JPH0869152A - 接触帯電装置 - Google Patents

接触帯電装置

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JPH0869152A
JPH0869152A JP6225854A JP22585494A JPH0869152A JP H0869152 A JPH0869152 A JP H0869152A JP 6225854 A JP6225854 A JP 6225854A JP 22585494 A JP22585494 A JP 22585494A JP H0869152 A JPH0869152 A JP H0869152A
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blade
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cleaning
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JP6225854A
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Keiko Nagayasu
桂子 長安
Akihito Ikegawa
彰仁 池側
Isao Doi
勲 土井
Masafumi Yamamoto
雅史 山本
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電用接触体における、帯電処理時には放電
を行うために被帯電体から離れている領域に蓄積する汚
染異物を除去でき、それによって被帯電体の刷毛筋状の
帯電ムラの発生を防止し、安定した良好な帯電を長期間
にわたって行える信頼性の高い接触帯電装置を提供す
る。 【構成】 帯電用接触体22が帯電処理のために被帯電
体1に接触する第1領域Lと該領域に連続する第2領域
Mを有しているとき、帯電処理時に接触体22の第1領
域Lを被帯電体1に接触させるとともに第2領域Mを被
帯電体1から隔てて配置し、接触体クリーニング時には
第2領域Mを被帯電体1に接触させるように接触体22
を移動させ、接触体22の第2領域Mが被帯電体1に接
触しているときに接触体22に対し被帯電体1表面を相
対的に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式の複写機、
プリンタ等の画像形成装置用の帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機、プリンタ等の画
像形成装置では、感光体ドラム等の静電潜像担持体を帯
電装置により帯電させ、その帯電域に画像露光して静電
潜像を形成し、該潜像を現像して可視像とし、これを転
写材へ転写し、定着させる。前記帯電装置としては種々
のタイプのものが知られているが、大別するとコロナ放
電を利用したコロナ帯電装置と、帯電ブラシや帯電ロー
ラ或いは回転駆動される帯電用の無端ベルトを静電潜像
担持体表面に接触させる接触帯電装置に分けられる。
【0003】コロナ放電を利用した帯電装置は安定した
帯電を行えるという利点を有するが、多量のオゾン発生
を伴い、これが静電潜像担持体の劣化を招いたり、人体
に悪影響を及ぼすという問題があることから、オゾン発
生量がコロナ帯電装置に比べて著しく少ない接触帯電装
置が注目されている。接触帯電装置のうち、駆動型の帯
電ローラやベルトでは、駆動させるための手段が必要で
あるのでそれだけ構造が複雑となる。帯電用接触体とし
てブレードやフィルム等を用いる固定型接触帯電装置は
安価で、且つ、コンパクト化が図れる点で優れている。
【0004】1例としてブレード帯電装置を図16に示
すが、このような帯電装置はその接触体であるブレード
Bが一定の領域(L)において感光体等の被帯電体Nの
表面と定位置で接触しており、この領域に連続して被帯
電面から離れている領域(M)と被帯電面との間隔にお
いて放電が行われ、帯電が達成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに表面が移動する被帯電体に対し帯電用接触体が定位
置に配置される固定型接触帯電装置或いは被帯電体表面
に沿って帯電用接触体が移動する帯電装置のように、接
触体がこれに対し相対的に移動する被帯電体表面に接触
して該表面を帯電処理する接触帯電装置においては、そ
の帯電用接触体における前記のような放電領域(M)に
帯電装置使用を重ねるうちに汚れが蓄積しやすくなり、
これが帯電ムラを生じさせ、引いては画像ムラなどを発
生させるという問題がある。
【0006】そこで、従来の接触帯電装置の上記問題点
を解決する接触帯電装置を提供することを本発明の課題
とする。詳言すると、本発明は、帯電用接触体を備え、
該接触体がこれに対し相対的に移動する被帯電体表面に
接触して該表面を帯電処理する接触帯電装置であって、
帯電用接触体における、帯電処理時には放電を行うため
に被帯電体から離れている領域に蓄積する汚染異物を除
去でき、それによって被帯電体の刷毛筋状の帯電ムラの
発生を防止し、安定した良好な帯電を長期間にわたって
行える信頼性の高い接触帯電装置を提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の接触帯電装置は、帯電用接触体を備え、該接触体が
これに対し相対的に移動する被帯電体表面に接触して該
表面を帯電処理する接触帯電装置であって、前記接触体
が帯電処理のために被帯電体表面に接触する第1の領域
と該領域に連続する第2の領域を有しており、帯電処理
時に前記接触体の第1の領域を被帯電体表面に接触させ
るとともに第2の領域を該表面から隔てて配置し、接触
体クリーニング時には該第2の領域を被帯電体表面に接
触させるように該接触体を移動させる手段及び前記移動
手段により前記接触体の第2の領域が被帯電体表面に接
触しているときに該接触体に対し被帯電体表面を相対的
に移動させることで該接触体のクリーニングを行うクリ
ーニング手段を備えていることを特徴とする。
【0008】本発明において帯電用接触体とは、ゴムブ
レード、各種材料の平板、フィルム等からなるもので、
被帯電体表面に一定の領域面積で接触させ電圧を印加す
ることにより該表面に帯電処理を行うものである。ここ
でフィルムとは特開平4−249270号公報に開示さ
れているものと同種の可撓性フィルムである。さらに詳
言すると、被帯電体への接触性を良好にするために、図
14に示すように、幅b=1cmのものSを外径D=1
cmの断面円形の芯棒Rに巻き付けるときに要する曲げ
モーメントMmが、Mm≦20(g・cm)、好ましく
はMm≦10(g・cm)であることが望ましいもので
あり、帯電用接触体としての機械的強度(破れ、ちぎれ
等に対する強度)も有するものである。ここで曲げモー
メントMmはEI/ρ(I=bh3 /12)である。E
はフィルムSのヤング率(g/cm2 )、Iはフィルム
Sの断面2次モーメント(cm4 )、ρはフィルムSの
曲率半径(cm)で芯棒Rの中心OとフィルムSの中立
面NSとの距離、hはフィルムの厚さである。
【0009】そしてフィルムの材質としては各種導電性
金属材料、各種合成樹脂材料に金属粉、金属ウイスカ
ー、カーボン粉、カーボンファイバ等の導電性材料を分
散させたり、導電化表面処理を施す等して導電性又は低
電気抵抗性(好ましくは103〜108 Ωcm)を付与
したもの等が考えられる。なお、帯電用の接触体として
は、ローラやベルト状のもので回転させずに固定させた
まま帯電処理を行えるものでもよい。
【0010】また、前記クリーニング手段は、定位置に
ある帯電用接触体に対し被帯電体表面を移動させるも
の、定位置にある被帯電体に対し帯電用接触体を移動さ
せるもの、その双方を行うもののいずれでもよい。前記
帯電用接触体の移動手段としては、該接触体を支持する
支持体と、帯電処理時に該接触体の第1の領域を被帯電
体表面に接触させるとともに第2の領域を該表面から隔
てて配置し、接触体クリーニング時には該第2の領域を
被帯電体表面に接触させるように前記支持体を往復動可
能に支持する支持部材と、該支持部材上の接触体支持体
を往復駆動する手段とを備えたものを例示できる。この
場合支持体を往復動可能に支持する支持部材は画像形成
装置本体や該本体に設けた支持フレーム等が考えられ
る。また、帯電用接触体の支持体を往復駆動する手段と
しては、該支持体に螺合したネジ棒をモータで正転逆転
させて該支持体及び接触体を往復動させるものるもの
や、支持体を往復駆動できるように該支持体に連結した
ソレノイドを例示できる。前記ネジ棒は支持体の支持部
材の全部又は一部を兼ねていてもよい。
【0011】また、帯電用接触体の移動手段のさらに他
の例として、該接触体を支持する支持体と、帯電処理時
に該接触体の第1の領域を被帯電体表面に接触させると
ともに第2の領域を該表面から隔てて配置し、接触体ク
リーニング時には該第2の領域を被帯電体表面に接触さ
せるように前記支持体を揺動可能に支持する支持部材
と、該支持部材上の接触体支持体を揺動駆動する手段と
を備えたものを例示できる。かかる揺動駆動手段として
は、支持体の帯電用接触体を支持している一端部を付勢
バネで常時被帯電体の方へ付勢するとともに該支持体の
他端部に該バネ力に抗して前記一端部を持ち上げ得る重
りを着脱するものを例示できる。
【0012】また、帯電用接触体の移動手段のさらに他
の例として、該接触体自体をクリーニング時に被帯電体
表面に押し付けることができるように付勢される部材を
含むものも例示できる。
【0013】
【作用】本発明の接触帯電装置によると、帯電処理時に
は、接触体移動手段により帯電用接触体がその第1の領
域で被帯電体表面に接触するとともに該第1の領域に連
続する第2の領域が被帯電体表面から離れるように配置
される。かくして該接触体に帯電用電圧を印加すると、
第2の領域と被帯電体表面との間隙において放電が発生
し、被帯電体表面が帯電する。
【0014】また、接触体のクリーニング時には、接触
体移動手段により帯電用接触体の第2の領域が被帯電体
表面に接触するように配置され、クリーニング手段によ
り被帯電体表面が接触体に対し相対的に移動せしめら
れ、それによって前記第2の領域が摺擦され、そこに付
着した汚染異物が物理的に擦られて除去される。かくし
て帯電用接触体の汚れの蓄積が防止され、被帯電体上に
刷毛筋状の帯電ムラが発生せず、均一な帯電が行われ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。以下に説明する実施例はいずれも図1に概略構成
を示すプリンタに組み込んで使用されるものである。ま
ず、図1に示すプリンタについて説明する。図1に示す
プリンタは中央部に静電潜像担持体(被帯電体)である
感光体ドラム1を備えており、このドラムはメインモー
タ100により矢印a方向に回転駆動される。ドラム1
の周囲には帯電装置2、現像装置3、転写チャージャ
4、クリーニング装置5及びイレーサ6が順次配置して
ある。帯電装置2は本発明にかかる接触帯電装置であ
る。
【0016】感光体ドラム1の上方には光学系7が配置
してあり、この光学系はハウジング71の中に半導体レ
ーザ発生装置、ポリゴンミラー、トロイダルレンズ、ハ
ーフミラー、球面ミラー、折り返しミラー、反射ミラー
等を配置したもので、ハウジング71の床部に露光スリ
ット72が形成してあり、ここから帯電装置2と現像装
置3の間を通して感光体ドラム1に画像露光できるもの
である。
【0017】感光体ドラム1の図中右側にはタイミング
ローラ対81、中間ローラ対82及び給紙カセット83
が順次配置してあり、給紙カセット83には給紙ローラ
84が臨んでいる。また、感光体ドラム1の図中左側に
は定着ローラ対91、排紙ローラ対92が順次配置して
あり、排紙ローラ対92には排紙トレイ93が臨んでい
る。以上の各部品はプリンタ本体10に搭載されてい
る。
【0018】このプリンタによると、感光体ドラム1表
面が帯電装置2により所定電位に一様に帯電され、該帯
電域に光学系7から画像露光されて静電潜像が形成され
る。かくして形成された静電潜像は現像装置3により現
像されてトナー像となり、転写チャージャ4に臨む転写
領域へ移行する。一方、給紙カセット83から給紙ロー
ラ84により転写紙が引き出され、中間ローラ対82を
経てタイミングローラ対81に至り、ここでドラム1上
のトナー像と同期をとって転写領域へ送り込まれる。か
くして転写領域において転写チャージャ4の作用でドラ
ム1上のトナー像が転写紙上に転写され、該転写紙は定
着ローラ対91へ至り、ここでトナー像を定着されたの
ち排紙ローラ対92により排紙トレイ93へ排出され
る。
【0019】トナー像が転写紙に転写されたのち、感光
体ドラム1上に残留するトナーはクリーニング装置5に
よって清掃される。残留電荷はイレーサ6により消去さ
れる。なお、前記プリンタのシステム速度(感光体ドラ
ム1の周速)は3.5cm/secであり、現像装置3
は一成分の接触現像装置であり、反転現像を行う。前記
感光体ドラム1は長波長光に対し感度を有する負帯電用
の機能分離型有機感光体である。電荷発生層はτ型無金
属フタロシアニンとポリビニルブチラール樹脂の混合物
で厚さ約0.4μmに形成され、次に電荷輸送層として
ヒドラゾン化合物とポリカーボネイト樹脂を主成分とす
る混合物が厚さ約18μmに形成されている。なお、本
発明に適用可能な静電潜像担持体は、前記のものに限定
されるものではない。
【0020】本例では、前記現像装置3において使用す
るトナーは負帯電型で、ビスフェノールA型ポリエステ
ル樹脂とカーボンブラックを主成分とする混合物を公知
の方法によって混練、粉砕、分級し、平均粒径が10μ
mとしたものである。このようなトナーを前記現像装置
3に収納し、現像バイアス−300Vの下で現像を行う
ようにした。
【0021】次に前記プリンタにおける本発明に係る接
触帯電装置2の具体例(実施例1〜30)を説明する
が、その前に帯電装置2の帯電による感光体ドラム1表
面上の電位ムラによる刷毛筋ムラ評価方法について説明
しておく。 (刷毛筋ムラ評価方法)コニカ(株)社製のサクラ濃度
計(modelPDA−65)を使用し、図15のよう
に1ドット/4ドットの網点画像を印字し、画像濃度変
動幅を幅方向について測定し、次のように画像ノイズの
ランク付けを行う。 画像濃度変動幅 評価ランク 0.05より下 5(ほとんど問題無し) 0.05〜0.10 4(ほとんど問題無し) 0.10〜0.15 3(実用限界) 0.15〜0.20 2(許容できないレベル) 0.20以上 1(許容できないレベル) <実施例1〜12>実施例1〜12の各帯電装置は図2
及び図3に示す基本構成のものである。
【0022】すなわち、この帯電装置は、帯電用フィル
ム22と、該フィルムを支持するための導電性の支持体
21(本例ではアルミニウム製支持体21)を備えてお
り、フィルム22はその片側端部で支持体21に取り付
けられ支持されていて、フィルム22の自由端部側の一
部は感光体ドラム1に接触する。さらに説明すると、支
持体21は支持フレームFに感光体ドラム回転軸方向に
対して垂直な方向(以下「移動方向」という。」に往復
摺動可能に支持されており、支持体21にはネジ棒24
が螺合され、該ネジ棒は支持フレームFに回転可能に支
持され、フームFに搭載した正転逆転可能のモータ25
により回転駆動される。
【0023】また、支持体21及びフィルム22はとも
にドラム1の軸方向に延びており、フィルム22は支持
体21に所定幅で導電性の接着剤で接着されている。帯
電用フィルム22の自由端側のエッジ部分221は曲率
0.5mmで、弧状に、感光体ドラム1から離れる方向
に曲げられている。フィルム22はポリイミド樹脂にカ
ーボンブラックを分散させた厚さ30μmのものであ
る。支持体21には帯電用の負電圧を印加するための電
源23が接続されている。
【0024】画像形成にあたり感光体ドラム1の表面を
帯電させるために電源23により支持体21を介して帯
電用フィルム22に電圧を印加すると、図2に示すよう
にフィルム22と感光体ドラム1との間に静電吸着力が
生じ、ドラム1が回転することによる摩擦力でフィルム
22が引っ張られるとともに、フィルム22とドラム1
との接点A1より先端側は静電吸着力によりドラム1に
密着する。
【0025】図2に示すように、フィルム22はフィル
ム上のA1の位置から自由端側のエッジ部分221にか
けて感光体ドラム1と接触している。該接触領域(L)
の感光体ドラム回転軸方向に対して垂直な方向の長さは
1mmである。この状態で電源23から帯電用電圧が印
加されており、接触領域(L)に隣接する(連続する)
領域(M)と感光体ドラム1との間隔に放電が生じ、感
光体ドラム1が帯電される。
【0026】これに対し、フィルムクリーニング時に
は、図3に示すように、モータ25の運転によりフィル
ム支持体21及びフィルム22が、感光体ドラム1の表
面移動方向aにおいて帯電処理時の位置よりも下流側に
動かされ、フィルム22と感光体ドラム1との接触状態
は図3に示すように設定される。このときフィルム22
はフィルム上のB1の位置からエッジ部分221にかけ
て感光体ドラム1と接している。つまり領域(M)と領
域(L)が共に感光体ドラム1と接している。ここでフ
ィルム上のA1の位置を基準としたときのフィルム上の
B1の位置までの領域の前記移動方向長さはXとなって
いる。
【0027】このような帯電用フィルムの接触状態のも
とにプリンタのメイモータ100により感光体ドラム1
を回転させると、前記第2の領域(M)が摺擦され、そ
こに付着した汚染異物が物理的に擦られて除去される。
かくして帯電用フィルム22の汚れの蓄積が防止され、
感光体ドラム1上に刷毛筋状の帯電ムラが発生せず、均
一な帯電が行われ、良好な画像が形成される。
【0028】また、このことから分かるように、ここで
は感光体ドラム1表面をフィルム22に対し相対的に移
動させるメインモータ100を含むドラム駆動手段が帯
電用接触体クリーニング手段を兼ねている。以上の基本
構成において、実施例1〜10では図2の状態の帯電用
フィルム22に電源23より帯電用電圧−1.3kVを
印加し、図4に示すシーケンスで黒色印字部が全体の5
%となる文字パターンを3000枚プリントした後、図
3に示す状態に変えて感光体ドラム1を回転させてフィ
ルム22のクリーニングを行った。図4に示すタイミン
グチャートにおいてVcはフィルム22への印加電圧で
ある。
【0029】クリーニング評価のための図15に示す画
像は帯電用フィルム22を図2の状態まで戻して出力し
た。この画像によるフィルムクリーニング結果を表1に
示す。表1においてVcはクリーニングにあたりフィル
ム22に印加した電圧であり、それは実施例1〜8では
−1.5kV、実施例9〜10では0Vとした。また、
各実施例におけるクリーニング時のフィルム22上の位
置A1からB1までの領域の移動方向長さXは表1に示
すとおりである。
【0030】実施例1〜8のクリーニング時のシーケン
スを図5に、実施例9〜10のクリーニング時のシーケ
ンスを図6に示す。また比較例1、2として、クリーニ
ング時の前記距離Xを0mmとし、すなわちフィルムを
動かさずに、フィルム印加電圧Vcを−1.5kVとし
た場合と、0Vとした場合についても実験した。そのク
リーニング結果も表1に示す。
【0031】表1の結果からフィルム22の画像形成時
の接触領域(L)に隣接する放電領域(M)をクリーニ
ング時に感光体ドラム1と接触させることによりフィル
ム22がクリーニングされ、良好な画像が得られること
が確認された。特に領域(M)の移動方向長さXは2m
m以上であるとクリーニング効果が高いが、フィルム接
触幅(移動方向長さX)が4mm以上になるとフィルム
22に電圧を印加した状態で感光体ドラム1を駆動させ
る際、静電吸着力によりかなりの駆動力が必要となるた
め、実際は2mm〜3mmの範囲に設定するのが好まし
い。さらにフィルム22に電圧を印加した状態でクリー
ニングを行った方が、静電吸着力が働くためクリーニン
グ効果が高いことが実施例4〜8と実施例9及び10で
確認できた。
【0032】また、比較例1及び2ではクリーニング効
果は期待できないことがわかる。
【0033】
【表1】
【0034】実施例11では帯電用フィルム22に−
1.3kVを印加し、図7に示すシーケンスのように、
画像形成後のエンドシーケンスで画像形成1枚毎にフイ
ルム22の位置A1からB1に至る領域を感光体ドラム
1に接触させてクリーニングを行うようにして、実施例
1〜10での耐刷と同様の文字パターンで5000枚耐
刷を行った。該領域の移動方向長さXは2.5mmに設
定した。
【0035】また、実施例12ではフィルム22に−
1.3kV印加し、図4のシーケンスで10枚連続画像
出力し、10枚目画像出力後図7のエンドシーケンスで
クリーニングを行う構成で実施例11と同様に5000
枚耐刷を行った。比較例3では図4のシーケンスの様
に、メインモータのオン・オフ、フィルム22への電圧
印加のタイミングは同じだがフィルムクリーニングのた
めの図3に示すようなフイルム移動は行わないで500
0枚耐刷を行った。
【0036】これらについての5000枚耐刷後の画像
評価結果を表2に示す。表2よりフィルム帯電のエンド
シーケンスにおいて帯電用フィルム22をクリーニング
してもその効果があることが確認できた。
【0037】
【表2】
【0038】なお、以上の実施例では、ポリイミド樹脂
にカーボンブラックを分散した帯電用フィルムを使用し
たが、表面抵抗が103 Ω〜108 Ω/□の範囲の導電
性フィルムなら他の材料でも帯電可能である。しかしポ
リイミド樹脂やフッ素系樹脂等のようにトナーとの離型
性の良い材料の方が帯電用接触体と被帯電体との接触位
置にトナー付着が起こらず耐刷を行っても良好な画像を
得ることができる。 <実施例13〜25>実施例13〜25の各帯電装置で
は、図8及び図9に基本構成を示す帯電装置である。
【0039】すなわち、この帯電装置は、帯電用ブレー
ド220と、該ブレードを支持するための導電性の支持
体210(本例ではアルミニウム製支持体210)を備
えており、ブレード220はその片側端部で支持体21
0に取り付けられ支持されていて、ブレード220の自
由端部側の一部は感光体ドラム1に接触する。また、支
持体210には帯電用の負電圧を印加するための電源2
30が接続されている。
【0040】さらに説明すると、支持体210は支持フ
レームFLに感光体ドラム回転軸方向に対して垂直な方
向(前記の「移動方向」)に往復摺動可能に支持されて
おり、支持体210にはネジ棒240が螺合され、該ネ
ジ棒は支持フレームFLに回転可能に支持され、フレー
ムFLに搭載した正転逆転可能のモータ250により回
転駆動される。
【0041】また、支持体210及びブレード220は
ともにドラム1の軸方向に延びており、ブレード220
は支持体210に所定幅で導電性の接着剤で接着されて
いる。ブレード220はゴムブレードで厚みが2mmで
あり、ジエン系ゴムにカーボンブラックを分散させたも
ので、全体に弾性体である。
【0042】画像形成にあたり帯電処理するために帯電
用ブレード220に支持体210を介して電源230か
ら電圧を印加する状態が図8に示されている。この状態
では、前記のフィルム22の場合その自由端まで感光体
ドラム1に接触していたが、このブレード220はその
弾性力により或る一定領域、すなわち図8に示すブレー
ド220上の位置A2からA3に至る領域(L)で感光
体ドラム1に接触し、該接触領域(L)よりもこれに連
続する支持体210側の領域(Mr)は勿論、ブレード
先端側の領域(Mf)でも感光体ドラム1から離隔して
いる。接触領域(L)の移動方向長さXは1mmであ
る。
【0043】この状態で電源230から電圧を印加され
ることで領域(Mr、Mf)と感光体ドラム1との間隔
に放電が生じ、感光体ドラム1が帯電される。これに対
し、ブレードクリーニング時には、モータ250の運転
によりブレード支持体210及びブレード220が、感
光体ドラム1の表面移動方向aにおいて帯電処理時の位
置よりも下流側に動かされ、ブレード220と感光体ド
ラム1との接触状態は図9に示すように設定される。す
なわち、帯電用ブレード220はブレード上のB2の位
置からB3の位置にかけての領域で接触しており、B2
からB3までの移動方向長さは1mmである。ここでブ
レード220上のA2の位置を基準としたときのB2の
位置までの距離をYとする。このときB2の位置がA2
の位置よりもブレード移動方向と反対方向側にある場合
はYを正、移動方向側にある場合はYを負で表す。
【0044】このような帯電用ブレードの接触状態のも
とにプリンタのメイモータ100により感光体ドラム1
を回転させると、前記B2からB3に至る領域が摺擦さ
れ、そこに付着した汚染異物が物理的に擦られて除去さ
れる。かくして帯電用ブレード220の汚れの蓄積が防
止され、感光体ドラム1上に刷毛筋状の帯電ムラが発生
せず、均一な帯電が行われ、良好な画像が形成される。
【0045】また、このことから分かるように、ここで
は感光体ドラム1表面をブレード220に対し相対的に
移動させるメインモータ100を含むドラム駆動手段が
帯電用接触体クリーニング手段を兼ねている。以上の基
本構成において、実施例13〜23では図8の状態の帯
電用ブレード220に電源230から−1.3kv印加
し、実施例1〜10の場合と同様に耐刷を行った後、そ
れぞれ図9の状態で感光体ドラム1を回転駆動すること
で該ブレード220のクリーニングを行った。
【0046】クリーニング評価のための図15の画像は
ブレード220を図8に示す状態まで戻して出力した。
この画像によるブレードクリーニング評価を表3に示
す。表3においてVcはクリーニングにあたりブレード
220に印加した電圧である。また、各実施例における
クリーニング時のブレード上の位置A2からB2に至る
領域の移動方向長さYは表3に示すとおりである 帯
電用ブレード220へのクリーニング時の印加電圧は実
施例13〜20では−1.3kV、実施例21〜23で
は0Vとした。実施例20では実施例16と同様にYを
2mmに設定してクリーニングを行った後、ブレード先
端側部分もクリーニングする目的でYを−1.0mmに
設定しなおし、同様にブレードに−1.3kV印加した
状態でクリーニングを行ったものである。
【0047】表3の結果からブレード220のように静
電吸着力の働かない固定型接触帯電体でも画像形成時の
接触領域(L)に隣接(連続)する領域(MrやMf)
を回転する感光体ドラム1に接触させることにより、そ
の時の帯電用接触体への電圧印加の有無によらず該帯電
用接触体がクリーニングされ、良好な画像が得られるこ
とが確認された。特に帯電体上の前記A2の位置からB
2の位置までの領域の移動方向長さYが1〜3mmにな
るよう移動させるのが好ましく、また、帯電体上のA2
の位置よりも移動方向側の領域(Mf)もクリーニング
するように帯電体を移動させてもクリーニング効果があ
らわれることが確認された。
【0048】なお、表3の比較例4、5に示すように、
ブレード220を移動させないときは、該ブレードへの
電圧印加の有無にかかわらずクリーニング効果が認めら
れなかった。
【0049】
【表3】
【0050】実施例24では前記ブレード220に−
1.3kV印加し、前記図7に示すシーケンスのように
画像形成後のエンドシーケンスで画像形成1枚毎にブレ
ード220の前記位置A2からB2に至る領域を感光体
ドラム1に接触させてクリーニングを行うようにして、
実施例1〜10での耐刷と同様の文字パターンで500
0枚耐刷を行った。該領域の移動方向長さYは2mmに
設定した。
【0051】実施例25ではブレード220に−1.3
kV印加し、図4のシーケンスで10枚連続画像出力
し、10枚目出力後図7のエンドシーケンスでクリーニ
ングを行うようにして5000枚耐刷を行った。比較例
6では図4のシーケンスと同様にメインモータ100の
駆動、ブレード220への電圧印加のタイミングは同じ
だが、ブレードクリーニングのためのブレード220の
移動は行わないで耐刷を行った。
【0052】5000枚後の評価結果を表4に示す。表
4よりブレード帯電のエンドシーケンスにおいて帯電用
ブレード220をクリーニングしてもその効果があるこ
とが確認できた。
【0053】
【表4】
【0054】<実施例26〜28>実施例26〜28で
はブレード220に−1.3kv印加し、実施例13〜
23と同様に、図8の状態で耐刷を行った後、それぞれ
図9の状態で感光体ドラム1を回転させ、ブレード22
0のドラム1への接触領域の移動方向長さYを2mmに
設定し、そしてクリーニング時、ブレード220に実施
例26では−500Vを、実施例27では0Vを、実施
例28では+500Vをそれぞれ印加した。クリーニン
グのための感光体ドラム駆動時間は実施例1〜10、1
3〜23では20.5secにしたが、経過時間とクリ
ーニング性能を確認するため、5secクリーニングを
行う毎に画像評価を行った。画像評価を行う時は実施例
13〜23と同様に図8の状態まで戻して画像出力し
た。経過時間毎の画像評価を表5に示す。表5よりクリ
ーニング時のブレード220への印加電圧をプラスに設
定している方が、クリーニング性能が優れていることが
確認される。これは画像形成時ブレード220にはマイ
ナス電圧を印加しているためブレードにはプラス帯電さ
れたトナーが引きつけられ蓄積されていき、クリーニン
グ時にブレードにプラス電圧印加すると、ブレードに蓄
積されたプラス帯電トナーを感光体1側に引きつける電
界が形成されるためと思われる。つまり帯電用接触体に
印加する電圧を画像形成時とクリーニング時で反対極性
にすると、より効果的であると言える。
【0055】
【表5】
【0056】<実施例29〜30>実施例29の帯電装
置は図10及び図11にその概略を示す構造のものであ
り、実施例30の帯電装置は図12及び図13にその概
略を示す構造のものである。これら帯電装置は、帯電用
接触体として実施例13〜28において採用したものと
同じゴムブレード220を採用している。但しブレード
220は前述の実施例と異なり、感光体ドラム1表面の
移動方向aに対し対向する側から該ドラムに接触する。
さらに説明すると、該ブレード220は、導電性のブレ
ード支持体(ここではアルミニゥム製の支持体)26に
片側端部が導電性接着剤で接着支持されており、自由端
部側の一部が感光体ドラム1表面に接触する。
【0057】そして図10及び図11の装置では、該支
持体26はプリンタ本体又はそれに設けた図示しない支
持フレームに固定される一方、ブレード220の自由端
部上面に対しレバー27の先端部271が臨んでいる。
レバー27はその途中部分が軸272によりプリンタ本
体又はそれに設けた図示しない支持フレームに揺動可能
に支持されており、前記先端部271は付勢バネ273
により常時ブレード220をドラム1への方へ押す力を
受けている。また、レバー27の後端部274に対し図
示しない駆動手段(例えば電力駆動のスプリングオフセ
ット型ソレノイド)により昇降される重り275が設け
られている。
【0058】図10は帯電処理時の状態を示しており、
この状態では重り275がレバー27上に載置され、そ
れによってレバー先端部271はバネ273に抗して上
昇し、ブレード220から離れている。そしてブレード
220は弾性力により或る一定の領域、すなわちブレー
ドにおけるA4の位置からA5の位置に至る領域(L)
で感光体ドラム1表面に接触し、その接触領域(L)よ
りも感光体ドラム表面移動方向aにおいて上流側及び下
流側の領域(Mz1、Mz2)はドラム1から離れてい
る。接触領域(L)の移動方向の長さは0.7mmであ
る。この状態で電源28からブレード220に帯電用電
圧を印加することで、接触領域(L)に連続する領域
(Mz1、Mz2)とドラム表面との間隙で放電が生
じ、感光体ドラム1の表面が帯電される。
【0059】また、ブレードクリーニング時には、図1
1に示すように、重り275がレバー27から持ち上げ
られ、その結果、レバー先端部271がバネ273の力
でブレード220の自由端部を感光体ドラム1表面へ押
しつける。このとき、ブレード220はブレード上の位
置B4から略前記の位置A5に至る領域でドラム1に接
触し、ブレード上の位置A4を基準としたときの該位置
A4から位置B4までの移動方向長さZは0.2mmで
ある。
【0060】図12及び図13に示す帯電装置では、ブ
レード220を支持する支持体26がその途中部分で軸
261によりプリンタ本体又はそれに設けた図示しない
支持フレームに揺動可能に支持され、支持体26のブレ
ード220を支持している先端部262は付勢バネ26
3により常時感光体ドラム1の方へ向かう力を付与され
ている。また、支持体26の後端部264に対し図示し
ない駆動手段(例えば電力駆動のスプリングオフセット
型ソレノイド)により昇降される重り265が設けられ
ている。
【0061】図12は帯電処理時の状態を示しており、
この状態では重り265が支持体26上に載置され、そ
れによって支持体先端部262はバネ263に抗して上
昇ししている。そしてブレード220はその弾性力によ
り或る一定の領域、すなわちブレードにおけるA4の位
置からA5の位置に至る領域(L)で感光体ドラム1表
面に接触し、その接触領域(L)よりも感光体ドラム表
面移動方向aにおいて上流側の領域(Mz1)及び下流
側の領域(Mz2)はドラム1から離れている。接触領
域(L)の移動方向の長さは0.7mmである。この状
態で電源28からブレード220に帯電用電圧を印加す
ることで、接触領域(L)に連続する領域(Mz1、M
z2)とドラム表面との間隙で放電が生じ、感光体ドラ
ム1の表面が帯電される。
【0062】また、ブレードクリーニング時には、図1
3に示すように、重り265が支持体26から持ち上げ
られ、その結果、支持体先端部262がバネ263の力
でブレード220を感光体ドラム1表面へ押しつける。
このとき、ブレード220はブレード上の位置B5から
位置B6に至る領域でドラム1に接触する。そしてその
移動方向長さは0.7mmである。また、ブレード上の
前記の位置A4を基準としたときの該位置A4から位置
B5までの移動方向長さZも0.7mmである。このと
きB5の位置がA4の位置よりも感光体表面移動方向a
において反対方向(上流側)にある場合はZを正、移動
方向側(下流側)にある場合はZを負とする。
【0063】実施例29、30では帯電用ブレード22
0に−1.3kV印加し、実施例1〜10と同様に耐刷
を行った後、実施例29では図11の状態、実施例30
では図12の状態で感光体ドラム1をを回転させること
によりブレードクリーニングを行った。クリーニング時
のブレード220への印加電圧は−1.3kVとした。
クリーニング評価のための図15の画像はブレード22
0を図10、図12の状態まで戻して出力した。比較例
7ではクリーニング時のブレードの駆動は行わず図10
の状態のままで感光体1を回転させた。以上の結果を表
6に示す。表6から図10〜図13のようなブレード帯
電でも画像形成時の接触領域に隣接する領域(Mz1や
Mz2)を回転する感光体ドラム1に接触させることに
より、クリーニングでき、良好な画像が得られることが
確認された。
【0064】
【表6】
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、帯
電用接触体を備え、該接触体がこれに対し相対的に移動
する被帯電体表面に接触して該表面を帯電処理する接触
帯電装置であって、帯電用接触体における、帯電処理時
には放電を行うために被帯電体から離れている領域に蓄
積する汚染異物を除去でき、それによって被帯電体の刷
毛筋状の帯電ムラの発生を防止し、安定した良好な帯電
を長期間にわたって行える信頼性の高い接触帯電装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例帯電装置を組み込み使用するプ
リンタの一例の概略構成図である。
【図2】本発明の幾つかの実施例に共通の帯電装置基本
構成を帯電処理時の状態で示す図である。
【図3】図2に示す帯電装置基本構成を帯電用接触体の
クリーニング状態で示す図である。
【図4】図1に示すプリンタの画像形成時の帯電装置動
作に関係する部分の動作シーケンスを示すタイミングチ
ャートである。
【図5】帯電装置の帯電用接触体をクリーニングすると
きの帯電装置動作に関係する部分の動作シーケンスの1
例を示すタイミングチャートである。
【図6】帯電装置の帯電用接触体をクリーニングすると
きの帯電装置動作に関係する部分の動作シーケンスの他
の例を示すタイミングチャートである。
【図7】帯電装置の帯電用接触体をクリーニングすると
きの帯電装置動作に関係する部分の動作シーケンスのさ
らに他の例を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の他の幾つかの実施例に共通の帯電装置
基本構成を帯電処理時の状態で示す図である。
【図9】図8に示す帯電装置基本構成を帯電用接触体の
クリーニング状態で示す図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例帯電装置の基本構
成を帯電処理時の状態で示す図である。
【図11】図10に示す帯電装置基本構成を帯電用接触
体のクリーニング状態で示す図である。
【図12】本発明のさらに他の実施例帯電装置の基本構
成を帯電処理時の状態で示す図である。
【図13】図12に示す帯電装置基本構成を帯電用接触
体のクリーニング状態で示す図である。
【図14】帯電用接触体として採用できるフィルムの説
明図である。
【図15】刷毛筋状帯電ムラを評価を行うための評価用
画像の説明図である。
【図16】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 100 ドラム1駆動用のメインモータ a ドラム1の表面移動方向 2 帯電装置 21 帯電用フィルム支持体 22 帯電用フィルム 23 帯電用電圧電源 24 ネジ棒 25 モータ F 帯電装置のフレーム L フィルム22の帯電処理時のドラム1との接触領域 M フィルム22の領域Lに連続する領域 210 帯電用ブレード支持体 220 帯電用ブレード 230 帯電用電圧電源 240 ネジ棒 250 モータ FL 帯電装置のフレーム Mr、Mf ブレード220の帯電用接触領域Lに連続
する領域 26 帯電用ブレード支持体 28 帯電用電圧電源 27 レバー 273、263 付勢バネ 275、265 重り Mz1、Mz2 ブレード220の帯電用接触領域Lに
連続する領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 勲 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタ株式会社内 (72)発明者 山本 雅史 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電用接触体を備え、該接触体がこれに
    対し相対的に移動する被帯電体表面に接触して該表面を
    帯電処理する接触帯電装置において、前記接触体が帯電
    処理のために被帯電体表面に接触する第1の領域と該領
    域に連続する第2の領域を有しており、帯電処理時に前
    記接触体の第1の領域を被帯電体表面に接触させるとと
    もに第2の領域を該表面から隔てて配置し、接触体クリ
    ーニング時には該第2の領域を被帯電体表面に接触させ
    るように該接触体を移動させる手段及び前記移動手段に
    より前記接触体の第2の領域が被帯電体表面に接触して
    いるときに該接触体に対し被帯電体表面を相対的に移動
    させることで該接触体のクリーニングを行うクリーニン
    グ手段を備えていることを特徴とする接触帯電装置。
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