JP2006178545A - 情報処理システム及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 制約条件や動作合成ファイル等の情報の変更や削除等の履歴管理をツリー構造にして、情報の記述の変更箇所等をユーザに容易に確認させることができる情報処理システム及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】 動作合成ファイル記憶DB106に格納された上位及び下位の情報との対応関係を保持した複数の情報のうち、所定の情報に対して変更処理等を行い、差分処理装置1004により、処理前後の情報の差分を算出する。ここで、DBに格納された複数の情報を対応関係に基づくツリー構造を用いてディスプレイ1008に表示するが、当該画面に表示された複数の情報のうち、いずれかの情報を選択し、選択された情報についての上位の情報との差分を当該画面の別ウィンドウ上に表示する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、動作合成おける、動作合成ファイルと制約条件を用いて管理する情報処理システム及び情報処理方法に関する。
近年の半導体集積回路(LSI)の微細化により、大規模なシステムLSIが実現可能になっており、このようなシステムLSIを効率的に設計およびその検証を行うことができる環境が求められている。
そこで、1990年代に入って実用化され始めた論理合成ツールに続き、ハードウェアの構造に関する情報は含まずに動作のみを記述した動作記述から、レジスタトランスファレベル(以下、「RTレベル」という。)の記述を合成する動作合成ツールが実用段階に入り、人手設計に比べて遜色のないLSIの設計を短期間で行うことが可能になってきている。
LSIの本質的な動作を決定するアルゴリズム設計が人手設計の大部分を占めるため、このような動作合成ツールを使用する場合、設計者は、アルゴリズム設計に集中することができ、その結果として回路の品質を向上させることができる。また、動作合成に与える制約条件を変更させることによって、所望のRTレベルの記述を得ることができる。
また、従来のテキスト編集ツールをベースとした動作記述作業では、動作合成ファイルやデータの一部を文字列としてキーボードから入力し、全体のソフトウェアを構築する手法が採用されている。この場合、文字列を入力するツールとしては、いわゆるエディタと呼ばれる、テキスト編集機能を備えたものが多い。
このようなエディタを用いて動作合成ファイルを開発する際には、ソフトウェアの機能仕様が詳細に決定されるに伴って、動作合成ファイルの修正、拡張を逐次行うような作業形態となることが多い。ここで、動作合成ファイルとは、動作合成ツールに入力できる状態にある記述スタイルである。
そして、テキストエディタ機能を用いた動作合成ファイルの開発及び修正作業後の修正内容の確認作業では、修正の前後で動作合成ファイルやデータの照合を行うことにより、ソフトウェア開発作業上の管理情報として記録することを行っていた。また、ファイル管理においては、ファイル名を工夫する、或いは、使用変更箇所を明文化するということが行われていた。
特開平8−123673号公報
しかしながら、動作合成ツールを用いた動作合成では、様々なアルゴリズムから動作合成を行っていた。また、様々なアルゴリズムを変更するだけでなく、動作合成を行う際に、動作合成ツールに制約を与える制約条件を変更することによって最適な回路を模索していた。そのため、上述した従来技術では、各種変更によって生成された数多くの動作合成ファイルを管理することが容易ではなかった。例えば、記述の変更に伴う動作合成ファイルの変更箇所は比較的容易に各にすることができる。しかし、その一方で、過去に変更で生成された過去の動作合成ファイルがもともとどの動作合成ファイルからの変更で作成されたものであるかを容易に確認することができなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、制約条件や動作合成ファイル等の情報の変更や削除等の履歴管理をツリー構造にして、情報の記述の変更箇所等をユーザに容易に確認させることができる情報処理システム及び情報処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理システムは、メモリに格納されたファイルの従属関係を示す情報に基づいて、ファイルの更新履歴を示すツリー構造を表示装置に表示するための処理手段を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る上記情報処理システムは、ツリー構造で表示されたファイルのうちいずれかのファイルを選択する選択手段をさらに備え、前記処理手段は、前記選択手段によって選択されたファイルと、選択された前記ファイルの親ファイル又は子ファイルとの差分を前記表示装置に表示することを特徴とする。
さらに、本発明に係る上記情報処理システムにおいて、前記処理手段は、前記ファイルに記述されたテキストデータの差分の前記表示装置への表示として、該差分の開始部分と終了部分とに所定の情報を表示することを特徴とする。
さらにまた、上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理方法は、メモリに格納されたファイルの従属関係を示す情報に基づいて、処理装置の処理により、ファイルの更新履歴を示すツリー構造を表示装置に表示する処理工程を有することを特徴とする。
本発明によれば、制約条件や動作合成ファイル等の情報の変更や削除等の履歴管理をツリー構造にして、情報の記述の変更箇所等をユーザに容易に確認させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理システムである設計支援システムを用いた設計支援手順について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図9は、本発明の第1の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。図9において、1001は、マウスやキーボードからの信号をコントロール装置に送る入力装置であり、ユーザが希望する動作を信号としてコントロール装置1002に送信するためのものである。例えば、マウスやキーボードである。1002は、マウスやキーボード等の入力装置1001からの信号に基づいて、後述する動作合成記憶データベース(DB)1005とデータ管理装置1003との間のデータを制御するコントロール装置である。例えば、コントロール装置1002は、入力装置1001から送信された信号を認識し、動作合成記憶DB1005に保存されている所定の目的のデータをデータ管理装置1003に入力する。
また、1003は、後述する動作合成ファイル記憶DB1006に保存されているファイルの入出力を行うデータ管理装置である。データ管理装置1003は、入力したデータをもとに動作合成ファイル記憶1006に保存されている目的の動作合成ファイルを取り出し、当該動作合成ファイルを保存し、後述する差分処理装置1004に入力する。
さらに、1004は、ハードウェアの構造に関する情報は含まずに動作のみを記述した動作記述に対して、レジスタトランスファレベル(以下、「RTレベル」という。)の記述が新たに付加された動作合成ファイルや制約条件の差分を取り、ツリー構造にする差分処理装置である。差分処理装置1004は、データ管理装置1003から入力された記述変更前と記述変更後の動作合成ファイル、及び動作合成記憶DB1005から入力された動作合成変更前と動作合成変更後の制約条件との差分をとってディスプレイ1008に出力したり、新しいツリー構造を作成したりする。
さらにまた、1005は、ツリー構成を用いてファイル制御するためのデータを一元管理する動作合成記憶DBである。すなわち、動作合成記憶DB1005には、動作記述ファイルに使用した制約条件と動作合成ファイルとをツリー構造にして管理するための情報を一元管理している。また、1006は、後述する動作合成ツール1007で使用した動作合成ファイルと制約条件とを保存する動作合成ファイル記憶DBである。すなわち、動作合成ファイル記憶DB1006は、動作合成を行うときに動作合成ツール1007に入力した動作合成ファイルを保存している。このように、本実施形態では、変更した動作合成ファイルは動作合成ファイル記憶DB1006に保存され、ツリー構造を変更したデータは動作合成記憶DB1005に保存される。
さらにまた、1007は、動作合成を行う動作合成ツールであり、前述したように、動作のみを記述した動作記述からRTレベルの記述を合成するためのツールである。そして、1008は、差分処理装置1004での処理結果を表示するためのディスプレイである。
図1は、図1に示すディスプレイ1008に出力されるツリー構造を示したGUIの一画面例を示す図である。本実施形態では、図9に示したような装置構成において、ディスプレイ1008に図1に示すようなGUI画面を出力する。
図1において、110は、ファイルの更新履歴を示すツリー構造を表示するウィンドウである。ウィンドウ110において、ツリー構造の最上位(トップ)に位置するファイルA101は、動作合成ファイルと制約条件を含む。102は、ファイルA(101)のファイルの内容を変更して生成されたファイルBであり、103は、ファイルB(102)の制約条件が変更されたファイルCである。また、104は、ファイルB(102)を新たな記述と動作合成して生成されたファイルDであり、105は、ファイルD(104)を新たな記述と動作合成して生成されたファイルEである。さらに、106は、ファイルB(102)を新たな記述と動作合成して生成されたファイルFである。
図1に示すウィンドウ110には、上述した各ファイル間の従属関係が矢印を用いて示される。例えば、ファイルD(104)は、ファイルB(102)からの矢印が示す先にあることにより、ファイルB(102)に基づいて生成された動作合成ファイル又は制約条件変更を行ったファイルであることを示している。また、ファイルD(104)は、ファイルE(105)へ矢印を示していることにより、ファイルE(105)が示す動作合成ファイル又は制約条件の変更前のファイルであることを示している。
尚、図9に示す設計支援システムは、入力装置1001(例えば、マウス)による図1に示すウィンドウ110に表示されているいずれかのファイルの選択を検出することによって、そのファイルを削除したり、そのファイルの内容をテキストエディタ等で開いたりすることが可能である。
図2は、図1に示すGUI画面に表示されたツリー構造においてファイルD(104)で示される動作合成ファイルを選択した場合に表示されるGUI画面例を示す図である。
図2において、201は、ユーザが選択した動作合成ファイルが表示されるウィンドウである。ウィンドウ201上ではテキスト文書を編集することができるテキストエディタを用いてファイルを直接編集することが可能である。尚、ウィンドウ201上では、記述内容が異なっている場所をフォントを変更して示す。例えば、図2には、ファイルB(102)の動作合成ファイルを変更して生成された後のファイルD(104)が表示されているが、このファイルのどこが変更された部分であるかユーザが一見して即座に理解できるように、例えば変更個所をフォントを未変更の部分とは異なるように表示する。
図2において、表示領域202には、選択しているファイルの元のファイルの名称と、選択したファイルを変更したファイルの名称とを表示することができる。例えば、図1に示す従属関係があるツリー構造においてファイルD(104)の選択を検出している場合、ファイルDのツリー構造における親ファイルである元ファイル(file)に「ファイルB」、ファイルDのツリー構造における子ファイルである次ファイル(file)に「ファイルE」が表示される。尚、次ファイルが存在しない場合には「なし」と表示することができる。
また、図2において、符号201で示されている部分が記述変更された個所であるとする。この場合、上述したように、これらの部分を元のフォントと変更することによって、記述内容の変更があった個所がウィンドウ201を見たユーザが一見して即座に理解することができるように表示可能である。
また、本実施形態では、単にフォントを変更するだけでなく、変更があった始行と終行とを所定の文章又は記号等で明確に示している。例えば、始行を<start>、終行を<end>で表わす。尚、一行のみの変更の場合には、<start−end>で表わす。
さらに、図2に示すように、符号204で示される記述内容が削除されている個所では、記述変更時と同じように、削除個所を明確に表すための<delete>を表示する。
さらに、図2に示すように、符号205で示される表示領域には、制約条件の変更があった場合にその変更部分を表示することができる。尚、制約条件に変更がない場合には、「なし」と表示することができる。
図3は、図9に示す設計支援システムの動作合成記述DB1005の格納領域の細部構成を示す図である。すなわち、図3には、動作合成記述DB1005に格納される動作合成ファイルに付随するツリー構造の表示、保管、データの一元管理のためのデータを格納する領域の構成例が示される。
動作合成記述DB1005の格納領域は、動作合成時に使用する動作合成ファイルの更新履歴を示すための情報であり、かつ更新履歴のツリー構造の作成を行うメモリとして用いられるものである。図3に示すように、動作合成記述DB1005の格納領域は、先頭アドレス301を格納する領域と動作合成ファイルを管理するテーブル310とから構成される。テーブル310が管理する情報としては、現ファイルのツリー構造上の位置を示す「ツリー番号情報303」、現ファイルの記述プログラムや制約条件を変更する前のファイルでのツリー構造上の位置を表す「従属データA304」、現ファイルの記述プログラム又は制約条件を変更した後のファイルでのツリー構造上の位置を表す「従属データB305」、動作合成時に選択された制約条件を表す「制約条件306」、動作合成ファイル記憶DB1006に保存されている動作合成ファイルとリンクさせるための情報を表す「動作合成ファイルアドレス307」がテーブル310内にそれぞれの格納領域を設けて格納される。
また、テーブル310は領域301に格納された先頭アドレスよって、次のテーブル311にリンクされる。例えば、新たに動作合成ファイルを追加し、ツリー構造に登録した場合には、新たに1定義分の情報を管理する領域が割り当てられ、先頭アドレスから繋がった1定義分の情報を管理する領域群の末端に領域302に格納された先頭アドレスによって新規に接続される。以下では、上述した個々のテーブルに格納されるデータを総称して「動作合成記憶データ」と呼ぶ。
次に、図9に示すコントロール装置1002の動作内容について説明する。図4は、第1の実施形態に係る設計支援システムのコントロール装置1002の動作内容を説明するためのフローチャートである。
まず、入力装置1001を用いて目的の信号を得るための入力部処理が行われる(ステップS401)。例えば、ユーザによるキーボード操作に基づいてファイルの記述内容を変更してマウス操作でその意図を示した場合、その意図を含んだ信号がコントロール装置1002に送信される。
次に、コントロール装置1002は、送信されてきた信号の内容に基づいて、動作合成ファイルの「削除」、又は「制約条件、動作合成ファイルの変更」のどちらかを選択する(ステップS402)。
その結果、ステップS402の選択処理において動作合成ファイルの「削除」が選択された場合、コントロール装置1002は削除するファイルのツリー番号に関する情報303を確認する(ステップS403)。そして、削除するファイルのツリー番号に関する情報303に属する動作合成ファイルを変更する前の動作合成ファイルの動作合成記憶データと、削除するファイルのツリー番号303に属する動作合成ファイルを変更した後の動作合成ファイルの動作合成記憶データを確認する(ステップS404)。
その後、ステップS403で確認したツリー番号に関する情報303に属する動作合成記憶データ、ステップS404で確認した削除するファイルのツリー番号303に属する動作合成ファイルを変更する前の動作合成ファイルの動作合成記憶データと、削除するファイルのツリー番号303に属する動作合成ファイルを変更した後の動作合成ファイルの動作合成記憶データを動作合成記憶DB1005から取り出す(ステップS406)。
一方、ステップS402の選択処理において動作合成ファイルの「制約条件、動作合成ファイルの変更」が選択された場合、コントロール装置1002は、動作合成ファイルの変更を行っている動作合成ファイルの元となる動作合成ファイルの動作合成記憶データを確認し(ステップS405)、当該動作合成記憶データを取り出す(ステップS406)。例えば、図1を用いて説明すると、ファイルD(104)を変更してファイルE(105)を作成した場合、ファイルD(104)の動作合成記憶データを取り出すことになる。
そして、ステップS406の処理で取り出された動作合成記憶データに対しては、データ管理装置1003において管理部処理が行われる(ステップS407)。次いで、差分処理装置1004で差分処理が行われ(ステップS408)、再びデータ管理装置1003による管理部処理が行われた後(ステップS409)、最終的に新しい動作合成記憶データを動作合成記憶DB1005に書き込む(ステップS410)。尚、上記管理部処理や差分処理等の詳細については後述する。
図5は、図9に示す設計支援システムのデータ管理装置1003の細部構成を示すブロック図である。図5に示すように、本実施形態に係るデータ管理装置1003は、動作合成記憶データをもとに動作合成ファイルを入出力させるバージョン管理部501と、動作合成ファイルと動作合成記憶データとを保存するデータ保存部502とを備える。
図6は、図4のフローチャートにおけるデータ管理装置1003によるステップS407及びS409で行われる管理部処理の細部処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、データ管理装置1003において、バージョン管理部501は、入力装置1001で選択された信号内容、すなわち「削除」又は「制約条件、動作合成ファイルの変更」を確認し(ステップS601)、その内容を判定する(ステップS602)。
その結果、「削除」が選択されている場合は、コントロール装置1002から送られてきた動作合成記憶データを認識し、削除対象動作合成ファイルを動作合成ファイル記憶DB1006から消去するとともに、その動作合成記憶データも消去する(ステップS603)。また、消去した動作合成ファイルの元となる動作合成ファイルと、消去した動作合成ファイルを変更した後の動作合成ファイルとの双方を、それぞれの動作合成記憶データも付加してデータ保存部502に保存する(ステップS604)。その後データを差分処理装置1004に渡して、差分処理を行う(ステップS408)。
一方、ステップS602で「制約条件、動作合成ファイルの変更」が選択された場合は、ステップS406で取り出されたコントロール装置1002から送られてきた変更前の動作合成記憶データをデータ保存部502に保存する(ステップS605)。そして、当該データを差分処理装置1004に渡して、差分処理を行う(ステップS408)。尚、差分処理装置1004の構成及びその処理については後述する。
その後、以下に示す管理部処理(ステップS409)が行われる。まず、再び差分処理装置1004からデータ保存部502に、差分処理後の動作合成記憶データを付加した動作合成ファイルが入力され、ツリー構造位置の更新処理を行う(ステップS606)。そして、動作合成記憶データが更新されていたかどうかを判定する(ステップS607)。
その結果、更新されていた場合(Yes)は、更新した動作合成ファイルを動作合成ファイル記憶DB1006に保存し(ステップS608)、次いでコントロール装置1002に送信される(ステップS609)。一方、更新されていない場合(No)は、そのままコントロール装置1002に送信される。
図7は、図9に示す設定支援システムの差分処理装置1004の細部構成を示すブロック図である。図7において、701は、データ管理装置1003で保存されていた2種類の動作合成ファイルの差分を算出する動作合成ファイル差分処理部である。また、702は、データ管理装置1003に保存されていた2種類の動作合成記憶データの制約条件を比較する制約条件比較処理部である。さらに、703は、2種類の動作合成ファイルをツリー構造にして関連付けを行うツリー構造作成部である。
上述した構成を備える差分処理装置1004には、データ管理装置1003から2種類の動作合成ファイルが送信される。動作合成ファイル差分処理部701は、送られてきた2種類の動作合成ファイルの差分を算出し、差分がある場合は2種類の動作合成ファイルの動作合成記憶データをツリー構造作成部703に送信する。また、当該差分個所をディスプレイ1008で表示することもできる。
また、データ管理装置1003から2種類の動作合成記憶データが制約条件比較処理702に送信される。制約条件比較処理部702は、送られてきた2種類の動作合成記憶データの中の制約条件を比較して、追加又は削除がある場合には、2種類の動作合成ファイルの動作合成記憶データをツリー構造作成部703に送信する。また、当該制約条件をディスプレイ1008で表示することもできる。
ツリー構造作成部703では、新しいツリー構造を構築するために、送られてきた動作合成記憶データを更新する。尚、更新した動作合成記憶データは、動作合成ファイル差分処理部701と制約条件比較処理部702を通って、データ管理装置1003に送信される。また、ツリー構造をディスプレイ1008で表示することもできる。
以上説明したように、本実施形態に係る設定支援システムでは、制約条件やデータの管理をツリー構造にし、制約条件やデータの変更箇所が容易に検索できる設計支援ツールを提供することができる。これにより、ファイルの削除や変更等によってデータが乱立し、設計者の混乱を招くといった自体を好適に防ぐことができる。
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態では、図9で示す設定支援システムのように、前述した設定支援ツールを動作合成ツール1007とは別のツールとして定義していた。次に、第2の実施形態では、前述の第1の実施形態で行っていた方法を動作合成ツールに加えたものについて説明する。
すなわち、第1の実施形態で説明した設定支援ツールを動作合成ツールに統合することによって、動作合成ツールから直接に、データの管理、ツリー構造の管理、及び記述の変更等を可能にするものである。例えば、第2の実施形態に係る動作合成システムでは、システム上で動く動作合成ツールの項目に、新たに図1に示すGUI画面を表示するための「管理」タブを追加し、ここに前述した第1の実施形態で実現される設定支援ツールを盛り込むことで実現することが可能である。
図8は、第2の実施形態で実現される動作合成システムが備えるディスプレイに出力される動作合成ツールのGUI画面例を示す図である。例えば、図8に示す動作合成ツールの項目の「管理」タブを選択すると、図1のウィンドウが立ち上がり、ユーザは動作合成ツールのGUI画面から直接設定支援ツールを操作することができる。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
図1に示すディスプレイ1008に出力されるツリー構造を示したGUIの一画面例を示す図である。 図1に示すGUI画面に表示されたツリー構造においてファイルD(104)で示される動作合成ファイルを選択した場合に表示されるGUI画面例を示す図である。 図9に示す設計支援システムの動作合成記述DB1005の格納領域の細部構成を示す図である。 第1の実施形態に係る設計支援システムのコントロール装置1002の動作内容を説明するためのフローチャートである。 図9に示す設計支援システムのデータ管理装置1003の細部構成を示すブロック図である。 図4のフローチャートにおけるデータ管理装置1003によるステップS407及びS409で行われる管理部処理の細部処理手順を説明するためのフローチャートである。 図9に示す設定支援システムの差分処理装置1004の細部構成を示すブロック図である。 第2の実施形態で実現される動作合成システムが備えるディスプレイに出力される動作合成ツールのGUI画面例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る設計支援システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
501 バージョン処理部
502 データ保存部
701 動作合成ファイル差分処理部
702 制約条件比較処理部
703 ツリー構造作成部
1001 入力装置
1002 コントロール装置
1003 データ管理装置
1004 差分処理装置
1005 動作合成記憶DB
1006 動作合成ファイル記憶DB
1007 動作合成ツール
1008 ディスプレイ

Claims (6)

  1. メモリに格納されたファイルの従属関係を示す情報に基づいて、ファイルの更新履歴を示すツリー構造を表示装置に表示するための処理手段を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. ツリー構造で表示されたファイルのうちいずれかのファイルを選択する選択手段をさらに備え、
    前記処理手段は、前記選択手段によって選択されたファイルと、選択された前記ファイルの親ファイル又は子ファイルとの差分を前記表示装置に表示する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  3. 前記処理手段は、前記ファイルに記述されたテキストデータの差分の前記表示装置への表示として、該差分の開始部分と終了部分とに所定の情報を表示することを特徴とする請求項2項に記載の情報処理システム。
  4. メモリに格納されたファイルの従属関係を示す情報に基づいて、処理装置の処理により、ファイルの更新履歴を示すツリー構造を表示装置に表示する処理工程を有することを特徴とする情報処理方法。
  5. コンピュータに、
    メモリに格納されたファイルの従属関係を示す情報に基づいて、処理装置の処理により、ファイルの更新履歴を示すツリー構造を表示装置に表示する処理手順を実行させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015052890A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 東芝テック株式会社 需要予測装置およびプログラム

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