JPH0873316A - シワ隠し用メークアップ化粧料 - Google Patents
シワ隠し用メークアップ化粧料Info
- Publication number
- JPH0873316A JPH0873316A JP6211454A JP21145494A JPH0873316A JP H0873316 A JPH0873316 A JP H0873316A JP 6211454 A JP6211454 A JP 6211454A JP 21145494 A JP21145494 A JP 21145494A JP H0873316 A JPH0873316 A JP H0873316A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon oxide
- skin
- average
- surface area
- specific surface
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 平均の厚みが０．１μｍ〜２μｍ、平均の大
きさが１〜３０μｍで、アスペクト比（平均直径÷平均
厚み）が５〜４０で、酸化珪素を９５．０％以上含有
し、且つＢＥＴ比表面積が３０ｍ2 ／ｇ〜０．１ｍ2 ／
ｇである薄片状酸化珪素を含むことを特徴とするシワ隠
し用メークアップ化粧料。 【効果】 シワ、毛穴、キメの荒さ等の皮膚の凸凹があ
っても明度差を生じにくく、皮膚の形態トラブルを隠蔽
する優れた効果を有する。
きさが１〜３０μｍで、アスペクト比（平均直径÷平均
厚み）が５〜４０で、酸化珪素を９５．０％以上含有
し、且つＢＥＴ比表面積が３０ｍ2 ／ｇ〜０．１ｍ2 ／
ｇである薄片状酸化珪素を含むことを特徴とするシワ隠
し用メークアップ化粧料。 【効果】 シワ、毛穴、キメの荒さ等の皮膚の凸凹があ
っても明度差を生じにくく、皮膚の形態トラブルを隠蔽
する優れた効果を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、肌のシワ、毛穴、キメ
の荒さ等の形態トラブルを隠すのに好適なシワ隠し用メ
ークアップ化粧料に関する。
の荒さ等の形態トラブルを隠すのに好適なシワ隠し用メ
ークアップ化粧料に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、メークアップ化粧料による皮膚の
シワ、毛穴、キメの荒さ等のいわゆる形態トラブルの隠
ぺいには、白色顔料である二酸化チタンが使用されてき
た。
シワ、毛穴、キメの荒さ等のいわゆる形態トラブルの隠
ぺいには、白色顔料である二酸化チタンが使用されてき
た。
【０００３】しかし、このような二酸化チタン系メーク
アップ化粧料では、シミ、ソバカス等の色調トラブルに
対しては効果はあるものの、形態トラブルに対しては余
り効果がなく、逆にトラブルを目立たせることもある。
しかも高い隠ぺい力を有しているが故に、能面のような
表情に乏しい外観となり、透明感のある自然な仕上がり
が得られないといった欠点を有していた。
アップ化粧料では、シミ、ソバカス等の色調トラブルに
対しては効果はあるものの、形態トラブルに対しては余
り効果がなく、逆にトラブルを目立たせることもある。
しかも高い隠ぺい力を有しているが故に、能面のような
表情に乏しい外観となり、透明感のある自然な仕上がり
が得られないといった欠点を有していた。
【０００４】一方、形態トラブルを隠す方法としては、
各種の拡散反射型粉体を配合した化粧料が知られている
（特開昭６０−２２８４０６号公報，特開平０６−１２
８１２２号公報）。しかし、これらの粉体は油剤との特
定の混合比率で特に有効なシワ隠し効果を有するので、
化粧膜を長時間肌上にさらした場合、皮膚からの油脂が
混合し、粉体と油剤の適正混合範囲からはずれることに
よるシワ隠し効果の低下を招くという欠点を有してい
た。
各種の拡散反射型粉体を配合した化粧料が知られている
（特開昭６０−２２８４０６号公報，特開平０６−１２
８１２２号公報）。しかし、これらの粉体は油剤との特
定の混合比率で特に有効なシワ隠し効果を有するので、
化粧膜を長時間肌上にさらした場合、皮膚からの油脂が
混合し、粉体と油剤の適正混合範囲からはずれることに
よるシワ隠し効果の低下を招くという欠点を有してい
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、肌の
シワ、毛穴、キメの荒さ等の皮膚の形態トラブルを隠す
のに好適なシワ隠し用メークアップ化粧料を提供するに
ある。
シワ、毛穴、キメの荒さ等の皮膚の形態トラブルを隠す
のに好適なシワ隠し用メークアップ化粧料を提供するに
ある。
【０００６】本発明者らは、上記課題を解決するために
鋭意検討を加えた結果、透明感を保持しつつ、シワ隠し
効果を付与するために、高い全透過率と優れた拡散透過
性を有する特定の薄片状の酸化珪素をメークアップ化粧
料に配合すると、透明感を有していながら形態トラブル
を隠す効果に優れ、且つこの効果が幅広い条件下で発揮
されることを見いだし、本発明を完成するに到った。
鋭意検討を加えた結果、透明感を保持しつつ、シワ隠し
効果を付与するために、高い全透過率と優れた拡散透過
性を有する特定の薄片状の酸化珪素をメークアップ化粧
料に配合すると、透明感を有していながら形態トラブル
を隠す効果に優れ、且つこの効果が幅広い条件下で発揮
されることを見いだし、本発明を完成するに到った。
【０００７】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は平均
の厚みが０．１μｍ〜２μｍ、平均の大きさが１〜３０
μｍで、アスペクト比（平均直径÷平均厚み）が５〜４
０で、酸化珪素を９５．０％以上含有し、且つＢＥＴ比
表面積が３０ｍ2 ／g 〜０．１ｍ2 ／g である薄片状酸
化珪素を含むことを特徴とするシワ隠し用メークアップ
化粧料を提供するにある。
の厚みが０．１μｍ〜２μｍ、平均の大きさが１〜３０
μｍで、アスペクト比（平均直径÷平均厚み）が５〜４
０で、酸化珪素を９５．０％以上含有し、且つＢＥＴ比
表面積が３０ｍ2 ／g 〜０．１ｍ2 ／g である薄片状酸
化珪素を含むことを特徴とするシワ隠し用メークアップ
化粧料を提供するにある。
【０００８】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいては、優れたシワ隠し効果を付与するために、高い
透過率と優れた拡散透過性を有する薄片状の酸化珪素を
配合する。薄片状酸化珪素における酸化珪素の含有量は
９５％以上、好ましくは９６％以上、より好ましくは９
８％以上のものが透明感及びシワ隠し効果に優れるので
好ましく使用される。この薄片状酸化珪素は、平均の厚
みが０．１〜２μｍで、平均の大きさが１μｍ〜３０μ
ｍ、好ましくは１〜２５μｍ、より好ましくは２〜２０
μｍで、アスペクト比（平均直径÷平均厚み）が５〜４
０の形状を有している。ここで平均の大きさとは５０個
の薄片について求めた（薄片の最大の差し渡し径＋最小
の差し渡し径）／２ の値の平均値をいう。大きさが３
０μｍを越えると肌に塗布した場合ざらつき感を生じて
違和感を感じる。叉、大きさが１μｍ未満では肌のキメ
の中に入り込み、滑り性やフィット感が損なわれる。
おいては、優れたシワ隠し効果を付与するために、高い
透過率と優れた拡散透過性を有する薄片状の酸化珪素を
配合する。薄片状酸化珪素における酸化珪素の含有量は
９５％以上、好ましくは９６％以上、より好ましくは９
８％以上のものが透明感及びシワ隠し効果に優れるので
好ましく使用される。この薄片状酸化珪素は、平均の厚
みが０．１〜２μｍで、平均の大きさが１μｍ〜３０μ
ｍ、好ましくは１〜２５μｍ、より好ましくは２〜２０
μｍで、アスペクト比（平均直径÷平均厚み）が５〜４
０の形状を有している。ここで平均の大きさとは５０個
の薄片について求めた（薄片の最大の差し渡し径＋最小
の差し渡し径）／２ の値の平均値をいう。大きさが３
０μｍを越えると肌に塗布した場合ざらつき感を生じて
違和感を感じる。叉、大きさが１μｍ未満では肌のキメ
の中に入り込み、滑り性やフィット感が損なわれる。
【０００９】この様な薄片状酸化珪素は、特開昭６２−
２１３８３３号公報や特開平０３−２８５８３８号公報
に示される如く、珪素を含む溶液やゾルを、移動するベ
ルトやロールに塗布する事により薄い塗膜とし、これを
加熱や加水分解等の処理を行うことにより基材上に薄片
状の前駆体とし、次いでこれを掻き取り、得られた薄片
を焼成、必要に応じて粉砕することにより製造すること
が出来る。
２１３８３３号公報や特開平０３−２８５８３８号公報
に示される如く、珪素を含む溶液やゾルを、移動するベ
ルトやロールに塗布する事により薄い塗膜とし、これを
加熱や加水分解等の処理を行うことにより基材上に薄片
状の前駆体とし、次いでこれを掻き取り、得られた薄片
を焼成、必要に応じて粉砕することにより製造すること
が出来る。
【００１０】薄片状前駆体は焼成工程にて燃焼や加熱に
より有機残基を燃焼し、付着水、構造水を飛散して焼結
が進み、最終的には酸化珪素となる。焼結の進行に伴
い，ＢＥＴ比表面積は低下してくるが、本発明の適用に
於いてはＢＥＴ比表面積が３０ｍ2 ／g 〜０．１ｍ2 ／
g 、好ましくは２０ｍ2 ／g 〜０．１ｍ2 ／g の範囲に
なるよう焼成をコントロールすることを必須とする。上
記範囲の比表面積を得る焼成条件は、使用原料や焼成雰
囲気等により一義的ではないが、通常約６５０℃〜約９
００℃の温度範囲で実施される。ＢＥＴ比表面積が上記
範囲の場合には幅広い条件下で優れた拡散透過性を有す
るが、３０ｍ2 ／g を越える場合には拡散透過性が低下
しシワ隠し効果が低減する。油剤中に分散して得た塗膜
の濁度で拡散透過性を評価した場合、３０ｍ2 ／gを越
える場合の比表面積では８０％以下なのに対し、３０ｍ
2 ／g 以下の比表面積では９０％を越え、低比表面積に
なると拡散透過性が優れる。一方透明性は比表面積の影
響をそれほど受けず、全透過率でみた場合３０ｍ2 ／g
を越えるもので９５％のものが、３０ｍ2 ／g 以下でも
９５％と大差ない。それ故、高い透明性に優れた拡散透
過性を両立させるには３０〜０．１ｍ2 ／g の比表面積
が不可欠である。
より有機残基を燃焼し、付着水、構造水を飛散して焼結
が進み、最終的には酸化珪素となる。焼結の進行に伴
い，ＢＥＴ比表面積は低下してくるが、本発明の適用に
於いてはＢＥＴ比表面積が３０ｍ2 ／g 〜０．１ｍ2 ／
g 、好ましくは２０ｍ2 ／g 〜０．１ｍ2 ／g の範囲に
なるよう焼成をコントロールすることを必須とする。上
記範囲の比表面積を得る焼成条件は、使用原料や焼成雰
囲気等により一義的ではないが、通常約６５０℃〜約９
００℃の温度範囲で実施される。ＢＥＴ比表面積が上記
範囲の場合には幅広い条件下で優れた拡散透過性を有す
るが、３０ｍ2 ／g を越える場合には拡散透過性が低下
しシワ隠し効果が低減する。油剤中に分散して得た塗膜
の濁度で拡散透過性を評価した場合、３０ｍ2 ／gを越
える場合の比表面積では８０％以下なのに対し、３０ｍ
2 ／g 以下の比表面積では９０％を越え、低比表面積に
なると拡散透過性が優れる。一方透明性は比表面積の影
響をそれほど受けず、全透過率でみた場合３０ｍ2 ／g
を越えるもので９５％のものが、３０ｍ2 ／g 以下でも
９５％と大差ない。それ故、高い透明性に優れた拡散透
過性を両立させるには３０〜０．１ｍ2 ／g の比表面積
が不可欠である。
【００１１】又、この焼成過程で熱処理されると、酸化
珪素が結晶化する事もあるが、結晶化すると結晶粒界で
反射が起こり、透明性が低下する。それ故、酸化珪素の
結晶形としては無定形のものが好ましい。
珪素が結晶化する事もあるが、結晶化すると結晶粒界で
反射が起こり、透明性が低下する。それ故、酸化珪素の
結晶形としては無定形のものが好ましい。
【００１２】薄片状酸化珪素の含有量はメークアップ化
粧品に対し、通常３〜１００重量％、好ましくは５〜４
０重量％である。薄片状酸化珪素の含有率が３重量％未
満では、シワ隠し効果が低下することがある。
粧品に対し、通常３〜１００重量％、好ましくは５〜４
０重量％である。薄片状酸化珪素の含有率が３重量％未
満では、シワ隠し効果が低下することがある。
【００１３】メークアップ化粧料には、通常のメークア
ップ化粧料に使用される有機、無機の各種粉体、顔料、
固体、半固体叉は液状油分、界面活性剤、顔料分散剤、
可塑剤、香料、防腐剤等を含有させてもよい。
ップ化粧料に使用される有機、無機の各種粉体、顔料、
固体、半固体叉は液状油分、界面活性剤、顔料分散剤、
可塑剤、香料、防腐剤等を含有させてもよい。
【００１４】
【発明の効果】本発明で得られるメイクアップ化粧料
は、高い透過率と優れた拡散透過性を有する薄片状酸化
珪素が配合されているので、肌に塗布した場合、光は化
粧品層を透過して肌面で反射されるので優れた透明感を
呈し、しかも透過光は拡散した後肌面で反射するので、
シワ、毛穴、キメの荒さ等の皮膚の凸凹があっても明度
差を生じにくく、優れた皮膚の形態トラブルを隠ぺいす
る等の効果を発揮する。
は、高い透過率と優れた拡散透過性を有する薄片状酸化
珪素が配合されているので、肌に塗布した場合、光は化
粧品層を透過して肌面で反射されるので優れた透明感を
呈し、しかも透過光は拡散した後肌面で反射するので、
シワ、毛穴、キメの荒さ等の皮膚の凸凹があっても明度
差を生じにくく、優れた皮膚の形態トラブルを隠ぺいす
る等の効果を発揮する。
【００１５】
【実施例】以下に本発明を実施例によって更に詳しく説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
尚、実施例中の配合量（％）は、全て重量％である。
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
尚、実施例中の配合量（％）は、全て重量％である。
【００１６】製造例１ シリカゾル（ルドックスR ＨＳ−４０ Ｅ．Ｉ．ｄｕ
Ｐｏｎｔ製）をシリカ濃度が２０％になるように水で希
釈し、原液とした。この原液を、５８℃に加熱維持した
２０ｍ／ｍｉｎで回転しているアルミナを２００μｍ溶
射した直径１ｍ、幅１．２７ｍのドラムにゴムロールを
介して展着して液膜を形成した。この液膜表面に１００
℃に加熱した空気を３ｍ3 ／分吹き付けて、溶媒の水を
蒸発させて薄膜を形成し、ロール表面に焼き入れ鋼で作
ったスクレーパーを押しつけ、乾燥した薄膜をかき取っ
た。次いで得られた薄膜（前駆体粉末）を電気炉で最高
７５０℃で１時間保持して焼成した。焼成粉末をｐＨ２
の塩酸水に分散し、約５０℃で８時間撹拌洗浄した後、
ろ過し、１５０℃で２０時間乾燥して、比表面積３ｍ2
／g の薄片状酸化珪素を得た。このものの平均粒径と平
均厚みを測定したところ平均粒径１１μｍ、平均厚み１
μｍであった。叉、これをひまし油中で４０％の濃度で
分散して、１０μｍ厚の塗膜をポリプロピレンフィルム
上に形成し、この塗膜の濁度と全透過率をヘーズメータ
ーで測定したところ、それぞれ９４％と９２％であっ
た。
Ｐｏｎｔ製）をシリカ濃度が２０％になるように水で希
釈し、原液とした。この原液を、５８℃に加熱維持した
２０ｍ／ｍｉｎで回転しているアルミナを２００μｍ溶
射した直径１ｍ、幅１．２７ｍのドラムにゴムロールを
介して展着して液膜を形成した。この液膜表面に１００
℃に加熱した空気を３ｍ3 ／分吹き付けて、溶媒の水を
蒸発させて薄膜を形成し、ロール表面に焼き入れ鋼で作
ったスクレーパーを押しつけ、乾燥した薄膜をかき取っ
た。次いで得られた薄膜（前駆体粉末）を電気炉で最高
７５０℃で１時間保持して焼成した。焼成粉末をｐＨ２
の塩酸水に分散し、約５０℃で８時間撹拌洗浄した後、
ろ過し、１５０℃で２０時間乾燥して、比表面積３ｍ2
／g の薄片状酸化珪素を得た。このものの平均粒径と平
均厚みを測定したところ平均粒径１１μｍ、平均厚み１
μｍであった。叉、これをひまし油中で４０％の濃度で
分散して、１０μｍ厚の塗膜をポリプロピレンフィルム
上に形成し、この塗膜の濁度と全透過率をヘーズメータ
ーで測定したところ、それぞれ９４％と９２％であっ
た。
【００１７】製造例２ 製造例１で、焼成条件を６５０℃×１時間に代えた以外
は同一条件で、ＢＥＴ比表面積４０ｍ2 ／g の薄片状酸
化珪素を得た。このものの平均粒径は１１μｍ、平均厚
みは１μｍで、ひまし油中に４０％分散した１０μｍ厚
の塗膜の濁度と全透過率はそれぞれ８０％と９５％であ
った。
は同一条件で、ＢＥＴ比表面積４０ｍ2 ／g の薄片状酸
化珪素を得た。このものの平均粒径は１１μｍ、平均厚
みは１μｍで、ひまし油中に４０％分散した１０μｍ厚
の塗膜の濁度と全透過率はそれぞれ８０％と９５％であ
った。
【００１８】実施例１ 表１に示す粉体成分Ａをヘンシェルミキサー中で混合
し、更にパルベサイザーで粉砕した後、再びヘンシェル
ミキサーに入れ、油剤成分Ｂを混合し、粉体成分Ａを油
剤成分Ｂでコーティングした。これを取り出した後、パ
ルベライザーで仕上げ粉砕を行い、中皿にプレス成形し
て、パウダーファンデーションを得た。
し、更にパルベサイザーで粉砕した後、再びヘンシェル
ミキサーに入れ、油剤成分Ｂを混合し、粉体成分Ａを油
剤成分Ｂでコーティングした。これを取り出した後、パ
ルベライザーで仕上げ粉砕を行い、中皿にプレス成形し
て、パウダーファンデーションを得た。
【００１９】
【表１】
【００２０】比較例１ 製造例２に示した薄片状酸化珪素を用いたこと以外は、
実施例１と同様の方法によりパウダーファンデーション
を製造した。
実施例１と同様の方法によりパウダーファンデーション
を製造した。
【００２１】比較例２ 表２に示す成分を用いて、実施例１と同様の方法にて、
パウダーファンデーションを製造した。
パウダーファンデーションを製造した。
【００２２】
【表２】
【００２３】〔化粧品の評価〕実施例１及び比較例１〜
２の方法により得られたメークアップ化粧料について肌
の形態トラブルを隠す効果を評価した。３０〜４０代の
女性１０名のパネラーの顔面に、上記各実施例及び比較
例のパウダーファンデーションを０．１ｇ塗布し、シ
ワ、毛穴、キメの荒さを隠す程度を評価した。３名の美
容専門家により、下記基準により官能評価した結果を表
３に示す。
２の方法により得られたメークアップ化粧料について肌
の形態トラブルを隠す効果を評価した。３０〜４０代の
女性１０名のパネラーの顔面に、上記各実施例及び比較
例のパウダーファンデーションを０．１ｇ塗布し、シ
ワ、毛穴、キメの荒さを隠す程度を評価した。３名の美
容専門家により、下記基準により官能評価した結果を表
３に示す。
【００２４】◎ ： 非常に良く隠れている ○ ： 隠れている △ ： 素顔と同程度 × ： かえって目立つ
【００２５】
【表３】
Claims (2)
- 【請求項１】 平均の厚みが０．１μｍ〜２μｍ、平均
の大きさが１〜３０μｍで、アスペクト比（平均直径÷
平均厚み）が５〜４０で、酸化珪素を９５．０％以上含
有し、且つＢＥＴ比表面積が３０ｍ2 ／g 〜０．１ｍ2
／g である薄片状酸化珪素を含むことを特徴とするシワ
隠し用メークアップ化粧料。 - 【請求項２】 薄片状酸化珪素の含有量がメークアップ
化粧料全量に対し、５〜９０重量％であることを特徴と
する請求項１記載のシワ隠し用メークアップ化粧料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6211454A JPH0873316A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | シワ隠し用メークアップ化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6211454A JPH0873316A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | シワ隠し用メークアップ化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0873316A true JPH0873316A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16606214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6211454A Pending JPH0873316A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | シワ隠し用メークアップ化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0873316A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5972359A (en) * | 1997-05-23 | 1999-10-26 | The Procter & Gamble Company | Skin care compositions and method of improving skin appearance |
| US5997890A (en) * | 1997-05-23 | 1999-12-07 | The Procter & Gamble Company | Skin care compositions and method of improving skin appearance |
| US6013270A (en) * | 1998-04-20 | 2000-01-11 | The Procter & Gamble Company | Skin care kit |
| US6174533B1 (en) | 1997-05-23 | 2001-01-16 | The Procter & Gamble Company | Skin care compositions and method of improving skin appearance |
| EP1032352B2 (en) † | 1997-11-10 | 2009-05-13 | The Procter & Gamble Company | Skin care compositions and method of improving skin appearance |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04145011A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-19 | Asahi Glass Co Ltd | シリカ配合化粧品 |
| JPH0687720A (ja) * | 1992-09-08 | 1994-03-29 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 鱗片状のシリカを配合した化粧料 |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP6211454A patent/JPH0873316A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPH04145011A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-19 | Asahi Glass Co Ltd | シリカ配合化粧品 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |