JPH04260068A - 帯電部材及び帯電装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

帯電部材及び帯電装置及びこれを備えた画像形成装置

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JPH04260068A
JPH04260068A JP2206591A JP2206591A JPH04260068A JP H04260068 A JPH04260068 A JP H04260068A JP 2206591 A JP2206591 A JP 2206591A JP 2206591 A JP2206591 A JP 2206591A JP H04260068 A JPH04260068 A JP H04260068A
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Japan
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blade
electrode layer
blade member
image forming
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JP2206591A
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Norihisa Hoshika
令久 星加
Hiroyuki Adachi
足立 裕行
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体等の被帯電体を
帯電する帯電部材及び帯電装置、及びこの帯電装置を備
えた電子写真装置等の画像形成装置に関する。
【0002】[背景技術]例えば、電子写真複写機・同
プリンタ・記録装置等の画像形成装置における被帯電体
としての感光体や誘電体等の像担持体の面を均一帯電処
理する手段としては均一帯電性のよいコロトロンやスコ
ロトロン等のワイヤ電極及びワイヤ電極を囲むシールド
電極を備えたコロナ放電器が広く用いられている。
【0003】しかし、コロナ放電器は高価な高圧電源を
必要とする、それ自体や高圧電源のシールド空間等のス
ペースを必要とし、又オゾン等のコロナ生成物の発生が
多くその対処のための付加手段・機構を必要とし、それ
等が装置を大型化・高コスト化等する因子となっている
等の問題点を有している。
【0004】そこで近時は問題点の多いコロナ放電器の
代わりに接触帯電方式の採用が検討されている。
【0005】接触帯電は被帯電体としての像担持体面に
電源により電圧(例えば1〜2KV程度の直流電圧、或
は直流電圧と交流電圧の重畳電圧等)を印加した接触帯
電部材を接触させることにより像担持体面を所定の電位
に帯電させるもので、ローラ帯電式(特開昭56−91
253号公報)、ブレード帯電式(特開昭56−194
349号公報・同60−147756号公報)、帯電−
クリーニング兼用式(特開昭56−165166号公報
)等が考案されている。
【0006】このような接触帯電方式において、特にブ
レード帯電式は、低コストでコンパクトであるので特に
小型の画像形成装置に有効である。
【0007】しかしながら、このブレード帯電式を含め
た接触帯電方式における問題点の1つとして、感光体等
の像担持体にピンホール部(被帯電体の表面欠陥部)が
あった場合に、像担持体面の帯電のために該像担持体面
に当接させた電圧印加状態の接触帯電部材と像担持体の
ピンホール部との間で火花放電を生じやすく、そのよう
な放電が起きると像担持体面にはピンホール部だけにと
どまらず、該ピンホール部を含む接触帯電部材との帯電
域全面に(像担持体母線方向)に渡って帯電電荷が乗ら
なくなる、所謂「電荷抜け」現象(電荷リーク現象)を
みやすいことが挙げられる。
【0008】図9(A)・(B)はこの電荷抜け現象の
説明モデル図であり、(A)図において1は矢印方向に
面移動する像担持体(被帯電体)としての感光体、Pは
感光体1に存在しているピンホール部、2は感光体1面
の帯電のために感光体面に当接させた電圧印加状態の接
触帯電部材のブレード部材(以下、帯電ブレードと記す
)である。(B)図は(A)図の等価回路である。
【0009】感光体1のピンホール部Pの部分は他の感
光体部分に比べて低抵抗化しているため帯電ブレード2
との接触により、或は該帯電ブレード面が接近すると該
帯電ブレード2との間で火花放電Sを起こしやすく、放
電Sを生じると感光体長手方向(感光体の母線方向)に
関して感光体上に印加される各部の電位VA・VB・・
・VZは何れもほぼOVとなり、感光体1面にはピンホ
ール部Pを含む帯電ブレード2との接触帯電域全面に渡
って帯電電荷が乗らなくなるのである。
【0010】而して感光体1面の帯電処理に上記のよう
な電荷抜け部が生じると出力画像はその電荷抜け部に対
応する画像部が、正規現像の場合は白抜けし、反転現像
の場合は黒すじとなり、品位低下する。
【0011】ピンホールPは感光体等の像担持体(被帯
電体)の製造時に発生したり、傷付けにより発生したり
、電気的絶縁破壊により発生したりし易く、皆無とする
ことはなかなか難しい。
【0012】この電荷リーク防止対策として帯電ブレー
ド材の電気抵抗を上げねばならない。しかし、帯電ブレ
ード2を適切な圧でゴム弾性により加圧するため該帯電
ブレードの支持部先端と帯電ブレードの被帯電体当接部
までの距離(ブレード自由長)はブレード厚みよりかな
り大きく必要とされ、ブレード支持部よりブレードに給
電するとブレードによる電圧降下が大きくなり被帯電体
当接部の電位が低下してしまう。このために帯電ブレー
ドには背面電極を必要とし、その製造方法が検討されて
いる。
【0013】〔発明の目的〕本発明は上記に鑑みて、ブ
レード形態の接触帯電部材に関して該部材に対する背面
電極の形成を合理的になすことを目的とする。
【0014】また、本発明は、低コストでコンパクトな
帯電部材を提供することを目的とする。
【0015】〔発明の構成〕上記目的を達成するために
、本発明は、被帯電体を帯電する帯電部材において、電
極層が設けられたブレード部材と、このブレード部材を
支持する支持部材と、を有し、前記ブレード部材は前記
電極層形成後に前記支持部材に支持されることを特徴と
するものである。
【0016】また、本発明は、被帯電体を帯電する帯電
装置において、被帯電体と接触し、被帯電体の接触面に
対向する面に電極層が設けられたブレード部材と、この
ブレード部材を支持する支持部材と、を有する帯電部材
を備え、前記ブレード部材は前記電極層形成後に前記支
持部材に支持されることを特徴とするものである。
【0017】更に、本発明は、像担持体と、この像担持
体に像を形成する像形成手段と、前記像担持体を帯電す
る帯電手段と、を有する画像形成装置において前記帯電
手段は、像担持体と接触し、像担持体の接触面に対向す
る面に電極層が設けられたブレード部材と、このブレー
ド部材を支持する支持部材と、を有する帯電部材を備え
、前記ブレード部材は前記電極層形成後に前記支持部材
に支持されることを特徴とするものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】図2は本発明に従う接触帯電部材を用いた
接触帯電装置を像担持体の帯電処理手段として組み込ん
だ画像形成装置の一例の要部の概略構成図である。
【0020】1は像担持体としての回転ドラム型の電子
写真感光体(いか、感光ドラムと記す)である。
【0021】この感光ドラムは、表層の有機光導電層1
aと有機光導電層1aを支持するアルミニウム等の接地
された導電性基体1bとからなる。
【0022】感光ドラム1は矢印Aの時計方向に所定の
周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。
【0023】感光ドラム1はその回転過程で後述する接
触帯電装置のブレード部材としての帯電ブレード2によ
り、所定の極性、所定の電位に均一帯電される。
【0024】次いで、その感光ドラム1の帯電処理面に
露光部にて目的の画像情報に応じて露光L(原稿画像を
結像露光するアナログ光学系による露光、レーザービー
ムスキャナやLEDアレイ等を含むデジタル光学系によ
る走査露光など)を受けることで目的の画像情報に対応
した静電潜像が形成される。
【0025】その形成潜像は次いで現像装置7によりト
ナーで正規あるいは反転現像される。
【0026】一方、不図示の給紙機構部より転写材Pa
が給送され、レジストローラ10により所定のタイミン
グにて感光ドラム1と転写手段としての転写ローラ8(
例えば、コロナ帯電器などでも良い。)との間(転写部
)に給紙され、その給紙転写材Paに対して感光ドラム
1側の形成顕画像が順次に転写されていく。
【0027】転写部を通過した転写材Paは感光ドラム
1面から分離され、搬送手段11により不図示の定着装
置に導入されて像定着を受ける。
【0028】転写後の感光ドラム1面はクリーニング装
置9により残留不要物の除去を受けて清掃され、繰り返
して作像に供される。
【0029】本例の画像形成装置は、感光ドラム1・帯
電ブレード2・現像装置7・クリーニング装置9の4つ
のプロセス装置についてそれらを互いに所定の位置関係
をもって一括して組み込んだプロセスユニット6として
構成してあり、該プロセスユニット6は画像形成装置本
体内に支持レール12・12に沿って図面に垂直の方向
に挿入して装着することができ、逆に画像形成装置本体
外へ着脱自在である。このプロセスユニット6は現像装
置7を備えていなくても良く、少なくとも感光ドラム1
と帯電ブレード2とを備えていれば良い。
【0030】プロセスユニット6を画像形成装置本体内
に十分に挿入して装着することにより、装置本体側とプ
ロセスユニット6側とが機械的・電気的に相互カップリ
ングし画像形成装置として作動可能状態となる。
【0031】図1は上述図2の画像形成装置の接触帯電
装置部分の模型図である。
【0032】接触帯電部材としての帯電ブレード2は、
例えば、107〜109Ωcm程度に抵抗をコントロー
ルされたヒドリン・EPDM(エチレン、プロピレン、
ジエンの3元共重合体)・ウレタン等の厚さ1〜2mm
弾性を有するゴムブレードを基体2a(導電性弾性部材
)としており、鋼板等の導電性剛体支持部材(支持体)
4にブレード基部側を接着剤13で一体に取り付けて保
持させてあり、ブレード自由長l(ブレードの支持部先
端とブレードの感光ドラム当接部までの長さ距離)を4
〜15mm程度、感光ドラム1に対する当接角θ(ブレ
ード先端部と、ドラム上にブレードが当接している点で
のドラムの接線のうちブレード当接点よりドラム面移動
方向下流側の線と、のなす角)を8°〜25°程度、当
接圧4〜40gr/cm程度に設定して、ブレード先端
部を感光ドラム1の回転に対してカウンタ方向に当接(
当接角が鋭角)させてある。帯電ブレード2の感光ドラ
ム1に対する当接はドラム1の回転に対して順方向(当
接角が鈍角)にすることもできる。
【0033】導電性弾性部材2aの感光ドラム1との当
接面の対向面(ブレード背面側)には102〜103Ω
cmの背面電極3をポリウレタン等の導電塗料のプリン
ト処理で形成してあり、この背面電極3と導電性弾性部
材2aの前記導電性剛体支持部材4とは導電塗料14を
介して接合されて電気的に導通している。電極層として
は105Ωcm以下のものが使用可能である。このよう
に接触帯電部材は電極層3及び導電性弾性部材2aを備
えた帯電ブレード2と、支持部材4と、を有する。
【0034】5は帯電部材に対する電圧印加電源であり
、この電源5により導電性剛体支持部材4に対して、例
えば、感光ドラム1の所要電位に応じたDC電圧、もし
くは帯電均一性を得るために帯電ブレードと感光ドラム
とで決まる放電開始電圧(VTH)の2倍以上のピーク
間電圧を有する交番電圧と上記DC電圧を重畳させたバ
イアスが供給される。上記放電開始電圧とは接触帯電部
材である帯電ブレードと被帯電体である感光ドラムとの
間にDC電圧のみを印加したとき感光ドラムの帯電が開
始するそのDC印加電圧値である。
【0035】上記重畳バイアスは、同期的にその電圧値
が変化する電圧であって、例えば正弦波交流電圧でも良
いし、DC電源を同期的にON、OFFさせて形成され
る矩形波交流電圧でも良い。
【0036】上記のように導電性剛体支持部材4に対し
てバイアス電圧を印加することで該支持部材4、この支
持部材と背面電極3を接合している導電塗料、背面電極
3の径路で導電性弾性部材2aに給電され導電性弾性部
材2aと感光ドラム1の当接部に電界が生じて感光ドラ
ム1面が所定の極性、所定の電位に均一に帯電処理され
る。
【0037】図3(A)において、帯電ブレード2の基
体としての導電性弾性部材2aは、所定サイズの帯電ブ
レードの2枚分サイズのもので、その長手中央軸線C−
Cを境にして切断すると、所定サイズの帯電ブレード基
体が2枚できる。
【0038】この2枚分サイズの導電性弾性部材2aの
背面に長手中央軸線C−Cを境に左右対称に斜線で示し
た略十字形パターン領域のように背面電極層3を導電性
塗料のプリント処理でパターン形成してある。
【0039】そして、該2枚分サイズの導電性弾性部材
2aの左右両辺部に夫々左右対称に導電性剛体支持部材
4・4を接着剤13で一体に接合した後、導電性弾性部
材2aを長手中央軸線C−Cを境にして切断して2分割
することで、2個の帯電ブレードが得られる。
【0040】上記のようにブレード2に電極層3を形成
した後、導電性弾性部材2a及び電極層3を切断する事
により、図3(B)の如く切断面C1で精度よく作成で
きる。
【0041】背面電極層3はブレードの背面全面に形成
される必要はなく、本例の略T字形パターン(切断C−
C後のパターン)のように、ブレード2の感光ドラム1
との先端側当接部に対応するブレード背面部分と、その
部分と給電側である支持部材4とを導通させる連絡部分
とがあれば足りる。
【0042】図3(C)の如く接合−切断後に導電性弾
性部材2aの背面に電極層3′を塗布コートして形成す
ると符号3″の如く当接部近傍へのコート電極層材料の
回り込み等により、かえってリークを起こすことになる
場合があった。
【0043】図4は帯電ブレード2の基体としての導電
性弾性部材2aを所定サイズの帯電ブレードを8枚とれ
るサイズとし、その8枚分サイズの導電性弾性部材2a
の背面に斜線で示した格子もしくは井桁パターン領域の
ように背面電極層3を導電性塗料のプリント処理でパタ
ーン形成したものである。
【0044】この導電性弾性部材2aをF−F線とG−
G線において切断処理することで図3(A)の2枚分サ
イズの帯電ブレード2を4枚作成し、それ等に対して夫
々図3(A)と同様に支持部材4・4を接合し、2分割
カットすることで、都合8個の帯電部材が作成できる。
【0045】以上8枚分のサイズのブレードをカットし
たが同様にもっと多数のブレードを作成することもでき
、多いほど量産性が向上する。
【0046】また、上述したように導電性弾性部材に電
極層を形成した後に、これらを支持部材に接合するので
逆に接合後に電極層を形成した場合に比べて量産性が向
上する。更に、接合後にマスキングして任意の電極のパ
ターンを形成するのも難しいので電極層形成後に接合を
行うのが好ましい。
【0047】図5の如く、導電性弾性部材2aに電極層
3を形成してから1枚づつブレード2を作成し切断した
後に支持部材4の位置基準Kに応じて帯電ブレード2を
支持部材4に接着剤13で接合しても良い。この例にお
ける背面電極パターン3はブレード背面においてブレー
ド先端辺に沿う部分と左右の側辺に沿う部分との略コ字
形パターンとしている。
【0048】図6(A)・(B)のものの如く、帯電ブ
レードの感光ドラム当接母線方向においてn・n′部分
に非電極層部分を設けることでドラム1母線方向におい
て感光ドラム幅が帯電ブレード幅と同じかやや大きいこ
とにより生じる帯電ブレード2の左右端面21・21で
のドラム1の導電性基体に対する電荷クリーク現象が効
果的に防止される。
【0049】即ち感光ドラム1の母線方向において画像
(トナー像)形成領域巾(画像巾)をJとしたとき、画
像巾J<背面電極巾L<帯電ブレード巾Mの関係となる
【0050】なお、以上帯電ブレードの基体としてゴム
ブレードで説明したが、帯電ブレードの基体はシート材
やフィルム材であっても良く、背面電極層3の作成、構
成は同様である。
【0051】図7は、導電性弾性部材であるゴムブレー
ド2aと導電性剛体支持部材4との接着面を変えた帯電
部材(A)・(B)の2種の断面を示している。図7に
おいて、(A−1)は導電性弾性部材2aの感光ドラム
1との当接面15を接着面とし、(B−1)は導電性弾
性部材2aの感光ドラム1との当接面と対向している面
(裏面)であり、かつ電極層を設けている面17を接着
面としたものである。また、電極層3と支持部材4とは
導電塗料14を介して接合されて電気的に導通している
。図7の(A−1)と(B−1)との両者帯電ブレード
2を比較して背面電極3と導電性剛体支持部材4との間
に導通をとる導電塗料14の塗布の容易性を考えると、
図7より明らかなように(B−1)の帯電ブレード2の
方が優れている。
【0052】つまり、(B−1)の帯電ブレード2は、
導電性剛体支持部材4と背面電極3との距離がほとんど
ない(接着剤13の厚み分)こと、そして、導電塗料1
4を塗布する位置が(A−1)のブレードのように奥ま
った位置でないことにより、作業性が大幅に良く、また
必要な導電塗料14の量も少なくて済む。よって、帯電
ブレード2の接着面は感光ドラム1の当接面の対向面(
裏面)とする方が望ましい。加えて、別の観点からも、
接着面は当接面の対向面とした方が良い。以下その理由
を説明する。図7の(A−2)と(B−2)は帯電ブレ
ード2が、所定の圧力で感光ドラム1へ当接されており
、感光ドラム1より当接力の反力として力Yを受けてい
る様子を示している。仮に接着剤13の接着力が低下し
て力Yでブレード2と支持部材4の接着部の剥離が生じ
てしまったとすると、(A−2)においては図のαの位
置で、(B−2)においては、図のβの位置で剥離が生
じる。(A−2)の帯電ブレード2がαの位置で剥離し
てしまった場合、当接圧が低下して、安定した当接を行
うことが不可能となり、帯電不良等の弊害を発生してし
まう。しかしながら(B−2)の帯電ブレード2がβの
位置で剥離しても、当接圧には影響を与えず、安定した
画像を得ることができる。
【0053】よって、接着強度の点及び万が一接着力の
低下によって剥離が少し生じた際においての安定性の点
においても帯電ブレード2の接着面は、図7の(B)に
示すように感光ドラム1との当接面の対向面(裏面)で
あることが望ましい。
【0054】また、図8に示すように、接着面を背面電
極3と同一面とし、導電性接着剤18を用いることによ
って以上に説明してきた導電塗料14を塗布することな
く導電性弾性体2aと導電性剛体支持部材4との導通を
とることが可能となり、製造工程の短縮が可能となる。 更に、図8に示すように導電性弾性部材2aの感光ドラ
ム1当接面側に弾性部材2aよりも体積抵抗率の高い抵
抗層19を被覆することはリーク防止に対して好ましい
。この抵抗層19はブレードを所定サイズにカットする
前に形成してカットすることにより精度を出せば良い。
【0055】上記に説明したように、帯電部材の導電性
弾性部材2aにあらかじめ背面電極3を作成した後に導
電性剛体支持部材4に接着することにより、■量産性が
向上し、■電極層のパターンを精度良く容易に形成でき
る。また、背面電極3と同じ面を導電性剛体支持部材4
に接着することによって、■製造工程を短縮でき、■安
定した接着が可能となった。また、電極3を支持部材4
に接着した後、導電性弾性部材2a及び電極3を切断す
ることにより、この切断されたブレードエッジと被帯電
体である感光ドラム面に当接する際のエッジ精度・寸法
精度が向上した。さらに感光ドラム母線方向において帯
電ブレード幅より背面電極幅を小さくすることによって
、ブレード左右端面からのリークも容易に防止可能とな
った。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブレード部材に電極層を形成した後に支持部材に支持さ
れるようにしたから、電極層の形成を合理的にできると
共に、低コストでコンパクトな帯電部材を提供すること
ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】接触帯電装置の帯電ブレード部分の模式図。
【図2】帯電ブレードを使用した接触帯電装置を組み込
んだ画像形成装置の一例の概略図。
【図3】帯電ブレード作成要領説明図。
【図4】帯電ブレード8枚取りサイズのゴムブレードの
背面に形成した背面電極パターンを示す図。
【図5】帯電ブレードの他の構成例の平面図。
【図6】更に他の帯電ブレードの構成例の説明図。
【図7】導電性弾性体と導電性剛体支持体との接着面を
変えた2種のブレードの断面図。
【図8】帯電ブレードの他の構成例の断面図。
【図9】電荷抜け現象の説明モデル図。
【符号の説明】
1  感光ドラム 2a  導電性弾性体 3  背面電極 4  導電性剛体支持体 5  バイアス電源 13  接着剤 14  導電塗料 16  導電接着剤

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被帯電体を帯電する帯電部材において
    、電極層が設けられたブレード部材と、このブレード部
    材を支持する支持部材と、を有し、前記ブレード部材は
    前記電極層形成後に前記支持部材に支持されることを特
    徴とする帯電部材。
  2. 【請求項2】  前記ブレード部材の前記支持部材の支
    持面が前記電極層が形成された面であることを特徴とす
    る請求項1に記載の帯電部材。
  3. 【請求項3】  前記帯電部材は、前記ブレード部材を
    前記支持部材に接着支持させる導電性接着剤を有するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の帯電部材。
  4. 【請求項4】  前記支持後、前記ブレード部材は所定
    サイズに切断されることを特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の帯電部材。
  5. 【請求項5】  前記被帯電体の母線方向において、前
    記電極層の幅は前記ブレード部材の幅より小さいことを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の帯電部材
  6. 【請求項6】  前記支持部材は、導電性を有する剛体
    であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記
    載の帯電部材。
  7. 【請求項7】  前記ブレード部材は弾性を有すること
    を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の帯電部
    材。
  8. 【請求項8】  被帯電体を帯電する帯電装置において
    、被帯電体と接触し、被帯電体の接触面に対向する面に
    電極層が設けられたブレード部材と、このブレード部材
    を支持する支持部材と、を有する帯電部材を備え、前記
    ブレード部材は前記電極層形成後に前記支持部材に支持
    されることを特徴とする帯電装置。
  9. 【請求項9】  前記ブレード部材の前記支持部材の支
    持面が前記電極層が形成された面であることを特徴とす
    る請求項8に記載の帯電装置。
  10. 【請求項10】  前記帯電部材は、前記ブレード部材
    を前記支持部材に接着支持させる導電性接着剤を有する
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の帯電装置。
  11. 【請求項11】  前記支持後前記ブレード部材は所定
    サイズに切断されることを特徴とする請求項8から10
    のいずれかに記載の帯電装置。
  12. 【請求項12】  前記被帯電体の母線方向において、
    前記電極層の幅は前記ブレード部材の幅より小さいこと
    を特徴とする請求項8から11のいずれかに記載の帯電
    装置。
  13. 【請求項13】  前記ブレード部材は前記接触面と逆
    側の面が前記支持部材に支持されることを特徴とする請
    求項8から12のいずれかに記載の帯電装置。
  14. 【請求項14】  前記支持部材は、導電性を有する剛
    体であることを特徴とする請求項8から13のいずれか
    に記載の帯電装置。
  15. 【請求項15】  前記ブレード部材は弾性を有するこ
    とを特徴とする請求項8から14のいずれかに記載の帯
    電装置。
  16. 【請求項16】  像担持体と、この像担持体に像を形
    成する像形成手段と、前記像担持体を帯電する帯電手段
    と、を有する画像形成装置において、前記帯電手段は、
    像担持体と接触し、像担持体の接触面に対向する面に電
    極層が設けられたブレード部材と、このブレード部材を
    支持する支持部材と、を有する帯電部材を備え、前記ブ
    レード部材は前記電極層形成後に前記支持部材に支持さ
    れることを特徴とする画像形成装置。
  17. 【請求項17】  前記ブレード部材の前記支持部材の
    支持面が前記電極層が形成された面であることを特徴と
    する請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】  前記帯電部材は、前記ブレード部材
    を前記支持部材に接着支持させる導電性接着剤を有する
    ことを特徴とする請求項16又は17に記載の画像形成
    装置。
  19. 【請求項19】  前記支持後、前記ブレード部材は所
    定サイズに切断されることを特徴とする請求項16から
    18のいずれかに記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】  前記像担持体の母線方向において、
    前記電極層の幅は前記ブレード部材の幅より小さく、前
    記像担持体の画像幅より大きいことを特徴とする請求項
    16から19のいずれかに記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】  前記ブレード部材は、前記接触面と
    逆側の面が前記支持部材に支持されることを特徴とする
    請求項16から20のいずれかに記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】  前記支持部材は、導電性を有する剛
    体であることを特徴とする請求項16から21のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】  前記ブレード部材は弾性を有するこ
    とを特徴とする請求項16から22のいずれかに記載の
    画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5557375A (en) * 1994-08-26 1996-09-17 Minolta Co., Ltd. Contact type charging device and image forming apparatus having the same

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