JPH0870430A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

Info

Publication number
JPH0870430A
JPH0870430A JP22604094A JP22604094A JPH0870430A JP H0870430 A JPH0870430 A JP H0870430A JP 22604094 A JP22604094 A JP 22604094A JP 22604094 A JP22604094 A JP 22604094A JP H0870430 A JPH0870430 A JP H0870430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
picture
data
video
display
speed reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22604094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3263885B2 (ja
Inventor
Kenji Tomizawa
健二 富沢
Shuichi Nagano
秀一 長野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP22604094A priority Critical patent/JP3263885B2/ja
Priority to DE69533322T priority patent/DE69533322T2/de
Priority to DE69535043T priority patent/DE69535043T2/de
Priority to EP99200758A priority patent/EP0952736B1/en
Priority to EP95302127A priority patent/EP0676894B1/en
Priority to DE69524658T priority patent/DE69524658T2/de
Priority to EP99200755A priority patent/EP0933937B1/en
Priority to CNB981183190A priority patent/CN1169148C/zh
Priority to CN95104571A priority patent/CN1080063C/zh
Priority to KR1019950008253A priority patent/KR100384614B1/ko
Publication of JPH0870430A publication Critical patent/JPH0870430A/ja
Priority to US08/834,099 priority patent/US6061496A/en
Priority to US09/007,528 priority patent/US5970205A/en
Priority to CN98118320A priority patent/CN1114202C/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP3263885B2 publication Critical patent/JP3263885B2/ja
Priority to KR1020020052437A priority patent/KR100384613B1/ko
Priority to KR1020020052438A priority patent/KR100384612B1/ko
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速再生時の視認性を向上させ、ユーザーの
サーチ目的ポイントの発見を容易化し、使用性を向上さ
せる。 【構成】 圧縮映像データ(I,P,ピクチャー)が混
在されて記録されているディスクに対して、映像再生出
力を行なうことができる再生装置において高速再生動作
制御手段と、映像出力制御手段を備える。高速再生動作
制御手段は、高速再生動作時に、ディスクから第1のピ
クチャーデータを読み出す動作と、トラックジャンプを
繰り返して実行させる。映像出力制御手段は、高速再生
動作によって順次読み出されてくるIピクチャーデータ
をそれぞれ縮小処理し、この縮小画像データを順に所定
の表示領域G1 〜G9 に割り当てて生成した表示画像デ
ータを出力することができるようにする。これにより、
表示画面上では高速再生動作により再生された映像がそ
れぞれ分割画像として各表示領域に順番に表示されてい
くようにする。また、高速再生時において同時に音声デ
ータ出力も実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオCD等、映像デ
ータを記録したディスクを再生することのできる再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD−DAやビデオCDなど、いわゆる
ROMタイプの多様なディスクメディアが普及してい
る。CD−DAではデジタル音声データを記録して音楽
等を高音質で楽しめるようにされており、またこのCD
−DAの一種としてサブコードデータ内に静止画像デー
タも記録したCD−Gも知られている。さらにいわゆる
CD−ROMの一種としてデジタル音声データとともに
動画データを記録したビデオCDも開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオCD
においては、映像データは圧縮処理が施されたデータが
記録されているが、このデータとしては、1画像内で圧
縮符号化されていることにより単独で圧縮処理に対する
デコードを行なって1枚の画像を再生することが可能な
Iピクチャーデータと、Iピクチャーデータを用いなけ
ればデコードできないPピクチャーデータ、及びIピク
チャーデータとPピクチャーデータを用いなければデコ
ードできないBピクチャーデータが存在する。
【0004】通常再生時にはこれらI,P,Bピクチャ
ーをそれぞれデコードして動画の再生出力を行なうこと
になるが、FF(早送り)やREW(早戻し)などの高
速再生時には、ディスクから離散的にIピクチャーデー
タを抽出していって表示させていけばよい。例えば表示
画面上では図16のようにIピクチャーによる1枚の画
像が高速に切り換わっていくようにすればよい。
【0005】ただし、高速再生時の表示画面の視認性を
考慮すると、或るIピクチャーを表示してから、次のI
ピクチャーを表示するまでは或る程度時間をおかなけれ
ばならない。即ち、Iピクチャーを静止画のように1〜
2秒程度表示させながら順次切り換わっていくようにし
なければ、ユーザーは現在の再生位置をうまく把握でき
ない。
【0006】このため、1つのIピクチャーを表示させ
た後、すぐに次のIピクチャーがディスクから読み込め
ても、或る程度の時間はこれをデコードしないで待つと
いう処理が必要になり、デコーダの処理が複雑化する。
また、高速再生速度(サーチスピード)を速くした場合
は、1つのIピクチャーの表示期間を短くせざるを得
ず、視認性が低下したり、ユーザーが見たい場面、つま
りサーチ目的の場面を見逃してしまって、所望のサーチ
ポイントを通り過ぎてしまったりし、使用性が悪化して
しまう。
【0007】さらに高速再生時には、画面上だけみてい
ても、それがFF再生であるのかREW再生であるのか
が分かりにくいという問題もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、高速再生時の視認性を向上させ、ユーザー
のサーチ目的ポイントの発見を容易化し、使用性を向上
させることを目的とする。
【0009】このため、圧縮処理された映像データとし
て、単独で圧縮処理に対するデコード可能な第1のピク
チャーデータ(Iピクチャー)と、他のピクチャーデー
タを用いなければ圧縮処理に対するデコードを行なうこ
とができない第2のピクチャーデータ(Pピクチャー及
びBピクチャー)とが混在されて記録されているディス
クに対して、映像再生出力を行なうことができる再生装
置において、次のような高速再生動作制御手段と、映像
出力制御手段を備える。高速再生動作制御手段は、高速
再生動作時に、ディスクから第1のピクチャーデータを
読み出す動作と、トラックジャンプを繰り返して実行さ
せる。映像出力制御手段は、高速再生動作によって順次
読み出されてくる各第1のピクチャーデータをそれぞれ
縮小処理し、この縮小画像データを順に所定の表示領域
に割り当てて生成した表示画像データを出力することが
できるようにする。これにより、表示画面上では高速再
生動作により再生された映像がそれぞれ分割画像として
各表示領域に順番に表示されていくようにする。
【0010】また、この高速再生時において、ディスク
から第1のピクチャーデータを読み出す動作期間に読み
出された音声データについてデコードを行ない、表示画
像データ出力とともに音声データ出力も実行するように
する。
【0011】
【作用】高速再生時に表示させる各ピクチャーデータを
縮小画像とし、画面上で所定の領域に別れて順番に表示
されていくようにすれば、サーチ速度が高速化されても
1枚の画像(場面)の表示期間を長くすることができ、
視認性は格段に向上する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例としてビデオCDとC
D−DA(デジタルオーディオCD及びCD−G)につ
いて映像/音声の再生が可能とされた再生装置を説明す
る。まず、ビデオCDのデータ構造について説明する。
【0013】ビデオCD規格は、高能率符号化技術とし
て標準化されたMPEG方式を応用し、CD−ROMデ
ィスクから60分以上の動画像及び音声を再生すること
ができるようにしたものである。これにより音楽、映
画、カラオケなどの家庭用ソフトウエアとして有用であ
るとともに、さらに、静止画も組み合わせて教育ソフ
ト、電子出版ソフト、ゲームソフトなどにも対応可能と
される。このビデオCDでは、動画データについてはM
PEG方式でデータ圧縮するとともに、この動画データ
を圧縮したオーディオデータに多重化して記録してい
る。さらに、所定の領域には再生に必要な管理データが
記録されている。図12にビデオCD(XA仕様)のデ
ータのフォーマットを示している。
【0014】画像とオーディオの記録フォーマットとし
ては、図12からわかるようにビデオデータに1.152Mbi
t/秒、オーディオデータに64Kbit/秒〜384Kbit /秒が
割り当てられている。ビデオデータ(動画)の画素寸法
は、NTSC信号(29.97Hz)及びフィルム(23.976Hz)の
場合は352×240画素、PAL信号(25Hz)の場合は
352×288画素となり、即ち図14のようになる。
また、静止画の画素数としてはNTSCの場合、標準レ
ベルで352×240画素、高精細レベルで704×4
80画素とされ、PALの場合、標準レベル352×2
88画素、高精細レベルで704×576画素とされ
る。
【0015】MPEG方式によるビデオデータ(動画)
の圧縮符号化は次のように行なわれる。圧縮前の映像信
号をNTSC方式とすると、このNTSC方式の場合1
秒間が30フレームの映像信号により構成される。MP
EG方式では、各映像信号(1フレーム)に対して平面
方向にブロック分け(横22ブロック分割、縦15ブロ
ック分割で、330ブロック)を行ない、各ブロックの
データをDCT変換し、さらにビット数を減らすために
再量子化を行なう(高域成分を0にする)。そして、ブ
ロックを1フレームの画面左上となるブロックからジグ
ザグとなるようにブロック順を並び代え、ランレングス
コーディングを行なってさらにビット数の圧縮を行なう
ようにしている。
【0016】このように圧縮処理される映像信号の各フ
レームについては、その時間的に前後となるフレームで
は映像情報として非常に似たものであり、これを利用し
てさらに情報の圧縮が行なわれ、圧縮度の異なる3種類
の映像データ(1フレームの映像データ)が設けられ
る。これらは、Iピクチャー(Intra Picture) 、Pピク
チャー(Predicated Picture),Bピクチャー(Bidirecti
onari Picture)と呼ばれる。
【0017】そして、1秒間についての30枚の各フレ
ームついて、一般的には図13(a)のようにIピクチ
ャー,Pピクチャー,Bピクチャーが並ぶことになる。
例えばこの場合、15フレーム間隔のフレームがIピク
チャーI1 ,I2 とされ、また、8枚のPピクチャーP
1 〜P8 、及び20枚のBピクチャーB1 〜B20がそれ
ぞれ図示のように配置される。あるIピクチャーから次
のIピクチャーの前のフレームに至る区間をGOP(Gr
oup of Picture)と呼ぶ。
【0018】Iピクチャーは上記したようにDCT変換
により符合化された正規の画像データである。Pピクチ
ャーは図13(b)のように、最も近いIピクチャー又
はPピクチャーから、動き補償を用いて符号化されて生
成される。例えばPピクチャーP1 はIピクチャーI1
を用いて、また、PピクチャーP2 はPピクチャーP1
を用いて生成される。このため、PピクチャーはIピク
チャーより圧縮されたものとなる。なお、順次前のIピ
クチャー又はPピクチャーから生成するため、エラーが
生ずると、エラーが伝搬してしまうことになる。
【0019】Bピクチャーは、図13(c)のように過
去及び未来の両方のIピクチャー又はPピクチャーを用
いて生成される。例えばBピクチャーB1 ,B2 はIピ
クチャーI1 とPピクチャーP1 を用いて生成され、B
ピクチャーB3 ,B4 はPピクチャーP1 とPピクチャ
ーP2 を用いて生成される。Bピクチャーは最も圧縮さ
れたデータとなる。また、データ生成レファレンスとは
ならないため、エラーが伝搬されることはない。
【0020】MPEGのアルゴリズムでは、Iピクチャ
ーの位置や同期を選択することが許されており、この選
択はランダムアクセス度やシーンカット等の事情から決
定される。例えばランダムアクセスを重視すれば、図1
3(a)のように少なくとも1秒間に2枚のIピクチャ
ーが必要となる。さらに、Pピクチャー、Bピクチャー
の頻度も選択可能であり、これはエンコード手段のメモ
リー容量などに応じて設定されるものである。
【0021】また、MPEG方式におけるエンコード手
段は、デコーダにおいて効率が良くなるようにの映像デ
ータストリームを再配置して出力するようにしている。
例えば図13(a)の場合において、表示すべきフレー
ム順序(デコーダ出力順序)は、図13(a)下部に示
したフレーム番号どおりとなるが、デコーダがBピクチ
ャーを再合成するためにBピクチャーより前時点でレフ
ァレンスとなるPピクチャーが必要となる。このためエ
ンコーダ側では、図13(d)のフレーム順序を図13
(e)のように並べ換えて、これを映像データストリー
ムとして伝送するようにしている。
【0022】MPEGのオーディオデータフォーマット
は 32kbit/秒〜448Kbit/秒までの広範囲な符号化速度に
対応している。ただし、ソフト簡易製作と高音質化を鑑
みてトラック2以降の動画については、224Kbit/秒とし
ている。標本化周波数はCD−DAと同様に44.1KHz で
ある。
【0023】さらに、ビデオCDにはビデオデータ、オ
ーディオデータの他に、これらの再生動作の各種コント
ロールを行なう管理データが記録される。即ち、CD−
DAと同様にTOC及びサブコードが記録されてトラッ
ク数、各トラックの開始位置(絶対時間)などが示され
ている。さらにビデオCDにはトラック1がビデオCD
データトラックとして用いられ、各種管理情報が記録さ
れる。
【0024】次にトラック構造として、例えば音楽など
において1曲の単位データとなるビデオデータ及びオー
ディオデータが記録されるトラックのデータ構造は図1
5(a)のようになる。CD−DAのようにトラックナ
ンバで検索することを想定し、1トラックの先頭には1
50セクタのポーズマージンがとられている。さらにポ
ーズマージンに続く15セクターはフロントマージン、
またトラックの最後の15セクターはリアマージンとし
て空データ領域とされる。
【0025】フロントマージンとリアマージンの間がM
PEGデータ領域とされる。MPEGデータ領域には、
図15(b)のように映像データとなるセクターVと音
声データとなるセクターAが平均して6:1の比率で配
置されるように、インターリーブにより時分割的に多重
化されて記録されることになる。
【0026】このようにビデオデータ及びオーディオデ
ータが記録されるビデオCDを再生することができ、さ
らに、オーディオデータのみが記録されるCD−DAや
CD−DA方式においてサブコードデータを用いて静止
画を記録したCD−Gについても再生を行なうことので
きる本実施例の再生装置のブロック図を図1に示す。
【0027】図1において30はディスクを示す。ディ
スク30としては、ビデオCD、CD−DA、CD−G
を装填できる。ローディングされたディスク30は、ス
ピンドルモータ33により回転駆動されるようにチャッ
キングされる。そしてそのディスク30は、スピンドル
モータ33によって回転されなが光学ヘッド34によっ
てレーザ光が照射され、その反射光によって情報が読み
取られる。
【0028】光学ヘッド34はレーザ出力手段としての
レーザダイオード、偏向ビームスプリッタや対物レンズ
等からなる光学系、及び反射光を検出するためのディテ
クタが搭載されている。対物レンズ34aは2軸機構3
4bによってディスク半径方向及びディスクに接離する
方向に変位可能に保持されている。また、35は光学ヘ
ッド34をディスク半径方向に駆動するスレッド機構を
示す。
【0029】再生動作によって、光学ヘッド34により
ディスクから検出された情報はRFアンプ36に供給さ
れる。RFアンプ36は供給された情報の演算処理によ
り、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォーカ
スエラー信号等を抽出する。そして、抽出された再生R
F信号はデコーダ部38に供給されEFM復調、エラー
訂正が行なわれる。またP,Qチャンネルサブコードデ
ータが取り出されてシステムコントローラ53に供給さ
れる。
【0030】また、トラッキングエラー信号、フォーカ
スエラー信号はサーボ回路37に供給される。サーボ回
路37は供給されたトラッキングエラー信号、フォーカ
スエラー信号や、システムコントローラ53からのトラ
ックジャンプ指令、シーク指令、スピンドルモータ33
の回転速度検出情報等により各種サーボ駆動信号を発生
させ、2軸機構34b及びスレッド機構35を制御して
フォーカス及びトラッキング制御を行ない、またスピン
ドルモータ33を一定線速度(CLV)に制御する。
【0031】39はCD−ROMデコーダである。再生
中のディスクがビデオCDなど、いわゆるCD−ROM
の範中に入るものである場合は、CD−ROMデコーダ
39はCD−ROMフォーマットに従ってデコード処理
を行なう。そして、CD−ROMデコーダ39によって
デコードされた信号のうち、再生動作に必要な管理情
報、即ちビデオCDにおいてトラック1を用いて記録さ
れている各種ディスク情報はシステムコントローラ53
のRAM53aに取り込まれる。
【0032】また、CD−ROMデコーダ39によって
デコードされたオーディオデータは、MPEGオーディ
オデコーダ40に供給される。MPEGオーディオデコ
ーダ40はオーディオRAM41を用いながら所定タイ
ミングでデコード及びデコードオーディオ信号出力を行
なう。さらに、CD−ROMデコーダ39によってデコ
ードされたビデオデータは、MPEGビデオデコーダ4
2に供給される。MPEGビデオデコーダ42はビデオ
RAM41を用いながら所定タイミングでデコード及び
デコードビデオ信号出力(RGB出力)を行なう。
【0033】44は再生されるディスクの種別に応じて
切り換えられるスイッチ部である。再生されているディ
スクがCD−DAであった場合は、その再生信号として
はデコーダ部38でEFM復調、CIRC等のデコード
処理されることでデジタルオーディオ信号が得られる。
CD−DA再生中には、システムコントローラ53はス
イッチ部44をt1 端子に接続させている。従ってデコ
ーダ部38からのデジタルオーディオ信号はD/A変換
器45でアナログオーディオ信号に変換され、オーディ
オ出力端子46から後段の増幅回路又はアンプなどの外
部機器に出力される。
【0034】また再生中のディスクがビデオCDであっ
た場合は、オーディオデータはMPEGオーディオデコ
ーダ40から得られる。ビデオCD再生中には、システ
ムコントローラ53はスイッチ部44をt2 端子に接続
させている。従ってMPEGオーディオデコーダ40か
らのデジタルオーディオ信号はD/A変換器45でアナ
ログオーディオ信号に変換され、オーディオ出力端子4
6から後段の増幅回路又はアンプなどの外部機器に出力
される。
【0035】ビデオCDの再生の際には、MPEGビデ
オデコーダ42の出力としてRGB映像データが得られ
る。このRGB映像データはD/A変換器47でRGB
アナログ信号とされる。そしてRGB/NTSCエンコ
ーダ48に供給され、RGB信号がNTSC方式のコン
ポジット映像信号に変換される。そしてスイッチ部49
のt2 端子に供給される。
【0036】ビデオCD再生中には、システムコントロ
ーラ53はスイッチ部49をt2 端子に接続させてお
り、従ってNTSC方式のコンポジット映像信号はOS
D処理部50を介してビデオ出力端子51からモニタ装
置等に供給され、映像出力が実行される。システムコン
トローラ53からの指示に基づくOSD処理部50の動
作により、出力映像に所定のスーパーインポーズ表示を
行なうことができる。
【0037】ところで、再生されるディスクがCD−D
Aであって、しかもそれがCD−Gであった場合は、サ
ブコードのR〜Wチャンネルから静止画像データが読み
出される。この静止画像データはCD−Gデコーダ52
に供給されてデコードされ、NTSC方式のコンポジッ
ト映像信号(静止画)として出力される。CD−DA再
生中には、スイッチ部49はt1 端子に接続され、従っ
てCD−Gから再生された映像信号はOSD処理部50
を介してビデオ出力端子51からモニタ装置等に供給さ
れ、映像出力が実行される。この場合もOSD処理部5
0により、出力映像に所定のスーパーインポーズ表示を
行なうことができる。
【0038】54はユーザー操作に供される操作入力部
であり、再生装置筺体上に設けられる再生キー、停止キ
ー、FFキー、REWキー、各種モード設定キーなどの
各種操作キーと、赤外線受信部(及びリモートコマンダ
ー)がこれに相当する。また、55は液晶パネルなどで
構成される表示部である。ディスク30から再生動作を
行なう際には、ディスク30に記録されている管理情
報、即ちTOCやサブコードデータが読み出され、シス
テムコントローラ53に供給されるが、システムコント
ローラ53はこれらの管理情報に応じて表示部55にト
ラックナンバや再生時間表示等を行なうことになる。
【0039】このような本実施例の再生装置において、
MPEGビデオデコーダ42はディスク30から読み出
した映像データのデコードのために、通常再生時には、
ビデオRAM43を図2(a)に示すように用いてい
る。
【0040】まず、CD−ROMデコーダ39から供給
された画像データ、即ちまだ圧縮処理が施されている1
枚のピクチャーデータを取り込む領域として圧縮データ
格納領域43aが設定される。また、圧縮処理に対する
デコードを行なったIピクチャー又はPピクチャーを格
納するためにI又はPピクチャー格納領域43b,43
cとして2画面分の領域が用意される。これは、Bピク
チャーをデコードする際に、IまたはPの2つのピクチ
ャーデータが必要なためである。そして、Bピクチャー
を格納するBピクチャー格納領域43dが用意される。
このような形態でビデオRAM43を用いながら、MP
EGビデオデコーダ42はI,P,Bピクチャーをデコ
ードして適正な表示出力順序に並び変えて出力していく
ことになる。
【0041】そして、FF又はREWという高速再生時
には、システムコントローラ53は光学ヘッド34から
の動作として、図3に模式的に示すような動作を実行さ
せる。高速再生時には、ディスク30から離散的にIピ
クチャーを抽出して、これを表示させるものである。こ
のため、図3のように通常再生動作を実行させてディス
ク30からIピクチャーを探し出す。そして、Iピクチ
ャーがみつかったらこれをMPEGビデオデコーダ42
でデコードさせるとともに、光学ヘッド34に数トラッ
クのトラックジャンプを実行させる。トラックジャンプ
を終了したら、また通常再生動作を実行させてIピクチ
ャーを探す。このような動作を繰り返すことでFF又は
REWの高速再生が実行させる。なお、トラックジャン
プはFF時にはディスク外周方向へのジャンプ、REW
時にはディスク内周方向へのトラックジャンプとなる。
【0042】ここで、本実施例ではFF/REWについ
ては、デコードしたIピクチャーをそのまま1画面とし
て出力することはせず、それぞれ読み取られたIピクチ
ャーを1/9の縮小画面として順次画面上の所定領域に
表示させていくようにしている。即ち、MPEGビデオ
デコーダ42は、接続されるモニタ装置の表示画面上で
図4のようにG1 〜G9 の表示領域が設定されて、順次
表示されていくような画像データを出力する。例えばF
F時には、最初に読み取られたIピクチャーがG1 領域
に表示され、次にIピクチャーが読み取られたら、G1
領域の表示はそのままで、そのIピクチャーがG2 領域
に表示される。さらに次のIピクチャーはG3 領域に表
示される、というように表示動作を行なう。つまり、G
1 →G2→G3 →G4 →G5 →G6 →G7 →G8 →G9
→G1 ・・・・というように、順次縮小されたIピクチャー
が表示されていく。また、例えばREW時には逆に、G
9 →G8 →G7 →G6 →G5 →G4 →G3→G2 →G1
→G9・・・・ というように、順次縮小されたIピクチャー
が表示されていくようにする。
【0043】このために、FF又はREWの高速再生時
には、ビデオRAM43の領域設定を図2(b)のよう
に変更する。圧縮データ格納領域43aはそのままであ
り、入力されたデコード前のデータが格納されるが、デ
コードするのはIピクチャーのみでよいため、1画面分
のIピクチャー格納領域43eが用意される。そして、
図4のように縮小画面の分割表示を行なうために、分割
表示用メモリ領域43fが用意される。この分割表示用
メモリ領域43fとしては、通常のI,P,Bピクチャ
ーの格納領域よりも2倍以上の領域を設定することが可
能となる。これはBピクチャーが不要であることで、B
ピクチャーデコードのための参照データとしての2枚の
I又はPピクチャーの格納領域が不要となること、及び
Iピクチャーのみのデコードは比較的小さいバッファ領
域で可能になるためである。
【0044】そして、この分割表示用メモリ領域43f
上で、デコードしたIピクチャーを1/9サイズに縮小
し、そのデータを所定の領域に貼り付けていくことで、
順次縮小画像を表示させていくことができる。NTSC
方式に対応したビデオCDの1画面の画像データの画素
数は、図12に示したように横352ドット×縦240
ラインである。これに対してMPEGビデオデコーダ4
2では、デコードしたIピクチャーについてドット数及
びライン数をそれぞれ1/3とすることで、1/9縮小
画像データを生成することができる。これを、分割表示
用メモリ領域43fにおいて、図4のG1 〜G9 のいづ
れかの領域に相当する位置に貼り付け、MPEGビデオ
デコーダ42はこの分割表示用メモリ領域43fに生成
された画像データを出力することになる。
【0045】FF及びREW時の具体的な動作について
以下説明していく。図5はFF時の表示状態、図6はF
F時のシステムコントローラ53及びMPEGビデオデ
コーダ42の処理を示す。なお、FF動作はユーザーが
FFキーを継続して押している間、実行されるものとす
る。操作部54においてユーザーがFFキーを押した場
合は、処理はステップF101からF102に進む。そしてビデ
オRAM43の領域設定を図2(a)の状態から図2
(b)の状態に変更する。つづいて変数nを1にセット
する(F103)。
【0046】そして、図3のようにまずディスク30の
再生動作を実行させ、Iピクチャーを読み取らせる(F10
4)。MPEGビデオデコーダ42にIピクチャーデータ
が供給され、これを適正にデコードできたら(F105)、そ
のデコードしたIピクチャーエータを1/9データサイ
ズに縮小し、分割表示用メモリ領域43f内で、表示領
域G(n) に相当する位置に貼り付ける。このときn=1
であるため、まず最初に読み取られたIピクチャーは、
分割表示用メモリ領域43f内でG1 相当位置に貼り付
けられ、従って接続されているモニタ装置上では図5
(a)に示すようにG1 領域に表示出力されることにな
る。
【0047】つづいて変数nをインクリメントし(F10
7)、n=10でなければそのまま、光学ヘッド34をF
F方向、つまりディスク外周側にトラックジャンプさせ
る(F110)。そして、そのままユーザーがFF操作を継続
していれば、トラックジャンプ後、ステップF104の処理
に戻り、即ち再生動作を実行させてIピクチャーを探
す。
【0048】次にディスク30から読み取られ、デコー
ドされたIピクチャーデータは、変数n=2となってい
るためステップF104〜F106の処理により、縮小されて分
割表示用メモリ領域43f内で、G2 領域に相当する位
置に貼り付けられる。従って、モニタ上では図5(b)
のようにG1 領域に前回のIピクチャーが表示されたま
ま、今回のIピクチャーがG2 領域に表示される。
【0049】以下、変数nがインクリメントされながら
ステップF104〜F110の処理が繰り返されることにより、
表示状態は、図5(b)→(c)→(d)→・・・・→
(e)のように変化していく。つまり、ディスク30か
ら順次読み出されたIピクチャーによる縮小画像が、G
1 〜G9 の各領域に順番に表示されていく。
【0050】図5(e)の状態となった時点では、ステ
ップF107でnがインクリメントされることでn=10と
なる。このためステップF108からF109に進んで変数nが
1にセットされる。そして、トラックジャンプ(F110)、
及び再生動作(F104)で、次に読み出されたIピクチャー
データはデコード及び縮小され、分割表示用メモリ領域
43f内で、表示領域G1 に相当する位置に貼り付け
る。つまり、G1 領域の表示データが書き換えられ、表
示は図5(f)のように変化する。さらに処理が継続さ
れると、次のIピクチャーによって分割表示用メモリ領
域43fでG2 領域の表示データが書き換えられ、表示
は図5(g)のようになる。以下、同様に各領域が順番
に書き換えられていく。
【0051】ユーザーがFFキーの押圧を止めた時点で
FF動作は終了される。つまりステップF112に進んで、
ビデオRAM43の領域設定が図2(a)の状態に戻さ
れ、通常再生動作が実行される。
【0052】次に、図7、図8でREW時の表示状態及
びシステムコントローラ53及びMPEGビデオデコー
ダ42の処理を説明する。なお、REW動作もユーザー
がREWキーを継続して押している間、実行されるもの
とする。操作部54においてユーザーがREWキーを押
した場合は、処理はステップF201からF202に進む。そし
てビデオRAM43の領域設定を図2(a)の状態から
図2(b)の状態に変更する。つづいて変数nを9にセ
ットする(F203)。
【0053】そして、図3のようにまずディスク30の
再生動作を実行させ、Iピクチャーを読み取らせる(F20
4)。MPEGビデオデコーダ42にIピクチャーデータ
が供給され、これを適正にデコードできたら(F205)、そ
のデコードしたIピクチャーエータを1/9データサイ
ズに縮小し、分割表示用メモリ領域43f内で、表示領
域G(n) に相当する位置に貼り付ける。このときn=9
であるため、まず最初に読み取られたIピクチャーは、
分割表示メモリ領域43f内でG9 相当位置に貼り付け
られ、従って接続されているモニタ装置上では図7
(a)に示すようにG9 領域に表示出力されることにな
る。
【0054】つづいて変数nをデクリメントし(F207)、
n=0でなければそのまま、光学ヘッド34をREW方
向、つまりディスク内周側にトラックジャンプさせる(F
210)。そして、そのままユーザーがREW操作を継続し
ていれば、トラックジャンプ後、ステップF204の処理に
戻り、即ち再生動作を実行させてIピクチャーを探す。
【0055】次にディスク30から読み取られ、デコー
ドされたIピクチャーデータは、変数n=8となってい
るためステップF204〜F206の処理により、縮小されて分
割表示用メモリ領域43f内で、G8 領域に相当する位
置に貼り付けられる。従って、モニタ上では図7(b)
のようにG9 領域に前回のIピクチャーが表示されたま
ま、今回のIピクチャーがG8 領域に表示される。
【0056】以下、変数nがデクリメントされながらス
テップF204〜F210の処理が繰り返されることにより、表
示状態は、図7(b)→(c)→(d)→・・・・→(e)
のように変化していく。つまり、ディスク30から順次
読み出されたIピクチャーによる縮小画像が、G9 〜G
1 の各領域に順番に表示されていく。
【0057】図7(e)の状態となった時点では、ステ
ップF207でnがデクリメントされることでn=0とな
る。このためステップF208からF209に進んで変数nが9
にセットされる。そして、トラックジャンプ(F210)、及
び再生動作(F204)で、次に読み出されたIピクチャーデ
ータはデコード及び縮小され、分割表示用メモリ領域4
3f内で、表示領域G9 に相当する位置に貼り付ける。
つまり、G9 領域の表示データが書き換えられ、表示は
図7(f)のように変化する。さらに処理が継続される
と、次のIピクチャーによって分割表示用メモリ領域4
3fでG8 領域の表示データが書き換えられ、表示は図
7(g)のようになる。以下、同様に各領域が順番に書
き換えられていく。
【0058】ユーザーがREWキーの押圧を止めた時点
でREW動作は終了される。つまりステップF212に進ん
で、ビデオRAM43の領域設定が図2(a)の状態に
戻され、通常再生動作が実行される。
【0059】本実施例において以上のようにFFサーチ
又はREWサーチが行なわれると、1つのサーチ画像
(1つのIピクチャー)の表示期間は、9枚分のサーチ
画像が表示されるまでの期間長となる。つまり、各画像
は例えば10秒以上などのかなり長い間表示が継続され
ていることになり、1つの場面に対するユーザーの視認
性は非常に向上される。これによってサーチ目的の箇所
を見落としてしまうこともない。また、従来のように1
枚の画像の視認性向上を鑑みて、読み出されたIピクチ
ャーについてデコードを待つというタイミング制御も必
ずしも必要ではなくなり、処理を簡易化することができ
る。
【0060】さらに、サーチ経過の場面を一度に見られ
るため、ユーザーは映像内容の把握も容易となり、サー
チ目的箇所も探しやすいものとなる。また、FF時とR
EW時で分割画像の表示進行順序(表示領域G1 〜G9
での出力順序)が逆としたため、画面を見ているだけ
で、それがFFサーチであるかREWサーチであるかが
判断できる。また、このような表示は視覚的に面白く、
再生装置の使用の際のユーザーの楽しみを増加させるこ
とにもなる。
【0061】なお、画面分割は9画面としたが、もちろ
ん他にも各種考えられる。図9はG1 〜G4 の4領域に
分割した例である。この場合、例えばFF時には1/4
縮小画像をG1 →G2 →G3 →G4 →G1・・・・と順番に
表示させ、またREW時にはG4 →G3 →G2 →G1
4 ・・・・と順番に表示させればよい。又は、FF時には
1 →G2 →G4 →G3 →G1 ・・・・と時計回り方向に順
番に表示させ、またREW時にはG4 →G2 →G1 →G
3 →G4 ・・・・と反時計回り方向に順番に表示させること
も考えられる。
【0062】図10はG1 〜G16の16領域に分割した
例である。この場合、例えばFF時には1/16縮小画
像をG1 →G2 →G3 →G4 →G5 →G6 →・・・・・・→G
15→G16→G1 ・・・・と順番に表示させ、またREW時に
はG16→G15→G14→G13→G12→G11→・・・・・・→G3
→G2 →G1 →G16 ・・・・と順番に表示させればよい。
または、この場合、G1 →G2 →G3 →G4 →G8 →G
12→G16→G15→G14→G13→G9 →G5 →G6 →G7
→G11→G10→G1 ・・・・・ というように時計回りの渦巻
き状に順番に表示させ、REW時にはこの逆回りに表示
させることなども考えられる。
【0063】さらに、図11は1/9縮小画像の領域サ
イズでG1 〜G8 の8領域を用いる場合である。例えば
FF時は時計回り方向に、REW時には反時計回り方向
に順番に表示させていくことが考えられる。
【0064】ところで、実施例において上述のようにF
F/REWサーチを実行している間は、通常再生とトラ
ックジャンプを繰り返すことになるため、そのIピクチ
ャーをみつけるための再生期間には、音声データを取り
込むことができる。図15に示したようにビデオセクタ
ーとオーディオセクターは時分割的に並んでいるため、
Iピクチャー再生までにオーディオセクター再生も可能
となる。通常、80msecの再生動作につき、少なく
ともオーディオセクターは1セクター読み出すことがで
きる。
【0065】そこで、このFF/REWサーチ時に、読
み出された音声データをMPEGオーディオデコーダ4
0でデコードさせ、音声として出力することができる。
この出力音声は、もちろんとぎれとぎれではあるが、通
常の再生ピッチの音声となる。このように音声も出力す
ることで、場面のサーチのガイドとすることもでき、ま
たトラックジャンプにおけるジャンプトラック数を少な
くした比較的低速の高速サーチ動作では、例えば映画を
記録したディスクなどを短時間で見るということも可能
になる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、高速再
生時に表示させる各ピクチャーデータを縮小画像とし、
画面上で所定の領域に別れて順番に表示されていくよう
にしているため、1つのサーチ画像(1つのIピクチャ
ー)の表示期間を長くすることができ、各サーチ画像に
対するユーザーの視認性は格段に向上されるという効果
がある。これによってサーチ目的の箇所を見落としてし
まうこともなくなり、またFF,REWの表示変化もわ
かり易く、使用性も向上される。また、サーチスピード
を高速化しても、視認性は阻害されず、軽快な操作感を
実現できるという効果もある。
【0067】さらに、サーチ経過の場面を一度に見られ
るため、ユーザーは映像内容の把握も容易となり、サー
チ目的箇所も探しやすいものとなる。また、FF時とR
EW時で分割画像の表示進行順序を変化させることで、
画面を見ているだけで、それがFFサーチであるかRE
Wサーチであるかが判断できるという効果もある。さら
に、視覚的に面白いサーチ画像により、再生装置の使用
の際のユーザーの楽しみを増加させることにもなる。
【0068】また、サーチ時に音声も同時に出力するこ
とにより、サーチのガイドとしたり、もしくはディスク
内容を短時間で視聴することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の再生装置のブロック図であ
る。
【図2】実施例によるビデオRAMの使用形態の説明図
である。
【図3】実施例の高速再生時の動作の説明図である。
【図4】実施例の高速再生時の縮小画像の表示領域の説
明図である。
【図5】実施例のFFサーチ時の表示状態の説明図であ
る。
【図6】実施例のFFサーチ時の処理のフローチャート
である。
【図7】実施例のREWサーチ時の表示状態の説明図で
ある。
【図8】実施例のREWサーチ時の処理のフローチャー
トである。
【図9】実施例の他の縮小画像表示領域の設定状態の説
明図である。
【図10】実施例の他の縮小画像表示領域の設定状態の
説明図である。
【図11】実施例の他の縮小画像表示領域の設定状態の
説明図である。
【図12】CD−ROMフォーマットの説明図である。
【図13】ビデオCDのビデオデータの説明図である。
【図14】ビデオCDの画像サイズの説明図である。
【図15】ビデオCDのトラック構造の説明図である。
【図16】従来の再生装置の高速再生時の表示状態の説
明図である。
【符号の説明】
30 ディスク 34 光学ヘッド 36 RFアンプ 38 デコーダ部 39 CD−ROMデコーダ 40 MPEGオーディオデコーダ 41 オーディオRAM 42 MPEGビデオデコーダ 43 ビデオRAM 48 RPG/NTSCエンコーダ 50 OSD処理部 51 ビデオ出力端子 53 システムコントローラ 54 操作部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】このように圧縮処理される映像信号の各フ
レームについては、その時間的に前後となるフレームで
は映像情報として非常に似たものであり、これを利用し
てさらに情報の圧縮が行なわれ、圧縮度の異なる3種類
の映像データ(1フレームの映像データ)が設けられ
る。これらは、Iピクチャー(Intra Picture) 、Pピク
チャー(Predicted Picture) ,Bピクチャー(Bidirecti
onally predicted Picture) と呼ばれる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、MPEG方式におけるエンコード手
段は、デコーダにおいて効率が良くなるように映像デー
タストリームを再配置して出力するようにしている。例
えば図13(a)の場合において、表示すべきフレーム
順序(デコーダ出力順序)は、図13(a)下部に示し
たフレーム番号どおりとなるが、デコーダがBピクチャ
ーを再合成するためにBピクチャーより前時点でレファ
レンスとなるPピクチャーが必要となる。このためエン
コーダ側では、図13(d)のフレーム順序を図13
(e)のように並べ換えて、これを映像データストリー
ムとして伝送するようにしている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】また、CD−ROMデコーダ39によって
デコードされたオーディオデータは、MPEGオーディ
オデコーダ40に供給される。MPEGオーディオデコ
ーダ40はオーディオRAM41を用いながら所定タイ
ミングでデコード及びデコードオーディオ信号出力を行
なう。さらに、CD−ROMデコーダ39によってデコ
ードされたビデオデータは、MPEGビデオデコーダ4
2に供給される。MPEGビデオデコーダ42はビデオ
RAM43を用いながら所定タイミングでデコード及び
デコードビデオ信号出力(RGB出力)を行なう。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】そして、図3のようにまずディスク30の
再生動作を実行させ、Iピクチャーを読み取らせる(F10
4)。MPEGビデオデコーダ42にIピクチャーデータ
が供給され、これを適正にデコードできたら(F105)、そ
のデコードしたIピクチャーデータを1/9データサイ
ズに縮小し、分割表示用メモリ領域43f内で、表示領
域G(n) に相当する位置に貼り付ける。このときn=1
であるため、まず最初に読み取られたIピクチャーは、
分割表示用メモリ領域43f内でG1 相当位置に貼り付
けられ、従って接続されているモニタ装置上では図5
(a)に示すようにG1 領域に表示出力されることにな
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】そして、図3のようにまずディスク30の
再生動作を実行させ、Iピクチャーを読み取らせる(F20
4)。MPEGビデオデコーダ42にIピクチャーデータ
が供給され、これを適正にデコードできたら(F205)、そ
のデコードしたIピクチャーデータを1/9データサイ
ズに縮小し、分割表示用メモリ領域43f内で、表示領
域G(n) に相当する位置に貼り付ける。このときn=9
であるため、まず最初に読み取られたIピクチャーは、
分割表示メモリ領域43f内でG9 相当位置に貼り付け
られ、従って接続されているモニタ装置上では図7
(a)に示すようにG9 領域に表示出力されることにな
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 30 ディスク 34 光学ヘッド 36 RFアンプ 38 デコーダ部 39 CD−ROMデコーダ 40 MPEGオーディオデコーダ 41 オーディオRAM 42 MPEGビデオデコーダ 43 ビデオRAM 48 RGB/NTSCエンコーダ 50 OSD処理部 51 ビデオ出力端子 53 システムコントローラ 54 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/30 H04N 7/133 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮処理された映像データとして、単独
    で圧縮処理に対するデコード可能な第1のピクチャーデ
    ータと、他のピクチャーデータを用いなければ圧縮処理
    に対するデコードを行なうことができない第2のピクチ
    ャーデータとが混在されて記録されているディスクに対
    して、映像再生出力を行なうことができる再生装置にお
    いて、 高速再生動作時に、ディスクから第1のピクチャーデー
    タを読み出す動作と、トラックジャンプを繰り返して実
    行させる高速再生動作制御手段と、 高速再生動作によって順次読み出されてくる各第1のピ
    クチャーデータをそれぞれ縮小処理し、縮小画像データ
    を順に所定の表示領域に割り当てて生成した表示画像デ
    ータを出力することができる映像出力制御手段を備え、 表示画面上では高速再生動作により再生された映像がそ
    れぞれ分割画像として各表示領域に順番に表示されてい
    くようにしたことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 前記高速再生時において、ディスクから
    第1のピクチャーデータを読み出す動作期間に読み出さ
    れた音声データについてデコードを行ない、表示画像デ
    ータ出力とともに音声データ出力も実行することを特徴
    とする請求項1に記載の再生装置。
JP22604094A 1994-04-06 1994-08-29 再生装置、再生方法 Expired - Fee Related JP3263885B2 (ja)

Priority Applications (15)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22604094A JP3263885B2 (ja) 1994-08-29 1994-08-29 再生装置、再生方法
DE69535043T DE69535043T2 (de) 1994-04-06 1995-03-30 Wiedergabe von Aufnahmemedien
EP99200758A EP0952736B1 (en) 1994-04-06 1995-03-30 Reproducing recording media
EP95302127A EP0676894B1 (en) 1994-04-06 1995-03-30 Reproducing recording media
DE69524658T DE69524658T2 (de) 1994-04-06 1995-03-30 Wiedergabe von Aufzeichnungsmedien
EP99200755A EP0933937B1 (en) 1994-04-06 1995-03-30 Reproducing recording media
DE69533322T DE69533322T2 (de) 1994-04-06 1995-03-30 Wiedergabe von Aufnahmemedia
CN95104571A CN1080063C (zh) 1994-04-06 1995-04-06 记录介质的再现方法及装置
CNB981183190A CN1169148C (zh) 1994-04-06 1995-04-06 记录介质的再现方法及装置
KR1019950008253A KR100384614B1 (ko) 1994-04-06 1995-04-06 기록매체재생방법및장치
US08/834,099 US6061496A (en) 1994-04-06 1997-04-14 System for recording and reproducing karaoke data
US09/007,528 US5970205A (en) 1994-04-06 1998-01-15 Method and apparatus for performing variable speed reproduction of compressed video data
CN98118320A CN1114202C (zh) 1994-04-06 1998-08-12 记录介质的再现方法及装置
KR1020020052437A KR100384613B1 (ko) 1994-04-06 2002-09-02 기록 매체 재생 방법 및 장치
KR1020020052438A KR100384612B1 (ko) 1994-04-06 2002-09-02 기록 매체 재생 방법 및 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22604094A JP3263885B2 (ja) 1994-08-29 1994-08-29 再生装置、再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0870430A true JPH0870430A (ja) 1996-03-12
JP3263885B2 JP3263885B2 (ja) 2002-03-11

Family

ID=16838842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22604094A Expired - Fee Related JP3263885B2 (ja) 1994-04-06 1994-08-29 再生装置、再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3263885B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0899666A1 (en) * 1997-08-25 1999-03-03 Sharp Kabushiki Kaisha Data processing apparatus and image processing apparatus displaying a catalog of different types of data in different manner
WO1999045708A1 (fr) * 1998-03-04 1999-09-10 Sony Corporation Dispositif de lecture de donnees video et methode afferente
KR20020069724A (ko) * 2001-02-27 2002-09-05 엘지전자 주식회사 디지털 영상 기록/재생 장치의 영상 데이터 관리방법
KR20040034132A (ko) * 2002-10-21 2004-04-28 주식회사 디지털앤디지털 타이틀 연상 이미지 표시장치
KR100474429B1 (ko) * 2001-12-28 2005-03-08 삼성전자주식회사 썸네일 탐색화면을 제공하는 동영상 재생장치 및 썸네일탐색화면 제공방법
KR100487330B1 (ko) * 2002-10-18 2005-05-03 엘지전자 주식회사 디지털 비디오의 썸네일 영상 생성 장치
KR100487374B1 (ko) * 2002-10-18 2005-05-03 엘지전자 주식회사 디지털 비디오의 썸네일 영상 생성 장치
KR100716215B1 (ko) * 2003-08-12 2007-05-10 주식회사 아이큐브 디지털 비디오 재생장치의 재생위치 이동 시스템
KR100883106B1 (ko) * 2007-04-03 2009-02-11 삼성전자주식회사 비디오 데이터 표시 방법 및 이를 이용하는 휴대 단말기
JPWO2011080878A1 (ja) * 2009-12-28 2013-05-09 パナソニック株式会社 画像再生装置及び表示装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0899666A1 (en) * 1997-08-25 1999-03-03 Sharp Kabushiki Kaisha Data processing apparatus and image processing apparatus displaying a catalog of different types of data in different manner
WO1999045708A1 (fr) * 1998-03-04 1999-09-10 Sony Corporation Dispositif de lecture de donnees video et methode afferente
US6728472B1 (en) 1998-03-04 2004-04-27 Sony Corporation Video data reproducing device and video data reproducing method
KR20020069724A (ko) * 2001-02-27 2002-09-05 엘지전자 주식회사 디지털 영상 기록/재생 장치의 영상 데이터 관리방법
KR100474429B1 (ko) * 2001-12-28 2005-03-08 삼성전자주식회사 썸네일 탐색화면을 제공하는 동영상 재생장치 및 썸네일탐색화면 제공방법
KR100487330B1 (ko) * 2002-10-18 2005-05-03 엘지전자 주식회사 디지털 비디오의 썸네일 영상 생성 장치
KR100487374B1 (ko) * 2002-10-18 2005-05-03 엘지전자 주식회사 디지털 비디오의 썸네일 영상 생성 장치
KR20040034132A (ko) * 2002-10-21 2004-04-28 주식회사 디지털앤디지털 타이틀 연상 이미지 표시장치
KR100716215B1 (ko) * 2003-08-12 2007-05-10 주식회사 아이큐브 디지털 비디오 재생장치의 재생위치 이동 시스템
KR100883106B1 (ko) * 2007-04-03 2009-02-11 삼성전자주식회사 비디오 데이터 표시 방법 및 이를 이용하는 휴대 단말기
JPWO2011080878A1 (ja) * 2009-12-28 2013-05-09 パナソニック株式会社 画像再生装置及び表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3263885B2 (ja) 2002-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0676894B1 (en) Reproducing recording media
JP3339210B2 (ja) 再生装置
US5970205A (en) Method and apparatus for performing variable speed reproduction of compressed video data
US8086090B2 (en) Recording medium and playback apparatus for selecting sub-picture data according to combination of aspect ratio of display screen and type of display mode
KR100353101B1 (ko) 연속적인데이타를유지하는비디오플레이백장치
JPH08195934A (ja) 画像圧縮記録媒体再生装置
JPH08161869A (ja) 再生装置
JP3263885B2 (ja) 再生装置、再生方法
JP3381431B2 (ja) 再生装置、再生方法
JP3521551B2 (ja) データ再生装置及びデータ再生方法
JPH08242425A (ja) ビデオコンパクトディスク再生システムにおける選択画面再生方法及びその装置
JPH0877707A (ja) 再生装置
JPH0887823A (ja) 再生装置
JPH08223533A (ja) ディスクプレーヤー
JP2004112176A (ja) 情報処理装置、その方法、そのプログラム、そのプログラムを記録した記録媒体、および、再生装置
JPH0870433A (ja) 再生装置
JPH08111082A (ja) 再生装置
KR100275873B1 (ko) 멀티-광디스크 재생장치 및 그 제어방법
JPH10200852A (ja) ディスク再生装置
KR100271966B1 (ko) 비디오콤팩트디스크재생장치에서고속탐색방법
JPH0870434A (ja) 再生装置
JPH08102964A (ja) 再生装置
JP3685153B2 (ja) 再生装置
JP2000105964A (ja) 再生装置
JPH0898147A (ja) 再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071228

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081228

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091228

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131228

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees