JP3161642B2 - コネクタおよびその組立方法 - Google Patents
コネクタおよびその組立方法Info
- Publication number
- JP3161642B2 JP3161642B2 JP33910292A JP33910292A JP3161642B2 JP 3161642 B2 JP3161642 B2 JP 3161642B2 JP 33910292 A JP33910292 A JP 33910292A JP 33910292 A JP33910292 A JP 33910292A JP 3161642 B2 JP3161642 B2 JP 3161642B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- pin
- press
- connector
- fixed base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/405—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
- H01R13/41—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting by frictional grip in grommet, panel or base
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/193—Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/20—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/16—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for manufacturing contact members, e.g. by punching and by bending
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49204—Contact or terminal manufacturing
- Y10T29/49208—Contact or terminal manufacturing by assembling plural parts
- Y10T29/49217—Contact or terminal manufacturing by assembling plural parts by elastic joining
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49117—Conductor or circuit manufacturing
- Y10T29/49204—Contact or terminal manufacturing
- Y10T29/49208—Contact or terminal manufacturing by assembling plural parts
- Y10T29/49218—Contact or terminal manufacturing by assembling plural parts with deforming
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49789—Obtaining plural product pieces from unitary workpiece
- Y10T29/4979—Breaking through weakened portion
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子装置において２つ
の部材をコネクタ接続する場合に使用されるコネクタお
よびその組立方法に係り、特に多数のプラグピンおよび
コンタクトピン（以後、「ピン端子」と総称する）を有
するコネクタおよびその組立方法に関する。
の部材をコネクタ接続する場合に使用されるコネクタお
よびその組立方法に係り、特に多数のプラグピンおよび
コンタクトピン（以後、「ピン端子」と総称する）を有
するコネクタおよびその組立方法に関する。
【０００２】近年、電子計算機などの電子装置は高密度
化される傾向にあり、これに伴って電気信号の入出力端
子数が増大しているため、コネクタにおけるピン端子数
も多芯化の傾向にある。また、コネクタは従来より大き
くできないため、個々のピン端子の大きさは従来よりも
縮小される傾向にある。
化される傾向にあり、これに伴って電気信号の入出力端
子数が増大しているため、コネクタにおけるピン端子数
も多芯化の傾向にある。また、コネクタは従来より大き
くできないため、個々のピン端子の大きさは従来よりも
縮小される傾向にある。
【０００３】よって、ピン端子の外力に対する機械的な
強度は従来にくらべて小さくなり、コネクタの組立工程
においてピン端子が曲がったり折れたりして、コネクタ
の生産における歩留りが低下するおそれがある。
強度は従来にくらべて小さくなり、コネクタの組立工程
においてピン端子が曲がったり折れたりして、コネクタ
の生産における歩留りが低下するおそれがある。
【０００４】したがって、コネクタの組立工程において
ピン端子を破損させることのないコネクタおよびその組
立方法が望まれていた。
ピン端子を破損させることのないコネクタおよびその組
立方法が望まれていた。
【０００５】
【従来の技術】例えば、マザーボード用のコネクタは、
雄側のボード側ピン端子と雌側の接触部とを有する複数
のコンタクトピンを、可動ロック部と固定ベース部との
間に配設した構成とされており、ボード側ピン端子を固
定ベース部側に突出させてマザーボードに接続させると
ともに、接触部を可動ロック部側に配設してプラグの各
プラグピン端子にそれぞれ接続して使用される。このコ
ネクタは、従来は次のようにして製造されていた。
雄側のボード側ピン端子と雌側の接触部とを有する複数
のコンタクトピンを、可動ロック部と固定ベース部との
間に配設した構成とされており、ボード側ピン端子を固
定ベース部側に突出させてマザーボードに接続させると
ともに、接触部を可動ロック部側に配設してプラグの各
プラグピン端子にそれぞれ接続して使用される。このコ
ネクタは、従来は次のようにして製造されていた。
【０００６】まず、コンタクトピンは電気信号を伝達す
る銅などの良導性部材からなり、一方にはマザーボード
に接続させるためのボード用ピン端子が、他方にはプラ
グピン端子に嵌合される接触部を有する弾性変形部が、
それぞれ形成される。
る銅などの良導性部材からなり、一方にはマザーボード
に接続させるためのボード用ピン端子が、他方にはプラ
グピン端子に嵌合される接触部を有する弾性変形部が、
それぞれ形成される。
【０００７】そして、複数のコンタクトピンを保持する
コネクタケースは樹脂などの絶縁性部材からなり、ボー
ド用ピン端子をマザーボード側に突出させるピン端子孔
を有する固定ベース部と、接触部および弾性変形部を保
持して挿入されるプラグピン端子と嵌合させるコンタク
トピン孔を有する可動ロック部の２つの部分から構成さ
れる。
コネクタケースは樹脂などの絶縁性部材からなり、ボー
ド用ピン端子をマザーボード側に突出させるピン端子孔
を有する固定ベース部と、接触部および弾性変形部を保
持して挿入されるプラグピン端子と嵌合させるコンタク
トピン孔を有する可動ロック部の２つの部分から構成さ
れる。
【０００８】コネクタを構成する複数のコンタクトピン
は、固定ベース部のピン端子孔に挿通後、治具によって
圧入されマザーボードに半田付けされる。そして、前記
複数のコンタクトピンの接触部および弾性変形部は、可
動ロック部のコンタクトピン孔に挿通される。
は、固定ベース部のピン端子孔に挿通後、治具によって
圧入されマザーボードに半田付けされる。そして、前記
複数のコンタクトピンの接触部および弾性変形部は、可
動ロック部のコンタクトピン孔に挿通される。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコネクタおよびその組立方法においては、複数のコ
ンタクトピンを固定ベース部のピン端子孔に挿通させる
工程と、挿通された複数のコンタクトピンをピン端子孔
に圧入する専用の治具とマザーボードに半田付けする工
程とが必要であり、治具への装着及びはんだ付け工程が
あることによって上記コネクタの生産コストが上昇する
という問題点があった。
来のコネクタおよびその組立方法においては、複数のコ
ンタクトピンを固定ベース部のピン端子孔に挿通させる
工程と、挿通された複数のコンタクトピンをピン端子孔
に圧入する専用の治具とマザーボードに半田付けする工
程とが必要であり、治具への装着及びはんだ付け工程が
あることによって上記コネクタの生産コストが上昇する
という問題点があった。
【００１０】また、コンタクトピンを構成する良導性部
材は一般に加工しやすい金属性部材であることが多く、
同時に、近年の電子機器の高密度化により、コネクタを
構成するそれぞれのコンタクトピンも微小化しつつある
ため、上記圧入工程によってコンタクトピンが曲がった
り折れたりして、製品の歩留りが低下するおそれが大き
くなるという問題点もあった。
材は一般に加工しやすい金属性部材であることが多く、
同時に、近年の電子機器の高密度化により、コネクタを
構成するそれぞれのコンタクトピンも微小化しつつある
ため、上記圧入工程によってコンタクトピンが曲がった
り折れたりして、製品の歩留りが低下するおそれが大き
くなるという問題点もあった。
【００１１】また、コンタクトピンの接触部は、外部か
ら挿入されるプラグピン端子を受入れやすいように外側
に開いた形状とされているため、コネクタの組立を行う
ときにコンタクトピン孔に挿入しにくく、また、挿入時
に接触部やコンタクトピン孔を傷つけるおそれがあると
いう問題点があった。
ら挿入されるプラグピン端子を受入れやすいように外側
に開いた形状とされているため、コネクタの組立を行う
ときにコンタクトピン孔に挿入しにくく、また、挿入時
に接触部やコンタクトピン孔を傷つけるおそれがあると
いう問題点があった。
【００１２】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、コンタクトピンの可動ロック部および固定ベー
ス部への装着を、各部品を破損させることなく容易に行
うことのできるコネクタおよびその組立方法を提供する
ことを目的とする。
であり、コンタクトピンの可動ロック部および固定ベー
ス部への装着を、各部品を破損させることなく容易に行
うことのできるコネクタおよびその組立方法を提供する
ことを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項１記載の発明になるコネクタでは、外部電極
端子が装着脱される複数のコンタクトピンに形成された
圧入固定部が固定ベース部に設けられた複数のピン端子
孔にそれぞれ圧入固定されており、前記固定ベース部に
対して移動可能に取付けられた可動ロック部の移動に伴
って、前記複数のコンタクトピンに装着された複数の前
記外部電極端子をロックまたはアンロックさせる構成と
されたコネクタにおいて、前記圧入固定部を補強すると
ともに前記可動ロック部と係合する補助プレートを前記
複数のコンタクトピンにそれぞれ設け、前記可動ロック
部の移動によって前記複数のコンタクトピンの前記圧入
固定部が前記複数のピン端子孔にそれぞれ圧入固定され
るときに、前記可動ロック部の移動による押圧力が前記
補助プレートを介して前記圧入固定部にそれぞれ伝達さ
れる構成とした。
めに請求項１記載の発明になるコネクタでは、外部電極
端子が装着脱される複数のコンタクトピンに形成された
圧入固定部が固定ベース部に設けられた複数のピン端子
孔にそれぞれ圧入固定されており、前記固定ベース部に
対して移動可能に取付けられた可動ロック部の移動に伴
って、前記複数のコンタクトピンに装着された複数の前
記外部電極端子をロックまたはアンロックさせる構成と
されたコネクタにおいて、前記圧入固定部を補強すると
ともに前記可動ロック部と係合する補助プレートを前記
複数のコンタクトピンにそれぞれ設け、前記可動ロック
部の移動によって前記複数のコンタクトピンの前記圧入
固定部が前記複数のピン端子孔にそれぞれ圧入固定され
るときに、前記可動ロック部の移動による押圧力が前記
補助プレートを介して前記圧入固定部にそれぞれ伝達さ
れる構成とした。
【００１４】また、請求項２記載の発明になるコネクタ
の組立方法では、外部電極端子が装着脱される複数のコ
ンタクトピンに形成された圧入固定部が固定ベース部に
設けられた複数のピン端子孔にそれぞれ圧入固定されて
おり、また、前記固定ベース部に対して移動可能に取付
けられた可動ロック部の移動に伴って、前記複数のコン
タクトピンに装着された複数の前記外部電極端子をロッ
クまたはアンロックさせる構成とされたコネクタの組立
方法において、前記圧入固定部を補強するとともに前記
可動ロック部と係合する補助プレートを有する構成のコ
ンタクトピンを使用し、また、ボード側ピン端子と、外
部電極端子が装着脱される接触部と、前記接触部の先端
に設けられた略尖鋭形状の組立補助部とを有する複数の
コンタクトピン組立体を、可動ロック部に設けられた複
数のコンタクトピン孔にそれぞれ仮に挿通させるコンタ
クトピン組立体仮挿通工程と、前記可動ロック部と前記
固定ベース部とを接近させて、前記組立補助部および前
記接触部を前記複数のコンタクトピン孔にそれぞれ押圧
して挿入させるとともに、前記組立補助部を前記接触部
から分離させて複数のコンタクトピンを形成させ、且
つ、押圧力を上記補助プレートに作用させて、前記固定
ベース部に設けられた複数のピン端子孔に複数の前記ボ
ード側ピン端子をそれぞれ圧入させるコンタクトピン挿
通形成工程とを有する。
の組立方法では、外部電極端子が装着脱される複数のコ
ンタクトピンに形成された圧入固定部が固定ベース部に
設けられた複数のピン端子孔にそれぞれ圧入固定されて
おり、また、前記固定ベース部に対して移動可能に取付
けられた可動ロック部の移動に伴って、前記複数のコン
タクトピンに装着された複数の前記外部電極端子をロッ
クまたはアンロックさせる構成とされたコネクタの組立
方法において、前記圧入固定部を補強するとともに前記
可動ロック部と係合する補助プレートを有する構成のコ
ンタクトピンを使用し、また、ボード側ピン端子と、外
部電極端子が装着脱される接触部と、前記接触部の先端
に設けられた略尖鋭形状の組立補助部とを有する複数の
コンタクトピン組立体を、可動ロック部に設けられた複
数のコンタクトピン孔にそれぞれ仮に挿通させるコンタ
クトピン組立体仮挿通工程と、前記可動ロック部と前記
固定ベース部とを接近させて、前記組立補助部および前
記接触部を前記複数のコンタクトピン孔にそれぞれ押圧
して挿入させるとともに、前記組立補助部を前記接触部
から分離させて複数のコンタクトピンを形成させ、且
つ、押圧力を上記補助プレートに作用させて、前記固定
ベース部に設けられた複数のピン端子孔に複数の前記ボ
ード側ピン端子をそれぞれ圧入させるコンタクトピン挿
通形成工程とを有する。
【００１５】
【作用】上記請求項１記載の構成によれば、コンタクト
ピンの圧入固定部は可動ロック部と係合する補助プレー
トによって補強されており、可動ロック部の移動による
押圧力は補助プレートを介して圧入固定部に伝達される
ため、前記押圧力はコンタクトピンにおける圧入固定部
以外の部分には作用せず、コンタクトピンの折れ曲がり
などの損傷発生を防止できる。
ピンの圧入固定部は可動ロック部と係合する補助プレー
トによって補強されており、可動ロック部の移動による
押圧力は補助プレートを介して圧入固定部に伝達される
ため、前記押圧力はコンタクトピンにおける圧入固定部
以外の部分には作用せず、コンタクトピンの折れ曲がり
などの損傷発生を防止できる。
【００１６】また、請求項２記載の構成によれば、略尖
鋭形状の組立補助部を有する複数のコンタクトピン組立
体を可動ロック部の複数のコンタクトピン孔にそれぞれ
押圧して挿入させてから組立補助部を分離してコンタク
トピンを形成するため、組立時におけるコンタクトピン
孔へのコンタクトピンの挿通が容易となるとともに、従
来ならば別個に行われるコンタクトピンの挿入工程と組
立補助部の除去工程の２つの工程をほぼ同時に行うこと
ができる。
鋭形状の組立補助部を有する複数のコンタクトピン組立
体を可動ロック部の複数のコンタクトピン孔にそれぞれ
押圧して挿入させてから組立補助部を分離してコンタク
トピンを形成するため、組立時におけるコンタクトピン
孔へのコンタクトピンの挿通が容易となるとともに、従
来ならば別個に行われるコンタクトピンの挿入工程と組
立補助部の除去工程の２つの工程をほぼ同時に行うこと
ができる。
【００１７】
【実施例】図１は、本発明になるコネクタを構成するコ
ンタクトピンの構造を示す図であり、図１（Ａ）および
（Ｂ）はそれぞれ別の方向から見たコンタクトピンの斜
視図である。同図中、１はコンタクトピン、２は接触
部、３は弾性変形部、４は圧入固定部、４ａは保持係合
部、５はボード側ピン端子、６は補助プレート、６ａは
被保持部、６ｂは被押圧部である。
ンタクトピンの構造を示す図であり、図１（Ａ）および
（Ｂ）はそれぞれ別の方向から見たコンタクトピンの斜
視図である。同図中、１はコンタクトピン、２は接触
部、３は弾性変形部、４は圧入固定部、４ａは保持係合
部、５はボード側ピン端子、６は補助プレート、６ａは
被保持部、６ｂは被押圧部である。
【００１８】また、図２の分解斜視図および図３の平面
図は本発明になるコネクタの一実施例を示す図であり、
１０はコネクタ、１１は可動ロック部、１１ａは可動ガ
イド、１１ｂはカム用溝部、１１０はコンタクトピン
孔、１２は固定ベース部、１２ａは固定ガイド、１２０
はピン端子孔である。
図は本発明になるコネクタの一実施例を示す図であり、
１０はコネクタ、１１は可動ロック部、１１ａは可動ガ
イド、１１ｂはカム用溝部、１１０はコンタクトピン
孔、１２は固定ベース部、１２ａは固定ガイド、１２０
はピン端子孔である。
【００１９】図１（Ａ）および（Ｂ）において、接触部
２，弾性変形部３，圧入固定部４，ボード側ピン端子５
は、良導性を有する部材によって一体的に形成されてい
る。また、補助プレート６は、外力によって変形しにく
い樹脂などによって形成される。
２，弾性変形部３，圧入固定部４，ボード側ピン端子５
は、良導性を有する部材によって一体的に形成されてい
る。また、補助プレート６は、外力によって変形しにく
い樹脂などによって形成される。
【００２０】棒状とされたボード側ピン端子５は、コン
タクトピン１が固定ベース部１２に設けられたピン端子
孔１２０に圧入固定されたときに、外部に突出してマザ
ーボード（図示なし）に対する接続端子となる部分であ
る。よって、ボード側ピン端子５の先端部は略尖鋭化さ
れ、ピン端子孔１２０およびマザーボードに設けられた
接続孔に挿入されやすい形状となっている。
タクトピン１が固定ベース部１２に設けられたピン端子
孔１２０に圧入固定されたときに、外部に突出してマザ
ーボード（図示なし）に対する接続端子となる部分であ
る。よって、ボード側ピン端子５の先端部は略尖鋭化さ
れ、ピン端子孔１２０およびマザーボードに設けられた
接続孔に挿入されやすい形状となっている。
【００２１】また、ボード側ピン端子５の中央部は半円
柱状とされており、さらに半円柱の表面には先端部と圧
入固定部４とを結ぶ線上に長方形の貫通溝が設けられて
いる。この形状により、ボード側ピン端子５はピン方向
に加えられる外力に対して変形しにくくなるとともに、
ピン端子孔１２０に圧入されるときには内側に弾性変形
する。
柱状とされており、さらに半円柱の表面には先端部と圧
入固定部４とを結ぶ線上に長方形の貫通溝が設けられて
いる。この形状により、ボード側ピン端子５はピン方向
に加えられる外力に対して変形しにくくなるとともに、
ピン端子孔１２０に圧入されるときには内側に弾性変形
する。
【００２２】圧入固定部４は、コンタクトピン１をピン
端子孔１２０に圧入固定させる部分であるとともに、ボ
ード側ピン端子５と弾性変形部３との境界部分である。
すなわち、コンタクトピン１がピン端子孔１２０の所定
位置まで圧入されてピン端子孔１２０の内面に密着さ
れ、これによってコンタクトピン１は固定ベース部１２
に固定される。
端子孔１２０に圧入固定させる部分であるとともに、ボ
ード側ピン端子５と弾性変形部３との境界部分である。
すなわち、コンタクトピン１がピン端子孔１２０の所定
位置まで圧入されてピン端子孔１２０の内面に密着さ
れ、これによってコンタクトピン１は固定ベース部１２
に固定される。
【００２３】弾性変形部３は対向する２枚の板バネから
なり、それぞれの板バネの固定端は圧入固定部４に一体
化されている。固定端近傍には、補助プレート６を取付
けるための保持係合部４ａが設けられており、補助プレ
ート６の被保持部６ａが装着されている。また、２枚の
板バネの自由端付近には内側にくびれて近接した形状と
された接触部２が設けられており、この接触部２は後述
する可動ロック部１１に設けられたコンタクトピン孔１
１０に挿通される。
なり、それぞれの板バネの固定端は圧入固定部４に一体
化されている。固定端近傍には、補助プレート６を取付
けるための保持係合部４ａが設けられており、補助プレ
ート６の被保持部６ａが装着されている。また、２枚の
板バネの自由端付近には内側にくびれて近接した形状と
された接触部２が設けられており、この接触部２は後述
する可動ロック部１１に設けられたコンタクトピン孔１
１０に挿通される。
【００２４】補助プレート６は被保持部６ａおよび被押
圧部６ｂからなっている。被保持部６ａは前述したよう
に保持係合部４ａに保持されており、圧入固定部４を補
強している。被押圧部６ｂはボード側ピン端子５の方向
における断面形状がＴ字形状とされ、可動ロック部１１
を移動させて固定ベース部１２に近接させたとき、可動
ロック部１１に係合する。
圧部６ｂからなっている。被保持部６ａは前述したよう
に保持係合部４ａに保持されており、圧入固定部４を補
強している。被押圧部６ｂはボード側ピン端子５の方向
における断面形状がＴ字形状とされ、可動ロック部１１
を移動させて固定ベース部１２に近接させたとき、可動
ロック部１１に係合する。
【００２５】したがって、固定ベース部１２に対する可
動ロック部１１の移動による押圧力は、補助プレート６
の被押圧部６ｂに作用し、被保持部６ａと保持係合部４
ａを介して圧入固定部４に伝達され、この押圧力によっ
て圧入固定部４が後述する固定ベース部１２のピン端子
孔１２０に圧入される。
動ロック部１１の移動による押圧力は、補助プレート６
の被押圧部６ｂに作用し、被保持部６ａと保持係合部４
ａを介して圧入固定部４に伝達され、この押圧力によっ
て圧入固定部４が後述する固定ベース部１２のピン端子
孔１２０に圧入される。
【００２６】このとき、この押圧力は補助プレート６に
補強された圧入固定部４を除く他の部分には作用せず、
コンタクトピンの折れ曲がりなどの損傷発生を防止でき
るため、固定ベース部１２のピン端子孔１２０への圧入
固定部４の圧入時に、圧入固定部４以外の部分が変形ま
たは破損してしまうことを防止できる。
補強された圧入固定部４を除く他の部分には作用せず、
コンタクトピンの折れ曲がりなどの損傷発生を防止でき
るため、固定ベース部１２のピン端子孔１２０への圧入
固定部４の圧入時に、圧入固定部４以外の部分が変形ま
たは破損してしまうことを防止できる。
【００２７】図２および図３において、可動ロック部１
１におけるコンタクトピン孔１１０の配設面は平面的に
見て２個の略正方形を並設した形状とされており、それ
ぞれの略正方形の面に所定数のコンタクトピン孔１１０
が略正方形の対角線方向に設けられている。そして、固
定ベース部１２におけるピン端子孔１２０の配設面も同
様に２個の略正方形を並べた形状とされており、可動ロ
ック部１１におけるコンタクトピン孔１１０の配設位置
に対応して128 個のピン端子孔１２０が設けられてい
る。
１におけるコンタクトピン孔１１０の配設面は平面的に
見て２個の略正方形を並設した形状とされており、それ
ぞれの略正方形の面に所定数のコンタクトピン孔１１０
が略正方形の対角線方向に設けられている。そして、固
定ベース部１２におけるピン端子孔１２０の配設面も同
様に２個の略正方形を並べた形状とされており、可動ロ
ック部１１におけるコンタクトピン孔１１０の配設位置
に対応して128 個のピン端子孔１２０が設けられてい
る。
【００２８】可動ロック部１１におけるコンタクトピン
孔１１０の配設面の短辺側側面には可動ガイド１１ａ
が、固定ベース部１２におけるピン端子孔１２０の配設
面の短辺側側面には固定ガイド１２ａが、それぞれ設け
られており、可動ガイド１１ａと固定ガイド１２ａは12
8 個のコンタクトピン１を間に挟んだ状態で移動可能に
係合されて、所定の範囲内でコンタクトピン孔１１０お
よびピン端子孔１２０の配設面間の距離を設定可能とす
る。
孔１１０の配設面の短辺側側面には可動ガイド１１ａ
が、固定ベース部１２におけるピン端子孔１２０の配設
面の短辺側側面には固定ガイド１２ａが、それぞれ設け
られており、可動ガイド１１ａと固定ガイド１２ａは12
8 個のコンタクトピン１を間に挟んだ状態で移動可能に
係合されて、所定の範囲内でコンタクトピン孔１１０お
よびピン端子孔１２０の配設面間の距離を設定可能とす
る。
【００２９】可動ロック部１１の他の２つの側面にはそ
れぞれ２カ所にカム用溝部１１ｂが対称に配設されてい
る。カム用溝部１１ｂは可動ロック部１１の長手方向に
刻まれた溝によって構成され、溝の一端は図２の上方向
に、他端は図２の下方向に、それぞれ偏って配設されて
いる。カム用溝部１１ｂは、後述するロック機構の一部
として固定ベース部１２に対して可動ロック部１１を移
動させる際に使用される。
れぞれ２カ所にカム用溝部１１ｂが対称に配設されてい
る。カム用溝部１１ｂは可動ロック部１１の長手方向に
刻まれた溝によって構成され、溝の一端は図２の上方向
に、他端は図２の下方向に、それぞれ偏って配設されて
いる。カム用溝部１１ｂは、後述するロック機構の一部
として固定ベース部１２に対して可動ロック部１１を移
動させる際に使用される。
【００３０】図４は、図３のコネクタの適用になるロッ
ク機構およびロックされるプラグを示す図であり、図４
（Ａ）はロック機構を、図４（Ｂ）はコネクタ１０に装
着された状態でロックされるプラグを、それぞれ示す。
同図中、１０はコネクタ、２０はロック動作手段、３０
はプラグである。
ク機構およびロックされるプラグを示す図であり、図４
（Ａ）はロック機構を、図４（Ｂ）はコネクタ１０に装
着された状態でロックされるプラグを、それぞれ示す。
同図中、１０はコネクタ、２０はロック動作手段、３０
はプラグである。
【００３１】図４（Ａ）においてロック動作手段２０
は、ロック機構を作動させるための操作部２１、複数の
コネクタ１０について同時に固定ベース部１２に対する
可動ロック部１１の移動を行わせるスライドカム２２、
カム用溝部１１ｂに係合するカム用突起部２３から構成
されている。
は、ロック機構を作動させるための操作部２１、複数の
コネクタ１０について同時に固定ベース部１２に対する
可動ロック部１１の移動を行わせるスライドカム２２、
カム用溝部１１ｂに係合するカム用突起部２３から構成
されている。
【００３２】そして、図中に示すように整列状態とされ
た複数のコネクタ１０の側面にそれぞれ配設されたカム
用溝部１１ｂには、複数のスライドカム２２におけるカ
ム用突起部２３が係合されている。
た複数のコネクタ１０の側面にそれぞれ配設されたカム
用溝部１１ｂには、複数のスライドカム２２におけるカ
ム用突起部２３が係合されている。
【００３３】また、図４（Ｂ）において、プラグ３０に
は図４（Ａ）に示したコネクタ１０に配設されたコンタ
クトピンに対応して、所定数のプラグピン端子３１（請
求項に示した「外部電極端子」に相当する）が設けられ
ており、それぞれコンタクトピンに装着脱される。
は図４（Ａ）に示したコネクタ１０に配設されたコンタ
クトピンに対応して、所定数のプラグピン端子３１（請
求項に示した「外部電極端子」に相当する）が設けられ
ており、それぞれコンタクトピンに装着脱される。
【００３４】よって、操作部２１に対して図中に矢印P1
で示される方向に外力を加えて、スライドカム２２を矢
印P1の方向に動かすと、カム用突起部２３に対するカム
用溝部１１ｂの係合位置が図２における下側に偏った位
置となり、可動ロック部１１は固定ベース部１２に対し
て離間するように移動する。
で示される方向に外力を加えて、スライドカム２２を矢
印P1の方向に動かすと、カム用突起部２３に対するカム
用溝部１１ｂの係合位置が図２における下側に偏った位
置となり、可動ロック部１１は固定ベース部１２に対し
て離間するように移動する。
【００３５】また、操作部２１に対して図中に矢印P2で
示される方向に外力を加えて、スライドカム２２を矢印
P2の方向に動かすと、カム用突起部２３に対するカム用
溝部１１ｂの係合位置が図２における上側に偏った位置
となり、可動ロック部１１は固定ベース部１２に対して
近接するように移動する。
示される方向に外力を加えて、スライドカム２２を矢印
P2の方向に動かすと、カム用突起部２３に対するカム用
溝部１１ｂの係合位置が図２における上側に偏った位置
となり、可動ロック部１１は固定ベース部１２に対して
近接するように移動する。
【００３６】図５は、図３のコネクタの断面図であり、
図５（Ａ）は図３にL1−L1で示す矢視断面図、図５
（Ｂ）は図３にL2−L2で示す矢視断面図である。同図
中、図１〜図３と同一構成部分については同一符号を付
し、その説明を省略する。また、１１１，１１２，１１
３はそれぞれ、コンタクトピン孔１１０を構成する開口
部，狭幅部，奥部である。なお、図５は可動ロック部１
１がロック機構の動作によって固定ベース部１２に最も
近接した状態を示している。
図５（Ａ）は図３にL1−L1で示す矢視断面図、図５
（Ｂ）は図３にL2−L2で示す矢視断面図である。同図
中、図１〜図３と同一構成部分については同一符号を付
し、その説明を省略する。また、１１１，１１２，１１
３はそれぞれ、コンタクトピン孔１１０を構成する開口
部，狭幅部，奥部である。なお、図５は可動ロック部１
１がロック機構の動作によって固定ベース部１２に最も
近接した状態を示している。
【００３７】図５（Ａ）において、コンタクトピン１は
固定ベース部１２に設けられたピン端子孔１２０から外
部に突出するように圧入されて、圧入固定部４によって
ピン端子孔１２０の所定位置に固定されている。
固定ベース部１２に設けられたピン端子孔１２０から外
部に突出するように圧入されて、圧入固定部４によって
ピン端子孔１２０の所定位置に固定されている。
【００３８】補助プレート６は可動ロック部１１と固定
ベース部１２との間に位置している。固定ベース部１２
に対して可動ロック部１１が近接する方向に移動すると
きに補助プレート６に可動ロック部１１が当接すると、
その押圧力は補助プレート６を介して圧入固定部４に伝
達される。前述したように圧入固定部４は補助プレート
６によって補強されているため、コンタクトピン１は破
損しにくい。
ベース部１２との間に位置している。固定ベース部１２
に対して可動ロック部１１が近接する方向に移動すると
きに補助プレート６に可動ロック部１１が当接すると、
その押圧力は補助プレート６を介して圧入固定部４に伝
達される。前述したように圧入固定部４は補助プレート
６によって補強されているため、コンタクトピン１は破
損しにくい。
【００３９】コンタクトピン孔１１０の内面は、図中に
示すように弾性変形部３の原形に類似した形状とされて
いる。すなわち、図５の状態においては、外部から挿入
されるプラグピン端子が装着脱される部分であるコンタ
クトピン１の接触部２の付近は、他の部分にくらべて幅
の狭い狭幅部１１２とされている。
示すように弾性変形部３の原形に類似した形状とされて
いる。すなわち、図５の状態においては、外部から挿入
されるプラグピン端子が装着脱される部分であるコンタ
クトピン１の接触部２の付近は、他の部分にくらべて幅
の狭い狭幅部１１２とされている。
【００４０】そして、この狭幅部１１２から可動ロック
部１１のプラグピン端子挿入側にかけて徐々に幅が広く
され、開口部１１１に連続している。また、狭幅部１１
２から圧入固定部側にかけても徐々に幅が広くされ、奥
部１１３に連続している。
部１１のプラグピン端子挿入側にかけて徐々に幅が広く
され、開口部１１１に連続している。また、狭幅部１１
２から圧入固定部側にかけても徐々に幅が広くされ、奥
部１１３に連続している。
【００４１】図６は、図４のロック機構の動作を示す図
であり、図６（Ａ）はロック機構の動作によって可動ロ
ック部１１が固定ベース部１２に最も近接するように移
動した状態、図６（Ｂ）は同じく最も離間するよう移動
した状態を示す図である。同図中、図１〜図５と同一構
成部分については同一符号を付し、その説明を省略す
る。
であり、図６（Ａ）はロック機構の動作によって可動ロ
ック部１１が固定ベース部１２に最も近接するように移
動した状態、図６（Ｂ）は同じく最も離間するよう移動
した状態を示す図である。同図中、図１〜図５と同一構
成部分については同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【００４２】図６（Ａ）の状態においては、図４に示し
たロック動作手段２０のスライドカム２２が図４の矢印
P2の方向に移動しており、これによって可動ロック部１
１は固定ベース部１２に最も近接するように移動した状
態となっている。
たロック動作手段２０のスライドカム２２が図４の矢印
P2の方向に移動しており、これによって可動ロック部１
１は固定ベース部１２に最も近接するように移動した状
態となっている。
【００４３】この状態において、コネクタ内の各コンタ
クトピン１の接触部２付近はコンタクトピン孔１１０内
の狭幅部１１２に位置している。よって、弾性変形部３
を構成する２枚の板バネは原形に近い状態となり、コン
タクトピン１の接触部２は開いた状態となる。
クトピン１の接触部２付近はコンタクトピン孔１１０内
の狭幅部１１２に位置している。よって、弾性変形部３
を構成する２枚の板バネは原形に近い状態となり、コン
タクトピン１の接触部２は開いた状態となる。
【００４４】したがって、上記の状態においてはコンタ
クトピン１の接触部２にはプラグピン端子３１を係止す
るほどの力は働かず、可動ロック部１１の開口部１１１
からコンタクトピン１の接触部２へのプラグピン端子３
１の装着脱を容易に行うことができる。
クトピン１の接触部２にはプラグピン端子３１を係止す
るほどの力は働かず、可動ロック部１１の開口部１１１
からコンタクトピン１の接触部２へのプラグピン端子３
１の装着脱を容易に行うことができる。
【００４５】図６（Ｂ）の状態においては、図４に示し
たロック動作手段２０のスライドカム２２が図４の矢印
P1の方向に移動しており、これによって可動ロック部１
１は固定ベース部１２から最も離間するように移動した
状態となっている。
たロック動作手段２０のスライドカム２２が図４の矢印
P1の方向に移動しており、これによって可動ロック部１
１は固定ベース部１２から最も離間するように移動した
状態となっている。
【００４６】この状態において、コネクタ内の各コンタ
クトピン１の接触部２付近はコンタクトピン孔１１０内
の奥部１１３に位置している。よって、弾性変形部３の
先端は狭幅部１１２に挟まれて、接触部２は強制的に閉
じられた状態とされる。
クトピン１の接触部２付近はコンタクトピン孔１１０内
の奥部１１３に位置している。よって、弾性変形部３の
先端は狭幅部１１２に挟まれて、接触部２は強制的に閉
じられた状態とされる。
【００４７】したがって、上記の状態においてはコンタ
クトピン１の接触部２にはプラグピン端子３１を係止す
るのに十分な力が作用して、可動ロック部１１の開口部
１１１からコンタクトピン１の接触部２に挿入されたプ
ラグピン端子３１をそれぞれロックさせて、プラグをコ
ネクタ１０に固定させることができる。
クトピン１の接触部２にはプラグピン端子３１を係止す
るのに十分な力が作用して、可動ロック部１１の開口部
１１１からコンタクトピン１の接触部２に挿入されたプ
ラグピン端子３１をそれぞれロックさせて、プラグをコ
ネクタ１０に固定させることができる。
【００４８】図７は、本発明になるコネクタの組立方法
を示す図であり、図７（Ａ）は組立前の断面図、図７
（Ｂ），（Ｃ）は組立中の断面図、図７（Ｄ）は組立後
の断面図である。同図中、図１〜図６と同一構成部分に
ついては同一符号を付し、その説明を省略する。また、
７はコンタクトピン組立体、８は組立補助部、８ａは切
込部である。
を示す図であり、図７（Ａ）は組立前の断面図、図７
（Ｂ），（Ｃ）は組立中の断面図、図７（Ｄ）は組立後
の断面図である。同図中、図１〜図６と同一構成部分に
ついては同一符号を付し、その説明を省略する。また、
７はコンタクトピン組立体、８は組立補助部、８ａは切
込部である。
【００４９】コンタクトピン組立体７は、コンタクトピ
ン１における接触部２を形成するために弾性変形部３の
構成部材を変形加工したときに、弾性変形部３の先端に
不要部分として形成される略尖鋭形状部分を組立補助部
８として残し、本来必要とされる部分との境界に切込部
８ａを設ける構成としたものである。すなわち、コンタ
クトピン組立体７から組立補助部８を除けば、コンタク
トピン１となる状態のものがコンタクトピン組立体７で
ある。
ン１における接触部２を形成するために弾性変形部３の
構成部材を変形加工したときに、弾性変形部３の先端に
不要部分として形成される略尖鋭形状部分を組立補助部
８として残し、本来必要とされる部分との境界に切込部
８ａを設ける構成としたものである。すなわち、コンタ
クトピン組立体７から組立補助部８を除けば、コンタク
トピン１となる状態のものがコンタクトピン組立体７で
ある。
【００５０】図７（Ａ）においては、コンタクトピン組
立体７のボード側ピン端子５が固定ベース部１２に設け
られたピン端子孔１２０にそれぞれ仮に挿通された状態
とされるとともに、これらのコンタクトピン組立体７の
組立補助部８が可動ロック部１１に設けられたコンタク
トピン孔１１０にそれぞれ仮に挿通された状態とされて
いる。
立体７のボード側ピン端子５が固定ベース部１２に設け
られたピン端子孔１２０にそれぞれ仮に挿通された状態
とされるとともに、これらのコンタクトピン組立体７の
組立補助部８が可動ロック部１１に設けられたコンタク
トピン孔１１０にそれぞれ仮に挿通された状態とされて
いる。
【００５１】上記の状態で固定ベース部１２に対して可
動ロック部１１が近接するように、可動ロック部１１に
押圧力F1を作用させると、図７（Ｂ）に示すように組立
補助部８がコンタクトピン孔１１０に挿入されていく。
動ロック部１１が近接するように、可動ロック部１１に
押圧力F1を作用させると、図７（Ｂ）に示すように組立
補助部８がコンタクトピン孔１１０に挿入されていく。
【００５２】図７（Ｂ）において、コンタクトピン組立
体７の組立補助部８はコンタクトピン孔１１０の狭幅部
１１２に当接している。この状態でさらにコンタクトピ
ン組立体７を挿入させると、組立補助部８の当接部分に
は狭幅部１１２から押圧力F2が作用する。
体７の組立補助部８はコンタクトピン孔１１０の狭幅部
１１２に当接している。この状態でさらにコンタクトピ
ン組立体７を挿入させると、組立補助部８の当接部分に
は狭幅部１１２から押圧力F2が作用する。
【００５３】この状態でさらにコンタクトピン組立体７
をコンタクトピン孔１１０に挿入させようとすると、や
がて切込部８ａが押圧力F2に耐えられなくなって破断さ
れて、図７（Ｃ）に示す状態となる。
をコンタクトピン孔１１０に挿入させようとすると、や
がて切込部８ａが押圧力F2に耐えられなくなって破断さ
れて、図７（Ｃ）に示す状態となる。
【００５４】図７（Ｃ）において切込部８ａが押圧力F2
によって破断されると、コンタクトピン組立体７の組立
補助部８は切込部８ａの部分から分離および脱落して、
コンタクトピン１が形成される。また、このときすでに
コンタクトピン１の接触部２は狭幅部１１２の位置まで
挿入されているので、これ以降の挿通はより少ない押圧
力F1で行うことができる。
によって破断されると、コンタクトピン組立体７の組立
補助部８は切込部８ａの部分から分離および脱落して、
コンタクトピン１が形成される。また、このときすでに
コンタクトピン１の接触部２は狭幅部１１２の位置まで
挿入されているので、これ以降の挿通はより少ない押圧
力F1で行うことができる。
【００５５】図７（Ｄ）において接触部２のコンタクト
ピン孔１１０への挿通が完了すると、固定ベース１２に
近接するように移動してきた可動ロック部１１は補助プ
レート６に当接する。この状態で大きな押圧力F1を作用
させると、前述したように圧入固定部４が固定ベース１
２のピン端子孔１２０に圧入固定され、ボード側ピン端
子５は固定ベース１２外部に突出する。
ピン孔１１０への挿通が完了すると、固定ベース１２に
近接するように移動してきた可動ロック部１１は補助プ
レート６に当接する。この状態で大きな押圧力F1を作用
させると、前述したように圧入固定部４が固定ベース１
２のピン端子孔１２０に圧入固定され、ボード側ピン端
子５は固定ベース１２外部に突出する。
【００５６】以上により、組立時におけるコンタクトピ
ン孔へのコンタクトピンの挿通が容易となるとともに、
従来ならば別個に行われるコンタクトピンの挿入工程と
組立補助部の除去工程の２つの工程をほぼ同時に行うこ
とができるため、コネクタ１個あたりの組立時間を減ら
して組立工程の効率を向上させることができる。
ン孔へのコンタクトピンの挿通が容易となるとともに、
従来ならば別個に行われるコンタクトピンの挿入工程と
組立補助部の除去工程の２つの工程をほぼ同時に行うこ
とができるため、コネクタ１個あたりの組立時間を減ら
して組立工程の効率を向上させることができる。
【００５７】また、組立と同時にコンタクトピン組立体
７からコンタクトピン１が形成されるとともに、組立時
に接触部２の先端が当接することによるコンタクトピン
孔１１０内面の損傷が少なくなるため、組立工程数を減
らして生産コストを低減させるとともに、生産されるコ
ネクタの品質を向上させることもできる。
７からコンタクトピン１が形成されるとともに、組立時
に接触部２の先端が当接することによるコンタクトピン
孔１１０内面の損傷が少なくなるため、組立工程数を減
らして生産コストを低減させるとともに、生産されるコ
ネクタの品質を向上させることもできる。
【００５８】
【発明の効果】上述の如く請求項１記載の発明によれ
ば、可動ロック部の移動による押圧力はコンタクトピン
における圧入固定部以外の部分には作用せず、コンタク
トピンの折れ曲がりなどの損傷発生を防止できるため、
固定ベース部のピン端子孔への圧入固定部の圧入時に、
圧入固定部以外の部分が変形または破損してしまうこと
を防止できるという特長がある。
ば、可動ロック部の移動による押圧力はコンタクトピン
における圧入固定部以外の部分には作用せず、コンタク
トピンの折れ曲がりなどの損傷発生を防止できるため、
固定ベース部のピン端子孔への圧入固定部の圧入時に、
圧入固定部以外の部分が変形または破損してしまうこと
を防止できるという特長がある。
【００５９】また、請求項２記載の発明によれば、組立
時におけるコンタクトピン孔へのコンタクトピンの挿通
が容易となるとともに、従来ならば別個に行われるコン
タクトピンの挿入工程と組立補助部の除去工程の２つの
工程をほぼ同時に行うことができるため、コネクタ１個
あたりの組立時間を減らして組立工程の効率を向上させ
ることができるという特長がある。
時におけるコンタクトピン孔へのコンタクトピンの挿通
が容易となるとともに、従来ならば別個に行われるコン
タクトピンの挿入工程と組立補助部の除去工程の２つの
工程をほぼ同時に行うことができるため、コネクタ１個
あたりの組立時間を減らして組立工程の効率を向上させ
ることができるという特長がある。
【図１】本発明になるコネクタを構成するコンタクトピ
ンの構造を示す図である。
ンの構造を示す図である。
【図２】本発明になるコネクタの一実施例を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図３】本発明になるコネクタの一実施例を示す平面図
である。
である。
【図４】図３のコネクタの適用になるロック機構および
ロックされるプラグを示す図である。
ロックされるプラグを示す図である。
【図５】図３のコネクタの断面図である。
【図６】図４のロック機構の動作を示す図である。
【図７】本発明になるコネクタの組立方法を示す図であ
る。
る。
１ コンタクトピン ２ 接触部 ３ 弾性変形部 ４ 圧入固定部 ４ａ 保持係合部 ５ ボード側ピン端子 ６ 補助プレート ６ａ 被保持部 ６ｂ 被押圧部 ７ コンタクトピン組立体 ８ 組立補助部 ８ａ 切込部 １０ コネクタ １１ 可動ロック部 １１ａ 可動ガイド １１ｂ カム用溝部 １１０ コンタクトピン孔 １１１ 開口部 １１２ 狭幅部 １１３ 奥部 １２ 固定ベース部 １２ａ 固定ガイド １２０ ピン端子孔 ２０ ロック動作手段 ２１ 操作部 ２２ スライドカム ２３ カム用突起部 ３０ プラグ ３１ プラグピン端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 恭一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−25184（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−73976（ＪＰ，Ａ) 実開 昭52−120548（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−90064（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 24/10 H01R 33/76 504 H01R 43/20
Claims (5)
- 【請求項１】 外部電極端子が装着脱される複数のコン
タクトピンに形成された圧入固定部が固定ベース部に設
けられた複数のピン端子孔にそれぞれ圧入固定されてお
り、 前記固定ベース部に対して移動可能に取付けられた可動
ロック部の移動に伴って、前記複数のコンタクトピンに
装着された複数の前記外部電極端子をロックまたはアン
ロックさせる構成とされたコネクタにおいて、 前記圧入固定部を補強するとともに前記可動ロック部と
係合する補助プレートを前記複数のコンタクトピンにそ
れぞれ設け、 前記可動ロック部の移動によって前記複数のコンタクト
ピンの前記圧入固定部が前記複数のピン端子孔にそれぞ
れ圧入固定されるときに、前記可動ロック部の移動によ
る押圧力が前記補助プレートを介して前記圧入固定部に
それぞれ伝達される構成としたことを特徴とするコネク
タ。 - 【請求項２】 外部電極端子が装着脱される複数のコン
タクトピンに形成された圧入固定部が固定ベース部に設
けられた複数のピン端子孔にそれぞれ圧入固定されてお
り、 前記固定ベース部に対して移動可能に取付けられた可動
ロック部の移動に伴って、前記複数のコンタクトピンに
装着された複数の前記外部電極端子をロックまたはアン
ロックさせる構成とされたコネクタの組立方法におい
て、 前記圧入固定部を補強するとともに前記可動ロック部と
係合する補助プレートを有する構成のコンタクトピンを
使用し、 ボード側ピン端子と、外部電極端子が装着脱される接触
部と、前記接触部の先端に設けられた略尖鋭形状の組立
補助部とを有する複数のコンタクトピン組立体を、可動
ロック部に設けられた複数のコンタクトピン孔にそれぞ
れ仮に挿通させるコンタクトピン組立体仮挿通工程と、 前記可動ロック部と前記固定ベース部とを接近させて、
前記組立補助部および前記接触部を前記複数のコンタク
トピン孔にそれぞれ押圧して挿入させるとともに、前記
組立補助部を前記接触部から分離させて複数のコンタク
トピンを形成させ、且つ、押圧力を上記補助プレートに
作用させて、前記固定ベース部に設けら れた複数のピン
端子孔に複数の前記ボード側ピン端子をそれぞれ圧入さ
せるコンタクトピン挿通形成工程とを有することを特徴
とするコネクタの組立方法。 - 【請求項３】 前記コンタクトピンに保持係合部を設
け、前記補助プレートを前記保持係合部に係合させる構
成としたことを特徴とする請求項１記載のコネクタ。 - 【請求項４】 前記補助プレートを前記コンタクトピン
と一体的に形成する構成としたことを特徴とする請求項
１記載のコネクタ。 - 【請求項５】 前記組立補助部は前記接触部の先端近傍
位置に切込部が形成された構成とされており、狭幅部を
有する前記複数のコンタクトピン孔にそれぞれ押圧して
挿入されたときに、当接する前記狭幅部から受ける押圧
力で前記切込部を破断させることにより、前記組立補助
部を分離する構成としたことを特徴とする請求項２記載
のコネクタの組立方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33910292A JP3161642B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | コネクタおよびその組立方法 |
| US08/098,852 US5354209A (en) | 1992-12-18 | 1993-07-29 | Connector and method of assembling the same |
| DE4326091A DE4326091C2 (de) | 1992-12-18 | 1993-08-05 | Elektrische Steckvorrichtung und Verfahren zur Montage derselben |
| US08/306,474 US5475922A (en) | 1992-12-18 | 1994-09-15 | Method of assembling a connector using frangible contact parts |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33910292A JP3161642B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | コネクタおよびその組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06188039A JPH06188039A (ja) | 1994-07-08 |
| JP3161642B2 true JP3161642B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=18324283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33910292A Expired - Fee Related JP3161642B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | コネクタおよびその組立方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5354209A (ja) |
| JP (1) | JP3161642B2 (ja) |
| DE (1) | DE4326091C2 (ja) |
Families Citing this family (78)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2627137B2 (ja) * | 1993-06-03 | 1997-07-02 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
| JP3478010B2 (ja) * | 1996-07-26 | 2003-12-10 | 住友電装株式会社 | 雄側端子金具 |
| US6319075B1 (en) * | 1998-04-17 | 2001-11-20 | Fci Americas Technology, Inc. | Power connector |
| CA2347604A1 (en) * | 2000-05-25 | 2001-11-25 | Berg Technology, Inc. | Electrical connector capable of exerting a selectively variable contact force |
| US6869292B2 (en) | 2001-07-31 | 2005-03-22 | Fci Americas Technology, Inc. | Modular mezzanine connector |
| US6981883B2 (en) | 2001-11-14 | 2006-01-03 | Fci Americas Technology, Inc. | Impedance control in electrical connectors |
| US6994569B2 (en) | 2001-11-14 | 2006-02-07 | Fci America Technology, Inc. | Electrical connectors having contacts that may be selectively designated as either signal or ground contacts |
| US20050196987A1 (en) | 2001-11-14 | 2005-09-08 | Shuey Joseph B. | High density, low noise, high speed mezzanine connector |
| US20050170700A1 (en) * | 2001-11-14 | 2005-08-04 | Shuey Joseph B. | High speed electrical connector without ground contacts |
| US7390200B2 (en) | 2001-11-14 | 2008-06-24 | Fci Americas Technology, Inc. | High speed differential transmission structures without grounds |
| JP4373215B2 (ja) * | 2001-11-14 | 2009-11-25 | エフシーアイ | 電気コネクタのためのクロストーク低減 |
| US7008250B2 (en) * | 2002-08-30 | 2006-03-07 | Fci Americas Technology, Inc. | Connector receptacle having a short beam and long wipe dual beam contact |
| US7270573B2 (en) * | 2002-08-30 | 2007-09-18 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector with load bearing features |
| US20040147169A1 (en) | 2003-01-28 | 2004-07-29 | Allison Jeffrey W. | Power connector with safety feature |
| US7018246B2 (en) * | 2003-03-14 | 2006-03-28 | Fci Americas Technology, Inc. | Maintenance of uniform impedance profiles between adjacent contacts in high speed grid array connectors |
| US7083432B2 (en) | 2003-08-06 | 2006-08-01 | Fci Americas Technology, Inc. | Retention member for connector system |
| US7524209B2 (en) | 2003-09-26 | 2009-04-28 | Fci Americas Technology, Inc. | Impedance mating interface for electrical connectors |
| WO2005031922A2 (en) * | 2003-09-26 | 2005-04-07 | Fci Americas Technology, Inc. | Improved impedance mating interface for electrical connectors |
| EP1702389B1 (en) | 2003-12-31 | 2020-12-09 | Amphenol FCI Asia Pte. Ltd. | Electrical power contacts and connectors comprising same |
| US7458839B2 (en) | 2006-02-21 | 2008-12-02 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connectors having power contacts with alignment and/or restraining features |
| US20050221682A1 (en) * | 2004-04-06 | 2005-10-06 | Fci Americas Technology, Inc. | High speed receptacle connector part |
| US7229324B2 (en) * | 2004-04-06 | 2007-06-12 | Fci Sa | High speed receptacle connector part |
| US7242325B2 (en) * | 2004-08-02 | 2007-07-10 | Sony Corporation | Error correction compensating ones or zeros string suppression |
| US7160117B2 (en) * | 2004-08-13 | 2007-01-09 | Fci Americas Technology, Inc. | High speed, high signal integrity electrical connectors |
| US7214104B2 (en) * | 2004-09-14 | 2007-05-08 | Fci Americas Technology, Inc. | Ball grid array connector |
| US7281950B2 (en) | 2004-09-29 | 2007-10-16 | Fci Americas Technology, Inc. | High speed connectors that minimize signal skew and crosstalk |
| US7476108B2 (en) | 2004-12-22 | 2009-01-13 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical power connectors with cooling features |
| US7226296B2 (en) | 2004-12-23 | 2007-06-05 | Fci Americas Technology, Inc. | Ball grid array contacts with spring action |
| US7384289B2 (en) | 2005-01-31 | 2008-06-10 | Fci Americas Technology, Inc. | Surface-mount connector |
| ATE555522T1 (de) * | 2005-03-21 | 2012-05-15 | 3M Innovative Properties Co | Telekommunikationsmodul und verfahren zu dessen herstellung |
| US7303427B2 (en) | 2005-04-05 | 2007-12-04 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector with air-circulation features |
| US7396259B2 (en) * | 2005-06-29 | 2008-07-08 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector housing alignment feature |
| EP1949508B1 (en) | 2005-10-26 | 2014-08-27 | Federal-Mogul Corporation | Molded lamp socket |
| US7819708B2 (en) * | 2005-11-21 | 2010-10-26 | Fci Americas Technology, Inc. | Receptacle contact for improved mating characteristics |
| US7425145B2 (en) | 2006-05-26 | 2008-09-16 | Fci Americas Technology, Inc. | Connectors and contacts for transmitting electrical power |
| US7726982B2 (en) | 2006-06-15 | 2010-06-01 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connectors with air-circulation features |
| US7462924B2 (en) | 2006-06-27 | 2008-12-09 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector with elongated ground contacts |
| US7500871B2 (en) | 2006-08-21 | 2009-03-10 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector system with jogged contact tails |
| US7713088B2 (en) | 2006-10-05 | 2010-05-11 | Fci | Broadside-coupled signal pair configurations for electrical connectors |
| US7708569B2 (en) | 2006-10-30 | 2010-05-04 | Fci Americas Technology, Inc. | Broadside-coupled signal pair configurations for electrical connectors |
| DE102006055086B3 (de) * | 2006-11-21 | 2008-06-19 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Einpressstift für elektrische Kontakte aus Drahtmaterial |
| US7497736B2 (en) | 2006-12-19 | 2009-03-03 | Fci Americas Technology, Inc. | Shieldless, high-speed, low-cross-talk electrical connector |
| US7422444B1 (en) * | 2007-02-28 | 2008-09-09 | Fci Americas Technology, Inc. | Orthogonal header |
| US7905731B2 (en) | 2007-05-21 | 2011-03-15 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector with stress-distribution features |
| US7811100B2 (en) | 2007-07-13 | 2010-10-12 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector system having a continuous ground at the mating interface thereof |
| US7762857B2 (en) | 2007-10-01 | 2010-07-27 | Fci Americas Technology, Inc. | Power connectors with contact-retention features |
| US8764464B2 (en) | 2008-02-29 | 2014-07-01 | Fci Americas Technology Llc | Cross talk reduction for high speed electrical connectors |
| US8062051B2 (en) | 2008-07-29 | 2011-11-22 | Fci Americas Technology Llc | Electrical communication system having latching and strain relief features |
| WO2010056935A1 (en) | 2008-11-14 | 2010-05-20 | Molex Incorporated | Resonance modifying connector |
| WO2010068671A1 (en) | 2008-12-12 | 2010-06-17 | Molex Incorporated | Resonance modifying connector |
| USD610548S1 (en) | 2009-01-16 | 2010-02-23 | Fci Americas Technology, Inc. | Right-angle electrical connector |
| USD608293S1 (en) | 2009-01-16 | 2010-01-19 | Fci Americas Technology, Inc. | Vertical electrical connector |
| USD664096S1 (en) | 2009-01-16 | 2012-07-24 | Fci Americas Technology Llc | Vertical electrical connector |
| USD640637S1 (en) | 2009-01-16 | 2011-06-28 | Fci Americas Technology Llc | Vertical electrical connector |
| USD606497S1 (en) | 2009-01-16 | 2009-12-22 | Fci Americas Technology, Inc. | Vertical electrical connector |
| USD619099S1 (en) | 2009-01-30 | 2010-07-06 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector |
| US8323049B2 (en) | 2009-01-30 | 2012-12-04 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector having power contacts |
| US9277649B2 (en) | 2009-02-26 | 2016-03-01 | Fci Americas Technology Llc | Cross talk reduction for high-speed electrical connectors |
| US8366485B2 (en) | 2009-03-19 | 2013-02-05 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector having ribbed ground plate |
| USD618181S1 (en) | 2009-04-03 | 2010-06-22 | Fci Americas Technology, Inc. | Asymmetrical electrical connector |
| USD618180S1 (en) | 2009-04-03 | 2010-06-22 | Fci Americas Technology, Inc. | Asymmetrical electrical connector |
| US8608510B2 (en) | 2009-07-24 | 2013-12-17 | Fci Americas Technology Llc | Dual impedance electrical connector |
| US8267721B2 (en) | 2009-10-28 | 2012-09-18 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector having ground plates and ground coupling bar |
| US8616919B2 (en) | 2009-11-13 | 2013-12-31 | Fci Americas Technology Llc | Attachment system for electrical connector |
| US8715003B2 (en) | 2009-12-30 | 2014-05-06 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector having impedance tuning ribs |
| US9136634B2 (en) | 2010-09-03 | 2015-09-15 | Fci Americas Technology Llc | Low-cross-talk electrical connector |
| EP2624034A1 (en) | 2012-01-31 | 2013-08-07 | Fci | Dismountable optical coupling device |
| US9257778B2 (en) | 2012-04-13 | 2016-02-09 | Fci Americas Technology | High speed electrical connector |
| US8944831B2 (en) | 2012-04-13 | 2015-02-03 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector having ribbed ground plate with engagement members |
| USD718253S1 (en) | 2012-04-13 | 2014-11-25 | Fci Americas Technology Llc | Electrical cable connector |
| USD727852S1 (en) | 2012-04-13 | 2015-04-28 | Fci Americas Technology Llc | Ground shield for a right angle electrical connector |
| USD727268S1 (en) | 2012-04-13 | 2015-04-21 | Fci Americas Technology Llc | Vertical electrical connector |
| USD751507S1 (en) | 2012-07-11 | 2016-03-15 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector |
| US9543703B2 (en) | 2012-07-11 | 2017-01-10 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector with reduced stack height |
| USD745852S1 (en) | 2013-01-25 | 2015-12-22 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector |
| USD720698S1 (en) | 2013-03-15 | 2015-01-06 | Fci Americas Technology Llc | Electrical cable connector |
| DE102019214013B3 (de) * | 2019-09-13 | 2021-01-21 | E.G.O. Elektro-Gerätebau GmbH | Steckkontakteinrichtung und Stecksystem |
| CN111668637A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-09-15 | 贵州航天电器股份有限公司 | 一种接触件固定在绝缘基座上的电连接器 |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3779515A (en) * | 1972-03-09 | 1973-12-18 | D Larios | Adjustable decking and framing tool |
| US3939546A (en) * | 1974-08-07 | 1976-02-24 | Hernandez Ralph G | Tool for setting jointed flooring panels |
| DE2631107C2 (de) * | 1975-07-21 | 1992-01-23 | Elfab Corp., Dallas, Tex. | Eletrischer Steckverbinder mit mindestens einem Kontaktelement und Verfahren zu seiner Herstellung |
| DE2620757C2 (de) * | 1976-05-11 | 1982-10-14 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Anschlußelement für eine Trägerplatte |
| US4217024A (en) * | 1977-11-07 | 1980-08-12 | Burroughs Corporation | Dip socket having preloading and antiwicking features |
| JPS5925357B2 (ja) * | 1980-09-13 | 1984-06-16 | 松下電工株式会社 | 刃受ばねの製造方法 |
| US4546542A (en) * | 1981-10-08 | 1985-10-15 | Symbex Corporation | Method and apparatus for making fork contacts |
| US4614395A (en) * | 1985-04-04 | 1986-09-30 | Cordis Corporation | Quick connector to medical electrical lead |
| US4621791A (en) * | 1985-06-17 | 1986-11-11 | Staskiewicz Vincent P | Board straightener |
| US4683631A (en) * | 1985-07-29 | 1987-08-04 | Dennis Dobbertin | Tool for seating flooring panels |
| JPS63166173A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-09 | 富士通株式会社 | コネクタ装置 |
| CA1285036C (en) * | 1986-12-26 | 1991-06-18 | Kyoichiro Kawano | Electrical connector |
| JPS63285886A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-22 | Fujitsu Ltd | 零挿入力コネクタ |
| US4904212A (en) * | 1988-08-31 | 1990-02-27 | Amp Incorporated | Electrical connector assembly |
| JP2769562B2 (ja) * | 1989-07-24 | 1998-06-25 | 東京コスモス電機株式会社 | 電子部品の摺動子取付方法 |
| US5190266A (en) * | 1992-04-23 | 1993-03-02 | John Barrera | Decking clamp and spacer |
| US5269494A (en) * | 1993-04-19 | 1993-12-14 | Midas Tool Company | Deck and soffit board camming or pushing device for pushing boards together |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP33910292A patent/JP3161642B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-07-29 US US08/098,852 patent/US5354209A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-08-05 DE DE4326091A patent/DE4326091C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-09-15 US US08/306,474 patent/US5475922A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4326091C2 (de) | 1996-12-19 |
| JPH06188039A (ja) | 1994-07-08 |
| DE4326091A1 (de) | 1994-06-30 |
| US5354209A (en) | 1994-10-11 |
| US5475922A (en) | 1995-12-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3161642B2 (ja) | コネクタおよびその組立方法 | |
| KR0178846B1 (ko) | 블라인드 결합 전기 커넥터 조립체용 유극화 시스템 | |
| JP3451393B2 (ja) | プラグコネクタ及びソケットコネクタ | |
| US8092232B2 (en) | Board-to-board connector | |
| JPH0869828A (ja) | コネクタのプレスイン端子及びその製造方法 | |
| US4795374A (en) | Double sided edge connector | |
| EP0717468B1 (en) | Make-first-break-last ground connections | |
| JP2821420B2 (ja) | 小型電子機器の電池用端子とその保持構造 | |
| US4708416A (en) | Electrical connecting terminal for a connector | |
| US20050106949A1 (en) | Housing for an electrical plug-in connector | |
| EP0595025B1 (en) | An assembly of an electrical connector and ejector unit for connecting IC cards to printed circuit boards | |
| JPH09259988A (ja) | 電気コネクタのターミナル | |
| EP3340389A1 (en) | Connector device | |
| EP0418045B1 (en) | Coaxial pin connector having an array of conductive hollow cylindrical structures | |
| JP3516163B1 (ja) | コネクタ | |
| US6186833B1 (en) | Hybrid connector with audio jack | |
| JP2997155B2 (ja) | 接触端子及び電気コネクタ | |
| JPH10284197A (ja) | 電気コネクタ及び電気コネクタの製造方法 | |
| JP2021114397A (ja) | コネクタ | |
| CN216773565U (zh) | 具有按压解锁结构的易锁连接器 | |
| CN217983905U (zh) | 后缘解锁连接器 | |
| CN214589322U (zh) | 连接器组装体及连接器 | |
| JPH0716381U (ja) | 電気コネクタ | |
| JPS61227384A (ja) | コネクタ装置 | |
| US11411341B2 (en) | Metallic outer shell of an electrical connector having curvilinear flaps and interposed springy flaps |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010206 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080223 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100223 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110223 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |