JP2006054116A - コンプライアントピンおよびコンプライアントピンを使用した電気コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 コンプライアントピンおよび電気コネクタにおいて、追加の部材や、工数をかけることなく、基板上に飛散するめっきの削り屑を低減し、また、発生する削り屑を微細化して、基板上の回路同士の短絡や、電気/電子部品の短絡を防止する。
【解決手段】 コンプライアントピン1は、回路基板100の貫通孔102に圧入される圧入部2を有するコンプライアントピンにおいて、圧入部2に、貫通孔102との接触により生じる金属の削り屑を受容する凹部28a、28bが圧入部2に形成される。これにより、削り屑が基板100上に飛散することを防止して、回路等を短絡させることを防止する。
【選択図】 図4
【解決手段】 コンプライアントピン1は、回路基板100の貫通孔102に圧入される圧入部2を有するコンプライアントピンにおいて、圧入部2に、貫通孔102との接触により生じる金属の削り屑を受容する凹部28a、28bが圧入部2に形成される。これにより、削り屑が基板100上に飛散することを防止して、回路等を短絡させることを防止する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、印刷回路基板(以下、単に基板という)に圧入されるコンプライアントピンおよびコンプライアントピンを使用した電気コネクタに関するものである。
コンプライアントピンはその径方向に僅かに弾性変形可能であるため、その圧入部の径よりも若干小さい径を有する基板の貫通孔(スルーホール)に押圧して挿入すると、圧入部が弾性変形により貫通孔に密着して基板に固定され、はんだ付けを行わなくても良好な電気的接続がなされる。貫通孔の内面は通常銅めっきされ、コンプライアントピンは通常全体がめっき、例えば錫めっきされている。このため、コンプライアントピンの圧入時に貫通孔との摩擦接触により、貫通孔の銅めっきより軟質のコンプライアントピンの錫めっき層が剥離してめっき屑が生じる。このめっき屑は、基板上に飛散して基板上の印刷回路や、基板上に配置された電気/電子部品等を短絡させるおそれがある。
このような問題を解決する方法として、例えば、基板の両面にプラスチックのフィルムをラミネートし、この基板にコンプライアントピンを圧入するようにしたものが知られている(特許文献1)。圧入されたコンプライアントピンは、このプラスチックのフィルムを貫通するが、プラスチックのフィルムは圧入されたコンプライアントピンの周囲に密着し、コンプライアントピンの挿入時に生じためっき屑が貫通孔内に閉じ込められて基板上に飛散しないようになっている。
また、他の従来例では、コンプライアントピンが圧入された基板の両面に、電子/電気部品の保護のために防湿用コーティングがなされる場合がある。この場合は、めっき屑も一緒にコーティングされてしまうため基板上にめっき屑が飛散するおそれはないが、全ての用途に亘って基板にコーティングがなされるわけではない。
特開平6−13735号公報(図3)
特許文献1に開示された従来技術においては、基板をラミネートするためのプラスチックフィルムが別途必要であり、またラミネートする工数も必要となる。このため製造に手間がかかりコストも増加する。また、防湿コーティングを行う場合も、同様に付加的なコーティング部材および工数を必要とする。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、追加の部材や、工数をかけることなく、基板上に飛散するめっき(金属)の削り屑を低減し、また、発生する削り屑を微細化して、基板上の回路同士の短絡や、電気/電子部品の短絡を防止することができるコンプライアントピンおよびコンプライアントピンを使用した電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明のコンプライアントピンは、回路基板の貫通孔に圧入される圧入部を有するコンプライアントピンにおいて、圧入部に貫通孔との接触により生じる金属の削り屑を受容する凹部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明の一実施態様において、圧入部が、コンプライアントピンの先端側に収束するように傾斜したテーパ面を有し、凹部がテーパ面に形成されるように構成することができる。
また、凹部は、テーパ面の後端近傍に形成されていることが好ましい。
また、凹部とテーパ面の先端との間に少なくとも1つの他の凹部がさらに形成されていてもよい。
金属の削り屑は、コンプライアントピンに形成されためっきの削り屑であってもよい。
圧入部が、コンプライアントピンの径方向に互いに逆向きに膨出する1対の膨出部を有し、膨出部が中心軸線に沿う部分的な剪断により形成された剪断面を有し、テーパ面が弧状外周面を有し、凹部が弧状外周面に形成されているように構成されてもよい。
また、凹部は、コンプライアントピンの先端側から後端側にかけてコンプライアントピンの長手方向に対して斜め、且つ剪断面から遠ざかるように傾斜して形成されることが好ましい。
また、凹部は、コンプライアントピンのプレス成形時に同時に成形されることが好ましい。
また、本発明の電気コネクタは、請求項1から6いずれか1項記載のコンプライアントピンを使用したことを特徴とするものである。
本発明のコンプライアントピンおよびコンプライアントピンを使用した電気コネクタは、コンプライアントピンの圧入部に、貫通孔との接触により生じる金属の削り屑を受容する凹部が形成されているので、次の効果を奏する。即ち、金属の削り屑が凹部内に収容されて、基板上に飛散しにくいので、基板上に飛散する削り屑を低減し、また、発生する削り屑を微細化して、削り屑による基板上の回路同士の短絡や電気/電子部品の短絡を防止することができる。このような効果は、追加の部材や、この追加の部材の組み付け工数を必要とすることなく、容易に得られる。
また、圧入部が、コンプライアントピンの先端側に収束するように傾斜したテーパ面を有し、凹部がテーパ面に形成されるように構成されている場合は、最も削り屑が発生するテーパ面に凹部があるので、削り屑は効果的に収容され、基板上に飛散するおそれが低減する。
また、凹部が、テーパ面の後端近傍に形成されている場合は、テーパ面の剥離した削り屑をこの凹部内にまとめて収容して削り屑の飛散を防止することができる。
また、凹部とテーパ面の先端との間に少なくとも1つの他の凹部がさらに形成されている場合は、削り屑が複数の凹部により分断されて微細化されるので、より一層確実に複数の凹部内に削り屑を分散して収容し、削り屑即ちめっき屑は一層飛散しにくくなる。
金属の削り屑がコンプライアントピンに形成されためっきの削り屑である場合は、コンプライアントピンを貫通孔へ挿入する時に最も削り屑が発生しやすいコンプライアントピンの部分の削り屑を効果的に凹部内に閉じ込めることが出来る。
また、コンプライアントピンのめっきが、錫めっきされている場合は、めっきが比較的軟質なので、貫通孔に挿入するとき剥離して比較的低い抵抗となり挿入しやすい。
以下、本発明のコンプライアントピンについて、添付図に示す具体例を参照して説明する。図1は、コンプライアントピンの圧入部を部分的に拡大して示し、図1(a)は平面図、図1(b)は側面図、図1(c)は正面図をそれぞれ示す。図2は、図1のコンプライアントピンを示し、図2(a)は図1(a)に対応する斜視図、図2(b)は図1(b)に対応する斜視図をそれぞれ示す。以下、図1および図2を参照して説明する。
コンプライアントピン1は、1枚の金属板から打ち抜き形成されるピン状の部材であり、コンプライアントピン1の先端側から圧入部(コンプライアント部)2、押圧部4、および接触部6(図4)を有する。なお、図1および図2では接触部6は省略されている。圧入部2は、コンプライアントピン1の先端8の側に形成されている。この圧入部2は、コンプライアントピン1の長手方向に沿う中心軸線10に沿って、コンプライアントピン1の本体1aを中心軸線10と直交する方向に互いに逆方向に押圧して部分的な剪断を行い、剪断された部分が互いに逆方向に膨出するように形成されており、僅かな径方向(剪断面に沿う方向)の弾性を有する。この剪断により片側に剪断面12を有する1対の膨出部2a、2aが形成される。圧入部2は、これら1対の膨出部2aによって構成される。各膨出部2aは、中心軸線10の回りに対称的に配置された同じ形状を有しているので、一方の膨出部2aについてのみ説明する。
コンプライアントピン1の先端部18は、先端8に収束する4つのテーパ14を有している。このテーパ14のうち対向する1対のテーパ14に連続する平面16が形成されて、この先端部18は、断面が略正方形になっている。平面16からはコンプライアントピン1の本体1aへ断面が拡大するよう傾斜面16aが形成されている。
本体1aは、断面が略長方形である。圧入部2は、長方形断面の長辺と直交する方向に剪断され、最も外方に位置する、中心軸線10と略平行な平行面部20と、平行面部20から先端部18側に傾斜し、コンプライアントピン1の挿入時のガイド面となるテーパ面22と、平行面部20からテーパ面22と逆側に形成された他のテーパ面24とを有する。これらの平行面部20、テーパ面22、24は、剪断面12の外側即ち剪断面12の範囲外に形成された弧状外周面26a、26b、26cをそれぞれ有する。なお、これらの弧状外周面26a、26b、26cを総括して弧状外周面26という。この弧状外周面26は、挿入される基板100(図4)の貫通孔102の円弧に沿う湾曲形状を有しており、この弧状外周面26が貫通孔102と最も強く接触する。
テーパ面22の先端22aおよびテーパ面22の後端(肩部)22bとの間には、2つの凹部28(28a、28b)が形成されている。凹部28aは、後端22bの近傍に形成され、他の凹部28bは、凹部28aと先端22aとの中間に形成されている。凹部28a、28bは、プレス機械により膨出部2aを形成する際に同時に形成される。凹部28の数は、2つに限定されるものではなく、ピン部材のサイズや形状により3つ以上であってもよい。
各凹部28a、28bは、コンプライアントピン1の先端側から後端側にかけてコンプライアントピン1の長手方向に対して斜め、且つ剪断面12から遠ざかるように傾斜して形成されている。この形状は、コンプライアントピン1を貫通孔102に押し込むときに、凹部28a、28bが貫通孔102のエッジ102aに引っかかって、エッジ102aを削ることのないようにするためである。これらの凹部28の詳細については、図3および図4を参照して後述する。圧入部2の後部側即ち先端部18と逆側には、押圧部4が形成されている。押圧部4は、本体1aと同じ方向の長方形断面を有する直方体形状である。この押圧部4には、本体1aの両側に後方に向く押圧面4aが形成されている。
次に、図3を参照して凹部28についてさらに詳細に説明する。図3は、圧入部2の拡大断面図であり、図3(a)は図1(a)のIIIa−IIIa線に沿う断面、図3(b)は図1(a)のIIIb−IIIb線に沿う断面をそれぞれ示す。図3には、コンプライアントピン1の本体1aが剪断されて形成された1対の膨出部2a、2aの位置関係が明瞭に示されている。凹部28aは、図3(a)に示されているように、弧状外周面26aに形成されている。また、凹部28bも図3(b)に示されているように弧状外周面26aに形成されている。これらの凹部28a、28bの機能について、図4を合わせて参照して説明する。
図4は、コンプライアントピン1を基板100の貫通孔102に圧入する際の圧入初期の状態を示す斜視図である。したがって、この状態では圧入部2はまだ弾性接触していない。この状態から、コンプライアントピン1の先端部18(図1)を貫通孔102に挿入して、コンプライアントピン1の押圧部4の押圧面4a、4aを下方に押圧すると、テーパ面22の弧状外周面26aが、貫通孔102のエッジ102aと摩擦接触する。貫通孔102のエッジ102aおよび内面は通常銅めっき(銅箔)されている。他方、コンプライアントピン1は、一般的に材料が良伝導性の銅合金であり、ニッケルをめっきした後、ニッケルめっきの上に錫めっきされている。めっき(金属)の厚さは、通常0.8μm〜1.5μmである。
コンプライアントピン1と貫通孔102のエッジ102aとの摩擦接触により、コンプライアントピン1の錫めっき層が、コンプライアントピン1の挿入方向に沿って剥離する。即ち、中心軸線10に沿ってテーパ面22の部分が剥離する。このとき、凹部28bより前方(図4において下方)の部分のめっきの削り屑は、凹部28bの内部に収容される。コンプライアントピン1をさらに挿入すると、凹部28bと凹部28aの間の部分のめっき層が剥離し、この削り屑が凹部28aに収容される。これによって、めっきの削り屑は、凹部28a、28bに収容された状態で、貫通孔102内に保持される。
ここで重要なことは、テーパ面22の部分で最もめっき屑が生じる点である。このテーパ面22で生じためっき屑が外部に飛散しないようにするためには、少なくともテーパ面22の後端22bに凹部28aを形成することが必要である。この場合には、テーパ面22の先端22aから後端22bの凹部28aまでの削り屑が凹部28aに収容される。この場合のめっき屑は比較的大きく、凹部28aは、この大きいめっき屑を収容することになる。
このため、凹部28aとテーパ22の先端22aの間に、追加の凹部28bを形成したほうが好ましい。この追加の凹部28bを設けることにより、テーパ面22上のめっきの剥離が先端22aから凹部28bまでの長さの部分と、凹部28bから凹部28aまでの長さの部分に分断され、削り屑は微細化されて、それぞれ凹部28a、28bに収容されやすくなる。また、めっき屑が微細化されたことにより、万一貫通孔102の外部にめっき屑が散逸したとしても、回路等を短絡させる可能性は低下する。また、追加の凹部28bが存在することにより、テーパ面22と貫通孔102との接触面が減少するので、削り屑の発生も減少する。凹部28a、28bに加えて、さらに追加的に他の凹部をテーパ面22に形成してもよい。
次に、このコンプライアントピン1を使用した電気コネクタ(以下、単にコネクタという)について、図5を参照して説明する。図5は、図1のコンプライアントピン1を使用した本発明に係るコネクタの一例を示す雌型のコネクタの斜視図である。なお、図5中にコンプライアントピン1の圧入部を拡大して示してある。このコネクタ120は、前部に開放する嵌合凹部124を有する絶縁ハウジング(以下、単にハウジングという)122と、コンプライアントピン1とを有する。コンプライアントピン1は、ハウジング122の後壁126に多数植設されている。
コンプライアントピン1は、接触部6側が直角に折り曲げられて、ハウジング122に取り付けられている。接触部6は、嵌合凹部124内に突出して、コネクタ120と嵌合する相手方の図示しないコネクタとの電気的接点となる。コネクタ120は、コネクタ120が取り付けられる基板100´の貫通孔102´にコンプライアントピン1が圧入されて取り付けられる。コンプライアントピン1の圧入部2は、膨出部2aが、ハウジング122の長手方向と直交方向に配置されている。
また、コンプライアントピン1のめっきは、電気伝導性、耐食性などを兼ね備えたものであればよく、必要に応じて金めっきなども用いることができるが、特に錫めっきされている場合は、めっきが比較的軟質なので、貫通孔102´(102)に挿入するとき剥離して比較的低い抵抗となり挿入しやすい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能であることはいうまでもない。例えば、コンプライアントピン1を使用したコネクタは、雌型のコネクタ120と嵌合する雄型のコネクタ(図示せず)であってもよい。また、コネクタの形状、サイズ、コンプライアントピンの数量等について変更可能であることはもちろんである。
また、上記実施形態においては、コンプライアントピン1は錫めっきされているので、貫通孔102の銅めっきより軟質な錫めっきが剥離しやすいが、コンプライアントピン1側のめっきの剥離に限定されるものではなく、貫通孔102側のめっきが剥離する場合も、同様にコンプライアントピン1の凹部28に収容することが出来ることはもちろんである。
1 コンプライアントピン
2 圧入部
6 接触部
10 中心軸線
28a、28b 凹部
22 テーパ面
22a 先端
22b 後端
100、100´ 回路基板
102、102´ 貫通孔
120 電気コネクタ
2 圧入部
6 接触部
10 中心軸線
28a、28b 凹部
22 テーパ面
22a 先端
22b 後端
100、100´ 回路基板
102、102´ 貫通孔
120 電気コネクタ
Claims (7)
- 回路基板の貫通孔に圧入される圧入部を有するコンプライアントピンにおいて、
前記圧入部に前記貫通孔との接触により生じる金属の削り屑を受容する凹部が形成されてなることを特徴とするコンプライアントピン。 - 前記圧入部が、前記コンプライアントピンの先端側に収束するように傾斜したテーパ面を有し、前記凹部が前記テーパ面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のコンプライアントピン。
- 前記凹部が、前記テーパ面の後端近傍に形成されていることを特徴とする請求項2記載のコンプライアントピン。
- 前記凹部と前記テーパ面の先端との間に少なくとも1つの他の前記凹部がさらに形成されていることを特徴とする請求項3記載のコンプライアントピン。
- 前記削り屑は、前記コンプライアントピンに形成されためっきの削り屑であることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載のコンプライアントピン。
- 前記コンプライアントピンのめっきは錫めっきであることを特徴とする請求項5記載のコンプライアントピン。
- 請求項1から6いずれか1項記載のコンプライアントピンを使用した電気コネクタ。
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