JP3417318B2 - ドキュメント作成管理方法及びその装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ドキュメント作成管理方法及びその装置並びにプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JP3417318B2
JP3417318B2 JP35533498A JP35533498A JP3417318B2 JP 3417318 B2 JP3417318 B2 JP 3417318B2 JP 35533498 A JP35533498 A JP 35533498A JP 35533498 A JP35533498 A JP 35533498A JP 3417318 B2 JP3417318 B2 JP 3417318B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソースプログラム
から設計ドキュメントを作成すると共に、設計ドキュメ
ントに対して行った変更をソースプログラムに反映させ
ることができるドキュメント作成管理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ソースプログラムの保守や機能拡張等を
容易に行えるようにするためにソースプログラム中に挿
入されているコメント文を抽出し、それらを編集して設
計ドキュメントを作成するということは、従来から行わ
れている。この技術によれば、ソースプログラムに応じ
た設計ドキュメントを容易に作成することが可能にな
る。
【0003】更に、上述したようにして作成した設計ド
キュメントに対して変更を加えた場合、その変更内容を
ソースプログラム中のコメント文に反映できるようにし
た技術も従来から知られている(特開平5−11388
0号公報)。この特開平5−113880号公報に記載
された技術は、ソースプログラムの先頭位置や、実行文
の前行等の予め定められている位置にコメント文が挿入
されることを前提としている。そして、設計ドキュメン
トの作成時には、ソースプログラムをサーチして各位置
に挿入されているコメント文を抽出し、抽出したコメン
ト文をその挿入位置に応じて予め定められている設計ド
キュメント上の位置に配置することにより設計ドキュメ
ントを作成している。また、設計ドキュメント中のコメ
ント文に加えた変更をソースプログラムに反映させる場
合には、設計ドキュメント中の各コメント文毎に、ソー
スプログラムをサーチしてその挿入位置を求め、求めた
ソースプログラム上の挿入位置にコメント文を挿入する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開平5−1
13880号公報に記載されている従来の技術には、設
計ドキュメント中のコメント文に対して行った変更をソ
ースプログラムに反映させる際、その処理時間を短くす
ることが難しいという問題があった。その第1の理由
は、ソースプログラムをサーチすることによりコメント
文の挿入位置を求めており、その処理に多くの時間が費
やされるからである。第2の理由は、設計ドキュメント
中の全てのコメント文(変更の行われていないコメント
文も含まれる)を対象にしてソースプログラムへのコメ
ント文の挿入処理を行っており、変更の行われていない
コメント文の挿入処理に要する時間が無駄な処理時間に
なってしまうためである。
【0005】そこで、本発明の目的は、設計ドキュメン
ト中のコメント文に対して行われた変更を、短時間でソ
ースプログラムに反映できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のドキュメント作
成管理方法は上記目的を達成すると共に、同一設計ドキ
ュメント内でコメント文の配置位置を容易に変更できる
ようにするため、ソースプログラムから設計ドキュメン
トの構成部分となるコメント文を抽出して構成部分格納
部に格納すると共に、前記抽出したコメント文の前記ソ
ースプログラム上の配置位置を前記抽出したコメント文
及び該コメント文の前記設計ドキュメント内に於ける配
置順を示す構成部分IDと対応付けて前記構成部分格納
部に格納する構成部分抽出ステップと、前記構成部分格
納部に格納されているユーザが指定したコメント文を前
記ユーザからの編集指示に従って編集すると共に、前記
ソースプログラムの内容の内の、前記ユーザが指定した
コメント文と対応して前記構成部分格納部に格納されて
いる配置位置によって示される部分の内容を、編集後の
コメント文に置き換える文書編集ステップと ユーザに
よって配置位置の変更対象にする変更対象コメント文
と、該変更対象コメント文が存在する設計ドキュメント
中の前記変更対象コメント文の新たな配置位置とが指定
されたとき、前記変更対象コメント文に対応して前記構
成部分格納部に格納されている構成部分ID及び前記変
更対象コメント文の新たな配置位置以降に存在するコメ
ント文に対応して前記構成部分格納部に格納されている
構成部分IDを更新する構成部分ID再割当ステップ
を含んでいる。
【0007】また、本発明のドキュメント作成管理方法
は上記目的を達成すると共に、或る設計ドキュメント内
のコメント文を他の設計ドキュメントに容易にコピーで
きるようにするため、 ソースプログラムから設計ドキュ
メントの構成部分となるコメント文を抽出して構成部分
格納部に格納すると共に、前記抽出したコメント文の前
記ソースプログラム上の配置位置を前記抽出したコメン
ト文,該コメント文の前記設計ドキュメント内に於ける
配置順を示す構成部分ID及び前記設計ドキュメントの
文書IDと対応付けて前記構成部分格納部に格納する構
成部分抽出ステップと、 前記構成部分格納部に格納され
ているユーザが指定したコメント文を前記ユーザからの
編集指示に従って編集すると共に、前記ソースプログラ
ムの内容の内の、前記ユーザが指定したコメント文と対
応して前記構成部分格納部に格納されている配置位置に
よって示される部分の内容を、編集後のコメント文に置
き換える文書編集ステップと、 ユーザによって他の設計
ドキュメントへコピーするコピー対象コメント文と、前
記他の設計ドキュメント中のコピー位置が指定されたと
き、前記構成部分格納部に、前記コピー対象コメント文
と該コピー対象コメント文に対する別の構成部分IDと
前記他の設計ドキュメントの文書IDとを対応付けて格
納すると共に、前記他の設計ドキュメント中の、前記コ
ピー位置以降に存在するコメント文に対応して前記構成
部分格納部に格納されている構成部分IDを変更する構
成部分ID再割当ステップとを含んでいる。
【0008】更に、本発明とドキュメント作成管理方法
は、編集後のコメント文の行数が編集前のコメント文の
行数と異なるものになっても、それに対処できるように
するため、前記文書編集ステップは、コメント文の編集
処理によりコメント文の行数が変化した場合、前記構成
部分格納部に格納されている各コメント文の配置位置の
内の、前記編集を行ったコメント文及び前記編集を行っ
たコメント文よりも後に存在するコメント文の配置位置
を編集内容に応じて変更する処理を含んでいる。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、キーボードやディスプレイ装置等からなる入出力装
置1と、プログラム制御により動作するコンピュータに
よって実現されるドキュメント作成管理装置2と、文書
ID記憶装置3と、構成部分ID記憶装置4と、記録媒
体Kとを含む。
【0012】ドキュメント作成管理装置2は、ソース検
索部21と、文書ID付与部22と、構成部分抽出部2
3と、文書名付与部24と、構成部分ID再割当部25
と、ソース格納部26と、文書ソース対応データベース
(文書ソース対応DB)27と、構成部分DB28と、
文書管理用DB29と、文書編集手段2Aとを備えてい
る。
【0013】ソース格納部26には、複数のソースプロ
グラムが格納されている。ソースプログラムの格納は、
例えば入出力装置1を使用して行われる。
【0014】ソース検索部21は、入出力装置1からユ
ーザによってソースプログラム名が入力されると、ソー
ス格納部26を検索し、該当するソースプログラムを取
得する機能を有する。
【0015】文書ID付与部22は、ソース検索部21
が取得したソースプログラムに基づいて作成する設計ド
キュメントに付与するユニーク(一意)な文書IDを決
定し、決定した文書IDと上記ソースプログラムのソー
スプログラム名とを対応付けて文書ソース対応DB27
に格納する機能を有する。図2は文書ソース対応DB2
7の内容例を示した図であり、この例は、ソースプログ
ラム名SP1のソースプログラムに基づいて作成する設
計ドキュメントには文書IDとして「X1」が付与され
ていることを示している。
【0016】構成部分抽出部23は、ソース検索部21
が取得したソースプログラムを解析し、ソースプログラ
ム中に記述されたコメント文(関数宣言や関数の仕様説
明等)を設計ドキュメントの構成部分として抽出する機
能や、コメント文の開始位置,終了位置を抽出する機能
や、コメント文の直後に存在する関数の関数名を構成部
分名として抽出する機能を有する。コメント文の抽出
は、既知の技術であるコンパイラの字句解析や構文解析
の手法を利用する。更に、構成部分抽出部23は、抽出
した各構成部分に対してユニークな構成部分IDを付与
する機能や、現在処理対象にしているソースプログラム
の名前をキーにして文書ソース対応DB27を検索し該
当する文書IDを取得する機能や、構成部分名,構成部
分,開始位置,終了位置,構成部分ID,文書IDを対
応付けて構成部分DB28に格納する機能を有する。図
3は構成部分DB28の内容例を示した図である。
【0017】文書名付与部24は、ソース検索部21が
取得したソースプログラムに基づいて作成する設計ドキ
ュメントに対して文書管理用DB29に存在しないユニ
ークな文書名を付与する機能や、上記文書名と、上記設
計ドキュメントに対して文書ID付与部22が付与した
文書IDと、構成部分抽出部23が上記ソースプログラ
ムから抽出した各構成部分に付与した構成部分IDとを
対応付けて文書管理用DB29に格納する機能を有す
る。図4は文書管理用DB29の内容例を示した図であ
る。
【0018】文書編集手段2Aは、下記a〜gの機能を
有する。
【0019】a.入出力装置1から文書名の一覧表示要
求が入力された時、文書管理用DB29に格納されてい
る文書名を全て取り出し、入出力装置1の表示部(図示
せず)に一覧表示する機能。
【0020】b.ユーザが、上記機能aによって表示さ
れた文書名一覧の中から内容を参照したい設計ドキュメ
ントの文書名を選択し、更に、入出力装置1からドキュ
メント表示要求を入力した時、上記選択された文書名と
対応して文書管理用DB29に格納されている全ての構
成部分IDを取得し、次いで取得した構成部分ID群を
昇順にソートし、更にソート後の構成部分ID群の先頭
の構成部分IDから順番に、その構成部分IDに対応し
て構成部分DB28に格納されている構成部分(コメン
ト文)を取得し、更に取得した構成部分を入出力装置1
の表示部に取得順に表示する機能(ユーザによって選択
された文書名の設計ドキュメントを構成する構成部分
を、構成部分IDの順番に繋ぎ合わせて、入出力装置1
の表示部に表示する機能)。
【0021】c.ユーザが、上記機能aによって表示さ
れた文書名一覧の中から構成部分名の一覧を参照したい
設計ドキュメントの文書名を選択し、更に、入出力装置
1から構成部分名の一覧表示要求を入力した時、上記選
択された文書名と対応して文書管理用DB29に格納さ
れている全ての構成部分IDを取得し、次いで、上記取
得した構成部分IDと対応して構成部分DB28に格納
されている構成部分名を取得し、更に、取得した構成部
分名を入出力装置1の表示部に一覧表示する機能。
【0022】d.ユーザが、上記機能cによって表示さ
れた構成部分名一覧の中から内容を参照したい構成部分
の構成部分名を選択し、更に、入出力装置1から構成部
分の表示要求を入力した時、上記構成部分名一覧を表示
する際にユーザが選択した文書名と対応して文書管理用
DB29に格納されている全ての構成部分IDを取得
し、次いで、上記取得した構成部分IDと対応して構成
部分DB28に格納されている構成部分の中から構成部
分名がユーザによって選択された構成部分名と一致する
構成部分を選択し、それを入出力装置1の表示部に表示
する機能。
【0023】e.上記機能dによって入出力装置1の表
示部に表示された構成部分を、入出力装置1から入力さ
れるユーザの編集指示に従って編集する機能。
【0024】f.上記機能eによって編集された構成部
分の保存要求をユーザが入出力装置1から入力した時、
上記編集された構成部分に対応するソースプログラム中
のコメント文を、上記編集された構成部分で置き換える
機能。
【0025】g.上記機能eによって編集された構成部
分の保存要求をユーザが入出力装置1から入力した時、
構成部分DB28に格納されている編集前の上記構成部
分の内容を編集後の内容で置き換えると共に、編集後の
構成部分の行数に合わせて構成部分DB28に格納され
ている、上記構成部分についての開始位置,終了位置を
修正する機能。
【0026】構成部分ID再割当部25は、同一設計ド
キュメント内で構成部分の配置位置を変更したり、或る
設計ドキュメント内の構成部分を他の設計ドキュメント
にコピーしたりするために、構成部分DB28内の構成
部分IDを再設定したり、構成部分DB28,文書管理
用DB29に情報を追加格納する機能を有する。
【0027】記録媒体Kは、ディスク,半導体メモリ,
その他の記録媒体であり、コンピュータをドキュメント
作成管理装置として機能させるためのプログラムが記録
されている。記録媒体Kに記録されているプログラム
は、コンピュータからなるドキュメント作成管理装置2
によって読み取られ、ドキュメント作成管理装置2の動
作を制御することで、ドキュメント作成管理装置2上に
ソース検索部21,文書ID付与部22,構成部分抽出
部23,文書名付与部24,構成部分ID再割当部2
5,文書編集手段2Aを実現する。
【0028】次に、本実施例の動作について説明する。
【0029】先ず、ソースプログラムに基づいて設計ド
キュメントを作成する時の動作を説明する。
【0030】ユーザは、設計ドキュメントの作成対象と
するソースプログラムの名前を入出力装置1から入力す
る。これにより、ソース検索部21は、入力されたソー
スプログラム名をキーにしてソース格納部26を検索
し、該当するソースプログラムを探す(図5のステップ
A1,A2)。
【0031】そして、該当するソースプログラムが存在
した場合は、そのソースプログラムをソース格納部26
から取得する。これに対して、該当するソースプログラ
ムが存在しない場合は、エラーと判断し終了する。
【0032】文書ID付与部22は、ソース検索部21
がソースプログラムを取得すると(ステップA2がイエ
ス)、上記ソースプログラムの設計ドキュメントにユニ
ークな文書IDを付与してそれを文書ID記憶装置3に
格納した後、文書IDとソースプログラム名とを対応付
けて文書ソース対応DB27に格納する(ステップA
3,A4)。今、例えば、ソースプログラム名が「SP
1」で、付与した文書IDが「X1」であったとする
と、文書ソース対応DB27には図2に示すように、ソ
ースプログラム名「SP1」と文書ID「X1」とが対
応して格納される。
【0033】その後、構成部分抽出部23において、ソ
ース検索部21が取得したソースプログラムの解析処理
が行われる。解析処理において、構成部分抽出部23
は、先ず、ソースプログラム上で最初に現れる構成部分
の開始位置,終了位置を抽出する(ステップA5,A
6)。今、例えば、解析対象としている名前「SP1」
のソースプログラムが図6に示すものであるとすると、
構成部分抽出部23は、構成部分の開始位置,終了位置
としてそれぞれ「第2行」,「第2行」を抽出すること
になる。
【0034】次いで、構成部分抽出部23は、構成部分
を抽出する(ステップA7,A8)。図6の例の場合に
は、構成部分抽出部23は構成部分として「/*関数の
プロトタイプ宣言*/」を抽出することになる。
【0035】その後、構成部分抽出部23は、抽出した
構成部分に対してユニークな構成部分IDを付与する
(ステップA9)。更に、構成部分抽出部23は、ステ
ップA7で抽出した構成部分の次の行に存在する関数名
を構成部分名として抽出する(ステップA10,A1
1)。図6の例の場合には、関数名「addup( ) 」
を構成部分名として抽出することになる。
【0036】次いで、構成部分抽出部23は現在処理対
象にしているソースプログラムの名前「SP1」をキー
にして図2に示す文書ソース対応DB27を検索し、文
書ID「X1」を取得する(ステップA12)。
【0037】以上の処理により、構成部分名「addu
p( ) 」, 構成部分「/*関数のプロトタイプ宣言*
/」,開始位置「2」,終了位置「2」,構成部分ID
「Y1」,文書ID「X1」を得ると、構成部分抽出部
23は、それらを対応付けて図3に示すように構成部分
DB28に格納する(ステップA13)。以下、ソース
プログラムの最後の部分に到達するまで、前述した処理
(ステップA5〜A13)を繰り返し行う。尚、ステッ
プA9で構成部分IDを付与する場合には、前回の処理
で付与した構成部分IDよりも大きく、且つユニークな
構成部分IDを付与する必要がある。また、開始位置/
終了位置,構成部分,構成部分名を抽出できなかった場
合(ステップA6,A8,A11がノー)は、構成部分
抽出部23は処理終了とする。
【0038】構成部分抽出部23が、ソースプログラム
の最後に部分まで上記した処理を行うと、文書名付与部
24が動作する。
【0039】文書名付与部24は、先ず、文書管理用D
B29を検索し、文書管理用DB29に存在しないユニ
ークな文書名(例えば「SP1の設計ドキュメント」)
を今回作成した設計ドキュメントに付与し、それを入出
力装置1の表示部に表示する(ステップA15)。この
表示を見ることにより、ユーザは、今回作成した設計ド
キュメントに文書名を確認することができる。
【0040】その後、文書名付与部24は、文書ID記
憶装置3に格納されている文書ID(この例の場合は
「X1」)を取得し、それをキーにして構成部分DB2
8を検索し、該当する構成部分ID「Y1,Y2,…」
を全て取得する(ステップA16,A17)。そして、
最後に、ステップA15で付与した文書名「SP1の設
計ドキュメント」と、ステップA16で取得した文書I
D「X1」と、ステップA17で所得した構成部分ID
「Y1,Y2,…」とを対応付けて、図4に示すよう
に、文書管理用DB29に格納する。
【0041】次に、設計ドキュメントを入出力装置1の
表示部に表示する時の動作を説明する。
【0042】ユーザは、設計ドキュメントを表示させる
場合は、先ず、入出力装置1から文書名の一覧表示要求
を入力する。
【0043】これにより、文書編集手段2Aが、文書管
理用DB29に格納されている全ての文書名を取得し、
それらを入出力装置1の表示部に一覧表示する(図7の
ステップB1,B2)。
【0044】その後、ユーザは、表示された文書名一覧
の中から内容を参照したい設計ドキュメントの文書名を
カーソルキー,マウス等を用いて選択し、更に、入出力
装置1からドキュメント表示要求を入力する。
【0045】これにより、文書編集手段2Aは、図8の
流れ図に示すように、文書管理用DB29からユーザが
選択した文書名に対応して格納されている文書ID,構
成部分IDを取得する(ステップC1)。例えば、ユー
ザが、文書名として「SP1の設計ドキュメント」を選
択し、文書管理用DB29の内容が図4に示すものであ
ったとすると、文書編集手段2Aは、文書ID「X
1」,構成部分ID「Y1,Y2,…」を取得すること
になる。
【0046】その後、文書編集手段2Aは、ステップC
1で取得した構成部分IDを昇順にソートし、ソート列
中の先頭の構成部分ID「Y1」に注目する(ステップ
C2)。
【0047】次に、注目している構成部分ID「Y1」
をキーにして、図3に示す構成部分DB28を検索し、
構成部分ID「Y1」と対応して格納されている構成部
分「/*関数のプロトタイプ宣言*/」を取得し、それ
を入出力装置1の表示部に表示する(ステップC5,C
6)。
【0048】その後、文書編集手段2Aは、ステップC
2で取得した構成部分ID群中の次の構成部分ID「Y
2」に注目し(ステップC7)、前述したと同様の動作
を行う。以下、未注目の構成部分IDが無くなるまで、
同様の処理を繰り返し行い、未注目の構成部分IDが無
くなると(ステップC4がノー)、その処理を終了す
る。以上の処理により、文書ID「X1」と対応して構
成部分DB28に登録されている構成部分が、構成部分
IDの順番に従って入出力装置1の表示部に表示され
る。つまり、ユーザが指示した文書名の設計ドキュメン
トが入出力装置1の表示部に表示される。
【0049】次に、設計ドキュメント中の構成部分(コ
メント文)を変更し、その変更内容をソースプログラム
に反映させる場合の動作を説明する。
【0050】この場合、ユーザは、先ず、入出力装置1
から文書名の一覧表示要求を入力する。これにより、文
書編集手段2Aに於いて、前述したと同様の処理が行わ
れ、入出力装置1の表示部分に文書名一覧が表示される
(図7のステップB1,B2)。
【0051】文書名の一覧が表示されると、ユーザは、
変更したいコメント文を構成要素として含んでいる設計
ドキュメントの文書名を選択し、更に、入出力装置1か
ら構成部分名の一覧表示要求を入力する。
【0052】これにより、文書編集手段2Aは、ユーザ
が選択した文書名と対応して文書管理用DB29に格納
されている文書ID,構成部分IDを取得し、取得した
文書IDを文書ID記憶装置3に格納する(図9のステ
ップD1,D2)。例えば、ユーザが、文書名「SP1
の設計ドキュメント」を選択し、文書管理用DB29の
内容が図4に示すものであったとすると、文書ID「X
1」,構成部分ID「Y1,Y2,…」が取得され、文
書ID「X1」が文書ID記憶装置3に格納される。
【0053】次いで、取得した各構成部分ID「Y1,
Y2,…」それぞれをキーにして、図3に示す構成部分
DB28を検索し、構成部分ID「Y1,Y2,…」と
ペアになっている構成部分名「addup( ) , mai
n( ) , …」を取得する(ステップD3,D4)。その
後、取得した構成部分名「addup( ) , main
( ) , …」の一覧を入出力装置1の表示部に表示する
(ステップD5)。尚、文書ID,構成部分IDを取得
できなかった場合(ステップD2がノー)、構成部分名
を取得できなかった場合(ステップD4がノー)は、エ
ラーと判断し、その処理を終了する。
【0054】構成部分名の一覧が表示されると、ユーザ
は、内容を変更しようとする構成部分(コメント文)の
構成部分名を1つ選択し、更に、入出力装置1から構成
部分の表示要求を入力する。
【0055】これにより、文書編集手段2Aは、ユーザ
によって選択された構成部分名と、文書ID記憶装置3
に格納されている文書ID(この例の場合には、「X
1」)をキーにして構成部分DB28を検索し、それら
とペアになっている構成部分,構成部分IDを取得する
(図10のステップE1,E2)。例えば、ユーザが構
成部分名「addup( ) 」を選択し、構成部分DB2
8の内容が図3に示すものであるとすると、文書編集手
段2Aは、構成部分「/*関数のプロトタイプ宣言*
/」及び構成部分ID「Y1」を取得することになる。
【0056】その後、文書編集手段2Aは、ステップE
1で取得した構成部分ID「Y1」を構成部分ID記憶
装置4に格納し、更に、ステップE1で取得した構成部
分「/*関数のプロトタイプ宣言*/」を入出力装置1
の表示部に表示する(ステップE3,E4)。尚、構成
部分,構成部分IDを取得できなかった場合(ステップ
E2がノー)は、エラーと判断し、処理終了とする。
【0057】入出力装置1の表示部に変更対象とする構
成部分「/*関数のプロトタイプ宣言*/」が表示され
ると、ユーザは、入出力装置1から文書編集手段2Aに
編集指示を入力する。この編集指示に従って文書編集手
段2Aは、構成部分の内容を変更する。そして、編集が
終了すると、ユーザは、入出力装置1から保存要求を入
力する。
【0058】文書編集手段2Aは、ユーザによって保存
要求が入力されると、図11の流れ図に示すように、文
書ID記憶装置3に格納されている文書ID「X1」を
取得し、更に、構成部分ID記憶装置4に格納されてい
る構成部分ID「Y1」を取得する(ステップF1〜F
4)。
【0059】その後、文書編集手段2Aは、入出力装置
1の表示部に表示されている編集済みの構成部分を構成
部分DB28に格納する(ステップF5,F6)。その
際、文書編集手段2Aは、構成部分DB28中の文書I
D「X1」と構成部分ID「Y1」とによって特定され
る構成部分の格納領域(図3の/*関数のプロトタイプ
宣言*/」が格納されている領域)に、編集済みの構成
部分を格納する。
【0060】次いで、文書編集手段2Aは、文書ID
「X1」をキーにして、図2に示す文書ソース対応DB
27を検索することにより、文書ID「X1」と対応し
て格納されているソースプログラム名「SP1」を取得
し(ステップF7,F8)、更に、ソース格納部26を
検索してソースプログラム名「SP1」のソースプログ
ラムを取得する(ステップF9)。
【0061】その後、ステップF1,F3で取得した文
書ID「X1」,構成部分ID「Y1」をキーにして、
図3に示す構成部分DB28を検索することにより、開
始位置「2」,終了位置「2」を取得し(ステップF1
0,F11)、更に、入出力装置1の表示されている編
集後の構成部分の行数を求める(ステップF12)。次
いで、ソースプログラム中の、ステップF10で取得し
た開始位置,終了位置によって示される部分(第2行
目)を削除し、その部分に編集後の構成部分を挿入する
(ステップF13)。このように、本実施例では、編集
後の構成部分の挿入位置を構成部分DB28の内容に基
づいて求めることができるので、ソースプログラムをサ
ーチして挿入部分を求める場合に比較して処理時間を短
くすることができる。
【0062】ソースプログラムへの挿入処理が終了する
と、文書編集手段2Aは、編集前の構成部分の行数と、
編集後の構成部分の行数が同じか否かを判断する(ステ
ップF14)。そして、同じであると判断した場合は、
その処理を終了し、異なると判断した場合は、ステップ
F15,F16の処理を行う。
【0063】ステップF15に於いては、挿入後の構成
部分の記述終了位置を求め、既に取得している文書ID
「X1」および構成部分ID「Y1」によって特定され
る、構成部分DB28中の終了位置格納部分に上記記述
終了位置を格納する。
【0064】次のステップF16に於いては、文書ID
「X1」とペアになって構成部分DB28に格納されて
いる開始位置,終了位置の内、構成部分IDが編集対象
となった構成部分の構成部分ID「Y1」よりも大きな
開始位置,終了位置を、編集前と編集後の構成部分の行
数の差に基づいて修正する。
【0065】次に、同一設計ドキュメント内で構成部分
の配置位置を変更したり、或る設計ドキュメント内の構
成部分を他の設計ドキュメントにコピーする場合の動作
を説明する。
【0066】設計ドキュメント内で構成部分の配置位置
を変更したり、或る設計ドキュメントの構成部分を他の
設計ドキュメントにコピーする場合、ユーザは、先ず、
入出力装置1から配置位置変更要求を入力する。
【0067】配置位置変更要求が入力されると、構成部
分ID再割当部25は、図12の流れ図に示すように、
入出力装置1の表示部に配置位置変更指示画面を表示す
る(ステップG1)。
【0068】図13は配置位置変更指示画面の一例を示
す図であり、配置位置変更対象指示部131と、組み込
み先指示部132とを含んでいる。
【0069】ユーザは、図13に示す配置位置変更指示
画面が表示されると、入出力装置1のキーボード等を用
いて、配置位置変更対象指示部131に、配置位置を変
更しようとする構成部分を特定するための情報として、
構成部分名と、構成部分を含んでいる設計ドキュメント
の文書名とを設定し、組み込み先指示部132に、構成
部分の配置先或いはコピー先を示す情報として、配置先
或いはコピー先の設計ドキュメントの文書名と、構成部
分を配置或いはコピーしようとする位置の直後に存在す
る構成部分の構成部分名とを設定する。
【0070】今、例えば、構成部分がA,B,Cの順番
で配置されている図14(A)に示す設計ドキュメント
141に於いて、構成部分Aの配置位置を構成部分B,
Cの間に変更して図14(B)に示すような設計ドキュ
メント141を作成する場合には、ユーザは、配置位置
変更対象指示部131に設計ドキュメント141の文書
名と構成部分Aの構成部分名とを設定し、組み込み先指
示部132に設計ドキュメント141の文書名と構成部
分Cの構成部分名とを設定する。また、図14(A)に
示す設計ドキュメント141中の構成部分Aを、図14
(C)に示す設計ドキュメント142中の構成部分M,
Nの間に挿入し、図14(D)に示す設計ドキュメント
142を作成する場合には、ユーザは、配置位置変更対
象指示部131に設計ドキュメント141の文書名と構
成部分Aの構成部分名とを設定し、組み込み先指示部1
32に設計ドキュメント142の文書名と構成部分Nの
構成部分名とを設定する。
【0071】構成部分ID再割当部25は、配置位置変
更指示画面に必要が情報が全て設定されると、配置位置
変更対象に指示された構成部分の構成部分ID及び組み
込み先に指定された構成部分の構成部分IDを、構成部
分DB28,文書管理用DB29を参照して求める(ス
テップG2,G3)。
【0072】その後、構成部分ID再割当部25は、配
置位置変更指示部131,組み込み先指示部132に設
定されている文書名が同じか否かを判断する(ステップ
G4)。即ち、同一設計ドキュメント内で構成部分の配
置位置を変更する処理を行うか、或る設計ドキュメント
内の構成部分を他の設計ドキュメントにコピーする処理
を行うのかを判断する。
【0073】そして、ステップG5で文書名が同一であ
ると判断した場合はステップG6の処理を行い、同一で
ないと判断した場合はステップG10の処理を行う。
【0074】今、例えば、図14(A)に示す設計ドキ
ュメントの内容を図14(B)に示すものに変更しよう
として、ユーザが、配置位置変更対象指示部131に設
計ドキュメント141の文書名,構成部分Aの構成部分
名を設定し、組み込み先指示部132に設計ドキュメン
ト141の文書名,構成部分Cの構成部分名を設定した
とする。このような設定が配置位置変更指示画面に於い
て行われている場合には、ステップG5の判断結果がイ
エスとなり、ステップG6の処理が行われる。
【0075】ステップG6に於いて、構成部分ID再割
当部25は、配置位置変更対象の構成部分Aに新たな構
成部分IDを付与する。その際、構成部分Aに付与する
新たな構成部分IDは、組み込み先に指定された構成部
分Cの構成部分IDよりも大きな値で、且つドキュメン
ト作成管理装置2内でユニークな値にする。
【0076】構成部分Aに新たな構成部分IDを付与す
ると、構成部分ID再割当部25は、構成部分DB28
及び文書管理用DB29に格納されている配置位置変更
対象構成部分Aの構成部分IDを、新たな構成部分ID
に変更する(ステップG7)。
【0077】その後、構成部分ID再割当部25は、設
計ドキュメント141に配置されている組み込み先の構
成部分C以降(構成部分Cを含む)の構成部分に新たな
構成部分IDを付与する(ステップG8)。その際、構
成部分Cを含めてそれ以降に配置されている構成部分に
付与する構成部分IDは、構成部分Aに新たに付与した
構成部分IDより大きく、且つ配置順が後のものほど大
きな値にする必要がある。また、当然、ドキュメント作
成管理装置2内でユニークな値にする必要がある。
【0078】そして、組み込み先の構成部分を含めてそ
れ以降の構成部分に新たな構成部分IDを付与すると、
構成部分ID再割当部25は、構成部分DB28,文書
管理用DB29に格納されている組み込み先の構成部分
以降の構成部分IDを、ステップG8で付与した新たな
構成部分IDに変更する(ステップG9)。
【0079】配置位置変更対象の構成部分と組み込み先
の構成部分が同一設計ドキュメント内に存在する場合
は、上述した処理が行われるが、異なる設計ドキュメン
ト内に存在する場合は、次のような処理が行われる。
【0080】今、例えば、図14(A)に示す設計ドキ
ュメント141中の構成部分Aを、図14(C)に示す
設計ドキュメント142中の構成部分M,Nの間に挿入
し、図14(D)に示す設計ドキュメント142を作成
しようとして、ユーザが、配置位置変更対象指示部13
1に設計ドキュメント141の文書名と構成部分Aの構
成部分名とを設定し、組み込み先指示部132に設計ド
キュメント142の文書名と構成部分Nの構成部分名と
を設定したとする。
【0081】この場合、ステップG5の判断結果がノー
となり、ステップG10の処理が行われる。
【0082】ステップG10に於いては、構成部分ID
再割当部25は、配置位置変更対象構成部分Aに別の構
成部分IDを付与する。ここで、構成部分Aに付与する
別の構成部分IDは、組み込み先の構成部分Nの構成部
分IDよりも大きく、且つドキュメント作成管理装置2
に於いてユニークな値にする。
【0083】その後、構成部分ID再割当部25は、構
成部分DB28に格納されている組み込み先の設計ドキ
ュメント142に関する情報に、ステップG10で設定
した構成部分Aについての別の構成部分IDと、構成部
分Aに関する構成部分名,構成部分を追加する(ステッ
プG11)。
【0084】更に、構成部分ID再割当部25は、文書
管理用DB29に格納されている組み込み先の設計ドキ
ュメントに関する情報に、ステップG10で設定した構
成部分Aの構成部分IDを追加する。
【0085】その後、構成部分ID再割当部25は、設
計ドキュメント142の組み込み先の構成部分Nを含め
てそれ以降の構成部分に新たな構成部分IDを付与し、
構成部分DB28,文書管理用DB29に格納されてい
る構成部分IDを新たな構成部分IDに変更する(ステ
ップG8,G9)。
【0086】図15は、本発明の他の実施例のブロック
図である。本実施例と図1に示した実施例との相違点
は、ドキュメント作成管理装置2の代わりにドキュメン
ト作成管理装置2’を備えた点と、記録媒体Kの代わり
に記録媒体K’を備えた点である。ドキュメント作成管
理装置2’は、文書編集手段2Aの代わりに文書編集手
段2A’を備えている点と、削除部分管理部2Bが追加
されている点と、削除部分管理用DB2Cが追加されて
いる点が、図1に示したドキュメント作成管理装置2と
相違している。
【0087】文書編集手段2A’は、文書編集手段2A
が備えている機能に加え、ユーザが入出力装置1を用い
て設計ドキュメント中の構成部分の削除を指示した場
合、その設計ドキュメントの文書名及び削除が指示され
た構成部分の構成部分IDを削除部分管理部2Bに通知
する機能や、ユーザが入出力装置1から構成部分名の一
覧表示要求を入力した時、削除部分管理用DB2Cの内
容を考慮して構成部分名の一覧表示を行う機能を有す
る。
【0088】削除部分管理部2Bは、文書編集手段2
A’から渡された文書名,構成部分IDを削除部分管理
用DB2Cに格納する機能や、文書編集手段2A’から
の検索要求に従って削除部分管理用DB2Cを検索する
機能を有する。
【0089】記録媒体K’は、ディスク,半導体メモ
リ,その他の記録媒体であり、コンピュータをドキュメ
ント作成管理装置として機能させるためのプログラムが
記録されている。記録媒体K’に記録されているプログ
ラムは、コンピュータからなるドキュメント作成管理装
置2’によって読み取られ、ドキュメント作成管理装置
2’の動作を制御することで、ドキュメント作成管理装
置2’上にソース検索部21,文書ID付与部22,構
成部分抽出部23,文書名付与部24,構成部分ID再
割当部25,文書編集手段2A’,削除部分管理部2B
を実現する。
【0090】次に、本実施例の動作について説明する。
尚、ユーザが設計ドキュメント中の構成部分の削除を指
示した場合、及びユーザが入出力装置1から構成部分名
の一覧表示要求を入力した場合以外の動作は図1に示し
た実施例と同様であるので、この2つの場合の動作につ
いてのみ説明する。
【0091】ユーザが入出力装置1を用いて設計ドキュ
メント中の構成部分の削除を指示した場合、文書編集手
段2A’は、上記設計ドキュメントの文書名,文書ID
と、削除指示された構成部分の構成部分IDを削除部分
管理部2Bに通知する。これにより、削除部分管理部2
Bは、通知された文書名,文書IDと、構成部分IDと
を対応付けて削除部分管理用DB2Cに格納する。
【0092】また、ユーザが入出力装置1の表示部に表
示された文書名一覧の中から変更したいコメント文が構
成要素になっている設計ドキュメントの文書名を選択
し、更に、入出力装置1から構成部分名の一覧表示要求
を入力すると、文書編集手段2A’は、選択された文書
名と対応して文書管理用DB29に格納されている文書
ID,構成部分IDを取得し、取得した文書IDを文書
ID記憶装置3に格納する(図16のステップH1)。
【0093】次いで、取得した各構成部分IDそれぞれ
をキーにして、構成部分DB28を検索し、キーとした
各構成部分IDとペアになっている構成部分名を取得す
る(ステップH2)。
【0094】その後、削除部分管理部2Bに対して、ユ
ーザが選択した文書名を渡し、その文書名に対応して削
除部分管理用DB2Cに格納されている構成部分名の検
索を要求する(ステップH3)。これにより、削除部分
管理部2Bは、削除部分管理用DB2Cを検索する。そ
して、要求された構成部分名を検索できた場合は、検索
した構成部分名を文書編集手段2A’に渡し、検索でき
なかった場合は、そのことを文書編集手段2A’に通知
する。
【0095】文書編集手段2A’は、削除部分管理部2
Bから検索できなかった旨の通知を受けた場合は、ステ
ップH2で取得した構成部分名の一覧を入出力装置1の
表示部に表示し、削除部分管理部2Bから構成部分名が
通知された場合は、ステップH2で取得した構成部分名
からステップH3で通知された構成部分名を除いたもの
を入出力装置1の表示部に一覧表示する(ステップH
4)。
【0096】本実施例によれば、不要になった等で文書
に含めたくない構成部分が存在した場合に、その構成部
分をソースプログラムに手を加えることなく、文書から
削除することが可能となる。また、本実施例によれば、
ソースプログラムから作成された設計ドキュメントに対
してソースプログラムから抽出した部分で不要な部分を
作成された文書から削除でき、より自由な文書の構成を
可能とするという新たな効果を有する。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ソース
プログラムから抽出したコメント文とその配置位置とを
対応付けて構成部分格納部に格納しておき、ドキュメン
ト上でコメント文を変更した場合、構成部分格納部に格
納されているコメント文の配置位置に基づいて、ソース
プログラム上のコメント文を変更後のコメント文で置き
換えるので、設計ドキュメント中のコメント文に対して
行われた変更を、短時間でソースプログラムに反映でき
る効果がある。
【0098】また、本発明は、コメント文の編集処理に
よりコメント文の行数が変化した場合、構成部分格納部
に格納されている各コメント文の配置位置の内の、編集
を行ったコメント文及び編集を行ったコメント文よりも
後に存在するコメント文の配置位置を編集内容に応じて
変更するので、編集後のコメント文の行数が編集前のコ
メント文の行数と異なるものになっても、それに対処す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】文書ソース対応DB27の内容例を示す図であ
る。
【図3】構成部分DB28の内容例を示す図である。
【図4】文書管理用DB29の内容例を示す図である。
【図5】設計ドキュメント作成時の文書編集手段2Aの
処理例を示す流れ図である。
【図6】設計ドキュメントの作成対象とするソースプロ
グラムの一例を示す図である。
【図7】文書名一覧表示時の文書編集手段2Aの処理例
を示す流れ図である。
【図8】設計ドキュメント表示時の文書編集手段2Aの
処理例を示す流れ図である。
【図9】構成部分名の一覧表示時の文書編集手段2Aの
処理例を示す流れ図である。
【図10】編集対象とする構成部分を表示する際の文書
編集手段2Aの処理例を示す流れ図である。
【図11】編集したコメント文を保存し、且つ編集内容
をソースプログラムに反映させる際の文書編集手段2A
の処理例を示す流れ図である。
【図12】構成部分ID再割当部25の処理例を示す流
れ図である。
【図13】配置位置変更指示画面の一例を示す図であ
る。
【図14】構成部分ID再割当部25の動作を説明する
ために使用する図である。
【図15】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図16】構成部分名の一覧を表示する時の文書編集手
段2A’の処理例を示す図である。
【符号の説明】
1…入出力装置 2,2’…ドキュメント作成管理装置 21…ソース検索部 22…文書ID付与部 23…構成部分抽出部 24…文書名付与部 25…構成部分ID再割当部 26…ソース格納部 27…文書ソース対応DB 28…構成部分DB 29…文書管理用DB 2A,2A’…文書編集手段 2B…削除部分管理部 2C…削除部分管理用DB 3…文書ID記憶装置 4…構成部分ID記憶装置 K,K’…記録媒体

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースプログラムから設計ドキュメント
    の構成部分となるコメント文を抽出して構成部分格納部
    に格納すると共に、前記抽出したコメント文の前記ソー
    スプログラム上の配置位置を前記抽出したコメント文
    び該コメント文の前記設計ドキュメント内に於ける配置
    順を示す構成部分IDと対応付けて前記構成部分格納部
    に格納する構成部分抽出ステップと、 前記構成部分格納部に格納されているユーザが指定した
    コメント文を前記ユーザからの編集指示に従って編集す
    ると共に、前記ソースプログラムの内容の内の、前記ユ
    ーザが指定したコメント文と対応して前記構成部分格納
    部に格納されている配置位置によって示される部分の内
    容を、編集後のコメント文に置き換える文書編集ステッ
    プと ユーザによって配置位置の変更対象にする変更対象コメ
    ント文と、該変更対象コメント文が存在する設計ドキュ
    メント中の前記変更対象コメント文の新たな配置位置と
    が指定されたとき、前記変更対象コメント文に対応して
    前記構成部分格納部に格納されている構成部分ID及び
    前記変更対象コメント文の新たな配置位置以降に存在す
    るコメント文に対応して前記構成部分格納部に格納され
    ている構成部分IDを更新する構成部分ID再割当ステ
    ップと を含むことを特徴とするドキュメント作成管理方
    法。
  2. 【請求項2】 ソースプログラムから設計ドキュメント
    の構成部分となるコメント文を抽出して構成部分格納部
    に格納すると共に、前記抽出したコメント文の前記ソー
    スプログラム上の配置位置を前記抽出したコメント文,
    該コメント文の前記設計ドキュメント内に於ける配置順
    を示す構成部分ID及び前記設計ドキュメントの文書I
    Dと対応付けて前記構成部分格納部に格納する構成部分
    抽出ステップと、 前記構成部分格納部に格納されているユーザが指定した
    コメント文を前記ユーザからの編集指示に従って編集す
    ると共に、前記ソースプログラムの内容の内の、前記ユ
    ーザが指定したコメント文と対応して前記構成部分格納
    部に格納されている配置位置によって示される部分の内
    容を、編集後のコメント文に置き換える文書編集ステッ
    プと、 ユーザによって他の設計ドキュメントへコピーするコピ
    ー対象コメント文と、前記他の設計ドキュメント中のコ
    ピー位置が指定されたとき、前記構成部分格納部に、前
    記コピー対象コメント文と該コピー対象コメント文に対
    する別の構成部分IDと前記他の設計ドキュメントの文
    書IDとを対応付けて格納すると共に、前記他の設計ド
    キュメント中の、前記コピー位置以降に存在するコメン
    ト文に対応して前記構成部分格納部に格納されている構
    成部分IDを変更する構成部分ID再割当ステップとを
    含むことを特徴とするドキュメント作成管理方法。
  3. 【請求項3】 前記文書編集ステップは、コメント文の
    編集処理によりコメント文の行数が変化した場合、前記
    構成部分格納部に格納されている各コメント文の配置位
    置の内の、前記編集を行ったコメント文及び前記編集を
    行ったコメント文よりも後に存在するコメント文の配置
    位置を編集内容に応じて変更する処理を含むことを特徴
    とする請求項1または2記載のドキュメント作成管理方
    法。
  4. 【請求項4】 ソースプログラムから設計ドキュメント
    の構成部分となるコメント文を抽出して構成部分格納部
    に格納すると共に、前記抽出したコメント文の前記ソー
    スプログラム上の配置位置を前記抽出したコメント文
    び該コメント文の前記設計ドキュメント内に於ける配置
    順を示す構成部分IDと対応付けて前記構成部分格納部
    に格納する構成部分抽出部と、 前記構成部分格納部に格納されているユーザが指定した
    コメント文を前記ユーザからの編集指示に従って編集す
    ると共に、前記ソースプログラムの内容の内の、前記ユ
    ーザが指定したコメント文と対応して前記構成部分格納
    部に格納されている配置位置によって示される部分の内
    容を、編集後のコメント文に置き換える文書編集手段
    ユーザによって配置位置の変更対象にする変更対象コメ
    ント文と、該変更対象コメント文が存在する設計ドキュ
    メント中の前記変更対象コメント文の新たな配置位置と
    が指定されたとき、前記変更対象コメント文に対応して
    前記構成部分格納部に格納されている構成部分ID及び
    前記変更対象コメント文の新たな配置位置以降に存在す
    るコメント文に対応して前記構成部分格納部に格納され
    ている構成部分IDを更新する構成部分ID再割当部
    備えたことを特徴とするドキュメント作成管理装置。
  5. 【請求項5】 ソースプログラムから設計ドキュメント
    の構成部分となるコメント文を抽出して構成部分格納部
    に格納すると共に、前記抽出したコメント文の前記ソー
    スプログラム上の配置位置を前記抽出したコメント文,
    該コメント文の前記設計ドキュメント内に於ける配置順
    を示す構成部分ID及び前記設計ドキュメントの文書I
    Dと対応付けて前記構成部分格納部に格納する構成部分
    抽出部と、 前記構成部分格納部に格納されているユーザが指定した
    コメント文を前記ユーザからの編集指示に従って編集す
    ると共に、前記ソースプログラムの内容の内の、前記ユ
    ーザが指定したコメント文と対応して前記構成部分格納
    部に格納されている配置位置によって示される部分の内
    容を、編集後のコメント文に置き換える文書編集手段
    と、 ユーザによって他の設計ドキュメントへコピーするコピ
    ー対象コメント文と、前記他の設計ドキュメント中のコ
    ピー位置が指定されたとき、前記構成部分格納部に、前
    記コピー対象コメント文と該コピー対象コメント文に対
    する別の構成部分IDと前記他の設計ドキュメントの文
    書IDとを対応付けて格納すると共に、前記他の設計ド
    キュメント中の、前記コピー位置以降に存在するコメン
    ト文に対応して前記構成部分格納部に格納されている構
    成部分IDを変更する構成部分ID再割当部と を備えた
    ことを特徴とするドキュメント作成管理装置。
  6. 【請求項6】 前記文書編集手段は、コメント文の編集
    処理によりコメント文の行数が変化した場合、前記構成
    部分格納部に格納されている各コメント文の配置位置の
    内の、前記編集を行ったコメント文及び前記編集を行っ
    たコメント文よりも後に存在するコメント文の配置位置
    を編集内容に応じて変更する構成を有することを特徴と
    する請求項4または5記載のドキュメント作成管理装
    置。
  7. 【請求項7】 コンピュータをドキュメント作成管理装
    置として機能させるためのプログラムを記録した機械読
    み取り可能な記録媒体であって、 前記コンピュータを、 ソースプログラムから設計ドキュメントの構成部分とな
    るコメント文を抽出して構成部分格納部に格納すると共
    に、前記抽出したコメント文の前記ソースプログラム上
    の配置位置を前記抽出したコメント文及び該コメント文
    の前記設計ドキ ュメント内に於ける配置順を示す構成部
    分IDと対応付けて前記構成部分格納部に格納する構成
    部分抽出部、 前記構成部分格納部に格納されているユーザが指定した
    コメント文を前記ユーザからの編集指示に従って編集す
    ると共に、前記ソースプログラムの内容の内の、前記ユ
    ーザが指定したコメント文と対応して前記構成部分格納
    部に格納されている配置位置によって示される部分の内
    容を、編集後のコメント文に置き換える文書編集手段、ユーザによって配置位置の変更対象にする変更対象コメ
    ント文と、該変更対象コメント文が存在する設計ドキュ
    メント中の前記変更対象コメント文の新たな配置位置と
    が指定されたとき、前記変更対象コメント文に対応して
    前記構成部分格納部に格納されている構成部分ID及び
    前記変更対象コメント文の新たな配置位置以降に存在す
    るコメント文に対応して前記構成部分格納部に格納され
    ている構成部分IDを更新する構成部分ID再割当部、
    として機能させるためのプログラムを記録した機械読み
    取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 コンピュータをドキュメント作成管理装
    置として機能させるためのプログラムを記録した機械読
    み取り可能な記録媒体であって、 前記コンピュータを、 ソースプログラムから設計ドキュメントの構成部分とな
    るコメント文を抽出して構成部分格納部に格納すると共
    に、前記抽出したコメント文の前記ソースプログラム上
    の配置位置を前記抽出したコメント文,該コメント文の
    前記設計ドキュメント内に於ける配置順を示す構成部分
    ID及び前記設計ドキュメントの文書IDと対応付けて
    前記構成部分格納部に格納する構成部分抽出部と、 前記構成部分格納部に格納されているユーザが指定した
    コメント文を前記ユーザからの編集指示に従って編集す
    ると共に、前記ソースプログラムの内容の内の、前記ユ
    ーザが指定したコメント文と対応して前記構成部分格納
    部に格納されている配置位置によって示される部分の内
    容を、編集後のコメント文に置き換える文書編集手段
    と、 ユーザによって他の設計ドキュメントへコピーするコピ
    ー対象コメント文と、前記他の設計ドキュメント中のコ
    ピー位置が指定されたとき、前記構成部分格納 部に、前
    記コピー対象コメント文と該コピー対象コメント文に対
    する別の構成部分IDと前記他の設計ドキュメントの文
    書IDとを対応付けて格納すると共に、前記他の設計ド
    キュメント中の、前記コピー位置以降に存在するコメン
    ト文に対応して前記構成部分格納部に格納されている構
    成部分IDを変更する構成部分ID再割当部として機
    能させるためのプログラムを記録した機械読み取り可能
    な記録媒体。
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