JP2008059812A - 導電性端子、これを用いたコネクタ、このコネクタを搭載したプリント回路板、および電子装置 - Google Patents

導電性端子、これを用いたコネクタ、このコネクタを搭載したプリント回路板、および電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、スルーホールに圧入して用いる導電性端子のうち、特に、ニードルアイタイプのプレスフィット用コンタクトの加工のしやすさを生かし、かつ、より簡単に、圧入時における座屈や変形を防止することで生産性の優れたプレスフィット用コンタクトを提供することを目的とする。
【解決手段】スルーホールに圧入して用いる導電性端子において、前記導電性端子は細長い先端部と前記先端部から平面的に幅広く延出したプレスフィット部とを有し、前記プレスフィット部の一部に貫通穴を備え、前記プレスフィット部は前記導電性端子の長手方向の中心線に垂直な切断面における前記中心線が通る中心点に関して点対称に曲げられ、 前記スルーホールの内側面と接合する前記プレスフィット部の接合部は前記スルーホールの直径方向に対向する2つの接合面において接合される。
【選択図】図1

Description

本発明は、導電性端子のうち、特に、プレスフィット部を有する導電性端子、これを用いたコネクタ、コネクタを搭載したプリント回路板、および電子装置に関する。
各種コンピュータ、ワークステーションや交換機といった電子機器に使用されている電気コネクタは、一般にハウジングとこれに保持される導電性端子とを備えている。
電子機器に用いられるプリント配線板に、回路部品としてコネクタを取り付ける場合には、プリント配線板に設けられた導電性のスルーホールに導電性端子を電気的に接続することにより行われるが、近年、半田を用いずに、かつ作業効率の観点からコンタクトを圧入して電気的に接続する、作業性の良いプレスフィット部を有する導電性端子が用いられるようになってきている。
プレスフィット部を有する導電性端子としては、従来から、コンプライアントピンと呼ばれ、ピン(導電性端子。以下、コンタクトと呼ぶ)の外周部にコンプライアント部と称される膨らみを複数箇所かつ部分的に形成し、スルーホールに圧入されると外周部の膨らみの部分がスルーホールの内壁に当たる構造をもち、スルーホールに圧入されて機械的に保持され、かつ電気的接続を行うものが知られている。
プレスフィット部が形成されたプレスフィット用コンタクトは、従来、例えば、特開平5−166556号公報や特開平5−114427号公報に開示されているような形状のものが知られている。
近年では、従来のコンプライアント形状をもつプレスフィット用コンタクトとは別の、図3の従来例Aに示すニードルアイタイプと呼ばれる形状のプレスフィット用コンタクトが用いられている。
図3においてプレスフィット用コンタクト500は、例えば、コンタクトに適した導電性のバネ性をもつ板状のシート部材からスタンピング加工により打ち抜かれるが、同時に針穴状の貫通穴(以下、単に穴と称す)507が孔けられている。プリント配線板のスルーホール550に向かってプレスフィット用コンタクト500が圧入工具により先端部501から圧入されていくと、プレスフィット用コンタクト500外周の接合部h502−1と接合部i503−1がスルーホール550の内壁に圧入されて、スルーホール550の内壁とは接合面h551と接合面i552とで機械的かつ電気的に接合されるようになっている。スルーホール550の内壁は、例えば、適度の厚さの銅メッキがその表面に施されている。
プレスフィット用コンタクト500と、スルーホール550の内壁とは、接合面h551と接合面i552において、機械的かつ電気的に接合されるような面圧力が生じているのであるが、面圧力が強過ぎるとスルーホール550の内壁のメッキ層が破壊されてしまうため、適度の圧力が生じていることが望ましい。穴507は、前述の面圧力が強くなり過ぎないように、適度のバネ力をもたせるために設けられている。
ここで、プレスフィット用コンタクト500の先端部とは反対側に位置する後端部506は、図示されていない絶縁部材のコネクタハウジングに挿入され、幅広部505の端面で止まり、プレスフィット用コンタクト500はコネクタハウジングに保持されるようになっている。
以上のように、ニードルアイタイプのプレスフィット用コンタクト500は、例えば特開平5−166556号に示される従来のものと比べて形状がシンプルで加工が容易なため、製造性が良く、品質管理がしやすいというメリットをもつ。
しかしながら、図3に示すニードルアイタイプのプレスフィット用コンタクト500は、スルーホール550に対してY軸方向に沿って圧入すると、例えば、図4の従来例Bに示すように、圧入前の側面図Uに示される状態から、側面図Wのように、穴507の中央部付近F、あるいは幅広部505に近いステム504の根元付近Gが座屈による変形を起こしやすい。
スルーホール550に対してプレスフィット部h502およびプレスフィット部i503の外側面に位置する接合部h502−1と接合部i503−1が接触し始めると、圧入の力の方向がY軸方向に対してズレているとステム504の根元付近Gには大きな曲げモーメントが生じて座屈を生じやすくなり、ステム504の根元付近Gにおける座屈が始まる。
ある程度この座屈が進むと、つぎに、プレスフィット部h502およびプレスフィット部i503の外側面の接触部分に対してステム504の根元付近Gを作用点とした曲げモーメントにより、座屈を生じやすくなる。
ここで、幅広部505に近いステム504の根元付近Gと穴507の中央部付近Fとの座屈の開始順序は条件によって逆になる場合もある。
ステム504の根元付近Gの座屈は、簡単には、例えば、ステム504と幅広部505が交わるステム504の根元の部分を直角とせずに、適度のRをつけることにより回避できると考えられる。
これに対し、穴507の中央部付近Fにおける座屈は、穴507を小さくしてプレスフィット部hおよびプレスフィット部iのY軸に垂直な断面の面積を増やすことが考えられる。しかし、この方法ではスルーホール550の内壁に大きな力が働き、メッキ層にクラックが生じたり、メッキ層の破壊が発生する。
もちろん、条件によっては、側面図Vのようにステム504の一部Hにおいて座屈を生ずる場合も考えられる。
特開2005−158507号公報においては、スルーホールに圧入した場合に、プレスフィット部の適切な変形を阻害することなく、しかもスルーホールに斜め挿しされたときであっても、プレスフィット部に挫屈やクラックが発生することを防止して良好な電気的接続を行うことのできるニードルアイタイプのプレスフィット用コンタクトに関し、プレスフィット部にそのスリットの少なくとも一部を覆うように肉薄の膨出部を設けるようにしたプレスフィット用コンタクトが開示されている。
しかし、ますます小型で高精度のプレスフィット用コンタクトが必要とされており、プレスフィット部にスリットの少なくとも一部を覆うように肉薄の膨出部を精度良く設けることが難しくなるため、より簡単に、圧入時における座屈や変形を防止することで生産性の優れたプレスフィット用コンタクトが望まれる。
特開平5−114427号公報 特開平5−166556号公報 特開2005−158507号公報
本発明は、ニードルアイタイプのプレスフィット用コンタクトの加工のしやすさを生かし、かつ、より簡単に、圧入時における座屈や変形を防止することで生産性の優れたプレスフィット用コンタクトを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、スルーホールに圧入して用いる導電性端子であって、前記導電性端子は細長い先端部と前記先端部から平面的に幅広く延出したプレスフィット部とを有し、前記プレスフィット部の一部に貫通穴を備え、前記プレスフィット部は前記導電性端子の長手方向の中心線に垂直な切断面における前記中心線が通る中心点に関して点対称に曲げられ、前記スルーホールの内側面と接合する前記プレスフィット部の接合部は前記スルーホールの直径方向に対向する2つの接合面において接合することを特徴とする導電性端子である。
請求項1に記載の発明によれば、例えば、2つのプレフィット部の中間に位置した板厚方向に貫通した穴を備えた、いわゆるニードルアイタイプのプレスフィット用コンタクトを導電性のメッキ層が施されたスルーホールの内壁に圧入する際、プレスフィット用コンタクトの幅広面に対して垂直方向の折り曲げ強度を増加させるように、プレスフィット用コンタクトの内側に孔けられた穴の両側に位置する2つのプレスフィット部が、幅広面に対して15°乃至75°、好ましくは45°の角度を持って点対称に位置させる。
この場合、2つのプレスフィット部のそれぞれの曲げは一度に限らず、複数回の曲げ加工を施しても構わない。
本発明の請求項2に記載の発明は、スルーホールに圧入して用いる導電性端子であって、
前記導電性端子は細長い先端部と前記先端部から平面的に幅広く延出したプレスフィット部とを有し、前記プレスフィット部の一部に貫通穴を備え、前記導電性端子の長手方向の中心線に垂直な切断面における前記プレスフィット部の厚さが前記導電性端子内の他の部分における前記厚さより厚い部分を有し、前記スルーホールの内側面と接合する前記プレスフィット部の接合部は前記スルーホールの直径方向に対向する2つの接合面において接合することを特徴とする導電性端子である。
請求項2に記載の発明によれば、ニードルアイタイプのプレスフィット用コンタクトを導電性のメッキ層が施されたスルーホールの内壁に圧入する際、プレスフィット用コンタクトの幅広面に対して垂直方向の折り曲げ強度を増加させるように、プレスフィット用コンタクトの内側に孔けられた穴の両側に位置する2つのプレスフィット部の肉厚が、プレスフィット用コンタクトの他の部分より厚い部分を有している。
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の前記導電性端子をコネクタハウジングに保持してなることを特徴とするコネクタである。
請求項3に記載の発明によれば、プレスフィット用コンタクトはスルーホールに圧入される先端部とは反対側の後端部は、電気絶縁材料により作られたコネクタハウジングに保持されコネクタを構成する。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のコネクタを有することを特徴とするプリント回路板である。
ここで、プリント回路板は、プリント配線板に回路部品が取り付けられたものをいう。
本発明の請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のプリント回路板を有することを特徴とする電子装置である。
本発明によれば、ニードルアイタイプのプレスフィット用コンタクトの圧入時におけるプレスフィット部の座屈を防ぐことができる。
さらに、本発明によれば、コンタクトに適した導電性のバネ性をもつ板状のシート部材からスタンピング加工によりコンタクトを打ち抜くと同時あるいはその後引き続いてプレスフィット部の単純な曲げ加工あるいは塑性型押加工等により所望の曲げ角度、肉厚を得ることができる。
図1は、本発明による一実施例を示す。
図1におけるプレスフィット用コンタクト100は、例えば、コンタクトに適した導電性のバネ性をもつ板状のシート部材からスタンピング加工により作られ、細長い形状の先端部101と幅広に広がるプレスフィット部b102とプレスフィット部c103とはそれぞれ外側に張り出した接合部b102−1と接合部c103−1とを備えている。
プレスフィット部b102とプレスフィット部c103の中央には、針の穴状をし、板厚方向に貫通した穴107が設けられている。ここで、穴107の形状は一般的に楕円形であるが、長円形でもその他の形状でも構わない。プレスフィット部b102とプレスフィット部c103の領域範囲は、穴107のY軸方向の端部、すなわち、Y軸と直交する直線MとNに挟まれた斜線部である。先端部101と反対側にあるステム104に続いてX軸方向に張り出した幅広部105があり、ここでは、ステム104と幅広部105とが交わる角部は、この部分の座屈に対する強度をあげるため適度の曲率Rをもたせている。
幅広部105のステム104と反対側には後端部106が続き、図示されていない電気絶縁材料により作られたコネクタハウジングに保持されている。
プレスフィット部b102とプレスフィット部c103は、a−a’断面図に示される導電性メッキ層を表面に施されたスルーホール150に先端部101から圧入され、図に示されるごとく、接合部b102−1と接合部c103−1はそれぞれ接合面b151と接合面c152において接合され、機械的また電気的に適度な接触が保たれている。
プレスフィット部b102とプレスフィット部c103は、スルーホール150に圧入される以前に、プレスフィット用コンタクト100が、例えば、コンタクトに適した導電性のバネ性をもつ板状のシート部材からスタンピング加工により作られると同時あるいはその後引き続いて行われる曲げ加工によって所望の形状に曲げられる。すなわち、プレスフィット部b102とプレスフィット部c103は、プレスフィット用コンタクト100のY軸方向の中心線と垂直な断面において、中心点に関して点対称に折り曲げられる。点対称に折り曲げるのは、a−a’断面図から分かるように、接合面b151の中央と接合面c152の中央とを結ぶ直線上にプレスフィット用コンタクト100のY軸方向の中心点が位置していないと、スルーホール150の直径上に接合面b151の中央と接合面c152の中央が位置せず、プレスフィット用コンタクト100がスルーホール150内の中央でなく、偏った位置に位置づけられるからである。
ここで、a−a’断面図において、プレスフィット部b102とプレスフィット部c103とは、X軸方向に対して15°乃至75°の範囲、好ましくは45°に位置すれば、Z軸方向の曲げ力に対し曲げ強度は大きくなる。
a−a’断面図においては、プレスフィット部b102とプレスフィット部c103はそれぞれ直線的に1回の曲げが加えられているが、点対称に複数回の曲げ加工あるいは直線加工ではなく湾曲した加工でも勿論構わない。
図2は、本発明による他の実施例を示す。
図2におけるプレスフィット用コンタクト200は、例えば、コンタクトに適した導電性のバネ性をもつ板状のシート部材からスタンピング加工により作られ、細長い形状の先端部201と幅広に広がるプレスフィット部e202とプレスフィット部f203とはそれぞれ外側に張り出した接合部e202−1と接合部f203−1とを備えている。
プレスフィット部e202とプレスフィット部f203の中央には、針の穴状をし、板厚方向に貫通した穴207が設けられている。ここで、穴207の形状は一般的に楕円形であるが、長円形でもその他の形状でも構わない。プレスフィット部e202とプレスフィット部f203の領域範囲は、穴207のY軸方向の端部、すなわち、Y軸と直交する直線SとTに挟まれた斜線部である。先端部201と反対側にあるステム204に続いてX軸方向に張り出した幅広部205があり、ここでは、ステム204と幅広部205とが交わる角部は、この部分の座屈に対する強度をあげるため適度の曲率Rをもたせている。
幅広部205のステム204と反対側には後端部206が続き、図示されていない電気絶縁材料により作られたコネクタハウジングに保持されている。
プレスフィット部e202とプレスフィット部f203は、d−d’断面図に示される導電性メッキ層を表面に施されたスルーホール250に先端部201から圧入され、図に示されるごとく、接合部e202−1と接合部けf203−1はそれぞれ接合面e251と接合面f252において接合され、機械的また電気的に適度な接触が保たれている。
プレスフィット部e202とプレスフィット部f203は、スルーホール250に圧入される以前に、プレスフィット用コンタクト200が、例えば、コンタクトに適した導電性のバネ性をもつ板状のシート部材からスタンピング加工により作られると同時あるいはその後引き続いて行われる塑性型押加工によって所望の断面形状に加工される。すなわち、プレスフィット部e202とプレスフィット部f203は、プレスフィット用コンタクト200のY軸方向の中心線と垂直な断面において、中心点に関して点対称に肉厚加工される。点対称に折り曲げるのは、d−d’断面図から分かるように、接合面e251の中央と接合面f252の中央とを結ぶ直線上にプレスフィット用コンタクト200のY軸方向の中心点が位置していないと、スルーホール250の直径上に接合面e251の中央と接合面f252の中央が位置せず、プレスフィット用コンタクト200がスルーホール250内の中央でなく、偏った位置に位置づけられるからである。
ここで、d−d’断面図において、プレスフィット部e202とプレスフィット部f203において、Z軸方向に肉厚部を設ければ、Z軸方向の曲げ力に対し曲げ強度は大きくなる。
d−d’断面図においては、プレスフィット部e202とプレスフィット部f203は外周部に肉厚部が設けられているが、点対称に複数箇所において肉厚部を有しても勿論構わない。
図5は、本発明による他の実施例Cを示す。図5において、ステム504のh−h’断面図は(a)あるいは(b)として例示のごとく、断面が曲面をもっている。(a)は屈曲部を有する曲面、(b)はわん曲部を有する例である。
実施例Cは、図4の側面図Vに示すステム504のH部分における座屈の防止を目的としたものであり、図5における穴507の端面と幅広部505との間にあるステム504の全部または一部の断面を、例えば、プレスフィット用コンタクト500を板状の材料から打ち抜いて作る場合、打ち抜きと同時あるいは、それに続く工程で、ステム504の部分に曲げ加工を施しておくことにより、ステム504における座屈を簡単に防止することができる。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) スルーホールに圧入して用いる導電性端子であって、前記導電性端子は細長い先端部と前記先端部から平面的に幅広く延出したプレスフィット部とを有し、前記プレスフィット部の一部に貫通穴を備え、前記プレスフィット部は前記導電性端子の長手方向の中心線に垂直な切断面における前記中心線が通る中心点に関して点対称に曲げられ、 前記スルーホールの内側面と接合する前記プレスフィット部の接合部は前記スルーホールの直径方向に対向する2つの接合面において接合することを特徴とする導電性端子。
(付記2) スルーホールに圧入して用いる導電性端子であって、前記導電性端子は細長い先端部と前記先端部から平面的に幅広く延出したプレスフィット部とを有し、前記プレスフィット部の一部に貫通穴を備え、前記導電性端子の長手方向の中心線に垂直な切断面における前記プレスフィット部の厚さが前記導電性端子内の他の部分における前記厚さより厚い部分を有し、前記スルーホールの内側面と接合する前記プレスフィット部の接合部は前記スルーホールの直径方向に対向する2つの接合面において接合することを特徴とする導電性端子。
(付記3) 付記1または付記2のいずれかに記載の前記導電性端子をコネクタハウジングに保持してなることを特徴とするコネクタ。
(付記4) 付記3に記載のコネクタを有することを特徴とするプリント回路板。
(付記5) 付記4に記載のプリント回路板を有することを特徴とする電子装置。
(付記6) スルーホールに圧入して用いる導電性端子であって、前記導電性端子は細長い先端部と前記先端部から平面的に幅広く延出したプレスフィット部とを有し、前記プレスフィット部の一部に貫通穴を備え、前記プレスフィット部に関して前記先端部とは反対側に延伸するステムと後端部の間には幅広部が設けられ、前記導電性端子の長手方向の中心線に垂直な前記ステムの断面形状が曲面であることを特徴とする導電性端子。
本発明による一実施例 本発明による他の実施例 従来例A 従来例B 本発明による他の実施例C
符号の説明
100、200、500 プレスフィット用コンタクト
101、201、501 先端部
102、202、502 プレスフィット部b、プレスフィット部e、プレスフィット部h
103、203、503 プレスフィット部c、プレスフィット部f、プレスフィット部i
104、204、504 ステム
105、205、505 幅広部
106、206、506 後端部
107、207、507 穴
150、250、550 スルーホール
151、251、551 接合面b、接合面e、接合面h
152、252、552 接合面c、接合面f、接合面i

Claims (5)

  1. スルーホールに圧入して用いる導電性端子であって、
    前記導電性端子は細長い先端部と前記先端部から平面的に幅広く延出したプレスフィット部とを有し、
    前記プレスフィット部の一部に貫通穴を備え、
    前記プレスフィット部は前記導電性端子の長手方向の中心線に垂直な切断面における前記中心線が通る中心点に関して点対称に曲げられ、
    前記スルーホールの内側面と接合する前記プレスフィット部の接合部は前記スルーホールの直径方向に対向する2つの接合面において接合することを特徴とする導電性端子。
  2. スルーホールに圧入して用いる導電性端子であって、
    前記導電性端子は細長い先端部と前記先端部から平面的に幅広く延出したプレスフィット部とを有し、
    前記プレスフィット部の一部に貫通穴を備え、
    前記導電性端子の長手方向の中心線に垂直な切断面における前記プレスフィット部の厚さが前記導電性端子内の他の部分における前記厚さより厚い部分を有し、
    前記スルーホールの内側面と接合する前記プレスフィット部の接合部は前記スルーホールの直径方向に対向する2つの接合面において接合することを特徴とする導電性端子。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の前記導電性端子をコネクタハウジングに保持してなることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項3に記載のコネクタを有することを特徴とするプリント回路板。
  5. 請求項4に記載のプリント回路板を有することを特徴とする電子装置。
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