JPH05225185A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

Info

Publication number
JPH05225185A
JPH05225185A JP4061205A JP6120592A JPH05225185A JP H05225185 A JPH05225185 A JP H05225185A JP 4061205 A JP4061205 A JP 4061205A JP 6120592 A JP6120592 A JP 6120592A JP H05225185 A JPH05225185 A JP H05225185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
card
hierarchical structure
logical hierarchical
layout
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4061205A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3448874B2 (ja
Inventor
Osamu Nakamura
修 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP06120592A priority Critical patent/JP3448874B2/ja
Publication of JPH05225185A publication Critical patent/JPH05225185A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3448874B2 publication Critical patent/JP3448874B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書に論理階層構造を持たせ、文書の編集お
よび整形出力の処理を論理階層構造に従って文書処理を
行う文書処理装置において、複数個の文書の断片から構
成される文書に対して、異なった主題の文書、あるいは
同一主題でも観点が異なった文書を共通の文書の断片か
ら作成することを可能とする。 【構成】 文書処理装置は、文書構成要素の編集処理を
行い、複数の文書構成要素の間を関係付ける論理階層構
造を規定する構造情報を、文書構成要素の一部を共通と
して異なる観点から複数個作成すると共に、作成した各
構造情報の論理階層構造に従い、文書処理を行う文書処
理手段と、指示された構造情報の論理階層構造に従っ
て、文書構成要素を組み合わせ、1つの文書に変換する
レイアウト処理手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置に関し、
特に、文書に論理階層構造を持たせ、文書の編集および
整形出力の処理を論理階層構造に従って処理する文書処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータ化された文書処
理装置は、文書事務で発生する様々な文書を能率よく作
成するため、様々な文書処理機能が開発され、付加され
るようになっている。また、従来の紙に印刷する文書の
形式に捕らわれず、コンピュータの持つ特性を最大限に
引き出すような文書形態として、ハイパーテキストとい
う新しいメディアに対応した文書形態も利用されつつあ
る。このハイパーテキストは、紙という旧来のメディア
をコンピュータという新しいメディアに置き換えた文書
形態であり、このハイパーテキストの文書形態では、文
書は主にその論理的単位(ノード)で区分され、区分さ
れた論理構造単位の文書を入力/記憶/編集する機能を
有する文書処理装置が必要とされる。このような文書処
理装置としては、例えば、特開平1−134561号公
報に記載の「フレキシブルテキストのレイアウト方式」
のような文書処理装置が知られている。このような文書
処理装置では、文書の論理的単位であるノードをリンク
によって関連づけてネットワーク状のフレキシブルテキ
ストを作成して記憶し、フレキシブルテキストのネット
ワークに、フラットテキストへのレイアウト情報を付加
し、このフラットテキストへのレイアウト情報に基づい
て、記憶されたフレキシブルテキストをフラットテキス
トに変換する。このようなレイアウト処理により、単一
の論理階層構造での文書の作成,編集,管理を行うこと
が可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な文書処理装置を用い、文書作成処理を行う場合には、
文書を断片化して、文書構成要素(文書の断片)を作成
してしておき、文書の断片の集合から、1つの文書をま
とめ上げて1つの文書を作成する。次に、このような文
書断片の集合から1つの文書をまとめ上げる手法につい
て説明する。
【0004】従来から、文書を執筆するスタイルとし
て、次のような2つの方法がある。第1の方法として
は、始めに文書の全体の構成を定義し、次に、その構成
に沿ってだんだんと内容を詳細に記述していく方法、い
わゆる『トップダウン』の方法があり、また、第2の方
法として、文書の主題に関連するそれぞれの項目を、筆
者が思いつくままに記述し、あるいは関連ある資料を捜
し、これらの文書の断片を揃えておいてから、次に論旨
の流れを整えるための構成を考え、この構成に文書の断
片をあてはめていく方法、いわゆる『ボトムアップ』の
方法がある。
【0005】『ボトムアップ』法では、始めに集積する
関連する文書の断片の集積の作業が重要であり、筆者の
アイデア,他者の意見,外部から入手する参考資料,そ
の他など、多くの断片を集めることで、新たなアイデア
を断片として生み出せる場合も多くある。この『ボトム
アップ』法では、文書の断片を1つの文書としてまとめ
るため、バラバラの文書の断片にリンク付けを行い、主
題に対する文書の論理階層構造を組立て、文書の体裁を
整えていく。ここでの各文書の断片は特定の主題にのみ
関連するわけではなく、ものによって、様々な主題に関
連するものが多くある。このため、このような文書の断
片は、多くの文書で共通に参照できる可能性がある。し
たがって、集められた文書の断片は、他に再利用可能と
することが望ましい。
【0006】このように、文書の断片が多く集められた
場合、多くの断片を組合せ、編集を行うことによって、
様々な異なる主題の文書を作成することが可能となるの
で、これらの文書の断片が多くの文書で再利用可能なよ
うに、文書データ構造を形成して、文書処理を行う。こ
れにより、文書作成の効率向上,文書保存の領域の軽減
など、文書利用に多くの利益をもたらすことが期待でき
る。
【0007】ところで、文書とは、ある主題について作
成者から読者に情報を伝達する形態の一手段であり、1
つの伝達媒体とも考えられる。同一主題の文書において
も、文書の断片の組合せを変化させ、異なる観点から異
なる文書構造を有する文書として複数の文書を作成する
必要性が生じる場合がある。例えば、性質の異なる読者
に情報を伝達する場合においては、同じ主題であって
も、読者によっては理解度/興味をもつ項目など、主題
に対する評価/態度は異なっている。このため、このよ
うな場合に対しては、性質の異なる読者に対応するた
め、文書作成者は、 重点を置く項目を変える、 話の順序をかえる、 ある項目を省略する、 ある項目をさらに詳細に記述する などのように、同一主題の文書においても文書構造の異
なった複数の文書の作成を行うことが所望される。この
場合、もともと、対象とする主題が同一であるため、文
書構成要素の各々の内容は同一であることが多く、文書
の論理階層構造のみを組み替え、論理構成要素の取捨選
択によって、上記の作業が可能となる。
【0008】しかしながら、上述のような単一の論理階
層構造のみを扱う文書処理装置において、このような作
業を行う場合、それぞれの読者ごとに別々の文書ファイ
ルを用意し、異なる論理階層構造にもとづく文書とし
て、各々の読者対応の文書を作成しなければならない。
また、文書構成要素の単位では同一の内容であっても、
それら文書ファイルごとに複写し、それぞれの文書とし
てファイルを作成し保存しなければならない。この場
合、同一の内容をもつ文書構成要素が複数の文書ファイ
ルに複数存在することになるために、これらの文書構成
要素の文書ファイルの内容更新/維持管理は煩雑なもの
になってしまうという問題がある。
【0009】本発明は、上述のような問題を解決するた
めになされたものであり、本発明の目的は、文書に論理
階層構造を持たせ、文書の編集および整形出力の処理を
論理階層構造に従って処理する文書処理装置において、
複数個の文書の断片から構成される文書に対して、異な
った主題の文書、あるいは、同一主題でも観点が異なっ
た文書を共通の文書構成要素から容易かつ迅速に作成す
ることが可能な文書処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するため、本発明の文書処理装置は、文書内容および属
性から成る個々の文書構成要素と、該個々文書構成要素
の間を関係付ける論理階層構造とを作成し、作成した論
理階層構造に基づき、論理階層構造を有する文書の文書
処理を行う文書処理装置であって、複数の文書構成要素
の間を関係付ける論理階層構造を規定する構造情報を、
文書構成要素の一部を共通として異なる観点から複数個
作成すると共に、作成した各構造情報の論理階層構造に
従い、複数文書の処理を行う文書処理手段(6,8,
9;図1)と、指示された構造情報の論理階層構造に従
って、文書構成要素を組み合わせ、1つの文書に変換す
るレイアウト処理手段(7;図1)とを設けたことを特
徴とする。
【0011】
【作用】本発明の文書処理装置においては、文書内容お
よび属性から成る個々の文書構成要素と、該個々文書構
成要素の間を関係付ける論理階層構造とを作成し、作成
した論理階層構造に基づいて、論理階層構造を有する文
書の文書処理を行う。文書処理手段(6,8,9;図
1)は、複数の文書構成要素の間を関係付ける論理階層
構造を規定する構造情報を、文書構成要素の一部を共通
として異なる観点から複数個作成する。と共に、作成し
た各構造情報の論理階層構造に従い、複数文書の処理を
行う。文書処理手段が作成した複数個の論理階層構造の
構造情報は、それぞれが、共通の文書構成要素を利用し
た観点の異なる文書を規定しており、この構造情報から
規定される文書は、文書構成要素の一部を共通として異
なる観点から作成された文書となる。なお、ここでの文
書構成要素はそれぞれ個別に例えば修正のための編集処
理が行なわれる。
【0012】このように、共通の文書構成要素を用いる
複数の論理階層構造の規定する構造情報を別途に作成す
ることによって、異なった主題の文書、あるいは、同一
主題でも観点が異なった文書を容易に作成することが可
能となる。また、これら構造情報により複数の文書を扱
う場合においても、文書構成要素は共通のものを用いて
おり、同じ内容の文書構成要素は複数個作成(複写)さ
れることはない。このため、文書ファイルの内容更新/
維持管理の負荷が軽減される。ここで作成された共通の
文書構成要素の関係を規定する論理階層構造の個々の構
造情報による文書は、レイアウト処理手段により、指示
された構造情報の論理階層構造に従って文書構成要素が
組み合わされ、それぞれに1つの文書に変換され出力さ
れる。
【0013】また、文書処理手段は、論理階層構造を文
書単位に構造情報によりそれぞれに管理し、各文書単位
の論理階層構造の構造情報に従って、文書の編集処理を
行う場合の処理を、例えば、論理階層構造の構造情報の
編集処理と、文書構成要素の編集処理とをそれぞれ個別
に行えるように構成される。これにより、文書編集処理
の自由度が増し、文書編集処理を効率よく行うことがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により具体的に
説明する。図1は、本発明の一実施例にかかる文書処理
装置の構成を示すブロック図である。図において、1は
キーボード、2はCRTディスプレイ、3は入出力制御
部、4は文書表示制御部、5はユーザインタフェース、
6は文書編集制御部、7は文書レイアウト処理部、8は
論理階層構造編集部、9は文書構成要素編集部、10は
文書記憶部、11はディスク装置である。
【0015】文書記憶部10は、ディスク装置11を制
御し、文書の論理階層構造の構造情報および文書構成要
素(内容/属性)を記憶する。また、必要に応じて、文
書記憶部10はディスク装置11における文書ファイル
形式と文書の論理階層構造の構造情報および文書構成要
素から、記憶しておく文書ファイルの管理を行う。文書
構成要素編集部9は、文書の実体内容となる文書構成要
素(文書構成要素カード)の編集処理を行い、論理階層
構造編集部8は文書構成要素の間の論理的階層構造を規
定する構造情報(論理階層構造カード)の編集処理を行
う。また、文書レイアウト処理部7は、後述するよう
に、文書構成要素とその間を関係付けている論理階層構
造(リンク構造)により構成されている論理階層構造を
有する文書に対して、その構造情報のみの規定による文
書をも含めて、フラットな文書に整形出力するレイアウ
ト処理を行う。レイアウト処理では、整形出力ビュアカ
ード上において当該文書のレイアウトを表示する。
【0016】文書編集制御部6は、文書処理装置の全体
の制御を行い、入出力制御部3,文書編集制御部6,文
書レイアウト処理部7,論理階層構造編集部8,文書構
成要素編集部9,および文書記憶部10の各サブシステ
ムを制御する。また、文書編集制御部6は、ここでの一
連の文書処理を行うため、後述するような構造化ドキュ
メントエディタを動作させ、文書処理にかかる各々のサ
ブシステムの処理の切り換え,制御などを行う。入出力
制御部3は、文書表示制御部4およびユーザインタフェ
ース5を含んで構成されており、CRTディスプレイ2
およびキーボード1,図示しないポインティングデバイ
スのマウスなどを制御し、ここでの文書処理における入
出力制御を行う。
【0017】図2は、本実施例の文書処理装置で扱う文
書のデータ構造の概念を説明する図である。ここでの文
書のデータ構造は、図2に示すように、共通利用される
複数個の文書構成要素20と、個別の個々の文書構成要
素21a,21b,21c,22a,22b,22c,
23a,23b,23c,23d,…とが、それぞれに
個別に論理階層構造212223により関係付けら
れているデータ構造となっており、各々の文書が特定観
点の論理階層構造212223により関係付けらて
いる構造の文書となっている。例えば、論理階層構造
により関係付けられている文書Aは、個別の文書構成
要素21a,21b,21cと、共通の文書構成要素2
0である文書構成要素b,文書構成要素d,文書構成要
素g,文書構成要素i,および文書構成要素kとが関係
付けられ組合わせられて、1つの文書としての構造が規
定された文書となっている。
【0018】また、論理階層構造22により関係付けら
れている文書Bの文書は、同様に、個別の文書構成要素
22a,22b,22cと、共通の文書構成要素20で
ある文書構成要素b,文書構成要素e,文書構成要素
f,文書構成要素g,および文書構成要素mとが関係付
けられ組合わされて、1つの文書としての構造が規定さ
れた文書となっている。なお、ここでの共通の文書構成
要素20である文書構成要素b,文書構成要素g,文書
構成要素k,文書構成要素mなどの文書構成要素は、文
書Aおよび文書Bの論理階層構造に組込まれた共通の文
書構成要素となっており、各々の論理階層構造21
23のみの編集によっても、それぞれの文書処理が
行える。
【0019】特に、同一主題の複数の文書を作成する場
合には、文書の一部のみの変更などが多いので、多くの
共通の文書構成要素20を用いて、それらの間の関係を
規定する論理階層構造のみの編集によって、文書作成処
理が行える。この場合、文書ファイルに格納される個々
の文書構成要素は、複数の文書に対して、共通の文書構
成要素と、それらの関係を異なる論理階層構造で関係付
ける個々の論理階層構造の構造情報のみとなる。このよ
うに、ここでの文書処理装置が扱う文書のデータ構造に
おいては、複数の論理階層構造で同一の文書構成要素を
共有することが可能になるため、共有の同一文書構成要
素のみに対して、文書の内容更新/維持管理を行えば良
く、文書管理の負荷が軽減される。
【0020】次に、本実施例にかかる文書処理装置によ
り、文書処理を行う場合の処理例のを具体的に説明す
る。まず、論理階層構造の編集処理を説明する。図3は
文書処理における構造化ドキュメントエディタの表示画
面の一例を示す図である。この論理階層構造の編集処理
では、文書編集制御部6において動作する構造化ドキュ
メントエディタが起動され、入出力制御部3を介してC
RTディスプレイ2にウィンドウ30が表示される。ウ
ィンドウ30においては、論理階層構造編集部8におい
て動作する論理階層構造カード31,32,33の編集
ウィンドウと、文書構成要素編集部9において動作する
文書構成要素カード34の編集ウィンドウと、文書レイ
アウト処理部7において動作する整形出力ビュアカード
35のウィンドウを表示して、それぞれの文書の編集処
理を行う。
【0021】ここでの各々の論理階層構造カード31,
32,33のウィンドウは、当該論理階層構造カードに
対応する文書の論理的階層構造を木構造として、表示/
編集をおこなう編集ウィンドウであり、また、文書構成
要素カード34のウィンドウは、それぞれの文書内容と
なり得る文書構成要素の文書内容の編集処理を行う編集
ウィンドウとなっている。ユーザが文書処理を行う場合
には、まず、文書構成要素の文書内容データを作成する
ため、該当する文書構成要素カードの編集ウィンドウ
を、構造化ドキュメントエディタのウィンドウ30上の
サブウィンドウとして開き、文書内容となる文字テキス
ト/図形などを表示して、文書作成および文書編集の操
作を行う。その後、構造化ドキュメントエディタのウィ
ンドウ30上において、これらの間の論理階層構造を規
定する構造情報(論理階層構造カード)を、共通の文書
構成要素を用いて異なる観点から構造を規定しているも
のを複数個作成し、それぞれの論理階層構造を反映した
文書を作成することになる。
【0022】次に、本実施例の動作を説明する。ここで
は、文書作成者がキーボードやマウス等の入力手段を用
いて、入出力制御部3を介して文書編集制御部(構造化
ドキュメントエディタ)6を起動させ、文書レイウト処
理部7,論理階層構造構造編集部8,文書構成要素編集
部9と協動して文書処理を行う、構造化ドキュメントエ
ディタのウィンドウ30が、表示されているものとす
る。
【0023】まず、概略動作を説明する。論理階層構造
カード、文書構成要素カードが共に全く作成されていな
い場合において、文書作成のための要素となる論理階層
構造カードおよび文書構成要素カードをボトムアップ的
に作成するときは、次に説明するような操作により、論
理階層構造カードおよび文書構成要素カードを作成す
る。各文書構成要素カードを作成するために、文書構成
要素カードのウィンドウをウィンドウ30に開き、文書
構成要素カードの内容を作成する。文書構成要素カード
の内容の要素として、後述するように、文字,図形,イ
メージ等の他に、これら各要素の任意の位置に別の文書
構成要素カードのリンクを示す情報(リンク情報)を要
素として持つことができる。従って、文書作成者は文書
構成要素カードの編集ウィンドウに対して、対話的に文
書内容の各要素の入力を行い、当該ウィンドウに作成し
た文書内容の各要素を表示させて、文書構成要素カード
を作成する。と共に、リンク情報を用いて適宜にカード
間をリンクする。作成された各文書構成要素カードのウ
ィンド表示の内容、すなわち、文書構成要素カードデー
タは、文書編集制御部6の制御により、文書記憶部10
に格納される。もちろん、各文書構成要素カードは、後
に詳述するが、例えば、プロパティシート(属性入力用
サブウィンドウ)等を開くことにより、カードタイプ
や、各カードのパラメータ等の属性を持たせることがで
きる。
【0024】このようにして、各々の文書構成要素カー
ドの作成と、これらのカード間のリンクがなされて、完
成された文書構成要素カードは、文書構成要素編集部9
により管理され、例えば、入力指示情報に基づいて、文
書編集制御部6,論理階層構造編集部8,および文書レ
イウアト処理部7の処理により、論理階層構造カードの
木構造等を、論理階層構造に反映させて、論理階層構造
データが作成さると共に、ウィンドウ32に示すような
グラフ表示(例えば、木構造グラフの表示)がなされ
る。ここでは、グラフ表示される各ノードをボックスと
呼ぶことにする。
【0025】図4〜図8は、文書構成要素カード,論理
階層構造構造カード,および整形出力ビュアカードの各
ウィンドウの関係の具体例を示す図である。図4(A)
は文書構成要素カードの間でそれぞれリンク情報を有し
ている3枚の文書構成要素カードの関係を示しており、
図4(B)は他の文書構成要素カードの間のリンク情報
を持たない独立した文書構成要素カードの例を示してい
る。また、図4(C)は文書構成要素カードの間のリン
ク情報を木構造で表示している論理階層構造構造カード
の例を示している。すなわち、ここでの文書構成要素カ
ード36aはそのリンク情報L2により文書構成要素カ
ード36bとリンクされ、また、文書構成要素カード3
6aはそのリンク情報L3により文書構成要素カード3
6cとリンクされている。これらのリンク情報L2,L
3によるリンク関係は、論理階層構造構造カード37
が、その木構造グラフで表示している。図4(B)の文
書構成要素カード36dは、他の文書構成要素カードの
間のリンク情報を持たない独立した文書構成要素カード
であるが、必要に応じて、文書構成要素カード36dを
他との関係を持たせる編集処理が行われる。また、図4
(A)に示す文書構成要素カード36a,36b,36
cの間の論理階層構造にかかる構造情報(リンク情報)
は、図4(C)に示す論理階層構造構造カード36eに
より別に保持され、論理階層構造構造カード36eの編
集ウィンドウにより編集される。
【0026】図5は論理階層構造カードの編集ウィンド
ウにおける木構造グラフによるレイアウト編集と、その
指示による文書レイアウト構成との関係を示す図であ
る。例えば、図5に示すように、論理階層構造カードの
編集ウィンドウ37においてリンク情報L1,L2,L
3によるリンク関係の編集を行い、その結果の木構造グ
ラフ表示されている論理階層構造の構造情報を作成し、
例えば、レイアウト処理を指示する『Layout』ボタン
をクリックすると、整形出力ビュアカードの出力ウィン
ドウ38において、その論理階層構造の構造情報による
文書レイアウト構成が出力される。このような文書レイ
アウト構成を見て、文書作成者が、整形出力ビュアカー
ドの文書レアウト構成において、更に破線で示すような
イメージ図形38aを文書中に挿入する場合、その編集
処理は、論理階層構造カードの編集ウィンドウ37にお
いて、リンク情報L1,L2,L3によるリンク関係の
編集を行うことにより、元の文書構成要素カードの編集
は行なわず、ここでの修正に必要なイメージ図形38a
にかかる編集のみを行えばよい。
【0027】この場合、次の図6に示すように、その編
集処理は、論理階層構造カード『日本の風土』36eか
らリンク情報L1,L2,L3の木構造グラフを写し取
った論理階層構造カード『日本の風土』を編集ウィン
ドウ37aにおいて、リンク情報L1,L2,L3の木
構造グラフに、更にリンク情報L4を追加する処理を行
う。この結果、論理階層構造カード『日本の風土』
は、編集ウィンドウ37bのように、リンク情報L1,
L2,L3,L4の木構造グラフとなり、これによリ、
リンク情報L4により指示される文書構成要素カード3
9のイメージ図形が、元の整形出力ビュアカード38に
おける文書レイアウト構成に加わる。
【0028】図7は、論理階層構造カードにおけるリン
ク情報L1,L2,L3,L4の木構造グラフと、それ
により表現されている複数の文書構成要素カードの間の
関係を説明する図である。図7(A)はリンク情報L
1,L2,L3,L4による木構造グラフの構造情報を
有する論理階層構造カード36fを示し、図7(B)は
論理階層構造カード36fの構造情報と等価となってい
る文書構成要素カードの間の関係を示している。すなわ
ち、図7(A)の論理階層構造カード36fの構造情報
により指示されている関係は、図7(B)に示すよう
に、ここでの文書構成要素カード36aはそのリンク情
報L2により文書構成要素カード36bとリンクされ、
リンク情報L3により文書構成要素カード36cとリン
クされ、また更に、リンク情報L4により文書構成要素
カード36dとリンクされている構造となっている。こ
のような構造を有する文書は、リンク情報L1,L2,
L3,L4によるリンク関係が反映された文書レイウア
ト構成となっており、それを確認するには、例えば、図
8に示すように、論理階層構造カードの編集ウィンドウ
37cにおいて、リンク情報L1,L2,L3,L4に
よるリンク関係が反映された木構造グラフから、レイア
ウト処理を行うことにより容易に確認される。
【0029】図8は、複数の文書レイウアト構成を確認
するため、複数の論理階層構造カードの編集ウィンドウ
37cにおいて、レイアウト処理が行なわれる様子を説
明する図である。ここでは、複数の論理階層構造カード
の編集ウィンドウ37cを開き、それぞれにおいて、各
々のリンク情報の編集処理を行い、その結果の木構造グ
ラフ表示される論理階層構造の構造情報を作成し、レイ
アウト処理を指示する『Layout』ボタンをクリックす
ることにより、複数の整形出力ビュアカードの出力ウィ
ンドウ38cにおいて、それぞれの論理階層構造の構造
情報による文書レイアウト構成が出力される。
【0030】次に、具体的に文書作成を行う場合の操作
および処理動作の流れを説明する。トップダウン的に文
書作成を行う場合は、まず、論理階層構造カードを編集
するウィンドウを開き、例えば、適宜に必要な文書名を
付与した論理階層構造カードを作成し、その論理階層構
造カードから、ここで規定した論理階層構造の構造情報
に沿って、当該論理階層構造の要素のノードとなる文書
構成要素カードを順次作成する。この場合には、論理階
層構造カードから作成するので、例えば、図6に示すよ
うに、論理階層構造カードの編集ウィンドウ37aにお
いて、リンク情報L1と関係づけたボックスを作成し、
文書構成要素カード36aを作成する。同じく、リンク
情報L2と関係づけたボックスを作成し、その対応の文
書構成要素カード36bを作成する。また、同じく、リ
ンク情報L3と関係づけたボックスを作成し、その対応
の文書構成要素カード36cを作成する。その後、文書
作成者は、個々の文書構成要素カードを論理階層構造の
構造情報に従いリンクすることで、1つの文書を作成す
る。
【0031】次に、ここで作成した論理階層構造を有す
る文書を基にして、同一主題で異なる観点の文書を作成
するため、ここで作成した個々の文書構成要素カードを
利用して、新たに論理階層構造カードを作成する。新た
に作成する論理階層構造カードにおいては、その論理階
層構造を規定するリンクポインタの削除/移動/新規作
成が任意に可能であり、また、リンクポインタ間のリン
クの変更などが可能である。このため、具体的には、前
の文書構成要素カードの作成過程において作成された論
理階層構造カードの構造情報を複写し、複写した論理階
層構造カードの構造情報の修正および変更の処理を行う
ことにより、同一主題で異なる観点の文書の論理階層構
造の構造情報を作成する編集処理を行う。
【0032】具体例を図6により説明すると、図4
(C)に示すような論理階層構造カード36eを転記し
た後、リンク情報L4と関係付けたボックスを作成し、
当該ボックスをクリックすることにより、文書構成要素
カード39のウィンドウを開く。これにより、空のウィ
ンドウが開かれるので、このウィンドウにおいて編集を
行い、例えば、図6のような文書構成要素カード39を
作成する。このように各文書構成要素カードの間のリン
ク関係と論理階層構造カードが持つリンク情報を相互に
反映させながら、仮想文書(論理階層構造カードにおけ
る論理階層構造情報による文書)を作成する。
【0033】文書構成要素の編集処理においては、前述
したように、文書構成要素カードの内容の編集処理のた
めに通常のテキストエディタの各機能が利用される。更
にそれに加えて、他の文書構成要素カードを参照するリ
ンクポインタに対する削除/追加/移動の操作が可能と
なっている。ここでの文書編集処理では、全ての処理を
カード形式でそのデータ処理を行う。文書の論理階層構
造を規定する構造情報を記憶し編集する単位が論理階層
構造カードとなっており、論理階層構造カードは文書構
成要素カードの集合に対して、異なる観点からその論理
階層構造を規定する複数枚の論理階層構造カードを作成
することが可能となっている。これにより、文書構成要
素カードの集合を共通に利用でき、複数の文書を構成/
編集することができる。
【0034】また、ここでの各々の文書構成要素カード
は、それぞれにレイアウト属性を持たせることができる
データ構造となっており、後述するように、個々の文書
構成要素カードのそれぞれのレイアウト属性の情報を引
き継いで、文書全体としてレイアウト処理がなされる。
図9は、カードレイアウト属性定義ウィンドウの一例を
示す図である。文書構成要素カードにレイアウト属性を
持たせる場合、例えば、図9に示すようなレイアウトパ
ラメータの設定のためのレイアウトパラメータプロパテ
ィのサブウィンドウ40を表示し、当該文書構成要素に
対してのタイトルパラメータ42,段落パラメータ43
などの各々のレイアウト属性を設定する。このようなレ
イアウトパラメータプロパティのサブウィンドウ40を
オープンするためには、文書構成要素カード(34;図
3)の『LayoutParam』ボタンを押下する(マウスカ
ーソルを当該ボタン位置に合せてクリックする)。この
操作により、図9に示すカードレイアウト属性を定義す
るサブウインドウ40が表示されるので、レイアウトパ
ラメータプロパティのサブウィンドウ40において、タ
イトルパラメータ42,段落パラメータ43などの各項
目の値をセットし、『Apply』ボタン41を押下するこ
とにより各々のカード毎のレイアウト属性を設定する。
【0035】次に、文書の論理階層構造を規定する構造
情報を論理階層構造カードにより編集し、その編集結果
の構造情報による論理階層構造を有する文書をフラット
な形式に変更するための操作を説明する。この変換操作
では、フラットな形式に変更したい文書の論理階層構造
カードを選択し、論理階層構造カードにおける『Layou
t』ボタンを押下することにより、文書レイアウト処理
部7が起動されて、レイアウト処理を行い、フラットな
文書に変換した文書形態がウィンド画面に表示される。
文書レイアウト処理部7のレイアウト処理においては、
論理階層構造カードによる論理階層構造の構造情報にし
たがって、各々の木構造のリンクが順次に辿られ、階層
構造の文書がフラットな文書に変換されて出力される。
【0036】次に、本実施例にかかる文書処理装置にお
ける処理要素の各々のブロックの内容を更に詳細に説明
する。ここでは、文書構成要素カードのデータ構造およ
び論理階層構造カードのデータ構造の説明と共に、論理
階層構造カードの作成処理,カードの階層構造解析処
理,文書構成要素カード追加処理,文書構成要素カード
削除処理,文書レイアウト処理,文書構成要素カードの
レイアウトパラメータ決定処理など、文書処理をカード
形式のデータ処理により行う場合に必要とされる各々の
処理について、順次に説明する。
【0037】図10は、カードオブジェクト(文書構成
要素カード)のデータ構造例を説明する図である。カー
ドオブジェクト50は、図10に示すように、その属性
を表わすカードプロパティ51,その実体内容を表わす
カードコンテンツ52,および後述する上位カードリス
ト53から構成されている。カードオブジェクト50
は、任意のオブジェクトとすることができ、カードプロ
パティ51の内容によって、そのタイプが決まる。カー
ドプロパティ51の内容、すなわち、カードの属性は後
述するネクストリンクにより複数個持つことができ、図
10ではリンク付けされた属性リスト51a,51bに
より、必要な属性が付加される。例えば、1つの属性リ
ストの属性名が示す属性名の文字列がレイアウトパラメ
ータであれば、属性値はレイアウトパラメータをあらわ
すオブジェクトになる。カードコンテンツ52は、カー
ドの内容に含まれている要素リストである。この要素リ
ストは、カードプロパティ51と同様に、ネクストリン
クにより複数個持つことができる。各要素リスト52
a,52bは、そのタイプを示す『要素タイプ』と、そ
の内容実体の『要素内容』から構成されている。要素タ
イプには、例えば、「パラグラフ・テキスト」,「グラ
フィク」,「テーブル」,「イメージ」,「リンクポイ
ンタ」などのタイプが設定される。要素リスト52aの
場合、要素タイプ「T」はテキストであることを指示
し、要素内容がテキストの実体である要素オブジェクト
を示している。
【0038】また、各々の文書構造要素カードは、複数
の種類のカードオブジェクトを指示することができる。
これらは文書構造要素の出現順に要素内容としてポイン
タにより要素内容のリストに追加される。要素リストの
『要素内容』は要素タイプによってそれぞれに異なった
構造をもつ。要素リスト52aの要素タイプ「L」はリ
ンクポインタであることを示し、下位カードの参照を意
味するデータである。ネクストリンクは上記のように、
リスト構造をあらわすためのリンクである。ネクストリ
ンクおよびリンクポインタなどは、リストの最終要素で
は、その値が“0”になっており、次の要素が存在しな
いことを表わしている。上位カードリスト53は、上位
カードとリンクするためカードポインタを指示し、図1
0においては、カードポインタ53a,53bが設けら
れ、これらにより、他のカードオブジェクトとしての上
位カードとリンクされる。
【0039】図11は、論理階層構造カードとしてのカ
ードオブジェクトのデータ構造例を説明する図である。
ここでの論理階層構造カードは、上述したカードオブジ
ェクトと同様なデータ構造を有するものとして構成され
るが、上述の文書構造要素カードのカードオブジェクト
の特殊な形式として実現される。
【0040】論理階層構造カードのカードオブジェクト
60は、前述のカードオブジェクト50と同様に、カー
ドオブジェクトの属性を表わすカードプロパティ61,
その実体内容を表わすカードコンテンツ62,および上
位カードリスト63から構成される。ここでのカードコ
ンテンツ62には、トップカードのカードコンテンツに
おけるリンクポインタのみを集め、各リンクポインタか
ら参照されるカード(文書構成要素カードのカードオブ
ジェクト)を展開し、文書を構成する論理階層構造のリ
スト構造を形成するようなデータ構造とする。
【0041】更に、ここでのカードコンテンツ62のリ
スト中のリンクポインタについて、同様にリンクポイン
タのみを再帰的に集めて、リスト構造となるデータ構造
を構成する。このリスト構造では(各ノードのカード名
により)各ノードがカードオブジェクト(文書構成要素
カード)を表わし、カード名というカードプロパティで
代表している。各々のノード(62a〜62h)には、
下位カード群(62d〜62h)との関連付けを保持す
る子供リンク、同レベルのカード群(62a〜62c)
との関連づけを保持するネクストリンクが設けられてい
る。このようなデータ構造のカードオブジェクトによっ
て、トップカードから直接あるいは間接に参照されるカ
ードのリンクポインタの全てを辿ることができる。ま
た、上位カードとリンクするため、上位カードレスト6
3からのカードポインタ63a,63bが設けられ、他
の論理階層構造カードにおけるカードオブジェクトの上
位カードとリンクされる。
【0042】次に、論理階層構造カードの作成処理につ
いて説明する。図12は、論理階層構造カードの作成処
理の一例を説明するフローチャートである。図12を参
照して説明する。この論理階層構造カードの作成処理で
は、文書編集制御部6で構造化ドキュメントエディタが
起動されて、処理が開始される。まず、ステップ71に
おいて、構造化ドキュメントエディタのウィンドウ画面
30における『Create』ボタンを押下が検出される
と、次に、ステップ72において、カード作成サブメニ
ューが表示される。これにより、ステップ73におい
て、出現するサブメニューから、ユーザが『論理階層構
造カード』を選択すると、次に構造化ドキュメントエデ
ィタは、ステップ74において、ユーザに対して「ルー
トカードをマウスで指示して下さい」とのメッセージ表
示を行い、論理階層構造のルートカードとなる文書要素
カードの指示を要求する。このルートカードとして、例
えば、トップの文書構成要素カードを選択される。
【0043】これに対して、ステップ75において、こ
こで選択するルートカード内にマウスカーソルを移動
し、マウスボタンをクリックすることにより、ユーザは
対象とするカードの選択指示を構造化ドキュメントエデ
ィタに与える。例えば、ウィンドウ30上に、論理階層
構造カードとルートカードとしての文書構成要素カード
の各ウィンドウが表示されている状態では、当該文書構
成要素カードの予じめ定められた領域等をクリックする
ことにより、選択指示が行われる。次に、ステップ76
に進み、現在のマウスカーソル位置からルートカードを
特定し、文書記憶部10からカード(文書構成要素カー
ド)を取り出す処理を行う。この処理においては、例え
ば、指示されたルートカードの内容データから、内容デ
ータを判別してリンク先などを検査し、リンクポインタ
を集める処理を行う。そして、集めたリンクポインタが
指示するカードに対して、同様の操作を再起的に繰り返
すことにより、対象となるカードを取り出す処理を進め
る。
【0044】このような一連の処理によって、ルートカ
ードから直接/間接に辿ることが可能な複数のカード
(文書構成要素カード)が取り出される。取り出された
カードにより構成される論理階層構造は木構造として表
現されているので、次のステップ77において、取り出
したカードに対して、階層構造解析処理を実行し、論理
階層構造の構造情報を生成して、論理階層構造カードを
作成する。そして、ステップ78において、作成した論
理階層構造カードの階層構造をグラフ表示する。カード
の階層構造のグラフ表示において、その各々のノード要
素となる文書構成要素カードは、カードの名前をもった
ボックスとして表示される。また、階層関係はボックス
間のリンクによって表現される。
【0045】図13は、カードの階層構造解析処理の一
例を説明するフローチャートである。次に、図13を参
照して、カードのリンク構造を辿ることにより論理階層
構造となる木構造を得る処理を説明する。この処理で
は、まず、ステップ81において、リスト変数Listを
空リストに初期化する。次に、ステップ82において、
リスト変数Listに解析対象カードを追加する。次にス
テップ83に進み、カード中の未解析要素が存在するか
否かの判定を行う。未解析要素が存在しなければ、ステ
ップ84に進み、リターン処理を行い、処理を終了す
る。また、ステップ83の判定処理において、カード中
の未解析要素が存在すると、ステップ85に進んで、当
該カード中の未解析要素の先頭要素を取り出す。そし
て、ステップ86において、取り出した要素がリンクポ
インタであるか否かを判定する。リンクポインタでなけ
れば、階層構造の要素ではないので、ステップ83に戻
り、次の未解析要素に対する処理を続行する。
【0046】また、ステップ86の判定処理において、
取り出した要素がリンクポインタと判定された場合に
は、当該リンクポインタを辿るために、ステップ87に
進み、リンクポインタから参照されるカード(下位カー
ド)を、カート記憶部から取り出す。次に、ステップ8
8において、取り出した下位カードをCRTディスプレ
イ上で確認するため、下位カードに対して、カードレイ
アウト処理を実行する。そして、次のステップ89にお
いて、リスト変数Listに処理結果のリストを追加し、
次の未解析要素に対する処理を続行するため、ステップ
83に戻り、ステップ83からの処理を続行する。
【0047】次に、論理階層構造カードの編集機能につ
いて説明する。論理階層構造カードの構造情報に対して
は、文書構成要素カードの追加処理,文書構成要素カー
ドの削除処理のような編集操作が可能である。文書構成
要素カード追加処理および文書構成要素カード削除処理
について説明する。図14はカード追加処理を説明する
フローチャートであり、図15はカード削除処理を説明
するフローチャートである。これらのフローチャートを
参照して説明する。
【0048】まず、図14を参照して、文書構成要素カ
ードの追加処理を説明する。このカード追加処理では、
論理階層構造カードの『Edit』ボタンの押下により、
サブメューとして出現するメニュー項目の『カード追
加』を選択することによって、処理が開始される。すな
わち、ステップ91において、構造化ドキュメントエデ
ィタは、論理階層構造カードの『Edit』ボタンの押下
を判別すると、論理階層構造編集部8を起動し、次のス
テップ92において、カード編集サブメニューを表示す
る。これに対し、ステップ93において、ユーザが『カ
ード追加』を選択すると、次に、ステップ94におい
て、「追加対象カードをマウスで指示して下さい」のメ
ッセージ表示を行い、ユーザに対して、追加対象カード
の指示を要求する。
【0049】これに対しては、ユーザは、ステップ95
において、マウスカーソルを追加対象カード(ウィンド
ウ)内に移動し、マウスボタンをクリックすることによ
り、ユーザは対象となるカードを指示する。対象カード
の指示により、次のステップ95の処理において、現在
のマウスカーソル位置から追加対象カードオブジェクト
を特定し、文書記憶部10から取り出す。次に、ユーザ
に対して、追加対象カードの上位カードの指示を要求す
るため、ステップ97において「追加対象上位カードを
マウスで指示して下さい」とのメッセージ表示を行う。
これに対してユーザは、前述の処理と同様に、ステップ
98において、論理階層構造カードのウィンドウ上のマ
ウスカーソルを追加対象上位カードボックス内に移動
し、マウスボタンをクリックすることにより、上位カー
ドのボックスを指示する。
【0050】これにより、対象とする上位カードボック
スが指示されたので、ステップ99において、ボックス
から追加対象上位カードオブジェクトを特定し、文書記
憶部10から取り出す。そして、ステップ100におい
て、追加対象上位カードオブジェクトのカードコンテン
ツに、追加カードオブジェクトへのリンクポインタを追
加する。追加したカードに対して、他のカードのリンク
付けを行うため、次のステップ101において、追加対
象カードオブジェクトの上位カードリストに、追加対象
上位カードオブジェクトへのリンクポインタを追加す
る。そして、次のステップ102において、追加対象カ
ードノードの子供リンクのリストに、追加対象カードの
ノードを追加する。そして、次のステップ103におい
て、追加した要素カードの確認を行うベく、階層構造の
グラフを再表示する。このような一連の処理により、指
示されたボックスにリンクされた要素カードが追加され
る。また、追加処理された追加対象カードのボックスお
よびリンクは、論理階層構造カード中に表示される。
【0051】次に、文書構造要素カードの削除処理を、
図15を参照して説明する。このカード削除処理におい
ては、前述のカード追加処理における編集操作と同様
に、論理階層構造カードの『Edit』ボタンの押下によ
り、サブメューとして出現するメニュー項目の『カード
削除』を選択することによって、処理が開始される。す
なわち、ステップ105において、画面上の論理階層構
造カードの『Edit』ボタンの押下すると、次のステッ
プ106において、カード編集サブメニューが表示され
るので、ステップ107において、ユーザが『カード削
除』を選択する。カード削除のメニューが選択される
と、次に、ステップ108においてメッセージ表示「削
除対象カードをマウスで指示して下さい」のメッセージ
表示を行い、ユーザに対して、削除対象カードの指示を
要求する。
【0052】これに対して、ステップ109において、
削除対象カードボックス内にマウスカーソルを移動し、
マウスボタンをクリックすることにより、対象となるカ
ードを指示する。対象カードの指示により、次のステッ
プ110の処理において、論理階層構造カードのウィン
ドウ上のボックスから削除対象カードオブジェクトを特
定し、文書記憶部10から取り出す。次に、ステップ1
11において、削除対象カードオブジェクトの上位カー
ドリストから、削除対象上位カードオブジェクトを文書
記憶部10で特定して、取り出す。そして、ステップ1
12において、削除対象カードオブジェクトの上位カー
ドリストを空リストにする。次に、削除処理した後の各
々のカードの間の再リンク付けを行うために、ステップ
110でカードを保持しない別の例では、ステップ11
3において、再び、ボックスから削除対象上位カードオ
ブジェクトを文書記憶部で特定して取り出し、次のステ
ップ114において、削除対象上位カードコンテンツを
走査し、削除対象へのリンクポインタがあれば、それを
削除する。そして、次のステップ115において、削除
した要素カードの確認を行うベく、階層構造のグラフを
再表示する。このような一連の処理により、文書構成要
素カードの削除処理が行なわれ、削除対象カードおよび
その下位のカード群は論理階層構造カード上から消滅す
る。
【0053】次に、論理階層構造カードの示す論理階層
構造の構造情報による仮想文書をフラットな文書に変換
するレイアウト処理を説明する。図16はレイアウト処
理の流れを説明するフローチャートである。図16のフ
ローチャートに従って、このレイアウト処理を説明す
る。この文書のレイアウト処理においては、まず、ステ
ップ116において、文書構成要素カードのレイアウト
パラメータを決定する。次に、ステップ117におい
て、文書構成要素カード中の未レイアウト要素はないか
否かを判定する。未レイアウト要素がない場合には処理
を終了する。また、未レイアウト要素が存在する場合に
は、未レイアウト要素のレイアウト処理を行うベく、ス
テップ118に進み、カード中の未レイアウト要素の先
頭要素を取り出す。そして、次のステップ119におい
て、取り出した要素はリンクポインタであるか否かを判
定する。
【0054】このステップ119の判定によりリンクポ
インタでないと判定され場合には、次のステップ120
において、文書構成要素カードの要素をレイアウトパラ
メータに従って、整形出力ビュアカード(35;図3)
上にレイアウトし表示する。そして、次の未レイアウト
要素の処理を行うために、ステップ117に戻り、ステ
ップ117からの処理を続行する。また、ここでのステ
ップ119の判定処理において、取り出した要素がリン
クポインタである場合には、当該リンクポインタが指示
している文書構成要素カードに対して、レイアウト処理
を行なうので、ステップ121に進む。次のステップ1
21においては、リンクポインタから参照される文書構
成要素カードを文書記憶部10から取り出す。そして、
次に、ステップ122において、取り出した文書構成要
素カードに対し、カードレイアウト処理を実行する。す
なわち、取り出した文書構成要素カードについて再帰的
にステップ16からの処理を行う。このステップ122
のカードレイアウト処理の終了の後、元の文書構成要素
カードの未レイアウト要素の処理を続行するために、ス
テップ117に戻り、ステップ117からの処理を続行
する。
【0055】このようにして、ここでのレイアウト処理
は、ユーザからレイアウト実行が指示されることにより
処理が開始され、レイアウト結果を出力するウィンドウ
画面の整形出力ビュアカードが作成される。レイアウト
結果はこの整形出力ビュアカード上に表示処理が行われ
る。このレイアウト処理では、論理階層構造のトップノ
ードに対応する文書構成要素カードを文書記憶部10か
ら取り出し、文書レイアウト処理部7が、上述のような
文書構成要素カードのレイアウト処理を行なう。このた
め、論理階層構造カードの構造情報により規定される全
ての文書構成要素カードは、このトップノードカードか
らリンクポインタを通してアクセスすることが可能とな
る。文書レイアウト処理部7が行なう文書構成要素カー
ドのレイアウト処理は、リンクポインタで参照される文
書構成要素カードをすべて再帰的に展開することにより
行われる。したがって、トップカードに対してレイアウ
ト処理を行うことで、論理階層構造カードでその構造が
規定されている文書全体のレイアウトを行うことができ
る。
【0056】図17は、図16における文書構成要素カ
ードのレイアウトパラメータを決定する処理(ステップ
116)を詳細に示すフローチャートである。この文書
構成要素カードのレイアウトパラメータ決定処理は、基
本的には該当する文書構成要素カードに対するレイアウ
トパラメータを上位カードのレイアウトパラメータから
決定する処理となる。この処理が開始されると、まず、
ステップ123において、文書構成要素カードのプロパ
ティからレイアウト属性を捜す。次に、ステップ124
において、レイアウト属性が存在しているか否かを判定
する。レイアウト属性が存在している場合には、ステッ
プ125に進み、レイアウト属性の値をレイアウトパラ
メータとして決定して処理を終了する。また、ステップ
124の判定処理において、当該カードに対するレイア
ウト属性が存在しないと判定された場合には、上位カー
ドのレイアウトパタメータを当該文書構成要素カードの
レイアウトパラメータとするため、次にステップ126
において、当該文書構成要素カードは最上位カードであ
るか否かを判定する。この判定結果により、当該カード
が最上位カードである場合は、ステップ127に進み、
ディフォルトの値をレイアウトパラメータとして、処理
を終了する。また、ステップ126の判定処理におい
て、当該文書構成要素カードが最上位カードでない場合
には、ステップ128の処理において、上位カードのレ
イアウトパラメータを、当該文書構成要素カードのレイ
アウトパラメータの値として処理を終了する。
【0057】このように、レイアウト処理部は、文書構
成要素カードのレイアウト処理実行にあたって、レイア
ウトパラメータを決定するが、そのレイアウトパラメー
タの値は、レイアウト対象の文書構成要素カードがレイ
アウト属性を持っている場合はその値を利用する。レイ
アウト属性を持たない場合、上位のカードのレイアウト
処理において用いたパラメータの値を利用する。上位の
カードを持たない場合には、すなわち、トップノードカ
ードの場合には、あらかじめ定められたデフォルト値の
パラメータを利用する。
【0058】このようにして、レイアウトパラメータを
決定した後は、カードコンテンツから文書内容の各々の
要素を順次取り出し、文書構成要素カードの内容をその
属性値で示される指示に従って、前記整形出力ビュアカ
ード上に文書内容のレイアウトを行なう。なお、このと
き、要素の内容がリンクポインタであった場合、リンク
ポインタが参照する文書構成要素カードに対して、文書
のレイアウト処理を再帰的に適用する。
【0059】以上、説明したように、本実施例の文書処
理装置によれば、文書の内容および属性から成る文書単
位の文書処理は、複数個の各々の文書構成要素と該各々
の文書構成要素の間を関係付ける論理階層構造の構造情
報とを記憶し、記憶した論理階層構造に基づいて、文書
処理を行う。このため、文書処理では、文書構成要素の
編集処理を行い、編集を行った複数の文書構成要素を共
通に用いて、複数の文書構成要素の間を関係付ける論理
階層構造を規定する構造情報を、文書構成要素の一部を
共通として異なる観点から複数個作成することができ
る。これにより、共通の文書構成要素を利用した観点の
異なる文書が、複数個の論理階層構造の構造情報により
容易に作成することが可能となる。
【0060】以上に述ベた実施例では、各文書構成要素
カードに個別にレイアウト情報を持つ場合を説明した
が、例えば、論理階層構造カードか、あるいはトップの
文書構成要素カードに文書全体のレイアウト情報を持た
せ、トップの文書構成要素カード以外には他の文書構成
要素カードに影響を与えることのない個別のレイアウト
情報を持つようにしてもよいことは明らかである。
【0061】また、各文書構成要素カードにはリンク情
報を持たないで、論理階層構造カードの木構造グラフの
みで要素カード間のリンクを行うようにして、かつ、論
理階層構造カードに全体のレイアウト情報を持つように
しても同様の作用効果を得られることは明らかである。
【0062】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の文書処
理装置によれば、文書構成要素の編集処理を個別に行
い、共通の文書構成要素を用いる複数の論理階層構造の
構造情報を作成することにより、異なった主題の文書、
あるいは、同一主題でも観点が異なった文書を文書構成
要素を利用して容易に作成することが可能となる。ま
た、同一主題で観点が異なった複数の文書を扱う場合に
おいても、文書構成要素は共通のものを用いることが可
能であり、文書ファイルの内容更新/維持管理の負荷が
軽減される。
【0063】また、本発明の文書処理装置によれば、複
数の文書を扱う場合においても、論理階層構造の構造情
報は複数のものが作成されるが、文書ファイルでは、文
書構成要素は少なくとも一部は共通の文書構成要素が使
用されており、その内容更新/維持管理は効率的に行う
ことができる。また、各々の文書単位を論理階層構造の
構造情報によりそれぞれ個別に管理でき、それぞれの各
文書単位の論理階層構造に従って、文書の編集処理を行
う場合にも、編集処理を、論理階層構造の編集処理と、
文書構成要素の編集処理とで、それぞれ個別に行うこと
ができるので、文書編集処理の自由度が増し、文書編集
処理を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる文書処理装
置の構成を示すブロック図、
【図2】 図2は本実施例の文書処理装置で扱う文書デ
ータ構造の概念を説明する図、
【図3】 図3は文書処理における構造ドキュメントエ
ディタの表示画面の一例を示す図、
【図4】 図4において、図4(A)は文書構成要素カ
ードの間でそれぞれリンク情報を有している3枚の文書
構成要素カードの関係を示す図、図4(B)は他の文書
構成要素カードの間のリンク情報を持たない独立した文
書構成要素カードの例を示す図、また、図4(C)は文
書構成要素カードの間のリンク情報を木構造で表示して
いる論理階層構造構造カードの例を示し図である。
【図5】 図5は論理階層構造カードの編集ウィンドウ
における木構造グラフによるレイアウト編集とその文書
レイアウト構成との関係を示す図、
【図6】 図6は論理階層構造カードの木構造グラフの
編集による文書作成処理の操作例を説明する図、
【図7】 図7は、論理階層構造カードにおけるリンク
情報L1,L2,L3,L4の木構造グラフと、それに
より表現されている複数の文書構成要素カードの間の関
係を説明する図である。
【図8】 図8は、複数の文書レイウアト構成を確認す
るため、複数の論理階層構造カードの編集ウィンドウ3
7cにおいて、レイアウト処理が行なわれる様子を説明
する図、
【図9】 図9はカードレイアウト属性定義ウィンドウ
の一例を示す図、
【図10】 図10はカードオブジェクト(文書構成要
素カード)のデータ構造例を説明する図、
【図11】 図11は論理階層構造カードとしてのカー
ドオブジェクトのデータ構造例を説明する図、
【図12】 図12は論理階層構造カードの作成処理の
一例を説明するフローチャート、
【図13】 図13はカードの階層構造解析処理の一例
を説明するフローチャート、
【図14】 図14はカード追加処理を説明するフロー
チャート、
【図15】 図15はカード削除処理を説明するフロー
チャート、
【図16】 図16はレイアウト処理の流れを説明する
フローチャート、
【図17】 図17は、図16における文書構成要素カ
ードのレイアウトパラメータを決定する処理を詳細に示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…キーボード、2…CRTディスプレイ、3…入出力
制御部、4…文書表示制御部、5…ユーザインタフェー
ス、6…文書編集制御部、7…文書レイアウト処理部、
8…論理階層構造編集部、9…文書構成要素編集部、1
0…文書記憶部、11…ディスク装置、20…共通の文
書構成要素、21,22,23…論理階層構造、21
a,21b,21c,22a,22b,22c…個別の
文書構成要素、30…ウィンドウ(構造化ドキュメント
エディタ)、31,32,33…ウィンドウ(論理階層
構造カード)、34…ウィンドウ(文書構成要素カー
ド)、35…ウィンドウ(整形出力ビュアカード)、3
6a,36b,36c,36d…文書構成要素カード、
36e,36f…論理階層構造カード、37a,37
b,37c…ウィンドウ(論理階層構造カード)、3
8,38c…ウィンドウ(整形出力ビュアカード)、4
0…レイアウトパラメータプロパティサブウィンドウ、
41…『Apply』ボタン、42…タイトルパラメータ、
43…段落パラメータ、50…カードオブジェクト(文
書構成要素カード)、51…カードプロパティ、52…
カードコンテンツ、53…上位カード、54…同位カー
ド、60…カードオブジェクト(論理階層構造カー
ド)、61…カードプロパティ、62…カードコンテン
ツ、63…上位カード、64…同位カード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書内容および属性から成る個々の文書
    構成要素と、該個々文書構成要素の間を関係付ける論理
    階層構造とを作成し、作成した論理階層構造に基づき、
    論理階層構造を有する文書の文書処理を行う文書処理装
    置であって、 複数の文書構成要素の間を関係付ける論理階層構造を規
    定する構造情報を、文書構成要素の一部を共通として異
    なる観点から複数個作成すると共に、作成した各構造情
    報の論理階層構造に従い、複数文書の処理を行う文書処
    理手段と、 指示された構造情報の論理階層構造に従って、文書構成
    要素を組み合わせ、1つの文書に変換するレイアウト処
    理手段と、を設けたことを特徴とする文書処理装置。
JP06120592A 1992-02-15 1992-02-15 文書処理装置および文書処理方法 Expired - Lifetime JP3448874B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06120592A JP3448874B2 (ja) 1992-02-15 1992-02-15 文書処理装置および文書処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06120592A JP3448874B2 (ja) 1992-02-15 1992-02-15 文書処理装置および文書処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05225185A true JPH05225185A (ja) 1993-09-03
JP3448874B2 JP3448874B2 (ja) 2003-09-22

Family

ID=13164458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06120592A Expired - Lifetime JP3448874B2 (ja) 1992-02-15 1992-02-15 文書処理装置および文書処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3448874B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07121427A (ja) * 1993-10-27 1995-05-12 Fuji Xerox Co Ltd ハイパーテキスト装置
EP0807889A2 (en) * 1996-05-14 1997-11-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Structured document processor, method of processing a structured document, and database system
EP1097120A1 (en) 1998-07-14 2001-05-09 BP Chemicals Limited Ester synthesis
JP2001209815A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Nec Corp プレゼンテーション及びスタイル同時作成方法及び装置
JP2002342212A (ja) * 2001-04-27 2002-11-29 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 情報アクセス方法、情報アクセスシステムおよびプログラム
WO2003010683A1 (fr) * 2001-07-26 2003-02-06 Page Factory Co., Ltd. Systeme de correction de documents en ligne utilisant une technique basee sur le serveur web
US7844913B2 (en) 2004-01-13 2010-11-30 Sony Corporation Information processing apparatus and method, and program
JP2012248126A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Enegate:Kk 手順説明装置、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2017041104A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 Yamagata Intech株式会社 情報処理装置
WO2022071543A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 ナレッジオンデマンド株式会社 ドキュメント作成装置
WO2022085740A1 (ja) * 2020-10-20 2022-04-28 株式会社牧野フライス製作所 ドキュメント作成装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07121427A (ja) * 1993-10-27 1995-05-12 Fuji Xerox Co Ltd ハイパーテキスト装置
EP0807889A2 (en) * 1996-05-14 1997-11-19 Fuji Xerox Co., Ltd. Structured document processor, method of processing a structured document, and database system
EP0807889A3 (en) * 1996-05-14 2001-06-20 Fuji Xerox Co., Ltd. Structured document processor, method of processing a structured document, and database system
EP1097120A1 (en) 1998-07-14 2001-05-09 BP Chemicals Limited Ester synthesis
JP2001209815A (ja) * 2000-01-25 2001-08-03 Nec Corp プレゼンテーション及びスタイル同時作成方法及び装置
JP2002342212A (ja) * 2001-04-27 2002-11-29 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 情報アクセス方法、情報アクセスシステムおよびプログラム
WO2003010683A1 (fr) * 2001-07-26 2003-02-06 Page Factory Co., Ltd. Systeme de correction de documents en ligne utilisant une technique basee sur le serveur web
US7844913B2 (en) 2004-01-13 2010-11-30 Sony Corporation Information processing apparatus and method, and program
JP2012248126A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Enegate:Kk 手順説明装置、そのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2017041104A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 Yamagata Intech株式会社 情報処理装置
WO2022071543A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 ナレッジオンデマンド株式会社 ドキュメント作成装置
JP2022057323A (ja) * 2020-09-30 2022-04-11 ナレッジオンデマンド株式会社 ドキュメント作成装置
WO2022085740A1 (ja) * 2020-10-20 2022-04-28 株式会社牧野フライス製作所 ドキュメント作成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3448874B2 (ja) 2003-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5668966A (en) System and method for direct manipulation of search predicates using a graphical user interface
JP3714479B2 (ja) ネットワーク構造によるファイル管理方法、操作対象表示制限プログラムおよび記録媒体
US20080040690A1 (en) Directory Management Program, Object Display Program, Directory Management Method, And Directory Management Apparatus
JP4435177B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
JPH06176081A (ja) 階層構造ブラウジング方法およびその装置
WO2006051963A1 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
JP4515463B2 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
JPWO2006051961A1 (ja) データ処理装置およびデータ処理方法
JP2009075879A (ja) 画像処理装置と画像処理方法とプログラム
JP3448874B2 (ja) 文書処理装置および文書処理方法
JPH07239850A (ja) 構造化文書作成支援システム
JP3536863B2 (ja) 多重文書処理システム及び方法
JPH0384661A (ja) 文書作成装置
JPH05225240A (ja) 文書データベース装置
JP3299259B2 (ja) プログラムの構造図編集処理方式
JPH0520046A (ja) プログラム開発支援方法及び装置
JP3444620B2 (ja) ファイリングシステム装置
JP3588540B2 (ja) Gui作成支援装置、gui作成支援方法及びgui作成支援のプログラムを記録した記録媒体
JP5113303B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、記憶媒体及び表示制御方法
JP2002288186A (ja) 電子資料の分類管理方法およびシステム
JPH05108458A (ja) ハイパーテキスト装置
JP2002259181A (ja) オブジェクトの内容構造管理方法、オブジェクトの内容構造表示方法、オブジェクトの内容構造編集方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2855836B2 (ja) ペトリネット図作成装置
JPH0744446A (ja) グループ化情報の関連付け方法
JPH0822463A (ja) 文書編集装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080711

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090711

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100711

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 9