JP2934754B2 - データ管理方式 - Google Patents
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- JP2934754B2 JP2934754B2 JP3113824A JP11382491A JP2934754B2 JP 2934754 B2 JP2934754 B2 JP 2934754B2 JP 3113824 A JP3113824 A JP 3113824A JP 11382491 A JP11382491 A JP 11382491A JP 2934754 B2 JP2934754 B2 JP 2934754B2
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- Digital Computer Display Output (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【産業上の利用分野】ハイパーテキストシステムにおけ
るデータ管理方式に関する。
るデータ管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイパーテキストシステムとは、利用者
が定義可能な関係によってデータを分離して、蓄積する
ことができ、またそのように蓄積したデータを検索する
ことができるシステムである。ハイパーテキストは、テ
キストあるいはグラフィカルな情報の単位としてノード
を有し、ノード間にリンクを作ることによって、ノード
間のネットワークを表現する。そのノードにはその用途
に応じてカード、ボックス、ブラウザなどと呼ばれてい
るものがある。そして、一つのノードは一つのウィンド
ウで表示可能であり、ノードのポインタであるリンクア
イコンを持っている。リンクアイコンは、指しているノ
ードを示す短いテキストフィールドを持っている。リン
クアイコンをマウスでダブルクリックすることにより、
そのノードを探索しウィンドウに表示することができ
る。ノード間のリンクは、あるノートのリンクアイコン
を他のノードのウィンドウに入れることにより、設定す
ることができる。リンクの設定に際しては、リンクタイ
プの設定を行うこともできる。必要な情報を探す場合
は、リンクアイコンの入っているノードからは、いつで
もそのリンクアイコンが指しているノードをウィンドウ
に開いて参照することができるので、リンクをたどるこ
とによって所望のノードを探し出すことができる。ま
た、文字列やキーワードによって探索することもでき
る。また、ブラウザはノードのネットワークをリンクア
イコンとリンクアイコン間のリンクの状態をグラフィカ
ルにウィンドウ表示できるので、このブラウザを表示す
ることによって必要なノードを探し出すこともできる。
なお、一般的なハイパーテキストシステムについては、
例えば、次のような文献に紹介されており、広く知られ
ているところである。 (1) COMPUTER,October 1985,IEEE,N. Yankelovi
ch 外2,「Reading and Writing the Electronic Boo
k」,p.15-30 (2) COMPUTER,September 1987,IEEE,J.Conkli
n,「Hypertext:An Introduction and Survey」,p.17
-41 (3) 情報処理学会研究報告〔88-DPHI-21〕、(198
8.11.7)、情報処理学会、岩淵外2「HypertextのJStar
における実現」p.1-9 上述のように、従来のハイパーテキストシステムにおい
ては、たくさんの複雑なリンク構造を持った情報のなか
をナビゲーションや検索により、必要な情報をたどって
行くことが行われている。このようにして検索した結果
を保存するには、別のカードにログのような形で保持す
る必要があった。例えば、まだ入力が途中のノードに印
を付けるには、その入力途中のノードを集めておくため
の新しいノードを作成し、その中に途中のノートを入れ
ておくというような方法がとられていた。また、従来技
術におけるノードの検索においては、検索条件にマッチ
したノードを新しいノードに集めるという手法がとられ
ていた。
が定義可能な関係によってデータを分離して、蓄積する
ことができ、またそのように蓄積したデータを検索する
ことができるシステムである。ハイパーテキストは、テ
キストあるいはグラフィカルな情報の単位としてノード
を有し、ノード間にリンクを作ることによって、ノード
間のネットワークを表現する。そのノードにはその用途
に応じてカード、ボックス、ブラウザなどと呼ばれてい
るものがある。そして、一つのノードは一つのウィンド
ウで表示可能であり、ノードのポインタであるリンクア
イコンを持っている。リンクアイコンは、指しているノ
ードを示す短いテキストフィールドを持っている。リン
クアイコンをマウスでダブルクリックすることにより、
そのノードを探索しウィンドウに表示することができ
る。ノード間のリンクは、あるノートのリンクアイコン
を他のノードのウィンドウに入れることにより、設定す
ることができる。リンクの設定に際しては、リンクタイ
プの設定を行うこともできる。必要な情報を探す場合
は、リンクアイコンの入っているノードからは、いつで
もそのリンクアイコンが指しているノードをウィンドウ
に開いて参照することができるので、リンクをたどるこ
とによって所望のノードを探し出すことができる。ま
た、文字列やキーワードによって探索することもでき
る。また、ブラウザはノードのネットワークをリンクア
イコンとリンクアイコン間のリンクの状態をグラフィカ
ルにウィンドウ表示できるので、このブラウザを表示す
ることによって必要なノードを探し出すこともできる。
なお、一般的なハイパーテキストシステムについては、
例えば、次のような文献に紹介されており、広く知られ
ているところである。 (1) COMPUTER,October 1985,IEEE,N. Yankelovi
ch 外2,「Reading and Writing the Electronic Boo
k」,p.15-30 (2) COMPUTER,September 1987,IEEE,J.Conkli
n,「Hypertext:An Introduction and Survey」,p.17
-41 (3) 情報処理学会研究報告〔88-DPHI-21〕、(198
8.11.7)、情報処理学会、岩淵外2「HypertextのJStar
における実現」p.1-9 上述のように、従来のハイパーテキストシステムにおい
ては、たくさんの複雑なリンク構造を持った情報のなか
をナビゲーションや検索により、必要な情報をたどって
行くことが行われている。このようにして検索した結果
を保存するには、別のカードにログのような形で保持す
る必要があった。例えば、まだ入力が途中のノードに印
を付けるには、その入力途中のノードを集めておくため
の新しいノードを作成し、その中に途中のノートを入れ
ておくというような方法がとられていた。また、従来技
術におけるノードの検索においては、検索条件にマッチ
したノードを新しいノードに集めるという手法がとられ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来方
法のように作成途中のノードを新しいノードへ集めて、
それを識別するようにした場合に、ノード自身には、情
報を持たないため、ノード自身を見ても、それが作成途
中のものであるか、作成が完成したものであるのかを判
定することができなかった。また、上述の従来のノード
の検索は、検索結果の一覧を見るときには有効である
が、やはりノード自身を見ても、それが検索でマッチし
たノードと同じものかどうかが直接には分らないという
問題があった。本発明は、このような従来技術の問題点
を解消するためになされたものであって、ユーザが各ノ
ードの状態を簡単に把握することができ、また、所望の
ノードを迅速かつ容易に探し出すことのできるデータ管
理方式を提供することを目的とするものである。
法のように作成途中のノードを新しいノードへ集めて、
それを識別するようにした場合に、ノード自身には、情
報を持たないため、ノード自身を見ても、それが作成途
中のものであるか、作成が完成したものであるのかを判
定することができなかった。また、上述の従来のノード
の検索は、検索結果の一覧を見るときには有効である
が、やはりノード自身を見ても、それが検索でマッチし
たノードと同じものかどうかが直接には分らないという
問題があった。本発明は、このような従来技術の問題点
を解消するためになされたものであって、ユーザが各ノ
ードの状態を簡単に把握することができ、また、所望の
ノードを迅速かつ容易に探し出すことのできるデータ管
理方式を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、リンクで結合されたノードのネットワー
クとしてデータが蓄積されるデータ管理方式において、
ノードに属性情報としてそのノードが特定の状態である
か否かを表す1以上のチェック情報を設定しあるいはそ
の設定を解除するチェック設定手段(16)と、ノード
をリンクアイコンの形態またはウィンドウの形態で表示
するための表示制御手段であって、チェック設定手段に
より設定されているチェック情報に応じて、リンクアイ
コンの表示状態を変えて表示する表示制御手段(18)
とを備えたことを特徴とする。
成するために、リンクで結合されたノードのネットワー
クとしてデータが蓄積されるデータ管理方式において、
ノードに属性情報としてそのノードが特定の状態である
か否かを表す1以上のチェック情報を設定しあるいはそ
の設定を解除するチェック設定手段(16)と、ノード
をリンクアイコンの形態またはウィンドウの形態で表示
するための表示制御手段であって、チェック設定手段に
より設定されているチェック情報に応じて、リンクアイ
コンの表示状態を変えて表示する表示制御手段(18)
とを備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明のデータ管理方式は、複数のノードがリ
ンクで結合されており、各ノードにデータが蓄積され、
ネットワーク構造により情報の管理を行う。ノードには
属性情報として1以上のチェック情報を付加することが
でき、そのチェック情報の設定はチェック設定手段によ
り行う。チェック情報はノードが特定状態であるか否か
を表すものであり、例えば、ウィンドウとしてオープン
されたノードであるか否か、編集中のノードであるか編
集完了したノードか、ノードの検索の結果検索条件に整
合したノードであるか否かなどを表す情報として用いら
れるものである。ノードは表示制御手段によりリンクア
イコンまたはウィンドウの形態で表示することが可能で
ある。さらに、表示制御手段はチェック設定手段により
設定されているチェック情報に応じて、リンクアイコン
の表示形態を変えて表示する。チェック情報は一つのノ
ードに1個設定できるようにしてもあるいは複数個設定
できるようにしてもよい。このようにノードのウィンド
ウおよびリンクアイコンにチェック情報が表示されるの
で、従来のようにノードをたどりながらノードの内容を
見て行く場合のたどった結果や、ノードを検索した場合
の検索結果を保持するために新たなノードを作る必要は
ない。また、ユーザは各ノードの状態を簡単に把握する
ことができ、所望のノードを迅速かつ容易に探し出すこ
とができる。本発明の一実施の態様においては、チェッ
ク設定手段は、ノードをウィンドウとして開いたことに
応答してチェック情報を自動的に設定するように構成さ
れる。この場合、ユーザがノードからノードへリンクを
たどって見る場合に、一度見たノードにはチェック情報
が付与されるので、ブラウザで表示すれば既に見たノー
ドとそうでないノードを一覧状態で容易に知ることがで
きる。また、本発明の他の実施の態様においては、チェ
ック設定手段はノードを検索し、検索条件に整合したノ
ードにチェック情報を設定するように構成される。この
態様によれば検索結果を簡単に知ることができる。従っ
て、本発明によれば、上述のチェック情報の表示を頼り
にユーザは各ノードの状態を簡単に把握することがで
き、また、所望のノードを迅速かつ容易に探し出すこと
ができる。
ンクで結合されており、各ノードにデータが蓄積され、
ネットワーク構造により情報の管理を行う。ノードには
属性情報として1以上のチェック情報を付加することが
でき、そのチェック情報の設定はチェック設定手段によ
り行う。チェック情報はノードが特定状態であるか否か
を表すものであり、例えば、ウィンドウとしてオープン
されたノードであるか否か、編集中のノードであるか編
集完了したノードか、ノードの検索の結果検索条件に整
合したノードであるか否かなどを表す情報として用いら
れるものである。ノードは表示制御手段によりリンクア
イコンまたはウィンドウの形態で表示することが可能で
ある。さらに、表示制御手段はチェック設定手段により
設定されているチェック情報に応じて、リンクアイコン
の表示形態を変えて表示する。チェック情報は一つのノ
ードに1個設定できるようにしてもあるいは複数個設定
できるようにしてもよい。このようにノードのウィンド
ウおよびリンクアイコンにチェック情報が表示されるの
で、従来のようにノードをたどりながらノードの内容を
見て行く場合のたどった結果や、ノードを検索した場合
の検索結果を保持するために新たなノードを作る必要は
ない。また、ユーザは各ノードの状態を簡単に把握する
ことができ、所望のノードを迅速かつ容易に探し出すこ
とができる。本発明の一実施の態様においては、チェッ
ク設定手段は、ノードをウィンドウとして開いたことに
応答してチェック情報を自動的に設定するように構成さ
れる。この場合、ユーザがノードからノードへリンクを
たどって見る場合に、一度見たノードにはチェック情報
が付与されるので、ブラウザで表示すれば既に見たノー
ドとそうでないノードを一覧状態で容易に知ることがで
きる。また、本発明の他の実施の態様においては、チェ
ック設定手段はノードを検索し、検索条件に整合したノ
ードにチェック情報を設定するように構成される。この
態様によれば検索結果を簡単に知ることができる。従っ
て、本発明によれば、上述のチェック情報の表示を頼り
にユーザは各ノードの状態を簡単に把握することがで
き、また、所望のノードを迅速かつ容易に探し出すこと
ができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示す機能ブ
ロック図である。このシステムは、ノードを作成した
り、削除したり、あるいはノード内データの転記、削除
というようなノードの管理を行うノード管理部10と、
ノード間にリンクを設定したり削除したりするというよ
うなリンク管理を行うリンク管理部11と、ノード管理
部10およびリンク管理部11を含みノードのデータを
管理するデータ管理部12と、ハイパーテキストデータ
を記憶するハイパーテキストデータ記憶部13と、ノー
ドへテキストや図形のデータを入力し編集する入力編集
部14と、ハイパーテキストデータの検索を行う検索部
15と、ノードの属性情報としてノードにチェック付け
を行いあるいはそのチェックを解除するためのチェック
設定部16と、ノードのチェックの有無に応じてそのノ
ードのリンクアイコンの表示状態を制御する表示状態変
更部17と、ノードのウィンドウ、リンクアイコン、ブ
ラウザその他のハイパーテキストデータの表示の制御を
行う表示制御部18と、表示制御部18の制御にしたが
って表示を行う表示部19とを備えている。また、ノー
ド管理部10は、新たなノードの生成を行うノード生成
部101と、既存のノードの削除を行うノード削除部1
02と、ノード内データを他のノードから転記するノー
ド内データ転記部103と、ノード内データを削除する
ノード内データ削除部104とを有している。リンク管
理部11は、あるノードを他のノードにリンクさせる処
理を行うリンク設定部111と、設定されているリンク
を削除するリンク削除部112と、リンクの関係を区別
してリンクを生成するためのリンクタイプを設定するリ
ンクタイプ設定部113とを備えている。以上のシステ
ム構成において、本発明の特徴とするところは、一般的
なハイパーテキストシステムにおいてチェック設定部1
6および表示状態変更部17を設けた点にある。
ロック図である。このシステムは、ノードを作成した
り、削除したり、あるいはノード内データの転記、削除
というようなノードの管理を行うノード管理部10と、
ノード間にリンクを設定したり削除したりするというよ
うなリンク管理を行うリンク管理部11と、ノード管理
部10およびリンク管理部11を含みノードのデータを
管理するデータ管理部12と、ハイパーテキストデータ
を記憶するハイパーテキストデータ記憶部13と、ノー
ドへテキストや図形のデータを入力し編集する入力編集
部14と、ハイパーテキストデータの検索を行う検索部
15と、ノードの属性情報としてノードにチェック付け
を行いあるいはそのチェックを解除するためのチェック
設定部16と、ノードのチェックの有無に応じてそのノ
ードのリンクアイコンの表示状態を制御する表示状態変
更部17と、ノードのウィンドウ、リンクアイコン、ブ
ラウザその他のハイパーテキストデータの表示の制御を
行う表示制御部18と、表示制御部18の制御にしたが
って表示を行う表示部19とを備えている。また、ノー
ド管理部10は、新たなノードの生成を行うノード生成
部101と、既存のノードの削除を行うノード削除部1
02と、ノード内データを他のノードから転記するノー
ド内データ転記部103と、ノード内データを削除する
ノード内データ削除部104とを有している。リンク管
理部11は、あるノードを他のノードにリンクさせる処
理を行うリンク設定部111と、設定されているリンク
を削除するリンク削除部112と、リンクの関係を区別
してリンクを生成するためのリンクタイプを設定するリ
ンクタイプ設定部113とを備えている。以上のシステ
ム構成において、本発明の特徴とするところは、一般的
なハイパーテキストシステムにおいてチェック設定部1
6および表示状態変更部17を設けた点にある。
【0007】図2は、上記構成の機能を実現するために
必要なソフトウェアと共に用いる一般的なハードウェア
構成を示す図であり、この装置は、中央処理装置20、
キーボード/マウス制御部21、キーボード22、マウ
ス23、ディスク制御部24、ディスク装置27、実メ
モり26、表示制御部25、表示装置28等からなって
いる。ディスク装置27に格納されている図1の各部の
機能を実現するために必要なソフトウェアは、その実行
時に実メモり26にロードされ、中央処理装置20によ
り実行される。ノードに対応するリンクアイコンやウィ
ンドウその他の情報が表示制御部25の制御の基に表示
装置28で表示される。また、命令の指示やデータの入
力はキーボード22やマウス23から入力される。
必要なソフトウェアと共に用いる一般的なハードウェア
構成を示す図であり、この装置は、中央処理装置20、
キーボード/マウス制御部21、キーボード22、マウ
ス23、ディスク制御部24、ディスク装置27、実メ
モり26、表示制御部25、表示装置28等からなって
いる。ディスク装置27に格納されている図1の各部の
機能を実現するために必要なソフトウェアは、その実行
時に実メモり26にロードされ、中央処理装置20によ
り実行される。ノードに対応するリンクアイコンやウィ
ンドウその他の情報が表示制御部25の制御の基に表示
装置28で表示される。また、命令の指示やデータの入
力はキーボード22やマウス23から入力される。
【0008】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。まず、一般的なハイパーテキス
トシステムの部分について概略の動作を説明する。シス
テムが起動されると、ハイパーテキストを操作管理する
ためのウィンドウが開かれる。そのウィンドウのシステ
ムメニュー領域の「作成」メニューを指示してノード生
成部101が機能することにより、ノードの属性情報を
設定するためのウィンドウが開き、それによりユーザが
必要事項を設定して新規なノードが作成される。作成し
たノードのウィンドウを開きウィンドウ内にカーソルを
持ってくることにより、入力編集部14が機能し、デー
タの入力を行うことができる。データの入力において
は、他のノードのデータをノード内データ転記部103
により転記して入力することもできる。また、ノード間
にリンクを設定するには、リンクさせる第1および第2
の2つのノードのウィンドウを開き、第1のノードのウ
ィンドウのコマンドのメニュー領域からリンクのための
コマンド「入れる」を選択し、第2のノードのウィンド
ウ内の所望の箇所をマウスでクリックすることにより、
リンクが設定される。そのクリックした箇所には、第1
のノードのリンクアイコンが表示される。このリンクの
設定はリンク設定プログラム111の機能によって行わ
れる。ノードのウィンドウを選択し、削除キーを押すこ
とにより、ノード削除部102が機能し、ノードが削除
される。リンクはリンク削除部112によって削除する
ことができる。ノードの検索は、ハイパーテキストを操
作管理するためのウィンドウにおいて、オプションメニ
ューの「検索」を選択することにより、検索用のウィン
ドウが開き、検索条件を設定することにより検索を行う
ことができる。この検索は検索部15の機能によって行
われる。
動作について説明する。まず、一般的なハイパーテキス
トシステムの部分について概略の動作を説明する。シス
テムが起動されると、ハイパーテキストを操作管理する
ためのウィンドウが開かれる。そのウィンドウのシステ
ムメニュー領域の「作成」メニューを指示してノード生
成部101が機能することにより、ノードの属性情報を
設定するためのウィンドウが開き、それによりユーザが
必要事項を設定して新規なノードが作成される。作成し
たノードのウィンドウを開きウィンドウ内にカーソルを
持ってくることにより、入力編集部14が機能し、デー
タの入力を行うことができる。データの入力において
は、他のノードのデータをノード内データ転記部103
により転記して入力することもできる。また、ノード間
にリンクを設定するには、リンクさせる第1および第2
の2つのノードのウィンドウを開き、第1のノードのウ
ィンドウのコマンドのメニュー領域からリンクのための
コマンド「入れる」を選択し、第2のノードのウィンド
ウ内の所望の箇所をマウスでクリックすることにより、
リンクが設定される。そのクリックした箇所には、第1
のノードのリンクアイコンが表示される。このリンクの
設定はリンク設定プログラム111の機能によって行わ
れる。ノードのウィンドウを選択し、削除キーを押すこ
とにより、ノード削除部102が機能し、ノードが削除
される。リンクはリンク削除部112によって削除する
ことができる。ノードの検索は、ハイパーテキストを操
作管理するためのウィンドウにおいて、オプションメニ
ューの「検索」を選択することにより、検索用のウィン
ドウが開き、検索条件を設定することにより検索を行う
ことができる。この検索は検索部15の機能によって行
われる。
【0009】次に本発明の特徴とする構成部分の動作に
ついて説明する。図3は、本実施例におけるノードのウ
ィンドウおよびアイコンの画面イメージの一例を示すも
のである。ノードの情報として、本実施例ではノードに
チェックを付けるためのチェック情報を追加する。ノー
ドのウィンドウは、図3に示すようにウィンドウの上部
のメニュー領域にチェックボックス表示領域を設け、ポ
インティングデバイスであるマウスのカーソルでその表
示領域を指示してクリックすることにより、ウィンドウ
インタフェースを介してチェック情報がオンとなり、ウ
ィンドウ上にも表示される。ウィンドウ31のチェック
ボックス33にはチェック情報がオンであることが表示
されている。ウィンドウ32のチェックボックス34は
チェックチェック情報がオフになっていることを示して
いる。チェック情報がオフのノードに対応するリンクア
イコンは第3図のリンクアイコン35のように通常の表
示であるが、チェック情報がオンとなっているノードA
に対応するリンクアイコン36は影が付けられることに
より、ユーザにチェックされたノードであることを目立
つように表示している。表示としてはカラーの表示であ
れば色によって区別するようにしてもよい。
ついて説明する。図3は、本実施例におけるノードのウ
ィンドウおよびアイコンの画面イメージの一例を示すも
のである。ノードの情報として、本実施例ではノードに
チェックを付けるためのチェック情報を追加する。ノー
ドのウィンドウは、図3に示すようにウィンドウの上部
のメニュー領域にチェックボックス表示領域を設け、ポ
インティングデバイスであるマウスのカーソルでその表
示領域を指示してクリックすることにより、ウィンドウ
インタフェースを介してチェック情報がオンとなり、ウ
ィンドウ上にも表示される。ウィンドウ31のチェック
ボックス33にはチェック情報がオンであることが表示
されている。ウィンドウ32のチェックボックス34は
チェックチェック情報がオフになっていることを示して
いる。チェック情報がオフのノードに対応するリンクア
イコンは第3図のリンクアイコン35のように通常の表
示であるが、チェック情報がオンとなっているノードA
に対応するリンクアイコン36は影が付けられることに
より、ユーザにチェックされたノードであることを目立
つように表示している。表示としてはカラーの表示であ
れば色によって区別するようにしてもよい。
【0010】図4は、本実施例におけるノードのウィン
ドウおよびアイコンの画面イメージの他の例を示すもの
である。この例では、カードA、カードB、カードCと
いう名前のノードのウィンドウが開かれ、カードAおよ
びCがカードBにリンクし、カードBがカードCにリン
クした状態が表示されている。カードAおよびカードC
のノードのチェック情報はチェックボックス41,43
に表示されているようにオンであり。カードBのノード
のチェック情報はチェックボックス42に表示されてい
るようにオフである。チェック情報がオンとなっている
リンクアイコン44,45は影がつけられ、オフのリン
クアイコン46は通常のままの表示である。
ドウおよびアイコンの画面イメージの他の例を示すもの
である。この例では、カードA、カードB、カードCと
いう名前のノードのウィンドウが開かれ、カードAおよ
びCがカードBにリンクし、カードBがカードCにリン
クした状態が表示されている。カードAおよびカードC
のノードのチェック情報はチェックボックス41,43
に表示されているようにオンであり。カードBのノード
のチェック情報はチェックボックス42に表示されてい
るようにオフである。チェック情報がオンとなっている
リンクアイコン44,45は影がつけられ、オフのリン
クアイコン46は通常のままの表示である。
【0011】図5は、ノードのチェック情報をユーザが
マウスを操作することにより付加しあるいは解除する動
作を示すフロー図である。ノードのチェックボックスを
指示し、マウスの左ボタンをクリックすると、動作が開
始する(ステップ51)。そして、そのノードのチェッ
ク情報がそのときオンであるか否かを判定する(ステッ
プ52)。オンであったときはノードのチェック情報を
オフに変更する(ステップ53)。オンであったときは
ノードのチェック情報をオンに変更する(ステップ5
4)。このようにクリックする毎にチェック情報はオ
ン、オフ入れ替わるように動作する。このようにユーザ
の操作によってノードにチェック情報を付加し、あるい
は削除することは本出願人によって先に提案したところ
である。本発明の特徴はノードをウィンドウに開く操作
あるいは検索によって検索条件に整合するものとして索
出されたのに応答して、ユーザの操作を要することなく
自動的にチェック情報をノードに付加し、そのノードに
対応するウィンドウあるいはアイコンに特別な表示を付
するようにした点にある。
マウスを操作することにより付加しあるいは解除する動
作を示すフロー図である。ノードのチェックボックスを
指示し、マウスの左ボタンをクリックすると、動作が開
始する(ステップ51)。そして、そのノードのチェッ
ク情報がそのときオンであるか否かを判定する(ステッ
プ52)。オンであったときはノードのチェック情報を
オフに変更する(ステップ53)。オンであったときは
ノードのチェック情報をオンに変更する(ステップ5
4)。このようにクリックする毎にチェック情報はオ
ン、オフ入れ替わるように動作する。このようにユーザ
の操作によってノードにチェック情報を付加し、あるい
は削除することは本出願人によって先に提案したところ
である。本発明の特徴はノードをウィンドウに開く操作
あるいは検索によって検索条件に整合するものとして索
出されたのに応答して、ユーザの操作を要することなく
自動的にチェック情報をノードに付加し、そのノードに
対応するウィンドウあるいはアイコンに特別な表示を付
するようにした点にある。
【0012】本実施例では、ノードを開く操作を行うこ
とによって自動的にそのノードにチェック情報を設定す
るようにする動作モードと、検索によって選択されたノ
ードにチェック情報を設定するようにする動作モードと
を有している。その前者の動作モードのためにシステム
ウィンドウのシステムメニューに「ノードオープン時の
チェックの自動設定」および「ノードオープン時のチェ
ックの自動設定解除」のメニューが設けられている。図
6に示すように、ユーザによって上記「ノードオープン
時のチェックの自動設定」が選ばれたら(ステップ6
1)、チェック設定部16はノードオープン時のチェッ
クの動作モードであることを表すフラグをオンにする
(ステップ62)。また、図7に示すようにユーザによ
って上記「ノードオープン時のチェックの自動設定解
除」が選ばれたら(ステップ71)、チェック設定部1
6はノードオープン時の動作モードを示すフラグをオフ
にする(ステップ72)。
とによって自動的にそのノードにチェック情報を設定す
るようにする動作モードと、検索によって選択されたノ
ードにチェック情報を設定するようにする動作モードと
を有している。その前者の動作モードのためにシステム
ウィンドウのシステムメニューに「ノードオープン時の
チェックの自動設定」および「ノードオープン時のチェ
ックの自動設定解除」のメニューが設けられている。図
6に示すように、ユーザによって上記「ノードオープン
時のチェックの自動設定」が選ばれたら(ステップ6
1)、チェック設定部16はノードオープン時のチェッ
クの動作モードであることを表すフラグをオンにする
(ステップ62)。また、図7に示すようにユーザによ
って上記「ノードオープン時のチェックの自動設定解
除」が選ばれたら(ステップ71)、チェック設定部1
6はノードオープン時の動作モードを示すフラグをオフ
にする(ステップ72)。
【0013】「ノードオープン時のチェックの自動設
定」の動作モードのときには、チェック設定部16は入
力編集部14によって編集のために開かれたノードがあ
るかどうかを監視し、ノード開かれたら(ステップ8
1)、ノードチェックのオープン時のフラグがオンか否
かを調べ(ステップ82)、オンであったときはノード
のチェックがオンとなっているか否かを判定する(ステ
ップ83)。オンになっていなければノードのチェック
情報をオンにし(ステップ84)、その後そのノードの
ウィンドウをオープンする(ステップ85)。なお、ス
テップ82の判定の結果、ノードチェックの前記フラグ
がオフであったとき、およびステップ83の判定の結果
ノードのチェックが既に付されていたときには、そのノ
ードのウィンドウを直ちにオープンする(ステップ8
5)。このようにして、チェック情報がオンにされたノ
ードのウィンドウを表示しあるいは対応するアイコンを
表示する際には、表示状態変更部17がチェック設定部
17からのチェックの設定情報に基づいて、ウィンドウ
のチェックボックスにはチェックが付されて表示され、
対応するアイコンは影をつけるなどして識別性よく表示
されるように、表示制御部18に表示状態変更制御情報
を表示制御部18に渡し、表示部19は表示制御部18
の制御のもとに表示を行う。
定」の動作モードのときには、チェック設定部16は入
力編集部14によって編集のために開かれたノードがあ
るかどうかを監視し、ノード開かれたら(ステップ8
1)、ノードチェックのオープン時のフラグがオンか否
かを調べ(ステップ82)、オンであったときはノード
のチェックがオンとなっているか否かを判定する(ステ
ップ83)。オンになっていなければノードのチェック
情報をオンにし(ステップ84)、その後そのノードの
ウィンドウをオープンする(ステップ85)。なお、ス
テップ82の判定の結果、ノードチェックの前記フラグ
がオフであったとき、およびステップ83の判定の結果
ノードのチェックが既に付されていたときには、そのノ
ードのウィンドウを直ちにオープンする(ステップ8
5)。このようにして、チェック情報がオンにされたノ
ードのウィンドウを表示しあるいは対応するアイコンを
表示する際には、表示状態変更部17がチェック設定部
17からのチェックの設定情報に基づいて、ウィンドウ
のチェックボックスにはチェックが付されて表示され、
対応するアイコンは影をつけるなどして識別性よく表示
されるように、表示制御部18に表示状態変更制御情報
を表示制御部18に渡し、表示部19は表示制御部18
の制御のもとに表示を行う。
【0014】検索は、ハイパーテキストの基本ウィンド
ウのオプションメニューを開きメニュー項目の「検索」
を選択することにより、検索部15が起動し、検索用の
シートが開く。この検索部15の起動に応答して、チェ
ック設定部16が起動する。ユーザが検索条件の設定を
し検索の指示を行うと、検索部15は検索条件の情報と
整合する情報を持ったノードを探索する。探索の結果、
検索条件に整合したノードのチェック情報はチェック設
定部16によりオンにされる。このように、本実施例に
よれば、ノードを作成、編集などのためにウィンドウと
してオープンするときに、そのノードに設けたチェック
情報の項目を自動的にオンにすることができる。また、
ノードの検索においても検索結果に応じて、整合したノ
ードのチェック情報をオンにすることができる。
ウのオプションメニューを開きメニュー項目の「検索」
を選択することにより、検索部15が起動し、検索用の
シートが開く。この検索部15の起動に応答して、チェ
ック設定部16が起動する。ユーザが検索条件の設定を
し検索の指示を行うと、検索部15は検索条件の情報と
整合する情報を持ったノードを探索する。探索の結果、
検索条件に整合したノードのチェック情報はチェック設
定部16によりオンにされる。このように、本実施例に
よれば、ノードを作成、編集などのためにウィンドウと
してオープンするときに、そのノードに設けたチェック
情報の項目を自動的にオンにすることができる。また、
ノードの検索においても検索結果に応じて、整合したノ
ードのチェック情報をオンにすることができる。
【0015】また、このハイパーテキストシステムの検
索の検索条件の一つとして、チェックのオン、オフを設
定するようにもできる。この場合、チェックがオンであ
るものを検索して表示したり、チェックがオフであるも
のを検索して表示するということが可能になる。そし
て、表示状態変更部17は、これらの自動的に付与され
たチェック情報に基づいて、対応するウィンドウおよび
アイコンに他と区別できる形で表示するようにする。
索の検索条件の一つとして、チェックのオン、オフを設
定するようにもできる。この場合、チェックがオンであ
るものを検索して表示したり、チェックがオフであるも
のを検索して表示するということが可能になる。そし
て、表示状態変更部17は、これらの自動的に付与され
たチェック情報に基づいて、対応するウィンドウおよび
アイコンに他と区別できる形で表示するようにする。
【0016】ノード間のリンクの様子を一覧表示する方
法として一般にブラウザが知られている。このブラウザ
はリンクアイコンとリンクアイコン間を結合する線とに
よって、ノード間のリンクの様子をわかりやすく表示す
るものである。図9は本実施例によるブラウザの一例を
示すものであって、ある一定の条件を満たすノードを検
索して、チェック情報をオンに設定し、チェック情報が
オンになったアイコンを表示状態変更部17により表示
状態を変更した状態を示すものである。この例では、カ
ード1、3、7、8、B、D、F、Eのリンクアイコン
にそれぞれ影をつけた形で表示することにより、検索結
果をわかりやすく表示している。
法として一般にブラウザが知られている。このブラウザ
はリンクアイコンとリンクアイコン間を結合する線とに
よって、ノード間のリンクの様子をわかりやすく表示す
るものである。図9は本実施例によるブラウザの一例を
示すものであって、ある一定の条件を満たすノードを検
索して、チェック情報をオンに設定し、チェック情報が
オンになったアイコンを表示状態変更部17により表示
状態を変更した状態を示すものである。この例では、カ
ード1、3、7、8、B、D、F、Eのリンクアイコン
にそれぞれ影をつけた形で表示することにより、検索結
果をわかりやすく表示している。
【0017】本発明の一実施の態様においては、チェッ
ク設定手段は、ノードをウィンドウとして開いたことに
応答してチェック情報を自動的に設定するように構成さ
れる。この場合、ユーザがノードからノードへリンクを
たどって見る場合に、一度見たノードにはチェック情報
が付与されるので、ブラウザで表示すれば既に見たノー
ドとそうでないノードを一覧状態で容易に知ることがで
きる。また、本発明の他の実施の態様においては、チェ
ック設定手段はノードを検索し、検索条件に整合したノ
ードにチェック情報を設定するように構成される。この
態様によれば検索結果を簡単に知ることができる。な
お、以上の実施例においては、チェック情報は1種類で
あったが、これを複数種類に拡張して実施することもで
きる。
ク設定手段は、ノードをウィンドウとして開いたことに
応答してチェック情報を自動的に設定するように構成さ
れる。この場合、ユーザがノードからノードへリンクを
たどって見る場合に、一度見たノードにはチェック情報
が付与されるので、ブラウザで表示すれば既に見たノー
ドとそうでないノードを一覧状態で容易に知ることがで
きる。また、本発明の他の実施の態様においては、チェ
ック設定手段はノードを検索し、検索条件に整合したノ
ードにチェック情報を設定するように構成される。この
態様によれば検索結果を簡単に知ることができる。な
お、以上の実施例においては、チェック情報は1種類で
あったが、これを複数種類に拡張して実施することもで
きる。
【0018】図10は、チェック情報を複数種類とした
実施例におけるノードのウィンドウおよびアイコンの画
面イメージの一例を示すものである。ノードの情報とし
て、本実施例ではノードにチェックを付けるためのチェ
ック情報を複数個(3個)としている。即ち、チェック
情報のタイプ(チェックタイプ)が3個存在する場合を
示している。ノードのウィンドウは、図10に示すよう
にウィンドウの上部のメニュー領域に3個のチェックボ
ックス表示領域を設け、ポインティングデバイスである
マウスのカーソルでその表示領域の一つを指示してクリ
ックすることにより、ウィンドウインタフェースを介し
てチェック情報がオンとなり、ウィンドウ上にも表示さ
れる。ウィンドウ1001のチェックボックス100
3,1004,1005のうち一つのウィンドウ100
3にはチェック情報がオンであることが表示されてい
る。ウィンドウ1002のチェックボックス1006,
1007,1008のうち、1006はチェックチェッ
ク情報がオフになっており、残りの2つのチェックボッ
クス1007および1008はチェック情報がオンにな
っていることを示している。チェック情報がすべてオフ
のノードに対応するリンクアイコンは図10のリンクア
イコン1009のように通常の表示であるが、チェック
情報が1個オンとなっているノードに対応するリンクア
イコン1010は影が付けられて表示され、チェック情
報が2個のノードは影とともに網が施されるなど区別し
得る状態とすることにより、チェックされたノードであ
ることをユーザに目立つように表示している。表示とし
てはカラーの表示装置を用いている場合には色によって
区別するようにしてもよい。
実施例におけるノードのウィンドウおよびアイコンの画
面イメージの一例を示すものである。ノードの情報とし
て、本実施例ではノードにチェックを付けるためのチェ
ック情報を複数個(3個)としている。即ち、チェック
情報のタイプ(チェックタイプ)が3個存在する場合を
示している。ノードのウィンドウは、図10に示すよう
にウィンドウの上部のメニュー領域に3個のチェックボ
ックス表示領域を設け、ポインティングデバイスである
マウスのカーソルでその表示領域の一つを指示してクリ
ックすることにより、ウィンドウインタフェースを介し
てチェック情報がオンとなり、ウィンドウ上にも表示さ
れる。ウィンドウ1001のチェックボックス100
3,1004,1005のうち一つのウィンドウ100
3にはチェック情報がオンであることが表示されてい
る。ウィンドウ1002のチェックボックス1006,
1007,1008のうち、1006はチェックチェッ
ク情報がオフになっており、残りの2つのチェックボッ
クス1007および1008はチェック情報がオンにな
っていることを示している。チェック情報がすべてオフ
のノードに対応するリンクアイコンは図10のリンクア
イコン1009のように通常の表示であるが、チェック
情報が1個オンとなっているノードに対応するリンクア
イコン1010は影が付けられて表示され、チェック情
報が2個のノードは影とともに網が施されるなど区別し
得る状態とすることにより、チェックされたノードであ
ることをユーザに目立つように表示している。表示とし
てはカラーの表示装置を用いている場合には色によって
区別するようにしてもよい。
【0019】図11は、本実施例におけるノードのウィ
ンドウおよびアイコンの画面イメージの他の例を示すも
のである。この例では、それぞれ2個のチェックボック
スを有するカードA、カードB、カードCという名前の
ノードのウィンドウが開かれ、カードAおよびCがカー
ドBにリンクし、カードBがカードCにリンクした状態
が表示されている。カードAの2個のチェックボックス
およびカードCの1個のチェックボックスはオンに表示
されている。カードBのノードのチェック情報はチェッ
クボックスに表示されているように2個ともオフであ
る。チェック情報が2個オンとなっているカードAのリ
ンクアイコンはカードBのウィンドウの中にあり,カー
ドAはカードBにリンクすることを表すと共に、カード
Aのリンクアイコンに影および網が施して表示されてい
ることにより2個のチェック情報がオンであることを表
している。チェック情報が1個オンとなっているカード
CのリンクアイコンもカードBの中にあり、カードCが
カードBにリンクすることを表すと共に、カードCのリ
ンクアイコンは影がつけられていることにより、チェッ
ク情報が1個であることを表している。チェック情報が
オフのカードBのリンクアイコンBは通常のままの表示
である。図6、図7および図8により説明したノードオ
ープン時の自動チェックのモード設定、解除、およびチ
ェックのオン、オフの動作は、この実施例の場合も同様
である。
ンドウおよびアイコンの画面イメージの他の例を示すも
のである。この例では、それぞれ2個のチェックボック
スを有するカードA、カードB、カードCという名前の
ノードのウィンドウが開かれ、カードAおよびCがカー
ドBにリンクし、カードBがカードCにリンクした状態
が表示されている。カードAの2個のチェックボックス
およびカードCの1個のチェックボックスはオンに表示
されている。カードBのノードのチェック情報はチェッ
クボックスに表示されているように2個ともオフであ
る。チェック情報が2個オンとなっているカードAのリ
ンクアイコンはカードBのウィンドウの中にあり,カー
ドAはカードBにリンクすることを表すと共に、カード
Aのリンクアイコンに影および網が施して表示されてい
ることにより2個のチェック情報がオンであることを表
している。チェック情報が1個オンとなっているカード
CのリンクアイコンもカードBの中にあり、カードCが
カードBにリンクすることを表すと共に、カードCのリ
ンクアイコンは影がつけられていることにより、チェッ
ク情報が1個であることを表している。チェック情報が
オフのカードBのリンクアイコンBは通常のままの表示
である。図6、図7および図8により説明したノードオ
ープン時の自動チェックのモード設定、解除、およびチ
ェックのオン、オフの動作は、この実施例の場合も同様
である。
【0020】本実施例では、一つのノードに複数のチェ
ック情報を付与できるので、チェック情報を各ユーザが
使用できるチェック情報のタイプを設定するようにする
ことができる。一般にハイパーテキストシステムでは、
一つの情報ファイルを、複数の人が参照する場合があ
り、各ユーザによってチェックを付けたいノードが異な
る。そこで、チェック情報にチェックタイプ表す名前を
付与して、管理する。各ユーザが自分で用いることので
きるチェックタイプを登録するようにし、各ユーザは自
分が使うことを許されたチェックのみを必要に応じてオ
ン、オフするようにすることができる。
ック情報を付与できるので、チェック情報を各ユーザが
使用できるチェック情報のタイプを設定するようにする
ことができる。一般にハイパーテキストシステムでは、
一つの情報ファイルを、複数の人が参照する場合があ
り、各ユーザによってチェックを付けたいノードが異な
る。そこで、チェック情報にチェックタイプ表す名前を
付与して、管理する。各ユーザが自分で用いることので
きるチェックタイプを登録するようにし、各ユーザは自
分が使うことを許されたチェックのみを必要に応じてオ
ン、オフするようにすることができる。
【0021】図12は、そのチェックタイプの登録処理
のフローを示す図である。システムメニューに「チェッ
クタイプ」の実行メニューが用意されており、その「チ
ェックタイプ」を指定することにより、「チェックタイ
プの登録」または「チェックタイプの削除」のためのサ
ブメニューが開き、この処理の実行が開始される(ステ
ップ121)。「チェックタイプの登録」メニューが選
ばれたかどうかを判定する(ステップ122)。「チェ
ックタイプの登録」メニューが選ばれた場合には、「N
ewMark」というチェックタイプが追加される(ス
テップ123)。その追加されたチェックタイプの名前
を、ユーザの指定する名前に変更する(ステップ12
4)。「終了」メニューが選ばれたかどうかを判定し
(ステップ125)、「終了」メニューが選ばれたら、
他の処理(126)に移り、選ばれなかったらさらにチ
ェックタイプの登録動作を続行する。「チェックタイプ
の削除」メニューが選ばれたは場合には(ステップ12
8でYesのとき)、削除すべきチェックタイプが選択
されているかを判定する(ステップ129)。判定の結
果削除すべきチェックタイプが選択されていた場合に
は、ユーザに対し削除してもいいか否かの確認を促す表
示を行い(ステップ130)、確認があったら(ステッ
プ131)、チェックタイプを削除する(ステップ13
2)。この実施例によれば、各のノードに対し複数のチ
ェック情報項目を設定でき、しかもユーザに対してチェ
ックタイプを登録することにより使用可能なチェック情
報項目が割り当てられるので、各ユーザは共同でハイパ
ーテキストの編集や検索を行うときも、自由にチェック
情報を設定し活用することができる。各ノードに対し複
数のチェック情報項目を設定する構成を検索結果を表す
ために使用するときに、検索のパターン毎に異なるチェ
ックタイプを使うようにすれば、関連ある検索の場合、
一番条件に近いものがチェックがオンになっている数が
多くなり、検索結果の評価がしやすくなる。
のフローを示す図である。システムメニューに「チェッ
クタイプ」の実行メニューが用意されており、その「チ
ェックタイプ」を指定することにより、「チェックタイ
プの登録」または「チェックタイプの削除」のためのサ
ブメニューが開き、この処理の実行が開始される(ステ
ップ121)。「チェックタイプの登録」メニューが選
ばれたかどうかを判定する(ステップ122)。「チェ
ックタイプの登録」メニューが選ばれた場合には、「N
ewMark」というチェックタイプが追加される(ス
テップ123)。その追加されたチェックタイプの名前
を、ユーザの指定する名前に変更する(ステップ12
4)。「終了」メニューが選ばれたかどうかを判定し
(ステップ125)、「終了」メニューが選ばれたら、
他の処理(126)に移り、選ばれなかったらさらにチ
ェックタイプの登録動作を続行する。「チェックタイプ
の削除」メニューが選ばれたは場合には(ステップ12
8でYesのとき)、削除すべきチェックタイプが選択
されているかを判定する(ステップ129)。判定の結
果削除すべきチェックタイプが選択されていた場合に
は、ユーザに対し削除してもいいか否かの確認を促す表
示を行い(ステップ130)、確認があったら(ステッ
プ131)、チェックタイプを削除する(ステップ13
2)。この実施例によれば、各のノードに対し複数のチ
ェック情報項目を設定でき、しかもユーザに対してチェ
ックタイプを登録することにより使用可能なチェック情
報項目が割り当てられるので、各ユーザは共同でハイパ
ーテキストの編集や検索を行うときも、自由にチェック
情報を設定し活用することができる。各ノードに対し複
数のチェック情報項目を設定する構成を検索結果を表す
ために使用するときに、検索のパターン毎に異なるチェ
ックタイプを使うようにすれば、関連ある検索の場合、
一番条件に近いものがチェックがオンになっている数が
多くなり、検索結果の評価がしやすくなる。
【0022】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、ノードのウィンドウおよびリンクアイコンに、ノー
ドに対し何等かの操作がなされた結果をチェック情報と
して保持し、そのチェック情報をわかりやすい形態でリ
ンクアイコンあるいはノードのウィンドウに表示される
ので、従来のようにノードをたどりながらノードの内容
を見て行く場合のたどった結果や、ノードを検索した場
合の検索結果を保持するために新たなノードを作る必要
はなく、容易にノードのチェック状態を把握することが
できる。要するに、本発明によれば、上述のチェック情
報の表示を頼りにユーザは各ノードの状態を簡単に把握
することができ、また、所望のノードを迅速かつ容易に
探し出すことができる。
ば、ノードのウィンドウおよびリンクアイコンに、ノー
ドに対し何等かの操作がなされた結果をチェック情報と
して保持し、そのチェック情報をわかりやすい形態でリ
ンクアイコンあるいはノードのウィンドウに表示される
ので、従来のようにノードをたどりながらノードの内容
を見て行く場合のたどった結果や、ノードを検索した場
合の検索結果を保持するために新たなノードを作る必要
はなく、容易にノードのチェック状態を把握することが
できる。要するに、本発明によれば、上述のチェック情
報の表示を頼りにユーザは各ノードの状態を簡単に把握
することができ、また、所望のノードを迅速かつ容易に
探し出すことができる。
【図1】 本発明の一実施例の構成を示す機能ブロック
図である。
図である。
【図2】本発明を実施するためのハードウェア構成の一
例を示す図ある。
例を示す図ある。
【図3】 本実施例におけるノードのウィンドウおよび
アイコンの画面イメージの一例を示すものである。
アイコンの画面イメージの一例を示すものである。
【図4】 本実施例におけるノードのウィンドウおよび
アイコンの画面イメージの他の例を示すものである。
アイコンの画面イメージの他の例を示すものである。
【図5】 ノードのチェック情報をユーザがマウスを操
作することにより付加しあるいは解除する動作を示すフ
ロー図である。
作することにより付加しあるいは解除する動作を示すフ
ロー図である。
【図6】 チェックの自動設定のフラグをオンにする動
作を示すフロー図である。
作を示すフロー図である。
【図7】 チェックの自動設定のフラグをオフにする動
作を示すフロー図である。
作を示すフロー図である。
【図8】 ノードをオンにしたときのチェック情報の設
定動作を示すフロー図である。
定動作を示すフロー図である。
【図9】 アイコンをブラウザ表示した例を示す図であ
る。
る。
【図10】 チェック情報を複数種類とした実施例にお
けるノードのウィンドウおよびアイコンの画面イメージ
の一例を示す図である。
けるノードのウィンドウおよびアイコンの画面イメージ
の一例を示す図である。
【図11】 本実施例におけるノードのウィンドウおよ
びアイコンの画面イメージの他の例を示す図である。
びアイコンの画面イメージの他の例を示す図である。
【図12】 そのチェックタイプの登録処理のフローを
示す図である。
示す図である。
10…ノード管理部、101…ノード生成部、102…
ノード削除部、103…ノード内データ転記部、104
…ノード内データ削除部、11…リンク管理部、111
…リンク設定部、112…リンク削除部、113…リン
クタイプ設定部、12…データ管理部、13…ハイパー
テキストデータ記憶部、14…入力編集部、15…検索
部、16…チェック設定部、17…表示状態変更部、1
8…表示制御部、19…表示部。
ノード削除部、103…ノード内データ転記部、104
…ノード内データ削除部、11…リンク管理部、111
…リンク設定部、112…リンク削除部、113…リン
クタイプ設定部、12…データ管理部、13…ハイパー
テキストデータ記憶部、14…入力編集部、15…検索
部、16…チェック設定部、17…表示状態変更部、1
8…表示制御部、19…表示部。
Claims (1)
- 【請求項1】 リンクで結合されたノードのネットワー
クとしてデータが蓄積されるデータ管理方式において、
ノードに属性情報としてそのノードが特定の状態である
か否かを表す1以上のチェック情報を設定しあるいは解
除するチェック設定手段と、ノードをリンクアイコンの
形態またはウィンドウの形態で表示するための表示制御
手段であって、チェック設定手段により設定されている
チェック情報に応じて、リンクアイコンの表示状態を変
えて表示する表示制御手段とを有することを特徴とする
データ管理方式。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3113824A JP2934754B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | データ管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3113824A JP2934754B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | データ管理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04348421A JPH04348421A (ja) | 1992-12-03 |
JP2934754B2 true JP2934754B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=14621968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3113824A Expired - Lifetime JP2934754B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | データ管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934754B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1113302C (zh) | 1993-07-30 | 2003-07-02 | 佳能株式会社 | 通过通信线路控制设备的控制器和方法 |
US5870552A (en) | 1995-03-28 | 1999-02-09 | America Online, Inc. | Method and apparatus for publishing hypermedia documents over wide area networks |
JP2861908B2 (ja) * | 1996-01-16 | 1999-02-24 | 日本電気株式会社 | ブラウジング装置 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3113824A patent/JP2934754B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04348421A (ja) | 1992-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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