンクをCPU40が
文字発生器84を制御することにより停止させる。これに
より使用者は年設定が終了したことを知ることが出来
る。フローは#S−14に進む。 #S−12;#S−5において10キースイツチがオンされ
ていない場合には10キー以外のスイツチがオンされてい
るか否かを判別する。オンされていない場合にはフロー
は#S−5に分岐することになり#S−5,#S−12のス
テツプをくり返し、10キー以外のスイツチがオンされて
いる場合は#S−11に進む。 #S−13;ここで10キー以外のスイツチがオンされてい
るか否かを判別する。オンされていない場合にはフロー
は#S−9に分岐し、オンされている場合には#S−11
に分岐する。したがって10キー以外のスイツチがオンさ
れるまでは#S−9,#S−13のステツプをくり返すこと
によって年設定位置における文字のブリンクは続き、使
用者に10キースイツチによる年設定を促す。 #S−14;PBモードフラグがセツトされている場合、ID
設定モードの場合、#S−11によってブリンクが停止し
た場合にはこのステツによりフローはに戻る。 以上説明したように、年設定スイツチ74をオンするこ
とによりまず年設定位置の10位ケタ目である数字がブリ
ンクを開始し、データの設定される位置を操作者に伝え
る。ここで10キースイツチにより数字を入力することに
よりブリンクしている位置に入力したデータが文字パタ
ーンとして文字発生器84により発生させられるととも
に、CPUはRAM27にそのデータを保持する。10位ケタ目の
設定が終了すると次は1ケタ目の位置の数字がブリンク
を開始し、同様にしてこの位置にDATAの設定が行なわれ
る。ここで、1ケタ目の設定が完了すると年の設定モー
ドは終了しに示すフローに戻ることになるが、このま
まに示すフローに進んで、月の設定モードに入るよう
にしてもよい。 次に、第25図に示すサブルーチンを参照しながら月
のDATAの設定について詳細に述べる。 のフローにおいて、スイツチ75がオンされると、サ
ブルーチンが呼び出され、月DATAの設定モードとな
る。 #T−1 ;ここでPBモードフラグがセツトされている場
合フローは#T−16に進みのフローに戻る。PBモード
フラグがセツトされていない場合にはフローは#T−2
に進む。 #T−2 ;ここでID設定モードすなわち映像信号にIDデ
ータを重畳してモニタあるいはプリンタに出力するモー
ドであるかどうかを判別する。このモードになっていな
い場合には#T−16に進み、のフローに戻る。このモ
ードになっている場合には#T−3に進む。 #T−3 ;ここで、モニタ上の月設定位置の10位ケタの
数字をブリンクさせる。月設定位置の10位ケタの数字の
ブリンクとは第24図(a)のに示す位置の文字がブリ
ンクすることを意味する。これはCPU40が文字発生器84
を制御することによって、文字を発生させたり発生しな
い様にさせたりすることによって実行される。次いでフ
ローは#T−4に進む。 #T−4 ;ここで月設定スイツチ75が、オフされるまで
待期する。スイツチ75がオフされるとフローは#T−5
に進む。 #T−5 ;ここで、10キースイツチ63〜72がオンされて
いるか否かを判別する。10キースイツチがオンされてい
る場合にはフローは#T−6に進み、そうでない場合に
は#T−13に進む。 #T−6 ;ここで、10キースイツチにより入力されたデ
ータが2以上であるか否かを判別する。2以上である場
合にはフローは#T−14に進み、そうでない場合には#
T−7に進む。即ち月設定の場合、初めに入力された数
字が“1"もしくは“0"の場合のみ1位ケタの数字を受け
付ける様にするためこのステツプで設定された数字に応
じてフローを分岐させる。 #T−7 ;ここでCPU40は入力データをRAM27に書き込む
とともに文字発生器84を制御して文字パターンを第24図
(a)のに示す位置、すなわち#T−3においてブリ
ンクさせた位置に発生させる。フローは#T−8に進
む。 #T−8 ;ここで、月設定位置の1位ケタの数字をブリ
ンクさせる。これは第24図(a)のの示す位置の文字
がブリンクすることを意味する。フローは#T−9に進
む。 #T−9 ;ここで10キースイツチがオフされるまで待期
する。10キースイツチがオフされるとフローは#T−10
に進む。 #T−10;ここで10キースイツチがオンされているか否
かを判別する。オンされている場合にはフローが#T−
11に、そうでない場合は#T−15に進む。 #T−11;ここで、CPU40は#T−5もしくは#T−10に
おいて10キースイツチにより入力されたデータをRAM27
に書き込み、月設定位置の1位ケタである第24図に示
す位置に文字発生器84を制御して文字パターンを発生さ
せ次いでフローは#T−12へ進む。尚#T−14からこの
ステツプに分岐した場合には#T−14,#T−11を実行
することにより、#T−5において10キースイツチによ
り入力されたデータが1位ケタに表示され10位ケタには
“0"が表示される。 #T−12;月設定位置のデータのブリンクを停止し、月
設定が終了したことを表示する。フローは#T−16に進
む。 #T−13;このステツプには#T−5において10キース
イツチがオンされない場合に分岐する。ここで10キー以
外のスイツチがオンされているか否かを判別する。オン
されていない場合には#T−5に分岐し、オンされてい
る場合には#T−12に分岐する。すなわち10キースイツ
チあるいはその他のスイツチがオンされるまでは#T−
5,#T−13のフローをくり返し、10キースイツチがオン
された場合にはフローは#T−6へ10キースイツチ以外
がオンされた場合にはフローは#T−12へ分岐する。 #T−14;このステツプには#T−6において入力デー
タが“2"以上であったことが判別された際に分岐する。
ここで、CPU40はRAM27にデータ“0"を書き込み、月設定
位置の10位ケタに文字発生器84を制御して文字パターン
“0"を発生させる。フローは#T−11へ進む。 #T−15;ここで10キー以外のスイツチがオンされてい
るか否かを判別する。オンされていない場合には#T−
10に分岐し、オンされている場合には#T−12に分岐す
る。 #T−16;のフローに戻る。 以上説明したように、スイツチ75をONすることによっ
てまず月の設定位置における10位ケタがブリンクするこ
とにより10キースイツチで入力するデータを設定すべき
位置がまず示されることになる。ここで2以上のデータ
が入力された場合には、自動的10位ケタには“0"が設定
され1位ケタに入力データが設定さることになる。もち
ろん1以下の入力があった場合には10位ケタに入力され
次にブリンクする位置が1位ケタに移動し、次に10キー
で入力したデータは1位ケタに設定されることはいうま
でもない。したがって本実施例に依れば月の設定に際し
ては10位ケタに2以上が設定されることがないというこ
とを利用して簡便な月設定を行わせる様にすることが出
来る。 また、#T−3において、ここでは10位ケタだけをブ
リンクさせることとしたが、ここで10位ケタと1位ケタ
と共にブリンクさせてもよい。 さらに次の1位ケタの設定が完了するとこの例では
のフローに戻ることになるがこのまま第26図に示すサブ
ルーチンに進んだ日の設定モードに入るようにしても
よい。 次に第26図を参照しながら日のデータ設定について詳
述する。のフローにおいてスイツチ76がオンされると
日データの設定モードが呼び出されフローはに飛ぶ。 #U−1 ;ここでPBモードフラグがセツトされている場
合フローは#U−16に進み、のフローに戻る。PBモー
ドフラグがセツトされていない場合には#U−2に進
む。 #U−2 ;ここでIDデータのSETモード、すなわち映像信
号にIDデータを重畳してモニタあるいはプリンタに出力
するモードであるかどうかを判別する。このモードにな
っていない場合には#U−16に進み、のフローに戻
る。このモードになっている場合には、#U−3に進
む。 #U−3 ;ここで、モニタ上の日設定位置の10位ケタの
数字をブリンクさせる月設定位置の10位ケタの数字のブ
リンクとは第24図(a)のの示す位置の文字がブリン
クすることを意味する。これは、CPU40が文字発生器84
を制御することによって、文字を発生させたり、発生し
ない様にさせたりすることによって実行される。次い
で、フローは#U−4に進む。 #U−4 ;ここで、日設定スイツチ76がオフされるまで
待期する。スイツチ76がオフされると、フローは#U−
5に進む。 #U−5 ;ここで10キースイツチ63〜72がオンされてい
るか否かを判別する。10キースイツチがオンされている
場合にはフローは#U−6に進み、そうでない場合は#
U−13に進む。 #U−6 ;ここで10キースイツチにより入力データが4
以上であるか否かを判別する。4以上である場合にはフ
ローは#U−14に進み、そうでない場合には#U−7に
進む。即ち月設定の場合、初めに入力された数字が
“3",“2",“1",“0"の場合のみ1位ケタの数字を受け
付ける様にするためこのステツプで設定された数字に応
じてフローを分岐させる。 #U−7 ;ここでCPU40は入力データをRAM27に書き込む
とともに文字発生器84を制御して文字パターンを第21図
(a)のに示す位置、すなわち#U−3において、ブ
リンクさせた位置に発生させる。フローは#U−8に進
む。 #U−8 ;ここで日設定位置の1位ケタの数字をブリン
クさせる。これは第24図(a)のに示す位置の文字が
ブリンクすることを意味する。フローは#U−9に進
む。 #U−9 ;ここで10キースイツチがオフされるまで待期
する。10キースイツチがオフされるとフローは#U−10
に進む。 #U−10;ここで10キースイツチがオンされているか否
かを判別する。オンされている場合にはフローは#U−
11に、そうでない場合は#U−15に進む。 #U−11;ここでCPU40は#U−5もしくは#−10におい
て10キースイツチにより入力されたデータをRAM27に書
き込み、日設定位置の1位ケタである第24図に示す位
置に文字発生器84を制御して文字パターンを発生させ、
次いでフローは#U−12に進む。尚、#U−14からのス
テツプに分岐した場合には#U−14,#U−11を実行す
ることにより、#U−5において10キースイツチにより
入力されたデータが1位ケタに表示され10位ケタには
“0"が表示される。 #U−12;日設定位置のデータのブリンクを停止し、日
設定が終了したことを表示する。フローは#U−16に進
む。 #U−13;このステツプには#U−5において10キース
イツチがオンされていない場合に分岐する。ここで10キ
ー以外のスイツチがオンされているか否かを判別する。
オンされていない場合には#U−5に分岐し、オンされ
ている場合には#U−12に分岐する。即ち10キースイツ
チあるいはその他のスイツチがオンされるまでは#U−
5,#U−13のフローをくり返し、10キースイツチがオン
された場合にはフローは#T−6へ、10キースイツチ以
外がオンされた場合にはフローは#U−12へ分岐する。 #U−14;このステツプには#U−6において入力デー
タが“4"以上であったことが判別された際に分岐する。
ここで、CPU40は、RAM27にデータ“0"を書き込み、月設
定位置の10位ケタに、文字発生器84を制御して文字パタ
ーン“0"を発生させる。フローは#U−11に進む。 #U−15;ここで10キー以外のスイツチがオンされてい
るか否かを判別する。オンされていない場合には#U−
10に分岐し、オンされている場合には#U−12に分岐す
る。 #U−16;のフローに戻る。 以上説明したように、スイツチ76をオンすることによ
ってまず日の設定位置における10位ケタがブリンクする
ことにより、10キースイツチで入力するデータを設定す
べき位置がまず示されることになる。ここで4以上のデ
ータが入力された場合には、自動的に10位ケタには“0"
が設定され1位ケタに入力データが設定されることにな
る。もちろん3以下の入力があった場合には10位ケタに
入力され次にブリンクする位置が1位ケタに移動し、次
に10キーで入力したデータは1位ケタに設定されること
はいうまでもない。したがって本実施例に依れば日の設
定に際しては10位ケタに4以上が設定されることがない
ということを利用して簡便な日設定を行わせる様にする
ことが出来る。 また、#U−3において、ここでは10位ケタだけをブ
リンクさせることとしたが、ここで10位ケタと1位ケタ
と共にブリンクさせてもよい。 以上説明した本実施例においては設定位置を示すため
に表示をブリンクしていたが、他の方法例えば輝度を変
えるかあるいは色を変えるか等の方法により設定位置を
示す様にしてもよい。 次に消去のシーケンスについて説明する。消去を行う
場合には第1図に示した消去実行スイツチ78、消去スタ
ンバイスイツチ77を用いる。すなわち消去を実行する場
合には予めスイツチ77により消去のスタンバイ状態とし
ておき、次いでスイツチ78の消去実行スイツチをオンし
た際に初めて消去が実行されることになる。また、消去
には、連続的に複数トラツクを消去するモードと、単一
のトラツクのみを消去するモードとがある。以下、第27
図に示すのフローチヤートに基づいて、上記の動作に
ついて詳述する。第1図のAのフローチヤートにおい
て、スイツチ77がオンされるとフローはサブルーチン
をコールし#V−1に進む。ここで消去のスタンバイ状
態が設定されるわけであるが、この時、消去トラツク数
を記憶するためのバツフアーメモリーEには“FF"が設
定される。また、トラツクナンバー表示を行なっている
2桁の7セグメントLED25においてヘツド3−1のアク
セスしているトラツクナンバーが、約2Hzの周期で、点
灯,非点灯をくり返す点滅動作を行なう。つまり、トラ
ツクナンバー表示LEDの点滅(2Hz周期)によって、操作
者は消去のスタンバイモードが設定されたことを確認で
きる。 即ち消去のスタンバイ状態であることを表示するため
に専用の表示素子を用いる方法に比して本実施例の方法
に依ればかかる専用の表示素子を用いる必要がないばか
りかトラツクナンバーを表示する表示器の表示形態をか
えることにより、かかる消去のスタンバイ状態の表示を
行う様にしたので消去しようとしているトラツクナンバ
ーが認識し易くなる。また本実施例では7セグメントLE
D25の表示を点滅させることにより消去のスタンバイ状
態を表示する様にしたが、表示素子は他の液晶等を用い
てもよいのは勿論であり、点滅させる他に表示の色、輝
度をかえたり、あるいは表示文字の形態を変えたという
様に種々の方法が可能である。 またトラツクナンバーを表示する表示器以外の別の情
報、例えば空きトラツク数を表示する表示器が設けられ
ている場合にはかかる表示器の表示形態を前述の様に変
えることによって消去のスタンバイ状態であることを表
示する様にしてもよい。 次にフローは#V−2に進む。 #V−2 ;ここでPBモードフラグが設定されているか否
かを判別し、設定されている場合には#V−4にフロー
は進み、そうでない場合にスイツチ77がオフとなつたこ
とを確認してからフローは#V−3に進む。 #V−3 ;ここで前述した再生モードを設定するための
サブルーチンが呼び出され、再生モードが設定され、
フローは#V−4に進む、したがって消去スタンバイス
イツチ77がオンされると#V−2,#V−3を実行するこ
とにより必ず再生モードとなり消去のスタンバイ状態が
設定される。 #V−4 ;ここでスイツチ78、即ち消去実行スイツチが
オンされているか否かを判別する。オンされている場合
には#V−4−1にそうでない場合には#V−15にフロ
ーは進む。 #V−4−1;ここで磁気シート1の不図示のケースにあ
らかじめ用意されている、爪の有無を判別するスイツチ
によりこのステツプの分岐先が決定される。つまり、こ
の爪は誤消去防止爪の機能を有し、これが折りとられて
いる場合には、消去を行なわない様に予め約束されてい
る。したがって誤消去防止が設定されている場合はフロ
ーは#V−18に進む。設定されていない場合にはフロー
は#V−5に進む。 #V−5 ;このステツプでは消去トラツク数を記憶する
ためのバツフアメモリーE(以下Eと示す)に設定され
ている値が“0"であるか否かを判別する。尚バツフアメ
モリーEは#V−1において予め“FF"に設定されてい
るが後述する#V−15において設定値をかえることも可
能である。ここでバツフアメモリーEに設定されている
値が“0"である場合にはフローは#V−18に、そうでな
い場合には#V−5−1にフローは進む。次に#V−5
−1の説明を行う。 #V−5−1;このステツプではバツフアメモリーEに設
定されている値が“FF"であるか否かを判別する。“FF"
である場合には、フローは#V−6に進み、“FF"でな
い場合には#V−5−2に進む。 #V−5−2;フイールドフラグをSETし、フイールド再
生モードが設定される。フローは#V−6に進む。 #V−6 ;ここで、トラツクナンバー表示を行う7セグ
メントLED25の点滅が#V−1にて設定された2Hzから5H
zの早い周期に切り換わる。また連続トラツク消去を行
う場合には後述の#V−17においてヘツド3−1のアク
セスしているトラツクナンバーの代りに設定されたトラ
ツク数を7セグメントLED25により表示する様にしてい
るが、かかる場合であっても#V−6を実行することに
よって7セグメントLED25にトラツクナンバーを表示す
る様に自動的に切り換えが行われる。したがって連続ト
ラツク消去時において現在どのトラツクが消去されてい
るかを使用者は確認することが出来る。 #V−7 ;ここでCPU40が消去信号発生器85を制御して、
消去信号を発生させ、消去が実行される。尚、消去を実
行する際には第1図に示すスイツチ2、スイツチ3を制
御してヘツド3−1,3−2の少なくとも一方を記録アン
プに接続される。ここで、フイールドフラグがセツトさ
れている場合、つまりフイールド再生モードの場合に
は、再生している第1図に示すヘツド3−1にのみ消去
電流が流れ、1トラツク分が消去されるが、フイールド
フラグがクリアされている場合つまりフレーム再生が選
択されていた場合には、第1図に示すヘツド3−1,3−
2の両方に同時に消去電流が流れ1フレーム分のトラツ
ク、言いかえれば隣接する2トラツク分の映像信号の消
去が実行される。尚、本実施例においてはフレームモー
ドでの消去が実行されるのは#V−5−1より#V−5
−2を経由せずに#V−6にフローが進んだ場合に限ら
れている。つまり#V−5−1においてバツフアメモリ
ーEの値が“FF"に設定されている場合、即ち後述する
連続消去モードを選択しなかった場合である。 #V−8 ;ここで消去が終了するまで待期する。消去が
終了した場合には#V−8−1にフローは進む。 #V−8−1;ここでEが“FF"と等しいか否かを判別す
る。“FF"と等しい場合には単一消去モードであるた
め、フローは#V−18に進み、そうでない場合には連続
トラツク消去が設定されているため#V−9に進む。 #V−9 ;ここでバツフアメモリーEの値が1減算され
る。フローは#V−10に進む。 #V−10;このステツプでバツフアメモリーEの値が0
よりも大きいか否かを判別する。即ち連続トラツク消去
が設定されている際における消去すべきトラツク数を検
出して、0よりも大きい場合にはフロー#V−11に進
む、そうでない場合には連続トラツク消去が終了したも
のとして#V−18に進む。 #V−11;このステツプにおいてストツプスイツチ61が
オンされているか否かを判別する。オンされている場合
にはフローは#V−18に分岐し、オンされていない場合
には#V−12に進む。即ち後述する連続消去モードが選
択され、これを実行している時にストツプスイツチ61の
操作をすれば連続消去を中断させることが出来る。次い
でフロー#V−12に進む。 #V−12;このステツプでトラツクナンバーのバツフア
ーメモリーのNが50以上であるか否かつまりヘツド3−
1のアクセスしているトラツクが最終トラツクであるか
否かを判別する。そうである場合にはフローは#V−18
に進み消去動作を終了させ、そうでない場合には#V−
13に進む。 #V−13;このステツプを実行することによりヘツド3
−1,3−2がアクセスしているトラツク位置が、内周側
に1トラツク分だけ移動する。またヘツド3−1,3−2
の移動とともにトラツクナンバーのメモリーのNにN+
1が設定される。次いでフローは#V−5−2に分岐す
る。したがって連続トラツク消去の際にはストツプスイ
ツチ61がオンされるか、あるいは最内周のトラツクが消
去されるまでは#V−5−2〜#V−13のフローをバツ
フアメモリーEの値が0となるまで即ち設定されたトラ
ツク数の消去が完了するまでくり返す。 次に上述の様に実行される連続消去モードを設定する
ための#V−15以降のフローについて説明する。 #V−15;第1図において63〜72に示す10キースイツチ
のいずれかがオンされているか否かを判別し、オンされ
ている場合は#V−16にオンされていない場合は#V−
15−1にフローは進む。 #V−16;このステツプにおいては連続トラツク消去モ
ードが設定されることになる。つまり10キースイツチ63
〜72により入力した数が連続消去が実行されるトラツク
数となる。消去トラツク数バツフアーEにはオンされた
10キーの数値が1の位に設定される。次いでフローは#
V−17に進む。 #V−17;このステツプにおいて7セグメントLED25に、
Eの値が表示される。この様子を第28図を参照して説明
する。#V−15において、最初にオンした10キースイツ
チの値がEの1の位に設定(#V−16)されるととも
に、このステツプにおいて第25図(a)に示すように、
LED25の1の位に表示されることになる。ここで、第22
図(a)の表示に至る前にはトラツクNo.が表示器に表
示されておりこれが点滅している。また、Eに設定され
ているFは“0"と表示される。なお、表示器に表示され
る数値は#V−1において2Hzの点滅動作がくり返し行
われているままであるので、第25図(a)に示す という表示が点滅することになる。次いでフローは#V
−17−1に進む。 #V−17−1;ここで、10キースイツチがオフされるまで
待期する。オフされるとフローは#V−15−1に進む。 #V−15−1;ここで消去スタンバイスイツチ77がオンさ
れている否かを判別する。オンされている場合にはフロ
ーは#V−18に進みオンされていない場合には#V−15
−2に進む。即ち消去スタンバイスイツチ77をオンする
ことによって#V−1において設定した消去スタンバイ
状態は再び該スイツチ77をオンすることによって#V−
18以降のステツプにより自動的に解除される。したがっ
て解除用のスイツチを専用に設ける必要がない。 #V−15−2;ここで、スイツチ78および10キー以外のス
イツチがオンされているか否かを判別する。オンされて
いる場合にはフローは#V−18に分岐し、オンされてい
ない場合には#V−4に分岐する。即ち消去スタンバイ
状態は10キー以外のスイツチをオンすることによっても
#V−18以降のステツプにより自動的に解除される。し
たがって解除用のスイツチを専用に設ける必要がない。
したがってわざわざ別のスイツチを設ける必要はない。
上述の#V−15−1,#V−15−2のステツプをNOでぬけ
た場合には、#V−4以降の前述したステツプをくり返
すことになるが既に7セグメントLED25が第25図に示す を表示している際に#V−4以降のステツプを実行する
際の動作について説明する。 #V−15において10キースイツチがオンされた場合#
V−16において該スイツチにより入力された数値がバツ
フアメモリーEの1位に設定され、それまで1位に設定
されていた数はバツフアメモリーEの10位に移動し、10
位に設定されていた数は消滅する。 ここで例えば10キースイツチのうちの“5"のキーがオ
ンされた場合には#V−16,#V−17を実行することに
より7セグメントLED25には第28図(b)に示す表示が
行われる。勿論この場合のバツフアメモリEに設定され
ている値は15である。次いで同様に10キースイツチによ
い“2"が入力されると第25図(c)に示す表示が行われ
る。以上の表示例は、消去スタンバイ状態において10キ
ースイツチのうち1,5,2を順にONした場合のLED25によっ
て行われる表示を示している。また、表示されている数
値がそのままEに設定されている値と一致している。つ
まり、10キースイツチにより“2"以上の数値が設定され
た場合、これが、連続消去モードの選択と等しく、ま
た、設定された数値が連続消去が実行されるトラツク数
となる。この様子は前述のフローの説明において#V−
10においてバツフアメモリーEの値が0より大きい場合
には、フローが#V−11に進み、そうでない場合は#V
−18に分岐しトラツクナンバーNが50より小さい場合に
は、#V−13においてトラツクをUPして#V−5−2に
分岐し、#V−6以降のステツプを実行することにより
連続消去が行われるわけである。つまり、#V−11にお
いて、ストツプスイツチ61がオンされなければ、Eの値
が0に等しくなるか、又は最内周トラツクである50番ト
ラツクが消去されるまで、消去が連続的に行なわれるこ
とになる。次いで以上説明したステツプを実行した後に
実行する#V−18〜#V−20について説明する。 #V−18;ここで、7セグメントLED25の点滅をストツプ
し、トラツクNO Nを表示器に表示させる。次いでフロ
ーは#V−19に到る。つまり、このステツプ消去のスタ
ンバイ状態が解除されることになる。 #V−19;ここでスイツチ77がオンされている場合に
は、待期し、オフされた場合に#V−20に進む。 #V−20;ここでフローは第6図のAに示すフローに戻
る。 以上説明したように、消去を実行する場合に本実施例
においては消去を1回だけ行なうモードと連続的に行な
うモード、特に予め連続して消去を行うトラツク数を指
定してから消去を行うモードとを有しているが、10キー
スイツチにより消去トラツク数を設定しなかった場合の
消去については#V−5−1においてEの値が予め“F
F"と設定されているために、#V−5−2を経由せずに
#V−6に移る。したがって、消去のスタンバイ状態に
おいて、フイールドフラグがクリアされている場合に
は、フレームモードでの消去つまり2トラツク分の消去
が行なわれ、フイールドフラグがSETされている場合に
はフイールドモードでのつまり1トラツク分の消去が、
実行されることになる。換言すればフレームモードで再
生さていた場合には、再生に使用されている2トラツク
分をフイールドモードで再生されていた場合には、その
再生トラツク1トラツク分を消去することになる。ただ
し、10キースイツチにより消去トラツク数が設定されれ
ば#V−5−2を経由するため常にフイールドモードで
の消去が実行される。ただし、10キースイツチより“0"
が設定された場合には、#V−5において、#V−18に
分岐するため消去は実行されない。また、“1"が設定さ
れた場合には#V−5−2でフイールドフラグがSETさ
れるため、それまで、フレーム再生していた場合であっ
てもフレーム画を構成する2トラツクのうちの外周トラ
ツクのみが1トラツク分消去されることになる。 したがってフレーム画を構成する2トラツクの一方の
トラツクに記録された信号だけを消去する様に出来る。 また、連続トラツク消去を行う場合には一般的に消去
を行ったトラツクに新たな例えば映像信号等の情報を記
録することが多くの場合前提となるものである。上述の
実施例においては連続トラツク消去が完了した際にはヘ
ツド3−1は最後に消去したトラツク上に位置している
ため新たな情報の記録を行うに際しては使用者がトラツ
クUPスイツチ54トラツクDOWNスイツチ55を操作して消去
を開始したトラツク上にヘツド3−1がアクセスする様
にすることが必要となる。 そこで次には連続トラツク消去を実行し、これが完了
した場合に、連続消去を開始したトラツクに自動的にヘ
ツド3−1をアクセスさせるという操作性のうえではな
はだ有効な機能を実現するためのフローを第29図に示
す。第29図に示すフローは第27図に示す#V−18,#V
−19の各ステツプの間に挿入されるフローである。 まず、サブルーチンVを実行するに際して#V−1に
おいてその時アクセスしているトラツクナンバーNをメ
モリーN′に記憶させておく。そして、前述したフロー
に従って消去が実行され#V−18に至った後、第29図に
示すフローが実行される。即ち#V−18−1においてそ
の時にヘツド3−1がアクセスしているトラツクのナン
バーが#V−1においてメモリーN′に記憶されている
トラツクのナンバーと一致しているかを判別し、一致し
ていない場合には#V−18−2,#V18−3を実行し、ヘ
ツド3−1が1トラツク分外周のトラツクをアクセスす
る様に制御されるとともにNにN−1を設定し、7セグ
メントLED25にメモリーNの表示が行われる。次いでフ
ローは#V−18−1へ戻り、ヘツド3−1がアクセスし
ているトラツクのナンバーがメモリN′に記憶されてい
るトラツクのナンバーと一致するまで#V−18−2,#V
−18−3をくり返し、ヘツド3−1が消去を開始したト
ラツクをアクセスすると#V18−1から#V−19にフロ
ーは分岐し、前述した#V−19以降のステツプが実行さ
れる。したがって第29図に示すフローを実行することに
よって消去終了時にはヘツド3−1が自動的に消去を開
始したトラツクをアクセスするので次の記録に際して消
去を開始した位置を手動で捜す操作を省略することが出
来る。 また、連続消去を行なう時に、消去される映像を一定
時間再生し、これを操作者に確認させ更にストツプスイ
ツチ61がオンされるか否かを判別したうえでそのトラツ
クの消去実行動作に入ることは誤消去を防止するうえで
はなはだ有効である。 この機能を実現するためには第27図に示したサブルー
チンVの#V−13において1トラツクUP,NにN+1を実
行した後#V−7を実行するまでの間望ましくは#V−
6の直後のステツプにおいて例えば1秒程度の遅延のた
めのステツプを設け、更にこの遅延の間にストツプスイ
ツチ61がオンされたか否かを判別し、オンされていなけ
れば#V−7へ、オンされれば#V−18に分岐するステ
ツプを設ければよい。 このようなステツプを設けることにより消去される映
像信号を確認できるため消去したくない映像が再生され
た場合にはストツプスイツチ61をオンすることにより連
続消去を中断できる。よって誤消去を行なう確率は飛躍
的に少なくなる。 また、連続消去を行なう場合、上述した実施例におい
てはサブルーチンにおいて#V5−1から#V5−2へフ
ローが分岐して、#V5−2を実行することによってすべ
てフイールドモードで1トラツク分づつを順に消去して
いるが連続消去の実行時間を短縮するために、フレーム
モードで2つのヘツドに同時に消去信号を流すことによ
り連続トラツク消去の際には少なくとも1回は2トラツ
ク分づつ消去することは有効である。この場合の実施例
について以下に述べる。 まず、第30図において第30図(a)に示すフローは第
27図に示す#V−6,#V−7のステツプの間に挿入され
るステツプであり、第30図(b)に示すフローは#V−
11,#V−12のステツプの間に挿入されるステツプであ
る。次にかかるフローについて説明する。 第27図に示すサブルーチンを#V−6まで実行した
後に該#V−6に続いて#V−6−1が実行される。こ
のステツプでは消去トラツクバツフアーEが2以上であ
るか否か即ち連続トラツク消去か否かがを判別される。
ここで2以上であった場合には、フローは#V−6−2
に進み、そうでない場合は#V−7に進む。#V−6−
2において、EにE−1を設定し、フイールドフラグを
クリアする。フローは#V−7に至る。ここで第27図に
示す#V−7において消去信号が発生させられるが、こ
の場合フイールドフラグがセツトされている場合には、
ヘツド3−1,3−2の1方のヘツド、つまりフイールド
再生を行なっている場合のヘツドに消去信号が供給され
フイールドフラグがクリアされている場合にはヘツド3
−1,3−2両方に同時に消去信号が供給されることにな
る。消去が終了してから#V−8〜#V−11を前述の通
り実行し、連続消去動作が完了していない場合にはフロ
ーは#V−11より#V−11−1に至り、フイールドフラ
グがSETされているか否かを判別する。連続トラツク消
去が設定されておらず、フイールドフラグがセツトされ
ている場合にはフローは#V−12に進み、上述したフロ
ーに従う。また#V−11−1において連続トラツク消去
が設定されており、フイールドフラグがセツトされてい
ない場合には、前述した通り#V−7において2トラツ
ク分の消去が行なわれていることにより、#V−11−2
にフローが至り、NにN+1が設定され1トラツク内周
側にヘツド3−1,3−2が移動する。その後フローは#V
13に至り、上述したフローに従い、更に1トラツク内周
側にヘツドが移動する。 以上のようにすれば、連続消去を実行する際、連続消
去の残りトラツク数が1になるまで消去はフレームモー
ドで行なわれることになり連続消去の実行スピードを速
くすることができる。ただし、この場合、消去実行前に
消去される映像を確認する場合には、#V−6に続い
て、フイールドフラグがSETされている時には一定時間
第1図のヘツド3−1,3−2をそれぞれ選択してヘツド
3−1によるフイールド再生、3−2によるフイールド
再生を行なうようにすることが必要である。また#V−
2,#V−3のステツプを省略して、PBモード,RECモード
とを切り換えることにより特に、連続消去の実行時に消
去される再生映像を確認するモードと確認しないモード
とを選択する様にしてもよい。つまり、連続消去を行な
う場合に消去される映像を確認しないモードを選択し、
第30図(a),(b)に示すフローを第27図に示したフ
ローに追加した場合には連続消去の時間は最短となる、
これは全トラツクの消去を行なう場合などにははなはだ
有効な手段となる。 次に全トラツク消去スタンバイスイツチ79がオンされ
た際に実行されるサブルーチンについて第31図を用い
て説明する。 #W−1 :7セグメントLED25に全トラツク消去スタンバ
イ状態である事を示す (ALL−ERASE)を2Hzで点滅させる。 #W−2 :PBモードフラグがセツトされているか否かを
判別し、セツトされていなければ#W−3へされていれ
ば#W−4へフローは分岐する。 #W−3−1:PBモードフラグをクリアして磁気シート1
の再生を禁止する。 #W−3−2:スイツチ79がオフになつたことを検出して
#W−4に進む。 #W−4 :消去スイツチ78がオンか否かを判別し、オン
であれば#W−9へ、オンでなければ#W−5へフロー
分岐する。 #W−5 :全トラツク消去スタンバイスイツチ79がオン
されたか否かを判別する。オンであれば#W−7へ、オ
ンでなければ#W−6へフローは分岐する。 #W−6 :スイツチ79以外のスイツチがオンされたか否
かを判別する。オンであれば#W−7へ、オンでなけれ
ば#W−4へフローは分岐する。 #W−7 :LED25の点滅を停止させ、LED25にNすなわち
ヘツド3−1のアクセスしているトラツクナンバーを表
示させる。 #W−8 :スイツチ79がオフされるまで待期してオフさ
れた場合にはに戻る。 #W−9 :#W−4において消去スイツチ78がオンされ
た際にはフローはこのステツプに分岐する。このステツ
プでは不図示の誤消去防止爪があるか否かを判別する、
あれば#W−10へ、なければ#W−7へフローは分岐す
る。 #W−10;Nが“1"すなわちヘツド3−1のアクセスして
いるトラツクナンバーが“1"であるか否かを判別し、
“1"であれば#W−12へ“1"でなければ#W−11へフロ
ーは分岐する。 #W−11;ヘツド3−1,3−2を1トラツク分の外周側に
移動させ、更にNから1を減算してフローは#W−10へ
戻る。したがって#W−10,#W−11をくり返し実行す
ることによってヘツド3−1のアクセスしているトラツ
クのナンバーが1となった際に初めてフローは#W−12
へ分岐する。 #W−12;LED25にNを点滅表示(5Hz)させる。これに
より使用者は全トラツク消去の際にどのトラツクまで消
去が行われたかを知ることが出来る。 #W−13:フイールドフラグをクリアしてフレームモー
ドが設定される。したがってヘツド3−1,3−2をとも
に用いてトラツクの消去が行われる。 #W−14:この両2ステツプは#V−7,#V−8#W−1
5と同じである。 #W−16:ヘツド3−1,3−2がともに用いられてヘツド
を移動させることなく2トラツクの消去が行われるた
め、このステツプにおいては2トラツク分ヘツドを外周
側に移動させ、更にNに2を加算する。 #W−17:Nが50であるか否かを判別し、50である場合に
は#W−7へ、50でなければ#W−12へフローは分岐
し、全トラツクの消去が完了するまで#W−12〜#W−
17のステツプがくり返される。 以上説明した様に全トラツク消去スタンバイスイツチ
をオンした後に消去スイツチをオンすることによって実
行される全トラツク消去モードにおいては消去を行う前
にPBモードフラグをクリアして、消去される映像を確認
しない様にし、また、磁気ヘツド3−1,3−2の両方を
用いて2トラツクづつ消去を行う様にしたので1トラツ
クづつ消去を行う方法に比して全トラツクの消去に要す
る時間は極めて短く済む。更に全トラツクの消去の際に
は予めヘツドをトラツクの端部(本実施例では最外周)
に移動させてから反対側の端部に向けて全トラツクを順
に消去しているので全トラツクの消去を行なおうとする
場合にどの位置にヘツド3−1がアクセスしていても確
実に全トラツクの消去を行うことが出来る。 更に消去中はヘツド3−1のアクセスしているトラツ
クのナンバーをLED25にて表示しているので使用者はど
の程度消去動作が行われつつあるかを認識することが出
来る。 上述の実施例においては記録媒体として磁気シート1
としたが、光記録媒体であってもよい。光磁気記録媒体
や他の記録媒体を用いるようにしてもよい。記録手段と
しては記録媒体に応じた手段、例えば光デイスクの場合
には光学的なヘツドを用いればよい。 本実施例においては外部装置の再生された情報が既に
送られている際の異常を判別する判別手段として第16−
2図の#K−21′−2のステツプとし、該手段により異
常が判別された際に於ける前記媒体の再生状態を表示す
る表示手段として表示装置25′及び第16−2図の#K−
21′−4のステツプとした。 〈発明の効果〉 上述の説明から明らかなように、本発明は、記録媒体
に格納された複数画面の画像情報の再生を行い、該画像
情報を各画面毎に処理する外部装置に送る再生装置であ
って、前記画像情報の再生を行なう再生手段と、前記外
部装置における異常を検出する検出手段と、各種表示を
行なう表示手段と、前記検出手段の検出出力に応じて所
定の動作制御を行なう制御手段とを備え、前記制御手段
は、前記再生手段及び表示手段に対して、異常が検出さ
れた際における前記外部装置の動作状態に応じて異なる
動作を行なわせるように制御するようにこうせいするこ
とにより、その後の復旧を行ない易くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図、第
2図は第1図に示したSW2〜SW5の切換状態の組み合せを
示す図、第3図は本実施例の装置の正面図、第4図は該
装置とともに用いられるリモートコントロール装置の正
面図、第5図〜第15図,第16−1図〜第16−3図,第17
図〜第20図,第23図,第25図〜第27図,第29図〜第31図
は第1図に示したCPU40のフローチヤート、第21図,第2
2図,第24図はモニタに表示されるI・D信号を説明す
るための図、第28図は第27図のフローを説明するための
図、第32図は第1図に示した消去信号発生器85から発生
される信号を説明するための図である。 1……磁気シート 3−1,3−2……ヘツド 40……CPU
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 康友 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.記録媒体に格納された複数画面の画像情報の再生を
    行い、該画像情報を各画面毎に処理する外部装置に送る
    再生装置であって、 前記画像情報の再生を行なう再生手段と、 前記外部装置における異常を検出する検出手段と、 各種表示を行なう表示手段と、 前記検出手段の検出出力に応じて所定の動作制御を行な
    う制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記再生手段及び表示手段に対して、
    異常が検出された際における前記外部装置の動作状態に
    応じて異なる動作を行なわせるように制御することを特
    徴とする再生装置。
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