JPH0869828A - コネクタのプレスイン端子及びその製造方法 - Google Patents
コネクタのプレスイン端子及びその製造方法Info
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- JPH0869828A JPH0869828A JP6205522A JP20552294A JPH0869828A JP H0869828 A JPH0869828 A JP H0869828A JP 6205522 A JP6205522 A JP 6205522A JP 20552294 A JP20552294 A JP 20552294A JP H0869828 A JPH0869828 A JP H0869828A
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- terminal
- fitting portion
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/51—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
- H01R12/55—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
- H01R12/58—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals terminals for insertion into holes
- H01R12/585—Terminals having a press fit or a compliant portion and a shank passing through a hole in the printed circuit board
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/306—Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means
- H05K3/308—Adaptations of leads
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】半田でプリント基板の内側を金属被膜で覆われ
たスルーホールに圧入保持し電気的に接続するコネクタ
端子の圧入部を簡単に製造でき、高密度基板の小さなス
ルーホールにも対応可能とする。 【構成】スルーホール11に圧入されるプレスイン端子
1にノッチ6をいれ、反対面より幅が広い圧入部2、先
端の導入部4、圧入部2と導入部4を滑かに結合する結
合部3及びスルーホール11に圧入した際の位置決めと
なるショルダー部5から構成する。これにより、圧入部
2を容易に製造でき、簡単な構造のため小型化も容易に
できるので高密度化され、スルーホール11が小さい径
に対しても優れたコンプライアント性が保証できる。
たスルーホールに圧入保持し電気的に接続するコネクタ
端子の圧入部を簡単に製造でき、高密度基板の小さなス
ルーホールにも対応可能とする。 【構成】スルーホール11に圧入されるプレスイン端子
1にノッチ6をいれ、反対面より幅が広い圧入部2、先
端の導入部4、圧入部2と導入部4を滑かに結合する結
合部3及びスルーホール11に圧入した際の位置決めと
なるショルダー部5から構成する。これにより、圧入部
2を容易に製造でき、簡単な構造のため小型化も容易に
できるので高密度化され、スルーホール11が小さい径
に対しても優れたコンプライアント性が保証できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタに使用されるコ
ンタクトピン及びその製造方法に関し、特にプリント基
板のスルーホールに圧入され、無半田で機械的に保持し
電気的に接続されるプレスイン構造の端子及びその製造
方法に関する。
ンタクトピン及びその製造方法に関し、特にプリント基
板のスルーホールに圧入され、無半田で機械的に保持し
電気的に接続されるプレスイン構造の端子及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コネクタ等に用いられるプレスイ
ン端子は、各種形状のものが知られているが、それらの
幾つかを図11乃至図14を用いて説明する。
ン端子は、各種形状のものが知られているが、それらの
幾つかを図11乃至図14を用いて説明する。
【0003】図11は従来のプレスイン端子の一例を説
明するためのプリント基板に装着した状態の斜視図であ
る。図11に示すように、従来のプレスイン端子1aは
2列の凹状溝6aを形成した圧入部2aと、この圧入部
2aに続く一方に形成した導入部4および先端部7と、
圧入部2aに続く他方に形成したショルダー部5および
接触子部8とを備えている。かかるプレスイン端子1a
はプリント基板9のスルーホールに圧入されるが、この
ときプレスイン端子1aの圧入部2aの両側に形成され
た「はり」が変形し、スルーホールの内面を形成した金
属被膜10に内接する。いわゆる、コンプライアントプ
レスイン形状である。なお、27はプレスイン端子2a
と接続される基板上の配線である。
明するためのプリント基板に装着した状態の斜視図であ
る。図11に示すように、従来のプレスイン端子1aは
2列の凹状溝6aを形成した圧入部2aと、この圧入部
2aに続く一方に形成した導入部4および先端部7と、
圧入部2aに続く他方に形成したショルダー部5および
接触子部8とを備えている。かかるプレスイン端子1a
はプリント基板9のスルーホールに圧入されるが、この
ときプレスイン端子1aの圧入部2aの両側に形成され
た「はり」が変形し、スルーホールの内面を形成した金
属被膜10に内接する。いわゆる、コンプライアントプ
レスイン形状である。なお、27はプレスイン端子2a
と接続される基板上の配線である。
【0004】図12(a),(b)はそれぞれ図11に
示す圧入部のスルーホールに圧入する前後の断面図であ
る。まず、図12(a)に示すように、スルーホールに
圧入する前の圧入部2aの断面はクラウン形状をなし、
ビーム28および両サイドに面取り部29を形成した構
造になっている。つぎに、図12(b)に示すように、
圧入部2aがスルーホールに圧入されると、両側のビー
ム28が撓み、金属被膜10と接続される。これら両側
のビーム28は、2つの溝部6aと大きな面取り29に
より形成される。これらの詳細は、例えば特開平3−1
7971号公報で周知である。
示す圧入部のスルーホールに圧入する前後の断面図であ
る。まず、図12(a)に示すように、スルーホールに
圧入する前の圧入部2aの断面はクラウン形状をなし、
ビーム28および両サイドに面取り部29を形成した構
造になっている。つぎに、図12(b)に示すように、
圧入部2aがスルーホールに圧入されると、両側のビー
ム28が撓み、金属被膜10と接続される。これら両側
のビーム28は、2つの溝部6aと大きな面取り29に
より形成される。これらの詳細は、例えば特開平3−1
7971号公報で周知である。
【0005】図13(a)〜(c)はそれぞれ従来のプ
レスイン端子の他の例を説明するための正面および圧入
部のスルーホール装着前後のE−E断面を表わす図であ
る。図13(a)に示すように、かかるプレスイン端子
は、両側にアーム部30を設け且つ溝6bを形成した圧
入部2aと、ピン棒4aおよびショルダー部5bとを有
している。また、図13(b)に示すように、圧入部2
aのE−E断面形状は、ほぼV字形状であり、前述した
従来例のクラウン形状と同様に、両側に大きな面取り2
9を形成するとともに、中央に台形状の溝6bを形成す
ることにより、両側にビーム30を構成している。かか
る端子は下面にも凹状部31が形成される。この圧入部
2aを備えた端子をスルーホールに圧入すると、図13
(c)に示すように、ビーム30が撓み、金属被膜10
に接する。これらの詳細は、例えば実開昭63−542
73号公報で知られている。
レスイン端子の他の例を説明するための正面および圧入
部のスルーホール装着前後のE−E断面を表わす図であ
る。図13(a)に示すように、かかるプレスイン端子
は、両側にアーム部30を設け且つ溝6bを形成した圧
入部2aと、ピン棒4aおよびショルダー部5bとを有
している。また、図13(b)に示すように、圧入部2
aのE−E断面形状は、ほぼV字形状であり、前述した
従来例のクラウン形状と同様に、両側に大きな面取り2
9を形成するとともに、中央に台形状の溝6bを形成す
ることにより、両側にビーム30を構成している。かか
る端子は下面にも凹状部31が形成される。この圧入部
2aを備えた端子をスルーホールに圧入すると、図13
(c)に示すように、ビーム30が撓み、金属被膜10
に接する。これらの詳細は、例えば実開昭63−542
73号公報で知られている。
【0006】上述した2つの従来例の端子の製造にあた
っては、スタンピング時の潰し加工により形成される。
っては、スタンピング時の潰し加工により形成される。
【0007】図14(a)〜(d)はそれぞれ従来のプ
レスイン端子の他の例を説明するための斜視状態と圧入
部のF−F断面およびG−G断面および非圧入部の断面
を表わす図である。図14(a)に示すように、プレス
イン端子1aは板材を折り曲げにより圧入部2aの断面
をV字形状に形成する一方、結合部3aを介した非圧入
部32および係止片5aを越えた接触子部8の断面をU
字状に加工することにより、製造するものである。ここ
では、一応結合部3aを備えるので、二つ折りにしたU
字状の非圧入部32と、V字形状に折り曲げられた圧入
部2aとを滑らかに結合される。また、図14(b)に
圧入部のF−F断面および図14(d)に非圧入部のG
−G断面を示すように、圧入部2aの断面F−FではV
字形に形成し、対角寸法D1をスルーホールの金属被膜
10の内径D2よりはるかに大きく形成する一方、非圧
入部32や接触子部8ではU字形に曲げ、スルーホール
に当らないような対角寸法を持つ。さらに、図14
(c)に圧入部の拡大断面を示すが、スルーホールに圧
入されると、両側のはり33が撓み、Vの角度が小さく
なる。尚、これらの詳細は、例えば実公平3−3989
1号公報に記載されている。
レスイン端子の他の例を説明するための斜視状態と圧入
部のF−F断面およびG−G断面および非圧入部の断面
を表わす図である。図14(a)に示すように、プレス
イン端子1aは板材を折り曲げにより圧入部2aの断面
をV字形状に形成する一方、結合部3aを介した非圧入
部32および係止片5aを越えた接触子部8の断面をU
字状に加工することにより、製造するものである。ここ
では、一応結合部3aを備えるので、二つ折りにしたU
字状の非圧入部32と、V字形状に折り曲げられた圧入
部2aとを滑らかに結合される。また、図14(b)に
圧入部のF−F断面および図14(d)に非圧入部のG
−G断面を示すように、圧入部2aの断面F−FではV
字形に形成し、対角寸法D1をスルーホールの金属被膜
10の内径D2よりはるかに大きく形成する一方、非圧
入部32や接触子部8ではU字形に曲げ、スルーホール
に当らないような対角寸法を持つ。さらに、図14
(c)に圧入部の拡大断面を示すが、スルーホールに圧
入されると、両側のはり33が撓み、Vの角度が小さく
なる。尚、これらの詳細は、例えば実公平3−3989
1号公報に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の潰しを
行って圧入部を形成するプレスイン端子は、形状が複雑
になるという欠点がある。通常、これらの端子はプログ
レッシブプレスでスタンピングされるが、プレスイン端
子を形成する為にはプログレッシブ型の中でいくつかの
工程を経る必要がある。
行って圧入部を形成するプレスイン端子は、形状が複雑
になるという欠点がある。通常、これらの端子はプログ
レッシブプレスでスタンピングされるが、プレスイン端
子を形成する為にはプログレッシブ型の中でいくつかの
工程を経る必要がある。
【0009】例えば、第1,第2の従来例では、大きな
面付け部があるため、簡単なプログレッシブ型では構成
できず、また精度を上げなければこれらのプレスイン端
子の特性を保証できず、簡単に型の製造ができない上に
小型化の妨げとなり、メンテナンスを十分に行う必要が
ある。また、当然のことならがプログレッシブ型で形成
した端子に対し、後工程でプレスイン形状を付加するこ
とはできないという問題がある。そして、これら従来の
端子における圧入部は、断面形状の一部である両側のア
ームを撓す構造であり、十分なアーム長を確保するた
め、小型化には不向きであるという問題もある。
面付け部があるため、簡単なプログレッシブ型では構成
できず、また精度を上げなければこれらのプレスイン端
子の特性を保証できず、簡単に型の製造ができない上に
小型化の妨げとなり、メンテナンスを十分に行う必要が
ある。また、当然のことならがプログレッシブ型で形成
した端子に対し、後工程でプレスイン形状を付加するこ
とはできないという問題がある。そして、これら従来の
端子における圧入部は、断面形状の一部である両側のア
ームを撓す構造であり、十分なアーム長を確保するた
め、小型化には不向きであるという問題もある。
【0010】また、金属板を折り曲げプレスイン端子を
構成する場合、折り曲げを行う為の板幅を十分確保する
必要があり、小型化及びコネクタを構成した時、高密度
化を実現できないという欠点がある。
構成する場合、折り曲げを行う為の板幅を十分確保する
必要があり、小型化及びコネクタを構成した時、高密度
化を実現できないという欠点がある。
【0011】例えば、第3の従来例で明らかなように、
プレスイン断面のV字形状を形成する為には、板厚に対
し広い板幅を必要とする。最終的には、小型化ができな
いだけでなく、V字形状を形成したとしてもソリッドに
なってしまい、撓まずスルーホールの損傷を大きくする
という問題がある。
プレスイン断面のV字形状を形成する為には、板厚に対
し広い板幅を必要とする。最終的には、小型化ができな
いだけでなく、V字形状を形成したとしてもソリッドに
なってしまい、撓まずスルーホールの損傷を大きくする
という問題がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のコネクタのプレ
スイン端子は、金属被膜で内側を覆ったプリント基板等
のスルーホールに圧入保持されるとともに、前記金属被
膜と電気的に導通するコネクタのプレスイン端子におい
て、導電板の板厚に対し垂直な面の一方向にV字状ある
いはU字状の溝を形成し、前記溝を形成した面の幅寸法
を反対面の幅寸法よりも大きくした圧入部と、前記スル
ーホールの内径よりも小さな対角寸法で形成した導入部
と、前記導入部から前記圧入部にかけての対角寸法を徐
々に大きく且つ滑らかに形成した結合部と、前記圧入部
上に形成し且つ前記圧入部よりも幅の広いショルダー部
とを有して構成される。
スイン端子は、金属被膜で内側を覆ったプリント基板等
のスルーホールに圧入保持されるとともに、前記金属被
膜と電気的に導通するコネクタのプレスイン端子におい
て、導電板の板厚に対し垂直な面の一方向にV字状ある
いはU字状の溝を形成し、前記溝を形成した面の幅寸法
を反対面の幅寸法よりも大きくした圧入部と、前記スル
ーホールの内径よりも小さな対角寸法で形成した導入部
と、前記導入部から前記圧入部にかけての対角寸法を徐
々に大きく且つ滑らかに形成した結合部と、前記圧入部
上に形成し且つ前記圧入部よりも幅の広いショルダー部
とを有して構成される。
【0013】また、本発明のプレスイン端子の製造方法
は、導電板から一軸方向に外形抜きを行なって圧入部と
導入部および結合部となる領域を形成する工程と、前記
圧入部および前記結合部の中心軸に沿ってV字状あるい
はU字状の溝を形成する工程と、前記圧入部および前記
結合部の角部にカット部もしくは面付け部を形成する工
程とを含んで構成される。
は、導電板から一軸方向に外形抜きを行なって圧入部と
導入部および結合部となる領域を形成する工程と、前記
圧入部および前記結合部の中心軸に沿ってV字状あるい
はU字状の溝を形成する工程と、前記圧入部および前記
結合部の角部にカット部もしくは面付け部を形成する工
程とを含んで構成される。
【0014】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0015】図1は本発明のプレスイン端子の第一の実
施例を示す正面図である。図1に示すように、このプレ
スイン端子1は、プリント基板9に形成した金属めっき
を施し金属被膜10を形成したスルーホール11に圧入
保持され係止される圧入部2と、先端部7を含みスルー
ホール11に最初に挿入される導入部4と、この導入部
4および圧入部2を滑らかに結合する結合部3と、そし
て圧入部2をスルーホール11に圧入する時に治具等を
当てて力を加えるためのショルダー部5と、このショル
ダー部5に続く接触子部8とから構成されている。しか
も、この圧入部2の幅寸法は内側を金属めっきされたス
ルーホール11の内径より大きくなっており、そして幅
方向の中央付近に且つ導電板の板厚に対し垂直な面の一
方向にVノッチ(溝)6を形成した構成になっている。
施例を示す正面図である。図1に示すように、このプレ
スイン端子1は、プリント基板9に形成した金属めっき
を施し金属被膜10を形成したスルーホール11に圧入
保持され係止される圧入部2と、先端部7を含みスルー
ホール11に最初に挿入される導入部4と、この導入部
4および圧入部2を滑らかに結合する結合部3と、そし
て圧入部2をスルーホール11に圧入する時に治具等を
当てて力を加えるためのショルダー部5と、このショル
ダー部5に続く接触子部8とから構成されている。しか
も、この圧入部2の幅寸法は内側を金属めっきされたス
ルーホール11の内径より大きくなっており、そして幅
方向の中央付近に且つ導電板の板厚に対し垂直な面の一
方向にVノッチ(溝)6を形成した構成になっている。
【0016】このプレスイン端子1は、りん青銅やベリ
リウム銅あるいは黄銅等のばね金属材料でできており、
V溝6及びこのV溝形成面とは反対の面に形成するカッ
ト部は、パンチとダイを用いたプレス加工により形成さ
れる。尚、この表面はニッケル,半田,スズや金等の金
属めっきを行っても良い。
リウム銅あるいは黄銅等のばね金属材料でできており、
V溝6及びこのV溝形成面とは反対の面に形成するカッ
ト部は、パンチとダイを用いたプレス加工により形成さ
れる。尚、この表面はニッケル,半田,スズや金等の金
属めっきを行っても良い。
【0017】また、かかるV溝6は結合部3で狭く、し
かも浅くなるように終わっている。このV溝6を狭くす
るのは、結合部3の幅が狭くなっており、導入部4に対
し力が加わった時、結合部3で折れ易くなることを防ぐ
為であり、またV溝6を浅くするのは、加工時のパンチ
折れを防ぐ為である。
かも浅くなるように終わっている。このV溝6を狭くす
るのは、結合部3の幅が狭くなっており、導入部4に対
し力が加わった時、結合部3で折れ易くなることを防ぐ
為であり、またV溝6を浅くするのは、加工時のパンチ
折れを防ぐ為である。
【0018】図2(a)〜(c)はそれぞれ図1に示し
たプレスイン端子の圧入部,結合部の各断面図および圧
入部がスルーホールに圧入された状態の断面図である。
図2(a)に示すように、図1の断面A−Aで示す圧入
部2は、中央付近にV溝6を形成し、スルーホール11
の内径より広い幅寸法W1を有する。また、このV溝6
をいれた面と反対側の面の角部ににカット部13を設
け、実質的にV溝6をいれた面とは反対側の面の幅寸法
W2がW1寸法より小さい構成になっている。
たプレスイン端子の圧入部,結合部の各断面図および圧
入部がスルーホールに圧入された状態の断面図である。
図2(a)に示すように、図1の断面A−Aで示す圧入
部2は、中央付近にV溝6を形成し、スルーホール11
の内径より広い幅寸法W1を有する。また、このV溝6
をいれた面と反対側の面の角部ににカット部13を設
け、実質的にV溝6をいれた面とは反対側の面の幅寸法
W2がW1寸法より小さい構成になっている。
【0019】図2(b)に示すように、図1の断面B−
Bで示す結合部3は、圧入部2より伸びるV溝6とカッ
ト部13が形成されており、プレスイン端子1を圧入し
た際にスルーホール11の金属被膜10に最初に当接す
る位置である。このスルーホール11の金属被膜10に
当接する位置は、結合部3の中間あたりとするのが理想
である。当接した位置より更に圧入していくと、次第に
角部12の辺がしまりばめになり、圧入部2がスルーホ
ールに到達する。
Bで示す結合部3は、圧入部2より伸びるV溝6とカッ
ト部13が形成されており、プレスイン端子1を圧入し
た際にスルーホール11の金属被膜10に最初に当接す
る位置である。このスルーホール11の金属被膜10に
当接する位置は、結合部3の中間あたりとするのが理想
である。当接した位置より更に圧入していくと、次第に
角部12の辺がしまりばめになり、圧入部2がスルーホ
ールに到達する。
【0020】さらに、図2(c)に示すように、圧入部
2が完全にスルーホールに圧入されると、導入部4から
結合部8、そして圧入部2への継ながりを滑らかにして
あるので、スムーズに角部12間に次第に大きな力が加
わり、板厚方向にV字形状に撓む。ここで、角部12の
反対側にはカット部13を形成しており、カット部13
側より角部12側の方に一層大きな力が加わるようにな
る。
2が完全にスルーホールに圧入されると、導入部4から
結合部8、そして圧入部2への継ながりを滑らかにして
あるので、スムーズに角部12間に次第に大きな力が加
わり、板厚方向にV字形状に撓む。ここで、角部12の
反対側にはカット部13を形成しており、カット部13
側より角部12側の方に一層大きな力が加わるようにな
る。
【0021】これから判るように、スルーホールの大き
さが多少違っても、V字形状が大きく撓んだり小さく撓
んだりしてフレキシブルに対応し、コンプライアント性
の高いプレスイン端子を実現することができる。このと
き重要なのは、溝6の深さによりフレキシブル特性が変
わってしまう為、設計条件を満足するような溝6の深さ
を決めることである。よって、溝6の深さを管理するこ
とにより、特性をコントロールでき、容易に端子の製造
を可能にするとともに、メンテナンスも非常に簡単にな
る。
さが多少違っても、V字形状が大きく撓んだり小さく撓
んだりしてフレキシブルに対応し、コンプライアント性
の高いプレスイン端子を実現することができる。このと
き重要なのは、溝6の深さによりフレキシブル特性が変
わってしまう為、設計条件を満足するような溝6の深さ
を決めることである。よって、溝6の深さを管理するこ
とにより、特性をコントロールでき、容易に端子の製造
を可能にするとともに、メンテナンスも非常に簡単にな
る。
【0022】図3(a)〜(c)はそれぞれ本発明のプ
レスイン端子の第二の実施例を説明するための圧入部,
結合部の各断面図および圧入部がスルーホールに圧入さ
れた状態の断面図である。図3(a)に示すように、本
実施例も基本構成は前述した第一の実施例と同様であ
り、その断面形状も第一の実施例の断面形状〔図2
(a)〕と類似しているが、溝をいれるパンチの寿命を
延ばすためV溝6の先端を丸くしたU形状ノッチ(溝)
14を形成し、下側の面の角部12に丸面付け部15を
形成する点が異なっている。その他、ここでは断面が長
方形をした圧入部2の一方の面にU溝14を形成したと
き両側に膨らみを生じ、反対の面の幅よりも大きくな
る。すなわち、W3〉W4となる。
レスイン端子の第二の実施例を説明するための圧入部,
結合部の各断面図および圧入部がスルーホールに圧入さ
れた状態の断面図である。図3(a)に示すように、本
実施例も基本構成は前述した第一の実施例と同様であ
り、その断面形状も第一の実施例の断面形状〔図2
(a)〕と類似しているが、溝をいれるパンチの寿命を
延ばすためV溝6の先端を丸くしたU形状ノッチ(溝)
14を形成し、下側の面の角部12に丸面付け部15を
形成する点が異なっている。その他、ここでは断面が長
方形をした圧入部2の一方の面にU溝14を形成したと
き両側に膨らみを生じ、反対の面の幅よりも大きくな
る。すなわち、W3〉W4となる。
【0023】通常の順送型機器でパンチングする場合
は、図2(a)のように、両側に膨らみを生じないよう
にできるが、外形抜きした後でV溝をいれる場合に膨ら
みを生じる。しかし、この膨らみは積極的に両角部12
に力を加えることに対し有利に働く。また、丸面付け部
15はプレス抜きによるダレを使っても良い。ここで
は、圧入部2の対角寸法D1がスルーホール11の内径
D2より大きくなるようにしている。尚、U溝パンチ型
の寿命を更に伸ばす為には、根元にもR付けをすると良
い。
は、図2(a)のように、両側に膨らみを生じないよう
にできるが、外形抜きした後でV溝をいれる場合に膨ら
みを生じる。しかし、この膨らみは積極的に両角部12
に力を加えることに対し有利に働く。また、丸面付け部
15はプレス抜きによるダレを使っても良い。ここで
は、圧入部2の対角寸法D1がスルーホール11の内径
D2より大きくなるようにしている。尚、U溝パンチ型
の寿命を更に伸ばす為には、根元にもR付けをすると良
い。
【0024】また、図3(b)に示すように、圧入部2
に連続する結合部3は、圧入部2と同様にU溝14をい
れることにより溝を形成した面の幅寸法が反対側の面の
幅寸法よりも大きくなる。このため、設計するにあたっ
ては、、圧入部2及び結合部3において膨らみ寸法を考
慮する。
に連続する結合部3は、圧入部2と同様にU溝14をい
れることにより溝を形成した面の幅寸法が反対側の面の
幅寸法よりも大きくなる。このため、設計するにあたっ
ては、、圧入部2及び結合部3において膨らみ寸法を考
慮する。
【0025】ついで、図3(c)に示すように、圧入部
2はスルーホール11に圧入され金属被膜10に接触す
るが、ここでも図2(c)と同様に、表面がV字形状に
撓み、4隅が金属被膜10に接触する。
2はスルーホール11に圧入され金属被膜10に接触す
るが、ここでも図2(c)と同様に、表面がV字形状に
撓み、4隅が金属被膜10に接触する。
【0026】例えば、実際に製作されるプレスイン端子
1の圧入部2は、幅が1mm、厚さが0.3mm、溝の
深さが0.25mmである。かかる小型の端子を実際に
製作すると、圧入部2がガラエポ基板に製作され、内径
φ0.66mmのスルーホール11に圧入される。この
とき、全体がV字形状に撓み、4隅がスルーホール11
の金属被膜10に接触する。但し、丸面付け部15は金
属被膜10に接触していなくても良い。逆に、図3
(c)より更に内径が小さいスルーホールに圧入される
と、V字の曲がりが更に大きくなり、U溝14が閉じる
方向に変形する。また、内径φ0.66mm以下のφ
0.4mmやφ0.35mm等の小さなスルーホールに
も圧入部2の板厚を薄くする等して対応可能になるの
で、高密度実装を実現できる。
1の圧入部2は、幅が1mm、厚さが0.3mm、溝の
深さが0.25mmである。かかる小型の端子を実際に
製作すると、圧入部2がガラエポ基板に製作され、内径
φ0.66mmのスルーホール11に圧入される。この
とき、全体がV字形状に撓み、4隅がスルーホール11
の金属被膜10に接触する。但し、丸面付け部15は金
属被膜10に接触していなくても良い。逆に、図3
(c)より更に内径が小さいスルーホールに圧入される
と、V字の曲がりが更に大きくなり、U溝14が閉じる
方向に変形する。また、内径φ0.66mm以下のφ
0.4mmやφ0.35mm等の小さなスルーホールに
も圧入部2の板厚を薄くする等して対応可能になるの
で、高密度実装を実現できる。
【0027】図4(a),(b)はそれぞれ本発明のプ
レスイン端子の第三の実施例を示す正面図および底面図
である。図4(a),(b)に示すように、本実施例の
プレスイン端子1は前述した第一の実施例と比較する
と、導入部4を短かくするとともに、圧入部2および結
合部3の外側の4辺にカット部16,17を設けたもの
である。本実施例では下面角部に第1のカット部16を
形成するだけでなく、結合部3の上面角部に形成する第
2のカット部17aの幅を先端部7を含む導入部4に近
ずくにつれて広げ延長部17bを形成している。すなわ
ち、圧入部2のV溝6を形成した上面側に設けた第2の
カット部17aの幅は導入部4から圧入部2にかけ、次
第に小さくなっている。尚、V溝6を形成する面とは反
対側の下面に設けられた第1のカット部16は上面側と
同じように導入部4から圧入部2にかけて小さくしても
良いが一定でも問題はない。
レスイン端子の第三の実施例を示す正面図および底面図
である。図4(a),(b)に示すように、本実施例の
プレスイン端子1は前述した第一の実施例と比較する
と、導入部4を短かくするとともに、圧入部2および結
合部3の外側の4辺にカット部16,17を設けたもの
である。本実施例では下面角部に第1のカット部16を
形成するだけでなく、結合部3の上面角部に形成する第
2のカット部17aの幅を先端部7を含む導入部4に近
ずくにつれて広げ延長部17bを形成している。すなわ
ち、圧入部2のV溝6を形成した上面側に設けた第2の
カット部17aの幅は導入部4から圧入部2にかけ、次
第に小さくなっている。尚、V溝6を形成する面とは反
対側の下面に設けられた第1のカット部16は上面側と
同じように導入部4から圧入部2にかけて小さくしても
良いが一定でも問題はない。
【0028】図5(a),(b)はそれぞれ図4に示す
プレスイン端子の圧入部および結合部の各断面図であ
る。図5(a)のC−C断面に示すように、圧入部2は
角部に第1のカット部16と第2のカット部17aとを
形成しているが、V溝側の第2のカット部17aの方を
反対面のカット部16よりも小さくし、V字形状を形成
しやすくしている。すなわち、V溝側のカット部17a
は面が内側に撓むためにスルーホールの金属被膜を傷つ
けにくいという点を利用しているからである。
プレスイン端子の圧入部および結合部の各断面図であ
る。図5(a)のC−C断面に示すように、圧入部2は
角部に第1のカット部16と第2のカット部17aとを
形成しているが、V溝側の第2のカット部17aの方を
反対面のカット部16よりも小さくし、V字形状を形成
しやすくしている。すなわち、V溝側のカット部17a
は面が内側に撓むためにスルーホールの金属被膜を傷つ
けにくいという点を利用しているからである。
【0029】また、図5(b)のD−D断面に示すよう
に、結合部3は上面および下面の角部に同様のカット部
16および第2のカット部17aの延長部17bを形成
している。これは対角寸法を小さくする為に同様のカッ
ト部が設けられる。この結合部3では、スルーホールの
内側に強く接触せず軽く当接する程度であり、ショルダ
ー部5側の圧入部2が本格的にスルーホールの内側と接
触する部分へと導入する位置にあたり、そしてスムーズ
に圧入部2をV字形状に撓せるための導入部分である。
これは前述した図1の結合部3と同じ働きをする。も
し、このような圧入部2に導入部分がないと、スルーホ
ールに形成した金属被膜(図示省略)を傷つけ、圧入部
2におけるV字形状を形成しにくくなる。
に、結合部3は上面および下面の角部に同様のカット部
16および第2のカット部17aの延長部17bを形成
している。これは対角寸法を小さくする為に同様のカッ
ト部が設けられる。この結合部3では、スルーホールの
内側に強く接触せず軽く当接する程度であり、ショルダ
ー部5側の圧入部2が本格的にスルーホールの内側と接
触する部分へと導入する位置にあたり、そしてスムーズ
に圧入部2をV字形状に撓せるための導入部分である。
これは前述した図1の結合部3と同じ働きをする。も
し、このような圧入部2に導入部分がないと、スルーホ
ールに形成した金属被膜(図示省略)を傷つけ、圧入部
2におけるV字形状を形成しにくくなる。
【0030】図6は本発明のプレスイン端子の第四の実
施例を説明するための結合部の断面図である。図6に示
すように、本実施例は図4および図5におけるプレスイ
ン端子1の結合部3に代えて、あらかじめ導入部分とな
る結合部3をV字形状に構成しておくことにより、圧入
部2がスムーズにV字形状に撓むことができ、図4
(a)の形状と同等の効果が期待できる。ここで、V溝
6の側に設けたカット部17は圧入部2のそれと同程度
で良い。
施例を説明するための結合部の断面図である。図6に示
すように、本実施例は図4および図5におけるプレスイ
ン端子1の結合部3に代えて、あらかじめ導入部分とな
る結合部3をV字形状に構成しておくことにより、圧入
部2がスムーズにV字形状に撓むことができ、図4
(a)の形状と同等の効果が期待できる。ここで、V溝
6の側に設けたカット部17は圧入部2のそれと同程度
で良い。
【0031】図7は本発明のプレスイン端子の第五の実
施例を説明するための圧入部をスルーホールに圧入した
状態の断面図である。図7に示すように、本実施例は圧
入部2をスルーホール11に圧入後の断面を示し、今ま
で説明してきた圧入部2に形成した第1のVノッチ
(溝)6の反対側にもこのV溝6よりも小さな第2のV
溝18を形成した例である。尚、角部には丸面付け部1
5を形成している。この第2のV溝18により、更に圧
入部2がフレキシブルになり、スルーホールにプレスイ
ン端子1を圧入した時、圧入部2が容易にV字形状に撓
み易くなる。これは一方向のみの溝だと型の寿命が短く
なる可能性があるのに対し、両方の面から溝をいれるこ
とにより型寿命を伸ばすことができるという利点があ
る。
施例を説明するための圧入部をスルーホールに圧入した
状態の断面図である。図7に示すように、本実施例は圧
入部2をスルーホール11に圧入後の断面を示し、今ま
で説明してきた圧入部2に形成した第1のVノッチ
(溝)6の反対側にもこのV溝6よりも小さな第2のV
溝18を形成した例である。尚、角部には丸面付け部1
5を形成している。この第2のV溝18により、更に圧
入部2がフレキシブルになり、スルーホールにプレスイ
ン端子1を圧入した時、圧入部2が容易にV字形状に撓
み易くなる。これは一方向のみの溝だと型の寿命が短く
なる可能性があるのに対し、両方の面から溝をいれるこ
とにより型寿命を伸ばすことができるという利点があ
る。
【0032】以上、第一乃至第五の実施例について説明
したが、これらの他に圧入部2の全ての角部にカット部
も丸面付けもしないでも、同様の効果を期待することが
できる。但し、かかる場合は当然金属被膜の損傷が大き
くなり易いが、金属被膜の厚さを厚くする等のスルーホ
ールの条件により接触の安定性を保証することができ
る。特に、カット部や丸面付けが難しい場合には、適用
可能である。
したが、これらの他に圧入部2の全ての角部にカット部
も丸面付けもしないでも、同様の効果を期待することが
できる。但し、かかる場合は当然金属被膜の損傷が大き
くなり易いが、金属被膜の厚さを厚くする等のスルーホ
ールの条件により接触の安定性を保証することができ
る。特に、カット部や丸面付けが難しい場合には、適用
可能である。
【0033】図8(a),(b)はそれぞれ本発明のプ
レスイン端子の製造方法の一実施例を説明するための工
程順に示した端子の断面図である。図8(a)に示すよ
うに、上述した図3等に示すコネクタのプレスイン端子
の製造にあたっては、まず導電板から一軸方向に外形抜
きを行なってプレスイン端子1の圧入部2と導入部4お
よび結合部3となる領域を抜き方向よりパンチで打抜
く。この時、通常だれ部19が生じ、図3の丸面付け部
が構成される。つぎに、図8(b)に示すように、外形
抜きされた圧入部2および結合部3の中心軸に沿って前
述した抜き方向とは逆の方からパンチを用いてV溝6を
形成する。これにより、圧入部2が押し広げられ台形状
の断面をしたプレスイン端子が製造される。尚、V溝加
工の時に加工硬化を起すことがある場合には、圧入部2
のみに熱処理等を施し、あらかじめ硬度を下げておいて
も良い。
レスイン端子の製造方法の一実施例を説明するための工
程順に示した端子の断面図である。図8(a)に示すよ
うに、上述した図3等に示すコネクタのプレスイン端子
の製造にあたっては、まず導電板から一軸方向に外形抜
きを行なってプレスイン端子1の圧入部2と導入部4お
よび結合部3となる領域を抜き方向よりパンチで打抜
く。この時、通常だれ部19が生じ、図3の丸面付け部
が構成される。つぎに、図8(b)に示すように、外形
抜きされた圧入部2および結合部3の中心軸に沿って前
述した抜き方向とは逆の方からパンチを用いてV溝6を
形成する。これにより、圧入部2が押し広げられ台形状
の断面をしたプレスイン端子が製造される。尚、V溝加
工の時に加工硬化を起すことがある場合には、圧入部2
のみに熱処理等を施し、あらかじめ硬度を下げておいて
も良い。
【0034】また、導電板となる材料は、導電プラスチ
ック材料により成形されるか、もしくは絶縁プラスチッ
ク材料により成形してから表面に導電被膜を成形するこ
ともできる。
ック材料により成形されるか、もしくは絶縁プラスチッ
ク材料により成形してから表面に導電被膜を成形するこ
ともできる。
【0035】図9(a),(b)はそれぞれ本発明のプ
レスイン端子を用いた雄コネクタおよび雄プレスイン端
子の斜視図である。図9(a),(b)に示すように、
第一の応用例としての雄コネクタは雄ハウジング20に
複数の雄プレスイン端子21を保持し係止している。こ
の雄コネクタに使用される雄プレスイン端子21は、前
述したプレスイン端子1と同様、V溝6を形成した圧入
部2および結合部3と、結合部3に続く導入部4と、シ
ョルダー部5および雄接触子22とから構成されてい
る。
レスイン端子を用いた雄コネクタおよび雄プレスイン端
子の斜視図である。図9(a),(b)に示すように、
第一の応用例としての雄コネクタは雄ハウジング20に
複数の雄プレスイン端子21を保持し係止している。こ
の雄コネクタに使用される雄プレスイン端子21は、前
述したプレスイン端子1と同様、V溝6を形成した圧入
部2および結合部3と、結合部3に続く導入部4と、シ
ョルダー部5および雄接触子22とから構成されてい
る。
【0036】図10(a),(b)はそれぞれ本発明の
プレスイン端子を用いた雌コネクタおよび雌プレスイン
端子の斜視図である。図10(a),(b)に示すよう
に、第二の応用例としての雌コネクタは雌ハウジング2
3に複数の雌プレスイン端子24を保持し係止してい
る。この雌コネクタに使用される雄プレスイン端子24
も同様にV溝6を形成した圧入部2および結合部3と、
結合部3に続く導入部4と、ショルダー部5および雌接
触子26とから構成されている。かかる雌コネクタの場
合は、前面側には雄接触子が挿入できるように穴(図示
省略)が複数開けられており、プリント基板への取付け
部25を両側に備えている。。また、この雌コネクタは
プリント基板と平行に雄コネクタを嵌合できるようにす
るため、雌プレスイン端子24は雌接触子26の部分が
直角に曲がっている。
プレスイン端子を用いた雌コネクタおよび雌プレスイン
端子の斜視図である。図10(a),(b)に示すよう
に、第二の応用例としての雌コネクタは雌ハウジング2
3に複数の雌プレスイン端子24を保持し係止してい
る。この雌コネクタに使用される雄プレスイン端子24
も同様にV溝6を形成した圧入部2および結合部3と、
結合部3に続く導入部4と、ショルダー部5および雌接
触子26とから構成されている。かかる雌コネクタの場
合は、前面側には雄接触子が挿入できるように穴(図示
省略)が複数開けられており、プリント基板への取付け
部25を両側に備えている。。また、この雌コネクタは
プリント基板と平行に雄コネクタを嵌合できるようにす
るため、雌プレスイン端子24は雌接触子26の部分が
直角に曲がっている。
【0037】これらの雄コネクタや雌コネクタは、ショ
ルダー部5の上部は、通常端子リード部や雄接触子22
を逃げた「くし歯」状の治具により加圧し、プリント基
板に一括して圧入し取り付けられる。
ルダー部5の上部は、通常端子リード部や雄接触子22
を逃げた「くし歯」状の治具により加圧し、プリント基
板に一括して圧入し取り付けられる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はプリント
基板のスルーホールに圧入し電気的に接続する端子の圧
入部の一方向から溝をいれた面の幅を反対側の面の幅よ
り大きくし、プリント基板のスルーホールに圧入した
時、圧入部の断面が板幅の中央付近でV字形状に撓むよ
うすることにより、圧入部の断面形状を全体に使ってス
ルーホールに対し保持することの可能な且つ小さなスル
ーホールにも対応したコンプライアント性のある端子を
簡単に製造できるという効果がある。また、本発明はプ
レスイン端子のどの位置にでも容易に圧入部を後工程で
設けることができるので、溝の深さを調整するだけで圧
入部のコンプライアンス性を保証でき、型のメンテナン
スを容易にできるという効果がある。
基板のスルーホールに圧入し電気的に接続する端子の圧
入部の一方向から溝をいれた面の幅を反対側の面の幅よ
り大きくし、プリント基板のスルーホールに圧入した
時、圧入部の断面が板幅の中央付近でV字形状に撓むよ
うすることにより、圧入部の断面形状を全体に使ってス
ルーホールに対し保持することの可能な且つ小さなスル
ーホールにも対応したコンプライアント性のある端子を
簡単に製造できるという効果がある。また、本発明はプ
レスイン端子のどの位置にでも容易に圧入部を後工程で
設けることができるので、溝の深さを調整するだけで圧
入部のコンプライアンス性を保証でき、型のメンテナン
スを容易にできるという効果がある。
【図1】本発明のプレスイン端子の第一の実施例を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】図1に示した圧入部,結合部の各断面および圧
入部がスルーホールに圧入された状態の断面を表わす図
である。
入部がスルーホールに圧入された状態の断面を表わす図
である。
【図3】本発明のプレスイン端子の第二の実施例を説明
するための圧入部,結合部の各断面および圧入部がスル
ーホールに圧入された状態の断面を表わす図である。
するための圧入部,結合部の各断面および圧入部がスル
ーホールに圧入された状態の断面を表わす図である。
【図4】本発明のプレスイン端子の第三の実施例を示す
正面および底面を表わす図である。
正面および底面を表わす図である。
【図5】図4に示す圧入部および結合部の各断面を表わ
す図である。
す図である。
【図6】本発明のプレスイン端子の第四の実施例を説明
するための結合部の断面図である。
するための結合部の断面図である。
【図7】本発明のプレスイン端子の第五の実施例を説明
するための圧入部をスルーホールに圧入した状態の断面
図である。
するための圧入部をスルーホールに圧入した状態の断面
図である。
【図8】本発明のプレスイン端子の製造方法の一実施例
を説明するための工程順に示した端子の断面図である。
を説明するための工程順に示した端子の断面図である。
【図9】本発明のプレスイン端子を用いた雄コネクタお
よび雄プレスイン端子の斜視図である。
よび雄プレスイン端子の斜視図である。
【図10】本発明のプレスイン端子を用いた雌コネクタ
および雌プレスイン端子の斜視図である。
および雌プレスイン端子の斜視図である。
【図11】従来のプレスイン端子の一例を説明するため
のプリント基板に装着した状態の斜視図である。
のプリント基板に装着した状態の斜視図である。
【図12】図11に示す圧入部のスルーホールに圧入す
る前後の断面図である。
る前後の断面図である。
【図13】従来のプレスイン端子の他の例を説明するた
めの正面および圧入部のスルーホール装着前後の断面を
表わす図である。
めの正面および圧入部のスルーホール装着前後の断面を
表わす図である。
【図14】従来のプレスイン端子のまた他の例を説明す
るための斜視状態と圧入部の断面および非圧入部の断面
を表わす図である。
るための斜視状態と圧入部の断面および非圧入部の断面
を表わす図である。
1 プレスイン端子 2 圧入部 3 結合部 4 導入部 5 ショルダー部 6,18 V溝(Vノッチ) 7 先端部 8 接触子部 12 角部 13 カット部 14 U溝(Uノッチ) 15 丸面付け部 16 カット部(第1のカット部) 17a 第2のカット部 17b 第2のカット部の延長部 19 だれ部 20 雄ハウジング 21 雄プレスイン端子 22 雄接触子 23 雌ハウジング 24 雌プレスイン端子 25 取付部 26 雌接触子
Claims (12)
- 【請求項1】 金属被膜で内側を覆ったプリント基板等
のスルーホールに圧入保持されるとともに、前記金属被
膜と電気的に導通するコネクタのプレスイン端子におい
て、導電板の板厚に対し垂直な面の一方向にV字状ある
いはU字状の溝を形成し、前記溝を形成した面の幅寸法
を反対面の幅寸法よりも大きくした圧入部と、前記スル
ーホールの内径よりも小さな対角寸法で形成した導入部
と、前記導入部から前記圧入部にかけての対角寸法を徐
々に大きく且つ滑らかに形成した結合部と、前記圧入部
上に形成し且つ前記圧入部よりも幅の広いショルダー部
とを有することを特徴とするコネクタのプレスイン端
子。 - 【請求項2】 前記圧入部の対角寸法は、前記スルーホ
ールの内径より大きく形成した請求項1記載のコネクタ
のプレスイン端子。 - 【請求項3】 前記圧入部の前記溝を形成した面の幅寸
法は、前記スルーホールの内径より大きく形成した請求
項1記載のコネクタのプレスイン端子。 - 【請求項4】 前記圧入部および前記結合部は、前記溝
を形成した面と反対の面の角部にカット部もしくは面付
け部を形成し前記溝を形成した面の幅寸法を前記反対側
の面の幅寸法より大きくした請求項1記載のコネクタの
プレスイン端子。 - 【請求項5】 前記圧入部及び前記結合部は、前記溝を
形成した面およびその面とは反対の面の角部すべてに面
付けを施した請求項1記載のコネクタのプレスイン端
子。 - 【請求項6】 前記結合部は、前記圧入部の前記溝を形
成した面と同じ方向にV字形状あるいはU字形状に曲げ
られた請求項1記載のコネクタのプレスイン端子。 - 【請求項7】 前記圧入部に設けられたV字状あるいは
U字状の溝は、前記圧入部から前記結合部にかけてその
深さが浅くなり且つ前記溝の幅が狭くなるように形成し
た請求項1記載のコネクタのプレスイン端子。 - 【請求項8】 前記圧入部は、前記溝を形成した面とは
反対の面に前記溝よりも深さが浅い別のV字状あるいは
U字状の溝を形成した請求項1記載のコネクタのプレス
イン端子。 - 【請求項9】 前記圧入部と前記結合部および前記導入
部は、その他の部分と板厚方向の厚さが異なる請求項1
記載のコネクタのプレスイン端子。 - 【請求項10】 金属被膜で内側を覆ったプリント基板
等のスルーホールに圧入保持されるとともに、前記金属
被膜と電気的に導通するコネクタのプレスイン端子にお
いて、導電板の板厚に対し垂直な面の一方向にV字状あ
るいはU字状の溝を形成した圧入部と、前記スルーホー
ルの内径よりも小さな対角寸法で形成した導入部と、前
記導入部から前記圧入部にかけての対角寸法を徐々に大
きく且つ滑らかに形成した結合部とを有し、前記圧入部
の前記溝をいれた面とは反対側の面の角部もしくは両方
の面の角部に面付けを施し、前記溝をいれた面の幅寸法
が反対側の面の幅寸法より大きくなるようにすることを
特徴とするコネクタのプレスイン端子。 - 【請求項11】 導電板から一軸方向に外形抜きを行な
って圧入部と導入部および結合部となる外形を抜き方向
より第一のパンチを用いて形成する工程と、前記抜き方
向とは反対の方向より第二のパンチを用いて前記圧入部
および前記結合部の中心軸に沿ったV字状あるいはU字
状の溝を形成する工程とを含むことを特徴とするコネク
タのプレスイン端子の製造方法。 - 【請求項12】 前記導電板は、導電プラスチック材料
により成形されるかもしくは絶縁プラスチック材料によ
り成形してから表面に導電被膜を成形した請求項11記
載のコネクタのプレスイン端子の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6205522A JP2803574B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | コネクタのプレスイン端子及びその製造方法 |
US08/890,282 US5944563A (en) | 1994-08-30 | 1997-07-09 | Press-in terminal for a connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6205522A JP2803574B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | コネクタのプレスイン端子及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0869828A true JPH0869828A (ja) | 1996-03-12 |
JP2803574B2 JP2803574B2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=16508279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6205522A Expired - Fee Related JP2803574B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | コネクタのプレスイン端子及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5944563A (ja) |
JP (1) | JP2803574B2 (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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