JP2002259181A - オブジェクトの内容構造管理方法、オブジェクトの内容構造表示方法、オブジェクトの内容構造編集方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

オブジェクトの内容構造管理方法、オブジェクトの内容構造表示方法、オブジェクトの内容構造編集方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002259181A
JP2002259181A JP2001059191A JP2001059191A JP2002259181A JP 2002259181 A JP2002259181 A JP 2002259181A JP 2001059191 A JP2001059191 A JP 2001059191A JP 2001059191 A JP2001059191 A JP 2001059191A JP 2002259181 A JP2002259181 A JP 2002259181A
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Japan
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child
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content
instance
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JP2001059191A
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Yoshiki Wakita
由喜 脇田
Takayuki Kunieda
孝之 國枝
Kiyoshi Suzuki
清詞 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho KK
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Ricoh Co Ltd
Jisedai Joho Hoso System Kenkyusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インスタンスオブジェクトの構造とスキーマ
定義による構造とを組み合わせて直感的に分かりやすく
表示し、操作性・作業効率の向上を図ること。 【解決手段】 オブジェクトが持つことのできるスキー
マ定義で定義された子オブジェクトのリストを管理し、
子オブジェクトのリストが、子オブジェクトとして実際
に存在するインスタンスと、実際に存在しないが子オブ
ジェクトとして存在可能なオブジェクトを保持してお
り、各オブジェクトには実際に存在するか、存在しない
が子オブジェクトとして存在可能なオブジェクトである
かを判別する判別情報(403および502)が保持さ
れており、任意のオブジェクトを開始オブジェクトとし
た場合に、開始オブジェクトの子オブジェクトのリス
ト、その下の子リストを順次管理することにより、開始
オブジェクトの内容構造を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オブジェクトの内
容構造管理方法、オブジェクトの内容構造表示方法、オ
ブジェクトの内容構造編集方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に関し、より詳細には、
実際のインスタンスオブジェクトの内容を管理、表示お
よび編集すると共に、オブジェクトの構成を定義したス
キーマ定義と同時に管理および表示し、インスタンスオ
ブジェクトの内容を編集可能としたオブジェクトの内容
構造管理方法、オブジェクトの内容構造表示方法、オブ
ジェクトの内容構造編集方法および記録媒体に関する。
【0002】また、本発明の応用分野としては、例え
ば、XML形式で記述された文書の表示、編集方法への
応用がある。これらの構造化文書の形式は基本的に<タ
グ></タグ>で囲まれた部分の入れ子で構成されてお
り、あらかじめスキーマ定義によってタグの種類毎の構
造が定義されている。この際に、あるタグで囲まれた部
分をオブジェクトと考えれば、<タグ>の中には属性が
記述できるので、本発明の方法を適用することができ
る。この他にもオブジェクトとしての適用範囲は幅広
く、その構造が定義されていて階層構造を呈していれば
何でも、本発明のオブジェクトとして適用可能である。
例えば、組織であっても、部品の構成であっても、フォ
ルダの管理であっても、その構造と構成を定義し、階層
構造で図示できるようなものであれば、本発明のオブジ
ェクトとして適用できる。
【0003】
【従来の技術】従来、インスタンス化されたオブジェク
トの親子関係を木構造で表すことは直感的に分かり易い
ことから一般に行われている。例えば、パソコンのファ
イル一覧画面を見れば明らかである。また、構造化文書
の一つであるXML文書の編集ソフトウェアにおいても
同様であり、インスタンス化されたオブジェクトの親子
関係は木構造で表されることが一般的である。
【0004】ところが、このようなソフトウェアにおい
ては、実際のインスタンスオブジェクトの構造とオブジ
ェクトのスキーマ定義による構造とを別々に表示してい
る。このため、インスタンスオブジェクトの木構造中に
新たなオブジェクトを追加する場合、スキーマからオブ
ジェクトの種類を選ぶ必要がある。具体的には、スキー
マの木構造からオブジェクトを選択してオブジェクトの
木構造へドロップする方法、選択したオブジェクトに関
してその下位に持つことができるオブジェクトの種類を
別のパレットのような形で表示し、そこからオブジェク
トを選択して反映させる方法などが提供されている。
【0005】図18は、従来のインスタンスオブジェク
トの構造とオブジェクトのスキーマ定義による構造とを
別々に表示する方法を示し、XMLを拡張した言語MP
EG−7編集アプリケーション例としている。ここで
は、画面左側2001にスキーマ、画面右上部2002
にインスタンスオブジェクトの内容が表示されている。
画面右下部2003には、現在指定しているClassifica
tionが持つことのできるオブジェクトが列挙されてい
る。このアプリケーションでは、画面右下部2003か
ら選択して追加、削除を行いながらオブジェクトの内容
を編集する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、実際のインスタンスオブジェクトの
構造とオブジェクトのスキーマ定義による構造とを別々
に表示しており、インスタンスオブジェクトの木構造中
に新たなオブジェクトを追加するには、別に表示されて
いるスキーマを参照して、スキーマから目的のオブジェ
クトの種類を探す必要があるため、操作性が悪く、作業
が煩雑となって効率が低下する問題点があった。特に、
追加・変更するオブジェクトの階層が多層の場合や、類
似する名称のオブジェクトの種類が多数存在する場合に
は、作業効率が著しく低下するという問題点もあった。
【0007】また、上記従来の技術によれば、スキーマ
定義は各オブジェクトの構造を端的に表すことができる
ものの、インスタンスの形を成していないため、木構造
の階層における各オブジェクトの位置関係が分かり難
く、操作性および作業効率が低下するという問題点があ
った。
【0008】具体的には、以下のスキーマ定義が定義さ
れている場合を例とする。 1.オブジェクトAはオブジェクトBを1つ持つ。 2.オブジェクトBはオブジェクトCを1つ持つ。 3.オブジェクトCはオブジェクトAを1つ以上複数持
つ。 従来の方法でこのスキーマ構造を表示すると、オブジェ
クトA,B,Cをルートとする構造を3つ並べることに
なるが、これではオブジェクトAが循環参照されている
ことが分かり難い。
【0009】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、インスタンスオブジェクトの構造とスキーマ定義に
よる構造とを組み合わせて直感的に分かりやすく表示
し、操作性・作業効率の向上を図れるオブジェクトの内
容構造管理方法、オブジェクトの内容構造表示方法、オ
ブジェクトの内容構造編集方法および記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係るオブジェクトの内容構造管理方法
は、各オブジェクトの内容構造が0個または少なくとも
1つのオブジェクトから成る木構造の親子関係で表され
ており、かつ、オブジェクトの種類毎に各オブジェクト
の持つことのできる属性およびオブジェクトの種類がス
キーマ定義によって定義されているオブジェクトの内容
構造を管理するオブジェクトの内容構造管理方法であっ
て、前記オブジェクト毎に、そのオブジェクトが持つこ
とのできる前記スキーマ定義で定義された子オブジェク
トのリストを管理し、前記子オブジェクトのリストは、
子オブジェクトとして実際に存在する全てのオブジェク
トのインスタンスと、実際に存在しないが子オブジェク
トとして存在可能なオブジェクトを保持しており、さら
に各オブジェクトには実際に存在するオブジェクトのイ
ンスタンスであるか、実際に存在しないが子オブジェク
トとして存在可能なオブジェクトであるかを判別する判
別情報が保持されており、任意のオブジェクトを開始オ
ブジェクトとした場合に、前記開始オブジェクトの子オ
ブジェクトのリスト、当該子オブジェクトのリストに保
持されている各オブジェクトの子オブジェクトのリス
ト、その子オブジェクトのリストに保持されている各オ
ブジェクトの子オブジェクトのリストを順次管理するこ
とにより、前記開始オブジェクトの内容構造を管理する
ことを特徴とする。
【0011】また、請求項2に係るオブジェクトの内容
構造管理方法は、請求項1に記載のオブジェクトの内容
構造管理方法において、前記実際に存在しないが子オブ
ジェクトとして存在可能なオブジェクトは、同じ種類の
オブジェクト毎に1つずつ管理されていることを特徴と
する。
【0012】また、請求項3に係るオブジェクトの内容
構造管理方法は、請求項1または2に記載のオブジェク
トの内容構造管理方法において、あるオブジェクトのス
キーマ定義によって、当該オブジェクトが持つことので
きる複数種類のオブジェクトの中に、いずれか一つが排
他的に選択可能な関係にある複数のオブジェクトが存在
する場合、前記あるオブジェクトは、前記子オブジェク
トのリストの他に、前記いずれか一つが排他的に選択可
能な関係にある複数のオブジェクトを選択肢リストとし
て管理し、複数の選択肢の中から1つのオブジェクトが
選択されている場合、選択されている当該オブジェクト
だけを親オブジェクトの子リストで管理し、それ以外の
選択肢となるオブジェクトを前記選択されている当該オ
ブジェクトの選択肢リスト中に、実際に存在しないが子
オブジェクトとして存在可能なオブジェクトとして管理
することを特徴とする。
【0013】また、請求項4に係るオブジェクトの内容
構造表示方法は、各オブジェクトの内容構造が0個また
は少なくとも1つのオブジェクトから成る木構造の親子
関係で表されており、かつ、オブジェクトの種類毎に各
オブジェクトの持つことのできる属性およびオブジェク
トの種類がスキーマ定義によって定義されているオブジ
ェクトの内容構造を表示するオブジェクトの内容構造表
示方法であって、前記オブジェクトが子オブジェクトと
して保持するオブジェクトを木構造で表し、かつ、その
木構造のノードにオブジェクトの種類を表す文字列を表
示してオブジェクト構造を表示し、表示されている木構
造から選択されたオブジェクトに対して当該オブジェク
トが持つことのできる属性の種類と値を表示することに
より、当該オブジェクトの内容と構造を表示することを
特徴とする。
【0014】また、請求項5に係るオブジェクトの内容
構造表示方法は、請求項4に記載のオブジェクトの内容
構造表示方法において、オブジェクトが実際に保持して
いるインスタンスオブジェクトだけではなく、保持して
いなくてもそのスキーマ定義から保持することが可能な
オブジェクトを種類毎に一つずつ木構造中に同時に表示
し、かつ、インスタンスオブジェクトとそれ以外のオブ
ジェクトとを別のアイコンで区別して表示することを特
徴とする。
【0015】また、請求項6に係るオブジェクトの内容
構造表示方法は、請求項4または5に記載のオブジェク
トの内容構造表示方法において、ルートとなるオブジェ
クトが保持する可能性のあるオブジェクトが、それぞれ
更にオブジェクトを保持する可能性がある場合、前記木
構造を階層的に表示し、このとき、表示する階層レベル
を指定すると、実在するインスタンスオブジェクト以
下、指定した階層レベルまでを表示し、それより下位の
層の構造を省略することを特徴とする。
【0016】また、請求項7に係るオブジェクトの内容
構造表示方法は、請求項4〜6のいずれか一つに記載の
オブジェクトの内容構造表示方法において、オブジェク
トが持つことのできる子オブジェクトの種類のスキーマ
定義において、複数種類のオブジェクトのうちいずれか
を持つことができる場合、その選択肢の全てを子ノード
として木構造中に表示し、選択肢のうち実際に選択され
保持しているものと、選択されていないその他の選択肢
とを別のアイコンで区別して表示することを特徴とす
る。
【0017】また、請求項8に係るオブジェクトの内容
構造表示方法は、請求項4〜7のいずれか一つに記載の
オブジェクトの内容構造表示方法において、オブジェク
トの種類を表す文字列を指定した後、「検索」を指示す
ると、該当するオブジェクトを全てハイライトで表示す
ることを特徴とする。
【0018】また、請求項9に係るオブジェクトの内容
構造表示方法は、請求項4〜8のいずれか一つに記載の
オブジェクトの内容構造表示方法において、オブジェク
トが持つことのできる子オブジェクトの種類のスキーマ
定義において、同じ種類の子オブジェクトを複数持つこ
とが可能である場合、複数持つことが可能である最大数
または最小数の子オブジェクトを前記木構造中に表示す
ることを特徴とする。
【0019】また、請求項10に係るオブジェクトの内
容構造編集方法は、各オブジェクトの内容構造が0個ま
たは少なくとも1つのオブジェクトから成る木構造の親
子関係で表されており、かつ、オブジェクトの種類毎に
各オブジェクトの持つことのできる属性およびオブジェ
クトの種類がスキーマ定義によって定義されているオブ
ジェクトの内容構造を編集するオブジェクトの内容構造
編集方法であって、前記オブジェクトが子オブジェクト
として保持するオブジェクトを木構造で表し、かつ、そ
の木構造のノードにオブジェクトの種類を表す文字列を
表示してオブジェクト構造を表示し、表示されている木
構造から選択されたオブジェクトに対して当該オブジェ
クトが持つことのできる属性の種類と属性値を表示する
ことにより、当該オブジェクトの内容と構造を表示し、
前記表示された属性値に対して、変更する値を入力して
変更を指定すると、該当するオブジェクトの属性値を入
力値に更新することを特徴とする。
【0020】また、請求項11に係るオブジェクトの内
容構造編集方法は、請求項10に記載のオブジェクトの
内容構造編集方法において、木構造中の実在するオブジ
ェクトを一つ指定した後、「インスタンス追加」を指示
すると、同じ種類のオブジェクトのインスタンスを作成
し、同じ種類のオブジェクトを前記指定したオブジェク
トの兄弟ノードとして木構造中に表示することを特徴と
する。
【0021】また、請求項12に係るオブジェクトの内
容構造編集方法は、請求項11に記載のオブジェクトの
内容構造編集方法において、スキーマ定義によって複数
持つことが許されるオブジェクトと許されないオブジェ
クトとはあらかじめ表示色、アイコンなどで区別して表
示し、前記複数が許されないオブジェクトに対する「イ
ンスタンス追加」の指示を受け付けないことを特徴とす
る。
【0022】また、請求項13に係るオブジェクトの内
容構造編集方法は、請求項10〜12のいずれか一つに
記載のオブジェクトの内容構造編集方法において、実際
には存在しないが持つことのできるオブジェクトの種類
を示すダミーオブジェクトを一つ指定した後、「追加」
を指示すると、前記ダミーオブジェクトを実際のインス
タンスに変更し、木構造中の表示も実際のインスタンス
を示すアイコンに変更することを特徴とする。
【0023】また、請求項14に係るオブジェクトの内
容構造編集方法は、請求項13に記載のオブジェクトの
内容構造編集方法において、さらに、前記指定されたダ
ミーオブジェクトだけでなく、その先祖となるオブジェ
クトがダミーオブジェクトの場合も、それらを次々と実
際のインスタンスに変更することを特徴とする。
【0024】また、請求項15に係るオブジェクトの内
容構造編集方法は、請求項10〜14のいずれか一つに
記載のオブジェクトの内容構造編集方法において、実際
に存在するオブジェクトを指定した後、「削除」を指示
すると、前記指定されたオブジェクトが複数存在した場
合はそのオブジェクト以下を削除して木構造の表示から
も削除し、そのオブジェクトが単一の場合には、そのオ
ブジェクト以下のノードをダミーオブジェクトに変更
し、木構造中の表示アイコンを変更することを特徴とす
る。
【0025】また、請求項16に係るオブジェクトの内
容構造編集方法は、請求項10〜15のいずれか一つに
記載のオブジェクトの内容構造編集方法において、選択
されていない選択肢を示すダミーオブジェクトを一つ指
定した後、「選択変更」を指示すると、それまで選択さ
れていたオブジェクトを選択肢を示すオブジェクトに変
更し、前記指定したオブジェクトを選択されているオブ
ジェクトに変更することを特徴とする。
【0026】また、請求項17に係るオブジェクトの内
容構造編集方法は、請求項10〜16のいずれか一つに
記載のオブジェクトの内容構造編集方法は、編集された
オブジェクトの内容をMPEG−7またはXMLなどの
記述言語で出力することを特徴とする。
【0027】また、請求項18に係る記録媒体は、前記
請求項1〜3のいずれか一つに記載のオブジェクトの内
容構造管理方法をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したことを特徴とする。
【0028】また、請求項19に係る記録媒体は、前記
請求項4〜9のいずれか一つに記載のオブジェクトの内
容構造表示方法をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したことを特徴とする。
【0029】また、請求項20に係る記録媒体は、前記
請求項10〜17のいずれか一つに記載のオブジェクト
の内容構造編集方法をコンピュータに実行させるための
プログラムを記録したことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明のオブジェクトの内
容構造管理方法、オブジェクトの内容構造表示方法、オ
ブジェクトの内容構造編集方法および記録媒体の一実施
の形態について、 (本発明の概要) (本実施の形態のオブジェクト編集装置の構成) (本実施の形態の動作例) (他の実施の形態) の順に添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0031】(本発明の概要)本発明は、各オブジェク
トの内容構造が0個または少なくとも1つのオブジェク
トから成る木構造の親子関係で表されており、かつ、オ
ブジェクトの種類毎に各オブジェクトの持つことのでき
る属性およびオブジェクトの種類がスキーマ定義によっ
て定義されているオブジェクトの内容構造の管理、表示
または編集を行うものである。すなわち、オブジェクト
が0個以上の属性と0個以上の他のオブジェクトから構
成され、オブジェクトの種類によって持つことのできる
属性とオブジェクトの種類がスキーマによりあらかじめ
定義されているとき、オブジェクトの実際の構成と内容
とを、その定義情報(スキーマ定義)と組み合わせて管
理し、それを視覚化してわかりやすく表示し、編集する
ものである。
【0032】これを利用して実際のインスタンスとして
のオブジェクトの内容を表示し、その編集を容易にした
り、編集結果を出力して内容を参照したり、保存して再
利用したりするための技術に関する。同時に、オブジェ
クトの構成を定義したスキーマ情報を管理し、わかりや
すく表示するものである。
【0033】例えば、本発明ではインスタンスオブジェ
クトの構造とスキーマ定義による構造とを組み合わせ、
直感的にわかりやすく表示する。スキーマ定義は各オブ
ジェクトの構造を端的に表しているものの、インスタン
スの形は成していない。例えば、以下の定義を考える。 1.オブジェクトAはオブジェクトBを1つ持つ。 2.オブジェクトBはオブジェクトCを1つ持つ。 3.オブジェクトCはオブジェクトAを1つ以上複数持
つ。
【0034】前述したように従来の方法でこのスキーマ
構造を表示すると、オブジェクトA,B,Cをルートと
する構造を3つ並べることになる。ところが、このよう
な表示では、オブジェクトCがオブジェクトAを持つこ
とにより、オブジェクトAが循環参照されていることが
分かり難くなっている。
【0035】これを解決するために本発明では、スキー
マ構造とインスタンスオブジェクトの構造とを組み合わ
せて表示する。このとき、基本的にはインスタンスオブ
ジェクトが存在しない場合、スキーマ構造だけが表示さ
れることになるが、本発明の表示方法は表示階層レベル
=4の場合、図1に示すような表示となり、実際のイン
スタンスのサンプルの構造に近く、直感的で分かりやす
くなる。ここで表示階層レベルを増やせば、そのレベル
数に応じてオブジェクトA(図中のObjectA)の下に
B、Cが繰り返される。
【0036】(本実施の形態のオブジェクト編集装置の
構成)図2は、本実施の形態のオブジェクトの内容構造
管理方法、オブジェクトの内容構造表示方法およびオブ
ジェクトの内容構造編集方法を適用したオブジェクト編
集装置のブロック構成図である。ここでは、オブジェク
ト編集装置として、XMLオブジェクト編集エディタを
例として説明する。
【0037】オブジェクト編集装置としての役割を果た
すコンピュータ101は、後述するソフトウエアに基づ
く処理を実行するCPU201と、ブートプログラム等
を記憶したROM202と、CPU201のワークエリ
アとして使用されるRAM203と、各種の入力操作を
行なうためのキーボード204およびマウス205と、
オブジェクトの内容構造を表示するための表示画面を有
したCRTや液晶ディスプレイ等の表示装置206と、
本発明のオブジェクトの内容構造管理方法、オブジェク
トの内容構造表示方法およびオブジェクトの内容構造編
集方法を実現するためのオブジェクト内容構造編集ソフ
ト207およびその他の各種アプリケーションプログラ
ムやデータを記憶したハードディスク210と、図示し
ないネットワークを介してコンピュータ101と接続さ
れている外部装置や、フロッピー(登録商標)ディス
ク、CD−ROM、MO、DVD等の記録媒体との間で
データの送受信を行うための各種ドライバー、ネットワ
ークアダプタ等のインタフェース部211と、上記各部
を接続するバス212と、を備えている。
【0038】図3は、図2に示したオブジェクト内容構
造編集ソフト207を構成するモジュールの概略機能ブ
ロック図を示し、記録媒体等からバイナリや、テキスト
で記述されたオブジェクト内容を読み込むオブジェクト
内容読み込みモジュール301と、記録媒体等からオブ
ジェクトスキーマ定義を読み込むオブジェクトスキーマ
定義読み込みモジュール302と、オブジェクト内容読
み込みモジュール301およびオブジェクトスキーマ定
義読み込みモジュール302を介してオブジェクト内容
およびオブジェクトスキーマ定義を入力し、オブジェク
トの内容構造を表示するオブジェクト内容構造表示モジ
ュール303と、オブジェクト内容構造表示モジュール
303が表示しているオブジェクトの内容構造を編集す
るための編集モジュール304と、オブジェクト内容構
造表示モジュール303で表示中または編集モジュール
304の編集後のオブジェクトの内容構造を記録媒体に
出力するオブジェクト内容記録モジュール305と、か
ら構成される。
【0039】(本実施の形態の動作例)以上の構成にお
いて、本実施の形態のオブジェクト編集装置は、MPE
G−7属性記述編集を含むXMLオブジェクト編集エデ
ィタとして動作する。先ず、オブジェクト内容読み込み
モジュール301およびオブジェクトスキーマ定義読み
込みモジュール302を介して、オブジェクトのスキー
マ定義とオブジェクトの内容を記録媒体より読み込み、
メモリ(RAM203またはハードディスク210)上
で管理する。この例では、スキーマ定義とオブジェクト
の内容の両方を記録媒体より読みこんでいるが、スキー
マ定義だけを読みこみ、オブジェクトは新規に作成して
もよい。また、特にスキーマ定義にあわせて動的に動作
を変更する必要がなければ、スキーマ定義は固定と考え
て記録媒体から読みこまなくても構わない。
【0040】以下にオブジェクト内容読み込みモジュー
ル301で入力した入力データ(オブジェクトの内容構
造)の例を示す。 <MovieMmcLogicalContent id="MovieTool"> <CreationMetaInformation id=""> <Classification id=""> <PackagedType CSLocation="file:///PackageType.csv"> aaa </PackagedType> </Classification> </CreationMetaInformation> </MovieMmcLogicalContent>
【0041】次に、スキーマ定義について具体的に例を
挙げて説明する。以下の〜は、本実施の形態で使用
するスキーマ定義の一部を概念的に表したものを示す。
オブジェクトの構造は、このスキーマ定義にしたがって
管理される。なお、特に記述がなければ複数は不可であ
るものとする。
【0042】 MovieMmcLogicalContentの定義 オブジェクトとして持つ可能性があるものは以下の通り
である。なお、属性については省略する。 ・IPR ・CreationMetaInformation ・UsageMetaInformation ・MediaTime
【0043】 CreationMetaInformation の定義 オブジェクトとして持つ可能性があるものは以下の通り
である。なお、属性については省略する。 ・Creation ・Classification ・RelatedMaterial
【0044】 Classificationの定義 オブジェクトとして持つ可能性があるものは以下の通り
である。なお、属性については省略する。 ・Genre ・PackagedType 複数可能 ・Purpose ・AgeClassification ・MarketClassification
【0045】 PackageType の定義 オブジェクトとして持つ可能性のあるものはなし。属性
としてもつものは以下の通りである。 ・ControlledTerm::CSName ・ControlledTerm::CSTermID ・ControlledTerm::CSLocation ・ControlledTerm::CTermElement
【0046】 MediaTime の定義 オブジェクトとして持つ可能性があるものは以下の通り
である。なお、属性については省略する。 ・MediaTimePointまたはMediaRelTimePoint またはmedi
aRelIncrTimePointのいずれか ・MediaDuration またはMediaIncrDuration のいずれか
【0047】 MediaTimePointの定義 オブジェクトとして持つ可能性のあるものはなし。属性
としてもつものは以下の通りである。 ・Year ・Month ・Day ・Hour ・Min ・Sec ・Frame
【0048】 RelatedMaterial の定義 オブジェクトとして持つ可能性があるものは以下の通り
である。なお、属性については省略する。 ・MediaType ・MediaLocator ・MediaInformation ・CreationMetaInformation (*繰り返しに注意) ・UsageMetaInformation
【0049】 その他の詳細な定義は省略する。
【0050】次に、上記〜のスキーマにしたがった
メモリ上の管理状態を図4に示し、さらに、これをオブ
ジェクト内容構造表示モジュール303により、表示し
た表示画面501を図5に示す。なお、図4において
は、説明を分かりやすくするために、選択されているオ
ブジェクト(インスタンスオブジェクト)を網点で表
す。図中の符号401、403、406および407が
インスタンスオブジェクトに相当する。
【0051】ここでは、親オブジェクトを「MovieMmcLo
gicalContent」401として、「MovieMmcLogicalConte
nt」401がオブジェクトとして持つ可能性のある4つ
のオブジェクトを、その子リストとして、「IPR 」40
2、「CreationMetaInformation 」403、「UsageMet
aInformation」404、「MediaTime 」405のように
管理している。また、選択されているオブジェクトとそ
の他の候補となる選択肢は、親ノードから見ればひとま
とまりの関係である。これらのまとまりを表すための特
殊なオブジェクトを用意することも考えられるが、本実
施の形態では、図4に示すように、オブジェクトに選択
肢リストを用意し、選択されているオブジェクトがこの
まとまりを代表する形で親ノードの子リストに管理され
る形態を採用する。
【0052】また、図5の表示画面501において、実
在するインスタンスオブジェクトを示すノードはアイコ
ン「有」で示し、実際には保持していないが保持するこ
とが可能なオブジェクトの種類を示すノードはアイコン
「空」で示される。具体的には、図4の符号401、4
03、406および407に相当するオブジェクトのノ
ードはアイコン「有」502で表示し、図4の符号40
4、405のように存在しないオブジェクトのノードは
アイコン「空」503で表示される。
【0053】次に、図6の表示画面601を参照して、
オブジェクト「CreationMetaInformation 」602が繰
り返し現れる状態を説明する。ここでは階層レベルが3
であるので、「有」ノードから3段階まで表示され、そ
れより下位については表示されていない。この階層レベ
ルの指定は、図示しない所定のアイコンをクリックする
ことにより、ダイアログ画面を選択して入力することが
できる。
【0054】次に、図7の表示画面701を参照して、
選択肢中で選択されているオブジェクトと、その他の選
択肢のオブジェクトの表示アイコン例について説明す
る。ここでは、「MediaTimePoint」702、「MediaRel
TimePoint 」703、「MediaRelIncrTimePoint 」70
4のうち、「MediaTimePoint」702が選択されてお
り、これは実在するインスタンスであることが「有」ア
イコン702Aからわかる。また、これに続く2つのオ
ブジェクト703、704は「選」アイコン702Bに
より、選択肢であることがわかる。
【0055】この例では、更に別の選択肢グループ「Me
diaDuration 」705、「MediaIncrDuration 」706
があり、「MediaDuration 」705がデフォルトで選択
されることになっているが、どちらも可能性を示すダミ
ーオブジェクトで、実在するインスタンスではない。
【0056】次に、図8を表示画面801を参照して、
属性値の設定について説明する。図8の「MediaTimePoi
nt」802の時刻をダイアログ803で修正し、Upボ
タン804をクリックすると実際のデータに反映され
る。
【0057】図9の表示画面901から既存のオブジェ
クト「PackagedType」902を指定してAddボタン9
04をクリックすることで「インスタンス追加」を指示
すると、図10の表示画面901に示すように、同じオ
ブジェクトの種類「PackagedType」で別のインスタンス
オブジェクト903がその下に作成される。なお、「Pa
ckagedType」は「Classification」の下に複数存在でき
るので、この指示が可能であるが、例えば「Classifica
tion」自身は「CreationMetaInformation 」の下に複数
存在できないので、Addボタンがアクティブにならな
い。
【0058】続いて、図11の表示画面1101を参照
して、可能性を示すダミーオブジェクトMediaDuration
を実在するインスタンスとして追加する場合について説
明する。先ず,MediaDuration 1102を指定し、属性
値を入力してUpボタン1103をクリックすることで
「追加」を指示すると、図12の表示画面1201のよ
うに、MediaDuration 1202としてインスタンスオブ
ジェクトが追加される。
【0059】また、表示画面上に「有」アイコンで表示
されている実存するオブジェクトを指定し、Ersボタ
ンをクリックすることで「削除」を指示すると、「有」
アイコンが「空」アイコンに変更されて、該当するオブ
ジェクトが削除される。例えば、「CreationMetaInform
ation 」が実在するオブジェクトであった場合に、これ
を「CreationMetaInformation 」を指定し、Ersボタ
ン1302をクリックすることで図13のように「Crea
tionMetaInformation 」1303が「空」アイコンで表
示される。すなわち、「CreationMetaInformation 」が
削除されて可能性を示すダミーオブジェクトとなり、
「空」アイコンで表示されている。
【0060】次に、例えば、図7の表示画面701上で
「MediaRelIncrPoint 」702を指定し「選択変更」を
指示すると、図14に示すように、それまで選択されて
いた「MediaTimePoint」702が選択肢を示す「選」に
なり、かわりに「MediaRelIncrPoint 」703が「有」
になる。この時点で実際にインスタンスオブジェクトと
して選択されているのは、「MediaRelIncrPoint 」70
3となる。
【0061】次に、本実施の形態のオブジェクト編集装
置で編集したオブジェクト内容を、オブジェクト内容記
録モジュール305がMPEG−7として出力した例を
以下に示す。なお、オブジェクトの内容は、後日再利用
するために記録媒体に保管する。
【0062】 <LogicalContent id="MovieTool"> <MediaTime> <MediaTimePoint> 2000-1127T06:35:03:0F30 </MediaTimePoint> <MediaIncrDuration timeunit="P0DT0H0M0S1N30F"> 379200 </MediaIncrDuration> </MediaTime> <CreationMetaInformation id=""> <Classification id=""> <PackagedType CSLocation="file:///PackagedType.csv"> aaa </PackagedType> <PackagedType CSLocation="file:///PackagedType.csv"> abc </PackagedType> </Classification> </CreationMetaInformation> </LogicalContent>
【0063】前述したように本実施の形態によれば、親
子関係のあるオブジェクト同士をリストで管理すること
のみでなく、すなわち、実際のインスタンスの親子関係
だけでなく、スキーマ定義によるオブジェクトの構造を
一つのリストで同時に管理し、表示するため、インスタ
ンスオブジェクトの構造とスキーマ定義による構造とを
組み合わせて直感的に分かりやすく表示し、操作性・作
業効率の向上を図ることができる。
【0064】また、従来からインスタンス化されたオブ
ジェクトの親子関係を木構造で表すことは一般的に行わ
れており、また、選択したオブジェクトに関し、その下
位に持つ可能性のあるオブジェクトの種類をパレットの
ような形で表示する形態も既存の方法である。しかし従
来の方法では、オブジェクトを選択しなければ持つこと
のできるオブジェクトの種類がわからないので、一覧性
に欠ける。また、実在のオブジェクトの子供として1 段
階しか候補となるオブジェクトの種類がわからないた
め、その先はスキーマを示す木構造を別に参照しなけれ
ば何を持てるかがわからないという不具合があった。こ
れに対して本実施の形態では、オブジェクトが子オブジ
ェクトとして保持することのできるオブジェクトの種類
を同時にその木構造にノードとして表すことで、スキー
マで定義されるオブジェクトの構造と同時に実際のオブ
ジェクトの構造を表示し、この問題を解決している。
【0065】また、オブジェクトの構造として階層構造
で表示される親子関係の中に同じ種類のオブジェクトが
2度現れた場合には、同じ繰り返しが永久に起こってし
まい、表示できなくなる恐れがあるが、本実施の形態で
は、表示階層レベルを決めることでこの問題を避け、ま
たユーザが必要に応じて動的に表示階層レベルを指定で
きるので、かえって整然としてわかりやすい表示が可能
となる。
【0066】また、前述したように本実施の形態では、
選択されているオブジェクトと、その他の選択肢がわか
りやすく視覚化され、その他の選択肢のもつ属性も明ら
かなので選択がしやすい。
【0067】さらに、スキーマ定義におけるオブジェク
トの種類と関係が複雑な場合には、大量のオブジェクト
が表示される可能性がある。本実施の形態では、そのよ
うな場合でもその中で必要なオブジェクトをみつけるこ
とが可能となる。
【0068】また、その属性値がどんなオブジェクトの
属性であるかが一目で確認できる上、その属性値を容易
に編集できるので、必要な属性値を編集する場合に有効
である。
【0069】また、あるオブジェクトを複数存在させた
い場合や、追加、削除したい場合にそれが可能かどうか
スキーマ定義を確認する必要がなく操作でき、また両者
がほとんど同じ操作で行えるため操作性がよい。指定し
たダミーオブジェクトの先祖もまたダミーオブジェクト
であっても、必要なオブジェクト(系列)が一回の操作
で全てインスタンス化できるので操作性がよい。なお、
従来のパレット方式の場合には、実在のオブジェクトの
もつ候補オブジェクトしか表示されないため、このよう
なことは不可能である。
【0070】さらに、編集したオブジェクト内容をMP
EG−7などの言語によって記述しファイルとして保存
することで、それを再利用して再度編集したり、交換し
たり、読みこんだ情報をもとに検索するなど、さまざま
なアプリケーションに利用することが可能となる。
【0071】(その他の実施の形態)次に、本発明の他
の実施の形態について説明する。なお、基本的の構成お
よび動作は、前述した実施の形態と同一であるため、こ
こでは異なる部分のみを説明する。
【0072】図15および図16は、他の実施の形態の
表示画面1501を示す。ここでは、オブジェクトの構
造表示部1502Aと、インスタンス表示部1502B
と、属性編集部1502Cとが設けられている。なお、
前述した実施の形態とは、MPEG−7のスキーマが変
わっているので全く同じではないが、CreationInfoion
(CreationMetaInformationから変更)、Creation, Rela
tedmaterialなどが並ぶ。ここでもCreationInformation
はやはりRelatedMaterialの下に繰り返されている。
【0073】また、図15の表示画面1501では、オ
ブジェクトの木構造の表示部分1502にチェックボッ
クス1503が追加されている。また、ここでは、全部
のチェックボックス1503がチェックされている。
【0074】図16において、一つchoice1602のチ
ェックボックス1601のチェックがはずされている。
それによって、直下に表示される子ノードはインスタン
スである有だけとなり、図15にあった空の「Creation
InformationRef」1510は表示されなくなる。
【0075】ところで、インスタンス表示部1502B
は実際のインスタンスを表示し、タグの本体(例、<aaa
bbb="sss" ccc="ttt">xxx</aaa>のxxxの部分)をマウ
スクリックにより入力、編集する。
【0076】属性編集部1502Cは、上記例ならば以
下のような表形式のウインドウで、 bbb sss ccc ttt sss, tttを入力・編集するとインスタンス表示部150
2Bに内容が反映される。
【0077】オブジェクトの構造表示部1502Aはオ
ブジェクトの構造を表示するウインドーでオブジェクト
自身の存在を増やしたり削除したり(インスタンス化し
たり削除したり)することを行う。その結果はインスタ
ンス表示部1502Bに反映される。
【0078】次に、属性編集部1502Cに表示するオ
ブジェクトに関する情報について説明する。オブジェク
トの横にオブジェクトに関する情報を文字列で表示す
る。ただし表示が煩雑になるので、最も必要なものだけ
(タグ名、型名)を横に表示し、他の情報はオブジェク
トの選択時に別の場所(例では画面左下)に「種類=
値」の列の形式で表示する。
【0079】表示すべき内容は以下のものである。 - オブジェクトのタグ名 図15のmpeg7:CreationInformation - オブジェクトの型名 図15のmpeg7:CreationInformationType - 出現可能頻度( 最小可能出現数、最大可能出現数) 図15のminOccurs=0 図15のmaxOccurs=Unbounded(無制限の意味)
【0080】以上はスキーマから決まる情報である。こ
のほかに、以下のような情報も表示できる。 - 同じ親の下で、実際に同じ種類のものがインスタンス
化されている個数
【0081】以上の構成において、チェックボックス1
503をレ点で選択することにより、ON/OFFを用意する
ことによって、ユーザにとって必要のない可能性オブジ
ェクトは見せない・作らないことが可能になる。これに
より、メモリの節約を図ることができる。この場合、せ
っかくの一覧性が損なわれる(チェックしないと下が見
えない) 点は、指定ノード何段階チェックONで展開、と
いうメニューを用意することで解決できる。
【0082】また、この方法を採ると内部ではon deman
d のタイミングで下位構造を作ることが可能となる。
【0083】ここで、本実施の形態の表示動作のルール
について簡単に説明する。 a.チェックボックスを使った表示 オブジェクトのチェックボックスが OFF:その直下にはインスタンスオブジェクト(有)しか
表示しない。 ON: その直下には、インスタンスオブジェクト(有)に
加えて可能性のあるオブジェクトをすべて表示する
【0084】b. +- の意味は従来のツリー表示と同
じ。 + 子ノードが存在するが展開されていない - 子ノードが存在して展開されている 無印 子供がない末端ノード
【0085】c.有空の意味は従来と同じ。 有 実際に存在するインスタンス 空 可能性を示すオブジェクト
【0086】図15のオブジェクトの構造表示部150
2Aの構造の生成タイミングとしては、メモリ効率アッ
プを図るために、チェックボックスがONになるタイミン
グでその下の可能性オブジェクト(空) をすべて生成す
る。また、OFF になるタイミングで可能性オブジェクト
(空) はすべて消す。
【0087】なお、従来の方法では、ツリーの表示状態
にかかわらず上位から指定レベル階層分の可能性オブジ
ェクトを自動的に生成していたが、本実施の形態では、
例えば、今回、必要のない可能性オブジェクトは必要に
応じて動的に作成・破棄することで、メモリを効率よく
利用することができる。
【0088】図15および図16の表示画面において、
以下のd.〜e.の処理ががった場合の表示画面の変化
について説明する。 d.ノードが有に変わった(インスタンス化) このとき、有に変わったノードが複数存在できるノード
の場合には、もう一つ自分と同じノードを空で作って、
兄弟とし、自分の次につける。次に同じ種類のノードを
インスタンス化する場合は、この空をインスタンス化す
る。存在できる最大数を越えない間は、このタイミング
で、また空ができる。
【0089】一方、複数存在できないノードの場合に
は、自分が有になるだけ。空は増えない。
【0090】e.ノードの削除 複数存在できるノードの場合には、上記d.の逆。有を
削除するとき、自分以外に一つ、同じ種類の空が存在す
るはず。自分をそのまま削除する(空は必ず残る)。ま
た、削除対象は有でなければならない。さらに最終的
に、可能性を示すノードは最低一個残ればよい。複数存
在できないノードの場合には、自分を空にするだけであ
る。
【0091】ところで、本発明が対象とする「オブジェ
クト」はその構造がルールで定義され、属性とその他の
オブジェクトを管理するようなものであれば何でもよ
い。したがって、応用可能な他の実施の形態として、組
織図や、部品図に全く同じように適用できる。例えば、
以下のような例が挙げられる。 ・クラス階層、属性オブジェクトの表示、編集 ・組織図、部品図の表示、編集
【0092】図17は、本発明を組織構造デザインツー
ルに応用した例を示し、ここでは、各社の各組織図にお
ける各部・各課・各係などのグループが本発明のオブジ
ェクトに相当している。
【0093】以上説明した本発明のオブジェクトの内容
構造管理方法、オブジェクトの内容構造表示方法および
オブジェクトの内容構造編集方法は、前述した説明で示
した手順に従って予め用意したプログラムをコンピュー
タで実行することによって実現することができる。この
プログラムは、ハードディスク、フロッピーディスク、
CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取
り可能な記録媒体に記録されて提供される。またはネッ
トワークを介して配布することができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の係るオブ
ジェクトの内容構造管理方法(請求項1〜3)は、オブ
ジェクト毎に、そのオブジェクトが持つことのできるス
キーマ定義で定義された子オブジェクトのリストを管理
し、子オブジェクトのリストが、子オブジェクトとして
実際に存在する全てのオブジェクトのインスタンスと、
実際に存在しないが子オブジェクトとして存在可能なオ
ブジェクトを保持しており、さらに各オブジェクトには
実際に存在するオブジェクトのインスタンスであるか、
実際に存在しないが子オブジェクトとして存在可能なオ
ブジェクトであるかを判別する判別情報が保持されてお
り、任意のオブジェクトを開始オブジェクトとした場合
に、開始オブジェクトの子オブジェクトのリスト、当該
子オブジェクトのリストに保持されている各オブジェク
トの子オブジェクトのリスト、その子オブジェクトのリ
ストに保持されている各オブジェクトの子オブジェクト
のリストを順次管理することにより、開始オブジェクト
の内容構造を管理するため、インスタンスオブジェクト
の構造とスキーマ定義による構造とを組み合わせて直感
的に分かりやすく表示し、操作性・作業効率の向上を図
れるオブジェクトの内容構造管理方法を提供することが
できる。
【0095】特に、実際に存在しないが子オブジェクト
として存在可能なオブジェクトを、同じ種類のオブジェ
クト毎に1つずつ管理することにより、管理用のメモリ
の効率化を図ることができる。
【0096】また、選択されているオブジェクトだけを
親オブジェクトの子リストで管理し、それ以外の選択肢
となるオブジェクトを選択されているオブジェクトの選
択肢リスト中に、実際に存在しないが子オブジェクトと
して存在可能なオブジェクトとして管理することによ
り、オブジェクトの内容構造の表示や、編集を行う際の
表示の見やすさ、編集の操作性の向上を図ることができ
る。
【0097】また、本発明のオブジェクトの内容構造表
示方法(請求項4〜9)は、オブジェクトが子オブジェ
クトとして保持するオブジェクトを木構造で表し、か
つ、その木構造のノードにオブジェクトの種類を表す文
字列を表示してオブジェクト構造を表示し、表示されて
いる木構造から選択されたオブジェクトに対して当該オ
ブジェクトが持つことのできる属性の種類と値を表示す
ることにより、当該オブジェクトの内容と構造を表示す
るため、インスタンスオブジェクトの構造とスキーマ定
義による構造とを組み合わせて直感的に分かりやすく表
示し、操作性・作業効率の向上を図れるオブジェクトの
内容構造表示方法を提供することができる。
【0098】また、オブジェクトが実際に保持している
インスタンスオブジェクトだけではなく、保持していな
くてもそのスキーマ定義から保持することが可能なオブ
ジェクトを種類毎に一つずつ木構造中に同時に表示し、
かつ、インスタンスオブジェクトとそれ以外のオブジェ
クトとを別のアイコンで区別して表示することにより、
さらに視認性の向上や、操作性の向上を図ることができ
る。
【0099】また、ルートとなるオブジェクトが保持す
る可能性のあるオブジェクトが、それぞれ更にオブジェ
クトを保持する可能性がある場合、木構造を階層的に表
示し、このとき、表示する階層レベルを指定すると、実
在するインスタンスオブジェクト以下、指定した階層レ
ベルまでを表示し、それより下位の層の構造を省略する
ことにより、さらに操作性・作業効率の向上を図ること
ができる。
【0100】また、オブジェクトが持つことのできる子
オブジェクトの種類のスキーマ定義において、複数種類
のオブジェクトのうちいずれかを持つことができる場
合、その選択肢の全てを子ノードとして木構造中に表示
し、選択肢のうち実際に選択され保持しているものと、
選択されていないその他の選択肢とを別のアイコンで区
別して表示することにより、さらに操作性・作業効率の
向上を図ることができる。
【0101】また、オブジェクトの種類を表す文字列を
指定した後、「検索」を指示すると、該当するオブジェ
クトを全てハイライトで表示することにより、さらに操
作性・作業効率の向上を図ることができる。
【0102】また、オブジェクトが持つことのできる子
オブジェクトの種類のスキーマ定義において、同じ種類
の子オブジェクトを複数持つことが可能である場合、複
数持つことが可能である最大数または最小数の子オブジ
ェクトを木構造中に表示することにより、さらに操作性
・作業効率の向上を図ることができる。
【0103】また、本発明のオブジェクトの内容構造編
集方法(請求項10〜17)は、オブジェクトが子オブ
ジェクトとして保持するオブジェクトを木構造で表し、
かつ、その木構造のノードにオブジェクトの種類を表す
文字列を表示してオブジェクト構造を表示し、表示され
ている木構造から選択されたオブジェクトに対して当該
オブジェクトが持つことのできる属性の種類と属性値を
表示することにより、当該オブジェクトの内容と構造を
表示し、表示された属性値に対して、変更する値を入力
して変更を指定すると、該当するオブジェクトの属性値
を入力値に更新するため、インスタンスオブジェクトの
構造とスキーマ定義による構造とを組み合わせて直感的
に分かりやすく表示し、操作性・作業効率の向上を図れ
るオブジェクトの内容構造編集方法を提供することがで
きる。
【0104】また、木構造中の実在するオブジェクトを
一つ指定した後、「インスタンス追加」を指示すると、
同じ種類のオブジェクトのインスタンスを作成し、同じ
種類のオブジェクトを指定したオブジェクトの兄弟ノー
ドとして木構造中に表示するため、さらに操作性・作業
効率の向上を図ることができる。
【0105】また、スキーマ定義によって複数持つこと
が許されるオブジェクトと許されないオブジェクトとは
あらかじめ表示色、アイコンなどで区別して表示し、複
数が許されないオブジェクトに対する「インスタンス追
加」の指示を受け付けないため、さらに操作性・作業効
率の向上を図ることができる。
【0106】また、実際には存在しないが持つことので
きるオブジェクトの種類を示すダミーオブジェクトを一
つ指定した後、「インスタンス追加」を指示すると、ダ
ミーオブジェクトを実際のインスタンスに変更し、木構
造中の表示も実際のインスタンスを示すアイコンに変更
するため、さらに操作性・作業効率の向上を図ることが
できる。
【0107】また、指定されたダミーオブジェクトだけ
でなく、その先祖となるオブジェクトがダミーオブジェ
クトの場合も、それらを次々と実際のインスタンスに変
更するため、さらに操作性・作業効率の向上を図ること
ができる。
【0108】また、実際に存在するオブジェクトを指定
した後、「削除」を指示すると、指定されたオブジェク
トが複数存在した場合はそのオブジェクト以下を削除し
て木構造の表示からも削除し、そのオブジェクトが単一
の場合には、そのオブジェクト以下のノードをダミーオ
ブジェクトに変更し、木構造中の表示アイコンを変更す
るため、さらに操作性・作業効率の向上を図ることがで
きる。
【0109】また、選択されていない選択肢を示すダミ
ーオブジェクトを一つ指定した後、「選択変更」を指示
すると、それまで選択されていたオブジェクトを選択肢
を示すオブジェクトに変更し、指定したオブジェクトを
選択されているオブジェクトに変更するため、さらに操
作性・作業効率の向上を図ることができる。
【0110】また、編集されたオブジェクトの内容をM
PEG−7またはXMLなどの記述言語で出力するた
め、さらに作業性・利便性の向上を図ることができる。
【0111】また、本発明の記録媒体(請求項18)
は、請求項1〜3のいずれか一つに記載のオブジェクト
の内容構造管理方法をコンピュータに実行させるための
プログラムを記録しておき、このプログラムをコンピュ
ータで読み出して実行することにより、請求項1〜3の
いずれか一つに記載のオブジェクトの内容構造管理方法
と同様の効果を奏することができる。
【0112】また、本発明の記録媒体(請求項19)
は、請求項4〜9のいずれか一つに記載のオブジェクト
の内容構造表示方法をコンピュータに実行させるための
プログラムを記録しておき、このプログラムをコンピュ
ータで読み出して実行することにより、請求項4〜9の
いずれか一つに記載のオブジェクトの内容構造表示方法
と同様の効果を奏することができる。
【0113】また、本発明の記録媒体(請求項20)
は、請求項10〜17のいずれか一つに記載のオブジェ
クトの内容構造編集方法をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記録しておき、このプログラムをコン
ピュータで読み出して実行することにより、請求項10
〜17のいずれか一つに記載のオブジェクトの内容構造
編集方法と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示すための説明図である。
【図2】本実施の形態のオブジェクト編集装置のブロッ
ク構成図である。
【図3】図2に示したオブジェクト内容構造編集ソフト
を構成するモジュールの概略機能ブロック図である。
【図4】本実施の形態のスキーマ定義の例にしたがった
メモリ上の管理状態を示す説明図である。
【図5】図4の管理状態をオブジェクト内容構造表示モ
ジュールで表示した表示画面を示す説明図である。
【図6】オブジェクト「CreationMetaInformation 」が
繰り返し現れる表示画面を示す説明図である。
【図7】選択肢中で選択されているオブジェクトと、そ
の他の選択肢のオブジェクトの表示アイコン例とを示す
説明図である。
【図8】本実施の形態における属性値の設定を示す説明
図である。
【図9】本実施の形態における「インスタンス追加」の
例を示す説明図である。
【図10】本実施の形態における「インスタンス追加」
の例を示す説明図である。
【図11】可能性を示すダミーオブジェクトMediaDurat
ion を実在するインスタンスとして追加する場合を示す
説明図である。
【図12】可能性を示すダミーオブジェクトMediaDurat
ion を実在するインスタンスとして追加する場合を示す
説明図である。
【図13】実存するオブジェクトを削除する例を示す説
明図である。
【図14】実存するオブジェクトの選択変更例を示す説
明図である。
【図15】他の実施の形態の表示画面を示す説明図であ
る。
【図16】他の実施の形態の表示画面を示す説明図であ
る。
【図17】本発明を組織構造デザインツールに応用した
例を示す説明図である。
【図18】従来のインスタンスオブジェクトの構造とオ
ブジェクトのスキーマ定義による構造とを別々に表示す
る方法を示す説明図である。
【符号の説明】
101 コンピュータ(オブジェクト編集装置) 207 内容構造編集ソフト 301 オブジェクト内容読み込みモジュール 302 オブジェクトスキーマ定義読み込みモジュール 303 オブジェクト内容構造表示モジュール 304 編集モジュール 305 オブジェクト内容記録モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 419 G06F 17/30 419A H04N 7/24 H04N 7/13 Z (72)発明者 國枝 孝之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 清詞 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B075 ND35 NK43 NK46 PQ02 PQ22 5B082 EA01 GC02 5C059 KK39 MA00 MB01 PP28 SS20 UA02 UA39 5E501 AC23 AC33 AC35 BA03 BA05 EA10 EA15 EB01 EB05 FA08 FA22 (54)【発明の名称】 オブジェクトの内容構造管理方法、オブジェクトの内容構造表示方法、オブジェクトの内容構造 編集方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ 読み取り可能な記録媒体

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各オブジェクトの内容構造が0個または
    少なくとも1つのオブジェクトから成る木構造の親子関
    係で表されており、かつ、オブジェクトの種類毎に各オ
    ブジェクトの持つことのできる属性およびオブジェクト
    の種類がスキーマ定義によって定義されているオブジェ
    クトの内容構造を管理するオブジェクトの内容構造管理
    方法であって、 前記オブジェクト毎に、そのオブジェクトが持つことの
    できる前記スキーマ定義で定義された子オブジェクトの
    リストを管理し、 前記子オブジェクトのリストは、子オブジェクトとして
    実際に存在する全てのオブジェクトのインスタンスと、
    実際に存在しないが子オブジェクトとして存在可能なオ
    ブジェクトを保持しており、さらに各オブジェクトには
    実際に存在するオブジェクトのインスタンスであるか、
    実際に存在しないが子オブジェクトとして存在可能なオ
    ブジェクトであるかを判別する判別情報が保持されてお
    り、 任意のオブジェクトを開始オブジェクトとした場合に、
    前記開始オブジェクトの子オブジェクトのリスト、当該
    子オブジェクトのリストに保持されている各オブジェク
    トの子オブジェクトのリスト、その子オブジェクトのリ
    ストに保持されている各オブジェクトの子オブジェクト
    のリストを順次管理することにより、前記開始オブジェ
    クトの内容構造を管理することを特徴とするオブジェク
    トの内容構造管理方法。
  2. 【請求項2】 前記実際に存在しないが子オブジェクト
    として存在可能なオブジェクトは、同じ種類のオブジェ
    クト毎に1つずつ管理されていることを特徴とする請求
    項1に記載のオブジェクトの内容構造管理方法。
  3. 【請求項3】 あるオブジェクトのスキーマ定義によっ
    て、当該オブジェクトが持つことのできる複数種類のオ
    ブジェクトの中に、いずれか一つが排他的に選択可能な
    関係にある複数のオブジェクトが存在する場合、前記あ
    るオブジェクトは、前記子オブジェクトのリストの他
    に、前記いずれか一つが排他的に選択可能な関係にある
    複数のオブジェクトを選択肢リストとして管理し、 複数の選択肢の中から1つのオブジェクトが選択されて
    いる場合、選択されている当該オブジェクトだけを親オ
    ブジェクトの子リストで管理し、それ以外の選択肢とな
    るオブジェクトを前記選択されている当該オブジェクト
    の選択肢リスト中に、実際に存在しないが子オブジェク
    トとして存在可能なオブジェクトとして管理することを
    特徴とする請求項1または2に記載のオブジェクトの内
    容構造管理方法。
  4. 【請求項4】 各オブジェクトの内容構造が0個または
    少なくとも1つのオブジェクトから成る木構造の親子関
    係で表されており、かつ、オブジェクトの種類毎に各オ
    ブジェクトの持つことのできる属性およびオブジェクト
    の種類がスキーマ定義によって定義されているオブジェ
    クトの内容構造を表示するオブジェクトの内容構造表示
    方法であって、 前記オブジェクトが子オブジェクトとして保持するオブ
    ジェクトを木構造で表し、かつ、その木構造のノードに
    オブジェクトの種類を表す文字列を表示してオブジェク
    ト構造を表示し、表示されている木構造から選択された
    オブジェクトに対して当該オブジェクトが持つことので
    きる属性の種類と値を表示することにより、当該オブジ
    ェクトの内容と構造を表示することを特徴とするオブジ
    ェクトの内容構造表示方法。
  5. 【請求項5】 オブジェクトが実際に保持しているイン
    スタンスオブジェクトだけではなく、保持していなくて
    もそのスキーマ定義から保持することが可能なオブジェ
    クトを種類毎に一つずつ木構造中に同時に表示し、か
    つ、インスタンスオブジェクトとそれ以外のオブジェク
    トとを別のアイコンで区別して表示することを特徴とす
    る請求項4に記載のオブジェクトの内容構造表示方法。
  6. 【請求項6】 ルートとなるオブジェクトが保持する可
    能性のあるオブジェクトが、それぞれ更にオブジェクト
    を保持する可能性がある場合、前記木構造を階層的に表
    示し、このとき、表示する階層レベルを指定すると、実
    在するインスタンスオブジェクト以下、指定した階層レ
    ベルまでを表示し、それより下位の層の構造を省略する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のオブジェク
    トの内容構造表示方法。
  7. 【請求項7】 オブジェクトが持つことのできる子オブ
    ジェクトの種類のスキーマ定義において、複数種類のオ
    ブジェクトのうちいずれかを持つことができる場合、そ
    の選択肢の全てを子ノードとして木構造中に表示し、選
    択肢のうち実際に選択され保持しているものと、選択さ
    れていないその他の選択肢とを別のアイコンで区別して
    表示することを特徴とする請求項4〜6のいずれか一つ
    に記載のオブジェクトの内容構造表示方法。
  8. 【請求項8】 オブジェクトの種類を表す文字列を指定
    した後、「検索」を指示すると、該当するオブジェクト
    を全てハイライトで表示することを特徴とする請求項4
    〜7のいずれか一つに記載のオブジェクトの内容構造表
    示方法。
  9. 【請求項9】 オブジェクトが持つことのできる子オブ
    ジェクトの種類のスキーマ定義において、同じ種類の子
    オブジェクトを複数持つことが可能である場合、複数持
    つことが可能である最大数または最小数の子オブジェク
    トを前記木構造中に表示することを特徴とする請求項4
    〜8のいずれか一つに記載のオブジェクトの内容構造表
    示方法。
  10. 【請求項10】 各オブジェクトの内容構造が0個また
    は少なくとも1つのオブジェクトから成る木構造の親子
    関係で表されており、かつ、オブジェクトの種類毎に各
    オブジェクトの持つことのできる属性およびオブジェク
    トの種類がスキーマ定義によって定義されているオブジ
    ェクトの内容構造を編集するオブジェクトの内容構造編
    集方法であって、 前記オブジェクトが子オブジェクトとして保持するオブ
    ジェクトを木構造で表し、かつ、その木構造のノードに
    オブジェクトの種類を表す文字列を表示してオブジェク
    ト構造を表示し、表示されている木構造から選択された
    オブジェクトに対して当該オブジェクトが持つことので
    きる属性の種類と属性値を表示することにより、当該オ
    ブジェクトの内容と構造を表示し、 前記表示された属性値に対して、変更する値を入力して
    変更を指定すると、該当するオブジェクトの属性値を入
    力値に更新することを特徴とするオブジェクトの内容構
    造編集方法。
  11. 【請求項11】 木構造中の実在するオブジェクトを一
    つ指定した後、「インスタンス追加」を指示すると、同
    じ種類のオブジェクトのインスタンスを作成し、同じ種
    類のオブジェクトを前記指定したオブジェクトの兄弟ノ
    ードとして木構造中に表示することを特徴とする請求項
    10に記載のオブジェクトの内容構造編集方法。
  12. 【請求項12】 スキーマ定義によって複数持つことが
    許されるオブジェクトと許されないオブジェクトとはあ
    らかじめ表示色、アイコンなどで区別して表示し、前記
    複数が許されないオブジェクトに対する「インスタンス
    追加」の指示を受け付けないことを特徴とする請求項1
    1に記載のオブジェクトの内容構造編集方法。
  13. 【請求項13】 実際には存在しないが持つことのでき
    るオブジェクトの種類を示すダミーオブジェクトを一つ
    指定した後、「追加」を指示すると、前記ダミーオブジ
    ェクトを実際のインスタンスに変更し、木構造中の表示
    も実際のインスタンスを示すアイコンに変更することを
    特徴とする請求項10〜12のいずれか一つに記載のオ
    ブジェクトの内容構造編集方法。
  14. 【請求項14】 さらに、前記指定されたダミーオブジ
    ェクトだけでなく、その先祖となるオブジェクトがダミ
    ーオブジェクトの場合も、それらを次々と実際のインス
    タンスに変更することを特徴とする請求項13に記載の
    オブジェクトの内容構造編集方法。
  15. 【請求項15】 実際に存在するオブジェクトを指定し
    た後、「削除」を指示すると、前記指定されたオブジェ
    クトが複数存在した場合はそのオブジェクト以下を削除
    して木構造の表示からも削除し、そのオブジェクトが単
    一の場合には、そのオブジェクト以下のノードをダミー
    オブジェクトに変更し、木構造中の表示アイコンを変更
    することを特徴とする請求項10〜14のいずれか一つ
    に記載のオブジェクトの内容構造編集方法。
  16. 【請求項16】 選択されていない選択肢を示すダミー
    オブジェクトを一つ指定した後、「選択変更」を指示す
    ると、それまで選択されていたオブジェクトを選択肢を
    示すオブジェクトに変更し、前記指定したオブジェクト
    を選択されているオブジェクトに変更することを特徴と
    する請求項10〜15のいずれか一つに記載のオブジェ
    クトの内容構造編集方法。
  17. 【請求項17】 編集されたオブジェクトの内容をMP
    EG−7またはXMLなどの記述言語で出力することを
    特徴とする請求項10〜16のいずれか一つに記載のオ
    ブジェクトの内容構造編集方法。
  18. 【請求項18】 前記請求項1〜3のいずれか一つに記
    載のオブジェクトの内容構造管理方法をコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
    るコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記請求項4〜9のいずれか一つに記
    載のオブジェクトの内容構造表示方法をコンピュータに
    実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とす
    るコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記請求項10〜17のいずれか一つ
    に記載のオブジェクトの内容構造編集方法をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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