JP3381431B2 - 再生装置、再生方法 - Google Patents

再生装置、再生方法

Info

Publication number
JP3381431B2
JP3381431B2 JP31949494A JP31949494A JP3381431B2 JP 3381431 B2 JP3381431 B2 JP 3381431B2 JP 31949494 A JP31949494 A JP 31949494A JP 31949494 A JP31949494 A JP 31949494A JP 3381431 B2 JP3381431 B2 JP 3381431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
recorded
video
data
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31949494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08163507A (ja
Inventor
明 勝山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31949494A priority Critical patent/JP3381431B2/ja
Publication of JPH08163507A publication Critical patent/JPH08163507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3381431B2 publication Critical patent/JP3381431B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオCD等の
映像データが記録された記録媒体に対応する再生装置
及び再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD−DA(CDデジタルオーディオ)
やビデオCDなど、いわゆるROMタイプの多様なディ
スクメディアが普及している。CD−DAではデジタル
音声データを記録して音楽等を高音質で楽しめるように
されており、またこのCD−DAの一種としてサブコー
ドデータ内に静止画像データも記録したCD−Gも知ら
れている。さらにいわゆるCD−ROMの一種としてデ
ジタル音声データとともに動画データを記録したビデオ
CDも開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらのデ
ィスクは、音声や映像がトラックという単位で記録され
ている。例えば10曲入のCD−DAでは各曲が1つの
トラックとされ、10トラックが収録されている。ビデ
オCDの場合も同様である。さらに、ディスク製作者が
或るトラックをより細分化したい場合は、インデックス
情報を付加することもできる。CD−DAでは例えば1
つの曲の楽章毎にインデックス情報を付加しておき、ユ
ーザーがインデックスアクセス操作を行なうことで、任
意の楽章からを再生できるようにすることができる。
【0004】ビデオCDの場合も、例えば映画などで1
トラックの再生時間が長いものとなるような場合など
に、インデックス情報を付加しておくことでユーザーが
トラック内の或る地点にアクセスすることができるよう
になる。このためトラック毎にエントリーアドレスと呼
ばれるアドレスポイントを記録することができるように
され、これをインデックス情報として使用することがで
きるように規定されている。ただしインデックス情報に
ついてはディスク製作者が任意に記録するものであり、
実際にはインデックス情報が付加されていないディスク
ソフトも多い。
【0005】ここで、ビデオCDに対応する再生装置で
は、ディスクに記録されている映像データの中から複数
の映像データを抽出して一覧表示させることで、ユーザ
ーがディスクやトラックの内容を概略的に確認すること
ができるようにした、ダイジェストプレイという機能が
開発されている。例えばユーザーが或るトラックを指定
してダイジェストプレイ操作を行なうと、再生装置はそ
のトラックについて例えば9ポイント程度に分割したポ
イントを設定し、それぞれのポイントから映像データを
読み出す。そして読み出された各映像データを縮小し
て、1画面上で画面分割して表示させるようにする。こ
のようなダイジェスト画面を表示することで、ユーザー
は一目でそのトラックの内容をおおよそ知ることがで
き、使用上、便利なものとなる。
【0006】ところが、単にトラックをn個に分割した
ポイントにおいてそれぞれ映像データを抽出し、ダイジ
ェスト表示を実行する場合は、必ずしもトラック内容の
認識という点で適切な映像ばかりが表示されるわけでは
なく、場合によっては内容が判別しにくい場合も発生し
ていた。内容判別にとって適切な映像データを抽出する
には、インデックス情報が付加されているトラックにつ
いては、そのインデックスポイントの映像データをダイ
ジェスト映像に組み込むようにすることが好適である。
しかしながらそのようなダイジェストプレイ方式は開発
されていなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、インデ
ックス情報が付加されているトラックについては、その
インデックスポイントの映像データをダイジェスト映像
に組み込むようにすることで、トラックダイジェスト時
にユーザーがより正確かつ簡単にトラック内容の認識が
できるようにすることを目的とする。
【0008】このため、映像データがトラック単位で記
録され上記トラックを更に細分化するインデックス情報
が予め管理される管理領域を備えた第1の記録媒体と、
映像データがトラック単位で記録され上記トラックを更
に細分化するインデックス情報が予め記録されていない
第2の記録媒体とが選択的に再生可能な再生装置におい
て、載置された記録媒体に記録された管理領域及び映像
データを再生する読出手段と、上記読出手段にて再生さ
れた管理情報に基づいて上記載置された記録媒体上に記
録された個々のトラックに関してトラックを更に細分化
するインデックス情報が付加されているか否かを検出す
る検出手段と、トラックダイジェスト操作手段と、上記
トラックダイジェスト操作手段による指示がなされた際
に、上記指示されたトラックについて上記インデックス
情報が付加されていると上記検出手段に検出された場
合には、上記インデックス情報に示される読出位置から
上記読出手段によって映像データを読み出させ、読み出
された映像データを表示させ、上記トラックダイジェス
ト操作手段による指示がなされた際に、上記指示された
トラックについて上記インデックス情報が付加されてい
ないと上記検出手段にて検出された場合には、上記指示
されたトラックを均等にn(nは正の2以上の整数)分
割した読出位置から上記読出手段によって映像データを
読み出させ、読み出された映像データを表示させるよう
に制御する制御手段と、を備えるようにする。上記制御
手段が行う上記演算は、上記記録媒体に記録されている
トラック毎の管理情報に基づいて、トラックをn(nは
正の2以上の整数)分割する読出位置の算出を行う。上
記制御手段は、上記各インデックス情報に示される読出
位置から上記読出手段によって読み出された映像データ
を縮小化して、表示部上で画面分割した各エリアに表示
されるように制御する。
【0009】本発明の再生方法は、映像データがトラッ
ク単位で記録され上記トラックを更に細分化するインデ
ックス情報が予め管理される管理領域を備えた第1の記
録媒体と、映像データがトラック単位で記録され上記ト
ラックを更に細分化するインデックス情報が予め記録さ
れていない第2の記録媒体とが選択的に再生可能な再生
方法において、ラックダイジェストキーが操作された
か否かを判別する操作判別ステップと、上記操作判別ス
テップで指示されたトラックに、トラックを更に細分化
するインデックス情報が付加されているか否かを検出す
る検出ステップと、上記検出ステップにて、上記指示さ
れたトラックに上記インデックス情報が付加されている
と検出された場合には、上記インデックス情報に示され
る読出位置から映像データを読み出す読出ステップと、
上記検出ステップにて、上記指示されたトラックに上記
インデックス情報が付加されていないと検出された場合
には、上記トラックをn(nは正の2以上の整数)分割
されるように読出位置を演算する演算ステップと、上記
演算ステップで演算された読出位置から映像データを読
み出す読出ステップとが行われる。 記演算ステップで
は、上記記録媒体に記録されているトラック毎の管理情
報に基づいて、トラックをn(nは正の2以上の整数)
分割する読出位置の算出を行う。上記表示ステップで
は、上記各インデックス情報に示される読出位置から読
み出された映像データを縮小化して、上記表示部上で画
面分割したエリアに表示する。
【0010】
【作用】インデックス情報が付加されているトラックに
ついては、そのインデックスポイントにおける映像デー
タを抽出してトラックダイジェスト映像データを生成す
るようにすることで、トラックダイジェスト映像は、内
容確認のために適切な映像により形成されることにな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例としてビデオCDとC
D−DA(デジタルオーディオCD及びCD−G)につ
いて映像/音声の再生が可能とされた再生装置を説明す
る。説明は以下の順序で行なう。 1.ビデオCDのデータ形態 2.ビデオCDのトラック構造 3.ビデオCDのディスク上の配置 4.ビデオCDデータトラック 5.再生装置の外観 6.再生装置の回路ブロック 7.トラックダイジェスト動作
【0012】[1.ビデオCDのデータ形態]ビデオC
D規格は、高能率符号化技術として標準化されたMPE
G方式を応用し、CD−ROMディスクから60分以上
の動画像及び音声を再生することができるようにしたも
のである。これにより音楽、映画、カラオケなどの家庭
用ソフトウエアとして有用であるとともに、さらに、静
止画も組み合わせて教育ソフト、電子出版ソフト、ゲー
ムソフトなどにも対応可能とされる。このビデオCDで
は、動画データについてはMPEG方式でデータ圧縮す
るとともに、この動画データを圧縮したオーディオデー
タに多重化して記録している。さらに、所定の領域には
再生に必要な管理データが記録されている。図8にビデ
オCD(XA仕様)のデータのフォーマットを示してい
る。
【0013】画像とオーディオの記録フォーマットとし
ては、図8からわかるようにビデオデータに1.152Mbit/
秒、オーディオデータに 64Kbit/秒〜384Kbit/秒が割り
当てられている。ビデオデータ(動画)の画素寸法は、
NTSC信号(29.97Hz) 及びフィルム(23.976Hz)の場合
は352×240画素、PAL信号(25Hz)の場合は35
2×288画素となり、即ち図10のようになる。ま
た、静止画の画素数としては、NTSC方式の場合、標
準レベルで352×240画素、高精細レベルで704
×480画素とされる。PAL方式の場合は、標準レベ
ルで352×288画素、高精細レベルで704×57
6画素とされる。
【0014】MPEG方式によるビデオデータ(動画)
の圧縮符号化は次のように行なわれる。圧縮前の映像信
号をNTSC方式とすると、このNTSC方式の場合1
秒間が30フレームの映像信号により構成される。MP
EG方式では、各映像信号(1フレーム)に対して平面
方向にブロック分け(横22ブロック分割、縦15ブロ
ック分割で、330ブロック)を行ない、各ブロックの
データをDCT変換し、さらにビット数を減らすために
再量子化を行なう(高域成分を0にする)。そして、ブ
ロックを1フレームの画面左上となるブロックからジグ
ザグとなるようにブロック順を並び代え、ランレングス
コーディングを行なってさらにビット数の圧縮を行なう
ようにしている。
【0015】このように圧縮処理される映像信号の各フ
レームについては、その時間的に前後となるフレームで
は映像情報として非常に似たものであり、これを利用し
てさらに情報の圧縮が行なわれ、圧縮度の異なる3種類
の映像データ(1フレームの映像データ)が設けられ
る。これらは、Iピクチャー(Intra Picture) 、Pピク
チャー(Predicted Picture) ,Bピクチャー(Bidirecti
onally predicted Picture) と呼ばれる。
【0016】そして、1秒間についての30枚の各フレ
ームついて、一般的には図9(a)のようにIピクチャ
ー,Pピクチャー,Bピクチャーが並ぶことになる。例
えばこの場合、15フレーム間隔のフレームがIピクチ
ャーI1 ,I2 とされ、また、8枚のPピクチャーP1
〜P8 、及び20枚のBピクチャーB1 〜B20がそれぞ
れ図示のように配置される。あるIピクチャーから次の
Iピクチャーの前のフレームに至る区間をGOP(Grou
p of Picture)と呼ぶ。
【0017】Iピクチャーは上記したようにDCT変換
により符合化された正規の画像データである。Pピクチ
ャーは図9(b)のように、最も近いIピクチャー又は
Pピクチャーから、動き補償を用いて符合化されて生成
される。例えばPピクチャーP1 はIピクチャーI1
用いて、また、PピクチャーP2 はPピクチャーP1
用いて生成される。このため、PピクチャーはIピクチ
ャーより圧縮されたものとなる。なお、順次前のIピク
チャー又はPピクチャーから生成するため、エラーが生
ずると、エラーが伝搬してしまうことになる。
【0018】Bピクチャーは、図9(c)のように過去
及び未来の両方のIピクチャー又はPピクチャーを用い
て生成される。例えばBピクチャーB1 ,B2 はIピク
チャーI1 とPピクチャーP1 を用いて生成され、Bピ
クチャーB3 ,B4 はPピクチャーP1 とPピクチャー
2 を用いて生成される。Bピクチャーは最も圧縮され
たデータとなる。また、データ生成レファレンスとはな
らないため、エラーが伝搬されることはない。
【0019】MPEGのアルゴリズムでは、Iピクチャ
ーの位置や同期を選択することが許されており、この選
択はランダムアクセス度やシーンカット等の事情から決
定される。例えばランダムアクセスを重視すれば、図9
(a)のように少なくとも1秒間に2枚のIピクチャー
が必要となる。さらに、Pピクチャー、Bピクチャーの
頻度も選択可能であり、これはエンコード手段のメモリ
ー容量などに応じて設定されるものである。
【0020】また、MPEG方式におけるエンコード手
段は、デコーダにおいて効率が良くなるように映像デー
タストリームを再配置して出力するようにしている。例
えば図9(a)の場合において、表示すべきフレーム順
序(デコーダ出力順序)は、図9(a)下部に示したフ
レーム番号どおりとなるが、デコーダがBピクチャーを
再合成するためにBピクチャーより前時点でレファレン
スとなるPピクチャーが必要となる。このためエンコー
ダ側では、図9(d)のフレーム順序を図9(e)のよ
うに並べ換えて、これを映像データストリームとして伝
送するようにしている。
【0021】MPEGのオーディオデータフォーマット
は 32kbit/秒〜448Kbit/秒までの広範囲な符号化速度に
対応している。ただし、ソフト簡易製作と高音質化を鑑
みてトラック2以降の動画トラックについては224Kbit/
秒としている。標本化周波数はCD−DAと同様に44.1
KHz である。
【0022】またビデオCDにはビデオデータ、オーデ
ィオデータの他に、これらの再生動作の各種コントロー
ルを行なう管理データが記録される。即ち、CD−DA
と同様にTOC及びサブコードが記録されてトラック
数、各トラックの開始位置(絶対時間)などが示されて
いる。さらにビデオCDにはトラック1がビデオCDデ
ータトラックとして用いられ、各種管理情報が記録され
る。ビデオCDデータトラックについては後述する。
【0023】[2.ビデオCDのトラック構造]例えば
音楽などにおいて1曲の単位データとなるビデオ及びオ
ーディオデータが記録されるトラックのデータ構造は図
11(a)のようになる。CD−DAのようにトラック
ナンバで検索することを想定し、1トラックの先頭には
150セクタのポーズマージンがとられている。さらに
ポーズマージンに続く15セクターはフロントマージ
ン、またトラックの最後の15セクターはリアマージン
として空データ領域とされる。
【0024】フロントマージンとリアマージンの間がM
PEGデータ領域とされる。MPEGデータ領域には、
図11(b)のように映像データとなるセクターVと音
声データとなるセクターAが平均して6:1の比率で配
置されるように、インターリーブにより時分割的に多重
化されて記録されることになる。
【0025】[3.ビデオCDのディスク上の配置]C
D−DA及びビデオCDのディスク上の構造を図12に
示した。CD−DAでは図12(a)のようにディスク
最内周側にリードインエリアが設けられ、ここにTOC
データが記録されている。TOCデータとしては、各ト
ラックの開始位置やトラック数、演奏時間等が記録され
ている。リードインエリアに続いてトラックデータがト
ラック#1〜トラック#nとして記録され、最外周位置
にリードアウトエリアが設けられている。各トラックに
は44.1KHz サンプリングで16ビット量子化のデジタル
オーディオデータがサブコードデータとともに記録され
る。
【0026】一方、ビデオCDのディスク上の構造は図
12(b)に示される。ビデオCDの場合も、CD−D
Aとほぼ同様に、ディスク最内周側にリードインエリア
が設けられ、TOCデータが記録されている。そしてリ
ードインエリアに続いてトラック#1〜トラック#nが
記録され、最外周位置にリードアウトエリアが設けられ
ている。
【0027】ただしビデオCDの場合、トラック#1は
第1トラックとしての実際の映像又は音声データの記録
には用いられておらず、ビデオCDデータトラックとし
て使用されている。そして、トラック#2〜トラック#
nに実際の映像/音声データが記録される。即ちトラッ
ク#2〜トラック#nはビデオセクターV及びオーディ
オセクターAによって図11のように構成されている。
また、ビデオCDの場合、オーディオデータのみが記録
されたトラックを設けることもでき、その場合はCD−
DAと同様の44.1KHz サンプリングで16ビット量子化
のデジタルオーディオデータが記録される。
【0028】なお、CD−DA、ビデオCDのいづれ
も、トラック数は最大99まで可能となる。従ってCD
−DAの場合、最大99曲、ビデオCDの場合最大98
シーケンスが記録できる。シーケンスとは動画の連続し
た1つの区切りのことであり、例えばカラオケなどの画
像が記録されていた場合、1曲(1トラック)が1シー
ケンスであり、また映画の場合は通常1ディスクが1シ
ーケンスとなる。
【0029】トラック#1を用いたビデオCDデータト
ラックには、図12(b)下段に示すようにPVD(基
本ボリューム記述子)、カラオケベーシックインフォメ
ーションエリア、ビデオCDインフォメーションエリ
ア、セグメントプレイアイテムエリア、その他のファイ
ル(CD−Iアプリケーションプログラム等)が用意さ
れている。
【0030】[4.ビデオCDデータトラック]ビデオ
CDにおいてトラック#1を用いて記録されるビデオC
Dデータトラックについて説明する。まず図12(b)
に示したようにPVDはディスク上の絶対時間アドレス
00:02:16(分/秒/フレーム)からの位置に配
置される。またカラオケベーシックインフォメーション
エリアは絶対時間アドレス00:02:16からの位置
に配置される。ビデオCDインフォメーションエリアは
絶対時間アドレス00:04:00からの位置に配置さ
れる。そして、セグメントプレイアイテムエリアはビデ
オCDインフォメーションエリア内で示される位置か
ら、またCD−IアプリケーションプログラムはPVD
内で示される位置から、それぞれ配置される。
【0031】絶対時間アドレス00:02:16からの
位置に配置されるPVD(基本ボリューム記述子)に
は、ボリューム構造スタンダードID、システム認識
子、ボリューム認識子、アルバムのボリューム数、アル
バムセットシーケンス番号、ルートディレクトリレコー
ド、アルバム認識子、発行者、著者名など、基本的な事
項が所定のフォーマットで記録されている。
【0032】次に、ディスク上の絶対時間アドレス0
0:04:00からは、ビデオCDインフォメーション
が記録される。このビデオCDインフォメーションとし
ては、図13のようにディスクインフォメーション、エ
ントリーテーブル、リストIDオフセットテーブル、プ
レイシーケンスディスクリプタ(PSD)が設けられ
る。ディスクインフォメーションはビデオCDインフォ
メーションの先頭位置である絶対時間アドレス00:0
4:00から配置されている。エントリーテーブルは絶
対時間アドレス00:04:01から配置される。リス
トIDオフセットテーブルは絶対時間アドレス00:0
4:02から絶対時間アドレス00:04:33までの
位置に配置される。プレイシーケンスディスクリプタ
(PSD)は絶対時間アドレス00:04:34から配
置され、最大で絶対時間アドレス00:07:64まで
となる。
【0033】絶対時間アドレス00:04:00から配
置されるディスクインフォメーションには、ビデオCD
のシステム認識子、バージョン番号、アルバム認識子、
アルバムでのボリューム数、アルバムセットシーケンス
番号、動画トラックのサイズマップ、ステータスフラ
グ、PSD(プレイシーケンスディスクリプタ)のバイ
トサイズ、セグメントプレイアイテムエリアのスタート
ポイント、オフセット乗数、セグメントプレイアイテム
コンテンツテーブルなどが記録される。
【0034】なおPSDとは、プレイバックコントロー
ルに用いる複数のリスト(セレクションリスト、プレイ
リスト、エンドリスト)として構成されるものであり、
各リストがPSDとして記録されている。プレイバック
コントロールとはビデオCDを用いて簡易なインターラ
クティブ(対話型)再生を実行させる再生方式で、その
ための管理情報がリストとして、図13のPSDとして
絶対時間アドレス00:04:34からのエリアに記録
されている。PSDのバイトサイズは、最大で絶対時間
アドレス00:07:64までに記録されるもので、可
変長であるため、そのバイトサイズ情報もディスクイン
フォメーション内に記録される。また、PSD内の各リ
ストが記録されているアドレスについては、図13に示
すリストIDオフセットテーブルに示されている。
【0035】また、ビデオCDではセグメントプレイア
イテムとして、最大1980個の動画、静止画、音声な
どのデータを図13に示したセグメントプレイアイテム
エリアに記録することができる。それぞれのセグメント
プレイアイテムとしてはプレイバックコントロールなど
に用いられることになる。このセグメントプレイアイテ
ムに関する管理情報もディスクインフォメーション内に
記録される。
【0036】図13のようにビデオCDインフォメーシ
ョンエリアにおいて、絶対時間アドレス00:04:0
1からはエントリーテーブルが配置される。このエント
リーテーブルにおいて、オーディオ/ビデオシーケンス
内の所定のポイントをスタートポイントとしてエントリ
ーしておくことができる。即ち各トラックについてのイ
ンデックスポイントを示すことができる。
【0037】このエントリーテーブルには、エントリー
ファイルであることのID、バージョン番号、エントリ
ー数等が記録され、実際のエントリーポイントとして最
大500個のエントリーが記録される。つまりエントリ
ー#0〜エントリー#499までを設定できる。1つの
エントリー(ETx)は4バイトで構成され、図14
(a)のように、そのうちの1バイトでトラックナンバ
TRKが示され、残りの3バイトで絶対アドレス、即ち
AMIN(分),ASEC(秒),AFRM(フレー
ム)が示される。
【0038】このエントリー(ET1 ,ET2 ,ET3
・・・・)としては各トラックの開始位置、又はトラック内
でのインデックスポイントが示される。今、或るディス
クについてエントリーテーブルが図14(b)のように
記録されていたとする。即ち、各エントリー(ET1
ET2 ,ET3 ・・・・)のトラックナンバTRKとして
『02』『03』『04』・・・・と記録され、それぞれ絶
対アドレスAMIN(分),ASEC(秒),AFRM
(フレーム)が示されている。この場合、各トラック#
2,#3,#4・・・・についてそれぞれ1つのエントリー
(ET1 ,ET2 ,ET3 ・・・・)しか記録されていな
い。エントリーとしては少なくともトラックの開始位置
が記録されるものであるため、各エントリーはそれぞれ
トラックの開始位置となる(SP2 ,SP3 ,SP4 ・・
・・・ )。エントリーテーブルが図14(b)のようにな
るディスクは、即ち、どのトラックについてもインデッ
クスポイントが設定されていないディスクであることに
なる。
【0039】一方、インデックスポイントが設定されて
いるディスクについては、そのインデックスポイントに
対応するエントリーが、トラックの開始位置に続いて順
に記録されることになる。例えば図14(c)のような
エントリーテーブルでは、まずトラック#2に対応する
エントリーが2つあり(ET1 ,ET2 )、最初のエン
トリーET1 はトラック#2の開始位置を示している
(SP2 )。そして次のエントリーET2 はトラック#
2内の或る地点をインデックスポイントとして示すこと
になる(IDX21)。またトラック#3に対応するエン
トリーは4つあり(ET3 〜ET6 )、この場合、最初
のエントリーET3 はトラック#3の開始位置を示して
いる(SP3)。そして続く3つのエントリーET4
ET5 ,ET6 はそれぞれトラック#3内の或る地点を
インデックスポイントとして示すことになる(ID
31,IDX32,IDX33)。
【0040】つまり、ディスクからビデオCDデータト
ラックを読み込んだ再生装置は、各トラックについて、
エントリーテーブルにおいてそのトラックに対応するエ
ントリーが複数ある場合は、2番目以降のエントリーが
インデックス位置を示すものと判別できる。
【0041】[5.再生装置の外観]続いて以上のよう
なビデオCDを再生することができる、本発明の実施例
となる再生装置について説明していく。実施例の再生装
置はビデオCD及びCD−DAを5枚収納して選択的に
再生できるものであり、いわゆるチャンジャービデオC
Dプレーヤである。
【0042】この再生装置の外観は図1に示される。1
は再生装置本体を示す。2は再生装置1の正面パネルに
設けられ、前面側に図2に示すディスクトレイ30が引
き出されるディスク装填部である。ディスクトレイ30
は5枚のディスクを平面方向に並べて搭載することがで
き、ルーレット状に回転することで再生されるディスク
が選択される。3は液晶パネルなどにより形成される表
示部であり、再生装置の動作状態、モード、選択されて
いるディスクのナンバ、演奏時間等が表示される。
【0043】この正面パネルにはユーザーの操作のため
の各種キーが設けられている。4は電源オン/オフキー
である。5は再生キーである。この再生キーはプレイバ
ックコントロール動作の際の選択キー(選択エンターキ
ー)を兼ねている。6は一時停止キー、7は停止キー、
8はイジェクトキーである。
【0044】9はディスク選択キーである。このディス
ク選択キーは『D1』〜『D5』として5つのキーが用
意され、ディスクトレイ上に収納される5枚のディスク
に対応している。例えば『D1』のキーが押されると、
ディスクトレイ上で第1の収納位置に収納されているデ
ィスクが内部の光学ヘッドの位置にローディングされ、
再生されることになる。
【0045】10,11はAMS操作のためのキーであ
り、即ち10はトラックナンバの小さい方向への頭出し
キー(後方頭出しキー)、11はトラックナンバの大き
い方向への頭出しキー(前方頭出しキー)である。ま
た、後方頭出しキー10はプレビアスキーを兼ねてお
り、プレイバックコントロール動作の際のプレビアス操
作のために用いられる。さらに前方頭出しキー11はネ
クストキーを兼ねており、プレイバックコントロール動
作の際のネクスト操作のために用いられる。12はリタ
ーンキーであり、プレイバックコントロール動作の際の
リターン操作のために用いられる。
【0046】13は+/−選択キーであり、プレイバッ
クコントロール動作の際のメニュー画面上での選択操作
に用いられる。すなわちメニュー画面に対して+/−選
択キー13で選択肢番号を選択していき、或る選択肢番
号を指定した時点で再生キー5でセレクト操作を行なう
ことで、メニューに対する選択が完了されることにな
る。
【0047】14はディスクスキップキー、15はディ
スクイクスチェンジキーである。16〜19はプレイモ
ードの選択キーであり、16は通常再生モードキーであ
る。プレイバックコントロール機能の付加されたディス
クが再生される際には、通常再生モードキー16を押す
と、自動的にプレイバックコントロール動作に入ること
になる。17はシャッフル再生モードキー、18はプロ
グラム再生モードキーである。また19はPBCオフキ
ーであり、このPBCオフキー19によりPBCモード
がオフとされる。つまり、プレイバックコントロール機
能の付加されたディスクが装填されているときにPBC
オフキー19が押されると、PBCモードによるメニュ
ー再生動作から通常の連続再生動作に移ることになる。
【0048】20,21はインデックスサーチのための
操作キーで、20がインデックス+サーチキー(IDX
+キー)、21がインデックス−サーチキー(IDX−
キー)である。IDX+キー21又はIDX−キー22
の操作により、ユーザーはトラック内のインデックスポ
イントに対するアクセスを実行させることができる。2
2,23,24はそれぞれダイジェストプレイのための
操作キーで、22はオールディスクダイジェストキー、
23はディスクダイジェストキー、24はトラックダイ
ジェストキーである。これらのキー操作に伴う動作は後
述する。
【0049】25は赤外線受信部である。図示しないリ
モートコマンダーから赤外線によりコマンド信号が送信
されると、この赤外線受信部25で受信され、電気信号
に変換されて操作情報として内部のシステムコントロー
ラに取り込まれる。
【0050】[6.再生装置の回路ブロック]図2に再
生装置の内部の構成を示す。図2において30はディス
クトレイである。ディスクトレイ30には5枚のディス
クを搭載できるように収納位置301 〜305 が設けら
れている。そして、ディスクトレイ30はモータ31に
よって回転されるように構成されており、この回転動作
によって或る1つの収納位置30x が光学ヘッド34の
位置に送られる。つまり、その収納位置30x に積載さ
れているディスクが光学ヘッド34の位置にローディン
グされる。32はディスク位置センサであり、このディ
スク位置センサ32の出力により、システムコントロー
ラ53は現在のローディング状態、つまりどの収納位置
30x が光学ヘッド34の位置にあるか、を把握するこ
とができる。
【0051】ローディングされたディスクは、スピンド
ルモータ33により回転駆動されるようにチャッキング
される。そしてそのディスクは、スピンドルモータ33
によって回転されながら光学ヘッド34によってレーザ
光が照射され、その反射光によって情報が読み取られ
る。
【0052】光学ヘッド34はレーザ出力手段としての
レーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対物レンズ
等からなる光学系、及び反射光を検出するためのディテ
クタが搭載されている。対物レンズ34aは2軸機構3
4bによってディスク半径方向及びディスクに接離する
方向に変位可能に保持されている。また、35は光学ヘ
ッド34をディスク半径方向に駆動するスレッド機構を
示す。
【0053】再生動作によって、光学ヘッド34により
ディスクから検出された情報はRFアンプ36に供給さ
れる。RFアンプ36は供給された情報の演算処理によ
り、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォーカ
スエラー信号等を抽出する。そして、抽出された再生R
F信号はデコーダ部38に供給されEFM復調、エラー
訂正が行なわれる。またP,Qチャンネルサブコードデ
ータが取り出されてシステムコントローラ53に供給さ
れる。
【0054】また、トラッキングエラー信号、フォーカ
スエラー信号はサーボ回路37に供給される。サーボ回
路37は供給されたトラッキングエラー信号、フォーカ
スエラー信号や、システムコントローラ53からのトラ
ックジャンプ指令、アクセス指令、スピンドルモータ3
3の回転速度検出情報等により各種サーボ駆動信号を発
生させ、2軸機構34b及びスレッド機構35を制御し
てフォーカス及びトラッキング制御を行ない、またスピ
ンドルモータ33を一定線速度(CLV)に制御する。
【0055】39はCD−ROMデコーダである。再生
中のディスクがビデオCDなど、いわゆるCD−ROM
の範中に入るものである場合は、CD−ROMデコーダ
39はCD−ROMフォーマットに従ってデコード処理
を行なう。そして、CD−ROMデコーダ39によって
デコードされた信号のうち、前述したビデオCDデータ
トラック(トラック#1)に記録されている各種ディス
ク情報はシステムコントローラ53のRAM53aに取
り込まれる。
【0056】また、CD−ROMデコーダ39によって
デコードされたオーディオデータは、MPEGオーディ
オデコーダ40に供給される。MPEGオーディオデコ
ーダ40はオーディオRAM41を用いながら所定タイ
ミングでデコード及びデコードオーディオ信号出力を行
なう。さらに、CD−ROMデコーダ39によってデコ
ードされたビデオデータは、MPEGビデオデコーダ4
2に供給される。MPEGビデオデコーダ42はビデオ
RAM43を用いながら所定タイミングでデコード及び
デコードビデオ信号出力(RGB出力)を行なう。
【0057】44は再生されるディスクの種別に応じて
切り換えられるスイッチ部である。再生されているディ
スクがCD−DAであった場合は、その再生信号として
はデコーダ部38でEFM復調、CIRC等のデコード
処理されることでデジタルオーディオ信号が得られる。
CD−DA再生中には、システムコントローラ53はス
イッチ部44をt1 端子に接続させている。従ってデコ
ーダ部38からのデジタルオーディオ信号はD/A変換
器45でアナログオーディオ信号に変換され、オーディ
オ出力端子46から後段の増幅回路又はアンプなどの外
部機器に出力される。
【0058】また再生中のディスクがビデオCDであっ
た場合は、オーディオデータはMPEGオーディオデコ
ーダ40から得られる。ビデオCD再生中には、システ
ムコントローラ53はスイッチ部44をt2 端子に接続
させている。従ってMPEGオーディオデコーダ40か
らのデジタルオーディオ信号はD/A変換器45でアナ
ログオーディオ信号に変換され、オーディオ出力端子4
6から後段の増幅回路又はアンプなどの外部機器に出力
される。
【0059】ビデオCDの再生の際には、MPEGビデ
オデコーダ42の出力としてRGB映像データが得られ
る。このRGB映像データはD/A変換器47でRGB
アナログ信号とされる。そしてRGB/NTSCエンコ
ーダ48に供給され、RGB信号がNTSC方式のコン
ポジット映像信号に変換される。そしてスイッチ部49
のt2 端子に供給される。
【0060】ビデオCD再生中には、システムコントロ
ーラ53はスイッチ部49をt2 端子に接続させてお
り、従ってNTSC方式のコンポジット映像信号はOS
D処理部50を介してビデオ出力端子51からモニタ装
置等に供給され、映像出力が実行される。システムコン
トローラ53からの指示に基づくOSD処理部50の動
作により、出力映像に所定のキャラクタ表示を行なうこ
とができる。
【0061】ところで、再生されるディスクがCD−D
Aであって、しかもそれがCD−Gであった場合は、サ
ブコードのR〜Wチャンネルから静止画像データが読み
出される。この静止画像データはCD−Gデコーダ52
に供給されてデコードされ、NTSC方式のコンポジッ
ト映像信号(静止画)として出力される。CD−DA再
生中には、スイッチ部49はt1 端子に接続され、従っ
てCD−Gから再生された映像信号はOSD処理部50
を介してビデオ出力端子51からモニタ装置等に供給さ
れ、映像出力が実行される。この場合もOSD処理部5
0により、出力映像に所定のキャラクタ表示を行なうこ
とができる。
【0062】54はRAMであり、バックアップ電源5
5によりメモリデータのバックアップがとられている。
このRAM54は電源オフの際に消失させてはならない
データが記憶される。もちろんEEP−ROMなどを用
いてもよい。
【0063】56はユーザー操作に供される操作入力部
であり、図1に示した各種操作キー(5〜24)と、赤
外線受信部25(及びリモートコマンダー)がこれに相
当する。また、ディスクから再生動作を行なう際には、
ディスクに記録されている管理情報、即ちTOCやサブ
コードデータが読み出され、システムコントローラ53
に供給されるが、システムコントローラ53はこれらの
管理情報に応じて表示部3に再生時間表示等を行なうこ
とになる。
【0064】[7.トラックダイジェスト動作]以上の
ような構成の再生装置におけるトラックダイジェスト動
作について説明していく。上述したように再生装置1に
はダイジェストプレイのために、オールディスクダイジ
ェストキー22、ディスクダイジェストキー23、トラ
ックダイジェストキー24が用意されている。ここで、
トラックダイジェスト動作の説明の前にオールディスク
ダイジェスト動作及びディスクダイジェスト動作につい
て簡単に説明する。
【0065】まずオールディスクダイジェスト動作は、
本実施例のようなチェンジャータイプの再生装置に設け
られる機能である。チェンジャータイプの再生装置で
は、各収納位置301 〜305 に収納しているディスク
がどのような内容のディスクであるかがわからなくなる
ことが多い。このためにオールディスクダイジェストキ
ー22が用意され、これが操作された場合は、再生装置
1は各収納位置301 〜305 に収納しているディスク
のそれぞれから代表となる映像データを抽出し、1画面
上に分割して表示されるようにするものである。
【0066】例えばオールディスクダイジェスト画面は
図6(a)のように形成される。即ち収納位置301
305 に対応して一画面内にディスク1〜ディスク5の
表示エリアが設定され、それぞれのエリアに1枚の映像
データを縮小して表示している。この場合、ディスク
1,ディスク3はプレイバックコントロール(PBC)
機能のついたディスクであり、例えばPBC動作時の最
初に表示されるメニュー映像が代表画像とされて出力さ
れている。またディスク2はPBC機能のないディスク
であり、例えばトラック#2の最初のIピクチャーなど
が代表画像として選択されて出力される。
【0067】また収納部304 にはディスクが装填され
ていない場合が示されており、このためディスク4の表
示エリアには『NO DISC』という文字が表示され
ている。さらにディスク5はCD−DAであり、映像デ
ータは存在しないため、CD−DAであることを示す所
定の映像データが出力される。なお、図6(b)はPB
C機能付のディスクについてもメニュー画面ではなくI
ピクチャーを代表画像として選択した場合を示してい
る。
【0068】オールディスクダイジェストキー22が操
作された場合に、再生装置1のシステムコントローラ5
3は、この図6(a)又は(b)のようなオールディス
クダイジェスト画面を出力するように制御を行なうこと
で、ユーザーはどのようなディスクが収納されているか
が一目で分かることになる。
【0069】次に、ディスクダイジェスト動作は、或る
ディスクについて各トラックのそれぞれから1枚の代表
画像を選択し、1画面上にそれぞれ縮小して一覧表示さ
せることで、そのディスクの内容がユーザーが一目で確
認できるようにするものである。
【0070】例えばトラック#2〜#10として9トラ
ック入のディスクが指定されてディスクダイジェスト操
作キー23が操作された場合は、そのディスクの各トラ
ックから代表となる映像データ、例えばトラックの最初
のIピクチャーデータを読み出し、図7のようにそれぞ
れTK1〜TK9として設定される表示エリアに縮小し
て表示させる。この例では表示エリアが9トラック分し
か用意されていないが、10トラック以上存在するディ
スクについては画面のページング操作により10トラッ
ク目以降の代表画像が表示されるようにすればよい。も
ちろん表示エリアをより多数に分割してもよい。
【0071】このようなディスクダイジェスト画面によ
り、ユーザーはそのディスクの内容をトラック毎に確認
することができ、例えば見たいトラックがディスクダイ
ジェスト画面でみつかった場合は、そのトラックを指定
して再生操作を行なうことで、簡単に所望の映像内容の
再生を楽しむことができる。
【0072】これらのダイジェストプレイに加えて、ト
ラックダイジェスト動作が用意されているが、本実施例
では、このトラックダイジェスト動作に特徴を有するも
のである。即ち、トラックダイジェストとは或る1つの
トラックについて複数の代表となる映像データを抽出し
て、他のダイジェストプレイと同様に1画面上で分割表
示させることで、トラックの内容を容易に確認できるよ
うにするものであるが、特に本実施例では、そのトラッ
クにインデックスポイントが設定されている場合は、イ
ンデックスポイントに対応する映像データを代表画像と
して選択することに特徴を有している。以下、トラック
ダイジェスト動作について詳細に説明する。
【0073】本実施例のシステムコントローラ53によ
るトラックダイジェスト動作時の処理は図3に示され
る。光学ヘッド34の位置にローディングされているデ
ィスクついて、ユーザーが或るトラックを指定してト
ラックダイジェスト操作キー24を押したとする(F10
0)。するとシステムコントローラ53は、まずビデオR
AM53における出力映像が記憶されているエリアを初
期化する(F101)。ビデオRAM53に記憶されている出
力映像はそのまま映像出力としてNTSC方式にエンコ
ードされ、端子51からモニタ装置に供給されるため、
この時点で出力映像としては例えば青画面の状態とな
る。
【0074】次にシステムコントローラ53はそのディ
スクについてのエントリーテーブルを確認する(F102)。
ローディングされたディスクにトラック#1として記録
されているビデオCDデータトラックの各データについ
ては、ローディング時に読み込んでRAM53aに取り
込んでいる。そこで、このステップF102ではRAM53
aに取り込まれているビデオCDデータトラックのデー
タの1つであるエントリーテーブルを確認することにな
る。
【0075】ここでまず、ローディングされているディ
スクのエントリーテーブルが図4(a)のようなもので
あった場合であり、またトラックダイジェストの対象ト
ラックがトラック#3であった場合を考える。図4
(a)のエントリーテーブルでは、各トラックにつきそ
れぞれ1つのエントリーしか記録されていない。つま
り、各エントリーはそれぞれ各トラックの開始位置(S
2 ,SP3 ,SP4 ・・・・・ )を示している。
【0076】ここでシステムコントローラ53はトラッ
ク#3についてのエントリーを確認すると、エントリー
ET3 となる1つのエントリーしか存在しないことがわ
かる。上述したように或るトラックについてエントリー
が1つしかなければインデックスポイントが設定されて
おらず、またエントリーが2つ以上あれば、2つ目以降
がそれぞれインデックスポイントを示しており、つまり
インデックスポイントが設定されているものである。従
ってこの場合、トラック#3についてはその開始位置S
3 が記録されているだけで、いわゆるインデックスポ
イントは設定されていないことになる。
【0077】インデックスポイントが設定されていなか
った場合は処理はステップF103からF113に進む。そして
システムコントローラ53は、まずそのトラックの再生
時間を算出する。トラック#3の再生時間の算出につい
ては、エントリーテーブル上のトラック#4の開始位置
SP4 のデータ(アドレスAMIN,ASEC,AFR
M)からトラック#3の開始位置SP3 のデータ(アド
レスAMIN,ASEC,AFRM)を減算すればよ
い。もしくは、各トラックの開始位置は、TOC情報と
してもCD−DAと同様にAMIN,ASEC,AFR
Mの形態で記録されているので、それを用いて算出して
もよい。
【0078】トラックの再生時間が算出されたら、それ
に基づいてトラック3を9分割するポイントPT1 〜P
9 のアドレスを算出する。図4(a)の場合、トラッ
ク#3の再生時間は04分30秒00フレームと算出さ
れる。
【0079】4分30秒のトラックの9分割ポイント
は、トラックの先頭を0分0秒とした場合、例えば0分
0秒、0分30秒、1分0秒、1分30秒、2分0秒、
2分30秒、3分0秒、3分30秒、4分0秒とされ
る。従ってトラック#3の場合、開始位置のアドレスが
05分00秒00フレームであるため、ポイントPT1
〜PT9 の各アドレスは、 PT1 :05分00秒00フレーム PT2 :05分30秒00フレーム PT3 :06分00秒00フレーム PT4 :06分30秒00フレーム PT5 :07分00秒00フレーム PT6 :07分30秒00フレーム PT7 :08分00秒00フレーム PT8 :08分30秒00フレーム PT9 :09分00秒00フレーム となる。
【0080】ポイントPT1 〜PT9 の各アドレスを設
定したら、変数nを1にセットし(F115)、また変数mを
1にセットする(F116)。そしてステップF117で、光学ヘ
ッド34をポイントPT(n) のアドレスにアクセスさ
せ、ディスクからのデータの読取を実行させる。従っ
て、まずポイントPT1 である05分00秒00フレー
ムからのデータ読取動作が実行されることになる。ここ
でシステムコントローラ53は、ポイントPT1 からの
読取動作により1枚のIピクチャーデータが読み込ま
れ、MPEGビデオデコーダ42においてそのIピクチ
ャーデータがデコードされた否かを監視している(F11
8)。
【0081】そして1つのIピクチャーデータがデコー
ドできたら、それに対して縮小処理を実行させ、縮小I
ピクチャーデータをビデオRAM43上で、出力映像デ
ータのうちのエリアAR(m) に相当するデータとしてペ
ーストする(F119)。つまりポイントPT1 からの読取動
作によって得られた縮小Iピクチャーデータが、表示エ
リアAR1 のデータとして設定されることになる。
【0082】次にステップF120で変数n=9になってい
なければ、変数nをインクリメントし(F121)、また変数
mをインクリメントして(F122)、ステップF117に戻る。
従って今度は、光学ヘッド34によってポイントPT2
である05分30秒00フレームからのデータ読取動作
を実行させることになる。そしてポイントPT2 からの
読取動作により1枚のIピクチャーデータが読み込ま
れ、MPEGビデオデコーダ42においてそのIピクチ
ャーデータがデコードされたら(F118)、そのIピクチャ
ーデータについて縮小処理を実行させ、縮小Iピクチャ
ーデータをビデオRAM43上で出力映像データのうち
のエリアAR(m) に相当するデータとしてペーストする
(F119)。つまりポイントPT2 からの読取動作によって
得られた縮小Iピクチャーデータが表示エリアAR2
データとして設定される。
【0083】以上の処理がステップF120で変数n=9と
なるまで繰り返され、変数n=9となった時点で処理は
終了する。この時点で表示画面上には図5(a)のよう
なトラックダイジェスト画面が出力されていることにな
る。つまりポイントPT1 〜PT9 からそれぞれ抽出さ
れたIピクチャーデータが縮小されてエリアAR1 〜A
9 に分割表示された状態となる。これによってユーザ
ーはトラック#3についての内容を確認することができ
る。
【0084】次に、ステップF102でエントリーテーブル
をチェックした際に、ローディングされているディスク
から読み込まれたエントリーテーブルが図4(b)のよ
うな状態であり、またステップF100でのトラックダイジ
ェスト操作の対象トラックがトラック#3であった場合
を考える。
【0085】図4(b)のエントリーテーブルでは、ト
ラック#3につきET2 〜ET8 の7個のエントリーが
記録されている。つまりエントリーET2 はトラック#
3の開始位置SP3 を示し、さらにエントリーET3
ET8 がそれぞれトラック#3のインデックスポイント
(IDX31〜IDX36)を示していることになる。ここ
でシステムコントローラ53はトラック#3についての
エントリーを確認すると、エントリーが複数個存在し、
つまりインデックスポイントが設定されているものであ
ると判別できることになり、この場合、処理はステップ
F103からF104に進む。
【0086】まずシステムコントローラ53は、トラッ
ク#3に対応するエントリーの数をnMAXとして保持
する。図4(b)の場合、エントリー数nMAX=7と
なる。次に、対象トラックであるトラック#3について
の最初のエントリーのエントリーナンバを、変数nとし
てセットする(F105)。この場合トラック#3についての
最初のエントリーはエントリーET2 であるため、変数
n=2とされる。また変数mを1にセットする(F106)。
【0087】そしてステップF107で、光学ヘッド34を
エントリーET(n) のアドレスにアクセスさせ、ディス
クからのデータの読取を実行させる。従って、まずエン
トリーET2 として記録されている05分11秒10フ
レームからのデータ読取動作が実行されることになる。
ここでシステムコントローラ53は、エントリーET2
とされるアドレスからの読取動作により1枚のIピクチ
ャーデータが読み込まれ、MPEGビデオデコーダ42
においてそのIピクチャーデータがデコードされた否か
を監視している(F108)。
【0088】そして1つのIピクチャーデータがデコー
ドできたら、それに対して縮小処理を実行させ、縮小I
ピクチャーデータをビデオRAM43上で、出力映像デ
ータのうちのエリアAR(m) に相当するデータとしてペ
ーストする(F109)。つまりエントリーET2 、即ちトラ
ック#3の開始位置SP3 からの読取動作によって得ら
れた縮小Iピクチャーデータが、表示エリアAR1 のデ
ータとして設定されることになる。
【0089】次にステップF110で変数n=エントリー数
nMAXになっていなければ、変数nをインクリメント
し(F111)、また変数mをインクリメントして(F112)、ス
テップF107に戻る。従って今度は、n=3となるため、
光学ヘッド34によってエントリーET3である08分
28秒01フレームからのデータ読取動作を実行させる
ことになる。そしてエントリーET3 、つまりトラック
#3の最初のインデックスポイントIDX31からの読取
動作により1枚のIピクチャーデータが読み込まれ、M
PEGビデオデコーダ42においてそのIピクチャーデ
ータがデコードされたら(F108)、そのIピクチャーデー
タについて縮小処理を実行させ、縮小Iピクチャーデー
タをビデオRAM43上で出力映像データのうちのエリ
アAR(m) に相当するデータとしてペーストする(F10
9)。つまり最初のインデックスポイントポイント(エン
トリーET3 )からの読取動作によって得られた縮小I
ピクチャーデータが表示エリアAR2 のデータとして設
定される。
【0090】以上の処理がステップF110で変数n=nM
AXとなるまで繰り返される。この場合エントリー数は
7であるため、各エントリーET2 〜ET8 のそれぞれ
からIピクチャーデータが取り込まれ、ビデオRAM4
3上でペーストされた時点で処理は終了することにな
る。
【0091】この時点で表示画面上には図5(b)のよ
うなトラックダイジェスト画面が出力されていることに
なる。つまりエントリーET2 〜ET8 として示され
る、トラック#3の開始位置SP1 及びインデックスポ
イントIDX31〜IDX36からそれぞれ抽出されたIピ
クチャーデータが、縮小されてエリアAR1 〜AR7
分割表示された状態となる。
【0092】これによってユーザーはトラック#3につ
いての内容を確認することができる。しかも、この場合
はディスク製作者が設定したインデックスポイントの映
像データであるため、ディスク内容をより正確にあらわ
すものとになる。また、この場合は各インデックスポイ
ントの映像を確認したうえで、IDX+キー20又はI
DX−キー21により所望のインデックスに対するアク
セス操作を実行することができ、トラック内での見たい
場面をより簡単かつ迅速に再生させることができるよう
になる。
【0093】なお、この実施例では画面分割数はAR1
〜AR9 の9分割としているが、この場合、或るトラッ
クについてインデックスポイントが9個以上設定されて
いる場合は、1画面では表示しきれないことになる。こ
のような時は、画面のページング操作に応じて9番目以
降のインデックスポイントに対応するIピクチャー映像
が表示されるようにすればよい。また画面分割数は10
個以上に設定したり、もしくは8個以下に設定してもよ
いことはいうまでもない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明の再生装置
再生方法は、トラックダイジェスト動作時において、対
象となるトラックにインデックスポイントが設定されて
いた場合は、そのインデックスポイントに対応する映像
データを抽出してトラックダイジェスト映像データを生
成するようにしているため、出力されるトラックダイジ
ェスト映像は、内容確認のために適切な映像となり、ユ
ーザーがより正確かつ簡単にトラック内容の認識ができ
るようになるという効果がある。さらに、各インデック
スポイントの映像を確認できるので、いわゆるインデッ
クスサーチ操作により、再生させたい場面を容易に選択
し、迅速に再生させることができるため、使用性は格段
に向上する。
【0095】また、対象となるトラックにインデックス
ポイントが設定されていない場合は所定の演算処理で抽
出ポイントを設定して映像データを抽出し、トラックダ
イジェスト映像データを生成するようにすることで、イ
ンデックスポイントが設定されていない記録媒体にも対
応してトラックダイジェスト動作を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の再生装置の外観の説明図であ
る。
【図2】実施例の再生装置のブロック図である。
【図3】実施例のトラックダイジェスト動作時の処理の
フローチャートである。
【図4】実施例においてトラックダイジェスト動作の対
象となるディスクのエントリーテーブル例の説明図であ
る。
【図5】実施例のトラックダイジェスト画面の説明図で
ある。
【図6】実施例のオールディスクダイジェスト画面の説
明図である。
【図7】実施例のディスクダイジェスト画面の説明図で
ある。
【図8】CD−ROMのXA仕様のフォーマットの説明
図である。
【図9】ビデオCDのビデオデータの説明図である。
【図10】ビデオCDの画像サイズの説明図である。
【図11】ビデオCDのトラック構造の説明図である。
【図12】ビデオCDのディスク上の構造の説明図であ
る。
【図13】ビデオCDのビデオCDインフォメーション
エリアの説明図である。
【図14】ビデオCDのエントリーテーブルの説明図で
ある。
【符号の説明】
1 再生装置 3 表示部 5 再生キー(セレクトキー) 20 IDX+キー 21 IDX−キー 22 オールディスクダイジェスト操作キー 23 ディスクダイジェスト操作キー 24 トラックダイジェスト操作キー 30 ディスクトレイ 34 光学ヘッド 36 RFアンプ 37 サーボ回路 38 デコーダ部 39 CD−ROMデコーダ 40 MPEGオーディオデコーダ 41 オーディオRAM 42 MPEGビデオデコーダ 43 ビデオRAM 45,47 D/A変換器 48 RGB/NTSCエンコーダ 50 OSD処理部 52 CD−Gデコーダ 53 システムコントローラ 54 RAM 56 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/85 - 5/956 G11B 27/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像データがトラック単位で記録され
    記トラックを更に細分化するインデックス情報が予め管
    理される管理領域を備えた第1の記録媒体と、映像デー
    タがトラック単位で記録され上記トラックを更に細分化
    するインデックス情報が予め記録されていない第2の記
    録媒体とが選択的に再生可能な再生装置において、載置された記録媒体に記録された管理領域及び映像デー
    タを再生する 読出手段と、上記読出手段にて再生された管理情報に基づいて上記載
    置された 記録媒体上に記録された個々のトラックに関し
    てトラックを更に細分化するインデックス情報が付加さ
    れているか否かを検出する検出手段と、 ラックダイジェスト操作手段と、 上記トラックダイジェスト操作手段による指示がなされ
    た際に、上記指示されたトラックについて上記インデッ
    クス情報が付加されていると上記検出手段に検出され
    た場合には、上記インデックス情報に示される読出位置
    から上記読出手段によって映像データを読み出させ、読
    み出された映像データを表示させ 上記トラックダイジェスト操作手段による指示がなされ
    た際に、上記指示されたトラックについて上記インデッ
    クス情報が付加されていないと上記検出手段にて検出さ
    れた場合には、上記指示されたトラックを均等にn(n
    は正の2以上の整数)分割した読出位置から上記読出手
    段によって映像データを読み出させ、読み出された映像
    データを表示させ るように制御する制御手段と、 を備えてなることを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段が行う上記演算は、上記記
    録媒体に記録されているトラック毎の管理情報に基づい
    て、トラックをn(nは正の2以上の整数)分割する読
    出位置の算出を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記各インデックス情
    報に示される読出位置から上記読出手段によって読み出
    された映像データを縮小化して、表示部上で画面分割し
    た各エリアに表示されるように制御することを特徴とす
    る請求項1に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 映像データがトラック単位で記録され
    記トラックを更に細分化するインデックス情報が予め管
    理される管理領域を備えた第1の記録媒体と、映像デー
    タがトラック単位で記録され上記トラックを更に細分化
    するインデックス情報が予め記録されていない第2の記
    録媒体とが選択的に再生可能な再生方法において、 ラックダイジェストキーが操作されたか否かを判別す
    る操作判別ステップと、 上記操作判別ステップで指示されたトラックに、トラッ
    クを更に細分化するインデックス情報が付加されている
    か否かを検出する検出ステップと、 上記検出ステップにて、上記指示されたトラックに上記
    インデックス情報が付加されていると検出された場合に
    は、上記インデックス情報に示される読出位置から映像
    データを読み出す読出ステップと、上記検出ステップにて、上記指示されたトラックに上記
    インデックス情報が付加されていないと検出された場合
    には、上記トラックをn(nは正の2以上の整数)分割
    されるように読出位置を演算する演算ステップと、 上記演算ステップで演算された読出位置から映像データ
    を読み出す読出ステップと が行われることを特徴とする
    再生方法。
  5. 【請求項5】 上記演算ステップでは、上記記録媒体に
    記録されているトラック毎の管理情報に基づいて、トラ
    ックをn(nは正の2以上の整数)分割する読出位置の
    算出を行うことを特徴とする請求項4に記載の再生方
    法。
  6. 【請求項6】 上記表示ステップでは、上記各インデッ
    クス情報に示される読出位置から読み出された映像デー
    タを縮小化して、上記表示部上で画面分割したエリアに
    表示することを特徴とする請求項4に記載の再生方法。
JP31949494A 1994-11-30 1994-11-30 再生装置、再生方法 Expired - Fee Related JP3381431B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31949494A JP3381431B2 (ja) 1994-11-30 1994-11-30 再生装置、再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31949494A JP3381431B2 (ja) 1994-11-30 1994-11-30 再生装置、再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08163507A JPH08163507A (ja) 1996-06-21
JP3381431B2 true JP3381431B2 (ja) 2003-02-24

Family

ID=18110850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31949494A Expired - Fee Related JP3381431B2 (ja) 1994-11-30 1994-11-30 再生装置、再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3381431B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3597690B2 (ja) 1998-01-21 2004-12-08 株式会社東芝 デジタル情報記録再生システム
JP3597689B2 (ja) 1998-01-21 2004-12-08 株式会社東芝 情報記録媒体及び情報記録媒体処理装置
JP2000057751A (ja) * 1998-08-06 2000-02-25 Mitsubishi Electric Corp 光ディスク、光ディスク装置および光ディスク再生方法
JP4629173B2 (ja) 1999-09-17 2011-02-09 ソニー株式会社 記録装置および記録方法、並びに記録媒体
JP3580200B2 (ja) 1999-10-28 2004-10-20 ブラザー工業株式会社 記録情報処理装置および記録情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3695581B2 (ja) 2001-08-08 2005-09-14 ソニー株式会社 記録装置および記録方法、記録媒体、並びに、電子カメラ
KR100425305B1 (ko) * 2001-09-11 2004-03-30 삼성전자주식회사 고 화질 정지화 재생이 가능한 광 디스크 재생 시스템 및정지화 재생방법
JP4951376B2 (ja) * 2007-03-19 2012-06-13 株式会社日立製作所 再生装置、映像記録装置、および、その番組情報編集方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08163507A (ja) 1996-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3339210B2 (ja) 再生装置
JP3575063B2 (ja) 再生装置、再生方法
JPH08106735A (ja) 再生装置
JPH08161869A (ja) 再生装置
JP3593698B2 (ja) 再生装置及び再生方法
US5627657A (en) Method for sequentially displaying information recorded on interactive information recording medium
JP3381431B2 (ja) 再生装置、再生方法
JP3263885B2 (ja) 再生装置、再生方法
JP3521551B2 (ja) データ再生装置及びデータ再生方法
JP3264302B2 (ja) 記録媒体、記録方法および記録装置
JPH08111082A (ja) 再生装置
JPH0888829A (ja) 再生装置
JPH0887823A (ja) 再生装置
JP3685153B2 (ja) 再生装置
JP2000105964A (ja) 再生装置
JP4207978B2 (ja) 再生装置及び再生方法
KR0170973B1 (ko) 안내기능을 갖춘 비디오컴팩트디스크와 그 재생제어장치
KR0182439B1 (ko) 앨범형 비디오디스크의 연속재생제어방법
KR0161779B1 (ko) 비디오컴팩트디스크에서의 cd-da 트랙 시작위치 검출방법
JP2000100138A (ja) 再生装置
JPH0877707A (ja) 再生装置
JPH0898147A (ja) 再生装置
KR100199872B1 (ko) 비디오 컴팩트디스크의 화상탐색 및 고속탐색 제어방법
JPH0870433A (ja) 再生装置
JP2004296081A (ja) 記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021119

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees