JPH0870636A - 移植機 - Google Patents

移植機

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JPH0870636A
JPH0870636A JP23950994A JP23950994A JPH0870636A JP H0870636 A JPH0870636 A JP H0870636A JP 23950994 A JP23950994 A JP 23950994A JP 23950994 A JP23950994 A JP 23950994A JP H0870636 A JPH0870636 A JP H0870636A
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planting
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Tadashi Kondo
藤 忠 司 近
Hideo Nakajima
島 英 夫 中
Tadayuki Shinko
古 忠 之 新
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 苗載台(25)の前後移動などによって覆
土圧が変化するのを防止ぎ、覆土輪(33)の植深検出
に基づく植深調節により苗の植深を均一に維持させるも
のである。 [構成] トップリンク(16)及びロワリンク(1
0)を介して走行車(1)に植付ユニット(20)を昇
降自在に取付けると共に、覆土輪(33)を植付ユニッ
ト(20)に取付ける移植機において、前記トップリン
ク(16)を伸縮させて植深調節を行う植深検出手段を
覆土輪(33)によって形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圃場における野菜苗の
植付け等の対地作業を行う移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特願平6−95765号明細書に
示す如く、トラクタで構成する走行車に、野菜苗の移植
機を装備させ、野菜の苗を圃場面に連続的に植付ける技
術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、走行
車と植付ユニットの連結部を支点にして植付ユニットを
上下させて畝に追従させていたから、苗載台の前後移動
などによって覆土圧が変化し易く、苗の植深が不均一に
なる等の問題があった。また前記従来技術は、鎮圧輪を
センサとして畝に追従させるように植付ユニットを昇降
させるが、複数組の植付ユニットを並設させる場合、苗
植え可能範囲内で深植え(または浅植え)となる植付ユ
ニットを基準に植深調節が行われると、他の植付ユニッ
トの植深が苗の活着限度以上に浅植え(または深植え)
になり易いと共に、複数組の植付ユニットのいずれかが
苗植え限度以上に深植えとなっても作業が継続される
と、過度の深植え作業によって植付ユニットが損傷し易
い等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、トッ
プリンク及びロワリンクを介して走行車に植付ユニット
を昇降自在に取付けると共に、覆土輪を植付ユニットに
取付ける移植機において、前記トップリンクを伸縮させ
て植深調節を行う植深検出手段を覆土輪によって形成し
たもので、苗載台の前後移動などによって覆土圧が変化
するのを容易に防止し得、覆土輪の植深検出に基づく植
深調節により苗の植深を容易に均一維持し得るものであ
る。
【0005】また、トップリンク及びロワリンクを介し
て走行車に植付ユニットを昇降自在に取付けると共に、
鎮圧輪並びに覆土輪を植付ユニットに取付ける移植機に
おいて、前記トップリンクを伸縮させて植深調節を行う
植深検出手段を覆土輪によって形成すると共に、植付ユ
ニット昇降用の昇降シリンダを作動させる昇降センサと
して前記鎮圧輪を設けたもので、鎮圧輪の植付ユニット
下降検出により植付ユニット下降操作を行うだけで植付
ユニットを畝高さに追従させ得ると共に、走行車のピッ
チング動作などに対して覆土輪のトップリンク伸縮制御
により植付ユニットを畝に対して容易に平行支持し得る
ものである。
【0006】また、走行車に植付ユニットを昇降自在に
取付けると共に、鎮圧輪並びに覆土輪を植付ユニットに
取付ける移植機において、前記鎮圧輪及び覆土輪を連動
して昇降自在に植深レバーに連結させたもので、植付爪
の前後に接地させる鎮圧輪及び覆土輪を連動して支持高
さ調節し得、畝に対する植付ユニットの前後傾斜を低減
させて苗植深の均一維持を容易に図り得るものである。
【0007】また、複数組の植付ユニットを並設させる
と共に、苗の植付深さを変更させる植深調節手段を設け
る移植機において、苗植え可能範囲内での植付爪の植深
変化を検出する植深センサを設けると共に、前記植深セ
ンサを各植付ユニット毎に夫々取付け、各植付ユニット
の植深センサを直列に設けたもので、苗植え可能範囲内
で全ての植付ユニットが深植え(または浅植え)になっ
たときに浅植え側(または深植え側)に植深調節を行う
から、植深調節によって苗の活着限度以上に浅植え(ま
たは深植え)になるのを容易に防止し得、各植付け条の
植深を所定範囲内に保って多条植え作業を安全に行い得
るものである。
【0008】また、複数組の植付ユニットを並設させる
と共に、苗の植付深さを変更させる植深調節手段を設け
る移植機において、植付爪の植深が苗植え限度であるこ
とを検出する植深センサを設けると共に、各植付ユニッ
ト毎に前記植深センサを夫々設け、各植付ユニットの植
深センサを並列に設けたもので、全ての植付ユニットの
いずれも苗植え限度以上に深植えになるのを容易に防止
し得、過度の深植え作業による植付ユニットの損傷を防
いで安全に取扱い得るものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は植深制御回路図、図2は全体の側面図、図
3は同平面図、図4は同背面図である。図中(1)は作
業者が搭乗する走行車であるトラクタであり、走行ミッ
ションケース(2)両側に左右後輪(3)(3)を設
け、前記ミッションケース(2)上側に運転席(4)を
取付け、運転席(4)下面のミッションケース(2)上
面に油圧型昇降シリンダ(5)を配設させ、該シリンダ
(5)によって上下に揺動させる左右リフトアーム
(6)(6)を支点軸(7)に回転自在に軸支させると
共に、前記運転席(4)前方に操向ハンドル(8)を設
け、該ハンドル(8)前側のボンネット(図示省略)両
側に補充苗載せ用の左右予備苗台(図示省略)を配設さ
せる。なお、従来のトラクタと同様に、前記ボンネット
にエンジンを内設させ、ボンネット両側下方に左右前輪
を装設し、前輪及び後輪(3)をエンジンによって駆動
して前後進させると共に、操向ハンドル(8)によって
前輪を方向転換させて走行進路を変更するように構成し
ている。また左右一対の走行クローラを装設させた車体
によって走行車を構成してもよいと共に、走行進路を自
動的に検出する操向センサと、前輪を方向転換させるア
クチュエータと、操向センサの検出結果に基づきアクチ
ュエータを作動させるコントローラを設け、操向センサ
によって検出する畦などに沿って自動的に走行させる自
動操向機能を持たせることも行える。
【0010】さらに、図5乃至図7に示す如く、前記ミ
ッションケース(2)後側に左右一対の支点板(9)前
端側をボルト止め固定させ、支点板(9)にロワリンク
(10)前端の軸(11)を回転自在に連結させ、軸
(11)を中心にロワリンク(10)後端側を上下に揺
動させると共に、T形のギヤケース(12)を左右ロワ
リンク(10)後端にヒッチフレーム(13)を介して
固定させ、ロワリンク(10)及びヒッチフレーム(1
3)にリフトリンク(14)を介してリフトアーム
(6)を連結させる。また、前記ロワリンク(10)に
リンクフレーム(15)下端を連結させ、トップリンク
を形成する油圧型リンクシリンダ(16)及びピストン
ロッド(17)を介してミッションケース(2)のリン
クヒンジ(18)にリンクフレーム(15)上端を連結
させると共に、前記ロワリンク(10)の中間下側縁に
四角筒形のツールバー(19)を溶接固定させ、前記ツ
ールバー(19)の両端を左右方向に延設させ、左右後
輪(4)(4)の間に略水平にツールバー(19)を横
架させる。
【0011】さらに、図2、図3、図4、図8に示す如
く、前記ツールバー(21)を介して装設させる左右一
対の植付ユニット(20)(20)によって2条植え移
植部(21)を構成するもので、ユニットフレーム(2
2)と、該フレーム(22)に上下レール(23)(2
4)を介して前後方向に往復摺動させる苗載台(25)
と、苗載台(25)上面の苗トレイ(26)から1株分
のポット苗を取出す箸形取出爪(27)と、該取出爪
(27)からポット苗を受取って圃場面に植付けるホッ
パ形植付爪(28)と、植付爪(28)の苗植付部前方
の圃場面を鎮圧する鎮圧輪である均平ローラ(29)
と、植付爪(28)の苗植付部に相当する位置の畝(3
0)上面を切開するカッタ(31)と、該カッタ(3
1)と前記ローラ(29)間に設ける均平板(32)
と、植付爪(28)によって植付けられたポット苗の覆
土を行う覆土輪である左右一対の培土ローラ(33)
(33)と、植付ミッションケース(34)と、植付爪
駆動ケース(35)(36)(37)を前記各植付ユニ
ット(23)(23)に夫々備えている。
【0012】そして、前記植付ミッションケース(3
4)から各駆動部に駆動力を伝え、取出爪(27)及び
植付爪(28)を所定軌跡上で苗取出及び苗植付の各動
作を夫々行わせると共に、苗載台(25)の前後方向往
復移動による苗横送り並びに苗載台(25)傾斜下端側
への苗トレイ(26)移動による苗縦送りの各動作を夫
々行わせ、所定植付け間隔でポット苗を圃場面に連続的
に植付けるように構成している。
【0013】さらに、図3、図7に示す如く、前記ツー
ルバー(19)に締結板(38)をボルト(39)によ
って摺動自在に取付け、締結板(38)を左右摺動させ
てオフセット位置調節を行うと共に、前記締結板(3
8)に軸受筒体(40)を溶接固定させ、前記筒体(4
0)に前記ユニットフレーム(22)の一部を構成する
ヒッチ板(41)を回転自在に取付けると共に、左右の
軸受筒体(40)(40)間に前記植付ミッションケー
ス(34)を回転自在に挾持させるもので、前記ツール
バー(19)と略平行な同一直線上に前記ギヤケース
(12)と前記軸受筒体(40)…を配置させ、PTO
横軸(42)をギヤケース(12)及び軸受筒体(4
0)…に回転自在に軸支させ、前記走行ミッションケー
ス(2)後面に突出させるPTO軸(43)に自在継手
軸(44)を介してPTO横軸(42)を連動連結さ
せ、トラクタ(1)のエンジン出力をPTO横軸(4
2)に伝え、植付ミッションケース(34)内部にPT
O横軸(42)からのPTO駆動力を伝えるように構成
している。
【0014】さらに、前記ツールバー(21)と平行に
設けるレール(45)をリンクフレーム(15)に固定
させ、前記軸受筒体(40)に設ける規制バー(46)
上端のローラ(47)を前記レール(45)に移動自在
に係入させ、前記リンクフレーム(15)と規制バー
(46)を連動リンク(48)によって連結させ、リン
クシリンダ(16)のピストンロッド(17)出入によ
りPTO横軸(42)軸芯を中心にユニットフレーム
(22)を上下に揺動させると共に、左右2条分の締結
板(38)をスライドフレーム(49)及び間隔調節シ
ャフト(50)によって連結させ、ツールバー(19)
とスライドフレーム(49)を油圧型スライドシリンダ
(51)及びピストンロッド(52)によって連結さ
せ、ピストンロッド(52)の出入によって左右植付ユ
ニット(20)(20)を左右に摺動移動させ、前記ピ
ストンロッド(52)の伸縮動作により、左右植付ユニ
ット(20)(20)を同時に同一方向にオフセット位
置調節できるように構成している。
【0015】さらに、前記トラクタ(1)機体にユニッ
トフレーム(22)前側をバネ(53)によって連結さ
せ、ハンドル(54)操作によって高さ調節するゲージ
輪(55)を左右ユニットフレーム(22)(22)後
側の連結材(56)に設け、ユニットフレーム(22)
に植付ミッションケース(34)を固定させると共に、
植付ミッションケース(34)に出力軸(57)を介し
て前記植付爪駆動ケース(35)を上下に揺動自在に取
付け、該駆動ケース(35)にセンサフレーム(58)
前端を固定させ、前後方向に延設させるセンサフレーム
(58)前端側に平行リンク(59)(59)を介して
均平フレーム(60)を設け、該フレーム(60)に均
平アーム(61)を介して均平ローラ(29)を取付け
る。また、前記センサフレーム(58)後端側に支点軸
(62)を介して覆土アーム(63)前端を回転自在に
連結させ、前後方向に延設させる覆土アーム(63)中
間に培土ローラ(33)を設けると共に、前記平行リン
ク(59)と覆土アーム(63)をロッド(65)によ
って連結させ、覆土アーム(63)後端の植深レバー
(66)に前記リンク(59)及びアーム(63)を連
結させ、植深レバー(66)操作により各ローラ(2
9)(33)を同時に同一方向に昇降させて植付爪(2
8)に対する支持高さを変更させるように構成してい
る。また、前記センサフレーム(58)中間にアーム
(67)を介して畝センサ(68)とガイドローラ(6
9)を取付ける。
【0016】さらに、図1、図9に示す如く、植深セン
サである下げスイッチ(69)と上げスイッチ(70)
と上端スイッチ(71)を設け、ロッド(72)を介し
てセンサフレーム(58)に連結させるセンサアーム
(73)によって各スイッチ(69)(70)(71)
を作動させると共に、ローラ(33)の覆土圧を変更さ
せる植深感度レバー(74)を取付ける。また、前記リ
フトアーム(6)の昇降動作を検出するリフトセンサ
(75)を設け、自動スイッチ(76)を介してリフト
センサ(75)と各スイッチ(69)〜(71)とオン
遅延型タイマ(77)(77)をリンクシリンダ(1
6)の電磁型リンクバルブ(78)に接続させると共
に、左右植付ユニット(20)(20)の各スイッチ
(69)(69)及び(70)(70)を直列に接続さ
せ、また各ユニット(20)(20)の各スイッチ(7
1)(71)を並列に接続させる。
【0017】上記から明らかなように、トップリンクで
あるリンクシリンダ(16)及びロワリンク(10)を
介して走行車であるトラクタ(1)に植付ユニット(2
0)を昇降自在に取付けると共に、覆土輪である培土ロ
ーラ(33)を植付ユニット(20)に取付ける移植機
において、前記リンクシリンダ(16)を伸縮させて植
深調節を行う植深検出手段を前記ローラ(33)によっ
て形成する。また、鎮圧輪である均平ローラ(29)並
びに培土ローラ(33)を植付ユニット(20)に取付
ける移植機において、前記リンクシリンダ(16)を伸
縮させて植深調節を行う植深検出手段を培土ローラ(3
3)によって形成すると共に、植付ユニット(20)昇
降用の昇降シリンダ(5)を作動させる昇降センサとし
て前記均平ローラ(29)を設ける。また、前記均平ロ
ーラ(29)及び培土ローラ(33)を連動して昇降自
在に植深レバー(66)に連結させている。また、複数
組の植付ユニット(20)…を並設させると共に、苗の
植付深さを変更させる植深調節手段であるリンクシリン
ダ(16)を設ける移植機において、苗植え可能範囲内
での植付爪(28)の植深変化を検出する植深センサで
ある下げ及び上げスイッチ(69)(70)を設けると
共に、前記各スイッチ(69)(70)を各植付ユニッ
ト(20)毎に夫々取付け、各植付ユニット(20)の
スイッチ(69)(70)を直列に設ける。また、植付
爪(28)の植深が苗植え限度であることを検出する植
深センサである上端スイッチ(71)を設けると共に、
各植付ユニット(20)毎に前記スイッチ(71)を夫
々設け、各植付ユニット(20)のスイッチ(71)を
並列に設けている。
【0018】さらに、図1に示す如く、自動スイッチ
(76)を介してリフトセンサ(75)と左右畝センサ
(68)(68)をスライドシリンダ(51)の電磁型
スライドバルブ(79)に接続させ、畝(30)の左右
折曲に対してスライドシリンダ(51)を自動制御する
と共に、スライドシリンダ(51)を手動させるトグル
スイッチ型手動スイッチ(80)と、リンクシリンダ
(16)を手動させるトグルスイッチ型手動スイッチ
(81)を設けている。
【0019】さらに、図11に示す如く、前記昇降シリ
ンダ(5)のバルブ(82)に昇降センサワイヤ(8
3)を介して右の均平ローラ(29)の均平アーム(6
1)を連結させ、左の均平ローラ(29)の均平アーム
(61)と連係アーム(84)をワイヤ(85)によっ
て連結させ、該アーム(84)及びワイヤ(85)を介
して左の均平ローラ(29)を昇降センサワイヤ(8
3)に連結させ、左右均平ローラ(29)(29)のい
ずれか一方の上昇動作によってバルブ(82)を介して
昇降シリンダ(5)を上昇作動させ植付ユニット(2
0)を所定高さに持上げるように構成している。
【0020】さらに、図12、図13に示す如く、トラ
クタ(1)のエンジン出力を継断させる主クラッチペダ
ル(86)をトラクタ(1)に設けると共に、ペダル
(86)をクラッチ切位置に固定させるロックレバー
(87)を設け、クラッチ切位置のペダル(86)の係
合板(88)にレバー(87)の係合板(89)を係止
させ、ペダル(86)を切位置に支持させて苗載台(2
5)への苗継ぎ作業を行う一方、プッシュボタン(9
0)を押してピン(91)をガイド(92)のノッチか
ら離脱させて各係合板(88)(89)の係合を解除さ
せ、苗植え作業を再開させるもので、ペダル(86)の
クラッチ切によってトラクタ(1)及び植付ユニット
(20)を停止させ、かつクラッチ入によって再開させ
るから、停止及び再開によって苗株間が変化することが
ない。従来のようにペダル(86)を入状態でトラクタ
(1)走行変速を中立として停車させ、苗植ユニットク
ラッチ切によって植付ユニット(20)を停止させて苗
継ぎを行うことにより、植付爪が上部停止機構の作用に
よって上方所定位置まで移動して停止するから、再開に
よって苗株間が変化する不具合があったが、これを解消
できるものである。
【0021】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、トップリンク(16)及びロワリンク(10)を介
して走行車(1)に植付ユニット(20)を昇降自在に
取付けると共に、覆土輪(33)を植付ユニット(2
0)に取付ける移植機において、前記トップリンク(1
6)を伸縮させて植深調節を行う植深検出手段を覆土輪
(33)によって形成したもので、苗載台(25)の前
後移動などによって覆土圧が変化するのを容易に防止で
き、覆土輪(33)の植深検出に基づく植深調節により
苗の植深を容易に均一維持できるものである。
【0022】また、トップリンク(16)及びロワリン
ク(10)を介して走行車(1)に植付ユニット(2
0)を昇降自在に取付けると共に、鎮圧輪(29)並び
に覆土輪(33)を植付ユニット(20)に取付ける移
植機において、前記トップリンク(16)を伸縮させて
植深調節を行う植深検出手段を覆土輪(33)によって
形成すると共に、植付ユニット(20)昇降用の昇降シ
リンダ(5)を作動させる昇降センサとして前記鎮圧輪
(29)を設けたもので、鎮圧輪(29)の植付ユニッ
ト(20)下降検出により植付ユニット(20)下降操
作を行うだけで植付ユニット(20)を畝(30)高さ
に追従させることができると共に、走行車(1)のピッ
チング動作などに対して覆土輪(33)のトップリンク
(16)伸縮制御により植付ユニット(20)を畝(3
0)に対して容易に平行支持できるものである。
【0023】また、走行車(1)に植付ユニット(2
0)を昇降自在に取付けると共に、鎮圧輪(29)並び
に覆土輪(33)を植付ユニット(20)に取付ける移
植機において、前記鎮圧輪(29)及び覆土輪(33)
を連動して昇降自在に植深レバー(66)に連結させた
もので、植付爪(28)の前後に接地させる鎮圧輪(2
9)及び覆土輪(33)を連動して支持高さ調節でき、
畝(30)に対する植付ユニット(20)の前後傾斜を
低減させて苗植深の均一維持を容易に図ることができる
ものである。
【0024】また、複数組の植付ユニット(20)を並
設させると共に、苗の植付深さを変更させる植深調節手
段(16)を設ける移植機において、苗植え可能範囲内
での植付爪(28)の植深変化を検出する植深センサ
(69)(70)を設けると共に、前記植深センサ(6
9)(70)を各植付ユニット(20)毎に夫々取付
け、各植付ユニット(20)の植深センサ(69)(7
0)を直列に設けたもので、苗植え可能範囲内で全ての
植付ユニット(20)が深植え(または浅植え)になっ
たときに浅植え側(または深植え側)に植深調節を行う
から、植深調節によって苗の活着限度以上に浅植え(ま
たは深植え)になるのを容易に防止でき、各植付け条の
植深を所定範囲内に保って多条植え作業を安全に行うこ
とができるものである。
【0025】また、複数組の植付ユニット(20)を並
設させると共に、苗の植付深さを変更させる植深調節手
段(16)を設ける移植機において、植付爪(28)の
植深が苗植え限度であることを検出する植深センサ(7
1)を設けると共に、各植付ユニット(20)毎に前記
植深センサ(71)を夫々設け、各植付ユニット(2
0)の植深センサ(71)を並列に設けたもので、全て
の植付ユニット(20)のいずれも苗植え限度以上に深
植えになるのを容易に防止でき、過度の深植え作業によ
る植付ユニット(20)の損傷を防いで安全に取扱うこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】植深制御回路図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】同背面図。
【図5】ツールバー部の側面図。
【図6】同部の平面図。
【図7】同部の背面図。
【図8】植付ユニットの側面図。
【図9】センサフレーム部の側面図。
【図10】植付ユニットの平面説明図。
【図11】均平ローラ部の説明図。
【図12】トラクタ装着平面図。
【図13】主クラッチペダル部の側面図。
【符号の説明】
(1) トラクタ(走行車) (5) 昇降シリンダ (10) ロワリンク (16) リンクシリンダ(トップリンク) (20) 植付ユニット (28) 植付爪 (29) 均平ローラ(鎮圧輪) (33) 培土ローラ(覆土輪) (66) 植深レバー (69) 下げスイッチ(植深センサ) (70) 上げスイッチ(植深センサ) (71) 上端スイッチ(植深センサ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップリンク及びロワリンクを介して走
    行車に植付ユニットを昇降自在に取付けると共に、覆土
    輪を植付ユニットに取付ける移植機において、前記トッ
    プリンクを伸縮させて植深調節を行う植深検出手段を覆
    土輪によって形成したことを特徴とする移植機。
  2. 【請求項2】 トップリンク及びロワリンクを介して走
    行車に植付ユニットを昇降自在に取付けると共に、鎮圧
    輪並びに覆土輪を植付ユニットに取付ける移植機におい
    て、前記トップリンクを伸縮させて植深調節を行う植深
    検出手段を覆土輪によって形成すると共に、植付ユニッ
    ト昇降用の昇降シリンダを作動させる昇降センサとして
    前記鎮圧輪を設けたことを特徴とする移植機。
  3. 【請求項3】 走行車に植付ユニットを昇降自在に取付
    けると共に、鎮圧輪並びに覆土輪を植付ユニットに取付
    ける移植機において、前記鎮圧輪及び覆土輪を連動して
    昇降自在に植深レバーに連結させたことを特徴とする移
    植機。
  4. 【請求項4】 複数組の植付ユニットを並設させると共
    に、苗の植付深さを変更させる植深調節手段を設ける移
    植機において、苗植え可能範囲内での植付爪の植深変化
    を検出する植深センサを設けると共に、前記植深センサ
    を各植付ユニット毎に夫々取付け、各植付ユニットの植
    深センサを直列に設けたことを特徴とする移植機。
  5. 【請求項5】 複数組の植付ユニットを並設させると共
    に、苗の植付深さを変更させる植深調節手段を設ける移
    植機において、植付爪の植深が苗植え限度であることを
    検出する植深センサを設けると共に、各植付ユニット毎
    に前記植深センサを夫々設け、各植付ユニットの植深セ
    ンサを並列に設けたことを特徴とする移植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015116133A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 ヤンマー株式会社 歩行型移植機
CN107621634A (zh) * 2017-10-27 2018-01-23 河南科技大学 一种钵苗移栽栽深监测系统及方法
JP2019208409A (ja) * 2018-06-01 2019-12-12 株式会社クボタ 作業機

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