JPH07121427A - ハイパーテキスト装置 - Google Patents
ハイパーテキスト装置Info
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- JPH07121427A JPH07121427A JP5289761A JP28976193A JPH07121427A JP H07121427 A JPH07121427 A JP H07121427A JP 5289761 A JP5289761 A JP 5289761A JP 28976193 A JP28976193 A JP 28976193A JP H07121427 A JPH07121427 A JP H07121427A
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- 238000012217 deletion Methods 0.000 claims description 5
- 230000037430 deletion Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 10
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 10
- 230000006870 function Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 2
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/90—Details of database functions independent of the retrieved data types
- G06F16/93—Document management systems
- G06F16/94—Hypermedia
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- Data Mining & Analysis (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ノード間のリンクが複数設定可能なハイパー
テキスト装置において、ノードに設定された複数のリン
クに対し、任意の序列を与え、かつ与えた序列の操作が
可能なハイパーテキスト装置を提供する。 【構成】 情報を保持するノードと該ノード間の関係を
保持するリンク情報とより構成されるハイパーテキスト
を管理し、リンク情報に従って各ノードの情報を表示す
るハイパーテキスト装置において、ノードを管理し該ノ
ードに保持する情報を格納するノード情報格納手段と、
前記ノード間の関係を保持するリンク情報に序列を付与
して管理するリンク情報管理手段と、前記リンク情報の
序列を操作するリンク序列操作手段と、前記リンク情報
の序列に従いノードを順次に表示する表示制御手段とを
備える。
テキスト装置において、ノードに設定された複数のリン
クに対し、任意の序列を与え、かつ与えた序列の操作が
可能なハイパーテキスト装置を提供する。 【構成】 情報を保持するノードと該ノード間の関係を
保持するリンク情報とより構成されるハイパーテキスト
を管理し、リンク情報に従って各ノードの情報を表示す
るハイパーテキスト装置において、ノードを管理し該ノ
ードに保持する情報を格納するノード情報格納手段と、
前記ノード間の関係を保持するリンク情報に序列を付与
して管理するリンク情報管理手段と、前記リンク情報の
序列を操作するリンク序列操作手段と、前記リンク情報
の序列に従いノードを順次に表示する表示制御手段とを
備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ノード間のリンクが複
数設定可能なハイパーテキスト装置に関し、特に、情報
を保持するノードと該ノード間の関係を保持するリンク
情報とより構成されるハイパーテキストを管理し、リン
ク情報に従って各ノードの情報を表示するハイパーテキ
スト装置に関するものである。
数設定可能なハイパーテキスト装置に関し、特に、情報
を保持するノードと該ノード間の関係を保持するリンク
情報とより構成されるハイパーテキストを管理し、リン
ク情報に従って各ノードの情報を表示するハイパーテキ
スト装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ハイパーテキスト装置は、当初、ノード
と呼ぶ単位で情報を保持し、そのノードに保持されてい
る文字情報を表示し、複数のノードの間で自由にリンク
づけをすることにより、情報の各々の単位を構造化した
り、参照情報にアクセスすることが可能なシステムとし
て開発された。
と呼ぶ単位で情報を保持し、そのノードに保持されてい
る文字情報を表示し、複数のノードの間で自由にリンク
づけをすることにより、情報の各々の単位を構造化した
り、参照情報にアクセスすることが可能なシステムとし
て開発された。
【０００３】近年、ノードに保持される情報（以下、ノ
ード情報と略称する）として、文字だけではなく単色画
像，カラー画像，音声，動画などのいわゆるマルチメデ
ィア情報を含んだハイパーテキストシステムが登場し、
様々な分野での応用が提案されている。
ード情報と略称する）として、文字だけではなく単色画
像，カラー画像，音声，動画などのいわゆるマルチメデ
ィア情報を含んだハイパーテキストシステムが登場し、
様々な分野での応用が提案されている。
【０００４】従来における一般的なハイパーテキスト装
置に関しては、文献「“Hypertext:An Introduction an
d Survey", Computer, September 1987, ＩＥＥＥ」に
て紹介されたものが知られている。
置に関しては、文献「“Hypertext:An Introduction an
d Survey", Computer, September 1987, ＩＥＥＥ」に
て紹介されたものが知られている。
【０００５】このようなハイパーテキスト装置において
は、情報を保持する単位であるノードの間の関係を定義
する手段として、リンクという概念が提供されている。
このハイパーテキスト装置におけるノードの間の関係を
定義するリンクの情報は、例えば、ノードＡとノードＢ
の２つのノードの間に双方向参照のため一対が定義され
る。各ノードには、当該ノードの内容のノード情報と共
に、その制御情報の複数のリンク情報が定義され、ハイ
パーテスキトの本体部を構成する情報として１次記憶な
いし２次記憶装置上に保持される。
は、情報を保持する単位であるノードの間の関係を定義
する手段として、リンクという概念が提供されている。
このハイパーテキスト装置におけるノードの間の関係を
定義するリンクの情報は、例えば、ノードＡとノードＢ
の２つのノードの間に双方向参照のため一対が定義され
る。各ノードには、当該ノードの内容のノード情報と共
に、その制御情報の複数のリンク情報が定義され、ハイ
パーテスキトの本体部を構成する情報として１次記憶な
いし２次記憶装置上に保持される。
【０００６】また、ハイパーテスキトの本体部を構成す
る情報のノードは、このようなリンク情報の構成の形態
により、複数ノードによる木構造やネットワーク構造を
形成することができ、ノード情報を構造化して表示でき
る。例えば、図１および図２は、一般的なハイパーテキ
スト装置におけるノードおよびリンクの概念を説明する
図であり、図１にノードおよびリンクから構成されるデ
ータ構造の全体の概念図を示し、図２にノードに保持さ
れるリンク情報の一例を示している。
る情報のノードは、このようなリンク情報の構成の形態
により、複数ノードによる木構造やネットワーク構造を
形成することができ、ノード情報を構造化して表示でき
る。例えば、図１および図２は、一般的なハイパーテキ
スト装置におけるノードおよびリンクの概念を説明する
図であり、図１にノードおよびリンクから構成されるデ
ータ構造の全体の概念図を示し、図２にノードに保持さ
れるリンク情報の一例を示している。
【０００７】図１において、１１，１２，１３，１４は
各々のノードを示しており、１５，１６，１７はリンク
を示している。ここで例示するハイパーテキストのノー
ド群のデータ構造は、図１に示すように、４つのノード
（ＮＯＤＥ−Ａ，ＮＯＤＥ−Ｂ，ＮＯＤＥ−Ｃ，ＮＯＤ
Ｅ−Ｄ）から構成されるノード群に対して、そのノード
間のリンク関係として、ツリー構造にリンク（ＬＩＮＫ
＃１、ＬＩＮＫ＃２、ＬＩＮＫ＃３）が設定された例で
ある。
各々のノードを示しており、１５，１６，１７はリンク
を示している。ここで例示するハイパーテキストのノー
ド群のデータ構造は、図１に示すように、４つのノード
（ＮＯＤＥ−Ａ，ＮＯＤＥ−Ｂ，ＮＯＤＥ−Ｃ，ＮＯＤ
Ｅ−Ｄ）から構成されるノード群に対して、そのノード
間のリンク関係として、ツリー構造にリンク（ＬＩＮＫ
＃１、ＬＩＮＫ＃２、ＬＩＮＫ＃３）が設定された例で
ある。
【０００８】ここで、リンク情報は、各々のノードに保
持されている。例えば、図２に示すように、「ＮＯＤＥ
−Ａ」のノード１１には、そのリンク情報が、リスト形
式のデータ構造の情報として設定される。すなわち、
「ＳＴＡＲＴ」ラベル２０と「ＥＮＤ」ラベル２４との
間に、「ＬＩＮＫ＃１」の第１リンク情報２１，「ＬＩ
ＮＫ＃２」の第２リンク情報２２，および「ＬＩＮＫ＃
３」の第３リンク情報２３の３つのリンク情報が、当該
「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード１１と他のノードとの間のリ
ンク関係を定義する情報として設定されている。
持されている。例えば、図２に示すように、「ＮＯＤＥ
−Ａ」のノード１１には、そのリンク情報が、リスト形
式のデータ構造の情報として設定される。すなわち、
「ＳＴＡＲＴ」ラベル２０と「ＥＮＤ」ラベル２４との
間に、「ＬＩＮＫ＃１」の第１リンク情報２１，「ＬＩ
ＮＫ＃２」の第２リンク情報２２，および「ＬＩＮＫ＃
３」の第３リンク情報２３の３つのリンク情報が、当該
「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード１１と他のノードとの間のリ
ンク関係を定義する情報として設定されている。
【０００９】つまり、図１に示すように、「ＮＯＤＥ−
Ａ」のノード１１は、「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノード１２
と、「ＮＯＤＥ−Ｃ」のノード１３と、「ＮＯＤＥ−
Ｄ」のノード１４との３つのノードに対し、３つのリン
ク（ＬＩＮＫ＃１，ＬＩＮＫ＃２，ＬＩＮＫ＃３）１
４，１６，１７を指示するリンク情報を定義して関連付
けている。この「ＮＯＤＥ−Ａ」におけるリンク情報
は、図２に示すように、「ＬＩＮＫ＃１」の第１リンク
情報２１，「ＬＩＮＫ＃２」の第２リンク情報２２，お
よび「ＬＩＮＫ＃３」の第３リンク情報２３の各リンク
情報が、リスト形式をとるデータ構造のポインタで連結
されて、１次記憶ないし２次記憶装置上に保持してい
る。
Ａ」のノード１１は、「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノード１２
と、「ＮＯＤＥ−Ｃ」のノード１３と、「ＮＯＤＥ−
Ｄ」のノード１４との３つのノードに対し、３つのリン
ク（ＬＩＮＫ＃１，ＬＩＮＫ＃２，ＬＩＮＫ＃３）１
４，１６，１７を指示するリンク情報を定義して関連付
けている。この「ＮＯＤＥ−Ａ」におけるリンク情報
は、図２に示すように、「ＬＩＮＫ＃１」の第１リンク
情報２１，「ＬＩＮＫ＃２」の第２リンク情報２２，お
よび「ＬＩＮＫ＃３」の第３リンク情報２３の各リンク
情報が、リスト形式をとるデータ構造のポインタで連結
されて、１次記憶ないし２次記憶装置上に保持してい
る。
【００１０】この場合、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード１１
から、当該ノードにリンクされた他のノード群へのアク
セスは、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード１１内に保持されて
いるリンク情報群を「ＳＴＡＲＴ」ラベル２０から「Ｅ
ＮＤ」ラベル２４まで順にたどり、そのリスト形式のデ
ータ構造内に保持されている各々のリンク情報（２１〜
２３）により指示されるノードを参照することにより行
われる。ここでのノード群への参照の順番は、「ＳＴＡ
ＲＴ」ラベル２０から「ＥＮＤ」ラベル２４までのリス
ト形式のポインタで連結されているリンク情報の順番
（連結順）で決定される。
から、当該ノードにリンクされた他のノード群へのアク
セスは、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード１１内に保持されて
いるリンク情報群を「ＳＴＡＲＴ」ラベル２０から「Ｅ
ＮＤ」ラベル２４まで順にたどり、そのリスト形式のデ
ータ構造内に保持されている各々のリンク情報（２１〜
２３）により指示されるノードを参照することにより行
われる。ここでのノード群への参照の順番は、「ＳＴＡ
ＲＴ」ラベル２０から「ＥＮＤ」ラベル２４までのリス
ト形式のポインタで連結されているリンク情報の順番
（連結順）で決定される。
【００１１】この例では、「ＬＩＮＫ＃１」の第１リン
ク情報２１，「ＬＩＮＫ＃２」の第２リンク情報２２，
および「ＬＩＮＫ＃３」の第３リンク情報２３の各リン
ク情報の読み出し順に、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード１１
から次の「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノード１２へ、その次の
「ＮＯＤＥ−Ｃ」のノード１３へ、更に次の「ＮＯＤＥ
−Ｄ」のノード１４へという順番で各々のノードにアク
セスされる。なお、「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノード１２から
逆にアクセスする場合には、図示しないが、「ＮＯＤＥ
−Ｂ」のノード１２には、双方向参照のためのリンク情
報として「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード１１ヘのリンク情報
が保持されており、このリンク情報によって「ＮＯＤＥ
−Ｂ」のノード１２から逆に「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード
１１へのアクセスが可能となっている。
ク情報２１，「ＬＩＮＫ＃２」の第２リンク情報２２，
および「ＬＩＮＫ＃３」の第３リンク情報２３の各リン
ク情報の読み出し順に、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード１１
から次の「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノード１２へ、その次の
「ＮＯＤＥ−Ｃ」のノード１３へ、更に次の「ＮＯＤＥ
−Ｄ」のノード１４へという順番で各々のノードにアク
セスされる。なお、「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノード１２から
逆にアクセスする場合には、図示しないが、「ＮＯＤＥ
−Ｂ」のノード１２には、双方向参照のためのリンク情
報として「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード１１ヘのリンク情報
が保持されており、このリンク情報によって「ＮＯＤＥ
−Ｂ」のノード１２から逆に「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード
１１へのアクセスが可能となっている。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
データ構造をとるハイパーテキスト装置において、既存
のノード群に対して新たなノードと共にリンク情報を追
加する場合には、そのリンク情報は、単に既存のリンク
情報の末尾のリストに追加されるだけである。この様子
を次に説明する。
データ構造をとるハイパーテキスト装置において、既存
のノード群に対して新たなノードと共にリンク情報を追
加する場合には、そのリンク情報は、単に既存のリンク
情報の末尾のリストに追加されるだけである。この様子
を次に説明する。
【００１３】図３および図４は、図１に示す「ＮＯＤＥ
−Ａ」のノードに新たに「ＮＯＤＥ−Ｅ」のノードを追
加してリンクした場合の様子を説明する図である。図３
に新たにノードが追加された状態のノード群のデータ構
造の全体の構造図を示し、図４に新たにリンク情報が追
加された状態の「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードに保持されて
いるリンク情報の例を示している。この場合、図３に示
すように、図１のノード群のデータ構造に、新たに「Ｎ
ＯＤＥ−Ｅ」のノード３２を追加して、そのリンク３３
を追加した場合には、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードのリン
ク情報が更新されて、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードは、ノ
ード３１となり、図４に示すように、「ＮＯＤＥ−Ａ」
のノード３１に保持されるリンク情報には、元の末尾の
リンク情報である第３リンク情報２３の末尾に新たな第
４リンク情報４１が付け加えられた状態となる。
−Ａ」のノードに新たに「ＮＯＤＥ−Ｅ」のノードを追
加してリンクした場合の様子を説明する図である。図３
に新たにノードが追加された状態のノード群のデータ構
造の全体の構造図を示し、図４に新たにリンク情報が追
加された状態の「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードに保持されて
いるリンク情報の例を示している。この場合、図３に示
すように、図１のノード群のデータ構造に、新たに「Ｎ
ＯＤＥ−Ｅ」のノード３２を追加して、そのリンク３３
を追加した場合には、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードのリン
ク情報が更新されて、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードは、ノ
ード３１となり、図４に示すように、「ＮＯＤＥ−Ａ」
のノード３１に保持されるリンク情報には、元の末尾の
リンク情報である第３リンク情報２３の末尾に新たな第
４リンク情報４１が付け加えられた状態となる。
【００１４】このように、ハイパーテキスト装置におい
て、あるノードに新たなリンクを設定した場合、１次記
憶ないし２次記憶装置上に既に保持されているノード群
に関するリンク情報群の末尾に、新たなリンクが付け加
えられるだけである。このため、従来のハイパーテキス
ト装置においてはリンク情報の操作および読み出しに関
して、次のような問題が残存している。
て、あるノードに新たなリンクを設定した場合、１次記
憶ないし２次記憶装置上に既に保持されているノード群
に関するリンク情報群の末尾に、新たなリンクが付け加
えられるだけである。このため、従来のハイパーテキス
ト装置においてはリンク情報の操作および読み出しに関
して、次のような問題が残存している。
【００１５】第１に、リンク情報の読み出し結果がリン
ク生成順で固定的であり、任意にリンク情報の読み出し
順序を変えらないという問題がある。例えば、図２に示
したような状態に設定されている１つのノード「ＮＯＤ
Ｅ−Ａ」に関するリンク情報に対して、追加する新しい
ノード「ＮＯＤＥ−Ｅ」に対するリンク（ＬＩＮＫ＃
４）の追加操作を行った場合、図４のように、単純にリ
ンク情報群の末尾に新しいリンク情報がポインタにより
連結されるだけである。この結果、１次記憶または２次
記憶装置上で保持されているノード「ＮＯＤＥ−Ａ」に
関するリンク情報を、例えば、NoteCardsが提供するよ
うなリンク情報の読みだし操作関数により読み出しを行
っても、その場合には、“ＬＩＮＫ＃１ ＬＩＮＫ＃２
ＬＩＮＫ＃３ ＬＩＮＫ＃４”のように、ＬＩＮＫ＃
４が末尾に加わったリストが得られるだけである。この
ため、新規ノードを設定後、リンク情報の読みだし操作
関数により読み出した結果を、Ｎ番目の要素として得ら
れるように序列を指定してリンク情報を新規設定するこ
とができないという問題である。
ク生成順で固定的であり、任意にリンク情報の読み出し
順序を変えらないという問題がある。例えば、図２に示
したような状態に設定されている１つのノード「ＮＯＤ
Ｅ−Ａ」に関するリンク情報に対して、追加する新しい
ノード「ＮＯＤＥ−Ｅ」に対するリンク（ＬＩＮＫ＃
４）の追加操作を行った場合、図４のように、単純にリ
ンク情報群の末尾に新しいリンク情報がポインタにより
連結されるだけである。この結果、１次記憶または２次
記憶装置上で保持されているノード「ＮＯＤＥ−Ａ」に
関するリンク情報を、例えば、NoteCardsが提供するよ
うなリンク情報の読みだし操作関数により読み出しを行
っても、その場合には、“ＬＩＮＫ＃１ ＬＩＮＫ＃２
ＬＩＮＫ＃３ ＬＩＮＫ＃４”のように、ＬＩＮＫ＃
４が末尾に加わったリストが得られるだけである。この
ため、新規ノードを設定後、リンク情報の読みだし操作
関数により読み出した結果を、Ｎ番目の要素として得ら
れるように序列を指定してリンク情報を新規設定するこ
とができないという問題である。
【００１６】したがって、ハイパーテキスト装置におい
て、例えば、ある一定時間で順番に特定ノードからリン
クされたノードのノード情報の内容を１次記憶または２
次記憶から読み出して画面上に表示する応用プログラム
を作成する場合には、あらかじめ表示順番を考慮したリ
ンク情報を設定をしなければならない。
て、例えば、ある一定時間で順番に特定ノードからリン
クされたノードのノード情報の内容を１次記憶または２
次記憶から読み出して画面上に表示する応用プログラム
を作成する場合には、あらかじめ表示順番を考慮したリ
ンク情報を設定をしなければならない。
【００１７】第２に、ノード間の関係を定義するリンク
情報の序列を操作する手段が存在しないという問題であ
る。例えば、NoteCardsの提供するノードおよびリンク
に対する操作関数ライブラリは、本来、リンクに序列づ
けがなされていないため、特定ノードからリンクされて
いるノード群に対して一定の序列をつけたり、任意に順
序を変更する操作手段が提供されていない。このため、
特定ノードからリンクされるノード群をユーザが指定し
た任意の順番で表示する操作スクリプトを記述し実行す
ることができないという問題である。
情報の序列を操作する手段が存在しないという問題であ
る。例えば、NoteCardsの提供するノードおよびリンク
に対する操作関数ライブラリは、本来、リンクに序列づ
けがなされていないため、特定ノードからリンクされて
いるノード群に対して一定の序列をつけたり、任意に順
序を変更する操作手段が提供されていない。このため、
特定ノードからリンクされるノード群をユーザが指定し
た任意の順番で表示する操作スクリプトを記述し実行す
ることができないという問題である。
【００１８】したがって、ハイパーテキスト装置におい
て、前述の場合と同様に、例えば、ある一定時間で順番
に特定ノードからリンクされたノードの内容を１次記憶
または２次記憶から読み出して画面上に表示する応用プ
ログラムにおいて、予じめ設定されたリンクの序列を、
ユーザの指示またはプログラムの指示により任意の序列
に変更できない。
て、前述の場合と同様に、例えば、ある一定時間で順番
に特定ノードからリンクされたノードの内容を１次記憶
または２次記憶から読み出して画面上に表示する応用プ
ログラムにおいて、予じめ設定されたリンクの序列を、
ユーザの指示またはプログラムの指示により任意の序列
に変更できない。
【００１９】本発明は、これらの問題を解決するために
なされたものであり、本発明の目的は、ノード間のリン
クが複数設定可能なハイパーテキスト装置において、ノ
ードに設定された複数のリンクに対し、任意の序列を与
え、かつ与えた序列の操作が可能なハイパーテキスト装
置を提供することにある。
なされたものであり、本発明の目的は、ノード間のリン
クが複数設定可能なハイパーテキスト装置において、ノ
ードに設定された複数のリンクに対し、任意の序列を与
え、かつ与えた序列の操作が可能なハイパーテキスト装
置を提供することにある。
【００２０】本発明の他の目的は、ノード間のリンクが
複数設定可能なハイパーテキスト装置において、情報を
保持するノードと該ノード間の関係を保持するリンク情
報とより構成されるハイパーテキストを管理し、任意に
序列を与えたリンク情報に従って各ノードの情報を表示
するハイパーテキスト装置を提供することにある。
複数設定可能なハイパーテキスト装置において、情報を
保持するノードと該ノード間の関係を保持するリンク情
報とより構成されるハイパーテキストを管理し、任意に
序列を与えたリンク情報に従って各ノードの情報を表示
するハイパーテキスト装置を提供することにある。
【００２１】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のハイパーテキスト装置は、第１の特徴とし
て、情報を保持するノードと該ノード間の関係を保持す
るリンク情報とより構成されるハイパーテキストを管理
し、リンク情報に従って各ノードの情報を表示するハイ
パーテキスト装置において、ノードを管理し該ノードに
保持する情報を格納するノード情報格納手段と、前記ノ
ード間の関係を保持するリンク情報に序列を付与して管
理するリンク情報管理手段と、前記リンク情報の序列を
操作するリンク序列操作手段と、前記リンク情報の序列
に従いノードを順次に表示する表示制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
め、本発明のハイパーテキスト装置は、第１の特徴とし
て、情報を保持するノードと該ノード間の関係を保持す
るリンク情報とより構成されるハイパーテキストを管理
し、リンク情報に従って各ノードの情報を表示するハイ
パーテキスト装置において、ノードを管理し該ノードに
保持する情報を格納するノード情報格納手段と、前記ノ
ード間の関係を保持するリンク情報に序列を付与して管
理するリンク情報管理手段と、前記リンク情報の序列を
操作するリンク序列操作手段と、前記リンク情報の序列
に従いノードを順次に表示する表示制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【００２２】また、本発明のハィパーテキスト装置は、
第２の特徴として、前記リンク情報管理手段は、序列付
け可能なデータ構造に従い各々のリンク情報を格納し、
前記リンク序列操作手段は、前記データ構造の各々の要
素に対して、参照，追加，削除，入れ換えの操作を行な
うことを特徴とする。
第２の特徴として、前記リンク情報管理手段は、序列付
け可能なデータ構造に従い各々のリンク情報を格納し、
前記リンク序列操作手段は、前記データ構造の各々の要
素に対して、参照，追加，削除，入れ換えの操作を行な
うことを特徴とする。
【００２３】第３の特徴として、本発明のハイパーテキ
スト装置は、更に、リンク情報管理手段で管理される全
部または指定された一部のリンク情報の序列を表示画面
上で一覧表示するリンク情報ブラウズ手段を備えたこと
を特徴とする。
スト装置は、更に、リンク情報管理手段で管理される全
部または指定された一部のリンク情報の序列を表示画面
上で一覧表示するリンク情報ブラウズ手段を備えたこと
を特徴とする。
【００２４】また、第４の特徴として、本発明のハイパ
ーテキスト装置において、更に、リンク情報ブラウズ手
段により表示画面上に一覧表示されたリンク情報の序列
を直接に操作するユーザインタフェース手段を備えたこ
とを特徴とする。
ーテキスト装置において、更に、リンク情報ブラウズ手
段により表示画面上に一覧表示されたリンク情報の序列
を直接に操作するユーザインタフェース手段を備えたこ
とを特徴とする。
【００２５】
【作用】本発明のハイパーテキスト装置において、情報
を保持するノードと該ノード間の関係を保持するリンク
情報とより構成されるハイパーテキストを管理し、リン
ク情報に従って各ノードの情報を表示する場合、ここで
は、ノード情報格納手段がノードを管理して該ノードに
保持する情報を格納しており、リンク情報管理手段が前
記ノード間の関係を保持するリンク情報に序列を付与し
て管理している。そして、リンク序列操作手段が前記リ
ンク情報の序列を、例えば、追加，削除，入れ換えなど
により操作すると、表示制御手段が、前記リンク情報の
序列に従いノードを順次に表示する。
を保持するノードと該ノード間の関係を保持するリンク
情報とより構成されるハイパーテキストを管理し、リン
ク情報に従って各ノードの情報を表示する場合、ここで
は、ノード情報格納手段がノードを管理して該ノードに
保持する情報を格納しており、リンク情報管理手段が前
記ノード間の関係を保持するリンク情報に序列を付与し
て管理している。そして、リンク序列操作手段が前記リ
ンク情報の序列を、例えば、追加，削除，入れ換えなど
により操作すると、表示制御手段が、前記リンク情報の
序列に従いノードを順次に表示する。
【００２６】これにより、ノード間のリンクが複数設定
されたハイパーテキストにおいて、ノードに設定された
複数のリンクに対し、任意に序列が与えられ、かつ与え
た序列の操作が可能となる。また、情報を保持するノー
ドと該ノード間の関係を保持するリンク情報とより構成
されるハイパーテキストは、リンク情報に任意に序列が
与えられ、そのリンク情報により序列に従って、各々の
ノードの情報が順次表示される。
されたハイパーテキストにおいて、ノードに設定された
複数のリンクに対し、任意に序列が与えられ、かつ与え
た序列の操作が可能となる。また、情報を保持するノー
ドと該ノード間の関係を保持するリンク情報とより構成
されるハイパーテキストは、リンク情報に任意に序列が
与えられ、そのリンク情報により序列に従って、各々の
ノードの情報が順次表示される。
【００２７】また、前記リンク情報管理手段が、リンク
情報に序列を付与して管理する場合は、序列付け可能な
データ構造に従い各々のリンク情報を格納する。これに
対して、前記リンク序列操作手段は、前記データ構造の
各々の要素に対して、参照，追加，削除，入れ換えの操
作を行なって、リンクの序列を操作する。このため、リ
ンク情報の序列は、任意に、また容易に操作が可能とな
る。
情報に序列を付与して管理する場合は、序列付け可能な
データ構造に従い各々のリンク情報を格納する。これに
対して、前記リンク序列操作手段は、前記データ構造の
各々の要素に対して、参照，追加，削除，入れ換えの操
作を行なって、リンクの序列を操作する。このため、リ
ンク情報の序列は、任意に、また容易に操作が可能とな
る。
【００２８】リンクの序列の操作に関連して、ここでは
更に、リンク情報ブラウズ手段が備えられている。この
リンク情報ブラウズ手段は、リンク情報管理手段で管理
される全部または指定された一部のリンク情報の序列を
表示画面上で一覧表示する。そして、リンク情報を表示
画面上で一覧表示すると、ユーザインタフェース手段
が、リンク情報ブラウズ手段により表示画面上に一覧表
示されたリンク情報の序列を直接に操作する。これによ
り、ノード間の関係を示すリンク情報の序列の操作が、
表示画面上の操作で容易に操作できる。
更に、リンク情報ブラウズ手段が備えられている。この
リンク情報ブラウズ手段は、リンク情報管理手段で管理
される全部または指定された一部のリンク情報の序列を
表示画面上で一覧表示する。そして、リンク情報を表示
画面上で一覧表示すると、ユーザインタフェース手段
が、リンク情報ブラウズ手段により表示画面上に一覧表
示されたリンク情報の序列を直接に操作する。これによ
り、ノード間の関係を示すリンク情報の序列の操作が、
表示画面上の操作で容易に操作できる。
【００２９】このように、ノード間の関係を示すリンク
情報に対し、任意の序列を付与して管理し、例えば、リ
ンクの序列に従って、Ｎ番目のリンク情報の参照、追
加、削除、入れ換えなどの操作を容易に行なうことがで
きる。また、ノードにリンクされた任意番目のノードに
対する操作が、ユーザ指示またはプログラム指示により
容易に行なえる。このため、例えば、特定の順序で一定
時間毎にノードの表示を切替えるアプリケーション・プ
ログラムなどが容易に構築できるようになる。
情報に対し、任意の序列を付与して管理し、例えば、リ
ンクの序列に従って、Ｎ番目のリンク情報の参照、追
加、削除、入れ換えなどの操作を容易に行なうことがで
きる。また、ノードにリンクされた任意番目のノードに
対する操作が、ユーザ指示またはプログラム指示により
容易に行なえる。このため、例えば、特定の順序で一定
時間毎にノードの表示を切替えるアプリケーション・プ
ログラムなどが容易に構築できるようになる。
【００３０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して具体
的に説明する。図５は、本発明の一実施例にかかるハイ
パーテキスト装置の要部の構成を示すブロック図であ
る。図５において、１はインタフェース制御部、２は入
力制御部、３はプログラム実行部、４は表示制御部、５
はノード情報管理部、６はリンク情報管理部、７はリン
ク操作部、８はリンク情報実体管理部である。
的に説明する。図５は、本発明の一実施例にかかるハイ
パーテキスト装置の要部の構成を示すブロック図であ
る。図５において、１はインタフェース制御部、２は入
力制御部、３はプログラム実行部、４は表示制御部、５
はノード情報管理部、６はリンク情報管理部、７はリン
ク操作部、８はリンク情報実体管理部である。
【００３１】図５に示すブロック図のハイパーテキスト
装置は、ハイパーテキストのノード情報を保持するハイ
パーテキスト装置の本来の処理要素に、ノードを管理す
ると共に、そのノードの間のリンク情報に序列を付与し
て管理し、操作する処理要素が加わった構成となってい
る。インタフェース制御部１は、ハイパーテキストのノ
ードおよびリンクの操作に関するユーザインタフェイス
を制御して、入力制御部２から検知されるイベント発生
をプログラム実行部３に通知する。また、インタフェー
ス制御部１はノードの情報実体を表示制御部４を経由し
てディスプレイ上の矩形領域（ウィンドウ）に表示させ
る。
装置は、ハイパーテキストのノード情報を保持するハイ
パーテキスト装置の本来の処理要素に、ノードを管理す
ると共に、そのノードの間のリンク情報に序列を付与し
て管理し、操作する処理要素が加わった構成となってい
る。インタフェース制御部１は、ハイパーテキストのノ
ードおよびリンクの操作に関するユーザインタフェイス
を制御して、入力制御部２から検知されるイベント発生
をプログラム実行部３に通知する。また、インタフェー
ス制御部１はノードの情報実体を表示制御部４を経由し
てディスプレイ上の矩形領域（ウィンドウ）に表示させ
る。
【００３２】入力制御部２は、キーボード、マウスなど
の入力機器から得られるユーザの操作のイベントを検出
してインタフェース制御部１に通知する。プログラム実
行部３は、インタフェース制御部１からの指示に従っ
て、ノードの生成、リンクの生成、リンク序列の変更操
作を、それぞれノード情報管理部５、リンク情報管理部
６、リンク序列操作部７に指示する。表示制御部４は、
インタフェース制御部１による指示に従い、指定された
画面領域に情報を表示する。
の入力機器から得られるユーザの操作のイベントを検出
してインタフェース制御部１に通知する。プログラム実
行部３は、インタフェース制御部１からの指示に従っ
て、ノードの生成、リンクの生成、リンク序列の変更操
作を、それぞれノード情報管理部５、リンク情報管理部
６、リンク序列操作部７に指示する。表示制御部４は、
インタフェース制御部１による指示に従い、指定された
画面領域に情報を表示する。
【００３３】ノード情報管理部５は、各ノードに関する
情報を保持する複数のノード情報構造体を管理してお
り、リンク情報管理部６は、各ノードの間の関係を保持
する複数のリンク情報構造体を管理している。また、リ
ンク序列操作部７は、プログラム実行部３からの指示に
よりノード情報管理部５から参照される複数のリンク情
報構造体９の序列を変更する。ノード情報実体管理部８
は、各ノードから実体情報として参照されるノード情報
を、例えば１次記憶または２次記憶上に保持される文字
列，画像，動画，音声などの情報を管理する。
情報を保持する複数のノード情報構造体を管理してお
り、リンク情報管理部６は、各ノードの間の関係を保持
する複数のリンク情報構造体を管理している。また、リ
ンク序列操作部７は、プログラム実行部３からの指示に
よりノード情報管理部５から参照される複数のリンク情
報構造体９の序列を変更する。ノード情報実体管理部８
は、各ノードから実体情報として参照されるノード情報
を、例えば１次記憶または２次記憶上に保持される文字
列，画像，動画，音声などの情報を管理する。
【００３４】図６は、ノード情報管理部に保持されるノ
ード情報構造体のメンバを説明する図である。図６に示
すように、ノード情報管理部（５：図５）に保持される
ノード情報構造体９を構成するメンバは、ノード識別子
スロット６１，表示手続きスロット６２，実体情報ポイ
ンタスロット６３，およびリンク情報スロット６４に格
納される情報から構成される。ノード識別子スロット６
１は、システム内で本ノード情報構造体を一意に識別す
るためのものであり、表示手続きスロット６２は、該ノ
ードを画面上に表示する際の手続きプログラム関数への
ポインタを保持する。実体情報ポインタスロット６３
は、該ノードが表示すべき情報へのポインタを保持す
る。この情報としては、例えば、文字列、画像情報、動
画、音声などが実体情報として使用可能である。リンク
情報スロット６４は、当該ノードに付与されたリンク情
報を保持するリンク情報構造体へのポインタをリスト形
式のデータ構造として保持する。
ード情報構造体のメンバを説明する図である。図６に示
すように、ノード情報管理部（５：図５）に保持される
ノード情報構造体９を構成するメンバは、ノード識別子
スロット６１，表示手続きスロット６２，実体情報ポイ
ンタスロット６３，およびリンク情報スロット６４に格
納される情報から構成される。ノード識別子スロット６
１は、システム内で本ノード情報構造体を一意に識別す
るためのものであり、表示手続きスロット６２は、該ノ
ードを画面上に表示する際の手続きプログラム関数への
ポインタを保持する。実体情報ポインタスロット６３
は、該ノードが表示すべき情報へのポインタを保持す
る。この情報としては、例えば、文字列、画像情報、動
画、音声などが実体情報として使用可能である。リンク
情報スロット６４は、当該ノードに付与されたリンク情
報を保持するリンク情報構造体へのポインタをリスト形
式のデータ構造として保持する。
【００３５】図７は、リンク情報管理部で管理している
リンク情報構造体のスロットを説明する図である。図７
に示すように、リンク情報管理部（６：図５）で管理し
ているリンク情報構造体１０を構成するスロットは、リ
ンク識別子スロット７１，Ｆｒｏｍリンクスロット７
２，およびＴｏリンクスロット７３から構成される。リ
ンク識別子スロット７１は、システム内で本リンク情報
構造体を一意に識別するためのものであり、Ｆｒｏｍリ
ンクスロット７２は、例えば、リンクがＮＯＤＥ−Ａか
らＮＯＤＥ−Ｂへ設定された場合には、「ＮＯＤＥ−
Ａ」のノード情報構造体へのポインタを保持する。Ｔｏ
リンクスロットは、前述の場合と同様に、リンクがＮＯ
ＤＥ−ＡからＮＯＤＥ−Ｂへ設定された場合には、「Ｎ
ＯＤＥ−Ｂ」ノード情報構造体へのポインタを保持す
る。
リンク情報構造体のスロットを説明する図である。図７
に示すように、リンク情報管理部（６：図５）で管理し
ているリンク情報構造体１０を構成するスロットは、リ
ンク識別子スロット７１，Ｆｒｏｍリンクスロット７
２，およびＴｏリンクスロット７３から構成される。リ
ンク識別子スロット７１は、システム内で本リンク情報
構造体を一意に識別するためのものであり、Ｆｒｏｍリ
ンクスロット７２は、例えば、リンクがＮＯＤＥ−Ａか
らＮＯＤＥ−Ｂへ設定された場合には、「ＮＯＤＥ−
Ａ」のノード情報構造体へのポインタを保持する。Ｔｏ
リンクスロットは、前述の場合と同様に、リンクがＮＯ
ＤＥ−ＡからＮＯＤＥ−Ｂへ設定された場合には、「Ｎ
ＯＤＥ−Ｂ」ノード情報構造体へのポインタを保持す
る。
【００３６】次に、本実施例によるハイパーテキスト装
置の動作例を、ノード間のリンクの序列を操作する場合
を例示して説明する。図８は、ハイパーテキスト装置の
応用プログラムにおけるユーザインタフェイスの画面表
示の一例を示す図である。ここでのユーザインタフェイ
スの画面表示は、図８に示すように、インタフェース制
御部および表示制御部（図５）の処理により、「ＮＯＤ
Ｅ−Ａ」のノードを表示するウィンドウ８０が開かれ
る。このウィンドウ８０は、ノード内容表示領域８１，
操作指示領域８２，および序列表示領域８３の３つの領
域から構成されている。
置の動作例を、ノード間のリンクの序列を操作する場合
を例示して説明する。図８は、ハイパーテキスト装置の
応用プログラムにおけるユーザインタフェイスの画面表
示の一例を示す図である。ここでのユーザインタフェイ
スの画面表示は、図８に示すように、インタフェース制
御部および表示制御部（図５）の処理により、「ＮＯＤ
Ｅ−Ａ」のノードを表示するウィンドウ８０が開かれ
る。このウィンドウ８０は、ノード内容表示領域８１，
操作指示領域８２，および序列表示領域８３の３つの領
域から構成されている。
【００３７】ユーザインタフェースは、このようなウィ
ンドウにおける３つの領域により構成されている。ここ
でのウィンドウ８０において、ノード内容表示領域８１
は、当該ノードから序列をもってリンクされているノー
ド群の実体情報を表示する領域となっている。また、操
作指示領域８２には、ノードに対する序列に従った表示
の指示「ＰＬＡＹ」，ノードの挿入の指示「ＩＮＳ」，
削除の指示「ＤＥＬ」などの指示を行うボタン８４が表
示されており、ユーザインタフェース機能によりこれら
の指示が与えられるように構成されている。序列表示領
域８３には、当該ノードからリンクされている各々のノ
ードを示すアイコン８５を、リンク情報の序列に従っ
て、左よりを先頭としその序列に従って表示している。
このアイコン表示により、当該ノードにおけるリンク関
係と共にその序列が一覧表示されている。
ンドウにおける３つの領域により構成されている。ここ
でのウィンドウ８０において、ノード内容表示領域８１
は、当該ノードから序列をもってリンクされているノー
ド群の実体情報を表示する領域となっている。また、操
作指示領域８２には、ノードに対する序列に従った表示
の指示「ＰＬＡＹ」，ノードの挿入の指示「ＩＮＳ」，
削除の指示「ＤＥＬ」などの指示を行うボタン８４が表
示されており、ユーザインタフェース機能によりこれら
の指示が与えられるように構成されている。序列表示領
域８３には、当該ノードからリンクされている各々のノ
ードを示すアイコン８５を、リンク情報の序列に従っ
て、左よりを先頭としその序列に従って表示している。
このアイコン表示により、当該ノードにおけるリンク関
係と共にその序列が一覧表示されている。
【００３８】図８に示す「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードのウ
ィンドウでは、序列表示領域８３に左詰めで「ＮＯＤＥ
−Ｂ」のアイコンと、「ＮＯＤＥ−Ｃ」のアイコンと、
「ＮＯＤＥ−Ｄ」のアイコンが表示されており、ここで
の「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードは、そのリンク情報により
「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノードと、「ＮＯＤＥ−Ｃ」のノー
ドと、「ＮＯＤＥ−Ｄ」のノードを、この順序でリンク
されていることを示している。したがって、この序列表
示領域８３に表示されているアイコン８５の左詰めの順
序を変えることにより、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードに設
定されている各々のリンク情報の序列を変えることがで
きる。
ィンドウでは、序列表示領域８３に左詰めで「ＮＯＤＥ
−Ｂ」のアイコンと、「ＮＯＤＥ−Ｃ」のアイコンと、
「ＮＯＤＥ−Ｄ」のアイコンが表示されており、ここで
の「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードは、そのリンク情報により
「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノードと、「ＮＯＤＥ−Ｃ」のノー
ドと、「ＮＯＤＥ−Ｄ」のノードを、この順序でリンク
されていることを示している。したがって、この序列表
示領域８３に表示されているアイコン８５の左詰めの順
序を変えることにより、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードに設
定されている各々のリンク情報の序列を変えることがで
きる。
【００３９】例えば、ウィンドウ・インタフェースの序
列表示領域８３に表示されているアイコン８５に対し
て、その左詰めの順序を「ＮＯＤＥ−Ｃ」のアイコンの
次に「ＮＯＤＥ−Ｂ」のアイコンが来るように、その順
位を逆にする操作をマウス操作により（グラフィカルユ
ーザインタフェース機能により）行うと、この操作によ
り、ここでの「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードにおけるリンク
情報の序列を変えることができる。
列表示領域８３に表示されているアイコン８５に対し
て、その左詰めの順序を「ＮＯＤＥ−Ｃ」のアイコンの
次に「ＮＯＤＥ−Ｂ」のアイコンが来るように、その順
位を逆にする操作をマウス操作により（グラフィカルユ
ーザインタフェース機能により）行うと、この操作によ
り、ここでの「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードにおけるリンク
情報の序列を変えることができる。
【００４０】図９は、リンク情報の序列が変えられた状
態のノードおよびリンクの関係を概念的に示す図であ
る。「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードに、「ＮＯＤＥ−Ｃ」の
ノードと「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノードと「ＮＯＤＥ−Ｄ」
のノードの３つのノードが、それぞれ、「ＬＩＮＫ＃
２」のリンク情報と「ＬＩＮＫ＃１」のリンク情報と
「ＬＩＮＫ＃３」のリンク情報によりリンクされている
状態を示している。ただし、この場合のリンク情報の順
序は、左側から順に「ＬＩＮＫ＃２」のリンク情報，
「ＬＩＮＫ＃１」のリンク情報，および「ＬＩＮＫ＃
３」のリンク情報の順序になっている。
態のノードおよびリンクの関係を概念的に示す図であ
る。「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードに、「ＮＯＤＥ−Ｃ」の
ノードと「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノードと「ＮＯＤＥ−Ｄ」
のノードの３つのノードが、それぞれ、「ＬＩＮＫ＃
２」のリンク情報と「ＬＩＮＫ＃１」のリンク情報と
「ＬＩＮＫ＃３」のリンク情報によりリンクされている
状態を示している。ただし、この場合のリンク情報の順
序は、左側から順に「ＬＩＮＫ＃２」のリンク情報，
「ＬＩＮＫ＃１」のリンク情報，および「ＬＩＮＫ＃
３」のリンク情報の順序になっている。
【００４１】したがって、ここでは、例えば、「ＮＯＤ
Ｅ−Ａ」のノードのウィンドウ８０から、その操作指示
領域８２においてノードに対する序列に従った表示処理
の指示を与える「ＰＬＡＹ」ボタンをクリックすると、
そのリンク情報に従って順次にリンクされているノード
の表示の処理が行なわれ、ウィンドウ８０のノード内容
表示領域８１には、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードの内容表
示の次に、「ＮＯＤＥ−Ｃ」のノードの内容表示が行な
われ、続いて、次に「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノードの内容表
示が行なわる。そして、更に続いて次に「ＮＯＤＥ−
Ｄ」のノードの内容表示が順次に行なわれる。
Ｅ−Ａ」のノードのウィンドウ８０から、その操作指示
領域８２においてノードに対する序列に従った表示処理
の指示を与える「ＰＬＡＹ」ボタンをクリックすると、
そのリンク情報に従って順次にリンクされているノード
の表示の処理が行なわれ、ウィンドウ８０のノード内容
表示領域８１には、「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードの内容表
示の次に、「ＮＯＤＥ−Ｃ」のノードの内容表示が行な
われ、続いて、次に「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノードの内容表
示が行なわる。そして、更に続いて次に「ＮＯＤＥ−
Ｄ」のノードの内容表示が順次に行なわれる。
【００４２】次に、このようなノードおよびリンクの状
態とされたデータ構造を説明する。図１０は、図９に示
すようなノードおよびリンクの状態のハイパーテキスト
のデータがノード情報管理部およびリンク情報管理部に
格納されているデータ構造を模式的に示す図である。前
述のように「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードは、「ＮＯＤＥ−
Ｃ」のノード，「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノード，および「Ｎ
ＯＤＥ−Ｄ」のノードの３つのノードに対してこの順序
でリンクを張っている。したがって、この状態における
「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード情報構造体のリンク情報は、
（ＬＩＮＫ＃２ＬＩＮＫ＃１ ＬＩＮＫ＃３）なるリス
ト情報として保持され、リンク状態とそのリンクの序列
が設定されている。他のノードのノード情報構造体のリ
ンク情報は、同様に、逆参照のリンク状態を示すリンク
情報がリスト情報として保持されている。
態とされたデータ構造を説明する。図１０は、図９に示
すようなノードおよびリンクの状態のハイパーテキスト
のデータがノード情報管理部およびリンク情報管理部に
格納されているデータ構造を模式的に示す図である。前
述のように「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードは、「ＮＯＤＥ−
Ｃ」のノード，「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノード，および「Ｎ
ＯＤＥ−Ｄ」のノードの３つのノードに対してこの順序
でリンクを張っている。したがって、この状態における
「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード情報構造体のリンク情報は、
（ＬＩＮＫ＃２ＬＩＮＫ＃１ ＬＩＮＫ＃３）なるリス
ト情報として保持され、リンク状態とそのリンクの序列
が設定されている。他のノードのノード情報構造体のリ
ンク情報は、同様に、逆参照のリンク状態を示すリンク
情報がリスト情報として保持されている。
【００４３】図１１はリンク序列に従って内容表示を行
う場合の処理動作を説明するフローチャートである。こ
の場合の処理は、図８に示したウィンドウ８０の操作指
示領域８２において「ＰＬＡＹ」のボタンをマウス・ク
リックすることにより、処理が開始され、リンク情報に
設定された序列に従って内容表示が行なわれる。
う場合の処理動作を説明するフローチャートである。こ
の場合の処理は、図８に示したウィンドウ８０の操作指
示領域８２において「ＰＬＡＹ」のボタンをマウス・ク
リックすることにより、処理が開始され、リンク情報に
設定された序列に従って内容表示が行なわれる。
【００４４】まず、ステップ１０１において、ユーザが
操作指示領域の“ＰＬＡＹ”ボタンを操作したこと（マ
ウスイベント）が入力制御部２より検出され、インタフ
ェース制御部１に通知される。次に、ステップ１０２に
おいて、操作されたマウスの表示画面上の位置から操作
対象のウィンドウで表示されている処理対象の「ＮＯＤ
Ｅ−Ａ」のノードが判別され、ノード情報管理部５から
「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード情報構造体を得て、処理対象
ＮＯＤＥとして設定される。
操作指示領域の“ＰＬＡＹ”ボタンを操作したこと（マ
ウスイベント）が入力制御部２より検出され、インタフ
ェース制御部１に通知される。次に、ステップ１０２に
おいて、操作されたマウスの表示画面上の位置から操作
対象のウィンドウで表示されている処理対象の「ＮＯＤ
Ｅ−Ａ」のノードが判別され、ノード情報管理部５から
「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード情報構造体を得て、処理対象
ＮＯＤＥとして設定される。
【００４５】次に、ステップ１０３において、処理対象
ＮＯＤＥ（「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード）からノード情報
構造体のリンク情報を得て、変数「ＬＩＮＫＬＩＳＴ」
にそのリンク情報を設定する。次のステップ１０４にお
いて、ループカウンタの値を設定する。すなわち、カウ
ント変数「Ｎ」に初期値“１”を設定し、その終了値変
数「ＭＡＸ」に先の変数「ＬＩＮＫＬＩＳＴ」の要素数
を設定する。
ＮＯＤＥ（「ＮＯＤＥ−Ａ」のノード）からノード情報
構造体のリンク情報を得て、変数「ＬＩＮＫＬＩＳＴ」
にそのリンク情報を設定する。次のステップ１０４にお
いて、ループカウンタの値を設定する。すなわち、カウ
ント変数「Ｎ」に初期値“１”を設定し、その終了値変
数「ＭＡＸ」に先の変数「ＬＩＮＫＬＩＳＴ」の要素数
を設定する。
【００４６】そして、次にステップ１０５に進み、ステ
ップ１０５からの各々のノード情報の順次の表示処理を
開始する。まず、ステップ１０５において、リンク序列
操作部７が、ＬＩＮＫＬＩＳＴの設定されたリンク情報
よりＮ番目のリンク情報構造体を検索し、変数「ＬＩＮ
Ｋ−Ｎ」に設定する。この検索の処理は、例えば、リン
ク情報がリスト形式のデータ構造で実現されていれば、
ＬＩＳＰ処理系の関数ＮＴＨのような機能で実現され
る。
ップ１０５からの各々のノード情報の順次の表示処理を
開始する。まず、ステップ１０５において、リンク序列
操作部７が、ＬＩＮＫＬＩＳＴの設定されたリンク情報
よりＮ番目のリンク情報構造体を検索し、変数「ＬＩＮ
Ｋ−Ｎ」に設定する。この検索の処理は、例えば、リン
ク情報がリスト形式のデータ構造で実現されていれば、
ＬＩＳＰ処理系の関数ＮＴＨのような機能で実現され
る。
【００４７】次のステップ１０６では、前のステップ１
０５で検索されて設定された「ＬＩＮＫ−Ｎ」のリンク
情報構造体を参照し、そのＴｏリンクのスロットに格納
されたポインタより指示される次のノード情報構造体へ
のポインタを、変数「ＮＯＤＥ−Ｎ」に設定する。これ
により、次に内容表示すベきＮ番目のノードへの情報が
得られる。次に、ステップ１０７において、得られたノ
ードへのポインタ情報から指示されるノード情報構造体
の実体情報ポインタで関連付けられた実体情報をアクセ
スして読み出し、ノード情報実体管理部８に保持される
実体情報（文字列、画像、音声、動画など）を得て、そ
の内容を当該ウィンドウのノード内容表示領域に表示し
再生する。
０５で検索されて設定された「ＬＩＮＫ−Ｎ」のリンク
情報構造体を参照し、そのＴｏリンクのスロットに格納
されたポインタより指示される次のノード情報構造体へ
のポインタを、変数「ＮＯＤＥ−Ｎ」に設定する。これ
により、次に内容表示すベきＮ番目のノードへの情報が
得られる。次に、ステップ１０７において、得られたノ
ードへのポインタ情報から指示されるノード情報構造体
の実体情報ポインタで関連付けられた実体情報をアクセ
スして読み出し、ノード情報実体管理部８に保持される
実体情報（文字列、画像、音声、動画など）を得て、そ
の内容を当該ウィンドウのノード内容表示領域に表示し
再生する。
【００４８】次に、ステップ１０８においては、ループ
カウンタの変数Ｎを更新する。すなわち、カウント変数
「Ｎ」に“１”加算する。そして、次のステップ１０９
において、ループカウンタのカウント変数「Ｎ」と終了
値変数「ＭＡＸ」の値を比較し、Ｎの値がＭＡＸの値以
上（Ｎ≧ＭＡＸ）であれば、この処理を終了する。ま
た、ここでの比較が、Ｎ≧ＭＡＸでなければ、ステップ
１０５に戻り、次のリンク情報に関連して、次のノード
情報の再生処理を実行する。このような処理が実行さ
れ、リンク情報の序列に従って「ＮＯＤＥ−Ｃ」のノー
ドが表示され、次に「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノードが表示さ
れ、続いて、次に「ＮＯＤＥ−Ｄ」のノードの３つのノ
ードが順に表示される。
カウンタの変数Ｎを更新する。すなわち、カウント変数
「Ｎ」に“１”加算する。そして、次のステップ１０９
において、ループカウンタのカウント変数「Ｎ」と終了
値変数「ＭＡＸ」の値を比較し、Ｎの値がＭＡＸの値以
上（Ｎ≧ＭＡＸ）であれば、この処理を終了する。ま
た、ここでの比較が、Ｎ≧ＭＡＸでなければ、ステップ
１０５に戻り、次のリンク情報に関連して、次のノード
情報の再生処理を実行する。このような処理が実行さ
れ、リンク情報の序列に従って「ＮＯＤＥ−Ｃ」のノー
ドが表示され、次に「ＮＯＤＥ−Ｂ」のノードが表示さ
れ、続いて、次に「ＮＯＤＥ−Ｄ」のノードの３つのノ
ードが順に表示される。
【００４９】次に図９に示したノードおよびリンクの状
態から、新たに「ＮＯＤＥ−Ｅ」のノードを「ＮＯＤＥ
−Ｃ」のノードの直後に挿入する場合の動作の説明をす
る。図１２は、ノードの挿入の操作が行なわれた場合の
処理動作を説明するフローチャートである。この場合の
処理は、図８に示したウィンドウ８０の操作指示領域８
２において「ＩＮＳ」のボタンをマウス・クリックする
ことにより、処理が開始される。
態から、新たに「ＮＯＤＥ−Ｅ」のノードを「ＮＯＤＥ
−Ｃ」のノードの直後に挿入する場合の動作の説明をす
る。図１２は、ノードの挿入の操作が行なわれた場合の
処理動作を説明するフローチャートである。この場合の
処理は、図８に示したウィンドウ８０の操作指示領域８
２において「ＩＮＳ」のボタンをマウス・クリックする
ことにより、処理が開始される。
【００５０】まず、ステップ２０１において、操作指示
領域８２の「ＩＮＳ」ボタンが操作されたこと（マウス
イベント）が、入力制御部２を経由してインタフェース
制御部１により検知されると、ここでの挿入操作の処理
が開始されたことを表示するため、例えば、挿入可能な
ノード候補メニューを表示制御部４が表示する。そし
て、次に、ステップ２０２において、ユーザの操作によ
り、ノード候補メニューにおいて選択されたノードに関
連するノード情報構造体（挿入ノード候補）を変数「Ｉ
ＮＳ−ＮＯＤＥ」に代入する。ここでは「ＮＯＤＥ−
Ｅ」のノードを挿入ノードとして選択したものとする。
領域８２の「ＩＮＳ」ボタンが操作されたこと（マウス
イベント）が、入力制御部２を経由してインタフェース
制御部１により検知されると、ここでの挿入操作の処理
が開始されたことを表示するため、例えば、挿入可能な
ノード候補メニューを表示制御部４が表示する。そし
て、次に、ステップ２０２において、ユーザの操作によ
り、ノード候補メニューにおいて選択されたノードに関
連するノード情報構造体（挿入ノード候補）を変数「Ｉ
ＮＳ−ＮＯＤＥ」に代入する。ここでは「ＮＯＤＥ−
Ｅ」のノードを挿入ノードとして選択したものとする。
【００５１】次のステップ２０３において、ユーザが挿
入するノード「ＮＯＤＥ−Ｅ」の挿入位置を指定する
と、変数「ＩＮＳ−ＮＯＤＥ」に代入されている「ＮＯ
ＤＥ−Ｅ」の挿入位置が、何番目のノードになるかを検
出し、その値を変数「Ｎ」に設定する。次に、ステップ
２０４において、ウィンドウのノード内容表示領域に表
示されている現在の処理対象ＮＯＤＥ（「ＮＯＤＥ−
Ａ」）のノード情報構造体のリンク情報を読み出し、変
数「ＬＩＮＫＬＩＳＴ」に設定する。
入するノード「ＮＯＤＥ−Ｅ」の挿入位置を指定する
と、変数「ＩＮＳ−ＮＯＤＥ」に代入されている「ＮＯ
ＤＥ−Ｅ」の挿入位置が、何番目のノードになるかを検
出し、その値を変数「Ｎ」に設定する。次に、ステップ
２０４において、ウィンドウのノード内容表示領域に表
示されている現在の処理対象ＮＯＤＥ（「ＮＯＤＥ−
Ａ」）のノード情報構造体のリンク情報を読み出し、変
数「ＬＩＮＫＬＩＳＴ」に設定する。
【００５２】更に、次のステップ２０５において、処理
対象ＮＯＤＥ（「ＮＯＤＥ−Ａ」）のノードと挿入ノー
ド候補（「ＮＯＤＥ−Ｅ」）との間のリンクを新規設定
するため、リンク情報管理部６に新たなリンク情報構造
体の生成を要求し、生成されたリンク情報構造体を変数
「ＬＩＮＫＳＴＲ」に格納する。
対象ＮＯＤＥ（「ＮＯＤＥ−Ａ」）のノードと挿入ノー
ド候補（「ＮＯＤＥ−Ｅ」）との間のリンクを新規設定
するため、リンク情報管理部６に新たなリンク情報構造
体の生成を要求し、生成されたリンク情報構造体を変数
「ＬＩＮＫＳＴＲ」に格納する。
【００５３】次に、ステップ２０６において、変数「Ｌ
ＩＮＫＳＴＲ」に格納されたリンク情報構造体のＦｒｏ
ｍリンクのスロットに、処理対象ＮＯＤＥである「ＮＯ
ＤＥ−Ａ」のノード情報構造体へのポインタを格納し、
また、Ｔｏリンクのスロットには、変数「ＩＮＳ−ＮＯ
ＤＥ」に保持されている挿入ノード候補の「ＮＯＤＥ−
Ｅ」のノード情報構造体へのポインタを格納する。
ＩＮＫＳＴＲ」に格納されたリンク情報構造体のＦｒｏ
ｍリンクのスロットに、処理対象ＮＯＤＥである「ＮＯ
ＤＥ−Ａ」のノード情報構造体へのポインタを格納し、
また、Ｔｏリンクのスロットには、変数「ＩＮＳ−ＮＯ
ＤＥ」に保持されている挿入ノード候補の「ＮＯＤＥ−
Ｅ」のノード情報構造体へのポインタを格納する。
【００５４】次にステップ２０７において、リンク序列
操作部７が変数「ＬＩＮＫＳＴＲ」に保持されているリ
ンク情報構造体を、変数「ＬＩＮＫＬＩＳＴ」のリンク
情報におけるそのリンク情報構造体リストのＮ番目に挿
入する。そして、次のステップ２０８において、「ＮＯ
ＤＥ−Ａ」のノード情報構造体のリンク情報のスロット
を、新しいリンク情報構造体を含む「ＬＩＮＫＬＩＳ
Ｔ」の内容で置換し、ここでの処理を終了する。
操作部７が変数「ＬＩＮＫＳＴＲ」に保持されているリ
ンク情報構造体を、変数「ＬＩＮＫＬＩＳＴ」のリンク
情報におけるそのリンク情報構造体リストのＮ番目に挿
入する。そして、次のステップ２０８において、「ＮＯ
ＤＥ−Ａ」のノード情報構造体のリンク情報のスロット
を、新しいリンク情報構造体を含む「ＬＩＮＫＬＩＳ
Ｔ」の内容で置換し、ここでの処理を終了する。
【００５５】以上のような操作により、新しいノード
（ＮＯＤＥ−Ｅ）は、ユーザの指定した序列で「ＮＯＤ
Ｅ−Ａ」のノードにリンクされた状態となる。この状態
で例えば、先に説明した図１１に示したフローチャート
のような「ＰＬＡＹ」の処理の操作を「ＮＯＤＥ−Ａ」
のノードに適用すれば、挿入された「ＮＯＤＥ−Ｅ」の
ノードは、Ｎ番目に表示される。
（ＮＯＤＥ−Ｅ）は、ユーザの指定した序列で「ＮＯＤ
Ｅ−Ａ」のノードにリンクされた状態となる。この状態
で例えば、先に説明した図１１に示したフローチャート
のような「ＰＬＡＹ」の処理の操作を「ＮＯＤＥ−Ａ」
のノードに適用すれば、挿入された「ＮＯＤＥ−Ｅ」の
ノードは、Ｎ番目に表示される。
【００５６】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のハイパ
ーテキスト装置によれば、ハイパーテキストのノードの
間のリンクに序列を与えて管理し、序列を操作するユー
ザインタフェースが提供できる。このため、例えば、ハ
イパーテキスト装置において、特定の順序で一定時間毎
にノードの表示を切替えるアプリケーション・プログラ
ムなどが容易に構築できるようになる。また、ノード間
の時間的前後関係を重要視する情報整理（例えば年表）
を目的とするシステムも容易に構築することが可能とな
る。
ーテキスト装置によれば、ハイパーテキストのノードの
間のリンクに序列を与えて管理し、序列を操作するユー
ザインタフェースが提供できる。このため、例えば、ハ
イパーテキスト装置において、特定の順序で一定時間毎
にノードの表示を切替えるアプリケーション・プログラ
ムなどが容易に構築できるようになる。また、ノード間
の時間的前後関係を重要視する情報整理（例えば年表）
を目的とするシステムも容易に構築することが可能とな
る。
【図１】 図１は一般的なハイパーテキスト装置におけ
るノードおよびリンクから構成されるデータ構造の全体
の概念図、
るノードおよびリンクから構成されるデータ構造の全体
の概念図、
【図２】 図２はノードに保持されるリンク情報の一例
を示す図、
を示す図、
【図３】 図３に新たにノードが追加された状態のノー
ド群のデータ構造の全体の構造図、
ド群のデータ構造の全体の構造図、
【図４】 図４は新たにリンク情報が追加された状態の
「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードに保持されているリンク情報
の例を示す図、
「ＮＯＤＥ−Ａ」のノードに保持されているリンク情報
の例を示す図、
【図５】 図５は本発明の一実施例にかかるハイパーテ
キスト装置の要部の構成を示すブロック図、
キスト装置の要部の構成を示すブロック図、
【図６】 図６はノード情報管理部に保持されるノード
情報構造体のメンバを説明する図、
情報構造体のメンバを説明する図、
【図７】 図７はリンク情報管理部で管理しているリン
ク情報構造体のスロットを説明する図、
ク情報構造体のスロットを説明する図、
【図８】 図８はハイパーテキスト装置の応用プログラ
ムにおけるユーザインタフェイスの画面表示の一例を示
す図、
ムにおけるユーザインタフェイスの画面表示の一例を示
す図、
【図９】 図９はリンク情報の序列が変えられた状態の
ノードおよびリンクの関係を概念的に示す図、
ノードおよびリンクの関係を概念的に示す図、
【図１０】 図１０は図９に示すようなノードおよびリ
ンクの状態のハイパーテキストのデータがノード情報管
理部およびリンク情報管理部に格納されているデータ構
造を模式的に示す図、
ンクの状態のハイパーテキストのデータがノード情報管
理部およびリンク情報管理部に格納されているデータ構
造を模式的に示す図、
【図１１】 図１１はリンク序列に従って内容表示を行
う場合の処理動作を説明するフローチャート、
う場合の処理動作を説明するフローチャート、
【図１２】 図１２はノードの挿入の操作が行なわれた
場合の処理動作を説明するフローチャートである。
場合の処理動作を説明するフローチャートである。
１…インタフェース制御部、２…入力制御部、３…プロ
グラム実行部、４…表示制御部、５…ノード情報管理
部、６…リンク情報管理部、７…リンク操作部、８…リ
ンク情報実体管理部、９…ノード情報構造体、１０…リ
ンク情報構造体、１１，１２，１３，１４…ノード、１
５，１６，１７…リンク、２０…「ＳＴＡＲＴ」ラベ
ル、２１，２２，２３…リンク情報、２４…「ＥＮＤ」
ラベル、３１，３２…ノード、３３…リンク、４１…リ
ンク情報、６１…ノード識別子スロット、６２…表示手
続きスロット、６３…実体情報ポインタスロット、６４
…リンク情報スロット、７１…リンク識別子スロット、
７２…Ｆｒｏｍリンクスロット、７３…Ｔｏリンクスロ
ット。
グラム実行部、４…表示制御部、５…ノード情報管理
部、６…リンク情報管理部、７…リンク操作部、８…リ
ンク情報実体管理部、９…ノード情報構造体、１０…リ
ンク情報構造体、１１，１２，１３，１４…ノード、１
５，１６，１７…リンク、２０…「ＳＴＡＲＴ」ラベ
ル、２１，２２，２３…リンク情報、２４…「ＥＮＤ」
ラベル、３１，３２…ノード、３３…リンク、４１…リ
ンク情報、６１…ノード識別子スロット、６２…表示手
続きスロット、６３…実体情報ポインタスロット、６４
…リンク情報スロット、７１…リンク識別子スロット、
７２…Ｆｒｏｍリンクスロット、７３…Ｔｏリンクスロ
ット。
Claims (4)
- 【請求項１】 情報を保持するノードと該ノード間の関
係を保持するリンク情報とより構成されるハイパーテキ
ストを管理し、リンク情報に従って各ノードの情報を表
示するハイパーテキスト装置において、 ノードを管理し該ノードに保持する情報を格納するノー
ド情報格納手段と、 前記ノード間の関係を保持するリンク情報に序列を付与
して管理するリンク情報管理手段と、 前記リンク情報の序列を操作するリンク序列操作手段
と、 前記リンク情報の序列に従いノードを順次に表示する表
示制御手段とを備えたことを特徴とするハイパーテキス
ト装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のハィパーテキスト装置
において、 前記リンク情報管理手段は、序列付け可能なデータ構造
に従い各々のリンク情報を格納し、 前記リンク序列操作手段は、前記データ構造の各々の要
素に対して、参照，追加，削除，入れ換えの操作を行な
うことを特徴としたハイパーテキスト装置。 - 【請求項３】 請求項１に記載のハイパーテキスト装置
において、更に、 リンク情報管理手段で管理される全部または指定された
一部のリンク情報の序列を表示画面上で一覧表示するリ
ンク情報ブラウズ手段を備えたことを特徴とするハイパ
ーテキスト装置。 - 【請求項４】 請求項３に記載のハイパーテキスト装置
において、更に、 リンク情報ブラウズ手段により表示画面上に一覧表示さ
れたリンク情報の序列を直接に操作するユーザインタフ
ェース手段を備えたことを特徴とするハイパーテキスト
装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289761A JP2906949B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | ハイパーテキスト装置 |
| US08/325,142 US5634062A (en) | 1993-10-27 | 1994-10-20 | System for managing hypertext node information and link information |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289761A JP2906949B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | ハイパーテキスト装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07121427A true JPH07121427A (ja) | 1995-05-12 |
| JP2906949B2 JP2906949B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=17747414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5289761A Expired - Fee Related JP2906949B2 (ja) | 1993-10-27 | 1993-10-27 | ハイパーテキスト装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5634062A (ja) |
| JP (1) | JP2906949B2 (ja) |
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