JPH07239860A - データ管理装置 - Google Patents

データ管理装置

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JPH07239860A
JPH07239860A JP6052624A JP5262494A JPH07239860A JP H07239860 A JPH07239860 A JP H07239860A JP 6052624 A JP6052624 A JP 6052624A JP 5262494 A JP5262494 A JP 5262494A JP H07239860 A JPH07239860 A JP H07239860A
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JP
Japan
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data
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Application number
JP6052624A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ishima
宏之 石間
Toshikatsu Suzuki
敏克 鈴木
Shinichiro Taniguchi
慎一郎 谷口
Yoshibumi Matsunaga
義文 松永
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーケンシャルなデータを分割して蓄積し、
分割し蓄積されたデータを編集操作し、編集のしやすさ
と検索性を高め、また、分割し蓄積されたデータを結合
し再利用できるデータ管理装置を提供する。 【構成】 シーケンシャルなデータを複数の要素に分割
する分割手段と、前記要素に対し検索のための見出し語
および検索キーを付与する付与手段と、前記要素群を記
憶する記憶手段と、検索キーを入力する入力手段と、前
記検索キーに基づいて前記要素群を検索する検索手段
と、前記検索キーおよび前記検索手段による検索結果を
表示出力する表示手段と、前記表示手段によって表示さ
れた検索結果を編集する編集手段とを備える。分割手段
により分割された様々なデータの要素を蓄積し、検索
し、編集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ管理装置に関
し、特に、シーケンシャルなデータを分割して蓄積し、
分割し蓄積されたデータを編集操作し、編集操作の行い
易さと検索性を高め、また、分割し蓄積されたデータを
結合して再利用できるデータ管理装置に関する。このデ
ータ管理装置の技術は、データ編集装置やデータベース
装置に適用して、データの分割,蓄積,編集,検索,結
合などの操作を効率よく行える。
【0002】
【従来の技術】シーケンシャルなデータ、例えば、コン
ピュータプログラム言語によるソースコードの記述は、
一般にテキストエディタによって行われている。テキス
トエディタは極めて汎用性が高く、編集対象とするプロ
グラム言語を選ばないが、テキストエディタが扱うデー
タは、フラットなテキストに過ぎず、ソースコードの持
つ構造を管理することはできない。
【0003】それを解決しているものとして、Smalltal
kのブラウザ(Smalltalk-80 The Interactive Programmi
ng Environment: Adele Goldberg著,Addison-Wesley
刊,1984年 ISBN 0-201-11372-4)がある。Smallt
alkのブラウザは、Smalltalkプログラムの構成単位であ
るメソッドごとに編集することができる。しかしなが
ら、Smalltalkのブラウザは、Smalltalk専用のツールで
あり、一般のテキストエディタの持つような汎用性がな
い。
【0004】また、特開平2−116972号公報に記
載の「プログラムデータベースの検索方式」のように、
ユーザがプログラムの一部を抽出することによって、ソ
ースコードを部品化し、検索情報を付け加えた形で、デ
ータベースに蓄積することが行われている。しかし、こ
れは蓄積および検索のみを目的としたものであり、従来
のソフトウェア開発工程におけるテキストエディタのよ
うな役割は、考慮されていない。さらに、検索されたプ
ログラムは、分割された際のソースコード中の順序を考
慮して結合し、一つまたは複数のソースコードとしてま
とめることは不可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
第1の目的は、シーケンシャルなデータを複数の要素に
自動的に分割し、分割した状態で蓄積し、かつデータの
種類を選ばないデータ管理装置を実現し、データの編
集,部品化,および検索性の向上に有効に利用できるデ
ータ管理装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、分割して蓄
積されたデータを、分割された際の順序に従って再び結
合することにより、データを再利用できるデータ管理装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のデータ管理装置においては、分割方法を選
択する選択手段と、データを複数の要素に分割する分割
手段と、前記要素に検索のための見出し語および検索キ
ーを付与する付与手段と、前記要素群を記憶する記憶手
段と、検索キーを入力する入力手段と、前記検索キーに
基づいて前記要素群を検索する検索手段と、前記検索キ
ーおよび前記検索手段による検索結果を表示出力する表
示手段と、前記表示手段によって表示された検索結果を
編集する編集手段とを備えることを特徴とする。
【0008】また、本発明のデータ管理装置において
は、更に、上記の構成に加えて、前記要素群を一つある
いは複数のデータに結合する結合手段と、前記データを
ファイルに出力する出力手段とを備えることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記のような特徴を有する本発明のデータ管理
装置には、対象とするデータを複数の要素に分割する分
割手段が備えられている。この分割手段は、様々な構造
のデータ、例えば、シーケンシャルなデータを、その要
素毎に分割する。その分割されたデータの要素に対し
て、付与手段により、見出し語,検索キーおよび順序情
報等を付与して、記憶手段に蓄積する。この結果、分割
されたデータは、検索手段により、見出し語,検索キ
ー,および順序情報等を用いて検索することができ、ま
た、その編集は、分割されたデータの要素の単位で行う
ことが可能となる。このため、効率的な編集が実現でき
る。
【0010】また、結合手段は、データの要素群を結合
し、要素群を順序情報に従って一つまたは複数のデータ
として再構成する。これにより、元のシーケンシャルな
データに容易に戻すことができ、再利用を促進させるこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るデータ管理装置の一実施
例を、図面を参照しながら説明する。なお、ここで、編
集処理の対象とするデータは、コンピュータプログラム
言語によるソースコードとし、プログラム言語はC言語
として説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係るデータ管
理装置の構成を示すブロック図である。データ管理装置
は、選択手段1,分割手段2,付与手段3,記憶手段
4,検索手段5,入力手段6,表示手段7,編集手段
8,結合手段9、および出力手段10が、バス11を介
して接続された構成とされている。
【0013】選択手段1は、プログラム言語によって記
述されたソースコードをその構成要素ごとに分割する際
に、対象とするソースコードとその分割方法をユーザに
選択させる。この例の場合、ユーザはソースコードのフ
ァイル名と、C言語に対応する分割方法を選択すること
になる。他のプログラム言語、またはプログラム言語に
限らず他のデータを対象とする場合には、ユーザはその
データに対応した分割方法を選択すれば良い。
【0014】分割手段2は、前記選択手段1によって選
択された分割方法にしたがって、ソースコードをその構
成要素ごとに分割する。ここでの構成要素とは、この例
の場合はC言語における関数という単位である。構成要
素ごとの分割は、ソースコードを構文解析することによ
って行う。ソースコード中の構成要素の順序には意味が
あることが多いので、分割の際はその順序の情報を保存
するために、例えば、自然数による番号を、次に説明す
る付与手段3によって付与する。
【0015】付与手段3は、前記分割手段2によって分
割されたソースコードの構成要素に対して、検索のため
の見出し語および検索キーを付与する。見出し語は関数
名、検索キーはファイル名、言語識別子、さらにその構
成要素に固有なIDを付与するようにしても良い。ま
た、前述したように、各構成要素の順序情報も同時に付
与するようにしても良い。
【0016】記憶手段4は、前記分割手段2によって分
割され、前記付与手段3によって見出し語および検索キ
ーが付与されたデータを記憶する。検索手段5は、前記
付与手段3によって付与された見出し語および検索キー
に基づいて、前記記憶手段4に記憶されている構成要素
(関数単位)を検索する。
【0017】入力手段6は、入力装置であり、例えば、
キーボード,マウス等から構成されている。ユーザは、
例えば、キーボードによって検索キーを入力し、マウス
によって検索等の指示を行う。表示手段7は、例えばC
RT等のディスプレイにより構成されており、検索キー
および前記検索手段4による検索結果を表示画面上の所
定領域に出力する。
【0018】編集手段8は、例えば、一般のテキストエ
ディタにより構成されている。ユーザは、前記入力手段
6により、文字単位の挿入、削除等を行う。結合手段9
は、記憶手段4に記憶された構成要素のソースコード
を、一つまたは複数のソースコードに結合する。結合の
際は、付与手段3によって付与された各構成要素の順序
情報にしたがって結合される。出力手段10は、前記結
合手段9によって結合されたソースコードを、例えばフ
ァイルとして出力する。
【0019】次に、本発明によるデータ管理装置の具体
的な動作を、図を参照しながら詳細に説明する。図2
は、本発明によるデータ管理装置の動作の概略の処理フ
ローを示す流れ図である。処理を開始すると、まず、ス
テップ200において、ユーザは対象とするデータと分
割方法を選択する。次に、例えば、ファイル名として選
択されたデータを、選択された分割方法に従ってその構
成要素に分割する(ステップ201;以下括弧内ではス
テップという語を省略する)。次に、分割された各構成
要素に見出し語と検索キーを付ける(202)。これは
ユーザが任意に付与しても良いし、付与手段によって付
与するようにしても良い。また、その両方を利用できる
ようにしても良い。例えば、見出し語としては関数名、
検索キーとしては、ファイル名、言語識別子、固有ID
等を付与するようにすれば良い。次に、CRT等の表示
手段7にウインドウを表示する(203)。このウイン
ドウ表示については後述する。
【0020】次に、表示されたウインドウにおいて、ユ
ーザからの指示を受けつけ、それぞれの指示を判別し、
判別した指示に応じた処理を行う(204〜211)。
すなわち、検索ボタンが押されたことが判定されると
(204)、検索処理を行い(205)、編集ボタンが
押されたことが判定されると(206)、編集処理を行
い(207)、結合ボタンが押されたことが判定される
と(208)、結合処理を行い(209)、ファイルに
出力する処理を行う(210)。また、終了ボタンが押
されたことが判定されると(211)、このデータ管理
装置の動作を終了する。
【0021】図3は、図2の処理フローにおける分割処
理(201)の動作の概略を示す流れ図である。この処
理では、まず、ユーザにより選択されたファイル中に読
み込む文字があるかどうかを調ベる(301)。読み込
む文字が存在する時は、C言語の構文から関数と判定で
きる文字列まで読み込む(302)。読み込んだ文字列
が関数の始まりを示す文字列のみで構成されている場合
は(303)、更に関数の終わりまでを読み込んで記憶
し(305〜306)、そうでない場合は、まず、関数
の始まりを示す文字列の直前までを、ヘッダ部分、つま
り、関数以外の部分として記憶してから(304)、そ
の関数の終わりまでを読み込み、関数として記憶する
(305〜306)。このようにして、読み込む文字が
無くなるまで一連の処理を繰り返す。
【0022】図4は、図2の処理フローにおける見出し
語と検索キーの付与処理(202)の動作の概略を示す
流れ図である。この処理では、まず、各関数およびヘッ
ダ部の順序情報として変数nを用意し、更に、ヘッダ部
の識別子として変数hを用意し、それぞれを1に初期化
する(401)。図3で説明した分割処理により、分割
され記憶された関数またはヘッダが存在し(402)、
そして、それが関数であれば(403)、その関数名を
見出し語として一時記憶し(404)、あるいは、それ
がヘッダ部であれば、文字列“HEADERh”を見出
し語として一時記憶する(405)。ここでの文字列
“HEADERh”の最後の文字hは、ヘッダ部の識別
子の変数hの値となっている。例えば、最初のヘッダ部
の見出し語は“HEADER1”として付与される。ヘ
ッダとなる見出し語が付与された場合、ヘッダ部の識別
子の変数hの値を1だけ増やす(406)。
【0023】このようにして、見出し語を用意した後、
見出し語,内容(分割記憶された関数またはヘッダ),
検索キー(言語識別子,ファイル名,順序情報n等)を
一組として、記憶手段に記憶する(407)。ここでの
順序情報nとは、順序情報の変数nの値である。例え
ば、最初の構成要素であれば、関数あるいはヘッダ部に
係わらず、順序情報として“1”が与えられる。このよ
うに記憶した後、順序情報nを1増やす(408)。こ
れにより、一つの構成要素への見出し語と検索キーの付
与動作が終わる。これを各構成要素ごとに繰り返すこと
により、全ての構成要素に見出し語と検索キーを付与す
る。
【0024】図5は、図2の処理フローにおける検索処
理(205)の動作の概略を示す流れ図である。この処
理においては、まず、分割記憶された構成要素のヘッダ
または関数が存在し(501)、ユーザが指定した検索
キーと一致する見出し語またはキーワードが見つかれば
(502)、検索キーと一致した見出し語またはキーワ
ードを持つ構成要素(関数またはヘッダ)を表示し(5
03)、見つからない場合はその旨を表示して(50
4)、終了する。
【0025】図6は、図2の処理フローにおける編集処
理(207)の動作の概略を示す流れ図である。この処
理においては、まず、ステップ601において、後に説
明する図11に示すように、見出し語編集領域,内容編
集領域,およびキーワード編集領域を、それぞれ独立し
たテキストエディタとして動作させる。そして、保存ボ
タンが押されると(602)、キーワード編集離領域に
順序情報が存在するか否かを判定し(603)、存在し
ない場合はその旨を表示して(604)、編集状態に戻
る。また、順序情報が存在する場合には、順序情報の重
複があるか否かを判定し(605)、重複がある場合は
その旨を表示し(606)、編集状態に戻る。順序情報
の重複が存在しない場合には、見出し語が編集以前のも
のから編集されているか否かを判定し(607)、変更
されていれば、新たな構成要素として記憶手段に記憶し
(608)、変更されていなければ、記憶手段を更新す
る(609)。
【0026】図7は、図2の処理フローにおける結合処
理(209)の動作の概略の処理フローを示す流れ図で
ある。この処理においては、例えば、ファイル名を検索
したデータが存在する場合(701)、検索されたデー
タをその順序情報にしたがって並び換え(702)、並
び換えたデータを結合する(703)。このような結合
によって、元のシーケンシャルなデータとして複元す
る。
【0027】図8は、本発明によるデータ管理装置をC
言語のプログラミングに利用した場合の初期画面を示す
図である。この実施例では、ワークステーションまたは
パーソナルコンピュータ上での利用を想定し、データ管
理装置の全体を一つのウィンドウ画面で操作できるよう
に構成されている。ユーザは、例えば、図8に示すよう
に、ウィンドウ画面30に上部に設けられたコマンドボ
タンの分割ボタン21をマウスカーソル29で指示する
ことによって、対象とするデータのファイル名および分
割方法を選択して、シーケンシャルなデータを分割す
る。ここでの具体的な選択手法の実現手段は、例えば、
画面上においてファイル名や分割方法のサブメニューを
表示させて、それをユーザに選択させるようにする。ま
た、キーボード等の入力装置を用いて直接ファイル名や
選択方法を指定させても良い。
【0028】図9は、検索状態の初期画面の一例を示す
図である。ここでは、検索操作を行うための領域として
は、検索キー入力領域22,検索ボタン11,見出し語
表示領域12,内容表示領域13が設定されている。検
索状態において、上記の各々の領域は、図9に示すよう
に、初期画面31の状態では、見出し語表示領域12に
は、各関数名が見出し語として表示されている。見出し
語表示領域12で「HEADER1」と表示されている
ものは関数名ではなく、通常、C言語で書かれたプログ
ラムの先頭部分に付けた見出し語である。見出し語は、
分割手段(2;図1)によって分割された関数に、付与
手段(3:図1)によって自動的または手動的に付与さ
れたものである。ここでの見出し語表示領域12の最上
部に表示されている「−−−test.c−−−−−
−」は、分割されたソースコードのファイル名を表して
いる。
【0029】検索は、例えば、キーボード等の入力装置
から検索キー入力領域22に検索キーを入力し、検索ボ
タン11をマウスカーソル29の操作で指示することに
より行う。これにより、新たに検索された関数名が見出
し語表示領域12に表示される。その際、以前に表示さ
れていた関数名は消去されずに、新たに検索された関数
名のあとに続いて表示される。これにより、以前の検索
結果に対しても容易にアクセスすることが可能になる。
また、検索結果の数が多く、見出し語表示領域12に収
まらないような場合、スクロールバー(図示せず)が見
出し語表示領域12の左側に利用可能な状態で表示され
る。このため、このスクロールバーを操作することによ
って、現在表示されていない他の検索結果に対しても表
示を行うことができる。
【0030】図10は、見出し語表示領域12に表示さ
れた1つの関数名のmain()をマウスカーソル等の
指示手段を用いて選択指示し、その内容を表示させた場
合の表示画面32を示している。このように、ユーザは
関数ごとにその内容を表示させて、確認することができ
る。また、内容データのデータ量が多くて内容表示領域
13に収まらないような場合は、前述の場合と同様に、
スクロールバー(図示せず)が内容表示領域13の左側
に利用可能な状態で表示されるので、そのスクロールバ
ーを操作することによって、現在表示されていない他の
内容についても表示を行うことができる。また、ある関
数を編集したい場合は、編集ボタン14をマウスカーソ
ル操作で指示することにより、編集可能な状態に移行す
る。
【0031】図11は、編集可能な状態に移行した段階
の表示画面33を示している。編集用の領域として、前
画面の内容表示領域13の表示位置に、それに替って、
見出し語編集領域20と、内容編集領域17と、検索キ
ー編集領域18とが設定される。ユーザは、キーボード
等の入力装置を用いて見出し語編集領域20と、内容編
集領域17と、検索キー編集領域18との各々の領域に
おいて、一般のテキストエディタと同様に編集操作を行
い、内容を更新する。更新された内容は、保存ボタン1
5をマウスカーソル操作で指示することにより、ハード
ディスク等の記憶装置に保存される。
【0032】また、新たな関数を加えたい場合は、見出
し語編集領域20と、内容編集領域17と、検索キー編
集領域18の内容を書き換えて、保存ボタン15を押
す。これにより、見出し語が既出のものでない場合の保
存操作では新規データの追加となり、画面に表示されて
いる内容で新規データが追加される。新たな関数のデー
タは、ソースコード中での順序は、デフォルトでは書き
かえる前の関数の直後に設定されるが、例えば、ユーザ
の指定により、任意の位置を指定するようにしても良
い。例えば、付与手段(3:図1)によって自然数で順
序が付与されている場合、例えば、結合手段(9:図
1)によって結合された際に、新たな関数を既存の関数
の3番目と4番目の間に位置づけるには、検索キー編集
領域18に順序情報として、その間の位置を示すため、
例えば、“3.5”と入力すれば良い。関数を削除する
場合には、図11に示すように、編集可能な状態で削除
ボタン16をマウスカーソルの操作で指示する。
【0033】図12は、編集が終了し、保存ボタン15
を押した後の状態の表示画面34を示している。この画
面34の表示状態は、図9と同様な状態となっている
が、この状態において、結合ボタン19をマウスカーソ
ル29の操作で指示することにより、見出し語表示領域
12に表示されている関数が、順序情報に従って結合さ
れ、ファイルとして出力される。この場合、出力される
ファイルのファイル名としては、例えば、前述した分割
手段(2:図1)で分割されたファイル名を用いても良
い。また、結合指示の際に、別の名前をユーザが指定す
るようにしても良い。
【0034】図13は、「test.c」という名前の
ファイルがどのように分割されるかを具体的に例示した
図である。各々の構成要素は、その関数名を見出し語
(ヘッダ部は“HEADER1”という名)41と、関
数の内容42と、検索キー(言語識別子,ファイル名,
順序情報など)43とを一組として、それぞれに分割さ
れている。分割の処理は、従来から周知のプログラム解
析を行う構文解析器(パーザ)等によって行われるの
で、ここでの詳細な説明は省略する。
【0035】この発明に係わるデータ管理装置で管理す
るデータは、上記の実施例の説明のように、C言語のプ
ログラミングデータに限られるものではない。ここでの
分割手段(2:図1)として、様々なプログラム言語に
適応した構文解析器を用意することによって、ユーザの
望むプログラム言語を使用することができる。
【0036】これまでに説明してきた内容では、本実施
例のデータ管理装置は、C言語による「test.c」
というファイル名のソースコードを分割して保持してい
るに過ぎないが、他のファイルに対しても分割手段を作
用させることで、複数のソースコードを同時に保持させ
ることができる。その場合、ファイル名や固有ID等を
検索キーとして検索することにより、目的のデータを容
易に検索することができる。また、C言語に限らず、様
々な言語によって記述されたソースコードを同時に保持
させても良い。その場合、ユーザの指定する検索キーに
よっては、複数のプログラム言語によるソースコードが
一度に検索でき、それぞれのソースコードの比較等が容
易に行えるようになる。
【0037】(第2の実施例)前述した第1の実施例の
説明では、本発明のデータ管理装置をプログラム作成の
際のソースコードの分割編集に適用した例を示したが、
次に、本発明のデータ管理装置を通常の文書処理に適用
した場合の実施例について説明する。
【0038】通常の文書は、文,段落,節,章などの構
成単位を持っている。したがって、文書は、ユーザの所
望する用途に応じて、どの単位で分割しても良いので、
例えば、ユーザは文単位で分割する第1の分割方法、ま
たは段落単位で分割する第2の分割方法などを、オプシ
ョンで自由に選択して使用できるように構成する。ま
た、文の構造を全く無視して、例えば、100文字ずつ
分割するという第3の分割方法であっても良い。
【0039】図14は、文単位で分割する分割方法をユ
ーザが選択し、それによって分割された場合の文書処理
の表示画面51を示している。ここでは「プリンタ保
守」というファイル名の文書を分割している様子を例示
している。この場合、見出し語表示領域12には、各文
の最初の5文字が表示されている。このように、見出し
語は、文中から適当な文字数の文字を抜き出して付けて
も良いし、また、順序番号等を付けても良い。内容表示
領域13には、分割された文単位の一文が表示される。
【0040】図15は、段落単位で分割する方法を選択
して、図14の例と同じ文書を分割した場合の文書処理
の表示画面52を示している。図14および図15に示
すように、文書という同一のデータに対して分割方法を
複数の種類に切り替えて利用することにより、ユーザの
目的に応じて同一の文書を様々な視点から分割し、管理
することができる。
【0041】また、本発明のデータ管理装置は文書の文
字データに限らず動画データや音声データ等、時間軸に
対して連続なデータにも同様に適用できる。例えば、次
に説明する図16に示す表示画面の例は、本発明のデー
タ管理装置を動画データの管理に適用した場合の画面の
一例を示している。このような動画データの管理を行う
場合の表示画面61は、各場面に付けられた見出し語が
見出し語表示領域12に表示され、マウスカーソル操作
で、見出し語表示領域12に表示された見出し語を指示
することによって、その場面が内容表示領域28に表示
される。
【0042】また、図17は、本発明のデータ管理装置
を音声データの管理に適用した場合の表示画面の一例を
示す図である。図17に示すように、音声データの管理
を行う場合の表示画面62では、内容表示領域27には
音声データによる音声波形が表示されている。また、こ
れと併せて、D/A変換器等を含む音声出力手段を設け
ることにより、音声波形の音声データの表示に対応して
実際の音声を出力するような構成としても良い。
【0043】図18は、更に動画と音声を同時に取り扱
った場合の表示画面63の一例を示す図である。図18
に示すように、動画データと音声データの双方のデータ
管理を行う場合においては、動画データと音声データを
それぞれ保持した状態で、例えば、動画データのファイ
ル名かつ音声データのファイル名という検索キーを指定
して検索する。これにより、図18に示ような表示画面
63の状態となり、動画データと音声データの双方のデ
ータが検索されて表示される。このため、ユーザにとっ
て画像と音声の対応関係がつかみやすくなり、編集効率
を上げることができる。
【0044】以上、本発明の一実施例にかかるデータ管
理装置を詳細に説明したが、本発明は上述したような実
施例に限定されるものではない。例えば、ここではプロ
グラム言語によるソースコードのデータを管理する実施
例や、一般の文書データ,動画データ,音声データ等の
例について説明したが、ここで明らかなように、本発明
のデータ管理装置を適用できる管理対象のデータは、シ
ーケンシャルなデータであれば、その内容を問わない。
また、これらの様々な形態のデータを同時に扱っても良
い。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施することが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ管
理装置によれば、シーケンシャルなデータを分割、蓄積
するようにしたため、データの編集をその構成要素ごと
に行うことができ、各構成要素ごとに検索キーを付与す
ることにより多様な検索を可能にし、データの編集効率
を高めることができる。また、対象とするデータの構造
に応じて複数の分割方法を持った分割手段を用意するこ
とによって、様々な構造のデータにも対応できる。更
に、ある一つのデータ構造に対して、多種類の分割方法
を持った分割手段を用意することにより、同一のデータ
を様々な形で分割して管理することが可能になる。この
ように、分割手段を柔軟に持つことが可能になるので、
ある一つのデータに対して、その構造に応じて分割した
り、また、ユーザの指示するルールに従って分割したり
することができ、様々な視点からデータを扱うことがで
きる。
【0046】また、一方で、分割したデータの構成要素
群は分割された際の順序に従って、逆の操作で結合され
るので、各構成要素の順序に依存したデータにおいて
も、結合の際にユーザがその順序を意識する必要がな
い。さらに、ユーザが所望の順序に変更することも可能
であるので、構成要素の更新、追加および削除に際して
も、柔軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例に係るデータ管理装
置の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は本発明によるデータ管理装置の動作の
概略の処理フローを示す流れ図、
【図3】 図3は図2の処理フローにおける分割処理の
動作の概略を示す流れ図、
【図4】 図4は図2の処理フローにおける見出し語と
検索キーの付与処理の動作の概略を示す流れ図、
【図5】 図5は図2の処理フローにおける検索処理の
動作の概略を示す流れ図、
【図6】 図6は図2の処理フローにおける編集処理の
動作の概略を示す流れ図、
【図7】 図7は図2の処理フローにおける結合処理の
動作の概略の処理フローを示す流れ図、
【図8】 図8は本発明によるデータ管理装置をC言語
のプログラミングに利用した場合の初期画面を示す図、
【図9】 図9はデータ管理装置の検索状態の初期画面
の一例を示す図、
【図10】 図10は見出し語を選択しその内容を表示
させた場合の表示画面の一例を示す図、
【図11】 図11は編集可能に状態に移行した段階の
表示画面の例を示す図、
【図12】 図12は編集を終了し保存ボタンを押した
後の表示画面を示す図、
【図13】 図13はC言語によるソースコードの「t
est.c」ファイルがどのように分割されるかを具体
的に例示した図、
【図14】 図14はデータ管理装置を文書処理に用い
る場合に文書を文単位で分割した文書処理の表示画面の
一例を示す図、
【図15】 図15はデータ管理装置を文書処理に用い
る場合に文書を段落単位で分割した文書処理の表示画面
の一例を示す図、
【図16】 図16は本発明のデータ管理装置を動画の
管理に適用した場合の画面の一例を示す図、
【図17】 図17は本発明のデータ管理装置を音声デ
ータの管理に適用した場合の表示画面の一例を示す図、
【図18】 図18は本発明のデータ管理装置を動画デ
ータと音声データとの管理に適用した場合の表示画面の
一例を示す図である。
【符号の説明】
1…分割方法選択手段、2…分割手段、3…見出し語、
検索キーおよび順序情報付与手段、4…分割データ記憶
手段、5…データ検索手段、6…文字等入力手段、7…
データ表示手段、8…データ編集手段、9…データ結合
手段、10…データ出力手段、11…検索ボタン、12
…見出し語表示領域、13…内容表示領域、14…編集
ボタン、15…保存ボタン、16…削除ボタン、17…
内容編集領域、18…検索キーおよび順序情報編集領
域、19…結合ボタン、20…見出し語編集領域、21
…分割ボタン、22…検索キー入力領域、27…内容表
示領域、28…内容表示領域、29…マウスカーソル、
30〜34…表示画面、41…分割単位の見出し語、4
2…分割単位の関数の内容、43…分割単位の検索キ
ー、51〜52…表示画面、61〜63…表示画面。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 慎一郎 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー 富 士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 松永 義文 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 横浜ビジネスパークイーストタワー 富 士ゼロックス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーケンシャルなデータを複数の要素の
    群に分割する分割手段と、 前記分割手段により分割された要素に対し検索のための
    見出し語および検索キーを付与する付与手段と、 前記要素群を記憶する記憶手段と、 検索キーを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された検索キーに基づいて前記
    記憶手段に記憶された要素群を検索する検索手段と、 前記検索キーおよび前記検索手段による検索結果を表示
    出力する表示手段と、 前記表示手段によって表示された検索結果を編集する編
    集手段とを備えることを特徴とするデータ管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ管理装置におい
    て、更に、 前記要素群を一つあるいは複数のデータに結合する結合
    手段と、 前記結合手段により結合されたデータをファイルに出力
    する出力手段とを備えることを特徴とするデータ管理装
    置。
JP6052624A 1994-02-28 1994-02-28 データ管理装置 Pending JPH07239860A (ja)

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