JPH09330260A - 文書管理装置 - Google Patents

文書管理装置

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JPH09330260A
JPH09330260A JP8152607A JP15260796A JPH09330260A JP H09330260 A JPH09330260 A JP H09330260A JP 8152607 A JP8152607 A JP 8152607A JP 15260796 A JP15260796 A JP 15260796A JP H09330260 A JPH09330260 A JP H09330260A
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JP8152607A
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English (en)
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Kazuhiro Kawakami
和博 川上
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書に対して実行できる操作を明確化して文
書に対する操作実行を容易にできるようにすると共に、
文書に対する操作を汎用的に設定できるようにして操作
性の向上と文書の保護を実現できるようにする。 【解決手段】 メソッド検索部8が、オブジェクト管理
情報記憶部7に管理されたオブジェクト管理情報に基づ
いて入力部1によって選択された操作に該当するメソッ
ドを検索し、そのメソッドが自文書管理装置内に存在す
るとき、メソッド実行部10がそのメソッドを実行す
る。また、その検索されたメソッドがネットワークで接
続された他の文書管理装置内に存在するとき、メッセー
ジ制御部9がネットワーク制御部11によってその文書
管理装置へメソッドを実行させるためのメッセージを送
信し、その文書管理装置のメソッドを実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文書データを検
索可能に記憶する電子ファイル装置等の文書管理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の文書管理装置は、文書に対して各
種の操作(機能)を実行するとき、その文書管理装置が
提供するキーボードやマウス等の入力装置とLCD等の
表示装置を用いた対話型インタフェースなどによって操
作メニュー及び操作アイコンを選択することによって行
なっていた。
【0003】しかし、文書によっては文書管理装置が持
つ操作を実行できないものも有り、その場合は操作者が
実行できる操作を明示的に選択できるようにしたり、又
は文書管理装置が実行できない操作を禁止したりするこ
とにより、操作者がその操作を選択できないようにして
いるので、操作者が文書に対して何等かの操作を実行す
るとき、どの操作が実行できるかが分かり難いという問
題があった。
【0004】また、文書に対する操作を限定する場合、
文書に対して属性を設定することによって実現していた
が、その設定できる属性として文書に対する保護属性、
つまり「読み出し(read)」「書き込み(writ
e)」「削除(delete)」やユーザ権限属性など
であり、文書の内容の操作は設定できないという問題が
あった。そして、その属性の設定及び変更は文書毎に逐
次行なわなければならず、操作者にとって煩わしい作業
になるという問題もあった。
【0005】そこで、使用可能な機器等の使用環境,使
用目的(文章,図形,グラフ,表など),使用者のレベ
ル(初心者,熟練者など)などの使用背景をパラメータ
テーブルとして設定し、そのパラメータテーブルを用い
ることによって文書処理機能を限定して使用者にあわせ
た環境を提供できるようにした文書管理装置(例えば、
特開平2−72470号公報参照)があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような文書管理装置では、文書とパラメータテーブルと
がリンクしていないので文書を再編集する度に使用目的
に合わせてパラメータテーブルを再選択しなければなら
ず、操作者にとっては煩わしい作業になるという問題が
あった。
【0007】また、文書に対して実行できる操作を制限
できないので、文書作成者以外の操作者が文書を編集し
た場合、制限した操作が使用される恐れが有り、文書の
保護という点で問題があった。
【0008】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、文書に対して実行できる操作を明確化して文書
に対する操作実行を容易にできるようにすると共に、文
書に対する操作を汎用的に設定できるようにして操作性
の向上と文書の保護を実現できるようにすることを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、文書データに対する各種の操作を定義す
るテンプレート情報の入力と、そのテンプレート情報中
の操作リストから上記文書データに対して実行させるい
ずれかの操作を選択する入力手段と、上記テンプレート
情報に定義された各操作を表示する表示手段と、上記文
書データを記憶する文書データ記憶手段と、上記入力手
段によって入力されたテンプレート情報を記憶するテン
プレート情報記憶手段と、上記入力手段によって入力さ
れたテンプレート情報を上記テンプレート情報記憶手段
に保持して設定するテンプレート設定手段と、上記テン
プレート情報記憶手段からテンプレート情報を検索する
テンプレート管理手段と、上記文書データに対する実行
プログラムであるオブジェクトのクラス情報とそのクラ
ス情報のメソッドとからなるオブジェクト管理情報を管
理するオブジェクト管理情報記憶手段と、そのオブジェ
クト管理情報記憶手段によって管理されたオブジェクト
管理情報に基づいて上記入力手段によって選択された操
作に該当するメソッドを検索するメソッド検索手段と、
そのメソッド検索手段によって検索されたメソッドとオ
ブジェクトの存在する位置情報とに基づいてメソッドを
実行するためのメッセージを送出するメッセージ制御手
段と、上記メソッド検索手段によって検索されたメソッ
ドが自文書管理装置内に存在するとき、そのメソッドを
実行するメソッド実行手段と、上記メソッド検索手段に
よって検索されたメソッドがネットワークによって接続
された他の文書管理装置内に存在するとき、上記メッセ
ージ制御手段によって送出されたメッセージを前記他の
文書管理装置へ送信するネットワーク制御手段を備えた
文書管理装置を提供する。
【0010】また、上記テンプレート情報に対する任意
の操作を追加及び削除する手段を設けるとよい。さら
に、上記テンプレート情報の内容を継承して新規テンプ
レートを作成する手段を設けるとよい。さらにまた、上
記テンプレートのメソッドが実行できなかったとき、他
のテンプレートから同一メソッドを検索して実行させる
代替メソッド検索手段を設けるとよい。
【0011】この発明による文書管理装置は、上記入力
手段,表示手段,文書データ記憶手段,テンプレート情
報記憶手段,テンプレート設定手段,テンプレート管理
手段,オブジェクト管理情報記憶手段,メソッド検索手
段,メッセージ制御手段,メソッド実行手段,及びネッ
トワーク制御手段によって構成することにより、文書に
対する各種の操作をテンプレートに定義することができ
るので、文書と文書に対する操作を一体化することがで
きる。また、文書に対する操作の制限も可能なので、操
作者の誤操作の防止と操作性の向上を図ることができ
る。
【0012】また、上記テンプレート情報に対する任意
の操作を追加及び削除する手段を設けるようにすれば、
テンプレートに定義する操作を追加及び削除することが
でき、文書管理システムの機能を追加したり、あるいは
文書ごとに操作を限定することが容易にできる。
【0013】さらに、上記テンプレート情報の内容を継
承して新規テンプレートを作成する手段を設けるように
すれば、操作者は既存のテンプレートに所望の操作を追
加するだけで新たなテンプレートを容易に作成すること
ができる。また、上位テンプレートに変更が生じた場
合、下位テンプレートはその上位テンプレートの内容を
継承しているので、新規に作成した下位のテンプレート
の内容を変更する必要が無く、文書操作の設定を柔軟に
行なうことができる。
【0014】さらにまた、上記テンプレートのメソッド
が実行できなかったとき、他のテンプレートから同一メ
ソッドを検索して実行させる代替メソッド検索手段を設
けるようにすれば、他のテンプレートのメソッドを代替
え実行させることにより、効率的で確実な文書処理を行
なえる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明の一
実施形態の文書管理装置を接続したネットワークの構成
例を示す図である。このネットワークは、文書管理装置
51〜53がそれぞれデータ通信可能に接続されてい
る。
【0016】文書管理装置51は、オーソリティオブジ
ェクト(authority−object)を有する
オブジェクト位置情報「WS001」のワークステーシ
ョンである。また、文書管理装置52は、プリンタオブ
ジェクト(printer−object)とファック
スオブジェクト(fax−object)を有するオブ
ジェクト位置情報「WS002」のワークステーション
である。さらに、文書管理装置53は、プリンタ−a−
オブジェクト(printer−a−object)を
有するオブジェクト位置情報「WS003」のワークス
テーションである。
【0017】図1は図2に示した文書管理装置51〜5
3の構成を示すブロック図である。文書管理装置51〜
53はそれぞれ、CPU,ROM,及びRAM等からな
るマイクロコンピュータを内蔵し、入力部1,テンプレ
ート設定部2,テンプレート情報記憶部3,文書データ
記憶部4,テンプレート管理部5,表示部6,オブジェ
クト管理情報記憶部7,メソッド検索部8,メッセージ
制御部9,メソッド実行部10,及びネットワーク制御
部11の各機能部を備えている。
【0018】入力部1は、文書データに対する操作を定
義するためのテンプレート情報の入力を行なう。また、
文書データの操作を実行するときに操作リストから操作
項目を指定する。その他、操作者からのこの文書管理装
置に対する文字入力及びメニュー選択等の各種の情報の
入力も行なう。
【0019】この入力部1は、例えばキーボードが考え
られる。また、ディスプレイ上にキーを表示させてマウ
スで選択したり、タッチセンサを設けて指やペン等によ
ってディスプレイ上の該当部分に触れることによって入
力するソフトキーボード等であってもよい。さらに、手
書きOCR技術を用いて手書きされたものを文字等のデ
ータによって入力することも考えられる。
【0020】テンプレート設定部2は、入力部1からの
入力情報に基づいて作成した文書データに対する各種の
操作を定義するテンプレート情報をテンプレート情報記
憶部3に記憶する。テンプレート情報記憶部3は、テン
プレート設定部2によって作成されたテンプレート情報
を記憶して保持するメモリである。
【0021】文書データ記憶部4は、入力部1からの入
力情報に基づいて作成した文書データを記憶するメモリ
である。この文書データ記憶部4としては、例えば、R
AM,ハードディスク装置,フロッピディスク装置,M
O等の書き換え可能なメモリ及びメディア,その他の光
ディスク装置等のメモリが考えられる。この文書データ
の構造は図3に示す通りであり、後述する。
【0022】テンプレート管理部5は、テンプレート情
報記憶部3から指定されたテンプレート情報を検索す
る。つまり、表示部6に入力部1によって選択された文
書データの操作を検索して表示する。
【0023】入力部1によって選択された文書データに
操作できる操作名を表示するには、文書データ記憶部4
からテンプレートリンク情報を取得し、テンプレート情
報記憶部3からそのテンプレートリンク情報に基づいて
所定のテンプレート情報を検索し、その検索されたテン
プレート情報に基づいてオブジェクト管理情報記憶部7
からクラス表示名称及びメソッド表示名称を取得し、そ
れを表示部6に表示させる。
【0024】表示部6は、文書データ,テンプレート情
報を設定するために入力された文字,テンプレート管理
部5及びオブジェクト管理情報記憶部7から得られたテ
ンプレート情報に定義された操作情報を表示する。ま
た、表示された文字の編集等をするためのカーソルも表
示する。この表示部6としては、例えば、CRT,液晶
ディスプレイ等の電気的に文字の書き込み及び消去がで
きるものが考えられる。
【0025】オブジェクト管理情報記憶部7は、テンプ
レート情報に定義された各種の操作を実際に行なうオブ
ジェクト、つまり各操作の実行プログラムであるオブジ
ェクトのクラス情報等を格納して管理している。このオ
ブジェクト管理情報記憶部7のオブジェクト管理情報の
データ構造のフォーマットは、例えば図5に示す通りで
あり、後述する。
【0026】メソッド検索部8は、入力部1によって選
択された文書データに対して選択された操作に基づいて
オブジェクト管理情報記憶部7からメソッドを検索す
る。つまり、オブジェクト管理情報記憶部7のオブジェ
クト管理情報から入力部1で選択された操作に該当する
メソッドを検索する。
【0027】メッセージ制御部9は、他の文書管理装置
にメソッドが存在するとき、その文書管理装置に存在す
るオブジェクトのメソッドを実行させるためのメッセー
ジを送出する。つまり、メソッド検索部8によって検索
されたメソッドとオブジェクト管理情報のオブジェクト
位置情報とに基づいてそのメソッドのオブジェクトを格
納した文書管理装置に対してそのメソッドを実行させる
ためのメッセージをネットワーク制御部11を介して送
信する。
【0028】メソッド実行部10は、メソッド検索部8
によって検索されたメソッドが自文書管理装置内に存在
するとき、そのメソッドを実行する。ネットワーク制御
部11は、他の文書管理装置とのデータ通信の物理的な
ネットワークインタフェースを制御し、メソッド検索部
8によって検索されたメソッドがネットワークによって
接続された他の文書管理装置内に存在するとき、メッセ
ージ制御部9によって送出されたメッセージを他の文書
管理装置へネットワークを介して送信する。
【0029】図3は、上記文書管理装置51〜53の文
書データ記憶部4に記憶した文書データ構造のフォーマ
ット例を示す図である。この文書データ構造60は、文
書データ情報61とテンプレート情報の名称やテンプレ
ート情報の格納先等の情報を設定したテンプレートリン
ク情報62とからなる。
【0030】図4は、上記文書管理装置51〜53のテ
ンプレート情報記憶部3に記憶した文書に対する操作を
定義したテンプレート情報の定義のフォーマット例を示
す図である。まず、予め文書データに対する操作を定義
したテンプレート情報を作成する。
【0031】図4に示すように、テンプレート情報に
は、テンプレート名,実行するオブジェクトのクラス
名,文書の操作であるメソッド名等を定義する。そのテ
ンプレート情報の定義は図3に示したようにスクリプト
を直接記述しても良いし、文書管理装置が提供するユー
ザインタフェース等で設定しても良い。作成されたテン
プレート情報はテンプレート設定部2によってテンプレ
ート情報記憶部3に設定して記憶される。
【0032】操作者がテンプレート情報記憶部3に登録
したテンプレート情報を使用して文書データを作成する
とき、テンプレート管理部5はテンプレート情報記憶部
3からテンプレート情報を取得し、操作者に対して登録
されているテンプレート情報の一覧を表示部6に表示す
る。
【0033】その後、操作者は入力部1によってテンプ
レート情報を選択する。テンプレート情報が選択される
と、テンプレート管理部5がテンプレート情報のリンク
情報であるテンプレートリンク情報を文書データ情報と
共に文書データ記憶部4に記憶する。
【0034】図5は、上記文書管理装置51〜53のオ
ブジェクト管理情報記憶部7に記憶したオブジェクト管
理情報のフォーマット例を示す図である。このオブジェ
クト管理情報は、ネットワークで構築されたこの文書管
理システムにおけるオブジェクトに関する情報として、
クラス,クラス表示名称,オブジェクト名,オブジェク
ト位置情報,メソッド名,メソッド表示名称,及びスー
パークラス等の項目を格納している。
【0035】次に、文書データの操作の実行について説
明する。操作者が入力部1によって操作を実行する文書
データを選択すると、テンプレート管理部5が文書デー
タ記憶部4からテンプレートリンク情報を取得し、その
取得したテンプレートリンク情報に基づいてテンプレー
ト情報記憶部3に記憶されているテンプレート情報を検
索し、該当するテンプレート情報を取得する。
【0036】さらに、そのテンプレート情報に定義され
ているクラス名及びメソッド名に基づいてオブジェクト
管理情報記憶部7に設定されているオブジェクトのクラ
ス名称とメソッド名称を取得する。そのオブジェクト管
理情報記憶部7のオブジェクト管理情報は、図5に示し
た構造になっている。
【0037】例えば、クラス:オーソリティ(auth
ority)の名称は「権限」であり、そのメソッドと
してビュー(view),エディット(edit),デ
ィレート(delete)が存在する。それぞれの表示
名称は「表示」「編集」「削除」になっている。この取
得した表示名称を表示部6に表示する。
【0038】その後、操作者が入力部1によって表示さ
れた操作の中から所望のものを選択する。その選択例を
図6に基づいて説明する。図6は、上記文書管理装置5
1〜53の表示部6に表示する文書操作選択画面の一例
を示す図である。
【0039】図6に示した文書操作選択画面では、文書
一覧70が表示されており、その内の文書番号003の
文書名「xx講座のお知らせ」の文書を選択すると(図
中斜線を施して示す)、その文書に対して1階層目のメ
ニューとしてオブジェクト一覧71が表示される。この
オブジェクト一覧71には、選択された文書に実行可能
なオブジェクトのクラスの表示名称の一覧を表示する。
この場合、「権限」「印刷装置A」「FAX」「メー
ル」が表示されている。
【0040】次に、オブジェクト一覧71の「権限」を
選択すると(図中斜線を施して示す)、2階層目のメニ
ューとしてメソッド一覧72が表示される。このメソッ
ド一覧72には、選択された文書データに実行できる操
作、つまりメソッドの表示名称の一覧を表示する。この
場合、「表示」「編集」「削除」が表示されている。こ
こで、例えば「権限」の操作である「編集」を実行する
場合、操作者は入力部1によってメソッド一覧72の
「編集」の欄を選択入力する(図中斜線を施して示
す)。
【0041】そして、メソッドが選択されると、メソッ
ド検索部8がテンプレート情報からメソッドが帰属する
クラスを取得し、オブジェクト管理情報記憶部7からそ
のクラスに該当するオブジェクト管理情報を検索し、そ
のオブジェクト管理情報に基づいてオブジェクト位置情
報を取得する。そのオブジェクト位置情報に基づいて選
択されたオブジェクトがどの文書管理装置に存在するか
を判断して、自文書管理装置内に該当するオブジェクト
が存在するとき、メソッド実行部10がそのメソッドを
実行する。
【0042】また、他の文書管理装置内に該当するオブ
ジェクトが存在するとき、メッセージ制御部9によって
ネットワーク制御部11を通じてその文書管理装置に対
して該当するメソッドを実行させるためのメッセージを
送信する。
【0043】図7は、上記文書管理装置の文書操作処理
を示すフローチャートである。この処理は、ステップ
(図中「S」で示す)1で入力部より文書データを選択
し、ステップ2へ進んでその選択された文書データより
テンプレートリンク情報を取得し、ステップ3へ進んで
その取得したテンプレートリンク情報からテンプレート
情報を検索し、ステップ4へ進んでその検索されたテン
プレート情報に定義されているクラス及びメソッドの表
示名称を表示する。
【0044】その後、ステップ5へ進んで入力部より操
作を選択し、ステップ6へ進んでその選択された操作の
オブジェクト管理情報からオブジェクト位置情報を取得
して、ステップ7へ進んで選択された操作のメソッドは
自己の文書管理装置(WS)内に存在するか否かを判断
して、自己の文書管理装置(WS)内に存在すれば、ス
テップ8へ進んでメソッド実行部によりそのメソッドを
実行して、この処理を終了する。
【0045】また、ステップ7の判断でメソッドが他の
文書管理装置に存在すれば、ステップ9へ進んでメソッ
ドが存在する他の文書管理装置(WS)にそのメソッド
を実行させるためのメッセージを送信して、その文書管
理装置によるメソッドを実行させて、この処理を終了す
る。
【0046】次に、検索したメソッドを起動するための
処理について説明する。図2に示したようにネットワー
ク上の各文書管理装置51〜53にオブジェクトが分散
している場合、操作者が自己の文書管理装置51で文書
データを操作するときの処理を説明する。例えば、クラ
ス:オーソリティ(authority)のメソッド:
エディット(edit)を実行するとき、メソッド検索
部8は表1に示したオブジェクト管理情報を参照して、
エディットのオブジェクト位置情報からメソッドが存在
するオブジェクトを有する文書管理装置を探し出す。
【0047】この場合、クラス:オーソリティの実行オ
ブジェクトであるオブジェクト:オーソリティ(aut
hority−object)のメソッド:エディット
は自文書管理装置51内に存在するので、メソッド実行
部10がオブジェクト:オーソリティのメソッド:エデ
ィットを実行する。
【0048】このようにして、文書データに対する各種
の操作をテンプレートに定義することができるので、文
書データと文書データに対する操作を一体化することが
できる。また、文書データに対する操作の制限も可能な
ので、操作者の誤操作の防止と操作性の向上を図ること
ができる。
【0049】ところで、上記文書管理装置に対するプロ
グラム機能の追加又は削除が発生したり、テンプレート
情報に定義した操作に変更を加えたい場合、その度にテ
ンプレートを作り直すのでは操作者にとって煩わしい作
業であり、文書管理システムの拡張に対して柔軟に対応
できなくて不便である。
【0050】そこで、文書管理システムに変更が生じた
場合や、文書データの操作を変更したい場合、文書デー
タの操作を容易に変更できるようにして、システムの拡
張性を向上させ、文書データごとに適した操作を提供し
て操作性の向上を図るようにするとよい。次にそのよう
な文書管理装置の実施形態について説明する。
【0051】図8は、この発明の他の実施形態の文書管
理装置の構成を示すブロック図である。図1と共通する
部分には同一符号を付してその説明を省略する。この文
書管理装置は、上記文書管理装置のテンプレート設定部
2の機能に、テンプレート情報に対する任意の操作を追
加及び削除する手段の機能を設けたテンプレート設定部
20を備えている。
【0052】この文書管理装置では、テンプレート設定
部20が文書データの操作を定義するためのテンプレー
ト情報を入力部1を通じて設定し、テンプレート情報記
憶部3にそのテンプレート情報を格納する。そして、そ
のテンプレート情報への新たな操作の追加、及びそのテ
ンプレート情報中に定義されている操作の削除の処理も
行なう。
【0053】次に、具体的なオブジェクトの追加処理に
ついて説明する。既に作成した文書データに対して新た
にメール機能の操作を追加する場合、テンプレート設定
部20はテンプレート情報記憶部3のテンプレート情報
にメール機能の情報を追加登録する。
【0054】図9は、図4に示したテンプレート情報に
新たな操作を追加したときのテンプレート情報の定義の
フォーマット例を示す図である。図4に示したテンプレ
ート情報に新たにクラス:メール(mail)とそのメ
ソッド:センド(send)及びレシーブ(recei
ve)が定義される(図中破線枠で囲んだ部分)。
【0055】したがって、テンプレートに定義する操作
を追加及び削除することができ、文書管理システムの機
能を追加したり、あるいは文書ごとに操作を限定するこ
とが容易にできる。
【0056】このようにして、テンプレート設定部20
がテンプレート情報に定義したメソッド、つまり操作を
任意に追加及び削除できるので、オブジェクトにメソッ
ドが追加されたり変更があったりした場合、テンプレー
ト情報の定義を容易に変更することで対処することがで
きる。また、文書データ毎に操作の内容を替えたい場合
にもテンプレート設定部20によって容易に実現するこ
とができる。
【0057】なお、上記文書管理装置では、テンプレー
ト設定部20によってテンプレート情報に対する任意の
操作を追加及び削除するようにしたが、この処理を実行
する機能部を新たに設けても良い。例えば、入力部1か
らの操作情報に基づいてテンプレート情報記憶部3に対
して直接操作を追加及び削除する追加・削除部を設ける
と良い。
【0058】ところで、上記文書管理装置で既存のテン
プレート情報を利用して新たに操作を加えて新規のテン
プレート情報を作成した場合、既存のテンプレート情報
に修正が発生したとき、その既存のテンプレート情報の
内容を継承して作成した新規のテンプレート情報に対し
ても同様の修正を行なう必要がある。
【0059】既存のテンプレート情報を派生させて作成
した新規のテンプレート情報の数が少ないうちは良い
が、その新規のテンプレート情報の数が多くなると、そ
の各テンプレート情報に対して既存部分の修正を行なわ
なければならなくなり、操作者にとって煩わしい作業に
なり、大変不便である。
【0060】そこで、文書管理システムのテンプレート
情報の作成及び修正等の保守作業をより簡素化して、テ
ンプレート情報の保守性の向上を図るようにするとよ
い。次にそのような文書管理装置の実施形態について説
明する。
【0061】図10は、この発明のさらに他の実施形態
の文書管理装置の構成を示すブロック図である。図1及
び図8と共通する部分には同一符号を付してその説明を
省略する。この文書管理装置は、上記文書管理装置のテ
ンプレート設定部20の機能に、テンプレート情報の内
容を継承して新規テンプレートを作成する手段の機能を
設けたテンプレート設定部30を備えている。
【0062】また、上記文書管理装置のテンプレート管
理部5の機能に、テンプレート情報記憶部3からテンプ
レート情報を検索する際、テンプレート情報中に上位テ
ンプレート情報からの内容が継承されて定義されている
場合、その上位テンプレート情報を検索する機能を設け
たテンプレート管理部31も備えている。
【0063】この文書管理装置では、テンプレート設定
部30が文書データの操作を定義するためのテンプレー
ト情報を入力部1を通じて設定し、テンプレート情報記
憶部3にそのテンプレート情報を格納する。また、その
テンプレート情報への新たな操作の追加、及びそのテン
プレート情報中に定義されている操作の削除の処理も行
なう。
【0064】さらに、新規テンプレート情報を作成する
際、既存のテンプレート情報から内容を継承させたいテ
ンプレート情報名を定義し、その既存のテンプレート情
報の内容を継承して新規テンプレート情報を作成してテ
ンプレート情報記憶部3に記憶する。
【0065】次に、この文書管理装置における既存テン
プレート情報の定義を継承して新規テンプレート情報を
作成して記憶する処理について説明する。操作者が既存
テンプレート情報に対して何等かの操作を追加して新規
のテンプレート情報を作成する場合、入力部1からの操
作入力によってテンプレート設定部30が新規テンプレ
ート情報を作成し、そこに既存のテンプレート情報名を
設定する。
【0066】そして、テンプレート設定部30は作成し
た新規テンプレート情報に定義内容を継承させる既存の
テンプレート情報名を付加してテンプレート情報記憶部
3に記憶する。
【0067】次に、具体的な新規テンプレートの作成処
理について説明する。図11は、図4に示したテンプレ
ート情報の定義内容を継承して作成した新規テンプレー
ト情報の定義のフォーマット例を示す図である。図4に
示したテンプレート情報名「standard」のテン
プレート情報の定義内容に基づいてテンプレート情報名
「extend_a」の新規テンプレート情報を作成す
る場合、図11に示すように、supertempla
te:standard(図中破線枠で囲んだ部分)を
記述すれば良い。
【0068】こうして、テンプレート管理部31によっ
て、新規テンプレート「extend_a」を使用する
とき、テンプレート「standard」の操作も使用
することができる。
【0069】次に、操作者が新規テンプレートを使用し
て文書データを作成し、その文書データが持つ操作を実
行するときの処理について説明する。テンプレート管理
部31は、文書データ記憶部4からテンプレートリンク
情報を取得し、その取得したテンプレートリンク情報に
基づいてテンプレート情報記憶部3に記憶されているテ
ンプレート情報を検索し、該当するテンプレート情報を
取得する。
【0070】その後、テンプレート管理部31は、その
テンプレート情報に既存のテンプレート情報の定義内容
が継承されているか否かを検査して、定義内容の継承が
行なわれている場合、テンプレート情報記憶部3からそ
の定義内容の継承元の上位テンプレート情報を取得す
る。
【0071】さらに、テンプレート管理部31は、テン
プレート情報に定義されているクラス名及びメソッド名
からオブジェクト管理情報記憶部7に設定されているオ
ブジェクトのクラス名称とメソッド名称を取得して、そ
の取得した表示名称を表示部6に表示する。
【0072】そして、操作者は表示部6に表示された操
作の中から所望の操作を選択する。その選択方法は、入
力部1によって図6に示した文書操作選択画面に基づい
て必要な操作を選択する。
【0073】操作者によってメソッドが選択されると、
メソッド検索部8がテンプレート情報からメソッドが帰
属するクラスを取得し、その取得したクラスに基づいて
オブジェクト管理情報記憶部7からそのクラスに該当す
るオブジェクト管理情報を検索し、その検索したオブジ
ェクト管理情報から該当するオブジェクト位置情報を取
得する。
【0074】そして、そのオブジェクト位置情報に基づ
いて該当するオブジェクトがどの文書管理装置に存在す
るかを判断して、そのオブジェクトが自文書管理装置内
に存在する場合、メソッド実行部10がそのオブジェク
トを実行する。
【0075】また、そのオブジェクトが他の文書管理装
置に存在する場合、メッセージ制御部9によってネット
ワーク制御部11を通じてその文書管理装置へ該当する
メソッドの実行を行なわせるためのメッセージを送信
し、その文書管理装置によってメソッドのオブジェクト
を実行させる。
【0076】図12は、この発明のさらに他の実施形態
の文書管理装置の文書操作処理を示すフローチャートで
ある。この処理は、ステップ(図中「S」で示す)11
で文書データよりテンプレートリンク情報を取得し、ス
テップ12へ進んでその取得したテンプレートリンク情
報からテンプレート情報を検索する。
【0077】その後、ステップ13へ進んでその検索し
たテンプレート情報から定義内容が継承されたテンプレ
ート名が存在するか否かを判断して、存在すればステッ
プ14へ進んでその上位テンプレート情報を取得し、ス
テップ15へ進む。また、ステップ13の判断で定義内
容が継承されたテンプレート名が存在しなければ、その
ままステップ15へ進む。
【0078】ステップ15では表示部にテンプレート情
報に定義されているクラス及びメソッドの表示名称を表
示し、ステップ16へ進んで入力部より操作を選択し、
ステップ17へ進んでオブジェクト管理情報から選択さ
れた操作のオブジェクト位置情報を取得し、ステップ1
8へ進んでそのオブジェクト位置情報に基づいてメソッ
ドが自文書管理装置(WS)に存在するか否かを判断す
る。
【0079】そして、ステップ18の判断で自文書管理
装置(WS)にメソッドが存在すれば、ステップ19へ
進んでメソッド実行部によりそのメソッドを実行して、
この処理を終了する。
【0080】また、ステップ18の判断でメソッドが他
の文書管理装置に存在しなければ、ステップ20へ進ん
でメソッドが存在する文書管理装置(WS)にそのメソ
ッドを実行させるためのメッセージを送信して、その文
書管理装置によるメソッドを実行させて、この処理を終
了する。
【0081】このようにして、この文書管理装置は、既
存のテンプレート情報の内容を継承して新規テンプレー
トを作成するので、操作者は既存のテンプレートに所望
の操作を追加するだけで新たなテンプレートを容易に作
成することができる。また、上位テンプレートに変更が
生じた場合、下位テンプレートはその上位テンプレート
の内容を継承しているので、新規に作成した下位のテン
プレートの内容を変更する必要が無く、文書操作の設定
を柔軟に行なうことができる。
【0082】なお、上記文書管理装置では、テンプレー
ト設定部20によって新規テンプレート情報に既存のテ
ンプレート情報の定義内容を継承させるようにしたが、
この処理を実行する機能部を新たに設けても良い。
【0083】ところで、上記文書管理装置で文書データ
に対する操作を実行したとき、その実行するプログラム
が起動していなかったり、何等かの障害によって停止し
てたりした場合、文書データの操作を処理できないので
は不便である。
【0084】そこで、文書管理システムのテンプレート
情報に定義された操作が実行できない場合、上位テンプ
レートが存在してその上位テンプレートに同一操作が存
在するときには、その操作を代替実行するようにして文
書データに対する操作性の向上と処理の確実性の向上を
図るようにするとよい。次にそのような文書管理装置の
実施形態について説明する。
【0085】図13は、この発明のさらにまた他の実施
形態の文書管理装置の構成を示すブロック図である。図
1,図8,及び図10と共通する部分には同一符号を付
してその説明を省略する。この文書管理装置は、図10
に示した文書管理装置に、代替メソッド検索部40を設
けている。
【0086】代替メソッド検索部40は、テンプレート
情報に定義されているメソッドが実行できなかった場
合、そのテンプレート情報中に上位テンプレートが定義
されているとき、その上位テンプレート情報中の同一メ
ソッドが存在するか否かを検査する。
【0087】そして、その検査結果に基づいて上位テン
プレート情報中の同一メソッドが存在し、そのメソッド
が自文書管理装置内に存在するとき、メソッド実行部1
0によって実行させて、そのメソッドが他の文書管理装
置内に存在するとき、メッセージ制御部9によって送出
されたメッセージを他の文書管理装置へネットワークを
介して送信し、その文書管理装置によってメソッドを実
行させる。
【0088】図14は、この実施形態の文書管理装置に
おける文書に対する操作を定義したテンプレートの定義
例を示す図である。図14に示すテンプレート情報「e
xtend_b」は、図4に示したテンプレート情報
「standard」の定義内容を継承している。ま
た、テンプレート情報「extend_b」にはクラス
「printer_a」が定義されており、クラス「p
rinter_a」はクラス「printer」の定義
内容を継承している。
【0089】次に、この文書管理装置における図14に
示したテンプレート情報を用いた文書データに対する操
作処理について説明する。メソッド検索部8は、クラス
「printer_a」のオブジェクト位置情報をオブ
ジェクト管理情報記憶部7から取得し、メソッド実行部
10又はメッセージ制御部9とネットワーク制御部11
によってそのオブジェクト位置情報からオブジェクト
「printer_a」のメソッドを実行させる。
【0090】そして、メソッド検索部8はオブジェクト
「printer_a」のメソッド「printer」
が実行できたか否かを判断して、何等かの原因でそのメ
ソッドが実行できなかった場合、代替メソッド検索部4
0が起動できるメソッドが他にあるか否かを検査する。
【0091】上記クラス「printer_a」はクラ
ス「printer」を継承しているので、代替メソッ
ド検索部40は、クラス「printer」のオブジェ
クト位置情報をオブジェクト管理情報記憶部7から取得
し、そのオブジェクト位置情報に基づいてメソッド実行
部10又はメッセージ制御部9とネットワーク制御部1
1によってオブジェクト「printer」のメソッド
を実行させる。
【0092】図15は、この実施形態の文書管理装置の
文書操作処理を示すフローチャートである。この処理
は、ステップ(図中「S」で示す)21でオブジェクト
管理情報からオブジェクト位置情報を取得し、ステップ
22へ進んでメソッドを実行し、ステップ23へ進んで
そのメソッドが実行できたか否かを判断する。
【0093】ステップ23の判断でメソッドが実行でき
なければ、ステップ24へ進んで代替メソッドをテンプ
レート情報から検索し、ステップ25へ進んでオブジェ
クト管理情報からオブジェクト位置情報を取得し、ステ
ップ26へ進んでそのオブジェクト位置情報に基づいて
同一メソッドを実行させて、この処理を終了する。
【0094】このようにして、この文書管理装置では、
選択したメソッドが何等かの原因で実行できないとき、
他のテンプレートのメソッドを代替え実行させることに
より、効率的で確実な文書処理を行なうことができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る文書管理装置によれば、文書に対して実行できる操作
を明確化して文書に対して容易に操作実行を行なうこと
ができ、文書に対する操作を汎用的に設定できるように
して操作性の向上と文書の保護を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の文書管理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態の文書管理装置を接続し
たネットワークの構成例を示す図である。
【図3】この発明の一実施形態の文書管理装置に記憶し
た文書データ構造のフォーマット例を示す図である。
【図4】この発明の一実施形態の文書管理装置に記憶し
たテンプレート情報の定義のフォーマット例を示す図で
ある。
【図5】この発明の一実施形態の文書管理装置に記憶し
たオブジェクト管理情報のフォーマット例を示す図であ
る。
【図6】この発明の一実施形態の文書管理装置で表示す
る文書操作選択画面の一例を示す図である。
【図7】この発明の一実施形態の文書管理装置における
文書操作処理を示すフローチャートである。
【図8】この発明の他の実施形態の文書管理装置の構成
を示すブロック図である。
【図9】図4に示したテンプレート情報に新たな操作を
追加したときのテンプレート情報の定義のフォーマット
例を示す図である。
【図10】この発明のさらに他の実施形態の文書管理装
置の構成を示すブロック図である。
【図11】この発明のさらに他の実施形態の文書管理装
置における文書に対する操作を定義したテンプレートの
定義例を示す図である。
【図12】この発明のさらに他の実施形態の文書管理装
置の文書操作処理を示すフローチャートである。
【図13】この発明のさらにまた他の実施形態の文書管
理装置の構成を示すブロック図である。
【図14】この発明のさらにまた他の実施形態の文書管
理装置における文書に対する操作を定義したテンプレー
トの定義例を示す図である。
【図15】この発明のさらにまた他の実施形態の文書管
理装置の文書操作処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:入力部 2,20,30:テンプレート設定部 3:テンプレート情報記憶部 4:文書データ記憶部 5,31:テンプレート管理部 6:表示部 7:オブジェクト管理情報記憶部 8:メソッド検索部 9:メッセージ制御部 10:メソッド実行部 11:ネットワーク制御部 40:代替メソッド検索部 51,52,53:文書管理装置(WS) 60:文書データ構造 61:文書データ情報 62:テンプレートリンク情報 70:文書一覧 71:メソッド一覧 72:操作一覧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書データに対する各種の操作を定義す
    るテンプレート情報の入力と、該テンプレート情報中の
    操作リストから前記文書データに対して実行させるいず
    れかの操作を選択する入力手段と、 前記テンプレート情報に定義された各操作を表示する表
    示手段と、 前記文書データを記憶する文書データ記憶手段と、 前記入力手段によって入力されたテンプレート情報を記
    憶するテンプレート情報記憶手段と、 前記入力手段によって入力されたテンプレート情報を前
    記テンプレート情報記憶手段に保持して設定するテンプ
    レート設定手段と、 前記テンプレート情報記憶手段からテンプレート情報を
    検索するテンプレート管理手段と、 前記文書データに対する実行プログラムであるオブジェ
    クトのクラス情報と該クラス情報のメソッドとからなる
    オブジェクト管理情報を管理するオブジェクト管理情報
    記憶手段と、 該オブジェクト管理情報記憶手段によって管理されたオ
    ブジェクト管理情報に基づいて前記入力手段によって選
    択された操作に該当するメソッドを検索するメソッド検
    索手段と、 該メソッド検索手段によって検索されたメソッドとオブ
    ジェクトの存在する位置情報とに基づいてメソッドを実
    行するためのメッセージを送出するメッセージ制御手段
    と、 前記メソッド検索手段によって検索されたメソッドが自
    文書管理装置内に存在するとき、そのメソッドを実行す
    るメソッド実行手段と、 前記メソッド検索手段によって検索されたメソッドがネ
    ットワークによって接続された他の文書管理装置内に存
    在するとき、前記メッセージ制御手段によって送出され
    たメッセージを前記他の文書管理装置へ送信するネット
    ワーク制御手段とを備えたことを特徴とする文書管理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書管理装置において、 前記テンプレート情報に対する任意の操作を追加及び削
    除する手段を設けたことを特徴とする文書管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の文書管理装置にお
    いて、 前記テンプレート情報の内容を継承して新規テンプレー
    トを作成する手段を設けたことを特徴とする文書管理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    文書管理装置において、 前記テンプレートのメソッドが実行できなかったとき、
    他のテンプレートから同一メソッドを検索して実行させ
    る代替メソッド検索手段を設けたことを特徴とする文書
    管理装置。
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