JPH086964A - データベース検索装置 - Google Patents

データベース検索装置

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Publication number
JPH086964A
JPH086964A JP6133031A JP13303194A JPH086964A JP H086964 A JPH086964 A JP H086964A JP 6133031 A JP6133031 A JP 6133031A JP 13303194 A JP13303194 A JP 13303194A JP H086964 A JPH086964 A JP H086964A
Authority
JP
Japan
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attribute
search
search condition
rule
database
Prior art date
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Application number
JP6133031A
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English (en)
Inventor
Shozo Kondo
省造 近藤
Bai Kotani
売 小谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より簡便な検索条件の指定によりデータベー
ス検索を行うとともに指定された検索条件の内容の直感
的な確認を可能とするデータベース検索装置を提供す
る。 【構成】 データベース3に保持される各属性に対して
そのデータ形式、具体的属性値等属性条件を記述した属
性推定ルールを記憶する属性推定ルール記憶部6と、属
性間の結合関係を記述した属性結合ルールを記憶する属
性結合ルール記憶部7と、属性推定ルール及び属性結合
ルールを用いて入力判定部2から入力された属性値から
成る検索条件から属性名、結合関係を推定して検索条件
式を自動生成する検索条件式生成部8と、検索条件式の
論理構造とその論理構造を説明する日本語文の表現形式
を記述した日本語文生成ルールを用いて検索条件式の内
容を説明する日本語文を生成する日本語文生成部10
と、検索結果を表形式に編集する出力編集部5と、を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース検索装
置、特に、簡便な検索条件の指定、更には指定された検
索条件の内容の直感的な確認を可能とするデータベース
検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図30は従来のデータベース検索装置の
構成図である。このデータベース検索装置は、例えば特
開平4−291668号公報に開示されているものであ
る。
【0003】図30において、データベース検索装置
は、検索対象となるデータを保持するデータ記憶部10
3と、利用者からの検索条件入力を制御する検索条件入
力部102と、検索条件入力部102からの検索条件に
基づきデータ検索を行うための検索コマンドを自動的に
作成する検索条件式作成部100と、入力された検索条
件に適合するデータをデータ記憶部103に保持されて
いるデータの中から取り出すデータ検索部104と、検
索されたデータを表示または印刷する出力部105と、
検索コマンドの自動作成の際に検索条件式作成部100
で使用される検索条件式ルールを記憶する検索条件式作
成ルール記憶部101と、を有している。
【0004】なお、検索条件式作成ルール記憶部101
及びデータ記憶部103は、それぞれ検索条件式作成ル
ール入力部111及びデータ入力部113から直接入力
することができる。
【0005】図31に、検索条件式作成ルール記憶部1
01内に記憶される検索条件式作成ルールの一例を示
す。図31に示すように、検索条件式作成ルールには、
各々の検索属性(データ項目)について、データ形式、
単位情報、及び属性値等が記述される。
【0006】図31において、例えば、ルール1はデー
タ項目「消費電力」に対して入力されるデータのデータ
形式に関するルールであり、「消費電力」は数値及び単
位(例えば500[W])から構成されることをルール
化している。またルール2では、「消費電力」に用いる
単位は「W,KW,mW」の3種類であることをルール
化している。
【0007】次に、データ検索時の動作について説明す
る。ここでは、データ記憶部103内には図4に示すよ
うな表データが「部品情報」という名称で格納されてい
るものとし、検索条件式作成ルール記憶部101内には
図31に示すような検索条件式作成ルールが格納されて
いるものとする。
【0008】例えば、データ記憶部103に保持されて
いるデータの中から、利用者が「消費電力=100
W」,「メーカ名=A社」,「発注オーダ=A−10−
765」,且つ「資材担当者=佐藤」の部品データを検
索したい場合には、利用者は検索条件入力部102によ
り、図32に示すように、上記検索要求の内、検索条件
値(キーワード)の部分だけを論理演算子「AND」を
挟みながら入力する。
【0009】次に、このようにして入力された検索条件
値は検索条件式作成部100に送られ、そこで検索を実
行するための検索条件式が自動的に作成される。
【0010】検索条件式作成部100では、先ず、検索
条件式作成ルール記憶部101に記憶されている検索条
件式作成ルールを用いて、入力された各々の検索条件値
がデータ記憶部103に保持されているデータのどの項
目に対するものであるかの判定を行う。
【0011】例えば、検索条件値「100W」に対して
は、図31に示したルール1及びルール2によってデー
タ項目「消費電力」に関する検索条件値であることが判
定される。また同様に、「A社」,「A−10−76
5」,「佐藤」についてもルール3からルール7によっ
て、それぞれがデータ項目「メーカ名」,「発注オー
ダ」,「資材担当者」に対応することが判定される。そ
の結果、判定結果として「消費電力=100W」,「メ
ーカ名=A社」,「発注オーダ=A−10−765」,
且つ「資材担当者=佐藤」が得られる。
【0012】次に、各々の判定結果を入力時に指定され
た論理演算子「AND」で結合し、検索対象となる表の
名称「部品情報」を添えて検索コマンドが作成される。
図32に示した入力例に対して、図33に示すような検
索コマンドが作成されることとなる。
【0013】データ検索部104は、検索条件式作成部
100で作成された検索コマンドを受け取ると、データ
記憶部103に保持されたデータの中から検索条件に適
合するデータを取り出す。データ検索部104で取り出
されたデータは出力部105で表示または印刷される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータベース検
索装置では、以上のような構成で実現されているため、
以下のような問題があった。
【0015】まず、第一に利用者は検索条件の入力の際
に、検索条件値間の結合関係を論理演算子で明示しなけ
ればならず、論理演算子に不慣れな利用者にとっては、
論理演算子「AND」や「OR」を組み合わせて検索条
件式を作成する場合に、作成された検索条件式が自らの
意図に合ったものであるか否かを判断することが困難で
あった。
【0016】第二に、個々の検索条件値を最初からまと
めて入力しなければならないため、検索条件の一部を変
更しながら検索を繰り返す場合には、何度も同じ検索条
件値を再入力しなければならず面倒であった。
【0017】第三に、入力した検索条件値の変更、記述
ミス等により記述した内容に修正を加える際には、記述
全体を再入力しなければならず面倒であった。
【0018】第四に、検索条件式作成ルールに検索属性
の属性値を記述する必要があるため、多くの属性値を記
述しなければならない場合、検索条件式作成ルールに記
述すべき量が膨大でかつ面倒であり、更にその管理が困
難となる。
【0019】そして、第五に、検索条件式の作成過程に
おいて適用可能な検索条件式作成ルールが複数個存在し
うる場合には、どのルールを適用すべきか示唆する手段
がなくその判断が困難であった。
【0020】本発明は、以上の課題を解決するためにな
されたものであり、より簡便な検索条件の指定によりデ
ータベース検索を行うとともに指定された検索条件の内
容の直感的な確認を可能とするデータベース検索装置を
提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、指定された検索条件に基
づいて検索条件式を作成し、その検索条件式に基づきデ
ータベースを検索し検索結果を表示するデータベース検
索装置において、前記データベースに格納される各属性
の属性条件を記述した属性推定ルールを記憶する属性推
定ルール記憶手段と、各属性間の結合関係を記述した属
性結合ルールを記憶する属性結合ルール記憶手段と、前
記属性推定ルール及び前記属性結合ルールを用いて前記
検索条件式を生成する検索条件式生成手段と、を有し、
属性値の指定された検索条件に基づいて前記検索条件式
を生成することを特徴とする。
【0022】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ータベース検索装置において、前記検索条件式の論理構
造及びその論理構造を説明する文章の表現形式を記述し
た文章生成ルールを記憶する文章生成ルール記憶手段
と、文章生成ルールを用いて検索条件式の内容を説明す
る文章を生成する文章生成手段と、を有し、前記検索条
件式の内容を文章で表現することを特徴とする。
【0023】請求項3記載の発明は、請求項1記載のデ
ータベース検索装置において、前記検索条件式生成手段
は、前記属性推定ルール及び前記属性結合ルールに設定
された適用優先度に基づき、属性値に対応する属性名を
推定することを特徴とする。
【0024】請求項4記載の発明は、請求項1記載のデ
ータベース検索装置において、前記属性値とその属性値
に対応する属性名とを対にした用語辞書を記憶する用語
辞書記憶手段を有し、前記検索条件式生成手段は、前記
用語辞書、前記属性推定ルール、及び前記属性結合ルー
ルに基づいて前記検索条件式を生成することを特徴とす
る。
【0025】請求項5記載の発明は、請求項1記載のデ
ータベース検索装置において、属性値の有無を前記デー
タベースに問い合わせる属性検索手段を有し、前記検索
条件式生成手段は、前記属性検索手段の問い合わせ結果
に基づき検索条件式を生成することを特徴とする。
【0026】請求項6記載の発明は、請求項1記載のデ
ータベース検索装置において、前記検索条件式生成手段
が生成した検索条件式を記憶する検索条件式記憶手段を
有し、前記検索条件式生成手段は、新たに指定された検
索条件に基づき、前記検索条件式記憶手段に記憶されて
いる検索条件式を更新することを特徴とする。
【0027】請求項7記載の発明は、請求項6記載のデ
ータベース検索装置において、前記検索条件式記憶手段
に記憶された検索条件式に対する各種指示を入力し、そ
の入力された指示に従い前記検索条件式生成手段に前記
検索条件式記憶手段に記憶された検索条件式の更新を行
わせる入力判定手段を有することを特徴とする。
【0028】請求項8記載の発明は、請求項7記載のデ
ータベース検索装置において、前記入力判定手段から修
正指示が入力された場合、前記検索条件式記憶手段に記
憶された検索条件式に含まれるいずれかの属性値を選択
可能に表示する修正用属性表示手段と、前記修正用属性
表示手段により選択された属性値に対応する属性名を表
示し、その中から修正すべき属性名を指定させる属性修
正手段と、を有し、指定された属性名により前記検索条
件式を修正することを特徴とする。
【0029】請求項9記載の発明は、請求項8記載のデ
ータベース検索装置において、前記修正用属性表示手段
は、文章で表現された検索条件式を分割して表示させる
ことを特徴とする。
【0030】
【作用】以上の構成を有する請求項1記載の発明では、
検索条件式生成手段において、属性推定ルール記憶手段
の属性推定ルールを用いて指定された検索条件の属性名
を推定し、その推定結果を属性結合ルール記憶手段の属
性結合ルールを用いて結合することにより検索条件式を
生成する。このようにして、属性値の指定された検索条
件から、更には各属性値に対応する属性の結合関係を指
定しなくても検索条件式を生成することができる。
【0031】請求項2記載の発明によれば、文章生成手
段により文章生成ルールを用いて検索条件式の内容を説
明する文章を生成し表示するようにしたので、論理演算
子に不慣れな利用者であっても、実行されるデータベー
ス検索の意味を直感的に理解できる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、属性推定ル
ール記憶手段の属性推定ルール及び属性結合ルール記憶
手段の属性結合ルールに適用優先度を設け、検索条件式
生成手段は、検索条件式の生成過程において属性推定ル
ール及び属性結合ルールに設けられた適用優先度に基づ
いて各ルールの適用を制御して検索条件式を生成するよ
うにしたので、属性名の推定時において適用可能なルー
ルが複数個存在した場合にもルールの競合を回避するこ
とができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、検索条件式
生成手段は、用語辞書を用いて指定された検索条件から
検索条件式を生成する。これにより、属性推定ルールに
具体的な属性値を記述しなくてよいので、属性推定ルー
ルの記述量を削減でき属性推定ルールの管理が容易とな
る。
【0034】請求項5記載の発明によれば、属性検索手
段によって属性値の有無をデータベースに問い合わせ、
検索条件式生成手段において属性検索手段の問い合わせ
結果に基づいて検索条件式を生成する。これにより、属
性推定ルールに具体的な属性値を記述しなくてもよいの
で、属性推定ルールの記述量を削減でき属性推定ルール
の管理が容易となる。また、辞書等の特別なデータも不
要であるため、データベース検索装置の保守が容易とな
り、汎用性も高くなる。
【0035】請求項6記載の発明によれば、検索条件式
生成手段は、新たに指定された検索条件に基づき生成し
た検索条件式により、検索条件式記憶手段に記憶されて
いる検索条件式を更新するようにしたので、検索条件の
入力順序を意識することなく、思い付いた検索条件値を
逐次入力することにより、データベース検索を実行する
ことができる。また、徐々に条件を追加していくことに
より検索結果を絞り込むといった検索操作もできる。更
に、データベース検索の前に検索条件を確認してから検
索を実行することができる。
【0036】請求項7記載の発明によれば、入力判定手
段は、指定された検索条件式に対する各種指示を判定
し、その判定結果に基づいて検索条件式生成手段に指示
に対応した検索条件式記憶手段に記憶された検索条件式
の更新を行わせることができる。
【0037】請求項8記載の発明によれば、指定された
指示が修正指示であった場合、修正用属性表示手段は、
検索条件式に含まれる属性値がそれぞれ選択できる形式
で表示させる。属性修正手段は、表示された属性値の中
から選択された属性値に対応した属性名を表示し、その
中から修正すべき属性名を指定させる。このようにし
て、生成された検索条件式を修正することができる。ま
た、修正可能な全ての属性名を表示するので、修正すべ
き属性名を容易に選出することができる。
【0038】請求項9記載の発明によれば、表示される
検索条件式に含まれる属性値を分割して表示させるよう
にしたので、検索条件式に含まれる属性値に対応する属
性名を容易に修正することができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明に係る好適な実施例を図面に基
づいて説明する。
【0040】実施例1.図1に本発明の第1実施例に係
るデータベース検索装置の構成図を示す。
【0041】図1において、本実施例のデータベース検
索装置は、画面管理部1、入力判定部2、データベース
3、データ検索部4、出力編集部5、属性推定ルール記
憶部6、属性結合ルール記憶部7、検索条件式生成部
8、日本語文生成ルール記憶部9、日本語文生成部1
0、及び検索コマンド生成部11を備えて構成されてい
る。
【0042】画面管理部1は、利用者の入力を受理し、
処理結果を画面上に表示する。入力手段としてマウス1
2及びキーボード13が、また出力手段としてディスプ
レイ装置14がそれぞれ接続されている。また入力判定
部2は、画面管理部1から送られてくる利用者により指
定される入力データの内容がデータベース3の検索を要
求する検索条件であるか、検索条件の追加、変更あるい
は操作の終了等各種指示であるかを判定する。
【0043】データベース3には、図4に示したような
検索対象となるデータが表形式のデータ構造で蓄積され
ている。データ検索部4は、検索コマンドに従ってデー
タベース3に対する検索を実行する。また出力編集部5
は、データ検索部4の実行結果、即ちデータベース3の
検索結果を表形式に編集する。この表形式に編集された
データベース検索結果は画面管理部1に送られ、実行結
果としてディスプレイ装置14上に表示される。
【0044】属性推定ルール記憶部6は、データベース
3に格納されている表の構成要素となる各属性に対し
て、そのデータ形式、単位情報、及び具体的属性値等の
属性条件を記述した属性推定ルールを記憶する属性推定
ルール記憶手段である。属性推定ルール記憶部6に記憶
される属性推定ルールの例を図6に示す。
【0045】属性結合ルール記憶部7は、属性間の結合
関係を記述した属性結合ルールを記憶する属性結合ルー
ル記憶手段である。属性結合ルール記憶部7に記憶され
る属性結合ルールの例を図7に示す。
【0046】検索条件式生成部8は、これらの属性推定
ルール及び属性結合ルールを用いて、利用者がキーボー
ド13から入力した検索条件に基づき検索条件式を生成
する検索条件式生成手段であり、属性推定ルールを用い
て指定された検索条件である属性値から属性名を推定
し、属性結合ルールを用いて検索条件値間の結合関係を
推定する。
【0047】本実施例において特徴的なことは、以上の
構成により属性値のみ指定された検索条件から属性推定
ルール及び属性結合ルールを用いて属性値に対応する属
性名を推定し、検索条件式を自動的に生成することであ
る。これにより、属性名、更には各属性間の結合関係を
検索条件に記述することなく検索条件式を生成し検索結
果を得ることができる。
【0048】また、日本語文生成ルール記憶部9は、検
索条件式の論理構造及びその構造を説明する文章の表現
形式を記述した文章生成ルールを記憶する文章生成ルー
ル記憶手段であり、本実施例においては、日本語を対象
とすることから日本語文生成ルール記憶部9には、日本
語文の表現形式を記述した日本語文生成ルールを記憶す
る。図8に日本語文生成ルールの例を示す。
【0049】日本語文生成部10では、文章生成ルール
を用いて検索条件式の内容を説明する文章を生成する文
章生成手段である。上述したとおり、本実施例において
は日本語を対象とすることから、日本語文生成部10
は、日本語文を生成する。
【0050】更に検索コマンド生成部11では、検索条
件式生成部8で生成された検索条件式から、データ検索
部4が処理可能な検索コマンドを生成する。
【0051】本実施例において更に特徴的なことは、生
成された検索条件式の内容を日本語文で生成しディスプ
レイ装置14に表示することである。これにより、論理
演算子に不慣れな利用者であっても、実行されるデータ
ベース検索の意味を直感的に理解することができる。
【0052】以上のような構成要素を備える本実施例の
データベース検索装置の動作を、図2に示すフローチャ
ートに沿って説明する。
【0053】先ず、ステップST1は当該データベース
検索装置の起動処理であり、利用者との対話の場となる
初期画面を図5に示したようにディスプレイ装置14上
に表示する。この初期画面は、利用者からの検索条件値
を受け付ける入力エリア及び入力された検索条件値に対
して生成された検索条件式の内容を説明する日本語文を
表示するエリアを備え、更に、当該データベース検索装
置を終了させる終了ボタンが表示されている。
【0054】ステップST2では、利用者はキーボード
13から入力エリアへの検索条件値の入力を行うか、或
いはマウス12で終了ボタンの選択を行う。尚、複数個
の検索条件値を入力する場合には、各々の検索条件値を
記号「,」でつなげて入力する。もちろん、「,」でな
くても他の区切り記号でもよい。
【0055】次に、ステップST3では、入力判定部2
が、利用者からの入力について終了ボタンの選択である
か否かの判定を行う。終了ボタンの選択と判定された場
合には、終了命令を起動して当該データベース検索装置
を終了させる。
【0056】一方、終了ボタンの選択でない場合には、
ステップST4に進んで、各々の検索条件値が記
号「,」で区切って正しく入力されているか否かを判定
する。正しい検索条件値の入力でなかった場合には、入
力は消去されて次の入力待ちとなる(即ち、ステップS
T2に戻る)。また、正しい検索条件値の入力であった
場合には、ステップST5に進んで、検索条件式生成部
8を起動して検索条件式の生成を行う。
【0057】ここで、検索条件式生成部8における検索
条件式の生成動作の詳細を図3に示すフローチャートに
沿って説明する。
【0058】先ず、検索条件式生成部8は入力判定部2
から記号「,」でつながった1個以上の検索条件値を受
け取ると、各々の検索条件値に対し属性名の推定を行う
(ステップST100〜ST102)。属性名の推定
は、属性推定ルール記憶部6に格納されている属性推定
ルールを用いて行う(ステップST102)。属性推定
ルールには、各々の属性に対しデータ形式、単位情報、
及び具体的な属性値が記載されており、これらの情報と
入力された検索条件値との照合によって入力された検索
条件値がどの属性の値であるかを推定する。
【0059】以上の処理により全ての検索条件値に対す
る属性名の推定が終了すると、次にステップST103
に進んで、属性結合ルール記憶部7に格納されている属
性結合ルールを用いて各々の検索条件値の結合関係を推
定し、1つの論理式(検索条件式)を生成する。生成さ
れた検索条件式は日本語文生成部10及び検索コマンド
生成部11に送られる。
【0060】なお、データベース3に格納されている表
の構成要素となる属性の数が増大し、それに伴って属性
推定ルール記憶部6に格納されている属性推定ルールや
属性結合ルール記憶部7に格納されている属性結合ルー
ルの数が増大した場合には、検索条件として指定された
属性値に対応する属性名の推定や結合関係の推定の場面
で適用可能なルールが複数個存在することも想定され
る。本実施例おいては、各々のルールに適用優先度を設
けることも特徴としており、この適用優先度に従うこと
でルールの競合が発生することなくルールの適用順序を
決定することが可能となる。
【0061】以上の検索条件式生成部8における検索条
件式の生成動作(ステップST5)が終わると、ステッ
プST6に進んで、日本語文生成部10において、日本
語文生成ルール記憶部9に格納されている日本語文生成
ルールを用いて、検索条件式生成部8で生成された検索
条件式の内容を説明する日本語文を生成し、生成した日
本語文を画面管理部1に送る。
【0062】日本語文の生成では、生成された検索条件
式の論理構造と日本語文生成ルールに記述された論理構
造とを照合させ、照合に成功した検索条件式の論理構造
をルールに記述された日本語表現に置き換えることで検
索条件式に対応した日本語文が得られる。画面管理部1
に送られた日本語文は、利用者の入力に対する確認文と
して、ディスプレイ装置14の初期画面上の日本語文エ
リアに表示される。
【0063】またステップST7では、検索コマンド生
成部11において、検索条件式生成部8で生成された検
索条件式に、データベース3に格納されている検索対象
となる表の名称を添えて、データ検索部4が処理可能な
検索コマンドを生成する。
【0064】次にステップST8では、データ検索部4
において、検索コマンド生成部11の生成した検索コマ
ンドに基づいてデータベース3の内容を検索し、検索結
果を出力編集部5に送られる。次にステップST9で
は、出力編集部5において、データ検索部4から送られ
た検索結果を表形式に編集し、編集結果を画面管理部1
に送られる。更に画面管理部1に送られた編集結果は、
データベース3の検索結果としてディスプレイ装置14
に表示される。
【0065】以上のような構成を備える本実施例のデー
タベース検索装置によれば、検索条件値から自動的に検
索コマンドを生成し、該検索コマンドによりデータベー
ス検索が実行されるため、利用者はその属性名や結合関
係を意識することなく、検索条件値を列挙するだけでデ
ータベース3を検索することができる。
【0066】また、入力した検索条件値から生成された
検索条件式の内容が日本語文によって説明されるため、
論理演算子に不慣れな利用者であっても、実行されるデ
ータベース検索の意味を直感的に理解できる。
【0067】更に、属性推定ルール及び属性結合ルール
に適用優先度を設けたことにより、検索条件式の生成過
程において、適用可能なルールが複数個存在した場合に
もルールの競合を回避することが可能となる。
【0068】次に、具体例を用いて本実施例のデータベ
ース検索装置におけるデータベース検索を説明する。
【0069】図4はデータベース3に格納されているデ
ータの一例を示す説明図である。部品ナンバー,消費電
力,メーカ名,発注オーダ,資材担当者,発注者,及び
発注部門を1行とする表形式で管理されており、データ
ベース定義において各属性のデータ形式は「整数」、
「数値,単位」、「会社名」、「アルファベット−数値
−数値」、「人名」、「部門名」が定義されている。
尚、同図に示す表の名称は「部品情報」である。
【0070】図5は当該データベース検索装置の起動時
にディスプレイ装置14上に表示される初期画面の一例
を示す説明図である。このディスプレイ装置14には、
利用者が検索条件を入力するエリア15と、入力された
検索条件値に対して生成された検索条件式の意味を日本
語文で説明する日本語文表示エリア16と、当該データ
ベース検索装置を終了させる終了ボタン17と、が領域
設定あるいは表示される。
【0071】図6は属性推定ルール記憶部6に記憶され
る属性推定ルールの一例を示す説明図である。各々の属
性が満たすべき条件(データ形式,単位情報,及び具体
的な属性値)がルールとして記述される。図中のルール
番号はルールの適用優先度を示しており、若い数字順に
優先順位が高いものとする。
【0072】図3のステップST102においては、利
用者の入力した各々の検索条件値に対し、この優先順位
に従ってルールが適用される。検索条件値が該条件を満
たしているルールが見つかれば、そのルールに対応した
属性の名前が検索条件値の属性名と推定される。なお、
属性推定ルールは、他のルールと同様、エディタ、専用
のツール等により任意に更新することができる。
【0073】図7は属性結合ルール記憶部7に記憶され
る属性結合ルールの一例を示す説明図である。図中のル
ール番号はルールを適用する優先順位を示している。
【0074】図8は日本語文生成ルール記憶部9に記憶
される日本語文生成ルールの一例を示す説明図である。
各ルールは、矢印記号の左辺の論理構造を右辺の日本語
表現に置き換えることを意味している。
【0075】図2のステップST6では、検索条件式生
成部8で生成された検索条件式をルールの左辺の論理構
造と照合し、検索条件式の照合部分(論理構造)を照合
に成功したルールの右辺の表現(日本語表現)に置き換
える。
【0076】以上のような環境において、データベース
検索の動作を図9に沿って説明する。
【0077】図9は、利用者が入力エリア15に入力し
た検索条件値の例90aと、検索条件値に対する属性名
の推定過程を説明する例90b〜90eと、検索条件値
間の結合関係を推定して1つの条件式にまとめる過程を
説明する例90f及び90gと、を示している。更に、
生成された検索条件式からその内容を説明する日本語文
を生成する過程を説明する例90h〜90jと、検索条
件式から生成される検索コマンドを説明するための例9
0kである。
【0078】例90aのように入力エリア15に検索条
件値が入力される(ステップST2〜ST4)と、次の
ようにして、検索条件値に対する属性名が推定され、検
索条件値間の結合関係が推定されて検索条件式が生成さ
れる(ステップST5)。
【0079】先ず、先頭の検索条件値「小林」が切り出
されて(ステップST101)、図6の属性推定ルール
のルール6が適用され(ステップST102)、例90
bに示す推定結果が得られる。
【0080】また、次の検索条件値「鈴木」に対して属
性推定ルールのルール6が適用され、例90cに示す推
定結果が得られる。この時、検索条件値「鈴木」に対し
て属性推定ルールのルール7も適用可能であるが優先順
位に従って属性推定ルールのルール6が適用されてい
る。
【0081】また、次の検索条件値「24」に対して属
性推定ルールのルール1が適用され、例90dに示す推
定結果が得られる。更に最後の検索条件値「研究部」に
対して属性推定ルールのルール8が適用され、例90e
に示す推定結果が得られる。
【0082】次に、(ステップST103において)推
定結果、例90eに対して図7に示す属性結合ルールの
ルール1が適用され、例90fに示す推定結果が得られ
る。即ち、ルール1によって同一の属性に対する検索条
件は論理演算子「OR」で結合される。また、例90g
は例90fに対して属性結合ルールのルール2が適用さ
れた推定結果である。即ち、ルール2によって異なる各
属性に対する検索条件は論理演算子「AND」で結合さ
れ、1つの検索条件式にまとめられる。
【0083】次に、以上のようにして得られた検索条件
式に対応する日本語説明文が生成され表示される(ステ
ップST6)。
【0084】先ず、検索条件式の例90gに対して図8
の日本語文生成ルールのルール1が適用され、例90h
に示す中間表現が得られる。同様に、中間表現の例90
hに対してルール2が適用されて例90iの中間表現が
生成され、更に中間表現の例90iに対してルール3が
適用されて例90jの日本語文が得られる。
【0085】また、検索条件式から検索コマンドが生成
される(ステップST7)。例90kは、検索条件式の
例90gと検索対象となる表の名称「部品情報」から生
成される検索コマンドである。
【0086】更に、図4に示すデータを対象として、検
索コマンドの例90kを実行する(ステップST8)
と、その検索結果は図10に示すような表形式に編集さ
れて、ディスプレイ装置14上に表示される(ステップ
ST9)。
【0087】以上のようにして、本実施例によれば、属
性値のみ指定された検索条件から検索条件式を各ルール
に従い推定することで自動生成することができる。
【0088】更に、生成された検索条件式を日本語文で
表示することで論理演算子に不慣れな利用者であって
も、実行されるデータベース検索の意味を直感的に理解
できる。
【0089】実施例2.図11に本発明の第2実施例に
係るデータベース検索装置の構成図を示す。なお、第1
実施例と同等の構成要素並びに処理については同一符号
を付してその説明を省略する。
【0090】本実施例のデータベース検索装置は、画面
管理部1、入力判定部2、データベース3、データ検索
部4、出力編集部5、用語辞書20、属性推定ルール記
憶部21、属性結合ルール記憶部7、検索条件式生成部
22、日本語文生成ルール記憶部9、日本語文生成部1
0、及び検索コマンド生成部11を備えて構成されてい
る。
【0091】用語辞書記憶部20は、検索条件値である
属性値とその属性値に対応する属性名とを対にした用語
辞書を記憶する用語辞書記憶手段である。
【0092】属性推定ルール記憶部21は、データベー
ス3に格納されている表の構成要素となる各属性に対し
て、そのデータ形式及び単位情報を記述した属性推定ル
ールを格納する。
【0093】検索条件式生成部22は、用語辞書、属性
推定ルール、及び属性結合ルールを用いて、利用者がキ
ーボード13から入力した検索条件値に基づき、検索条
件式を生成する。つまり、用語辞書及び属性推定ルール
記憶部21に格納されている属性推定ルールを用いて検
索条件値の属性名を推定し、属性結合ルール記憶部7に
格納されている属性結合ルールを用いて検索条件値間の
結合関係を推定する。
【0094】本実施例において特徴的なことは、上記用
語辞書を用いて指定された検索条件から検索条件式を生
成することである。これにより、属性推定ルールに具体
的な属性値を記述しなくてよいので、属性推定ルールの
記述量を削減でき属性推定ルールの管理が容易となる。
【0095】以上のような構成要素を備える本実施例の
データベース検索装置の動作を、図2及び図12に示す
フローチャートに沿って説明する。
【0096】ステップST1からステップST5に至る
までの動作及びステップST7からステップST9まで
の動作は第1実施例と同様であるので、ステップST5
の検索条件式生成部22における検索条件式の生成動作
を、図12に示すフローチャートに沿って詳細に説明す
る。
【0097】先ず、検索条件式生成部22は入力判定部
2から記号「,」でつながった1個以上の検索条件値を
受け取ると、各々の検索条件値に対し、用語辞書を用い
て属性名の候補を洗い出し(ステップST200)、属
性推定ルールを用いた属性名候補の絞り込み、及び属性
名の推定を行う(ステップST201)。
【0098】以上の処理により全ての検索条件値に対す
る属性名の推定が終了すると、第1実施例と同様にステ
ップST103に進んで、属性結合ルール記憶部7に格
納されている属性結合ルールを用いて各々の検索条件値
の結合関係を推定し、1つの論理式(検索条件式)を生
成する。生成された検索条件式は日本語文生成部10及
び検索コマンド生成部11に送られる。
【0099】なお、属性推定ルール記憶部21の属性推
定ルールについては、第1実施例と同様に、各ルールに
適用優先度を設けることによりルールの競合を回避する
ことが可能となる。
【0100】以上のような構成を備える本実施例のデー
タベース検索装置によれば、第1実施例と同様にユーザ
フレンドリイな環境を実現できる他、属性推定ルールに
具体的な属性値を記述せずに、利用者の入力した検索条
件値から検索条件式を生成することができる。また、属
性推定ルールに具体的な属性値を記述しないため、ルー
ルの記述量を削減でき、ルールの管理が容易となる。
【0101】次に、具体例を用いて本実施例のデータベ
ース検索装置におけるデータベース検索を説明する。
【0102】図13は用語辞書記憶部20に格納されて
いる用語辞書の一例を示す図である。属性値,データ形
式,及び属性名を1行とする表形式で管理されている。
図12のステップST200においては、この表の属性
値と入力された検索条件値の照合を行い照合に成功した
(一致した)属性値の行の属性名を集めて属性名候補の
リストを生成する。
【0103】図14は属性推定ルール記憶部21に記憶
されている属性推定ルールの一例を示す図である。各々
の属性が満たすべき条件としてデータ形式及び単位情報
がルールとして記述されている。ルールには具体的な属
性値は記述されず、また図中のルール番号はルールを適
用する優先順位を示している。
【0104】更に、第1実施例と同様にデータベース3
のデータの一例を図4に、属性結合ルール記憶部7内の
属性結合ルールの一例を図7に、日本語文生成ルール記
憶部9内の日本語文生成ルールの一例を図8にそれぞれ
示す。
【0105】以上のような仮定の下で、本実施例におけ
るデータベース検索の動作を図15に沿って説明する。
【0106】例150aは利用者が入力エリア15に入
力した検索条件値の一例であり、例150b〜150i
は検索条件値に対する属性名の推定過程を説明するため
の例である。
【0107】例150aのように入力エリア15に検索
条件値が入力されると、次のようにして、検索条件値に
対する属性名が推定される。
【0108】先ず、先頭の検索条件値「小林」が切り出
されて(ステップST101)、用語辞書において検索
が行われる(ステップST200)。例150bは用語
辞書検索の結果として属性名候補「発注者」が得られた
ことを示している。次に、属性名候補「発注者」のデー
タ形式「人名」が属性推定ルールのルール6の条件を満
たすので、検索条件値「小林」に対する属性名として
「発注者」が推定される(ステップST201)。例1
50cはその推定結果を示す。
【0109】また、次の検索条件値「鈴木」について用
語辞書の検索が行われる。例150dは当該検索結果と
して属性名候補リスト「発注者,資材担当者」が得られ
たことを示している。属性名候補「発注者」のデータ形
式「人名」は属性推定ルールのルール6の条件を満た
し、また属性名候補「資材担当者」のデータ形式「人
名」も属性推定ルールのルール7の条件を満たしている
が、優先順位によってルール6が優先適用されるので、
検索条件値「鈴木」に対する属性名として「発注者」が
推定される。例150eはその推定結果を示す。
【0110】また、次の検索条件値「24」について用
語辞書の検索が行われる。例150fは用語辞書に検索
条件値「24」に照合する属性値が存在しなかったた
め、属性名候補リストが空であったことを示している。
検索条件値「24」に対して属性推定ルールのルール1
が適用され、例150gに示す推定結果が得られる。
【0111】更に、最後の検索条件値「研究部」につい
て用語辞書の検索が行われる。例150hは当該検索結
果として属性名候補「発注部門」が得られたことを示し
ている。属性名候補「発注部門」のデータ形式「部門
名」が属性推定ルールのルール8の条件を満たしている
ので、検索条件値「研究部」に対する属性名として「発
注部門」が推定される。例150iはその推定結果を示
す。
【0112】例150iの推定結果は、第1実施例にお
ける例90eの推定結果と同じであり、以下、第1実施
例と同等の処理が行われる。
【0113】このようにして、本実施例によれば、属性
値とその属性値に対応する属性名とを対にした用語辞書
を用いて指定された検索条件から検索条件式を自動生成
することができる。
【0114】実施例3.図16に本発明の第3実施例に
係るデータベース検索装置の構成図を示す。同図におい
て、第1、2実施例と同等の構成要素並びに処理につい
ては同一符号を付してその説明を省略する。
【0115】本実施例のデータベース検索装置は、画面
管理部1、入力判定部2、データベース3、データ検索
部4、出力編集部5、属性検索部30、属性推定ルール
記憶部31、属性結合ルール記憶部7、検索条件式生成
部32、日本語文生成ルール記憶部9、日本語文生成部
10、及び検索コマンド生成部11を備えて構成されて
いる。
【0116】属性検索部30は、検索条件値である属性
値の有無をデータベース3に問い合わせる属性検索手段
であり、その属性値があればその属性値に対応したデー
タとして属性名を属性名候補として収集する。
【0117】属性推定ルール記憶部31は、データベー
ス3に格納されている表の構成要素となる各属性に対し
て、そのデータ形式及び単位情報を記述した属性推定ル
ールを格納する。
【0118】検索条件式生成部32は、属性検索部30
の問い合わせ結果、属性推定ルール、及び属性結合ルー
ルを用いて、利用者がキーボード13から入力した検索
条件値に基づき、検索条件式を生成する。つまり、属性
検索部30及び属性推定ルール記憶部31に格納されて
いる属性推定ルールを用いて検索条件値の属性名を推定
し、属性結合ルール記憶部7に格納されている属性結合
ルールを用いて検索条件値間の結合関係を推定する。
【0119】本実施例において特徴的なことは、属性検
索部30の問い合わせ結果に基づき、検索条件式生成部
32は検索条件式を自動生成することである。これによ
り、属性推定ルールに具体的な属性値を記述しなくても
よいので、属性推定ルールの記述量を削減でき属性推定
ルールの管理が容易となる。また、用語辞書等の特別な
データも不要であるため、データベース検索装置の保守
が容易となり、汎用性も高くなる。
【0120】以上のような構成要素を備える本実施例の
データベース検索装置の動作を、図2及び図17に示す
フローチャートに沿って説明する。
【0121】ステップST1からステップST5に至る
までの動作、及び、ステップST7からステップST9
までの動作は第1実施例と同様であるので、ステップS
T5の検索条件式生成部32における検索条件式の生成
動作を、図17に示すフローチャートに沿って詳細に説
明する。
【0122】先ず、検索条件式生成部32は入力判定部
2から記号「,」でつながった1個以上の検索条件値を
受け取ると、各々の検索条件値に対し、属性検索部30
を用いて属性名の候補を洗い出し(ステップST30
0)、属性推定ルールを用いた属性名候補の絞り込み、
及び属性名の推定を行う(ステップST201)。
【0123】なお、ステップST300では、データベ
ース3に格納されている表の各属性に対し、その属性値
として利用者から入力された検索条件値を指定してデー
タベース検索を行う。データベース検索に成功した属性
の名前を集めて属性名候補のリストを生成する。
【0124】以上の処理により全ての検索条件値に対す
る属性名の推定が終了すると、第1実施例と同様にステ
ップST103に進んで、属性結合ルール記憶部7に格
納されている属性結合ルールを用いて各々の検索条件値
の結合関係を推定し、1つの論理式(検索条件式)を生
成する。生成された検索条件式は日本語文生成部10及
び検索コマンド生成部11に送られる。
【0125】なお、属性推定ルール記憶部31の属性推
定ルールについては、第1実施例と同様に、各ルールに
適用優先度を設けることによりルールの競合を回避する
ことが可能となる。
【0126】以上のような構成を備える本実施例のデー
タベース検索装置によれば、第1実施例と同様にユーザ
フレンドリイな環境を実現できる他、属性推定ルールに
具体的な属性値を記述せずに、利用者の入力した検索条
件値から検索条件式を生成することができる。また、属
性推定ルールに具体的な属性値を記述しないため、ルー
ルの記述量を削減でき、ルールの管理が容易となる。ま
た、第2実施例の用語辞書のような特別なデータも不要
であるため、データベース検索装置の保守が容易とな
り、汎用性も高くなる。
【0127】次に、具体例を用いて本実施例のデータベ
ース検索装置におけるデータベース検索を説明する。
【0128】図14は属性推定ルール記憶部31に記憶
されている属性推定ルールの一例を示す図である。各々
の属性が満たすべき条件としてデータ形式及び単位情報
がルールとして記述されている。ルールには具体的な属
性値は記述されず、また図中のルール番号は第1実施例
と同様ルールを適用する優先順位を示している。
【0129】更に、第1実施例と同様にデータベース3
のデータの一例を図4に、属性結合ルール記憶部7内の
属性結合ルールの一例を図7に、日本語文生成ルール記
憶部9内の日本語文生成ルールの一例を図8にそれぞれ
示す。
【0130】以上のような仮定の下で、本実施例におけ
るデータベース検索の動作を図18に沿って説明する。
【0131】例180aは利用者が入力エリア15に入
力した検索条件値の一例であり、図180b〜180i
は検索条件値に対する属性名の推定過程を説明するため
の例である。
【0132】例180aのように入力エリア15に検索
条件値が入力されると、次のようにして、検索条件値に
対する属性名が推定される。
【0133】先ず、先頭の検索条件値「小林」が切り出
されて(ステップST101)、データベース3に対す
る検索が行われる(ステップST300)。例180b
は当該データベース検索の結果として属性名候補「発注
者」が得られたことを示している。次に、属性名候補
「発注者」のデータベース定義に記載されているデータ
形式「人名」が属性推定ルールのルール6に記載されて
いる条件を満たすので、検索条件値「小林」に対する属
性名として「発注者」が推定される(ステップST20
1)。例180cはその推定結果を示す。
【0134】また、次の検索条件値「鈴木」についてデ
ータベース3の検索が行われる。例180dは該検索結
果として属性名候補リスト「発注者,資材担当者」が得
られたことを示している。属性名候補「発注者」のデー
タベース定義に記載されているデータ形式「人名」は属
性推定ルールのルール6の条件を満たし、また属性名候
補「資材担当者」のデータベース定義に記載されている
データ形式「人名」も属性推定ルールのルール7の条件
を満たしているが、優先順位によってルール6が優先適
用されるので、検索条件値「鈴木」に対する属性名とし
て「発注者」が推定される。例180eはその推定結果
を示す。
【0135】また、次の検索条件値「24」についてデ
ータベース3の検索が行われる。例180fは該検索結
果として属性名候補「部品ナンバー」が得られたことを
示している。次に、属性名候補「部品ナンバー」のデー
タベース定義に記載されているデータ形式「整数」が属
性推定ルールのルール1に記載された条件を満たすの
で、検索条件値「24」に対する属性名として「部品ナ
ンバー」が推定される。例180gはその推定結果を示
す。
【0136】更に、最後の検索条件値「研究部」につい
てデータベース3の検索が行われる。例180hは該検
索結果として属性名候補「発注部門」が得られたことを
示している。属性名候補「発注部門」のデータベース定
義に記載されているデータ形式「部門名」が属性推定ル
ールのルール8に記載された条件を満たしているので、
検索条件値「研究部」に対する属性名として「発注部
門」が推定される。例180iはその推定結果を示す。
【0137】例180iの推定結果は第1実施例におけ
る例90eの推定結果と同じであり、以下、第1実施例
と同等の処理が行われる。
【0138】このようにして、本実施例によれば、デー
タベース3に問い合わせを行う属性検索部30を設けた
ことにより、属性推定ルールに具体的な属性値を記述し
なくてもよいので、属性推定ルールの記述量を削減でき
属性推定ルールの管理が容易となる。また、用語辞書等
の特別なデータも不要であるため、データベース検索装
置の保守が容易となり、汎用性も高くなる。
【0139】実施例4.図19に本発明の第4実施例に
係るデータベース検索装置の構成図を示す。同図におい
て、第1乃至3実施例と同等の構成要素並びに処理につ
いては同一符号を付してその説明を省略する。
【0140】本実施例のデータベース検索装置は、画面
管理部1、入力判定部41、データベース3、データ検
索部4、出力編集部5、属性推定ルール記憶部6、属性
結合ルール記憶部7、検索条件式記憶部40、検索条件
式生成部42、日本語文生成ルール記憶部9、日本語文
生成部10、及び検索コマンド生成部43を備えて構成
されている。
【0141】検索条件式記憶部40は、検索条件式生成
部42において生成された検索条件式を記憶する検索条
件式記憶手段である。
【0142】入力判定部41は、検索条件式記憶部40
に記憶された検索条件式に対する各種指示を入力し、そ
の入力された指示に従い検索条件式生成部42に検索条
件式記憶部40に記憶された検索条件式の更新を行わせ
る入力判定手段である。上記各種指示とは、画面管理部
1から送られてくる利用者の入力の内容が検索条件値の
追加入力という指示、検索条件式記憶部40に格納され
ている検索条件式の消去指示及びデータベース3の検索
実行指示等があり、入力判定部41は、入力の内容によ
りいずれかの指示かを判定する。
【0143】検索条件式生成部42は、検索条件式記憶
部40が格納している検索条件式に、利用者が新たに入
力した検索条件値に基づき生成した検索条件式を追加し
て、検索条件式を更新する。
【0144】検索コマンド生成部43は、検索条件式記
憶部40に格納されている検索条件式から検索コマンド
を生成する。
【0145】本実施例において特徴的なことは、検索条
件式記憶部40に記憶された検索条件式に対して入力判
定部41からの指示に従った更新等を検索条件式生成部
42に行わせることである。これにより、検索条件の入
力順序を意識することなく、思い付いた検索条件値を逐
次入力することにより、データベース検索を実行するこ
とができる。すなわち、徐々に条件を追加していくこと
により検索結果を絞り込むといった検索操作もできる
し、更に、データベース検索の前に検索条件を確認して
から検索を実行することができる。
【0146】以上のような構成要素を備える本実施例の
データベース検索装置の動作を、図20に示すフローチ
ャートに沿って説明する。
【0147】先ず、ステップST1は当該データベース
検索装置の起動処理であり、利用者との対話の場となる
初期画面をディスプレイ装置14上に表示する。図22
は初期画面の一例を示す図である。同図において、初期
画面は、利用者からの検索条件値を受け付ける入力エリ
ア15及び入力された検索条件値に対して生成された検
索条件式の内容を説明する日本語文を表示する日本語文
表示エリア16を備え、更に、当該データベース検索装
置を終了させる終了ボタン17、検索条件式記憶部40
に保管されている内容を消去する初期化ボタン44及び
データベース検索を実行する検索実行ボタン45が表示
されている。
【0148】ステップST2では、利用者はキーボード
13から入力エリア15への検索条件値の入力を行う
か、あるいはマウス12でボタン選択を行う。なお、検
索条件値の入力は、第1実施例と同様の方法で行う。
【0149】次にステップST3では、入力判定部41
が、利用者からの入力について終了ボタン17の選択で
あるか否かの判定を行う。終了ボタン17の選択と判定
された場合には、終了命令を起動して当該データベース
検索装置を終了させる。
【0150】一方、終了ボタン17の選択でない場合に
は、ステップST400に進んで利用者からの入力が初
期化ボタン44の選択であるか否かの判定を行う。初期
化ボタン44の選択と判定された場合には、ステップS
T401で検索条件式記憶部40に格納されている検索
条件式を消去して、ステップST1の初期画面表示に戻
る。
【0151】一方、初期化ボタン44の選択でない場合
には、ステップST402に進んで利用者からの入力が
検索実行ボタン45の選択であるか否かの判定を行う。
検索実行ボタン45の選択と判定された場合には、ステ
ップST403に進んで検索条件式記憶部40に保管さ
れている検索条件式を取り出し、ステップST7で検索
コマンド生成部41により該検索条件式に基づいて検索
コマンドを生成する。更にステップST8ではデータ検
索部4により該検索コマンドに基づいてデータベース検
索を実行し、ステップST9で該検索結果を編集して表
示する。尚、ステップST7からST9までの動作は第
1実施例おけるものと同様である。
【0152】一方、検索実行ボタン45の選択でない場
合には、ステップST4に進んで各々の検索条件値が記
号「,」で区切って正しく入力されているか否かを判定
する。正しい検索条件値の入力でなかった場合には、入
力は消去されて次の入力待ちとなる(即ち、ステップS
T2に戻る)。また、正しい検索条件値の入力であった
場合には、ステップST5に進んで、検索条件式生成部
42を起動して検索条件式の生成を行う。検索条件式生
成部42における検索条件式の生成動作は第1実施例と
同様である。
【0153】検索条件式生成部42は、検索条件式の生
成動作(ステップST5)が終わると、ステップST4
05に進んで、この検索条件式を検索条件式記憶部40
に保管されている検索条件式と結合させる。
【0154】図21はこの検索条件式の結合処理の手順
を示したフローチャートである。
【0155】先ずステップST406で、検索条件式記
憶部40に検索条件式が保管されているか否かを判定す
る。検索条件式記憶部40に検索条件式を保管していな
い場合には、ステップST407で入力された検索条件
値から生成した検索条件式をそのまま結合結果として当
該結合処理を終了する。
【0156】一方、検索条件式記憶部40に検索条件式
を保管されている場合には、ステップST408で保管
している検索条件式を検索条件式記憶部40から取り出
し、該検索条件式を属性単位に分離する。次にステップ
ST409では、入力された検索条件値から生成した検
索条件式についても属性単位に分離する。前記ステップ
ST408及びST409で分離された検索条件を、ス
テップST410において属性単位毎にまとめる。その
際、同一属性に対する検索条件値は論理演算子「OR」
で結合する。更にステップST411では、各々の属性
毎にまとめた検索条件を論理演算子「AND」で結合し
て、検索条件式を生成する。
【0157】検索条件式生成部42は、検索条件式の結
合処理(ステップST405)が終わると、ステップS
T412に進んで、結合結果として得られた検索条件式
を検索条件式記憶部40に保管する。次にステップST
6では、日本語文生成部10において、日本語文生成ル
ールを用いて、結合結果として得られた検索条件式の内
容を説明する日本語文を生成し、画面管理部1によって
ディスプレイ装置14上の日本語文表示エリア16に表
示する。なお、ステップST6の詳細は第1実施例と同
様である。
【0158】以上のような構成を備える本実施例のデー
タベース検索装置によれば、利用者は入力順序を意識す
ることなく、思い付いた検索条件値を逐次入力すること
により、データベース検索を実行することができる。ま
た、徐々に条件を追加していくことにより検索結果を絞
り込むといった検索操作も可能となる。更に、データベ
ース検索の前に検索条件を確認してから検索を実行する
ことが可能となる。
【0159】次に、本実施例のデータベース検索装置に
おけるデータベース検索動作を図23に沿って説明す
る。図23は本実施例の検索条件式生成部42の結合処
理(図20のステップST405,図21のステップS
T406〜ST411)における処理過程を説明する図
である。なお、説明ではデータベース3のデータ構造は
図4に例示されるものであるとする。
【0160】例230aは検索条件式記憶部40に保管
されている検索条件式の一例であり、例230bは利用
者が入力エリア15に入力した検索条件値の一例であ
る。
【0161】図20のステップST5において、入力さ
れた検索条件値の例230bに基づき検索条件式が例2
30cに示す如く生成される。
【0162】次に図21のステップST408では、保
管している検索条件式の例230aを属性単位に分離す
る。例230dは分離して得られた属性単位の検索条件
である。
【0163】次にステップST409では、入力された
検索条件値から生成した検索条件式の例230cについ
ても属性単位に分離する。例230eは分離して得られ
た属性単位の検索条件である。
【0164】分離された検索条件例230d及び230
eを、ステップST410において属性単位毎にまとめ
る。即ち、同一属性に対する検索条件値を論理演算子
「OR」で結合する。例230fは「OR」結合して得
られた属性別検索条件である。
【0165】更にステップST411では、各々の属性
毎にまとめた検索条件を論理演算子「AND」で結合し
て検索条件式を生成する。例230gは「AND」結合
して得られた検索条件式である。
【0166】このようにして、本実施例によれば、検索
条件式記憶部40を設けたことで検索条件式生成部42
において生成された検索条件式を記憶することができ
る。また、入力判定部41を設けたことで、検索条件式
に対する各種指示を判定し、その検索条件式の更新をす
ることができる。
【0167】実施例5.図24に本発明の第5実施例に
係るデータベース検索装置の構成図を示す。同図におい
て、第1実施例または第4実施例と同等の構成要素並び
に処理については同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0168】本実施例のデータベース検索装置は、画面
管理部1、入力判定部52、データベース3、データ検
索部4、出力編集部5、属性推定ルール記憶部6、属性
結合ルール記憶部7、検索条件式記憶部40、検索条件
式生成部42、日本語文生成ルール記憶部9、日本語文
生成部10、検索コマンド生成部43、日本語文メニュ
ー生成部50、対応表記憶部51、及び属性修正部53
を備えて構成されている。
【0169】入力判定部52は、検索条件式記憶部40
に記憶された検索条件式に対する各種指示を入力し、そ
の入力された指示に従い検索条件式生成部42に検索条
件式記憶部40に記憶された検索条件式の更新を行わせ
る入力判定手段である。本実施例における各種指示と
は、利用者の入力の内容が検索条件値の追加入力という
指示、検索条件式記憶部40に保管されている検索条件
式の消去指示、検索条件式記憶部40に保管されている
検索条件式の修正指示及びデータベース3の検索実行指
示等であり、入力判定部52は、入力の内容によりいず
れかの指示かを判定する。
【0170】日本語文メニュー生成部50は、入力判定
部52から修正指示が入力された場合、検索条件式記憶
部40に記憶された検索条件式に含まれるいずれかの属
性値を選択可能に表示する修正用属性表示手段である。
上記各実施例と同様、取り扱う文章は日本語文である。
本実施例においては、日本語文生成部10で生成した検
索条件式の内容を説明する日本語文を分割して表示させ
るためにメニュー形式に編集することでいずれかの属性
値をより容易に選択できるように表示する。
【0171】対応表記憶部51は、日本語文メニューの
メニュー項目と検索条件の対応関係を記載したメニュー
項目対応表を保管する対応表記憶手段である。
【0172】属性修正部53は、日本語文メニュー生成
部50により選択された属性値に対応する全ての属性名
を表示し、その中から修正すべき属性名を指定させる属
性修正手段である。入力判定部52において修正指示と
判定された場合に、検索条件式における当該修正指示を
受けた箇所に対応した検索条件値に対する属性名候補と
削除命令をメニュー形式で表示し、属性名候補が選択さ
れた場合には、修正指示箇所の属性名を選択された該属
性名候補に置き換え、削除命令が選択された場合には、
修正指示箇所に対応する検索条件値を検索条件式から削
除する。
【0173】本実施例において特徴的なことは、生成さ
れ表示された検索条件式に含まれる修正対象となる属性
値を選択させることで検索条件式記憶部40に記憶され
た検索条件式を修正することである。これにより、設定
された属性値を選択することで修正候補となる全ての属
性名を表示させることができ、また、修正すべき属性名
を選択することのみで、新たに検索条件を入力し直さな
くても検索条件式を容易に修正することができる。
【0174】また、日本語文で表現された検索条件式を
分割して表示させるようにしたので、不慣れな利用者で
あっても検索条件を容易に修正することができる。
【0175】以上のような構成要素を備える本実施例の
データベース検索装置の動作を、図25に示すフローチ
ャートに沿って説明する。
【0176】ステップST1からステップST4に至る
までの動作は第4実施例と同様である。
【0177】ステップST402において検索実行ボタ
ン45の選択でない場合には、ステップST4に利用者
からの入力が検索条件値であるか否かを判定する。
【0178】ステップST4において利用者からの入力
が検索条件値であった場合には、第4実施例と同様に、
ステップST5に進んで検索条件式生成部42を起動し
て検索条件式を生成し、ステップST405で新たに生
成した検索条件式を検索条件式記憶部40に保管されて
いる検索条件式と結合させ、ステップST412で結合
した検索条件式を検索条件式記憶部40に保管し、更に
ステップST500では、日本語文メニュー生成部50
により結合結果の検索条件式に対応する日本語説明文を
生成し、メニューに編集して日本語文表示エリア16に
表示する。
【0179】ステップST500における日本語文メニ
ュー生成部50の動作を図26のフローチャートに沿っ
て詳細に説明する。
【0180】日本語文メニュー生成部50は、先ずステ
ップST501で検索条件式記憶部40から検索条件式
を取り出し、ステップST502で検索条件式を属性単
位に分離する。ここで各属性に対する検索条件が複数個
ある場合には、各々を分離する(ステップST50
3)。
【0181】次にステップST504では、メニュー項
目を記載する欄と検索条件を記載する欄を持つメニュー
項目対応表を生成し、ステップST505で、検索条件
式を分離して得られた検索条件をメニュー項目対応表の
検索条件の欄に1つずつ記載する。
【0182】次にステップST506では、検索条件式
の内容を説明する日本語文を第1実施例におけるステッ
プST6と同様の動作で生成し、ステップST507
で、生成した日本語文を接続詞「あるいは」,「しか
も」で切って、ステップST504で生成したメニュー
項目対応表のメニュー項目の欄に記載する。「あるい
は」で切る場合は、インデントを付ける。
【0183】次にステップST508では、メニュー項
目対応表のメニュー項目の欄に記載されている(日本
語)文節をメニュー項目とする日本語文メニューを生成
し、日本語文表示エリア16に表示する。更にステップ
ST509では、メニュー項目対応表を対応表記憶部5
1に保管する。
【0184】また、ステップST4において利用者から
の入力が検索条件値でなかった場合には、ステップST
510において、入力判定部52は日本語文メニューの
選択であるか否かを判定する。
【0185】日本語文メニューの選択の場合には、ステ
ップST511で、選択されたメニュー項目に対応する
検索条件値を対応表記憶部51に保管されているメニュ
ー項目対応表から取り出し、その検索条件値に対する属
性名候補を属性推定ルール記憶部6に格納されている属
性推定ルールを用いて洗い出し、それに項目「削除」を
加えて属性名候補メニューを作成し、ディスプレイ装置
14に表示する。尚、属性推定ルールを用いて属性名候
補を洗い出す際に、ルールの優先順位による属性名候補
の絞り込みは行わない。
【0186】利用者の入力が検索条件値の入力でも日本
語文メニューの選択でもなかった場合には、ステップS
T512において、入力判定部52は属性名候補メニュ
ーの選択であるか否かを判定する。
【0187】属性名候補メニューの選択である場合に
は、ステップST513で、既に日本語文メニューで選
択された検索条件式の修正箇所の属性名を、選択された
属性名に置き換え、その結果を検索条件式記憶部40に
保管する。一方、属性名候補メニューの選択でなかった
場合には、利用者からの入力は正しい入力ではなかった
と判断して、再び入力待ちとなる。即ち、ステップST
2に戻る。
【0188】ステップST513における属性名候補メ
ニューの選択であった場合の属性修正部53の動作につ
いて図27のフローチャートに沿って詳細に説明する。
【0189】属性修正部53は、先ずステップST51
4で、利用者が選択したメニュー項目が属性名候補であ
ったか「削除」項目であったかを判定する。属性名候補
が選択された場合には、ステップST515において、
日本語文メニューのメニュー項目に対応したメニュー項
目対応表の検索条件の欄に記載された検索条件の属性名
を、選択された属性名に置き換える。また「削除」項目
が選択された場合には、ステップST516において、
日本語文メニューのメニュー項目に対応したメニュー項
目対応表の検索条件の欄に記載された検索条件を削除す
る。
【0190】次にステップST517では、メニュー項
目対応表の検索条件の欄に記載された検索条件を属性単
位でまとめる。ここで、同一属性に対する検索条件は論
理演算子「OR」で結合する。次にステップST518
では、属性単位でまとめた検索条件を1つにまとめ、検
索条件式を生成する。ここで、属性間での検索条件の結
合は論理演算子「AND」で結合する。更にステップS
T519では、生成した検索条件式を検索条件式記憶部
40に保管する。
【0191】以上のような構成を備える本実施例のデー
タベース検索装置によれば、利用者は入力の処理結果を
日本語文で確認でき、その修正または削除の箇所の指示
も簡単に行うことができる。また、推定結果として得ら
れた属性名の修正もメニュー項目として表示された属性
名候補の選択操作で簡単に行うことができる。
【0192】次に、本実施例のデータベース検索装置に
おけるデータベース検索動作を図28及び図29を用い
て説明する。図28は本実施例の日本語文メニュー生成
部50の処理(図25のステップST500,図26の
ステップST501〜ST509)における処理過程を
説明する図である。なお、説明ではデータベース3のデ
ータ構造は図4に例示されるものであるとする。
【0193】例280aは利用者が入力エリア15に入
力した検索条件値の一例である。
【0194】図25のステップST5において、入力さ
れた検索条件値の例280aに基づき検索条件式が例2
80bに示す如く生成される。
【0195】次に日本語文メニュー生成部50は、図2
6のステップST501〜ST505の処理を行うこと
により、例280cに示すようなメニュー項目対応表を
生成する。一方、日本語文生成部10はステップST5
06の処理を行うことにより、例280dに示すような
日本語文を生成する。
【0196】次に日本語文メニュー生成部50は、生成
された日本語文を接続詞「あるいは」,「しかも」で切
って、メニュー項目対応表のメニュー項目の欄に記載し
て、例280eに示す如く、メニュー項目対応表を完成
させる(ステップST507)。
【0197】更に、メニュー項目対応表の「メニュー項
目」の欄に記載されている日本語文をメニュー項目とし
て、例280fに示すような日本語文メニューを、日本
語文表示エリア16に表示する(ステップST50
8)。
【0198】また、図29は本実施例の属性修正部53
の処理(図25のステップST513,図27のステッ
プST514〜ST519)における処理過程を説明す
る図である。
【0199】例290aは利用者が入力エリア15に入
力した検索条件値に対して生成される日本語文メニュー
の一例である。
【0200】例290aの日本語文メニューにおいて、
第2番目の項目「あるいは鈴木で」が選択(ステップS
T510)された場合、日本語文メニュー生成部50は
該メニュー項目に対応する属性名候補メニューを、例2
90bに示す如く生成して表例する(ステップST51
1)。
【0201】例290bの属性名候補メニューにおい
て、第2番目の項目「資材担当者」が選択(ステップS
T514)された場合には、属性修正部53は検索条件
の属性名を変更して、検索条件を「資材担当者=鈴木」
とし(ステップST515)、検索条件式を再生成する
(ステップST518)。この場合、同一属性の検索条
件は無くなり全て論理演算子「AND」で結合されるこ
とになるので、再生成される検索条件式に対して生成さ
れる日本語文メニューは、例290cに示す如くなる。
【0202】このようにして、本実施例によれば、検索
条件式を容易に修正することができる。
【0203】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、属性推定ルール記憶手段の属性推定ルール
を用いて属性値から属性名を推定し、また、その推定結
果を属性結合ルール記憶手段の属性結合ルールを用いて
結合することにより検索条件式を生成する検索条件式生
成手段を設けたので、属性値のみという簡便な検索条件
の指定でデータベースの検索が可能となる。
【0204】請求項2記載の発明によれば、文章生成ル
ールを用いて検索条件式の内容を説明する文章を生成し
表示させる文章生成手段を設けたので、属性値のみで指
定された検索条件から自動生成された検索条件式の内容
をより容易に確認することが可能となる。これは、論理
演算子に不慣れな利用者であっても、検索条件を容易に
指定できると共に指定された検索条件により実行される
データベース検索の意味を直感的に理解することが可能
となる。
【0205】従って、データベース検索をより簡単な作
業で行い得るユーザフレンドリイな環境を備えたデータ
ベース検索装置を提供することができる。
【0206】請求項3記載の発明によれば、属性推定ル
ール記憶手段の属性推定ルール及び属性結合ルール記憶
手段の属性結合ルールに適用優先度を設け、検索条件式
生成手段では、検索条件式の生成過程において属性推定
ルール及び属性結合ルールに設けられた適用優先度に基
づいて各ルールの適用を制御して検索条件式を生成する
こととしたので、属性名の推定時において適用可能なル
ールが複数個存在した場合にもルールの競合を回避する
ことが可能なデータベース検索装置を提供することが可
能となる。
【0207】請求項4記載の発明によれば、属性値とそ
の属性値に対応する属性名とを対にした用語辞書を用い
るようにしたので、属性推定ルールに具体的な属性値を
記述する必要がなくなり、属性推定ルールの記述量を削
減でき、結果として、データベース検索をより簡単な作
業で行うことができ、しかもルール管理が容易なデータ
ベース検索装置を提供することが可能となる。
【0208】請求項5記載の発明によれば、属性検索手
段によって検索条件値の有無をデータベースに問い合わ
せ、検索条件式生成手段では、属性検索手段の問い合わ
せ結果に基づいて検索条件式を生成することとしたの
で、属性推定ルールに具体的な属性値を記述する必要が
なくなり、属性推定ルールの記述量を削減でき、結果と
して、データベース検索をより簡単な作業で行うことが
でき、しかもルール管理が容易なデータベース検索装置
を提供することが可能となる。
【0209】また、辞書等の特別なデータも不要である
ため、データベース検索装置の保守が容易となり、汎用
性も高くなる。
【0210】請求項6記載の発明によれば、検索条件式
生成手段では、利用者が新たに入力した検索条件値に基
づき生成した検索条件式により検索条件式記憶手段に保
持されている検索条件式を更新し、検索コマンド生成手
段では、検索条件式記憶手段に保持されている検索条件
式から検索コマンドを生成することとしたので、利用者
は入力順序を意識することなく、思い付いた検索条件値
を逐次入力することにより、データベース検索を実行す
ることが可能となる。
【0211】また、徐々に条件を追加していくことによ
り検索結果を絞り込むといった検索操作も可能となり、
更に、データベース検索の前に検索条件を確認してから
検索を実行することができ、結果として、データベース
検索をより簡単な操作で行い得るユーザフレンドリイな
環境を備えたデータベース検索装置を提供することが可
能となる。
【0212】請求項7記載の発明によれば、各種指示の
入力、判定を行う入力判定手段を設けたので、その指示
に対応した更新等を検索条件式記憶手段に記憶された検
索条件式に対して行うことが可能となる。
【0213】請求項8記載の発明によれば、検索条件式
に含まれるいずれかの属性値を選択可能にする修正用属
性表示手段及び選択された属性値に対応する属性名を表
示し、その中から修正すべき属性名を指定させる属性修
正手段を設けたので、属性値を選択することで、容易に
自動生成された検索条件式を修正することが可能とな
る。
【0214】請求項9記載の発明によれば、文章で表現
された検索条件式に含まれる属性値を分割して表示させ
るようにしたので、選択された属性値に対応する属性名
を容易に修正することが可能となる。その結果、データ
ベース検索をより簡便な検索条件の指定で行なえると共
にデータベースの検索条件の意味を直感的に理解するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデータベース検索装置の第1実
施例の構成を示した図である。
【図2】 第1実施例のデータベース検索装置の動作を
説明するフローチャートである。
【図3】 第1実施例の検索条件式生成部における検索
条件式生成動作を詳細に説明するフローチャートであ
る。
【図4】 各実施例のデータベースに格納されているデ
ータの一例を示した図である。
【図5】 第1、第2、及び第3実施例のデータベース
検索装置のディスプレイ装置上に表示される初期画面の
一例を示した図である。
【図6】 第1、第4、及び第5実施例の属性推定ルー
ル記憶部に記憶される属性推定ルールの一例を示した図
である。
【図7】 各実施例の属性結合ルール記憶部に記憶され
る属性結合ルールの一例を示した図である。
【図8】 各実施例の日本語文生成ルール記憶部に記憶
される日本語文生成ルールの一例を示した図である。
【図9】 第1実施例のデータベース検索装置における
データベース検索動作を説明するための図である。
【図10】 第1実施例のデータベース検索装置におけ
るデータベース検索結果を示した図である。
【図11】 本発明に係るデータベース検索装置の第2
実施例の構成を示した図である。
【図12】 第2実施例の検索条件式生成部における検
索条件式の生成動作を詳細に説明するフローチャートで
ある。
【図13】 第2実施例の用語辞書に格納されているデ
ータの一例を示した図である。
【図14】 第2及び第3実施例の属性推定ルール記憶
部に記憶されている属性推定ルールの一例を示した図で
ある。
【図15】 第2実施例のデータベース検索装置におけ
るデータベース検索動作を説明するための図である。
【図16】 本発明に係るデータベース検索装置の第3
実施例の構成を示した図である。
【図17】 第3実施例の検索条件式生成部における検
索条件式生成動作を詳細に説明するフローチャートであ
る。
【図18】 第3実施例のデータベース検索装置におけ
るデータベース検索動作を説明するための図である。
【図19】 本発明に係るデータベース検索装置の第4
実施例の構成を示した図である。
【図20】 第4実施例のデータベース検索装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図21】 第4実施例の検索条件式生成部における検
索条件式結合処理を説明するフローチャートである。
【図22】 第4及び第5実施例のデータベース検索装
置のディスプレイ装置上に表示される初期画面の一例を
示した図である。
【図23】 第4実施例の検索条件式生成部における検
索条件式結合処理の説明図である。
【図24】 本発明に係るデータベース検索装置の第5
実施例の構成を示した図である。
【図25】 第5実施例のデータベース検索装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図26】 第5実施例の日本語文メニュー生成部にお
ける処理動作を詳細に説明するフローチャートである。
【図27】 第5実施例の属性修正部における処理動作
を詳細に説明するフローチャートである。
【図28】 第5実施例の日本語文メニュー生成部にお
ける処理過程を説明するための図である。
【図29】 第5実施例の属性修正部における処理過程
を説明するための図である。
【図30】 従来のデータベース検索装置の構成図であ
る。
【図31】 従来のデータベース検索装置における検索
条件式生成ルールの一例を示した図である。
【図32】 従来のデータベース検索装置における利用
者の入力の一例を示した図である。
【図33】 従来のデータベース検索装置において生成
された検索コマンドの一例を示した図である。
【符号の説明】
1 画面管理部、2,41,52 入力判定部、3 デ
ータベース、4 データ検索部、5 出力編集部、6,
21,31 属性推定ルール記憶部、7 属性結合ルー
ル記憶部、8,22,32,42 検索条件式生成部、
9 日本語文生成ルール記憶部、10 日本語文生成
部、11,43 検索コマンド生成部、12 マウス、
13 キーボード、14 ディスプレイ装置、15 入
力エリア、16 日本語文表示エリア、17 終了ボタ
ン、20 用語辞書記憶部、30属性検索部、40 検
索条件式記憶部、44 初期化ボタン、45 検索実行
ボタン、50 日本語文メニュー生成部、51 対応表
記憶部、53 属性修正部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された検索条件に基づいて検索条件
    式を作成し、その検索条件式に基づきデータベースを検
    索し検索結果を表示するデータベース検索装置におい
    て、 前記データベースに格納される各属性の属性条件を記述
    した属性推定ルールを記憶する属性推定ルール記憶手段
    と、 各属性間の結合関係を記述した属性結合ルールを記憶す
    る属性結合ルール記憶手段と、 前記属性推定ルール及び前記属性結合ルールを用いて前
    記検索条件式を生成する検索条件式生成手段と、 を有し、属性値の指定された検索条件に基づいて前記検
    索条件式を生成することを特徴とするデータベース検索
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータベース検索装置に
    おいて、 前記検索条件式の論理構造及びその論理構造を説明する
    文章の表現形式を記述した文章生成ルールを記憶する文
    章生成ルール記憶手段と、 文章生成ルールを用いて検索条件式の内容を説明する文
    章を生成する文章生成手段と、 を有し、前記検索条件式の内容を文章で表現することを
    特徴とするデータベース検索装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータベース検索装置に
    おいて、 前記検索条件式生成手段は、前記属性推定ルール及び前
    記属性結合ルールに設定された適用優先度に基づき、属
    性値に対応する属性名を推定することを特徴とするデー
    タベース検索装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータベース検索装置に
    おいて、 前記属性値とその属性値に対応する属性名とを対にした
    用語辞書を記憶する用語辞書記憶手段を有し、 前記検索条件式生成手段は、前記用語辞書、前記属性推
    定ルール、及び前記属性結合ルールに基づいて前記検索
    条件式を生成することを特徴とするデータベース検索装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデータベース検索装置に
    おいて、 属性値の有無を前記データベースに問い合わせる属性検
    索手段を有し、 前記検索条件式生成手段は、前記属性検索手段の問い合
    わせ結果に基づき検索条件式を生成することを特徴とす
    るデータベース検索装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のデータベース検索装置に
    おいて、 前記検索条件式生成手段が生成した検索条件式を記憶す
    る検索条件式記憶手段を有し、 前記検索条件式生成手段は、新たに指定された検索条件
    に基づき、前記検索条件式記憶手段に記憶されている検
    索条件式を更新することを特徴とするデータベース検索
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデータベース検索装置に
    おいて、 前記検索条件式記憶手段に記憶された検索条件式に対す
    る各種指示を入力し、その入力された指示に従い前記検
    索条件式生成手段に前記検索条件式記憶手段に記憶され
    た検索条件式の更新を行わせる入力判定手段を有するこ
    とを特徴とするデータベース検索装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデータベース検索装置に
    おいて、 前記入力判定手段から修正指示が入力された場合、前記
    検索条件式記憶手段に記憶された検索条件式に含まれる
    いずれかの属性値を選択可能に表示する修正用属性表示
    手段と、 前記修正用属性表示手段により選択された属性値に対応
    する属性名を表示し、その中から修正すべき属性名を指
    定させる属性修正手段と、 を有し、指定された属性名により前記検索条件式を修正
    することを特徴とするデータベース検索装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のデータベース検索装置に
    おいて、 前記修正用属性表示手段は、文章で表現された検索条件
    式を分割して表示させることを特徴とするデータベース
    検索装置。
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