JP2000250909A - 構造化文書表示装置及び方法 - Google Patents

構造化文書表示装置及び方法

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JP2000250909A
JP2000250909A JP5456399A JP5456399A JP2000250909A JP 2000250909 A JP2000250909 A JP 2000250909A JP 5456399 A JP5456399 A JP 5456399A JP 5456399 A JP5456399 A JP 5456399A JP 2000250909 A JP2000250909 A JP 2000250909A
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Takeshi Uchida
剛 内田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造化文書の構造だけでなく構造化文書の各
構成要素が持つ特性値の分布や偏りを、ユーザが直感的
に理解できる形式で画面表示する。 【解決手段】 構造化文書表示装置は、構造化文書を保
持する構造化文書保持手段と、前記構造化文書保持手段
から構造化文書を取り出す手段と、取り出した構造化文
書が持つ構造を表示するためのXY座標系の2次元平面
を定義する第1の定義手段と、取り出した構造化文書の
各構成要素が持つ特性値を指示するためのZ軸を定義す
る第2の定義手段と、前記第1及び第2の定義手段によ
って定義された3次元空間上に、取り出した構造化文書
が有する構造と特性を表現した3次元図形を生成する3
次元図形生成手段と、生成された3次元図形を座標変換
して2次元表示面上に3次元的表示する表示手段とを備
えている。3次元的図形上には、構造化文書の構造と各
要素間の特性値の分布等を一目瞭然に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造化された文書
の構造をコンピュータのディスプレイ・スクリーン上に
表示するための構造化文書表示装置及び方法に係り、特
に、構造化文書の構造だけでなく構造化文書の各構成要
素間における特性の分布や偏りをユーザが直感的に理解
できる形式でコンピュータ・スクリーン上に表示するた
めの構造化文書表示装置及び方法に関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は、構造化文書の構
造を2次元的に表現するだけでなく、構造化文書の各構
成要素が持つ特性をも表示し、特性の分布や偏りをユー
ザが一目して直感的に把握し得るように、構造化文書の
構造をコンピュータのディスプレイ・スクリーン上に表
示するための構造化文書表示装置及び方法に関する。
【0003】
【従来の技術】昨今の技術革新に伴い、パーソナル・コ
ンピュータやワークステーションなどの比較的小型且つ
安価な汎用コンピュータ・システムが開発され、各種研
究機関やオフィス、一般消費者の家庭内等に広範に普及
している。
【0004】ユーザは、文書作成・編集、表計算、通信
など、所望の業務に適応したアプリケーションを汎用コ
ンピュータ上に導入して、業務を遂行することができ
る。特に、ドキュメンテーションが重要視されている現
代社会では、所謂「ワープロ」や「DTP(デスクトッ
プ・パブリッシング)」などのアプリケーションをシス
テムに搭載して、文書を電子化して作成・編集・管理す
ることが多くなってきている。
【0005】他方、コンピュータ・システムの演算処理
能力の向上やグラフィック機能の強化などに伴ない、ビ
ットマップ表示機能(すなわちディスプレイを画素単位
で描画する機能)を備えるのが当たり前となってきてい
る。また、最近のオペレーティング・システム(OS)
は、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GU
I)を組み込んでおり、ディスプレイ・スクリーン(す
なわち「デスクトップ」)上に、プログラム、データ、
フォルダ、デバイスなどを象徴した各種のオブジェクト
を用意することができる。ユーザは、デスクトップ上の
各オブジェクトに対して直感的にマウス操作することに
よって、システムに対する所望のコマンド入力を果たす
ことができる。
【0006】また、ビットマップ形式のGUIスクリー
ン上では、各種のデータをユーザに分かり易い表現形態
で提示することが可能である。例えば、文書の電子化管
理が進むにつれて、文書ファイル数や文書ファイル自体
のサイズが膨大になるとともに、文書ファイル内の構造
も複雑化してきた。高度に複雑化した構造化文書をディ
スプレイ・スクリーン上で分かり易く表示するための提
案も、既に数多なされている。
【0007】構造化文書の構造を分かり易く表示する手
法としては、その構造を所謂「木構造」として表現する
のが一般的である。すなわち、文書は、章、節、段落な
どの一種の階層構造として捉え、階層間の上下のつなが
り(例えば章に含まれる節)を木の枝として表現するこ
とができる。この場合、構造化文書は、木の高さと幅と
いう2方向の軸で構成される2次元平面上に展開して表
示することができる。
【0008】例えば、特開平7―282054号公報で
は、論理構造の構成要素と各構成要素間のつながりを木
構造として表示して、文書の論理構造の把握をユーザが
容易に理解させる文書処理方法および装置について開示
されている。
【0009】また、特開平8―339370号公報に記
載されている文書表示装置および表示方法では、論理構
造を変換した後の構造化文書の論理構造を把握するため
の論理構造表示部が設けられている。
【0010】また、特開平9―245052号公報に記
載されている構造化文書処理装置は、構造化文書に対す
る検索条件を設定するための構造化文書構造定義手段を
含んでいる。
【0011】上記した公報はいずれも、構造化文書の構
造を把握するために適用することができる。しかしなが
ら、これらは総じて構造化文書の構造を2次元平面上に
展開するものであり、かかる表示を眺めたユーザが理解
できる範囲は2次元的なものにとどまる。
【0012】構造化文書が持つ階層構造自体は、所謂
「木構造」に当て嵌めることによって、2次元平面上に
展開して表現でき、且つ、ユーザは2次元的表示のみに
よっても階層構造を適確に把握することができよう。
【0013】しかしながら、電子化され且つ高度に複雑
化した構造化文書をコンピュータ・スクリーン上で編集
等の処理を行う場合には、単に文書の階層化構造を把握
するのみでは不充分であり、その階層化構造に含まれる
各構成要素が持つ特性を、把握したり、各構成要素で特
性を比較したり、その特性値の分布や偏りを知る必要が
ある。
【0014】例えば、一般的に、文書の状態を把握した
いアイテムの1つに、ページ数がある。特に、文書の
章、節や段落を指定して、ページ数を知りたいときがあ
る。例えば、ページ数の多少に応じて、用紙印刷の是非
を考えるとき、あるいは、文書の記載内容の章、節、段
落を読む時間を見積もるときには、予めそのページ数を
調べておきたい。また、連続する複数の章などのページ
数を調べて、その分布や偏りを知り、各章を読むのに掛
かる時間配分の見当をつけておきたい。
【0015】構造化文書を2次元的にのみ表現・表示す
る従来的手法では、このような構造化文書に含まれる様
々の特性を把握するためには、文書の構成要素を閲覧し
て、調べるなど、大変手間の掛かる作業が必要であっ
た。
【0016】例えば、文書に目次がありページ番号が割
り振られていれば、その目次のページ番号を調べて、所
望の章や節のページ数を調べなければならないが、ペー
ジ番号のある目次が文章に記載されているとは限らな
い。また、目次がなかったり、目次があってもページ番
号がなかったりするときには、ページ数を調べたい章や
節をディスプレイに表示させ、マウスやスクロール・バ
ー、キーボードを使って、ページ表示を捲りながら閲覧
してページ数を調べるしかなく、大変手間のかかるもの
であった。また、ページ数を章、節、段落毎に比較した
り、ページ数の分布やその偏りを知るには、上記のよう
なページ数を調べる作業を経てからでないとできない。
【0017】例えば、上述の特開平7―282054号
公報で開示された文書処理方法及び装置において表示さ
れる文書の論理構造スクリーン上では、文書の構成要素
に対応したページ数を一覧表として表示したり、あるい
は、表示された各構成要素オブジェクトの脇にページ数
を表示するといった解決手法を適用することを、当業者
であれば想到し得よう。但し、このような解決策に依っ
ても、数値での比較はできるが、各構成要素間でのペー
ジ数の偏りや分布などをユーザは一目で直感的に把握す
ることはできないであろう。
【0018】また、ページ数という特性だけでなく、そ
れ以外の特性をユーザが把握する場合においても、上述
と同様の手間が生じる。構造化文書内において、ユーザ
が把握したい特性としては、例えば、章、節などのに含
まれる文字数、図表の数、図表の位置などである。これ
らの特性値は、共同作業で文書を編集しているときに、
工数算出などに必要である。共同編集者者に割り当てた
章や節があり、その割り当てページ数に対して、既に、
記載されたページ数の割合、また、割り当てた章や節
を、担当者が編集終了した日付と時間などの特性も是非
とも把握したい。
【0019】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、構造化文書表示装置の構造化文書の構造を2次
元的に把握するのみでなく、その構造の構成要素がもつ
特性を把握したり、また、特性どうしを比較して把握し
たり、その特性の分布や偏りを把握することを容易にす
るための構造化文書処理装置を提供するものである。特
に、構造化文書におけるページ数の把握、すなわち、
章、節、段落毎のページ数の把握や、複数の章、節、段
落のページ数の比較、ページ数の分布やその偏りの把握
を容易にするための構造化文書表示装置を提供するもの
である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構造
化された文書の構造をコンピュータのディスプレイ・ス
クリーン上に表示するための、優れた構造化文書表示装
置及び方法を提供することにある。
【0021】本発明の更なる目的は、構造化文書の構造
だけでなく、構造化文書の各構成要素間における特性値
の分布や偏りをユーザが一目で直感的に理解できる形式
でコンピュータ・スクリーン上に表示することができ
る、優れた構造化文書表示装置及び方法を提供すること
にある。
【0022】本発明の更なる目的は、構造化文書の構造
を2次元的に表現するだけでなく、構造化文書の各構成
要素が持つ特性をも表示し、特性の分布や偏りをユーザ
が一目して直感的に把握し得るように、構造化文書の構
造をコンピュータのディスプレイ・スクリーン上に表示
することができる、優れた構造化文書表示装置及び方法
を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、特性値を持つ複数の構成要素が構造的に編成された
構造化文書を表示するための構造化文書表示装置であっ
て、構造化文書を保持する構造化文書保持手段と、構造
化文書が持つ構造を表示するための2次元平面を定義す
る第1の定義手段と、構造化文書の各構成要素が持つ特
性値を指示するための第3軸を定義する第2の定義手段
と、前記第1及び第2の定義手段によって定義された3
次元空間上に、構造化文書が有する構造と特性を表現し
た3次元図形を生成する3次元図形生成手段と、生成さ
れた3次元図形を2次元表示画面上に3次元的表示する
表示手段とを具備することを特徴とする構造化文書表示
装置である。
【0024】上記第1の側面に係る構造化文書表示装置
は、構造化文書表示における指定値をユーザが入力する
ための入力手段を含んでいてもよい。
【0025】また、構造化文書の各構成要素が持つ特性
は複数種類ある場合には、前記第2の定義手段において
使用する特性の種類を、ユーザが前記入力手段を介して
指定するようにしてもよい。
【0026】また、構造化文書は複数の階層からなる階
層構造を有する場合には、前記第1の定義手段において
使用する階層レベルを、ユーザが前記入力手段を介して
指定するようにしてもよい。
【0027】また、本発明の第2の側面は、特性値を持
つ複数の構成要素が構造的に編成された構造化文書を表
示するための構造化文書表示方法であって、(a)構造
化文書が持つ構造を表示するための2次元平面を定義す
るステップと、(b)構造化文書の各構成要素が持つ特
性値を指示するための第3軸を定義するステップと、
(c)前記ステップ(a)及び(b)によって定義され
た3次元空間上に、構造化文書が有する構造と特性を表
現した3次元図形を生成するステップと、(d)生成さ
れた3次元図形を2次元表示画面上に3次元的表示する
ステップと、を具備することを特徴とする構造化文書表
示方法である。
【0028】上記第2の側面に係る構造化文書表示方法
において、表示すべき構造化文書の各構成要素が持つ特
性は複数種類ある場合には、前記ステップ(b)におい
て使用する特性の種類をユーザが指定するステップを含
んでもよい。
【0029】また、表示すべき構造化文書は複数の階層
からなる階層構造を有する場合には、前記ステップ
(c)において使用する階層レベルをユーザが指定する
ステップを含んでもよい。
【0030】本発明に係る構造化文書表示装置によれ
ば、構造化文書が持つ構造と各構成要素の特性値とが3
次元的表示形態によって同時に表示される。このため、
ユーザは、構造化文書の構造を2次元的に把握するのみ
でなく、その構造の構成要素がもつ特性を把握したり、
あるいは、特性どうしを比較して把握したり、その特性
の分布や偏りを瞬時に且つ容易に把握することができ
る。特に、構造化文書におけるページ数の把握、すなわ
ち、章、節、段落毎のページ数の把握、あるいは、複数
の章、節、段落のページ数の比較、ページ数の分布やそ
の偏りの把握を容易にすることができる。
【0031】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0033】本発明の係る構造化文書表示装置は、専用
のハードウェア装置をデザインすることによっても実装
可能であるが、汎用コンピュータ・システム上で所定の
ソフトウェア・プログラムを実行するという形態でも実
現可能である。ここで言う所定のソフトウェア・プログ
ラムは、構造化文書を表示するための一連の処理を含ん
だアプリケーション・プログラムである。
【0034】図1には、本発明を実現するのに適した汎
用コンピュータ・システム10に関するハイレベルなハ
ードウェア構成図を示している。以下、各部について説
明する。
【0035】システム10のメイン・コントローラとし
てのCPU(Central Processing
Unit)11は、オペレーティング・システム(O
S)の制御下で、各種ソフトウェア・プログラムを実行
可能である。
【0036】CPU11は、「バス」と呼ばれる共通信
号伝送路16を介して、主記憶装置12を始めとして、
各種の周辺装置と相互接続されている。
【0037】主記憶装置12は、書き換え可能なメモリ
であり、CPU11において実行されるプログラム・コ
ードをロードしたり、処理中の作業データを書き込むた
めに利用される。主記憶装置12は、一般に、複数個の
DRAM(DynamicRandom Access
Memory)チップで構成される。
【0038】外部記憶装置13は、大容量を持つ記憶装
置であり、プログラムや各種のデータをファイル形式で
蓄積する。外部記憶装置13は、例えば、ハード・ディ
スク装置、CD−ROM装置、MO(Magneto−
Optical)ディスク装置、DVD(Digita
l Versatile Disc)装置などのディス
ク型記憶装置である。本発明を具現するためのアプリケ
ーション・プログラムは、例えば、ハード・ディスク装
置内に実行可能形式で格納されている。なお、外部記憶
装置13をバス16に接続するための仕様としては、I
DE(Integrated Drive Elect
ronics)やSCSI(SmallCompute
r System Interface)などが当業界
において標準的である。
【0039】入出力装置14は、システム10が外部と
のデータ交換を実現するための装置である。入出力装置
14には、マウスやキーボードのようにユーザからに入
力を受容するユーザ・インターフェースの他、外部機器
との間で直列的及び並列的な信号入出力を行なうシリア
ル・インターフェース及びパラレル・インターフェー
ス、ネットワーク(図示しない)経由でのデータ伝送を
行なうための通信インターフェースなどが含まれる。
【0040】CRT(Cathode Ray Tub
e)ディスプレイ15は、CPU11による処理結果を
ユーザにスクリーン表示するための装置である。但し、
CRTではなく、液晶表示ディスプレイ(LCD:Li
quid CrystalDisplay)など、他の
表示装置であってもよい。
【0041】なお、汎用コンピュータ・システム10
は、例えば、米国IBM社のPC/AT互換機又はその
後継機でよい。但し、コンピュータ・システム10を構
成するためには、図1に示した以外にも多くの電気回路
等が必要である。但し、これらは当業者には周知であ
り、また、本発明の要旨を構成するものではないので、
本明細書中では省略している。また、図面の錯綜を回避
するため、図中の各ハードウェア・ブロック間の接続も
一部しか図示していない点を了承されたい。
【0042】本実施例に係る構造化文書表示装置は、上
記のコンピュータ・システム10上で構造化文書表示の
ためのアプリケーションを実行するという形態で実現さ
れる。すなわち、ハードウェア上で所定のソフトウェア
を稼動させることで、両者の協働的作用により、構造化
文書表示に適した論理的構成を構築する。図2には、こ
の構造化文書表示装置20の論理的な構成を模式的に示
している。
【0043】図示の構造化文書表示装置20は、特性値
を持つ複数の構成要素が構造的に編成された構造化文書
を、ユーザが直感的に理解できる形式で表示する機能を
持つ。同装置20は、図2に示すように、構造化文書保
持部21と、3次元空間定義部22と、3次元図形生成
部23と、表示部24と、入力部25とで構成される。
以下、各部について説明する。
【0044】構造化文書保持部21は構造化文書を保持
する装置である。構造化文書保持部21の実体は、例え
ば外部記憶装置13としてのハード・ディスク装置であ
り、1以上の構造化文書とその特性データを、例えば所
定フォーマットに従ったファイル形式で格納している。
【0045】3次元空間定義部22は、構造化文書が持
つ構造とその構成要素が持つ特性値とを空間的に表現す
るための3次元空間を定義するための機能モジュールで
ある。3次元空間定義部22は、構造化文書が持つ構造
を表示するための2次元平面を定義するとともに、構造
化文書の各構成要素が持つ特性値を指示するための第3
軸を定義する。3次元空間を定義する処理手順について
は後述する。
【0046】3次元図形生成部23は、3次元空間定義
部22において定義された3次元空間上で、構造化文書
が有する構造と特性を表現した3次元図形を生成する機
能モジュールである。3次元図形を生成する処理手順に
ついては後述する
【0047】表示部24は、3次元図形生成部23によ
って生成された3次元図形を座標変換して、2次元表示
画面上に3次元的表示図形を生成して、表示出力する装
置である。表示部24の表示画面の実体はCRTディス
プレイ14である。
【0048】入力部25は、構造化文書表示装置20に
対するユーザ入力を受容するための装置であり、その実
体は、入出力装置15としてのキーボードやマウスなど
のユーザ・インターフェースである。
【0049】例えば、構造化文書保持部21に格納され
ている複数の文書のうち表示したいものを、入力部25
を介して指定すればよい。また、構造化文書の各構成要
素が持つ特性の種類が種類ある場合には、どの特性を用
いるべきかを、入力部25を介して指定すればよい。ま
た、構造化文書は一般に複数の階層からなる階層構造を
有しているので、どの範囲の階層を表示すべきかを、入
力部25を介して指定すればよい。
【0050】次に、本実施例に係る構造化文書表示装置
20による構造化文書の表示形態について説明する。
【0051】図3は、本実施例において扱う構造化文書
を、ユーザが文書として読めるような形式にしてCRT
ディスプレイ14に表示した表示イメージの例である。
これは、例えば、構造化された文書ファイルを、所定の
ワープロ又はDTPアプリケーションで開いたものであ
り、所謂「ウィンドウ・フレーム」の形式を採用してい
る。
【0052】構造化文書の内容自体は、ウインドウ領域
の中に表示される。ウインドウ・フレームの右端縁に沿
って、垂直スクロール・バーが用意され、この垂直スク
ロール・バーの上下の各端部にスクロール・ボタンが配
設されている。上下の各スクロール・ボタンを押す(す
なわちマウス・クリックする)ことに応答して、構造文
書中の表示ページが上下の各方向に捲られる。また、ス
クロール・バーには、ウィンドウ中に表示された内容が
文書全体の中で占める範囲や位置を模したインジケータ
が表示される。
【0053】また、図示しないが、ウィンドウ・フレー
ムの下端縁に水平スクロール・バーを用意し、該スクロ
ール・バーの左右各端部にスクロール・ボタンを配設し
てもよい。これらスクロール・バー及びスクロール・ボ
タンの構成と機能は、当業界において既に周知である。
【0054】図3には、4枚のウインドウ表示画面を示
しているが、その各々は、スクロール・ボタンで構造化
文書の表示部分をスクロールして得られるページのイメ
ージの一部であると理解されたい。すなわち、この4つ
のウインドウ表示画面のみで構造化文書の全体を表示し
ている訳でなく、処理中の構造化文書のうち特徴的な部
分のみを選択的に抽出して採り上げている。
【0055】図3のうち、右上欄に示したウィンドウ表
示画面は、文書の題名が「3次元コンピュータグラフィ
ックスと構造化文書」、著者名が「富士太郎」、そし
て、章があり、1章のタイトルは、「1 はじめに」と
書かれ、続いて、段落が破線で囲まれている。段落の最
初のテキストは、「この報告書では、、、」である。但
し、図面上では、段落に含まれる内容のうち一部のテキ
ストのみを描き、その他の大部分のテキストを省略して
ある。
【0056】また、図3の左上欄に示したウインドウ費
用次画面は、一章の最後の段落と、2章の始めの部分を
表示している。2章のタイトルは、「2 3次元CGと
構造化文書」である。また、上述と同様に、段落は破線
で囲まれた領域で示している。
【0057】また、図3の右下欄のウインドウは、2章
の終わりと、3章の始りの部分を表示している。3章の
中では、3.1節と、3.2節の始りに差し掛かってお
り、対応する夫々の表示領域には、章、節のタイトル、
段落が表示されている。
【0058】また、図3の左下欄のウインドウは、この
文書の最終ページを表示している。すなわち、4章のタ
イトル「4 おわりに」と、その段落を示している。
【0059】図4は、ユーザが表示したい構造化文書
と、文書中の表示したい範囲(すなわち「論理構造の深
さ」)、特性を指定するための3次元空間定義ウインド
ウを示している。このウィンドウ表示画面を介して、ユ
ーザの対話的入力が果たされる。
【0060】同図に示すように、ウインドウの最上段に
はタイトル・バーが配設され、この例では当該ウインド
ウの名称「3次元空間定義ウインドウ」が表示されてい
る。
【0061】タイトル・バーの直近下段には、メニュー
のボタンを並設したメニュー・バーが表示されている。
この例では、メニューボタンは、「文書名(F)」、
「論理深さ(D)」、「特性軸(C)」、「ヘルプ
(H)」の各メニュー・ボタンがメニュー・バー内に含
まれており、ユーザは所望のボタンを押す(すなわち、
マウスでクリックする)ことによって、対応するメニュ
ーに含まれるサブ・メニュー項目をリスト・アップした
「プルダウン・メニュー」ウインドウがプルダウン表示
される。各メニューに用意されたプルダウン・メニュー
・ウインドウについては、図5、図6、図7の各々に示
しているが、詳細は後述する。
【0062】メニュー・バーの下方に広がるウィンドウ
本体には、表示したい文書名を指定すなわち記入するた
めの文書名入力フィールドが配設されている。図4に示
した例では、当該フィールドには、既に文書名「3次元
コンピュータグラフィックスと構造化文書.doc」が
記入されている。この入力フィールドは、後述するよう
に、図5に示したプルダウン・メニュー項目の中から選
択的に指定することができる。なお、文書名入力欄は、
テキスト入力フィールドではなくリスト・ボックス形式
にしてもよい。
【0063】文書名入力フィールドの下方には、論理構
造の深さを指定する欄がある。ここで言う「論理構造の
深さ」とは、階層構造を有する論理構造の深さを意味す
る。例えば、構造化文書が章、節、段落という階層で扱
われる場合、どの階層レベルまで掘り下げるかをこの入
力フィールドで指定することができる。「論理構造の深
さ」は、後述するように、図6に示すプルダウン・メニ
ュー項目の中から選択的に指定することができる。図4
に示す例では既に「章」が指定されており、章までの深
さの論理構造を指定することを表している。なお、論理
構造の深さ指定欄をリスト・ボックス形式にしてもよ
い。
【0064】論理構造の深さ指定欄の下方には、指定し
た論理構造について調べたい特性値を指定する欄があ
る。後述するように、図7に示すプルダウン・メニュー
項目の中から特性値を選択的に指定することができる。
図4に示す例では、特性値として「ページ数」が既に指
定されている。
【0065】本実施例では、構造化文書の論理構造が2
次元空間に展開されるとともに、第3の軸方向に文書の
各構成要素が持つ特性値をインジケートすることで、構
造化文書を3次元空間上で表現するようになっている。
図4に示す例では、特性値としてページ数が用いられる
ことを意味する。
【0066】図4に示すように、全ての入力欄及び指定
欄を埋めることによって、3次元の空間が定義されたこ
とになる。そして、特性値指定欄の下方にある[3次元
表示開始]ボタンを、ユーザが押す(すなわち、マウス
でクリックする)ことによって、構造化文書表示装置2
0は、3次元的表示のための処理を開始する。
【0067】図5には、図4に示した3次元空間定義ウ
インドウのメニュー・バー中のメニュー・ボタン「文書
名(F)」を押した(すなわち、マウスでクリックし
た)ことに応答して表示されるプルダウン・メニューを
示している。
【0068】「文書名(F)」のプルダウン・メニュー
には、ユーザが選択可能な文書名がリストアップされて
いる。本実施例では、このプルダウン・メニューは、フ
ァイル・システムやメモリなどからなる記憶装置13に
保持されている文書名の一覧である。
【0069】図5に示すように、文書名を記載した各文
字列の先頭には、四角いチェック・ボックスが表示され
ている。ユーザが所望の文書名に対応するチェック・ボ
ックスをチェックする(すなわち、マウスでクリックす
る)と、該ボックス内にチェック・マークが付され、対
応する文書名の構造化文書をユーザが指定したことを表
すようになっている。
【0070】「文書名(F)」のプルダウン・メニュー
において指定された文書名は、3次元空間定義ウインド
ウの文書名の欄にも表示される(図4を参照のこと)。
【0071】図6には、図4に示した3次元空間定義ウ
インドウのメニュー・バー中のメニュー・ボタン「論理
深さ(D)」を押した(すなわち、マウスでクリックし
た)ことに応答して表示されるプルダウン・メニューを
示している。
【0072】プルダウン・メニュー「論理深さ(D)」
には、ユーザが選択可能な論理深さの種類がリストアッ
プされている。本実施例では、「論理深さ(D)」は、
構造化文書の特性値を調べる対象の単位を意味してい
る。つまり、「章」を指定すれば、章毎に指定した特性
値を調べることになる。また、指定可能なメニュー項目
には、図6に示しているように、「章」以外に、「文
書」、「節レベル1」、「節レベル2」、「段落」があ
る。「節」は複数のレベルを持つことができるので、指
定した構造化文書の節レベルの深さに応じて、このメニ
ュー項目は動的に変更される。
【0073】図6に示すように、各選択項目を表した文
字列の先頭には、四角いチェック・ボックスが表示され
ている。ユーザが所望の選択項目に対応するチェック・
ボックスをチェックする(すなわち、マウスでクリック
する)と、該ボックス内にチェック・マークが付され、
対応する論理構造の深さ(D)をユーザが指定したこと
を表すようになっている。
【0074】「論理構造の深さ(D)」のプルダウン・
メニューにおいて指定された項目は、3次元空間定義ウ
インドウの文書名の欄にも表示される(図4を参照のこ
と)。
【0075】図7には、図4に示した3次元空間定義ウ
インドウのメニュー・バー中のメニュー・ボタン「特性
値(C)」を押した(すなわち、マウスでクリックし
た)ことに応答して表示されるプルダウン・メニューを
示している。
【0076】プルダウン・メニュー「特性値(C)」に
は、ユーザが選択可能な特性の種類をリストアップして
いる。本実施例では、ページ数、文字数、図・表数、段
落数、引用文献数の各々が、選択可能な項目としてプル
ダウン・メニュー内に用意されている。
【0077】本実施例では、上述した図5で指定した論
理深さ毎に、このメプルダウン・メニュー「特性値
(C)」で指定した特性値を調べるようになっている。
【0078】図7に示すように、各選択項目を表した文
字列の先頭には、四角いチェック・ボックスが表示され
ている。ユーザが所望の選択項目に対応するチェック・
ボックスをチェックする(すなわち、マウスでクリック
する)と、該ボックス内にチェック・マークが付され、
対応する特性値(C)をユーザが指定したことを表すよ
うになっている。
【0079】「特性値(C)」のプルダウン・メニュー
において指定された項目は、3次元空間定義ウインドウ
の文書名の欄にも表示される(図4を参照のこと)。
【0080】図8には、本実施例に係る構造化文書表示
装置20によって表示される構造化文書の3次元空間表
示の様子を図解している。
【0081】図4に示した3次元空間定義ウィンドウ中
の[3次元表示開始]ボタンをユーザが押した(すなわ
ち、マウスでクリックした)ことに応答して、指定され
た構造化文書が3次元図形生成部23によって処理され
る。そして、処理結果として、表示部24には図8に示
す通りの3次元空間表示が生成される次第である。
【0082】図8に示すように、「3次元空間表示ウィ
ンドウ」は、3次元空間のうち2次元を用いて構造化文
書の章までの論理的な深さの構造が表現されている。そ
して、残りの第3の軸を用いて、各章の論理構造毎に、
計算されたページ数が棒グラフになって表示されてい
る。棒グラフの長さは対応する章のページ数を表してい
る。長さとページ数の対応は、棒グラフに沿って表示さ
れた座標軸上の目盛りを参照することによって把握でき
る。
【0083】構造化文書の論理的な階層構造を2次元平
面上に表現するとともに、ページ数という指定された特
性をもう1つの軸を用いて表現している。すなわち、3
次元空間を用いて、構造化文書の構造とその各構成要素
の特性値を表現している訳である。図8に示すような3
次元図形形式で構造化文書を表示すれば、ユーザは、構
造化文書の論理構造だけでなく、各構成要素が持つ特性
の分布や偏りを一目で直感的且つ適確に把握することが
できるであろう。
【0084】なお、各構成要素の特性値を表現する形式
は、図8に示した棒グラフには限定されない。例えば、
折れ線グラフや、その他、特性値の大きさを1次元的に
表現できる形式であれば何でもよい。
【0085】次に、文書データの構造、及び、本実施例
において構造化文書を好適に管理するための文書管理デ
ータの構造について説明する。
【0086】図9には、本実施例に係る構造化文書表示
装置20が扱う文書データのデータ構造を表している。
同図に示すように、1つの文書は、文書名、1以上の論
理オブジェクト1、論理オブジェクト2、、、論理オブ
ジェクトM、1以上の内容部1、内容部2、、、内容部
Nで構成される。
【0087】文書名は、各構造化文書毎に付けられた名
前である。構造化文書保持部21に複数の構造化文書が
あるときには、文書名は、個々の文書を区別することが
できる一意な名前であることが好ましい。
【0088】論理オブジェクトと内容部は、構造化文書
の論理構造を構成する要素である。本実施例では、構造
化文書の論理構造は、所謂「木構造」を形成しており、
木構造の各1つのノードが、1つの論理オブジェクト又
は内容部に相当する。
【0089】他のノードにリンクするが他のいずれのノ
ードからもリンクされないノードは、木構造の根(ルー
ト)を表すノードである。また、常に他のノードのから
リンクされるとともに、他のノードをリンクするノード
は、論理オブジェクトに相当する。論理オブジェクト
は、論理構造を記述するための論理的な存在に過ぎず、
文書の実体を含まない。
【0090】常に他のノードにリンクされ、且つ、他の
ノードをリンクしない、木構造の末端に位置付けられる
ノードは、内容部に相当する。内容部は、文書の実体を
含む。
【0091】図9に示す例では、構造化文書には、M個
の論理オブジェクトと、N個の内容部が含まれている。
【0092】図10には、1つの論理オブジェクトにつ
いて記述するためのデータ構造を模式的に示している。
同図に示すように、論理オブジェクトは、論理オブジェ
クトを識別する論理オブジェクトIDと、論理オブジェ
クトに付けられた名前、該論理オブジェクトがリンクす
る論理オブジェクト(子供の論理オブジェクト)が持つ
論理オブジェクトIDと、該論理オブジェクトがリンク
する内容部(子供の内容部)が持つ内容部IDの夫々を
書き込むフィールドを含んでいる。
【0093】論理オブジェクトIDは、その構造化文書
の中で、論理オブジェクトを指定するための識別情報で
あるが、一意的に指定することができればその表記方法
は特に限定されない。
【0094】本実施例では、根(ルート)に相当する論
理オブジェクトには、IDとして一桁の数字「3」を割
り当てることにしている。さらに、ある論理オブジェク
トがリンクする子供の論理オブジェクト又は内容部のI
Dは、桁数を逐次1つずつ増やして表記する。例えば、
根(ルート)に相当する論理オブジェクトがリンクする
論理オブジェクトが6つあるとすると、それらの論理オ
ブジェクトIDは、夫々、「30」、「31」、「3
2」、「33」、「34」、「35」、となる。子供で
あることを表すために最下位桁を1桁増やし、且つ、6
つのオブジェクトを区別するために、各IDの最下位桁
に0から5の番号を充てている。このID割り振り方法
は、理解容易であるが、論理的な深さが深くなるに従っ
て論理オブジェクトIDの桁数が逐次増えていくことに
なる。
【0095】論理オブジェクト名は、種々の決定の仕方
で決めることが可能である。本実施例では、題名、著
者、章、節などを束ねた論理オブジェクトにはそれらを
象徴する名前を付加するようにする。文書の作成や編集
のときには、ユーザや編集システムによって付加され
る。例えば、内容部に到達するまで論理オブジェクトの
子孫を辿れる論理構造であれば、そのリンクが到達する
範囲が1章に限定されていれば、その論理オブジェクト
名を「1章」とする。
【0096】子供の論理オブジェクトID又は子供の内
容部IDを書き込むフィールドは、その論理オブジェク
トがリンクに持つ子供の数に応じて、このデータ構造に
保持される。図10に示す例では、子供の論理オブジェ
クトをN個だけ有するので、子供のIDを書き込むフィ
ールドがN個だけ用意されている。
【0097】図11には、内容部が持つデータ構造を示
している。同図に示す例では、内容部は、内容部を一意
に識別する内容部ID、内容のメディアの種類を表す内
容メディア・タイプ、内容メディア・タイプによって表
される文書の実体である内容の各々を書き込むためのフ
ィールドを含んでいる。
【0098】内容部IDの表記法は、論理オブジェクト
IDと略同一であり、各内容部を一意に特定できるもの
であれば充分である。
【0099】本実施例では、内容メディア・タイプとし
て、テキスト、画像、ビデオ、グラフィックス、音声、
ハイパーメディアリンクなどが用意されている。ここ
で、ハイパーメディアリンクは、内容そのものでなく、
内容へのリンクであり、その文書には含まれない文書や
他のメディアへのファイルを指し示すものである。
【0100】内容フィールドには、メディア・タイプの
内容が書き込まれる。
【0101】例えば、図3で示した文章のイメージにお
いて、タイトルが「3次元コンピュータグラフィックス
と構造化文書」というテキストであれば、内容メディア
・タイプはテキストであり、内容は、「3次元コンピュ
ータグラフィックスと構造化文書」そのものである。
【0102】図12には、本実施例で扱う構造化文書の
データ構造を概念的に表している。
【0103】同図において、4角形で表示される各ブロ
ックは、論理構造に含まれる1つの論理オブジェクト、
又は内容部に相当する。また、これらの各4角形を連結
する線は、各論理オブジェクト間又は論理オブジェクト
と内容部との親子関係を表現している。
【0104】4角形領域の中に記載されている文字列
は、4角形が論理オブジェクトに対応する場合であれば
論理オブジェクト名と論理オブジェクトIDを、内容部
の場合であれば、内容メディア・タイプと内容部ID
を、夫々表記している。
【0105】例えば、木構造の根(ルート)に相当する
論理オブジェクトに対応する4角形領域には、論理オブ
ジェクト名としての「文書」と、その論理オブジェクト
IDとしての「3」が表記されている。また、この
「根」の論理オブジェクトからリンクされる子供の論理
オブジェクトの各4角形には、夫々、「30」、「3
1」、「32」、「33」、「34」、「35」という
IDが表記されている。
【0106】図12に示すようなデータ構造は、構造化
文書保持部21に格納されている。保持される構造化文
書がファイル形式で格納される文書であるならば、所定
のファイル・フォーマットに従って格納されていてもよ
い。例えば、HTML(Hyper Text Mar
kup Language)、XML(Extensi
ble markup Language)やODA
(Office Document Architec
ture)のような国際的な標準規格に従ったファイル
形式を定義してもよい。また、構造化文書保持部21に
保持された構造化文書の全体又は一部が、上記のような
構造で、主記憶12に保持されることもある。
【0107】図13は、3次元空間定義部22によって
指定された3次元空間の定義を示すデータ構造である。
【0108】同図において、3次元空間定義は、指定さ
れた文書名と、指定された論理深さと、指定された特性
値の区別の各々を書き込むためのフィールドを少なくと
も含んでいる。この図に示した例では、それぞれの値と
して、「3次元コンピュータグラフィックスと構造化文
書.doc」、「章」、「ページ数」が書き込まれてい
る。
【0109】次に、本実施例に従って構造化文書を3次
元図形表示するための処理手順について説明する。
【0110】CRTディスレプイ14の画面上には、図
3の左上欄に示すように、文書名が「3次元コンピュー
タグラフィックスと構造化文書.doc」の構造化文書
の第1ページ目が表示されているものとする。そして、
ユーザは、このウィンドウ表示のイメージを一見したあ
と、非常に量の多い文章なので、章毎にページ数を把握
して、どの章を読むのにどれくらいの時間がかかるか把
握しようとしているとする。
【0111】同じCRTディスプレイ14の表示画面上
には、図4に示すような3次元空間定義ウインドウが出
現している。3次元空間定義ウインドウは、3次元空間
定義部22が用意する。ユーザは、この3次元空間定義
ウインドウを介して、3次元空間を定義することができ
る。すなわち、3次元空間定義ウインドウのメニュー・
バー内の「文書名(F)」ボタンを押す(すなわち、マ
ウスでクリックする)ことによって、図5に示す文書名
メニューが出現し、これを見て所望の構造化文書を指定
することができる(前述)。また、メニュー・バー内の
「論理深さ(D)」ボタンを押すことによって、図6に
示す論理深さメニューが出現し、これを見て所望の論理
深さを指定することができる(前述)。また、メニュー
・バー内の「特性値(C)」ボタンを押すことによっ
て、図7に示す論理深さメニューが出現し、これを見て
所望の特性値を指定することができる(前述)。
【0112】指定が終わると、3次元空間定義ウインド
ウ内に配設された[3次元表示開始]ボタンを押す(す
なわち、マウスでクリックする)ことによって、3次元
図形の表示処理の開始をシステムに指示する。
【0113】その後、CRTディスプレイ14の画面上
には、処理の結果である3次元図形表示ウインドウが表
示される。図8に示す例では、各章のページ数が棒グラ
フになって表示されている。ユーザはこのウィンドウを
一目するだけで、各章のページ数やページ数の偏りを把
握できる。
【0114】次に、ユーザの指定操作に応答して本構造
化文書表示装置20が行う処理について説明する。図1
4及び図15には、この処理手順をフローチャートの形
式でを示している(但し、一連の処理のうちステップS
1〜S6は図14に、ステップS7以降は図15に、夫
々、記載されている)。以下、これらフローチャートの
各ステップについて説明する。
【0115】この一連の処理は、ユーザが3次元空間定
義ウィンドウ上で[3次元表示開始]ボタンをクリック
したことに応答して開始する。
【0116】まず、3次元空間定義ウインドウ内で、ユ
ーザが指定した条件を所定のデータ構造(図13を参照
のこと)に保持し、且つ、該データ構造の各フィールド
に書き込まれた値に誤りや抜けがないかを確認する(ス
テップS1)。
【0117】この例では、論理構造の深さとして「章」
が指定されている。そこで、次ステップS2では、構造
化文書中の各論理オブジェクトを調べて、「章」に該当
する論理オブジェクト名を持つ論理オブジェクトのID
を取り出して、そのリストを作成する。また、その論理
オブジェクトの全体数も保持しておく。本実施例では、
論理オブジェクトIDとして「32」、「33」、「3
4」、「35」がリスト・アップされる。
【0118】次に、ページ数を調べる最初の章を指定す
る(ステップS3)。本実施例では、「32」を指定す
ることとする。
【0119】次いで、ステップS4では、指定された論
理オブジェクトID「32」から、順次、論理オブジェ
クトがリンク先とする子供を辿って、その章を表す論理
オブジェクトの内容に割り当てられているページ数を計
算する。ページ数を計算するときには、簡単な構造化文
書の割り付け処理を行なってもよいし、内容のテキスト
や図表の量から、そのページ数を計算してもよい。ペー
ジ数が算出されたら、そのページ数を論理オブジェクト
ID毎に対応付けておく。
【0120】次いで、ステップS5では、未だページ数
を調べていない章があるか否かを調べる。未処理の章が
あれば、次ステップS6に進み、次に調べる章の論理オ
ブジェクトIDを指定してからステップS4に復帰し、
上述と同様の処理を繰り返す。未処理の章が残っていな
ければ、ステップS7(図15を参照のこと)に進む。
【0121】既に述べたように、本実施例の構造化文書
の論理構造を一目で把握できるように、3次元図形的表
示を生成する。このため、ステップS7では、その3次
元図形表示を施す論理オブジェクトや内容部の選定を行
なう。
【0122】本実施例では、章毎にページ数を計算する
ので、「章」に相当する論理オブジェクト名を持つ論理
オブジェクトを表示する。また、図12に示すように、
「章」の論理オブジェクトと同じ深さ(すなわち論理階
層)にある論理オブジェクトの中には、「題名」及び
「著者」を論理オブジェクト名に持つものがある。これ
らの論理オブジェクトも、論理構造を木構造形式でレイ
アウトしたときの、見た目のバランスのために表示す
る。
【0123】また、この例では、「3章」に相当する論
理オブジェクトは、章の子供に位置付けられた(すなわ
ちリンク先とする)「節」の論理オブジェクトを1個以
上供えているが、これらは3次元表示しない。何故なら
ば、ページ数を計算する単位でないため、不要でだから
である。結局、論理オブジェクトIDが「3」、「3
0」、「31」、「32」、「33」、「34」、「3
5」の各論理オブジェクトを表示するオブジェクトとし
て選択する。
【0124】次いで、ステップS8では、ページ数を表
す座標軸の目盛り幅の計算をする。先行するステップS
4では、各章のページ数を調べ、論理オブジェクトID
と関連付けて保持している。この保持された情報の中か
ら、最大のページ数を調べて、3次元図形的表示するウ
インドウ・フレームの中に収まるように、ページ数を表
す座標軸の最大目盛りの値を決める。さらに、中間の目
盛りの幅を決めてもよい。
【0125】次いで、ステップS9では、3次元図形表
示をする座標軸の3次元図形を生成する。座標軸の幅、
色、目盛り、目盛りの脇に付加する添え字、さらに、
「ページ数」といった軸の特性を表す文字列の位置など
を決める。
【0126】次いで、ステップS10では、特性値を表
す棒グラフの棒の3次元図形を生成する。ここで言う特
性値は「ページ数」である。先行するステップS4で調
べたページ数と、ステップS8で調べた目盛り幅の各々
を参照して、各論理オブジェクトについての特性値を表
す棒の長さを計算して、3次元図形を生成する。また、
3次元空間での棒の配置の座標も計算する。
【0127】ステップS11は、ステップS7で決定し
ておいた論理オブジェクトの3次元図形を生成する。本
実施例では、論理オブジェクトを立方体で表し、論理オ
ブジェクト名を立方体の面に表示する形式を採用してい
る(図8を参照のこと)。また、立方体で表示された各
論理オブジェクト間の親子関係を表現するために、オブ
ジェクトどうしを線で連結するようにした。同時に、立
方体の大きさ、向き、配置する場所、線の長さ、太さ、
配置する場所も計算して、構造化文書の論理構造を一目
で把握できるようにする。
【0128】最後に、ステップS12では、上記のステ
ップS9〜S11で生成した3次元図形を、CRTディ
スプレイ14の表示画面に表示する。前ステップで生成
された3次元図形に対して座標変換等の処理を行ない、
2次元平面上に投影する。個々で行なう座標変換の手法
自体は周知技術を適用できるので、本明細書では詳解し
ない。
【0129】ディスプレイ14上に表示された3次元図
形は、図8に示すような、3次元表示ウインドウとして
表示される。このような3次元図形を参照することによ
り、ユーザは、章毎のページ数を一目で比較したり、構
造化文書全体におけるページ数の分布やその偏りを直感
的なイメージとして把握することができる。
【0130】なお、上述したステップS9〜S12に相
当する処理を、OpenGL/*/などのグラフィック・
ライブラリ関数を用いて実現してもよい。
【0131】本実施例では章毎のページ数を調べる場合
を採り上げたが、本発明の要旨はこれに限定されない。
例えば、段落毎の文字数なども調べて表示したければ、
図4に示した3次元空間定義ウインドウ上で、そのよう
な条件を定義すればよい。この場合、図8に類似した3
次元図形表示ウインドウの形式で、段落毎の文字数や、
その分布や偏りを表示して、ユーザが一目で把握できる
ようにすることができる。
【0132】《注釈》 *:OpenGLは、2次元及び3次元グラフィックス
用のAPI(Application Program
ming Interface)であり、点、線、多角
形などの形状プリミティブの描画などの基本機能からテ
クスチャ・マッピングや多項式の評価に至るまで、広範
囲にわたるグラフィック機能を提供している。Open
GLの仕様は、当初は米国シリコン・グラフィックス社
が定めたが、近年では、”The OpenGL Ar
chitecture Review Board(A
RB)”なるコンソーシアムがその検討と制定を行なっ
ている。例えばhttp://www.opengl.
org/About/About.htmlには、Op
enGLに関する説明が記載されている。
【0133】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
【0134】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
構造化された文書の構造をコンピュータのディスプレイ
・スクリーン上に好適に表示することができる、優れた
構造化文書表示装置及び方法を提供することができる。
【0135】また、本発明によれば、構造化文書の構造
だけでなく構造化文書の各構成要素間の特性をユーザが
直感的に理解できる形式でコンピュータ・スクリーン上
に表示することができる、優れた構造化文書表示装置及
び方法を提供することができる。
【0136】また、本発明によれば、構造化文書の構造
を2次元的に表現するだけでなく、構造化文書の各構成
要素が持つ特性をも表示し、特性の分布や偏りをユーザ
が一目して直感的に把握し得るように、構造化文書の構
造をコンピュータのディスプレイ・スクリーン上に表示
することができる、優れた構造化文書表示装置及び方法
を提供することができる。
【0137】本発明に係る構造化文書表示装置によれ
ば、構造化文書が持つ構造と各構成要素の特性値とが3
次元的表示形態によって同時に表示される。このため、
ユーザは、構造化文書の構造を2次元的に把握するのみ
でなく、その構造の構成要素がもつ特性を把握したり、
あるいは、特性どうしを比較して把握したり、その特性
の分布や偏りを、瞬時に且つ容易に把握することができ
る。特に、構造化文書におけるページ数の把握、すなわ
ち、章、節、段落毎のページ数の把握、あるいは、複数
の章、節、段落のページ数の比較、ページ数の分布やそ
の偏りの把握を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実現するのに適した汎用コンピュー
タ・システム100に関するハイレベルなハードウェア
構成図である。
【図2】 コンピュータ・システム10上で所定のソフ
トウェア・プログラムを実行するという形態で実現の構
造化文書表示装置20の論理的な構成を模式的に示した
図である。
【図3】 本実施例において扱う構造化文書を、ユーザ
が文書として読めるような形式にしてCRTディスプレ
イ14に表示した表示イメージの例である。
【図4】 ユーザが表示したい構造化文書と、文書中の
表示したい範囲(すなわち「論理構造の深さ」)、特性
を指定するための3次元空間定義ウインドウを示した図
である。
【図5】 図4に示した3次元空間定義ウインドウのメ
ニュー・バー中のメニュー・ボタン「文書名(F)」を
押したときに表示されるプルダウン・メニューを示した
図である。
【図6】 図4に示した3次元空間定義ウインドウのメ
ニュー・バー中のメニュー・ボタン「論理深さ(D)」
を押したときに表示されるプルダウン・メニューを示し
た図である。
【図7】 図4に示した3次元空間定義ウインドウのメ
ニュー・バー中のメニュー・ボタン「特性値(C)」を
押したときに表示されるプルダウン・メニューを示した
図である。
【図8】 本実施例に係る構造化文書表示装置20によ
って表示される構造化文書の3次元空間表示の様子を示
した図である。
【図9】 本実施例に係る構造化文書表示装置20が扱
う文書データのデータ構造を表した図である。
【図10】 1つの論理オブジェクトについてのデータ
構造を模式的に示した図である。
【図11】 内容部が持つデータ構造を示した図であ
る。
【図12】 本実施例で扱う構造化文書のデータ構造を
概念的に表した図である。
【図13】 3次元空間定義部22によって指定された
3次元空間の定義を記述したデータ構造を示した図であ
る。
【図14】 ユーザが指定した3次元空間定義に従っ
て、構造化文書を3次元図形表示するための処理手順を
示したフローチャート(但し、ステップS1〜S6)で
ある。
【図15】 ユーザが指定した3次元空間定義に従っ
て、構造化文書を3次元図形表示するための処理手順を
示したフローチャート(但し、ステップS7以降)であ
る。
【符号の説明】
10…汎用コンピュータ・システム(構造化文書表示装
置)、11…CPU、12…主記憶装置、13…外部記
憶装置、14…入出力装置、15…CRTディスプレ
イ、16…バス、20…構造化文書表示装置、21…構
造化文書保持部、22…3次元空間定義部、23…3次
元図形生成部、24…表示部、25…入力部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B009 NA11 QA06 SA14 TB03 5C082 AA01 BA02 BA12 BA27 DA87 DA89 MM09 MM10 5E501 AA01 AA02 AC17 AC22 AC33 AC34 BA03 BA05 CA03 CB02 CB09 EA05 EA10 EA16 EB05 FA03 FA05 FA07 FA09 FA27 FB32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特性値を持つ複数の構成要素が構造的に編
    成された構造化文書を表示するための構造化文書表示装
    置であって、 構造化文書を保持する構造化文書保持手段と、 構造化文書が持つ構造を表示するための2次元平面を定
    義する第1の定義手段と、 構造化文書の各構成要素が持つ特性値を指示するため第
    3軸を定義する第2の定義手段と、 前記第1及び第2の定義手段によって定義された3次元
    空間上に、構造化文書が有する構造と特性を表現した3
    次元図形を生成する3次元図形生成手段と、 生成された3次元図形を2次元表示画面上に3次元的表
    示する表示手段と、を具備することを特徴とする構造化
    文書表示装置。
  2. 【請求項2】構造化文書表示における指定値をユーザが
    入力するための入力手段を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の構造化文書表示装置。
  3. 【請求項3】構造化文書の各構成要素が持つ特性は複数
    種類あり、前記第2の定義手段において使用する特性の
    種類をユーザが前記入力手段を介して指定可能なことを
    特徴とする請求項2に記載の構造化文書表示装置。
  4. 【請求項4】構造化文書は複数の階層からなる階層構造
    を有し、前記第1の定義手段において使用する階層レベ
    ルをユーザが前記入力手段を介して指定可能なことを特
    徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の構造化文書
    表示装置。
  5. 【請求項5】特性値を持つ複数の構成要素が構造的に編
    成された構造化文書を表示するための構造化文書表示方
    法であって、(a)構造化文書が持つ構造を表示するた
    めの2次元平面を定義するステップと、(b)構造化文
    書の各構成要素が持つ特性値を指示するための第3軸を
    定義するステップと、(c)前記ステップ(a)及び
    (b)によって定義された3次元空間上に、構造化文書
    が有する構造と特性を表現した3次元図形を生成するス
    テップと、(d)生成された3次元図形を2次元表示画
    面上に3次元的表示するステップと、を具備することを
    特徴とする構造化文書表示方法。
  6. 【請求項6】表示すべき構造化文書の各構成要素が持つ
    特性は複数種類あり、前記ステップ(b)において使用
    する特性の種類をユーザが指定するステップを含むこと
    を特徴とする請求項5に記載の構造化文書表示方法。
  7. 【請求項7】表示すべき構造化文書は複数の階層からな
    る階層構造を有し、前記ステップ(c)において使用す
    る階層レベルをユーザが指定するステップを含むことを
    特徴とする請求項5に記載の構造化文書表示方法。
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