JP3536863B2 - 多重文書処理システム及び方法 - Google Patents

多重文書処理システム及び方法

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JP3536863B2 JP18988193A JP18988193A JP3536863B2 JP 3536863 B2 JP3536863 B2 JP 3536863B2 JP 18988193 A JP18988193 A JP 18988193A JP 18988193 A JP18988193 A JP 18988193A JP 3536863 B2 JP3536863 B2 JP 3536863B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機上で文書の作成
や編集を行なう文書処理システムに係り、特に内容の一
部分のみが異なるような複数の類似文書をひとつの文書
の枠組みで一括管理、編集するのに好適な多重文書処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内容が一部しか違わない場合でも
複数の文書は別々の文書として個々に作成、管理される
か、または共通内容を部品とし、個々の文書をリンク等
で管理していた。後者としては Interleaf 社の文書処
理システム「Interleaf 5」のグル−プ作業ツ−ルがあげ
られる。
【0003】一方、文書内の章・節といった論理構造単
位をノ−ドとし、階層構造を木構造で管理、編集する文
書処理システムとしては、アウトラインプロセッサある
いは論理構造エディタと総称される文書処理システムが
あり、「マッキントッシュ文書作成術」、page 86-94(高
山佳久著、技術評論社1990年発行)に論じられてい
る Symmetry 社の「Acta」があげられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし共通部分があっ
ても別の文書として管理するので文書容量が大きくなる
上、共通部分を変更するときは関連文書すべてを変更す
る必要があり、変更不足やミスを起こしやすい問題があ
った。
【0005】また共通部分を部品として管理する場合は
部品化のため別作業が発生し、部品と文書の両者を管理
しなければならないという問題がある。また従来は文書
が別文書として管理されることから、個々の文書間の関
係の管理は別の管理システムを必要とし、煩雑であっ
た。
【0006】また相互の文書関係を考慮しながら編集を
行う場合には複数の文書にアクセスし、対応する部分を
表示しつつ編集するといった煩雑な編集となっていた。
特に従来技術では、複数の文書の共通部分や異なる部分
の認識は行えるが、どの部分が論理構造的に同一で排他
的な関係にあるかという論理構造的な認識は行えなかっ
た。
【0007】例えば今4章からなる文書Aと文書Bがあ
り、第2章目のみ異なり、他は全く同じ文書を編集する
場合を想定する。ここで、文書Aの第2章をAB共通の
第4章の後に移動する場合、文書Bの第2章も第4章の
後に移動すべき場合が多いが、文書Bの第2章も移動す
べきか否かをユ−ザに問い合わせるといった支援が望ま
しい。しかし従来技術では文書Aの第2章と文書Bの第
2章が論理構造的に不明なため、ユ−ザに有益情報を提
供できない。
【0008】また文書Aを修正した新バ−ジョンが文書
Cのとき、修正前と修正後の部分を比較したい場合が多
いが、従来は文書Aと文書Cとの論理構造の対応が取れ
ず、有効な支援が行い難いという問題があった。
【0009】本発明の目的は、上記問題を解決し、複数
の文書の内容を論理構造的な関係を配慮しつつひとつの
文書の枠組みで一括管理、編集する多重文書処理システ
ムを実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の文書
の論理構造が同一で、文書内容が異なる場合にノ−ドを
多重化する多重ノ−ド生成手段と、論理構造を編集する
ための多重化されたノ−ドを含むノ−ドの編集を行うノ
−ド編集手段と、ノ−ドに各文書を区別するための属性
値を与えたり、編集する属性編集手段と、属性値を特定
して全体の文書から部分的な文書を選択する文書選択手
段とを設け、複数文書内容の論理構造関係をひとつの文
書の枠組みで維持、管理することにより達成される。
【0011】
【作用】複数の文書の共通部分は、多重化されていない
通常ノードとして通常ノード手段で扱い、各文書固有の
部分は多重ノ−ド生成手段でノ−ドを多重化して相互の
論理構造関係をひとつの文書の枠組みで表現する。
【0012】これにより共通部分は重複されずに管理さ
れ、文書容量を削減できる。また、ひとつの文書の枠組
みで文書処理を行えるから、文書管理が容易である。
【0013】ノ−ド編集手段は編集対象であるノ−ドが
多重化されているか否かを判定し、多重化されていない
場合は従来の通常編集を行い、多重化されている場合に
は論理構造関係が同一で、他と排他関係にあるノ−ドを
考慮して編集する。
【0014】属性編集手段はそれぞれのノ−ドが属する
文書を認識するため、文書名等で表した属性値の付与、
追加、削除、変更を行う。この属性値により、共通ノ−
ドと個別ノ−ドとの差がユ−ザおよびシステム両者にと
って判断できる。なお複数文書に属するノ−ドには複数
の属性値を与える。
【0015】文書選択手段は属性値を特定し、属性値が
一致するノ−ドを選択することで、全体の文書から必要
な個別文書の形で表示したり編集するので、効率的な編
集ができる。勿論、個別文書だけでなく、複数または全
体の文書を選択して、文書相互の差異を比較しながら編
集することもできる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0017】図1に本発明による多重文書処理システム
の構成例を示す。システムはデ−タ入力/出力手段1、
文書処理手段2、文書ファイル3から構成される。デ−
タ入力/出力手段1は、キ−ボ−ドやマウスからの入力
処理及び画面への出力処理を行う。文書処理手段2は、
デ−タ入力/出力手段1からの入力をうけ、文書編集に
係る処理を行い、デ−タ入力/出力手段1へデ−タ出力
を行ったり、あるいは文書ファイル3への入出力を行
う。文書ファイル3は文書デ−タの記憶手段である。
【0018】文書処理手段2は、テキスト編集手段2
1、文書構造編集手段22からなり、テキスト編集手段
21は、各文書を構成する文章のテキスト編集を行う。
文書構造編集手段22は文書の論理構造に係る編集を行
い、ノ−ドを生成するノ−ド生成手段220、ノ−ドを
選択するノ−ド選択手段210、ノ−ドの削除、コピ
−、カット、ペ−スト、移動等を行うノ−ド編集手段2
30、ノ−ドの属性値を付与/追加/削除/変更する属
性編集手段240、属性値を特定して全体の文書から部
分的な文章を選択する文書選択手段250、特定ノ−ド
のみ表示したり、すべてのノ−ドの表示を選択する表示
選択手段260、属性値を特定して全体の文書から関連
文章をまとめ1つの文書として出力する個別文書出力手
段270、文書の差異を判断し、異なる部分のみを多重
ノ−ドとして別文書を追加する文書追加手段280から
構成される。
【0019】ノ−ド生成手段220は、通常ノ−ド生成
手段221と多重ノ−ド生成手段222からなる。通常
ノ−ド生成手段221は公知で、子ノ−ド生成機能や弟
ノ−ド生成機能等からなる。多重ノ−ド生成手段222
は本発明特有の手段で、同じ第2章でも内容や構造の異
なる複数(1個以上)のノ−ドを相互に対応づけて生成
する。多重ノ−ド生成手段222は、ノードを多重化す
るノ−ド多重化機能や多重ノードとして新たに別のノー
ドを追加する多重ノ−ド追加機能を有する。
【0020】次に図2〜図10を用いて、多重ノ−ド生
成の一手順の詳細を説明する。この例では第2章の一部
が異なる文書Aと文書Bを、ひとつの文書として作成す
る手順を例として示す。図2は作成したい文書Aと文書
Bの構造500を、図3〜図10はその編集画面の入力
手順である。
【0021】図3は編集初期の編集画面400と文書構
造500である。編集画面400はメニュー領域410
と編集領域420とから構成される。メニュー領域41
0はプルダウンメニューになっており、必要な個所をマ
ウス等のポインティングデバイスでピックすることによ
りコマンドを選択できる。初期状態では図3(a)に示
すとおり、文書本体ノ−ド100と第1章のノ−ド10
1のみが存在し、編集画面420上には第1章ノ−ド1
01を表す三角記号111が表示される。三角記号11
1はノ−ドが選択されると表示濃度が反転して黒くな
り、選択されていないときは白抜きで表示される(図5
の記号111参照)ことで選択ノ−ドを区別できる。図
3(a)の状態でキ−ボ−ドから文章を入力すると、テ
キスト編集手段21は文章を入力処理する。文書A、B
に共通の第1章の文章の入力結果が図4(a)である。
【0022】次に第2章を作成するため、ユ−ザはポイ
ンティングデバイスによりメニュー領域410のノード
生成コマンドを選択する。データ入力/出力手段1は通
常ノ−ド生成手段221の弟ノ−ド生成機能を起動さ
せ、文書Aの第2章のノ−ド102を図5のように新し
い三角記号112で生成表示する。この例ではノ−ド1
01が既に選択されていたのでノ−ド生成コマンドを直
ちに実行できたが、ノ−ド101が選択されていないと
きは、マウス等で画面上の記号111をピックする必要
がある。記号111がピックされると、データ入力/出
力手段1はノード選択手段210を起動し、それにより
ノード101が選択されたことを知ることができる。
【0023】第1章に続いて、第2章の文章を入力した
結果が図6である。以下同様の処理を繰返し、図7に示
した文書Aを作成する。ここまでは従来技術である。
【0024】次に文書Aの第2章と内容の異なる文書B
の第2章の入力手順を示す。まず図7においてユ−ザは
画面上の記号112をピックし、データ入力/出力手段
1によりノ−ド選択手段210を起動することでノ−ド
102が選択されたことを認識する。次にメニュー領域
410のノード生成の中の多重化コマンドを選択する
と、データ入力/出力手段1が多重ノ−ド生成手段22
2の多重化機能を起動し、ノ−ド102を多重ノ−ドに
変更する。こうしてノ−ド102で表される文書Aの2
章が共通ではないことが認識され、多重ノ−ド生成手段
222は三角記号112を多重ノ−ドを表す2重の三角
記号122に変え、さらに多重ノ−ド全体を表す丸の記
号132を付加する。また文書Aのノ−ド103とノ−
ド104もノ−ド102に付属するので多重ノ−ドに変
更される。その結果が図8である。
【0025】次にユーザはマウス等で画面上の記号12
2をピックすると、ノ−ド選択手段210によりノ−ド
102が選択されたことが判断される。そしてメニュー
領域410のノード生成の中の多重ノ−ド追加コマンド
が選択されると、データ入力/出力手段1は多重ノ−ド
生成手段222の多重ノ−ド追加機能を起動して、文書
Bの第2章である多重ノ−ド105を追加表示する。ユ
−ザはその後キ−ボ−ドから同様に文書Bの文章を入力
する。その結果を図9に示す。この多重ノ−ド追加操作
により、文書Aの多重ノ−ド102と文書Bの多重ノ−
ド105とがリンクされ、論理構造上、同一かつ各々の
ノ−ドが排他的な関係にあることが認識される。またユ
ーザも画面の記号から同様の関係を知ることができる。
【0026】現時点でノ−ド105が選択されているの
で、ユ−ザによりメニュー領域410のノード生成の中
の子ノ−ド生成コマンドが選択されると、通常ノ−ド生
成手段221の子ノ−ド生成機能が起動され、文書Bに
固有の2.1節のノ−ド106を生成する。さらにユ−
ザはキ−ボ−ドから文章を入力し、テキスト編集手段2
1で文書B固有の2.1節の文章の入力処理を行う。そ
の入力結果を図10に示す。
【0027】図10の文書構造は、文書A固有の2章以
下の部分木と文書B固有の2章以下の部分木が結合して
いる構造となっており、図2に示した通常文書の2次元
木構造と異なり、論理構造的に同一で排他関係にあるノ
−ドが多重化された3次元構造になっている。こうして
複数の文書の共通部分は共通の通常のノ−ドとして、異
なる部分は多重ノ−ドして、ひとつの文書の枠組みで
効率よく管理できる。
【0028】次に図11〜図13を用い、論理構造的に
同一で排他関係にある複数の多重ノ−ドを一括して処理
する例を、多重ノ−ドの移動を用いて説明する。
【0029】まず図10の文書Aと文書Bのそれぞれ異
なる第2章を共有の第3章の後に移動するものと想定す
る。ユ−ザは画面400の多重ノ−ド全体の記号132
をピックする。データ入力/出力手段1によりノ−ド選
択手段210が起動され、文書Aに固有の第2章と文書
Bに固有の第2章の両方、すなわちノ−ド102以下の
ノ−ド103と104、及びノ−ド105以下のノ−ド
106がノ−ド選択手段210により選択され、記号1
32が反転される。その結果が図11である。次にユ−
ザはメニュー領域410のノード編集の中の移動コマン
ドを選択した後、画面420の記号113をピックす
る。データ入力/出力手段1はノ−ド選択手段210を
起動し、ノ−ド選択手段210により第3章のノ−ド1
07を選択する。その状態が図12である。
【0030】そうするとノ−ド編集手段230の移動機
能が起動され、図13のようにノ−ド104の後に文書
Aと文書Bの第2章を移動する。ここでは多重ノ−ドを
一括して処理する例を示したが、多重ノ−ド全体でなく
個別にノ−ドを選択し、従来と同様に処理することも可
能である。このように論理構造上同一で排他関係にある
多重ノ−ドを一括して処理することと個別に処理するこ
とを使い分けることができるので、複数の文書の関係を
考慮した効率の良い編集ができる。
【0031】図14は本発明に関連する多重化ノ−ドの
うち1つのノ−ドに関するデ−タ構造で、図15の木構
造でノ−ド701(2.2節)の内容を表現する場合を
例にとって説明する。親ノードポインタ601はノ−ド
701の上位ノ−ド702(2章)へのポインタであ
る。兄ノードポインタ602は兄弟関係にあるノ−ドの
兄にあたるノ−ドを表すポインタであり、図15ではノ
−ド703(2.1節)に該当する。弟ノードポインタ
603は兄弟関係にあるノ−ドの弟にあたるノ−ドを表
すポインタであり、図15ではノ−ドが存在しないから
NULLである。子ノードポインタ604はノ−ド70
1の下位ノ−ドの先頭を表すデ−タポインタで、図15
の例ではノ−ド704(2.2.1項)へのポインタで
ある。次多重ノードポインタ605はノ−ド701を持
つ多重ノ−ドと関係のある次の多重ノ−ド705(別の
2.2節)へのポインタである。前多重ノードポインタ
606はノ−ド701を持つ多重ノ−ドと関係のある前
の多重ノ−ドを表すデ−タへのポインタであり、図15
ではノ−ドが存在しないからNULLである。
【0032】文章内容へのポインタ607はノ−ド70
1の文章の中身、すなわちテキスト列が格納されている
デ−タへのポインタである。なおテキスト列を格納する
ためのデ−タ構造は本発明と直接関係がないためここで
は省略する。ノードのレベル608は章節番号の番号付
けに利用され、論理構造である木構造中のノ−ドの深さ
を求め、その値を格納する。図15ではノ−ド701の
レベルは2である。多重ノードフラグ609はノ−ドが
多重ノ−ドか否かを示すフラグで、多重ノ−ドなら1
が、通常ノ−ドなら0が格納される。図15のノ−ド7
01は多重ノ−ドなので1が格納される。属性値610
はノ−ドが多重ノ−ドの場合の属性値の格納エリアで、
図15の多重ノ−ド701が属している文書Aを示すA
という文字列が属性値として格納される。
【0033】次に、属性編集手段240の詳細を図16
を用いて説明する。図16は図10と同じである。ノ−
ド選択手段210で選択されたノ−ドに対し、メニュー
領域410の属性編集が選択されると、属性編集手段2
40が起動され、表示された属性値入力画面から属性値
の付与/追加/削除/変更のいずれかを選択し、その結
果をノ−ドに反映させる。文書A固有の第2章のノ−ド
102の属性値は文字列Aが、文書B固有のノ−ド10
3の属性値は文字列Bが付与される。
【0034】なお任意のノ−ドに属性値が付与/追加/
削除/変更されると、属性編集手段240がその属性値
を子孫のノ−ドにも継承させる。図16の例では文書A
固有の2.1節と2.2節のノ−ドの属性値は文字列A
が、また文書B固有の2.1節のノ−ドの属性値として
文字列Bが付与される。なお本実施例では共通ノ−ドは
通常ノ−ドとして扱い、属性値は入力しないが、区別さ
えできれば別途、文字列等を入力しても問題ない。
【0035】次にノ−ド生成手段220の代表的な機能
について図17を用いて説明する。ノ−ド生成手段22
0は、ノ−ド選択手段210により選択されたノ−ドに
対し、メニュー領域410のノード生成コマンドにより
ノ−ド生成を行うものである。具体的には通常ノ−ド生
成手段221では子ノ−ド生成機能と弟ノ−ド生成機能
が、また多重ノ−ド生成手段222ではノ−ド多重化機
能と多重ノ−ド追加機能がある。
【0036】ノード生成コマンドが子ノ−ド生成コマン
ドならば子ノ−ド生成機能の処理(752)が実行さ
れ、弟ノ−ド生成コマンドであれば弟ノ−ド生成機能の
処理(754)が実行される。またノ−ド多重化コマン
ドであればノ−ド多重化機能の処理(756)が実行さ
れ、多重ノ−ド追加コマンドであれば多重ノ−ド追加機
能の処理(758)が実行される。
【0037】以下、図18〜図21を用いて各機能の詳
細を示す。
【0038】子ノ−ド生成機能(図18):ユ−ザがピ
ックしたノ−ド記号の種類により多重ノ−ド全体かそれ
以外(通常ノ−ドまたは多重ノ−ド)かを判定する(8
01)。選択されたノ−ドが多重ノ−ド全体なら子ノ−
ドは生成しない。多重ノ−ド全体以外の場合には、選択
ノ−ドの長子の位置にノ−ドを生成する(802)。も
し選択されたノ−ドに既に子ノ−ドがあれば(80
3)、生成したノ−ドと兄弟関係になるよう接続する
(804)。次に選択ノ−ドの多重ノードフラグ609
と属性値610を生成した子ノ−ドにコピーする(80
5)。
【0039】弟ノ−ド生成機能(図19):ノ−ド選択
手段210により選択されたノ−ドの弟の位置にノ−ド
を生成する(811)。もし選択されたノ−ドに既に弟
ノ−ドがあれば(812)、生成したノ−ドと兄弟関係
になるよう接続する(813)。次に選択されたノ−ド
の親ノ−ドが存在するかどうかを判定し(814)、親
ノ−ドがなければ生成したノ−ドを通常ノ−ドとして多
重ノードフラグ609と属性値610をNULLに設定
する(815)。親ノ−ドがあれば多重ノードフラグ6
09と属性値610を生成した弟ノ−ドにコピ−する
(816)。
【0040】ノ−ド多重化機能(図20):選択された
ノ−ドが通常ノ−ドかそれ以外かを判定する(82
1)。通常ノ−ド以外の場合は処理を行わない。通常ノ
−ドの場合、選択されたノ−ドの多重ノードフラグ60
9を1に設定する(822)。次に属性編集手段240
を起動し、属性値610が入力されると(823)、選
択されたノ−ドの属性値610として設定する(82
4)。
【0041】多重ノ−ド追加機能(図21):選択され
たノ−ドが通常ノ−ドかそれ以外かを判定する(83
1)。通常ノ−ドの場合は無視される。通常ノ−ド以外
の場合、選択された多重ノ−ドの末端に多重ノ−ドを生
成する(832)。次に属性編集手段240を起動し、
ユ−ザに属性値610の入力を促す(833)。さらに
入力された属性値610と追加される側の多重ノ−ドの
属性値610を比較する(834)。属性値610で一
致するものがあれば、再度属性値610の入力を促す
(833へ戻る)。属性値610で一致するものがなけ
れば次(835)へ進む。入力された属性値610を選
択されたノ−ドの属性値610として設定する(83
5)。
【0042】次にノ−ド編集手段230の代表的な削
除、カット、コピー、移動の機能について図22を用い
て説明する。ノ−ド編集手段230は、ノ−ド選択手段
210により選択されたノ−ドに対してノ−ド編集を行
う。ユーザはメニュー領域410のノ−ド編集コマンド
の中のコマンドを選択する。そのコマンドが削除コマン
ドであればノ−ドの削除機能の処理(762)が実行さ
れ、コマンドがカットコマンドであればノ−ドのカット
機能の処理(764)が実行され、コマンドがコピ−コ
マンドであればノ−ドのコピ−機能の処理(766)が
実行され、コマンドがペ−ストコマンドであればノ−ド
のペ−スト機能の処理(768)が実行され、コマンド
が移動コマンドであればノ−ドの移動機能の処理(77
0)が実行される。以下、図23〜図27を用いて各機
能の詳細を示す。
【0043】削除機能(図23):ノ−ド選択手段21
0により選択されたノ−ドが多重ノ−ド全体かそれ以外
かを判定する(841)。
【0044】1)選択ノ−ドが多重ノ−ド全体であれ
ば、その論理構造的に同一な多重ノ−ド全てを削除する
(842)。例えば図11(a)の記号132がピック
されれば、多重ノ−ド全体が選択されたことになるの
で、ノ−ド102とその子孫のノ−ド(ノ−ド103と
ノ−ド104)とノ−ド105とその子孫のノ−ド(ノ
−ド106)の多重ノ−ド全体が削除される。
【0045】2)選択ノ−ドが多重ノ−ド全体でなけれ
ば、選択されたノ−ド以下の子孫のノ−ドが削除する
(843)。例えばユ−ザによって図11(a)の記号
122がピックされれば、多重ノ−ドが選択されたこと
になるので、ノ−ド102とその子孫のノ−ド(ノ−ド
103とノ−ド104)が削除される。
【0046】カット機能(図24):これは選択された
ノ−ドのクリップボ−ドへの移動を行う機能である。ク
リップボ−ドとは、受け渡しデ−タを一時的に保管して
おくためのバッファをいい、これを活用することで異な
る文書や表示位置の間で、デ−タの授受が可能となる。
まず、ノ−ド選択手段210により選択されたノ−ドが
多重ノ−ド全体かそれ以外かを判定する(851)。
【0047】1)もし選択されたノ−ドが多重ノ−ド全
体であれば、その論理構造的に同一な多重ノ−ド全てを
クリップボ−ドへ移動する(852)。
【0048】2)もし選択されたノ−ドが多重ノ−ド全
体でなければ、選択されたノ−ド以下の子孫のノ−ドを
クリップボ−ドへ移動する(853)。
【0049】コピ−機能(図25):これは選択された
ノ−ドのクリップボ−ドへの複写を行う機能である。ま
ず、ノ−ド選択手段210により選択されたノ−ドが多
重ノ−ド全体かそれ以外かを判定する(861)。
【0050】1)もし選択されたノ−ドが多重ノ−ド全
体ならば、その論理構造上同一な多重ノ−ド全てをクリ
ップボ−ドへ複写する(862)。
【0051】2)もし選択されたノ−ドが多重ノ−ド全
体でなければ、選択されたノ−ドとその子孫のノ−ドを
クリップボ−ドへ複写する(863)。なおカットとコ
ピ−の違いは、カットの場合には選択されたノ−ドがも
との文書から削除されるが、コピ−の場合はもとの文書
はそのままで変化しないという点である。
【0052】ペ−スト機能(図26):これはクリップ
ボ−ド上のノ−ドを選択ノ−ドと同一木構造の後に複写
する機能で、まずクリップボ−ド上のノ−ドが多重ノ−
ド全体、多重ノ−ド、通常ノ−ドのいずれのノードかを
判定する(871)。
【0053】1)クリップボ−ド上のノ−ドが多重ノ−
ド全体のときは、ノ−ド選択手段210により選択され
たノ−ドが多重ノ−ド全体か、多重ノ−ドか、通常ノ−
ドかを判定する(872)。
【0054】選択ノ−ドが多重ノ−ド全体の場合は、
多重ノ−ド全体の弟の位置に多重ノ−ド全体を複写する
(873)。
【0055】選択ノ−ドが多重ノ−ドの場合は、複写
しない。
【0056】選択ノ−ドが通常ノ−ドの場合は、通常
ノ−ドの弟の位置に多重ノ−ド全体を複写する(87
4)。
【0057】2)クリップボ−ド上のノ−ドが多重ノ−
ドのとき、選択ノ−ドが多重ノ−ド全体か、多重ノ−ド
か、通常ノ−ドかを判定する(875)。
【0058】選択ノ−ドが多重ノ−ド全体の場合は、
選択された多重ノ−ド全体を構成する最後の多重ノ−ド
のあとに多重ノ−ドとして複写追加する(876)。
【0059】選択ノ−ドが多重ノ−ドの場合は選択さ
れた多重ノ−ドの後に多重ノ−ドとして複写追加する
(877)。
【0060】選択ノ−ドが通常ノ−ドの場合は複写し
ない。
【0061】3)クリップボ−ド上のノ−ドが通常ノ−
ドのとき、選択ノ−ドが多重ノ−ド全体か、多重ノ−ド
か、通常ノ−ドかを判定する(878)。
【0062】選択ノ−ドが多重ノ−ド全体の場合は、
選択された多重ノ−ド全体の弟の位置に複写する(87
9)。
【0063】選択ノ−ドが多重ノ−ドの場合は、複写
しない。
【0064】選択ノ−ドが通常ノ−ドの場合は、選択
された通常ノ−ドの弟の位置に複写する(880)。
【0065】移動機能(図27):ノ−ド選択手段21
0により選択された移動対象のノ−ドが多重ノ−ド全体
か、多重ノ−ドか、通常ノ−ドかを判定する(88
1)。
【0066】1)移動対象のノ−ドが多重ノ−ド全体の
とき、次にノ−ド選択手段210により選択された移動
先のノ−ドが多重ノ−ド全体か、多重ノ−ドか、通常ノ
−ドかを判定する(882)。
【0067】移動先のノ−ドが多重ノ−ド全体の場合
は、移動先の多重ノ−ド全体の弟の位置に多重ノ−ド全
体として移動する(883)。
【0068】移動先のノ−ドが多重ノ−ドの場合は、
移動しない。
【0069】移動先のノ−ドが通常ノ−ドの場合は、
移動先の通常ノ−ドの弟の位置に多重ノ−ド全体として
移動する(884)。
【0070】2)移動対象のノ−ドが多重ノ−ドのとき
は、移動先のノ−ドが多重ノ−ド全体か、多重ノ−ド
か、通常ノ−ドかを判定する(885)。
【0071】移動先のノ−ドが多重ノ−ド全体の場合
は、移動先の多重ノ−ド全体を構成する最後の多重ノ−
ドのあとに多重ノ−ドとして移動追加する(886)。
【0072】移動先のノ−ドが多重ノ−ドの場合は移
動先の多重ノ−ドのあとに多重ノ−ドとして移動追加す
る(887)。
【0073】移動先のノ−ドが通常ノ−ドの場合は移
動しない。
【0074】3)もし、移動対象のノ−ドが通常ノ−ド
のとき、次にノ−ド選択手段210により選択された移
動先のノ−ドが多重ノ−ド全体か、多重ノ−ドか、通常
ノ−ドかを判定する(888)。
【0075】もし、移動先のノ−ドが多重ノ−ド全体
の場合は移動先の多重ノ−ド全体の弟の位置に移動する
(889)。
【0076】移動先のノ−ドが多重ノ−ドの場合は移
動は行わない。
【0077】移動先のノ−ドが通常ノ−ドの場合は移
動先の通常ノ−ドの弟の位置に移動する(890)。
【0078】次に、編集に必要な表示状態を選択できる
文書選択手段250の詳細を説明する。ユ−ザがメニュ
ー領域410の文書選択コマンドを選択すると、文書選
択手段250が起動され、属性値を入力するよう属性値
入力画面が表示される。属性値が入力されると文書選択
手段250は、入力された属性値と一致するノ−ドと、
属性値を持たない共通ノ−ドとを編集画面に表示する。
なお属性値は複数入力できるので、その場合は入力され
た属性値のいずれかと一致する属性値を有するノ−ドを
選択表示する。
【0079】文書選択手段250で図16の文書から属
性値が文字列Bの文書Bを選択した結果が図28であ
る。ユ−ザは文書Aを意識せずに取り扱える。但し図2
8の状態で文書編集を行えば、その結果は図16の文書
全体に反映される。なお図16において属性値に文字列
AとBとを入力したときは、文書全体となり図16その
ものとなる。
【0080】なお誤編集を防止のため、文書選択手段2
50により文書が選択された場合に、特定の属性値を有
するノ−ドを変更禁止、書き込み禁止にすることもでき
る。
【0081】また他の誤修正の防止手段として、複数の
属性値をもつノードに対し、1つの属性値しか入力せず
に変更しようとするときは、他文書へ影響を及ぼすかも
しれない旨の警告を出すようにしてもよい。
【0082】次に表示選択手段260と文書の画面表示
モ−ドについて、図16と図29を用いて説明する。メ
ニュー領域410の表示選択から、2種類の表示モ−ド
のいずれかを選択すると表示選択手段260の表示モ−
ド選択機能が起動する。1つのモ−ドは多重化された複
数のノ−ドのうち特定のノ−ドを表示する排他表示モ−
ドで、他のモードはすべてのノ−ドを表示する全体表示
モ−ドである。図16の文書で全体表示モ−ドを選択し
た場合の結果が図29(a)で、排他表示モ−ドを選択
した場合の結果が図29(b)である。
【0083】図29(b)−1と図29(b)−2との
切り替えは、ノ−ド記号をピックしてノ−ド選択手段2
10を起動した後、メニュー領域410内の表示選択か
ら次多重ノ−ド表示コマンドを選択すればよい。この表
示は変更履歴を多重ノ−ドで登録し、通常は現在の文書
の編集を行い、必要に応じて過去のバ−ジョンの文章を
表示して参考にするという場合に有効である。
【0084】次に個別文書出力手段270の詳細を説明
する。ユ−ザはメニュー領域410の出力からマウスで
個別文書出力コマンドを選択する。これにより個別文書
出力手段270が起動し、属性値を入力するよう属性値
入力画面が表示される。属性値が入力されると、個別文
書出力手段270は属性値を持たない共通ノ−ドと、入
力された入力された属性値を有するノ−ドを選択して文
書を構成し出力する。図16において属性値が文字列B
の文書Bを選択した結果を図30に示す。これによりユ
−ザは文書Aの内容を意識することなく、図2(b)と
同じBの文書を生成できる。このように複数の文章が含
まれている文書から必要な文章をひとまとめにして作成
できる。
【0085】なお個別文書出力手段270と文書選択手
段250との違いは、個別文書出力手段270で文書編
集を行っても図16の文書全体に反映されない点にあ
る。
【0086】次に文書追加手段280を説明する。ユ−
ザがマウスによりメニュー領域410の文書追加メニュ
ーを選択すると、文書追加手段280が起動され、文書
名を入力するよう文書名入力画面を表示する。文書名が
入力されると、文書追加手段280は図31に示したフ
ローに基づき処理する。
【0087】まずデ−タ入力/出力手段1から追加文書
を入力する(901)。次に木構造の深さの順にすべて
の深さに対して以下の処理を行う(902)。
【0088】同一深さの現在の文書のノ−ドと追加文書
のノ−ドすべてに対して同一判定処理を行う(90
3)。現在の文書の通常ノ−ドで追加文書のノ−ドと一
致しないものがあるかどうか判定する(904)。もし
あれば多重ノ−ドに変更する(905)。次に追加文書
のノ−ドで現在の文書のノ−ドと一致しないものがある
かどうか判定し(906)、もしあれば多重ノ−ドとし
て追加する(907)。木構造の深さを下げ、同様の処
理を行う(908)。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、複数の文書の論理構造
的な関係を維持、管理しつつ編集が行え、かつ必要に応
じて種々の文書を出力できることから、複数文書の一括
管理、編集が効率的に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】文書概要の一例である。
【図3】一連(図3〜図10)の文書入力手順を示す編
集画面と文書構造図である。
【図4】一連(図3〜図10)の文書入力手順を示す編
集画面と文書構造図である。
【図5】一連(図3〜図10)の文書入力手順を示す編
集画面と文書構造図である。
【図6】一連(図3〜図10)の文書入力手順を示す編
集画面と文書構造図である。
【図7】一連(図3〜図10)の文書入力手順を示す編
集画面と文書構造図である。
【図8】一連(図3〜図10)の文書入力手順を示す編
集画面と文書構造図である。
【図9】一連(図3〜図10)の文書入力手順を示す編
集画面と文書構造図である。
【図10】一連(図3〜図10)の文書入力手順を示す
編集画面と文書構造図である。
【図11】一連(図11〜図13)の多重ノ−ド一括処
理手順を示す編集画面と文書構造図である。
【図12】一連(図11〜図13)の多重ノ−ド一括処
理手順を示す編集画面と文書構造図である。
【図13】一連(図11〜図13)の多重ノ−ド一括処
理手順を示す編集画面と文書構造図である。
【図14】本発明の多重化されたノ−ドを実現する為の
ノ−ドのデ−タ構造である。
【図15】多重文書の文書構造の例である。
【図16】ノ−ドに属性値を付与した結果の例である。
【図17】ノ−ド生成手段の処理フロ−である。
【図18】子ノ−ド生成機能の処理フロ−である。
【図19】弟ノ−ド生成機能の処理フロ−である。
【図20】ノ−ド多重化機能の処理フロ−である。
【図21】多重ノ−ド追加機能の処理フロ−である。
【図22】ノ−ド編集手段の処理フロ−である。
【図23】ノ−ド削除処理機能の処理フロ−である。
【図24】ノ−ドカット処理機能の処理フロ−である。
【図25】ノ−ドコピ−処理機能の処理フロ−である。
【図26】ノ−ドペ−スト処理機能の処理フロ−であ
る。
【図27】ノ−ド移動処理機能の処理フロ−である。
【図28】文書の選択結果の例である。
【図29】表示モ−ドの違いによる画面表示の差異を表
す例である。
【図30】個別文書の出力の例である。
【図31】文書追加手段の処理フロ−である。
【符号の説明】
1・・・デ−タ入力/出力手段、 2・・・文書処理手段、 3・・・
文書ファイル、 21・・・テキスト編集手段、 21・・・文書構
造編集手段、 210・・・ノ−ド選択手段、 220・・・ノ−ド生
成手段、 230・・・ノ−ド編集手段、 240・・・属性編集手
段、 250・・・文書選択手段、 260・・・表示選択手段、 270
・・・個別文書出力手段、 280・・・文書追加手段、 221・・・
通常ノ−ド生成手段、 222・・・多重ノ−ド生成手段、 10
1〜107・・・ノ−ド、 111〜113・・・通常ノ−ドの記号、 12
2・・・多重ノ−ドの記号、 123・・・多重ノ−ド全体の記
号、 400・・・編集画面、 500・・・文書構造図、 601〜606・
・・ノ−ドへのポインタエリア、 607・・・テキストデ−タ
へのポインタエリア、 608〜610・・・デ−タエリア、 700
〜705・・・ノ−ド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 庸輔 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株式会社 日立製作所 大みか工場内 (56)参考文献 特開 平4−52826(JP,A) 特開 平4−7781(JP,A) 特開 平5−101053(JP,A) 佐藤誠一郎,データベース機能を持つ マニュアル作成支援システム,情報処理 学会研究報告,日本,情報処理学会, 1990年 7月20日,第90巻,第63号, p.93−100 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理構造単位をノードとした階層構造を有
    し、同一の前記階層構造を有する複数文書の文書編集デ
    ータを入力、表示するデータ入力/出力手段と、前記文
    書編集データを記録保管する文書ファイルと、前記デー
    タ入力/出力手段からの前記文書編集データに対し、前
    記階層構造を編集管理する文書構造編集手段と、テキス
    ト編集するテキスト編集手段とからなり、文書編集処理
    結果を前記データ入力/出力手段又は前記文書ファイル
    へ出力する文書処理手段と、からなる多重文書処理シス
    テムにおいて、 前記文書構造編集手段は、前記複数文書の論理構造が同
    一、かつ文書内容が異なる多重ノードを生成する多重ノ
    ード生成手段と、前記複数文書の共通部分からなる通常
    ノードを生成する通常ノード生成手段とからなるノード
    生成手段と、 前記多重ノードが属する文書を編集する編集手段と、 前記編集手段によって編集された前記多重ノードと前記
    通常ノードとに対応して文書編集するノード編集手段と
    からなり前記データ入力/出力手段は、前記多重ノード生成手段
    によって生成された多重ノードを表示し、前記多重ノー
    ド生成手段を起動して多重ノードに対して論理構造が同
    一、かつ排他的な関係にあり、生成された多重ノードと
    共に多重化された3次元構造を構成する多重ノードを追
    加して追加表示し、かつ生成された多重ノードと追加さ
    れた多重ノードとのリンク付を行い、かつノード選択手
    段を起動して前記生成された多重ノードおよび前記追加
    された多重ノードを選択し、前記ノード編集手段を起動
    して多重ノード全体もしくは個別に文章の編集を行うこ
    とを特徴とする 多重文書処理システム。
  2. 【請求項2】論理構造単位をノードとした階層構造を有
    し、同一の前記階層構造を有する複数文書の文書編集デ
    ータを入力、表示するデータ入力/出力手段と、前記文
    書編集データを記録保管する文書ファイルと、前記デー
    タ入力/出力手段からの前記文書編集データに対し、前
    記階層構造を編集管理する文書構造編集手段と、テキス
    ト編集するテキスト編集手段とからなり、文書編集処理
    結果を前記データ入力/出力手段又は前記文書ファイル
    へ出力する文書処理手段と、からなる多重文書処理シス
    テムにおいて、 前記文書構造編集手段は、前記複数文書の論理構造が同
    一、かつ文書内容が異なる多重ノードを生成する多重ノ
    ード生成手段と、前記複数文書の共通部分からなる通常
    ノードを生成する通常ノード生成手段とからなるノード
    生成手段と、 前記多重ノードと前記通常ノードとのいずれかのノード
    を選択するノード選択手段と、 前記多重ノードと前記通常ノードとに対応して文書を編
    集するノード編集手段からなり前記データ入力/出力手段は、前記多重ノード生成手段
    によって生成された多重ノードを表示し、前記多重ノー
    ド生成手段を起動して多重ノードに対して論理構造が同
    一、かつ排他的な関係にあり、生成された多重ノードと
    共に多重化された3次元構造を構成する多重ノードを追
    加して追加表示し、かつ生成された多重ノードと追加さ
    れた多重ノードとのリンク付を行い、かつノード選択手
    段を起動して前記生成された多重ノードおよび前記追加
    された多重ノードを選択し、前記ノード編集手段を起動
    して多重ノード全体もしくは個別に文章の編集を行い、 前記ノード選択手段で選択されたノードに対して属性編
    集が選択されると起動されて、前記生成された多重ノー
    ドおよび前記追加された多重ノードにそれぞれ属する文
    書を属性値として、 属性値を編集する属性編集手段と、 前記複数文書から前記属性値を有する文書を選択する文
    書選択手段と、 からなる多重文書処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、前記ノー
    ド生成手段は前記通常ノードと前記多重ノードと多重文
    書全体のそれぞれを意味する識別記号を前記データ入力
    /出力手段に表示することを特徴とする多重文書処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項2又は請求項3のいれかにおい
    て、特定の前記属性値を有するノ−ドのみ表示する排他
    表示モ−ドとすべてのノードを表示する全体表示モ−ド
    とを選択する表示選択手段を設けることを特徴とする多
    重文書処理システム。
  5. 【請求項5】請求項2から請求項4のいずれかにおい
    て、前記複数文書から前記属性値に基づいて特定選別さ
    れた文書を編集処理する個別文書出力手段を設けること
    を特徴とする多重文書処理システム。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項5のいずれかにおい
    て、通常ノードあるいは多重ノードを有する文書を追加
    する文書追加手段を設けることを特徴とする多重文書処
    理システム。
  7. 【請求項7】請求項2から請求項6のいずれかにおい
    て、前記ノードは前記多重ノードを意味する多重ノード
    フラグと、前記多重ノードが属する文書を示す属性値
    と、第1多重ノードと相関を持つ第2多重ノードを次多
    重ノード、又は前多重ノードとするデータ構造からなる
    ことを特徴とする多重文書処理システム。
  8. 【請求項8】 論理構造単位をノードとした階層構造を有
    し、同一の前記階層構造を有する複数文書の文書編集デ
    ータを入力、表示するデータ入力/出力手段と、前記文
    書編集データを記録保管する文書ファイルと、前記デー
    タ入力/出力手段からの前記文書編集データに対し、前
    記階層構造を編集管理する文書構造編集手段と、テキス
    ト編集するテキスト編集手段とからなり、文書編集処理
    結果を前記データ入力/出力手段又は前記文書ファイル
    へ出力する文書処理手段と、からなる多重文書処理シス
    テムの多重文書処理方法において、 前記文書構造編集手段は、前記複数文書の論理構造が同
    一、かつ文書内容が異なる多重ノードを生成する多重ノ
    ード生成手段と、前記複数文書の共通部分からなる通常
    ノードを生成する通常ノード生成手段とからなるノード
    生成手段と、 前記多重ノードが属する文書を編集する編集手段と、 前記編集手段によって編集された前記多重ノードと前記
    通常ノードとに対応して文書編集するノード編集手段と
    からなり、 前記データ入力/出力手段によって、前記多重ノード生
    成手段によって生成された多重ノードを表示し、前記多
    重ノード生成手段を起動して多重ノードに対して論理構
    造が同一、かつ排他的な関係にある追加された多重ノー
    ドを追加して追加表示し、かつ生成された多重ノードと
    追加された多重ノードとのリンク付を行い、かつノード
    選択手段を起動して前記生成された多重ノードおよび前
    記追加された多重ノードを選択し、ノード編集手段を起
    動して多重ノード全体もしくは個別に文章の編集を行う
    ことを特徴とする多重文書処理方法。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記通常ノードと前記
    多重ノードと前記多重文書全体のそれぞれを意味する識
    別記号で表示することを特徴とする多重文書処理方法。
  10. 【請求項10】請求項8において、前記多重ノードを意
    味する多重ノードフラグと、前記多重ノードが属する文
    書を示す属性値と、第1多重ノードと相関を持つ第2多
    重ノードを次多重ノード、又は前多重ノードとするデー
    タ構造を用いて編集管理することを特徴とする多重文書
    処理方法。
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